ラノベ原作で小悪魔なおすすめアニメランキング 2

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早速見ていきましょう!

70.5 1 ラノベ原作で小悪魔なアニメランキング1位
新妹魔王の契約者(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (944)
6695人が棚に入れました
「お前、妹が欲しいって言ってたよな」高校生の東城刃更に再婚宣言した父は、義理の妹になる女の子二人を連れて同居させた。そして自分はあっという間に海外出張へ行ってしまう。澪と万理亜、二人の少女は父が家を離れるや態度を一変させ、刃更を圧倒しようとする。二人の正体は、新米な魔王とサキュバスだった! だが刃更と主従契約を結ぼうとして誤って逆契約、刃更がマスターの立場になってしまい!?——最強契約者のディザイア・アクション。

声優・キャラクター
中村悠一、朝井彩加、ブリドカットセーラ恵美、福原香織、浅川悠、藤原啓治、杉田智和、野水伊織、井上剛、平川大輔、吉田聖子、津田健次郎
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本作の「正しい」楽しみ方とは…?

原作・上栖綴人のラノベ。作者の前作は『はぐれ勇者の鬼畜美学』
本作を皮切りに、ラノベ同梱OVA、第二期(BURST)、さらに新作OVA(DEPURTURES)も発売されている。
ハーレムバトル微エロ系のアニメとしては、恐らくハイスクールDxDに次ぐ成功作だろう。
あにこれの評価点数はそれほど高くないが、それは女性視聴者は確実に忌避する作品だからだろう…。

個人的にはなかなかの良作。
バトル要素はそれなりに良いし、ストーリーもシリアス展開と(ロリエロサキュバスのおかげで発生する)微コメディ展開をうまく織り交ぜ、
テンプレ通りの王道展開とはいえ、仕上がりは上々。
さらにヒロイン娘も可愛い!作者の前作「はぐれ勇者の鬼畜美学」と比較して、格段にヒロインの可愛さが向上しており、
その点だけでも(自称えっちぃアニメ研究家の)小生は大満足。
ヒロインキャラの紹介は以下のとおり。
{netabare}
成瀬澪(CV-日笠陽子)
先代魔王の娘で、主人公の義妹。超巨乳で胸が性感帯。魔王から受け継いだ絶大な魔力を持つが、まだ覚醒していない模様。「100回殺すわよ!」が決めゼリフのツンデレだが、時折発生する催淫時、上気した頬で「…お兄ちゃん…♡」とデレる姿は愛らしい。

成瀬万理亜(CV-福原香織)
澪に仕える魔族で正体は淫魔(ロリエロ)サキュバス。主人公の義妹でロリっ娘。淫魔だけあってえっちぃこと大好き。澪と主人公の主従契約を締結させた張本人。主人公と澪のえっちぃシーンをビデオに録りだめして楽しんでいる模様。本作のギャグ要素担当でキーパーソン。

野中柚希(CV-ブリドカットセーラ恵美)
主人公の幼馴染で勇者の一族。性感帯はお尻。冷静な口調だが、興奮すると関西弁に。澪にヤキモチを焼き、主人公に「澪と同じことをして♡」と迫る。戦闘力も高く、個人的には一番可愛い娘。

ブリドカットセーラ恵美の少し訛っている関西弁が個人的には可愛くてツボ。
久遠寺右京(らんま1/2; CV-鶴ひろみ)の関西弁に近い。
このイントネーション、少し京都寄りの「はんなりした」関西弁に聞こえるなぁ。
{/netabare}

そして、本作の代名詞とも言える、ハーレム&えっちぃ描写…
いや〜、ごっつーえっちぃ作品でしたわ(笑)。
えっちぃ描写という観点では、ハイスクDDよりエロい。
もう設定から展開から、ザ・エロアニメ。
各話必ず1度はお色気描写を入れることを義務付けられているのか…?
もはやえっちぃシーンのためにストーリーが作られている、と言っても過言ではない。
{netabare}ロリエロサキュバスの悪知恵により、魔王の娘と主従関係を締結。
下僕と化した魔王の娘、さらには勇者の幼馴染娘とイチャイチャして、色んなところを弄って、気持ちよくさせれば(=絶頂を感じさせれば)絆が強くなり、下僕の力も強くなる…そしてロリエロサキュバスはそんなシーンを嬉しそうに録画!{/netabare}

「そんなわけあるか〜い!」
「そんな馬鹿な〜!(笑)」
「ま、まじでか!?」

という心の声が何度も外に漏れましたよ…

本作がバトルアニメではなくてエロアニメと称されてしまう理由…
それは、ヒロインの澪が{netabare}えっちぃ亊を主人公・刃更にされて気持ちよくなって{/netabare}強くなっていく…はずなのに、
大して強くなっているようには見えない。
バトルアニメの黄金展開は、『苦戦・敗北→修行などの強化ポイント→リベンジで成果を見せて勝利』という流れが大原則。
その流れになって、初めて修行の意味が生まれる。
なのに本作、修行({netabare}という名のえっちぃ愛撫{/netabare})しても、大して強くなっている印象を受けない。そういったバトル展開ストーリーになっていない。
故に、ただえっちぃ行動とえっちぃ画像を堪能するだけになってます。
(ただし、{netabare} この愛撫による強化イベントは最終2−3話の伏線となっています。が、そんなことに気づいたのは2週目からでした。{/netabare})

…えぇ、もうそれで良いんです。この作品は。
えっちぃシーンを堪能するための最低限のストーリーさえあれば!
本作の正しい楽しみ方…それは、バトルやストーリー展開を重視して視聴しないこと。
それらの要素が陳腐に見えてしまい(いや、実際大したことないんだけど…)、
結果としてえっちぃシーンが完全に浮いて見えてしまいます。
そうなると完全に駄作です。

むしろ、えっちぃシーンを見るために視聴してください!すると…
「あれ、意外とストーリーもあるやん?」
「えっちぃシーンもよかったけど、それだけじゃないかも…?」
といった感じで楽しむことができます。
つまり、最初からストーリーに対する期待値を下げておけば、そこそこストーリーも楽しめるえっちぃアニメに大変身!

ちょうど「ToLOVEる・もっとToLOVEる」から続けて「ToLOVEる ダークネス」を視聴した感覚に似ていますね。
ただえっちぃシーンを堪能するためのアニメ…のつもりで視聴したら、「あれ、こいつ、ストーリーもあるんじゃね?」みたいな。

…あ、でも本作視聴時は一人暮らしで誰にも邪魔されない環境か、イヤホン着用をお勧めします。
イヤホン着用時は、家族の足音が把握できる音量で♡
迫る足音に気付かず、ニヤけている視聴現場を母・嫁・姉妹・娘に見られるとOUTです(笑)

にしても刃更くん、{netabare}あれだけいろいろ絶倫王者の如く娘たちを絶頂に導いているのに、
君は一切煩悩の片鱗も見せない。ただ弄って気持ちよくさせているだけ。
可愛い義妹と下僕を気持ちよくさせるだけで満足したのか…もはや全ての煩悩を捨て去った僧侶のよう…
奉仕するだけ奉仕して何も見返りが返ってこない…{/netabare}本当の奴隷契約はあなたですよ♡

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12

アニメ中毒@中学生 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2015年冬アニメ最大の見どころ!

僕はコミックス3巻、ラノベは5巻まで読みました。
主人公である刃更(ばさら)は妹を2人連れてこられます。
なんとその正体は魔王の娘とその側近!危うく命を狙われますが...なんと刃更は
勇者の一族でした!そこからなんやかんやあって家族になることにw
主従の契約を結びそれを破った罰は...なんと催淫!それもそのはず側近はあのサキュパスだった!かなりHでかなり戦う!技は少し中2病っぽい名前なので
男は興奮すること間違いなし!
是非見てみて下さい!!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4

KEIMA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【 新妹魔王の契約者 】

大学の隣人部部長の俺は、幹事長の准教授から
コードネーム「リア王」と呼ばれている。
つまり、リア充を遥かに超越した存在という意味らしいのだが、
表向きはアニオタとして売り出しているので、厳密な分類は、
リアニ充だと思う。ww

リア二充とは、リア充とアニオタの双方の側面を持つ
という意味の勝手な造語です。爆

さて、最近リアルにかまけていた俺だったが、
やはり、俺には正統派ハーレム系アニメの
充電が必要と考えて、作画だけをみてこの作品の視聴を決めた。
はっきり言って、コテコテのこの展開に、
ハーレム系アニメの完成形を見た!!と感じた。ww
※おおげさなぁ。。

3人の女性が主人公の刃更と関係してくる設定に、
思いっきりリアルがシンクロしていた気がする。
澪に関しては、妻のような印象を持ったし、
何と言っても柚希に関しては、俺の第一彼女Yのように
上品さと儚さとしおらしさの中に、
凛とした強い愛情を持っていたように思う。
どう見てもロり系の万理亜の印象は、
23歳年下の第二彼女Tとかぶりまくりだ。
「奥さんやYさんや私に癒されてください。」と
言って来るあたりの小悪魔要素が、
まさに万理亜と同じサキュバスだ。。爆
まぁ、アニメの中の万理亜よりは、もう少し純朴な子なのだが。

ハーレム系アニメでも、ハーレム系リアルでも
主人公にとって大切な要素は、「強い信念」を持っている事だと思う。
それでも失敗はあるのだけれども、
失敗しても主人公は折れてはいけない!!
そもそも、折れた時点でアニメがエンディングを
むかえてしまうだろうがぁ~!ww

とにかくハーレム系アニメの主人公に共通して言えることは、
絶対に心が折れないという事。
失敗しても、負けても、歯を食いしばって立ち上がれない奴が、
主人公になれるはずがない。

しかし最近、なんでアニメを観ると癒されるのか分かった気がする。
それは、単純に「キャラが可愛Wii~♪☆★☆彡」からだ。爆
俺は、じーっとアニメを観て考えた。。
例えば、柚希のような子ってリアルに居るかなぁ?
と考えたとき、「そうそう居るはずがない。」という結論に達した。ww

例えバーチャルであっても、これだけ可愛い子を沢山愛でていたら、
そりゃ~!それなりに、心が癒されて当然だなぁ。。と思った。
しかし、アニメでもリアルでも女子って正義だ。爆

そんな意味不明な事を会社で熱弁していると
「コンプライアンス違反」と言われるが、俺は必ずこう切り返す。。
「俺が規約たい!!」っち。ww

だけど俺は、Yの家に遊びに行くときに笑顔で
行ってらっしゃいと手を振ってくれる妻を尊敬しているし、
息子と回転寿司に行ったと楽しそうに話すと、Yも行きたい!って言う、
甘えん坊なYを可愛く思うし、メールでいつも励ましてくれる
Tの純朴さに触れていると、忘れてしまった何かを思い出させてくれる。

新妹魔王の契約者。。つまり、彼女たちが俺の契約者に違いない。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

75.9 2 ラノベ原作で小悪魔なアニメランキング2位
ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (409)
1718人が棚に入れました
「Fate/Zero」において、征服王イスカンダルとともに第四次聖杯戦争を駆け抜けた少年ウェイバー・ベルベット。時を経て少年はロード・エルメロイの名を受け継ぎ、「ロード・エルメロイII世」として、魔術師たちの総本山・時計塔で魔術と神秘に満ちた様々な事件に立ち向かう―――。

声優・キャラクター
浪川大輔、上田麗奈、小野大輔、水瀬いのり、松岡禎丞、山下誠一郎、小林裕介、平川大輔、伊藤静

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

Fateシリーズの研究論文

原作も面白いし、アニメ化を望んでいたので、アニメ化は嬉しかったですが、物語についていけるのかという不安もありました。
私自身がFateに疎くて、理解しきれない部分が多くあったためです。
色んな派生作品からキャラをそのまま引っ張ってきているので、そのキャラのバックボーンは別の派生作品を見なければいけなかったり、マジ卍。
しかし蓋を開けてみたら、美しい背景、独特な世界観は分からなくても雰囲気が楽しめるアニメになっていました。

メインスタッフに感謝。

物語はアニメオリジナルと魔眼蒐集列車(レールツェッペリン)の構成でしたが、上手い具合に剥離城アドラと、相貌塔イゼルマが補完されていて原作より理解しやすいです。

解体して再構築。ワイダニット、なぜなのか。はロードエルメロイ二世お得意のものですが、著者自身の解釈でもあります。
無数に散らばるFateの世界線の中で辻褄を合わせて整理、主張、問いかけしたものが、このロードエルメロイ二世の事件簿の本質だと思ったので、アニメの構成も納得がいきます。

著者は本当に考察と応用が上手い。
レンタルマギカが一番ですけど、まほ嫁の番外編 魔術師の青も面白いですよ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 8

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

やっぱり、スピンオフは予習が必要ですよね(苦笑)

予習無しで第1話を視聴して、冒頭から「???」となってしまったので・・・。

『Fate/stay night』
→『Fate/stay night:Unlimited Blade Works』
→『Fate/Zero』
の順で一気見視聴してから、再度、本作を視聴開始。


第1話冒頭から、感動で胸が熱くなる。
ウェイバーのイスカンダルへの想い。
最終話は涙無しには見られませんでした。
ここが物語の柱の一つになっていきます。
そのため、最低でも『Fate/Zero』は視聴してから、本作を視聴されることをお勧めします。

魔術絡みの事件を解決していく物語。
だけど、いわゆる「推理物」とは異なります。
なぜなら、魔術の何たるかを理解していない我々には、解決の糸口さえも掴めないからです。
そのため、「推理物」を期待していると、確実に裏切られることになると思います。

だけど、この作品に関しては、それでいいんだと思います。
この作品に関しては、楽しむべきポイントが別にあると思うからです。

圧倒的な背景の美しさ。
バトルシーンの美しさ。
豪華声優陣が紡ぐテンポの良い掛け合い。
本編の世界観とマッチしたOP/ED。

これらが作り出す雰囲気が非常に心地良い作品です。
続編を期待して待ちたい作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 34
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

贖罪の先に<追記;特別編>

第四次聖杯戦争から10年。
ロンドン時計塔に戻ったウェイバー・ベルベット。
あのイスカンダルの大きな背中を追う日々。
ロード・エルメロイⅡ世に名を変え、難事件を解き明かす。

ジャンルで言うと、ミステリー。
魔術要素が入るので、ホラー的でもある。
全体に暗く、落ち着いた雰囲気に魔術の本場イギリスを感じます。
美しい作画にこなれた会話、主題歌を含めセンスの塊の作品といえるでしょう。

それにしても、あのウェイバーがねぇ。
成長したもんだ。
冷静な推理力で事件を解決。
でも、たまにドジで感情的な所はやっぱり三つ子の魂百までです。

彼に寄り添う影持つ少女グレイ。
目深にかぶったフードに神秘性を感じます。
エルメロイⅡ世を師匠と仰ぎ、絶対服従。
いったい、彼らの身に何があったのか?

グレイの持つ、{netabare}アーサー王の{/netabare}宝具。
グレイの詠唱により、{netabare}サーバントを超える{/netabare}力が。
グレイブ・レイブ・クレイブ・デクレイブ
グレイブミー・グレイブフォーユー

地を這う力強い言葉。
冷徹かつ大胆なアクションは凄まじく恰好いい。
それに反し、常はスーパーシャイに優しい声。
そのギャップに私はメロメロです。

物語の後半は魔眼蒐集列車に収束。
{netabare}イスカンダルに関係するフェイカー?{/netabare}
グレイの出生も含め様々な疑問が。
さらなる続編に期待です。

<追記;特別編>
{netabare}新作特別編はガッツリ2話分。
久し振りに楽しめました。

今回、ロードエルメロイⅡ世は、ほぼウェイバー・ベルベットの姿。
Fate/Zero感をひしひしと感じました。

いじられまくるウェイバー。
額の血管ピキピキ状態です。
それでも、魔術的推理が冴え渡っています。

グレイも十分堪能できました。
詠唱中のグレイのかっこいいこと。
惚れなおしました。

ちょっとだけ悲しい結末。
でもそれは、ある女性のウェイバーとの決別。
ホームでの別れ、爽やかでした。{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 29
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