1968年度のモノクロTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の1968年度のモノクロ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月26日の時点で一番の1968年度のモノクロTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.2 1 1968年度のモノクロアニメランキング1位
ゲゲゲの鬼太郎 [第1作](TVアニメ動画)

1968年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (22)
170人が棚に入れました
強い妖力と正しい心を持つ幽霊族最後の少年・ゲゲゲの鬼太郎。お化けにゃ学校も試験も何にもないというわけで、いつもは気楽にのんびりと暮らしている。だが、ひとたび妖怪ポストに救いを求める手紙を投げ込めば、カランコロンという下駄の音と共に彼はやってくる。知恵袋は目玉の姿をした父親、武器は霊毛で編んだ先祖の形見のちゃんちゃんこ、そしてリモコン操作のように自由自在に飛ばすことの出来るゲタだ。鬼太郎は人間のために、次々に現れる不気味で手強い妖怪と激闘を繰り広げる

声優・キャラクター
野沢雅子、大塚周夫、田の中勇

たこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

誰かも知る妖怪アニメの第一作

勧善懲悪の『鬼太郎さん』とは違う初期作品
モノクロアニメの代表作の一つ。
白黒だからこそ映える演出はとても60年代とは思えないクオリティ
音楽・効果音とのバランスも良く水木先生の描く迫力が再現されている上
『敵妖怪』ではなく人間と敵対する話も多く
正直言ってちょっと怖く感じる所も多いかもしれない。
なんだか幼心に折り畳み入道がとても怖かった思い出があります。
原作と比較すると若干マイルドだがそこはご愛嬌
時代背景のせいもあるが登場する人間が非常に貧乏臭く人間臭くて素晴らしい

余談だが声優は3期以降とは違い野沢雅子さんが担当されている
おいおい悟空かよと思われるかもしれないが
これがなかなかマッチしていて個人的には一番好きである

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

怪作「墓場の鬼太郎」のアニメ化。レジェンド級のエピソードがずらりと並ぶ。

1968~1969年放送のテレビアニメ 白黒作品 全65話

原作 水木しげる 制作 東映動画

貸本版「墓場鬼太郎」をベースに少年マガジンに連載された「墓場の鬼太郎」のアニメ化。
テレビ放送に当たってタイトルは「ゲゲゲの鬼太郎」に変更。

墓場の鬼太郎は貸本版のような社会風刺やダークヒーロー的な面は無くなりましたが、
正義感の強いヒーロー鬼太郎のピンチに次ぐピンチで壮絶な作品になりました。

妖怪の造形は伝説ですね。
テレビ版はややソフトになりましたが、毎回のように生死をさまよう鬼太郎の姿は、
子供たちに強い印象を残したと思われます。

5~6話「大海獣」 巨大な化物になり果てた鬼太郎と搭乗型ロボットの激突
10~11話「妖怪大戦争」 西洋妖怪軍団との戦い。鬼太郎が操られる
15~16話「吸血鬼エリート」 恐ろしい原作ストーリーをややソフトに
21~22話「妖怪獣」 たぬき妖怪の人類侵略 鬼太郎連続ピンチ

他に猫娘登場の20話「猫娘とねずみ男」など、
ほとんどすべてのエピソードがレジェンド級です

レトロアニメで白黒作品ですが、アニメ史に興味がある人なら、
避けては通れない名作中の名作だと考えています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

1作目はちゃんと覚えていません(笑)

私が子供の本当に幼い頃、まだ物心がつくかつかない頃に見て泣いた覚えがあります。(笑)本当に怖かったんですってば(笑)
色も付いてないしー

そして2作目、3作目は再放送でなんどもやっていましたね、こちらは飽きずに見ていたような気がします。

日本を代表するホラー(とはちょっと違うような気がします)アニメ
んー伝奇アニメって書いたほうがいいのかな?

昭和から平成も終わろうという頃まで忘れられないっていうのは凄いと思います
水木しげる先生凄い!
目玉のおやじもねずみ男も猫娘も砂かけばばあも子泣き爺も一反木綿も塗り壁も語り継がれて行くんでしょうねー、もう日本の童話っていって良いような気がします(笑)

ちなみに原作の墓場の鬼太郎はアニメよりもっと怖かったです(笑)

今放送中の鬼太郎もいいですが機会があったら一度古いゲゲゲの鬼太郎もご覧あれ

全てのアニメに携わる人に感謝を!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

計測不能 2 1968年度のモノクロアニメランキング2位
ファイトだ!ピュー太(TVアニメ動画)

1968年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (3)
13人が棚に入れました
『かみなり坊や ピッカリ★ビー』と同じ漫画家ムロタニ・ツネ象による、『週刊少年サンデー』に連載された科学冒険ギャグ作品をアニメ化。本作の製作は毎日放送の系列会社・放送動画制作で、同社は元・東映アニメーション(当時は東映動画)の関係者が集まって本編製作を担っていたが、本作が同社における事実上の最終作品となった。今野ピュー太は祖父のツルリ博士のもとで研究の助手を務める少年だ。そんなツルリ博士の発明を狙い、ワルサー7世ら悪人たちが今日も暗躍する。だがピュー太や博士もだまってはいない。博士は衝撃を受けるとコンピューターのごとき頭脳となる特性を発揮。この博士の頭脳にあわせ、ピュー太も持ち前の行動力と機転を活かして難事件を乗り越えるぞ!本作は再放送の機会もめぐまれず、20世紀の末ごろは半ば伝説的な作品として知られていた。庵野秀明やサムシング吉松らアニメ業界の関係者にも本作を支持するファンは多い。

計測不能 3 1968年度のモノクロアニメランキング3位
怪物くん モノクロ版[1968](TVアニメ動画)

1968年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (8)
44人が棚に入れました
人間界へやってきた怪物ランドのプリンス・怪物くんは気に入らないことがあるとすぐ大爆発するワガママ王子。父の王位を継ぐべく、修行のため人間界にやってくる。やがて人間とふれあううち怪物くんは“王たるものとは何か?”に目覚めていく。だが、人間界に悪魔族の魔の手が忍び寄っていた。果たして怪物くんは悪魔族から人間界を守ることができるのか!?

声優・キャラクター
白石冬美、大竹宏、兼本新吾、今西正男、松島みのり、向井真理子、増山江威子、淀川長治

計測不能 4 1968年度のモノクロアニメランキング4位
佐武と市捕物控(TVアニメ動画)

1968年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (6)
37人が棚に入れました
石森(石ノ森)章太郎の時代劇コミックを原作とした、国内では本格的な初の大人向けTVアニメ。時は江戸時代。北町の岡っ引き・佐平次親分の手下として働く下っ引きの青年・佐武。彼はおはぐろ長屋に暮らす年上の親友・按摩の市とともに、人情の機微や犯罪者の情念がからんだ多くの事件に挑んでいく。彼らの武器は佐武の明晰な頭脳と行動力、それに市の鋭いカンと仕込み杖を活かした居合い斬りの技だ。東映アニメーション、スタジオゼロ、虫プロと三つの制作会社が連携して製作。『銀河鉄道999』『幻魔大戦』の監督りんたろうの演出分野での躍進作としても有名。
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