ミリタリーアニメOVAランキング 4

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのミリタリー成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月24日の時点で一番のミリタリーアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.6 1 ミリタリーアニメランキング1位
ストライクウィッチーズ Operation Victory Arrow Vol.1 -サン・トロンの雷鳴-(OVA)

2014年12月12日
★★★★☆ 3.7 (127)
630人が棚に入れました
ヴェネツィア上空に突如として現れた、巨大ネウロイの巣に対し、1945年7月、連合軍はその総力を上げてオペレーション・マルスを実施。第501統合戦 闘航空団「ストライクウィッチーズ」の赫奕たる活躍により、巨大ネウロイの巣は消滅、ヴェネツィアは解放された。その後、同部隊は解散、ウィッチたちは世 界各地へと帰還したのだった。それから半月後―――ウィッチたちは今も世界の空を駆けているそれぞれの大切なモノを守るために―――

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

空を駆け巡るウィッチたちの欠片1‥‥‥時代はジェットへ

OVA(劇場公開作品) 30分

某レンタル店に行ったときこの作品を見かけたのでついつい手を伸ばして借りて観てました。

ストライクウィッチーズの劇場公開作品です。観る前に1期・2期を視聴することをオススメします。

2期で解散した「501 STRIKE WITCHES」後の各地に配属になったウィッチたちのお話です。2期と劇場版の間のお話のようですね。
Operation Victory Arrowは全3話で、1話ずつの公開となってます。

今回の主役はエーリカ・ハルトマンで、他にもゲルトルート・バルクホルン、「501 STRIKE WITCHES」隊長だったミーナ・ディートリンデ・ヴィルケのカールスラント空軍に所属する3名のお話です。

他にもハルトマンの双子の妹ウルスラ・ハルトマンとカールスラント最強のナイトウィッチであるハイデマリー・W・シュナウファーが出てきます。

ハルトマン姉妹は双子ということで同じ声優さんが演じてますが、性格が180度違うので観ていて同じ声優さんが演じているとは思いませんでした。さすがですね~

空中戦も健在、相変わらずのアングルですねw

普段なら絶対にしないようなバルクホルンさんのコスチュームが可愛かったです。

お話は、1エピソードということでよく纏まってました。ストライクウィッチーズが好きな方にはおススメです^^

最後に、劇場版の最後に「つづく」とあったので、次は勝手に3期かと期待しましたw ショートストーリー3話とはちょっとがっかりでしたが、でも次回の作品が楽しみでもありますねw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一緒に立ち向かう仲間がいるから。世界が平和になる日まで、私達は戦い続ける。

ストライクウィッチーズのOVA作品。

1作品ずつレビューすると大変なので、
ここでOVA3作品をまとめてレビューさせていただきます。

制作順的には1期→2期→劇場版→本作品となりますが、
私は劇場版を見ていません。

時系列的には、2期と劇場版の間に位置しているそうなので、
それでも問題なく楽しめました^^

OVAは、
Vol.1 サン・トロンの雷鳴
Vol.2 エーゲ海の女神
Vol.3 アルンヘムの橋
の全3話です。


● ストーリー
魔力が存在する世界に突如現れた敵・ネウロイ。

世界を侵略していくネウロイに対抗するべく、
機械化航空歩兵(ストライクウィッチーズ)が前線に立って戦っていた。

彼女達は“ストライカーユニット”と呼ばれる、
魔力によって空を飛ぶことができる脚をつけて戦う。

巨大な巣を撃破した501部隊のメンバーは、
今はバラバラの地で、ネウロイと戦っていた。


501部隊の2期のその後の話です。

登場人物の名前などは詳しく紹介してくれるので、
久しぶりな人も安心です^^

だけどやはり2期までの視聴は必須です。

この3作品だけで楽しむものではなく、
シリーズの続編として楽しむものなので。

本編で登場したキャラ達は今はバラバラの地にいるため、
3話だけですべてのキャラを描くことは不可能だったみたいです。

1話はミーナ、トゥルーデ、エーリカ、
2話はルッキーニ、シャーリー、
3話はペリーヌ、リーネが、それぞれメインとなっています。

なので、好きなあのキャラの話がない!となってしまうかもですが、
そこは我慢するしかありません。笑

3話全部見れないと言う人は、
好きなキャラの話だけ見るのもありかもしれませんね。

私は特別推しのキャラがいるわけではなく、
それぞれを可愛いと愛でていたので(笑)、

どの話も本編と同じように楽しめました♪

1話ずつの短編なのに、どの話にも見ごたえがあって、
1期2期と同様安定して面白かったです^^


≪ やっぱりパンツ ≫

このシリーズは戦闘シーンの作画もしっかりしていて、
いい作品だと思うけど、
やっぱり引っかかるのはここなのですよね。

この世界での女の子は、
上半身は軍服のようなものをしっかり着ていますが、
下半身はほとんどがパンツ姿なのです。

パンツではなく、ズボンだという認識みたいですが…
どう見てもパンツです。笑

ズボンだから恥ずかしくない!という開き直りによって、
女の子たちは堂々とパンツ姿で飛び回っていますw

そうか、これはズボンなのだ!という見る側の開き直りによって、
別にやましいものではないと受け取れますが、

やはりその設定を知らない人たちから誤解を受けても
仕方がないと思います。
記憶に新しい自衛隊のポスター問題。笑

「ズボンだから」という認識は、
あくまでこの作品を知る人たちの間での認識でしかなく、
やはり誰がどう見てもあれはパンツなのであるw

内容は、女の子たちが守りたいもののために、
強大な敵に立ち向かうアツくていい作品なのに、

パンツ姿ひとつで印象が下品なものに傾き、
もったいないなあと思わなくもないです。

でもやっぱり男性的にはいいサービスなのかしら?

大きな特徴ではあるから、なくすのは惜しいとも思うし、
今回も複雑な心境でパンツ姿を見守っていました。笑


● 音楽
【 OP「Connect Link」/ 石田燿子 】

ストパンの主題歌はすべて石田さんですが、どれもいい♪

前向きな曲調が、
前進し続ける彼女たちによく合っています^^


【ED①「Fly Away」②「Fly Beyond」③「Fly Chronicle」】

EDは3話とも違う曲です。
それぞれの話でメインとなったキャラたちが歌っています。

毎回違う曲だから印象が薄くなってしまいましたが、
じっくり聴いてみるとどれもいい感じの曲でした♪


● まとめ
2008年に1期が放送され、
2020年に3期が放送予定のストライクウィッチーズ。

まだまだ燃え尽きないシリーズですね!

彼女達がネウロイから世界を取り返す日まで、
応援し続けたいと思えるOVAでした♪

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ストパンの中でも、ハルトマンはお気に入り♪

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
ストライクウィッチーズシリーズは全て観てます。元々、萌え+ミリタリー+魔法少女といった作品ですが、本編に比べ、萌えが減少し、ミリタリー色が増量したイメージ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
個人的にはこっちの方が好き。絵は相変わらず綺麗。普段だらけてるハルトマンがちょっとガンバるところとか、良かったよね♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 15

57.0 2 ミリタリーアニメランキング2位
AIKa R-16:VIRGIN MISSION-アイカヴァージンミッション(OVA)

2007年4月25日
★★★★☆ 3.3 (66)
344人が棚に入れました
高校1年生の皇 藍華はある日、クラス委員長の真海 エリからサルベイジャーの仕事を依頼される。エリによれば、2年生の美波野 カレンの胸にある蝶のあざのようなマークを解析したところ、意味深なメッセージと位置を示す緯度や経度が得られたのだという。目的地の海中にその謎を解く鍵があると考えた藍華達は、トレジャーハンティング(略して「トレハン」)部の部員達や顧問の凪紗 りさこと共に、エリのクルーザー「レジーナ・エリ号」で目的地へ向かう。

69.4 3 ミリタリーアニメランキング3位
スプリガン(Webアニメ)

2022年6月18日
★★★★☆ 3.6 (47)
156人が棚に入れました
かつてこの地球には、優れた文明が存在した。現代では到底及びもつかない知識や科学力を持っていたという超古代人の遺産が、今もなお世界の各所で人知れず眠っているという。高速の通信網が世界中を覆い尽くし、衛星のレンズが全ての秘密を暴き立てようとしている今、不可思議な“力"を持つその遺産の発掘・研究に大国の軍部が介入し、その争奪戦を開始した。そんな中、超古代文明の何者かがプレートに綴った『我々の遺産を悪しき者より守れ 』というメッセージを誠実に受け止め、超古代文明を封印する事を目的に活動する組織があった。その組織の特殊工作員を…スプリガンと呼ぶ。

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

面白かったです、2期きてくれることを願ってます!

スプリガンと言う作品は知っていたのですが、内容は知らなかったので、アニメ観た時はちょっと驚きました。
漫画の絵柄がリアルよりなので、ストーリーも現実的な話しかと思っていたのですが‥結構SFなストーリーだったんですね。
作品の内容上オーパーツや遺跡など出てくるのですが、この手の話しが好きな人はきっと好きになると思います。

劇場版が作画が良いので、一部CGを使うところは残念に思うんですが、作画は悪くないむしろ良いので文句はありません。
一期だけではもったいないアニメだと思うので、二期がきてくれることを願っています。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

动画三郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

何となく見ましたが、とても良かったです。

昔はよく題材になっていた、最近は何故か少しづつ減ってしまっている、ムーに出てきそうな古代文明やロストテクノロジーや各国の秘密組織や既存の組織、等のワードが沢山出てきて嬉しいです。(スプリガンを見ながら、そういえば最近あまり題材になっていないなって、ふと気付きました。)
作画はNetflix風の作画から日本のアニメ風に近づき、日本のアニメの作画が好きなかたには見やすいと思います。(僕も見やすかったです。)しかも良く動くので見ていて満足します(大友監督のアキラとメモリーズと宮崎駿監督のもののけ姫を合わせたような雰囲気の絵です。良い感じ。)名優さんの使い方も良く良い感じです。音楽もちゃんと雰囲気を盛り上げる、上手い使い方をしていると思います。
軽い気持ちで見ましたが、とても大満足です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 2

オカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

古き良き

昔読んだ懐かしい漫画で、内容あまり覚えてない状態でアニメを見た。
見ながらこんなのあったなと少しずつ思い出す。
アニメは最新でアクションも良いけど、キャラデザや、タッチに古き良き漫画の面影を感じる。
スプリガンの世界にスマホがあり現代風にアレンジされている。
デビルマンといいNetflixは上手いことやるな。

『この任務が終われば俺は南の島でハネムーンだ!』
古き良き時代の漫画として死亡フラグは見事に回収される。
敵ながら憎めない『ボー・ブランシェ』かませ犬感半端なくて好きだな。

基本1話完結のストーリーで約45分くらい。
見やすくて面白い。

続きが待ち遠しい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

67.6 4 ミリタリーアニメランキング4位
ザ・コクピット(OVA)

1993年10月22日
★★★★☆ 3.7 (46)
143人が棚に入れました
SFマンガ界の雄・松本零士の手によるもうひとつの代表作『戦場まんがシリーズ』を原作として制作されたOVA。オムニバス形式で3作品が映像化された。第二次大戦下、ドイツ空軍にてエースパイロットと称されたラインダースの栄誉は、一夜にして陥落した。夜間哨戒中に敵襲を受け、被弾前に愛機を捨て脱出したことから卑怯者としての烙印を押されてしまったのだ。そんな彼へ新たに下された任務とは、核爆弾を搭載した機体の護衛であり、それに乗り込むのは、かつて愛した女メルヘンナーだった。彼女は禁じられた兵器の製造に関わってしまった自責の念に囚われており、それを感じ取ったラインダースは敵襲を受けた際にある決断をする。(成層圏気流)「成層圏気流」「音速雷撃隊」「鉄の龍騎兵」からなる3本はそれぞれ異なる著名なアニメ監督が手掛けており、各人の個性が光る仕上がりとなっている。
ネタバレ

おふとん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「死ななくてもよかった男たちがなぜ死んだのか」・・・敗者たちの物語。

原作は松本零士氏の戦場漫画シリーズ「ザ・コクピット」。93年制作のOVA。
1話完結のオムニバス形式による戦場漫画は松本氏のライフワークで、
他に「ハードメタル」「ケースハード」「コクピット・レジェンド」等の諸作品があります。

主に第2次大戦時の日本・ドイツの一兵士(架空の人物。実録戦記ではなくフィクションです)を主人公に、兵器にもスポットを当てつつ、彼らが何を想い戦い、如何に敗れていったかが描かれています。

戦場における敗北は死に直結しますので、当然主人公が死んでしまうお話も多いわけですが、
単純に戦場のダンディズムや滅びの美学を讃美するようなものではありません。

OVA化された3作品を観て頂くだけでも、松本氏がシリーズに込めた想いが伝わってくると思います。
無謀な戦争に若者を駆り立て死に追いやる国家や、国家公認の殺し合いの場である戦場の「狂気」への批判を、キャラたちのセリフの端々から感じ取って頂けるのではないかと。
(ただし、3作品全編通して反戦一色の激鬱アニメというわけでもないですよ)

私の印象に残っているセリフを一言づつ。それと各作品の史実における背景を少々。


・「成層圏気流」・・・1944年8月ヨーロッパ戦線。ドイツ上空における夜間航空戦。

{netabare}「イヤな時代だ・・・人間は銃剣で渡り合うぐらいのところで、やめておくべきだったと思うよ」

6月の連合軍によるノルマンディー上陸作戦により、ヨーロッパに西部戦線が形成され、
東部戦線でソ連軍に押され後退を重ねていたドイツは、苦しい二正面作戦を強いられることに。
ナチスの支配体制も揺らぎを見せ始め、ドイツの敗北が既定路線に乗ったと言ってよい時期。{/netabare}


・「音速雷撃隊」・・・1945年8月太平洋戦線。九州・沖縄方面における航空特攻作戦。

{netabare}「オレは、ロケット工学を学んだからよくわかるよ 桜花を設計させられた技師は、とても悲しかったに違いない・・ なのに、造る限りは高性能を目指さねばならない・・ 悲しくて・・・悲しくて・・・・ 何しろ、桜花には人間が乗っていくんだからね 飛び出したら、二度と還れないロケットなんだからね」

前年10月、レイテ海戦の大敗で聯合艦隊は組織的戦闘能力を失い、フィリピン失陥により南方資源
地帯との補給路も断たれ、既に敗戦は確定的。航空戦力による絶望的な反撃が行なわれていた時期。
ハード・ソフト両面で極限の域に達していた米艦隊の防空網を突破して攻撃を行うのは困難を極めた。
史実では本土決戦に備え戦力温存が図られていた8月に、大規模な特攻作戦は行われていない。{/netabare}


・「鉄の竜騎兵」・・・1944年太平洋戦線。フィリピン・レイテ島における地上戦。

{netabare}「馬鹿!我が日本軍は命令がない限り死んでも逃げたりはせんのだ!!百年でも二百年でも頑張るのだ!!!・・・・・・・・えっらい国に生まれたなぁ」

大本営の戦況判断の誤りから、現地軍司令部の反対を押し切って行われたレイテ島地上戦。
ルソン島に集中させていた兵力を、アメリカ軍の大部隊が待ち受けるレイテ島に逐次投入した結果、
投入兵力約84,000人、戦死者約81,000人、戦死率約96%(各数値は諸説あり)という地獄を現出。{/netabare}


好き嫌いが極端に別れるジャンルであり、古い作品でもありますので、これから観ようという方はあまり居ないかと思いますが、「音速雷撃隊」と「鉄の竜騎兵」はぜひ機会があれば観て頂きたい作品ですね。

追記:ED曲「悲しいときはいつも」(松田博幸)は一般に殆ど認知されていない隠れた名曲です。


【投稿履歴】
2013/05/02 初稿
2013/09/20 改稿

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

オパマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「音速雷撃隊」のみの評価。

短編3話が収録されているオムニバス形式だが、そのうちの「音速雷撃隊」のみを評価したい。

私はミリタリー好きではあるし、自衛隊の国軍化に賛成のやや右寄り思考だ。
だが、最初から死ぬと解っている自爆攻撃を推奨した当時の帝国日本は大嫌いだ。

私の大叔父は遺書ではお国のためと、立派な事を書き遺していたが、出発前夜には「行きたくない」「死にたくない」と母親にすがって泣いていたそうだ。
その後、帰らぬ人となっている。
もう一人の大叔父は軍艦と一緒に海に沈んだ。

身内に戦争で亡くなった人がいる自分としては、胸が締め付けられる思いでこのエピソードを視聴した。

この作品は一つのアニメとして質が高いが、反戦作品の一つとして捉え、観て欲しい。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

まみあな さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

素晴らしい反戦アニメ

「音速雷撃隊」の凄まじい戦闘シーンを観て、「カッコ良さ」だけを見せていた東宝戦記物映画の誤魔化しと下らなさをあらためて思い出した。戦闘で死ぬということはこういうことなんだ、とイメージするのに有効な手段として、実写映画では日活の「戦争と人間」三部作を挙げたいが、アニメとしてはこの「音速雷撃隊」以上のものを寡聞にして知らない。

「成層圏気流」は相当前にTVで観た。死を覚悟した科学者とその娘が飛行機に乗る時の限りなく暗い表情がよく描けていた、と記憶していたが、本日YouTubeであらためて観たところ、父親は搭乗前は覚悟を面に出していないので、TVで観たのは別バージョンだったのかもしれない。親子の「自己犠牲」のほうが独軍パイロットの「裏切り」意識よりも重きを感じたが、生き延びて別の対処方法を探るべきではなかったか、という思いは残る(自分達とその核弾頭は無くなっても製造技術は残っているから)。ただ、「悪魔」に対抗するためには自らの命を犠牲にしなければならない、という考えがあることは心に留めておいてよいだろう(碇シンジが「人を殺すくらいなら自分が死んだほうがいい!」と叫んだように)。

「鉄の竜騎兵」は、主役二人の日本兵が義侠的過ぎる感じがするが、戦前戦中の教育はそこまで洗脳するものだったのだろう。犬死してしまうほどの忠誠心と「精神的絆」を刷り込む教育は今も健在だ。我々は、それらを断ち切る判断力を、独力で獲得・維持していかなければならない。

 沖縄慰霊の日でもあるからか、戦争関連アニメを思い出したので。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 4
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