ミステリーで神社なおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのミステリーで神社な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月08日の時点で一番のミステリーで神社なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.2 1 ミステリーで神社なアニメランキング1位
サマータイムレンダ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (621)
2132人が棚に入れました
「潮が死んだ―――。」幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。「自分にそっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される――!」さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして......!?紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開ける――!
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

影絵の世界

オー・エル・エム制作。

幼馴染の小舟潮の訃報を聞き、
故郷和歌山の離島に帰省した網代慎平。
葬儀に参列した慎平は、友人から、
潮には他殺の可能性があると打ち明けられる。
同じ頃、島にはある異変が!?

サスペンスならではの強烈な引き。
{netabare}島には自分と同じ姿の影を見たものは、
死が訪れるという伝承があった。{/netabare}

とにかく今日を生き延びること、
起きた事態を注意深く観察すること。

6話視聴追記。
とある女性の存在により事態は動く。
{netabare}影の見分け方、倒し方、そして目的、
母なる存在と首魁らしきものの正体!?
慎平の右目に宿る時間を複製する力は、
不吉な死の連鎖から人々を救えるのか。{/netabare}

10話~12話視聴追記。
山奥にある菱形医院の旧病棟から、
{netabare}異形のヒルコ像と地下壕への入口を発見。
ここらあたりはホラー色が強めの展開が続く。{/netabare}

最終話視聴追記。
{netabare}常軌を逸した離島でのひと夏の体験、
予測出来ない展開、死に戻る違った世界線、
一定以上の緊迫感があり楽しませてくれます。{/netabare}

夏祭りの夜、涼やかな余韻があり、
素敵な物語の着地だったように思います。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 43
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

夏の幻影

【紹介】
離島の3日間を何度も繰り返して事件の真相を追うタイムリープ×ミステリー×ホラー×アクションアニメ
閉ざされた田舎に不気味な言い伝え、他人を信用できない疑心暗鬼に次々起きる不穏な事件・・・ロケーションは「ひぐらしのなく頃に」に似ています

【感想】
すごくきれいに話がまとまっていてテンポが良くてあっという間の2クール、面白かった
夏の日差しの眩しさと温度さえ感じられる魂こもった作画が凄い、
ホラーの不気味さと夏の日差しの温かさと夏の夜の静けさと夏祭りの楽しさ
そういった夏の魅力が強く感じられる夏に見たいアニメ!!

回が進むごとにどんどん後付けで設定が増えていくのと、SFとかタイムリープの設定はあんまりこだわりがなさそうなのは残念だった
あとは、最初本格ミステリーを期待してたのでちょっと期待してたのと違う・・・ってなったけど面白かったのでいいです

絵が綺麗でバトルシーンなどとてもよく動くし、時々「映画か!!」ってなるくらい作画が壮大で凄い場面もありました
最初から面白かったけど中盤からどんどん面白くなって先が気になる展開で目が離せませんでした
{netabare} 最初のループで起きた事件のごく一部だけ見せて、この時何が起きていたんだろう?なんでこの人はこんなことしてるんだろう?って不思議に思ったことが
ループを繰り返すたびに主人公の目を通じて一つ一つ答え合わせされていって、また新しい「これはどういうこと?」が生まれていく感じでどんどん物語に引き込まれました
慎平や仲間達はみんな頭がキレるので起きたことをしっかり整理して考察して頭使って動くし、敵も頭を使って追い詰めてくる
タイムリープも万能じゃなくて、繰り返すほど時間遡行が制限されていくという突き詰められた期限が緊張感を持たせているのも良い
前半はミステリーやホラー・アドベンチャーが強めでしたが後半はアクションが強めで頭脳と異能を駆使した駆け引きがあるバトルが面白かった {/netabare}
前半に引き込まれた人が後半も楽しめるかどうかは、キャラクターや世界観が気に入ったかどうかが分かれ目でしょうか?

【BAD】{netabare}
・キャラデザはモブ感なくキャラが立ってるけど慎平と親しい人以外は掘り下げがないので死んでもあまり喪失感がないかも
・みんな死ぬときはあっさり死ぬしループもので同じキャラが何度も死ぬので死が軽く感じるかな?
・後半のバトルは前半の面白さとは違うので好き嫌い分かれそう
どんどん後付けで設定が増えてきてわけわからなくなってくるし、裏読みの裏読みの裏読みって感じがずっと続く
状況説明で忙しそうでした、これがもうちょっとスッキリしていたらよかったかな?
でも前半でキャラクターに愛着が出てくるので、ちょっと蛇足に思ってもみんな幸せになって欲しいって願いながら見ていました
{/netabare}


【主題歌】
OP星が泳ぐ(マカロニえんぴつ)

夏の暑い日差しがイメージできるような夏らしい良曲ですね、好きです!

投稿 : 2025/02/08
♥ : 41
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

消える夏の日々

アニメーション制作:オー・エル・エム、
監督:渡辺歩、シリーズ構成:瀬古浩司、
キャラクターデザイン:松元美季、
音楽:岡部啓一、高田龍一、帆足圭吾、
音楽制作協力:MONACA、
原作:田中靖規(集英社ジャンプコミックス刊)

既視感のある作風だ。
誰もが感じていることだろうが、
舞台設定は『ひぐらしのなく頃に』だろうし、
主人公の設定は『あの花』にも通じる。
もちろん、時間遡行は『シュタインズゲート』や
『Re:ゼロから始める異世界生活』。
またスワンプマンのくだりは、
アメリカの哲学者の思考実験ではなく、
『サクラダリセット』を参考にしたのではないか。
そう感じさせるほど、内容にアニメ的な背景が鮮明に映る。
ストーリーは、『寄生獣』を下敷きにしている。
細部の設定や世界観、根幹をなす部分までも
かなりの相似といえるだろう。
謎解きのエピソードの絵で、
漫画『寄生獣』そっくりのシーンもあり、
大きな影響を受けていることは間違いない。

これだけ他作品の「影」を感じさせる作風は、
『ダーリン・イン・ザ・フランキス』を思い起こさせる。
「観たことがある」感覚は、マイナス感情を抱かせるが、
作品の完成度とは別問題だ。
この作品も『ダーリン・イン・ザ・フランキス』と同じように、
既視感はあっても優れた部分が目立つ。

タイムリープのSF的な辻褄は別にして、
過去作品のマイナス部分を考慮して
作品内の主人公優位性をなくしているのは上手い。
{netabare}例えば、あるときから敵のシデが
ループする慎平とともに記憶を引き継ぐことが
できるようになることや、
ループしたときに戻る場所が少しずつ進んでしまうことなど、{/netabare}
能力に制限をかけているところは、
物語の面白さを増幅させている。

バトル自体は、元々それほど好みではないのだが、
小早川家に踏み込むところや、
ひづるの浜辺の戦いは胸が高鳴った。
緊張感を出すための表現は好みだった。

作品のベースとなっている
慎平と潮のラブストーリーがとても良かった。
慎平は数年前に故郷から離れ、
葬式のために島に戻ってくる。
潮との別れを思い出して、
懐かしい顔や思い出の場所を巡りながら、
事件に巻き込まれていく展開になっている。

{netabare}そんなときに慎平とともに事件の謎を追うのが
死んだはずの潮で、「影」として敵と戦う役目も担う。
影となってもその人自身が持っているものは、
全く失われないことから、
潮は影でありながら、大切な人を優先する思考を持つ。

影の潮の持つ魅力に惹かれる。
謎解きホラー型のストーリーだが、
いちばんのカギとなるのが慎平と潮の関係性だ。
ここの描き方は惹かれた。{/netabare}

しかし、シデがなぜ世界を滅ぼそうと考えたのか
という理由は、相当弱いし、
{netabare}何百年も生きてきた人間が辿り着く思考ではないように思う。
リアリティを感じないし、
共感することができなかった。
何百年も生きてきたということは、
それだけ多くの人々と関りがあったはずだし、
感情を動かされた知り合いの「死」というのも
間近で見てきたはずだ。{/netabare}
その上で、たったあれだけの理由で
世界を終わらせることを選択する思考は、
あまりにも短絡的で説得力がないと言わざるを得ない。
同じ展開にするにしても、もうひとつかふたつ、
重要なエピソードが必要だと思う。

OPとEDの音楽が心に残る。
前期OPのマカロニえんぴつ『星が泳ぐ』は、
重厚なサウンドが特徴のロックで作品の謎を表す歌詞が
とても印象的だし、cadodeの『回夏』は、
ミステリアスな雰囲気でEDにふさわしい。
1話の終了時にこのEDが響くと、
謎めいた余韻を残すようで心地よかった。
後期OPの亜咲花『夏夢ノイジー』は、
敵との戦いやスピード感のある楽曲で
文句のつけようがない。
EDのりりあ。『失恋ソング沢山聴いて 泣いてばかりの私はもう。』は、
作品のラストも思わせる叙情的ともいえる曲。
ただ、この曲を聴いてラストを想像すると、
見事にすかされてしまったというのが正直なところ。
それにしても2期分で、これだけハズレの全くない曲を
揃えたのもあまり記憶にないほどで、
毎回音楽を聴くのが楽しみだった。

シデの感情の推移をもう少し丁寧に描ければ、
完璧とも思える優れた作品。
最終回まで息をつかせぬ展開で、
もう二度と戻らないひと夏の日々を堪能させてくれた。
(2023年1月9日初投稿)

投稿 : 2025/02/08
♥ : 37

67.4 2 ミステリーで神社なアニメランキング2位
魍魎の匣(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (398)
2082人が棚に入れました
元映画女優・美波絹子の妹・加菜子が何者かにさらわれた。その背景には、八王子で起こった連続バラバラ殺人事件と、「御筥様」を祀る宗教の奇妙な噂、箱型の建物とのつながりがあり…。
憑き物落としの京極堂、小説家の関口、刑事の木場、探偵の榎木津らが事件を追う!

声優・キャラクター
平田広明、森川智之、木内秀信、関貴昭、浪川大輔、高橋美佳子、戸松遥、久川綾、桑島法子、津田匠子、本田貴子、古谷徹、田中正彦、檜山修之、三木眞一郎、うえだゆうじ、諏訪部順一、小山力也、宇垣秀成

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

文学の香り漂う上質のミステリーホラー

京極夏彦の長編推理小説・妖怪小説である百鬼夜行シリーズの
第2弾を原作に制作されたアニメ作品。

中央線の人身事故を発端としてストーリーが進むのだが
被害者と一緒にいた少女、その事故現場に居合わせた刑事という
登場人物から想像できるありふれた展開ではなく、
物語は思いがけない方向へと廻り始めていく。

僕としては、ずっと観ていたくなる演出と物語だった。
でもまず結論から言って、主人公は1話から登場する少女達ではない。
全13話の中、4話までは5話から次々と解決の一途をたどって行く事件の
謎をあちこち振り撒きながら展開していくに留まっている。
なので何がなんだか・・・と少々不満に思ったとしても、
5話からは必ずストーリーがぐんと動き出して見応えも充分あるので、
途中難解に感じてしまっても、できたら最後まで観ていただきたいと思う。

個人的な感想としては、想像以上に上質で素晴らしい作品だったということ。
ほんとうに、実写映画よりずっと良かった。

物語自体にも序盤で引き込まれたけれど、とにかくまず演出が好み。
ぼんやりと明るい陽射しが入る喫茶店や、桜の花びらが舞う小道、
文学的な香りの映像と語り口や背景の美しさ、
戦後まだそんなに経っていない時代のちょっと鬱な雰囲気や、
女子高生独特の、相手を束縛しあってしまうような友情の描き方などなど。

ただ、初めて観た時はどういう視点で観るべきなのか
少々戸惑ったので、何度も公式サイトを往復しながら観ていた。
それでも後半でどんどん真相が暴かれ、納得していけるのが、
すごく心地良かったし、京極堂と呼ばれている中禅寺氏が語る言葉には、
深く共感できるものがあり、一言一句もらさずメモを取りたくなるほどで。

ただ、欲を言えばOPとEDがもう少し
内容に合わせた古風な雰囲気だと、もっと魅力が増したのではないだろうか。
作中での音楽がとても良かっただけに、ちょっと残念。

それでも、中野で古本屋「京極堂」を営む一方で拝み屋の中禅寺秋彦、
うつ病の小説家 関口巽、警視庁捜査一課の刑事である木場修太郎、
「薔薇十字探偵社」の私立探偵で中禅寺と関口の旧制高等学校の一期先輩であり、
木場の幼馴染でもある榎木戸礼二郎、
そして雑誌編集記者兼カメラマンの鳥口。
この5人のキャラがとても良いし、彼らの会話が面白く興味深いので、
ぜひ、多くの方に観ていただきたいし、もっと評価されてもいい作品だと思う。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 72

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔が差した

全13話
ジャンル 伝奇系ミステリー
原作 京極 夏彦「魍魎の匣」をアニメ化

誰しも京極 夏彦氏と聞けば妖怪・レンガ本が頭をよぎるだろう。作品名の妖怪を連想させ所在の無さから掴み所が見えない物語運びには圧巻させられる。同じく妖怪に関する発祥にまつわる民俗学・宗教学など幅広く読み解くが・・・複雑すぎてついていけない所もあるが(苦笑

しかし、難解な解説ではあるが何となく理解する程度で充分に楽しめ苦には感じられず、妖怪という興味そそる存在を探求心つきぬ著者の博識に触れる一方ストーリーに昇華させ惹きつけてやまない世界観に酔いしれてしまう怖さがあるのだろう。
アニメとしてエンターテイメント性には欠けているが目に映る恐怖より自ずと気づかない内に内面に潜む獣にあてられる狂気に魅了されてゆく。

昭和27年夏とある少女の事件を発端に捻れ絡まった糸が複雑怪奇な事件へと変貌する真意とは果たしてどこにあるのか見極めて欲しい作品である。

戦後まもない明るい兆しも見えぬ薄暗い日常に生きる人々の時代背景をなぞり序盤に伏線を張り巡らす会話のやり取り、演出が用意周到に練られている。中盤より謎を解き明かす中禅寺 明彦、無能にみえる探偵、鬱病な小説家、直情的な刑事といった思惑が交差し暴かれる三者三様に与える「魍魎の匣」とは何を示すのか。

会話劇に捲くし立てられスピード感あるテンポに翻弄され追いかけるのが精一杯だが、ドキドキ、ゾクゾクと昂ぶる鼓動は止まずストーリーに引っ張れる構成は見応えはあった。
推理する楽しみもあるが、人物の相関関係を注視するとシンプルな構成になっていたと観終わったに感じた。
後に再視聴し理解が深まったわけだが2週目の方が面白いと思わさせる味わい深さがある。
アニメとしてどうなの?と思うかもしれないが魍魎に憑かれてしまったのだろう(笑

不満は世界観にそぐわないOP/EDの選曲である。私的だが、ドラマ挿入歌としたイメージだと察するがこちらは辛い(苦笑
幸いBGMは雰囲気を押し潰すことなく最適で申し分なし。

人の価値観・先入観・犯罪心理を映す非現実的な深層を掻き立てるミステリーを堪能して頂きたい。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 41
ネタバレ

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

世界観もすばらしく、ミステリーも傑作

耽美、退廃的な世界観に、ミステリーがからみ、独特な雰囲気の物語になっています。

昭和初期の風景。喫茶店、文学、踏み切り、桜、人形、デガダンスへと転がる少女たち。
そして何より人間味溢れる魅力的な登場人物たち。

人というものは深く、その深さは私などでは決して計ることなどできない、
これだから、とても興味深くそして知りたくなるんだと、そして私をこれほど引き寄せ続けるのだと感じました。

中善寺 秋彦(京極堂)という人物から出てくる言葉は、まるで特別な言葉のようで
何度も繰り返し、私が分かる様になるまで聞いてしまいました。
狂気の沙汰、決して理解できないと感じる行為も、
{netabare}「とおりものが訪れるかどうか」ということだけ・・{/netabare}これは戦慄が走りました。

彼の中にも、彼女の中にも、私の中にもずっとあり続けるその可能性。
なんておそろしい。

{netabare}久保竣公の部屋に入ったときなどは夜中にみていたのですけど、恐怖でした。
彼の部屋は彼の心の中そのものでした。

そして最後、私たちは本当に久保竣公の中に入ることになる。{/netabare}

作中の久保竣公の狂気に満ちた小説「匣の中の娘」。
本編と小説をうまく絡みながら進行していく構成で、最後までみるのには少々の忍耐が必要なのかもしれません。

しかし、最後絡み合ったものが中善寺によってほどかれていく様は圧倒。
抜かりなく物語が詰まっていて見ごたえあります。

ずっと浸っていたいような世界観で、終わってしまったのが残念でした。

原作のほうがアニメより長く重く深いのですが、アニメの1クールでここまで表現してくれたことがすばらしいと思いました。
特に作画は、私の想像以上でとても綺麗で驚きました。
気味悪いストーリーも美しく表現してとても観やすく、感動しました。

観終わったあと私自身もこのアニメの登場人物たちのように、魍魎につかれていたのだと感じました。


最後に★
榎木津 礼二郎「薔薇十字探偵社」の探偵 
彼はアニメ界の中でもトップを争えるくらいの超絶イケメンです。
私が彼に会ったら、あまりの格好よさに立っていられず倒れるかもしれません 笑

投稿 : 2025/02/08
♥ : 24

67.9 3 ミステリーで神社なアニメランキング3位
ゴーストハント(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (437)
2311人が棚に入れました
舞台は、主人公・谷山麻衣が通う都内の高校。
旧校舎で心霊現象が発生し、渋谷サイキックリサーチという心霊現象の調査事務所が調査にやってくる。事故で助手に怪我を負わせ、高価な機材を壊してしまった麻衣は、弁償する代わりに所長・渋谷一也の助手の代理をすることになるのだが…。

声優・キャラクター
名塚佳織、泰勇気、成田剣、浜田賢二、釘宮理恵、岡本信彦、鈴木真仁、岡野浩介

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

まあまあかな

原作は知りませんでしたので主人公の生い立ちとかマサコとの関係も
TV版では語られない部分もありましたが楽しめました

渋谷にオフィスを構える17才の通称「なる」と助手の無口な「リン」
初回で主人公?「まい」の居る学園に超常現象が起こる事を依頼されやって来る
ここから「まい」も仲間に加わり数々の依頼に応えていく

霊能者、巫女、坊さん、エクソシストなどが加わり何とも賑やかになっていくが
こなす事件は霊絡みの厄介事なので1事件に対して数話使って流れて行く

オカルト用語も多々出てくるので好きな人には面白いかも

ゴースト系が好きな人にオススメ出来る作品です。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 31

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

心霊ホラーで一番怖い作品

心霊ホラーで一番怖い作品です。
実写のリングよりも怖かったです。
流石に呪怨ほどではありませんでしたが。笑


内容も実際に使われている神仏や経文、呪術など、またはそれに関係する用語や設定
作中登場する超能力とかも、PKとかESPなど、丁寧に解説したりもしていました。
また霊媒師、坊主、巫女など、様々な超能力者達が集まり事件を解決していくので
より恐怖を掻き立てている感じがしました。


上記で説明した様に細かく、丁寧な設定、そして用語説明をしているので
妙にリアル感(現実感)があり、それに加え、私はホラーは夜中にしか観ないのもあり
背筋がゾクゾク!ってなりました。
日本のホラー映画特有のビビらせ方ですね。
海外のホラー映画の意味が分かると怖い系ではなく、ビックリ系です。


自称ホラーアニメ専門官の私の舌を巻かせることが出来た作品でした。
ホラー苦手な人はまず無理な作品だと思いますので
視聴の際は気を付けて観て下さいね。笑
実はもう貴方の後ろに......

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本格的なミステリーホラー

主人公の麻衣は、「渋谷サイキック・リサーチ(SPR)」という事務所でバイトをしている女子高生。所長は麻衣と同じくらいの年の少年・ナル。SPRでは依頼のあった心霊現象による様々な事件を、霊能者らと協力しながら調査している。

物語は全25話、大きく分けて8つの話があります。心霊現象による事件の内容はポルターガイストや呪い、祟り、超能力にまつわる話などなど。

この作品は、単に「心霊現象コワイ」といった恐怖の演出があるだけではありません。
この事件を起こしている亡霊の正体は○○だ!と確信して徐霊に踏み出すも、全く見当違いで逆に返り討ちに合うなどと、事件の真相には裏があったりして推理物の要素も強いです。さながら「心霊探偵」といったところ。犯人を亡霊に置き換えた「金田一少年の事件簿」のようでした(例えが若干古いですがw)。

心霊現象を調べていく手段として、高感度カメラや集音マイクといった精密機械を使って、科学的に分析していくのは斬新でした。怪現象が起きるとノイズやカメラの映像の乱れ、温度の急激な変化などがおこり、データとして記録されるので妙な説得力があります。それをもとに類似の例や過去の事件などと照らし合わせ、調査を進めていきます。

でもいざ亡霊に襲われた時や、徐霊・浄霊するときに活躍するのはやっぱり霊能者たち。その仲間たちは坊主、巫女、エクソシストなど様々。肩書きだけ聞くと何だか堅苦しいイメージの人々ですが、実際はもっとくだけた人たちです。



せっかくなので、簡単に主要キャラの紹介もしておきます。


谷山麻衣:
元気いっぱいの明るい性格で、困ってる人を放っておけない、まさに主人公気質の女の子。

ナル:
イケメンな所長。クールでナルシスト。プライドが高く毒舌だけど、心霊現象に関する知識は豊富。

リン:
ナルの片腕的存在。何考えてるか分からない長身で寡黙な中国人。中国呪術を使います。

滝川法生:
長身長髪で陽気なぼーさん。見た目はチャラいけどいざというときはすごく頼りになるみんなの兄貴分。お札や念仏などの法力で徐霊します。

松崎綾子:
ド派手な衣装と化粧をしてる、色々と騒がしいおばさ…お姉さんの巫女。いまいち能力を発揮できないけど、条件さえ揃えばその力は絶大。

ジョン・ブラウン:
悪魔祓いが得意なエクソシスト。なぜか怪しい関西弁をしゃべる、綺麗な顔した外人さん。温厚な性格。聖書や聖水などを使います。

原真砂子:
プライドの高いクールな着物少女。霊を自分に憑依させる、口寄せが出来る霊媒師。


ナルとリンさんはちょっと冷たい感じですが、普段は基本的にみんな仲が良く、キャラクター同士のやりとりもおもしろいです。
麻衣と真砂子はナルを巡って恋のライバル(?)といった関係で最初は仲が悪いですが、様々な事件でピンチの際に助け合ったり、互いの苦悩を理解しあったりしていくうちに仲良くなっていきます。デレた真砂子可愛い!
ちなみに、麻衣とナルは霊能力がないように見えて、実は色々あるんですがネタバレになりそうなのでここでは伏せておきます。



作中では多くの心霊現象や霊能術が出てきます。専門用語とか出てきてちょっと混乱しそうですが、ナルをはじめ専門家の方々が素人である麻衣に説明がてら、視聴者にも詳しく解説してくれるのでその点は心配ないと思います。色々盛りだくさんなので、ホラー好きの方はぜひチェックしてみて下さい!


長々と駄文を書き綴ってしまいました…。ここまで読んで下さった方々、ありがとうございましたm(_ _)m

投稿 : 2025/02/08
♥ : 18

74.8 4 ミステリーで神社なアニメランキング4位
暦物語(その他)

2016年1月9日
★★★★☆ 3.8 (709)
4435人が棚に入れました
怪異に曳かれつづけた阿良々木暦の一年間。
これまでの"物語"と"物語"の間でひそかに生まれていた、いまだ語られていないエピソードたちを、一月に一話からなる12編の短編連作で巡る。

<物語>シリーズ公式アプリだけで視聴できる短編アニメという新たな形でつづられる、暦達が過ごした1年間。
そして"物語"は運命の朝へ向かう――。

声優・キャラクター
神谷浩史、斎藤千和、堀江由衣、加藤英美里、沢城みゆき、花澤香菜、喜多村英梨、井口裕香、水橋かおり、坂本真綾、早見沙織、白石涼子、ゆきのさつき

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

阿良々木暦高校3年生の青春怪異談

まあ、配信アニメと言うことで不評の人も多いみたいだけど、自分はDVDでゆっくり見たので特に不満は無し。

というかDVD2枚でこれだけ見れるのなら大満足の部類。
なぜBDじゃないのかは置いといて、全12話 暇つぶしには最適のアニメ。
他のシリーズとの違和感は全く感じなかったので、ソフト化で修正かな。

阿良々木君の高校3年生の1年間を12話で描いているのだが、以前の作品とのダブりは無く、完全新作なので安心して観れる。

こよみストーン  羽川翼
こよみフラワー  戦場ヶ原ひたぎ
こよみサンド   八九寺真宵
こよみウォーター 神原駿河
こよみウインド  千石撫子
こよみツリー   阿良々木火燐
こよみティー   阿良々木月火
こよみマウンテン 忍野扇
こよみトーラス  忍野忍
こよみシード   斧乃木余接   
こよみナッシング 影縫余弦
こよみデッド   臥煙伊豆湖 

だいたいのヒロインが1話ごとに振り分けられてショートストーリーが展開する。
ただ、少し伏線が入った回もあって、初見では流し見は出来ない。
番外編と侮れないようだ、特に後半は。

過度な期待はしないでください。のタイプの作品ではあるが、バランスが良く誰でも楽しめる良作だと思う。

ラノベテンプレヒロインの見本市だと思えば価値も見いだせるとおもいます。

最後の「こよみデッド」が「まよいヘル」(終物語下巻)に直結しているので、先に観ると終物語下巻が分かりやすいですよ。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 31

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

懐かしい曲とヒロインたちと

原作未読 全12話(1話約14分)

化物語シリーズのヒロインごとにエピソードを集めた短編作品です。毎週アプリで配信していました。

怪異というほどではないヒロインが出会ったエピソードを阿良々木暦くんと共に紹介と回答(オチ)を示してくれています。

作画は、テレビ版と遜色ない仕上がりでした。

1話完結で進んで行きましたが、終盤のお話は終物語の下巻に続くお話のようです。

昨年放映された終物語が原作で言えば上・中・下の上・中までなので、下はまだ放送されていません。

終物語下は傷物語が終わった後でしょうかね〜 それではちょっと間が空きすぎますので早く続きを観たいです。

OPは各キャラが物語シリーズで歌っていた曲でした。「staple stable」などを聴くと懐かしくなりますね。
EDは、TrySailが歌ってます。

最後に、日替わりで色々なキャラのセリフを配信してますが、すぐ忘れてしまって月ごとのコンプリートが全然できませんねw

投稿 : 2025/02/08
♥ : 28

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

サクッと短編

1話約10数分の全12話。
高校3年生の4月から翌年の3月まで。
月毎の短編を集めた感覚。

短編自体は基本的にオチがあるので分かりやすいです。
問題は終盤ですね。
物語シリーズのセカンドシーズンの囮物語。
千石は神になりました。
その後、貝木の出番となり、問題は解決したはずです。

しかし、本作品の終盤です。
臥煙伊豆湖登場。
阿良々木君に講釈をして話を進めます。
そのオチは意外な形。
本作品では解決していません。
これは、最後まで集中して見ろ!という教えなのかなぁ。
頭の中に『?』をしまい込んで、終物語を見るとしますか。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 26

76.1 5 ミステリーで神社なアニメランキング5位
続・終物語(アニメ映画)

2018年11月10日
★★★★☆ 3.8 (346)
1921人が棚に入れました
高校の卒業式の翌朝。顔を洗おうと洗面台の鏡に向かい合った暦は、そこに映った自分自身に見つめられている感覚に陥る。思わず鏡に手を触れると、そのまま指先が沈み込んでいき……。気がついたとき、暦はあらゆることが反転した世界にいた。

2018/11/10より全国劇場にてイベント上映開始!

声優・キャラクター
神谷浩史、斎藤千和、加藤英美里、沢城みゆき、花澤香菜、堀江由衣、喜多村英梨、井口裕香、早見沙織、井上麻里奈
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

怪奇現象学

シャフト制作。

現代の萌え怪奇絵巻、文学的鬼太郎。
その名も「こよみリバース」である。

大学入学を直前に控えた、
{netabare}阿良々木暦の摩訶不思議な鏡の国の冒険。{/netabare}

原作はあまり心に響かず期待薄でしたが、
独自の絵が付き、音が入り、命が吹き込まれ、
オールスターキャストの豪華な共演が、
娯楽として驚きの仕上がりを見せています。

{netabare}ロリコンサービスショットに、
セクシー羽川猫、表情豊かな斧乃木余接、
艶っぽい臥煙遠江の初登場!?など、
見所満載のシリーズ総決算になっています。{/netabare}

妹だけが変化のない、とある日常を巡り、
街を彷徨い、その謎の核心に迫る阿良々木暦。
{netabare}彼の心残りが原因で、歪み共鳴した異質な世界。
そこから無事に帰還できるのか!?
パロディ、メタ展開、余白を繋ぎ、
最後はツインテールと笑顔の衝撃波である。{/netabare}

やはり楽しい物語ですね、
次なる物語への跳躍でしょう。

大学編があればと期待しています。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 50

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

鏡開き

高校を卒業した阿良々木暦。
起床して顔を洗うと鏡が奇妙な事に気づく。
鏡の中に入り込み、反転した世界へと行ってしまったのであった。

まずは、鏡について。
日本では鏡は神聖化。
神の依り代として奉られています。
それは何故か。
鏡に映る姿を神と同一化していたから。
鏡=かがみ=「か『が』み」
神の中に我(=自分)を入れています。
漢字表記だと「ネ『我』申」
日本古来の宗教である古神道の考え方の説明でした。

鏡の中の世界が裏側の世界、というのは良い設定ですね。
元の世界へと戻るべく奮闘する阿良々木君。
登場人物は、元の世界の裏側設定の人格が現れています。
表があるから裏がある。
当然の事ですが、案外忘れがち。
鏡というと反射を浮かべる人が多いですからね。

高校を卒業して大学へ入るまでの不安定な時期。
しかも合格発表が、まだ済んでいませんからね。
心に余裕と緊張が同居するごちゃ混ぜな心情。
阿良々木君でなくても不安でしょう。

本作品で、本当に阿良々木君たちの高校生活は終わります。
立つ鳥跡を濁さず。
反省はしても後悔はしないように。
大学生になった阿良々木君を少し垣間見れるのが『花物語』
物語シリーズのファイナルシーズンですが、大学生編があってもいいですよね。
大人姿の八九寺真宵や死んでいる設定だった臥煙遠江、
出番の少なかった老倉育などのキャラにも光を当てました。
鏡だけに「光を当てる」……
阿良々木君たちが関わる怪異譚。
続編を期待しています。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 35
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

不思議な世界

原作未読 上映時間 約150分

テレビアニメ放送(未定)に先駆けて6話分を劇場版としてひとつに纏めて公開した作品です。

阿良々木 暦が私立直江津高校を卒業して、大学入試の合格発表前の出来事を描いています。朝、洗面所の鏡に映る自分を不思議に思ったあと、その鏡の中に引き込まれたお話です。

キャラデザは、テレビアニメ版と同じなので違和感なく観れました。

いつもの阿良々木暦の一人語りがメインで、色々なキャラとの会話劇もたくさんありましたね。{netabare}(まさか神原 遠江(臥煙)さんまで出てくるとは思いませんでしたw){/netabare}

女性キャラがほぼ登場しますが、いつもと違った面が観れました。
{netabare}
成人になった八九寺真宵、レイニー・デヴィル姿の神原駿河、クチナワ口調の千石撫子、ブラック羽川や少女姿の羽川翼、背が低くなった阿良々木火憐、人間の時の忍野忍、ツインテールの戦場ヶ原ひたぎ、表情や仕草が豊かな斧乃木余接、学ランを着た(男性?)忍野扇、そして老倉育さんだけは最初誰だか分からないくらい容姿や性格が変わっていましたねw
阿良々木暦の女子制服姿で真剣に語っているところは、ちょっと笑ってしまいました。
{/netabare}
PG12作品ということで、やたらと下着姿や裸のシーンが多かったですw

化物語の世界を満喫しました。この作品の特徴として、アクションシーンが少なく会話する時間が長く、150分もあるので退屈するかもしれませんね。

テレビ放送はいつになるのでしょうか? 早く観たい方で、化物語シリーズが好きな方は観てもいいのではないかと思います。

ED TrySailさんが歌っています。

最後に、原作の物語シリーズはまだ続いているにゃ~。またTVアニメか劇場で続きを観たいシャシャシャ~。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 28

64.4 6 ミステリーで神社なアニメランキング6位
真夜中のオカルト公務員(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (205)
673人が棚に入れました
フツーの公務員になったはずの新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、東京23区すべての区役所に人知れず存在する「夜間地域交流課」だった。そのお仕事は、人ならざる者が関与するオカルト的事象の解決。先輩で課のリーダー榊京一、オカルトマニア姫塚セオに連れられて人の世の理を超越した存在と対峙しに、夜な夜な出勤する。

声優・キャラクター
福山潤、前野智昭、入野自由、遊佐浩二、櫻井孝宏、土岐隼一

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

自治体のオカルト対策部署もの(舞台が新宿みたいな都会なのは珍しい?)

== [下記は第1話視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
原作は「月刊ASUKA」で連載が開始されたマンガらしいです。同誌は創刊当時くらいしか読んでいませんが、基本的には若い女性向けの漫画誌であると認識しています。現在は「コミックNewtype」に連載誌が移っているようです。

この世代向けに最近ライトノベル、漫画などで「あやかしがどうのこうの」的なお話が多数ありますが、本作も一応その流れに乗っかった物なんでしょうか?

「自治体がオカルト対策部署を持っていて、主に夜中して妖怪などの怪異に対処するために活動する」的な設定は例えば少年ジャンプで連載していた『クロクロク』などいくつかありますが、場所は多摩であったりとか微妙に都会になりきっていない所が残っている舞台が多く、私の知る限り通常の現代の設定で新宿のような都会の区役所にそういう対策課があるのは珍しい気がします。
(<魔界都市>シリーズや『血界戦線』のように世界そのものが変わっちゃっている話だと都会が舞台の話もわりとあるとは思います。)

ということで作品自体は主に女性向けに作られているとは思いますが、第1話を観た感じではキャラクターデザインなどの好みはあろうかとは思いますが、男性視聴者が観てもわりと大丈夫な感じでした。

『神様はじめました』や『かくりよの宿飯』など、あと方向性は違いますが『楓鹿堂よついろ日和』くらいの感じが大丈夫な男性なら充分に観られると思いました。

部署に新人配属された主人公の宮古新(みやこ あらた)には本人も現時点で自覚していない秘密がいろいろとありそうです。個人的にはこういう少女漫画っぽい作品はけっこう好みなので注目して観ていきたいと思います。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

最終回まで観終わりました。とりあえず毎週楽しみに観ていましたし、アニメを観た結果として原作がわりと面白そうと思えました。夜間地域交流課の面々のキャラ立ても良かったと思います。

安倍晴明絡みの詳細はアニメ化範囲ではわからない点も多いですが、これは原作で追々明かされていくんでしょうね。

ところで「砂の耳」って人語にも応用できて外国語がわかるとかにはならないんだろうか…(笑)?

投稿 : 2025/02/08
♥ : 31
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

レッツ!異種間コミュニケーション(笑)

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
妖怪、精霊、神々、などを「アナザー」と呼称し、彼らの起こすオカルトな事案を専門に処理する公務員達の物語。

男ばっかり出てきますが、特にBLってことはないし、安心安全の当たり障りのない作風。、、、だって、公務員ですから(笑)

これといって際立った良さはないのですが、なんとなく、普通に最後まで観られるアニメでしたね。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
扱うテーマは、「価値観」。

それぞれの種族にはそれぞれの価値観があり、他種族(人間)には理解できないものだったりする。

そこで、アナザーと言語によるコミュニケーションをとることができる唯一の存在、宮古新 を中心に物語は動いていくのだが、、、

う~ん、飛び抜けた良さがない。

これはしょうがないけど、「アナザーならではの価値観や発想」も、所詮、「サイコパスではない普通に善良人間(作者)」が考えたものだから、視聴者にも納得できる枠内に収まってしまった。理想を言えば、「そんなん思い付きもしませんがな」という、予想のナナメ上をいくような「意味のわからなさ」が欲しかった(そういう意味では、宇宙人との交流を描いた冨樫さんのギャグ漫画「レベルE」は凄い)。

強いて、上記のような「異種間」ならでは軋轢がしっかり描けていたのは、7話のアザゼルに復活させられた少女の苦しみ、叫びくらいかな。あれは聞いてて胸が痛くなった(心に残った)。

キャラクターとしては、やはりウェウェコヨトルがよくできていただろうか。つかみどころのないフワフワしたキャラクターだが、だからこそ、一番の「異種」を感じさせてくれた。8話のお散歩回は、妙なコメディタッチながらも、美しく切ない話。なかなか素敵だった。

ラスト12話に、1話完結の「良い話」をもってくるのは、作品に対する制作の愛情を感じた。ヘタに2期に含みを持たせるよりも、よほどスッキリする。

あぁ、あと、東京各所の風景がわりとちゃんと描かれていたし、新国立競技場が使われたのは、なんだか感慨深かった。リアルタイムで良いなと思った。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
普通は、あのスプレーがヤバい薬品で、幻覚を視ていると思うよな(笑) いや、わりと面白い。新人、神の耳(笑) 超エースになれるじゃん。アナザーと言語コミュニケーションをとれる奴が一人いれば、文字を教えて、種族間のコミュニケーションがとれるだろ。

2話目 ☆3
なんかちゃんとストーリーアニメになってきたな。

3話目 ☆3
妖怪の怖さ。愉快犯。思い、、、出した(笑) 神様か。

4話目 ☆3
神様と酒盛り。ハイエナ、渋い。

5話目 ☆2
言語が理解できても、文化や思考を理解できるとは限らないしね。パンドーラーとは、これまたメジャーどころを。

6話目 ☆2
ストーリーに戻ったね。人間は、圧倒的弱者、なのかな?


7話目 ☆4
なんか、ありがちな動機に、がっかり。もっと、発想の外側の動機が良かったな。なんて迫力のない、逃走劇(苦笑)

ただ、復活を喜ばない、少女の、泣き叫び。あれは良かったな。人間として、何が幸せなのか、アナザーとの価値観の違いが出ていた。

ラストは、まあ平和だけど、目が見えないままにしておくというのも、展開としてはアリだったかな。

8話目 ☆4
後楽園から上野、そして、浅草、押上。歩いて歩けない距離じゃないけど、かなりキツいな(笑)

妙なコメディタッチながらも、美しく切ない話。なかなか素敵な回だった。

9話目 ☆3
踏み潰して、一閃。人間の方が、複雑怪奇。

10話目 ☆3
新国立競技場、ある設定なんだね。繭を作るアナザー。アナザーと神の境目は、格なのか?

11話目 ☆3
アナザーと人間の協力、は分かるし、アナザーの支援は嬉しいけど、アナザーの能力はほぼ使わず、人海戦術、か。

12話目 ☆3
ラストに、ちょっと平和な話をもってくるのは、作品に対する制作の愛情を感じる。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/08
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

妖怪、精霊、神々といった超常的存在との平穏を図りながら、都内でのオカルト事件に対応する夜間公務員の物語。

この作品の原作は未読です。
事前情報一切無しで視聴を始めて、気が付いてみたら完走していた…私にとってそんな作品でした。


フツーの公務員になったはずの
新宿区役所職員・宮古新が配属されたのは、
東京23区すべての区役所に人知れず存在する
「夜間地域交流課」だった。

そのお仕事は、
人ならざる者が関与するオカルト的事象の解決。

先輩で課のリーダー榊京一、
オカルトマニア姫塚セオに連れられて
人の世の理を超越した存在と対峙しに、
夜な夜な出勤する。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
公務員の中でもオカルト的な相手との接触を生業とするのは、普通に考えると物凄くリスキーです。
同じ給料しか貰えないのなら絶対配属されたくない部署だと思いますが、新が配属されたのはある意味必然でした。

それは、新たにしかない…かどうかは分かりませんが、少なくてもこれまで登場したキャラの中では新だけが「砂の耳」を持っていたから…
妖怪、精霊、神々、これら一般の人間には感知されない超常的存在を、この作品では「アナザー」と呼んでいるのですが、砂の耳の持ち主はアナザーと対話することができるんです。

アナザーが何を言っているかを理解することができ、アナザーにこちらの意思を伝達することができる…
確かに凄い特殊スキルだと思います。
でも、見方を変えて考えると、アナザーが何を言っているかが全く分からない状態で、これまで超常的存在と対峙してきたことの方が遥かに凄いと思います。
下手したら、相手を怒らせてしまうかもしれない…
そうなったら、相手がどんな手を打ってくるのやら…底が知れません。

何故、新が砂の耳を持っていたかは、彼の出生に秘密があるようなのですが、結局のところ、この件については真相に辿り着きませんでした。
そこは完走しても少しモヤっと感が残るかもしれません。

だから…なんでしょうね。
アナザーに近づきすぎるな…と新が先輩たちから警告を受ける場面を何度も見ました。
そりゃそうです…アナザーと呼ぶ位、人間とは在り方から異なっているのですから…

彼らと対話する以上、ある程度寄り添う必要があります。
それは先輩たちからすると、十分過ぎるくらい危険領域に踏み込んだ行為…
でも対話が、解決に向けた一番の近道ですから…

慎重さを無くして良い訳じゃありません。
新の加入をきっかけに、仕事の仕方が変わりました。
例えば人間とアナザーで酒盛りするとか…

お互いの意思疎通が図れなければ、絶対実現できないことです。
人間とアナザーは共生していかなければいけない間柄である以上、交流は欠かせません。

もちろん、新の仕事のやり方を否定する同業者も存在します。
誰もが砂の耳を持っている訳じゃない…
持たざる者には勝てない…?
特にエリートなら真っ向から否定するでしょう。
じゃないと、これまで積み上げてきた自信を、きっと失ってしまうから…

だれもが能力者ではないんです。
選ばれなかった者は、自らに努力を課すことしかできませんから…
私も選ばれなかった側なので、否定する人間の気持ちは良く分かります。
この作品がスルっと完走できたのは、そんな視聴者に寄り添う視点で物語が描かれているからかもしれません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、福山潤さんの「dis-communicate」
エンディングテーマは、土岐隼一さんの「約束のOverture」

1クール全12話の物語でした。
物語は綺麗に纏まっていたのではないでしょうか。
作画も特に崩れや乱れは感じませんでした。
設定も良かったからでしょう…しっかり堪能させて貰った作品でした。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 18

70.9 7 ミステリーで神社なアニメランキング7位
名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(アニメ映画)

2003年4月19日
★★★★☆ 3.8 (346)
2371人が棚に入れました
東京・大阪・京都で、5人の男が刀や弓矢で殺される事件が発生した。犯人は翁の能面をかぶっていた。警視庁・大阪府警・京都府警の合同捜査本部による捜査の結果、殺された5人が古美術品を狙う窃盗団「源氏蛍」のメンバーであることが明らかになった。
同じ頃、小五郎は山能寺の僧侶から依頼を受け、ちょっと風邪気味のコナンたちを連れて京都に来ていた。山能寺では8年前、12年に一度公開する秘仏が何者かに盗まれていた。そして最近、その仏像のありかを示すという謎の絵が、差出人不明で山能寺に届いたので、小五郎に解読を依頼したのだった。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

古都十字路、桜花夢幻……

原作コミックは未読。

劇場版七作目にして、京都に“上洛”したコナン。
弓による連続射殺事件と、関連が疑われる仏像消失事件。
その謎解きの鍵を古典と京都各地に点在する観光スポット等に散りばめ、
ミステリーのメッカと堂々マッチアップの構え。

でも、個人的には、申し訳ありませんが、
事件の子細は割とどうでもよくて……(苦笑)

強いて言えば……{netabare} 仏像盗んで銭儲けを企てる不届き者には、
仏罰が下ると言う教訓ぐらい。{/netabare}
密室トリック等に収められない劇場版スケールの事件は、
ご多分に漏れず、派手で華やかですが、やや大味な印象も……。

私が本作で気に入っているのは、むしろロマンス要素。
コナンですら春の京都、桜の如き刹那の美しさに触れれば
ロマンティックな方向へ逸脱する。恋バナが花開く(笑)
この脱線にこそ価値を見出している作品。
(ただし……{netabare} 小五郎のおっさんは違う意味で脱線し過ぎなので自重した方がいいと思いますw{/netabare})

特に平次が幼い頃京都に行った時、桜の木の下で出会った初恋の相手は誰か?
事件の真犯人が誰かより、ついついそちらの方に興味が行ってしまいます。

新一と蘭のアツアツぶりは平常運転として……。
いや……{netabare}春の出会いパワーを背景に
“再会”を演出した発明は超文明過ぎますがw{/netabare}

何より“ホーム”の関西で活躍する平次が格好いい作品。
古都をバイクで爆走する男は絵になります。惚れてまいます。
(まぁ……あんな暴走したら間違いなく免停やけどw)
初恋の記憶に浮つきがちな平次にヤキモキする和葉も可愛い♪

東西の名探偵による頭脳や武術だけでなく、
ベストカップル度もアッツアツです。

私は劇場版『コナン』はそれほど鑑賞してませんが、
春の京都のロケーションを生かした本作は、
私にとって桜が咲く度、思い出すとても印象的な『コナン』です。


付記:今年の劇場版『コナン』は秋の大阪、京都が舞台の模様。
平次が“ホーム”でまたもや事件とラブコメの波動に挑むようでw

この最新作公開に先立ち日テレはやはり『迷宮の十字路』放送を仕掛けて来ました。
ジブリやルパンなんかでもそうですが、
犯人より名探偵より、日テレのプッシュは執拗かつ老獪(ろうかい)で参りますw
脱帽ついでに、最新作『から紅の恋歌(ラブレター)』劇場鑑賞に行って来ようと思います♪

投稿 : 2025/02/08
♥ : 21

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

蘭ちゃん、ちょっとだけだったけど新一に会えて良かったね!

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第7作。

服部平次と遠山和葉ちゃんが活躍します。
平次の初恋物語も微笑ましい。
一時的に復活した新一と平次の絡みも面白かった。
そして、蘭ちゃん、ちょっとだけだったけど本物の新一に会えて良かったね!

投稿 : 2025/02/08
♥ : 19

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

暗号と十字路に隠された謎。服部平次の初恋の真相は…

2003年に公開されてた劇場版名探偵コナン第7作目。

観終わってから15年も前の作品と知り、
とても驚きました。

確かに登場する携帯が古いなあとは思いましたが。笑

でも内容は十分面白かった♪
ぎこちないCGも、15年前の作品というのなら納得。

100分ほどの作品です。


● ストーリー
東京、大阪、京都で起きた殺人事件。
そこには窃盗団“源氏蛍(げんじぼたる)”が絡んでいると警察は睨んでいた。

一方、小五郎は京都の山能寺から
盗まれてしまった仏像探しの依頼を受ける。

コナン、蘭、園子も京都へ同行し、
寺に届いたという仏像のありかを示す暗号を解読しようと試みる。

西の高校生探偵・服部平次もまた、
独自で殺人事件の調査を行い、調査中のコナンと遭遇する。


今回の舞台は京都。

西で事件が起これば、
平次と和葉も絡んでくる。

大阪から京都に通うって、
意外と距離あるんだけどな…。

まあ、そこを突っ込んでも仕方がないのでスルーしますw

平次&和葉が絡むお話、好きです^^
見ていて微笑ましいもの(*´ω`*)痴話げんかイイネ


暗号や殺人事件のトリックなど、
内容はしっかりしていました。

コナンや平次のアクションシーンも
盛りだくさんでした。

二人とも人間離れしていますw
そんな二人と対等にやり合う犯人もすごいわw

平次のバイク爆走はスピード感もあって、
アトラクション体験しているような楽しさがありました♪

劇場の大きなスクリーンで見たら、
もっと迫力があったでしょう♪


≪ 京都の路地 ≫

京都には何度も遊びに行っていて、
有名な観光地近辺なら土地勘もまあまああるのですが、

路地は確かにややこしい!
名前言われても全然わかりません。笑

その路地名を事件に取り入れるというのは、
おもしろいネタだと思いました^^

路地名の勉強にもなったし。
覚え方の歌なんてあるんですね~。

逆に言えば、京都の人でさえ、
歌にでもしないと覚えられないということなのかしら?

恐るべし、京都…。笑

義経や弁慶もテーマに隠れているので、
彼らにまつわる実在の史跡が登場するのは京都観光気分でした♪


≪ 現代化するトリック ≫

携帯電話が普及している時代背景からも、
情報ネットワークが急激に栄えている時代であったことがうかがえます。

トリックにもそれを活かしたものがありましたし。

これからの推理ものは物理や化学要素だけでなく、
こういった機器をいかにうまく使うかで、トリックの幅が広がりそう。

それを見抜く探偵側も、
情報や知識を持っていないとトリックを見破れないので、
なんだか大変な世の中になってきたなあと感じました。笑


● キャラクター
平次の初恋話が登場!
そのお相手は…。

嫉妬する和葉。
いやでも平次のインタビュー記事を持ち歩いているってよっぽどww

そんな余裕のなさも、
可愛い一面なんだけどね^^

平次もかっこいいしね♪
剣道部で鍛えた剣さばき、かっこよかった♪

カップル的には東のカップル(新一&蘭)よりも、
西のカップルの進展の方が気になります♪


● 音楽
【 主題歌「Time after time~花舞う街で~」/ 倉木麻衣 】

私はTV放送の録画で観たのですが、
そこではカットされていました。

平次の初恋エピソードの映像と
よくマッチしています♪


● まとめ
コナン映画には面白いものとそうでないものがありますが(笑)、
これは面白いものでした♪

ストーリーもキャラもしっかりしています^^
犯人の動機は理解できませんでしたが。笑

コナン映画どれを見ようかなーと悩む人には、
これいいよと、おすすめの中の一つになりそうです♪

投稿 : 2025/02/08
♥ : 18

69.8 8 ミステリーで神社なアニメランキング8位
ひぐらしのなく頃に礼(OVA)

2008年12月26日
★★★★☆ 3.7 (949)
4637人が棚に入れました
『ひぐらしのなく頃に礼』(ひぐらしのなくころに れい)は、07th Expansionが製作した同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』のファンディスク。
運命の果てにある最終章いよいよ開幕!
社会現象を巻き起こした話題の「ひぐらしのなく頃に」がOVAシリーズとなって待望の第3期アニメーション映像化。制作はTVシリーズを手がけたスタジオディーン。新キャラクターデザイナーとして、今最も注目されるクリエイターの黒田和也が参加。
「ひぐらしのなく頃に礼」で、あなたは新たな真実を目撃する―――!!
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

賽殺し編は見応えあり

原作未プレイです。
この作品だけを見ても意味が分かりません。
先に無印と解を見る必要があります。


羞晒し(はじさらし)編、賽殺し(さいころし)編、昼壊し(ひるこわし)編という3つのショートストーリーで構成されています。

羞晒し編と昼壊し編は、各1話のお遊び回。
本編からひっぱってきたネタが満載です。
しかもオールスター。
{netabare}レナ「嘘だッ!!!」{/netabare}
いい感じに笑わせてくれました。

賽殺し編は、「過去」に関わってしまった梨花(リカ)を描いています。
話数も2~4話までの合計3話となかなかのボリュームです。
内容はそれほどひねっていませんが、しっかりと作られています。
また、丁寧すぎるほど丁寧に説明してくれるので、問題なく理解できると思います。
西暦と昭和の年号換算に数分かけるほどの念入りっぷりです。やりすぎ。


話はいたってまじめです。
しかし、導入部がギャグっぽいです。
それに引きずられて内容もギャグっぽく見えます。
{netabare}自転車のスピードの出し過ぎで事故。
梨花にしては間抜けすぎますよ……。{/netabare}
そこは演出でなんとかごまかしている感じです。


テーマははっきりしています。

「罪」

誰にも罪のない世界は正しいのか?
そんな問いを投げかけてきます。
まあ、これまた丁寧に語ってくれるので、答えは出ちゃってますが……。
{netabare}
私の好きなテーマですね!
数々の失敗があったからこそ、今の人生がある。
{/netabare}

注意点が一つ。
登場人物に対するイメージが変わってしまう可能性があります。
特に梨花ファンには黄色信号です。
あくまで外伝として楽しみましょう。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 41

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

無くてもよかった

今回は5話の短い作品でした。そのうちの2話が「ひぐらしの頃に」とは思えない謎の明るさだった。正直あまり面白くない。1期や2期とのギャップが楽しみたい人は見てみるといいのではないでしょうか。
残りの3話は惨劇のループが終わったあとの話です。前に書いた2話もループが終わった後の話かもしれませんが、あんまり関係ありません。ループが終わり、圭一たちと一緒に楽しく遊べるようになった梨花ちゃんが自転車に乗っているときに事故に会い意識を無くしてしまいます。梨花ちゃんが意識を取り戻すとそこは別の雛見沢であるという話です。
この話もひぐらしらしいグロさや恐怖がないので少し物足りない気がしました。
暇ならどうぞといった感じですね。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 26

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

野原に咲いた花には、きれいだけじゃない何かがある。

扱いとしては、「ひぐらしのなく頃に」3期です。

が、1期と違って怖くてグロいシーンは全然ないです。

番外編+2期の続編(おまけ)+番外編という印象でした。

全5話です。

先に1期と2期を見てくださいね~。


●ストーリー
「羞晒し編」(1話)
「賽殺し編」(3話)
「昼壊し編」(1話)の3つのパートで構成されています。

【羞晒し編】
圭一、レナ、魅音、沙都子、梨花の5人がプールへ遊びに行くことに。

魅音のおじさんからもらった海パンにはものすごい力があって…。

大変なことになる前に圭一の海パンを脱がさないと!と女の子4人が奮闘するお話です。

4人の水着姿が見どころかな?笑

あ、ソウルブラザーズの活躍のほうが見どころかww


【賽殺し編】
これは完全に2期の続編です。

3期の1番の見どころです。

繰り返しの世界から抜け出せた梨花が、また再びときを戻る。

しかし、今までの世界とはなんだかちがう…。

いるはずの人がいない。いないはずの人がいる。

起きるはずのことが起きない。

ここはどこ?


【昼壊し編】
レナが恋しちゃって暴走しちゃうお話です。

レナがかわいいので、レナファンは必見かとww

「嘘だっ!!!」←名言リターン!


●感想
久しぶりにひぐらしの世界に帰ってきました~。

ひぐらしの世界観には毎回引き込まれます。不思議な魅力。

今回もその魅力は健在でした。若干威力は弱かったけど(笑)

さらっと5話あっという間に見てしまいました。

久しぶりにひぐらし見てみるか~ぐらいの軽い気持ちで見るのがちょうどよいと思います。

羽入がかわいい…ww

あうあう~。


●音楽
【OP「Super scription of data」/鳥みやえい子】
いいねー。やっぱりひぐらしのOPはこうでなくちゃ。

まずOPで毎回引き込んでくれます。

サビとアニメーションがかなり好きです。

投稿 : 2025/02/08
♥ : 23
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