マネージャーで演技なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのマネージャーで演技な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月20日の時点で一番のマネージャーで演技なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.3 1 マネージャーで演技なアニメランキング1位
【推しの子】(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (760)
2263人が棚に入れました
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。

声優・キャラクター
アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アンチアイドルものとして秀逸かも。ただ星野アイが強烈すぎた。

 1回目視聴時は、作品の見方を間違えて脱落しました。時間をおいて冷静になって本作を見てちょっと思った事と何で見方を間違えたのか、です。

 本作の位置付けなんですけどちょっと「まどかマギカ」を思い出しました。つまり同作が魔法少女モノに対するアンチテーゼだったように「推しの子」は「アイドルもの」あるいは「アイドル」というジャンルに対するアンチテーゼなのかな?と。
 その点で出来は良いのですが、まどマギほどのインパクトは残せませんでした。それはやはり星野アイのせいかな、と思います。

 本作のある意味での不幸は1話があまりに強烈でした。星野アイが魅力的、挑戦的、挑発的すぎて、私には星野アイそのものがテーマに見えてしまいました。星野アイについて全編通じてじっくりと描かれて行く話かな、と思ったわけです。その視点で見ると、1話は名作ですが、その後どんどん本題からズレて行っているように見えます。

 まどマギの3話と同じ役割ですが、しかし本作の1話はクオリティが高すぎた気がします。しかも一挙放送ですからインパクトが半端じゃないです。私は8巻くらいまで既読ですが原作もしょっぱなの星野アイパートはあまりに強烈です。絵もいいんですよね。

 ただ、今回冷静にその続きを見ると、アイドルを中心とした芸能界について丁寧に取材し「裏側」つまりは「虚構」「嘘」を描いています。ネットアイドル、実写化、子役、恋愛リアリティショー、アイドルの給料、ダイコン役者…等々要素を1つ1つ描いています。リアリティがありすぎるのか炎上したり、説教臭いと言われましたが、しかし、それだけよく取材しているという事でもあります。

 もちろん嘘がテーマであることは明示されていますので、ちゃんと読めている人には今更何言ってるの?でしょうが、星野アイの生きてきた痕跡を見る物語と思ってしまうのは無理からぬことだと思います。

 アクアとルビーが転生者でアイの何か(嘘と愛?あるいは嘘と魅力?)を引き継いでいる…かの様にみえる目の星も、芸能界あるある、芸能界の裏側という作品のテーマに注目するのには阻害要因になっています。

 そうやって見ると、芸能界のダークサイド、嘘と虚構を丁寧に見せて行く、つまり「偶像としてのアイドル」とか「アイドル物」の解体なのかな、と。そのためにアイの妊娠が必要だったのではないか?と思います。

 ただ、アイの妊娠の相手についてはサスペンスとして残っているのが上手いところで、それがストーリーの中心になりつつ展開しているのでアイについての物語も当然語られるでしょうし、そこは楽しみです。

 OPの「アイドル」の歌詞や小説「45510」を読めば、本作がアイドル=嘘を中心に語っているのが分かります。ただ、どこかで子供たちに残した言葉以外の愛が語られる気もします。
 それは廻りまわって、アイドルへ愛とアイドル肯定の物語になる可能性は感じます…が、現時点ではよくわかりません。今のところ裏側、虚像、アンチになっています。

 そして気になるのはタイトルの魚尾ですね。原稿用紙の真ん中の【 】っぽい記号です。何が言いたいんでしょう?夢オチ?それとも本作そのものが映画の中?とにかく虚構・フィクションの予感はあります。


 評価は4.0にしてましたが、4.2に変更です。ストーリーを3.5から4にあげます。途中で終わっているので完全な評価が出来ないのでちょっと減点があります。
 キャラは…まあ5しかないかなあと思いつつ、やっぱり星野アイが強烈すぎて、作品のバランスを崩したと言う点で4.5のままにしておきます。
 作画はやっぱり背景美術は気に入らないのですが、人物はいいです。3.5を4にします。
 音楽の5はやっぱりOPなんですけど、本作のOPってOPアニメの魅力が支えるところが大きいんですよね。音楽だけならそこまでバズったかわからない気がします。ただ、映像時代の音楽としてアニソンがなぜ売れるか?と言うとやはり映像そして「キャラ」「物語」とセットだから、というのはあると思います。




以下 1回目視聴時のレビューです。

テーマ・ストーリー・設定の構造を取り違えていたかも…

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以下 3話断念時のレビュー

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以下 1話のレビュー

1話 面白いのは知ってますが、長期連載の弊害もある作品かなあと。

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追記1話は「パーフェクトブルー」に匹敵する素晴らしい出来でした。

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投稿 : 2025/04/19
♥ : 36

かとー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

一部信者による過大評価の作品だと思います。

アニメは3話まで見ました。YOASOBIのテーマ曲はやっぱり凄いと思う。ただ、個人的にあまりにも過大評価すぎる作品だと思います。漫画は右肩下がりだと思うし、途中で一切見なくなりました。絵の担当の方は18禁作品をメインに描いてたはずだし、かぐや様の作者もありきたりなストーリーを提供してるだけ。底は見えてる作品だと思います。一部の熱狂的なファンがひたすらこの作品の評価を上げてる印象があります。他に面白くて良いアニメたくさんありますよ!
2期も当然見ません。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 8
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最初からメディアミックス化を意識していたかのような計算された構成

【レビューNo.122】(初回登録:2024/5/5)
コミック原作で2023年作品。全11話。(初回は90分)
元々YOUTUBEで原作が紹介されていて、原作買うか迷ったんだよな。
(結局マイナー感溢れる「早乙女選手、ひたかくす」にしたんだけどw)
まあいうてる間に、順当にアニメ化されたなっと。
・交流あるフリークスさんのレビューに刺激を受けた
・ちょうどABEMAで一気見放送してて復習できた
を受けて、リアタイ時に残念したレビューを書いてみようかと。

(ストーリー)
田舎の産婦人科医ゴローは、自分に懐いていた患者・少女さりなの影響により
アイドルオタクになっていた。そんな彼の元に、活動休止中の彼の推しアイド
ル・星野アイが双子を妊娠した状態で現れたことで物語が動き出す。

(評 価)
・「星野アイ」と「物語の起点」をしっかり印象づけた初回拡大放送
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・芸能界の表と裏を描写した秀逸なストーリー展開
 ネタバレレビューを読む

・キャラをポイ捨てせず有効活用も上手い
 ネタバレレビューを読む
 
芸能界の表と裏を多角的に描く、「新しい芸能界エンタメショー」を展開しつ
つも、アイドル要素はガッツリやり、ライブシーン(劇中歌・振り付け・ファ
ンとの一体感)といったアニメ映え等との親和性やバズりを狙った
「最初からメディアミックス化を意識した計算された構成」
だったのかな、というのは強く感じましたね。
(タレントの人間ドラマなんか実写映えもしそうですし)
もしそうなら、まさに狙い通りなんだろうし。
本作の難点を挙げると、最初に
ネタバレレビューを読む
さすが「覇権アニメ候補」と前評判が高かっただけのことがある、満足度の高
い作品だったと思います。

OP「アイドル/YOASOBI」
・今更いうまでもなく世界を獲っちゃったし、その功績で「日米首脳会談」に
 も招待されたしねw
ED「メフィスト/女王蜂」
・女王蜂の曲は独自性が強く個人的には苦手なんですが、今回もいい意味でブ
 レていないのかなっと。今回は飛ばさず聴いてましたね(笑)

最後に刺激を下さったフリークスさん、アザ━━━(*゚∀゚*)ゞ━━━ス!!

投稿 : 2025/04/19
♥ : 30

68.7 2 マネージャーで演技なアニメランキング2位
ガーリッシュ ナンバー(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (647)
2628人が棚に入れました
かわいい外見と世を舐めきったメンタルを持つ女子大生・烏丸千歳。
夢と希望と野心を抱いて踏み込んだ声優業界で、彼女が目にしたのは、おかしな業界のシビアな現実の数々だった――。
仕事なし×やる気なしの新人声優・千歳に、人気声優への道は開けるのか!?

声優・キャラクター
千本木彩花、本渡楓、石川由依、鈴木絵理、大西沙織、中井和哉、梅原裕一郎、堀内賢雄、江口拓也

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ちゃんと見返してみたら、本気で名作でした!!(全話通し見ブルーレイ購入して)。

予備知識ほとんどナシでの視聴です。

>1話まで視聴して
声優モノですか。最近増えてますね。
1話の率直な印象としては
「なんかギスギスした暴露系な所がウリな作品なのかな?」ってところでした。
正直不快感のようなものが強くて続きを観る気は起きず
そのまま1話切りしてしまっていました。


>2話まで視聴して
世間では6話くらいまで放送された頃でしたか・・
ふとどこかのWEBページで目にした「〇〇〇〇、ガハハ」の文字列が目に入り
ちょっと気になって久しぶりに2話を観てみました。

すると自分の中での印象が、かなり変化していました!。
一番大きかった変化は”主人公の印象”ですね!!。

1話見た時点では、なんかどんな性格なのかまったくつかめず
マイナスイメージが強すぎた自分でしたが
少しずつ慣れてくると
この主人公には悪気がないというか、天然な感じというか
単に正直なだけというか、自然体というか、ある意味まっすぐというか
・・素直に受け入れられるようになっていました。


>7話まで視聴して
そこからは本作にとても興味が湧いてきたので、7話までほとんど一気に見てしまいました。
主人公の印象はさらに加速して
”社会人である自分”としては、むしろこの主人公を見習うべきところが多々あるなと
感心させられるまでになっていました^^。

ふとこぼれまくる本心も日頃自分が感じていることと共通することが多く、親近感がわきます。
時々しゃべり終わりにくっつける口癖の「〇〇んけど。」。←自分もよく言ってるわw。

主人公以外のメインの5人もそれぞれ丁寧に性格や心情が描かれていていい感じですね。

アニメ制作におけるいろんなトラブルと
それらに対峙した時のそれぞれの職種の実態を描く様は
SHIROBAKOやそれが声優とはまた違った切り口で
でも不快感は感じさせず、痛快に描いてるところが好感度高いです!。

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>全話通し見ブルーレイ発売を知り、1話まで再視聴して(2年ぶり?に)

全話通し見ブルーレイですか!?。
放送当時はちゃんと全話見終え、気に入ったのでコミックスも購入し
個人的にアニメ放送は好印象で締めくくられたように記憶してるのですが
既に2年くらい?が経過した現在、内容がどうだったか思い出そうと努力してみましたが
いっこうにどんな経過と結末だったか、まったく思い出せなくなってましたww。

「キャストと原作者が反省するガーリッシュ ナンバー反省会」・・だと!!?ww。
それもワゴンセール価格1万円ぽっき・・ってwww。

ええー?、そこまで卑下するような内容ぢゃなかったように思うのに
でも、ひさびさのこういった展開。。。
嫌いじゃないです!!。
どんどん攻めていってほしい!!!。

幸い??w、放送終了当時は
満足度は高かったもののBDを購入するまでには至らず
今となっては、内容を思い出せないまでになってしまっていたこのタイミングで
・・・やってくれましたねwww。
・・・いい!!・・と思います!!!。


放送当時に感じていた自分の満足感が、本当にそうだったのかを確認するため
2年ぶり?に、本作の再視聴を開始してみて
まず1話までの時点ですが、
「やっぱ、自分が満足した記憶は間違ってなかった!!」です(確信!)。

若干、兄貴の”上から目線??”・・・が気になり(ウザい?)
ここはもう少しどうにかならんのか??とも感じましたが

でも何より、主人公の”流れに身を任せて乗っていくスタイル”←絶賛!、
大人たち?のいい意味でのいい加減さ(ポジティブ思考ともいえる?w)にブラボー!、
主人公の鼻歌?の歌詞(←現実見てる!)・・が何気にお気に入り^^。

ああー、このままだと全話通し見ブルーレイ買ってしまいそうです^^。
(2期?なども期待してるのでその意味もあり応援したい)
(画質劣化がどうなのか若干気になるけど、北米版BD同等?と考えれば問題なさそう)

単品で発売された時の特典的なもの?(内容知らんけど)があるなら
なりふり構わずつけて売ってほしいなあ~ww。

反省会の内容は、やはり気になります!!。
でも反省なんかしなくていいんじゃないかなあ~(してないと思うしww)。


今回のこの商法、他作品でもどんどんなりふり構わずやってほしいですね!。
需要はあると思います♪。

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>全話通し見ブルーレイ購入して。
はい、全話通し見ブルーレイ購入しました♪。
  (⇒心配していた画質は全く問題なく、1枚で全話見れて快適で、さらに格安です^^)

当初のお目当ては「キャストと原作者が反省するガーリッシュ ナンバー反省会」だったのですが・・
その部分に関しては全くの期待はずれでしたw(内容薄っすいし、反省もしてない・・)。
(・・いっそのこと全話で反省会やってくれたら、もっと評価できたのですが。。)

で、ガッカリしてしばらくBD放置してたのですが
今期は個人的大不作のため、観る作品がなくて困っていたところ
本作のBD、せっかくなので本編も観てみようかな?・・といる流れに。


いやー、やっぱ本作、本気で「お仕事アニメ」の傑作だと再認識しました!!。

特に個人的に今期3DCGキャラに苦戦しているせいもあってか
本作のキャラの表情が素晴らしく生き生きしてるように感じるんです!!。
凹んでる時も、テンション上がる時も、悩んでいる時も、その他すべてで。

登場キャラもメイン・サブ含めて、みんなキャラが立ってて魅力的だし
声優さん方も楽しんで演じておられるように感じます。
キャラのやりとり観てるだけで、たくさん元気もらえる貴重な作品♪ではないでしょうか?。

OP/ED曲も秀逸です♪。


一部では「○死作品」?とかっていわれてるのかもしれませんが
自分にとっては素晴らしく大満足させてくれた作品でした!!。
これからも何度も何度も再視聴させてもらうことになる気がします^^。
(★の評価、MAXまで上昇しました)


「修羅」のアニメ化中止は、本当に残念で仕方ありません・・。
願わくば本作がもっともっと再評価されて、「修羅」のアニメ化が復活してほしいな~。ほしいな~。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 28
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ダメ人間喜劇

ガーリッシュナンバー修羅というWeb配信の四コマギャグ漫画を見ているのですが、アニメよりも登場人物全員が馬鹿になってて面白いですよ。

【1話時点でのキャラの印象】
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【クズを克服する話ではなく、クズのまま立ち回ってほしい】
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【2話感想】
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3話ー4話【求められている内は花】
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5話【だめだよ、だって仕事だもん】監督ッ・・・!

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【6話ー沖縄だ!勝ったなガハハ】
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【7話-親も色々、子も色々】
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【8話~どいつもこいつも不器用だ】
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【9話~後ろから押され始めた】
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【10話~気付いたら周りにはだれもいない】
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【11話~一番になりたい】
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【最終話~勝ったなガハハ!】
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総評
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投稿 : 2025/04/19
♥ : 54
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

リアリスト渡航氏が世に問うた綺麗事では済まされないマーケットの現実

原作:Project GN
監督:井畑翔太
構成:渡航
アニメ制作:ディオメディア
主要キャスト
烏丸千歳cv千本木彩花(主人公:「ナンバーワンプロデュース」所属。新人だけど努力も苦労もしたくないクズ)
烏丸悟浄cv梅原裕一郎(ナンプロのマネージャー。千歳の兄。バカ妹に手を焼いている。)
久我山八重cv本渡楓(千歳の同僚で新人声優)
片倉京cv石川由依(千歳の事務所の先輩声優)
苑生百花cv鈴木絵理(両親の七光りで脚光を浴びるJK声優。黒いガキ「ヴォイスエンタープライズ」所属)
柴崎万葉cv大西沙織(プロ意識とプライドが高い人気声優。自意識過剰「いろはプロダクション」所属)
九頭(くず)Pcv中井和哉(アニメのプロデューサー。製作委員会で販売を担当している外見も中身もチャラ男)

原作未読。

12月21日追記
※師走でもあり、また忘年会や各種夜の会合が重なり、他の作品のレビューへリソースを割いている為、本作の各話レビューが停止して申し訳ありません。
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既に本作は佳境に入り、今後は総評で締めたいと思います。
渡航氏が本作で伝えたかったことは単なる内情暴露ではなく、リアリズムという見方によってはねじれたフィルター通し、偽善を求めず世の中の裏と表の関係性から「エンタメの商品価値」を問うた作品です。
本作を他のアニメ作品と相対比較しただけの表層を浚う程度では、渡航氏独特の斜めに構えたメトニミーは理解できないでしょう。
本作を的確に理解する為には、幅広い人生経験もまた必要となりますことから、視聴者を選ぶ作品でもあり、世俗に塗れる、つまり世の中の裏を見ている経験など視聴者の社会的な立ち位置で評価もバラつくと思います。

ここで暫定ですけど、点数評価も行います。
各点の根拠は総評で記述します。
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7話まで視聴したので中間レビュー的に追記します。
(他の業界作品との類似性について)
本作から『それが声優!』や『SHIROBAKO』のような展開を期待している声も多いようですが、本作の内容はかかる作品へのアンチテーゼではありませんし、アニメのプロデュース段階から描いている点で、声優とアニメ制作に特化した両作とは異なりアニメ作品誕生から業界を俯瞰しているゆえに、両作とは一線を画したストーリーとなっています。

確かに『それが声優!』と『SHIROBAKO』並びに『アニメーション制作進行くろみちゃん』は本作を視聴するに当たり「参考」とはなりますが、上記のとおり切り口や視点が全く異なるので「比較」には至りません。

また、『それが声優!』や『SHIROBAKO』が業界を正確に描写しているかというとそんなことはない。
どちらもそれぞれの業界の一断面にスポットを当て、世間に見せたくない黒い部分には蓋をし、ストーリー上どうしても表現しなければならない黒い部分はグレーにしてお茶を濁し綺麗にまとめているだけです。

上記に関して、昨今騒ぎがあったので『SHIROBAKO』で分かり易く例えてみますね。

原画セッションは絵麻の成長物語で構成されていますけど、この作品では「動画」の待遇が描かれていません。
原画であっても安アパートに暮らし、具のないカレーで節約している絵麻以下の動画の境遇を描いたら世間はどう思うでしょう?
ほとんどの方はこれで業界の「黒い部分への蓋」を察っして頂けると思います。

つまり、両作とも業界のブラックな部分を虚偽表示手前ギリギリまで希釈し、穿って見れば良いイメージへと「印象操作」をしている作品です。

アニメ制作現場の雰囲気に関しては『アニメーション制作進行くろみちゃん』のエピソードの方が過剰演出ではあってもアニメ制作には関わりたくないと思いたくなるほど、ドロドロとした現場の空気が醸し出されています。(制作したゆめ太カンパニーが結局消滅したのは別としても。)

12月6日追記
長らく『それが声優【裏】』としていましたけど、本作はアニメを一つの商品パッケージとして見ているので、このタイトルでは範囲が狭小であることから変更します。
なお、タイトルは確定で考えています。
この作品、私の見込みの通り他のサイト等でも高評価を得ており大勢はほぼ決着したようで、今更書き足すこともありませんけど、惰性で各話を記述していきます。

第1話メモ

業界ナンセンス物でぶっちゃけ面白いです。
第1話からクズキャラのオンパレード、業界の闇やら毒素が出るわ出るわ(笑)
内容は、デタラメや非常識がまかり通る興業業界では当然の出来事を描いているだけですけど、本来タブーに触れることを果たしてどこまで描ききれるか見もの、勢いで、枕営業まで描いたらお見事です。
あえてネタバレは書きません。
この作品も個人的には当たりでした。

「それが声優!」を未視聴の方は並行して御覧になると、より楽しめると思いますよ。

第2話メモ
おいおい。予想に反して引き込まれてきました。
俺ガイルファンの私としては視聴=嵌る宿命だったか!
ネタバレレビューを読む

第3話〜第4話メモ
はいはい。ここまでクズっぷりを露わにしたら、逆に潔くて清々しいw
真面目に制作してもコケる作品もあるのだから、ナンセンスで作り込むのも有り。
いや、万人受けを狙っていないことすら私は魅力を感じる。
ディオメディアもあえて業界を自虐的に制作しているのだろうし、アンチやナンセンスもので制作スタジオの差別化を図る経営戦略だってあっていい。
この作品、業界ドキュメンタリーじゃあるまいし、内容を真面目に考えてもコレはしょうがないがない。
ネタバレレビューを読む話しを面白可笑しく盛っただけでないかな。
渡航氏とディオメディアの組み合わせを考えると、仕掛けて来ても不思議と違和感がないw
そもそも、ネタバレレビューを読む

渡航氏が繰り出すネタを【ネタ】として受け止めないとこの作品を楽しめないかなw
クリディアコード作画が逝ってても、今期の万策尽きたー!の多さを見るとA-1の力技で放送落とさなかったのだから渡航氏はさして気にしてないだろうけど、業界クライシスも現実になってきているから、これからはネタバレレビューを読むある意味旬というか皮肉たっぷりな内容。
SHIROBAKOだってある種の誇張や事実の脚色はあるでしょうし、むしろ制作進行くろみちゃんの方がギャグで薄めてはいるけど、あれでシビアな現実を表現しているのかもしれない。
ネタバレレビューを読む
今期はガチな作品が多いし、これぐらいバカバカしい作品も息抜きに丁度いい。
ちー様がクズでも心臓に毛が生えたような糞度胸と鋼鉄のメンタルで乗り切ってしまう、どこか憎めないキャラだし、だからこそ私も乗れるし、毎週観るのが待ち遠しいということは、私的に楽しめている証拠だね。

第5話メモ「渡航氏のまとめCOMPLEX丸出し回だな。ガハハ」
(公式より)
脚本:さがら総
絵コンテ:数井浩子
演出:筆坂明規
総作画監督:木野下澄江、西田美弥子、石川雅一
作画監督:大田謙二、水野隆宏、LEVEL ZERO

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第6話メモ「ゴージャスなメンタルの行き着く果ては?」
脚本:渡 航
絵コンテ:井畑翔太
演出:久慈吾郎、井畑翔太、胡蝶蘭あげは
総作画監督:木野下澄江
総作画監督補佐:石川雅一、西田美弥子
作画監督:西田美弥子、小川茜、徳永さやか、大村将司、洪範錫

今回は渡航氏脚本。
相変わらず、作監修正でクオリティを維持してるんだな。

右を見ても左を見ても非難ゴーゴーなこの作品。
社会人であれば、空気のように存在する薄汚さを見せつけられるのがそれ程に嫌なのか、それとも身に覚えがあるが故にブーメランと感じてしまうのか。

本作の表層を浚っただけであるとか、はたまた本作の世界観でもある社会の歪みを直視し、リアリズムへの立脚が可能か否かでも評価は大きく異なるようだ。

リアル社会で様々な辛酸を舐めているならば、本作を観て叩く理由などほとんどないとも思うが、社会経験がない層やアニメはかくこうあるべきとの信念、臭い物には蓋をすべきと考える偽善に立てば叩きたくもなるのかもしれない。
その意味で本作はユートピア社会を求めるポピュリズム階層に対してはドMな役割期待も担っているとも言える。

また、本作はあえて「天然クズキャラ」のちーさまを主人公に立て、登場各キャラの「本音」を抉り易い環境設定にしている点が大きな特徴だ。

一定の社会経験があれば身近にゴロゴロしているちーさまキャラの設定には「苦笑」で応じる余裕は保てるが、彼女の存在をポジティブに捉える事ができなければ、本作への理解も抵抗感という不合理な感情の介入で掻き消されるだけかな。

第6話まで視聴した限り、業界に纏わることの多くはネタで、全てを額面通りに受け取る必要はないでしょう。
また、一部に事実の摘示があっても、尺と演出の都合で大袈裟かつ矮小化されている程度の事は常識の範疇で理解可能であり、したがって本作の内容を以って業界総論とはとうていならない。
ま、本作をどう捉えるかの切り口によるが、社会の縮図としてみるとケーススタディとしての役割は十分に果たしており、社会学の教材としては応分の妥当性はあるだろう。

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ちーさま負けたなガハハ!

第7話メモ「親の心子知らずでもないぞ」
脚本:菅原雪絵、渡 航 
絵コンテ:ひいろゆきな
演出:ひいろゆきな、井畑翔太、胡蝶蘭あげは
総作画監督:木野下澄江、石川雅一、西田美弥子
作画監督:加藤弘将、小川茜、伊集院いづろ、j-cube
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総評は群像劇としてレビューするつもり。

第8話
脚本:菅原雪絵、さがら総
絵コンテ:井畑翔太
演出:飛田剛
総作画監督:木野下澄江
作画監督:木野下澄江、石川雅一、加藤弘将、徳永さやか、小川 茜、大村将司、上野卓司、是本晶、陣内美帆、石田啓一、YuMinZi
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投稿 : 2025/04/19
♥ : 47

61.4 3 マネージャーで演技なアニメランキング3位
CUE! アニメ(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (91)
250人が棚に入れました
『CUE!』は、リベル・エンタテインメントが2019年10月25日に提供を開始したスマートフォン向けアプリケーションゲーム。CUE! 1st Anniversary Party「See you everyday」にてアニメ化が発表されました。

実績も経験もない、できたてホヤホヤの声優事務所『AiRBLUE』。そこに所属するのは個性豊かな声優の卵たち。彼女たちはいまの自分に何ができるのかを考え、それぞれが信じる形で夢へと駆け出していく! しかし、夢を抱きつつも直面する厳しい現実。苦悩、挫折、葛藤――。いくら練習を重ねても、全員がオーディションに合格することは叶わない。声優を目指す者なら誰もがぶつかる壁を前に、彼女たちはどう立ち向かっていくのか? 新人声優たちによる物語が、いま始まる。

声優・キャラクター
六石陽菜:内山悠里菜
鷹取舞花:稗田寧々
鹿野志穂:守屋亨香
月居ほのか:緒方佑奈
天童悠希:鷹村彩花
赤川千紗:宮原颯希
恵庭あいり:飯塚麻結
九条柚葉:村上まなつ
夜峰美晴:安齋由香里
神室絢:松田彩希
宮路まほろ:山口愛
日名倉莉子:鶴野有紗
丸山利恵:立花日菜
宇津木聡里:小峯愛未
明神凛音:佐藤舞
遠見鳴:土屋李央
鳳真咲:日笠陽子
五十鈴りお:洲崎綾
由良桐香:五十嵐裕美

mimories さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

このクオリティで2クールやるとは…

 
(7話脱落→復帰完走)

なぜ復帰してまで観たのか自分が分からない。
7話視聴後の想像を超える残念な内容。

ストーリーもキャラの思考も低いレベルに設定されてるので、ターゲットは小学生女児あたりと思われる。であれば雑な作りでも文句は出ないだろう。文句言う大人など相手にする必要ない。

とりあえず考えなしに声優目指してずっとバイトで食いつなぐみたいな人が増えないよう祈るのみ。だから小学生にも観てほしくないし、大人にも…誰にも薦められない(笑)

__________

(7話視聴後)

プレイヤーがマネージャーらしい原作ゲームは未プレイ。このアニメとはかなり違うのだろうか?

本アニメの売りであり難点はキャラの多さ。気に入るキャラがいれば観てて楽しいかもしれない。が、キャラ付けが雑というか、魅力そっちのけで無理やりな差別化設定ばかり。これではキャラの多さが弱みにしかならない。

話自体もマシな回とどうしようもない回がある。
それより気になるのは、これコンテの人いないの?監督は寝てたの?ってくらい工夫の無い構図。素人が趣味でやってんじゃないんだから…と思うくらい酷い。

キャストは…もうノーコメントで。

ここまで観てはじめて2クールだと知る。1クール我慢しようと思ってた心が折れた(笑) というわけで脱落。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

これは酷い。まあ声優に仕事を作るためのアニメと考えれば価値もあるのか

声優というのは非常に狭き門である。
その理由としては、一人の売れっ子声優が何本ものアニメの主役を独占できるところにあるのでしょう。
作画は何百人という人海戦術だから下手な人でもそれなりに生きているみたいですが、声優は頂点にしか仕事がない。
だからほとんどの声優は生き残ることができないのでしょう。

そう考えればヒロインを15人も無意味に出すこのアニメは、15人もの声優に仕事を作ったわけで、そこは偉いのでは無いでしょうか。
しかし本当に偉いと言われるためにはそのアニメが大ヒットしてその声優の代表作といえるくらいに良い作品になってこそだと思うので、単に仕事があれば良いってものではないと思いますけれどね。

内容としてはかなりきついです。
声優を題材にしたアニメなのですが…全くおもしろく無い。
冒頭から主人公らしき人が台本を落として奇声を上げるという意味不明な出だしでドン引きさせられた状態からの… いや全部つまらいので挙げ連ねるのも面倒なのですが。

特に何だこりゃと思ったのはキャラの無駄な多さですね。無駄に大勢出すと焦点がボケて誰一人わからないんですよ。主人公は誰?
15人はどう考えても多すぎ。
キャラ1人1人を描く気なんてさらさらなく、ただ無駄にキャラを出しただけなのでしょうね。
知らないですけれど、デビュー確約の声優学校でもあって、その卒業生を全員ヒロインにぶっこんだとかですかね?

こりゃ酷いなと思ったのは演出も演技も悪いので、作中の演技が良い演技なんだか下手な演技なんだか、全然わからない。
いい演技だとコメントしていましたが、まったく説得力がない。

比べるのもなんですが、かげきしょうじょは演技に凄く説得力があって、登場キャラのコメントにもなるほどと納得できたのですが、本作は違和感しか無いです。

絵も悪いです。絵柄的には可愛らしさはあるのですがレベルが低く、まあ全体的にレベルが低い中では些細な問題ですね。

というわけで色々ひどかったですが、15人もの声優が仕事をもらえたなら、まあ良かったんじゃないですか。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

卵とはいえ、プロですよね?

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
声優育成ゲーム(サービス終了)のアニメ化。という、やや爆死臭がしますが、それだけで酷評はしません。作画など、アニメとして、一定のクオリティはあると思います。

まず、キャラ数が多くて覚えられないのは、私の問題かもしれないので、置いといて(笑)

全体として、「薄っぺらい」という印象です。作画、演技、キャラ、設定、演出、ストーリー、全てにおいて。

具体的には、特にストーリーがややご都合主義的に動き、安易な感じがしました。勿論、なろう系などもっとご都合主義なアニメはいくらでもあるけど、これは、「声優業界を深く知るゲーム・アニメ業界」が作る作品なので、「声優ってこんなに甘い世界なの?」という印象を受けてしまいました。

我々もアニメが好きだからこそ、こういうアニメには、余計に厳しい見方をしてしまうのかもしれません。

レビューでは、「新人声優をアニメ化する難しさ」を「新人アイドル」と比較しながら、書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(3話まで)】
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【各話感想(自分用メモ)】
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投稿 : 2025/04/19
♥ : 13

64.9 4 マネージャーで演技なアニメランキング4位
声優ラジオのウラオモテ(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (90)
269人が棚に入れました
「夕陽と~」「やすみの!」 「「コ―コーセーラジオ~!」」 「この番組は、偶然にも同じ高校、同じクラスのわたしたちふたりが、皆さまに教室の空気をお届けするラジオ番組です!」 声優としてもクラスメイトとして、と~っても仲良しなふたりのほんわか声優ラジオがスタート・・・・・・というのは「オモテ」の話。 夕陽の素顔は根暗な地味子、対するやすみは生粋のギャル。見た目も性格も正反対なふたりは、口を開けば大ゲンカ。 「・・・・・・・何その眩しさ。本当びっくりするくらい普段とキャラが違うな、いつもの根暗はどうしたよ?」 「あなたこそ、その見た目で可愛い声を出すのはやめて」 収録が終わればそこは修羅場、嫌味と罵りの嵐が吹き荒れる! こんなやつと一緒にラジオなんて、絶対に無理! でも、オンエアは待ってくれない・・・・・・! 前途多難な声優ラジオ、どこまで続く・・・・・!? プロ根性で世界をダマせ!バレたら終わりの青春声優エンタテインメント、NOW ON AIR!

声優・キャラクター
歌種やすみ/佐藤由美子:伊藤美来
夕暮夕陽/渡辺千佳:豊田萌絵
桜並木乙女:長谷川育美
柚日咲めくる:東山奈央

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

アニメ化するべきでは無かった。原作者はキモヲタか業界ゴロのどちらかだろ!

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.27

 原作者には悪いけど、アニメ化しない方が良かったですね。これ、声優に一番詳しい組織(アニメ製作会社)が、大して業界情報を持っていない原作者のラノベをアニメ化するという、地獄絵図になっています。

 声優ブームが落ち着いて、我々視聴者にも声優残酷物語が明らかになりつつあります。

 そもそも70年代から80年代のアニメのムック本とかに載っている声優インタビューを読んでみると、声優達は業界をボロクソに言っています。(特に銀河鉄道999映画版のムックはやばかった)

 声優なんて目指してなるものでは無く、俳優崩れが仕方なくやるもんだとか、低スキルワークに過ぎないので何年やってもキャリアにならないとか、給料が安くて生きていけないとか、業界ヒエラルキーの最底辺の声奴隷に過ぎないとか、酷いもんです。

 そして現在、アニメ業界は規模だけがデカくなったものの、声優の待遇は改善されていません。競争だけが激化しています。さらに、A.Iで代替も出来そうです。

 本アニメは、高校生声優2人が業界で頑張る話ですが、はっきり言ってメルヘンです。

 多分、声を当てている声優も、アニメ監督他のスタッフの方々も、こんなことあるわけねーじゃんとニヤニヤして原作者を馬鹿にしながら製作しているのが見え隠れします。

 業界内部のことを、外部の人間が小説に書くと、キモヲタの妄想にしかなりません。

 これ、原作者がアニメ業界内部の人間だったらさらに悪質で、声優業界の惨状を知っていながらも、こんなメルヘンなお花畑ラノベを書けるというのは、業界と癒着した業界ゴロでしかありません。

 どっちに転んでも、妄想思弁小説で辞めとけは良かったのです。ただ、構造的に声優が主役のアニメが面白く無いということが分かったのが一番の収穫でした。

 後、私は陰キャが演技について偉そうなことを言うのが鼻につきました。ほぼコネのクセに…。事務所のゴリ押しとかと余り変わらんだろ。

 また、声優如きにキャスティング権など無いので、先輩に評価される意味なんてあるの?全員別撮りだろ?

 原作者がキモオタなのか、業界ゴロなのかが、一番気になります。どっちにしてもクソですね。
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 10話まで観ました。2024.06.15

 9話でクリスマス会をカラオケでやってクラスの友達と遊んだり、10話でイベント出たりしてなんやかんやでギャルの演技はオーケーになりましたとさ。

 どうも普通のアイドルモノの様な感じになってしまいました。ラジオはどこへ?

 声優業界の詳しい状況を描けない縛りでもあるのか、ゆるい雰囲気です。もっと、陰キャとギャルの差が開いて欲しかったです。

 声優業界も、陰キャの様にパパが監督みたいなコネが無いと駄目らしいですが、其の辺をもっと深掘りして欲しかったです。

 後、声優イベントで、主人公達女子高生声優他に告白ボイス対決をさせたりしてましたが、イベントってあんなにキモいの?若い娘にセクハラして、反応を楽しんでいる様な悪趣味さを感じます。

 声優のギャラとかがも明らかにならないし、リアルティも欠如しているので、裏も表も無い、緩いなんちゃってお仕事モノでしか無いようです。

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 8話まで観ました。2024.06.03

 6話、7話と意味不明な展開が続きます。ギャルと陰キャがキャラを作っていた事にファンは怒っているらしいですが、これ、演技そのものを否定してますよね?

 プライベートそのままじゃ、声優にならないじゃん。時々大人の事情で出てくる棒演技声優が良いってこと?普段通りにボソボソ台詞を喋られてもなぁ…。

 普段からアニメ声じゃおかしい人です。しかも演技なしじゃ現況、高校生キャラしか出来ません。

 もう、人を殺したことがある人しか殺人犯役出来ないと言っている様なもんで、ファンの方がおかしいでしょ。転生したことないのになろう主人公やるな!レベルです。

 そして、陰キャの弁護士マッマとの賭けで引退チキンレースをやりますが、こんな茶番でファンに許されるのかな?物理攻撃されなきゃカウントしませんレベルのハードルの高さはズルですねぇ…。

 この二人、ちょっと事件起こしすぎです。無許可路上興行で警察に怒られるでしょ。

 そして8話、何か許されたことになってからの、ギャルが悪役に挑戦して上手くいかね〜と悩みますが、こんなの挫折でも何でもありません。

 オーディションでレギュラー役ゲットした時点でスーパーエリート声優ですよ。私の友人など、一回もアニメに出演出来ずに引退ですよ?大半の声優はデビューしてもこんなもんです。

 人型決戦兵器に搭乗して出撃した経験が無いから駄目なのかな?プロなんだから頑張って欲しいですね。
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 4話まで観ました。2024.05.03

 今回で一区切りって所でしょうか。陰キャの裏営業疑惑を晴らすためにギャルはキャラを作るのを辞めて、ラジオ配信することを決意します。

 顔出し営業してるのに、本来はギャルで、声優の仕事のキャラは作ってましたって…。普段はヤマンバギャルメイクかなんかしてんの?本当の自分とは?

 昔の子供向けアニメみたいに、偽物ヒーロー出現!劇中の登場人物はヒーローが本物かどうか分からないけど、視聴者には一目瞭然的な昭和演出かよ…。

 売出し中の芸能人(アイドル)ポジで一般人の中に混じったらオーラが消えるなんて、声優とは言え不味くない?

 陰キャも、正体が全国的にバレましたが、人気アニメの主演に決まっても、ヲタク以外は興味が無く、平穏に高校生生活出来ますよ的な業界の甘えが見え隠れします。

 アイドル声優のファンって、そんなに物分かりが良くて、世の中に影響力無いものかな?撮り鉄みたいに、自殺特攻して来ない?

 何か、現実感の無いファンタジーになってきたので、そろそろ潮時かもしれません。
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 3話まで観ました。2024.04.27

 主人公のギャルと陰キャ、顔出しで仕事しているのに同級生に正体がバレて無い様です。ストーカーになりそうな同級生ファンが特定しようとして興奮してますが、気付かないなんてことある?

 百合営業もやり過ぎ感があります。一緒に家風呂入る?そしていつもの胸揉ませろ…。男同士だったら、珍宝がデカいからフェラチオさせろ位にキモいんですが…。

 ネットにアップする画像も顔を出さないのですが、ラジオで公開放送とかしてましたよね?家の場所とか特定されない様に背景に気を使うとかなら分かりますが、今更顔を隠す意味ある?

 陰キャのマッマは金持ち弁護士で、娘がドル売りしているのを良く思っておらず、初対面で同業者のギャルに対して恥さらしだみたいなことをグチグチ言いますが、二人で私生活切り売りしてますが今更?

 そして陰キャに枕疑惑が…。オチは読めますねぇ…。声優業界の闇を描きたいのか、女子高校生声優二人の成長と成功を描きたいのか…。

 高校生ラジオも不人気で打ち切りとか劇中で言ってますが、色々ぶっ込み過ぎて迷走中です。そもそも未成年に私生活切り売りさせんなよ…。

 主人公達、女子高校生で生活もかかって無いのに、ギラギラし過ぎです。ギャラもいくらもらっているのか不明ですし、部活動ものっぽい雰囲気と業界の殺伐とした状況が上手く噛み合っていません。

 青春ものなのか、業界残酷物語なのか…。迷走していて観ていて疲れます。
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 2話観てのレビューです。2024.04.18

 何か、トントン拍子に仕事が入ってきます。主人公達、セットでアニメのメインキャストに決まり、アイドル売りもする様です。主人公達は舞台で歌って踊ります。陰キャとかギャルとかどこ行った?

 ドル売りするのにギスギスしている暇なんてありません。しかし、素人新人では無いとは言え、人前で見事にパフォーマンスできるんだ…。

 サービス停止ソシャゲ宣伝謎アニメのCUE!みたいに、バンバン仕事が入ってきて、スターダムにのし上がりそうですが、そんなに甘い業界なのかな?

 女子高校生である必然性も無くなってきています。ギャルの方は売れるために何でもする覚悟で、コネでも何でも良いから売れる時に売るんじゃ〜!若さぶん回してアドバンテージ活かすんじゃ!新人枠で無くなる四年目から景色が変わるんじゃ!とかマネージャーとグチグチ言あいますが…。

 仕事に制限がある女子高校生の身分は邪魔なんじゃ…?SHIROBAKOの赤毛みたいに高校卒業後でも良かったのでは?商売上の理由かな?う〜ん…です。
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 初回観てのレビューです。2024.04.11

 同じ高校のクラスメイトで女子高校生声優の二人がラジオをやることに!しかし、性格は真逆だった!上手く仕事出来るのか!?

 と、いうコメディですが、レジェンド級ならまだしも、売出し中のアイドル声優は普通に仲が悪そうなので、意外性は全く無いです。

 構造的にも仕方無い所があって、一同に集まって仕事をする必要も無く、一人何役も出来るので、芸能人の〇〇キャラ枠より競争が激しそうです。

 しかも、メインキャスト以外、誰も覚えちゃいません。加齢で席が空くわけでもないし、レジェンド級が50年位少年キャラ枠を独占したりもします。

 正直、ヒーロー、ヒロインそれぞれ5人位、後は子供、老人、父母等のバイプレイヤー、数は少ないけどドラえもん、ちびまる子ちゃん級の声優とキャラが一体化したアニメのキャストとで20〜30人もいればアニメ業界回るでしょ?

 アイドル声優は演じられるキャラも被っているせいで、ライバルが失脚すればストレートに己の利益になるので、ファンの場外乱闘も含めて蹴落とし合いが大変そうです。

 主人公は二人とも女子高校生で生活がかかって無いので、ギラギラはしていませんが、高校生でデビュー出来ているエリートという面も含めて、陰キャやギャルとかのキャラ付けが必要なのでしょうか?

 素の自分と違うとか、成長とか描きたいのかもしれませんが、芸能人なんて、客席から狙撃される危険があっても舞台に立ちたい承認欲求の化物じゃないと、やろうと思わないでしょう。

 声優という特殊技能者を高校生というオブラートに包んでラジオを舞台に面白い話が作れるのか、凄く疑問に感じます。

 取り敢えず、次回以降に期待です。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 4
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

8話 うーん、深掘りできず、かな。期待感がなくなったので断念します。

1話 バカバカしいのも一周回ってアリ。メタのメタで面白いかも。

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2話 出落ち感。コンセプトが中途半端でリアリティが弱いかも。

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3話 お風呂シーンでもう中断しようと思ったら、なかなかいいギスギスが…

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4話 実力とアイドル的な売り方のアンビバレントが描けていれば最高だったんですけど。

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5話 視点はいいんですけど、原作者の自己陶酔にも見えなくはない

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7話 題材は面白いんですけど、エピソードの作りがなあ…

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8話 うーん、深掘りできず、かな。期待感がなくなったので断念します。

 ちょっと楽しみにしていた声かける件は先週でさらっと終わったのかな?うーん、親の思惑と声優活動活動そしてファン。深掘りする素材はあったのになあ、という感じで残念です。

 それと作画悪くなってきてます?もう断念するのでいいですけど、視点はいいんですけど、ちょっと話の展開に興味が持てなくなったのと、改善する期待値が低くなったので断念します。

 話はよくないですが、何となくポテンシャルはあったので3。キャラは芯が感じられず感情移入も萌えもなかったですので2.5。声優さんはまあ題材的にむつかしいですが評価せずの3。作画は2、音楽は3とします。

 初めのギスギスがよかったなあ、という気がします。ただ、点ほど悪い印象ではないです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 4
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

貴方のそういうところ本当に嫌い

作画かなり悪いしリアリティのないおかしな話だけど、キャラクターは好きで楽しめました
声優がテーマのアニメってなぜか声優の演技が酷いこと多いけど、今回はちゃんと声優の凄さがわかる演技で特に最終回の演技は素晴らしかったですしシナリオもラストは良かった、途中までは微妙でも終わりが良いと印象がいいですね

シナリオはずーっと何かおかしくて、一つ一つうまく説明できないけど何か引っかかる
この作品のシナリオがおかしい原因は話を書いた人がアイドル声優にガチ恋する声優オタクだからかな?って思った
声優に対する感覚が普通の人と違うような

一番おかしいと思った部分は、 ネタバレレビューを読む

もう一つ、ねむりと夕陽の距離感とか、めくるちゃんの人とのかかわり方とかなんか変、うまく説明できないけど

他に気になったところ ネタバレレビューを読む
こんな感じで変なところは多いけど、つまらない話ではなかったです

投稿 : 2025/04/19
♥ : 13
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