マスコットで笑いなおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのマスコットで笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月04日の時点で一番のマスコットで笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.8 1 マスコットで笑いなアニメランキング1位
けんぷファー(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (918)
5487人が棚に入れました
ごく普通の男子高生・瀬能ナツルはある朝、突然目が覚めると女になっていた。
覚えのない性転換に愕然とするナツルだが、追い討ちを掛けるように臓物アニマルのハラキリトラから「ケンプファーとして戦え」と告げられる。一切事情が分からないまま、戦いに巻き込まれていくナツルの運命やいかに!?
幼馴染・生徒会長・メガネっ娘の相棒など、美少女満載のバトル入り学園ラブコメディー。

声優・キャラクター
井上麻里奈、堀江由衣、名塚佳織、阿澄佳奈、中島愛、野村道子、田村ゆかり、水樹奈々、能登麻美子、内海賢二
ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

性転換、声優アニメネタ、ラブコメ、バトルなど多彩な要素を持つアニメ

主人公は瀬能ナツル。

佐倉楓からもらった臓物アニマルシリーズの腹切りトラのぬいぐるみを貰ったことから''けんぷファーに変身''出来るようになる。しかしけんぷファーは女性にしか認められないので男のナツルは変身している間は女性に強制的になる。けんぷファーになる資格は''モデレーター''に認められた女性。

モデレーターの説明は11話にある。

けんぷファーに変身すると特殊能力や武器が使え身体能力も格段にアップする。

学校は男女共学だが男女を隔てる環境が兎に角厳しい学校。男女は別校舎になってて図書館などの教養スペース以外はセキュリティー、鉄壁などが隔てている。

兎に角いろいろ詰め込んだアニメ。

性転換、臓物アニマルたちは野村道子、水樹奈々、能登麻美子、田村ゆかり、今は亡き内海賢二さん、など豪華声優陣、そしてナツルを巻き込むラブコメとけんぷファーバトル。

しかし、バトルはあまり無くひたすらナツルとのお決まりの主人公が鈍感の進展の無い過程を楽しむラブコメ、それもTV版にしてはエロい部類のラブコメ。もちろん無修正のblu-ray版はもっとエロいです。

ひたすらラブコメやデート回が多く、やっとけんぷファー絡みで動いたのは7話。しかしまたデート回。

やっと話が進展したのが9話。

そして全12話ということでもちろん、完結はしません。しかも本編は11話で終わりで俺たちの戦いはこれからだと言わんばかりの終わり方、そして最終回は本編とは関係のないOVA要素が強い第12話です。

けんぷファーバトルの説明はすこしあるのですが、臓物アニマルの正体や黒幕の人はどうしてそうなったのとか、バトルによる勝ち負けは一切ない進展しないけんぷファーバトル。シュベアト、ゲベアー、ツァウバーなどドイツ語がなにかの複線なのかとも思いましたが一切説明なし。

風呂敷を畳きれなかったアニメの代表という位置づけです。

銃や剣や特殊能力のバトルはあるが血は一切でない勝ち負けのないものですのでバトル要素は薄いです。アニメの題名にもなっているけんぷファーバトルは二の次のラブコメネタアニメでした。

あまり物語に集中しないでラブコメやネタを気軽に見れるアニメでしたので、これはこれで面白かったアニメでした。作画も安定して綺麗で、絵で見ても視聴し甲斐のあるアニメです。

自分的に気軽に見れるアニメの仲間入りです。しかしすこし過激なシーンもありますので一人で見るに限ります。

{netabare}
しかし、このアニメは絵はすごい気合が入っていますね。臓物アニマルの擬人化、しかもアイキャッチのみの使用でのいろんなキャラ(ミクとか)などキャラデザの無駄遣いがすごいと思いました。

11話でけんぷファーや重要な説明があり佐倉楓がモデレーター(洗脳?それとも宇宙から来たモデレーター本人?)で白のけんぷファーが動き出したところで終わるのでが、物語要素は好きなので、ラブコメだけではなく物語の進展も見てみたいアニメです。

しかし本当このアニメはラブコメ要素が濃いアニメだと思います。題名のけんぷファー要素の説明が11話のそれもたった30秒くらいのざっくり説明ですからw


11話の楓のセリフで

楓「あなたは最後には女であることを選ぶわ」←女に変身するのは過程で最終的には女性で性別を固めるってこと?全男性消滅作戦?原作を見ていないので意味深な終わり方でモヤモヤしました。

臓物アニマルのアイキャッチ擬人化で一番かわいかったのが火炙りライオンです。しかし声が内海さんなので破壊力(可愛さ、衝撃さ)が半端ないですw

そして多彩な女性キャラが魅力でした。幼馴染で主人が好き、性格変換、ドS会長などなど。。。M属性の私には堪らないキャラ達でした。

特に雫会長には一回詰ってもらi。。。

2期。。。はもうないのでしょうが続編期待です。そういうことなら何年まっても続きが見たいアニメですね。でも内海さんが亡くなっているのでそこは続編絡みで悲しいことです。




{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

けんぷにゃー!

仁義なき戦い!!


自己言及してかないと忘れ去られる赤と青の代理戦争設定
物語性なんてほとんど皆無なんじゃないですかね
11話の喜びの歌が流れた辺りは、いったい何事かと思いましたよ
12話とか全編そんなんですよね、疑問が次から次に湧いてきますが一切解決に至らない
なんですが、謎の中毒性があるんですねこのアニメ
臓物アニマルで言うところのハツが勝手に惹かれてしまう、何故なんでしょう

にゃんこいと同日同時間帯にやってましたね、仁義なき戦い!
9話がどちらも水着回だったりと恐ろしいほどシンクロしてますね
原画に東横桃子が入っとるー
吉原達矢氏です、大きく構えた芝居と舐め回すカメラワーク、見てて気持ちがいいですね
にゃんこいにも原画で入ってましたので、仁義なきtってことでもないか同一人物だし
制作はNOMAD、全体的にはちょっと怪しいかも、7話の鏡像が反転してない作画とか

原作の希望通りな神掛かりキャスチング
堀江由衣、田村ゆかり、水城奈々、能登麻美子
そしてしずかちゃんや2代目ワカメでお馴染、野村道子御方
しかもほっちゃん以外全てぬいぐるみ役だと、なんという声優の無駄遣い
これだけ揃えたとあって声優ネタも豊富です
6話「なぜかお風呂好きの女の子になっていてメガネをかけた少年とロボット(ry」7話「いっぺん死んでみる?」12話「少し頭冷やそうか・・・」他
10話は宝庫でしたね、ゆかりんのラジオネタとか奈々様の阪神ネタとか能登さんのCMネタとか
主人公・瀬能ナツルですが、割と性転換ものって声変えますよね
井上麻里奈さんは芸域も広く男の子役でも結構馳せてるから問題は無いかと思われ
まぁ難しいところですが、元が男なので割り切って見れますね
11話では野村道子さんの旦那様にして大手賢プロの代表取締、にしてラオウの内海賢二さんも出演なさってます
予告では夫婦掛け合いが見えます
えーそれから、名塚さん、祝・ご結婚!

 三    (^o^)   これはきっと
  三   <( )>    両想い~♪
 三    //

  (^o^)   三    見方によれば
 <( )>  三    両想い~♪
   \\  三

OP「あんりある♡パラダイス/栗林みな実」
ED「ワンウェイ両想い/瀬能ナツル・沙倉楓」
どちらも可愛らしい良い曲たちです
EDアニメーションは有名な腰振りEDです、靭帯痛めるんじゃないかってくらいの振り具合ですが癖になります
曲も、ワンウェイ妄想してく~♪の高くなる部分とかかなりツボ入ってます

やはりこのレベルになると、声優がキャラを持ってっちゃうのが如実に顕在してますね
最終回見て特に思いましたが、いやしずかちゃん声のナツルは外して、基本違和感がないんですよね
声優アニメということをここでも認識、まぁ好物なんですが
とりあえず二重人格の美嶋紅音ちゃんブヒイイイイイイイ
白のけんぷファーの4人とか、キャラ付け適当すぎるw
新聞部のKYぷりはいただけませんでしたね、あぁいうノリは
楓とは一体なんだったのか、モデレーターとの関係は明かされず仕舞いですか
てか瀬能ナツル(男)はあれだけ詰め寄られてチンピクのひとつもしないとは


まぶらほの築地俊彦氏のラノベ原作
2期というか特別編が決定しましたね、地上波でも放送されます
キャラは可愛いですしネタアニメ好きの人は見て損なしです
”ある朝目覚めると巨乳の美女になっていた”
なんてことになるかも分かりませんからね、なった時のために是非・・・?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ケンプファーといってもモビルスーツじゃないんですよ~

原作は既読で視聴しました

主人公の瀬能ナツル(せのうなつる)くん(♂)がある日突然ケンプファー(ドイツ語で戦士)のなつるちゃん(♀)に変身してしまうというお話です

かわいい女の子がたくさん登場して
ケンプファーに変身するのですが
実はケンプファーになれるのは女の子だけ

なのに
男の子のなつるくんもなぜかケンプファーに変身して
しかもかわいい女の子になってしまいます

他の女の子のほうはというと
変身すると性格が攻撃的になり
凶暴になるわ
ハイテンションになるわ
Hぃくなるわ
冷酷非情(この子は元から)になるわで

お話の内容が
ラブコメ
ハーレム
美少女
バトル
百合
虐待(個人的主観です)
SM(個人的願望です)
MS(ネタです)


てんこ盛りの
お祭り状態になるのは必至です

原作を先に読んでから視聴したのですが
これだけの要素を盛り込んで
原作12巻分を
1クールのアニメ作品にするなんて

観ている間
お話が収まりきるのか心配でしたが
実際収まりきってませんでした

なにより
この作品の最大の鍵となる
ケンプファーの謎に迫るお話については
ほとんど触れられていなかったのが
非常に残念でなりません


一方で
印象的だったのは
「臓物アニマル」というぬいぐるみの声優さん

原作者さんのお遊びなのか分かりませんが
原作では声の主を声優さんの個人名や出演作品名を挙げて紹介しているのですが
本作品では本当にその通りの声優さんがあてられてました

なかでも
なつるくんの家にいる「ハラキリトラ」の「野村道子」さんと
「ヒアブリライオン」の「内海賢二」さんの共演がよかったですね
(※内海さんについては2013年6月13日に永眠されました)

野村さんは「ドラえもん」の初代(テレ朝版)「しずか」ちゃんの声の人
内海さんはいろいろありますが
個人的に印象に残っているのは「ドラゴンボール」の「神龍」かな?
一番最近のものでは「銀の匙(Silver Spoon)」にも出演されてますね

そして
実はこのお二人
ご夫婦だったというのは驚きでした
正直この作品を観るまで知りませんでした
11話の次回予告ではご夫婦で共演までされてます


こんな大御所声優さんをご指名で起用して
他にも
豪華な声優さんがたくさん登場してて
太っ腹~(ギャラって高いのかな?)

っていうか
こっちに費用掛けすぎてしまって
主軸のほうにお金が回らなくなったから
こんな中途半端な結末になったんじゃないの?
って思うくらいです

最終回は
メインのお話とはほとんど関係のない
臓物アニマルくんたちを主役にした
おまけのエピソード回になってしまって
とても不満の残る内容でした


原作はとてもいいお話だっただけに
ちょっともったいない内容でしたね

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

80.3 2 マスコットで笑いなアニメランキング2位
劇場版「SHIROBAKO」(アニメ映画)

2020年2月29日
★★★★☆ 4.0 (354)
1699人が棚に入れました
いつかアニメーション作品を一緒につくろうと、ひょうたん屋のドーナツで誓いを立てた上山高校アニメーション同好会の5人。卒業後、5人はそれぞれアニメーション制作に携わる。宮森あおいは「えくそだすっ!」「第三飛行少女隊」の制作を経て、少しずつ夢へ近づき、「自分が本当にやりたいこと」を考え始めていた。一方、日々の仕事に葛藤を抱きながら過ごしていたあおいは、新企画の劇場用アニメーションを任され、「今の会社の状況で劇場用アニメーション制作を進められるのか?」と不安を感じる。はたして、劇場版アニメーションの納品は間に合うのか――!?

声優・キャラクター
木村珠莉、佳村はるか、千菅春香、髙野麻美、大和田仁美、佐倉綾音、山岡ゆり、葉山いくみ、米澤円、井澤詩織、田丸篤志、松風雅也、中原麻衣、吉野裕行、小林裕介、檜山修之、こぶしのぶゆき
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

成長したあおい達の姿に感激。ただし、製作視点だとホビロン。

テレビシリーズで人気を博した『SHIROBAKO』の劇場版であります。
放映終了から五年も経っていたわけで、
ファンにとっては『待ちに待った』一作ではなかろうかと。


公開日は2020年二月末日。
世間がコロナコロナと右往左往している時期(緊急事態宣言は4月7日)で、
タイミング的には苦しい状況というか、
すべり込みセ-フと言えなくもないけどアウトと言えなくもない、
実に微妙な時期でのお披露目となりました。

それもあってか興行収入は4億400万円と、
深夜アニメの継続作品としては「まあまあ」レベルで落ち着くことに。
まあ、受け皿の狭い作品ですからこんなものかと言えなくもなく。
(ちなみに『大ヒット扱い』してもらえるのは興収10億円からです)


内容的にはテレビシリーズの正統的続編で、
時系列としては、前作から四年後ということになります。
テレビ版を見てない方は丸ごとおいてけぼり。潔い。

主人公の宮森あおいは制作ラインプロデューサーに出世。
前社長のミスで落ちぶれに落ちぶれてしまった武蔵野アニメーションを、
ムチャぶりされた劇場版の制作で立て直す、みたいなお話です。


テレビ同様、制作現場の熱い『こだわり』は健在ですが、
あおいが出世しちゃったことに伴って、
モノづくり以前のスタッフ集めや、『制作』ではなく『製作』的な場面が増加。
また、チュ-トリアル的な色合いが薄まって、
たくましくなった業界女子たちのドラマ要素が前面に出てきています。

  その分「あるある50%」だったテレビ版と比べると、
  こっちは「あるある25%」みたいな感じになっています。
  うわ、マ〇ルさん出てんじゃん、とか、
  狭い業界ネタは随所にありますが、そんなもん、まず伝わんないと思われ。


結論から言ってしまうと、僕の個人的な満足度はBランクです。

ストーリーで『製作』マタ-が増えた関係上、
  いやいや、おかしいだろそれ
と思わずつっこみたくなるような不自然展開が気になって、
お話に没頭できなかった次第です。
業界ものとしてリアルさに欠けるって言うか……まあそれは後述します。

  ただ、それは僕がたまたま狭い範囲の仕事を体験していたからに過ぎず、
  世間的には「あんた何さま?」的意見ではないかと。

制作とか製作とか難しいことはどっちでもいい、
前作が大好きで、登場人物が進化して頑張っている姿を見たいんだ、
そういう方限定なら、Aランクでも問題ないかと思います。
{netabare}
 テレビ版でまだまだひよっこだった旧上山高校アニメ同好会の五人は、
 みんなそれぞれに逞しくなって登場。
 その若手プロフェッショナルとしての仕事ぶりだけでも一見の価値があります。

 それだけでなく劇場版制作が決まってから、
 かつて『三女』を作った仲間たちが
 一人、また一人と現場に帰ってくるところは見ごたえ充分。
 てか単純にうれしい。

 そして、そのスタッフかき集めに奔走するあおいが、
 めちゃくちゃ逞しく、かつ、めったにいないほど有能になってます。

 テレビ版では新人制作進行だった佐藤・安藤も強キャラに進化、
 僕が大好きなベテラン制作進行の矢野エリカも安定のしたたかさ。
 しかし、いつまで入院してるんだ矢野のお父さん。


作画も役者さんのお芝居も、さすが劇場版というか、高レベルで安定。
モノづくりに対する真剣姿勢も充分に共感できますし、
オ-ディションや劇伴打ち合わせのシ-ンなんかは相当にリアルな出来かと。

ミュージカル仕立てとか殴り込み演出とかは、
はっちゃけ過ぎというか、
そういうので尺とらずにもっと制作現場見せてよと思わなくもないけど、
  エンタメとしてのメリハリが……もごもご
とか返されたら「まあいいですけど」と言えなくもない、こともない?
{/netabare}

そういうわけで、
前作をふつうに楽しめたら方なら延長線で、しかもけっこう新鮮に楽しめる、
ファンサービスとして優良な一本に仕上がっております。

ただ、尺の関係かチュ-トリアル要素がほとんどないため、
なにをやっているのかチンプンカンプンな方もけっこうおられるのでは。
  これ、どういう立場の会社の人なの?
  いきなり出てきたこの人、なにをする人なの?
みたいな感じですね。逆に、全部わかる人ってかなりすごい的な。

お仕事アニメっでそれってどうなのよと思わなくもないですが、
前作ファン限定のサービス作品と考えれば、
まあ仕方ないなと思えたり、そりゃ興収五億いかないわと思えたり。


いずれにいたしましても、
前作が好きかそうでもないかが明確な分水嶺になる作品でありまして、
未視聴の方、まずはテレビ版をご覧になっておくんなまし。


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ここからは僕ごときの浅薄な経験と知識による、
本作品で「はあ?」とか思わされた部分のご紹介になります。

正直、自分でも「僕って何さまよ?」とか思いますし、
ふつうにアニメを見る段にはまず必要のないムダ知識の「ひらけかし」ですから、
興味のない方は、無理してご覧になること全然ありません。

ふん、まあ読んでやらんこともない、という寛大なお方のみ、
ネタバレを開いてやってくださいまし。
{netabare}

その一 武蔵野アニメーションが傾いた理由が『ありえない』

 発注したメ-カ-側で企画が通っておらず制作中止、という話ですが、
 八話まで作画インした状態でそれはありえないんです。
 というのも、そのタイミングならテレビ放映枠が『確定』していますし、
 放映枠をおさえるのは制作会社の仕事じゃないからです。

   じゃあ、どこがテレビ局に話を持ち込んだのか、
   放映間際に企画をぽしゃらせて穴埋めをどうするのか、
   そんなの制作会社に責任押しつけて逃げ切れる話じゃないわけで。
  
 そもそも製作委員会、つまり出資体制が確定しないと、
 制作予算どころかOP・EDの楽曲すら決められないんです。
 もちろんエンドロールにクレジットもできません。
 八話制作インということは最低でも二話まで完パケになってるわけで、
 どうやって作ったんだという話です。

   1970~80年代、テレビ局又は一社が制作費丸抱えの時代はともかく、
   ほぼ100%が製作委員会形式になった2010年代においてこれはないです。
   現実的に作れないんだもの。


 さらに、オリジナル作品だから他の出資者と組み直そうというのが、
 キャラ原案者が降りた会社の紹介だから道義・権利上できないって……
 正直、意味がわかりません。

   道義的には、話をぽしゃらせた会社が他を紹介するのが筋の案件です 。
   そこまでの誠意は示さないとしても、
   キャラ原案を流用することを妨害する理由はありません。
   だって自社商品に関係のない、オリジナル作品なんですから。

   もちろん、そのキャラ原案は『作品のために』描かれています。
   作品のために書いたキャラ原案をその作品で使うのだから、
   権利上の問題が発生する余地がありません。


 というわけで、もっと深いウラ設定があるのなら話は別ですが、
 作品から得られる情報で判断する限り、
 ムサアニが負債丸抱えで作品をオクラ入りさせる理由が『ない』んです。 

 ムサアニが傾いてないと本作のストーリー自体が成り立たないわけで、
 そこはやっぱり、もうちょっと丁寧に描いて欲しかったな、と。
 たとえ泥臭くなったとしても、
 そこをきちんと描かないと作品全体が『ウソ』になってしまいますから。


その二 『げ~ぺ~う~』がねじ込んでくる根拠がない

 武蔵野アニメーションは、あくまでも製作委員会の『下請け』です。
 万が一『げ~ぺ~う~』に対し製作委員会がドジを踏んでいたとしても、
 善意の第三者であるムサアニには一切関係ありません。

 そして、同じく制作の下請けだった『げ~ぺ~う~』には、
 保護されるべき著作物は、PVの映像と音声しか存在していません。
 🄫はタイトル名ではなく『映像の著作物』であるPVにかかっています。

 おまけに、契約書には契約解除条項が明記されていて、
 制作の実態・進捗が見事なほどそれに該当しちゃっています。
 また、その進捗なら制作費もほとんどかかってないわけで。

  つまり、この件は
   ① 相手方に金銭的な負担・損害がほとんど発生していない。
   ② 自分のものだと主張する『権利』の実態がない。
   ③ 契約解除に異議申立をすることができない。
  という、ほったらかしといても問題ないレベルのちゃちな難癖なんです。

 制作サイドがおたおたするのはわからなくもないですが、
 権利処理のプロであるべき製作がそんなんじゃ『あかん』わけです。
 このぐらい、電話一本でカタつけろよ、と。

   確かに、わけわからん難癖をつけてくる輩がいる業界ではあります。
   僕もそういうの一度受けたことがありますが、
   弁護士に回すことなく電話でさくっとカタつけました。
   そのぐらいふつうにできなくて、なんのための『製作』ですか。

 相手方に乗り込むのも、あおいが行くのは職制上おかしいですしね。

 そもそも、こんな話を制作サイドの耳に届けることがナンセンス。
 制作が心置きなくはっちゃけられるよう、
 こういう問題を陰でつぶして回るのが製作の仕事なわけです。

 ということで、申し訳ないけれどここのくだりは、
 討ち入りという『プロットありき』のちゃち演出としか思えなかったです。
 こういう対応をする人が現実に『いない』とは申せませんが、
 それは、言葉を飾らず言えば、その方のレベルが低いだけのことで、
 わざわざ映画にするような話ではないと愚考いたします。


その三 『第三飛行少女隊めでゅーさ』をどうやって放映したのか

 序盤に、ムサアニがテレビ版後編で制作した『第三飛行少女隊』の続編、
 他社が元請けになった『第三飛行少女隊めでゅーさ』が映されます。

 前作が持っていたシリアスさやドラマ性は皆無、
 ふつうに腰が抜けるようなエロ萌え作品に変貌を遂げておりまして、
 いかにムサアニが真摯なモノづくりをしていたかを逆説表現しているわけですが……

   これ、どうやって原作者承認とおしたの?

 原作者の野亀武蔵って、作品に『こだわり』を持つキャラ設定でしたよね。
 それも、ただこだわりが強いだけでなく
 前作『セーラー服とF3』でぐちゃぐちゃ改変されたトラウマがあるという話で。

 だからこそテレビ版『SHIROBAKO』で、みんな悩まされたわけであります。

 ところがこっちは、似ても似つかぬ、きゃぴきゃぴ萌えエロ系。
 こんなの、原作者が承認しないのはもちろんだけど、
 その原作を売りたい版元が許可するわけないじゃないですか。

 まあ、売れるか売れないかわからないド新人の作品や、
 版元やアニメ制作側に何も言えない気弱な作家センセイならあるかもです。

 だけどテレビ版の流れで考えたら、
 作家も作品も版元からかなり大事にされている状態なわけでして、
 限界まで崩しても『ふもっふ』ぐらいなのではあるまいかと。

 これが通るんならテレビ版の熱いやり取りが『ウソ』になってしまいます。
 いくら演出の一環とはいっても、
 前作との整合性がとれない権利処理ってのは、僕的にはホビロンです。
{/netabare}

そういうところを加味すると、
僕的なおすすめ度はどうしてもBランクになっちゃいます。
製作面でのリアリティが乏しすぎますから。

  ただまあ、昭和は確かにこんな感じだったらしいです。
  マジですか、というずさんな話や、
  大損こかされた話、笑うに笑えない話もいくつか耳にしています。

  だけどその反省があって、いまの権利処理体系があるわけです。
  制作を『いま』のリアルに寄せた映画を作るのであれば、
  もう少し製作にも現実味を持たせた作品にしてくださいな、と。

  2010年代でこれっていうのは、ほとんど時代錯誤の領域です。

まあ、万年人材不足の業界ゆえ、
こういうのが絶対に『ない』とは言い切れないんですけどね。
でも「あるある」なんて言ったら製作の人怒るんじゃないかなあ。

みんなゼニカネにはけっこう慎重ですよ、余裕がないだけに。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 26

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

いやフィクションだから絵空事には違いないんだけど・・・あと今一番気になっているのは「みゃーい」いらなくない?ってことで・・・←みゃーいはいらなくない!って話

2014年秋期~2015年冬期にかけて2クールに渡って放送された、あの“アニメを制作するアニメ”の『SHIROBAKO』が劇場アニメになって帰ってきた!
正直登場人物多くて前作のあらすじとか説明するのダルいんですけど(爆)これだけは言わせて欲しい!
『SHIROBAKO』の登場人物ってアニメ制作に携わる人々の最少人数しか描かれてないんですよ!
つまり1人たりとも欠けてはいけない人達しか描かれてないんです
だから登場人物多過ぎ・・・と退かずに真摯にこの作品のキャラ達と向き合って欲しいんですよ、僕は!


ムサニこと武蔵野アニメーションが制作した『第三少女飛行隊』の完結から3年4ヶ月後
とある事件がキッカケで下請け制作会社に逆戻りしてしまったムサニ
宮森あおいはムサニのラインプロデューサーに
安原絵麻はフリーランスの作画監督に
坂木しずかはローカルテレビのアニメ関連番組のリポーターに
藤堂美沙はスタジオカナブンのメインアニメーター格に
今井みどりは新人脚本家に、それぞれなっていた
成長しているようで、停滞してもいるよう・・・どこか惰性で日々を過ごしてしまっている面々だった
ところがある日、宮森は元ナベPこと渡辺から新しい仕事の話を持ちかけられる
「今のムサニで劇場をやるとしたら、どうする?」
背水の陣に立たされたムサニに舞い込んだ、あまりにも大きな劇場用アニメ映画制作の依頼
苦悩する宮森、ロロとミムジーの問いかけに、彼女は大きな決断をするのだった・・・


さて、僕は本当に『SHIROBAKO』という作品が好きでして、何故か?と問われれば【アニメが好きなのと同じくらいアニメを作ってる人達が好きだから!】です
アニメの制作者と、アニメを制作することに、最大限の愛を捧げたアニメが『SHIROBAKO』だからなんです
しかしそれと同時に、『SHIROBAKO』は僕が思うところの“理想のアニメ制作現場”とは違う、ともテレビシリーズの頃から思っていました
基本的に『SHIROBAKO』って制作進行やプロデューサーである宮森の目線で描かれるわけです
つまり現実の制作会社で言うところの、P.A.WORKSの堀川社長、或いは今回の劇場版で言えば相馬P、彼等が思い描く理想像というのが色濃く反映されている作品と言えます


じゃあけみかけが言う“理想のアニメ制作現場”ってどんなんだよ?wと思われたことでしょう
それはずばり、クリエイター目線で理想的な環境、です
これについては長くなってだいぶ『SHIROBAKO』から脱線してしまうので、また別の機会に語りたいと思いますが、奇しくもこの劇場版『SHIROBAKO』と並行して今期には『映像研』というテレビアニメが放送してるのが面白いですよね
ずばり、クリエイター目線で描かれているのが『映像研』なので、両者を比較していただくのが手っ取り早いので強くオススメします


ところで、『SHIROBAKO』には無駄な登場人物など一切登場しないと前述しましたが、今作で追加された新キャラ、みゃーいこと宮井楓
ぶっちゃけキャラ表が公開されてから実際に本編を観た後に至るまで、「正直コイツいらなくね?」って疑問がずっと頭の中を巡っていたんですよ、僕は
そんなこんなでずっとレビュを書けずに今日までいたんですが、3回ほど映画をリピートしてやっと分かりましたわ
『SHIROBAKO』は堀川社長、つまりラインプロデューサー目線だって前述しましたよね?
ラインプロデューサーって仕事は、クリエイターと製作委員会に挟まれるいわば中間管理職のような立場でして、残念ながら味方になってくれる同じ立場の人に乏しいんです
そこは今作の宮森も同じで、人を使う側の立場に立ったはいいが自分を助けてくれる人はいない・・・という一見して順風満帆でも実は天涯孤独の様な立場として描かれてるんです


で、そこでみゃーいの登場です
彼女はメーカープロデューサーのアシスタントで宮森と同性で同世代?としてより宮森に近い立場で接してくる
単純に気の合うビジネスパートナー、の様でもありますが、実はこの関係、凄く大事で“制作者”と“製作者”の隔たりを無くすためには彼女達の様な親密な友好関係が必要なんです
これ、堀川社長に対するインフィニットのナガッチョこと永谷さんの立場を体現したキャラってことなんですよ


知らん人の為に解説すると、インフィニットは「こーゆーアニメ作りませんか?これ原作にしてアニメ作りませんか?この人スタッフに連れてきたらどうですか?製作委員会はウチが集めますよ!」ってアニメ制作をプロデュースする会社です
アニメは作らない、でもこのインフィニットが無ければ世に出なかったアニメの数は無数
特にP.A.WORKSとは切っても切れない縁と言っても過言では無いでしょう


実際のところ、劇中でみゃーい自身が何か作品を生み出すキッカケを作ったり、孤軍奮闘する活躍を観せるワケではありません
でも宮森1人では到底辿り着けなかったであろう作品完成への道筋には、確かにみゃーいという人間の力が必要だったわけです
自分1人では無理だけど、誰かが助けてくれれば無理難題でも乗り越えられる
これが堀川社長が思うところの“アニメ制作の理想像”ってわけです


まあ肝心のナガッチョ自身の容姿は【げ~ぺ~う~の社長役のモデルにされてしまっているんですけどねwww】(爆オチ


ところで「明日に向かってえくそだす(逃亡)」から始まった『SHIROBAKO』が「明日に向かってヨーソロー(出発)」で終わるのって、エモくないですか?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

職業ものとして破綻、カタルシス無し、5人もヒロインも描けず。

 TV版で描かれなかった5人組の成長物語かなあ、と思って2022年6月の今見てみました。

 これは厳しいなあ。前半は武蔵野アニメーションがどれだけ悲惨かの説明でした。中盤がスタッフ集め。とにかく10カ月でアニメを作るという緊迫感がまったくありません。同窓会を見せつけられている感じです。それが目的の劇場版でもあるんでしょう。ファン向けの作品としては成立している可能性はあります。

 そして、私が勝手に思っていた5人のアニメ同好会のカタルシスを期待したんですけど…これどうなんでしょう?まあ、TV版からいってこの設定は邪魔でしかなかったわけですけど…

 大人の世界の仕事として、10カ月でアニメを作れる戦略がありません。むかしのアニメの一部を活かせるという理由もなくはないですけど、これが無いのでまったく映画として機能しません。宮森はどうやって10カ月で?そして個々の奮闘もまったく描かれないし。

{netabare} そもそも10カ月ですら通常の2年に対して無茶なスケジュールだと散々言っておいて、3週間前にできて作り直しって…
 これ出来が一番よかったTV版の前期の全否定ですよね?みんなで力を合わせれば2年を10カ月にできるよ!という風にしか見えません。

 大人が全然描けてないです。TVシリーズは実在の人物を取材したんだと思いますが、だから面白みもありましたが、今回はそういうものがないので、リアリティ云々ではなく、職業ものとして完全に破たんしています。

 契約で1回目の納期でもめたときに取るべき対処を後回しにして、ドラマを作ってますけど悪い奴をギャフンと言わせる以上のものがないです。そもそも契約不履行ですのであの時すぐに損害賠償の裁判を起こすレベルの話です。本来、監督一人で出かけて門前払いとか…法務と弁護士と相談して内容証明ですよね?普通は。
 で、それを放置して2回目もめるって…前回のTV打ち切りの反省が全然いかせて無いですね。あの優秀な総務の女性は何をやっていたのでしょう?

 それと、ミュージカルとか心象風景とか、内容に厚みがあれば活かせるんでしょうけど。そう。ヒロインの宮森に全然感情移入できないんですよね。彼女が何に苦労しているかまったく不明です。
 気合いで作る、気合いで人集める。ガッツポーズして私がんばります?

 作画の遠藤さんの奥さんとのくだり、要りますか?他に描くべきところないでしょうか。5人組の話が無いのに?
 脚本の悩みの部分は?キャッチボールして解決?

 で、完成した劇中劇があのレベル?こんなすごいのを作ったのか、という感動がまったく持てないレベルです。少なくとも本編よりも映像が良くないと駄目でしょう。
 あのキャラデザ、作画、エフェクトのアニメを実際に劇場公開して話題作になると考えたんでしょうか。ここがすごければまだカタルシスになるんでしょうけど。

 で、最後は5人組のショットで終わる?うーん、うーん、うーん…他にも欠点は上げられますが、まあ、もういいです。 {/netabare}


まとめます。

 契約不履行で話を作っているがリアリティがない。1回なら業界あるあるなのかもしれませんが、制作中止で社長やめていて、で、また文書にしないで他社ともめて…さらに、そこでもう1度放置してって…監督はトラウマになるレベルだったんですよね?
 人集めがメインで、それぞれにミニエピソードをくっつけているけど、細かすぎてどうでもいい。
 5人組どうなった?この話が幹に見えて全然幹になっていないので視点がブレブレ。
 ヒロインは何をがんばっているの?ヒロインが10カ月で完成させる作戦は?この作戦のプロセスがストーリーの幹になって、カタルシスになるのが映画だと思うんですけど。
 劇中劇の出来がひどすぎる。

 と、言ったところです。
 
 一応名作ということらしいので、どこかにいいところはあるのかもしれませんが、私は拾えませんでした。ファンはうれしいかもしれないし、同時代性で盛り上がりから外れているせいかもしれません。

 そもそもアニメ映画制作の話をアニメ映画でやる以上、それなりの覚悟も矜持ももって世に送り出すべきでしょう。本作の話だとなんだ、そんな温い世界の話なの?そんな適当にアニメって作ってるんだ…ということになってしまいます。
 テーマ性、エンタメ性、センスオブワンダー、職業ものとしてのウンチク。どれをとってもほぼ0点です。評価点は2.5点ですが、作画でかろうじて3点/100点というところ。ゴスロリ作画の人がいたので加点して9点/100点かなあ。

 ポンポさんとか映像研とか見た後だと余計に…

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

60.4 3 マスコットで笑いなアニメランキング3位
ポヨポヨ観察日記(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (111)
435人が棚に入れました
チバラギ県ちくば市という架空の田園都市を舞台に、球状の体型をした猫らしからぬ姿の猫を巡る、農家の家族とその周囲の人々を描いている。

声優・キャラクター
大谷育江、三森すずこ、市瀬秀和、千葉芙美香、室元気、神谷明

にゃんた さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

猫アニメ論

★結論は4です。お急ぎの方は4だけお読み下さい★

1 「猫アニメ」の定義について

 「猫アニメ」といっても、大きく1つに括れる訳ではない。
猫にもさまざまなタイプがいるのと同じように、
猫アニメにもさまざまなタイプが存在する。

 単に猫キャラが登場するだけのものもある。
猫がマスコット、或いはサブキャラとしてのみ登場するアニメもある。
古くは、4次元ポケットを持つ猫型ロボットの某アニメなども、あれも広義では猫アニメと呼べるのかもしれない。

 しかし、狭義の「猫アニメ」は、これらとは区別して論じなければならない。
狭義の猫アニメ、すなわち、純粋な「猫アニメ」とは何か。

2 判断基準について

 まず、「猫アニメ」という名称を用いる以上、それは「猫を表現すること」が主題のアニメでなければならない。
言い換えれば、猫を表現することが主題にあればいいのであって、必ずしも主人公が猫である必要は無いと考える。
 もっとも、猫を表現といっても、極めて抽象的な判断にならざるをえない。
 そこで、アニメの内容、展開、猫登場時間等、個別具体的な要素を総合して判断すべきである。

3 本作品について
 
 では、本作品は狭義の猫アニメといえるのか。
 まず、内容は猫のポヨの生態を淡々と描くものである。
しかも、猫の可愛さの象徴である「柔らかさ」を、丸いキャラデザインとすることで強調し、無理に高いところへジャンプして失敗したり、
就寝中に飼い主の元を移動する等、現実的な猫の生態をシビアに表現している。
 次に、展開は、猫のポヨと、ポヨが滞在することとなる家のメンバーを紹介するという、ポヨを中心とした展開となっている。
 さらに、猫登場時間は、3分間の作品のうち、実に2分22秒もの登場時間を占めている。
 
 以上の要素を総合的に考慮すれば、本作品は、猫を主題とした作品であるといえる。

4 結論
 
(=・∀・=)こりゃーイイ猫アニメだぜおい!
ラーメン作ったりタケコプター出したりするのもいいけどさ、
やっぱり猫を正面から描こうって心意気がいいじゃねぇか!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

キタァー!ネ申キター!今期一番面白いぜー!間違いねー!ぬっこぬこにしてやんぜー!d(゜д゜d

アニメ界の生ける伝説!【大地丙太郎】監督の最新作!
この時点でもう“つまらないワケがない!”(キリッ


丸っこくて猫っぽい!

概ね猫!

たぶん猫!

いやきっと猫!

な、丸い生き物の「ポヨ」を飼いはじめた「佐藤さん」一家が繰り広げる笑いナシ!涙ナシ!愛ナシ!だけどそこには【癒し】があるっ!的なぬるぬる小動物グラフティ!
改め、『ぬっこぬこグラフティ!』


公式HPの『次回予告』を読んでも、大枠使ってるのにたった1行で事足りてしまうw
そんなミニマム級ながらもネ申掛かった“3分間”にトリップ出来る素晴らしい作品です!


案の定、大地監督お得意の使いどころを間違えたぬるんぬるんな作画演出w
それを実行するのは「くるねこ」でも孤独な戦い(笑)を繰り広げていた大地監督の懐刀的アニメタの【大島りえ】さんが今回も(たぶん全部)一人で作画を担当!


キャスト陣も超々豪華!
「うちの3姉妹」が終了したいまや、ピカチューとチョッパー以外ではなかなかお声を聞くことのない【大谷育江】さんをポヨたん役に配する気合の入れように加え、“俺たちのシャロ”改め“俺たちのピクちゃん”こと【三森すずこ】さん
ごっきゅんこと【市瀬秀和】さん
そしてまさかの【神谷明】師匠までもが参加!
まったく、とんだ伏兵だぜっ!w


誰がこんな面白いアニメやれと言ったーーーーーーーー!!!??wwwwwww
もう何もかも全てどうでもよくなった\(^o^)/


全部で52話ありますが大体2時間で全話観れます
そして、、、“52話全部が余すところ無く面白いです!”
まさにパーフェクト!アニメーションオブジイヤー!w
本当にありがとうございました!w

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

丸いです(=^・^=)

約3分間のショートアニメ。
まん丸の可愛い猫が登場です♪

◆この作品の内容は・・・
ある夜の日の事、酔っぱらいながらフラフラと歓楽街を歩いていた佐藤萌は、路上にあったクッションのような柔らかいモノの上でぐっすりと眠り一夜を過ごしますZzz…(*´~`*)。o○ ムニャムニャ
朝になり起きてみるとそのクッションのようなモノは、まん丸の可愛い猫でしたo(^・x・^)o
まさに運命の出会い(゚ー゚☆キラッ!
これがきっかけで、この猫は佐藤家で暮らす事に。
この可愛い猫ポヨを中心とした周りの人々とのほんわか日常アニメです♪

◆ポヨってどんな猫?・・・
見た目はまん丸体系の猫さんです。
ポヨが丸くうずくまっている時は丸座布団、クッションにしか見えません^^;
丸まっている姿から手足を出すと、みんな驚きます∑('◇'*)エェッ!?
周りの人からはなんて動物?って尋ねられます^^;
泣き声は(=^・^=)ヒァー♪
動きが鈍そうに見えて、実はかなり俊敏な動きをしますε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=(э^・ェ・^)э
不思議なところがいっぱいの見ていてとっても和める猫さんなのです(*´∇`*)

◆視聴・・・
これといったストーリーはなく、たわいもない話です。
手書きイラスト風の淡々とした作画で、ポヨの可愛らしい姿を見てほんわか和む、ただそれだけの内容です(*´∇`*)

◆声優陣は・・・
佐藤ポヨ : 大谷育江(ポケモンのピカチュウ)
佐藤萌  : 三森すずこ(ミルキィホームズのシャーロック・シェリンフォード)
佐藤英  : 市瀬秀和
佐藤茂  : 神谷明(名探偵コナンの毛利小五郎)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

64.5 4 マスコットで笑いなアニメランキング4位
プリパラ 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (49)
263人が棚に入れました
プリパラに久々に新ゾーンが開園!

「ドリームシアター」と名付けられたライブ会場で、チャームが導く運命の5人チームが最高のライブをするとプリパラ最大級イベント「プリパラドリームパレード」が開催されるという。

プリパラアイドル達はこの新しいイベントに興味津々!

運命の5人とは一体誰か?どのチームが「ドリームシアター」で最高のライブを見せるのか?

前原由羽 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「プリパラ」を通して伝えたいこととは?

プリパラ1期の延長です。なので、プリパラを知らない人が見ると校長先生がなんであんなにインパクトがあるのか、みれぃちゃんが語尾に「ぷり」を付けているのかといった基礎知識が分からないままストーリーの半分以上の醍醐味を損なう羽目になります。

4話まで観た感想は、プリパラ1期の時よりもストーリーの方向性がはっきりしていて、かつ明確な「敵」が存在しているということでストーリー上の違和感というのを感じ取ることができ、なんとなくのテーマ性を感じています!!
個人的には、みかんの食べる肉まんに「誘惑」という風刺の込められている感がします☆

と思ってたら、いつの間にかラスボスがあろまじゃなくてひびきになってるんだけど。

気を取り直して、、、正直、1クールを見た感想は、1期のプリパラみたいに一部のエピソードを印象化させる、万人受けの再来なのかなと思ったのですが、さすがプリティーリズムの精神が宿っているみたいですね(笑)2~4クールを経て、見事にプリパラワールドに引き込まれました。

2~4クールで前面に出ていた、らぁらやみれぃたちVSひびきによる天才VS努力はよくあるテーマです。プリティーリズムディアマイフューチャーにも登場した幼馴染のみあVSヘインです。努力できることが才能ぷり☆で終わらない、個々人の微妙に違う物語が面白くも切ないです。一世一代の賭けに負けたみれぃちゃんの物語には共感を覚えました。どん底を乗り越えた後の単独ライブ...みれぃちゃんと一緒に楽しんでるような気分でした。
天才は天才に甘んじ、凡人は道険し無駄な努力をするというのがよくある構図です。だから、どっちが勝つかといってもどっちもどっちで、時の運(というよりストーリーの都合!?)が決めます。でも、ここはやっぱり努力派(特にみれぃちゃん)が勝ってほしいな...やっぱり努力派の個々の物語に共感しちゃう。

因みに、ディアマイフューチャーのみあは、天才型の努力派で、ヘインは凡人の努力派。本来なら、みあが勝つはずだけど、実際は同点であり、裏設定ではみあに追いついたヘインが勝利したことになっています。天才型はエピソードに共感されにくいのかな...というか、みあは殆ど挫折しないので(笑)

一方、天才VS努力が前面に出てて、目立ちにくいのですが、「み~んな友達、み~んなアイドル!!」が実はメインテーマじゃないかなと思ってます。というのも「み~んな友達」はあろまもひびきも現実世界では奇抜で孤高な存在で、「プリパラ」を通じて初めて友達の輪ができてるのかなって!1クールと2クールでがらっとストーリーの流れは変わりましたが、この部分はむしろ目立って見えました。意外と強烈なマスコットキャラであるトリコあたりのエピソードもそうだったりして☆

「み~んなアイドル」は言うまでもなく地下パラですね。ひびきからカスアイドル扱いされたガァルルや、はななが歌ってるのを見て、視聴者ははなからセレパラを批判してるのに、現実はセレパラなアイドル社会だという痛烈な社会風刺が見えてきます。アイドルになれる資格があるのは本当に一部の特殊な人に限られるのか。本作ではセレパラについて、システムエラーで話を流してしまいましたが、3期以降、もっとこのテーマについて追及があったらなと思います!!

ここまでは12月末くらいまでに執筆してました☆そして、予測通り(?)、ラスト4話あたりで主題の「み~んな友達、み~んなアイドル」がテーマだということが示されてて、潔くフィニッシュした感を得ました。プリパラの世界では、身分、人種、性格、語尾(!!)に関係なくみんな仲良くなれるバーチャルリアリティーの世界であり、そうした理想のの世界を今後私たち子ども・若者世代がリアルな世界で作っていかなければならないんだというエールが込められてるのでしょうか。
子ども向け作品というのは、単にメルヘンチックでギャグに満ちた健全な世界だということでは決してなく、現代社会が抱える問題を上手く反映させ、将来を担っていく世代に向けて何かしらヒントを与えてくれるものなんだなとしみじみと感じました。

その後、プリパラの脚本家であるふでやすかずゆきさんが執筆された「映画 プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ」のノベライズ作品で、「プリパラの世界では、身分、人種、性格、語尾(!!)に関係なくみんな仲良くなれるバーチャルリアリティーの世界であり、そうした理想のの世界を今後私たち子ども・若者世代がリアルな世界で作っていかなければならない」とそっくりの内容が、映画では語られなかったエピローグに登場していました!!

本当にそういうエールが込められてたんだ(笑)
この、プリパラという世界には...

投稿 : 2025/01/04
♥ : 6

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

どうしてこうなった?的な2期

2014年7月から3クール放送された1期に続いて、1年間放送された女児向けアイドルアニメの2期。話数でいうと第39話から第89話までの全51話。
1期は非常に面白くて大絶賛した作品でしたが、引き続きとても期待していたこの2期は、どうしてこうなった?的な残念な出来でした。
まず、基本的なストーリーが目茶苦茶です。元々1期がシュールなギャグやカオスな世界観が楽しい作品だったのですが、その面白さの根底には、夢や友情や努力といった健全なテーマに沿ったストーリーがあり、だからこそ強烈な個性のキャラや頭のおかしいようなギャグがあっても安心して楽しめました。ところがこの2期では、あまりにも悪ふざけが過ぎるというか、子供向けアニメの基本である健全さというものが蔑ろにされていた印象です。
1期のボスキャラであった大神田グロリア校長は、主人公たちの前に立ち塞がるにしても、その行動の意図は十分理解できるもので、なによりキャラそのものに愛嬌があって笑いの取れる存在だったのに対し、この2期のボスキャラともいうべき紫京院ひびきは、ストーリーの中心となるとても大切なキャラなのに、ただの嫌なやつにしか見えず、全く共感も同情もできませんでした。また、後半から登場する黄木あじみというキャラも、とにかくうるさいだけです。1期からの主要キャラも、展開の都合で行動がブレているようで、なんだか残念でした。
怪盗ジーニアスが登場するくらいまでは1期ほどではないものの普通に楽しめましたし、後半でもギャグ自体は笑えるものもありました。黒須あろまや緑風ふわりなど、素材的には悪くない新キャラもいたので、ストーリーの動かし方次第ではもっと楽しい作品にできたのではないかと思います。
音楽やステージシーンのCGは全体的に良かったと思いますが、特に大好きというほどの曲はありませんでした。
1期が好きだったのでなんとか最後まで観ましたが、そうでなければ後半には視聴を止めていました。引き続き4月から3期が始まりますが、このままのノリが継続するならもういいかなと思っているので、とりあえず3期を観るかは最初の数話で判断するつもりです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7
ネタバレ

うち. さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

新システム、新曲、新キャラ紹介

今回は5人ユニットや意外なユニットを組むという目的があるらしいです
まだ始まったばかりなので様子見ですね。
新キャラがいきなり電波発言と共に登場したのですが大丈夫なのでしょうか。

◯最新話まで観た感想
あろまとみかんについて
天使と悪魔キャラで流行りだしたコンビ。
その徹底した「キャラ作り」はみれぃ以上に計算され期間も長いことが判明しました。
爆発的に天使と悪魔のコスチュームや言葉使いが流行りましたがあれは「ルーズソックス」や「ギャル言葉」とかを彷彿しました。流行というのはあっという間に廃れるものですが果たしてどうなることやら。

キャラについて
・真中らぁら
プリパラの世界では何故か中学生くらいの体型になる小学六年。ボケからツッコミまで熟す比較的まともなキャラ。
・南みれぃ
プリパラの世界では顔と髪型が別人になるキャラ。あろまにキャラ作りにダメ出しされ、頭脳面でも負けそうな人。
・北条そふぃ
今期でまるで藤岡弘、のような父親が居ることが判明した。重力を無視した移動方法を使うようになった。
・東堂シオン
独特な口癖「イゴ」や四字熟語を言う等作中でもかなり濃いキャラ。
・ドロシー・ウェスト
人一倍上昇志向が高いキャラ。ますます口が悪くなった。
・レオナ・ウェスト
ドロシーと違い穏やかな性格。
{netabare} 忘れがちですがれっきとした男です {/netabare}

・黒須あろま
長年悪魔キャラを続けてきたらしいキャラ。
悪魔キャラ関連の出来事に関しては幸運。
各キャラにゆさぶりをかけて精神ダメージを与える行動をして「ドレッシングパフェ」を解散寸前にまで追い込む等狡猾なキャラとして描写されている。
・白玉みかん
大食いキャラで運動神経抜群。以上。

まだ二期が始まったばかりでこれから過去話とか明らかになる段階です、しかもまだ五人チームにならないので展開もじっくりですが楽しめています。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5

63.1 5 マスコットで笑いなアニメランキング5位
ぽてまよ(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (165)
792人が棚に入れました
ある日、森山素直が学校に連れて来た不思議な女の子「ぽてまよ」。言葉はほとんど話せないが、そのかわいさで一躍クラスの人気者に。しかし、人の心が読めるぽてまよは、密かに素直に憧れているクラスメート・夏みかんには気を許さない。そんなある日、ぽてまよと同じく不思議な女の子が現れる。巨大な鎌を持ち、無言で何でもぶった斬る恐い子だが、素直たちのクラスメート・高見盛京の作る「ぐちゅ玉」になついてしまったことから「ぐちゅ子」と名付けられる。
この物語は、そんな「ぽてまよ」と「ぐちゅ子」、そして素直たちとクラスメートとの日常を描く、ほのぼのギャグ漫画である。

声優・キャラクター
花澤香菜、辻あゆみ、喜多村英梨、川澄綾子、甲斐田裕子、釘宮理恵、時田光、岡本信彦、近藤孝行、井上喜久子

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

癒し系だけどギャグで萌え♪

2007年放送。ストーリー4コマギャグ漫画のアニメ化作品。
一見児童向けの様な作風ですが・・結構なギャグと萌え。
ちょっとファンタジーなスラップスティックギャグアニメ。

ある朝冷蔵庫を開けると・・見た目“猫耳の幼女”が・・
実は謎の生き物が・・ほど良い感じに冷えていた・・

丁度朝食の「ほっくり・ぽてとマヨネーズ」パンを食べて
いた時に現れたので・・命名「ぽてまよ」

だが誰も未だ知らない・・その冷蔵庫にはもうひとり?

何だかゆるキャラ?がたくさん・・兎に角可愛いです♥

話も感覚的なものばかりでほんわかと視られる。
兎に角全員の妄想とか空想が笑えたり萌えたり。
凄く可愛い演出が多かった気がする。
ぽてもぐちゅ子も台詞がない分動きが滑稽で可愛らしい。
動きの演出というのか・・センスが滅茶ツボだった。
ぽてとみかんの電波系?バトルは結構好き♪

ゆり?BL?妄想鼻血で救急車で・・とか概ねギャグです。
ツンデレありデレデレありクーデレあり・・シスコンあり
キャラデザから想像できない多種多様なラブコメ特盛り♪

前に視た時は釘宮さんと川澄さんの声は分かったけど・・
このレビュー書くのにWiki見て結構びっくりw
特にぽてまよ花澤香菜さんだったのね・・凄いわこの人。

喜多村英梨さんキャスト見るまでわからなかった。
川澄綾子さん・・この頃既に面白い人だった・・
釘宮理恵さんは相変わらずw馬鹿犬とかw
藤村歩さん・・皆勤賞パターン多いねw
岡本信彦さん・・良いツンデレシスコンっぷり♪
甲斐田裕子さんの声けっこうすきだったり♪
花澤香菜・・驚きました・・しゃあ~!にゃ~!♪
ナレーションは井上喜久子さん。良い感じでした♪
OPの声・・豊崎愛生さんかと思った・・別人か・・



ぽてまよ(花澤香菜)年齢不明素。
森山家の冷蔵庫から出てきた謎の存在で人間離れした体型。
ぽってりした胴体に直接足が生えている様な2頭身の幼女?
人の心が読めるらしく、また素直が大好きなので、同じく
素直に憧れるみかんに警戒心剥き出しになる。
言葉はほとんど話せないが、素直にだけは通じるらしい。
辛うじて「素直」を「すにゃ」「おっ」と呼ぶことができる。

森山素直(喜多村英梨)14歳
感情を表に出さず何事にも動じないが心根は優しい性格。
ぽてまよの様な不思議な生き物も何事も無く受け容れる。
視力は0.001と強度の近視のため眼鏡がないと不自由する。
父親の常軌を逸した愛情表現やボケなどには容赦がない。

夏みかん(川澄綾子)14歳
素直に憧れてるクラスメートで、八百屋「なっちゃん」の娘。
妄想癖で恋愛を想像し時々鼻血を出したりトリップする。
自宅の風呂で妄想のあげく上せ救急車で運ばれた事がある。
ぽてまよからは目の敵にされている。弟に良く虐められる。

高見盛京(甲斐田裕子)14歳
素直たちのクラスメートで比較的常識人。面倒見がいい。
幼馴染の「ねね」からは度々「馬鹿犬」呼ばわりされている。
「ぐちゅ玉」作りが得意で、ぐちゅ子にあげるのが楽しみ。
大きいバスト成績は悪い。後輩の女子からの人気が高い。

ぐちゅ子(辻あゆみ)年齢不明。命名は京によるもの。
ぽてまよ同様、森山家の冷蔵庫から出てきた謎の存在。
見た目はロングヘアの幼女。やはり2頭身。
頭の両脇にガムテや破壊光線を出す生き物を着けている。
死神の持つ様な大鎌を持ち無言で何でも真っ二つにする。

夏哉純(岡本信彦)13歳
みかんの弟で極度のシスコン。裏腹に良く姉を虐める。
上背が高く有名バスケ校に進み寮に入っていたが・・
素直が姉を誑したと思い込み2年の時転校してくる。
素直を敵視しているが、性根は悪くないよう「いい奴」

春日乃ねね(釘宮理恵)14歳
素直たちのクラスメートでみかんの友達。京と幼馴染。
クールで傍若無人意地悪な性格。言葉遣いは可也乱暴。
何故か恋人役が京の妖しげな創作ドラマを空想している。
大豪邸に住み執事がいる程の裕福な良家のお嬢様らしい。

初芝薫(近藤孝行)14歳。むったんといつも一緒の男友達。
学業が非常に優秀。唇が分厚く、やや不細工な顔である。
むったんが好きで、彼と一緒なら死んでもいいと思うほど。

桐原無道(時田光)14歳。ぽてまよが大好きだが嫌れてる。
素直達のクラスメート。通称「むったん」男子チア部所属。

関とまり(釘宮理恵)10歳から11歳。小学5年生。
元気で乱暴な言葉使いの為男の子だと思われるが女の子。

英英子(矢作紗友里)短めのツインテールが目印。
蜂谷 美美(藤村歩)少々天然ぎみの性格。
椎名 静(豊崎愛生)クセのついたウェーブ髪が特徴。

ジャージ先生(安元洋貴)常にジャージのクラスの担任。

森山皇大(浜田賢二)素直の父で民俗学者。破天荒な性格。

森山未来(井上喜久子)素直の母で故人。明るく優い性格。

モリオ(安元洋貴)素直が幼少の頃居た外国の現地人男性。

春日乃綺蘭(久川綾)ねねの母親。タレント兼直森賞作家。

春日乃・兄者ズ(小西克幸)26歳ねねの兄たち。シスコン。

高見盛弘史(小形満)45歳。京の父親。

高見盛(野中藍)京の母親。主婦。名前は不詳。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、このアニメを見てどう思った

A1、すにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃおすにゃお

T1、その言葉を言っていいのは、ぽてまよだけだ!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q2、このアニメを見て気になったことはありますか?

A2、ぽてまよがかわいすぎる件
  あと最終回がすごくよかったこと。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q4、最後にこのアニメはお勧めですか?

A3、もちろん!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ふわふわ、もちもち、ふにふに、一体どんな感触なんだろう・・・?

2007年7月~ TOKYO MX、tvk、チバテレビ他にて放送
全12話

主人公、森山素直(すなお)の自宅の冷蔵庫から突如、発生した謎の生物「ぽてまよ」
突飛な出来事だが素直の何事にも動じない性格でいともたやすく
その謎生物を受け容れてしまう。
さらには同じく冷蔵庫から発生した謎生物「ぐちゅ子」
自身の背丈ほどある大鎌とビームを発生させる耳飾りを持っており
「ぽてまよ」と同種の生物だと思われる容姿をしている。

奇妙奇天烈、奇々怪々 
だけどとっても可愛らしい「ぽてまよ」「ぐちゅ子」
そして素直とそのクラスメイトの日常を描く物語



平仮名4文字タイトルだし最初はまったり癒し系だと思ったが
中々にギャグ濃度の強い作品だった。


1話の開始数分でぽてまよが主人公・クラスメート達に特に何の疑問も抱かれず
それどころか歓迎されている様子を見て
「こういう作品なんだ」とすぐ理解できてよかった。


キャラクターデザインは可愛らしさはあるものの
「ぽてまよ」「ぐちゅ子」以外のキャラのビジュアルは少々特徴に欠ける。

しかし中身は愉快で痛快なキャラが非常に多くギャグの切れ味もよかった。
間のとり方や緩急の付け方なんかは
京都アニメーションの「日常」を思い出しました。

好きなキャラは春日乃ねね
やたらと毒舌な物言いと超高音ボイスが
クラスメイトの中でもひときわ存在感を放っていました。
声優は釘宮理恵さん
彼女のキャリアの中でもけっこう珍しい声と演技のキャラなんじゃないかと思います。


あとEDは爽やかでどこか優しさとぬくもりを感じさせるかなりの良曲で驚いた。

エンディングテーマ「うたたね」 歌 茶太


【総評】
パロディも無ければどつき漫才も無い
ハイテンション・ハイテンポな作風でもない
なのに笑い所がたくさんあった作品でした。
巧みな演出と間のとり方で笑わせてくれる
ギャグ作品としてレベルの高さを感じました。

かといってギャグ一辺倒ではなく、ほんのり優しい癒やし要素や
心温まるいい話もあるのでギャグは苦手という人にも耐えられる内容。

もちろん「ぽてまよ」「ぐちゅ子」の可愛さをたっぷりじっくり堪能するのもよし!



【不快感を一切感じさせない万人にオススメできるギャグ作品】

そんな印象で思った以上の良作でした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7
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