ボーイズラブおすすめアニメランキング 28

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのボーイズラブ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番のボーイズラブおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

55.8 1 ボーイズラブアニメランキング1位
咎狗の血(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (201)
1046人が棚に入れました
アクション作品に定評のある監督・紺野直幸がシリーズ構成・高橋ナツコとタッグを組み、トシマの街で開催される死のバトルゲーム、そして生死の狭間で交差する男たちの心を描く。第三次世界大戦直後の荒廃したニホンに生まれ育った主人公・アキラは、容赦なく降り注ぐ運命にどう立ち向かうのか。2010年、血と狂気に彩られた物語が再び幕を開ける……!

声優・キャラクター
鳥海浩輔、杉田智和、福山潤、一条和矢、緑川光、岡野浩介、小西克幸、谷山紀章、山崎たくみ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

酷評に惑わされず視聴してみたら案外良かった

濡れ衣で刑務所に送り込まれたアキラが、
終身刑になるか、もうひとつの条件を飲むか、
謎の男女から選択を迫られ、選んだ条件は・・
犯罪組織に乗っ取られたトシマという街を舞台に
闘いの日々を送るということ。

想像以上に過酷で狂気じみた日々の中、出会いと別れを繰り返し、
人はなぜ生きるのか、生きていく意味とは何か、
ほんとうの強さとは何かを気づいていくストーリー。

まず、原作がBL風味のアダルトゲームだったらしく、
BLにジャンルされているけれど、このアニメ作品には、
男同士の深い友情こそ描かれてはいるものの、
とてもドライな雰囲気で、性描写どころか、キスすら出てこないので、
血の多いグロさを加えた、ごく一般的なバトルものだと思っている。

観る前にレヴューを読んでいて酷評が多かったから、
観るのを後回しにしていた作品だったけれど、
自分自身の目で確かめないことには何も言えないなぁと考え直して視聴。
結果、個人的には観て良かったと思える作品だった。

なるほど、作画が中途半端に崩れてたり、使い回しがあったりは否めない。
でも、キャラデザはけっこう好きな感じだったし、
また、EDが毎回違うなどの趣向を凝らしてあったり、
声優さんも豪華だし、血みどろのグロ映像なども
そういうのを見慣れた僕の中の基準としては
それほど酷いとも思えなかった。

むしろ、バトルものなのにバトルシーンが細かく描けなかったのは、
深夜枠とは言え12話から成るTVアニメなので、
スポンサーから規制がかかったとか、そういった大人の事情が
あったのかもしれないなと想像できた。

また、ただのストリートバトルものかと思っていたところに、
5話あたりの中盤から判明してくる、血にまつわる事実により、
国家組織を巻き込むほどの、仕組まれたバトルなのだってことが
わかって面白さが増した。
そして、主人公であるアキラも、その友人のケイスケも、
親のあふれる愛情を知らずに育った孤児であったという設定にも、
徐々に人間味を身に着けていくことの意味を深めていたと思う。

守りたいもの、欲しいもの・・・
人はそういう譲れないものの為に生きているのかもしれなくて。
でも、生きていくには強さも必要で。
だけど強さや力を手にするには、己の中の弱さを知り、
それらを越えていくことが大切。
そんな希望の追いかけっこが、余韻を残すラストシーンにも
色濃く描かれ、観ている僕らに問いかけているように感じた。

原作のゲームをやってみようとは思わなかったけれど、
主人公よりも、興味を持てた登場人物が何人かいたので
ここに書き残しておこうと思う。


シキ・・・最強と呼ばれ恐れられている孤高のカリスマ。
     黒いマント風の風貌がなかなか雰囲気出てて。

リン・・・女の子のような外見からは想像のつかない過去あり。
     人懐っこいけれど芯の通った小柄な美少年。

<声の出演>

鳥海浩輔、緑川光、杉田智和、福山潤、一条和矢、山崎たくみ

小西克幸、谷山紀章、岡野浩介、中村悠一、

投稿 : 2024/12/14
♥ : 25

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

咎狗の血の感想

■原作(ゲーム)
Nitro+の分家BL作品用ブランド、Nitro+CHiRAL

■シナリオ
犯罪組織に乗っ取られた一都市「トシマ」で王座を巡る命懸けのバトルゲームが繰り広げられていた。
何者かの策略により巻き込まれていく主人公(アキラ)
愛と狂気に満ちたいくつもの出会いと選択によりアキラの未来を変えていく・・・

【GetBackers -奪還屋-の無限城や暴力・ドラッグ・アンダーグランド感が
ブラッドピット主演のファイトクラブを訪仏します。美形北斗の拳ってのもある】

■キャスト
豪華声優陣(緑川光、杉田智和、福山潤、谷山紀章)他、有名声優多数によるBL作品です。
成分には無いですが『乳首が見えるアニメです』(男のw)

やってませんが、PCゲームがメインです。
有名男性声優陣による、ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーがあると思われます。
アニメ見て好きな方はPCゲームをやってみては如何でしょうか♪

投稿 : 2024/12/14
♥ : 15
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今まで観て来た作品の中、色んな意味で一番グロかった(´-ω-`)

生きる意味を失っている主人公アキラはケンカに明け暮れ、ある日冤罪により犯罪都市トシマに送られてしまう。
そこでは終わる事のないデスゲームが行われていた…。

とりあえずタイトルにしたように、めっちゃグロかったです。
もちろん、この作品のタイトルに付いてるように
血は毎回飛び散るし、狂気に満ちた奴がたくさん出て来るのでグロいってのもあるんですが、
この作品は18禁BLゲームが原作のようで。
(っても、アニメにはそんな描写全然出てこないですからご安心を)
私もですが、一般的なイメージとして、
BLってただ男同士でラブラブしてるって感じだと思うんですがね、
ここで表現されてるのは非常に歪んだ愛情でしたね。
例えば、人をペットとして飼っていたり…
大事な事なので2回言いますが、だからと言って、そういう描写は全く…少ししか…ありません。
(ちょっと言い切る自信を無くした(;´∀`))
原作とは全く違うストーリーになってるようで、しいて言えば、BL風味ってだけですw

そんな事より兎に角、グログロっす!
終始ダークで、笑うとこなんて一つもありません。
と、言いつつ「うっわっ!キモッ(・∀・)ニヤニヤ」な私が居ましたけど…
グロ苦手だったんですが、最近頭どうにかしちゃったようです。
狂った奴観て(・∀・)ニヤニヤしてました。

ストーリーは全然期待してないにも関わらず次々気になって見ちゃいました。
全話通して女性キャラが出て来たのは2回だけで、しかも同一人物、しかも若干おばさん?
男性には全然嬉しくない作品な事は間違いないです (´・ω・`)
ラストは賛否両論だと思いますが、私はあのやあふやさが逆に良かったです。

{netabare} 最終回に一言物申ぉす!
やたら服が破れて、片ち〇びが見えてたのはなんぞや?
2次元のち〇び程吐き気がするものはねぇよ!むしろ無くていいよ。 {/netabare}

OPは最近お気に入りのGRANRODEO♫
Vo.の谷山紀章さんは声優でも参加してます(*´∀`)
しかも、最高に狂ったナイスキャラでハマリ役でした!
EDは12話全て違いましたよ~しかもやたらと豪華です☆
いとうかなこさん、OLDCODEX、喜多修平さん、美郷 あきさんなどなど…最終回はGRANRODEO!
言う事無しですよね!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 13

58.8 2 ボーイズラブアニメランキング2位
モノクロームファクター(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (131)
1003人が棚に入れました
主人公昶(アキラ)は学校をサボり帰路につく途中、全身黒ずくめの怪しい人物に出会う。
自らを「人型をした影」と話すその男、白銀(シロガネ)は「ずっとキミを探していた」という。あまりの白銀の怪しさに全く信用しようとしない昶に対し、白銀は「今日の夜10時にキミの学校に来てくれれば、影というモノがどういうものか見せる」というのだが…。


声優・キャラクター
小野大輔、諏訪部順一、神谷浩史、浅野真澄、斎賀みつき、小西克幸、羽多野渉、小清水亜美、向井修、吉野裕行、田村ゆかり、置鮎龍太郎

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

男同士の一線 超えすぎた友情物

漫画原作ですが、
漫画と全然展開が違います。
男同士の一線 超えすぎた イチャイチャ系友情♂です^^:

あらすじは、主人公昶が学校をサボり帰路につく途中、全身黒ずくめの怪しい人物に出会う。彼は白銀と言い女性にも見える長髪の美しい男性だった。影の世界に落ちてしまい自分のドッペルゲンガーを失った昶がそのままでは消滅してしまうため、白銀と契約し昶は「シン」となります。

第一話で契約のためアッー!!なキスシーンがあります♂
とても・・・すごいですが
話のテンポがいいし、キャラがいいし、バトルとか変身もあるので
個人的にそこが面白いです。
ちなみに洸兄さん・・とってもかっこいいですよ!
黒髪短髪でモロタイプです。

主人公昶が小野大輔さん、白銀が諏訪部さんで豪華です。
OPとED素敵ですよ。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 14

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ああ、きっとこれはギャグなんだ。

全24話、マンガ原作。
原作未読なのでどれくらいのものかはわからないけど、アニメは結構別モノらしい。

主人公:二階堂昶(にかいどう あきらcv.小野大輔)は学校はサボるわ、喧嘩っ早いわの問題児なのだけれど、
ある日、白銀(しろがねcv.諏訪部順一)という白髪三つ編みの全身黒づくめの見るからにちょー怪しい人物と出会います。
彼と出会ったことで世界を2分する光の世界と影の世界の事情に足を突っ込むことになり、
影の存在で人間にかなりの悪さをする“コクチ”と呼ばれるモンスター(?)と戦う日々がはじまるのです…

そんなこんなですが24話ほとんどがギャグですw
昶の幼馴染、浅村賢吾(cv.神谷浩史)とその姉、麻結(cv.小清水亜美)、
最強の風紀委員で日々、昶と賢吾の素行不良に悩まされてる、鈴野綾(cv.浅野真澄)が毎話毎話…笑いをさらっていきますw
特におバカキャラの賢吾とイケメンレーダーを体内に宿す麻結の姉弟はハズレなしです。
バカすぎて笑えます、ある意味しあわせな気持ちになれます。
そしてほぼ必ずと言っていいほど冒頭に前回のあらすじが入るのですが、これがまた笑いのポイント。予告も何かがおかしいですw

ファンタジーでバトルなアニメなんでしょうけど、バトルに特筆すべき点はありません…(´・ω・`)
ほぼ1話完結で、コクチを倒すのもワンパターンですw
ただ僕は変身後の昶の方がスキです(見た目がw)

そんなこんなで9割方ギャグで占められます。
白銀がやたら昶にこだわるのと+昶がこの戦いに足を突っ込む際の契約方法がアレなんで、BL?と思われる方もいるかもですが、これは原作にない要素のようですね(ノω<;)
別にマジなわけではない(…と思う)ので、これはネタってことにしときましょうwなんて。
ただ、ネタとしてでもムリだ。という方にはオススメいたしません(〃´∀`)

アニメではアニメオリジナルキャラが登場しているのですが、これまたレギュラーなんでホントに原作とは別モノなんだなぁ~ってヒシヒシと感じます。
オリジナルキャラ:九条悠(cv.斎賀みつき)めんこい少年です。
ここまで別モノだと感じると、原作はどんなだろう?と微妙に興味が湧いたりw
原作は完結しているようですから、機会があったら読んでみたいです♪

さてさて、このアニメを観るきっかけは小西克幸さんのメガネな兄貴“洸”のキャラソンでしたw絶賛声の病気にかかっていますw
歌詞もあれだけど、歌い方がえr…じゃなくってセクシーです( ゚ω゚))コクコクw
キャラソンとは別にアニメのEDも歌っています。
1~12話:小野大輔×神谷浩史
13~23話:諏訪部順一×小西克幸

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

あづきsound さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なっ原作より・・・・B〇ぽくなってる!?

上に書いたとーり
なぜか原作より
BLぽくなっています

あと
このアニメは原作にはない部分が多々あるので
原作愛してル
って人にはあんまオススメできません


アニメ限定のキャラの声優が斎賀みつきさんだったのには
感動です

ほかにも諏訪部さんや小野D、神谷さんまでいるのでイケボ大好き!

の人にはお勧めですw

あと
結構絵は綺麗なので
そこは心配しなくて大丈夫ですw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 6

53.4 3 ボーイズラブアニメランキング3位
DRAMAtical Murder(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (171)
919人が棚に入れました
主人公・蒼葉は、日本列島の南西に位置する碧島で、ジャンクショップでアルバイトをしながら、祖母のタエと2人で暮らしていた。島では肉弾戦での縄張り争いを繰り広げる「リブスティーズ」、仮想空間でバトルを行う電脳オンラインゲーム「ライム」が流行していた。蒼葉はそのどちらにも参加せず、日々を過ごしていたが、ある日、突然に強制的にライムバトルに引きずり込まれてしまうのだった――。

声優・キャラクター
私市淳、高橋広樹、日野聡、松田健一郎、中澤まさとも、竹内良太、高橋研二、間島淳司、樋口智透

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

あまりBLを感じさせませんが…(´ー`;)

BL系アダルトゲームが原作の作品。
全12話。


あにこれでの評価は低い作品ですが
せっかく録画したので視聴してみましたw

BLものが原作という事で登場人物はほぼ男子。
様々な属性を持つ男前なキャラがぞろぞろと
出てくるのでやはり女子向けですかね。
それでもBLを意識させる描写が少ないので
男子でも完走する事は可能だと思います(*´ω`*)b

完走はできるものの残念ながら中身は薄いです。
ゲームの販促が目的なのが丸分かりで
キャラを重視した作りになっています。
それ自体は悪くはないと思いますが
尺を使って掘り下げてる割にキャラの魅力が
いまいち伝わって来ないのが残念。
女子には伝わっているんですかね(´ー`;)

ストーリーは分かりやすいんですが
ラストまで盛り上がりに欠ける出来でした。
背景や色使いなど作画も個人的には合わず
低い評価になってしまいました。


どれだけキャラを愛せるかによって
楽しめるか否かが決まる作品だと思います。
やはり女子向けですかね。
残念ながら男子にはオススメはできません( - ω - ;)




《キャスト》
瀬良垣蒼葉(私市淳)
紅雀(高橋広樹)
ノイズ(日野聡)
ミンク(松田健一郎)
クリア(中澤まさとも)
蓮(竹内良太)
ミズキ(高橋研二)
タエ(文月くん)
東江(西前忠久)



《主題歌》
OP:『SLIP ON THE PUMPS』/GOATBED
ED
『BOWIE KNIFE』/GOATBED(第1話ー第6話、第11話)
『BY MY SIDE』/いとうかなこ(第7話)
『Felt』/木村世治(第8話)
『Lullaby Blue』/いとうかなこ(第9話)
『Soul Grace』/VERTUEUX(第10話)
『天使達』/GOATBED(第12話)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 27

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

電脳世界との狭間

原作未プレイ 12話

近未来のとある島、住民と東江財閥が運営している大規模なリゾート施設があります。主人公の瀬良垣 蒼葉(せらがき あおば)は、その島で祖母と2人で暮らし、町のジャンク屋で働いていました。
平穏で穏やかな毎日に突如として蒼葉に襲いかかる出来事を描いた作品です。

ライムと呼ばれる電脳空間でのゲームが流行し、オールメイトと呼ばれる動物の格好をした通信機があり、町にはデュラララのようなカラーギャングぽい集団がいる世界なので、島といってものんびりとした雰囲気はなく、どちらかと言えば都会のような感じがします。(観過ごしたかもしれませんが、私は中盤まで島とは思いませんでしたw)

序盤は世界観と主なキャラの紹介、中盤はそのキャラ1人1人に焦点を当てていてそれに主人公が関わっていくお話、終盤は伏線を回収して終わる形でした。

きちんと終わっているのは評価できますが、主人公を含め私にとって魅力的なキャラが見つからなかったのが残念です。

メインの登場人物で女性は祖母ぐらいで、他全員男性でした。女子向けの作品と言えるでしょうね。

オススメはしませんが、気に入ったキャラがいれば観てもいいかもしれませんね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 20

かげきよ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

DRAMAtical tuMarander

近未来イケメンチーマー仮想空間バトルの世界へようこそ!


基本的に乙女向けなんだけど、かなり詰め込んだ設定で
その過積載ぶりが笑えてしまった。
本来笑い所では無いんだろうけど、ツッコんでいる内になんだか笑えてきた。

主人公と紅雀の服のセンスに苦笑いしていたら
「その服カッケーじゃん!」とチーマーが絡む。
おいおい、ここ広げるのか!触れちゃイカンだろ!?と思っていたら
「駅前の店で売っているよ。」と返す。
どんな店だよ!いくらで売ってんだよ!とか思うと少し楽しくなってきた。
その後の「てめー何中だよ!」的なやりとりも安っぽくてニヤリとしてしまった。
笑い所でなく、カッコ付け所として描かれ本気でやっているのが
ツッコミ所でまた笑えた。

…そんな事を思っていたら更にツッコミポイントが盛りだくさんだと気づく。

祖母との喧嘩エピソードは彼の優しい側面と互いの愛情が垣間見られた…が、
鍵閉めた閉めないでそこまでしないでも…ばぁちゃん家に居ったんでしょ?とか
家の中のものスゴい昭和感とか置物のセンスとか
他にもゴミロボの「お雑煮お雑煮」(たぶん掃除なんだけど)という謎の叫び等々
ツッコミ待ちのシーンだらけで構成されている。
どうやらこのアニメの目的はツッコませる事らしい。
本来なら切るアニメだが勝負に乗って視聴を続けるべきなのか悩んでいる。

【総評】
ツッコミどうのこうのと言うより、ともかくつまらない。
…じゃあ観るなってツッコミはごもっともなんですが、
ミステリー要素がほんのりあったので、つい観てしまいました。

要約すると記憶を飛ばされた主人公が出自に迫り
また、自分の能力を利用しようとした男の野望を阻止する話なのですが
全編通してモヤモヤしたまま状態で
それに視聴者が付き合わされ微妙な気持ちにさせられます。
最終的には色々と明かされてはいるもののその頃には冷めてしまい「ふ~ん」としか思えず。
観せ方もチープで推理させる楽しさへの配慮が希薄でした。

キャラも見た目こそ個性的ですが中身は没個性で魅力的に描けていません。
動きもぎこちないしバトルもショボいし…。
何でこんなの観ちゃってたんだろ…。

元はゲームらしいのでそちらのファンや
キャラ作画がどストライクって言う女性なら楽しめるかも知れませんが
美男子好きでも見送った方がいいと思います。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 19

61.8 4 ボーイズラブアニメランキング4位
学園ヘヴン(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (110)
668人が棚に入れました
運がいいだけの平凡な少年"伊藤啓太"。そんな彼にある日、超エリート学園"ベルリバティスクール"への入学許可証が届く。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

全寮制男子校の物語(BLではないです)

この作品、もともとは18禁ゲームだったらしいが
PS2版にはアダルトシーンがないとのこと。
ゲームは未プレイだけれど、アニメ版はエロシーンどころか
BLシーンも皆無なので、単純にイケメンパラダイスな物語という印象。

舞台となるのは、超エリート学園"ベルリバティスクール。
略してBL学園ってなんだそれ(笑)
この名前がそもそもの誤解の始まりなんじゃないかな?

ただの全寮制男子校(女子部もあるらしいがほとんど登場しない)の物語。
抱擁シーンかと思いきや、障害物から身を守るための行動が
そう見えてただけだし、毎回の冒頭シーンで思わせぶりな会話があっても
なんだ・・ってなオチを見せられるので、かえって中途半端というか。

物語自体は、中盤からサスペンスフルな展開になったりもして
多少の起伏はあるものの、けっこう平和な学園日常モノだった。

また、声優陣は今をときめく方々ばかりで、
登場する男子はみなそれぞれに特技を持った個性ある美形。
なので、そのあたりが楽しみどころの方にはオススメ。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 29

nani-kore さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

イタいよ、和希さん。。

第一話目は観ていて結構ツラかったのですが、話数を重ねる毎に面白くなってきます。
どんでん返しに次ぐどんでん返しの展開、ラストはまさかあの人がダークサイドに。。ストーリー構成の巧みさは、さすがゲーム原作だなぁと感心しちゃいます。
ラストもきっちりハッピーエンドで完結していて、後味の悪さが残りません。

Bell Liberty学園、略してBL学園って、笑っちゃう位ベタベタだけど、セカコイよりもソフトな感じで超初心者向け。
様々なタイプのイケメンがいっぱいで、主人公のケイタくんもところどころ男の子らしくてカワユイ♪

私のイチオシはいぢわるな双子ちゃん。
納豆練り練りの学食シーンには、かなり笑かせてもらいました。
いぢわるだけど、本当は思いやりのある、素直なイイコ達です(^ ^)
そしてもちろん美少年♪♪
アニメオリジナルキャラみたいです~ウレシイ~~

それにつけても物語中最大のナゾ。。和希さんって幾つなんだろう?
回想シーンから判断すると、主人公より4~5歳は年上っぽいですが。。とゆーことは二十歳過ぎ??
二十歳過ぎの高校一年生って、イタいよ、和希さん。。

BLは苦手だけどイケメンは大好きな女子の方々、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか~

投稿 : 2024/12/14
♥ : 6

maa.. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

初挑戦でもおすすめ

BL初挑戦の方、声フェチの方、ちょいエロの方
におススメです^^

物語自体はさほどエロくなく
観やすくなっていますWW

ただ、エロ要素は0ではありません、、

素敵な声優さんの声で想像させるような
台詞の数々、、、
いやぁわたしにはちょうどいいエロさでございました。

なので、ちょいエロです!!

最後は普通の恋愛アニメを見ている感覚です^^

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

59.4 5 ボーイズラブアニメランキング5位
LOVELESSラブレス(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (89)
580人が棚に入れました
自分の兄、青柳清明を殺した謎の組織「ななつの月」に、言葉(スペル)を駆使して戦いを挑む小学校6年生の少年・青柳立夏と、彼を主人(サクリファイス)として仕える「戦闘機」・我妻草灯の活躍を描く。

声優・キャラクター
皆川純子、福山潤、小西克幸、山崎和佳奈、成田剣、小清水亜美、植田佳奈、高城元気、武内健、子安武人、能登麻美子
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

言葉を操る者の巧みな言動に戸惑いながらも引き込まれるが

主人公の少年・青柳立夏(あおやぎ りつか)は記憶喪失で
2年間分の記憶しか持っておらず、唯一の理解者だったはずの兄・清明(せいめい)は
何者かに殺害されたとされ、その事件を機に転校した日から始まるストーリー。

第1話から、なんというか・・めくるめく展開で(笑)
立夏の「戦闘機」であるという我妻草灯(あがつま そうび)と出会うやいなや
様々な出来事に巻き込まれていくのだが、この草灯という20歳の美大生が謎過ぎて。
立夏の小6らしい子どもらしさと、反発しながらも愛情を渇望している繊細な心理描写が
なかなかに秀逸だし、立夏の兄のこと、家庭事情、謎の組織のことも含め
数々の伏線に惹き込まれて一気に観てしまった。
でも、「ここで終わりかいっ!?」というのが正直な感想。
2期を制作すること前提に作られたとしか思えない。
原作に追いついてしまったのだろうか?連載は今も続いているらしいし、
物語自体はすごく興味をそそられる内容だったので、
原作を読まずにいられなくなってしまった。
もしかしてそれが目的?

ところで、清明の死の真相を確かめるべく、立夏は草灯と共に「スペルバトル」という
言語による闘いに身を投じていくのだが、この斬新なバトル
戦闘機とかサクリファイス(犠牲)などという役割分担があり
命をかけて闘うわりには、どちらかというと言葉の格闘技みたいなイメージで
観ていて緊張感はあまり感じなかった。

たぶんそれは
{netabare}
今日闘うって相手とお茶飲んだり、闘える広い場所まで一緒に歩いて移動したり、
いざ闘う直前には「これより~~をもって闘うことを宣言します」と言う相手に
「応じます」と返す、その儀式的な騎士道精神にも似た礼儀正しさからくるのかも。
{/netabare}

一応、舞台は現代の日本で、地名なんかも実在するよく知った場所が登場するし
草灯は多摩美に通ってるんだろうなぁなどと想像するのは面白いのだけれど
子ども達を中心に猫耳と尻尾を持っているのが最大の特徴。
で、そんなものがついている理由を知るとそれはかなり恥ずかしい設定だった(笑)
でも、獣耳萌え属性の人にはとてもオススメ。

あと、この作品はBLモノではないのだが、OPからしてBLっぽさを漂わせているし、
百合っぽいシーンも少々あるので、そういうものが苦手な人には絶対オススメできない。
エロさを感じる度合いには個人差があるから、なんとも言えないが
露骨な性描写は皆無であっても、とりあえず男が少年に甘い愛の言葉をさんざん囁いたり、
キスしたり抱きしめたりするだけで許せなくなる人は観ないほうがいい。

しかし個人的な感想としては、ほんとうに惜しい。
サクリファイスと戦闘機の性別など超越した強い絆や、その世界観は興味深いし
もっと先が観たくなるというか、この先の掘り下げた展開のほうが観たいよ
っていうのが観終えた直後の素直な気持ちだった。
で、最終回のタイトルをふと見返せば「ENDRESS」ってあって。
なるほどやっぱりそういうことか!と。
観ていた僕まで草灯にまんまと引っかかってしまったような気分(苦笑)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 27

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

そんなに愛の言葉を囁かないでください…(ノω<;)ww

兄の死の真相を求める、小学6年生の猫耳少年、青柳立夏【あおやぎりつか】が
立夏の兄をよく知る美大生、我妻草灯【あがつまそうび】と出会ったことを発端に、いろいろ現実離れしたことに巻き込まれていくお話。

さて、何故に猫耳なのか…w
今作では猫耳はこどもであることの印、、おとなの階段登って、ごにょごにょしたら耳が取れるらしい!!(なにそれww)

残念ながら猫耳“少年・少女”には興味はないけど…Σ(・ω・ノ)ノ!ww視聴スタート♪

ストーリーは、、中身があるようなないような…う~ん…(;´・ω・)
我妻草灯役の小西克幸さんに愛の言葉をびっくりするほど大量に囁かれて、耳から血を出してる間に終わってしまいました…ww

BLか、と問われると…ちょーすんごくライトなBLだと答えましょうか…。百合要素もあったりします(`-д-;)ゞ
小学6年生×20才の美大生…まぢなBLなら犯罪です(`・д・´)キリッ
とりあえず、そんなアニメです(´-ω-`;)ゞポリポリ

もっと、立夏の生い立ちや、母親との関係、兄の死に関わる組織etc...掘り下げてってくれたら、もっと中身のあるものになったんじゃないかと、悔やまれます。

さらに、バトル要素もありまして…
スペルバトルといって、放った言葉の意味そのものが攻撃、もしくは防御となるのですが、、いまいち迫力に欠ける印象です。
まぁ、、バトルありきのアニメじゃないので、これは仕方がないのでしょうが…w

…甘い声で囁かれたいひとにはおすすめですww

投稿 : 2024/12/14
♥ : 8

刻様(こくさま) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

LOVELESS✧見た感じ(koku✱40)

BL作品らしいです
なんというか GLとNLがあって
えろさでいうならば GLのほうがあった気がする
でも なんか中途半端

物語的な設定は結構すき
スペル・・・言葉でバトルするんだけど
その言葉がなんか中二臭くて そそりました

腐向け作品ではあると思うんだけど
いろんな恋愛要素が ちらほらあって
がっつりって感じじゃないなぁ

女性キャラは基本 うざキャラだとおもった

でも猫耳かわいかったなぁ・・・
小学6年の設定だけど みんな胸おっきいなぁとか・・・ww

謎も謎で曖昧に終わってしまって
おもしろいんだけど ふに落ちない?
もやっとします

もっと溺愛シーンとか見たかった

男性キャラは基本 いいキャラしてるし
絵も綺麗だとおもう
やっぱ おしい作品

いろんな恋愛模様に ジャンルが入ってるから
楽しみ方は色々あるかなぁ?

残念ながら僕は ちょっと残念な作品でした

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7

61.1 6 ボーイズラブアニメランキング6位
純情ロマンチカ3(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (84)
575人が棚に入れました
兄・孝浩の友人で超有名小説家(兼ボーイズラブ小説家)の宇佐見秋彦のマンションでの居候も気づけば4年目に突入した大学生・高橋美咲。なんとか4年生に進級できることになり、このまま変わらない日々が続くように思っていた美咲だったが、孝浩の突然の来訪により宇佐見との同居は期限があるものだったことを思い出す。そして美咲なりに「将来」を考え始めるが…?

声優・キャラクター
櫻井孝宏、花田光、水樹奈々、下野紘、郷田ほづみ、豊永利行、並木のり子、羽多野渉、谷山紀章、小杉十郎太、鳥海浩輔

刻様(こくさま) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

純情ロマンチカ3✧見た感じ(koku✱80)

純愛ロマンチカシリーズ 3期になります
もちろんBL作品

3期は うさぎさんと美咲の話が多いです
個人的に この二人のCPが一番すきなので
1~3の中で一番すきな回です

美咲が頑張っている姿を応援して
素敵ボイスで 甘い言葉を囁く うさぎさんが
最高に素敵

いつも余裕ぶっている うさぎさんが
美咲のことで 美咲だけのことで 悩んでいる
溺愛っぷり それ故に 焦っていたり悩んでいる姿
そっと呟くようなセリフ回しも とても素晴らしい

作画も一気に綺麗になったとおもいます
全体的に髪型がよくなり
肌色が白くなったかな?
絵も こちらのほうが好みです

ストーリー重視の恋愛模様なので
えろさを求めてはいけません
ちょっとはありますけどね

性格の設定は王道なのに どうしてここまで惹かれるのか
考え方が 普通の恋愛と変わらないけれど
超金持ちと一般人の よくある思考が
なんとなく 共感できるからこそ
面白いとおもえる

男同士という ハッキリと公開できない
もどかしい感じも ちゃんと表現されていて
たのしく見れました

ストーリー的には この3期が好きですけど
きゅんきゅんでいうなら 1期のほうが きゅんきゅんします

BL好きや 声優さん好きは
一回は見る作品で オススメできる作品です

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5

sobako777 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こっぱずかしく、何とも成長のないBL入門作

BLというジャンルの楽しさをこの作品で知ったという人も多い超ロングランな人気コミックのアニメ版! 1&2シーズンは共にとても楽しめた記憶があるのに、懐かしさ全開で見てみたらガッカリ! キャラは相変わらず成長のないままグデグデと同じようなことを繰返し、チープなエピソードにこっ恥ずかしい臭いセリフの数々...。色々なBL作品を見てきた後では、相当にお粗末な内容に思える。だが、でも、しかし! これはこれでいいのかもなー。「世界一初恋」も殆ど似たようなキャラなのにやはりロングランヒットを続けているし...。永遠のBL入門作としてチンタラやるのも作品の魅力?てか、個性なのかも、と諦めた。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

面白い(*´▽`*)

ウサギさんのミサキ君への一途で素直な思い、素敵です。
ミサキ君はウサギさんが好きだけど、周りを気にして素直になれない感じがあったけど、少しずつ本音が出てきてるのかなぁ・・・。
ミサキ君とウサギさんのやりとりに胸がキュンキュンします。
今回は、そこに伊集院先生が割り込んできて、三角関係に・・・。
まぁ、結果は一目瞭然ですが、早くウサギさんとミサキ君がhappyになれるといいなぁ・・・。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

61.3 7 ボーイズラブアニメランキング7位
闇の末裔(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (66)
377人が棚に入れました
冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」。その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課は、死者に関するトラブルを専門に扱う機関である。そこに所属する職員は、「死神」と呼ばれている。召喚課に所属する昼行灯・都筑麻斗は、新パートナーである黒崎密と九州地区を担当していた。都筑を付け狙う外科医・邑輝一貴の起こす数々の事件で、次々と都筑や密の生前の事が明らかになっていく。それに伴い、事件の被害者も増えていっている。
闇の末裔本編は、幻想界編と鎌倉編の同時進行の途中で連載休止となっているが、邑輝の友人である壬生織也と邑輝の幼馴染で彼女の櫻井寺右京の短編が2話、ふろく本として発行されている。2冊目のふろく本にて、京都編で行方不明になった邑輝が織也の元へと返されている。

声優・キャラクター
三木眞一郎、浅野まゆみ、森川智之、関俊彦、白鳥由里、西村知道、速水奨、井上和彦

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

閻魔大王の下で働く死神たちの物語

12年前 WOWOWにて放送された全13話の作品で、
原作は、『花とゆめ』で連載された、松下容子氏による漫画作品。
まったく予備知識もなく観始め、少女コミックっぽい作画だなぁと
思っていたので納得だった。

冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」
その中で閻魔大王自ら指揮をしている閻魔庁の召喚課で働く
都筑麻斗とパートナーである黒崎密という「死神」たちが主人公。
つまり彼らは一度、この世で死んでいる人たちというわけ。

そして死神たちは単独行動をせず、2人1組となって仕事をするため、
パッケージのようなイラストになるのだろうけれど、
一見するとBLモノと間違われそうだよねぇw
ただ・・BLではないが、そういうジャンルがお好きな方には
かなりの率で好まれそうな展開はあった。

また、死神とはいえ、死者に関するトラブルを専門に扱う機関なので、
一般的に知られている死神とは、少し意味合いが違う。

舞台は九州を中心に、京都などまわり、実在する場所や建物が登場。
だいたいは4話ごとの物語としてまとまっているので観やすかった。
主な内容としては、主人公の都築を付け狙う外科医 
邑輝一貴の起こす数々の事件を中心に、
次々と都筑や密の生前の事が明らかになっていく・・というもの。

作画は、個人的にはそんなに好みではなかったのだが、
こういう雰囲気の絵は、けっこう好きな方も多いかも。

おそらく、原作ではもっと壮大な展開がありそうで、
人物に関してもTVアニメでは描ききれていなかった感じがしたが、
設定の面白さはあったので、けっこう惹き込まれた。

ちなみにOP・・・ TO DESTINATIONによる「EDEN」という曲が
L'Arc~en~Cielの唄い方にそっくりだなぁって思っていたら、
この曲がOPになった数年後、L'Arc~en~Cielがこの曲を唄っていたw
ストーリーにもぴったりで、けっこう好きな一曲です。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 21

よると さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

原作アニメにしては完成度が高かったです

原作アニメは失敗する作品もありますが、このアニメは完成度が高かったです。
まず作画が綺麗です。
犬耳都筑さんが出て来ます(そんなことどうでもいいか〜)

原作は未完なためにアニメも途中の京都編までしかやらないですが、アニメはここで終わってよかったかなって思います。

でも、OPED曲はあまり好みじゃないですね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

りおんぱん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

犬都築はなしだな~

冥府にある死者の生前の罪業を裁く機関「十王庁」
その中で閻魔庁の召喚課は死者に関するトラブル扱う機関
通称「死神」と呼ばれている
都筑麻斗は新パートナー黒崎密と九州地区を担当していく


~感想~
原作は未読

肩書きは面白そうだけどもそれに似合った内容の物語ではないと思う
残念と思う点は多々あり…
召喚課があまりにも無能・無力なこと
悪党が野放しのまま
都築達が失敗ばかりのくせに無反省であること
編ごとのヒロインが誰も彼も悲惨な最期を遂げ何一つ救いがないこと
少しキャラクターに優しい話もあってもいいかなって思う
何より物語は中途半端で終わってそれっきりに。
原作が中断してしまったことが大きな要因かもしれませんが
オリジナルストーリーで完結させるべきだったと思う
基礎設定が面白いのに生かしきれていないよでもったいない気がします

少女漫画が原作ですがBLまではいかなくても
かなり強い傾向が出ているので苦手な方は要注意!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

56.9 8 ボーイズラブアニメランキング8位
好きなものは好きだからしょうがない!!(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (50)
364人が棚に入れました
主人公の羽柴空は外見は二枚目だが性格は三枚目、考えるより先に身体が動いてしまうストレートな少年。
ある日学校の校舎から転落事故を起こして入院してしまう。しばらくして退院すると、そこには空と寮の同室となる藤守直と言う少年が転校してきた。空と直は幼馴染みではあるが、空は直のことを全く覚えていなかった。気まずい雰囲気で直との寮生活を始める空だったが、空と直には幼い頃に暗い過去があり、空に直の記憶が無いのはどうやらそれに関係しているらしい。
空は直や、空と直の幼馴染みである本城祭、そして学校の保健医である七海達と一緒に自分の過去や謎を解いていくこととなる。

声優・キャラクター
緑川光、子安武人、保志総一朗、千葉進歩、三木眞一郎、石田彰、宮田幸季、置鮎龍太郎

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

好きになれないものはしょうがない

キャラデザも主人公の声も、自分の好みではなかったため
今まで観ずにいたのだけれど、1話25分で10話以上に渡ったBLモノは
珍しいので、思い切って観てみる事にした。

1話からやっぱり、うーん苦手な声だーと思いながらも
サスペンスフルな謎部分があり、深みのある物語だったらという
わずかな期待があって観進めていったのだが・・・
冒頭での謎を残して引っ張ったまま、いっこうにそこに辿り着かず、
中途半端で賑やかなギャグ展開がしばらく続いた。
あまり共感できない笑いだし、途中で何度か早送りしたくなったけれど
謎を明かしたいがためにそれもできず(苦笑)

そうしたら8話からいきなりシリアス展開w
謎も少しずつ明かされて、ようやく腰をすえて観る気に。
でも、同じシーンが繰り返し登場するのはちょと興醒め。

人格操作、人体実験などシリアスな部分だけ掻い摘んで観ることが出来たら
けっこう面白かったかもしれないのに、とても残念だった。

で、おぉそうだった・・これって一応BLとされているけれど
せいぜいハグしてキスする程度のシーンがちょろっと出るのみで
エロさは皆無なので、そういうシーンを期待している人にはお勧めしませんw

偏見を持たずになんでも観てやろうという好奇心と、
自分なりのBLベスト10を作ってみたいという思いから、
今まで数々観てきているけれど、まだまだ知らない作品だらけで奥は深そう。
ただ、あにこれに登録されているBL作品は残るところあと2本のみ。
そのほかの作品は追加リクエスト中だけれど、なかなか追加されず。。
いやはやベスト10はいつになったら完成することやらw

投稿 : 2024/12/14
♥ : 16

Suama さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

突っ込みどころ満載

爆笑しながら
突っ込んでたら
いつの間にか全部見てた。
それなりに面白いのかも。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

つまらない

回を重ねるとBLだった、初心者以上。
STORYに全く面白みがなかった。
ミステリー、シリアス、人間モルモット、
二重人格、絵、キャラと声優の違和感など、
見た目より内容は奇妙な感じ。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

61.0 9 ボーイズラブアニメランキング9位
グラビテーション - GRAVITATION(TVアニメ動画)

2000年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (51)
288人が棚に入れました
音楽シーンを席巻し、3年前に解散した伝説のバンドNITTLE-GRASPER。
そのリーダーでキーボーディストの瀬口冬馬が設立したN-Gレーベル。主人公の新堂愁一はN-Gレーベルに所属する新人バンド「BAD LUCK」のヴォーカリスト。
愁一は夜の公園で、超美形人気小説家の由貴瑛里と運命的な出会いをする。由貴に一目ぼれした愁一の猛烈なアタックの末に、愁一は由貴から「恋人にしてやる」と告げられる。しかし由貴には暗く衝撃的な過去があり、その過去にまつわる忘れられない人物がいた。
少年時代に負った深い心の傷により、複雑に歪んだ由貴の人格。愁一の一途な想いは由貴に届くのか。そしてBAD LUCKとして、ヴォーカリストとして、愁一はどう成長していくのだろうか…。

声優・キャラクター
関智一、井上和彦、松本保典、折笠愛、山口勝平、置鮎龍太郎、子安武人、瀧本富士子、三木眞一郎、鶴ひろみ、石川英郎

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

BL度はめちゃ少なめ。むしろ浅倉サウンド満載の音楽業界モノとして楽しめる

1999年に制作され『FAKE』と並んでアメリカで発売された
最初のBL漫画作品を原作にし、2000年にWOWOWにて放送された
全13話のTVアニメ。

駆け出しのミュージシャン 新堂愁一を主人公に、音楽業界を舞台にしたことで、
サウンドプロデュースには浅倉大介氏が起用され、劇中でも彼とそっくりな風貌の
プロダクション社長兼プロデューサーが登場する。

なのでOP、ED、挿入曲すべての音楽が浅倉カラー満載。
物語以上に90年代後半の音楽でも楽しめる作品になっている。
音楽がパッと浮かばない方のためにあえて言うと、
例えばT.M.Revolution、コタニキンヤ、accessあたりの
シンセサウンドを中心にしたヴォーカル曲。

BLを毛嫌いする人に無理には勧めないが、せいぜい軽いキスや抱擁程度で
濃厚な性描写は一切なく、もっと精神的な深い想いや、友情、
人との絆を描いているので、実際は誰でも視聴可能だと思う。

映像に関しては、なぜか1話のみに実写映像が挟まれていた。
斬新さを狙ったのかもしれないが、あまり美しい映像ではなかったし
中途半端に入れるなら、むしろないほうが良かった。

物語自体は、全13話あるので、人物設定などもけっこう丁寧に描かれ
感情移入がとてもしやすかった。
全体的には、随所にありえないシチュエーションや、コミカルな雰囲気を
散りばめていたが、唯一・・人気小説家である由貴瑛里に関しては
シリアスな謎を最後まで引っ張り、
それがまた彼のミステリアスな魅力ともなっていたと思う。

でも、主人公の愁一が恋してやまない瑛里の、冷たさ、気ままさには
個人的にちょっと滅入ってくるほど胸が痛み、彼のそばにいる愁一の
純粋すぎるほどの一喜一憂には苦笑しつつ、気持ちが手に取るようにわかり、
自分を投影せざるをえないほどシンクロするところがあって笑ってしまい、
また同時に、ニヤニヤできてしまう部分もあった。

また、愁一と同じバンドメンバーであり高校時代からコンビを組んできた親友、
ヒロとの深い友情や2人の絆もアツくて良かったし、
彼らがさまざまな経験を乗り越え、ミュージシャンとして成長していく様や、
瑛里の心に封印してあったはずの衝撃的な過去と本人との対峙など、
けっこう真面目に描かれていたのには好感持てた。

今まで30本ほど観てきたBLアニメの中では、入門的な作品って感じの
位置づけになるかと思うけれど、思わぬところで感動できたりして
けっこう深い広がりを想像させる物語だったし、
13年前のやや古めの作画ではあるが、なかなか良い作品だったと感じている。

ただ個人的には、愁一のウザかわいさ・・
もう少し抑え目のほうが、かえって見応えあって良かったかなとそこだけ残念。

<声の出演>

関智一、井上和彦、松本保典、折笠愛、山口勝平、置鮎龍太郎、
子安武人、三木眞一郎、田中理恵、池澤春菜、など。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

BLアニメ挑戦第2弾、完走は出来たけど

主人公の新堂愁一は「BAD LUCK」のヴォーカリスト。
超美形人気小説家の由貴瑛里と運命的な出会いをする
ヴォーカリストとして成長していく愁一と由貴の関係を描いたBLアニメ
ちょっと古いですが、ギャグ要素も強いソフトなBLアニメです

音楽を扱った作品ということで、
音楽の善し悪しが大分印象を左右するのだろうけど
残念ながら、自分にはこの手の音楽の善し悪しは全く分からない。
90年代後半な感じですかね?
個人的には耳にすっと入ってきたので悪くはないと思う。
上手いともあんまり思わないですが、力は入れてるんだろう。
作画は良くないですが、キャラデザ自体は普通か。

まぁ大筋のストーリー自体は悪くないし
結構続きが気になるように上手く作られているとは思います
しかし、シリアスとギャグを入れ混ぜた展開で、ものすごくギャグがうざい
せっかくの見応えある展開がぶち壊されるw

というのも主人公が「うざ可愛い」キャラなわけですよ
主人公以外にも、うざキャラが多いのでちょっと・・・
ノリが古すぎるんで全然笑えないんですよねぇ

超イマイチな出来という印象が拭えないのですが
ジャンルを考えれば、そこそこの出来なんでしょうかね?
BLアニメはなかなか難しいジャンルですな

投稿 : 2024/12/14
♥ : 10

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

音楽業界が舞台のBLものですが、なにぶん古い作品なので

TV放送当時に視聴したきり

今でゆうBLものだけど、当時テレビでは見たことないタイプで、
ちょっとびっくりした覚えがある。

割とおもしろく見れた気がするけど、かなりおぼろげ。

キャラデザインや作画は、古い作品のためそれなり。
音楽業界の話ですが、劇中の音楽もやはり古く感じるでしょう。
主人公の声優が、合ってないように思えたのは残念

記憶があいまいなため、細かい具体的ストーリーは覚えていません。
今現在、オススメできるレベルかどうかまではわかりません。

まあ、男子は無理かも。

最近始まったLOVE STAGE!!とか見ててちょっと思い出して、
棚整理してたら、またちょっと、見てみたくなりました。

録画したDVDが残ってたので、時間があれば、再視聴して更新するかも

〔あらすじ〕
新堂愁一は「BAD LUCK」のヴォーカリスト。
愁一は夜の公園で、超美形人気小説家の由貴瑛里と運命的な出会いをする。
由貴に一目ぼれした愁一の猛烈なアタックの末に、愁一は由貴から「恋人にしてやる」と告げられる。
しかし由貴には暗く衝撃的な過去があり、その過去にまつわる忘れられない人物がいた。
少年時代に負った深い心の傷により、複雑に歪んだ由貴の人格。
愁一の一途な想いは由貴に届くのか。
そしてBAD LUCKとして、ヴォーカリストとして、愁一はどう成長していくのだろうか。

〔登場人物と声優〕
新堂愁一 : 関智一
由貴瑛里 : 井上和彦
中野浩司 : 松本保典
瀬口冬馬 : 折笠愛
佐久間竜一 : 山口勝平
クロード : 置鮎龍太郎
坂野 : 子安武人

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

66.7 10 ボーイズラブアニメランキング10位
間の楔-あいのくさび 完結編(OVA)

1994年5月1日
★★★★☆ 3.6 (41)
246人が棚に入れました
『間の楔(あいのくさび)』は、『小説JUNE』の'86年12月号から'87年10月号まで連載されて人気を博した吉原理恵子・作、道原かつみ・挿画による"SF激愛ロマン"。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

相容れない者を結んでいた楔の正体は・・

1巻の「間の楔」レビューから引き続き更新します。

1対1ならまだ平和だったのかもしれない。
問題の多くは、ふたりに絡む数人の人間達の深い友情や、嫉妬。
いつだってそうだよね・・・関係に歪みが生じるのは。

舞台が近未来ということで、生活空間も街も車も、現代とはまるで違い。
エリートも脳以外はアンドロイドだったりと、なかなかハードな世界。
リキと出会い、人間らしさを取り戻していったイアソンにとって、
その感情は単純な恋愛などとは比べ物にならないほどの深さが
あったということが後半でわかって、愕然とした。

リキとガイの深い友情。
イアソンとリキの歪んだ愛情。
そして、生き抜いていくための手段。
さらには、手段を喪失した後に初めてわかるアツい想い。
あれれ??何これ純愛と変わらない?そんなバカな。
最初は陵辱系か??と思ったけれど、いやいやこれもまた
列記とした純愛と呼べるよ・・と確信してしまった。

というより、歪んだ遊び心⇒歪んだ愛⇒憎しみ⇒
あるものを喪失⇒大切なものに気づく・・・と辿った結果
最終的に残った想いが純愛だった、ってことなんだと思う。

ちなみに、登場人物の中で感情移入しやすかったのは、カッツェ。
リキの相棒であったガイの想いも、痛いほどわかるのだが、
あそこまで激しいと結局、己の身を滅ぼすからね。

とにかく、なかなか見応えのある作品でした。
物語のテーマなどに苦手な部分はあるものの、作品を冷静に判断した場合
今まで観てきたBL作品の中ではダントツの仕上がりです。

時代を経て、古いキャラデザ、古い技術の背景もハイクオリティに
生まれ変わったリメイク版も、出ているのでいつか観てみたい。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 14

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

うお~ん;BLで泣かされるぅ~~;;

前作のOVAは前篇で、本作が完結編となります。
あいかわらず歴史を感じさせる作画ですが、少し年数を置いたせいか、登場人物達の美麗度がUPしています。
シティ〇ンターみたいで表情の硬かったリキの顔に、ところどころ豊かな感情が現れ、少年らしい可愛らしさが見られるようになりました。
そしてイアソン、怖い位にますます美しいです。。

氷のように美しいイアソンは、冷酷なシンジゲートのボスのハズなのに、ピュアな不良少年の魅力にどんどん内部崩壊していきます。
そして。。なんなんだよ~!イアソン、あんた何考えてるんだよ~!!
わかんねぇよ!そんな無茶苦茶な愛なんてっ!!
うお~ん;BLで泣かされるぅ~~;;

いや~、正統派BLの金字塔、さすがにハンパなかったです(- -);
腐りかかった女で良かった♪と、うっかり思っちゃう名作でした~;;

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5
ネタバレ

annabanana さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

BL無理な方にも是非見てもらいたい。

完結編のパート2。

(心の中で)泣きました。

{netabare}物理的な涙は出ないのですが、でもそれでもほんとに泣きたくなるって言うか、もう最後が辛すぎて辛すぎて唸りながら天を仰いでしまいました(´;ω;`)

結末から語ると、
とにかく悲しすぎる。

いや、でも
「憎しみ合うことでしか存在できない、そんな関係もあるんだ。」
と冒頭で言ってる通り、この二人が一緒にいるためにはもっとも幸せな結末だったのかもしれませんが…
視聴者としてはつらい!!!!
でも二人は無事生き延びてハッピーエンドでラブラブ♪って結末だったら私がこれほどこの作品を好きになることはきっとなかったです。

正直リキの心の中の葛藤には終始ハラハラさせられました。
でも、自分を辱めたイアソンと信頼のおけるパートナーであったガイの間で揺れて、最終的に心の底ではアンドロイドでありながらも自分を愛していてくれていたイアソンへの好意に気付き、彼とともに人生を終えることを決意し、イアソンに歩み寄ってきた時には、ガッツポーズせざる負えません。
リキ、あんたはやればできる子だって信じていたよ!

最後にやっと二人だけの平穏を手に入れる事が出来たのだっていうのが、炎に包まれている二人の死に際の穏やかな表情にすごくよく表現されていました。

でも最後のカッツェの涙は卑怯だ…(´;ω;`)
あんなの見せられたら悔い意外何も残らないじゃないか…(´;ω;`)


この完結編では、今まではただ淡々と責務をこなし、なんにも執着を見せなかったイアソンがリキのことになると自分を見失ってしまう感じが存分に出ててほんとたまらなかったです。
キャーキャーいってました(笑)
ガイと対峙した時に、リキが何をされたかを知って激昂して「殺してやる!」って叫んで時は鳥肌立ちました。
(ちなみに私はアホなのでリキが「男じゃなくなってしまった」訳を理解するのにしばらくかかかりました笑)

身分違いであり、周囲から反対されてる恋っていう点では現代版ロミオとジュリエットっかっていうぐらいの悲恋です(正直私はロミジュリ読んだことないのですが、でも悲恋って言うからにはこれぐらい辛いものなのだろうって想定しています)。
違う点と言えばお互いベタ惚れ感もデレも全くないってことでしょうか。
まあそこはBLなので、ね(笑){/netabare}

やはりBL作品なので、18禁レベルのそういう描写もあるから見たくないって言う方もたくさんいると思いますが、そういうとこに目を瞑ってでも見てほしいです!
私はそれぐらいこの作品に心を打たれました(;_;)
今までBL作品には萌え意外特になんにも感じなかった私ですが、これはBLとかいう枠組みを越えてお気に入りにランクインしました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

67.8 11 ボーイズラブアニメランキング11位
間の楔-あいのくさび(OVA)

1992年8月1日
★★★★☆ 3.7 (44)
219人が棚に入れました
『間の楔(あいのくさび)』は、『小説JUNE』の'86年12月号から'87年10月号まで連載されて人気を博した吉原理恵子・作、道原かつみ・挿画による"SF激愛ロマン"。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

近未来都市のアクション作品かと思いきや?

支配する側、される側に身分の差別が確立されてしまった近未来都市での
支配する側Tanaguraのエリート イアソンと、
支配される側Ceresのスラム育ちの若者、リキとの破滅的愛憎物語。
「間の楔」という言葉は、相容れない両者を結ぶものを指すらしい。

原作は吉原理恵子による小説で、「BL」という言葉が存在していなかった
1986年に連載され、このOVAは1992年の制作。

観終えてみて・・一言で言ってしまえば、ペットとご主人様なんて
主従関係は、SMと同じような関係ではないか・・と。
権力を持っているイアソン、弱みを握られ、束縛されているリキ。

この作品、個人的にあまり感情移入してしまうと、
とてつもなく壮絶なトラウマが爆発しそうなので、
あくまでも作品・・あくまでも作品なのだと内心、覚悟して観ていたが、
凌辱的な絡みシーンはほとんどなく、イメージ的であり
ほとんどは近未来都市でのアメコミ風アクションで覆われているので
案外、誰でもすんなり観れてしまうかも。

愛にもいろいろなカタチがあるけれど・・・
愛と憎しみって表裏一体な部分があるよね。
愛ゆえに憎しみ、憎しみがあるからこそ心から離れることなく、
心の奥底でもがき苦しみながら、戻っていくしかないという堂々巡り。
断ち切るには、どちらかが死ぬか、その場所を捨てて出て行くしかない。
しかしそう簡単に、終われないものがある時、渦巻く情念に気づく・・

キャラデザはハッキリ言って、あんまり好みではなく
この作品の存在も随分前から知っていたものの、敬遠していたのだが
見慣れるとそれほど気になることもなくなり、
むしろ音響の良さ、音楽の美しさに魅了されてしまった。
なのでこの作品はヘッドフォン推奨。

(このままレヴューは『間の楔 完結編』に続きます。)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 14

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ペットにはなりたくねぇな。

久しぶりにBL鑑賞。凄かったな・・・色んな意味で歪すぎて凄かった。
荒んでて異様な雰囲気漂ってるB級SFっぽいなとは思ったが、さすがは伝説のBL(笑)
ただ説明がほぼないので世界観に謎が多すぎる。ユピテルってなんだよ・・・なんなんだよ。原作読んでないと細かい部分は厳しい模様。かなり古くさいものの作画は結構上質。

何かしらの要因で女性がほとんどいない世界観みたいで、雑種(ヒト)とブロンディー(人工生命体)で階級社会が出来上がってるようである。リキとイアソンは主とペットという関係ながら、屈折、偏執した愛情表現には恐れ入りました。BLものって何故かこう屈折したものが多いですね・・・病的なまでに。何だかよく分からない世界観を無視しても、話自体は筋道だった悲劇的なドラマなのでついていけるものではある。ただ頭ではついていけるが。気持ちがついていけない。ペットが不憫すぎる世界だろ・・・これは地獄より恐ろしい世界だ。しかし色々と異次元の世界を見た気がするので、それなりに満足した。つい最近リメイク版?も出てたみたいだけど、そっちの方を見てもよろしいかも。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あれ、こっちがレビュー書くトコかな??

間の楔、こっちにも書くトコあったので、UPします~
つーかこっちに扉絵があるので、こっちがホントかな??
(以下、前回と同文)

ナンか花冷えで、気持ちがウツって来ちゃったみたい~
ので、ちょっとBLでも♪

BL初期の傑作とされる本作、古い作品だけに、作画にはものすごい歴史を感じさせますが、やたら気合いが入っていて怖い位です;
特に登場人物のアップに、執念すら感じさせられます。
イアソン、怖いくらい美しい。。

お話は。。冒頭の「恩返し」にはちょっと吹きましたが、後はシリアスです。
ふ~む、ヒエラルキーが主題となっているのかしら?
BLはストーリーそっちのけの作品が多いですが、コレにはしっかりとしたお話がありそうです。。かなりクラシックなSFっぽいけど。

シティ〇ンターを思わせるような、古風な美青年ぞろい(イアソンは別格)で、女性は全く登場しません。
良くありがちな、女の子っぽい男の子のBLではないので、まさに正統派。

クラシックな作画にどーしても馴染めない方、リメイク版もあるみたいですよ~
こっちも観よっと♪

投稿 : 2024/12/14
♥ : 7

58.5 12 ボーイズラブアニメランキング12位
SEX PISTOLS-セックスピストルズ(OVA)

2009年10月10日
★★★★☆ 3.4 (30)
162人が棚に入れました
円谷ノリ夫(つぶらやのりお)はごく普通の高校生活を送る16歳の少年だったが、原付事故をきっかけに周囲の人間が動物に見えるようになってしまう。また事故以降男女問わず「猛烈に愛される存在」になってしまい困惑する中、同校の斑目国政(まだらめくにまさ)の出現により、人間には実は2種類の種族「人類(=猿人)」と「斑類」に分かれているという事実を知らされる。ノリ夫の目に見えている動物達は猿人の本来の姿(猿)と斑類の本来の姿(猿以外の動物)だったのである。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

動物由来の人間の種族と繁殖をテーマにした異色作

原作は、2003年から連載開始された寿たらこによるBL漫画作品で、
アニメ作品のOVAは2009年に全2巻で発売された。

これまで観たBL作品の多くは、当然ながら男同士の恋愛がテーマだった。
しかしこの作品は、同性では到底ありえなかった「繁殖」を
テーマにしているところにまず驚かされるし、
性別にとらわれない妊娠・結婚や家制度という夢物語が斬新だ。

さらに、人間を「人類(=猿人)」と「斑類」の2つに分けていて、
しかも主人公には斑類に対して濃厚なフェロモンを発するという
先天的・潜在的に持っている「先祖返り」という性質が与えられており、
そこが物語の要となっていた。

主人公である高校1年生の円谷ノリ夫をはじめ、
さまざまな動物の血を引いた子孫である人物達が登場し、
何がなんだか・・な状況に陥りそうになったけれど、
このやや早いテンポに慣れてしまえば、ダラダラ観ずに済むのは良かった。

しかも、主人公の相手役というのが、重度の男嫌いで病的な女好きときて、
強烈なツンを発するのが面白かったし、一筋縄ではいかない展開に
けっこう見応えはあった。

しかしながら、やはり尺が短すぎたかなと。
ただでさえ登場人物が多いので、描ききれてなかった感があり、
話の展開も忙しいから、やや説明不足な点も否めない。
斑類の繁殖に関する細かな設定や、その種類によっての力関係など、
厚みのある内容は面白そうなので、原作を読んでみたくなっている。

それでも、やわらかなタッチの作画はけっこう綺麗で、
悠太(from LAZ)の歌うOP、EDとも良かった。

ちなみにエロシーンは、それほど濃くもなく、やや浅め
それ以上に設定の面白さのほうが際立ってるせいか、
全然エロくは感じなかったので、BLにしてはノンケの男性でも
普通に観れてしまうのではないだろうか。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 15

63.0 13 ボーイズラブアニメランキング13位
冬の蝉(OVA)

2007年2月23日
★★★★☆ 3.7 (29)
145人が棚に入れました
時は幕末、激動の時代に徳川の幕臣・秋月景一郎と長州藩士・草加十馬は出会い、そして二人は互いに激しく惹かれあった。しかし、徳川と長州は敵と味方に分かれ、二人を激しく引き裂いた…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

時代は幕末 基本ベースは「あらしのよるに」

幕末という激動の時代に出会った徳川の幕臣・秋月景一郎と
長州藩士・草加十馬を主人公に、敵対する立場にあった2人の
激しくも切なく、熱くも哀しい純情と生き様を描いた全3話のOVA作品。

声の出演は、森川智之、三木眞一郎、森久保祥太郎


原作は新田祐克氏の同名漫画。
本来この物語は、『春を抱いていた』という物語の主人公2人の
前世を描いたものだそうで、そちらは未視聴。

今までまだそれほど多くは観ていないBL作品の中で、
この作品は特に自然体で新鮮だったというか・・
親友同士になるまででさえ多くの障害があった2人が、戸惑いながらも
ゆっくりと惹かれ合い、距離を縮めていく過程のドキドキ感が
リアルに伝わってきて、とても初々しく微笑ましく感じた。

とはいえ、これはシリアスな悲恋。
決して軽いノリでは観られないものがあった。
時代が幕末でなければ、きっとまったく違った人生だったのだろうなぁ。
でも、激動の幕末だったからこそ出会えた、とも言えて。
それだけに、衝撃的な2人の行く末を見せる後半は、胸が苦しかった。
痛々しさを覚えるほどの秋月の清冽さと純情、武士としての誇り高さ。
それまで刀を抜くことがなかった草加の、壮絶で皮肉な決心。
そんなふたりの生き様、死に様は美しく、せつない。

また、草加と同じ長州藩士で彼の友人だった相沢正之進の
スタンスもまた、実はけっこう深かったりで、
彼の最後の表情には、観終えた後、特に余韻が残った。

キャラデザには好みが分かれるかもしれないけれど、
シナリオは、BLとか関係なく、
幕末ドラマとしてもなかなか良かったなと素直に思う。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 17

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

身体の奥に火を付けてくれ・・・アボルダージ!

幕末を舞台にしたBL時代劇です。全三話。
徳川の幕臣・秋月景一郎と長州藩士・草加十馬の悲劇的恋愛を描いた作品。
開国だのなんだの引き裂かれる二人の切ない切ない物語。

まぁ1話で良い感じかも・・・と思ったが完全に油断してました。
2話3話で強烈な絡みがあったので、ぐはっっと衝撃を受けてしまった。
そこまで不自然な流れじゃないけど(?)、OVAのせいか想像以上に生々しくやっちゃってましたなぁ
当然凍り付きましたが、案外はまりそうな自分が怖い、怖すぎるw

とまぁ、それさえ耐えきればなかなか雰囲気は悪くない良作でありましたが
想像してたより情緒的というか、コッテリとした悲劇的ドラマでした。
男同士の悲恋を描いたということで、「衆道」ではなくあくまで「BL」だと思います。
数えるほどしか見ていないBLものの中では、比較的見応えはあったと思いますが
とりあえずBL初心者向けではないな・・・これは・・・・w
原作を知らないので何とも言えないが、もうちょっと尺があれば良かったかもしれないですね。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 14

かっちー2525 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

その唇を吸いたいと思ってる・・・|||||/( ̄ロ ̄;)\||||||| まじ~~?

BLをよく理解しないまま、この作品に突入!!!
声優さんは・・・森川智之さんと三木真一郎さんかぁ
o(`・д・´)oウン!!薄桜鬼の土方さん好きだったもんね~
と、ミーハー丸出しで見てしまいました

幕末から明治維新にかけて、
幕府軍と長州軍に分かれて戦う主人公たち
男どおしだけどとても惹かれあっています
たぶん生き様とかを好きになったんじゃないかな~
本当に二人ともメチャカッコいいんですよ
絵も綺麗だし、せつない表情なんかもう゚*。最 (*゚д゚*) 高。*゚

話も、激動の時代を生き抜こうと頑張る主人公がしっかり描かれているし
ヘ(≧▽≦ヘ) きゃーーん♪と見ていると・・・

「その唇を吸いたいと思ってる・・・」
とうとうBL展開へ突入キタ─wヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─!!

ちょっとは戸惑いとかないのかね~と思っていると
「身体の奥に火をつけてくれ!」
セリフ((;゚д゚))ス、スゲェ

しかもBGMがなんだか壮大で、
こんなもんなの?格調高いな~!とΣ(・ω・ノ)ノ!びっくりっ!

でもでも、なんというか美しかったですよ
。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆ very d(*⌒▽⌒*)b good 。・:*:・゚★,。・:*:・゚☆
美青年が絡み合うとこは正直ちょっとむせたけど
すごく綺麗に描かれていました

♂♂の場面が凄かったので
感想がソチラ方面に偏ってしまいましたが
ストーリー自体が素敵でした

敗戦で心も体も深く傷ついた秋月に、生きていてほしいと願う草加
二人の心情がとてもよく描かれていました

最後に二人が選んだ道は
「こんな時代でなければ・・・そんな時代が来るまで眠り続けていよう」

BLであろうとなかろうと号泣モノです

ちなみに・・・
絡み合うシーンは本当に濃厚でしたチ───(´゚ェ゚`)───ン

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

65.3 14 ボーイズラブアニメランキング14位
炎の蜃気楼 みなぎわの反逆者(OVA)

2004年7月28日
★★★★☆ 3.8 (16)
128人が棚に入れました
『炎の蜃気楼』(ほのおのミラージュ)は、桑原水菜による小説。TVアニメは2002年にキッズステーションで放映。
現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)を調伏して冥界へ送る使命を科せられ、400年間他人の体を奪いながら(換生)生き続けてきた者たちが主な登場人物。
彼らの戦いと愛憎を軸に物語は展開していく。その今までにない卓越したストーリー性と、予想を超える展開で、若い女性たちを中心に絶大なる人気を博している。主人公は、仰木高耶(おうぎ たかや、上杉景虎)で、副主人公は、橘義明(たちばな よしあき、直江信綱)。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

これ・・BLモノとは別物だと思う

今回、以前投稿したレヴューを加筆再編集しています。

桑原水菜による小説を原作にした、3話構成のOVA作品です。

世界史、日本史など歴史はけっこう好きなので、
こちらの本編を視聴したのがきっかけで、この作品も視聴しました。
内容的には本編を知っていたほうが、人物関係など把握できるので
本編を先にご覧になるほうが良いでしょう。

この物語は、現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)を調伏して
冥界へ送る使命を上杉謙信から科せられ、400年もの間、
他人の体に換生しながら生き続けてきた者たちが主な登場人物です。

イメージ的には、木村拓哉さんと北野武さんが織田信長と豊臣秀吉
としながらも現代人の格好のままドライブしていて、
そこに少年の姿に生まれ変わってる伊達政宗がやってくる・・
っていうCMが最近流れていますが、ちょうどあんな感じですw

当然、歴史上の人物がゾロゾロ出てきます。
主人公の上杉景虎をはじめ、彼に仕えていた直江信綱、
織田信長や北条氏照などなど。

このOVAで主軸となるのは、
本編で景虎としての記憶が甦った高校生仰木高耶と、
景虎の力に対する直江の嫉妬と忠誠心が交錯した固執が明かされ、
本当はお互い必要とし合っているはずが、景虎のほうが直江を素直に
受け付けることができないことをきっかけに、
記憶を自分で封じてしまった原因がなんとなくわかってきて・・・
というところでしょうか。

命を主君に預け、忠誠を誓う戦国時代での信頼関係と、
嫉妬と複雑な愛憎が入り乱れた直江の想い。
現代では、忠誠心から上司に自分の命をかけるような人は
ごく一部の業界を除いてあまりいなさそうですし、
そういう信頼による男同士の絆を描くとすぐBL扱いしてしまうのは。
ちょっともったいないな・・と僕は思っています。
ってだいたい、このDVDのパッケージイラストが誤解の元ですよ~

ただ・・ほんの数秒ですが性模写もあるため、
BL系に分類されてしまうのは仕方がないかもしれませんが、
一般的なBLモノとはまったく違うし、
それ以上に重厚な歴史的事実が流れているので、
逆にBL系を期待してご覧になった方には不評なんじゃないかと。

それより、戦国時代の武将が現代の人間に憑依して
馬ならぬバイクや高級車を乗り回していたり、
携帯を駆使していたりすることのほうがなんだか楽しいし、
いろんな想像が掻き立てられます。

欲を言えば、直江のセリフというか言い回しが
キザじゃなければ良かったかもって思いますが(苦笑)
とにかく、大人向けな物語です。
2004年の作品なので、作画など少し古さも感じますが、
物語の背後に流れる壮大なストーリーで、けっこう引き込まれました。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

64.1 15 ボーイズラブアニメランキング15位
パパとKISS IN THE DARK(OVA)

2005年1月1日
★★★★☆ 3.8 (15)
110人が棚に入れました
白泉社花丸文庫の人気タイトル『パパとKISS IN THE DARK』を原作にしたOVA作品。主人公の白桜学院高校1年の宗方実良の恋人は父親にして、人気フェロモン俳優の宗方鏡介。そして、実良を狙う生徒会長の宇都宮貴之、貴之から実良を守ろうとする幼なじみの日野一樹など魅力的なかつ個性的なキャラクターが登場し、ラブラブな恋人生活は波乱含み。そんななか、貴之の義母で人気女優の宇都宮美月と鏡介との熱愛説が報道されるのだった……。実良と鏡介のラブストーリーの行方は?

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

まぁ~二次元世界ですから

BLラブコメ。
出生の秘密が・・・
いつまでもアツアツ、アマアマのラブカップル。
二人の続柄は深く考えず、普通のラブコメとして楽しみましょう!
個人的BLの楽しみ方のひとつです(^^)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

61.8 16 ボーイズラブアニメランキング16位
異国色恋浪漫譚(OVA)

2007年1月1日
★★★★☆ 3.6 (15)
99人が棚に入れました
ボーイズラブ界で絶大な人気を誇る、やまねあやのの漫画を原作にしたオリジナル・アニメーション。豪華客船で結婚式を挙げた近江組三代目若頭・近江鸞丸は、新婚初夜に新妻とケンカしてバーで飲んでいた。そこに不思議なイタリア人・アルベルトと出会う。日本通のアルのペースに引き込まれ、いつしか二人は意気投合していく。そして二人は……。 本作は、豪華客船という特別な空間の中で織り成す、美しい男たちの一夜の恋を描いている。近江鸞丸役の伊藤健太郎、アルベルト役の諏訪部順一、権藤龍司役の置鮎龍太郎など女性ファンに支持される人気声優を配し、作品に厚みを出している。

62.2 17 ボーイズラブアニメランキング17位
百日の薔薇(OVA)

2009年1月1日
★★★★☆ 3.9 (13)
82人が棚に入れました
稲荷家房之介原作のボーイズラブ漫画を、メディミックスの一環としてOVAシリーズ化。気高く美しい指揮官タキ・レイゼン。彼に忠誠を誓う騎士であり、気性の荒さから「狂犬」と呼ばれるクラウス・フォン・ヴォルフシュタット。敵国の軍人同士でありながら、主従の契りで結ばれたふたり。国家の命運をかける激闘の中、ふたりを見る周りの目は、さまざまな危惧や疑心に満ちていた。そして純粋に想い合いながらもすれ違ってしまうふたり。戦況の激しさに伴い、過酷になる恋の行方は? 出演声優は千葉進歩、井上和彦といった豪華メンバー。おまけアニメとして、犬耳+しっぽつきでディフォルメ化されたキャラたちが繰り広げる「仁義なき肉球編」が収録されている。

63.7 18 ボーイズラブアニメランキング18位
風と木の詩(OVA)

1987年11月6日
★★★★☆ 3.5 (18)
75人が棚に入れました
ぼくを満たしてくれるものは、あのあつい肌と肌とのふれあい――。妖しい魅力を纏った少年、ジルベール・コクトーは抱かれることでしか心満たされず、威厳あるラコンブラード学院においても退廃的な生活を送っていた。あるのは、孤独だけ……そんな中、学院に1人の転入生がやってくる。セルジュ・バトゥール――貴族の父とジプシーの母の血を引き、黒髪ととび色の肌をした転入生。眩いばかりの純粋さで周囲を魅了する一方で、彼もまた埋めがたい孤独を抱えていた。共に孤独を抱えながら、対照的な2人は、傷つけ傷つきながらも交差する。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン。

声優・キャラクター
佐々木優子、小原乃梨子、榊原良子、塩沢兼人、竹村拓、カシワクラツトム、西原孝子、向殿あさみ、速水奨

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

竹宮恵子原作の知る人ぞ知る少年愛の金字塔

竹宮恵子さん原作の知る人ぞ知る「少年愛」を描いた、
おそらく最初の漫画作品であり、安彦良和監督によって
アニメーション化された1987年の作品。

25年も前のアニメ作品というだけでなく、物語の舞台が
南フランスの全寮制の厳格な男子校ということもあって、
随分昔に観たマレク・カニエフスカ監督の『アナザーカントリー』や
ジェイムズ・アイボリー監督の映画『モーリス』などを思わせ、
セリフの語り口やナレーション、演出などがとてもフランス文学的なので、
個人的にはそのクラシカルな世界にけっこう惹き込まれた。

ただ唯一、残念に思えたのは少年達の声が年配の女性の声に
感じてしまったことかな。
でも男性声優を起用すると、この作品に流れる独特の透明感は
出なかった気がする。
だとしたら、登場人物とほぼ同世代である10代半ばくらいの声が理想かも。
とにかくこの作品を観て、アニメにおいての声の大切さを
真っ先に感じたのが正直な感想。

インテリジェンス漂う展開なので、エロシーンは皆無。
これをBLと呼んでいいのか迷うほど。

そんなことより、少女のように美しい妖艶な少年シルベールの
満たされない心の空洞を作っている事情や、
彼を出来る限り理解しようと、シルベールの心を少しずつ
開いていく同室の仲間 セルジュの大きな優しさ、友情のほうが
繊細に描かれていたと思う。

ただ、こればかりは仕方ないのだろうけれど、尺がとても短く、
原作の奥深さには到底辿り着けてなかったので、
古くからの原作ファンの方には、懐かしい反面、物足りなさが
残ってしまうかもしれない。

でも、性的なニュアンスを少し描いただけで騒がれるような時代に作られた
元祖BLとなるような少年愛を描いたアニメということで、
一見の価値はあると思う。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 19

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

耽美な世界

「地球へ…」でも有名な竹宮先生の作品。
少年愛というものがその昔どのように描かれていたのか、ということにほんの少しだけ、いやほんのちょびっとだけ興味があったので見てましたが、なるほど確かに「BL」ではないのだろうとは思った。
何故かおもくそ古い本作の方がなじみ深い、とすら感じるのですが、攻めとか受けとか出てきたのは多分割と最近なんでしょうね・・・古い少女漫画のフォーマットの耽美な香りがします。

真面目・・・と言っていいか分かりませんが、思春期における少年達の心の揺れを非常に丁寧に描いている辺りはさすがに名作です。が、尺の短さゆえに消化不良感は否めなかったですね。原作読まなきゃアカンのでしよう。古くさい台詞に笑ってしまいましたが、そりゃ仕方ないっちゃ仕方ないw
でも、私にはジルベールもセルジュも周りの男子全員女の子にしか見えなかったすね。むしろその方が自然に見えますけども。そこまで露骨な性描写もなく、あくまで耽美に描いていたのが古典映画見てるようでした。

このような耽美なアニメはやはり廃れてしまったのでしょうか・・・?
マ・・・マイネリーベ見る?w

投稿 : 2024/12/14
♥ : 9
ネタバレ

♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

風と木の詩が きこえるか 青春のざわめきが

こちらはとっても古い作品ですが,観たのはここ1,2年というところで(よく覚えてません)割と最近です。
原作は少女漫画で,1976年に連載が開始されたものだそうです。
自分が生まれる前の作品なわけで,当然知らなくて読んだことがなかったのですが,たまたまこのアニメが目にとまったので軽い気持ちで観てしまいました。

このアニメが目にとまった理由としてはキャラクターデザインです。
わたしが初めて目にしたのがジルベールがセルジュにせまっている場面で,それがレトロでありながら大変美しく見えたからです。
(まぁ何も知らなかったわたしはせまっている場面だとは知らなかったわけだけど…。)
その時は垣野内成美さんのようなタッチに感じて惹かれたわけなんですが,観てみると全然違いました(;´・ω・)
でBL作品だと知って,BLが苦手なわたしは一旦スルーしようとしたんですが,ネットで“BLという枠で括れないほど美しい物語”というような感想をいくつも見かけて「そんなに素晴らしい作品なら…。少し見てダメだったらやめればいいし」と思い観始めました。

観終わってまずの感想は「え?ここで終わり!?続きないの!?!?」です。
「まさかね」って思って調べたらほんとにない。
ショックでした。
全体的には確かに美しいです。
美しくも悲しい物語ってこういう物語を言うんだな。
ジルベールというキャラが退廃的で妖艶でとても魅力的なキャラだと思いました。
この作品を耽美なものにしているのはジルベールですね。
セルジュは普通の少女漫画でいったら主人公の女の子的な立ち位置の少年です。
正義感が強い彼はジルベールを放っておけないんですね。
ジルベールは人間に心を許していなくて威嚇してくる野良猫のようだと感じました。
そんな彼の凍った心をセルジュが少しずつではあるけれど解きほぐしていくのを,なんだか祈るような気持ちで見ていました。

とても古い作品であるだけに,今のアニメと同じ土俵で評価ができないです。
(作画と声優は評価せず★3.0のまま)
キャラクターデザインがレトロなだけでなく,やっぱり今と違って作画が安定していないし(シーンによって目の大きさが違ったり),色味や画質も今とは比ぶべくもありません。
主人公の2人は14歳ということで女性の声優さんが演じていらっしゃいます。
今の女性の声優さんは少年の声がほんとにうまいんですが,このアニメは女性の声のまま演じている感じがして当時はこれが普通だったのでしょうが今なら普通に叩かれそうだと思いました(;'∀')
これも時代というやつですね。
それに,最近だと思春期のキャラだと男性が演じることが増えてきているなと感じます。
わたしは女性声優さんが少年を演じたときの声が好きなので少し寂しく思っていたのですが,こちらのアニメでは女性が演じることで色っぽいシーンがエロよりも美しさの方に針がふれている感じがしました。

この物語の舞台が19世紀末のフランスの寄宿学校なので場景がとっても素晴らしいのに背景が水彩画のようなふわふわとしたタッチなのではっきりとしてない感じが臨場感を感じられなくて少し残念でした。
(あと全然関係ないのだけれど,19世紀末が舞台のアニメにもラジエーターが描かれているのに未だにセントラルヒーティングが普及していない日本って一体…。)
続きが観たいというのもありますし,そういった理由で是非再アニメ化してほしいです!!
最近,再アニメ化するアニメが増えてきていますし☆
こちらはわたしが再アニメ化を希望するアニメ№1の作品です!!!

こちらは見た目(作画)が…ではなく,物語自体が美しい作品だと思いました。
BLだからとスルーせずに観てみることにした当時のわたしグッジョブ👍って感じです。
耽美な雰囲気や美しくも悲しい物語が好きな方はBLだからと敬遠せずに観てみてほしいと思います。

{netabare}(原作ではこのあとも物語は続いていて原作を読むとまた感じ方が変わるそうですが,とても悲しい展開になるのを知ってしまい原作は読めていません。でも,いつか読んでみたいな。。){/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 5

59.4 19 ボーイズラブアニメランキング19位
YEBISUセレブリティーズ(OVA)

2010年5月28日
★★★★☆ 3.5 (10)
73人が棚に入れました
デザイン学校生の藤波はるかがバイト先のデザイン事務所Yebisu Graphicsにやってくるところから物語が始まる。(ここでの季節は5月頃)小説・コミックスで登場するカップリング少しずつ違う。また小説とコミックスで時間軸がかぶっていたりする。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

冷静で淡白に見える理由

凄腕デザイナー集団であるYebisu Graphicsというデザイン会社が舞台。
就活浪人だった主人公 藤波はるかが、ここにアルバイトとして
雇われるところから展開する物語。(はるかとはいえ男の子)

代表取締役社長兼プロデューサー。通称ボスこと大城崇に
面接で気に入られ、藤波はるかの生活はどんどん変化。
スーツを1着しか持ってない藤波に、高価なデザイナーズブランドのスーツや
小物一式を見立ててやったりと、ちょっと『プリティーウーマン』を
彷彿とさせるシーンが印象的。
なんだろうね、ああいうとき・・買ってあげる側のセレブ感とか、
どこか嬉しそうな表情って、ペットを着飾らせているような感覚とか、
庇護本能が満たされていくのに近いものがあるような? 
もちろんそれは悪い印象ではないのだけれど、
なんとなくそんな気がしてしまった。

藤波はそんな経験と仕事を重ね、少しずつデザイナーとしても成長。
デザイン業界を描いたビジネスシーンの部分も、けっこう面白かった。

ところで、この作品・・・BLだよね?って思うほど
なかなか主人公達、絡まず。エロさもほとんどなく。
それにはちゃんと意味があったのだと後半で気づかされ、
個人的には好感持てた作品なのだけど、絡み重視で観たい人には
少々じれったく感じるかも。

でも、恋する想いは溜めに溜めて時期を待つほうが、
絶対に後の喜びは大きいよね(笑)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 10

65.5 20 ボーイズラブアニメランキング20位
LEVEL-C 快楽の方程式(OVA)

1995年7月14日
★★★★☆ 3.6 (11)
71人が棚に入れました
葵二葉と紅三葉原作のボーイズラブコミックのOVA版。高校生でモデルの篠原みづきは、ある日、住所不定のサラリーマン・本城一臣と出会う。一臣に「一晩泊めて貰えないか?」と頼まれ、了承するみづきだが、いつしかふたりは惹かれ合っていく。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

これはなんとも初々しい・・・

主人公はモデルを務める高校生のノンケ美少年。
ある夜、ひょんなことから出会ったバイな男性を、自宅に泊めることに。

相手の下心に、まったく気づかなかったらしい純真さが
そのまま初々しい関係を築き上げていくから、
観ているこちらとしては、ツッコミどころ満載で。
作画も個人的にはあんまり好みではないため、感情移入はしないだろうと
思っていたのに、中盤からすっかり・・・何これ面白い~と(笑)

とにかく、相手の男性がやさしいし、声もけっこう良くて。
BLじゃなく高校生の女の子相手という異性愛の設定なら、
同じシナリオで誰が見ても、ドキドキ、ニヨニヨしてしまうと思う。
そして、初体験とはこうあるべきと思ってしまう。

かなりきわどいシーンが長めに続くので、BL入門者には
刺激が強すぎてしまうかもしれないが、
性別に関係なく、愛するという意味、方法が描かれていると思うので、
できたら初心者のうちに一度は観ておいたほうがいい作品かも。


古い作品なので、声優の、みなさんも声が若い若いw

声の出演=石田 彰、三木眞一郎、子安武人、

投稿 : 2024/12/14
♥ : 14

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

以外に面白かった

作画を気にしなければ、30分ストーリーとしては面白かった。
まさしく題名に沿った内容と言えますね。

完全ラブラブBL、腐女子向け。

BLが苦手な方は必ずスルーして下さい。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 21 ボーイズラブアニメランキング21位
KIZUNA-絆-(OVA)

1994年8月12日
★★★★☆ 3.8 (8)
45人が棚に入れました
高校剣道界で最も恐れられ、現役にして伝説となった美しき阿修羅…鮫島蘭丸。
その彼が剣を置き、剣道界から騒忽然と姿を消した。
ある夜蘭丸の恋人円城寺圭を狙った何者かが誤って蘭丸をはねたのだ。事故の後遺症で右半身不随となった蘭丸。しかし、円城寺の励ましで困難なリハビリに耐えたのだった。
互いを必要な存在と認め一緒に暮らし始めた二人だが数年後、同じ大学に通う二人はあることから円城寺の異母兄弟、佐賀野佳の存在を知る。圭、佳兄弟の父親は関西を支配する極道のドン佐賀野隆であった。
佳は、蘭丸に憧れて同じ剣の道、同じ大学と後を追ってきたのだ。
佳の猛烈な横恋慕は、円城寺に対するコンプレックスもあって激しく燃え上がる。火花を散らすような二人に挟まれた蘭丸は…。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

古い作品ながら共感できる想いはあった

1994年~2001年という長期間の中でOVA化された3作品を
3話構成でまとめたものなのだが、登場人物は同じものの
それぞれ1話ごと話は独立しており、続く話ではないので、
切り離して考えたほうがいい。

主人公は、剣道の試合後の事故で足を損傷する蘭丸と
同じ剣道部だった円城寺。
2人の高校時代から大学時代を描いた物語。

1話では蘭丸の事故に関してを中心に過去が描かれ
2話では円城寺の異母兄弟の弟が登場。
兄との縮まらない心の距離と秘めた想いを中心にしたエピ。
3話では、蘭丸と円城寺の暮らしが描かれる。

古めの作品なので、作画も古臭い感じなのが少々残念だけれど
物語の背景は意外にも深く、個人的にはこの第3話に一番、
心動かされたし面白かった。
誤解や嫉妬、熱い友情、支えになる気持ち、互いの存在の大切さ。
内容的には新しさもなく、ありがちではあるのだけれど
だからこそ共感できるものがあった。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 10

計測不能 22 ボーイズラブアニメランキング22位
僕のセクシャルハラスメント(OVA)

1994年1月1日
★★★★☆ 3.3 (5)
40人が棚に入れました
青磁ビブロス社から刊行された桃さくらの同題メンズラブノベルを原作とする企業ものOVA。本OVAは以降も『~2』『~3』と連作されている。大手のコンピュータ会社に勤める青年・望月順哉。彼は残業中に誰もいないオフィスで憧れの上司・本間一則から抱かれることに。やがて本間に導かれるまま、自分の体を仕事に使うことも辞さなくなる望月。“企業戦士たるもの、利用できるものは利用する"この信念を抱く本間に従い、望月もまた企業戦士としての道を確実に歩み進める。望月は会社の契約のため、取引先の社長が望むままに自分の体を差し出す覚悟であり、むろん本間もそれを拒みはしない。そんな中、一年後輩の新入社員・藤田耀平が望月と本間の関係に気づき、自分の望月への想いを訴えかけるが……。本作の実制作はTripplexとスタジオ九魔が担当。発売当初はビデオソフトとLDが通信販売で流通されたのみであった。

57.0 23 ボーイズラブアニメランキング23位
おさかなはあみの中(OVA)

1994年7月21日
★★★☆☆ 3.0 (10)
37人が棚に入れました
乱魔猫吉が「GUST」誌に連載した、初期のボーイズラブもの人気コミックのOVA化。高校生・松井貴博は、母ひとり子ひとりの家庭に育った端正な顔立ちの美少年。彼は中学時代に憧れた先輩で、財閥の御曹司でもある塚本裕二の通う北勇高校に進学した。そのまま塚本がキャプテンを務める水泳部に入部する貴博。だが塚本はかつて貴博を仲間とともに凌辱した経験があり、一方、貴博はその相手がまさか塚本だとは知らないでいた。後輩部員として自分の前に現れた貴博をふたたび凌辱する塚本。だがそんな彼の胸中では、貴博への本物の愛情が芽生えて……。アニメ制作はJ.C.STAFF。監督はトムスエンタティンメント(当時は東京ムービー新社=TMS)の諸作などで活躍の演出家・岡尾貴洋。キャラクターデザインは『裏切りは僕の名前を知っている』でも同職を担当の中山由美。

YミクY さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

・・・

残念でした

え?って感じで心理描写、ストーリーもいまいちでした

投稿 : 2024/12/14
♥ : 1

計測不能 24 ボーイズラブアニメランキング24位
腐った教師の方程式(OVA)

1994年11月1日
★★★★☆ 3.8 (3)
33人が棚に入れました
大人気を博したコミック『KIZUNA-絆-』の漫画家こだか和麻による同題のボーイズラブ作品を約30分のOVA化。キャラクターデザインには『勇者指令ダグオン』OVA版などでも活躍の小黒晃(オグロアキラ)が手がけている。中学生の少年・有沢敦。“あっくん"の愛称で親しまれる彼は、10年前にお隣に住んでいた優しいお兄さん“まーちゃん"のことが忘れられないでいた。そんな敦のもとに届くまーちゃんからの手紙。何とまーちゃんは城ヶ丘高校の保険医になっているという。これを知った敦は有名校の推薦を破棄し、城ヶ丘高校へ入学する。だが城ヶ丘は屈指の不良が集まる高校だった。入学早々に級友からひどい目に合わされた敦だが、これを機に保健室で憧れのまーちゃんと対面を果たす。……はずだったが保険医の男性・柴田雅美(まさよし)は、手紙はおろか敦のことすら知らないという。はたして真相は……?本作の実制作はJ.C.STAFFが担当。監督はアニメ演出家の島崎奈々子が務めている。後に続編の『~2』も制作された。

計測不能 25 ボーイズラブアニメランキング25位
放課後の職員室(OVA)

1994年8月12日
★★★★☆ 3.4 (5)
27人が棚に入れました
川瀬光郎・23歳は公立中学校の美術教師。平凡な生活を送る彼は、自分の誕生日に突然交際を申し込まれた。その相手が同じ中学に勤める先輩教師・風間・25歳だからさぁ大変…!!

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

これはひどい・・・

1994年のBL作品。
今風に言うならチャラいイメージの風間先生と、
突然交際を申し込まれた川瀬先生の2人が主人公。

「一緒に旅行しよう」と誘う風間の真意が理解できない川瀬は
断って親戚のペンションの手伝いに行くのだが、
追いかけてきた風間と、いろいろ話すうち心の距離が近づいて・・・
しかしその直後、風間は校長の企てたお見合いをしないとならなくなり。
はじめは断るはずが、お見合い相手と何度かデートを重ね、
それを知った川瀬と別れ話中、逆上した風間は
なんだかとんでもない方向に・・・
観ているこちらは、はぁ?なぜにそうなる?と思わず唖然。

う~ん・・・いろいろ無理があるね完全に。
これはもう、尺が短いからとかそういう問題じゃなく、
シナリオを全面的に変えないと、これ見て納得する人は
少ないのではないかと思うほどのひどさだった。

普段、あまり酷評はしないほうなんだけど、この作品はアカン。

おそらく、さわやか路線狙いすぎたのが裏目。
ラブシーンがキスくらいしかないから、逆に2人の関係や愛情が
どこまで進んでるのかわかりにくく、それゆえ納得できないのだなと。

あと、足がやたら細長い独特の作画も、イマイチ感情移入できなかった理由。
それに風間の運命論的なズルいセリフも、なんだか気に入らず。。
すぐ生きるの死ぬの言うのは、見る人によっては情熱的に映るのかもだが
個人的に最低だと思ってるので、やっぱり無理。。
というわけで、ちょっと残念な作品だった。

まぁでも、この作品から18年経ってる最近のBLはまた
昔とは違う変化を遂げていっていることに気づきつつあるので、
偏見や差別意識さえ少なくなっていけば、面白い作品が今後
生まれる分野ではあるなとも思っている。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 15
12
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