ようす さんの感想・評価
4.2
「みんな大切な自分の時間だったんだ。」
ジブリ作品「耳をすませば」の主人公・雫が書いた物語という設定で、猫の男爵・バロンが登場します。
バロンが猫でよかった。
かっこよすぎて、キザで、あれが人間だったら惚れるを通り越してあきれてしまっていたわ(笑)
1時間半ほどの作品でした。
●ストーリー
女子高生・吉岡ハルは、ある日車にひかれそうになった猫を助ける。
猫を助けた恩返しに…と、猫の国へ招待されることになる。
猫の国へ行きたくないハルは、謎の声が教えてくれた猫の事務所を訪ね、助けを求める。
ストーリーはよくできていて、飽きることなく最後まで楽しく見ることができました。
バロンがかっこよすぎね!
スーツに帽子、ステッキという紳士な身なり。
どんなときも冷静。
ダンス完璧。
剣の腕前は一流。
あんな猫と一緒だったら、どんな出来事に遭遇しても、そりゃわくわくどきどきするだろうなあ。笑
●キャラクター
主人公・ハル。
さっぱりした素直な性格で、私は好きでした。
あまり物事を深く考えないので、見ているこちらも気楽な気持ちで見守ることができました(笑)
猫たちも個性豊か。ナトル(王様の第2秘書)かわいいよ。
しかしハルよ、優しい子なのはわかったけど、
小学校からの帰り道にビスケット食べているのはおかしいぞww
●まとめ
1日だけの、ひそかな冒険。
そんな不思議な世界を1時間半、ゆったりと楽しむことができました。
ちょっと現実逃避したいときにおすすめかな^^