パラレルワールドでアイドルなおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのパラレルワールドでアイドルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月04日の時点で一番のパラレルワールドでアイドルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

58.2 1 パラレルワールドでアイドルなアニメランキング1位
アイドル事変(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (130)
543人が棚に入れました
MAGES.原作の二次元アイドルプロジェクト。アイドル議員たちが、みんなを笑顔にするため、歌とダンスでニッポンを変えていく物語。各県代表の個性的なアイドル議員が登場!

舞台は現代の日本によく似た、パラレルワールド的な[ニッポン]。一世を風靡したアイドル議員旋風から十数年、新潟出身の元気っ子・星菜夏月がヒロイン党から新人アイドル議員としてデビュー!

環境汚染、ごみ問題、待機児童、汚職事件…山積みの問題に取り組む夏月たちアイドル議員の前に、政権与党・楼凱党が立ちはだかる。楼凱党からの度重なる妨害工作にもめげずに、活動を続けるアイドル議員たちが、やがてこの国に奇跡を起こす――。

声優・キャラクター
八島さらら、渕上舞、上田麗奈、Lynn、久保ユリカ、仲谷明香、吉田有里、赤﨑千夏、山本希望
ネタバレ

前原由羽 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

政治アニメを観ながら法律を勉強してます

アニメの舞台は日本のパラレルワールドであるニッポンです。日本と同様(?)の社会問題を抱えながら、どこか選挙制度が違ってます。

例えば、日本では被選挙権が25歳にも関わらず、夏月が立候補したり(夏月は16歳)、日本の公職選挙法では違法となる持ち歌の披露を思いっきり行って、結果的にそれが勝因で国会議員になったり(下の方に注釈)と第1話だけでも違いが散見されます。
ということで、アイドル事変はあくまでもアイドル議員たちが歌でニッポン(日本じゃないよ!)の政治を良くしていく歌万能説に基づいたサクセスストーリーが根幹にあると考えるべきですね。

ニッポンは被選挙権以外にもいろいろと政治体系が崩壊してるってところがポイント!!

第1話は、{netabare}夏月(主人公)がアイドル議員になる過程を描いた作品で、夏月と静(サブ主人公)のスペックが高いこととニッポンの政治や選挙制度が日本以上に狂っていることをただ示してるもので、それ以上は特にないかな。
夏月が国会議員になれたのは、脚本が幼稚なのか、ニッポンの有権者が政治に関心がないのか、他の要因があるのか今時点では分からないので...{/netabare}

第二話は、{netabare}アイドル議員が私有地のごみ撤去を行う話なんだけど、意外と老害党議員は真面目だったかも!
廃棄物処理法第5条によれば、土地の所有者は私有地をきれいに保つ責任があるけど、ゴミ屋敷問題のように、メディアでひどく取り上げられない限り、私有地のごみの撤去はできないというのが現状です。
その立場を利用した老害党議員が自分の私有地をゴミ捨て場にするのは、行政の許可があれば不可能な話ではないですね。
ただ、アイドル議員が勝手に私有地に入ったり、反対運動を起こすのは不法侵入や、業務妨害、器物破損(?)とかに当てはまるから、躍起にならず、冷静に裁判起こしたら勝てると思うのに...(多分、チンピラたちには脅迫罪が適用されると思います (_ _))

まぁ、ギャグアニメなので深入りをしない方がいいですね ;^^

バンジージャンプはアイカツネタだそうですが、やはり、夏月はスペックがヤバいのは間違いないです☆{/netabare}

第三話は、{netabare}猫島に住んでる方たちの全員が全員猫が好きじゃないって話☆オカルト?神話?的な話だったから、もはや超現実ですね...
猫島(青島)から突然ボス猫以外が消えてしまって、その原因が老害党の猫島(!)議員の陰謀であり、ライブ演説(?)で洗脳して解決するという、あいかわらずのルーチンワークです。でも猫と人との共生を問題視する描写は、猫島議員のワンシーンのみ!!
ライブ演説の前の神話的エピソードが延々と続き、洗脳後の猫の再登場の仕方が何かジブリの映画にありそうな感じで、何かわかりにくかった。。。

基本的に、離島の選挙区は本島の選挙区と合区になることが多いので、猫嫌いの猫島議員が国会議員になれたのは、本島の支持者が多かったからかな...
因みに、野良猫は動物愛護法の適用外だそうなので、(社会猫だろうという異議はあるけど)さらっても問題はないみたいです。ボス猫がさらわれなかったのは、飼い猫だったからかもね♪(飼い猫だと、愛護法もそうだし、器物破損にも当てはまるかも)

この話の最大の謎は、ボス猫が1匹なのか2匹なのか、やはり異次元要素を含んでる気がしてならないです。{/netabare}

第四話は、{netabare}水着回♪アイドル議員は、国会議員と違って世襲制じゃないから真にスペックの高い子しかなれないんだなって感じた☆

美少女党というネーミングセンスのない議員ながら、スネ夫(桂山)議員を最初の3分で論破したり、罰ゲームで登場した頭足類生物を上手く食材にしたりとか、機転を生かせる当たり、アイドルと国会議員を合わせるというのは面白いと思いました。
そういう能力の高い若手をシニアがえげつなく潰そうとするのはよくある話だけど、スネ夫議員は頭が悪いから刺客を送ることでアイドル議員の能力の高さをさらに引き出してしまうことに気付かない...結果として「かわいいは正義」に洗脳されてしまうorz

あの総理大臣は何だろうね...アイドル議員は意外と嫌いでもない!?{/netabare}

第五話は、{netabare}待機児童問題を上手く風刺した回ね。
待機児童問題は基本、大人ベースで物の価値観を考える議論が多くて(伽里亜議員の考え方がそう)、当の子どもたちが入り込むスペースが殆どないです。子どもたち目線で待機児童問題を描いたのは面白かったです。
天羽くるはアイドル議員(14歳!)が子どもたちの思いを代弁してテロ未遂を策案するとか、日本ではまずあり得ない話だからね...

結構ピュアな問題なのか、ライブ演説による洗脳じゃない情の流れで解決しちゃったけど、この話を通して、アイドル議員と国会議員の違いがなんとなく分かるような気がしました。

アイドル議員に不逮捕特権があるのか不明ですが、もしあれば一応テロ未遂で訴追されることはないと思います。(というか、中学生にそういう法律が適用されるのかな...)
あと、日本では1日警察署長には捜査権限はないので捜査令を出すことはできないです(痴漢は現行犯なので逮捕できますが...){/netabare}

第六話は {netabare}国会議事堂の話☆
猪名川(淳二)老害党議員がスペックの高いアイドル議員を潰しにかけたが失敗するという相変わらずの話ですが、メインはそちらではなく、国会議事堂の神秘についてです。

国会の中央広間がストーリーの舞台です。国会はセキュリティーが超厳しい(撮影不可)ので、見学に行ったり資料を集めたりして、再現は大変だったかと思う!!銅像が動いたり、霊が出たりとかキャパ越えを感じる要素が多かったですが、主題を3つ挙げるなら「快進撃」「前例のないこと」「己のビジョン」かな...
誰がこの話を作ったのか知らないけど本当に政治の話をしていてびっくり!!アイドル議員と初代の国会議員が3つの主題について共通していて、今の国会議員にその資質が欠けてるというのがよく分かった!!ただ、前例のないことをやっても何とかなるのがニッポンであっても、日本では与党の権限が強すぎるから、弱小野党が与党と抗っても勝ち目はないですけどね。

尚、国会議事堂は9階建てで8F(7Fと書いてる政治家もいましたが間違い)に大広間があるのは事実で、社交ダンスの練習場に使われてたのも事実、そして若い女性が身投げした説があるのも事実です。この回に相当力を入れたんでしょうね♪ただ大広間を展望台にするというのは、セキュリティーと安全面から日本ではまず許されないと思いますが(笑){/netabare}

第七話は、{netabare}東京オリンピックの新国立競技場の問題を風刺した回なのかな☆
スタジアム建設のニーズはあるんだけど、パフォーマーがより喜ぶため、箔をつけるためによりデラックスな建設にした結果、建築会社は儲かるけど、費用や環境アセス、維持費などを無視した建設予定になり、見直しを迫られるという問題が数年前に合ったような...
新潟の田園地帯にスタジアムを作ってほしい要望はあっても、ドーム型で町の住民数を超える収容人数のスタジアムのニーズが果たしてあるのか。

最初反対運動をするために来ていた観客が、目的を忘れてライブを楽しんでいる姿を見て、身の丈にあったスタジアムの建設が必要だということに気付いたのでしょうか、洗脳されることなく事は解決しました。洗脳されない国会議員は頭がいい証拠なのでしょうか(笑)

鬼丸議員は建設会社の社長でありながら国会議員やってて、公務員として兼業は問題ではと思いましたが、国会議員は国家公務員の特別職で、国会公務員法の適用外なのでば、その規制には縛られないみたいです。(国家公務員法第二条3と5){/netabare}

因みに、アイドル事変のソシャゲでは、すでに夏月はアイドル議員としての地位をそれなりに確立してて、最大与党の楼凱党(老害?)に対抗するために、各党のアイドル議員が集まって超党派を組んでいるという設定です。ストーリーは全然違いますが、歌万能説に基づいてるとこは共通してます。選ばれしアイドル議員たちの個性をみたいなら、プレイしてみるといいかも!

このアニメは作中にけっこう多くの歌が出て来ると思うからおそらく声優アイドル目当ての方が多く見てるんじゃないかなと思います。歪んだ社会ニッポンへのアイドル議員たちの政策にはあまり期待しない方がいいと思います。(所詮、日本でさえ...)
政治についてどうしても議論したいというなら私がお相手してもいいんですけどね(笑)。



注釈:日本の公職選挙法221条1などによれば、選挙期間中に歌手などのプロが有権者に向けて歌うと、「お金を取らずに歌を聴かせるのは、チケット代を寄付してるのと同じだ!!(怒)」とみなされて、財産上の利益供与として罰則の対象になるそうです(実際に捕まった例は知らないんだけど..)
ただ、夏月はそもそも持ち歌で商売をしてないのでここで問題になるのは静の方です。
静はアプリゲームではライブを行っており、ボランティア(つまり、タダ)でやってれば問題はないですが、そんなわけがないので日本ではおそらく抵触するでしょう。
そもそも夏月も静も対抗議員も、政治パフォーマンス的には同法第140条の選挙運動中の気勢を張る行為に当てはまると思われる(立件された例は...)から、ニッポンの公職選挙法はどうなってるんでしょうね(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

これは政治アニメですか? それともアイドルアニメですか? いいえ、ギャグアニメです(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
まず、このアニメで一番してはいけないのは、「矛盾点にツッコム」こと。

大切なことは、「ギャグアニメだと割りきる」こと。

そうやって気軽な気持ちで眺めることができれば、なかなか楽しめるアニメですw

アイドルが議員をするという設定は面白かったかと。ただ、被選挙権は25歳からだから、アイドルとしてはもうBb……ゲフン! まあ、そんな細かいことを気にする方は見ない方が吉ですね。なんたって、ギャグアニメですから(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
政治をバカにするな!

と、いう怒りが全っ然わいてこないのは、リアルの政治家も政治(国民)を小馬鹿にしている印象があるからでしょうか(苦笑)

どうせなら、楼外党のトップを小泉さん(過去の首相)のパロじゃなく、安倍さん(現役の首相)のパロにするくらいの気概が欲しかったな(笑) そして、学校の誘致問題を扱うとか(笑) トランプさん(現役米国大頭領)まで出してるわけだし。やはり社会風刺というのは、中途半端(保身を考えるの)ではなく、時の権力者に噛みついてこそ、価値があると思うし。

設定はおもしろかったけど、作風的に生かせていないと思いました。個人的には、「クニミツの政(漫画)のアイドル版」のようなアニメを観たかったです。日本が直面する問題を、アイドルならではのアクロバティックな方法で解決してほしかったけど、まあ、現役の政治家にもできないことが、いちアニメ制作者にはできなくてもしょうがない。私も(矛盾なく効果的な解決法は)思いつかないしね。

ただ、流石に「それ、政治家の仕事か?」「つか犯罪じゃん」と思うのが多くて、私のような屁理屈をこねるタイプの人間には、合わないのでしょう。政治家の一番の仕事は、「法律をつくる」ことなんだけどね。

まあ、苦言を呈するならば(呈してもしょうがないけどw)、アイドル議員が、「アイドル議員」なのか、「議員アイドル」なのかだけど、むしろ前半の方が、「アイドル議員」って感じがしたかな。後半は、政治家としての知名度や政治闘争を、アイドルの集客に利用してた感もw

(私は基本的にシリアス好きですが)どうせ(ギャグアニメ)なら、無理にシリアス追わないで、前半のノリのまま総理大臣まで倒し、日本を救って欲しかったですw

実際、7話目までのおバカ展開している時は3をつけていましたが、8話目以降のシリアスパートで、評価をひとつ落としました。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目(選挙w)
テーマとしては、目新しいね。多分、政治アニメではなく、普通にアイドルアニメやるんだろうなw 楼凱党って、「老害」ってことだよねw あとどうでもいいけど、筋肉痛でテーピングして、なんか意味あるの? 湿布だよね、普通w

2話目(不法投棄)
勉強会、ちゃんとやっている方向でいくんですね。え、え~! ビンタって、現役議員が傷害罪はマズイんじゃ……。そして深夜の不法侵入……。いや、死ぬやろ……。握手券商法は笑ったw 不法投棄の現代アート化は、根本的な解決にはならんな。

3話目(動物の虐待?)
これ、青島や田代島の方が観たらどう思うんだろうね。猫の被害が大変とも聞くけど。かなりぶっ飛んだ話でした。もはや、まともに解決する気がないな(笑)

4話目( )
水着回。半端ない雑さw たこ焼の売り方は笑った、ありゃ売れるわ(笑) いよいよ、( )内に書くこと思いつかないくらい、政治が関係ないw オチは笑った。

5話目(女性の社会進出・待機児童)
いや、狂言誘拐、犯罪だから。ホームアローン? 警察、無能過ぎ(笑) てか、あそこに巣が見えてるなら、煙とかいらんよ、袋でサッととればオケw

6話目(教育問題?)
稲川淳二(笑) どうせなら本人に依頼したら? やってくれそうだけど(笑) 銅像(笑) 今更飲酒程度のコンプライアンス気にするんかい(笑) 伊藤博文がグローバル化に反対しとる(笑) 最後の国会議事堂の歴史を絡める答弁は良かったかな。

7話目(税金の無駄遣い)
スタジアム建設反対って、建設会社じゃなく、行政に言わないとダメでしょ(苦笑) いや、建設会社と政治家なんて、誰よりも蜜月でしょ(嫌味)。いや、だから、公共事業の計画を一企業が勝手に変えられないでしょ。

8話目(アイドル議員の功罪)
マスゴミ感が出てたな。編集って、ホントにメディアの暴力につながると思う。ただ、マスコミの言葉にも一理はあるし。アイドル議員、連立組むのは良いけど、政策や理念が共通してるの? いや、スタジアム建設前に仕入れ増やすってw

役不足、を正しい意味で使ったのは良いが、これまでの展開的に不自然な言葉(今まで使っていた言葉と違いすぎ)。監督の「俺、皆が間違う役不足の正しい意味知ってまっせ」アピールがウザく、逆に頭悪く感じた(邪推なら、ごめんなさい)。

9話目
アイドル議員で総理までいった人いるんか。アイドル議院禁止法は、流石に無理があるでしょw 法律には詳しくないけど、色々とひっかかりそう。

10話目
超党派、というが、アイドル政党間の政策の違いがまったく見えないが(汗) あと、アイドル議員禁止法案ですが、アイドル議員の定義が難しそうだな。

11話目
シリアスパートですね。お~、素晴らしいくらいのご都合主義w うんうん、このアニメはこのくらい突き抜けてる方が良いよ!

12話目
超展開w 無茶苦茶なとこが良いねw サーフィンって、あれ?野外ステージって丘の上にあったよね、とか、どうでも良いw これでナニがドウ解決するのかはよく分からないけどw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

「アイドル」とは」「崇拝される人や物」「あこがれの的」「熱狂的なファンをもつ人」Wiki参照

最近のアイドルアニメは
どうしてこう「アイドル×○○」と組み合わせたがるのか・・・

それも政治ってwww

見る前から予想はついていた・・・分かっていたが、
OP映像が気に入り最後まで視聴してしまいました。


突然のヒロイン党からスカウトされアイドル議員になった。
国民を盛り上げるためにライブしたりします。

しっかり政党として仕事している・・・のか?良く分からなかったが、

まぁ、無理があるよね?

沢山の政党があり、
ヒロイン党、賛来党、スターライ党、 美少女党
わかば党、サブカル新党、SOS党と
アイドル議員が所属していますが、

一つにまとまってろよ!もう、覚えるのがめんどくさいわ←
って言うのが素直な感想です♪

設定も凄い無茶苦茶でしたが、ストーリーも無茶苦茶でした。
折角なので細かくご説明しますね。(レビュー長くなるフラグ)


①{netabare}議員としてゴミ問題に直面し、
賛来党と力を合わせて~の前に仲が悪く喧嘩勃発。
バンジージャンプ対決で仲直り←謎

結局ゴミをアートにして終了。{/netabare}


②{netabare}猫の島に猫がいなくなったとしてスターライト党と調べに行く。
猫っぽい議員の登場で、あ~私犯人分かっちゃった~って思いつつ視聴。

原因探しの為、百万円のお賽銭をするスターライト党…
(それは税金ですよね?ってツッコミは不要かな?)

猫を呼び戻そうとライブ開始!
歌ったら猫帰ってくるから驚き…
孤島なのに…泳いで…猫って水嫌いなはずなのに…{/netabare}


③{netabare}美少女党の時は水着回だったな~・・・
美少女党…アイドルっていうより一昔前のギャルっぽいのw

なんか意味分からない水着大会みたいな流れになって、
「心配ないよ!海風が助けてくれる!」って言って
コナンみたいな無茶アクション起こしてたな~(曖昧){/netabare}


④{netabare}保育園の立てこもり事件発生
わかば党…ロリ議員と園児が立てこもってたw

保育園潰してショッピングモール計画反対!
ってそんなの国会でやれ!!!なぜ立てこもる!?
突入する警察にオムツ投げたり胡椒投げたり・・・
失笑だよまったく。{/netabare}


⑤ {netabare}議会の答弁で「ロケット打ち上げ云々」の語るサブカル党。
ペットボトルロケットなんて、個人的にやればいいと思うの。{/netabare}


⑥ {netabare}ナツキの地元に巨大スタジアム計画
まさかの鬼丸建設が計画してて社長がシズカの父だった。

廃止運動として洗脳ライブやります!(なぜ?)
反対運動とライブ関係ないけどな!
むしろライブやるならスタジアム作ればいいんじゃないかな?

結果:お父さんに洗脳成功←
スタジアム計画見直し←なぜ?{/netabare}


⑦ {netabare}初のTV出演
アイドル議員の失態のようなVTRで
色々とボロクソ言われている様子

アイドル議員が政党関係なく一丸となって手を組む!

「アイドルにしか出来ない戦い方がある」

わかりますよ←洗脳ですね←

議員なら政策で戦ってほしいけどねw

ライブ中に総理の座に登り詰めた伝説のアイドル議員登場。
ズバズバアイドルを倒していく←{/netabare}


⑧ {netabare}我慢の限界なのか、総理直々に潰しにきて
「アイドル議員を禁止法案」を宣言された。

総理よりアイドル議員禁止法の選挙をすると…
投票率80%wwww

可決されアイドル議員終了~~~~ {/netabare}



⑨ {netabare}アイドル議員禁止法があるのに
自分たちのファンの為にとライブをすると宣言。

議員辞めろよもう…

しかし当日ライブは客が1人もいない
※裏から根回しされライブ中止となっていた様子。

それでも決行!!!!

WEBで拡散され、他のアイドル議員もステージへ向かう!
無理矢理な妨害をされても立ち向かう!

この辺はもうギャグですね。無茶苦茶度が加速です。

アイドル議員代表が全員集合し、いつの間にかいっぱい人も集まりましたね。
20万人参加したらしいです← {/netabare}


⑩ {netabare} 結局総理大臣は議員を解散させ

改めて選挙活動。

アイドル議員みんな当選できました←

総理の最後のセリフは
「アイドル議員のパフォーマンス不要と議員たる者徳政にのみその身を削れ」

凄いごもっともだよ← {/netabare}


まぁこんな感じで、
色々と凄いアニメだった事はご理解いただけたでしょうか?

キャラも多いくせにキャラ立ちもしてないしね。


アイドル議員がライブをすると観客が洗脳されるのが
ギャグとして笑う所なのかしらね????

脚本どうなってんだ…w

っていいつつ毒されてたのかもしれないけどね私も←

「アイドルが国会議員になるんじゃない」
「国会議員がアイドルなのだ」
アイドルなのか議員なのか…なんだよもう…

ライブのエフェクトが文字通り眩しすぎて、
お金かけるとこそこ?って思ったよ。

サブタイトルが懐かしいアイドル曲だったり、
サントラpがつんく♂だったり・・・

エンドカードでDVD購入を促してたけど
売れないだろうな~って・・・(勝手な推測)


あと、このアニメちゃんとモデルに許可とってんのかな?

稲川淳二とか…
総理、桜庭総一郎のキャラデザに悪意を感じるよw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

75.6 2 パラレルワールドでアイドルなアニメランキング2位
劇場版 マクロスF[フロンティア] 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜(アニメ映画)

2011年2月26日
★★★★★ 4.1 (765)
4452人が棚に入れました
人気SFアニメ「マクロス」シリーズで、2009年に公開されて大ヒットした『劇場版マクロスF~イツワリノウタヒメ~』から続く完結編。軸となるテレビ版ストーリーを大幅に改変し、二人の少女の歌声に秘められた謎をめぐる死闘を描く。監督は、テレビシリーズ第1作目からスタッフに名を連ねる河森正治。「マクロス」史上かつて類を見ないハイクオリティー映像で繰り出される激しいメカアクションと、テレビ版とは異なる新たな結末は必見。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

マクロスシリーズ一括評価《改訂》

マクロスシリーズの諸作品を最近色々と見直したので、以前「愛・おぼえていますか」のレビューに書いた同シリーズの一括評価を改訂します。
---------------------------------------------------------------

◆マクロスシリーズ一覧&評価 ※全7シリーズ(+α)計18作品

★が多いほど個人的に高評価した作品(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた作品
×は脚本に余り納得できなかった疑問作
●は未視聴
※人名は監督、(総)は総監督、SDはシリーズディレクター、SCはシリーズ構成
※以下は、作中の架空の西暦年代の順です(制作順ではありません)。

 ---------------------------------------------------------------
 【1】 マクロス ゼロ (西暦2008年の世界) ※冒頭で1999年7月の災厄が語られる
 ---------------------------------------------------------------
№1 《OVA》 「マクロス ゼロ」 (河森正治/全5話/2002-04) ★ 4.1

 ---------------------------------------------------------------
 【2】 超時空要塞マクロス (西暦2009-10年の世界)
 ---------------------------------------------------------------
№2 《テレビ》 「超時空要塞マクロス」 (石黒昇(SD)・松崎健一(SC)/全36話/1982–83) ★★ 4.5
№3 《劇改作》 「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」 (石黒昇・河森正治/1984) ☆ 3.7
●№4 《OVA》 「超時空要塞マクロス Flash Back 2012」 (河森正治/1987) ※30分、西暦2012年の世界

 ---------------------------------------------------------------
 【3】 マクロスプラス (西暦2040年の世界)
 ---------------------------------------------------------------
№5 《OVA》 「マクロスプラス」 (河森正治(総)・渡辺信一郎/全4話/1994-95年) ☆ 3.8
№6 《劇改作》 「マクロスプラス MOVIE EDITION」 (河森正治(総)・渡辺信一郎/1995年) ※115分 ★ 4.0

 ---------------------------------------------------------------
 【4】 マクロス7 (西暦2045-46年の世界) ※読み「マクロスセブン」
 ---------------------------------------------------------------
№7 《テレビ》 「マクロス7」 (河森正治(原作)・アミノテツロー/全52話/1994-95年) ★ 4.2
№8 《劇新作》 「マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!」 (アミノテツロー/1995年) ※33分 ★ 4.0
№9 《OVA》 「マクロス ダイナマイト7」 (アミノテツロー/全4話/1997年) ☆ 3.6 ※西暦2047年の世界

 ---------------------------------------------------------------
 【5】 マクロスF (西暦2059年の世界) ※読み「マクロスフロンティア」
 ---------------------------------------------------------------
№10 《テレビ》 「マクロスF」 (河森正治(総)・菊地康仁/全25話/2008年) ★ 4.4
№11 《劇改作》 「マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」 (河森正治/2009年) ★★ 4.5
№12 《劇改作》 「マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜」 (河森正治/2011年) ★★ 4.7
№13 《劇改作》 「マクロスFB7 オレノウタヲキケ!」 (アミノテツロ/2012年) ★ 4.0
№14 《OVA》 「娘クリ Nyan×2 Music Clip」 (/2010年) ★ 4.0 ※『マクロスF』劇場版の映像を流用した音楽劇

 ---------------------------------------------------------------
 【6】 マクロスΔ (西暦2067年の世界) ※読み「マクロスデルタ」
 ---------------------------------------------------------------
№15 《テレビ》 「マクロスΔ」 (河森正治(総)・安田賢司/全26話/2016年) ★ 4.0
№16 《劇改作》 「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」 (河森正治/2018年) ☆ 3.8

 ---------------------------------------------------------------
 【7】 超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN- (西暦2090年代の世界)
 ---------------------------------------------------------------
№17 《OVA》 「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」 (八谷賢一/全6話/1992年) ☆ 3.5

 ---------------------------------------------------------------
 【+α】 その他 
 ---------------------------------------------------------------
●№18 《OVA》 「マクロス超時空ゼミナール!!」 (/2012年)


以上

1. TVシリーズ+市販用OVA 8本(5+36+4+52+4+25+26+6=158話)
2. 劇場版 7本 (愛おぼ/マクプラME/マク7銀呼/マクFB7/マクF虚空/マクF恋離/マクΔ激ワル)
3. PV用特殊OVA 3本 (Flash Back 2012/娘クリ/超時空ゼミ)
---------------------------------------------------------------
※視聴済み16作品の個人評価(単純平均) ★ 4.05 
※テレビシリーズ4作品だけなら(単純平均) ★ 4.275 (初代/7/F/Δ)


◆作品別短評

【1】 『超時空要塞マクロス』(初代マクロス)

本サイトでは、何故か劇場版の評価が非常に高く、TVシリーズの評価が低めですが、TVシリーズをちゃんと見ていないと劇場版もさほど楽しめないし、マクロスシリーズ全体のコンセプトを誤解してしまう怖れがあると思うので(※私がそうだったので・・・)やはりTVシリーズの方を先に視聴する方が良いと思います。
逆にいうと、劇場版を見てまずまず楽しめた人には、TVシリーズの方も必ず見て欲しい作品です(※劇場版は作画・音楽が良く“楽しめる”作品だけど、TVシリーズは作画の酷さやシナリオのグダグダさという欠点を凌駕する“予想外に大きな感動”のある作品と思うので→マクロスシリーズが現代まで続いている人気の源泉はここ)

【2】 『マクロス7』

『初代マクロス』(TVシリーズ)の設定&作品コンセプトを確り受け継いでいる作品であり、逆に言うとそこを押さえておかないと、本作自身の設定&作品コンセプトが最後まで余りよく理解できないし、いまいち楽しめない作品ではないかと思います。
※ヒロイン(ミレーヌ)の両親が初代マクロスのあの{netabare}子づくりカップル{/netabare}だと知ってビックリ!etc.
・・・ということで、私の個人評価も『初代マクロス』を確り見ていなかった1周目時点は ☆ 3.7 でしたが、同作完走後にもう一周して ★ 4.2 に急上昇しました。

【3】 『マクロス プラス』

全4話と短く作画良好&シナリオもコンパクトに纏まっているので、ここからマクロスを見始めるという手はあると思います。
但し、マクロスシリーズ全体からみると、他作品との関連は薄く、視聴を後回しにしても余り問題ない作品とも思います。

【4】 『マクロス ゼロ』

初代マクロスの前日譚なので「ゼロ」という作品名なのでしょう。
その初代で活躍するエースパイロット(ロイ・フォッカー少佐)の雄姿が存分に楽しめる作品でもあるので、彼のファンは必見です。
そして、『マクロスF』に引き継がれる伏線も多い作品。

【5】 『マクロスF』

新規ファン開拓を主眼としエンタメ性が大幅に強化されているので、ここからマクロスシリーズを見始めても十分楽しめると思いますが、『初代マクロス』(TVシリーズ)を確り見終えたあとに再視聴すると、本作が初代の設定&シナリオを巧みに本家取りしていることが分かってきて、楽しみが更に増すと思います。
因みに、『マクロスゼロ』の方も先に視聴しておけば、そちらのエピソードとの関連も発見できて更に楽しめます。
更にいえば、『マクロスF』に関しては、TVシリーズよりも劇場版の完成度の方が圧倒的に高くなっているので、TVシリーズ完走後に引き続き劇場版(前後編2本)を続けて視聴すると作品への愛着や感動が倍増しになることでしょう。

【6】 『マクロスΔ』

『初代』よりも『マクロスF』の設定&シナリオを色々と本家どりした作品となっています。
但しTVシリーズ&劇場版とも出来はそこそこという印象。

【7】 『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』

初代マクロス制作10周年を記念して制作されたOVAということですが、河森正治氏その他の初代マクロスの主要スタッフが制作にあまり関わっておらず、マクロスシリーズの中では完全に浮いた作品となっています(シナリオ&設定も他作品とは整合性が取れていない完全なパラレルワールドもの)。
内容は可もなく不可もなく、といったところか。

---------------------------------------------------------------

《まとめ》私のお薦め視聴順位

1番目 『マクロス ゼロ』(OVA・全4話)
2番目 『超時空要塞マクロス』(TVシリーズ・全36話)
3番目 『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』(劇場版・1本)
4番目 『マクロスF』(TVシリーズ・全25話)
5番目 『劇場版マクロスF』(劇場版・2本)

※この順に視聴していくと、設定&シナリオの繋がりが一番分かり易く、かつマクロスシリーズ全体のコンセプトが早めに把握できて感動のオーバラップ効果も生まれやすいと思います。
※以降、残りの作品は、お好みの順番で。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

ostrich さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

シリーズ最高傑作~ふたりはアイドル~

マクロスフロンティア(テレビシリーズ)と、本作と前作の二本の劇場版をひとつのシリーズと考えたとき、間違いなく本作がもっとも出来がよいと思った。

テレビシリーズのレビューに書いたことではあるが、私は本シリーズはとにかくヒロイン二人の魅力で成立している作品であり、それに比べればロボットとかバトルとかややこしい設定とかシナリオの緻密さとかは、正直、どうでもいいとさえ思っている(そもそも、テレビシリーズも劇場版もシナリオはまったく緻密ではない)。

ところが、前作の劇場版では、そのどうでもいいことをまだ一生懸命やっている感があり、もうこのシリーズはここまでだなと判断し、最後の一作である本作をしばらく視聴せずにいたのだが、ふとした気まぐれで視聴してみたところ、最後の最後に逆転ホームラン。

「そうそう。これが観たかったんだよ」

と溜飲を下げた次第である。

本作はややこしい設定等はちゃっちゃとセリフで説明して圧縮し、女子二人のライブシーンを大幅に増やしている。早い話、「女子要素」に振り切った作品になっている。
察するに、本作の作り手たちは最後の最後でようやくシリーズの本質をつかんだのではないだろうか。そう、このシリーズはとにもかくにも「アイドル映画」であるべきだったのだ。

実写のアイドル映画においては、シナリオの多少の粗はさほど問題にされず、「主演アイドルがいかに輝いているか」が何よりの評価軸となる。ゆえにそもそも、そのアイドル自身に魅力を感じない方には、まったく通じない作品になってしまうわけだが、もう、そこは織り込んだうえでの、この割り切り。これは断固として、英断と言わせていただこう。

そして、この決断はある確信がなければできないことも想像に難くない。

実写のアイドル映画の場合、作品全体の肝となるアイドルの魅力は、主演するアイドル自身に備わっているところからスタートできる。言い換えるなら、すべての要素を主演するアイドルその人を軸に考案していくことができるわけだが、アニメの場合にはそういうわけにはいかない。なにせ、そもそも「その人」がリアルには存在しないのだ。

だから、まずは作り手が考えたアイドル(本作においてはシェリルとランカ)が少なくとも作品内に実在する感触を視聴者に植え付けることから始めなければならない。
本作というか本シリーズの場合、その植え付けにテレビシリーズと前作を費やした格好になっていると思うのだが、おそらく作り手たちは、最後の最後で、その点については、確信を持ったのではないだろうか。

「シェリルとランカには魅力がある」

その確信がなければ、ここまで割り切ることはできない。
作り手の内面から出てきたキャラクターについて、作り手自身がここまでの確信を持てるのは、なんというか、とても幸福なことだと思う。

まあ、もうちょっと早く確信を持ってもらって、アイドル映画方向に振り切ってくれてもよかったとは思うのだが、最後に本作が観れたので、終わりよければ何とやら、である。
今は、シェリルとランカという歌姫をこの世界に降臨させてくれた作り手たちに大いなる感謝の辞を述べたいと思う。

--------------------------------------
蛇足
--------------------------------------

私が本シリーズを視聴するきっかけになったのは、本作とタイアップしたパチンコ機だったりする。
パチンコをしない方にはどうでもよい話だと思うが、こちらもかなり出来が良い。パチンコを嗜む方で遊戯したことがない方には強くお勧めする。

で、これはパチンコファン以外の方にもお伝えしておきたいのだが、この機械は、ある条件を満たすと、本作のエンディングで使用した楽曲にあわせて、オリジナルの映像(3Dモデルを使用した、シェリルとランカのライブ)が流れる。

前述のとおり、私はパチンコ機から本シリーズに入っているので、てっきり、本作のシーンを3D化したものだと思っていたのだが、どうやらオリジナルのようだ。で、この映像が本作を鑑賞した後だと実にぐっとくる。
おそらく、パチンコ機を制作したスタッフにも歌姫たちの魅力が伝わったのだろう。
現在、パチンコを嗜んでいない方に、パチンコを勧める気は毛頭ないが、本作のファンならば、観る価値は十分にあると思う。

どこかのサイトで見かけたらぜひご視聴のほどを。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3
ネタバレ

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

その翼はー最高に盛り上がる最終決戦

もう何と言ってもクライマックスへ向かう「娘々Final Attack フロンティアグレイテスト☆ヒッツ!」ですね。部長のノーザンクロスのアカペラから反撃の狼煙が上がる演出は最高で、真空のダイアモンドクレバスを思わせるような逆境からの復活を感じさせてくれます。

新旧織り交ぜたメドレーは流石菅野よう子さんで今までのフロンティアを見てきた記憶が歌とともに溢れてしまいます。
特にまめぐランカが歌うオベリスクはシェリルバージョンの戦士を後押しをするような力強さとは違い、包み込むような優しさが溢れた、少ししかパートはありませんがすごく印象に残ります。

そしてそのままの流れで「サヨナラノツバサ」この新曲はフロンティアを締めくくるにふさわしい最高に空戦にマッチしたスピード感のある曲です。娘々からサヨナラノツバサまでの10分ほどは楽曲の素晴らしさも含め神がかったシーンです。歌姫二人の想いがバルキリーとともに飛ぶ演出は作画も素晴らしく、戦闘のクライマックス感もあり本当に涙なしでは見れません。このシーン何度見たことか、、。


新曲「サヨナラノツバサ」は最後の歌詞「サヨナラノツバサ!」の高音を何十回とテイクしてようやく出たほど難しい曲で菅野さんは「ライブでは歌わないから」と二人を勇気付けレコーディングしたらしいです。
しかし、2019年のクロスオーバーライブで「娘々〜サヨナラノツバサ」をライブでしかも背景にアニメシーンを流し、この映画のクライマックスを完全再現したらしいです。
未だ映像化されていないので現地で見れた方は本当に幸運ですね。
色々なレビューを見てもフロンティアパートの再現は、もう涙なしでは見れないほどの素晴らしさだったようでぜひ映像化して欲しいですね。


新曲が盛りだくさんでシェリルの「禁断のエリクシア」ランカの「虹色くまくま」のライブアニメーションはとても演出が素晴らしく流石マクロス、歌に本気という気概が前面に見れます。

原作に比べシェリルランカのデュエット曲が増えたこともファンとしては喜ばしい限りです。May'n部長の泣き叫ぶような歌声とまめぐの甘く優しい歌声は不思議なほど本当にマッチしていて二人の歌声が重なるほどフォールド波が上がっていきます。


原作のストーリーと趣を変えながらストーリーは進み、前作同様ファンにとってはifバージョンでとてもありがたい作品です。

一点だけ苦言を呈すれば{netabare}シェリルとオズマが宇宙空間に放り出さた直後、満身創痍の最終決戦に挑む時の、ランカの告白シーンはもう少し脚本がどうにかならなかったかと。
告白させる必要があるのはわかりますが、何事もなかったように制服どう?ウフフ、好きです!では直前に起こったメインキャラ2人の喪失がえっ??ランカ何も感じてないの??となってしまうのは当たり前です。このシーンは本当にこの映画とランカの評価を下げる原因になっていると思います。告白という大事な場面でのこの演出は本当にひどいです。{/netabare}

前作同様今作だけを見ても十分楽しめる作りになっています。

あと原作では「お前たちが俺の翼だ!」と不評を買いまくったふざけた二股宣言エンドではなく、アルトくんがちゃんと告白をするのでそれもスッキリですね。

マクロス大投票でまめぐが言っていましたが、台本は最後のパートは白紙で収録直前までセリフ直しをして、収録の際に別紙でセリフを渡されたらしいです。
これは河森監督が最後までエンディングを考え抜き、演者には三角関係の結果がわかってしまった演技をしてほしくなかったらしいです。


「娘々〜サヨナラノツバサ」を再現したクロスオーバーライブをどうしても見てみたいので何とか映像化してもらえないか祈っています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

61.0 3 パラレルワールドでアイドルなアニメランキング3位
アイドルマスター XENOGLOSSIA[ゼノグラシア](TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (210)
996人が棚に入れました
物語の舞台となるのは、ロストアルテミスと呼ばれる月の崩壊から、約百年余り経過した復興歴107年の地球。そこには地球に降ってくる砕けた月のかけら(ドロップ)の被害を防ぐために活躍する「iDOL(隕石除去人型重機)」の姿があった。
そして「iDOL」を操縦できるのは、選ばれた少女たち「アイドルマスター」だけなのである。彼女たちの使命は、毎日の学業生活のかたわら「iDOL」に乗って、地球に降りそそぐ隕石を大気圏外で破砕することなのだ。ヒロインたちは、どんなアイドルマスターに成長していくのか?鉄の塊の巨大ロボットと少女たちが紡ぎだす新たな物語の幕が上がる!!

ZACmn92102 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

アニメ史上最悪の原作レイプ作品

2006年末ごろコミケで予告としてアイマスゼノグラシアの映像が公開されました。

その当時、原作アイドルマスターはゲーセンにしかなく、
プレステ2の基盤だったのでグラフィックがかなり悪く、稼働は
芳しくありませんでした
(ナムコ社員、鉄拳制作の原田さんも
”プロデューサー活動日誌 アイマスPにインタビューその1”
でググると出てくるインタビューでそう語ってます)

他ソフト入れ替えや撤去が相次ぎ、X-BOX360版が2007年1月に
発売予定でしたが、360本体自体が全く普及して無い状態で
さらに360本体に欠陥が見つかり売れ行きは絶望的な状況でした。

そんな時、声優総入れ替えされ、ロボアニメにされた
ゼノグラシアを見て原作アイマスファンはどう思ったのでしょうか。
何せ、原作アイマスは声優の性格をキャラに取り入れるほど
声優とキャラを一体化させてたので、それを外すということは
徹底的な原作改変を行う宣言に等しかったのです。

超豪華声優陣、当時コードギアスで絶好調のサンライズ、スパロボ出場確実
誰がどう見てもゼノグラシア路線が主流となってしまうことは明らかでした。
原作ファンたちは怒るどころか、2007年4月1日の原作ライブで
原作展開が終わるという噂が流れるほど恐怖しました。
そんな原作ファンに対し、原作アイマスは黒歴史、原作声優はお払い箱!
等と煽る悪質なゼノグラファンまで出る始末。

アイマスゼノグラシアのプロデューサーもこうなることは簡単に
予測できてたと思います。予測をするのがプロデューサーの仕事なの
だから。
もし、ゼノグラシアが先に大ヒットしたら、原作アイマスは声優の違和感、
キャラの違和感により受け入れられず、消滅してたでしょう。
バンダイ本体も混乱を避けるため原作アイマスの露出を抑え、
ゼノグラシアを全面に出すでしょう。
ちょうど今のゼノグラシアと原作アイマスの周囲の状況がそのままひっくり返るわけです。

もし、原作アイマスが大ヒット中ならこんな物は作らなかったでしょう。
当然、大量にいる原作ファンを敵に回し売れなくなりますので。
原作が弱小だと侮ったから余裕で叩き潰せると思ったのでしょう。

たしかに原作はシナリオがキャラによって違うため、それを一つにするのは
難しかったでしょう、原作が当時全く無名だったから、忠実に作っても
ヒットするのは難しかったでしょう。

だからといって、原作を潰すような作品を作っていいのでしょうか?
自分たちの売り上げさえ確保すれば原作なんか潰れても構わない、というか
潰しちゃえ!という傲慢さが見え隠れしてます。

しかし、2007年2月、当時始まったばかりのニコニコ動画により
奇跡的に原作アイマスが大ヒット
その勢いは酷い欠陥を抱えオワコン化してた360本体ごとヒットさせるほどでした。
360を持ってなくてもアイマスをよく知ってるファンなんて
人も増えちゃいました。何せあのニコニコなので・・・

2007年4月、放送が開始されましたが全く話題になりませんでした。
アテにしてた舞-HiMEファンまでアイマスに取り込まれたらしく、
舞-HiME系アニメと呼ばれてたのに、舞-HiMEと比べて
壊滅的な売り上げになってしまいました。


長くなりましたが、ゼノグラシアの内容の感想です。
残念ながら?絵の破綻は全くありません、最後まできれいです。
もしあったらネタとしておいしいアニメになったのでしょうが(笑)

しかしSF考証はエヴァの劣化コピー。
2007年の時点で10年前の作品だったエヴァをそのままコピーできず
劣化させてしまうのは情けない。
(あとARMSとか砲神エグザグソン、FSSとかからもコピーしてますが、どれも
中途半端で劣化してます。)

シナリオも壊滅的な破綻は無いですが、丁寧さが足りず超展開や
伏線の放置が多かったです。
こちらもエヴァを劣化コピーしたようなシーンが多いのはマイナスです。

キャラは、原作キャラを全く頭に入れなくても、おかしな行動が多く、
あんまり感情移入できそうにありませんでした。
もちろん原作ファンという立場で見ると、劣化というか・・・妖獣化
といったほうがいいほど酷すぎます。
重要な、キャラの主張も酷い。相手の否定がキメ台詞って・・・

ロボの動きも、ロボ自体もいまいちかっこ悪い。

結局、ロボアニメとしては中の下ぐらいで、単品のロボアニメとしては
最悪ではないけど、今ほかにいくらでもいい作品があると思いますよ。

アイマス関連作品、原作付作品として見た場合はアニメ史上最悪極まりない作品です。
何せ、原作を潰すことを目的としたアニメ化作品なんて前代未聞です、
実際ライブ日をぶつけたり、CD発売日をぶつけたり・・・
偶然、奇跡的に原作がたまたま、ギリギリのタイミングで大ヒットしたから
難を逃れただけで、そうでなかったら今頃は…

とりあえず、これはアイマスではありません!本気で全く無関係です!

というのも、肝心のゼノグラを制作したサンライズプロデューサーがこう発言しましたし。
(ゲームのアニメ化依頼を
「ゲームのキャラで舞-HiMEを作れと好意的に解釈して考えました」
と発言、ところがゲームのキャラが改変されすぎてほとんど残っておらず
ほぼ舞-HiMEキャラで舞-HiME作ったのと同じ状態でした。)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

普通に微妙。

2007年4月 - 9月TV放送。全26話。制作はサンライズ。

アーケードゲーム『THE IDOLM@STER』を「原案」としており、
同作のメディアミックス企画「PROJECT IM@S」の一環として
制作された作品であるが、設定やストーリーはゲームと全く
異なる(wiki)※原案となるゲームとは「別物」又は「黒歴史」と
いう扱いのようです。

アイドルマスターのキャラをサンライズらしく?ロボットに
搭乗させて舞-HiMEの様な美少女バトルを展開させる為の物語。


1話目を視た感じ・・既に全てが微妙・・主人公らしき天海 春香
(井口裕香)の田舎育ちのお上り風ドジっ娘アピールの極普通の娘
が・・という如何にもサクセスっぽい初期設定で既に視聴欲は・・
可也失せていて・・キャラデザもありふれた感じで製作年よりも
古く色あせて感じた。

高槻 やよい(小清水亜美)萩原 雪歩(堀江由衣)水瀬 伊織(田村ゆかり)
秋月 律子(中原麻衣)も登場してもう少し視てみようかな・・程度。
石田さんやら小野さんやら兎に角声優は文句なく凄いと思う。

舞乙女シリーズや宇宙かけやアイマス同様に豪華声優が出演している。
これだけ揃っていると・・1クールくらいなら余程酷い内容でも視る
人は居るかなとは感じた。入り口はとりあえず其処までは酷くない。
OPはそこそこ内容がイメージできる感じ?EDは・・手抜き?曲は別に
悪く無いと思うけど主人公だけの映像・・推せるほど魅力あるかな?

シナリオも演出も作画も男性向けかな・・無駄に露出多いし・・
作画は・・キャラをあまり丁寧に描いている感じがしない・・
色彩もベタッとした感じで野暮ったい印象・・
キャラとメカのデザインが好みではなく・・服飾もパッとせず
魅力的なシナリオが足りない・・演出のセンスが合わないなって
ところに・・作画が駄目だなって感じただけ・・世界観など設定は
本気で描いて多少センスを失笑か爆笑かに振ってくれたら充分・・
次回予告パート部分が一番ノリが良く楽しい・・マジです・・

作業機械に無駄な脚を付けたロボで空中~宇宙を飛行して・・
グ~パンチ(正拳突き?)でドロップ(隕石※月の欠片)を粉砕する。
この一瞬以外笑い所もなく・・先ずは学園モノっぽく友情ごっこ。

枚話・・お風呂シーンを何処でどう描くか以外・・本気だす気は
ないようです・・1話目でキャラの魅力が微妙と感じた人は其処が
切り時と思いました・・時々無意味に入る下ネタも痛々しいかも?

6話のロボVSロボバトルで限界かも?と思った人も其処が切り時・・
まぁ勢いで?7話の水着回を視てからでも良いかもだけど?・・

一応ロボがロリコンの変態だからロリ美少女しか搭乗できないって
設定も確り説明されるのでスッキリします。
だからコクピットも座席タイプなのに跨る騎乗スタイルという・・
超意味不な構造なのですね・・はいはい・・トップを狙え2みたいに
少女の乗るメカだけ棒を跨ぐ仕様よりは控えめなんですね・・

後は只管学園ラブコメ風スポ根路線でロリコンロボと少女の恋愛風。
たぶん折り返しまで耐えられた人は耐性も付いて案外観れるかも?
そこそこ面白いのかもね?等と楽しみ方のコツを掴めてるかも??
前半よりは後半は色々大きく展開するので少し盛り上がる感じだし。

S「見せて貰おうか。サンライズの作画の技術とやらを!」

B「内容薄い!脚本家、なにやってんの!」
脚「美しい少女が、嫌いな人がいるのかしら?」
B「内容薄いぞ! 少女くらい脱がせ!」
R「ほぅ、思いきりのいいパイ炉tsだな。」
B「内容が薄いぞ。幼女は脱いでてくれるんだ、なまじ隠さずに映せと言え」
S「見えるぞ!私にも全裸幼女が見える!」
K「変態紳士も地に墜ちたものだな。」


少し冷静になってみる・・
S「内容が無い」・・
スタッフ「あんなの飾りです」・・「エロい人にはそれが分かルんですよ」
エロい人(視聴者)「なっ なにぃ~!!」

販売元「戦いは非情さ・・・。」
こうして噛み合わないまま黒歴史に?
いや それ程でも?何処にでも転がってる普通の微妙アニメかな?

ぶっちゃけ・・舞乙女シーリーズの延長上だけでやったほうが評価
だけは此れよりは・・されたと感じるのだけど・・

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

巨大ロボットと少女の恋・・・上級者向けアニメ

原作レイプの代名詞、なぜかロボットアニメになってしまったサンライズ版アイドルマスターです。

声優が全て変更されており、一部キャラの性格も改変(改悪?)
そのうえ悲惨な末路を辿るキャラもいるので
原作ゲームファンがパロデイ作品として割り切って見るのも難しそう。

個人的には、萌えと燃えの融合、そして愛憎渦巻くシリアス展開で話題をさらった
舞-HiME・舞乙-HiMEのスタッフによる作品ということで期待してました。

やはり舞シリーズのスタッフだけあって、キャラ立てはよく出来ている。
キャラの掛け合いなどのコメディ部分は見ていて楽しいし
シリアスな部分も、危機感の出し方とか演出レベルはかなりのものだと思う。

ただ、あからさまにエヴァをパクリスペクトした設定や
一部キャラの行動原理や敵組織の目的が不明瞭なのは気になるところ。
とにかくめまぐるしく展開が動くので退屈はしませんでしたが。

で、本作のテーマは「巨大ロボット(アイドル)と少女(マスター)の恋」です。
絆なんて生温いもんじゃない。恋ですよ? 恋。
正直このテーマは最後まで見終わっても、ちょっと受け入れ難いものがありました。

{netabare}既に序盤からロボットに対して過剰に感情移入しまくるヒロインからしてアレですが
その後、元カノが出てきてロボットを間に挟んだ三角関係に発展、
そしてヤンデレ化、挙げ句の果てには「あなたが好きです」とガチ告白。
どういうことやねんと。こんなん見せられた時、どんな顔していいか分からない。{/netabare}

他のロボットアニメのロボと比較しても、明確な違いというのが
せいぜい「盗撮」ぐらいで、無機質で言葉も話せない存在であることに変わりはない。
ロボットではないけど、例えばリリカルなのはシリーズにおける魔法の杖は言語を発し
所有者と意思疎通できてることが視聴者にも分かりやすく伝わるので
そこから両者の間に絆が生まれるのも自然に感じられるんですよね。
物言わぬ存在だからこそ色々想像や妄想が膨らむってのも一理あるけど
やはり言葉を話せる設定にした方が良かったんじゃないかと思う。「恋」まで踏み込むなら尚更。


何だかんだで楽しめた部分も結構ありましたが・・・
これはアイマス云々関係なく、一部の上級者向けの作品でしょう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

66.4 4 パラレルワールドでアイドルなアニメランキング4位
プリパラ 3rdシーズン(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (33)
180人が棚に入れました
3人組の新アイドルが登場する新シリーズ

前原由羽 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

方向性を見失ったプリパラ

同じキャラクターが3年も続いてるにも関わらず、全くマンネリ感を感じないというより、ますますギャグに磨きがかかっているような...
えぇ、なにせ今作は神アイドルが誕生するわけで、おそらくらぁらシリーズの最終章の可能性が高いですから相当なストーリー展開が来るのではと感じております。
まず、主人公一味が成長していない...春休みだとかこじつけようと思ったらあじみ先生の授業が始まってたんだけど。
次に、空から赤ちゃんが降ってくる...その中身があじみ先生の分身だと思うと嫌な予感しかしない。
さらに、やけにのんちゃんの登場が多い...「今年」から放送委員も始めたそうだけど、何で「今更」??

という疑問が既に5話くらいで登場しており、なかなかのギャグテイストだと思われます。何らかの力(?)が働いてシステムエラーが起こり、みんなもろともパラレルワールドに飛ばされて、1歳若返ったとでも考察しておきましょう(絶対違うと思う;^^)

しかし、それらはあくまでも飾りで、本題は間違いなくTriangleとのんちゃんの繋がりでしょうね。前評判からほぼのんちゃんがTriangleの3人になりきっているだろうと推測されますが、それが何を意味するのか。プリパラはバーチャルリアリティの世界であると同時になりたい自分・世界になれる理想実現の場所であることはプリパラを2年見続けていれば、なんとな~くはイメージできるのですが、自分単位そこに突っ込んだ話はまだ出てないです。
のんちゃんが託した3人のキャラクターがのんちゃんのどんな光と闇を語ってくれるのか、らぁらお姉ちゃんを超えるという思いの先のサイドストーリーには何が待ち受けているのか、予想するだけでドキワクします!!

...と思ったのですが、そこら辺の話は6月くらいで完結、そして主題はジュルルの方に移っていくのであった。。。そして、今作は色々と方向性を見失ったのかなと思った次第でした。

まず、今作は事実上の新キャラが登場しない(少なくとも6月時点で)という珍しい現象が起こりました。プリパラはこれまでに登場させたキャラを大事にするという流れだったので、先進的なモデルを構築したのかと思いました。が、9月くらいにふわっと新キャラが登場。名前がペーパーに似ているがために1年後の誕生日にBDグッズの販売があわや発売されないという事態に(>_<)
そして、第1話で登場したゲストキャラちりちゃんがまさかの9月デビュー
、これはむしろ4期に登場させる伏線キャラと思ってたのに...

次に、ストーリー設定。3ヶ月かけてTriangleを発表したのにあっさりと退散。ジュリィ、ジャニスの対立も、ジャニスが仲間を集めれなかった上に悪になりきれず、ある事実を知ってあっさり味方側にまわるという何ともドキワク感のないクライマックス。楽曲やBGMなどが秀逸で、これまでの蓄積があったのにも関わらず何とも世界観になじめなかった感はあったのかと思いました。あと、サパンナ設定はどこに行ったんだろう...

一応、主テーマとして...
・ジュルルが1話から登場していることかららぁらが親として、ジュルルの成長を見守るという母親的側面
・しっかり者ののんとジャニス(妹)がざっくばらんに行動してるらぁらとジュリィ(姉)に1年を通して乗り越えることができなかったことから、人生経験やパイオニアにはそうそう簡単には乗り越えれるものではないという、いわゆる井の中の蛙的イメージ

と感じられました☆

ジュリィ・ジャニスで登場する自由主義と法治主義の対立に関しては、ジャニス側があまり深く踏み込めなかったので、あくまでサブテーマに過ぎないと思いました。

正直、2期を意識したのか、深いところに突っ込まない感じが凄くしました。最初に書いた、のんちゃんの3人キャラ設定も、何でこんなにキャラが出来てしまったのか?そこまでしてやりたかったのことは何?とかで話を進めれましたし、ジャニスに至っては、法に基づいた厳格なシステムを理想とした世界の顛末を示すことで、サパンナをもっと意識付けさせることができたのに...

実は、プリパラのアプリゲームのプリパズではパラレルストーリーとしてジャニスが完全に悪役のストーリー「プリンジャーズ」がありますが、ジャニスが法治システムを行使した結果、平和なのに何か物足りない世界、不気味に秩序立っていて記憶も神によって操作されている世界。そんな世界はどうなの?というような感じになってます。(製作者の本音はジャニスをもっと悪役に仕立て上げたかったんだね...)

ということで、今作はどっちつかずの方向性で、あまり深みのないシーズンだったなと思いました☆プリパラ自体は続いてくれてて嬉しいけど、作品としては1期の輝きや2期の製作者の本気をあまりうまく受け継いでいないと感じた次第です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

おじさんはこのアニメから誰かがお前を愛しているという根源的メッセージを受け取ってしまってもうダメです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

61.3 5 パラレルワールドでアイドルなアニメランキング5位
プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち(アニメ映画)

2012年3月17日
★★★★☆ 3.6 (33)
202人が棚に入れました
大人気「プリキュアオールスターズ」シリーズ最新作!今回からDXからNewStageに変わって、新しい「オールスターズ」にパワーアップ! 舞台は、横浜みなとみらい。敵は、すべてを破壊し世界を闇に染めようとするフュージョン!?TVシリーズ「スマイルプリキュア!」の5人も登場して、28人のプリキュアたちが大集合!みんなの力がひとつになった時、映画館に奇跡が起こる!!みんなもミラクルデコルライトで応援してね!!
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

伝説の戦士(ケンプファー)は新世界へ赴く 「この世界」は自由に守ればいい 能登さんは劇場に台頭する

プリキュアにおける俺の考え
{netabare}他のレビューで何度も言いますがプリキュアはタイムリーではあまり見ません。評価するのは戦闘シーンぐらい、それと悪役との掛け合い(サンデーモーニング優先だが野球以外に興味はない、ストーブリーグやオフシーズンの時はさらっと見る、その際は関ヶ原の戦い付近だからプリキュア優先となる)

ゴールデンアニメをずっと見続けると俺のアニメの世界観が崩壊してしまうからです。
勧善懲悪が大きく支配しているからが大きな理由です。
ゴールデンで評価するのはケロロやカービィ等パロディが入っているものや、スクライドみたいな子供向けでないバトルが好き

ニコ動や無料動画で見てはいますが、MADの方が価値があります。また声優と他のアニメを組み合わせて脳内変換させて見ています。

DX3で言われたプリキュア達が最後、ブラックホール(龍が如くの秋山さん)に止めを刺す際
絶対に絶望に飲み込まれたりしないだの、
明日へ目指して輝くだの、
出会いは成長となり繋がっていくだの、
困難にぶつかっても進むだの、
光り輝く未来は手放さないだの、
妖精と思う心で繋がっているだの、
真っ直ぐ突き進むだの、
(献身の)愛?友情?信頼?友達?仲間?絆?未来?成長?優しい心?
等、世界を守るために「当たり前」の事しか訴えてなかった
これは今の子供達が必要なものである欲望なのだろうか

こんなの既に現実に存在して当たり前じゃないか
皆が大きくなればこれらで十分に満たされる
深夜アニメを見ればこんな熱血ごとや綺麗ごとは皆無となり、別の欲望で満たされることになるだろう
そう、(18禁における)愛で全て満たされるはずなんだ

ゴールデンアニメにおいて愛と意志と絆があれば他に何も必要ありません。意志の中に欲望はあります。全てこの中にひっくるめてあるから

ミラクルライト(劇場で貰えるグッズ)なんて元々必要ない
フーちゃんに会いに行く際、暗闇の中でも立ち止まらず自分を信じて突き進めばよかったものを...(やはり人間って元は弱いのか?){/netabare}

世界を守ったとしても悪役はいくらでも蘇る。
ロケット団やばいきんまん、ドロンボーや子鬼トリオのいたちごっこみたいにまた始まるのだ。

現在のロケット団は追記ではありますが「やな感じ~~!」を言うようになったので嬉しくなりました
次のXとYのシーズンも期待しています
カントー、ジョウト、オレンジ諸島、ホウエン、シンオウを含めて100回以上言ったからなあ・・・
またドロンボーのDNAが再燃してるのかな...口上は忘れないんだよね

ゴールデンアニメは複雑化しないようにするため単調な出来事しか起こらない。
言いたい事も伝えたいこともはっきり決まっている。
だから俺は戦闘シーンとギャグシーンぐらいしか見たく無い。そして社会風刺と声優の演技とパロディにデジャヴ

ケロロ軍曹だって結局は地球侵略できずに終わってしまったし最後のシーズンはパロディもとってつけた感になって面白みが欠けてしまった。
やっぱ侵略できなくてこそ「当たり前」だった世界だ
それでも大勢の声優を使ったことは素晴らしく思うし、パロディも面白かったことに感謝している。

カービィは俺が小さい頃からゲームをプレイをしていたため、戦闘にしろストーリーにしろギャグにしろ本当に素晴らしかった。また社会風刺の部分もあったため、2期を是非やって貰いたいものだ

プリキュアとは引けをとらないが男キャラが大半を占めるゴールデンアニメよりも美少女が必ず含まれている深夜アニメの方がいい。
それは+毒薬(グロテスクや出血、豹変など身体や心に刺激がある表現)
や劇薬(恋愛、SM、セクシャルやキス等の如何わしい性的刺激がある表現)で彩られ、面白みに付加が生じるからだ。
だが行き過ぎた行為は避けて貰いたい(特に露骨な胸揉みや吸ったり舐めたりしてはいけない)

今後も「自由に世界を救ってください」
それだけを願います

中の人的に
スメラギ・李・ノリエガ
C.C.(シーツー)
ネプテューヌ
しのぶ
トリエラ(2期)
サーシャ / アレクサンドル=ニコラエビッチ=ヘル
うずまきナルト(ゴールデン)
槍水仙
如月ハニー
花開院ゆら
火鉢(ゴールデン)
長宗我部モトチカ(戦国乙女桃色)
美樹さやか
七瀬美雪(ゴールデン)
スキャンティ
風鳴翼
キリ・マリアレーテ
坂上智代
リンディ・ハラオウン
レオンミシェリ・ガレット・レ・ロア
ちせ
春花(閃乱カグラ)
"小悪魔王"織田信長(戦国コレクション)
宮藤芳佳
鈴(リン)(ゴールデン)
イカ娘
ラウラ・ボーデヴィッヒ
ハイドラ

よ全てを賭して、愛を求め、揺るがぬ絆を胸に新世界へ赴くがいい。他のキャラでも構わない
次のNew stage2からは
マージョリー・ドー
魔乳千房
西住みほ
アラタ・ナル
が参陣致します
最後を飾るNew stage3では神崎・H・アリアも来ます

新キャラの中の人が能登さんだったなんて...
接触禁止の女王、サテライザーさんだったら楽勝なんだけどなーwwww
最後のNew stage3に出るのだろうか?

伝説の戦士=魔法少女だ
伝説の戦士なんて他のアニメにごまんといる
この式を否定することはおかしい

もっと豪華声優を使って欲しい
女性だと

斎藤千和 ほむほむやスバルが出たなら出さないと!
真田アサミ 鉄鎚の騎士の意地を見せてやれ!
清水香里 シグナム姐さんなら面白くなるかも
田村ゆかり 妖精しかできなさそうだな(後参戦のプリキュアでもいい)
戸松遥 もういいんじゃない?
水橋かおり サポートキャラが似合いそう
広橋涼 十分十分
名塚佳織 出せるでしょうツンデレやったから
中原麻衣 ゴールデンに「嘘だっ!!」旋風を・・・喋れないと思うけど
花澤香菜 できるな
堀江由衣 もう出してもいいんじゃあ・・・
平松晶子 最後らへんに登場しそう
井口裕香 声が高いから妖精志望だな
伊藤静 十分でしょう
植田佳奈 プリキュアも妖精も悪役もいけるだろう
ならはしみき 出たら野原家勢ぞろいだ!
中島愛 クールキャラが似合いそう(悪役でもいい)
柚木涼香 支援プリキュアが似合いそう
小桜エツコ 無論妖精だな
等がまだやってません 順不同

プリキュアも悪役側から見ると光り輝く悪魔なんだ
なのはは管理局の白い悪魔だし

ヴィータ「悪魔め・・・」
なのは「悪魔でいいよ・・・」

なのは「悪魔らしいやり方で話を聞いて貰うから!」

何でプリキュアって悪魔に見えないのだろうか。ゴールデンでは主人公=悪魔となるのだろうか

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2012 スーパーミサトス大戦Part1 29人目のプリキュア現る!歴代シリーズへの愛が・・・; (パラレルワールド説あり)

愛が・・・愛が足りませんでした;

前作でオールスターズDXシリーズは一応のこと完結しましたので、今回は趣向や一部スタッフを変更したようです

オールスターズDX3部作を手掛けた大塚隆史さんがスマプリのシリーズディレクターに就任されたため、今回の監督は志水淳児さん
MHの映画やフレプリなど、担当した作品での徹底したシリアス描写が「子供向けであることを逸脱してしまっている」と、毎度プロデューサーさん達を悩ませることで有名なお方ですw
てかこの人以外適任者はいなかったのかよwおい^q^



まずDXの第1作でプリキュア達を苦しめた変身する怪物「フュージョン」(テラ子安w)が復活
これまたDX第1作の舞台となった横浜をタイアップも兼ねて徹底的にロケハンして、再度プリキュア達の降臨を見ることとなりました
23人のプリキュアがフュージョンをすぐさま退治しますが、フュージョンの欠片が街に散らばっていってしまう・・・

そんな中、横浜に転校してきたばかりの少女、坂上あゆみちゃんはなかなか友達が出来ずに悩んでいました
あゆみちゃんは偶然にもフュージョンの欠片を拾い、「フーちゃん」と名付け友達になります

その頃、プリキュア達はフュージョンの欠片を探し回っていましたが・・・



過去作とハッキリ違うのは初代~5GoGoまでのプリキュアの出番がガッツリ削られていて、セリフもありません;
小さい子供に分かりやすいよう新作のプリキュアが優先される作りにしてしまったようです
フレプリ、ハトプリ、スイプリ、そしてスマプリキャラがメイン

しかし残念ながら;映画で度々問題になる『キャラ崩れ』がスマプリメンバー辺りを顕著に見られてしまう場面があります
『キャラ崩れ』とは、映画とテレビシリーズを並行して別働隊スタッフが制作する手法に置いて発生する現象です
「テレビとキャラ違くね?(´・ω・`;)」っていうヤツです

設定もちょっと改編されてるっていうか、志水監督によくある描写不足がちょっと目立ちますね
「ハッピーシャワー」に“気合込めて”打ってねぇじゃん。とか
ラストシーンの謎バリアなに?とか

戦闘シーンではスマプリのテレビシリーズでは見られない乱戦描写があって逆に新鮮
作画クオリティも申し分ありません

さて、劇中で29人目のプリキュアが誕生しますが(キュアフラワーは計算に入れてません><ごめんちゃいw)なんとこれを演じるのは能登麻美子さん!
能登さん遂にのプリキュアデビューかw



映画としての見所はともかく、プリキュアシリーズの中ではお世辞にも良くできた作品とは言い難い作品です;
てかDX3が良く出来過ぎていましたよ;
が、しかし!
えりか様無双だけは相変わらずちゃんとありますんでご安心を^q^









ふと気付いたんですがこいつDXシリーズとはパラレルワールドなのかもしんないですね;
ようはDX1でフュージョン出現→14人のプリキュアが集合→DX2へ
って流れとは別の時間軸を動いてるっていう解釈はアリなのか?と、、、
つまりNSとはDXを無かったことにして横浜にフュージョン出現→23人のプリキュアがフュージョンを撃破(今作のプロローグ)→スマプリ誕生→今作の本編
映画業界ではよくある“リブート”ってやつか(以前の作品をなかったことにして1作目から作り直す)、もしくはパラレルワールドになっているのではないでしょうか?


いや;
ま、映画の設定破綻はいつものことなんでタダのうわ言っすー;

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

こ、これはねえわ(40点)

プリキュアシリーズオールスターズ映画
70分

個人的満足点:40点
アニメ系統:プリキュアシリーズ

DXシリーズは3で終わっていて、新しいオールスターズ(以下AS)って位置づけではあるのだけれども。
過去のプリキュアシリーズとは根本的に何かが違う。
今までと決定的に違うのが映画用主人公がいることだろうか。
これ自体を否定するつもりはない、むしろ評価すべきかと思っている。
その主人公を中心に物語が進行するのもありだと思う。

しかし、個人的にASにはプリキュア全員集合の派手さや熱さを求めてしまう。
普段はありえないキャラ同士のからみや全員で協力して戦う熱いバトル。
そういったものを期待していたため肩透かしをくらった感じだった。

さらに許せなかったのが、過去のプリキュアの扱いがひどい。
キュアブラックとか変身のキメセリフすらねえ。。。
過去作、ふたりはプリキュア、Splash Star、プリキュア5のキャラはいっさいセリフがない。

全員分の変身バンクとかなげえよwとか突っ込みながらも、そんな変身バンクに熱くなったり、
きたよキメセリフみたいなお祭り感覚が個人的には大好きだったのに。
DX3が豪華すぎたのかな。。。。
28人でのアフレコを想像させて欲しかった。

映画ならではのミラクルライト演出もなんだが薄っぺらだった。
今までは本当にプリキュアがピンチになった感じの時にプリキュアに力をってのが熱かったのに
他のプリキュアを呼ぼうに変わっちまった。
呼んでもセリフねーしw
熱さが足りなーい。

と、まあ、不満ばかり書いてきたのだけれども
つまり、何が言いたいかというと

能登さんファンなら観るべきだろ、常識的に考えて!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ページの先頭へ