パッとしないでラノベ原作なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのパッとしないでラノベ原作な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月04日の時点で一番のパッとしないでラノベ原作なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

56.1 1 パッとしないでラノベ原作なアニメランキング1位
魔王様、リトライ!R(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.6 (68)
205人が棚に入れました
大野晶は自身が運営する「INFINITY GAME」内のラスボス「魔王・九内伯斗」にログインしたまま、異世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った謎の少女「アク」や聖女「ルナ」などのGAMEの配下や異世界で出会った仲間たちと共に着々と異世界での地盤を固めた彼は、現実世界に戻る術を探すべく新たな旅へ踏み出した。「魔王」を中心とした物語が再び動き出す……!

fluid さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

1期と比べてつまらない、逆にそれがおもしろいかもしれないです。

子供が描く絵って人間の体型がおかしかったり、物理的に配置がおかしかったり、逆にそれがおもしろかったりするじゃないですか。
このアニメは9割以上のシーンがそれです(笑)
左右の腕のバランスがおかしかったり、
ゆらゆら動くマントに隠れてるはずの腕が無かったり、
浴衣姿が全員ガンダム体型だったり、
背の低い女の子を描こうとして縦方向だけ縮めてる面白い体型になってたり、

ここまで露骨に手抜きしてるアニメって他にありましたっけ?ちょとすぐには思いつかないですね。
絵コンテにそのまま色を付けましたみたいな手抜き感(笑)
1期と同じクオリティとか言われてますが、それと比べるのもおこがましいくらい2期はやばいです。というか2期の制作会社がやばいです。

声優さんについては総入れ替えですが、
主人公を除いてすべて変更されてますから、
スケジュールが合わないとかそういうレベルではないようです。
これは完全に監督の趣味でしょうね。
普通なら視聴者の期待に最大限に答えるために、制作会社が変わったとしても同じ声優さんをできるだけ採用しますが、この制作会社はそんな配慮をまったく感じさせない。逆に新しいですね。

ギャグシーンについては、
1期はかなりおもしろかったのに、なぜ2期はまったく面白くないのか?
例えば、怖い顔のおっさんが真面目な顔でボケると、ただそれだけで、そのギャップがシュールで面白い空気になりますよね。何も特別なことをせずとも自然と笑える空気になるわけです。
なのにこの2期は、わざわざ顔の作画を変えてデフォルメして笑わせようとするところがしらけます。笑いを何も理解してないアホがギャグアニメを作ってる感じです。

2期は色んな意味でやばいです。
何というか、中身の無い、ただの動く絵?って感じです。

人物が登場しないアニメって面白いと思いますか?
おもしろいかどうかというより、ただの動く絵ですよね。
この2期はそれと同じです。
会話のキャッチボールが機械的ですし、視聴者の期待を無視して、ただただ文字を読み上げてるだけみたいな感じです。
例えば、1期のときのルナは表面上はツンツンしてるけど、内面はデレてる感じでしたけど、2期のルナはツンしかないです(笑)ただの、おっさんが嫌いな女子みたいな感じですね。嫌いならなんで一緒に居るんだよお前?という感想しか湧いてこないです(笑)
会話のキャッチボールにも、理由と結果、因果関係を考えなければいけないはずですが、この監督はその辺りまったく考慮せずに、ただ原作の文章読み上げてるだけみたいな感じですね。これで、お金もらってるのか?という感じです(笑)

逆にそれがおもしろいので最終話まで見続けることはできそうです。
アニメ作品として楽しむことは無理そうですけど。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

我、怒りもてリトライを語る。

おい、一体なんという事をしてくれたんだ。
私の「そうでもない作品」を楽しんだ際の売り文句、

「私は魔王様リトライを楽しめる男だ」

を完全に潰してくれたなぁ。


シーズンの継続にあたって制作会社が変更され、絵柄が変わったとの事だが、個人的には、あまり好きではない変更だった。
また、同時に声優さんたちも変更があったそうな。

その中で、主人公の語りだけで前作の雰囲気を維持できていたのは立派なモノと思ったが、全般的には厳しかった。

前作のチープながらも不思議な魅力があったところを踏襲しろというのは、なかなかに難しいところだとは思うが、こんな愛嬌の無い作品、いや愛が感じられない作品になってしまったのは少し残念。

物語も、若干進んではいるが、唐突であちこちに視点が飛び、さらに風呂敷を広げまくっている。
それってアニメ作品のほうで回収できる見込みあるの?
運が良ければ、あわよくばって感じなのでしょうか。

結局、伏線(らしきもの)をバラマキ、前作でのラストでの九内の言っていた課題、対魔法のアイテムをゲットするだけのストーリーライン。
ちょっとヴィジュアルのいい女性キャラを何人か散りばめておけばいいのでは?的な安易な意図を感じる。
その上、前作あんな感じでウケていたから、今作も敵キャラこんな感じでいいのでは?的な雑さも感じた。

コストの問題もあるのかもしれないが、がっつりリファインして、(中途半端に)クオリティを上げた上でソッポ向かれたらキツイじゃん的な守りを感じる。

つまるところ感じるのは

「この作品は、このくらいでいいじゃん、こんなもんで認めてもらえるのでは?」感。

メタな話、誰が、何を目的で、続編をつくったのか聞いてみたい。
(矛盾をしているが、作らなければよかった、作らない方がマシと言う意味では無い)

どうしても後の物語を作りたい、もう一度あのキャラクタ達を動かしたい、続く物語をユーザーに届けたい、なんて思いがどれくらいあったのか。
もちろんその中には、多少なりとも知られた作品の続編を作って稼げないか、という思いが混ざっていてもいい。
しかし、いずれにせよ、熱をもってモノを作るという事が無ければ、愛されるものは作れないのではないか。

なーんて思ってしまいました。


好きだった作品にグダグダ言いたくなかったけどなぁ。
あまり期待はできないと思うけど、仮に続きが作られたとしても、ストーリーの結末を知りたい程度の作品になってしまうかもしれないなぁ・・・。

つまらなかった、という事もないんだけどなぁ。
なんだかなぁ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19

Witch さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

【失敗作の典型例-8】アニメ化だけが目的 →作品を面白く創ろうという気概が感じられない

【レビューNo.147】(初回登録:2024/10/14)
ラノベ原作(なろう発)で2024年作品。(3話切り)
1期は結構好きだったので2期も期待していたんですが・・・


(ストーリー)
ゲーム運営者の社会人・大野晶が、自分の作成したプレイヤーキャラクターの
魔王・九内伯斗に転生して・・・


(評 価)
1期も決して出来のいい作品ではなかったんですよね。
・作画やBGM等の出来も悪くいわゆる「低予算なろうアニメ」
・原作3巻位のところでアニメ化したようで、テンポが悪く内容もスカスカ
しかしそんな中でも
・津田健次郎さん演じる九内伯斗のダンディさやシュールさが引き立つよう
 な演出に極振り
・むしろB級感を前面に押し出してそこを楽しむような構成
何というか「逆境ながらもいかにこの作品を面白く仕上げるか」という制作
陣の気概が感じられたんですよね。
私も「ツダケン劇場」目当てに視聴してましたし。

で、本作なんですが、制作会社が「EKACHI EPILKA」から「月虹」に変更に
なったものの
・低予算クオリティといった悪いところはしっかり引き継ぎ
・よかったところは全部そぎ落とした
救いようのない作品に成り果てたって感じなんですよね。

まずキャラデザが作品に致命的に合っていない。
幼めな感じなので九内伯斗や側近の田原や悠といった「大人だからカッコ
いい」というキャラが台無しだよ!
また演技も抑え気味にという指示が出ているのか九内伯斗のキレのあるツッ
コミや男の娘キャラのユキカゼの面白さが消えてしまっているし。
(ユキカゼは後述キャスト変更の影響かもですが)

ストーリー構成も含め「仕事なのでとりあえずアニメ化しました」って感じ
で、「この作品を面白くする」という気概が全く感じられないんですよ。
1期の「ツダケン劇場」が期待できないとなると視聴の意味もないかなっと。


(追 記)
また本作では津田さん以外の主要キャラがほぼ入れ替えになっています。
原作者によると
「売れっ子声優全てのスケジュールを押さえるのは難しいので刷新」
という理由らしいのですが、でも他作品の続編ってちゃんとやってるよね。
一説によると
・今回制作委員会の幹事会社がソニー系列会社に変わった
 → 声優陣もソニー系列会社所属に変更
という”大人の事情”ではっと。
この辺りもなあ・・・

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

66.7 2 パッとしないでラノベ原作なアニメランキング2位
ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (174)
489人が棚に入れました
学校では空気な高校生、三森灯河はクラスメイトとともに勇者として異世界に召喚された。 女神ヴィシスによってクラスメイトたちが次々にS級、A級と能力を見出される中、灯河は最低ランクであるE級と宣言され『廃棄』対象となってしまう。 生存率ゼロの遺跡に廃棄された灯河はハズレ枠と貶された【状態異常スキル】を駆使して遺跡脱出を試みる。 その日から、女神ヴィシスへの復讐の炎を宿した青年は人畜無害な人間をやめ、心の奥底に隠していた本性を明かしていく…… 「はじめようか、生存競争を」
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

テンプレ化して飽きました。右肩下がりはがっかり感が強い。

 10話で中断します。未来の王うんぬんでさすがにシラケたというか、配信が進まないせいか集中力が切れたというか、結局完結しなさそうなのでどうでもいいというか。

 冒頭の導入はクラス転移からの追放ものとしてテンプレではありますけど、クズ女神が良くちょっと引き込まれました。「楯の勇者」「回復術士」「即死」のような作りこみがあるのかなという期待がありました。

 ただまあ、面白かったのは3、4話くらいかな。飽きてきたのがヒョウ柄のお姉さん(顔)が出てきてくらいからですね。

 異世界転生ものは最近の作品は冒頭は工夫がありますが、どうもテンプレ化する傾向が強い気がします。右肩下がりはがっかり感が強くて最悪なんですけど。時間の無駄とはいいませんけどね。ここまで見させてもらったので。

 評価は…異世界転生ものの標準が2.5だとすると、作画は3.5。ストーリーは冒頭の期待からの右肩下がりのマイナスがあるので2にしておきます。

 


1話 私はこの設定が好きなのかも。作画も良いので数話見てみたいです。

{netabare} 異世界ものはどうしようかな、と思っていましたが、dアニメ1話のサムネのお姉さんがエロくて悪そうなので確認。その通り…いえ、想像以上のクズでうれしくなります。

「ありふれた職業」「楯の勇者」「即死チート」などのテンプレフォーマットの1つといえばわかりやすいでしょうか。

 さて、現在作品が多すぎて1話切りの場合はレビューはしない方針で、つまり本作については、2話以降も見るつもりです。理由は一つ、いや2つか。

 1つめの理由は、無駄に作画というか画面がいいんですよね。今回はEDで流れたOPの出来は大したものです。

 制作は「魔都精兵のスレイブ」「Extreme Hearts」を作ったSeven Arcsという会社で作画だけなら結構いい会社です。ですが、SynergySPという「変人サラダボウル」「カッコウの許嫁」などのいいんだけどちょっと微妙な作画でおなじみの会社が協力するという不思議な体制です。

 2つ目の理由は「ありふれた」「楯」「即死」の3作って、考えてみれば1期だけならそんなにつまらないわけじゃなかったです。というか結構好きです。ですので、ひょっとしたら私は「クラスで転生(楯は違うけど4人でした)」「クズ女・イキリ男が出てくる」「はずれスキル・ステータス・レベル」「仲間外れ・追放」「主人公の悪い笑顔・復讐」のパタンが好きなのかも。{/netabare}


2話 導入回ですね。すでにタイトル回収している感じですが、面白い感じです。

{netabare} 今回は導入その2でしょう。いきなり強くなってしまいました。すでにタイトル回収が完了しそうです。それを全部セリフで説明してくれます。そして、よくわからないコーラとビーフジャーキーを得ます。
 通常の作品ならボロクソに非難したいところですが、異世界転生ものの作品としての型としては、見せ方は工夫した方じゃないでしょうか。今回対応を迫られたクリーチャーはなかなか不気味な造形でよかったです。

 いきなりみんなの希望を背負ったりしましたが、それだけあの女神はひどい奴なのでしょう。それが毒親と重なるのかな?そういうところはちゃんと導入として描けました。
 そして、その衣装どうなってんの?というエロい乳の王女?聖女?的な人と来週出会うのでしょう。3話のサブタイは「邂逅」らしいので。これで復讐劇の前提となる下準備が完了するのでしょう。4話以降が結構どう展開するか楽しみです。

 エロでもグロでもいいですが、このドロドロした雰囲気は継続してほしいなあ。主人公の悪い笑顔が期待感を盛り上げます。

 作画で、異世界としてはかなりいい画面のときと変なヌメっとした作画のときとのギャップがすごいのが難点といえば難点でした。全体の印象として5話くらいまでは余裕で面白く見られそうなので、視聴継続でしょう。{/netabare}


3話 期待通りの復讐もの。B級の異世界転生はジャンルのテンプレが心地良い。

{netabare} 期待通り皆悪い顔をしてます。最高ですね。そして委員長的ポジションの綾香ちゃんとエルフのお姫様とハーレムになるのでしょうか。
 期待通りエルフのお姫様のコスチューム…胸のあたりはどうなっていかわからない馬鹿みたいなデザインでしたが、それがこの手の転生ものではマナーですので問題ありません。

 いろいろ類似例は思いつきますがやっぱり「ありふれた職業」が一番似てるかな?もうちょっとクズがクズの方がいいですけどね。「回復術士」くらい?

 もちろん設定や展開はある種テンプレなんですけど、むしろ復讐の痛快さを楽しむためにはそれでいいと思います。俺TUEEE系の復讐劇ならそういうジャンルとして、わかりやすく脳みそ停止で見られる方向なのは非常に好感が持てます。いまのところかなり面白いです。

 スライムはさすがに「ん?」と思わなくはないですが、独り言じゃない状況説明を入れるためのある種の工夫にはなっています。

「杖と剣のウィストリア」はテンプレ故につまらないし切ったのに、こちらの作品はテンプレ故に面白いし継続しています。その違いはジャンルの好みが大きいとは思います。テンプレ故にどこで視聴者を楽しませるか。刺激をどこに持っていくか。
 ギャグ、無双、エロ、暴力…どんなものでもいいですが、テンプレの場合真面目にやりすぎるとよくない気がします。「杖と剣…」は真面目にやってテンプレです。これはいただけません。シラケます。本作は「こういうのが見たいんだろ?」感が読者・視聴者サービスになって面白さに繋がっています。


 で、作画です。地上に出て気が付いたのが輪郭線…というよりその内側のハイライト?これは工夫ですね。森の中にいても人物が分かりやすい一方、浮くこともなくかえって背景になじんでいました。全体としてB級の異世界ものの中では画面的にはかなりレベルが高いと思います。

 ということで多分最後まで見られそうな展開です。{/netabare}


4話 何が面白いかわからないけど面白いです。ヒロインへの嗜虐心かなあ?

{netabare} なぜ、こんなテンプレが面白いのだろうか?という疑問を持っています。不思議なくらい24分普通に面白く見られます。もちろんテーマとか感動とかいう点では0点に近いです。
 ですので、酷評するレビューやXなどがあっても、理解しますし反論もできません。ただ、私はわけもわからないのに面白いです。

 設定が一人で孤独になっていろいろ工夫してるうちに強くなる系は好きかもしれません。復讐もので目標に一本筋が通っているというのはありそうですし、比較的暗いドロドロした作品だというのはあります。それと、ヒロインがエロいとか、ヒロインが可愛いとか、女神がド外道とか、悪い奴が分かりやすく死ぬとか、サブがクズばっかりとかでしょうか。
 ああ…そうですねえ。無理しているヒロインにちょっと嗜虐心をくすぐられるのはあります。

 ヒロインの不思議なOPEDのCGいいですね。OPの剣舞とか結構ビジュアル的に引き付けられます。EDもなかなか面白い見せ方(太もも→乳、乳→脇というフェチ)ですし。と考えると、やっぱり全体的にレベルが高いのかなあ。


 4話の欠点を上げれば、食事シーンの食事がメチャメチャまずそうで「まずい」って言うだろうなあ、と思ったら「うまい」といういい笑顔にちょっとずっこけました。
 それとスケルトンキングを追ってミルズに来たという脚本にすればいいのに、たまたま「スケルトンキングが必要か…生息地は…ミルズ!?」はないでしょう。{/netabare}


5話 お前は本当に護衛必要か?違う動機が作れれば1ランク上の作品になるのでしょう。

{netabare} すべてがテンプレに進んで行く安心感がいいですね。S級の男2人の末路がどうなるか予言できそうです。女神さまがどうなるかが気になるところですが、1クールじゃあそこまで描くのは話のテンポ的に無理だろうなあと思います。そうなるとよほど期待値を超えてくる何かがないと作品としては残らないと思います。

 しかし、独特のCGです。人間対人間のバトルはもっさりして迫力が全然ないですが、単体で見ると悪い造形じゃないんですよね。

 エルフの姫様がピンチでしたが、どうなるか一瞬たりとも心配しませんでした。「服を脱げ」という魅力的なセリフで終わりましたが、礼装?関連が簡単に解決するのでしょう。そもそもお前本当に護衛いるのか?と思ってしまいますが。そこに上手い理由やストーリーが作れればこの作品は1ランク上になると思いますが、このレベルだからいいのかもしれまえん。

 最後まで見ると思います。これから先はメモ程度のレビューになると思います。{/netabare}


6話 中途半端な感じはある。もっと徹底してドロドロさせた方が良かったです。

{netabare} 口先で遣り込める…というのはよほど練らないと説得力がありませんので、今回の話ですと工夫が必要でしょう。セラスに対する暗い欲望というのは悪くないですが、だったらもっとドロドロした話にした方が中途半端では無くなります。

 女神の配下の娘も同様で、あそこまで描写するなら視聴者層は狭くなりますが、全体的に「回復術士」くらい徹底した方がいいです。この手の話はいずれにせよ視聴者は選ぶでしょうから、特徴があった方が結果的に名は残るでしょう。{/netabare}


7話 主人公が善人化しないで欲しいんですけど。そこは押し倒せよ。

{netabare} いやそこは押し倒せよ…と思わなくはなかったです。どっちからでもいいので。エロ描写が欲しいというより性行為を示唆するところで場面転換でもいいですから、そこは人間の欲望への耐久力の低さを見せてほしかった。

 エロ描写は異世界ファンタジーだとやりすぎるとノイズになることがありますが、この作品は人の悪意や本音が大事な作品です。主人公とヒロインだけそこから浮いてしまうと、全体が嘘っぽくなります。

 ここの部分で、急に主人公が善人化したなあというがっかり感がありました。主人公の善人化、聖人化は作品の陳腐化の大きな要因です。これは期待外れになっていくんでしょうか。

 と、思ったら、ヒョウのお嬢さんで何かありそうですね。来週どういう展開にするか、ちょっと楽しみです。楽しみですが、ここで理屈をつけて主人公が善人にならないようにお願いしたいです。{/netabare}


8話 結局復讐の端緒にもつかないで1クール終わり?期待とずれましたね。

{netabare} 魔女に会うために居場所を知っているイヴを助けて逃げ出すという話それ自体は流れとして自然だし、冒険譚としても成立していると思います。

 ただ、主人公の復讐と絡まない時間が1話以降あまりに長い気がします。一番そこを見たいのに、クラスの内紛と委員長みたいな子がちょこっと出て今のところ進展がありません。魔女にまず会うのが目的なので話の展開はわかりますが、その復讐劇を外すと単なるチート持ちの異世界転生ものです。

 もちろん、今時の異世界ものですので「俺たちの戦いはこれからだ」で、続きは本を買ってね、というのは仕方ないかもしれませんが、これでは本作で楽しみにしていたVSクラスメイトの復讐の方向性すら見えません。つまり、期待から外れている分、面白く感じなくなっています。

 話全体の展開と構成について、理屈はわかるしラノベで読めばそうでもないかもしれませんが、1クールアニメの出来としてはどうなのよ?という気がしてきました。次回9話。イブと少女を助けて、魔女と合うための旅をして出会って終わり?魔女の正体はなんでしょうか?まあ、普通に考えればもったいぶっている以上、女神の分身でしょうけど…せめてその辺の工夫は欲しいかな。

 主人公が善人化しちゃってるし…どうしましょう?最終話を待ってそこの到達点を見極めてから戻って見るのも手かなあ…{/netabare}


9話 1クールアニメで今新キャラ仲間にして、どうするつもりなんですかね?

 はじめの設定は悪くないし、9話に至っても平凡というほど平凡になっていない気もするし、女神のことを忘れてないようですけど、ちょっと飽きてきました…クラスメイトとどうなるか見たいから見ますけどね。8話9話でキャラ増やしてどうすんの?という気もします。

 原作通り論争がありますけど、私は少なくともきりがいいところまで終わらせるべきだと思います。エピソードのカットやテンポを速めてある程度の冒険は見せてもらわないと、1クール異世界もので記憶に残っている作品はほんの数作しかないです。記憶に残らないのが良いジャンルではありますけどね。

 

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

またなろう系か、と思いましたが出来が良い。感情がしっかり動く良作

1話 3.8
さて、いつものですね。
いつものはクオリティが低いことが多くて警戒して見ましたが…。

いやこれは良い作品ですよ。

見ていて感情がしっかり動きました。
ヘイト役が本当にムカつくんですよ。
最初の不良から、クラスメート達。先生、女神…。
割と本気でムカついて。

こいつらはざまぁされる役目ですが、ざまぁされる奴がムカついていないとざまぁしても嬉しくない。

いや実に良いですね。ヘイト役がしっかりムカつく。これができないなろう系がどれだけ多いのか。

ヘイト役がムカついて、だからこそ主人公に逆転して欲しいと思える。
そして逆転してくれるからこそ、面白いのですよ。

追放された主人公の絶望から立ち上がる様子まで、感情の動きがしっかりしていて共感できました。

主人公にしっかり共感して応援している状態なら、主人公がなんかチートだった、となっても、良かったね、と応援できるわけですよ。

追放系に何が面白いんだかさっぱりわからない作品が多いですが、それは要するに追放する側がムカつかないどころか正当に思える、主人公の方がムカつく話が多いからです。
それでは主人公がチートでも全然嬉しくないわけですね。ムカつく奴が一方的なチートでムカつかない一般人を蹂躙する話という、気持ち悪いものが多くて…。

求められているのはこれですよ、これ。

絵柄は100%好みでもないですし、作画クオリティが高いとまでは言えませんが、この感情を動かす力がしっかりある点で、本作はなろう系でも良い作品です。
で、良い作品ならなろう系は、本来好きなジャンルなので視聴確定です。

いや追放系でも、こういう出来の良い作品なら大歓迎ですよ。
主人公の逆転劇が楽しみです。

全話感想
まあまあ良かったです。
特にヒロインのセラスが結構肉食系でガンガン攻めてくるところが良かったですね。
可愛かったです。

まあ主人公の動機も応援できてヒロインが可愛くて… じゃあ申し分ないのかというと一点なんだかなーってところは有りました。

ステータス、レベルのの意味がわからない点ですね。

主人公は早々にLV1000を超えちゃうんですが、対比として他の勇者はLVが2桁程度なんですね。

そうすると普通に考えると圧倒的な、無双系だと思うわけですよ。
しかしその割には主人公は普通に相手にビビったり危険に備えたりして、実際に怪我をすることもあって…。
なんか良くわかりませんでした。

レベルがある世界で、LV1000とLV10が戦ったらLV10が何をやってもダメージは与えられず、LV1000が攻撃したら一発で死ぬのが当然ですよね。

高レベルになった時点で、状態異常スキルを使わず素手で戦っても強くなったと思っていました。でも一度も素手で戦うことはありませんでしたね。

…いやだったらレベルを出す意味なくね?

LVを出すなとは言ってません。むしろLVってのは便利なんですよ。
主人公がLV1000だったらLV10000の相手を出せば勝てるわけがないと言えるし、LV10の相手なら楽勝だって言える。

相手に負ける可能性が残るのであれば、相手がLV30なら主人公はLV50、くらいにしとけば良くないですか。

LVが意味ない世界ならLVを出す意味がないし、負けるハラハラを描きたいなら圧倒的高レベルにする意味がわからない。

という点が気になってしまって、なんだかなーとなりました。

LVがあったら嫌がる人も居ますが、私は別にLVが嫌では無いだけに、出しておいて適当にするのが嫌でした。

まあ文句が長くなってしまいましたが、そこを無視すればなかなか良作でしたよ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

たナか さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ISEKAI-NAROU

見事なまでにコッテコテなザ☆スッキリざまあオレツエー。
何故かべらぼうに作画がいいゲーム系無双復讐劇。

作画監督・原画・絵コンテ・演出:湖川友謙というレジェンドの無駄遣い。
※ステータスオープン有り。アレルギーのかたはご注意ください。

OP・どうでもいい
ED・いい声

ウォリアーやウィザードではなくデバッファーが主役。初期魔法はパラライズ・スリープ・ポイズンと単純だが強力。一応勇者だもんね。CGの凝ったモンスターデザインも秀逸。ヒキの絵はややCG感あり。なろうなのでご都合アレルギーの方は厳禁。

現在のステータス
LV1789
MP59037
他5367

パラライズLV3
複数対象指定/任意解除/部位解除(頭部)
ポイズンLV3
複数対象指定/任意解除/非致死設定
スリープLV3

05
はいはい、やっぱりいつものやつ

今までのバトルシーンは麻痺&毒で動きのある絵がなくても成立してたが剣士加入でどうなるかと思えば…。うん、いつもどおりでした。迫力も説得力もない殺陣とすら呼べないダサいアクション。まあこれが配信アニメの限界か。大作ソシャゲのゼンレスゾーンゼロのCGアニメは凄まじいクオリティの素晴らしいデキなのだが、流石にアレは予算が違い過ぎるので比べるのも酷というもの。でもいくら予算があってもどうせ中抜きするし、単純な技術だけを比べても研鑽の機会がないのでもう完全に負けてると思う。

今は萌え絵のアドヴァンテージだけで勝負できてるが、韓国中国が世代交代して萌え絵ネイティブによるクリエイティブが主流になったらあっさり逆転されそう。しかし我がジャパンには彼らが決して踏み込めないHENTAI領域が残されている。そしてこの弱者に寄り添うなろう作品もなかなか他国には生み出せないはず。シノギの習作の粗悪品と思ってたなろうアニメだが、実は日本が差別化できるところはこういう作品なのかも。

ジャパニメーションが世界で人気!ってのは別に優れているわけではなく、他国の大人はプライドや世間体とかで美少女アニメなんて恥ずかしくて作れないからで、偶然が産んだ隙間産業でしかない。アメリカなんていまだに男が女性アーティスト聴いてるだけでチー牛扱いされる差別大国だし。令和になってすら、いい大人がアニメなんて見てるのバレたらひと昔前の日本とは比較にならないくらいに迫害される。しかしそこを狙い撃ちする戦略しかジャパンには残されてないのかもしれない。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

64.5 3 パッとしないでラノベ原作なアニメランキング3位
経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (147)
463人が棚に入れました
加島龍斗(リュート)は冴えない陰キャ男子、もちろん16年彼女ナシ。 そんなリュートの憧れは、白河月愛(ルナ)。学年一の美少女ギャルで、恋愛経験も豊富。 遠くから見ているだけで十分だと思っていたけれど......、なんと付き合うことに!? 恋愛経験ゼロの陰キャ男子と経験済みなギャル、住む世界が違いすぎる二人が織りなす凸凹だけど、ピュアでリアルでドキドキがつまった極上青春ラブストーリー!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

想像よりもちゃんとしたラブストーリー。ヒロイン可愛い。

 なるほど…そういう結論にしましたか。思ったよりもいいラブストーリーだった気がします。特に後半の…まあ、サバゲ―はちょっと横において、気持ちのちょっとした食い違いみたいなところは、ノーストレスの「隣にいる女子」系の話より内面に切り込んでゆく分、最後のカタルシスにつながってきます。

 もちろん、まだまだ表面的な部分もあるし、性行為そのものに特別な意味を持ちすぎる気もしますが、高校生って自分では当時大人のつもりでしたが、今見ると相当幼い感じです。そう考えると確かにヒロインの経験人数は一つのドラマにはなるんでしょう。
 ある意味このフレッシュさは大切なんでしょう。主人公側も変に純情ぶらないで、ちょっと期待しているところがなかなか青春でした。

 それと主人公ヒロインだけでなく、ギャル3人の視点があったのも効果的でした。草食化の時代です。性行為をヒロインのマイナスとして否定的にとらえない本作はとてもいいと思います。それがあるから彼女の魅力になっているというところがもうちょっと強調できればもっと良かった。

 途中ちょっと中だるみして4話~8話くらいまで集中して見てなかったので、正月にもう1回見直してもいいかも、と思います。

 で、原作者なんですけどやっぱり男だろうな…という気はします。女性視点ならこうはならないでしょう?というやっぱりどこか処女厨的なマインドを感じました。はずれたらごめんなさい。
 
 話はちょっと間延びはあったものの1クールで落とすところに落としたので、いいと思います、4。キャラは主人公もヒロインも作品に合わせてちょっと作りすぎかな。もうちょっとナチュラルに動いてくれた方が良かったかも。でも初々しくて良かったです、4。

 作画は止め絵が多いし高級な部類ではないですが、さほど悪く感じなかったので3.5。声優さんはヒロインのモノローグというか語りがちょっとうるさい感じもしましたが、今時の標準なんでしょうか、3.5。音楽は…普通過ぎるくらい普通で3。



以下 視聴時のレビューです。

1話 純愛がいいという結論なら凡作。性に関する新しい提案ができるか?

{netabare} 設定そのものは興味深いです。実は「その着せ替え人形は…」とか「長瀞さん」でこの設定を明確に打ち出してくれたらもっと面白そうだったのに、と思っているということもあります。

 それで見始めたのですが…うーん。結果的に純愛がいいという結論?それってどうなんでしょう?新しい性と愛情の関係の提示とかまでいかないのかな?

 日本では処女厨と呼ばれるシンドロームがあるようです。江戸の儒教教育なのか、明治以降の家制度と言う観点からの貞操観念教育なのか、柳田國男的な穢れ思想から言って他人の体液に対する忌避が日本人にはあるからなのか…まあ、実際には日本の性は近代になるまでかなりおおらかで、村における夜這いの習慣とかあるので、裏と表はあるのでしょう。

 それがバブル期には高校生で処女とか恥ずかしいというような時代(実際「俺ガイル」で由比ヶ浜結衣はこのセリフを言っていました)を経て、今ですねえ…近代史上もっとも貞操観念が極端に処女厨に振れているのが今じゃないでしょうか。性交の経験率が極端に下がっています。
 バブルからバブル崩壊後にJK=ブランド信仰=金必要=援助という図式で、性の商品化が進んだことへのアンチテーゼなんでしょうか。それともハラスメントとか権利とか言い過ぎて男がルサンチマンを発揮しているのでしょうか。
 あるいは実存主義からのウーマンリブ運動、そして…という文脈かもしれません。

 そういうバックグラウンドを持って、この作品を描いているなら面白いですよね。ギャルもののコミックとか「目黒さん」「こういうのがいい」なんかが同時期に沢山出ているということは性の認識に関して、問題意識が出始めて、変革の時期に来ているということでしょうか。
 性行為の経験の豊富さやそれを楽しんでいることと、人間性や人格は関係ないまで行き着けるかどうか。

 本作は今の推移のままだと、所詮は処女厨…ではないけれど性行為=愛情表現で終わってしまいます。どれくらい突っ込んだ新しい男女の性行為と恋愛の形が描けるかがポイントでしょう。{/netabare}


3話 テンプレ感はあるけどキャラの描写が丁寧なので面白いです。

{netabare} 隣の女子系のご都合主義だけでなく相手を理解しようとする努力がなかなか好印象な感じです。
 女子に理屈で説明してしまうとか、相手の会えない時間の行動を考えて悶々とするところなど、ギャルと付き合うというあるあるを上手く拾えていると思います。こういうところがタイトルの回収にちゃんとなっているかなと思います。

 今のところ性体験云々よりも、ギャルと非モテという印象のストーリー展開が面白さにつながっています。何より新キャラ「昔振られた彼女」ですねえ…いいですねえ。「俺ガイル」の八幡も折本という昔振られた女性の存在でかなり苦しんでましたが、それを乗り越えられるかどうかで男を見せるという展開は嫌いじゃないです。

 なお作画…もったいない。美少女ギャルに恋をする疑似体験が重要なのだから、そこは止め絵でもいいから美しく描いて欲しいなあ。

 ということで、キャラ達にちょっとテンプレ感がありますし、展開はありきたりになる雰囲気もありますが、しかし、ちゃんとストーリーと心理描写がある作品なので面白いです。{/netabare}



7話 悪くはないが処女厨の妄想に…ヒロインの過去を肯定するなら押し倒せ!

{netabare}  言いたい事はわかる。まあ、経験済みな娘と童貞の恋愛話なら、こうなるよね、ということは良ーくわかります。そして、その初々しさとヒロインの涙もやりたい事は分かります。
 ライバル登場も対比として面白いし、他人のモノは欲しくなるという心理はわかります。
 スタートがルッキズムなのも私はいいと思います。その後、付き合ってみて理解しあうというのも、今の時代大事な考えだと思います。スタートはテンプレ(とはいってもアダルト系?)に近いですが、悪くはなかったと思います。

 が、これは思春期の男子が見る妄想だよなあ、という気がします。彼女の過去を肯定してあげるなら、ここは8話で「GO」でしょう?上書きしてあげてください。そのタイミングでいけないのはヘタレすぎですし、それが無いと結局処女信仰の逆張りになります。童貞パワーで真の愛そしてセックスの美しさを教えてあげてください。
 まあ、そこはティーン向けとしてのチューニングかなあ…高校卒業を待ってとかなるんでしょうか?

 一応、8話冒頭を確認しますが、まあ、押し倒さないでしょうねえ。来週押し倒さなければ断念で。

 ラブコメというほどコメじゃないので、一種の思春期ラブストーリーでしょう。性愛に関するもっと突っ込んだ内容になるポテンシャルはあるシチュエーションだけに勿体ない気もしますが、それが望まれているストーリーでしょうし、作者の何かのドロドロした深層が透けて見える感じは悪くはないかもしれません。
 それを逆転するのが8話冒頭です。是非是非、最高のシーン、お願いします。それが出来ればラブストーリーとしての超名作になる可能性があります。

 評価は…ストーリーはそうはいっても悪くないので3.5,キャラはヒロインが可愛いので4です。主人公は駄目ですけど、がんばってるからいいとしましょう。
 作画はちょっと今時にしてもなあ…アップばっかりでごまかしが多いし、2.5。声優は悪くないけど、よくもないです、調整込みで3。音楽も同様で3。

 来週押し倒したら、思いっきり加点します。押し倒さなければ、ストーリーを2.5、キャラを3.5にして断念でお終いにします。


追記 ちょっと気になって原作者調べたら「長岡マキ子さん」でした。うーん…女性なの?意外すぎる…絶対男性マインドの話なんだけどなあ…ネカマとかじゃなくて? {/netabare}



11話 後半から急に面白くなる。サバゲ―始めたときはどうしようかと思いましたが。

 いいですね。受験がからんで…男は恋愛とくにセックスを受験期に覚えると悲惨な目にあいます。ちょうど盛りの18歳であれを覚えたら受験勉強に手はつかないでしょう。イケメンモテ男君だからこそそれを自覚的に抑えられるというのはなかなか面白いです。

 サブキャラでいろいろ言いたい事を表現しているみたいだし、いいんじゃないでしょうか?もう少し話を整理して恋愛とセックスに踏み込んでくれると、もっと何かが浮き上がってくる気はします。
 高校生という時代だからこそのことです。正直大学…とは言わないですが20歳過ぎてくる、やって当たり前になります。この問題を描くならたしかに高校生の物語でしょう。

 で、やっぱり理屈っぽくはあります。最近僧侶枠を見て思ったんですけど、女性は気持ちを大事にしますので、貞操云々よりも感情とスキンシップだと思うのですが…男の理屈でやらないってある意味ちょっと相手を信用していない気もします。

 というところまで考えられる話に近づきつつあります。初めは童貞妄想ストーリーかと思ってましたが、なかなかのところに来ましたね。最終回は次? 簡単にハードルを越えないで悩んだ末に結ばれるなら、1クールかけた意味はあると思いますが、どうなるでしょう?楽しみにしています。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ピュアでリアルでドキドキがつまった極上青春ラブストーリー開幕!

この作品の原作は未読ですが、さおりん成分が目一杯吸収できる作品なので視聴を楽しみにしていました。
さおりんといえば、一時期体調不良で仕事を一部制限するとの事でしたが、もう治ったのでしょうか。

個人的にはさおりんボイスは大好きなので、声を耳に出来るのは素直に嬉しく思います。
ですが、健康あっての仕事だと思いますので、留意頂ければと思います。
まぁ、そんなの私に言われなくてもって感じだとは思うんですけど、1ファンとして心配くらいさせて下さい。
そのくらいのことしかできませんので…^^;


加島龍斗は冴えない陰キャ男子
もちろん16年彼女ナシ

そんなリュートの憧れは、白河月愛(ルナ)
学年一の美少女ギャルで、恋愛経験も豊富
遠くから見ているだけで十分だと思っていたけれど……
なんと付き合うことに!?

恋愛経験ゼロの陰キャ男子と経験済なギャル
住む世界が違い過ぎる二人が織りなす
凸凹だけど、ピュアでリアルでドキドキがつまった
極上青春ラブストーリー


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

いやぁ、さおりんボイスをメッチャ堪能させて頂きました。
振り返ってみると、さおりんが主要キャラを演じている作品の視聴コンプリートしていました^^
大好きなキャラはたくさんいますが、その中でも今回の月愛ちゃんや最近視聴した「夫婦以上、恋人未満。」の渡辺星役を演じている時の声質が抜群に好き…というより色々持っていかれちゃいましたよ^^;
月愛ちゃん、星ちゃんに共通している事ですが、楽しそうなときの弾んでいるお声が堪らないんですよね~(〃ノωノ)

あのお声を毎日聞ける人は幸せ者だと思いますっ!

さて、経験済と経験ゼロと括られていますが、きっとこれからの人生の方が沢山の初めてが経験できると思いますよ。
高校生のできる経験って、どんなに背伸びをしても限度がありますからね。
でも、それが同じ高校生同士だと異次元ほどの違いを感じてしまうのも理解できます。
遥か昔に自分も感じた感情ですから…^^;

一方、あおちゃんこと古賀葵さんが演じる黒瀬 海愛(マリア)は、リュートと中学生時代に面識があったようですが、なんと月愛ちゃんとも関係があったようです。
今気付きましたが、月愛(ルナ)と海愛(マリア)って読み方は全然違いますが、どちらにも「愛」という文字が入ってるんですね。
こういうところに親御さんの愛情を感じるのは、きっと私だけじゃないと思います。

名前の漢字って決める時に色々考えますよね。
苗字や名前の字画や総画による姓名判断とかだって気になりますし…
そういう字画の辞書みたいな本も売ってるくらいですから、ソコソコ人気があるんだと思います。

高校生の揺れ動く気持ちを等身大で描いた作品だったのではないでしょうか。
少なくても私の学生時代は色恋沙汰より部活で汗を流す機会の方が圧倒的に多かったので、今となっては時間の経過が大き過ぎて心に響くモノはありませんが、これを学生時代に視聴していたら、人生が変わっていたかもしれません。
い、いや、変わるまで無くても相当リュートを羨ましがっていたと思います。

一方、リュートと月愛の恋心はしっかり描けていたと思いますが、友人の方は少々物足りなかったかな。
尺の関係で振らざるを得なかったのは理解できるんですけどね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、まややんによる「ラブ・ユー・テンダー!」
エンディングテーマは、AliAさんによる「あいことば」

1クール全12話の物語でした。
さおりんボイスを満喫できて耳が幸せになる作品でした。
さおりん、早く全快するよう陰ながら祈念していますね^^

投稿 : 2025/03/01
♥ : 10

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

作画はいまいちですが内容はなかなか良い。非処女ヒロインとは興味深い

さて、オタクの妄想のような内容… かと思いきやヒロインが非処女な所はなかなかリアル。
もちろん男性経験も十分あるヒロインが陰キャを好きになって、という展開が妄想臭いといえばそうかもしれませんが、私はそこまで変には思いませんでした。主人公は見た目は良いですし。
行動はややウジウジしていますが、嫌いじゃないです。この程度のウジウジは普通ですね。

まあ、本当に全くあり得ない話しでは無いと思います。
どんな美少女とだって行動すれば付き合える可能性は0じゃないんですよ。
主人公は行動したから付き合えたわけですからね。
たまたま彼氏が居ないタイミングで告白されたから付き合う、というのは納得できます。
というわけで… 続きが見てみたいと思えました。
作画はかなり微妙ですが…。内容で十分カバーしているかな。


しかし、ヒロインが非処女という所に思う所はありますね。
昔のオタクは潔癖症で、エロゲーでヒロインが非処女だったらCDを割って送り付けたり、声優に恋人が発覚したら耳に精子がかかるなどと酷い侮蔑をおこなったりと、処女性が損なわれた時は苛烈に怒り狂うオタクが多かったものです。

それもあって作り手側も極力ヒロインは処女にするようにし、母親まで処女という意味不明なエロゲーが1本程度ではなく作られたというカオスっぷりでしたね。

しかし男にもてるヒロインが処女なのはリアリティが無いといえば無く、このヒロインなんて優しいからこそ、付き合えばやらせてくれるわけです。
まあ普通ですね。

それでもオタクってやつは運命のヒロインが処女のまま待っていてくれることを夢見たいものなんですけれどね。

というわけでなかなかチャレンジブルな作りだなーと思いましたが、オタクに優しいギャルなどギャル人気が出てきている昨今、ギャルだけど処女、という余計ありえないキャラより、本作はよほどリアリティあると思いました。

後は彼女と付き合っていた過去の男達も、ヒロインが優しくてやらせてくれて、それで振ったりするというのも、リアルだと思いました。

男ってそういうことされると、絶対に調子に乗りますからね…。
後はカースト最上位の女の子と付き合っている男はモテるので、余計調子乗るんですよ。それで浮気して別れるという展開は普通にあると思います。

物語は全部ファンタジーなんですが、リアリティがなさすぎると没入感を妨げて楽しめない。こういうことあるかも、というリアリティによって楽しめます。
そういう点では本作は楽しめそうに思えました。

というわけでなかなか興味深い作品です。これは見たいですね。

全話感想
なかなか楽しめました。
まあ普通のカップルの話ではありますね。どこか少女漫画的な。
と思ったら作者は女性なんですかね。
名前はそうでしたが。

ヒロインは経験済みのギャルですが普通に可愛らしい女の子でした。
ただ2人が本当に気があっているのかは疑問な所はありましたけれどね。
だからといって妹の方があっているとも思いませんが。

色々ぶつかり合いもあってわかりあってでも好きあっている、ごく普通のカップルの話でしたね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 5
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