バケモノで笑いなおすすめアニメランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月15日の時点で一番のバケモノで笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.5 1 バケモノで笑いなアニメランキング1位
デュラララ!!×2 結(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (694)
4374人が棚に入れました
同時多発的に事件は起こり、池袋の街は混沌の渦へと呑み込まれていく。
それぞれの事情を抱え、新羅のマンションへ集った者達。街では"ダラーズ"
"黄巾賊" "罪歌"の勢力がひしめいていた。そしてセルティの"首"が白日の下に
晒された時、事態は誰もが予期しなかった結末へと動き出す――!

声優・キャラクター
豊永利行、宮野真守、花澤香菜、神谷浩史、小野大輔、沢城みゆき、福山潤、中村悠一、梶裕貴、高垣彩陽、寺島拓篤、下野紘、M・A・O、小野友樹、山口勝平、金元寿子、喜多村英梨、岸尾だいすけ、藤田咲、大塚明夫、堀江一眞、小林沙苗、伊瀬茉莉也、福圓美里、小西克幸、大塚芳忠、藤原啓治、黒田崇矢、小野坂昌也、久野美咲、加瀬康之、飯塚昭三、森川智之、三上哲、種﨑敦美、梁田清之、桑島法子、KENN、五十嵐裕美、村田太志、上田燿司、井上喜久子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「東池袋六ツ又交差点」のようなアニメ

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
かなり満足しました。てか、もうお腹いっぱいですw

全部で4期まで続いた人気作ですが、1期+長い2期(2,3,4期)という印象を受けました。あまり間をおかずに、一気に視聴することをオススメします♪

特に、池袋という街に詳しい方は、必見です。共感できます。

そうでない方は、「これが池袋」です(いや、本当にこんなことが起きても不思議じゃない街なんすよ)w

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
一期からのことを全部書くので、書きたいことがまとまらず、ダラーズと、いや、ダラダラと長く書きますw

池袋東口を出て左に進み、ビックカメラなどを通り過ぎ5分ほど歩くと、「東池袋六ツ又交差点」に行き付く(アニメにも何度も出てますよ、てか、OPの場所のすぐ近くです)。

明治通りや春日通り、都道435号線など交通量の多い道路が立体的且つ複雑に交差するこの交差点は、「全ての存在を許容する街、池袋」を象徴する存在(詳しくは一期レビュー参照)の1つのであり、「様々な人の思惑が複雑に且つ多面的に行き交うアニメ、デュラララ」のようだった。

さて、アニメの中身の話。

身も蓋もない結論を述べてしまえば、「中二病患者がリア充になった話」と、なってしまうのだろうか。

本作は、いわゆる群像劇であり、群像劇とは、1つのストーリーを複数の登場人物の視点で語り継いでいくもの。ある人物の視点では不明だった点が、他のある人物の視点で語られることで補完されて解決していく、パズルを解いていくような快感が得られる表現方法である。

(原作未読なので自信はないが)おそらく、原作では語り手を変えながら、それぞれの視点でこの「池袋物語」を紡いできたのだろうし、その要素(語り手の交代)は、アニメにおいても観られた。ただ、それが果たして(アニメの場合に)必要だったかと言われれば、必ずしもそうでない。

むしろアニメ(特に2~4期)では「竜ヶ峰帝人」という人物に焦点を絞り、出来るだけストーリーを単純化していったように感じた。そしてそれは、おおむね成功していたと思う。

これまた身も蓋もない言い方になるが、「群像劇」である必要性を、(アニメでは)そこまで感じなかったとも言える。

群像劇は、ミステリーなどとは相性が良く、視聴者の「知りたい」という欲求をよく刺激するものではあるけれど、反面、一人のキャラクターを掘り下げるのが苦手で、どうしたってテンポが遅くなる。例えば(米ドラマの)「24」などは、「実際の24時間」を1時間×24話で駆け抜けるからこそのテンポの良さだったが、流石に本作を1日の出来事にはできない。作品内での時間経過が少なすぎると、キャラクター同士の心の交流や深まりが描けず、それは本作にとって、致命的なことだろう(24は、とりあえず銃をぶっぱなして謎を解き、事件を解決し、視聴者に緊迫感や興奮を提供すれば良かったが、本作はそこまでシンプルな作りではない)。

ゆっくり時間をかけながら、「竜ヶ峰帝人」が狂っていく様、他との交流。そして、心の成長を描いていく。

最終話を視終えた今、結末には凄く満足をしているし、良くやりきったな~と感動もしている。

しかし、「承」「転」「結」と、ずっと満足していたかと問われれば、そうでもない。

上記3作はいずれも、序盤と終盤にこそ盛り上がりはあった(新シリーズへの期待と、次のシリーズへの引きを作ることには成功していた)が、やはり中だるみは感じた。1期に「起」がついてないのに、2期のタイトルに「承」をつけた時点で、「1期と原作の人気から、4期まで作る」というのは規定路線になったのだろうが、2期か、せめて3期の尺でスッキリまとめた方が良かったように感じる。

まあ、「帝人とセルティの物語を完結させるだけなら4期は長過ぎ、登場人物全ての物語をちゃんと完結させるには、4期でもまだ足りない」のかなぁと思った。

……前置きはこのぐらいにして(驚愕!?)、帝人である。彼は、「平凡な少年」だったが、自らが軽い気持ちで作った「ダラーズ」というサイトが予想を遥かに上回る力を持ったため、次第に狂っていく。

簡単に言えば、ネットの力を自分の力だと、「勘違い」したのだ。現実では無力な自分が、別の世界では巨大な力をもっている、という空想。それはなんとも甘美な夢であり、(よほどパーフェクトな人間でない限り)大なり小なりそういう空想をしたことは誰にでもあるだろう(いわゆる中二病)。

普通ならその空想は次第に覚め、良くも悪くも大人になっていく。しかし、帝人の前には「セルティ」が現れた。彼女は「デュラハン」であり、正に「空想の国の住人」である。薄々、自らの力が「勘違い」、或いは「空想」だ、自分はただの「平凡」な人間なんだと気がついていた帝人が、自らの力(ネットの力)以上に「空想」の存在が、「実在」していることを目の当たりにした時、彼は「夢」をみる。

「自分も非現実の(もっと大きな)存在」になれるのではないか、という「夢」。しかもそれは、「第1回ダラーズ集会」という形で、本当に「現実に」できてしまった。そこで彼は、その「夢」を本格的に「勘違い」してしまう。その「夢」「勘違い」が、結局は「結」に至るまで続く、帝人の暴走の根元にあったと思う(最後にセルティも、そんなことを言って謝ってたし)。

そして、そんな夢をみたのは、帝人や矢霧誠二のような主要人物以外の、モブ達の大勢も同様なのだろう。「首なしライダー」「切り裂き魔」という存在は、彼らに「夢」を与えるには充分だった。それだけ、多くの人々が「現実」に満足していないということかな(でもそれは、実に物見遊山的で、帝人のようにヤーさん敵に回すほどぶっ壊れて(純粋では)ない)。

最終話では、そんな大勢の「夢」をぶち壊す展開に。しかも、「警察」「暴力団」といった、極めて現実的な力で。

私は本作を、常に池袋になぞらえてレビューしてきた。勿論、こじつけも多々ある。それでも、この作品が「池袋らしい」と感じるのは、やはり事実である。「池袋」独特の、カオスな魅力はなかなか的確な言葉には出来なかったけれど。

重ねて言うが、本作は「群像劇」ではあるけれど、私はその必要性をあまり感じなかった。それは、「群像劇」のわりに、話に筋が通りすぎているというか、「うまくハマりすぎている」というか、「全容が見えすぎている」というか。

なんか、「よく分からない意思によって、登場人物達がみんな踊らされている」という感じを終始受けていて、その「よく分からない意思」が「池袋の意思」と考えるのは、あまりにも中二病的だろうか。(いや、作者の意思、なんだけどねw)

そんな、「なんだかよくわからない」「くせに面白い! 引き込まれる!」というのも、やはり「池袋」らしい。

ふと考えれば、この話、「池袋」なんて「小さな街」で終始しているわけで。

きっと「池袋」で首なしライダーが闊歩している間も、「澁谷」では若者達が路地でダベり、「新宿」では更にカオスな世界が繰り広げられ、「青山」は相変わらずいけすかないおしゃれさで、「上野」では昼間からオッサンがワンカップを開けているのだろう。

そうした「自分達の、本当は狭い世界(池袋)を、世界の全てだと思う感じ」は、若者(学生)特有の「勘違い」であり、なんか、「ネットの世界」でもあると思った。

物語のラスト、チャットルームに「誰もいません」が連続して書かれていたけど、帝人をはじめ、みんな徐々に現実を直視し始めたということかな。

巨乳の可愛い彼女もできて、帝人ももう立派なリア充w そろそろ池袋を卒業する時期ですな(笑)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なぜ1話目はいつも、若干ギャグテイストにするんだろう?

2話目
群像劇、面目躍如ですな。

3話目
非日常が日常になると、更なる非日常を求めたくなる帝人、か。

4話目
呼び鈴で返事するのは可愛かったw

5話目
ヒソカですやんw

6話目
鉄砲渡したわけね。

7話目
静雄は、良いチートキャラですね。

8話目
バイオハザードですな~。

9話目
新羅も流石に罪歌には負けてないね。

10話目
帝人は、新羅は、どこに向かおうとしているのか。いよいよ、大詰め。

11話目
確かに、ダラーズは終わらせられるね、あの方法なら。お~、わりと衝撃の展開。

12話目
まあ、綺麗に終わらせたかな。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

無始無終

原作未読 全12話

1期全26話、2期 承(全13話)・転(全13話) (OVAを含む)を事前に観ることをオススメします。

池袋を舞台に起こる様々な人外や人々の出来事を描いた群像劇、長く続いていたこのシリーズのファイナルである作品。どう纏めるか楽しみにしてました。

前回の転からコミカルなところが少なくシリアルな面が多いため多少息苦しい展開が多くてお話はこれまで以上に複雑になった印象です。

全てが解決するという感じではありませんが、最後は収まるところに収まったとの印象です。

一つ一つ解決していくと話数が足らないのは分かりますが、ちょっと強引な印象でしたね。

観終わった直後は「あれ~もう終わったの!」という感じでしたw

1・2期合わせると話数が多いので初見の方にはハードルが高い作品ですが、興味があったら観てくださいね。

OP この作品のOPは、1期の「裏切りの夕焼け」から曲も作画も大好きで、今回はFLOWさんの「Steppin' out」という曲もノリノリで大好きな曲になりました。イントロのみなさんがそれぞれ手をかざすシーンが好きですね。キャラの性格がよく出ていましたw
ED こちらもいつもの縦ロール作画で、曲もこの作品らしい感じです。

最後に、今回話の都合上仕方がありませんが、{netabare}セルティの{/netabare}出番が少なかったのが残念でしたね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

起承転結

1-3期を観てからだいぶ経ってしまったので、どういう内容だったか忘れてしまった部分が多かったけれども、楽しんで視聴できました
まず、キャラクターの数が多いので4期の結まで来るとキャラの名前と顔が一致しなくなることが多かったです
群集劇が何より魅力的だった作品で、同じ世界(池袋)でそれぞれのキャラの視点や一見バラバラに見えるストーリーや関係なさそうなキャラが後々繋がってゆくのが面白い
起承転結と全部合わせて何話あるのだろう?
視聴の際は、是非一話から通して観る事をお勧め致します


ヤンデレ過ぎるキャラ達やこじらせて歪んでしまったキャラ達、
妖精の一種でファンタジーな世界にしかいないデュラハン、極道の人たちや闇医者など、普通明るいスポットライトを浴びないような人達がいっぱい出てきます

感想{netabare}
いい最終回だった・・
臨也vs静雄の決戦が熱かった
最終回直前は「こんなにキャラクター多いのに綺麗にラストを迎えられるのか?」と、思っていたが、若干強引ではあったもののナチュラルに終わったと思う まさに日常でも非日常でもなく現実的に終わったように感じた。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

61.8 2 バケモノで笑いなアニメランキング2位
戦×恋(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (182)
717人が棚に入れました
「アクマ」というあだ名をつけられるほどの強面の風貌から周囲から怯えられ、上手く他人と関わることが出来ない孤独な高校生・亜久津拓真は、ある時、一人の少女を助けたことがきっかけで、悪魔と戦う9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)たちと、一つ屋根の下で暮らすことに――。恋をするほど強くなるという戦乙女たちの恋人となり、彼女たちと恋の特訓を乗り越え世界を救うことが出来るのか!?

声優・キャラクター
広瀬裕也、本渡楓、加隈亜衣、日高里菜、内山夕実、原由実、清水彩香、逢田梨香子、河瀬茉希、小岩井ことり、新田ひより、平川大輔、種﨑敦美、M・A・O、福圓美里

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

恋人以上?

大きな体と怖い顔つきの為、周囲の人間と上手に関われなくなった亜久津拓真。
能力を持っている9人姉妹の恋人となり、悪魔と戦うのであった。

恋をすると強くなる。
この設定には理解できます。
ただ、9人の姉妹となると、聊か過剰な気がします。
ハーレム展開が好きなのでしょう。
人間恐怖症のため挙動不審な言動・行動をする拓真。
おとなしい主人公が積極的に迫られる事に人気があるのでしょうか?
消極的な草食男子。
現実の世界では多いのかもしれません。

恋人のような行為をすると能力がレベルアップ。
手を繋いだりデートをしたりするとレベルが上がります。
主人公に感情移入できるかがポイント。
女性から迫られる受けの姿勢。
人間恐怖症という設定。
ダメダメな拓真には成長してもらうしかないですね。

派手なアクションシーンよりも拓真と9人姉妹の絆が深まるところが見せ場。
心の通わない恋愛では、ただの煩悩の塊。
相手を思い遣る心配りがないと本物の恋愛とはいえないでしょう。
それでもエッチなサービスシーンが多いですが^^;

本当に好きな相手だったら色々な交際を許容できます。
しかし、9人が相手だと……
能力を上げるためとはいえ、酷な状況です。
エロ目的でもOK。
ハーレム好きでもOK。
消極的な草食男子に感情移入できるかどうか。
そこが問題ですね。

アクション+エロ。
本作品の内容です。
女性が視聴したら拓真の行動はキビシイ。
拓真と9姉妹の成長。
途中断念する事も納得な出来。
展開がハーレム物のワンパターン。
卑屈な人間は見ていて気分が悪い。
無理をして頑張る必要は無し。
寛容な心で視聴すると完走できますよ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

きっも

視聴理由 特になし

序盤 あぁ

中盤 え?もしかして

終盤 きっも

この話は自称人間恐怖症(嘘)の男子高校生が急にハーレム状態になる話
ジャンルはラブコメ・ハーレム・主人公強い
とりあえず「キモイ」の一言に尽きます。女も男も。
「登場人物一人くらい共感できたり、好感が持てるかな」という序盤の淡い期待もむなしく、登場人物が本当に嫌いです。主人公もそうですが、ヒロインもかなり嫌いです。あのクソ女に囲まれる男の身になってみてくださいよ...あ、男のほうもクソだから良いのか。
こんなんでは結局何を言いたいのか分からなくなりそうなので具体的な名前を上げていきたいと思います。
まず主人公。人間恐怖症といいながらもヒロインと会話している、それは男に興味がないただのクソですよね。さらには好きでもないやつ急に迫られて「世界を救うためにキスをしろ」と9人から言われ、それに「仕方ない」と言ってキスをするのは人間の最低辺でしょ。きっも。
ヒロインたちもヒロインたちで、「私コイツの箏全然好きじゃないのに!」とか「私が守らなきゃ!」とか何かとマウントを取りたがるめんどくさい女です。改心したと思ったら「実は惚れてる」って何をほざいてるんでしょうか?

ま、とりあえず全員嫌いです。展開も単調極まりない。アンパンマンとか戦隊モノを見てるような気分ですよ。「どうせ負けそうになって、どうせ主人公が頑張って女の子たちが惚れて勝つ」みたいな感じ。敵が急に弱くなったり、愛の力(物理)で勝ったり。
さらには男性視聴者に媚びたようなシーンが続出します。服が破けたり、それっぽく聞こえるようなことをいったり風呂入ったり。本当にこういうウケ狙いみたいなの嫌いなんですよ

監督は直谷たかしさん。3D彼女リアルガールなどの監督をされた方です
シリーズ構成は髙橋龍也さん。刀使の巫女のシリーズ構成を担当した方ですね
キャラクターデザインは立石聖さん。初のキャラデザだそうです
劇伴はTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさん。トリニティセブンの劇判を担当した方ですね
アニメーション制作はフッズエンタテインメントさん。3D彼女リアルガールなどを制作したところですね

作画は普通でした
opは名曲雪の華を作詞したSatomiさん作詞、夢をかなえてドラえもんを作曲した黒須克彦さん作曲、田中隼人さん編曲、川柳少女edを歌った逢田梨香子さん歌唱の「for...」
edは今作の劇判を担当してるTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDさん作詞曲・編曲、9姉妹のうち3姉妹歌唱の「UP-DATE × PLEASE!!!」
声優は微妙です。あのクソ悪魔がちょっとイメージが一致しませんでした


総合評価 なんだこれマジで

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

主人公への期待値ゼロというのが、もはやテーマ。

【ストーリー・キャラ】

対人恐怖症の主人公に9股させることで、戦乙女を育てて世界を守ろうというストーリー。
戦乙女(ヴァルキリー)たちは悪魔と戦います。人間界に悪魔がやってくる系アニメです。

ところどころなんで?って演出もあったりもしましたが、その他はラッキースケベ、初々しさなど諸々
テンプレ的要素も多く盛り込まれていたので、単調で非常に展開も読みやすくなってました。
まあそうなるよね~って安心して見れたっちゃ見れたかもしれません。
セリフとかキャラの感情も結構なテンプレ続きでしたね、少し捻りは欲しかったかも。

ちょっとエッチな絵を楽しみながら、半分くらいは声優さんの副音声で楽しんでおりました。
決して飽きていたわけではない。


主人公にはなにも期待しない方が良いです。たまにはやる?とかじゃなく、最初から最後まで
なんにも出来ない奴なんだろうな、くらいで視聴を進めるのが良いと思います。

そういった、やりすぎくらいに使えない主人公として設定したのだと思いますが、
姉妹との相性も相まってか、無能にもほどがあるぜって思えてしまうほどでした。

9人の姉妹と一緒に暮らして、イチャイチャしてレベル上げしようってのがテーマですが、
いやー、9人はちょっと多いかな~って感想。ちょっと印象に残らない娘も多かったので。

個人的にはキャラ少なめで深くキャラ堀りして欲しかったし、濃密なイチャイチャを見たい。
多すぎるから、何しても何言っても軽いなあって印象を受けました。


【作画・声優】

汚くないけど綺麗では無いって感想。エ口に寄せてるが、動きの滑らかさはイマイチ。
エ口を魅せたいアニメだと思うし、結構グイグイ来てましたね。


声優さん、9人違ったキャラたちで特徴も出ててすごく良かったと思います。
まあ、副音声が結構面白かったんですけどね。


【他】

やっぱストーリーかなあ。エ口ごり押しだけに中身が薄っぺらくなってた感は否めない。
まあみんな頑張ってたキャピキャピ感は嫌いじゃないです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

68.4 3 バケモノで笑いなアニメランキング3位
ジャングルはいつもハレのちグゥ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (214)
1238人が棚に入れました
ジャングルで母親と2人平和に暮らす少年ハレの前に突如現れたナゾの少女グゥ。
何でも食べてしまい、お腹に異次元世界を持っているグゥが巻き起こす珍騒動の数々と、グゥに振り回されて苦労の絶えないハレの姿を描いたギャグアニメ。
基本的にはハレとグゥとその周辺のジャングルでのお話だが、第37話~第58話では、ウェダ(ハレの母)の実家のある都会に話の舞台を移す(「コンクリートジャングル」という意味合いもある)。
ある晩、ウェダが村の集会に行き、孤児のグゥを連れて帰ってくるところから第1話が始まる。


声優・キャラクター
愛河里花子、渡辺菜生子、茂呂田かおる、中村尚子、井上和彦、岩永哲哉、保志総一朗、白鳥由里、前田このみ、松岡由貴、岸尾だいすけ、石田彰、氷上恭子、玄田哲章

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハイスピードなツッコミは名人級。ギャグアニメの名作!

ギャグアニメ数あれど、登場人物全員ボケに対して
ツッコミ1人で展開するアニメも珍しいです。
この1人ツッコミを担当する声優
愛河さんの演技力は相当なものです。
ツッコミは超ハイテンションかつマシンガン!

愛河さん演じるハレはジャングルで生活する普通の子供なんですが
突如同居することとなる人間の姿をした???なグゥと
同居することとなります。
この少女が人を飲み込んだり、奇行の連続で
ハレは心が休まる暇がありません。

ジャングルを舞台にしたほっこりストーリーが軸ですが
とにかく奇人が多い村なので
ハレは休まる暇がないんです

見所はグゥの底知れない奇行と達観した毒舌
そしてハレのハイテンション+長台詞ツッコミでしょう

愛河さん笑っていいともに出演して演技力を披露されたことも
ありました。

下ネタやパロディに頼った笑いが多い中
ボケとツッコミという王道で笑いをとるスタイルは
本格派といってよいのではないでしょうか?

キャラデザもとても可愛らしく、(原作者は今は女性誌連載が多い)
水島努監督の代表作といっても過言でないでしょう

ギャグの王道アニメ
ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

グルグル+パプアくん を、さらにカオスにした、ハイテンションギャグアニメ

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
一時期のガンガンを支えた漫画が原作(既読)。グルグルもパプアくんもガンガンですし、似たような絵柄、雰囲気ですが、その中でも一番シュールでブラックなコメディ作品になっています。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ギャグとしては、グウの腹の中の世界や、ダマさんなどは鉄板として笑えた。たまに感動回があって、これまた良い。

ただ、これは原作でもアニメでもそうだけど、やはり出オチ系の作品ではあり、笑いは尻すぼみになっていく印象。特に、都会編からはそれが顕著(原作だと、かなり連載終了を引きのばした感がある)。

ただ、このアニメ化は成功だと思っていて、なによりも声優さんがピタリときた。ハレの甲高いツッコミに、グウのニヒルな低音ボイスは、原作のイメージにピタリと合っている。それだけでも充分だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

大人も子供も・・・いや、むしろ大人の方が笑うアニメ

気楽に観れるギャグアニメ。


舞台はジャングルですが、
特別、原住民な生活感が出てるわけでは無く
学校や家もわりと日本の田舎にも在るんじゃないか?
と思わせるような親しみやすい世界です。

個性の塊みたいな登場人物達に
話がめちゃくちゃになるところですが
ハレ(主人公)のツッコミスキルがかなり高い為、
物語はなんとか進行していきます。

なんとか進行しようとしてるのに
その邪魔をしようとするのがグゥ
ハレを騙したり嫌がることをするのが大好き☆
でも・・なんか分かります。


基本的に全部おもしろいんですが、
中には腹がねじ切れる程、
笑わせてもらったシーンもあります。
かと思えば、複雑な事情で重くなったり・・・
あ、一応そういうストーリーもやるんだ的な


なんとなくハードディスクにずっと入れておいて
いつでもすぐ観れる状態にしておきたいアニメです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9
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