アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価
3.4
アルスとバルスが繋がる世界?
●指輪の主のスリップランディング
「大雪海のカイナ」にも言えることですが、スチームパンクものを1クールで仕上げるのは
なかなかに厳しいということなのかもしれません。
ネタバレレビューを読む
結論としては非常に惜しい作品でありました。
●黒い太陽とウロボロス
遂に来ました、守り人の村でスチームパンクが大炸裂します。
地上にある村の入り口付近にはネタバレレビューを読む
●「2つ名」という設定の謎に迫る
恐らくクウミは93、ジイロは216ネタバレレビューを読む すべての物語は繋がります。
●実験体は、大阪万博に向かって進む?
前回に引き続き物語の重要な鍵となる回想シーンであります。
ネタバレレビューを読む どこに向かって進むのでありましょうか?
●お待ちかねの回想シーン
死に損ない氏の回想シーン ネタバレレビューを読む 間違ってもこれ以上繰り返さないことを
願うばかりであります。
●登場人物は増えていき、脱落者も増えていく
赤目の巨獣や飛行石、そして実験体などの小道具を配列して独特な世界観を示していこう
ということのようですが、この進行具合の遅さに耐えきれず途中で断念する視聴者も
増加傾向にあるように思います。
主人公ペアの過去の経歴を明らかにするために同じよなカンナギナギモリペアが登場しますが
仄めかすだけで二人の過去に何があったのか詳しいことは持ち越しと言う結末・・・
ここまでくると余程忍耐力が無い人には、余裕でついて行けないマニア向け作品
ということになるのかもしれません。
ひとまず評価を3にオールリセットし、傍観モードにシフトいたします。
今期は特にスチームパンク系作品が多いようですが、ネタバレレビューを読む
そのようにも思えてきます。
●回想シーンにようやく王手!
一昔前の長編NHKアニメみたいな進行速度でようやく来週には決定的な回想シーン?に
無事辿り着ける見込みであります。
最低でも2クールないと物語をまとめられない雰囲気がそこかしこに漂っていますが
今回の山人回にしても同様、どういう意図でここまで冗長なペースでのらりくらりと
物語が進行しているのかについて、謎は尽きません。
恐らくバトルシーンは ネタバレレビューを読む
最後の望みを託すのみであります。
次回こそがデッド・オア・アライブの決定的な分岐点になるでありましょう。
●けも耳フレンズ
一癖ある主人公にヒロイン力はそれなりにあるはずの凸凹コンビでありますが
二人のネタバレレビューを読む そっちではないことだけは間違いないと思われます。
一見してファンタジー作品のように見えますが、スチームパンクの要素がかなり強いようです。
スチームパンク独特の不思議な世界観に抵抗ない人ならばついて行けるように思いますが、
純粋SF思考の観点からしてみたらスチームパンクの世界というのは捉えどころがなく、
理解し難いものであるのかもしれません。
誰もが知っている「天空の城ラピュタ」はスチームパンクに属する代表作品でありますが
多くの人はスチームパンクとは何であるかについて興味を持つことさえありません。
また「風の谷のナウシカ」には「巨神兵」や「ゴリアテ」、「ガンシップ」などが登場しますが
これらもある意味スチームパンクを表現する小道具であります。
【錬金術】と超古代の「オーバーテクノロジー」が織りなす異次元世界
そこに秘められた「謎」、その核心にどれだけ深く迫れるか?が
このジャンルの最大の見どころであると個人的には考えています。
このジャンルには他にも「ふしぎの海のナディア」など名作候補が意外と多く
よってそれなりに期待はできるように思います。
「天空の城ラピュタ」のオマージュ作品ではないとしても
他作品を意識してみると思わぬ発見があったりするのかも?しれません。