トレーナーで北海道なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

83.2 1 トレーナーで北海道なアニメランキング1位
ウマ娘 プリティーダービー(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (817)
2825人が棚に入れました
これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ“ウマ娘”が遠い昔から人類と共存してきた世界の物語。
田舎から都会のトレセン学園に転校してきたウマ娘・スペシャルウィークは、チームメイトたちと切磋琢磨しながら「日本一のウマ娘」の称号をかけて<トゥインクル・シリーズ>での勝利をめざす!

声優・キャラクター
和氣あず未、高野麻里佳、Machico、大橋彩香、木村千咲、上田瞳、大西沙織、藤井ゆきよ、沖野晃司、豊口めぐみ、首藤志奈
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

現実と虚構を交え、バランス良く構成したサラブレットの擬人化物語

アニメーション制作:P.A.WORKS、
監督:及川啓、副監督:太田知章、
シリーズ構成:石原章弘(Cygames)・杉浦理史、
キャラクターデザイン・総作画監督:椛島洋介、
音楽:UTAMARO movement、原作:Cygames

第1R「夢のゲートっ!」第2R「いきなりのデビュー戦!」レビュー
サラブレットの実名を使って擬人化させた少女たちが、レースによって競い合い、勝者はライブ活動を行うという、かなり荒唐無稽な物語。ただ、最初の2話を見た限りでは、スポーツ、友情などをメインにしたスポ根アニメとして真っ当に作られていきそうなので、自分としては好みの気がする。

P.A WORKSとCygamesが制作してゲーム化もされるとあって、キャラづくりはかなり緻密。デザインは細かく、登場人物の一人ひとりが実際の馬の特徴を参考にした造形となっており、特に競馬ファンは細部までチェックしてしまうほど。実際の馬体の色や額の模様、鼻のライン、勝負服などを参考にしてキャラデザを行っている。コアな競馬ファンはいちいち反応してしまうに違いない(唯一謎なのがエルコンドルパサーのメンコのデザイン。エルコンドルパサーは、現役時代、ほぼメンコは付けてなかったと思う。何かほかに付ける理由があったか…?)。

スペシャルウィークの母親(実際の名前はキャンペーンガール)が出産後に亡くなって、育ての母馬がいたり、北海道でほかの馬とあまり関わらずに育てられたという生い立ちなども物語に取り入れるなど、おそらく、今後の展開もある程度、実際のスペシャルウィークの人生(馬生?)を基に話が構成されていくことが予想される。 ネタバレレビューを読む

また、ほかのウマ娘たちのレースや性格、ライバル関係なども実際の馬たちの物語を基にしており、その関係性にもいちいちニヤリとさせられる。例えば、成績の伸び悩んでいたサイレンススズカのデビュー1年後に覚醒したバレンタインステークスが描かれており、これもレース距離や競馬場、枠番や1000メートル通過タイムも実際のレースを忠実になぞっている。
また、同期のナリタブライアンとヒシアマゾンがライバル関係にあったりする。親子のシンボリルドルフとトウカイテイオーは師弟関係。ただ、個人的に大好きなジャスタウェイが出てこなさそうなのはとても残念だった(ジャスタウェイの同期で隣の馬房だったゴールドシップは登場しているのに。社台グループや金子真人オーナー所有の馬は許可が取れなかったようだ。( 有名馬のなかではディープインパクトやオルフェーブル、ブエナビスタ、ハーツクライなども出てこない)

ここまで書くと、競馬の知識がないと楽しめなさそうに感じるかもしれないが、そんなことはないように思う。確かにウマ娘の数が多すぎて、競馬を知らない人は名前を覚えられないだろうが、基本的には、スペシャルウィークとサイレンススズカ、あとはトレーナーやライバルチーム「リギル」の東条ハナを覚えておけば、とりあえず普通に楽しむことができるのではないだろうか。馬が全員女だということを許せない人もいるだろうが…そこはまた別問題ということで。物語は王道で、1話の構成や展開などもしっかり練られている印象がある。重点が置かれるのは、あくまでレースでの競い合いやライバル、友情ではないかと予想している。とりあえずは2話までを見ての感想だが、今後は重賞に出場するまでの道のりが描かれることになるだろう。ただ、レース勝利後に歌を歌うのは、アニメファンを取り込みたいのは分かるが、個人的には盛り込み過ぎの感があり、焦点がぼけてしまうように思う。その辺りはソシャゲに落とし込むことも含めて商売に関わることなので、仕方がないことかもしれないが少々残念な部分だった。

3話以降、スペシャルウィークとライバルたち(おそらくセイウンスカイ、キングヘイロー、グラスワンダー、エルコンドルパサーなど)の関係性も含めて、どのように展開していくのか、とりあえず、続けて視聴していくことを決めた作品となった。
(2018年4月6日初投稿)

第3R「初めての大一番」レビュー
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第4R「特訓ですっ!」レビュー
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第5R「ライバルとのダービー」レビュー
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第6R「天高く、ウマ娘燃ゆる秋」レビュー
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第7R「約束」レビュー
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第8R「あなたの為に」レビュー
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第9R「スピカの夢」レビュー
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第10R「何度負けても」レビュー
放映日の5月27日は、競馬界最大の祭典であるダービーデー。
ここまで来ると、存分に楽しんできた春競馬もほぼ終わりという雰囲気が漂う。
前日の土曜日は予想で楽しみ、当日の日曜日の昼は馬券購入&観戦、夜になるとウマ娘が観られるということで、休日は完全に競馬づくしだった。
実際のダービーはワグネリアンが優勝。騎手の福永祐一は19回目の挑戦にしてダービー初勝利。私は人馬ともにずっと応援してきたので、とても感動的な日となった。

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第11R「おかえりなさい!」レビュー
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第12R「夢の舞台」レビュー
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EXTRA R「響け、ファンファーレ!」レビュー
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全体のレビュー
全話を通して、改めて思ったのがスタッフのこだわりが存分に感じられた作品だったということだ。ソシャゲにつなげるということもあり、デザインは緻密だし、細部までとても丁寧に作られていた。競馬についてはファン目線で見ても、生半可な知識で作っていないことは、すぐに分かる。それぞれのサラブレットについての生涯をしっかり理解した上でストーリーを組み立てた点は称賛したい。また、スペシャルウィークとサイレンススズカを主役にした判断も素晴らしかったし、何よりifの物語をサイレンススズカのファンに嬉しい展開にしてくれたのは、とても良かった。
これは私が物語にいつも望んでいることだが、やはり創作である以上、どこかに救いがあって欲しいと思っている。どのようなメッセージが込められているのだとしても、最後に絶望しか感じさせないような物語を私は観たくない。ハッピーエンドを望んでいるのではなく、ひと欠片でもいいから希望を感じさせて欲しい。そういう意味でもウマ娘は、とても良い作品だった。多くの人に幸せを感じさせたことは魅力のひとつだったと思う。
残念だったのは、後半になって作画が崩れてしまったことと、レースシーンに迫力がなくなってしまったことだ。レースシーンのピークは、スペシャルウィークとグラスワンダーが対決した宝塚記念だった。このレースシーンは素晴らしかったと思うし、結果は知っているのに観ていて興奮して、カッコ良いと思った。後半をそこまでやってくれていたら、良かったが、ウマ娘の数が多すぎるし、GⅠレースの勝負服のデザインまであるため、なかなか難しかったと思う。また、トレーナーの凄さが感じられなかったのも不満な部分だが、この作品がサラブレットに焦点を当てている以上、仕方のないことかもしれない。

実在の競争馬を女性化させたというとんでもない設定ながら、中身はとても真っ当に、そしてフィクションも含めた展開にしたことは見事だった。当時のことを思い出させてくれて、現実の過去の競馬とアニメの2つの世界を楽しむことができた作品だった。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 104
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アプリ販促アニメ…競馬ファン納得のストーリーと細かい設定が見事な作品

【1、2話見て】
これ、よくPAが受けたな…。PAでなければ断念したかもしれません。というか、ここからPA三期連続で制作するみたいだけど、クオリティは大丈夫か?

さて、さすがはPAとしか言いようがないくらいきれいで見やすい絵。競馬場や周りの景色も完璧といって良いほど。キャラもやっぱり「らしさ」がある可愛いデザインです。

肝心の中身ですが…笑って流し見が1番でしょうね。なんだよ、ウマ娘って、競馬場で徒競走って(笑) 勝ったらウィニングライブ? 「競女」以上にワケわからん。競馬好きにしか分からないネタがいっぱい。例えば主人公のスペの境遇とか(母馬は産まれてすぐに死んでしまったこととか)、テイオーがルドルフみたいになりたいとか、ゴールドシップが「G1勝つこと」だとか、ウォッカが「ダービー勝つこと」だとか、ススズが「夢を与えること」とか…。競馬知ってないと面白さ半減だと思います。いや~、準主役がススズっていうところが泣ける。このウマについては語り出したら止まらない。デビューの頃からどれだけ愛したことか…。というか、この先の展開がとても心配。だってね…、スペのすぐ下にしたのもまた泣ける。

まぁ…まぁなにより、自分にとってはオグリが何気に登場していたので許す。圧倒的なオグリ世代だしね、自分は。あの有馬をゴール板近くで見た生涯の思い出が自分にはあります。えぇ、あそこで見ていた17万人のうちの一人です。

あれ?いつのまにか競馬の話になってしまった…。競馬好きの親友と見たら一晩飲みっぱなしになりそうなアニメです。

【6話まで】
はい、前言撤回です。素晴らしいです。個人的には最早文句つけようがないデキです。PAの作り込みの良さも手伝っています。製作陣の中にディーゼルさんなみの取材力を持つ人がいると確信。

何が良いかって言うと、リアルタイムに見ていた競馬好きにはたまらない展開になっております。でも、たぶん競馬好きな人にしか通じないだろうな…。まぁ、その筋にしか通じないアニメって多いし、競馬通に通じるアニメってあまり無かったので、他のアニメとは違った感覚で見ております。

細かいところでよくもまぁその設定ぶちこんできたというところも多々あります。特にオグリ世代の自分には6話のネタバレレビューを読むネタにしてしまうなんて、嬉しいとしか言いようがない。
あと、ルドルフとテイオー、スペとマルゼンスキー、ゴルシとマックイーンの関係もニヤニヤもの。そりゃ惹かれて当然ね。まぁマックイーンとステゴの絡みあればもっと良かったんだけどねぇ…。

スペのダービーまでの流れを再現したうえで、ダービーではエルコンドルパサーとの幻で夢の対決までやってのけました。豊の棒読みはアニメに興味がない競馬ファンにもすでに浸透しております。

さて…スペについて語ると止まらないのですが、どうもっていくのでしょうね。(ここからは大いなるネタバレ)ネタバレレビューを読むこの世代はライバル関係がとても面白いのですよ。だからこそ、この世代のダービー馬であるスペを軸にしたのでしょうけど。でも、オグリの方が圧倒的に物語になるんだけどね…オグリ世代だと古くなるのかな…それも寂しい…。

で、ススズの話が来てしまいました…。6話の毎日王冠、これは競馬ファンには伝説のレースとして語り継がれているレースです。展開と結果はアニメの通りです。でもね、この流れで…この続きはとても嫌だ…フラグ立ちまくりだし、変えようがないんだろうな…。


【7話】サイレンススズカ
来てしまった…。本当に描くんだな、あれを…。それが視聴前の思い。そして、本当に描きました。ifがあるとはいえ(この回の天皇賞の出走馬なんて、まさにifそのもの)、主役の結果は忠実なだけに、避けないだろうと思っていました。
「サイレンススズカ」この名前を聞くたびに、あの時を思い出し、辛くなります。それくらい強烈な出来事でした。アニメに興味がない競馬好きの友人もあのシーンを見て涙したといってました。本当に良くできています。特に3コーナーから大欅を横切るシーンはススズファンにはトラウマ級のデキです。それでも命だけは救われた、これが最大級の「if」であり、ありがたかったです…。今後、このウマ娘、どう描くんでしょうね…。

(ここからは単なる思い出)
ネタバレレビューを読む

【11話】もしも…
そう、沈黙の日曜日から20年後、サイレンススズカは復活した。

この回はまさに「夢」の続きがあったならという、ススズファンの思いを乗せた話でした。もう後半は泣きっぱなし。レースの始まる前からレース終わってまでの流れは秀逸の一言です。コースに向かうシーン、観客の沸き方、レース、引き上げてくるところ、アナウンスから解説に至るまで、見事としか言いようがありませんでした。

トレーナーの気持ち、勝ってくれじゃないんだな、無事に走りきってくれと言うのは本音。怪我をしたスターホースが復活するというと、テイオーがあまりにも有名だけど、実際にレース始まるまでの大半のファンはそう思っていたはずです。競馬場に現れるだけで感動なのです。それで勝たれたら感動しかありません。この回はまさにそれを再現して見せた感じがしますし、「それがススズだったら」をファンに提示してくれたのではないかと思います。ほんと、スタッフには「ありがとう」と言いたい。

さて、モンジュー…じゃなかった、ブロワイエとのJC決戦。結果はたぶんというより、着順は若干変わっても間違いなくああなるでしょう。で、最終回はトレーナーの夢に向かうのだろうね。にしても、あのときに9番取り消しになって、番号がなかったところまで再現するとは、ほんと細かい。

【視聴を終えて】
1話目に受けた印象から酷評気味に始まったのですが、途中から全く違う評価になってしまいました。最後の最後まで楽しんでしまいました。
アプリ販促アニメですが、一向に始まる気配がありません(苦笑)。徒競走にライブという、そこらへんのアイドルパクリものかと思ったのですが、とんでもない。競馬ファンとしてはたまらないストーリーに、スポ根の王道のような展開、しかも、レースシーンやウマ娘たちの性格まで細かく描かれているのが本当に素晴らしい。宝塚でのスペのキョロキョロ、ススズの左回りグセを見たときは唸るしかなかったです。ビワハヤヒデの「だれが顔でかいって!」も笑うしかありませんでした。

また、ウマ娘たちの関係性がとても面白かったです。ゴルシとマックイーン、スペとマルゼンスキーはともに母父、つまりおじいちゃんと孫の関係です。全く違う描かれ方をしているのがなんとも言えません。テイオーとルドルフは親子、スペの同級生たちは実際の同じ年で走ったライバル、ウォッカとダスカも本当にライバルのような関係、ナリブーとヒシアマゾン、ビワハヤヒデのやり取り、平成三強とタマモクロス…挙げたらきりがないくらい楽しめました。

レースシーンの細かさは職人さんが作成した実際の実況を嵌め込んだ映像がYouTubeなどに流れているので興味のある方は眺めてほしいです。どれくらい細かく作っていたのかが分かります。

ただ、許可を得られずに断念せざるを得なかったウマも多数いたのは残念でした。特に社台、金子ウマが皆無なのは痛かったように思います。ディープ、オルフェの三冠馬とか、クロフネやブエナビなど、居てもおかしくない面子がいないのは大人の事情とはいえ、寂しい限りです。かといって、自分みたいにこのアニメを許容する競馬ファンばかりとはいかないのは事実で、実際に拒否する競馬ファンも多数存在します。同じファンといっても、求めているものは違うわけで、致し方ないのかなとは思います。この拒否するファンの多くは「なんで可愛い女の子にするんだ」とか、「競馬を愚弄している」とか、根っからの拒否が多いので、取り繕うこともできないのです…。 ファンファーレとかも本物が使えなかったことを考えると、JRAも積極的には関わることはなかったようですし。JRAはかつて、自ら萌えキャラとか作っているんですけどね…。

思うところは色々あれど、良いものを見せてもらった。これが率直な感想です。
PAの安定した作画(レースシーンでらしくない場面もあったけど)、中の人の安定間、王道の展開、キャラ設定、どれをとっても自分好みの作品でした。ギャンブルはダメという人にも安心して魅せることのできる「美少女スポーツ系アニメ」だと思います。気軽なものが見たいという人にお勧めします。   

投稿 : 2025/04/05
♥ : 55
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

競走馬×娘&アイドル的な超設定作品。

世界観:6
ストーリー:5
リアリティ:3
キャラクター:6
情感:6
合計:26

これは異世界から受け継いだ輝かしい名前と競走能力を持つ“ウマ娘”が遠い昔から人類と共存してきた世界の物語。
田舎から都会のトレセン学園に転校してきたウマ娘・スペシャルウィークは、チームメイトたちと切磋琢磨しながら「日本一のウマ娘」の称号をかけて<トゥインクル・シリーズ>での勝利をめざす!
(公式サイトより)

いまだラブライブも視聴しておらず、勝ったウマ娘が生ライブを行うといった設定に全く興味はなく、ガルパン(戦車×娘)のような何かのテーマを女の子ばかりでやるという戦略は面白くないし、ガルパンでも懲りたのですが、競馬を題材にしたアニメ(しかもP.A.WORKS)ということであれば、個人的に視聴は義務。

競馬というジャンルに詳しいアニメファンはどれくらいいるのでしょうか。おそらくは詳しくないレビュアーさんの方が多いと思いますので、私ができる範囲で解説してみたいと思います。

<3話まで>
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<4話>
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現実には色々と感動もある競馬の世界ですが、今のところは設定だけが突出したネタアニメっぽいです。スポ根物としてもどこまでのことができるのか未知数。一方、最強世代と言われたエルコンドルパサー、グラスワンダー、スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイローの世代に着目したのは良いと思います。引き続き注目。

評価が下降してもおそらく最後まで視聴します。義務なので(笑)

<5~6話>
ネタバレレビューを読む

<7~13話>
本作も後半を簡単に総括します。

ネタバレレビューを読む

競馬ファンとしては懐かしい馬やシーンを思い出すことができました。競馬ファンでない方にはどう映るのでしょうか。競馬はギャンブルだから、怖いからやらないという方もいると思いますが、レジャーやアミューズメントとしても大きく発展していますので、1度は東京競馬場に足を運んでみてはいかがでしょう。

(参考評価推移:3話3.2→5話3.4→6話3.5→7話3.6→11話3.5→13話3.3)
(2018.4~6)

投稿 : 2025/04/05
♥ : 29

58.3 2 トレーナーで北海道なアニメランキング2位
群青のファンファーレ(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (117)
307人が棚に入れました
競馬学校、騎手課程。入学倍率10~20倍、学科試験のみならず身体・運動機能検査など資質が問われる狭き門である。アイドルグループで人気を博した少年は、自分の心からの夢と初めて出会い――、島育ちの少年は馬とともに駆けることに憧れ――、英国出身の少年は親によって決定づけられた己の道に迷いながら、それでも自分の夢に向き合って――。これは、それぞれに騎手(ジョッキー)を夢見て競馬学校の門をくぐり、3年間を過ごす彼らの、その青春の軌跡の物語。


声優・キャラクター
有村優:矢野奨吾
風波駿:土屋神葉
天音・グレイス:花江夏樹
京力秋樹:糸川耀士郎
桜庭惣司朗:橘龍丸
霜月えり:水瀬いのり
宝生迅人:豊永利行
牧皐汰:小林千晃
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

シナリオはかなり残念

私は親戚が競馬関係者で幼い頃から競馬に触れてきたのでとても期待していた作品です。

【感想】
競馬関係のネタを色々やろうとしているのはいいけど、話がぶつ切りで時系列に並んだ短編集みたいになっているのが残念、競馬の小ネタ集ならいいけど、一本のストーリーとしてみるとかなり問題の多い作品
元芸能人ネタはリアリティがないだけでなく話の邪魔でいらない話だし合宿会もいらない、馬の動きはとても機械的で自然な生き物の動きじゃないし、レースシーンはおかしなことが多いし、シナリオはあり得ないことが多い、一番期待している競馬学校の訓練シーンや競馬の解説など座学のシーン、レースのシーンはカットされすぎ、芸能人のエピソードまるまるカットしてもっとこれらのシーン入れるべきでしょ
ただ、騎手が直面する問題は結構ちゃんとやっていて実際の騎手のインタビューで聴いたことがある話が多いし、馬のシビアな問題もちゃんと取り扱ってて良いと思ったところもあるし、競馬場や厩舎の雰囲気もちゃんと書けているので取材はちゃんとしているのがわかります、問題なのはシナリオとモーションそれからキャラ
主人公がなんでアイドルになったのか、なんで騎手になろうと思ったのか、その競馬愛が描かれてないからイマイチ共感できないのです

粗が多くて目立つけど、ちゃんと取材しているんだろうなーって思う描写も結構いっぱいあるんですよね、ここまでちゃんと取材したのなら細部までこだわって気を抜かずに描けばもっと評価されたでしょうに
例えば細かいですが10話でグレイスが父からの手紙読むときにちゃんと英語で読んで日本語字幕になっていましたが、こういう細かいところに気が回るならもっと大事な競馬関係の雑な描写に気づけると思うのですよね

競馬が好きだからこういう話に興味あるだけで、競馬好きでもなければ特に価値が見いだせないアニメでしょうね
競馬の専門用語がかなり多用されているのに一切の解説がないので、競馬に詳しくない人にはかなり不親切です
そして競馬好きが見ると色々あり得ないことが気になって酷評につながる・・・
本当にこのアニメ、中途半端にリアルにこだわって細部で気を抜くのが残念なのですよね、ファンタジーならファンタジーでいいけど中途半端なリアリティは良くない
そんなわけで誰がターゲットにしても問題のあるアニメのように思いますが、悪いところばっかりでもないので私はそれなりに楽しめています

以下、ほぼ粗探しになっていますが、感じたおかしなことを中心に書きます

【絶対ダメ】ネタバレレビューを読む

【競馬学校の入学試験について】 ネタバレレビューを読む

【レースシーンについて】 ネタバレレビューを読む

【変なこと】
※かなり細かいことを挙げてますので注意。
ネタバレレビューを読む

【シナリオ】 ネタバレレビューを読む

【キャラクター】 ネタバレレビューを読む

【声優】
アイドルグループの2人など酷い人もいましたね

【ネーミングについて小ネタ】
主人公の芸名「音無」はたぶん音無調教師からとってるんですかね?
有村は過去に有村架純さんがJRAのCM出てたからそのつながりかもしれないけど、それなら今の川栄さんになりそうな気もするので偶然かもしれません。
また、主人公の下の名前は優で、ライバルの名前は駿で、つなげて読むと優駿。意味は「特に優れた競走馬」ということで、日本ダービーの別名は「東京優駿」オークスの別名は「優駿牝馬」
競馬関係者にとって「優駿」って言葉は憧れなのです。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 23
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

水色のファンファーレ

オリジナルアニメ


競馬のコース(ターフ)をイメージさせるならタイトル“緑”にしていいところを“青”それも“群青”をもってくるあたり、濃ゆ~い未熟さを表現したかったのかもしれません。ちなみに私の感想は“水色”。
競馬学校で切磋琢磨するジョッキーの卵たち1クール全13話青春群像劇です。

おススメ度合いは低め。個人的にはけっこう好きなお話でした。
競馬学校の朝は早い。早朝の息遣いを画面から感じられます。お馬さんの走りをローアングルから捉えて疾走感も伝わってくる。予算は置いといて何を伝えたいかが垣間見える見た目。
そして次にジョッキーになるためのプロセスや大事なポイントのご説明。競馬学校なる題材を扱うにあたっての最低限のお作法は踏まえているのは好印象です。
最後に物語としても卵たちの諸般の事情のいくつかはシビアな内容を持ってきてます。例えば

 1.ネタバレレビューを読む
 2.ネタバレレビューを読む
 3.ネタバレレビューを読む

競馬に明るくないためどんだけリアリティあるかは知りませんが、我々が目にするであろう“レース”の前段階のけっして光だけではない陰の部分にも焦点を充てているのもあって、今後お馬さんや馬主に加え騎手にも視点を置けるかもしれない内容にはなってます。


転じてネガティブ要素。卵たちの諸事情いずれも本来なら納得感のある理由ではありますが、その根拠となる部分が脆弱なためキャラへの共感には至りにくい。こちらメインのネガポイント。
サブ的なネガポイントは複数ございます。代表的なのはオープニングかしら。吉本とK-POPの合体ユニットの楽曲そのものが濫造品チックなことはもとよりアイドルものと勘違いさせることに充分貢献してます。BL要素ゼロとは言わんけど不要なブーストかかってたのよね。


前半は主人公有村優(CV矢野奨吾)を軸に物語の芯を作って、中盤の実技編から競馬学校という本来の題材にさらに絞り、いろんなもの乗り越えて「さあ次なるステージへ」な最終回…とこれだけ見れば悪くないんだけどいろいろ足を引っ張る要素がありましたよって作品でした。



※ネタバレ所感

■卵たちの諸事情
こう見ると8人って多くね?というのはあります。1クールで全員拾う限界ってどれくらいなんですかね?よく見かける5人前後がちょうどよいのでしょうか。
さておき各々抱える事情もいろいろで不自然で突拍子なものはありませんでした。具体的には以下

【主要人物】属性と抱える事情
・有村優(CV矢野奨吾)ネタバレレビューを読む
・風波駿(CV土屋神葉)ネタバレレビューを読む
・天音グレイス(CV花江夏樹)ネタバレレビューを読む
・京力秋樹(CV糸川耀士郎)ネタバレレビューを読む
・宝生迅人(CV豊永利行)ネタバレレビューを読む
・桜庭惣司朗(CV橘龍丸)ネタバレレビューを読む
・牧皐汰(CV小林千晃)ネタバレレビューを読む
・霜月えり(CV水瀬いのり)ネタバレレビューを読む

物語上、優と駿は一軍枠。天音と迅人が次。秋樹・惣司朗・皐汰・えりが後塵でしょう。
主戦級はまあ目立つので置いとくとして、秋樹は優のアイドル前後の前部分に意味を持たせる役回りとして、惣司朗は環境/生い立ちに恵まれている者同士迅人の良き理解者として、皐汰は才能だったり環境だったりと持てる者と対極にある持たざる者の代表格として、えりは紅一点として、各々良きスパイスとして機能して欲しい制作陣の意図は感じられました。
これで主戦級のまばゆい光が担保された上で後方枠が輝く物語となると一気にエモくなるんですけどもちろんそこには至ってない。ただし素質はあったよ!ってところだと思います。


■メインのネガポイント
ジョッキーを目指す動機の希薄さ。ものすごく足を引っ張ったのはこれに尽きます。逆を言えばこれさえあれば化けたのに。

ネタバレレビューを読む


■サブ的なネガポイント
オープニングが合わないという点をあえて挙げました。エンディングも似たようなもんですが…
試しにオープニングアニメーションをご覧あれ。朝か夕方か薄光が差し込む厩舎や馬場のカットで流れる楽曲として打ち込み音が絶望的に合いません。ただしこれは私の感性のお話。一方で感性とは別にそこそこのアニメウォッチャーさんだとこう男性アイドル臭を前面に押し出されると「あー女子向きね」なバイアスがかかる傾向があると思ってます。
脱アイドルしてジョッキーを目指す主人公だし主要キャラ男だらけだし、受け取る程度に個人差はあるのは前提と前置きしつつ…過敏にBL反応せざるを得ない導火線みたいな楽曲だったと思ってます。

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※余談

■ドクター繋がり

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投稿 : 2025/04/05
♥ : 21
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

そんなに悪かったかな...?

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投稿 : 2025/04/05
♥ : 5
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