トリックでコメディなおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのトリックでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番のトリックでコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.3 1 トリックでコメディなアニメランキング1位
GREAT PRETENDER(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (363)
1508人が棚に入れました
自称"日本一の天才詐欺師“枝村真人。その日も相棒の工藤と2人で浅草観光に来ているフランス人に詐欺を仕掛けてひと儲け…のはずが、逆に騙され大金を奪われてしまう。その男はローラン・ティエリー、マフィアさえ手玉に取るコンフィデンスマンだったのだ。ローランが仕掛ける桁違いの<コン・ゲーム>に、枝村は巻き込まれていく…!!

声優・キャラクター
小林千晃、諏訪部順一、藤原夏海、園崎未恵
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大河はいずれ、すべての支流を飲み込み、いつまでも流れ続ける

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
世界中の悪党を騙して金を奪い取る国際詐欺集団(コンフィデンスマン)をメインに据えた作品。お洒落な雰囲気を合わせ、ルパン三世に近い作風でしょうか。「現代的、ギリでリアルなルパン」って感じ。

作画は結構好きです。総作監は、「鬼灯の冷徹」で総作監を務めた加藤寛崇さん。また、エヴァで有名な、貞本義行さんがキャラデザを担当。こういう、「いかにもアニメ」っていう作画も、良いですよね。

監督は鏑木ひろさん。「君に届け」「鬼灯の冷徹」等で知られますが、本作と一番近く、同じくアニオリ作品の「91Days」の監督であり、こういう作品を作る力は証明されています。というか、本作はこれまで培ってきた「恋愛の描写」「ギャグ」「ミステリー的手法」が全て活かされた、集大成的な作品になっています。次回作も期待ですね。

シリーズ構成は「相棒」「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」など、ドラマ脚本で知られる古沢良太さん。アニメでは初脚本らしいですが、しっかりしていましたね。

こうしてみると、他の畑や過去のレジェンド、信頼のおける相棒などを集めた、正に「チーム」って感じで、本作の詐欺集団のような、戦力と魅力と個性があるメンバーを揃えたって感じですね。

とりあえず、多くの人に薦められる良作であることは間違いないです。クオリティは高い。23話と少し長いですが、4つのパートに分かれるオムニバス形式のため、5話くらいずつまとめて観ていくのも良いのではないでしょうか。

レビューでは、本作の構成面について、思うところを書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作をざっくり評すると、「全体としては素晴らしく、部分としては荒さが目立つ」作品でしょうか。大きな物語(大河・ドラマ)として見るか、1つ1つの川の美しさ(支流・ミステリー)を重視するかで、評価は分かれそうです。

個人的には、ケース1とケース4は面白かったけど、ケース2とケース3がイマイチだったなという印象。特にケース1はドキドキ感とワクワク感、一本取られた爽快さみたいなのがあって、久々に☆5(名作)の気配を感じていた。

ところが、ケース2とケース3で雲行きが怪しくなる。

それぞれ、アビーとシンシアの背景を描き、作品に厚さと深みを与えている点では評価できるものの、ややシリアス、人間ドラマに片寄り、ケース1にあった高いエンタメ性が薄れた印象(流石に各ケースの最終話はキチッと納めたが、そこにいたるまでがやや冗長)。

また、ローランが無双過ぎて、お釈迦様の掌ならぬ、ローランの思惑の中で踊っているに過ぎないという脱力感を与えてしまったのがかなりマズイ。

本作の作風的に、登場人物同様、視聴者も「うわっ、騙された!」となるスリリングな展開が大事であるが、どんな事件があろうと、「ハイハイ、どうせローランの計画の内でしょ」という、それこそ枝豆が感じていたような無力感を感じたのは致命傷だと思う。

つまりはまあ、飽きたんですよ、展開に。

私は基本的に2クール推奨派、アニメはじっくり長くやろうよと思っているんだけど、本作に関しては1クールで一気にまとめても良かったかもしれない。ぶっちゃけ、ケース2とケース3は無くても話が成立する。

例えば、ケース1の勢いを保ったまま、一気にケース4につないで、「枝豆とローランの物語」として完結させるというのは、どうだろう?

最終話で謎の「被害者の会」が出来ていたが、あの中で必須なのはエディ・カッサーノだけなんだよね、奇しくも。サムとコールマンを出すから、取って付けた感が出た。「全部繋がってるんだよ」という演出なんだろうけど、特にコールマンは繋がっていない(単体で観たときのドラマ性は高く、むしろケース2よりは好きだったけど、シンシアはアビーのように枝豆に影響を与えはしないので、居なくても成立するため)。

物語の厚みこそなくなるが、作風としては1クールの方が合っていたと思う(それこそ、ケース2とケース3は外伝扱いでもよい)。

実際に、怒涛の伏線回収となるケース4が本作のメインであり、確実にクオリティは高かったものの、自分の評価を見ると☆3が目立つ。私は、単話の評価はその話を観たときの気分・熱中度でつけているので、「クオリティの高さは感じつつも、心ではそこまでのめり込めなかった」という感じた。やはり、やや展開に飽きていたのだと思う。

あと1つは、「やっぱり枝豆と枝豆母が可哀想」「仲間(ドロシー)の敵討ちはいいが、(ローランなら分かるけど)オズは、自らの家庭を崩壊させ、枝豆の人生を歪めてまでやることだったのか?」という疑問がつきまとった。

旧メンバーから新メンバーへの移行と、朱雀連合会への復讐劇に長い時間的経過を入れたことで、確かにドラマとしては深まったが、反面、哀しみが勝る演出になってしまった。

私はハッピーエンドが好きなので、ラストにドロシー生きてましたエンド自体は好きなんだけど、だったら、本作を「ドロシーの死とオズの失脚」から2年後、母親の死から半年後くらいの設定にして、「実は母親も元々コンフィデンスマン、この半年、南の島で楽しく暮らしてました、てか、枝豆の詐欺に実はちょいちょい荷担していました」くらい、エンタメ、ハッピーエンドに振り切ってしまった方が良かったような気がする。

まあこの辺、好みの問題だが、自分にとって、「母親の死」というのは重みがあって、なかなかそれを見せられて楽しくアニメは観られんのですよ(いや、ウチの母親元気だけど、だんだんいい年になってきたから、そんなのも考えるよねという意味で)。

なんだか酷評っぽくなったけど、ちゃんと面白かったんですよ。ケース1を観たとき、「最近は1年に1作程度しか出ない☆5が、ついに出るか!?」と期待しただけに、大きすぎた期待に、ちょっと届かなかったというだけで。

もし、2期きたら観たいけど、蛇足になりそう。OVAや劇場版くらいがちょうど良いですね。その時は、「ローラン&オズ&キム・シウォン」チームと「枝豆、アビー、シンシア」チームの対決で。その場合、蝙蝠的な役割を果たす工藤がどちらにつくかで、勝敗が分かれそうですね(笑)

と、これで、書きたいことは書いたので、後は雑感を。

・オサレOP好きだったけど、流石に途中でもっと変えても良かったのでは? EDも。

・ケース2の落とし処は良かった。誰も極端に不幸になりすぎず(クラーク含め)、考えられるオチとしては、最高だったと思う。

・ケース3は上質のドラマだけど、トーマスのことを考えて、枝豆が贋作を売るわけないと思っていたので、オチはイマイチだった。昔のシンシア可愛い。よりを戻せば良いのに。

・総集編に1話まるごと費やさないのは好印象だけど、「なんだ総集編か」と途中で切った人(リアタイ組の視聴止め、録画組の消去)がいないかと、心配になった。

・アビーが朱雀会長の前で裸になった時、「絶対に後で枝豆がアビーにシメラレル(笑)」って思ったのに、そういう楽しい描写がなくて残念だった。

・ローランとドロシーの話、途中からずっと頭の中で、「DISH//」の「猫(作詞作曲あいみょん)」が流れてたんだけど(笑)

・ローランの目的が、「慈善活動」とかじゃなく、「復讐」「過去の清算」というごく個人的なものというのは好印象。義盗であれ、詐欺はあくまで犯罪。それを、あんまりに善人善人されると、興醒めする。むしろ、ローランが劉を殺したとしても、個人的には納得する。オチ的にしょうがないが、ちょっと優し過ぎたかな。

・ラストのビルのやつ、「そんな大がかりにやる必要あるか?」。多分、脚本家が「どうせアニメやるんだったら、普段、ドラマや映画で(予算かかり過ぎて)出来ない大掛かりな仕掛けをやりたい」って思ったんだろうな。作画含め、「アニメならではの表現」を追求する姿勢は好きだけど、「ギリリアル路線」の本作の中では、ちょっと浮いていた。いや、流石に車で寝ていて、気づいたらヘリの中って、それはバレる(雑)だろ(汗)

・最後の大統領、「お! これはトランプさんを騙すのか? リアルと連動で面白い!」と思って、顔映ったら「誰だよ!?」ってツッコミ入れたくなった。あれ、エディ・カッサーノの作った映画の俳優みたいだが、「普通は気付かんがな(苦笑)」。

・私はレビュータイトルに、「ネタバレ」を含むものは極力入れないようにして、「作風」を表したいと思っているのですが、今回はギリギリでネタバレになるんじゃないかと不安。つまり、「最初のストーリーから全てが伏線で、最後に回収され、物語は前向きに進んでいくよ」という暗示。まあ、これが本作最大の良さだし、「レビュータイトルも、アニメ観た人には伝わり、観てない人には何のこっちゃ?」という、この作品っぼさを出したかったので攻めてみました(個人的に)。ネタバレに感じた人いたらご免なさい(私は、「最後にあなたは感動の涙を流す!」的な宣伝文句も、「ネタバレじゃね?」と思ってしまうので)。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
サギ師が主人公? あの女の子もグルか。エンタメ作品として、なかなか面白い。

2話目 ☆4
テンポが良いね。エンタメとして上質。

3話目 ☆4
緊迫感もあるし、一本とられた感もあるな。きちんと手回し。結構、1つのヤマを丁寧に扱うんだな。

4話目 ☆4
親子の物語。FBIもグルだろうな。

5話目 ☆4
まあ、こんなところか。ここまで、「全部グルでしたオチ」しかやってないから、このままだとマンネリ化するな。最後の自首は、予想外で良かった。

6話目 ☆3
あと2ヤマくらいか。尺的に。小銭を握らせて、大金を騙しとる。常套手段。あのじいさんも、どうせグル。枝豆、2ヶ月で染まってる(笑) 枝豆を取り込むための投資に、小型飛行機1機。

7話目 ☆3
なんか、詐欺師というより、人間ドラマになってきたな。ゲリラ兵。

8話目 ☆3
売り込まない売り込み。

9話目 ☆3
ちょいと人間ドラマが長い。

10話目 ☆5
おとしどころとしては、満点ではないだろうか。後味が良い。

11話目 ☆3
フランス編。母国に帰ってきたな。アビー、可愛くなった。のだめでも、栗を買って食ってたな。

12話目 ☆4
シンシアの若いとき、キャラデザを大きく変えたわけじゃないのに、仕草や表情でちゃんと若く可愛く見えるのが素晴らしい。

13話目☆3
ずいぶんと、しんみりストーリーを進めていくな。さて、茶化す方に落とすか、ハッピーに落とすか。

14話目☆3
これまでの流れ的に、本物を売るのは分かってた。贋作を売り物にはしたくなかったんだね。これは、1本とられなかったな。いい話ではあったけど。

15話目☆3
総集編をアッサリやるのは良いね。就職、絶対にカタギじゃない。人身売買。

16話目☆4
結構、ドキドキ感あったな。えだまめ、後でアビゲイルに怒られると思ったのに(笑)

17話目☆3
難しいよな、良い人が良い人とは限らない。ここで、親父と再会か。さて、どうなる?

18話目☆3
当然、生きてるよな。親父もローランのグルか。ローランの過去。

19話目☆3
なるほど、コンフィデンスマン仲間だったか。

20話目☆3
ドロシーの死。ローランにとってもリベンジマッチ。お前の家族は俺の家族。家族になるはずだったドロシー。なんかもう、「猫」だな、DISH//の。う~ん、良い話っぽいけど、枝豆母と枝豆の人生を巻き込んでるしな~。難しいところだ。

21話目☆4
枝豆VSローランってとこかな。ローランの目的が、ごく個人的なのは良い。これで義盗とか、萎えるし。

22話目☆3
う~ん、途中の枝豆ぶちギレは良かったけど、最後のオチはどうなんだろう?

23話目☆4
車で寝てて、ヘリに乗ってたら、不審に思わないか、いくらなんでも。逆も然り。飛行機で寝て、車に乗ってたら。しかも、マフィアのボスなのに。母親には言ってたオチか。色々、綺麗にまとめるのも悪くはないけどね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

映画好きに与ふる書

+ultra Netflixオリジナルアニメ

クライムエンタテイメントだそうです。コンフィデンスマン(信用詐欺師)の話。悪いやつらしか騙さんよってやつです。石川五右衛門みたいな義賊を想像すればよろし。違うか…
コンフィデンスマンと聞くと、杏ちゃんに三下り半を突きつけられた某氏を真っ先に思い浮かぶ私です。どうやら脚本同じ人みたいですね。そんなにTVを観ない私でも本作の脚本・古沢良太氏の手掛けた作品『コンフィデンスマンJP』『リーガル・ハイ』は知ってます。

全23話。Netflixで先行公開し地上波で後追う最近増えてきたかたちですね。チームで悪党を騙していく方式で4部仕立て。各々ターゲットが変わります。

【構成】
{netabare}#1~#5
 CASE1:Los Angeles Conection
#6~#10
 CASE2:Singapore Sky
#11~#14
 CASE3:Snow of London
#15~#23
 CASE4:Wizard of Far East{/netabare}

配分もほぼ等分にした3エピソードが1クール強使った前半。残り1クール弱の後半で集大成的なものをぶち込む構成の2クールとなります。受け取る感覚としてはオムニバスに近い。
1話完結では薄味になる。クールで一まとめすると間延びする。1エピソードで数話使ってたボリューム感はちょうど良いと思いました。

詐欺師を自認しながらどこか詰めの甘い枝村真人(CV小林千晃)が主役。通称エダマメ。そんな彼とローラン・ティエリー(CV諏訪部順一)が出会うところからスタート。
あとはもうそつない作り。クライムエンタメの王道「え!?あんたも仲間だったの?」方式で仲間たち{netabare}、アビゲイル・ジョーンズ / アビー(CV藤原夏海)、シンシア・ムーア(CV園崎未恵){/netabare}が集結していき、ターゲットとの化かし合いを繰り広げることになります。

そつな過ぎて物足りなさを感じるかもしれません。
詐欺師の話です。このテの作品に期待する「え!?まじすか?」感…これが圧倒的に不足してます。
{netabare}いわゆる“全てはローランの手の中で踊ってました”的結末。{/netabare}ジャンルのせいにしますが、どんでん返しの有無が作品評価に直結するこの世界において低評価が多数舞いそうな予感がします。{netabare}スリル演出なら生命の危険を感じたCASE1はまだしもそれ以降CASE2とCASE3は抑えめ。若干の物足りなさを感じる要因になってました。{/netabare}この感覚ってアニメに限らず映画・ドラマその他映像作品に多数触れてる方ほどその思いを強くするかもしれません。『スティング(1973)』の約50年遡ってコンゲーム系の傑作なんてわんさかあるわけです。

一方で、いろんなもの視聴してきて良かったなぁ~、と相反する仕掛けも散りばめられてます。
作品タイトルとEDタイトルの一致なんかもそう。元ネタはプラターズらしいですね。世界で一番有名な「オンリーユー」唄ってる人達。

{netabare}・OPなんてディカプリオの映画タイトルバックぽいし
・マフィア絡みだしCASE1タイトルは『フレンチコネクション』を意識
・タマナシの『アンタッチャブル』デニーロ(アル・カポネ)ネタとか
・FBIに「内通者になれ」って言われるの『スティング』にあったな
・「一本の刀じゃ…」と坊主のセリフ。これ『七人の侍』三船敏郎のセリフでもある

…映画の小ネタがあんなところやこんなところに。{/netabare}


知ってるからこそ物足りなく、知ってるからこそクスッと笑える。この矛盾がおもしろい。
…なんか上からですみません。
素直に鑑賞すればすんなり楽しめると思いますよ。しつこいようですが“そつない”のです。


古沢氏はアニメ初脚本とのことです。“初”なんです。
表現する媒体が違えば慣れたフィールドとの違いに戸惑うことはあるでしょうけど、一流どころになるとその違いが楽しくなってくるのではないでしょうか。本作でも背景画なんてやや青味少なめのわたせせいぞう風なファンタジックなデザイン。実写畑からやってきたら新鮮でしょうね。もちろん演出にどこまで首突っ込んでるかは不明ですがこれ本人悪ノリしてるだろうなというのが一つあることに気づきました。それは

{netabare}これ実写でやったらどんだけ予算いるのさ(笑){/netabare}

セットが大掛かりです。VFX使うにもけっこう値が張りそうなところ。プロデューサーがほうぼうで頭下げて金策に走らんでも実現できちゃうところがアニメのいいところなんだろうなぁと思える内容でしたね。いい意味で「遊んでるなぁ」がわかります。
いったん今回脚本は無難に済ませたけど次は冒険するよ、というような発展的展開を期待したいですね。それこそ『PSYCHO-PASS サイコパス』でみせた本広克行氏のパフォーマンスのように、実写で実績があるクリエイターの活躍を見てみたいです。新しいもん見れそうじゃないですか?

…とここまで書いて、ながらで点けてるTVから「残酷な天使のテーゼ」が流れてきました。『エヴァンゲリヲン』再放送の時間です。触れるの忘れておりました。キャラクターデザインは貞本義行です。

物足りないとエラそうに言いながら並の凡作よりは脚本めっちゃしっかりしてますからね。ここは明言しときます。前段の期待は本作でもきちっと仕事しているのが見えるから言えることなのです。後々に「あーこの頃から(名作メイカーの)片鱗はあるよね」となるかどうか、そうなってほしいなと期待を込めたい佳作です。



■一口で総評

{netabare}嫌悪の湧かないご都合展開。カッコよさやクールさを全面に出したクライムサスペンスならたぶんNGだったでしょう。コミカルが主成分だったからこそ救われた。
CASE2&3の緊張感の無さがイマイチだったがそれを打ち消すCASE4だったと思う。言い方変えれば中盤が面白かったらもっと…ってことです。{/netabare}


※余談

■中之島重工製作所

これも小ネタの範疇かもしれません。

{netabare}エダマメが飛行機エンジニアの修業をした場所です。名前負けしてそうな町工場。
カタギに戻ろうと日本でお勤め(服役)した後に斡旋された工場で修業。新しい人生を踏み出したと思いきやそれすらローランのシナリオでした…っと。

工場のおやっさんとの会話でぴーんっとくるもんありません?

「飛行機もやるんですか?」
「まあな。戦争からうちはプロペラひと筋だ。車は食うためにしかたなくよ」

{netabare}中島飛行機…と言いたいのですね。わかります(笑){/netabare}{/netabare}

{netabare}スバル(富士重工業)の前身となる戦中の企業っすね。たしか研究所の跡地は大学になってたような…{/netabare}

あーなるほどそういうことか。

{netabare}跡地に建った大学とは…国際基督教大学。略称はICU。

{netabare}I see you . (オラ、お前見てっぞ)

全てお見通しってことでした。おあとがよろしいようでm(__)m{/netabare}{/netabare}



視聴時期:2020年7月~12月 リアタイ   

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2020.12.05 初稿
2021.10.01 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 42
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

4話までの感想{netabare}
まだ4話だし感想というよりは願望になるのだけど…。
4話までの段階では「そんなの予想済みで前もって仕込んでおいたのさ」ばっかりで、う~ん…。
これからそうはならない展開…えっとそうだなぁ、3話で例えると、エダマメの経歴を確認するためにマフィアが製薬会社へ調査を寄越した→そんなの予想済みで前もって仕込んでおいたのさ、ってあるじゃん?
そこでマフィアの調査員は製薬会社に行かずに学生時代の友人に聞き込みにに向かって、諏訪部が「やべ、そっちは予想してなかった」みたいになる展開がやっぱり欲しい。
当初の予定、プランAでいいか、プランAは組んでたけどプランBは存在しない、もしくはプランB、C、D…めっちゃあらゆる可能性を想定して手回ししてたけど騙す相手が想定してない行動を取って、そこからどうやって想定内に引き戻すかが見たい。

まさかこれって諏訪部がまるで未来予知能力者か2周目プレイヤーのようだーって話…じゃないよね?多分。
できれば主人公が諏訪部を出し抜くオチ、諏訪部が顔面蒼白になるオチに期待したいが、そうだったとしてもまだまだずっと先か…途中で脱落しそう。
エダマメと諏訪部がガッツリ腕組んで笑顔で終わるエンドだけは止めて欲しい。
いやだってさぁ、悪人しか騙さないと言ってるけど、悪人が悪人じゃないじゃん?
セガールの映画が好きとか、むしろイイ奴じゃん?
って冗談は置いといて、悪人によって困ってる・虐げられてる市民が描かれないと、騙しを成功させてもしてやったぜって感情にならない。
ドラッグによって人生狂わされた連中が描かれてないのでピンと来ないというか…そりゃ知識として知ってはいるけど、日本人としてはどうにも実感が無いというか。
まぁアメリカだったらこの程度で充分な説得力を得られるんだろうけど…そういう視点で見ないとアカンのかな?{/netabare}

5話感想{netabare}
賄賂受け取ってたとはいえ、現職のロス市警の人間がニセFBIにコロっと騙されたのがよく分からない。
遠回しに賄賂のことをつつかれてたが、そういう態度は「コイツFBIじゃなかったらいいのになぁ」って思いを強めてむしろ逆効果じゃない?
そして最後、エダマメが現ナマ持って出頭って、その金の出所は追及されるんじゃない?すぐに被害者に返還されることはないだろう。

これが1話完結モノだったら気にしないと思うんだ、“名探偵コナン”で殺人事件の加害者・被害者が街の人口超えるんじゃないか?とか気にしない様に。
けどこれは続きモノで…って、続きモノじゃない?
この問題に関してはちょっと長くなったので「CASE1感想」に分けて書いときます。{/netabare}

CASE1感想{netabare}
危惧してた通りの展開、CASE1最終話は「諏訪部は全てをお見通しで何でもかんでも先回りして手配してました」ってオチ…お、おう。
いや分かるんだけどさ。
洋ドラなら1シーズン全12話の内の1話分の内容なのは作ってる側も自覚してて、だからこそサブタイに「CASE1」とまで付けたんだろう。
そしてこれ、ネトフリ先行配信作品なので…確かネトフリって配信スタートとなったら1話から最終話まで一度に公開するスタイルなんだよね?
少なくともネトフリで見る分には5話まで(もしくは最終回まで)一気に見るのが当たり前で、それが前提の作り…なんだろう、好意的に捉えて。
なのだけど、それを小分けにして何週間にも渡って放送するとなると…ちょっと違うんじゃないかな?

要は「1話完結モノ」と「数週間を跨いだ続きモノ」の、どっち付かずな作り。

1話完結モノってのは、良い悪いは別として現象としては「前の回までの内容を覚えてなくても問題ない」。
その日見た内容をその日の内に忘れても問題ない、もっと言えば途中の数話見逃しても問題ないし、復帰も余裕。
よく言えばお気軽に見れるタイプ。
一方の続きモノは最新話を見る際「前回までの内容を覚えてないといけない」。
前回から続いてるのだからそりゃ当然そうですわな。
単発の2時間ドラマで30分前の内容を覚えてるor思い出すのと、30分枠毎週放送で1週間前の内容を覚えてるor思い出すのとでは「重たさ」が違う。

そして起きる問題、この作品は一週間以上覚えておかなきゃならない内容か?一週間以上覚えておくに見合ったオチか?
厳密には5話見るときに4話までの内容を覚えてないといけないので4週間だ。
個人的には諏訪部が未来予知能力者(もうそう断言する)ってオチは…何週間も引っ張るネタとしてはお粗末。
毎週毎週エピソード(CASE)を最初から最後まで流すのであれば、毎回オチが「諏訪部は未来予知能力者だったのサ」でその作品の定番・王道パターンとして成立もしただろうけど、5週間も引っ張ってコレとうのはちょっと…。
水戸黄門が印籠見せて事件解決するまで5週間かかるって言えば分かるかな?
一話に収めろ、その日のうちに解決までやれ、と。
ネトフリで一気見するなら良くても、TVで5週間にも渡って続けるほどの内容じゃない。

というかですね、我慢できずにネタバレ見ちゃいました、あにこれじゃない所で最終話までの感想書いてあるところで。
1話完結とは書いたけど前後編の2週で1話タイプだったらギリギリ許せるかな?と思ってその確認で…で見てみたら、CASE2は6話から10話までで5週かけるみたい。
オチも、5週もかけといて相変わらず諏訪部が未来予知能力者ってことみたい。
うわぁ…。

但し、繰り返しになるけど本来はネトフリで一気に見る前提の作りだったんだろう、小分けにして放送することの方がイレギュラーだったりして?(コロナで落ちた作品の穴埋めとか)
どうしても放送したいなら2時間枠を用意して月イチで流すのベストだったんじゃないかな。
録画溜めて一気に見れば未来予知含めこんな不快感は感じなかった…と思う。
それとネトフリの方でも現在14話までで実質的には3話分(CASE3)しか無く、諏訪部は相変わらずニヤけ面のまんまらしい。
まぁ実質3話じゃ諏訪部が吠え面かく展開はまだ早いわなぁ。
二期あるそうなのでそこまで公開されて、諏訪部がエダマネにコテンパにされる展開があるのなら見るってのが一番良さそう、無ければ見なくていいや。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

67.6 2 トリックでコメディなアニメランキング2位
ハルチカ ~ハルタとチカは青春する~(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (710)
3238人が棚に入れました
青春にはいつも、解き明かせないたくさんの謎が溢れてる!

「原作シリーズ累計55万部突破」初野晴の大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ、待望のTVアニメ化!
原作はシリーズ累計55万部を突破した大人気・吹奏楽青春ミステリ<ハルチカ>シリーズ。廃部寸前の弱小吹奏楽部で、吹奏楽の甲子園と呼ばれる"普門館"を目指す、幼なじみ同士のチカとハルタ。
部員集めに翻弄する日々と、仲間たちと交わす友情、そして次々に現れる謎(ミステリ)。チカとハルタの奏でる音楽がいま、遠く高らかに鳴り響く!

声優・キャラクター
ブリドカットセーラ恵美、斉藤壮馬、花江夏樹、山下誠一郎、千菅春香、島﨑信長、瀬戸麻沙美、岡本信彦、山田悠希
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ユーフォ以下の吹奏楽部を舞台に氷菓以下の謎解きをする。しかし、だからといって、つまらないアニメではないと思ふ。(レビュー最後に算数アリw)

【櫻子さんの足元には死体が埋まっている】【GOSICK】などが好きな方は合うかもしれません♪

どんなアニメかと問われれば、レビュータイトル通りです(笑)

《以下ネタバレ》
{netabare}
第1話
「響けユーフォニアム」系かと思ったら、「氷菓」系? てか、黒板の音符、「さよならドビュッシー(中山七里さんのミステリー小説)」まんまやん^_^; いきなり、普門館を目指す、って言っても、吹奏楽の知識が0の方にも通じるのかな? 個人的には、小見川さんの出る作品にほとんど外れなしなので、楽しみです♪

全話、視聴終了。

個人的に、P.A.WORKSさんは、京アニさんと双璧を成す、否、むしろ一番好きな制作会社さんですが、これは京アニさんに軍配ですね。(無彩限と比べると、辛勝かもw)

まず最初に思ったのは、「これ、吹奏楽部でやる必要あるか?」です。まあ、終盤に思い出したように吹奏楽をやってましたが(でも、県大会の描写くらい欲しかった)。

私の母校は吹部が強く(全国レベルで)、その吹部の友達から聞いた話ですが、

吹部あるある~♪
{netabare}
・練習の半分は(言い過ぎだけど)ミーティング(笑)
・楽器に名前をつける人がいる(主に外人名)。
・下手な運動部よりも体育会系な挨拶、礼儀。
・午前午後ぶっとうされる練習。
・編成によっては、希望しない楽器をやらなくてはいけない、葛藤。そしてそれを「違う楽器をやることで幅が広がる」と諭されること。
・オーディションのガチ感と、その後の人間関係の難しさ。
・はたから見るとユリすら感じる、同パートの先輩への敬愛(か、憎悪か恐怖)。
・顧問の影響力が異常にでかい。
・男子に発言権がない(カッコいい男子はすくないし、居たら居たで抜けがけできない)。
・楽器運搬がきつく、意外に腕力がある(この時だけ、男子がチヤホヤされる)。
{/netabare}
などです。「響けユーフォ」では、この辺を結構うまく押さえてた印象ですが、「ハルチカ」では、ほとんどなかったですね。

ミステリーと割りきっても、吹奏楽である必要はほぼなかったし。どうせなら(パクりですが)第1話の音符みたいに、音楽関連のミステリーが観たかったです。それに、謎解きも、あまりにもヒントが少なく、視聴者が考える間もなくハルタが謎をバンバン解いていくので、ミステリーの醍醐味である「謎解き→答え合わせの快感(や、一本とられた感)」がなかったです。草壁先生の謎解きスキルにいたっては、もう教師なんか辞めてFBIにでも就職したら? と思いました(笑)

んじゃ、キャラや、ラブコメか? と思っても、(悪くはないけど)秀でたものはなし。唯一、チカはウザイイ味w出してましたけど。もちろん、背景や楽器など、絵はきれいですね。
{/netabare}
さて、なんだかんだ酷評してますが、これはあくまで、「響けユーフォニアム」「氷菓」という名作が頭にあるから、ですかね。もし、上記の2作品を視聴していなかったとしたら……普通に、平均以上に楽しめる作品だと思うんです。私自身、少なくとも途中で切ろうとは思いませんでした。

あにこれでレビューを書く方は、かなりアニメ観てる方が多いから、(自分を含め)どうしても他作品と比べ、相対的に評価を下げるのはしょうがないけどね(^.^)

と、いうことで、作品単体としては、普通にそこそこ楽しいアニメですから、時間があるなら視聴をオススメしますよ♪

一番の好評価としては、OPが、大好きな「河合荘」を思わせる素敵なものだったことかな! {netabare}あと、花巻に来てくれたことかな、駅前だけだけど(笑){/netabare}

【蛇足】
第4話の500円玉の金額が気になったので、計算してみよう! 少なく見積もっての、概算だか。(私は文学部だったので、計算ミスがあったら指摘してほしい♪)
{netabare}
草壁先生の身長を180㎝とすると、画面上、縦に約4人分(720㎝)、横に約6人分(1080㎝)入るから、500円玉の全体の面積は777,600平方㎝。500円玉の面積は、5.5平方㎝(wiki調べ)。単純に割ると(円と四角形だから単純に割れないけど)、141,382枚の500円玉があることになるから、一面当たりの金額は70,691,000円。それが、登場人物(靴あり)の足首以上まで積まれている描写があるので、地上からの高さを10㎝とすると、500円玉の高さが1.8㎜(0.18㎝)だから、55枚重なっていることになる。ただ、隙間もあるだろうから、50枚にしよう。

結果、3,534,550,000円(約35億3455万円)。になりました。

計算、合ってるかな?(小学生レベルの公式しか使っていないから、馬鹿がバレたw)

ぱっと見、数億円かな? と思ったけど、意外と多かった(笑) ただまあ、完全に(相続税の)脱税ですから、税務署に追徴課税とられた後、(遺言に500円玉の表記がないので)親族で新たに取り分を決めるのかな? すると、甥っ子はさほど貰えないんじゃ? それとも、「家の一部」という解釈になるのかな? わかんないや。

誰か、法律か骨肉の争いに詳しい方、計算してみて下さい(笑){/netabare}

ちょっと、「空想科学読本」感を出してみました(笑)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 38
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

こんな三角関係絶対に認めな~い!!!!

☆原作未読☆

清楚で乙女なキュートガールの穂村チカ…
いえ、元気で運動神経抜群な天然な穂村千夏(チカ)と
天才と呼べるほど頭の回転がいい上条春太(ハルタ)の

吹奏楽×青春×ミステリーです

舞台は静岡県清水市、吹奏楽が背景となっていて
吹奏楽に関する謎や事件ををハルタ(と チカ)が解いていく…そういう物語です
なので、吹奏楽はメインではなく、オマケ?というような感じでしょうか?響け!ユーフォニアムとはまた違う感じになっています☆

絵がとってもキレイで目が特に
こってるなと思いました☆

{netabare}
チカwwww始めの登場、思わず笑ってしまいました(*´∀`)
{netabare}結局最後までキュートガールになれませんでしたねwwww {/netabare}

ってかネコ飼ってるのに好かれてないんですねw
千夏ちゃん可哀想w  
{netabare} 結局最後まで好かれなかったんですよねw  {/netabare}

…というか、なんですかあれ!
第1話の最後、ビックリでした!!!
{netabare}
チカが草壁先生のこと好きならまだ分かりますが
ハルタまで好きとか…
「男だからって手加減しないよ?」
って…え…
しかもなんかほんとに草壁先生のこと好きなんですね…(´д`|||)
こんな三角関係絶対に認めな~~い!
そりゃあそうだと思います…チカ…お気の毒に…(´;ω;`)

でも…ハルタとチカ、なかなかお似合いですよね♪
まあ草壁先生が好きということで最後まで二人がくっつくということはありませんでしたが…(´・ω・`)
ナイスコンビだなと思いますww
2人がくっつけばいいのにな~とも思います☆
まあその可能性は無さそうですが…(´・ω・`)
{/netabare}

第1話の1番始めの場面、いかにもミステリーですねw
本当に始めだけでしたがww
第1話はアニメオリジナルみたいですね☆
とってもよかったです♪

その他のミステリーも、とっても面白くて
あ~なるほど!と思えたところが多かったです
{netabare}特に、第5話の エレファンツ・ブレス
のミステリーがお気に入りです☆
{/netabare}
ってか、ハルタ頭良すぎじゃないですか?w
普通はあんな考え思い付かないと思いますw
{netabare}それに第2話のルービックキューブも一瞬で完成させちゃうし…w {/netabare}
ハルタすごいw

チカも鈍そうですがハルタにヒントを与えていてすごいなと思いました♪

{netabare}
第5話のお金、あれすごいですね!
大金ですね!物語ならではですごいなと思いました☆
一体いくらあるんでしょう…
{/netabare}
後、第9話の他校にお邪魔?する場面…
{netabare}あの制服かわいいですね♪
特にチカかわい~♡
レアですね♪
{/netabare}

そして次期部長… {netabare}チカになる!?と思ったらマレンでしたね☆
けっこう意外でした…
私はてっきりハルタかと思いました☆ {/netabare}
それで終わりって……
な~んか物足りない感じがしました(>_<)
最終回以外はすごくよかったんですが……なんか残念です(>_<)無理矢理終わらせた感がありました
でも、他の話を見直すとやっぱり面白くて何度も見たくなります!
{netabare}
金賞取れませんでしたね…
いつか金賞取れるといいですよね♪
{/netabare}
原作はまだ続いてるようなので
2期があれば絶対に見たいな~と思います♪
原作や2期に期待ですね☆
{/netabare}


~お気に入りキャラクター~
やっぱり、1番はチカです♪
なんと言ってもかわいい!特に目がお気に入り♡
それに、超運動神経バツグン!
羨ましいです♪

芹沢さんもお気に入りです♪
何だかんだ言って…チカとすごい仲いいですよね♪
{netabare}最終話では芹沢さん、吹奏楽に入ってくれましたね♪よかったです(*´∀`)♪
{/netabare}
成島さん、第2話では正直嫌いでしたが…
第3話ではすごくチカと仲良くなっていたし、明るくなっていたのでよかったです♪

部長wwww
キレイな人好きとかwなんかアニメキャラに1人はいそうなキャラですよねw

双子の朝比奈 香恵&紗恵
最後まで見分けはつきませんでしたが…w
(一応、ピンとゴムの色が違います)
二人がハモるところとかかわいくてお気に入りです♪

あれ?ハルタは?
と思った人もいるでしょうかw
正直ハルタはなんか生意気?であまり好きじゃないかもです…(>_<)

界雄(かいゆう)はラジオのパーソナリティーやっていて、すごいなと思いました☆
声が意外と好きです☆


~オープニング曲~
歌の最後は部員の集合写真で部員が加入するたびに写真を撮り直していましたね
あそこはこってるなぁと思いました☆

この曲は、初めはBGMみたいに流れるような曲であまり頭の中に残らないような感じでしたが、何回も聞くとじわじわハマり
今ではお気に入りの曲です!
とってもいい曲なのでぜひぜひ聞いてみて下さいね♪

タイトル 虹を編めたら


アニメは全体的に見ると面白かったので
原作(小説)やオリジナルの漫画もぜひぜひ見てみたいなと思います(*´∀`)
オススメですよ♪

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

素敵な回りくどさ

高校入学を機に心機一転フルートを買い清楚で乙女なキュートガールになるため
青春ポイントを稼ぎたくて吹奏楽部に入部しようとするが口を開くとすぐ地金を晒しちゃう元気いっぱいの
穂村 千夏と博識で冷静沈着、頼れるが社会的に公にできないある秘密を抱える
上条 春太の二人が中心となり部員達にかかわる様々な謎を解き明かしながら
普門館を目指す学園ミステリー。

{netabare}少し前にやっていた京アニのユーフォも吹奏楽を主題にしていたのもありやはり作画に定評のあるPA
ライバル的作品といいますかこちらも生々しく苦みを伴った濃密な青春が香る王道的な部活物を期待しましたが
いい意味で裏切られました、こちらは一話完結が多く謎解きミステリーを
主題としていて謎解きというと犯罪を隠すためとか物騒なイメージがついて回ったり
しがちですが本作は人情話が多く謎に込められた伝えたいが伝えたくない、矛盾する想いを主題とし
そんな素敵な回りくどさが謎という形に姿を変える、社会的マイノリティーや身障者など重めな話も多いけど
演出的にも工夫されていて後味がさわやかな印象。

春太が博識で老成すぎて学生離れしすぎてるような気がしないでもないが
千夏が視聴者と同じ視点に立ち疑問を投げかけたり持ち前の人懐こい性格で
一癖ある登場人物たちと絡みながら春太が締める、バディ物としてはありだと思います。

しかし見ていて惜しいと思う所も多々あり、まず人数の少ない吹奏楽部の仲間集め
謎解き、そして心棒として普門館を目指す、これを1クール中にやりきるには
窮屈すぎると感じたし1話1話見ても部員になるキャラたちの背景の説明と
謎解き、解決からの吹奏楽部入部といろんなことを並行してやりすぎ、あらすじをなぞっただけで
終わってしまう回もあった印象で話それ自体はもっとけれんみやタメを作って
じっくりやればもっと面白くなったのにな~と何度も思ったので実に惜しい!
9話の「初恋ソムリエ」の回にそれが一番顕著に出てておばあさんの年代を鑑みるに
多分関わってた組織は左翼とかアカだったのかな?思い出となり輪郭がぼやけていたとしても
デリケートな問題だと思うしそれを学生がしかも30分1話完結でやるには
あまりに手に余る主題。

それに二人の目標であり吹奏楽部での目標でもある普門館を目指すための練習パートも
仲間集めと謎解きに忙殺されていて描写不足な印象、これは自分がもっと見たかったという
好みの問題でなく作中で何度も普門館や練習に言及されていたのでやっぱりちぐはぐに感じてしまうし
各話導入も少々強引すぎな印象、謎解きミステリーならそこらへんはご愛敬と思いたいんだけど
誰もが学生である、あった学校を舞台にするのであれば共感を感じる要素を盛り込まないのは
惜しいと思ったし自分はミステリーの魅力って日常から徐々に非日常へと足を踏み入れるときの
ゾクゾク感も大事だと思ってるので導入が強引だと最初から非日常に思えてしまうんですよね

好きなアニメのはずなのに文句が多めになってしまいましたが素材はいいはずなんだけどな~
今度原作読んでみようかな
{/netabare}

以下特に好きな回を書いていきます

第1話「メロディアスな暗号」
{netabare}凄い良かったです
知られたくない、でも想いを届けたい、そんなもどかしさが謎という形に変わって
それを解いた瞬間醸成された想いがふわっと花開く、生徒の姿かたちはおろか性別さえ
わからないですが強烈に記憶に焼き付かれました、そして音になったラブレターが
そのまま2人の草壁先生の恋心とリンクする、オチはちょっとどういうテンションで
見たらいいか戸惑いましたがやっぱりいい話だしよくできてたと思います。
{/netabare}

第3話「脱出ゲーム」
{netabare}マレンの誰にも言えない悩みをもっとじっくりなぞって前後編に分ければもっと
よかったのにな~ダイジェスト気味でもったいない{/netabare}


第5話「エレファンツ・ブレス」
{netabare}一つ目の謎の奥にもう一つ謎がある二重底の構造、孫娘に誤解されながらそれでも明るくふるまう祖父。
重い話ですが像の親子の物語が現実の2人にもなぞらえており最後祖父の姿をあえて映さない
倒置法的演出が余韻を誘いEDの入り方も素晴らしいです。{/netabare}


第7話「周波数は77.4MHz」
{netabare}無許可で老人ホームみたいなのをやってるのは設定的に非現実的かな
でも光の見え方に関するアドバイスが宝石とつながり彼女の生き方にもつながる
強引ですがそれでも伝えたい思いというのが伝わってきました。{/netabare}


ED「空想トライアングル」
ピアノの軽やかな独走がリズムを刻みボーカルのChouChoさんのさわやかで
学園を舞台にしたアニメにとてもあってる歌声が軽やかな余韻を一層高めてます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

66.6 3 トリックでコメディなアニメランキング3位
ルパン三世 新シリーズ(part4)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (378)
1955人が棚に入れました
外伝やスピンオフではない純粋なTVシリーズとしては、1985年の「ルパン三世 PARTIII」以来30年ぶりの新作。舞台はイタリアとサンマリノ。総監督の友永和秀さん、シリーズ構成・脚本の高橋悠也さん、キャラクターデザインの横堀久雄さん、音楽の大野雄二さん、アニメーション制作のテレコム・アニメーションフィルムなど、シリーズを熟知したスタッフがそろう。

声優・キャラクター
栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、藤井ゆきよ、咲野俊介
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

爆発力はないが、安定した面白さを感じられる。

かなり久しぶりのTVシリーズらしい。ルパン三世らしい人情劇と何かしらの陰謀に立ち向かう話。

最初はサンマリノから。
{netabare}第一話でレベッカとルパンが結婚するのには度肝を抜かれた。あと、印象的だったのは13話目のルパン。銭形に捕まり、脱出不可の牢獄に入れられたが、銭形から渡される食事を全て食べずに衰弱した自分の姿を描いて銭形を騙すというまさにルパンらしい機転のきいた話だった。{/netabare}

一話完結が続くが、時折、最終回に向けて{netabare}現代に生まれ変わったダ・ヴィンチ{/netabare}に関する伏線がある。ルパン三世と峰不二子の関係は相変わらずといったところか。

OPはアレンジされたルパン三世のテーマ。映像が凝っていて弾丸やら車やら飛び出してくるように見える。EDは石川さゆりが歌うちゃんと言わなきゃ愛さない。石川さゆりがルパン三世で主題歌を歌うなんて凄く意外であった。

以下がアマゾンプライムから引用のあらすじ。

これが『ルパン三世』だ!抜群の頭脳で難関を突破、いかなる標的も必ず奪う大泥棒で美女が大好きなルパン三世が、イタリアとサンマリノを舞台に数々のターゲットを狙う!ルパンの計画を共に遂行するのは、相棒にして無敵のガンマン・次元大介と居合抜きの達人・石川五ェ門。それに正体不明の美女・峰不二子。だが彼女は敵か味方かわからない。一方、彼らを追うのはルパン逮捕に執念を燃やすICPOの敏腕捜査官・銭形警部。このお馴染の面々に加え、自由奔放なセレブ娘レベッカ・ロッセリーニがもう一人のヒロインとして大きく関わっていく。そしてイギリス諜報部MI6もルパンの動きを探ることになり…。信頼と裏切りが錯綜し、最後の最後まで何が起こるか分からないスリリングな展開――。『ルパン三世』のオモシロサをギュッと凝縮し、超一流のエンタテインメントに仕上がった新・本命シリーズ!

1. ルパン三世の結婚
サンマリノ共和国。ルパン三世から銭形警部宛に、盗みの予告状ではなく結婚式の招待状が届く。ルパンは、ロッセリーニ財閥の若き会長 レベッカ・ロッセリーニと結婚するという。結婚の裏にはルパンのある目的があった。それはサンマリノ共和国の国宝・リベルタスの王冠を盗み出す事。だが、何故かルパンが出した覚えのない偽の予告状が銭形に届いており、ルパンの行動は読まれていた。一体、誰が何のために予告状を送ったのか?

2. 偽りのファンタジスタ
「サンマリノの至宝」と呼ばれるサッカー選手・ブロッツィ。彼が率いるACサンマリノが、コパイタリア(イタリア国内サッカークラブチームNo.1を決めるカップ戦)で快進撃を見せている。そんなブロッツィがルパン三世のもとを訪れる。マフィアにドーピングの証拠を握られ、それを取り返してほしいという。だが、ブロッツィはある秘密を隠していた。

3. 生存率0,2%
カリオストロ伯爵に深い関わりのあるマリーアントワネットの首飾りの欠片。それを盗んだルパン達だが、次元が何者かに捕まってしまう。次元を捕まえたのはイギリス諜報機関MI6の二クスという凄腕スパイ。ルパンが盗んだ宝の奪還指令を受けた二クスは、逃亡したルパンを追いつめる。うまく逃げ切れたと思ったルパンだったが、何故か二クスにことごとく追いつかれてしまう。そして、二人は銃を向けあい…。

4. 我が手に拳銃を
寂れた町。虫歯が疼く次元はたまらず病院にかけこむ。医師リービアは診察するかわりに、次元が持っている銃を預けてほしいと頼み、次元は仕方なく銃を渡す。リービアの診察を待つ次元は、病院の一室で死んだように横たわっている無数の患者達を目撃する。彼らは「生きた屍」と呼ばれて、すべてエリクというギャングのボスの仕業だという。この町ではエリクの許可なしに銃も持つことはできない。そんなとき病院にエリクが現れる。

5. 魔法使いの左手
落ち目のサーカス団の中に峰不二子の姿があった。そのサーカス団は10年前、魔法使いと称されたトニー・ベルカストロという男が事故死した。亡きトニーのマジックの種が書かれた「トリックレシピ」。誰もがそのレシピを欲しがったが、それを受け継いだのはルカという若い団員だった。そのルカに近づく不二子の影。峰不二子の狙いは果たして何なのか?ルパンがその真相を追っていく。

6. 満月が過ぎるまで
亡き夫の隠し財産の在処を知る未亡人エレナ。隠し財産を狙うルパンからエレナを守るために銭形が現れる。エレナと銭形は、ルパンの手から逃れるためにエレナの山荘へと身を隠す。しばらく二人だけで過ごしているうちに、疑心暗鬼だったエレナは徐々に銭形に心を開いていった。だが、エレナはどうしても銭形を信じきる事ができず、山荘をひとり抜け出す。エレナを追っていく銭形が、その先に見たモノとは…?!

7. ザッピング・オペレーション
イギリス諜報機関MI6の二クスは、家族で食卓を囲んでいた。二クスは妻や娘達を何よりも大切にしており、自分がMI6である事を内緒にしている。そんな二クスの娘の一人ブリジットが謎の男達に誘拐される。男達は二クスが追っていた犯罪組織の連中であり、それを知った二クスは怒りの中、娘を誘拐した連中を追跡する。一方ルパンはいつものように銭形に追われ、逃走用に車を拝借する。その車には何故かブリジットが乗っていた!

8. ホーンテッドホテルへようこそ
フィレンツェの郊外にたたずむ不気味な古城。現在はホテルとして使われているが、「呪われた花嫁の館」とも云われ、花嫁の幽霊が出るという噂がある。そのホテルに貴重なお宝が眠っているという情報を得たルパン達。次元はそのホテルで幽霊らしきものを目撃する。ルパンは次元の言う事を信じようとせず、黙々とお宝の在処を探していると、カーラという少女と出会う。

9. 殺し屋たちの鎮魂歌
昔起こった西アフリカ小国の独裁者暗殺事件。その事件に関与した殺し屋達が次々に殺されていく。独裁者暗殺事件には殺し屋の一人として五ェ門も関わっていた。暗殺した独裁者の用心棒だった伝説のスナイパー・ゾラが、復讐しているのかもしれない…。五ェ門は、同じく暗殺に関わった殺し屋ベラドンナと共に、ゾラの行方を追っていく。

10. 恋煩いのブタ
カップル限定のワインのオークションパーティ。ルパンは不二子とレベッカに同時にそのパーティに誘われる。不二子とレベッカには共通するある目的があった。そのオークションに出品される幻のワイン「恋煩いのブタ」が狙いである。そのワインを飲んだカップルは愛し合い必ず幸せになるという。ワインをめぐる不二子とレベッカの敵対心むき出しの女同士の争奪戦が始まり、さすがのルパンもお手上げ状態!?

11. イタリアの夢 前篇
レベッカがイギリス諜報機関MI6によって誘拐された。レベッカ救出にルパンが動き出す!誘拐される前レベッカは、ある天才科学者が遺した書物の解読を試みており、MI6の口からは「イタリアの夢」という謎の言葉が…。レベッカが監禁されているMI6の隠れアジトに向かうルパン。だが、そこには厳重な警備体制とMI6のエイジェントの精鋭達が待ち構えていた。

12. イタリアの夢 後篇
天才科学者・浦賀が遺した奇書。ついにその書物を解読したルパンは、何故か眠りについてしまう。夢なのか現実なのか摩訶不思議な世界に迷い込んだルパン。これが「イタリアの夢」なのか…!?。そして、若き日のレベッカと死んだはずの浦賀と出会うルパンは、浦賀に「イタリアの夢」の真相を聞く事となる。一方、暴走化した二クスがルパンを追う!そして、二クスとルパンの最終決戦の時が迫り…!!

13. ルパン三世の最期
逮捕され監獄の中に閉じ込められたルパン。あらゆる手を使い脱獄を試みるが、銭形にことごとく動きを読まれて阻止されてしまう。銭形は念には念をということで、更に完璧な牢獄へルパンを移送する。ついに観念したルパンは、銭形が差し出した食事にも手をつけず、やがて体は衰弱していく。そして、ついにルパン三世の最期の日がやってきた。

14. モナリザを動かすな
お金に困り明日の飯も食べられないルパンは、一稼ぎしようと名画モナリザを盗む計画を思いつく。モナリザといえば世界最高峰の美術品であり、そう簡単には盗めないはず。銭形が指揮する警備網をくぐり抜けようとするルパンだが、あと一歩のところで盗めず逃げていく。ルパンが指一本触れることができなかったモナリザを見ながら銭形はある違和感を感じていた。一方ルパンは何故か本物のモナリザを手にしていたのだった!?

15. ハイスクール潜入大作戦!
まるで悪女のように持ち主が転々と変わっていくダイヤ「クレオパトラの心」。ダイヤの行方を求めてルパンが向かった先は、一見何の変哲もない学校だった。だが、そこに居たのは爆弾を自作して何かを企む怪しげな教師たち。ルパンは教師に変装してダイヤの在処を探そうとするが、ダイヤは爆弾を作っていた教師たちの手元にあり、事態はとんでもない急展開を迎える!!

16. ルパンの休日
今日は仕事の話はやめにして、おいしい寿司を食べにいこう!ルパン、次元、五ェ門は車に乗りこみ寿司屋へ向かうが、なぜか車の中には一匹の犬。ルパンは寿司を食べに行くついでに犬を不二子に届ける約束をしていた。せっかくの休日のはずが、相変わらず銭形に追われたり、犬をめぐる大騒動に巻き込まれてしまう三人。ルパン達の休日は一体どうなってしまうのだろうか?

17. 皆殺しのマリオネット
悪党たちを次々に葬り、救世主と謳われるグレコという男。この男に指名された者は皆、24時間以内に仲間同士で殺し合い死んでしまう。そしてグレコが次に指名したのはルパン三世だった。グレコの挑発にのったルパン達は、グレコが待つ教会へ向かう。グレコはルパンファミリーの中の一人をマリオネットのように操り、皆殺しにしようと計画していた。皆が疑心暗鬼になる中、果たしてマリオネットは一体誰なのか?

18. 始まりの晩餐
ミラノのファッションショーの会場内に、何者かによってルパンの肖像画が描かれる事件が起こる。ルパンだけでなく、次元、五ェ門の絵まであり、何者かの挑戦状であると考えたルパン達はミラノへ。会場には銭形や不二子の姿もあり、彼らの肖像画も描かれていた。鑑定の結果、肖像画を描いたのは、レオナルド・ダ・ヴィンチだという事が判明する。何かに気づいたルパンは、名画「最後の晩餐」がある教会へ急ぐ。するとそこには…!?

19. 龍は静かに眠る
二クスは、家族とショッピング中に何者かに狙撃され意識を失う。目が覚めると二クスは縛られており、目の前にはMI6時代の上司パーシバルの姿があった。パーシバルは二クスに「ドラゴンズテイル」を奪い返してほしいという。「ドラゴンズテイル」が何者かによって盗まれたというのだ。一方ルパン三世もまた「ドラゴンズテイル」を狙っており…。皆が狙う「ドラゴンズテイル」とは一体?

20. もう一度、君の歌声
有名な歌手ノラ・アニタが半世紀近く愛用した車をルパンが盗み出す。銭形ら警察達に追われるルパン。しかし警察達は、あまりにも貴重な車なので、車の破損を恐れて手出しできない。ルパンが運転する車が向かった先は……!?一方、年老いたノラ・アニタを、夫マーティンが看病していて、マーティンは若き日のノラとの想い出を懐かしんでいた。

21. 日本より愛をこめて
イタリアにいるルパン三世のもとに、不二子を誘拐したという犯人から連絡が入る。日本・東京のとある屋敷に保管されている平賀源内のカラクリ人形を盗み出せという脅迫に、ルパンは日本へ向かう。すんなりお宝を盗み出し、不二子の元へ持っていくと案の定、不二子の狂言誘拐だった。そして不二子の裏には、数々の難事件を解決してきた名探偵、明智・ホームズ・耕助がおり、ルパンは逮捕されてしまう!

22. ルパン、頂きに参ります
町中にばらまかれた予告状。そこには「今宵、ルパン三世、頂きに参ります」の文字。文字の下には女性のキスマークがある。予告状をばらまいたのはレベッカだった。銀行に侵入して逃走中のルパンを見つけたレベッカは、なんとかしてルパンを捕まえようとするが…。ところでレベッカは、一体何のためにルパンを盗もうとしているのか?

23. 世界解剖 前篇
レオナルド・ダ・ヴィンチがサンマリノ共和国で新作を発表するという。題名は「世界の調和」。その発表後、イタリア半島中のすべての人々は、なぜか昏睡状態に陥ってしまう。ルパン達も例外なく…。そして、ルパンは目覚めるとサンマリノ共和国にいた。ルパンの前にダ・ヴィンチが姿を現す。ダヴィンチを追っていく中、ルパンは「世界の調和」の正体に気づく!

24. 世界解剖 後篇
ダ・ヴィンチに人格を支配されてしまったレベッカ。ルパンはレベッカを救い出すために、レベッカの脳内に入りこむ。脳内ではダ・ヴィンチが作りだした罠の数々に悪戦苦闘するルパン。なんとか囚われていたレベッカの人格に会うことができたが、生気を失ったレベッカはすべての記憶がダ・ヴィンチにより塗り替えられてしまっていた。そして、ルパンの事も忘れてしまい…。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

新シリーズだよっ!ついにルパンが帰って来た〜!!!

1900年代にもやっていましたが、ルパンを見るのはこの新シリーズが初めてでした☆
つまりこれが初見ということです!


今回の場所はイタリアです!
新しくなったルパンも大暴れ!最後まで楽しく見れました♪

〜前のルパンとの、違いは?〜
昔のを見たことないので違ったらすいません(>_<)

まずはOP曲!!!
あれ片目を隠すと3Dみたいに立体になるんですよ!
すごいですよね作りが!!
ぜひ皆さんもやってみてください♪

服の色が赤?から青に!大人っぽくカッコよくなりましたねぇ〜♪
あと、ルパンの声、昔と同じ声優さんらしいんですが、少し雰囲気が変わってるらしいですよ!
昔から見てる人はそこと注目です!

新キャラ登場しますよ〜!
現代に合わせたキャラだなぁと思いました♪

ではでは内容やキャラに入りましょう♪
{netabare}

第1話でまさかのルパン結婚!?笑
初っぱなからビックリでした
そして新キャラのレベッカ!すごいカッコいいキャラですね!レベッカの声も好きでお気に入りです♪
1話完結?なので気軽に見れていいですね♪
そしてやっぱり怪盗って親切に予告状出すんですね
ふむふむ....〆(・ω・。)

そして第1話だけですが、それを見て改めてルパンがどういうアニメかわかりました☆
思ったよりも堅苦しくなく、ギャグが、多めの話ですね!飽きずに楽しく見れます!


〜お気に入りキャラ&場面〜


やっぱりルパン!
何よりもかっこいいんですよね!
全部と言っていいほど?
好きな女の子を助けるために自分の身を放り出してまでして助けるなんて…!
なんて、いい人なんだ!と。
まあ若干、ん?これはどうなのかなぁ??という場面もありますが…そこはスルーしときましょう笑

そして、たまにほんとに怪盗なの?と疑ってしまうくらいです
しかし…やっぱり物は盗みます!
どんな、厳重な警備があってもスルリと抜けて盗み出す!さすが、怪盗!
そして超超頭がよく、もはや天才レベル!
しかし、たまに抜けてるところがあるのが面白みの1つです♪

また、とっつぁんとも、何気に仲良いのが見てて楽しいです♪
とっつぁんも、ただの警察?の人ではなくちゃんと面白みがありますよ〜!!


そしてレベッカ!!!!
最初の第1話の時点でもうほんとにハマりました!!!
なんて、かわいくてかっこいいの!?ファンになったくらいです♪
モデルというのも、ランキング1位というのも文句なしのかわいさカッコよさ!
もう、完璧と言えるほどの美少女です♪
あの話し方もすごく好きなんですよね♪
そしてルパン並にすごいあの運動神経の良さ!
カッコいい…!あんなに走れたり飛び乗ったり…
確かにレベッカの言う通り、スリルが、あって楽しそうですよね!
私も憧れるくらいです♪笑
レベッカのスリルを私も体験してみたいわ!
…なんて♪

あと、個人的にレベッカの持ってるスマホケース(ウサミミ)がすごくかわいくて私も欲しくなりました笑


次元こと相棒くん!
相棒くんもルパンに負けないくらいカッコいいです!

例えば、第4話の相棒くん!何これカッコよすぎませんか!?ってか敵に立ち向かうとか…驚きです!
そして銃全部避けれるとかなんてすごいんだぁぁ!!


かっこいい続きではありますが
五ェ門こと侍くんもこれまたすごい!
なんともキレイな剣裁きです!

例えば第9話の銃を真っ二つにするところとか!
プロ級ですよあれは!
一体どんな修行を積んだのか…


〜お気に入り場面〜

第13話
ルパンの脱獄すごかったです…
予想を覆すような話でした…!
ってかそれ以上にとっつぁんがすごいなぁと…!
しかもルパン専用の監獄って…
半年も経ったなんて…
とっつぁん…
ルパンもなんだかかわいそうに見えました…
まさか食べてないなんて…
ってかとっつぁん食料どこから?運んできてもらってるのかな?
死んだ…と思ったら
まさかこんな細工が!?

さすがルパン!って思いました!


第14話
いつものルパン&とっつぁん来たぁ〜!!
やっぱ好き
相棒!!くんすげえ
侍くんすげえ
途中からすり替わったのか!
なんだ(笑)盗んだのか(笑)
それで売ってお金にする、なるほど!!
逃げ方うける
ルパン以外は見逃すのね(笑)

第15話
先生とかすごっ
先生ダメダメじゃん
ルパンかっけ〜!
まさかのダイヤが藤子の下に行くなんて(笑)
ダイヤキレイ

第16話
藤子の豪華船すごい
うらやま〜
侍くん寿司に関心ありますな(笑)
侍くんうけるエア運転(笑)
看板切りやがった(笑)
藤子優雅すぎうらやま
女好きの犬笑笑
女との約束は死んでも守る笑笑
犬の飼主めんでぃー
名前、五右衛門って笑笑
休日のわりには警部忙し
ってかせっかく助けたのにすぐに逃げられるって(笑)
この犬計算かよ

第16話
目であれだけできるなんて!!!
え?二人ともやばっ
数ミリズレただけで死ぬじゃん!やばっ確かに化物だわ!
ただの泥棒さ!ってカッコイイ!!

第18話
始まりの晩餐?絵がすごい
ニクス助けたのか!?こわっっ
ちょっとグロくね?残酷
1番怖いかも

第21話
舞台は日本!
藤子の和服見れてよかった〜!
明智ホームズ?弱そ(笑)
罠か!なるほど!
ほんとにルパン捕まったんだ(笑)
明智うぜえ〜
確かにポンコツ(笑)
変装に変装!?
しかも明智の髪ズラ!?ウケるんだけど
藤子かっこいい〜!
予告、いい子すぎちゃったかしら?
って笑笑
でもカッコい!好き!

第22話
ONOFF笑笑
国内CM出演率第1位
出演した映画は23週連続トップ3
10代から30代が選ぶなりたい顔ランキングベスト1

すげえ!
でも確かにそうかも!レベッカかわいい好き!!
ルパン盗むとかすごっ!!がんば〜!
カッコイイ気合入ってるぅ〜!
レベッカすごいな!
執事?さん…あっ、強いなすげえ
予告状のやり合いっ子おもしろい(笑)
ロブやさし!!
すげえクツの中に無線機!?やばっ
ロブやさし!!!なんていい執事!!!
ってかレベッカだって警察達気づかなかったのね?
アニメの世界だから??
この話好き!

第23話
もう最終回!?一気見?のせいかあっという間でした
前の8人?6人しかいないよ?
夢の中か!イタリアの夢を逆手…なるほど!!
ルパンが最初のゲストって最初に考えが分かって目覚めたってことか!
みんなヤバイよお
と思ったらみんな勝ってる!すごい!
もしかしてレベッカ…!?
失格だったのか…
ルパンがレベッカの人格に入るだなんて!考え方がすごい!!!
ニクスととっつぁんが最後にいなかったのはこのムードが台なしになるからか笑
藤子(笑)
レベッカ…
別れ方悲しすぎでしょ…!(泣)
レベッカともお別れなの?
最初と最後似てた♪
またレベッカに会ってよね?ルパン…
{/netabare}

あと、個人的に題名のBGMがルパンのやつ?だったんだ!と見て初めて知りおおお〜ってなりました
はい…


とにかく!昔とはまた違う新しい感じになっていて、要らすもキレイですし垂れでも楽しめると思います!
次作もやってほしいものですね!!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

制作スタッフたちのルパン愛を感じずにはいられない力作

ルパンといえば個人的には日曜日の昼から、

スーパージョッキー(生着替え熱湯風呂の奴ね)の前に毎週よく観てたのが記憶に残ってるけど、

それ以外にも夕方にも確か再放送とか観てたような...

まぁそれ以来の視聴ということになるかな。。

いや~月日の経つのは早いもの...


そんな訳で、何年ぶりか分からないけど、待望の新シリーズが始まるということで視聴。

て言うか、日本国民殆どの大人が知ってる国民的アニメの新シリーズが深夜枠っていうのも...複雑な心境。。

しょうもないバラエティ番組なんかよりよっぽど面白いと思うけど。。


本作は2015年に日本よりも先に、イタリアで先行公開されるという、

普通のアニメとはちょっと違なる経緯で公開された作品だけど、

結構イタリアでルパンは人気なんだろうか!?

舞台もイタリアでのエピソードが殆どで、現地でのイタリア人受けを狙ってか、

ルパンのジャケットの色も赤から青に変更されてたり、

キャストの方も変更されていて、まさに新しいルパン、と言った印象。
(何年か前からかな?)

制作にあたってはテレコム以外の制作会社からも多数の参加依頼があったらしいが、

そりゃ考えてみりゃ現在活躍しているアニメーター、みんなルパンを観て育った世代なんだから、

当然みんな特別な思いを持っているのは当然だと思うけど、

肝心の作品には思う存分にクオリティを発揮されており、非常に観応えのあるものになっていると思う。



☆物語☆

内容の方は1話か2話くらいで完結する、オムニバス的なこれまでと同様の展開でありながら、

後のエピソードに繋がるような作りになっているのは興味深い。

ルパンらしさをしっかりと踏襲していて、リスペクトを感じる作風は、

まさにルパンそのもの、と言った感じだけど、エピソード自体はコミカルな回がありつつも、

結構大人向き?って感じのドラマ性のあるものもあったり、バリエーションは結構あって楽しめた。

突っ込みどころもあるけど、そこはルパン、だからご愛嬌ってところかな。

本作オリジナルのエピソードは、ややルパンらしさという面では微妙だけど、

これもイタリアでの公開を意識したからなのかな。

やっぱり原作がよく出来てるってことなんだろうね。


☆声優☆

ほぼこれまでのルパンと違和感を感じさせないキャスティングになってて良かった。

ジゲンは俳優さんの年齢のせいもあってか、ちょっと老けた印象は受けたけど、

現役で頑張ってるのは凄いなぁと。。

その他キャスティング、演技自体はルパングループ以外も含めて文句なし。


☆キャラ☆

これまでのルパンらしさはしっかりあるので、敢えてどうこう言うことはないかな。

ゴエモンが少々地味過ぎる気がするけど、9話ではかなり格好良く描かれてて良かった。

1話から登場してくるレベッカが、かなりのお転婆娘で振り回されるんだけど、

このシリーズでの1番の見所としては、やはり彼女になるのかな、と思う。


☆作画☆

ルパンなのに、と言ったら失礼かもしれないが、これは神作画と言えるレベルだろう。

正直TVアニメでここまでのレベルはなかなか観れないんじゃないかと思う。

背景はデジタルだけど手描き感、風合いがあって非常に美しく、

それでいてキャラが浮いたような感じに見えず、絶妙に馴染んでいるのは本当に凄いなぁ、と。

セル画アニメを意識したような線の描き方(途切れや濃淡)と、

色彩なんかにもかなり凝ってるように見えるけど、これが奏功してるんだろうと思う。

デジタルでアナログ風なものを作るのは、実際かなり労力のいる作業だろうし、

これは他のアニメーションスタジオが簡単に真似できるものじゃないだろうと思う。

また、当然キャラ自体の動きも良いし、

CGも今の時代に合わせて結構使っているんだけど、風合いは殺してなくて、とても自然な仕上がりだと思った。

これまで長年ディズニーやワーナーなどの外注で培ってきた技術は、やっぱりダテじゃないなと。。


☆音楽☆

OPはやっぱりこのテーマじゃないとね、という感じだけど、

現代風に味付けされたアレンジに関しても特に不満なし。

EDはこれまでの自分のイメージでは、しっとりとした哀愁ただよう曲が印象に残ってるんだけど、

今回のも悪くはないかな、と思う。

石川さゆりは紅白でこの曲歌いたかったんじゃないかな、新曲あるのに...って不満だったみたいだし(笑)

作中音楽はこれまでのルパン作品に関わってきた、大野 雄二氏が担当され、これがOP、ED同様に凄い。

これまでのルパンのイメージから逸脱しないものでありながら、

生音を大事に、かなり拘って作ってるのがよく判るし、バリエーションも多い。

また、音響に関しても素晴らしい。

音楽全般、作画同様にかなりお金掛かってるだろうなぁ。


まとめとして、

物語はどれもメチャ面白くてハマった、という訳でもないけど、

割りと年齢層高めを意識したようなドラマ的な作りは良かった。

逆に子供が観て痛快で楽しい、面白いルパン、かどうかは微妙かもしれない。。

特にダ・ヴィンチ絡みのオリジナルは、ちょっとルパンらしさという面では微妙かと。

作画、声優、音楽などアニメとしてのクオリティはかなり高い作品になっていると思うので、

全話観なくても好きな回だけ観て楽しむ、というのもアリだと思う。

むしろそういう楽しみ方が出来るのも、本来のルパンかな、と。

今回の出来を見ると、今後作られるであろう作品も楽しみにできるな、と感じた。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

54.6 4 トリックでコメディなアニメランキング4位
Lance N’Masques(ランス・アンド・マスクス)(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (258)
1346人が棚に入れました
僕の名は、花房葉太郎。現代社会の片隅で、人知れず続く騎士団の末裔だ。小さい頃からの「特訓」のせいで、ピンチの女性を無意識に助けてしまう「騎士道体質」を刷り込まれてしまった…! 普通の生活を求めて逃げ出したあの日、僕は、彼女と出会った。その子の名前は、鬼堂院真緒。大きな屋敷に、たったひとりで暮らしていて、助けてくれた仮面のヒーローに憧れる、ちょっと不思議な6歳の女の子。──でも、さっきキミを助けたのは、仮面を付けた僕なんだ。騎士と淑女の、ヒミツの!?共同生活が始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、小澤亜李、沼倉愛美、三森すずこ、諏訪彩花、M・A・O、花守ゆみり、田中あいみ、Lynn、竹達彩奈、内山夕実、小山茉美、石田彰
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

騎士道ロマンか?と序盤に期待した分、温泉回以降の展開にはガッカリ。

第6話(温泉回)まで見て「何か期待していたのと違う・・・」と思って以降、長らく放置していた本作ですが、ようやく完走しました。
・・・が、ほとんどタイトルに書いたとおり。
「ぷりゅぷりゅ」と喚(わめ)く白馬くらいしか印象に残らなかったような・・・どうしてこうなった?
ヒロイン真緒(まきお)(※御年わずか{netabare}6歳{/netabare}!の御令嬢)が、可愛いといえば確かに可愛いので、そういうブッ千切った年少ヒロイン設定が好きな人にはお勧めできる作品かも知れません。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== ランス・アンド・マスクス (2015年10-12月) ================
{netabare}
第1話 本物の騎士なのだ ★ 葉太郎と真緒(まきお)の出遭い
第2話 その覚悟があるのか ☆ 葉太郎vs.金剛寺鎧
第3話 お待たせしました、レディ ★ 続き、聖槍ロンゴミアント
第4話 パーパ ☆ 森羅学園編入、騎士部創設(のり先輩、シルビア、冴etc.)、ユイフォンとの出遭い
第5話 今日から家族だ ☆ ユイエンの冴誘拐、ユイフォンvs.依子 ※ラスト微妙だが笑えるので○
第6話 今日だけは特別だからね! × 温泉回(騎士部夏合宿) ※シナリオが色々安直
第7話 オレのものになれよ ☆ ドルゴンの襲撃、蓬莱島へ、現世騎士団東アジア区館長スンの思惑
第8話 勇気をください ★ シルビア離反(シルバーランサー)、サニーランサー、館長vs.ローズタンサー(依子)
第9話  突撃 ★ 続き
第10話 なりたい自分になれ ★ 葉太郎vs.ドルゴン、葉太郎アークナイト昇格
第11話 騎士道 ☆ 葉太郎・真緒の異変、アフリカ区館館長ラジヤの接触 
第12話 それが僕の騎士である意味なんだ ☆ ※森と結真(ゆうま)の過去を音声だけで済ませたのは×{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)6、×(疑問回)1 個人評価 ☆ 3.5

OP 「Light for Knight」
ED 「Little*Lion*Heart」

-------------------------------------------------
※以下、以前 (2015年秋の放送当時)のレビュー

中世騎士道の華といえば、第3回十字軍を率いて、はるばるエジプト・シリアまで遠征しアラブの英雄サラディンと死闘を繰り広げた、12世紀末のイングランド国王リチャード獅子心王(Richard the Lionhearted、リチャード1世)ですが、本作のEDのタイトルが『Little*Lion*Heart(小さな獅子のハート)』となってて、ちょっと良いなと笑。

また、OP『Light for Knight(騎士の光)』の作画を見る限り、本作のヒロインは、{netabare}小学一年生(6歳)の何やら重大な秘密を背負った令嬢{/netabare}のようですが、そこは深く考えないことにしましょう(同じStudio五組制作の『織田信奈の野望』が楽しめた人なら十分楽しめるはず)。
主人公の騎士は一応、{netabare}高校生ですし、ちゃんと同級生のサブヒロイン?{/netabare}も登場するので。

それから、Studio五組にしては作画や演出がイマイチという意見もありますが、『結城友奈』『織田信奈』の作画・演出が良過ぎただけで、個人的には本作も問題なく楽しめる範囲だと思います。

あとは、ラノベ原作ということなので、シナリオがそこそこ確りしていれば、なお良いのですが(そこが一番問題かも笑)。
暫定評価は期待を込めて、少し高めの点数にしています。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== ランス・アンド・マスクス (2015年10-12月) ================

{netabare}第1話 本物の騎士なのだ ★
第2話 その覚悟があるのか ☆
第3話 お待たせしました、レディ ★
第4話 パーパ ☆
第5話 今日から家族だ ☆

OP 「Light for Knight」
ED 「Little*Lion*Heart」{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 32

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「それが僕の騎士である意味・・・」

この作品の原作は未読ですが、柔らかい感じのキャラデザに惹かれたのと、小澤さん、沼倉さん、三森さんにあやちが出演される知り即視聴を決めた作品です。

この作品の主人公は花房 葉太郎(はなぶさ ようたろう)という16歳の少年です。彼は幼い頃から困っている女性を助けずにはいられない「騎士道体質」を徹底的に叩き込まれているため、そんな女性を見ると反射的に身体が動いてしまい、結果的に後悔を繰り返す日々を送ってきました。

そんな彼の願いは「普通の生活」を過ごすことでした。
しかし、とある偶然から一人の幼女の危機的状況に遭遇してしまうのです。
これまでから脱却したい・・・と心は願っていても、長年身体に染み付いた習性はそう簡単に矯正されるものではありません。
次の瞬間・・・彼はもう一人の自分である仮面の騎士に変身して幼女を危機から救い出すのです。

たまたま彼が救った幼女・・・鬼堂院 真緒(きどういん まきお)はヒーローに憧れを抱いていた事もあり、自分を助けてくれた仮面の騎士に憧れの対象が移っていきます。
こうして紆余曲折を経て、葉太郎は自分が仮面の騎士である事を悟られないまま、これまで生活を共にしてきた仲間と真緒の家で暮らすこととなり・・・物語が動いていきます。

心機一転新しい生活を・・・過ごし始めようとする葉太郎達でしたが、過去のしがらみとは中々縁を切れないのが世の常・・・である様に、葉太郎の周囲には様々な思いを巡らす輩が次々に現れます。
葉太郎への執着・・・或いは葉太郎の仲間に向けられた刺客・・・
騎士として最下位ランクの葉太郎は、苦戦の連続です・・・
時には大切な仲間が傷つけられた事もありました。
仲間を危険に晒してしまったこともありました。

ですが、どんな絶望的な状況でも葉太郎は決して諦めません・・・
それは騎士として約束を交わしているから・・・
騎士として自分が必要とされているから・・・

こうして危機的状況を紙一重で躱しながら物語は進んでいくのですが・・・
どの様な形であれ、自分の存在意義を他人から認めて貰って力を発揮する・・・
という事は他人から認めて貰えなければ力が発揮できない・・・とも言えると思います。
本当に芯の強い人は自分の存在価値は自分で切り開くんだと思います。

きっと「騎士道」には人それぞれの様々な道があるのでしょうね^^

葉太郎の視点のみでは分かり辛いですけど、仲間であるアリス、シルビア、ユイフォンの言動の変化を見ると良く分かります。
特にユイフォンなんて劇的な変化です。
最初は何も受け付けず、唯一心を開いたのは恩師と同じ匂いのする葉太郎だけ・・・
でも人の温もりと家族の温かさを知り・・・気が付いたら仮面騎士ですから^^;
キチンと目標を持ち、それに向かって進もうとする姿勢は立派ですし、葉太郎の周りにはそういうタイプの人間が揃っていたのも相乗したのだと思います。

今回物語は一段落を迎えましたが、葉太郎は己の弱さを知り・・・周りをもっと見渡す事ができるようになると、まだまだ強くなれそうです^^
今後の活躍が楽しみです^^

オープニングテーマは、三森すずこさんの「Light for Knight」
エンディングテーマは、あやちの「Little*Lion*Heart」
どちらもお気に入りの曲です。
この前カラオケでオープニングにチャレンジしました。
今度はエンディングにチャレンジしてみたいと思います。

1クール12話の作品でした。レビューでは触れませんでしたが、大切な時ほど自分のやるべき事・・・その時自分にしかできない事をちゃんとやろうとする姿勢は好印象でした。
色々な大人の事情はよく分かりませんが、個人的には楽しませて貰った作品でした^^

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

なんとなく録画したので観ましたが

3話観ました。
 正直1話観たから惰性で観てましたが、とりあえず一旦辞めます。
肝心の槍持つ騎士達の姿がカッコ良くないから、ソコだけでも観れるという作品にもなってないんすよね。
この作品って背景とか色使いは柔らかくてイイ感じなんですが、武器や乗り物どころか有機物全般の絵がイマイチ過ぎる(汗)
逃亡用のパーソナルジェット機とかは添え物だからイイとしても金剛寺の腕と一体化したランスとかユイファの2丁拳銃とか、動きの流れからソコに目線が行くシーンでガッカリしちゃうというか。
意外とキャラクターの顔以外の部分でデッサンの狂い的な崩れを感じるシーンも多いですし。
スタジオ5組ってゆゆゆ観た感じだと手を抜く所と力入れて作画すべき所がメリハリ付いてて、手の抜きどころが巧い会社なのかなと思ってたんですが、この作品には悪い部分しか出てない気がします。

 物語の部分に関してはまだ序盤ですので現段階でどうのこうの言う資格は私には有りませんが、演出とか見せ方は雑な印象が拭えない。
ベタな美談は嫌いじゃないし、総体としての物語の筋の良さが以後出せればいいんでしょうけども。

とりあえず私的には全て観終えた方が高評価連発だったら改めて観ようかなと逃げ出す事にしましたw
////////////////////////////////////////////////////
一応2話目も観ました。
話的には意外と真面目に深窓の姫君とそれを救う騎士という昔の定番な美談を現代にアレンジした作品なんすかね?
1話の印象は正直すぐに切ってもいいかと思うような代物でしたが、若干2話では興味を引くような展開にはなってる気はします。私はベタな話嫌いじゃないし。

 ただ、正直":穢れの無い存在・無垢な少女"としてのヒロインをここまで低年齢に設定にしなきゃならない今時のアニメというものが俺は怖いですw
その気持ち悪さが無ければ普通に観れるのかもしれませんが、それだと作品としての押しが足りない気もしますし。

いずれにせよ台詞選びとか演出面は雑な感じではあるので、現時点ではクオリティの高い作品とはいい難いかなと思います。
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別に原作知りません。
もともと手塚マンガはあまり読まない子供だったもんで、ヤング・ブラックジャックもさほど観たいという琴線にも触れず。
ルパン三世4は多分嫁さんが観るんだろうと思い、木曜深夜のキー局放送分という事で試しに録画してみたんですけども。

なにか地雷を踏んだ気がしてならないw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

66.1 5 トリックでコメディなアニメランキング5位
ルパン三世 vs 名探偵コナン THE MOVIE(アニメ映画)

2013年12月7日
★★★★☆ 3.8 (203)
1323人が棚に入れました
ある夜、秘宝・チェリーサファイアを頂くという予告状が警察の元に届く。その差出人は、怪盗キッドではなく、なんとルパン三世だった。ICPOの銭形警部は、警視庁の目暮警部らとタッグを組み、ルパン逮捕へと乗り出す。だがルパンの盗みの裏にはアラン・スミシーと名乗る謎の男の姿があり、彼の傍には峰不二子の姿もあった。時を同じくして、海外の超人気アイドル・エミリオがライブのため来日。テレビ中継を見て、エミリオの来日とその傍らの美人マネージャー・クラウディアに釘付けの少年探偵団たち。そんな3人とは別に、コナンは別の人物に目を見張る。エミリオのボディーガードを担当していたのは、なんと次元大介だった。ルパン一味が何かを企んでいることに気付くコナン。だがその直後、事件が新たな展開を見せるのであった。

声優・キャラクター
栗田貫一、小林清志、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、林原めぐみ、山口勝平、内野聖陽、夏菜

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

相性抜群♪

コナンとルパンのコラボ作品♪

この2作品とキャラ達もすごく相性がいいなって思いました!
だからコナンとルパンの合作作ったのナイスだなヽ(*´∪`*)ノ"

コナン側は蘭に似た王女様がでてきます。

ルパン側はルパンがまたお宝狙います。
このお宝が王女様の宮殿にあるという・・

簡単にですがこの2点が大きく重なりお話が進展していきます!

たくさん笑えるシーンがありますので
結構笑って観れましたd(>ω<*)☆
似た者同士キャラとか笑えます!

ルパン作品系は観てないけどーとか
コナン作品観てないけどーとかありますよね。

私の場合はルパンはなんとなくしか知りません。
どちらかと言えばコナンのが詳しいかな。
こんな風にどちらかしか知らなーいとかでも、
全然問題ないです♪
楽しめる作品だと思いますヽ(´∀`*)ノ

うまく作られている作品で拍手だな〜!
たまにはこのような作品もいいものですね♪

おもしろかったですd(>ω<*)☆
不二子ちゃん美しい〜〜♡

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これは・・・う~ん・・・^^;

言わずと知れたルパンとコナン^^

どちらも名作アニメ!!

感想はと言うと・・・正直、詰め込んだな~って感じですかね(苦笑

前作(TVスペシャル版コラボ)の続編なんで見てないと意味がわかりません。
もう1つ。コナンをそれなりに見てないと意味不明な所も^^

私は両作品とも見ていますので、問題なかったですけど、知らない人はちょっと厳しいかも。

知っている人にはたまらない作品ですが、知らない人には(なんだこれ?)って作品になりかねません。

これから視聴する人はコナンの登場人物の設定(FBI)とか灰原の過去を知っておくこと、そしてTVスペシャルコラボを見ておくこと。
これは必須ですね(笑)

完全にコアファン~それなりファン狙いの作品ですので、興味が無い人は見なくても全然問題ないですね(失笑)


個人的にはたまらない作品でした!
次元とコナンの掛け合い+不二子と灰原の掛け合い。
面白かった!!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

『ルパン三世』連載45周年 『名探偵コナン』連載20周年

日本テレビ開局60周年
読売テレビ開局55周年
トムス・エンタテインメントアニメ制作50周年
『ルパン三世』連載45周年
『名探偵コナン』連載20周年

色々周年記念な作品。

テレビスペシャル『ルパン三世VS名探偵コナン』からの設定も活きているのでできれば見ておくといい。
見てなくても大丈夫です、終盤の伏線回収のあたりだけ??ってなりますが。

TVスペシャルとは違って殺人はおきずルパンメインなイメージ。結構アクションがあったりコメディが随所にはさまれたり…
個人的には次元とコナンのかけあいがよかったです。TVスペシャルの設定も引き継いでいましたね。

コメディとしては結構おもしろく見させてもらったのですが。ストーリーが結構複雑だったのでわかりづらいかもしれません。
序盤の背景モブがものすごく気になってしまってストーリーに集中できなかったのもありますがw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

59.8 6 トリックでコメディなアニメランキング6位
逆転裁判 その「真実」、異議あり!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (224)
854人が棚に入れました
奇想天外な事件に巻き込まれた依頼人たち。主人公の新人弁護士、成歩堂龍一が彼らの容疑を晴らすために立ち上がる。被告人は有罪なのか、無罪なのか…。成歩堂は依頼人を信じ、ライバル判事らと法廷で熱いバトルを繰り広げる。絶体絶命のピンチに追い込まれ、万事休すかという瞬間、「異議あり!」の言葉と共にわずかな証拠から、ムジュンを突き、華麗なる逆転劇を巻き起こす!

声優・キャラクター
梶裕貴、悠木碧、玉木雅士、中村千絵、岩崎征実、奈良徹
ネタバレ

ちっち さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

原作ゲームの面白さを消しさった駄作

先に結論から申しますと、ゲームの面白さ、特に演出と音響が改悪された作品です。特に追求の曲はゲームを楽しまれてる皆さんは、とても好きな方はかなり多いと思います。私も追求の曲を聞くだけで、テンションあがりまくります。アニメでは最初のほう以外、ほとんど使われておりません!
2も見まして、シナリオは省略されたものの、全体としてはよいのですが、ゲームでのハラハラドキドキが全くない駄作です。2で終わって、ホッとしてますが、3はぜひ、監督や製作会社変えてほしいです。
いまのままのクオリティーなら、逆転裁判のBlu-rayとか、出してもたぶん売れませんよ。
ちなみに、原作のゲーム逆転裁判はとても面白いです。

逆転裁判1から6、逆転検事など原作がとても好きだっただけに、非常に残念な作品。監督は宇宙兄弟やドラえもんといった爽やかあっさりなアニメが得意な方なので、内容が濃い作品の演出が難しいのは仕方ないことかもしれないかなと。ただ、こんなにも駄作になるなら、他の監督のほうが良かったかと。

逆転裁判はキャラクターの名前からもわかりますが、銀魂のように、ふざけたところとシリアスなところが共存しているゲームなんです。
ゲームをやったことない方には、普通のアニメに見えるかもしれませんが、本来のゲームの中での白熱する裁判バトル、ぶっとんだ面白キャラクターの持ち味の良さを見事にイレイザーしてます。
中でも特に音響と演出が最悪で非常に淡々とした、とても面白みのない仕上がりになっています(逆転、そしてさよならの2ndは、なぜかとても演出が改善されてますが)、逆に反面教師的にみると良いでしょう(笑)
声優キャスティングはゲームと違ったところから、嫌な予感はしてましたが、裁判バトルではなく、ドラマの裁判を見ているような感覚で、小さい子どもやお年寄り向けなアニメを意識しているようです。ある程度の劣化は仕方ないとしても、バックミュージックがミスマッチで、特に見せ場の追求の音楽が全くいかされてなく、ひとえに監督は逆転裁判のゲームを楽しんでやったことない人なんだと思う作品です。ゲームをやったことない人に、全く面白さが伝わらない非常に残念な作品でした。
脚本は再現性はそこそこ、だけど、許せない改変もあります。もともとゲームはとても良い脚本で、よい改変もあるのは少しは評価できますし、声優さんはとてもうまいのでミスマッチを越えて、慣れれば気になりません。作画は酷いですが。
個人的には銀魂の製作陣なら、歴史に残る作品になり、カプコンも株をあげたでしょうが、この作品はゲームの良さを消す駄作なので、カプコンの製作のかたはもっと残念なのではと思います。願わくは、カプコンさんがこのレビューがみて、逆転裁判2アニメ製作は別の製作陣に変えてほしい、、一ファンとしては、切実な願いです。残念ながら、良くなるかなと期待して見るたびに溜め息がでる駄作でした。

追記
御剣編でのカルマとの初裁判の回は意外に良かったです。追求の音楽がきちんと使われていて、指パッチン、ボケ突っ込み、解説が分かりやすい、間の取り方やテンポも、他もいろいろ細かいですが演出がちゃんとして、え、どうした?と驚いてます、、もうどうせなら指突きつけて、謎の風が起こる演出そのものも変えても良かったんじゃと(笑)
これまでの違和感が少なくなって、素直に見ることが初めてできたかもしれない、、この回は良かったと思いますので、少し点を上げましたが、カルマの最後かあまりにあっけない、盛り上がらない、原作と違い、最後の証拠品の扱いが雑、エピローグも雑、音楽はダメダメ、原作知らなければ、もう少し点は上げたかもですが、あまりに酷い出来なので、どうなんでしょ、、
ちなみに、演出が良かった回は演出が山内東生雄という方でした。逆転裁判って演出かわるとけっこう変わるのかも?、、そしてダメだしした回の演出調べていくと、アニメにあまり関わってない人が演出してたり、、そりゃこうなるわって監督仕事してなかったの?、、アニメの世界はわからないですが、、なんかほんとに監督交代してほしいと思います。 ちなみに逆転裁判6は、、5くらいの面白さでした。オチが案外分かりやすかったので、ハラハラ感はちょっと低めです。これまでと全く違う裁判でしたね。私は2が一番好きで、次に3、1、あとは同じくらいです(笑)
{netabare} 演出や音楽もさることながら、一番残念を通り越して、腹が立ったのは、トノサマン編の最後。犯人の動機が語られないまま、単なる悪のおばちゃんが犯人で終わったこと。ゲームやったとき、こんなになんともいえないやりきれない感じのシナリオはゲームながら素晴らしいと思ったものです。

アニメしか見てない方は、なぜ憎むほど、イブクロに対しヒメガミが酷い仕打ちをしたかがわからなかったでしょう。最後にヒメガミがすっきりした顔になったかがわからなかったでしょう。
そもそもたんにお金儲けのために、脅迫してまで、イブクロをただ同然で、しかも悪役ばかりをやらせて働かせていたわけじゃない。そこには愛する人を失った悲しみと怒りを抱えながら、イブクロを憎むことでしか解消できなかった、なんともいえない物語が存在したんじゃないかと邪推できるような、エピソードが存在しています(そんなに長いエピソードじゃないのにこれを飛ばす理由がわからないです。ゲームでは自白タイミングの前に挿入されてます)。
あと、ニボシにイブクロがなぜ罪をきせようとしたのか(この事件は本来、ヒメガミをイブクロが殺してニボシに罪をきせる事件になるはずでした。つまりイブクロはそれだけ悪意と嫉妬があり、人物像としては良くないです、、おばちゃんのなかでは美化されまくりですが)。
これらエピソードをいれない監督には、これから先の素晴らしいシナリオをアニメ化してほしくないなと思いました。
ミツルギ編(さよなら逆転)でも相変わらず描写、演出が薄いです。ミツルギはナルホドウには知ってほしくないことがたくさんあり、心境としては、ナルホドウに助けてほしい反面、恥ずかしさや後悔というトラウマなんかが邪魔して、とても悩んでいて素直になれないツンデレなところが、だんだん変わっていくところが見所で、そういう演出が薄すぎる気がします、、
ゲームではそのあたりのミツルギの可愛さとジレンマで悩む、セリフにタメがでていて、そこでミツルギが悪いやつではないというのがわかるのですが、アニメでは終始冷静すぎで可愛いげがないのです。ゲーム内では冷静に見えて、いわゆるバカ真面目で天然なところが漏れだしてハートフルになってます。…笑いたければ、笑うがいい! どうした、、とか(笑) カルマとの狂気的でスリリングな戦いがあっさりとした演出で終わりそうな予感してましたが、、一回目バトルは意外に良かったですが二回目バトルは説明だらけの流すような感じで盛り上がりにかけます、、時間ないのは分かりますが、探偵パートや余計な指パッチンで風起こすとことかも少し削って、裁判バトルをちゃんと作ってほしい、、
カルマを倒す最後の証拠品は、原作はすべての証拠品がカルマに奪われる前に、マヨイちゃんが唯一守
った証拠品で、決して、盗みに入るようなシーンはありません、、盗みはダメでしょ、、

追加のシナリオもですが、矢張は爽やかすぎて、、、やつは女好きが際立つ節操なし残念バカな事件の影にやっぱり矢張なやつです。いわゆるイレギュラー的なジョーカーキャラクター、憎めない馬鹿キャラなんですが、アニメではかなりおとなしい善人キャラクターなのが、残念です。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 16

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ミステリを期待してみると残念な結果になると思う。基本的にはギャグ作品だと思っていい

視聴断念につき点数評価対象外

☆☆☆放送開始時レビュー☆☆☆

今回のアニメの原作である初代逆転裁判は2001年にDSで出たゲーム
発売当時遊んでいましたが
まさか今頃になってアニメ化するとはびっくりですね

原作は4で主人公がナルホド君じゃなくなって面白さが半減して
5で戻ったと聞いてもそのままやる機会がなく今日に至っている感じです

1話見た感じだとアニメを観ているというよりは
作品のチュートリアルでも受けているような感覚
おそらくこのアニメ自体が逆転裁判シリーズのチュートリアルなんでしょう

人気シリーズとして6作が発表され
リメイクやスピンオフ、コラボなども含めると相当な数の作品が出ています
しかし長く続くシリーズではありますが
登場人物などは共通しているため
興味はあるけど続き物を1から手を出して追いつくのは大変・・・
なんて思っているような層はなかなか手を出しにくく
固定ファンだけが買っているような感じなのだと思います

だから今までシリーズをふれたことのない人に向けて
ゲームの魅力を伝えるというのがこのTVシリーズの趣旨なのだと思います
おそらく初代あるいはリメイク版を基調にして1クールやって終わる感じではないでしょうか?

一番問題となるのはゲームとアニメというプラットホームの違い
ダンガンロンパでも同じようなことを思いましたが
自分で隅々まで探し回って手に入れた情報と
アニメから垂れ流される情報では
頭に入りやすさが全然違います

緻密なミステリ色の強い作品であれば
それでもしっかりアンテナを広げて観ていけば
それなりのカタルシスを得られるものだと思うんですが
この作品の場合割と無茶苦茶な展開が多いので
真面目に推理しながら観るには向いていないと思います
むしろその突拍子もない無茶苦茶な展開こそがこの作品の最大の魅力なので
ギャグテイストの強い作品として楽しんでいくのが正解だと思います

なので原作信者視点だと
1話の展開やなんかはあれで問題ないと思います
問題はそれ以外の部分ですね

まずはキャスト変更
ナルホド君の声が梶って・・・
オリジナルキャストじゃなきゃヤダ!
とか駄々をこねるつもりはありませんが
さすがにイメージからかけ離れている気がします
サイバンチョもかなり微妙ですね
それに対してアウチとヤハリはだいぶしっくりきました
後はマヨイとイトノコがどうなるか・・・?

もう一つ残念だったのはOP
放送時間的に夕方なので
あんまり期待はしていなかったんですが
まぁそれにしてもあれはちょっと・・・

同じ音楽にしてもBGMは基本作品のもののアレンジなので
こちらはすごく懐かしかった
トノサマンのテーマとか流れるのが待ち遠しいですねw

そんなわけであまり過度に期待せずに継続して観ていく予定です

☆☆☆1期クール終了時レビュー☆☆☆

最新作の宣伝も兼ねて
1クール使って無印をやって終わりかと思っていたら
普通に逆栽2に入るみたいなので
ちょっとこの辺で撤退しておきます

放送開始時点で期度がかなり下がっていたので
決してその期待度を下回っていたわけではありません
しかし、このまま続けても得るものがあまりに少ないので
ここで断念することにしました

しかしトノサマン関連は割と良かったというか
おばちゃんやキュータがいい感じだったのでファンとしては満足
おばちゃんにはちゃんと宇宙服で光線銃撃って欲しかったけどw

13話のアニオリ(と言っても原作者監修付)
はハートウォーミングなエピソードで
なおかつ最後綺麗に2につなげるあたり上手いなぁと思いました

とはいえやっぱり原作やってるなら原作で十分だし
原作やってないならこんなの観てないで原作やったほうが楽しめます
ゲームはハードから買わなきゃいけないから厳しいという人は
プレイ動画でも見てみれば
アニメじゃところどころかいつまんでいる部分が
よりわかりやすくなりますし
カットされてる小ネタもたくさんあるのでオススメです

未プレイの4以降もアニメ化されるようなら
もしかしたら戻ってきてみるかもしれないですw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「異議あり!」→2クール放送されるとは思っていませんでしたが、視聴するとそれなりに楽しめる作品でした…

この作品の原作ゲームは未プレイです。最初は正直視聴するかを悩んだ作品でもありましたが、2話で悠木さんが登場して継続を決めて作品でした。
当初は1クール作品だとばかり思っていたので、まさか2クール作品になるとは思いもよりませんでしたけれど…

この物語の主人公は、梶裕貴さん演じる弁護士の成歩堂 龍一が、御剣 怜侍や狩魔 冥といった名検事と言われる人たちを相手に弁護人の無実を証明していく…そんな感じの作品なのですが、成歩堂と一緒に法廷に立つ綾里姉妹が抜群の働きで成歩堂をサポートする様が個人的には大好きな作品でした。

綾里姉妹は2人で従姉妹を含めると3人が作品に登場します。
長女:綾里 千尋(CV:中村千絵さん)
次女:綾里 真宵(CV:悠木碧さん)
従姉妹:綾里 春美(CV:久野美咲さん)

この声優さんの組み合わせだと、どうしても「七つの大罪」が頭に浮かんできてしまいます。
メリオダスの梶さん、ディアンヌの悠木さん、残飯処理騎士団団長ホークの久野さん…
こういう繋がりが発見できるのもアニメを視聴する上での面白さだと思いますし、作品における声優さんの重要性が認識できると思います。

物語は一つの事件を複数話で回収していく…こんな感じで進んでいくのですが、タイトルに「逆転」と付いている通り、いつも崖っぷちでの闘いを成歩堂は強いられています。
事件が難しいからか、検事につけ入る隙がないのか、学習しないからかは分かりません。
けれど、パターンは概ね似たり寄ったりです。

その代わり、扱う事件は突拍子の無いモノばかりで、ピンチに窮するのはいつも真宵ちゃん…
個人的には悠木さんの活躍が見れるから全然構いませんが、真宵ちゃんはずいぶん不憫な役回りだったと思います。

原作ゲームは12歳以上を対象とした作品だったようですが、アニメは子供向けに改変された事から原作から大幅に変更された設定もあるようです(wikiより)。
休日夕方に放送された作品だったので、止む無しの処置かと思いますがそれで面白さが損なわれたかと問われると決してその様な事は無かったと思います。

確かに登場人物の言動を見ていると、明らかに子供を意識したようなシーンもありました。
ですがこの作品の特徴でもある「最後まで絶対に諦めない」というスタンスが終始貫かれているので、展開はベタでも思わず先が見たくなるんです。

それでは成歩堂は弁護を依頼してきた人の無実を淡々と証明していくだけではありません。
裁判の内容が十人十色である様に、依頼者もまた多様化している上、あくまでも成歩堂は真実を明らかにした上で正義を守る、というスタンスを決して曲げる事が無いため、そこが面白さに拍車をかける展開も用意されています。

愚直に己の信念を貫き通す…そのために時には必要以上に苦しむ事になってもその苦しみを受け入れるのは是とすべきなんだと思います。
決して器用な生き方ではありませんが、自身の成長への近道だと確信しています。

2クール計24話の作品でした。
実際の法廷の様な緊迫感…は決して濃くはありませんでしたが、子供から大人までそれなりに楽しめる上、お気に入りの声優さんによって面白さが倍増する作品だったと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

68.5 7 トリックでコメディなアニメランキング7位
レイトン ミステリー探偵社 ~カトリーのナゾトキファイル~(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (60)
249人が棚に入れました
「どんなナゾもすべて解明、それが我がレイトン探偵社のモットーです。」
レイトン教授の娘「カトリーエイル・レイトン」は、しゃべる犬「シャーロ」と助手の「ノア」と一緒に「レイトン探偵社」を営み、ロンドンで起こる不思議な事件を日々、解決している。元々は、突如姿を消した父『エルシャール・レイトン』を探すという目的で始めた仕事ではあるが、奇想天外な発想によるナゾトキが徐々に話題となり、いろんな依頼が舞い込んでくるようになる。

声優・キャラクター
花澤香菜、小杉十郎太、池田恭祐、多田野曜平、山村響、今井翼

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

花澤香菜ファンは必見の、子供向け推理アニメ

ロンドンを舞台に、探偵のカトリーエイル・レイトン(カトリー)が様々な事件を解決していく推理アニメ。全50話。
カトリーは、ゲームなどでお馴染みのレイトン教授の娘という設定で、この作品もゲームが原作のようですが、そのあたりは知らなくても特に問題なく楽しめます。
物語は基本的に1話完結で、合間にときどきレイトン教授絡みの長いエピソードを挟んでいく感じ。日曜朝に放送されていた子供向け作品なので、探偵が主人公の推理物といっても、描かれる事件は優しいお話ばかりです。謎解きについても、かなり現実離れしたトリックが多くあるので、真剣に推理をしながら観るというタイプの作品ではありません。
この作品、個人的には話の内容自体も普通に悪くなかったと思いますが、最大の魅力はなんといってもカトリーという主人公でしょう。かわいくて有能なだけでなく、茶目っ気があるので、観ていてとても楽しいキャラでした。声を担当した花澤香菜のノリノリな演技も役柄に最高に嵌っていて、毎回お約束の決め台詞の場面などは、それを観るだけでもちょっとした満足感がありました。
その他、キャラではツッコミ役の犬のシャーロも良かったです。音楽は、OPとEDが全部で4曲あって、どれも良い曲でしたが、特に前半のOP曲と後半のED曲が好みでした。作画は、背景画が綺麗で観やすかったです。
最後まで観終わって、とても安心して楽しめる作品でした。あと、花澤香菜ファンの人は必見ですね。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

途中で飽きた、その謎とは!?

50話もあるからね。

40話ぐらいまでそこそこ楽しんで観てたのですが、
そこから急速に見たいとも思わなかったので最近まで放置してました。

原作ゲームにあたるレイトン教授を知らんのですが、
教授の娘さんカトリエールが主人公です。
ゲームの様にヒントを集めて謎を解決する。

カトリエール・レイトン、カトリーは巻き髪の可愛らしい人、
助手は学生のノアくん、
あと特定の人だけ会話できる犬のシャーロ。

カトリーはかわええし、普通の謎解きは面白い。

大抵、
何かが問題で困っている
→謎の正体はこれだ!
→ま、まさかお前が!!
→いえいえ、それは違います
→ま、まさかそうだったとは!!!
という流れ。

何か謎があってマイナスな感じがしたが、実はプラスだった的な平和な話。

主題、多分話数の一割ぐらいのレリックスの話があんまり楽しくはなかった。

そんな感じ。
水戸黄門的な謎解きが好きならええんでない。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

主人公が魅力的

花澤香菜さん演じるカトリーがとてもキュートです。
カメラ目線でオーバーアクションなところも魅力的。
アニメの作りもゲームと同様に一つずつ謎を解いていくような展開となっていて、子供向け作品ではあるが、大人も結構楽しめると思います。
個人的な好みで言うと、もし自分に子供がいたら、くだらない理由ですぐに殺人事件が起きるコナンよりも、こちらの作品を子供に見せたいですね。
最後は心温まる話だったりするので、いつの間にか毎週楽しみな作品になっていました。
カトリーというよりも、CV花澤香菜さんの魅力が存分に出ている作品なので、それだけで見る価値があると思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
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