トラブルメーカーで萌えなおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月30日の時点で一番のトラブルメーカーで萌えなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.1 1 トラブルメーカーで萌えなアニメランキング1位
あっちこっち(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1043)
5426人が棚に入れました
『あっちこっち』は、異識による4コマ漫画。「まんがタイムきらら」で2006年10月号からから12月号の三ヶ月の読みきりの後に連載。2012年にTVアニメ化。素直になれないツンネコ娘・つみきと、乙女心には鈍感な朴念仁・伊御。いつもつかず離れずイイ感じなふたりだけど…この恋はまだまだ始まらない!?

声優・キャラクター
大久保瑠美、岡本信彦、福原香織、生天目仁美、浅沼晋太郎、皆口裕子、高森奈津美、今野宏美、代永翼、岩男潤子

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

良くも悪くも、『友達以上、恋人未満』の微妙な距離感をニヤニヤしつつ見守るに終始した作品【総合評価:63点】

2012年春に全12話で放送された作品。

物静かだがどんな言動もしっかりと決まり、周囲の女子から黄色い声が上がる、鈍すぎるのが残念な朴念仁な主人公の伊御
普段は冷静ながら典型的なツンデレ属性、伊御の前ではデレデレしながらも周囲にそれを悟られるのを嫌って素直になれないヒロインのつみき

友達以上、恋人未満の微妙な距離感を保つ二人
そして周囲の愉快な人物達との日常を描くドタバタラブコメディと言うのがこの作品の簡単な説明となります。

原作は未読ですが、4コマ漫画でそれを象徴するようにAパートとBパートでそれぞれひとつの話を描いております。
波の無い日常を描いているだけなんですが、AパートとBパートで話を別にしているとあり、ひとつの話を10分弱でまとめているので、テンポはそこそこですね。

バレンタインデーちょい前ぐらいから始まって、翌年のバレンタインデーからホワイトデーまでの一年ちょっとを12話で描いています。
その間に少し強めな甘い展開を終始挟んでくるものの、基本的に高校生活のイベントを無難に描いていく日常系の物語
物語の構成は基本的に高校生活のありがちな日常を周囲のキャラクターが全力で盛り上げてハチャメチャなドタバタ展開に発展させる。
そして締めにイケメンの伊御が実際に口には出来ないような歯の浮く恥ずかしい台詞を決めて、伊御にデレデレなつみきが鼻血を大量噴出、周囲のキャラクターがそんな様子をニヤニヤしつつ見守ると言った一連の流れが定番となっております。

伊御の歯の浮くような台詞、モジモジするつみき、そんな二人のやり取り、友達以上恋人未満の微妙な距離感を周囲のキャラクターと共にニヤニヤしながら見守る作品です。
正直な話、12話の全てが基本的にこのパターンですので、ワンパターンと言ってしまえばそれまでですねww

正直、この作品において笑いと言う面は期待できませんし、未視聴の方も期待は持たない方が良いと思います。
周囲のキャラクター達は、主人公とヒロインよりも強い個性を持っていて、場をしっかりと盛り上げてくれるのですが、勢いだけで盛り上げの最中に笑いの要素はほとんど無い感じ、個人的には笑える様な展開はほとんど無かった印象です。
笑いの要素に欠けてしまっている点が、個人的にはこの作品に物足りなさを感じさせた要因かもしれません。
良くも悪くも、伊御とつみきの関係をニヤニヤしつつ見守る事に終始した作品です。


作画に関しては最近の作品と比べて優れていると言う事は全くありません。
そもそもキレイな作画で勝負に来ているタイプでも無いので、何とも言えませんが……
キャラクターデザインは、まぁベタベタなアニメ絵ですので、格別嫌う方も逆に少ないんじゃないかなと言った感じです。
擬音表現を始めと、背景や場面転回時など演出面はそこそこ優れていた様な気もします。

音楽面に関してはOPが特徴的でした。
別に曲自体が良いと言う訳では無く、圧倒的で独特なテンポが耳に残ってしまいます。
BGMは緩やかな日常の雰囲気をしっかりと演出できていたと思います。


個人的には友達未満、恋人以上の関係をそこそこ楽しめましたが、ワンパターン故に終盤はもうおなかいっぱいって感じでした。
つみきのキャラクターが気に入れば、しっかりと二人の関係を見守って行けるのではないでしょうか。
そして、伊御の台詞に拒否反応が起きないかも視聴する上ではかなり重要だと思います。

正直、万人受けは難しい作品ですので、未視聴の方は第三話ぐらいまで視聴し判断して頂ければと思います。
ハッキリ言ってワンパターンですのでこの作品の雰囲気は完全に掴める筈、最終話までその雰囲気のまま突き進みます。
まぁ、好きな方なら終始安定した作品とも言えなくは無いので、是非一度試しに視聴してみる事をオススメ致します。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 54

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今はセンスが問われる時代

本作の演出の一つに"矢印"があります。
キャラの動きや状況の変化を矢印で表すというものです。
これはとても観やすく、素晴らしいと思いました。
なので、それにならって私もレビューで使ってみました。
……矢印は使い方次第。
下を見れば分かるように、センスのない者が多用すべきではないのです。
もうやりません。
無駄に縦に伸びた文になってしまいm(__)m

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ジャンル:日常系×恋愛。
比重は、『日常 8 : 2 恋愛』だったという印象。
ほのぼのした雰囲気と緩いギャグが魅力の作品でした。
こういうの大好きです。

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千葉県の某高校をモデルにした高校が主な舞台。
(写真見ると確かに似てました)
あらすじはいらないかな。
あにこれのやつも特に読まなくてもいいかもです。

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主要キャラは5人。
男2人、女3人の高校生グループです。
→(伊御、榊、つみき、真宵、姫)
この集団大好きです。ただし一人を除いて…。

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恋愛面について。
つみき→伊御 へと恋の矢印が向いています。
つみきをからかう榊と真宵が面白かったです。
その一つにお決まりとして伊御に恥ずかしい(キザな)台詞を言わせ、つみきをデレさせまくる、
というものがあるのですが、ここで問題が起こりました。

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はい、伊御さんやめて…。
キザな台詞を悠々とつみきに放っといて、
デレるつみきに対しては『どうしたの?』みたいな反応。
私は不快感を覚えました。
気になったので調べてみると、やはり伊御は人気がない様子。
確かにやらせてるのは榊と真宵。
でも、伊御の対応はどう考えてもおかしい。腹立たしい。
このメガネがいなければ(or 好青年なら)文句なしでした。
これに関しては、いちいち鼻血を出す女性陣もどうかとは思いますが。

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伊御以外はみんな好きです
お気に入りキャラは真宵と姫。
お笑い担当の真宵は作品を盛り上げるために必要不可欠です。
そこにお調子者の榊が乗っかるとさらに楽しいです。
癒し担当の姫は作品を(又は私を)より柔らかいものへと変貌させてくれます。
とても可愛かったです。
『はい』→『はひぃ~』は、あざとかわいい…。
つみきも猫のような小動物女子として私を大いに和ませてくれました。
何気に喋り方も好きです。
ここでは触れませんが、サブキャラたちも魅力的でしたよ。

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OP「あっちでこっちで」 歌ーあっち⇔こっち
ED「手をギュしてね」 歌ー御庭つみき(大久保瑠美)

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OP凄くいい…!
いつもの5人が歌ってるってのもいいですね。
ハモりもバッチリでした。
お気に入りの曲です。

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大好きな日常系のなかでもアタリの作品でした。
ギャグはたまに笑える程度です。
でもそれで十分ですね。
可愛らしいキャラたちが平凡な日常を過ごしている、
それだけで私は幸せです。

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苦手なキャラが約1名おりましたが、
それを余裕で補えるだけの戦力が揃ってました。
とても楽しませてもらった作品です。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

改めまして、矢印乱用すいません。
時代を勝ち抜けませんでした。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 45

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

すごい触覚毛だけど見慣れるとカワイイ物語

とある高校を舞台にした、かなりゆる~い感じのラブコメディ。
でもその、ゆる~い感じが、観始めてしばらくすると
「ほのぼの」になり、観る前は、「こういうキャラデザ、ちょっと苦手」
と思っていたのに、観ていたら別にどうってこともなくなり、
むしろ登場人物たちのやりとりが、面白かわいく感じて
気づけば、クスクス笑い、ニヤニヤして観ている自分がいた。

最近、随分といろんな耐性ができてきたものだなとw
っていうか、日常系が案外好きなのかもなと気づかされたりしている。

素直に甘えることができないだけの、ややツンデレな女の子、つみき。
ツンデレにもいろんなタイプがいるけれど、彼女みたいなのは
なんといってもそのシャイな部分で、ツンデレの魅力を
さらに拡大してる気がする。
そして同時に、女の子のかわいらしさと気高さを感じることができるので
個人的には好印象だったな。

彼女が想いを寄せる男子イヨは、彼女に対してやさしいお兄さん的接し方。
友達以上だけど恋人未満・・・そんな関係。

ふたりは事あるごとに、傍から見れば「すでにつきあってるし」と
ツッコミたくなるほどの仲の良さなんだけど、
つみきのシャイと、イヨの鈍感さで進展もなかなか進まず。。

でもだからといって、せつないとかハラハラとかそういうものはなく、
距離を置きつつ遠くから見守ってるような感じで
ニヨニヨと観れたのは、なんだかとても楽しかった。

それと、個人的には2人が囁くように唄うEDが好きだった♪

投稿 : 2025/03/29
♥ : 39

63.8 2 トラブルメーカーで萌えなアニメランキング2位
BanG Dream! Ave Mujica(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (156)
131人が棚に入れました
「言ったでしょう?残りの人生、わたくしに下さいと」 豊川祥子がメンバーを招き入れたバンド・Ave Mujicaは、 ライブやメディア露出など、商業的な成功を収めていた。 運命をともにすると誓った仲間も、生まれ育った家も失った少女。 彼女は何のために他人の一生を背負い、バンドを続けるのか。 過去も素顔も仮面で覆い隠し、今宵も完璧な箱庭に降り立つ。

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ボロ屋に住んでいるお嬢様、良いですねぇ。最高でした。

1話感想 4.0 ボロ屋に住んでいるお嬢様、良いですねぇ
クオリティは高いですね。3D作画は全く問題無し。

MyGoの方では敵役だった祥子ちゃんに何があったか明かされる作品ですね。

謎の方は早々に明かされました。ダメなお父様について行ってボロ家暮らしと。

お父さんどうしようもないですが、小市民が重責ある仕事をするのは無理ってものですよね。
良く平凡な庶民が令嬢と結婚して婿入り、という物語がありますが、それで上手くいくのは相当難しいと思います。
立場が人を作ることもありますが、それはそうできる素質がある人ならって話で、ダメな人はダメでしょう。
特に支えになれる奥さんが亡くなったことで完全に破綻したのでしょうな。
そうして心を病めばどうにもならないだろうと、同情の余地はありますね。

娘を引き込んでいる自分が許せなくて、娘には自分を見捨てて欲しくてあえてクズを演じ続けていて、本当にクズになっているのかなと思います。
娘に対しては本当に酷いですが、自分は何もできないのに娘はどんどん成功していくのを見せられたらそりゃきっついでしょうね。
根がクズじゃないからこそ余計きついのですよ。
根がクズなら娘を食い物にできてラッキーとしか思わないでしょうけど。

どうしても自分を見捨てようとしない娘を、とうとう追い出してしまいました。
切ないですね…。
とか、お父さんについつい感情移入してしまいました。

このような状況にあるのですからMyGo側での確執は吹っ飛んで一気に応援できるようになりますね。

アヴェムジカは本当に女性に人気が出そうなバンドですね。
こういう耽美な雰囲気、女性は大好きでしょう。にゃむはトラブルメーカーですがちょっと空気読めてない感じですが…
でも演技とかはしっかりして貢献はしているのですよね。

一癖も二癖もあるメンバー達とどうやっていくのか、見続けたいと思います。

全話感想
いやもう、すっごく良かったです。
バンドリシリーズは長いですが、MyGOと本シリーズは随一の良さで…
つまりバンドリシリーズ史上最高だったんじゃないですかね。

メンバーそれぞれが抱えている問題がめちゃくちゃ大きくて、それぞれ面白く、それをまとめ上げたバンド演奏も素晴らしく。

いや非常に良かった。本当に面白かったです。

MyGO、AveMujicaシリーズ続編が作られるそうで。非常に楽しみです。

投稿 : 2025/03/29
♥ : 3
ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

嘘みたいにヤバいのしか出てこないw

前作の「MyGO!!!!!」の続いています。
前作のキャラも絡みがあるので前作から観たほうが見やすいです。

MyGOもギスギス展開が凄かったのですけど
今回の物語はもはやギスギスってよりは狂気の連続。

基本は1人1人のキャラを掘り下げていくストーリでしたけど
この狂気の物語はもはや舞台上の劇の設定だったんじゃないかって
くらい何でもありのお話しでした。

思うに作品ホームページにあった
 ~~ようこそAve Mujicaのマスカレードへ~~
をずっと見せられた感がありました。

どぎつい内容は何を書いても全てネタバレになりそうなので
割愛します!

あっ最終話だけちょと高揚した思いのまま書いちゃいますw
{netabare}
前半はMyGOのライブ
青春真っただ中の今の想いを綴った演奏。
会場の温かさを感じてなんか思わず微笑みます。
(それにしてもお客さんのペンライトの揃ってない感とか
メッチャリアルになってて凄いっ! 
もはや違う動きしてる観客とか探しちゃってましたw)

楽奈や愛音のペースに巻き込まれるリッキーにほっこりだし
マイペースのそよと引き込まれるような燈の歌はやっぱり良い!

後半のMujicaは商業的に成功してるって設定だけに
完成度高すぎるステージでした。
(もしもリアルであんな演出だったらきっとお金出して生で
観たいってなっちゃいますもんw)

初華の力強い歌声、にゃむのなんかやらかしそうなとこw
海鈴の完璧でカッコいい動き!
睦の可愛いけどそれだけじゃないつい目が行っちゃう存在感!
そして強い意志を感じる祥子の姿・・・・

さっきリアルであんな演出だったらって書いたけどもうほぼリアル
じゃんってくらい光の演出だったり観客の音だったりアニメの
クオリティがヤバかったです!

原点のバンドCRYCHICから違う道へと道を違えたMyGOにMujica
それぞれのバンドの対照的なところも良かったな~。
{/netabare}

OP Ave Mujica  / 「KiLLKiSS」
高速メリーゴーランドの絵で始まるこの世界観ww
何を歌ってるのか分からない歌詞(貶してないですよ)を含めて
初めて聴いた時から圧倒されるカッコよさがありました!

ED Ave Mujica  / 「Georgette Me, Georgette You」
ピアノの調べが物悲しいイントロ。
どうしようもない運命に
翻弄されていくように濁流のように押し寄せるように響きが加わる
ように感じました。
毎度の狂気展開にちょっと放心気味に聴いてたな~。

最後に
「MyGO!!!!! / Ave Mujica」続編すぐに発表ありました。
楽しみに待ちたいと思います!

投稿 : 2025/03/29
♥ : 3
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