タロットカードで鬱なTVアニメ動画ランキング 1

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61.4 1 タロットカードで鬱なアニメランキング1位
幻影ヲ駆ケル太陽(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (479)
2512人が棚に入れました
占い師だった亡き母に憧れ
タロットカードに夢中な日々をおくる太陽あかり、12歳

伯父夫婦と従姉妹の4人で暮らす平穏な日常に、それはゆっくりと忍び寄る

ある夜、就寝中のあかりを魔物が襲う
苦しみもがく中、タロットカードが宙に舞い、あかりは異空間に入り込む

手に握られた剣
煌煌と輝く太陽のタロットカード
その瞬間、世界が真っ白になり……

……覚醒したあかりが連れて来られたのは、
セフィロ・フィオーレというタロット使いたちの育成機関だった

隊長のエティアと副長のアリエル率いる部隊で特訓を受けることになったあかりは、
新人部隊の仲間たち、せいら、ぎんか、るなの4人のチームで活動を開始することに

激しい闘いの日々の中で、
少女たちは戸惑いながらも、自分の運命と向き合っていくが……

声優・キャラクター
門脇舞以、喜多村英梨、徳井青空、巽悠衣子、遠藤綾、井上喜久子、青木瑠璃子、東山奈央、種﨑敦美、堀井茶渡、井澤詩織、佐倉綾音、久川綾、内野真生、高橋未奈美、近藤浩徳
ネタバレ

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

絶望感や欝な要素を求めすぎて終わってみると物足りなさを感じたが悪くない作品。OPが非常に良かった!!【総合評価:74点】

2013年夏に12話で放送された作品。

タロットカードをキーアイテムとした、魔法少女系のテイストの作品。
作画は可愛い系のキャラクターデザインが目立ちながら、内容は一般の考える魔法少女テイストでなくダークファンタジー系です。

人々に不幸をもたらす『ディアボロス・タロット』と、それに対抗する『エレメンタル・タロット』と言う2種類のタロットカードが人知れず世界 を支配している世界が舞台。
不幸をもたらす『ディアボロス・タロット』により、重大な悩み・苦しみ・悲しみ、もしくは歪んだ欲望・思想を持つ人間の心に住み着き、最終的には魂を乗っ取ってしまう『ダエモニア』と呼ばれる存在
それに対抗するのが『エレメンタル・タロット』の使い手である主人公達。
『エレメンタル・タロット』の使い手として運命付けられ、自らの意思に関係なく戦いを強いられながらも友情や絆を育み成長していく姿を描いています。

そこだけだと日曜日朝の魔法少女作品でもありがちですが、『ダエモニア』を殺すことは宿主を殺すことになる、そして殺された人物は世界からその痕跡が消える。
この後味の悪い設定は深夜帯ならではですね。
序盤から、この事実を知った主人公はネタバレレビューを読む人を殺さなければならい事に苦悩する姿が描かれていた事が好印象でした。

魔法少女系の作品で、ダークファンタジー的な作風と言う事もあり、どうしても『まどか☆マギカ』を意識してしまい、大変ハードルを高めに設定してまいました。
結論から言うと、あまりに基準が高くなってしまった事もあって、そのハードルを越える事は残念ながら出来ませんでした。
序盤の展開において『ダエモニア』になってしまう人物達の悩みやらがいまいち薄く、その人を殺してしまう事への後味の悪さをもっとエグく描けたのではとも思います。
ネタバレレビューを読む 中盤からの展開で絶望感や欝な展開が加速するのかとワクワクしていましたが、どうにもこの設定は投げやりになり『ダエモニア』の根本的な問題自体は未解決、そのままネタバレレビューを読む ラストの展開にシフトしたのは残念でそこも駆け足な気もしましたね。
これ以外にも世界観やら設定に関してはどうにも消化不良な点が見受けられたので、欲を言えば序盤と中盤の展開にもう少し厚みを持たせラストも丁寧に描く、2クールならばもっと面白かったように思えます。
個人的にこの作品には絶望感とかの欝な要素を求めていたので、そういった意味ではちょっと物足りなさを感じてしまいました。
まぁ、12話の尺で主人公やその仲間の闘いに身を投じる理由や苦悩を描き、それらに向き合いながら友情や絆を育んでいくスタンスは良かったと思います。

物語面はこんな感じで、作画に関しては可愛い系のキャラデザが特徴ですが、格別レベルが高いと言うこともなく、声優陣に関しても特筆するレベルにはないですね。
しかしながら音楽面は一際輝いていたように思えます。
印象に強く残っているのはLisaの歌うOP『traumerei』は疾走感があり、バトル系統の作品にはピッタリです。
そんなOPに隠れてはいますが、EDの方も作品の雰囲気にあっていて、音楽面の良さが光っていました。


魔法少女のダークファンタジー、個人的にはハードルを上げすぎてちょっと物足りなさを感じたものの、フラットな状態で視聴すれば悪くない作品だと思います。
未視聴の方も、ハードルを上げ過ぎる事無く視聴してみるのはいかがでしょうか?

投稿 : 2025/03/08
♥ : 44
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

はい丸投げEND(最終話まで

手に握られた剣、煌煌と輝く太陽のタロットカード、その瞬間、世界が真っ白になり……

●関連サイト
・番組公式サイト:http://www.geneitaiyo.com/
・番組公式Twitter:http://twitter.com/geneitaiyo


あらすじ(公式引用)

占い師だった亡き母に憧れ
タロットカードに夢中な日々をおくる太陽あかり、12歳
伯父夫婦と従姉妹の4人で暮らす平穏な日常に、それはゆっくりと忍び寄る
ある夜、就寝中のあかりを魔物が襲う
苦しみもがく中、タロットカードが宙に舞い、あかりは異空間に入り込む
手に握られた剣
煌煌と輝く太陽のタロットカード
その瞬間、世界が真っ白になり……
……覚醒したあかりが連れて来られたのは、
セフィロ・フィオーレというタロット使いたちの育成機関だった
隊長のエティアと副長のアリエル率いる部隊で特訓を受けることになったあかりは、
新人部隊の仲間たち、せいら、ぎんか、るなの4人のチームで活動を開始することに
激しい闘いの日々の中で、
少女たちは戸惑いながらも、自分の運命と向き合っていくが……


どうやらオリジナルアニメーションのようで先がどうなるか見ものですね。
シリアス路線なのが結構好印象。


幻影ヲ駆ケルRadio
パーソナリティは徳井青空と巽悠衣子が務める。
http://www.geneitaiyo.com/radio/


○総評
セーラームーンの焼き直しにもならないしプリキュアの二番煎じにもならないしまどマギの足元にも及ばない。
フラグは9割型ぶん投げENDなので2期がもし出たならばそれが出てから見る事をお勧めしたい。
ただ見所としては触手プレイ・幼女の全裸・乳首解禁があるのでその辺見たい人には後半6話以降あたりからお勧めかな?前半はその辺の魔法少女ものと何らかわりなし。
まぁそもそもサムゲタンの人が関わっちゃったアニメなんでお察し…何故これで二期を狙った作りにしたのか…
何はともあれOPEDだけはムチャクチャ良かった。本当にこれだけは素晴らしかった。


各話感想
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/08
♥ : 34

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

トラウマとタロットカード

原作未読 13話

今期のカードバトルその3(その1イリヤ・その2ファンタジスタ)

主人公 太陽 あかりはタロット占いの大好きな女の子、両親はいないので親戚の家にあずけられていました。あることで「エレメンタル・タロット」使いとして覚醒し、異次元で「悪いタロット」であるダエモニアと、他の3人(星河 せいら、月詠 るな、白金 ぎんか)で戦うことになります。

人間の心の陰の部分を突いてくるので重い感じします。

とにかく最初から過酷な展開が待っており、多少楽しい回もあるものの基本は暗い展開ですね。それぞれ4人の過去も過酷であり、そしてその先に待っている展開も過酷です。

追いつめられて、追いつめられて、なかなかお話的に光りが見つかりません。

その中でも少しずつですが光明見えてきて、最後は弾け飛びました。

この作品のテーマは重く、なかなか結論が出ないお話なのでスッキリとは終わりませんが、最後はきちんと区切りがあって終わらせているので良かったです。

結構好きな作品です。キャラデザや暗い展開が苦手でなければ是非観てくださいね^^

OP Lisaさんが歌ってます。疾走感がありカッコいい曲ですね。
ED ゆっくりとした曲ですね。新人の方が歌っているようです。

最後に、この作品は長崎を舞台にしていることから何度も訪れているので知っている場所が出てくるのは嬉しいですね^^

投稿 : 2025/03/08
♥ : 31
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