スポ根で笑いなおすすめアニメランキング 8

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスポ根で笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月25日の時点で一番のスポ根で笑いなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.3 1 スポ根で笑いなアニメランキング1位
ハイキュー!!(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1746)
9311人が棚に入れました
ふとしたきっかけでバレーボールに魅せられた少年、日向翔陽。
部員がいない逆風にも負けず、やっとの思いで出場した
中学最初で最後の公式戦で、日向のチームは「コート上の王様」
と異名 を取る天才プレイヤー、影山飛雄に惨敗。

リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩いた日向だが、
何とそこにはにっくきライバル、影山の姿が!?

青春のヒリヒリもイライラワクワクも詰め込んで、
熱血青春バレーボール物語、いざ開幕!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、神谷浩史、田中一成、浪川大輔、吉野裕行、中村悠一、梶裕貴、立花慎之介

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

バレーボールってこんなにおもしろいんだね☆

原作をちょこっとみたら
おもいのほかはまり今ではハイキュー原作もアニメも大好きになりましたd(>ω<*)☆

ハイキューは試合ももちろんおもしろいですが
ちゃんと笑える要素も盛りだくさんで
全然あきないで観れちゃいます。
キャラのやり取りや言動がとてもおもしろいヽ(´∀`*)ノ

キャラクターみんなそれぞれ個性豊かですごくバランスいいです!
個人的には月島が好き♡

単語の説明とかも分かりやすいので
バレーボール全然知らなくても楽しめる作品だと思います☆
なんか元気もらえるような気がします♪

2期楽しみです!
映画も決まりましたね♪(1期総集編みたいですが・・)


すごくオススメ作品です(●・ω・)b
お気に入り♪

読んでくださりありがとうございましたヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2024/11/23
♥ : 61

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。

久々に涙を流してアニメを観れました。
原作はだいぶ昔に読んでおり、物語の大筋は判っていたけど、泣けました。
すごく楽しかったですし、すごく良かったです。

この作品はスポーツ根性ものです。
そして、バレーボールというスポーツを通しての選手の成長がしっかりと伝わります。
バレーボールで勝ちたい日向。
才能があるゆえ孤立した影山。
レギュラーと取られた菅原。
自信を無くしたエース東峰。
試合に出たいと願う山口。
そしてライバルチーム。
どのエピソードでも挫折からの復活には涙が出てきます。

また、ハイキューにはピンチを救うシーンも沢山あり、そこも泣けるのです。
新チームの監督をする鵜飼監督の言葉。
リベロの西谷の行動。
顧問の武田先生の送り出す言葉。

更にうまいのは
高校3年生としての部活引退を含めたシーンも上手に取り入れています。烏野に負けて行くチームの思い出や烏野高校女子バレー部の話も涙を流してしまいます。

25話と長いけれど、心にグッとくる物語ばかりです。
熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 59

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

NHKの再放送?をちょっと見たらすんなり入れてハマってしまいました^^

お昼ご飯食べてTV見てたら、再放送?で1話が放送されたの。
冒頭の15分ぐらい見てたら続きみたくなちゃったw

スポーツアニメって
自分の思うように体が動いてうまくできたとき、できなかったとき、
勝ったときの喜び、負けちゃったときの悔しさや悲しさ、
感情がダイレクトに伝わってきて、ウルっときちゃいますね~
団体競技の「みんなでひとつ」って感じもたまりません!!
ハマっちゃいますね~(笑)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

69.5 2 スポ根で笑いなアニメランキング2位
競女!!!!!!!!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (434)
1948人が棚に入れました
水着姿の美少女たちによるエキサイティングな水上の闘い「競女」!
ルールはシンプル。「ランド」と呼ばれる水上に浮かぶステージの上で、尻や胸を駆使して戦い、最後まで立っていた選手が勝者だ。
鍛え上げた肉体から繰り出される、胸と尻の超絶技! 熱き魂がこもった、荒ぶる尻、激しい胸のぶつかり合いに人々は魅了され、その勝者は富と名声が思いのまま!
そんな競女のトップ選手を目指し、選ばれた美少女アスリートたちが集う、瀬戸内競女養成学校。神無のぞみをはじめとした生徒たちは、みんな各自の得意分野を活かしつつ、自らの尻と胸を磨いてゆく。
競女に青春を捧げる熱き乙女たちの、汗と友情の物語がいま始まる!

声優・キャラクター
Lynn、M・A・O、本渡楓、大西沙織、前田玲奈、山村響、高橋李依
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

熱さと馬鹿馬鹿しさが萌えを超える時、裸もまたギャグになる!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
「馬鹿になれ とことん馬鹿になれ 恥をかけ とことん恥をかけ かいてかいて恥かいて 裸になったら見えてくる 本当の自分が見えてくる 本当の自分も笑ってた そのくらい馬鹿になれ」「尻が一番 尻があれば何でもできる」「いくぞー! 1、2、3、ダー!」

ん? 一部違うぞ? まあでも、そんなアニメです(笑)

内容は、バカ要素もありつつ、スポ根もありつつ。バカを真剣にやってる感じが好印象でした♪ アニメ玄人?にオススメしたいアニメですね(オンリーワンなので)!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容は、バカ要素もありつつ、スポ根もありつつ。バカを真剣にやってる感じが好印象。「競女」という謎のおバカ種目を「公営ギャンブル」にしたのは、面白いというより、上手い設定だと思う。バカなことをやっているのに、なぜか説得力が出てくる。少女達が厳しい練習に耐える理由がシンプルに「お金」ってのも分かりやすい。

てかこの競技、実際に競技化したらリアルに人気でるかもね(笑) おじさん達は喜びそうだw

何気に、各キャラクターごとにオリジナリティーある「ケツ技」があって、バトルものとしても面白い。まあ、各必殺技には無理矢理感あるのもあるけど、それに突っ込むのは無粋ってもんでしょう。

一番笑ったのは8話の次回予告w 「構えが変わった!? 乳首が立ってる!!{」って、どんな次回予告だよ(笑) 久々にアニメで声だして笑ったわwww

9話、馬鹿馬鹿しさがひとつの壁を越えた(笑)

11話、もう何があっても驚かない(笑)

12話、よくもまあ、色々考えるもんだな(笑)

感想➡他の方もレビューで書かれていますが、多分このアニメ、ここで終わるのがちょうど良いです。プロ編とか、2期やる余地はいくらでもあるけど、これ以上やっても、1期を超えられる気はしないかな。馬鹿馬鹿しさのMAXは通りすぎ、これ以上やってもマンネリ化するというか、強さのインフレがおきて、いったい誰が強いのか分からなくなってくる気がする(晩年のBLEACHのような状態)。

まあ、面白いアニメでした! 好評価です!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 42

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

かなりアホで、適度に熱くて、とても笑えるスポ根作品

女子選手が胸と尻だけを武器に戦う公営ギャンブル競技「競女」、その選手養成学校を舞台にした熱血お馬鹿スポ根作品。
秋アニメの中でも毎週楽しみに観ていました。とても面白かったです。
基本的なストーリーは、厳しい特訓で技を修得したり、仲間との息の合った連係プレーで強敵に立ち向かったりといった王道のスポ根なので、安定感があります。その土台の上に、水着女性によるお色気や、頭がおかしいとしか言いようがない発想の必殺技など、かなりB級っぽいエンタメ要素が散りばめられていて、単純に楽しめる作品になっていました。こんな作品で笑ってしまっている自分もどうかとは思うのですが、面白いのだから仕方ありません。毎回最後の次週への繋げ方も非常に上手くて、本当に笑わせてもらいました。
キャラは、主人公の神無のぞみ、そのルームメイトの宮田さやか、青葉風音といった主要キャラは、それぞれの個性や得意技もしっかりと描けていて良かったです。
作画は別に綺麗ではなく、特に最終回などはかなり崩れていましたが、それでも作品全体を通して試合の場面では、実際にはありえない人体の動きや、馬鹿馬鹿しい超能力的な必殺技を、スピード感や迫力を感じさせながらそれなりに説得力のある攻防として描けていたのは評価したいです。
音楽も、OP、EDともに結構好きでした。
全12話を退屈することなく最後までとても楽しめましたが、これ以上あまり長く続けると段々飽きてきそうな気もする作品で、ああ面白かったなあ、という良い印象のまま観終わることができる、これくらいの分量で丁度良かったかもしれません。
適度に熱いストーリー、健康的なエロ、頭を空っぽにして笑えるアホな必殺技。良い娯楽作品でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 20

yowano さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

エロ枠やギャグ枠として扱うにはもったいないクオリティ

尻と胸だけで戦う競技という奇想な世界観から、
ありがちなエロギャグ枠だと思ってスルーしていたことを後悔しました。

あらゆる必殺技や妙策が尻と胸にかかるせいで笑ってしまいますが、
ライバルと繰り広げる試合の数々は、どれも見どころがあり、熱いです。

試合の前にはある程度いがみ合いなどがありますが、
試合の後には互いを認め合って仲直りするところも爽やかで良いです。
今時これほど底抜けに明るいストーリーは逆に珍しいのではないかと思います。

また、敵も味方もキャラクターが非常に丁寧に作られていて、魅力的です。
一癖二癖ありながらも、可愛らしく、仲間想いの優しい子が多い印象です。
主人公も快活でありながら理解力が高く、見ていて気持ちが良いです。

私もそうでしたが、リアルタイムでは0話切りした方も多いと思います。
この機に是非ご覧頂ければ幸いです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

78.3 3 スポ根で笑いなアニメランキング3位
ハイキュー!! セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (798)
4853人が棚に入れました
すべては、“進化”する―!!「週刊少年ジャンプ」で絶賛連載中・コミックス累計1,600万部突破の次世代王道スポーツ漫画、『ハイキュー!!』。2014年4月~9月に放送されたTVアニメの好評を受け、2015年10月から、TVアニメ セカンドシーズンが待望の放送スタート!監督には『おおきく振りかぶって』でアクション作画監督を務めた満仲勧を迎え、キャラクターデザインには『デュラララ!!』、『魔法少女まどか☆マギカ』の岸田隆宏。そして制作は常に最高のアニメーションを送り出し続けるProduction I.Gと、ファーストシーズンから引き続き、ヒットメーカーによる最高のチーム体制!
日向・影山を演じるフレッシュな若手を、実力派キャストが力強くサポート!セカンドシーズンでは、新たなライバルを演じるキャストも続々と参戦します!
3度のボレーで攻撃へと“繋ぐ”バレーボールに青春を燃やす少年たちの、チームメイトへの熱い思いと、ライバルとの死力を尽くす真剣勝負。本格バレーボール作品の魅力を、さらに“進化”したアニメーション表現でお届けします!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、諸星すみれ、神谷浩史、田中一成、中村悠一、梶裕貴、立花慎之介、石井マーク、木村良平、逢坂良太、浪川大輔、吉野裕行、竹内良太

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。2

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。
決して悲しさの涙ではありません。悔しさの涙と乗り越えた涙を堪能できます。
号泣はしませんでしたがその都度涙が溢れそうになりました。
1期から3期まで通してでも泣けるのですよね~不思議。

ハイキュー!!全体で言えることですが対戦相手にも物語がしっかりあります。
この作品はその点がとても上手だと思いますね。
対戦相手のエピソードでも不思議なくらい涙が溢れてくるんです。

条善寺
和久谷
伊達工業
青葉城西

各高校本当良い物語詰め込まれています。内容は観てのお楽しみ。

特に烏野のスポットライトは山口。
1期からあるトラウマを克服する描き方がよかったです。やっぱり涙が溢れそうになりました。

目から汗が出ること間違いなし!とてもオススメです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 33
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

託す人、託される人

1期に続き大満足な内容でした
熱いスポ根好きにはたまらないです

キャラ一人一人感情移入しやすい掘り下げ方や
烏野高校以外の敵チームにも思わず声援を送りたくなるくらい個性的なキャラ達に心掴まれました

{netabare} 試合の臨場感やスピード感がアニメから伝わって来ます
烏野vs青葉城西戦が熱かった 3期では強豪・白鳥沢戦が観れると思うとワクワクする・・!
何かに夢中になって戦うことと、仲間がいることの心強さって良いですね。
今回もそうでしたが、敗者となったチームの悔しさが伝わってきて思わず胸がさっと熱くなった
その悔しさも、勝利に対する想いも、次に託していくのだろうと感じました {/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 32

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

毎回、最っ高に楽しませてもらってます♪。(6話まで視聴して)

原作未読。アニメ1期は視聴済です。
※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です

>1話まで視聴して
正直、
「1期で満足したし、あとそんなに描く内容ないんじゃないのかなあ?。観なくてもいいかなあ・・」
・・くらいに思ってたのですが、視聴開始後数分で、その考えは覆りました。

なんか作画がさらにパワーアップしてないですか?。
特に感じたのは、顔芸!?かと思ってしまうくらいの心情表現っ!!。
ちょっとホラーっぽいニュアンスも込み?・・でとてもグッときた^^。
漫画的な線の書きこみ?・・な感じがすごくいい味になってて
とても繊細な表現になってるなあって感動しました。
アニメとしてこういう線の書きこみで製作するのって、とても大変なんじゃないのかなあ?。

とにかく、2期も安心して最後まで楽しませてもらえそうです♪。

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>6話まで視聴して
2話以降もどんどん面白さが加速してますね!。
新マネのコもかわいくて良い^^。
でも、それ以上に日向がめちゃくちゃカッコいいですね。
あれは惚れてしまいますわ。。

とにかく展開がアツくて、でもちゃんと笑わせてくれるしホロっともさせられる。
いやあ、青春ですねえ。
文句なしに毎回、最っ高に楽しませてもらってます♪。

ということで2話以降★の評価うなぎ上りです!!。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 17

66.8 4 スポ根で笑いなアニメランキング4位
アイシールド21-EYESHIELD21(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (384)
2242人が棚に入れました
私立泥門(でいもん)高等学校に通う気弱な高校生、小早川瀬那は入学早々ひょんな事から泥門高校アメフト部「泥門デビルバッツ」に主務として入ることになった。
その帰り道、彼をパシリにしていた不良たちに絡まれ、逃れるために泥門駅まで爆走して駆け込み乗車をした。それを目撃したアメフト部主将ヒル魔に翌日強制的に選手にされ、唯一の取り柄である俊足で選手登録名「アイシールド21」として試合に参加することになる。
多くの強豪と戦いアイシールド21として瀬那自身も成長していくことで、全国大会決勝(クリスマスボウル)出場を仲間達と共に目指していく。

◎TARGET さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どんなに絶望的な状況でも最後まで絶対にあきらめない男たち

❏総評

原作者は「稲垣理一郎(原案)、村田雄介(作画)」。

ネタバレしない程度にあらすじ

部員2人で部活動すらままならない弱小の泥門高校アメフト部
「泥門デビルバッツ」が、主将のヒル魔(蛭魔)があらゆる手段を使って
仲間を集めながら共に成長し、ライバル校の猛者達と切磋琢磨
しながら、クリスマスボウル(※)出場を夢みて努力奮闘するという、
スポコンアニメの王道とも言える作品。

(※クリスマスボウルとは高校野球で言う甲子園決勝戦のこと。)


作者も公言しているが「リアル40%、ファンタジー60%」の作品なので
いわゆる少年漫画向けの一般的なスポコン漫画同様、演出は
かなりオーバーではある。反面、アメリカン・フットボールを全く
知らない人が見てもわかりやすく、アメフトがいかに面白いスポーツか
視聴者に感じさせるよう色々工夫されているように感じた。


❏アメフトアニメとしての見所

アメフトは他の一般的な球技と異なり、ポジションそれぞれに求められる仕事が
かなり限られているので、ジェネラリストだけでではなく「○○しかできないけど
他はからきしダメ」といったスペシャリストの活躍が許される唯一のスポーツ
と言っても過言ではない。

だから主将のヒル魔は、

小さい頃からいじめられっ子で不良にパシられてきた「逃げ足」だけが取り柄の
主人公のセナをスカウトしたり、野球部で2軍にも入れないが「ボールのキャッチ」
だけは誰にも負けないモン太をスカウトしたりして、他のスポーツでは活躍が難しく
埋もれてしまうような凡人達の個性、「アメフトの世界では光り輝く個性」を見極め、
スペシャリストの集団を作っていく。

しかし当然、1つだけできるより2つも3つももしくは何でもできる選手の方が
選手としては使いやすいのも確かである、しかしそのようなプレーヤーは
皆アメフトの名門高校でプレイしており、泥門高校には居ない。だからヒル魔は
そんな個性的なメンバーを自らの頭脳をフル活用して、効果的な場面で
効果的に使っていくことで本来勝てないような格上の相手にも勝つための
活路を見出してゆく。

アメフトは体力だけの戦いではなく、将棋のようにプレイヤーを駒として
どのようにプレイさせるかで戦局が変わっていく頭脳スポーツなのである。

これらの選手スカウティングから選手へのコーチング、さらに選手本人の
がんばりによる成長までの過程と、ヒル魔の試合中、試合前の頭脳戦/心理戦が
このアメフトアニメの最大の見所である。


❏原作>アニメ

途中、原作の連載に追いついてしまった際のオリジナルストーリーは
盛り下がるものの、原作に沿った方のストーリーラインは原作と遜色ない
レベルですごく面白くできている。

オリジナルストーリーは「ながら見」「1.5倍速」で見ればOK。

アニメの方はストーリーライン上かなり盛り上がってる所で
打ち切りになってしまったので、その後の話は原作で必ず読もう。
というか、読まずにはいられないはず。

主役の1人「ヒル魔」の声優がロンブー敦なのだが、かなりのハマリ役だった。
賛否両論あるが、個人的にはかなりキャラにマッチしていたと思う。
彼はプロの声優ではないので、最初ちょっと下手っぴーだったが、
徐々に良くなっていき途中からは声優として違和感を感じなくなっていった。

あとチアリーダーの「瀧鈴音」役の声優さんが素敵だったので、調べてみたら
なんと「しょこたん」だったw 全然気付かなかった…


❏蛭魔妖一という男

当作品の表の主人公を「小早川瀬那」とすれば
裏の主人公は「蛭魔妖一」である。

「小早川瀬那」はこのチームが勝つためのキーマンの一人であることは事実だが、
選手層も薄く、初心者ばかりのチームを勝利に導いていく大役を担っているのは
圧倒的にヒル魔の方なのである。

上にも記載した通りアメフトは同じプレイヤーで戦っても、戦術次第で強くもなれば
弱くもなる要素がとても強いスポーツなので、心理戦、頭脳戦を介して戦況に応じて
戦術を臨機応変に組み立てられるヒル魔こそが最大のキーマンなのである。

週間少年ジャンプの作品なので、セナが主人公だが、
青年誌向けの連載だったら、ヒル魔を主人公にする設定でもいいぐらいである。

大人(特に社会人)が見る場合は、ヒル魔の勝利への執念と行動力、
どんなに絶望的な状況でも心折れずに最後まで勝利までの道筋を
冷静に考え続ける姿勢に考えさせられる場面もあるのではないだろうか。


❏最後に

最後まで絶対にあきらめない熱い心
狡猾な心理戦、頭脳戦

色々な要素が楽しめるスポコンアニメの良作!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

prost さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

うん、おもしろかった!

アメフトという競技そのものを知らなかったけど、逆輸入状態でハマった作品。
アメリカで人気のスポーツらしいのは、秒単位で試合が展開しちゃう早さ。
攻守同じメンツなのに体力持っちゃうとことかちょっと無理な展開もあるけど、許せちゃうのはなじみがないスポーツだからかな?
キャラクターの個性は圧倒的におもしろい。
頂点めざすスポ根アニメだけどキャラの心理的成長とうまくあっててしつこく感じないと思う。
後半部の閉め方があまり納得できなかったのが残念。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

nani-kore さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今さらアイシールド21☆

自分にカツ!を入れたい時、なんだか熱~いスポコンアニメを観たくなりませんか?
そんな時にはジャンプのスポコンアニメ、ピッタリですね!
美形が多くて女子にも馴染やすい「黒子のバスケ(大好き★)」に対し、美形こそ少ないですが、本作はヤケドしそうに熱い!!
アメフトへの情熱で繋がる、少年たちの熱い友情に胸打たれ、現在65話まで中毒状態です;
しかしまだ折り返し地点にも至ってない。。145話もあるぅ;

ポセイドン戦から美形が増えてきて、女子にはウレシイ♪
みなさんのレビューを読むと、マンガの方が評価が高いみたいですが、アニメの画の方が私は好きです。
マンガの画はとても上手なのですが、デフォルメがあまり好みじゃなくて。。アニメではけっこう美形のカケイ君とか、全然美形に描けてないし、セナもアニメの方が断然可愛い~
そのヘタレぶりも、容姿がキュートなら許せちゃいマス♪

声優さんは、影の(真の)主人公ヒルマがロンブーの淳で、ヒロインのスズナがしょこたんだったり、意表を突く豪華さ!
中毒症状が続く限り、観続けますよ~☆☆

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

85.3 5 スポ根で笑いなアニメランキング5位
黒子のバスケ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2082)
11109人が棚に入れました
バスケットボールの強豪として知られる帝光中学校は、特に「キセキの世代」と呼ばれる10年に1人の天才が5人同時に存在していた時は、無敗を誇っていた。時は流れ、彼らはそれぞれちがう高校に進学するが「キセキの世代」には奇妙な噂があった。それはもう1人「幻の6人目」がいたと…。

声優・キャラクター
小野賢章、小野友樹、木村良平、小野大輔、斎藤千和、細谷佳正、野島裕史、江口拓也、保志総一朗、鈴木達央
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

<最終回まで視聴完了> それぞれのキャラが魅力的だった

<最終回を観終えて>

結局2クール、全25話。
序盤は黒子と火神の出会いから2人の試合中の活躍を描き
中盤は奇跡の世代の一員だった緑間くんの活躍ぶり
終盤は奇跡の世代だった青峰くんと黄瀬くんの格闘ぶり。
どれも試合中心で見せる緊張感のある演出法で、
技術的にはリアリティがないとしても、リアルにありえる技に
見えてしまうほどだったので、
これってアニメ作品としては上出来だったと言って良いのではないかな。

迫力ある試合風景は、各自のモノローグで心のうちを吐露させつつ
想いと裏腹な部分や葛藤なんかをうまく表現できていたと思うし
なにしろ脇役の先輩方や仲間達も含めて、みんな魅力的だった。

特に後半の黄瀬、青峰の試合でのせめぎ合いは、
じっくり描かれていて見応えがあった。
{netabare}
勝ちたい、越えたい、だけど負けて欲しくない。
憧れてしまっているから勝てない。
なら、憧れるのをやめてしまおう・・・

黄瀬が青峰に抱く感情には、ものすごく共感できるものがあったけど
同時に、本当は憧れをやめることなんてできないさ・・とも思って。
なのでなおさら試合終了後の彼の想いも痛いほど伝わってきて
もらい泣きしそうになった。
{/netabare}

さてこれからってところで終わってるので
2期が今から待ち遠しい。待ち遠しいよー

<16話までの感想>

この作品も、1クールでは終わらず、2クールなのか、もしくは
さらにもっと続きがあるのかないのか?
とりあえず今時点で言えるのは、キセキの世代と言われた全員が
登場していないので、まだもう少しかかるんだろうなと。

バスケの試合シーンはそれなりにスピード感もあり、
監督の指示にもほぉ~っと思う部分があり、各キャラの持ち味を生かした
動かし方もなかなか面白い上、超能力技などを使わないのは好感が持てる。
ただ、バスケを知り尽くした人から見ると少々、苦言もあるようだ。

僕個人としてはそういう専門的な視点で観ていないので、
けっこう楽しめてる。 で、何に一番楽しめてるのかよく考えたら
やはりそれは、それぞれのキャラなんだろうなと。

占いを心底信じて、ラッキーアイテムが何であろうと試合に持ち込む緑間。
けっこう軽いノリのモデル兼高校生でもある黄瀬。
他のキャストも、性格が細かく描かれているのでそのへんにいそうな
リアルな雰囲気が面白い。

試合に関しては、黒子くんの元彼女を自称している桐皇学園高校の
マネージャー桃井さんが登場してから、ちょっと面白さが増してきた気がする。

とりあえずは、まだまだ新たなキャラが投入されるはずなので
このまま視聴続行しつつ、展開を楽しみにしていようと思う。
---------------------------------------

原作は読んでおらず、詳しい予備知識がないまま視聴。
舞台は高校のバスケ部。

背景の描き方は美しいし、キャラデザもかわいくカッコ良いのだが、
首に描かれるあごの影の描き方がどうも気になって仕方ない。

ちなみに、黒子というのは、登場人物の1人の苗字なんだけれど、
彼はバスケ強豪校だった中学から進学してきた1人であり、
その「キセキの世代」と言われる中学時代のバスケ部で
「幻の6人目」だったと言われていた存在。
存在感のなさを生かして影となって活躍する彼を見て
なるほど!それで黒子なわけか!と思わず納得。

黒子が影となり、光となるのはアメリカ帰りの大柄なプレイヤー火神大我(かがみ たいが)。
彼のキャラとか顔立ち見てると、『世界一初恋』に出てきた
高野さんにあまりに似ていて、ちょっと笑ってしまったが
黒子くんとの名コンビぶりをこれから見せてくれそうで
そのあたりも楽しみではある。

1話は、登場人物をざっと紹介するような内容にとどまっていたが、
1人1人、自分の能力をどの程度、そしてどんなふうに
生かしていくのか、また強豪校の中学から散らばっていったメンバーと
確実に今後、試合で顔を合わせるのだろうし、
そのあたりの熱い展開も期待したいところだ。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 53

suggest@休止 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

光が強ければ影も強くなる!

内容は高校に入学した1年生達と先輩たちで数々の難敵を倒して高校バスケの全国制覇を目指していくというものです!
帰国子女で本場アメリカから帰国し、日本のバスケを舐めきっている火神と中学時代全国大会3連覇を果たした際の『幻のシックスマン』である黒子が誠凛高校バスケ部を盛り上げる^ ^

原作を読み終えています。なのでアニメがどういう風になるのかというとこに注目して観ました^_^
そこで感じたのがやはりスポーツものなのになんかリアル感のない動きが目立ちました…
opの『Can Do』 はとても良かったです!

声ですが原作を読んだ時の脳内再生での声に各キャラ近くて良かったです!

物語は飽きさせない展開で楽しく観れました。
青峰くんが最後持って行ってしまいましたがやはり他とは異才の力を持ってますね!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 47
ネタバレ

コエンマ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

小野賢章(オノケンショウ):黒子テツヤ
小野友樹(オノユウキ):火神大我
細谷佳正(ホソヤヨシマサ):日向順平(主将)
野島裕史(ノジマヒロフミ):伊月俊(イヅキシュン)
浜田賢二:木吉鉄平
斎藤千和:相田リコ

木村良平:黄瀬涼太(海常高校)
小野大輔:緑間真太郎(秀徳高校)

タイトル名ではないです。
メモ用として長く書く場合あり。

1話
火神と黒子との出会い

2話
海常高校と試合決まる、黄瀬登場!

3話
海常高校(ホーム)と試合開始!

4話
{netabare}黒子と火神との連携が良いが、黒子は黄瀬とぶつかり途中退場。後から黒子IN。接戦に!{/netabare}

5話
{netabare}黒子のループパスから火神のダンクで勝負あり!黄瀬涼太の前に緑間真太郎が登場!
黒子達は帰りにステーキ30分以内に完食したら無料に挑戦。黒子の余裕顔のギブは笑えた。火神のおかげで、なんとか完食。
黄瀬と黒子が二人きりで話を。それを目撃した火神。3人で話してると他人が隣のコートで対決。片方のチームが嫌な感じで、そこに参戦した黒子達は3VS5で勝負し勝つ。
そして黄瀬歩き去る。{/netabare}

6話
{netabare}パンを買うためだけなのに!(やはり生きることは命懸けなのじゃ!なんのこっちゃ。)
火神達は必至で買えないのに黒子はあっさり買えた。
インターハイ東京都予選の同地区に周徳高校。
1回戦は新協学園と試合開始。厄介な2㍍のセネガル人。{/netabare}

7話

投稿 : 2024/11/23
♥ : 1

83.7 6 スポ根で笑いなアニメランキング6位
ピンポン(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★★ 4.1 (1634)
6634人が棚に入れました
原作:松本大洋(小学館 ビッグスピリッツコミック刊)、監督:湯浅政明、ペコとスマイルの、片瀬高校卓球部に所属する幼馴染の2人が主人公。ペコは卓球は強いが自分の才能に自惚れているところがあり、先輩に対しても挑発的である。スマイルは、決して笑わないことからペコが「スマイル」と命名した。内気で無口だが卓球は強い。2人は中国人留学生を迎えたと噂になっている辻堂学園高校卓球部の偵察に出かけ、留学生のチャイナと対面する。チャイナと試合をしたペコは1点も獲れずに敗北する。
そのころ片瀬高に、髪も眉毛も剃りあげたスキンヘッドの高校生がスマイルを偵察するため参上する。ドラゴンと呼ばれる海王学園高校卓球部の風間竜一である。片瀬高卓球部顧問の小泉丈(バタフライジョー)にドラゴンは、絶対にインターハイで優勝すると宣言する。

声優・キャラクター
片山福十郎、内山昂輝、咲野俊介、木村昴、文曄星、野沢雅子、屋良有作

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

松本大洋の超名作漫画を湯浅監督でアニメ化

鎌倉にある高校の卓球部を舞台にした青春群青作です。登場人物のほとんどが男性で女性キャラは小さな卓球場を営んでいるお婆さんとちょっよ美人なお姉さんの2人です(笑)なので可愛い女の子がぎょうさん出てくるアニメを求める方は向いてないと思います。原作者である松本大洋の独特な作風を湯浅監督が上手く表現しています。また漫画に登場しないアニメオリジナルキャラや漫画では数ページしか登場しないキャラクターが度々登場したりと漫画とアニメで差別化をした点は良かったと思います。最後にこのアニメの見所は「個性的な登場人物5人の頑張り」です。人が頑張っている姿を見ると元気をもらったり、また明日から頑張ろうという気持ちになりますよね。この作品を通してフィクションでもノーフィクションでもそれは変わらないのだと実感することができました。特に元気がない人、落ち込んでいる人にオススメしたい作品です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 93

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

クセが強いけどハマれば面白い♪ そこんとこよろしく!

あらすじ

ペコとスマイルの、片瀬高校卓球部に所属する幼馴染の2人が主人公。
ペコは卓球は強いが自分の才能に自惚れているところがあり、
先輩に対しても挑発的である。
スマイルは、決して笑わないことからペコが「スマイル」と命名した。
内気で無口だが卓球は強い。

2人は中国人留学生を迎えたと噂になっている
辻堂学園高校卓球部の偵察に出かけ、留学生のチャイナと対面する。
チャイナと試合をしたペコは1点も獲れずに敗北する。

そのころ片瀬高に、髪も眉毛も剃りあげたスキンヘッドの高校生が
スマイルを偵察するため参上する。
ドラゴンと呼ばれる海王学園高校卓球部の風間竜一である。
片瀬高卓球部顧問の小泉丈(バタフライジョー)にドラゴンは、
絶対にインターハイで優勝すると宣言する。

そしてインターハイが開幕する。



感想

まず作画が印象的
これは好き嫌いは分かれると思うが
個人的には超ハマった

他のアニメにはない独特の作画と演出が特徴です。
受け付けない人はとことん受け付けないでしょうが、
私にとってはどんぴしゃでした。

ストーリーは今のところ王道を地で行くような感じです。
毎回引きが良く、1週間が待ち遠しい。
また、会話のテンポやキレも良さ、


今時こうゆうのは
珍しく新鮮だった
なんか久しぶりに見た感じ
こうゆう作品を求めてたのかも

原作や映画も
あったらしいけど
そっちの方は見てないです
でも友達が言うには
原作の再現がすごいらしい

卓球に関しても
結構リアルに描かれてる
気がします
超能力的な技などないが
それでも凄いことが
わかって面白い

キャラが個性的で面白い!
モブも魅力的なキャラが
多くて良いと思った!
少ししか出番が無いのに魅力的なモブも、
ストーリーに華を添えています
声優の演技もキャラにハマってるし

最初は期待してなかったが
今はハマって
毎週楽しみにしてる作品


そして10話まで見てきて
ペコが超かっこいいですね!
そこんとこよろしく!ハマりそうですw
最初はスマイルが主人公かと思いましたが
ペコとのダブル主人公的な感じなんですかね?

前半ももちろん良かったんですが
後半はさらに良い♪熱い展開ですね!
大体展開はどうなるかわかるんですが
それでも楽しめます!

BGMもそれを盛り上げてて良い感じ!
特に9話のラストが超好きだったな!
10話のBGMが駄目だと言ってる人がいるが
個人的にはスマイルのペコに対する歌だし
楽しんでるんシーンなので合ってるんじゃないかと思うが
賛否は分かれる所かもしれないですね

そしてとうとう後一話
早く続きが見てみたいです!
ラストの試合楽しみ♪


最終話見てきました
思っていたよりは試合の描写は
少なかったですね
でも作画なども充分満足な出来でした

OPの映像が話と合ってて良かったです!
このためのOPだったんですね

そしてそれぞれの
その後のシーンも見れて良かったです
みんな大分成長して・・・

最終話見てから1話見返すと
あれが伏線だったんだと納得
スマイル良かったな~

ペコも風間も結構変りましたね
いやペコはそこまで変ってないのかなw?
最終回までしっかり楽しませてもらいました

個人的には盛り上がりの最高潮は
9話のラストでしたがw
最近見たなかでもかなりの良作でした!

まぁ賛否両論というか
どうしても好き嫌いが分かれやすい
作品なのでそこは少し残念ですが
個人的にはお勧めの作品ですね!

投稿 : 2024/11/23
♥ : 110

Tnguc さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

【お気に入り】 ピンポンを超える卓球漫画は生涯現れないだろう

~
 卓球に青春を捧げる男子高校生たちの情熱を描いたスポーツ漫画の金字塔「ピンポン」。原作・松本大洋(まつもと・たいよう)のセンスが随所に散りばめられた名作であり、卓球のみならずスポーツ漫画を代表する作品の一つで、「スラムダンク」と肩を並べる傑作。それを、監督・湯浅政明(ゆあさ・まさあき)の手によって彩られた本作はノイタミナを代表する作品と言っても過言ではない。奇才が描く王道の物語の中には、情感を誘う音楽やズバ抜けたワードセンスが刺激的で、さらに各話の絶妙な引き際やOPの入り方、そのOPを手掛けた大平晋也(おおひら・しんや)によるエクスペリメンタルなアニメーションなど、目を凝らさなくとも目に映る魅力は至る所に存在している。物語はインターハイまでの過程を一直線に進み、主人公は勿論のこと、チームメイトのみならずライバル校や脇役の選手に至るまで、卓球を通して映る人生の想いがあり、これが涙を誘う。とくに8話から最終話までのインターハイのドラマは必見。「No man so good, but another may be as good as he.(上には上がいるという意味)」という諺が劇中で登場するが、卓球漫画における最上位は間違いなく「ピンポン」であり、この星の一等賞だと思う。

総合評価:★★★★★(5.0点)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 25

76.6 7 スポ根で笑いなアニメランキング7位
黒子のバスケ(第2期)(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1015)
6377人が棚に入れました
誠凛高校バスケ部は、ウィンターカップでの『キセキの世代』との全面戦争へ向けて、激しい練習を積んでいた。
そんなある休日ストリートバスケの大会に参加した黒子たちは、会場で火神のアメリカ時代の兄貴分
氷室辰也と出会う。
かつて共にバスケを学び、技術を競い、決着をつけられないまま別れてしまった因縁の相手に対し、
煮え切らない態度を見せる火神。そんな火神だが・・・?
さらにそこへ、氷室と同じく陽泉高校バスケ部に所属する『キセキの世代』紫原敦が現れる。


声優・キャラクター
小野賢章、小野友樹、斎藤千和、細谷佳正、野島裕史、浜田賢二、江口拓也、井上剛、三木眞一郎、木村良平、保志総一朗、小野大輔、鈴木達央、諏訪部順一、中井和哉、折笠富美子、鈴村健一、谷山紀章、神谷浩史、甲斐田ゆき、武田幸史、石川界人、須嵜成幸、嶋村侑

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

みんなの想いを背負ったエースは絶対負けない!!

黒バス第2期! 原作は読み進めてる真っ最中です。
3期に間に合いませんでしたがあとちょっとなので放送回には間に合うかな・・。

アニメ2期。
赤司くんの登場にココロ踊りました♡
性格やばい・・^^;
でもかっこいいです。黒バスで1番好きですー。
さらに言えば帝光中メンバー(キセキの世代)が好きです。

なんて思いながらチラチラ映る赤司くんを・・じゃなく・・
桐皇戦観てましたっヾ(●´□`●)ノ

ストーリー的には良くも悪くも想像通りでした。

桐皇戦すごかったです。観てる側も疲れる^^;
そのくらい魅せられた試合だったと思います。
この試合終了後から青峰くんも結構好きなキャラになりました。


一個気になったのはVS陽泉との戦いが思ったより短く感じました。
桐皇戦が長かったからかな??

第3期ではいよいよ洛山でてきますね。
赤司くんがたっぷり観れたら嬉しいです。(たっぷり堪能中)

スポーツのアニメっておもしろいなーって改めて思えた作品でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 48
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ミスディレクション万能説

黒子のバスケ、いや「バヌケ」の第2期
{netabare}前半はインターハイの予選
そして後半ではインターハイの準々決勝までが放送されました {/netabare}
数々の熱い試合が繰り広げられました

このアニメの見所はやはり必殺技ですね
それも実行不可能なレベルの
黒子くんはもはや魔法使いと行っても過言ではない
どれだけミスディレクションすれば気が済むんだ?
そしてそれを上回る技(?){netabare}ゾーン{/netabare}
これを使った選手はシュビンシュビンうるさくなります
マジです
そして目がバチバチします
マジです
人間の動きじゃなくなります
マジです
とまあ頭のおかしい技がたくさん出ますが、それでも試合の見ごたえは抜群!
3期もそのうちやると信じています
是非とも皆さんご覧になってくださいヽ(*´∀`)ノ


好きなキャラは相田 リコちゃん
やっぱりこの娘がこのアニメでは一番可愛いです


第26Q
{netabare}OPかっけええええええ
紫原&氷室登場
てか紫原でけええええええええええええ
英語をしゃべる火神はなんか不自然だよね{/netabare}

第27Q
{netabare}休日はちゃんと休まないと体がダメになっちゃうよ誠凛のみなさん
そんなことよりKUMAさんがああああああああ
「それでは面白くもなんともない」
赤司様マジかっけえっす{/netabare}

第28Q
{netabare}やっと試合が始まりました
鉄心こと木吉鉄平の「後出しの権利」が炸裂!
それ以上に勇者王の声が存在感ありすぎww
俺にも聞こえたよ
火神がくんが扉をこじ開けた音がね( ー`дー´)キリッ{/netabare}

第29Q
{netabare}ついに緑間くんのいる秀徳との試合が始まりました!
早くも火花がバチバチです
バスケとは思えないほどのカットの応酬
緑間くんが少しおかしい??{/netabare}

第30Q
{netabare}あの緑間くんがパスをするなんて!?
まあ展開はすべて知ってるんですけどね┐(´д`)┌
黒子くんの新ドライブとはなんなのか!?
次回をお楽しみに!!!{/netabare}

第31Q
{netabare}ちょっと前回までのあらすじ部分が長くありませんかね?
そんなことよりバニシングドライブ炸裂!!!
そりゃあ目の前から消えられたらどうしようもないですよ(´Д`;)
限界などとうの昔に超えている・・・
まさに意地のぶつかり合いですね
激熱です!{/netabare}

第32Q
{netabare}試合はまさかの引き分け
次は五将うちの1人”花宮”が率いる霧崎が相手!!
の前に誠凛高校バスケ部の過去回に突入ですね
金髪が似合ってない日向くんがダサすぎるε- (´ー`*)フッ{/netabare}

第33Q
{netabare}誠凛過去回終了
なんやかんやで泣ける話でしたね
青春しやがって゚(゚´Д`゚)゚
さてさて、次の試合はどうなることやら{/netabare}

第34Q
{netabare}やっと始まった霧崎戦
荒れた試合になっています
これを見ると審判無能の一言に尽きるかもしれませんが、そこは彼らのラフプレーが上手すぎるということで(^_^;)
てかラフプレーの練習ってどうやってやるんだろ?
木吉先輩の漢気に惚れますね(´∀`*)ポッ{/netabare}

第35Q
{netabare}黒子がキレたああああああああ
これは怖い、怖すぎる((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
「蜘蛛の巣」でパスをカットしまくる花宮さんパネエっす
でも"信頼"とか言っちゃう青峰さんの方がパネエっす
リコちゃんの涙に心打たれました{/netabare}

第36Q
{netabare}霧崎戦の試合が終了
非常に盛り上がりましたね
やはり3ポイントシュートは力んじゃダメなのよ
花宮くんは努力すればもっといいところまでいけると思うんだけどね
またリコちゃん泣いちゃった(´;ω;`)
次は温泉回=サービス回です!{/netabare}

第37Q
{netabare}やっと温泉回が始まりました
男女ともにサービスを忘れない素晴らしい精神ですww
IH一回戦はまさかの桐皇!?
そして合宿へ、、、
みんなはどんな必殺技を身につけるのでしょうか{/netabare}

第38Q
{netabare}アメリカに急に旅立った火神
イラつくリコちゃんもカワ(・∀・)イイ!!
各校のキセキの世代も練習しまくりで気合入りまくり

あっという間に開会式が終了
キセキの世代が赤司に呼ばれて全員集合
赤司様マジやべえよおおおおお
ハサミやべえよおおお
そんなこと言ってたら試合が始まってる!{/netabare}

第39Q
{netabare}OPがチェンジ!!
手をはじき飛ばすほどのパスってやばいよな
日向VSあやまりきのこの3P合戦が勃発

ついにバニシングドライブの正体が明らかに
ふむふむ、火神くんを見なければいいのかあ
というわけで目を瞑った青峰くんに止められてしまいました
いやいや、(ヾノ・∀・`)ムリムリ
さすがにそれは無理があるんじゃないでしょうか?
さらにはイグナイトパスも止められて絶望の黒子くん
代わりにやったれ火神!!{/netabare}

第40Q
{netabare}青峰くんを止めた火神くん
どうやら今まで出し切ってなかった力が解放されてるみたい
かっけえっすヽ(´▽`)/
それに応じて青峰くんのやる気が┌(^o^)┘モリ!┌(^o^)┘モリ!
熱い1on1です!!

後半開始!
フィールドに戻ってきた黒子
流れは誠凛か?
と思いきや黒子のマッチアップは腹黒主将
名前"今吉"って言うんだ!?!?{/netabare}

第41Q
{netabare}今吉の完璧なミスディレクション封じ
いくら桃井さんの入れ知恵があったとしても早々にできるものではないよな
さらに強さが増した青峰くん
そしてミスディレクションが切れてしまった黒子くん
切れたんじゃない、切れさせたんだ・・・
ミスディレクション・オーバーフローキタ━(゚∀゚)━!!

敵の視線を逆に自分に集める技
流石にそれは無理だろ〜
でもそれができる黒子くんさすがっす!
でもこの技を使うと、この先桐皇相手にはミスディレクションが使えなくなるというリスクも(´;ω;`)
青峰くんが少しだけ昔の状態に戻ってきてる???{/netabare}

第42Q
{netabare}なかなか差を縮められない誠凛
なぜなら青峰くんが確実に点を取ってくるから
しかし黒子くんのオーバーフローの応用でシュートを外させることに成功!
と思ったら青峰くんがゾーンに入った!?
ゾーンはいいとして、なぜ入ったら目がバチバチするのでしょうか?

「青峰との1on1を所望します」by火神
黒子くん、いや、仲間の涙を見るのはもう嫌なんだ
ということで火神くんもゾーンに入ったああああああ
また目がバチバチしてるよ
もう怖いよ((((;゚Д゚)))){/netabare}

第43Q
{netabare}なんかシュビンシュビンうるさい
これがゾーンに入った者同士の戦いか・・・
マジでシュビンシュビンヽ(`Д´)ノウルサイゾ!
どうやらお互いにゾーンが切れ始めてるみたい
それでも火神くんがぶち抜いた理由はただ一つ
支えてくれる仲間がいるからさ( ー`дー´)キリッ

ラスト5秒で1点差
しかも誠凛のフリースロー
最後はやはり黒子&火神ペアが魅せてくれました
おめでとう誠凛!!!
青峰くんも昔みたいになったようだし、めでたしめでたし
次は陽泉高校ですね{/netabare}

第44Q
{netabare}火神くんの家で祝勝会
リコちゃんの鍋が意外と美味しい!?
と思ったらやはり遅効性の毒でしたかwww
金髪美女のアレックスが登場
セクシーすぎますね

やはりキセキの世代は段違い
アレックスもビビっちゃうレベル(;゚Д゚)!
ということで火神には特別訓練
そして黒子くんは青峰くと仲良くシュートの練習をすることに
果たしてVS陽泉までに間に合うのか!?{/netabare}

第45Q
{netabare}順調に試合が消化していき準々決勝はVS陽泉
0点で相手を抑えるとかバスケじゃ実際のところ無理だろ
しかも全国大会だし・・・

やっと試合が始まった
試合前にごちゃごちゃ喋ってんじゃないよまったく┐(´д`)┌
紫原は腕も長く反射神経もクソ早い
だから3Pエリア内はすべて守備範囲だそうです
わけわからないですね( ^ω^){/netabare}

第46Q
{netabare}リバウンドがちっとも取れない、、、
つまりはボールの保持率が全然ちがうってことです
しかし1Qの終わりに木吉が片手だけでリバウンドを獲得!
これが"バイスクロー"だ!!
その後やっと誠凛が初得点
点を取ったのはなんと黒子!?
シュートが消えた!?!?!?

ファントムシュートにより得点できるようになった誠凛
2Qで10点差ほどまで追いついた!
しかし3Qの頭には黒子くんを下げなくちゃならない・・・
そんなこんなで火神VS氷室、木吉VS紫原の2つの勝負で勝たなくちゃならない状況に
激熱ですな{/netabare}

第47Q
{netabare}火神VS氷室
氷室の動きは綺麗すぎて見とれてしまうレベルらしいです
基本が完璧過ぎるとそうなるらしいです
みんな頑張ろう!!

見事にイージスの盾を破った誠凛
木吉の腹黒さがにじみ出てますねww
でも満身創痍の木吉
これは皆の力で勝つしかない!
ということで頑張った結果5点差まで追いついた〜
しかしボスオーラを漂わせまくる紫原がオフェンスに!?{/netabare}

第48Q
{netabare}実は紫原くんはオフェンスの方が得意なのです
何割か増しで大きくなってないか紫原!?
破壊の鉄槌"トールハンマー"
ゴール破壊しちゃったよヾ(・∀・;)オイオイ
木吉が抜けて黒子投入!
流れは変わるか!?

黒子くんが大活躍
ステルスとか半端ねえっすww
数点差まで追いついて勝負の行方はわからくなった!
木吉が泣き出した!?
チームは支え合うものなんですよ、みなさん{/netabare}

第49Q
{netabare}火神くんが紫原と同じ戦法をとり始めた
しかしパチ切れた氷室のミラージュシュートが止められない
ゾーンに入れば勝てるのに・・・
その心がダメなんだよ火神くん
と黄瀬くんの冷たい視線が突き刺さるぜ(>_<)

なんやかんやで火神くんがゾーンに入った
マジで無敵っすね
エアウォークだよ、、、空歩いちゃったよ、、、
凡人はあくまでも凡人
可愛そうだけどしょうがないことだな
紫原はツンデレってことですね!!{/netabare}

第50Q
{netabare}火神くんの動きが常軌を逸している
しかし紫原がパスを覚えたぞ
笠松さんの名解説がキラリと光ってるぜ
そんなことを言っている間に誠凛が1点差に追いついた
あれれ?紫原の目がバチバチしてる??

やっぱりゾーンに入ってるよ紫原(~ω~;)))
超絶望的な状況
紫原ってラスボス感がエグいですね
実際一番強いと思うんだよ
でも火神の新技"メテオジャム"炸裂!!
今回も熱い試合でした!
3期待ってるぜ( ̄ー ̄)bグッ!{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 19

ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

向う先は前だけ

登場人物たちに魅力があります。
なので、その人物のファンが多いですね。
確かに格好いいです。

私はみるまで少し誤解していました。
登場人物たちの人気が先行してしまっていますが、この作品は熱いスポ根アニメです。

黒子の存在感の無さを生かしたプレイは面白いです。
「ミスディレクション」
存在感の薄さと視線誘導を使った技。

私の友達で、行動が静かすぎて黒子と同じ様な子がいるので、かなり共感してしまいました。
本当に存在が消えるんですよね。
それで突然隣にいたりして、いつも驚かされます。
黒子のあの技は、天性のものと習得した技術ですね。

登場人物たちのバスケのプレイは超能力ではなく、
毎日一生懸命に練習してきて、努力、その積み重ねで辿り着いた境地なのだと思います。

試合が熱いです。
コートの中に入ったら勝つか負けるかしかなく、
勝つために皆その場所に立っています。

最後の瞬間さえも勝ちにいこうとする心、そんな彼らの熱い魂をみることになります。
感動、とういよりそんな姿にみていて心打たれます。

勝つ、
勝ちを望むこと。
あきらめない心。
姿勢、心意気、意気込み。
自分を信じること、仲間を信じること。
プライドを持つこと、反対にプライドを捨てること。

負けていいなんて誰も思っていません。皆勝ちにいきます。
けれど、あの負けたときにみえる景色。
それも凄いものなのです。
負けてもいいと思った試合では、何も得れないです。
真剣に勝ちを望んだものにしかその景色をみることはできません。

勝つことでみえる景色もあります。
負けたくないからこそ誰よりも努力をし続け、
勝利を掴んだときのあの気持ち、みえるもの。

ライバルもいいものです。
そんな相手がいるから自分がまた大きく強くなれます。

だからこそ、私はみていて心動かされました。

作画とてもいいと思います。
試合時の体の動きの描写は本当に鮮やかです。
みていると自分がそこに居るような感覚になります。
画面から目を離すととんでもない展開になったりしているので目が離せませんよ。

試合時はあと5秒が非常に長いのが気になりますね。
皆が思っていることを語る間に、こちらの時間は10分はたっていたりします。
そこが1番手に汗握る展開なんですけどね。


スポーツをやったことある方は、きっと胸アツになるでしょう。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 24

62.2 8 スポ根で笑いなアニメランキング8位
銀盤カレイドスコープ(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (51)
331人が棚に入れました
桜野タズサは16歳の現役女子高生にして、日本屈指の実力を持つフィギュアスケート選手で、オリンピック日本代表候補の一人と言われている。だが、優れた美貌と素質と、同時に高飛車な態度と毒舌家ぶりもまた一流であることから、マスコミでは「氷上の悪夢」と陰口を叩かれていた。
そんな彼女だが、ある日行われた国際大会で惨敗し、意気消沈して帰国する。東京で普段と変わらぬ学園生活を送っていた彼女の耳に突然、どこからともなく一人の少年の声が聞こえてくる。不審に感じ、辺りを見回したタズサであったが、声の主と思しき人物の姿はどこにもない。なんとその声はタズサの頭の中から響いてくるものだった。声の主の名はピート・パンプス、タズサが大会に出場したその日に事故死し、幽霊となって彼女に憑依してしまったカナダ人の少年だった。
しかも、タズサに憑依してから100日後、彼女が出場を目指しているトリノオリンピックのフィギュアスケート女子シングルの、競技が行われる日の深夜0時にならなければ成仏することができず、その間ずっとタズサと一心同体でいなければならないのだと言う。かくしてタズサは、ピートとの奇妙な同居生活に戸惑いつつもトリノ五輪へ向け、練習に学校にマスコミの取材にと、多忙な毎日を送ることになる。

声優・キャラクター
川澄綾子、吉野裕行、小杉十郎太、鈴木弘子、斎藤千和、井上麻里奈、村井かずさ、千葉一伸、能登麻美子、岡本麻弥

sakurama61 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

氷の上で転ぶのはぜったい痛いですよね゚(゚´Д`゚)゚

フィギュアスケートのお話です

主人公はスケート選手のタズサです
高校生なのにオリンピック代表候補といわれるぐらい
すごい子なんですが
自分のことを100億ドルの美貌って言っちゃってマスコミの人などいろいろな人たちから嫌われてるんです(^^;)
でも明るい子なのでわたしはすきですねw


タズサがスケートの大会に出てたときに飛行機を操縦していたピートが事故死してしまいます
そのときにタズサにピートが憑依して一心同体に…
事故死したことはすごいかわいそうだけど、最悪ですねw

しかも100日間って…長すぎ!!
トリノオリンピック目指してるのに~
っていうか100日後ってトリノオリンピックの競技が行われる日だよ!…タズサついてなさすぎだーw

まじめに練習しなきゃなのにトマト食べてばっかだしw
いろいろグダグダでギャグアニメなのかな??

なんてはじめ観たときおもってました^^



でも一緒にいるうちにタズサが1人じゃつらい場面なんかもピートという味方の存在がいるということに安心できる気持ちになっていきました^^


けっこう前のアニメなので作画はいいとは言えないですけど
いやな感じに気になったりはしなかったです
それだけ説得力のある内容でした


ピートが憑依して100日後のことが気になった方はぜひ観て欲しいですw
どうなるにせよ…感動できることに間違いないはず!?w







あーやっぱり、もうちょっとフィギュアスケートの方に力を入れてほしかったなって思いました(;^ω^)
このままでもおもしろかったんですけど
原作が名作だって聞いたのでそれをいかしてほしかったですね

でもでも!声優さんは豪華でした(*´▽`*)

投稿 : 2024/11/23
♥ : 45
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

内情がどうあれ私にとっては名作

2005年放映のTVアニメ。全12話です。
原作はライトノベル。未読です。

私がのめり込み始めたのは3話からでした。
序盤はタズサの周囲の状況が殺伐としているもののコメディ色が強く、後半は切なくシリアスながら爽やかな雰囲気がとても良い。
フィギュアスケートよりもタズサとピートのラブロマンスと、主人公であるタズサの成長を見る作品です。

ピートが憑依霊になる経緯には凄い無理があるので、ご都合主義に抵抗のある人にはお勧めできないですねw
展開に細かな粗がかなりあるので、そこも欠点です。
あと作画と演出はここぞというとき以外はとても大変そう。

高松信司監督は当時でも大変な現場をいくつも経験していたと記憶しているのですが、何がアラン・スミシーを名乗らせたのか気になる。制作環境が劣悪だったとはよく聞きますが…

二人で同じ目標に向かう過程と結末はしっかり描かれ、個人的には内情がどうあれ名作と感じています。
タズサの練習シーンや柔軟体操のシーンなどを多く描いていて、有力選手であることに説得力があるのも良いですね。
OP、ED、挿入歌は作品に合っていてとても良い曲でした。

【ストーリー】
タズサは16歳の美貌と才能に恵まれたスケーターで、トリノ五輪の出場を目指していますが、技術的に素晴らしいものを持っていながら表現することがとても苦手。 
基本的に結果を第一に考えていることが悪い方向に働いてしまい、試合でなかなか結果が出せず、歯に衣着せぬ発言も多く、マスコミには随分嫌われています。
そんな女の子が意図せずカナダ人の幽霊・ピートに取り憑かれ、奇妙で不自由な共同生活の中で次第に打ち解けていき、一緒に困難を乗り越え新しいプログラムを完成させ、タズサは表現することに目覚めていきます。
ピートが生前アクロバット飛行のパイロットだったという設定もきちんとストーリーに絡んできて、いい意味で驚きました。

【二人の関係について】
{netabare}
気が強くて口は悪いけれども不器用で頑張り屋のタズサと、人を乗せるのが上手く優しい大らかなピート。
身体感覚は共有していてもお互いに考えている事はわからないというのが本作の肝。ピートもタズサもお互いの変化には気付きますが、何を考えているかは本人が言葉にしなければわからないのです。

終盤、自分の消える時を迎えるのを恐れながらもタズサを気遣うピートも健気なら、彼に支えられて二人のプログラムを完成させることに邁進するタズサも健気で、特に10話くらいから泣きっぱなしでした。お話や演出で泣くのではなくて、自分が勝手に泣いてると感じたのは結構久しぶりな気がする。
この二人本当に可愛いんですけどw

1クールでまとめる上でタズサの精神的な成長に焦点を絞っているのがとても良かったと思います。年頃の少女としても表現者としても、恋はとても大きな成長過程ですから。
11話ではピートのモノローグ、12話ではタズサのモノローグが多用され、お互いへの気持ちが語られるため、二人の心が一つになっていると感じられてとても好きです。
最後までタズサに「好き」と言わせないようにしていたのも、ピートの優しさを感じてとても良かったです。
最後には二人の気持ちは恋から愛に昇華していたと思います。

五輪フリーでは素晴らしい演技で観客の反応は凄かったけれども、ギリギリでメダルを取れなかったというのもベストな落とし所でした。タズサはメダル以上に大切なものを得ていますし、脚本上で他の選手も大切にしていると感じられました。
現実のフィギュアでも観客にはしっかり伝わる演技でも点数が思ったほど出ないことはよくあります。ジャンプの成功失敗、技への加点、ステップ・ターンの難易度の高さなど、ポイントに反映される要素は経験者でなければわからないことも多いので。
ですので、個人的には急に変更したプログラムでタズサがメダルを獲得していたら納得できなかったかもしれません。
{/netabare}


【スケートシーンについて】
{netabare}
プログラムそのものをアニメーションにするのではなく、イメージ映像を多く入れることでタズサの心情や表現力の開花、二人の絆を描写するやり方は個人的にとても気に入りました。
コアな意見になってしまいますが、そのまま描くよりもイメージが膨らむと思います。

正直、フィギュアスケートをそのまま手描きアニメにしようだなんて正気を疑うほど無茶なので…。(あの「ユーリ!!!on ICE」の作画でさえ、スケートファンには納得していない人もごく少数いるようですし…)

タズサの最初のプロは大人っぽいもので、自尊心が強くキャリアを求める彼女が選びそうな曲だなあという印象でした。世界を意識しすぎて少々背伸びしすぎているようにも感じます。
可愛らしく溌剌としたジャズの新SPは等身大のタズサの少女らしさを存分に表現していて、しかもピートが初めてアクロバットを決めた曲というので感激。
爽やかに大空を飛ぶような新FPはピートとのフライトであると同時に、未来に飛翔するタズサの姿をイメージしました。
どちらのプログラムも、タズサが少女である今だからこそより魅力的に映るだろうと思います。
プログラム自体がどんなものかはわからなくても、どんな演技だったかは想像できる演出で見ていて楽しかったです。
{/netabare}

【リアルのフィギュアスケートについて】
興味のある方だけどうぞ。
{netabare}
私はバンクーバー五輪のシーズンから見始めたのでトリノの時期は詳しくは無いのですが、女子フィギュア報道は本当に過熱してたようですね。マスコミの酷さと無理解は耳に入ってきました。
あの伊藤みどり選手さえ現役時代、芸術性が無いなんて当時のマスコミには言われていたり(実際は満点に近い技術点よりも若干低い芸術点を付けられていただけで、ジャッジは伊藤選手の芸術性も高く評価していました)、その後のバンクーバー五輪の時期もマスコミは酷かったですけどね…

今はそうでもないですが、昔は国内よりも海外で熱烈に愛され「アウェーがホーム」と言われた選手のなんと多かったことか…タズサはそういったスケーターを彷彿とさせました。

あと、予定に無いジャンプを跳んでいたりするので設定上は旧採点かな?と思っていたら新採点採用前に原作が執筆されていて納得。

フィギュアスケートは技術と表現の二つの要素で成り立つ少々特殊なスポーツですが、私はどちらかと言うと表現を見るのが好きなほうです。
とはいっても、ジャンプが決まらないと表現まで気持ちを持っていけない選手も多いですし、表現にはそもそも技術が不可欠ですが。

フィギュアスケーターは今でこそ長く続ける選手も出てきていますが、それでもシニア時代は長くても10年ほどですし(ほとんどの選手は大学卒業と同時に引退してしまいます)、国際大会が少ない上に、プログラムも基本的には1シーズン通して一つのものを使い完成度を上げていくため、一人の選手が競技用として完成させられるプログラムは意外と少ないのです。

そのためもあってか、10代半ばで世界に出て行く女子スケーターはジュニアから脱皮するために大人っぽいプロを演じる事が多いので、タズサの歳相応の新プログラムに私は感激してしまいました。
逆に20代半ばの演技が成熟した頃に溌剌とした明るいプロを選ぶ選手も居たりして、見ている側としてはとても面白いものです。

余談ですが、私は鈴木明子選手と町田樹選手が好きでした。二人とも既に引退していますが、ストーリー性のあるものも無いものも独自の表現で滑りこなすスケーターで、プログラムに並々ならぬこだわりを持っていました。演技後の礼までプログラムに合わせた振り付けを用意していたのも大好きでした。
今後の活躍がとても楽しみだったり。
{/netabare}

2016.12.7


【原作との比較】
アニメ版の元となった原作小説の1,2巻を読了。
キャラクター造形はライトですが文章が上手で読みやすく、スケートに対しても理解が深く、タズサの葛藤はかなりリアルに描かれています。

{netabare}
文体はタズサの一人称なので、ピートの心理は深くは描かれません。
タズサがピートに支えられて競技にまい進するという流れはほぼ一緒ですが、色々と変更点があります。
原作とアニメ版とは方向性が少し違うので、原作ファンで抵抗がある人がいるのもわからなくはないですが、アニメも描きたいことは一貫しており、整理もされています。

原作はスポ根もので、アニメ以上に練習シーンが多く、他の有力選手のプログラムの描写もかなり凝っています。
マスコミへの丁々発止のやり取り、選手同士が時に牽制しあう場面も多く描写されています。
地の文はタズサの一人称で、タズサ自身が他の選手の失敗を祈るシーンや、五輪会場では地元選手のパーフェクトな演技の後に出てきた優勝候補のリアに一部の観客がブーイングを飛ばす描写があったりと、結構生々しい。

原作のタズサも気が強く、自分を曲げられずに苦労しています。アニメのタズサも強い女の子ですが、原作はむしろ男前と言った方がしっくり来るくらいw
ピートとの関係は、気の強さと素直じゃない性格のせいで最後まで好きと言えなかった感じですね。ピートが消える際のタズサの独白が「笑って見送るなど、とてもじゃないが、できはしない。」というのがアニメとの大きな違いと感じた点でした。
あとは原作では五輪メダルを逃したことを残念がっていること。
原作では弱い自分に打ち勝ち五輪のメダルを獲得することが最大の目標で、アニメの場合はピートと最後のプログラムを滑りきることが最大の目標になっていますから、最も変わった点ですね。

ピートは性格はそれほど変わりませんが、歳相応の男の子の印象が強く、天国に行くことにも葛藤は描かれません。
アクロバット飛行のパイロットという設定はアニメオリジナル。よって五輪フリーのプログラムは別物で、それが個人的にはかなり驚きました。

タズサが笑顔を作れない理由として、原作では「女の子は素直で従順という考えのくだらない大衆に対しての反発」というタズサの自意識の問題があります。
対してアニメでは、「どんな演技をするのか、何を表現したいのか」というフィギュアスケートというスポーツにおいて普遍性の強い理由に。
そしてどちらの問題の解決にもピートは大きな役割を果たしています。

アニメ版ではピートとフリーライター新田の出番が大分増えて高島コーチは割を食ってしまってますが、アニメのコミカルなコーチも好きw
{/netabare}

もしも小説とアニメをどちらも手にする機会に恵まれたら、アニメを先に視聴した方が両方の良さが感じられるかも知れないですね。
どちらも名作です。
2016.12.14

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

kiji さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

久々に新鮮味のある

レビュー見て引っ張ってきた作品で久々に完走
11作品宙に浮いてるよ。

フィギュアスケ~ト題材ってのも珍しいとゆうか初のような気がします。

時代が、なんだか姉妹?だとか真央ちゃん?だっけかなぁ
おそらく、その頃のものなんだろうか。

これ観るとスケ~ト全然興味なくても興味でてきて
フィギュアスケ~トのル~ルとか解からなくても
スケ~トが好きなると思います。

100億ドルの美貌と自ら言う強キャラすぎる主人公が
突拍子もなく憑依されて、1人でありながら2人で
オリンピックを目指していく物語。

でも憑依していられる期限が・・・・

かなり面白かったので見てください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6
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