スピードで友情なTVアニメ動画ランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月17日の時点で一番のスピードで友情なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.7 1 スピードで友情なアニメランキング1位
SK∞ エスケーエイト(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (159)
487人が棚に入れました
「そのとき俺は確かに見たんだ。この沖縄に舞う、白い雪を─…」スケートボードが大好きな高校二年生・暦がハマっているもの――……それは"S"。「Sエス」とは、閉鎖された鉱山をスケートボードで滑り降りるルール無用の危険な極秘レースだ。中でも、そこで行われる「ビーフ(決闘)」に多くの人々が熱狂していた。暦はカナダからの帰国子女で転校生・ランガを「S」に誘う。スケートボードに乗ったことのないランガだが、「S」の熱狂は構わずランガを巻き込んでいく。裏の顔を持つ個性豊かなスケーターたちと繰り広げられる、サイコーでアツいスケボーレースバトル×無限の可能性が今、ここに始まる──!!

声優・キャラクター
畠中祐、小林千晃、永塚拓馬、三宅健太、緑川光、松本保典、子安武人、小野賢章

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【完結】切ろうと思ったが面白くて切れなかった。監督天才

オリジナルアニメで登場人物が完全に腐女子向けの男ばっかだったので1話少し見て切ろうかと思ったんですが、動きが良くて、背景などの配色のカラフルさがとても綺麗でスケートシーンに勢いがあって切れませんでした。
あとから調べてみると内海紘子という、京都アニメーションでfreeという有名なアニメの監督をした人が作っているらしい。けいおんの原画も書いてたんだとか。この天才が監督をしていたから腐女子アニメでも切ることなく見れたんだと納得しました。

食卓のソーマみたいな絵がキレイな勢い系の馬鹿スケートアニメで、脳死で雰囲気を楽しめるアニメです。
女性監督は配色きれいで丁寧なアニメ作りがちな法則があるんですかね?
ストーリーの続きは全く気になりませんが2話以降も見たいと思います

2話見ました!女性監督なのにスケボーの詳しい技術などの解説が沢山あるのが不思議でした。滅茶苦茶調べたんでしょうか?脚本の人が知識を持ってても監督が理解してないとアニメにならないと思うんですが。不思議です。
とにかくどのキャラも濃くて、必ずギャップがあるように作ってあります。スケートを0から学ぶ青髪の人がいるので視聴者も、同じ初心者目線でスケートの話を聞くことができました。内容が濃いです。3話目も見たいです

5話で爆笑しました!
スケートをあそこまで頭おかしく表現できるこの作品は素晴らしい!吹っ切れてて最高に楽しいです。
この監督只者ではないですよ。
動きも音楽もストーリー展開もBL要素もすべて高クオリティで毎話完成されています。良作!

結局最後まで楽しんで見れました。
ストーリーの展開とかは王道の少年漫画ですが、演出も話数の配分なども完璧に作り込まれています。
女性監督らしく腐女子向けなシーンも毎話盛り込まれており、円盤の売上もかなり良かったようです。
これをオリジナルストーリーで作り切るのは監督が天才過ぎます。化け物ですね
腐向けのアニメは嫌いな自分がぶっ飛んだスケボーバトルに魅せられて、主人公達が成長する様子に毎週ハラハラさせられる。アニメの良いところが詰まった良作でした。監督天才!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アングラレースと南国は良く似合う

オリジナルアニメ

沖縄を舞台にスケボーの闇レースに熱狂するギャラリーと闇レースに勤しむプレイヤーらのお話です。
アニメ自体は特に話題になることもなく1クール終了。だがしかし、なかなかどうして視聴感が心地いい作品でしたので好意的にご紹介。

まずはジャケ買いよろしくスタッフの名前で決めちゃいなよ!なこちら↓

 監督:内海紘子(京アニ出身。『Free!』の監督してた人)
 シリーズ構成:大河内一楼(まあ『コードギアス』ですよね)
 制作:BONES

このへん引っかかりがあるようでしたらどうぞ。先入観どおりかもしれません。
なんとなくお洒落(BONES製)な装いで、パワーゲームに踊る人々が登場(大河内テイスト)します。そして疾走感を期待したいスケボーレースにはしっかり応える監督さん。『Free!』での疾走感ある泳ぎ動画のノウハウは形を変えて引き継がれたかのような作りです。若干ですが男同士の友情においてやや気持ち悪いやり取りがあるのもご愛敬。

次に中身。
沖縄在住のスケボ大好きレキ(CV畠中祐)と沖縄に転居してきた未経験者ランガ(CV小林千晃)の二人が出会うところから始まる物語。うっかり滑ってみたらめっちゃ才能ありげで実はスノボのそれもかなりハイレベルの経験者とゆう背景がうまくいったのかもねなランガくんがほぼ主人公。

 なんでもありのスケボーレース

デュアルで殴り合い削り合いとフリーダムなレースシーンが作品の多くの時間を占めます。

 どっちが早くゴールできるか?

シンプルゆえにゴール到達までをどう見せるかが腕の見せ所でした。選択肢はざっくり二つあって

1.見たまんまヴィジュアルであの手この手やる(視覚重視)
2.モノローグやら回想やら二人のストーリーを作る(感情揺さぶり系)

本作は1.により重きを置いた仕様でした。潔くて好きです。


たぶん闇レースで理解正しいと思うんですけど、画面から伝わるアウトローな雰囲気となんでもありなレース仕様との相性は良かったように思えます。
思い浮かぶのは往年のゲーム。ファミコン『マッハライダー』やスーパーファミコン『F-ZERO』っぽいです。少なくとも『マリオカート』並みのキャッチーさとは遠いところにあります。
あとは人気シリーズ『ワイルドスピード』との親和性ですね。改造車と改造スケートボードと違いはあれど、あっちはマイアミこちらは沖縄とヤシの木が似合う場所。打ち込み多めの劇伴群。なにより「勝ったところでなにがあるん?」な非生産的なレースにかける想いの熱さを感じられます。

この非生産的というのがポイント。
利害から離れて、自身のプライドやその界隈でしか通じない名誉そして己の美学に純化することができて見てて面白い。そしてそれをきちっと理解してる作り手さんが制作してる見た目楽しい作品でした。



※ネタバレ所感

■足裏感覚

自分、スキーやってるんですけどオフシーズンのトレーニングではインラインスケート(ローラーブレード)使うんですよ。ローラースケートのお仲間みたいなものです。
体の重心移動の確認ができますし、なにより接地面への体重のかけ方だったり足裏の最も大事な感覚部分を雪がなくてもチェックできるって寸法です。
よってスノボとスケボーの親和性ってのにはリアリティあるんじゃないかしら?と思ってます。

{netabare}どっかの回でスノボでいうエッヂのかけ方を想定しながらターン時の体の使い方を確認してたけどそういうところが妙に説得力ありました。{/netabare}

雪とは無縁の南国でのレースがウィンタースポーツに通じてるぞってのがいいです。


■“いわゆる女性向け”で感じる違和感

世の中には百合もんあるのでBLもんあってもお互い様よねと思ってます。
とりあえずイケメンが出てくる男子の群像劇に条件反射で「女性向け!はいさようなら」とマウント取った別腹で百合もんにブヒってるみっともない姿は見せないように気を付けてます。「はいはい百合ね。こういうの好きな男もいるよね。自分興味ないんで勝手にすれば?あ、○○クンと○○クンのカラミ尊い~っ」総じて対人感受性高め(要はコミュニケーション力有り)な女性が同じようなことした時に他人の目にどう映るのかを重々理解してるのです。まずやりません。

 性差

この一対一の関係で男性がイメージするもの女性がイメージするもので違いってありますよね。
いくつか観てきて同性の友人への感情のぶつけ方でどうしても「こりゃ違うわ」ってのがあります。

{netabare}才能を持たざるレキが才能豊かなランガに嫉妬する。男女関係なく芽生える感情でしょう。
それをそのまま「君に嫉妬している。僕もどうしたらいいかわからないんだ。」と直接ぶつけるアニメ作品。ここ違和感。

多聞に“私をかまってよ”が含まれる感情のぶつけ方を男はしない(と思う)。
百歩譲って「君に嫉妬してい“た”」と自身の整理がついてから。

やきもちや嫉妬の処理の仕方が違うのよね。{/netabare}


この時点で男性(俺)視点からみたリアリティとは離れていきます。物語面ではマイナスなんですけど、これは見た目楽しむ作品という位置づけだったのでOK!



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ

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2021.04.11 初稿
2021.01.03 修正

投稿 : 2024/11/16
♥ : 34

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

00年代のアニメ感

CM前後のアイキャッチの入れ方とか、ギャグの崩し方とか衣装デザインとか…
前回のスケボーブームが90年代くらいだと記憶していますが、その辺りの層を意識しているのか、ずいぶんと肌になじむアニメでした。

物語はきれいにまとまっており、大変見やすかったです。
作画は流石のボンズ、アクションが上手いし、目立った崩れがありません。

物語は大変良くまとまりがあり面白かったのですが、何分各キャラの掘り下げが弱い。
2クールは長いかもですが、もう少しいろんな角度でキャラを見たかったです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

76.7 2 スピードで友情なアニメランキング2位
ワールドトリガー 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (191)
822人が棚に入れました
三門市。人口28万人。ある日この町に異世界への門が開いた。「近界民(ネイバー)」後にそう呼ばれる異次元からの侵略者が門付近の地域を蹂躙、街は恐怖に包まれた。近界民に地球上の兵器は効果が薄く、都市の壊滅は時間の問題と思われた。しかし、その時突如現れた謎の一団が近界民を撃退。近界民の技術を独自に研究し、「こちら側」の世界を守るため戦う組織、界境防衛機関「ボーダー」。彼らはわずかな期間で巨大な基地を作り上げ、近界民に対する防衛体制を整えた。それから4年。門は依然として開いているにも拘わらず、三門市を出て行く人間は驚くほど少ない。高校生の三雲修もまた、ボーダーに所属していた。ある日、修のクラスに転校生がやってきた。空閑遊真と名乗った少年は、何故かボーダーの人間にのみ携帯を許される「トリガー」と呼ばれる武器を持っていた。修に問いただされた遊真は言う。『俺は門の向こうの世界から来た。お前らが言うとこの「近界民」ってやつだ』遊真と修、二人の物語が動き始める。

声優・キャラクター
村中知、梶裕貴、田村奈央、中村悠一、島﨑信長

minuto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

過小評価アニメランキング第1位

欠点が無い。完璧と言って良いアニメ。『面白かった!!』『早く続きが見たい!!!』とか書いてるくせに、評価は3.5にしてたりと、ここにレビューを書いてる人は正直言って何がしたいのかわからない。二重人格なのか?

まず、話の内容は素晴らしい。たまに『ランク戦ばっかでつまんない』みたいなコメントを見かけるが、確かにランク戦ばっかりではある。が、そのランク戦の内容はとても複雑で、予期せぬ展開が何度もあり、これは主観ではあるが、つまんないと思うのはランク戦の内容に思考が追いついていない人かよっぽどの飽き性だけだと思う。めちゃくちゃ面白いです。

じゃあランク戦の何が面白いか。それは、戦いの内容が、複数のチームを絡めた、頭脳戦である事。自分は、能力バトル漫画も見るし、中にはとても面白いものもある。だが、戦いの中での驚きや、戦略に対する感動など、頭脳戦には能力バトル漫画に絶対に出せないものがある。そして、頭脳戦は漫画の数自体がそもそも少ないし、あったとしても能力バトル漫画に比べて面白くなりにくい。その理由は単純に、話を作るのが難しいから。頭脳戦なのだから作者の頭のレベルが高い必要があるのは当然だと言える。そして、頭脳戦の中でも、一対一の頭脳戦と、多人数、多チームを絡めた頭脳戦ではこれまた話を作る難しさも、その面白さも段違いになることは容易に想像できると思う。少しでも描きやすいようにするためかはわからないが、なんとかバトルシーンを一対一に持っていこうとする漫画が増えていく中で、ワールドトリガーは平然と多数チームの頭脳戦を最高レベルの面白さで描いている。今までかなりの漫画を読んできたが、この漫画はその点において群を抜いている。そして、SF漫画なので、頭脳だけでなくバトルのかっこよさも両立しているのがこの漫画の素晴らしいところでもある。

アニメの出来について評価する。正直、一期は作画のレベルも低く、話のテンポは絶望的だった。間の取り方には違和感しかなかったし、トリオン体への換装シーンとかも不要すぎて見ててイライラした。が、2期ではこれら全てが改善されていた上に、作画については本当に高レベルであった。正直感動した。そして、最も印象に残ったのが戦闘描写。ガロプラ編を思い浮かべながら書くが、漫画でも十分迫力あったシーンがアニメではその数倍の迫力とかっこよさで描かれていた。漫画からアニメ化することで戦闘シーンの魅力がここまで上がるのは珍しすぎる。

キャラの魅力と声優についてはレベル高すぎることわかりきっていると思うので割愛します。

あと、OPの、つくりと透明感すごすぎていつもなら飛ばすのに毎話観ました。感激。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヌマアニメーション

個人的に原作コミック買い続けてるのが、これとダーウィンズゲーム&この音とまれ!…

正直2期は絶対無いと思ってただけに凄く嬉しいです。
バトル設定の複雑さやキャラクターが異常に多いので初見ではお勧め出来ませんが単純な強さより、戦術や状況判断が勝負の分れ目になるのが面白い。

主人公の三雲 修や雨取 千佳ちゃんの成長もたのしみ。

個人的に好きなキャラはメガネキャラの宇佐美 栞ちゃん…
玉狛支部のお母さん的な存在、いざランク戦になれば有能オペレーター。
彼女の適時に与える正確な情報が玉狛第1、第2の強さの支えとなっている。

諦めてた2期放送、楽しみです。


視聴完了
原作好きでどんな内容か知っててもやっぱり楽しめました、個人的には冬アニメの中で一番体感5分アニメだった。

これからさらに盛り上るB級ランク戦が後半クールにするので、これからも楽しみなアニメです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 15
ネタバレ

まつはや さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作ファンには嬉しい出来

【総評】

一つの「アニメ」として見ると演出や音響に若干の不満点はあるものの、原作を尊重し、原作をアニメという媒体に落とし込む、という点では充分満足を得られる作品でした。
戦闘描写について、作画崩れは少なかったのですが、動きが硬いシーンが散見されたので、3期ではそのあたりが改善されるといいなと。


■8話感想
{netabare}
B級ランク戦Round5が終結した。破れはしたものの次の試合への士気を高める柿崎隊と、悔しさをバネにもう一度奮起しようと決意を固める香取隊。一方玉狛第二ではヒュースをチームに加入させるか否かという話題が浮上する。

次の展開への橋渡し、所謂休憩回でした。香取隊の華さんの「悔しいって思えるならまだ強くなれるはずだから」は個人的にとても好きな言葉なのでアニメで聞くことが出来てよかったです。VS香取隊VS柿崎隊は全体的に作画が安定したままかつよく動いており満足感が高かったので、次のランク戦もこの調子でお願いしたいところ。
{/netabare}
■7話感想
{netabare}
柿崎隊長渾身の一撃は遊真を落とすには至らなかった。三名中二名が落とされもう後がない照屋隊員は千佳へと急接近し、一か八かの勝負に打って出る。一方ワイヤー地帯で苦戦を強いられる香取隊。そんな中葉子は数年前の出来事を回想するのだった。

ついに4話に渡ったランク戦の決着がつきました。
今回の見どころは葉子と華の回想ですね。音と色が付くことで原作以上に第一次侵攻の悲惨さ、そしてそれに伴う葉子と華がランク戦にかける思いが強調されていたように思います。

しかしことワートリにおいてはどんなバックグラウンドも勝ち負けに直結しない。
才能(トリオン量)のない者と優れた能力を持つ者のコンビ。友達がネイバーにさらわれた為遠征を目指すという動機。自分たちと似たようなバックボーンを持ちかつ怒涛の勢いでランキングを駆け上がる彼らは、壁にぶつかりもがく葉子には眩しすぎたのでしょうね。
{/netabare}
■6話感想
{netabare}
ワイヤー陣を巧みに利用し香取隊、柿崎隊を追い詰める玉狛第二。香取隊と柿崎隊は利害の一致から協力し、二手に分かれてスナイパー千佳の待つワイヤー地帯へ攻め上がるが……

柿崎隊長の心理描写が印象的な回でした。ワートリは戦闘時に回想を挟むことがあまりないなのですが、ことround5では主人公陣営ではなく迎え撃つ二隊にそういった描写が多いのが見所です。主人公陣営が「持つ者」なら二隊はいわゆる「持たざる者」。才や技術では劣るものの、イコール価値がないということにはならない、と吠える柿崎隊長の人柄が魅力的。
作画に関しては遊真のワイヤー起動がよく動いていましたかね。巴と遊真が会敵した際、巴視点で上下逆さまな遊真の顔をアップで写してからカメラを引き、首が落ちている画を見せるシーンが秀逸。
{/netabare}

【5話まで視聴済】

約四年ぶりの続編ということで感慨深いものがある本作。
今のところ作画演出共に一期より高水準で、作品のミソである「多人数が入り乱れる戦闘」の魅力を描けているのではないかと思います。
基本的に原作に忠実ながらも所々細かい補完もあり、原作既読勢が「あのキャラが動いてしゃべっている!」というモチベーションで視聴継続するのに十分値する出来です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

72.3 3 スピードで友情なアニメランキング3位
第501統合戦闘航空団 ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (184)
669人が棚に入れました
突如出現した人類の敵「ネウロイ」に対抗するべく世界各国が連合軍を組んだ。ただし、彼らに対抗できるのは特殊な魔力を持った、少女たちだけだった・・・。遂に連合軍によるベルリン奪還作戦が始動し、再び結成される第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」、新たな501メンバーとして「服部静夏」も加わりネウロイとの死闘を繰り広げてゆく!果たしてベルリンの空を開放する事は出来るのか!?

声優・キャラクター
福圓美里、園崎未恵、世戸さおり、野川さくら、名塚佳織、斎藤千和、沢城みゆき、小清水亜美、内田彩、門脇舞以、田中理恵、大橋歩夕
ネタバレ

NEKONYAN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この私は8年待ったのだ!

劇場版のつづくの文字から8年
ついに三作目がきましたね。タイトルがRtB(Return To Base)のもじりなのでついに完結ですかね

先行上映の1話見てきました
2019年の春アニメで、スピンオフのショートアニメ化を行ったおかげで声優さんたちも声を戻してて安心しました。特にブレ魔女で声出せなくなってたサーニャと、演技的に声が高く朝イチで演じるには難しそうなルッキーニもちゃんとキャラの声でした。制作会社がまた変わり、501では初となるグラフィニカが担当しないCGでしたが、作画もよくCGの質や手書き作画への混ぜ方含め大変満足です。以下1話ストーリについての{netabare} 芳香ちゃんが現地妻つくってる… もっさんはついに飛べなくなってしまいましたけど、出番ありそうでよかった。ネウロイが凶悪な方向性に進化してて、緊張感あった、、、  {/netabare}2話放送が待ちきれない

2話
{netabare} ヤバい。面白い。
王道だけど熱すぎる。シールドアタックして単騎で撃破しようとするところマジエース。男キャラから描かれる世界観もよかった。空戦ウィッチでもない奴なんて簡単に死ぬのに、だからこそいつも決死の覚悟で戦場に出てるのに、それでもなお幼い少女たちに未来を託すことしかできない。そんな歯がゆさと無念さが伝わってきた。二回目見て気づいたけど芳香ちゃんの戦い方ヤバいな。シールドに角度付けたり、得意なシールドに頼り過ぎず最小限で回避してたり。逆シャアのアムロ見てるみたいだったわ {/netabare}

3話
{netabare} 出だし幼女戦記始まったかと思ったw(大将の声優ネタ)
キャラたちの成長見れるのはほんと楽しいですよね。ペリーヌは政治絡んでるとはいえ第506統合戦闘航空団の隊長に推薦されるだけあって、訓練でも上官として優秀。戦闘技能のアドバイスはもちろん、自信の経験を踏まえて、「ここにいない人を頼るのはおやめなさい」っていうのがエモかった。リーネちゃんが新人ではついていけない訓練をしれっとこなしてるのも、501はエースオブエースの集まりなんだって改めて描かれててよかった。最後にセクハラを忘れない芳香ちゃん流石ですw {/netabare}

4話
{netabare} シャッキーニ(シャーリーとルッキーニ)はいいぞ
シャッキーニ回かと思ってたらまさかのバルクホルンお姉ちゃん回だった。
戦闘隊長として奮闘してましたね。いじけてるルッキーニに声掛けに行くシーンはほんま大人になったなって感動した。故郷奪還作戦が延期されて落ち着かないはずなのに、宮藤やルッキーニ達の心配できるようになったの好き。こうやって戦闘力面だけじゃなく、人間的な成長を描けるのは3期のいいところですね!最後の200マイル突破したメーターの演出粋すぎて大好き {/netabare}

5話
{netabare} ペリーヌ回。丸くなったペリーヌと煽り耐性糞雑魚のペリ犬が二度楽しめるお得な回となっております。宮藤の魔法圧問題は解決されたってことでいいのかな?{/netabare}

6話
{netabare} エーゲル回(エーリカ・ハルトマンとゲルトルート・バルクホルン)。6話目にして初めてのハズレ回。ネウロイ強くなりすぎだろ。カールスラントのトップエースがあっけなく落とされるって世界やばい。その割には、一話内であっさり倒すし、バルクホルンのシャーリーの呼び方が「リベリアン」に戻ってたのもいただけない。4話では「シャーリー」って呼ぶようになってたじゃん。今まで絶賛してきたけど、6話のシナリオは雑過ぎる。本来6話で来るはずのエイラーニャ脚本家がいなかったから見る前から不安だったけど、案の定悪いほうに予想的中。やりたいことは伝わってくるけど詰め込み過ぎ。6話がこんなになるなら5話と6話つかって今回の話やってよかった。ペリーヌはOVAも含め十分優遇されてるんだし。{/netabare}

7話
{netabare} 芳リーネ回でありギャグ回。クッソ面白かった。マジでなんだよこの回wwwエロいはずなのにエロさ感じない。ただしリーネちゃんの胸揉むところはエロかった。501内部で完全に宮藤がおっぱい星人扱いされてるの草。内容ふざけてるのにところどころかっこいいの笑う。エイラまじ男子中学生 {/netabare}

8話
{netabare} 待ちに待ったエイラーニャ回
なんか微妙だったな。悪いわけじゃないけど、可もなく不可もなくって感じ。エイラーニャが喧嘩するのはもういいかな。サウナシーンのバスタオル消えるの待ってます。 {/netabare}

9話
{netabare} 今回は結構よかった。強敵に見えたネウロイがバンバン落ちてたけど、発射前なら叩けるのも納得。ネウロイがもう少し賢く、小分けに発射してきたら危なかったけど、そこは戦力運用の知識の差ってことで。ただ挿入歌いるか?とは思った。演出が古臭く感じたのがマイナス点かな。作中設定について思いをはせると、最前線のウィッチが代用コーヒー飲んでるとは思わなかった。3期入って通常兵器も活躍してたから物資割とあるように見えてたけど、ウィッチが代用コーヒー飲んでるって結構ヤバいよな。兵站がすでにガタガタやん。弾薬とかが届かなくなる未来も近い。全裸オチはストパンって感じで俺は好きだよ。 {/netabare}

10話
{netabare} なんか3期になってから戦術が雑になった気がする。もっさん抜けたから意図的にやってるのかどうかは知らないけど。今更だけど宮藤のデバフは失敗だったと思うよ {/netabare}

11&12話
{netabare} 王道だったけど無難に面白かったよ
ついに完結してすっきりした。けど、なにも宮藤にデバフかけなくても、敵の大幅強化や、補給不足や、前線基地孤立とかで、いくらでも過度な無双を防げたんじゃないかと思う。502も出してきたくらいらだし、各方面軍が苦戦してるところに増援として派遣される展開とかも見たかった。それなら501の無双とストーリー上の苦戦も両立できるし。あと緊張感持たせるために、顔も出てこないウィッチ部隊が壊滅して、遺族年金が云々みたいな会話も入れれば、もっと静香ちゃんのピンチにも緊張感出たと思う。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いつものストライクウィッチーズ(← 良い意味で)

[総評]
ストーリー展開が宮藤さんのコンディション任せという点では、悪い意味でもいつものストライクウィッチーズでしたね。

内容は悪くなかったですし、これまでのシリーズのファンであれば問題なく楽しめる良作だったとは思いますが。

== [下記は第2話まで視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
「ワールドウィッチーズ」プロジェクトとしてはどうだったか良くわかりませんが、『ストライクウィッチーズ』のテレビシリーズとしては無印、2に続く3作目で、時系列的には2の後になる劇場版のさらに後のお話のようです。

とりあえず第2話まで観たところでこのレビューを書いています。

タイトルに「ROAD to BERLIN」とありますが、本作での戦略的目標は「ベルリン奪還」となるようです。

第1話、第2話で前後編という感じのエピソードで、解散して各地に散っていた501部隊の面々の現在と再結成までを見せる構成でした。

501部隊再結成までの間、短期留学でローザンヌ医学校にいた宮藤芳佳が、学友アルテアによる縁で侵攻するネウロイと戦艦ドージェとの遭遇戦に援軍として駆けつける戦闘からの流れでの綺麗な導入エピソードでした。

作画はこのシリーズでは最高峰じゃないかなと思います。さすがは最新作。動きも込みで、とても良かったと思います。

メンバーはいつものメンバー+劇場版からの服部静夏ということで、良くも悪くも「いつものストライクウィッチーズ」な雰囲気でした。

とりあえず冒頭の2話は面白かったので、今後も楽しみにしています。
== [第2話まで視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2020.11.12追記:
第6話: X-29みたいな前進翼型のネウロイがおっかなかった。(小並感)

2020.12.25追記:
第12話(最終話)まで視聴終了。

「ROAD to BERLIN」というタイトル通り、ベルリン攻防戦で幕を閉じました。陸上巡洋艦ラーテは思ったほど「かませ」ではなく意外と活躍していましたね。

でも第6話の高速ネウロイがもっとたくさんいたら、わりと人類終わってないか…(笑)?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

これだよ。これなんだよ。

そうそう、これこれ。
本物のストパン再び?三度?
劇場版やOVAや「発信しますっ!」のせいで久しぶりに感じます。

あっと言う間に再結成した501のベルリンへの道。
熱い友情、熱い戦い、そしていつもの下半身。
総じて楽しませてもらいました。

11人?12人?
名前が覚えきれないのはいつものこと。
おちゃらけキャラの友情ドラマに感動しました。

{netabare}台風の目はやっぱり宮藤かな。
魔力が不安定だったけど、皆を想う気持ちはなくしてはいません。
最終的には流石の活躍でした。{/netabare}

今シーズンも訳の分からない回がありました。
これがストパンの楽しい所。
シリアスとコメディーのバランスが絶妙です。

{netabare}まだまだ、戦いはこれから。
ベルリンから東方へ?
502との共闘も観てみたいです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20
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