スピードでスポーツなTVアニメ動画ランキング 2

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70.5 1 スピードでスポーツなアニメランキング1位
SK∞ エスケーエイト(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (158)
482人が棚に入れました
「そのとき俺は確かに見たんだ。この沖縄に舞う、白い雪を─…」スケートボードが大好きな高校二年生・暦がハマっているもの――……それは"S"。「Sエス」とは、閉鎖された鉱山をスケートボードで滑り降りるルール無用の危険な極秘レースだ。中でも、そこで行われる「ビーフ(決闘)」に多くの人々が熱狂していた。暦はカナダからの帰国子女で転校生・ランガを「S」に誘う。スケートボードに乗ったことのないランガだが、「S」の熱狂は構わずランガを巻き込んでいく。裏の顔を持つ個性豊かなスケーターたちと繰り広げられる、サイコーでアツいスケボーレースバトル×無限の可能性が今、ここに始まる──!!

声優・キャラクター
畠中祐、小林千晃、永塚拓馬、三宅健太、緑川光、松本保典、子安武人、小野賢章
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アングラレースと南国は良く似合う

オリジナルアニメ

沖縄を舞台にスケボーの闇レースに熱狂するギャラリーと闇レースに勤しむプレイヤーらのお話です。
アニメ自体は特に話題になることもなく1クール終了。だがしかし、なかなかどうして視聴感が心地いい作品でしたので好意的にご紹介。

まずはジャケ買いよろしくスタッフの名前で決めちゃいなよ!なこちら↓

 監督:内海紘子(京アニ出身。『Free!』の監督してた人)
 シリーズ構成:大河内一楼(まあ『コードギアス』ですよね)
 制作:BONES

このへん引っかかりがあるようでしたらどうぞ。先入観どおりかもしれません。
なんとなくお洒落(BONES製)な装いで、パワーゲームに踊る人々が登場(大河内テイスト)します。そして疾走感を期待したいスケボーレースにはしっかり応える監督さん。『Free!』での疾走感ある泳ぎ動画のノウハウは形を変えて引き継がれたかのような作りです。若干ですが男同士の友情においてやや気持ち悪いやり取りがあるのもご愛敬。

次に中身。
沖縄在住のスケボ大好きレキ(CV畠中祐)と沖縄に転居してきた未経験者ランガ(CV小林千晃)の二人が出会うところから始まる物語。うっかり滑ってみたらめっちゃ才能ありげで実はスノボのそれもかなりハイレベルの経験者とゆう背景がうまくいったのかもねなランガくんがほぼ主人公。

 なんでもありのスケボーレース

デュアルで殴り合い削り合いとフリーダムなレースシーンが作品の多くの時間を占めます。

 どっちが早くゴールできるか?

シンプルゆえにゴール到達までをどう見せるかが腕の見せ所でした。選択肢はざっくり二つあって

1.見たまんまヴィジュアルであの手この手やる(視覚重視)
2.モノローグやら回想やら二人のストーリーを作る(感情揺さぶり系)

本作は1.により重きを置いた仕様でした。潔くて好きです。


たぶん闇レースで理解正しいと思うんですけど、画面から伝わるアウトローな雰囲気となんでもありなレース仕様との相性は良かったように思えます。
思い浮かぶのは往年のゲーム。ファミコン『マッハライダー』やスーパーファミコン『F-ZERO』っぽいです。少なくとも『マリオカート』並みのキャッチーさとは遠いところにあります。
あとは人気シリーズ『ワイルドスピード』との親和性ですね。改造車と改造スケートボードと違いはあれど、あっちはマイアミこちらは沖縄とヤシの木が似合う場所。打ち込み多めの劇伴群。なにより「勝ったところでなにがあるん?」な非生産的なレースにかける想いの熱さを感じられます。

この非生産的というのがポイント。
利害から離れて、自身のプライドやその界隈でしか通じない名誉そして己の美学に純化することができて見てて面白い。そしてそれをきちっと理解してる作り手さんが制作してる見た目楽しい作品でした。



※ネタバレ所感

■足裏感覚

自分、スキーやってるんですけどオフシーズンのトレーニングではインラインスケート(ローラーブレード)使うんですよ。ローラースケートのお仲間みたいなものです。
体の重心移動の確認ができますし、なにより接地面への体重のかけ方だったり足裏の最も大事な感覚部分を雪がなくてもチェックできるって寸法です。
よってスノボとスケボーの親和性ってのにはリアリティあるんじゃないかしら?と思ってます。

{netabare}どっかの回でスノボでいうエッヂのかけ方を想定しながらターン時の体の使い方を確認してたけどそういうところが妙に説得力ありました。{/netabare}

雪とは無縁の南国でのレースがウィンタースポーツに通じてるぞってのがいいです。


■“いわゆる女性向け”で感じる違和感

世の中には百合もんあるのでBLもんあってもお互い様よねと思ってます。
とりあえずイケメンが出てくる男子の群像劇に条件反射で「女性向け!はいさようなら」とマウント取った別腹で百合もんにブヒってるみっともない姿は見せないように気を付けてます。「はいはい百合ね。こういうの好きな男もいるよね。自分興味ないんで勝手にすれば?あ、○○クンと○○クンのカラミ尊い~っ」総じて対人感受性高め(要はコミュニケーション力有り)な女性が同じようなことした時に他人の目にどう映るのかを重々理解してるのです。まずやりません。

 性差

この一対一の関係で男性がイメージするもの女性がイメージするもので違いってありますよね。
いくつか観てきて同性の友人への感情のぶつけ方でどうしても「こりゃ違うわ」ってのがあります。

{netabare}才能を持たざるレキが才能豊かなランガに嫉妬する。男女関係なく芽生える感情でしょう。
それをそのまま「君に嫉妬している。僕もどうしたらいいかわからないんだ。」と直接ぶつけるアニメ作品。ここ違和感。

多聞に“私をかまってよ”が含まれる感情のぶつけ方を男はしない(と思う)。
百歩譲って「君に嫉妬してい“た”」と自身の整理がついてから。

やきもちや嫉妬の処理の仕方が違うのよね。{/netabare}


この時点で男性(俺)視点からみたリアリティとは離れていきます。物語面ではマイナスなんですけど、これは見た目楽しむ作品という位置づけだったのでOK!



視聴時期:2021年1月~3月 リアタイ

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2021.04.11 初稿
2021.01.03 修正

投稿 : 2024/08/03
♥ : 34
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ホビー系っぽい感じのノリの熱い王道アニメ

タイトル通りスケボーを題材にしたアニメ。スケボーと言っても真面目な感じではなくて、何でもありな感じのスケボー。
腐向けに見えますが、男性の自分が見ても違和感ありませんでしたし、誰にでもお勧めできるアニメだと思います。

{netabare}
まず主人公レキの元にカナダからの転校生であるランガがやってきます。レキは夜中に山で開催されているSというスケボーのレースに参加しているのですが、いろいろあってその日はランガがそのSに参加することに...。そしてランガはSに参加するとスノボの経験を活かしてレキが勝てなかった相手に勝利する。ここまでが一話。
この後は他の強敵たちにもランガが勝利していく展開が描かれます。
ここまでがこのアニメの一つの区切り目。
みやとかシャドウとかライバルキャラも全員魅力があってかなり面白いです。肝心のSもボンズ制作なので、作画とか見せ方が上手くてかなり盛り上がります。

そしてアダムというキャラが表れるところがターニングポイントですかね。
ラフプレイ的なスタイルを取って、対戦相手は大概酷い目に合うという...
4話では実際にレキがアダムと戦ってケガを負います。
5話はアダムVSランガのビーフなんですが全回の中で一番良かったと思います。ラブハックという技を攻略するシーンがかっこよかったです。
あとアダム戦のちょっと後に挟まれる6話の平和回が何気に好きでした。最後のオチも含めて面白い日常会で息抜きにもなりました。

その後はSの大会が開かれるという展開になるのですが、レキは負け知らずのランガを見て自分には才能がないと思い込み闇落ち展開になります。
闇落ち展開は結構あっさり感を感じてしまうことも多いのですが、このアニメはそんなこともなく、とても良かったと思います。闇落ちの原因も立ち直った理由も納得できたし、長パートで描いていたこともあってあっさり感を感じませんでした。仲直りするシーンとスケボーの楽しさを再認識するシーンほんと良かったです。

ただこの後の大会なんですがこのパートだけは微妙なところも多かったです。大体原因はアダム。さすがにスケボーから降りてスケボーを持って相手を殴ってけがさせるのはちょっと...。まあ一話から爆竹とかあったけどけが人とかでてないしまだ許容範囲だったけど、さすがにスケボーから降りて物理で殴るのはどうなんだ?ってなった。アダム以外のSは面白かったんですけど。

大会ですが、いろいろあってシャドウの代わりにレキがアダムと再戦することになります。このビーフも結構好きでした。レキはここまで全然出番がなくて主人公感が全然なかったのですが、この回は主人公だと感じさせてくれる回でした。普通の方法ではない方法でアダムと同着近くまでもっていくんですがこれもよかったです。実力差は明確にあるし、普通にやったら全然かなわないはずですしね。

最終回はランガVSアダムの再戦。最終回らしく、コースも今までとは変わって明らかにやばそうなコース。
ゾーンとかいう謎要素が出てきたのは微妙でしたが、スケボーを見て我に返るのはいい展開でした。最後は倒れたアダムにランガが手を差し伸べ、アダムが楽しくスケボーをしてた頃を思い出してやる気を取り戻し、ランガとアダムの熱い戦いが見られます。最後は締めも良くて盛り上がりも最高でした。

強いて言うならアダムVSレキのビーフは見たかった感はあるけど...
レキとランガはすごい魅力あるキャラでしたしね。
あと、OPとEDは個人的に今期トップクラスでした。

円盤も結構売れてるので、また何か展開があるんじゃないでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2024/08/03
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

スケボー×バトル=青春∞!

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
スケートボードを題材にした作品です。
スケートボードは小~中学生位の頃、遊びでやったことのある程度で、ただ前に進むことしか出来なかった記憶があります。


「そのとき俺は確かに見たんだ。この沖縄に舞う、白い雪を─…」

スケートボードが大好きな高校二年生・暦レキがハマっているもの――
……それは"S"。

「Sエス」とは、閉鎖された鉱山をスケートボードで滑り降りる
ルール無用の危険な極秘レースだ。

中でも、そこで行われる「ビーフ(決闘)」に
多くの人々が熱狂していた。

暦レキはカナダからの帰国子女で
転校生・ランガを「S」に誘う。

スケートボードに乗ったことのないランガだが、
「S」の熱狂は構わずランガを巻き込んでいく。

裏の顔を持つ個性豊かなスケーターたちと繰り広げられる、
サイコーでアツいスケボーレースバトル×無限の可能性が今、
ここに始まる──!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
この作品は女性視聴者層をターゲットに制作された作品だと思いました。

まず登場する男性はほぼイケメンです。
主人公は赤色が似合う熱血漢…
他には眉目秀麗なキャラや筋肉美を売りとしたキャラ、或いは幼可愛い系の男子といったそれぞれポジションの違うキャラがズラリと揃っていましたから…

彼らはスケートボードで滑り降りるレースを物語の中で行うのですが、危険を顧みないダウンヒル…というより、レースの内容自体にかなりフィクションの要素が入っていたように思います。
だって、彼らはただ滑り降りるだけではないのですから…

高校生くらいの若者ががむしゃらにスポーツに打ち込んでいる姿には輝きを感じますが、あまりフィクションの要素が多いとその輝きも半減してしまう、ということが分かりました。

物語は"S"と呼ばれるレースを巡り、友達との絆を深めたり、自分を見つめ直したり、といった一面がある一方で、職業柄"S"に素顔を晒せないスケーターなんかも登場するダーティーな部分を併せ持っていました。
しかもこのレースは「攻撃妨害なんでもあり」なので、時折行き過ぎと感じる場面もあったり…

作画はしっかり動いていたので、アニメーションとしてのクオリティは高かったと思いますが、スケートボードのバーリトゥードを感じさせる展開は個人的にあまり好きにはなれませんでした。
でもこういう作品を好きな女性の方ってきっといるんだろうなぁ…と思いながら視聴していました。

オープニングテーマは、Rude-αさんの「Paradise」
エンディングテーマは、優里さんの「インフィニティ」

1クール全12話の物語でした。
アニメーションとしてのクオリティに支えられて完走できた作品だった気がします。
悪くはないのですが琴線には響かない…私にとってそんな感じの作品でした。

投稿 : 2024/08/03
♥ : 11

57.2 2 スピードでスポーツなアニメランキング2位
リンカイ!(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (43)
93人が棚に入れました
国際的な舞台でも活躍するスター選手たちの誕生により、にわかに熱気を帯び始めた「女子競輪」。 「RINKAI LEAGUE(リンカイリーグ)」とも銘打たれたその世界へと、今まさに漕ぎ出そうとする者がいた。彼女の名前は「伊東泉」。自転車好きの女子高生。 競輪界最高峰の女子選手たちがぶつかり合うレースを目の当たりにした泉は、仲間たちと競輪選手になることを誓い合う。挑戦の先に待ち受けるのは、知られざる「競輪」の世界。そこは決して華やかなだけではない。泥臭いほどに愚直で、時に残酷なほど厳しい、勝負師たちの生きる場だった。 そして出会う、運命のライバル──天才「平塚ナナ」 立ちはだかる大きな壁。試されるのは、夢への思いと覚悟の強さ。ただ自転車が好きなだけだった女子高生は、競輪を通して仲間たちと共に成長していく。 競輪・女子を舞台とした、熱き戦いのレースがここに開幕する!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

女版群青のファンファーレになりそうです。結果…ファンファーレより雑音は少なかったけど、別に面白くも無かったです。

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.26

 主人公の伊東泉は最後まで掴みどころの無い人物で、終始、何やねんコイツ?でした。11話でいきなり自分はテレパシストだとか言い出すし、ルーキーファイナル直前にいきなり辞退した方が良いかなとか言い出してウジウジしだします。

 これ、作中で女子競輪をちゃんと描写出来て無いので、今まで順風満帆できた泉が何で悩むのか意味不明なんですよね。

 本作品は、明らかに手を抜いているため、レース展開の描写が全く良くありません。女子は男子よりルールが厳しく、ラインを組んだり、車線を大きく変更して他の選手にぶつかって邪魔したりしてはいけません。

 それでもラストスパートは60km以上速度が出て、落車して大怪我したりすることもあるそうです。

 女子競輪ならではの戦い方とか、戦略とかをしっかり描いていれば、泉の悩みも多少理解できたかもしれません。トレーニング方法も男子とは異なるはずです。

 低カロリー作画のせいで、ラストスパートでバストアップの選手達が叫びながらゴチャゴチャ言ってレースをしているフリをしても、迫力は全く無いですね。

 また、選手層が薄いので、ルーキーとトップ選手が同じ試合を組まれてしまい、ルーキーが全然勝てなくて、あっという間に代謝制度で強制引退になるという闇もあります。

 業界と癒着した御用メディアの垂れ流すゴミを参考にせず、独自取材もちゃんとして、光と闇の部分を理解していないから、上っ面をなぞった様な産廃が出来る典型例みたいな作品としか言えません。

 アニメでプロパガンダは、辞めにした方が良い様ですね。

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 10話まで観ました。2024.06.16

 プロ編がスタートし、空気だった3人娘がクローズアップされます。元アイドルはマーク屋になり、金持ちお嬢は積極性を、ヨガインストラクターは折れない心を学び、ルーキーファイナル目指して頑張ります。

 元アイドル以外は精神論の様な気もしますが、強制引退システムの代謝制度などもあり、ガールズ競輪の厳しさも描かれます。

 ちょっと面白くなってきたかも…。ただ、技術的、制度的な深掘りが足りないので、やはり物足りません。競輪業界を悪く描けない縛りの存在を感じます。

 登場人物達が極めて真っ当なのは良いですが、競輪のテクニカルな部分を描かないので、レースもラストに唸り声を上げながら一生懸命ペダルを漕いだら勝てるみたいな薄っぺらい展開に終始します。

 レースに迫力が皆無なので、もう少し何とかならないかなぁと残念でなりません。
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 7話まで観ました。2024.05.25

 何かが根本的におかしい…。てぶくろさんや他のレビューアー様もレビューされていますが、盛り上がる部分を敢えて回避している様な作風です。

 仲良し5人娘の一人に悲劇が…と、前回感動エピソードがあった気もしましたが、何となく流されました。主人公以外の3人は相変わらず空気なので、何とも微妙か感じです。

 今回、全員あっさり養成所を卒業して、卒業記念レースもあっさり終了して、主人公以外の3人はいつの間にか予選敗退していて見せ場がいっさい無いという…。

 何かもっと体育会系なんだから、胸熱エピソードとかあるでしょ?業界あるあるでも良いのですよ!

 あっさり薄味で時間経過とともに全て右から左へ流れていく感じです。何のためにはアニメを作っているのかな?

 登場人物達がいい子ちゃん過ぎて人間っぽく無く、今回で最終話でも良い様な作りでは、誰の興味も引けません。サイコパス大集合でツッコミ所満載だった群青のファンファーレの方がまだ面白かったという…。

 次回からのプロ編に期待しております。
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 4話まで観ました。2024.05.01

 あっさり仲良し5人娘は養成所に合格し、他の個性的?な生徒達と練習に励みます。まだ選手の卵達なのにナショナルチームの強化選抜試験があったり、盛りだくさんです。

 キャラが多いので5人娘のうち、主人公と高校生トップだったオレンジ髪以外は早くもモブに…。まぁ、そうなりますわな。

 群青のファンファーレよりは真面目に養成所生活していますが、何となくヌルイ雰囲気で、いつの間にか全員プロになっていそうです。

 もう、次回エピローグで、キャラ達のその後が紙芝居で流れても良い感じに内容が薄いので、安心して観ていられます。もう少し、起伏が欲しいですね。

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 2話まで観てのレビューです。2024.04.17

 こんなの真に受ける女子高生は居ないと思いますが、簡単に競輪選手になれそうな感じを醸し出しています。

 スポーツ選手なんて、なりたくてなれるもんじゃ無いでしょう。主人公、大学行った方が良いとか、夢がとかゴチャゴチャ言いますが、そもそもフィジカルエリートじゃ無いなら、肉体一つで稼ぐ業界へ行こうなんて考えます?

 何か…、25億円盗まれても屁でも無い大谷さん位稼ぎたいから野球でもやるか〜で、野球教室に高校生から行くような感じですが、女子とは言え競輪がこんなに甘いか?

 競輪振興とは別なヤバい目的がありそうな感じを受けつつも視聴継続です。
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 初回観てのレビューです。2024.04.10

 競輪、競馬、競艇は三大公営ギャンブルで、試験に合格して、学校に通い、卒業すると選手になれます。他のプロスポーツとここが決定的に異なります。

 しかし…、特殊技能の世界なので、誰でも受かる訳ではありません。競馬学校なんて、誰でも受験資格はありますが、馬に乗ったこともない様な人は受からんでしょう。

 その狭き門に、得体のしれない生徒達をねじ込んで、リアルティの欠如とトンデモ展開で爆死したのが、群青のファンファーレでした。

 本アニメも、同じ道をたどりそうです。都合良く、5人の若い娘がガールズ競輪選手目指す?しかも高2の秋から?

 競輪は特殊ですが、スポーツである以上、自転車部で活動しているライバルがいるんですよね…。ちょっと間に合わなくね?

 部活動とかが存在しない競技である競艇漫画のモンキーターンでも、主人公はフィジカルエリートでした。試験が競争試験である以上、運動歴が無い人物は体力試験で落ちるでしょう。

 本作品の女子達はスポーツやっている様には見えませんし、やってたとしても、フィジカルエリートなら、現在やっている競技から簡単に鞍替え出来んでしょ。ある程度の選手なら、今までの努力がパーですよ?
 
 取り敢えず、自転車部からスタートした方が…、競輪業界のプロパガンダだから仕方無いのかな?群青のファンファーレみたいになるのに一票!昼飯賭けても良いですよ?

投稿 : 2024/08/03
♥ : 8

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

声優長谷川玲奈さんを応援するために見続ける

 ハッキリ言ってストーリーはどうでもよいのです。声優長谷川玲奈さん(以下れなぽん)の成長を確認するために視聴しています。
 8話は弥彦巫女(cvれなぽん)回でした。アイドル崩れと言われながら、競輪選手として真摯に競輪に取り組む真っすぐさが描かれました。
 れなぽんは、日本中を震撼させたNGT山口真帆さん暴行事件に深く関係しています。ここでは5年前の暴行事件についてお話ししておきます。
 メンバーと私的につながっていた厄介ファンが、厄介ファンによる風紀の乱れに否定的だった山口真帆さんのマンションに押しかけ、部屋に無理やり侵入しようとして暴行を行った事件です。それだけでもとんでもない事件ですが、その後、運営は事件をもみ消そうと山口さんの訴えを有耶無耶にしようとし、山口さんから動画配信でばらされてしまいます。それに対して運営が、山口さんを劇場で「おさわがせしました」と謝罪させたことで、「暴行被害者を謝罪させた事件」としてBBCをはじめ世界的に報道されました。
 その後、NGT運営は、ファンとつながっていたメンバーを不問とし、山口さんを卒業させる(事実上の追放)ように動きます。その時、山口さんに寄り添い、一緒に卒業したメンバー2人うちの1人がれなぽんです。れなぽんら3人は、秋元康氏のはからいで、それぞれ他の芸能事務所に移籍し、れなぽんはクロコダイルに所属し、声優業にいそしんでいたわけです。
 れなぽんは声優転身後すぐ「恋というには気持ち悪い」のサブヒロインの役をもらいましたが、当時は素人丸出しの棒読みで酷いものでした。それから数年、あれだけ長い台詞を流暢に話すことができるようになったのですから、感激です。中学校まで、男子と混ざって部活で野球を続けた体育会系の根性で努力したのでしょう。頭が下がります。
 そんなれなぽんと、弥彦巫女さんのまっすぐな人物像が重なって、おじさんとしては涙なしには見られない巫女さん回だったわけです。
 ちなみに、れなぽんは新潟出身ですので、新潟弥彦競輪近くにある弥彦神社の巫女さんという配役をもらっています。スタッフもれなぽんのこれまでの経緯と重ねてキャラづくりをしていることがよく分かります。
 学校に例えれば、いじめを受けている子を庇って、いじめを隠蔽しようとする学校側に異を唱え、いじめを受けていた子と一緒に転校する道を選んだようなもの。その行動力、正義感、勇気に満ちた行動を、実際にやってのけたれなぽんには、いつかいい役をもらって大成してほしいと願うばかりです。

投稿 : 2024/08/03
♥ : 3

たナか さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

ゲンカイ!

最近のトレンド、おじいちゃんアニメ。
アニメでウハウハ!マーケティング!な中抜き詐欺アニメ。

OP曲はいい。以上。
クソアニメの悪いところ見本市コンプリートベスト完全版ディレクターズカットデラックスエディション。

01
おっさん趣味×JKというHENTAIジャパンが世界に誇る伝統芸能アニメが社会現象となった例は少なくはない。しかし各業界でブームを巻き起こした大ヒットアニメのけいおん・ウマ娘・ゆるキャンなどは最初に萌えキャラありきで、モチーフとなった業界でのブームはあくまでも結果論。まず作品の出来こそが最優先で結果はオマケ。過去に自転車萌えアニメも沢山あったが、ブームを巻き起こすほどのパワーは無かった。しかし同じ自転車モチーフの中でも最悪の出来ではなかろうか。まず作品の出来不出来以上にあまりにも主張が強すぎて押し売り感が全面に出過ぎている。そしてみたまんま出来が悪い。挽回不能。完全に詰んでいる。イメージアップどころかダウンしかない。これなら何もやらないほうがマシだった。南無。頑張ってる選手の皆様はご愁傷様。ウマ娘みたいなミラクルは何も起きません。

レジェンドクソアニメが名を連ねるwikiで納得、無駄に職歴長いだけのおじいちゃん監督。公営ギャンブルを盛り上げまっせと制作費を集めた挙句に三流スタッフで実費を安く抑えて儲ける中抜き差額ビジネスの餌食。モンストまぐれなMIXIはマジでビジネスセンス皆無なまま。

公式HPのティザービジュアルやyoutubeキャラ紹介動画も期待感を持たせる美麗なイラスト。漫画版も絵が上手くてなかなかのクオリティ。で、出てきたのがこれ。もう詐欺と呼んでもいい。最近こういうアニメが多すぎる。

知らんやつが知らん選手をスゴイ!って言ってても知らんがな、というなんとかエトワールでも感じた置いてきぼり感。自分が言いたいこと全部言いたいオタクの早口トークばりの押し付けがましさがものすごい。官公庁のポンチ絵のように皆が皆自分の都合を詰め込んでる。皆が皆我が我がと自己主張を畳み掛けてきて勝手に自己完結して競輪やろう!って納得されてもポカーンでしかない。

ここのスポンサーってみんなアニメを見下してるってのが良く伝わってくる。

投稿 : 2024/08/03
♥ : 2
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