スタジオぴえろでファンタジーなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスタジオぴえろでファンタジーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年10月21日の時点で一番のスタジオぴえろでファンタジーなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.6 1 スタジオぴえろでファンタジーなアニメランキング1位
魔法の天使 クリィミーマミ(TVアニメ動画)

1983年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (74)
373人が棚に入れました
森沢優は10歳の少女。ある日、夢嵐にあい、迷っていたフェザースターの舟を助けたことからフェザースターの住人・妖精ピノピノと出会う。道案内をしてくれたお礼に、ピノピノは優に1年間だけ魔法のステッキを与え、お目付け役として猫の姿を借りた使い魔、ポジ(雌)とネガ(雄)を預ける。優はさっそく魔法の力で16歳の姿に変身するが、街を歩いているところをパルテノンプロという芸能プロダクションに半ば強引にスカウトされて、歌手デビューする羽目になる。

声優・キャラクター
太田貴子、水島裕、安西正弘、村山明、土井美加、肝付兼太、三田ゆう子、井上和彦、亀山助清、島津冴子

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

俺が俺達が・・・魔法少女だ!!なんと30thらしい・・ええ・・マジでか・・。

魔法ステッキを持つが実は大人になることにしか使わない。
魔法少女でありながらアイドルアニメである。

そもそも『魔法少女』とは本来このマミ以降ララまでのスタジオぴえろ作品のことを指すそうだ。
便宜上『ぴえろ魔法少女シリーズ』と一般には呼称されるが、20年たったいまでもメーカー側には『魔法少女シリーズ』とされているのがよい証拠であろう。

ようするに魔法少女が固有名詞だったんだけど、一般名詞に変わってしまった。そういった意味でも始原たる「魔法少女」は「マミ(優)」になるという、非常に偉大な作品。

深くは語らないが競馬場での最終回は伝説。
主題歌、エンディング等名曲揃い。
どうでもいいけど東京の町並みってこの頃とかシティハンターくらいがよかったよね・・・綺麗だけどビルとかダサい・・。
高すぎる・・。

 
マミといえば巴じゃなくってこの方 三大マミの筆頭、ツイッターでまどかに感動した原案、脚本の伊藤和典氏が『マミ』の称号を巴さんのほうにあげた。

ニコ動でもまさかの本家w監修のMMDPVがあがってます。
背景、モデルが鬼畜のデキなのでぜひご覧を・・。
いったいあの世界はどこまでいくのか・・。

figmaでもでないかな・・変身前な。

投稿 : 2024/10/19
♥ : 9
ネタバレ

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

君はクリーミーマミのファイナルステージを見たかい?

1983~1984年に放送のテレビアニメ 全52話

原案構成 伊藤和典 監督 小林治 キャラデザ 高田朋美
制作 スタジオぴえろ

10数年続いた東映魔法少女が終わり、
葦プロダクションのミンキーモモが1年3か月で終わったことにより、
読売広告社がぴえろに発注した魔法少女シリーズの第一弾。

舞台は東京都国立市くりみヶ丘
クレープ屋「クリーミー」の娘「森沢優」(10才)が、
魔法世界の妖精ピノピノから魔法のコンパクトをもらう。
1年間の期限付きの魔法少女契約(要求は無い)で当初は限られた変身のみ。
魔法のコンパクトからクリーミーステッキを取り出し変身バンク

パンプルピンプルパムポップン、ピンプルパンプルパムポップン!

で、16歳の少女クリーミーマミに変身。
後に「ルミナスター」タンバリン型魔法アイテム 能力が向上した。

小学生女子が魔法の力で芸能界でちょっと大人な冒険をするという、
女の子の夢そのもののストーリー。
ポップなクレープ屋からドリーミーなステージへの展開が夢いっぱい。

折りたたみますがネタバレはありません。
{netabare}最大の見せ場はその中間にあるリアルな芸能界の裏事情の暴露。
裏と言っても闇ではないのでご安心。
プロダクション「パルテノンプロ」のスタッフ、マネージャーなどの奮闘がリアルに描かれる。
ちょっと「SHIROBAKO」にも似てる楽しくも厳しい世界。
マミもその一員としてちょっと大人な活躍を見せる。
魔法は初期は変身のみだったが、後半は少し増えてくる。それでも限定的。

優とマミが違い過ぎて姉妹に見えてしまうところもあるが、
設定の粗など誰も気にしなかったほどのリアルな芸能界に当時の子供たち(相当大きな人も含む)は熱中した。
史上初めて男の子が見てても恥ずかしくない魔法少女物。

ルミナウォーク
触角のついたカチューシャ 触角の先端には星があり動くと揺れる。

「午後8時のシンデレラ」クリーミーマミは1年間の約束の日、
ラストステージへと向かう。
「ビューティフルショック」「囁いてジュティーム」

芸能界冒険アニメとしてはアニマス登場まで20年間も最高峰として君臨した驚くべき作品。
主題曲「デリケートに好きして」は10数人の歌手にカバーされ、
ヨーロッパでも歌入りインスト問わず人気が高い。

魔法少女アニメの中興の祖として現代でも評価の高い名作。

優(マミ)の声は当時15歳の太田貴子(歌手)が担当した。
恐ろしく老けた声で棒読みだが、プロの声優には出せない魅力もある。
当時は変身すると化粧をしているのにドキドキしましたね。 {/netabare}

日本が輝いていた80年代の思い出の玉手箱ともいうべき作品。

追記
なぜ今ごろこの作品をと思われるでしょうが、実は、
先日、サンシャインの化粧品売り場でクリーミーマミそのものの店員を見つけて思わず声が出てしまったのです。
コスプレイヤーでしょうが、レベルの高さに驚愕しました。

投稿 : 2024/10/19
♥ : 20
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

魔法の素敵さと人の優しさに温もりを込めて。

マミが面白いのってなんでだろうって考えたとき、それは普段過ごしている日常と魔法が起こす非日常の対比、そしてそれらのマッチングがよく出来ているからだと思いました。

マミは優ちゃん(主人公の女の子)の普通の女の子としての生活があって、そこに魔法の力が入り込んでくるんですね。
魔法を使いはじめたら、彼女の身の回りがどんどん不思議な空間になってゆく。その移り変わりが楽しいのです。


優ちゃんはとても忙しいです。優としての生活とマミとしての生活両方をこなさなければなりません。
さらにマミは魔法少女だけじゃなくてアイドルもやっているんです!だから、「女の子」と「魔法少女」と「アイドル」三つの役割を一人で兼任します。
なんだか「女」と「妻」と「母」をこなす大人の女性を連想させます。

優である自分とマミである自分、どっちも同じ自分なのに周りの人の目はマミにばかり行ってしまって(超人気アイドルなので)。これもなんだか色々考えさせられました。


優ちゃんはとても優しい女の子です。自分の我儘に魔法を使ってしまうこともあるのですが、最後はいつも人助けします。
時には優よりもマミとしての自分を優先するあまり損をすることも・・・。
本当に良い子です。


マミの世界には悪者がほとんど出てきません。変わった人はたくさんいますが、皆優しい人ばかり。これもマミの魅力だと思います。
俊夫(優の幼なじみ)はもちろん、みどりちゃん(男だけど可愛い)、アイドル事務所のめぐみさんに、優のお付きのマスコット「ネガ」と「ポジ」。
個性的で賑やかな雰囲気にしてくれるキャラクターは、それぞれちゃんと活躍の場面があって皆愛着が沸きました。


魔法少女になると大人びた容姿に変身できる。これは魔法少女モノではある種定番でした。派手な髪の色とお化粧は女の子が背伸びしておめかししたみたいで可愛らしかったです(笑)

声を当てた大田貴子さんのセクシーな声色も相まって、本当に大人びた印象を受けます。
特に、後期EDの『LOVEさりげなく』のセクシーさったら尋常じゃありませんでした。
踊ってるステージも腰振りも妖艶な大人の香りって感じでドキドキしました。



マミの魅力は魔法少女だけじゃなくて、そこにあるリアルとファンタジーの素晴らしさです。
80年代の日常は今見ると共感はしにくいかもしれませんが、人々の営みというか生活感は強く感じられますよ。

魔法少女のスタンダート的存在として非常によく出来たアニメだと思います。



好きなエピソード
{netabare}
1話「フェザースターの舟」
1話から素敵です。優が街中を駆け回る冒頭の日常描写と、船が舞い降りた瞬間の非日常な光景のギャップにがっしり心を掴まれました。


6話「伝説の雄鹿」
これはまさにおとぎ話。雄鹿にまつわるファンタジーな設定にワクワクしました。それだけじゃなくて、やっぱり優の優しさにも感動。


10話「ハローキャサリン」
困っている人を助けてあげる。そんなお話ですが、キャサリンの身の上話から彼女の人柄まで丁寧に描かれていたのでしっかり共感できました。優の考える解決方法はロマンチックで素晴らしい。元気がもらえる回でした。


14話「私のMr.ドリーム」
これもとっても素敵なお話でした。舞踏会に招かれる、夢のような体験。マミらしいファンタジーの詰まったおとぎ話。


26話「バイバイ・ミラクル」
胸が苦しくなる回でした。魔法が使えなくなる・・かなりショッキングな出来事でした。でもやっぱり最後はマミらしく、俊夫の優しさに救われて。マミの素敵さが際立つ回。


27話「フェザースターへ!」
魔法の世界で大冒険。マミの魔法が戻って、代わりに俊夫は記憶を失って。ちょっぴり悲しくなった回でした。


39話「ジュラ紀怪獣オジラ!」
マミで最もぶっ飛んでいるある意味問題回?(笑)やりたい放題で、マミらしくはなくて作り手のお遊びな感じもしたけど個人的には面白かったです。


50話「マミがいなくなる…」から52話「ファイナル・ステージ」
最後までドキドキさせられるドラマがあって、それをキッチリ締めてくれたため余韻が心地よかったです。一人一人その後が描かれている所に愛着が感じられます。


プッププクーの子もキャラクターとして好きでした。
{/netabare}

投稿 : 2024/10/19
♥ : 17

71.2 2 スタジオぴえろでファンタジーなアニメランキング2位
うる星やつら(TVアニメ動画)

1981年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (305)
1537人が棚に入れました
世にラプコメブームを巻き起こした高橋留美子の代表作を、押井守ら才気ほとばしる若手スタッフが自由闊達に映像化。地球をかけた鬼ごっこに勝利したものの、勘違いから異星人の娘ラムにベタ惚れされてしまった好色少年・諸星あたる。やきもち焼きのラムが発する電撃にもめげず、目の前に現れた美女にしつこくアタックを繰り返すあたるだが、じょじょにふたりの気持ちは近づいてきて?

声優・キャラクター
平野文、古川登志夫、島津冴子、杉山佳寿子、永井一郎、鷲尾真知子、神谷明、小宮和枝

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あんまりソワソワしないで♫

アニメーション制作:スタジオぴえろ、スタジオディーン
1981年10月 - 1986年3月に放映されたTVアニメ。

高橋留美子先生の初アニメ化であり、スラップスティックコメディとして名高い作品。
観たことが無くても名前だけはご存知の方は多いと思います。

宇宙一の浮気者、『世界中の可愛い子ちゃんは俺のものじゃ!』諸星あたるくん。
『浮気は許さない!電撃でお仕置きだっちゃ!』鬼娘の宇宙人ラムちゃん。
この2人を中心とした、SF・ファンタジー・幽霊・不条理・日常なんでもありの学園ラブコメです。

今のラノベやアニメに多大な影響を与えているエポックメイキング的な作品と言っても過言はないですね。

とりあえず、思ったこと!

・物語の評価
 1回の放送で2話構成の頃は軽妙なテンポで、ちょうど良い長さでした。
 初代監督の押井守は最初の頃は原作ファンに叩かれながらも真面目にやってましたけど、
 2年目には、独自色を出そうとして原作を軽視した感じでしたね。
 そこがウケたりしてたんですけど、局プロに呼び出されて大説教されたり、
 いろいろ大変だったらしいです。
 自分の趣味で面白くもない立ち食いそばの話をオリジナルでやったり、
 原作にあった高校ミスコンの話がアニメオリジナルの選挙話に内容が差し替えられたり、
 当時にネットがあったら賛否両論で炎上スレスレだったと思われます。
 ただ、このフリーダムさが押井時代の魅力だったのかもしれません。

 第123話 「大金庫!決死のサバイバル!!」
 第124話 「マル秘作戦・女湯をのぞけ!」
 原作にない話でもこの2本は珠玉ですけどね!

 でもやっぱり一番素晴らしいのは、第067話「君去りし後」
 これを観れば分かる通り、原作を大事にして良い話も作れるのに、
 独自の路線を追い求めたくなるのは作家性の悪癖なのでしょうかねえ?

 3年目の春の放映から製作がスタジオぴえろからディーンに変更。
 監督も、やまざきかずおに交代。
 実はこの人、作画監督&演出家としては評価されてたのですが、
 お笑いの才能がないのですよね!交代直後は頑張ってたのですが、
 原作準拠 &各話スタッフに丸投げ &お話のテンポがトロすぎる
 笑えない、うる星やつらに変わり果ててしまった感じです。
 時期や話によってストーリーの面白さの差が大きいので点数をつけにくいですね。

・作画の評価
 押井監督の時は、タツノコプロっぽさが残る当時のTVアニメの標準って感じで今の人には物足りないかも?
 やまざき監督の時は、当時の萌えアニメの最先端作画ってかんじですね!今見ると流石に古いですけど。
 
・声優の評価
 これは文句なしでしょう!
 平野文、古川登志夫、島津冴子、神谷明、杉山佳寿子、永井一郎、田中真弓、千葉繁 etc.
 今見ると超豪華メンバーですね。

・音楽の評価
 押井時代は、OP/EDがアニソンとして珠玉ですね。
 『ラムのラブソング』『宇宙は大ヘンだ!』『心細いな!』『星空サイクリング』
 『I,I,You&愛』『Dancing Star』『夢はLove me more』
 やまざき時代。
 『パジャマ・じゃまだ!』『CHANCE ON LOVE』『OPEN INVITATION』
 などは良かったですが、
 全部英語のOP/EDとかもあって、そこは趣味じゃなかったような!
 作中のBGMは、風戸慎介、安西史孝、西村コージ、星勝、ミッキー吉野
 と5人も担当しており、良かったと思います。

・キャラの評価
 昭和50年代当時にラムちゃんを作った高橋留美子先生は、天才だと思います!
 『うちのお腹の中にはダーリンの子供がいるっちゃ~!!』(狂言)とか凄いです。
 実のところ原作の高橋留美子は女が精神的に強くて男が弱い作風。
 対して初代監督の押井氏は女心がわからない人(ラムを理解できないと言ってました)
 異なる個性がぶつかってその結果アニメがヒットしたのかもしれませんね。
 (結果、作風とやりたいことの違いで監督降板になってしまいましたが)
 ただ原作も後半はキャラが淡白で小綺麗になってしまったのが残念といえば残念。
 やまざき時代にアニメのパワーが右肩下がりに落ちていったのも原作に起因してるのかも。 

 アニメ版うる星やつらを象徴する存在として、
 原作初期で早々と消えたもののアニメでは個性が肉付けされ、
 半ばオリキャラ化して最後まで残ったあたるの友人・メガネの存在は欠かせないでしょう。
 性格は、監督・押井守+声優・千葉繁のキメラみたいなもので、
 そう言うだけで、どれだけ濃いキャラか想像がつくかと!
 酸欠を引き起こしそうなほどの千葉繁の怪演が凄いですね。
 押井節はモラトリアム全開で、あんまり好きじゃないですけどねw

  
アニメ版うる星やつらは、作画監督によって人物の顔が違ってたりしていますし、
スタッフによってやりたいことが結構バラバラなんですが、
全部包み込んでしまう懐の深さが原作にあったかな?と思われますね。

と、いろいろ比較的好意的に書きましたが、
『ちゅど~ん』『だっつーの』など今の時代に、うる星のノリが合わない人が多くても仕方無いです。
後期なんて尺の長さとか会話のテンポとか今の自分には合いませんでしたし、アクビの出るアニメでしたし。

アニメの歴史を語る上での過去の作品として思い出にした方が良いのかもしれませんね。
2010年?の障害物水泳大会を観て苦しい物を感じましたしね(苦笑

これにて感想を終わります。読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/10/19
♥ : 88

たこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

誰もが知る国民的アニメ

母親が高橋留美子ファンで
我が家ではうる星やつらの再放送は必ず流れていた。
ラムちゃんの飛ぶ効果音を考えた人は天才だよね!と満面の笑みで語り出す母親を見ながらうぜえと思ったものだ。
有名なうる星やつらではあるが第1回と最終回の内容を知らない方が非常に多い。ただのドタバタ恋愛ギャグアニメだと思われしまっているのだ。
本当にもったいない。あたるの名誉のためにも是非見てほしいと切に願う。
僕は面堂が好きだ

投稿 : 2024/10/19
♥ : 4

ゆきちゆき さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

個人的には最高傑作

 今のアニメに比べると作画もバラバラ(今のもそういうときあるけど)脚本もあれー?なときがあるけど(今も(ry )それらを超越して面白い作品だと思う。
 逆にすばらしい作画、脚本がほとんどなのでそれを若い人にも楽しんでもらいたいです。
魅力的な登場人物たちは観てて楽しくなるしそれを後押しする声優人の演技は秀逸です。
 また、当時これだけOPやEDが変わったアニメも珍しかったんじゃないかと記憶しています。当然それぞれが良い曲なのでぜひ聞いてもらいたいものである。

最近のアニメとはまた違った趣の楽しさを感じてもらえればうれしい限りである。

投稿 : 2024/10/19
♥ : 5

69.5 3 スタジオぴえろでファンタジーなアニメランキング3位
きまぐれオレンジ☆ロード(TVアニメ動画)

1987年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (152)
853人が棚に入れました
超能力一家の長男に生まれた春日恭介は、父の隆、双子の妹まなみとくるみの4人家族。超能力が使えるのは家族だけの秘密なので、正体がバレるたびに転校を繰り返していた。ついこの間、くるみが100メートルを3秒で走るという騒ぎを起こしてしまったため、恭介は7度目の転校を余儀なくされてしまった。7度目の転校で引っ越してきた街で、恭介は赤い麦藁帽子をかぶった少女、鮎川まどかに出会い、ひと目惚れする。だが、まどかは学園一のスケバン少女で、男子からも恐れられていた。最初の頃、まどかは恭介のことをあまり相手にしていなかったが、恭介の優しさに触れていくうちに、まどかも恭介に次第に惹かれていく(いわゆるツンデレ状態)。ところが、まどかの妹分である檜山ひかるも、ひょんな事で恭介を好きになってしまう。まどかは、姉という立場で2人を応援するが、3人の関係は奇妙な三角関係に発展してしまうのだった…。
ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

1つの出会いが、2つの恋に進み、3つのふるえる心が、優しい音色を奏でた。

■あらすじ
超能力を持つ少年・春日恭介と不良少女・鮎川まどか、そしてまどかの後輩・檜山ひかるの奇妙な三角関係を描いた
ちょっぴり甘酸っぱい青春ラブコメディ。

SF・恋愛アニメですね
TV、アニメ(全48話)

■キャラクター
♠春日恭介(古谷徹)優柔不断
♥鮎川まどか(鶴ひろみ)影のある大人びた女性
♥檜山ひかり(原えりこ)天真爛漫

時代に合った古き良きアニメ、ツンデレと三角関係が楽しめます。
思い出補正も加わりこの評価。

魅力的な2人のヒロイン
まどかとひかる貴方ならどちらを選びますか?
{netabare}私は、まどかさんです♪{/netabare}

投稿 : 2024/10/19
♥ : 25

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

我が青春のバイブル

原作:漫画(週間少年ジャンプ) 既読

全48話  

放送時期:1987年~1988年

学園恋愛ファンタジー


簡単に説明すると、主人公が超能力を使える恋の3角関係ものです。

あらすじ
転校で引っ越した街を散策していた恭介は、赤い麦藁帽子をかぶった少女、鮎川まどかに出会い、一目惚れ。だが後日、まどかは学園一の不良少女で男子からも恐れられている同級生だった・・・



主人公 春日恭介
中学生3年生です。
容姿はごく普通。性格は優柔不断。
特徴は超能力が使えます。
物を動かす能力
テレポート能力
予知夢能力   など・・・

超能力が使えるのは、恭介の他に双子の妹と、2人のいとこと、母方のおじいさんおばあさんです。
恭介の父親は使えません。母親は能力者でしたが、既に亡くなっています。


鮎川まどか
恭介のクラスメート。
黒髪ロングな美少女で、綺麗なお姉さん系。
大人っぽくて落ち着いた性格。
クーデレ(元祖クーデレだと思う)です。
不良していたが、恭介の影響でだんだん普通の女の子になって行きます。

檜山ひかる
2歳年下の中1
まどかと一緒に不良していました。
右目下にある泣きボクロとボーイッシュな栗色ショートヘア。外見は可愛い系で、恭介の前では可愛く振舞います。
まどかの幼馴染で、お姉さんの様に慕っています。
明るく、嘘はつけない性格。

3角関係の恋愛ものです。

当時ジャンプ読んでました。

アニメは中学時代、リアルタイムで観てました。

当時、同年代の恋愛アニメが少なかったせいもあり、リアルでもまどかはクラスの男子の憧れ的存在キャラでした。
自分もその一人で、よくノートにまどかの絵を書いてました。(ウイングマンも) (^^;

ストーリーは、今思うとベタだな~って思います。
映像も、今のアニメと比べたら全然です。^^;

でも、まどかを見るだけでも嬉しくて、ニヤニヤしてしまいます。^^

恭介は、超能力を使って二人の間をフラフラしてて、優柔不断です。
ちょっとイラっとしますが、まどかとひかるの関係上、仕方がないかな~っと。
(-ω-) 


2012年、何年ぶりかにもう一度見ましたが、自分的には懐かしくて思い入れのある作品なので、楽しく観れました。



あなたは まどか派?orひかる派?

恋の3角関係と、魅力的な二人のキャラ 
そこに超能力と云うスパイスが良い感じに加わって
面白くて楽しめる作品になってます。

恋愛ものが好きな方にはオススメです!
映像は温かい目で見てくださいね。^^;

OP
 「ナイトオブサマーサイド 歌 - 池田政典
*「オレンジ・ミステリー」歌 - 長島秀幸
*「鏡の中のアクトレス」歌 - 中原めいこ

ED
*「夏の蜃気楼(ミラージュ)」歌 - 和田加奈子
*「悲しいハートは燃えている」歌 - 和田加奈子
*「Dance in the memories」歌 - 中原めいこ

挿入歌
 「サルビアの花のように」歌 - 和田加奈子
 「危険なトライアングル」歌 - 池田政典
*「ジェニーナ」歌 - 和田加奈子
 「ふり向いてマイ・ダーリン」歌- 藤代美奈子
 「アゲイン」歌 - 藤代美奈子
 「ブレイキングハート」歌 - 坪倉唯子
 「NIGHT & DAY」歌 - BLUEW

*印は好きな曲です。
アルバム 勿論購入してます。
オススメです。 (*´ー`)

投稿 : 2024/10/19
♥ : 63

kochiro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

鮎川まどかって中3だったとは!

基本一話完結のドタバタコメディーです。ただし、時間軸の概念はあるので、中学卒業直前で完結するようになっていました。原作ですらラストシーンが幾度と改版されているということもあり、アニメもラストシーンが異なるようです。
三角関係をきっちり終わらせていないようにも見えますが
個人的には綺麗な終わり方をしているのでとてもいいと思いました。

それにしても鮎川まどかが素敵過ぎます。ここまで素敵だったとは完璧に惚れました。メインヒロインってこうじゃないといけません。放映当時に本作品を観ていたらその後の人生が変わっていたと思いました。
毎回、キャラクターの服装を変えていたことも効果絶大でした。次回はどんなかわいい姿が見れるのかってだけでも本当に楽しみでした。ってこんな気持ち悪いレビューを書いてしまうほど重症です。ただ、どうみても中3には見えません。

放映当時の昭和から時代もかなり変わってしましましたが、萌えるってだけのヒロインではなく、鮎川まどかのように画面を見入って内面も含めて惚れてしまうほど魅力のあるヒロインを近年の作品においても見つけたいと思いました。

投稿 : 2024/10/19
♥ : 6
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