2015年度のジョークおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの2015年度のジョーク成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月20日の時点で一番の2015年度のジョークおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

77.0 1 2015年度のジョークアニメランキング1位
グリザイアの迷宮 & グリザイアの楽園(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1230)
7515人が棚に入れました
美浜学園5人の少女たちの心を救った風見雄二。しかし、彼自信の心の闇は、いまだに晴れぬまま重く立ち込めていた。雄二は自らの生い立ちを振り返る。自らを育み、形作っているものが何なのか。そして、それらとの邂逅の中で何を得、何を失ったのか――。忌まわしいくも、かけがえない時間をたどる旅路の果てに、雄二は自ら心の奥底にしまいこんだ闇の正体と対峙する。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、田中涼子、田口宏子、水橋かおり、たみやすともえ、清水愛、鳴海エリカ、友永朱音、瑞沢渓
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

風見 雄二物語

原作未プレイ 迷宮編 全1話(1時間) 楽園編 全10話

グリザイアの果実の2期です。先にグリザイアの果実を観ることをオススメします。

1期の果実の方は過去に色々なことを背負った5名のヒロインたちのことを、主人公の風見 雄二がフォローする形でしたが、今回は風見 雄二自身の過去と現在を描いた作品です。

1期は5人のヒロインのエピソードを13話で展開していて、エピソードが1話で終わるヒロインもいたので感情移入ができないこともありました。

今回は雄二のお話がメインなので、1期に比べると丁寧にお話が作られている印象です。

ヒロインたちは雄二のフォロー役という感じですね。

{netabare}迷宮では
 お姉さんの一姫がいなくなってからのお話は本当に悲惨でしたね。

 これでもかというほど不幸の連鎖が描かれておりました。結構視聴するのに心苦しかったですね。

 雄二が感情をあまり表に出さない理由がよくわかりました。

楽園では
 雄二の師匠である朝子は、かっこ良かったですね。

 師匠にどんどん心を開いていく様子が凄く良かったです(開き過ぎると思うシーンもありましたがw)

 米海軍訓練学校時代のお話は面白かったですね。まさにTHE・軍隊という感じで個性的な仲間たちも好きでしたね。

 師匠との別れは、切ない気持ちにさせてくれました。

 後半は各ヒロインたちが大活躍でしたね~みちるは相変わらずでしたがw 幸の凄技には驚いてしまいましたw この作品では一番目立っていましたね。

 タナトスさん(風見一姫)の話し方が好きですね。まさかコンピュータにされていたのは驚きでした。

 最終決戦のとき、朝子が雄二の背中を押すシーンはウルウルしました。{/netabare}

色々なことをたくさん詰め込んだところはありましたが、テンポも良く、必要なことだけ残して他は一切省いた感じがしました。

もう少し日常シーンがあっても良かったのではと思いましたが、この話数では収まらないでしょうね~ OVAなどになると嬉しいです^^

1期がもう少し丁寧作られていると良かったのですが、この2期は重く悲しい迷宮から楽園で徐々に盛り上げていくお話に満足できました。

{netabare} (雄二とみんなの再会シーンは観たかったですが){/netabare} きちんと終わっているところも良かったですね。

ちょいエロなところやバトルが苦手でなければオススメです^^

OP 迷宮は飛蘭さん、楽園は黒崎真音さんが歌っています。楽園のOPは、歌詞を作画に入れているところが良いですね^^
ED 楽園編で2曲とも南條愛乃さんが歌ってます。

最後に、オチまであって大満足ですw{netabare}一姫の義手は最初から違和感がありましたが、最後にスポーンって抜けたシーンは思わず笑ってしまいましたw{/netabare}

投稿 : 2025/01/18
♥ : 46
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『果実』の続編で雄二の過去を明かすとともに、ヒロインたちが大立ち回り!!

【レビューNo.124】(初回登録:2024/5/19)
ゲーム原作で2015年作品。迷宮:1話50分/楽園:全10話
前回『果実』のレビューをアップしたので。残り2作品もやっておこうと。
『果実』ではヒロインたちの掘り下げが中心だったので、今度は主人公・風見
雄二の生い立ちから描いていく形になります。

★グリザイアの迷宮(サブタイトル:『カプリスの繭0』)
{netabare}【ストーリー】
 冒頭はハイジャック事件から救出した「私立美浜学園長・橘千鶴」との出会
 い(これが『果実』での入学のきっかけとなる)から始まり、組織での昇級
 試験(面接)のために、上司BJに自らの生い立ちを語り始める雄二。
 彼が過ごした過酷な少年の日々~後の師匠となる”日下部麻子”との出会い
 までを描く。

【評 価】
 ・両親の姉・一姫優遇に伴う雄二へのぞんざいな扱い
 ・オスロの元での過酷な日々等
 物語としては、雄二の不幸な生い立ちを演出する必要があるため、胸クソ展
 開がエピソードの大半を占めるという・・・
 直接的なシーンはないものの、性玩具として扱われているような描写もあり、
 暗く重い話が続き、観る人を選ぶ作品ではあります。しかし本作品を視聴さ
 れる方は『果実』の『エンジェリック・ハゥル編』をクリアされた方ばかり
 だと思いますので、まあ大丈夫でしょう(笑)
 これも『楽園』に続くための必要な構成となっています。
 (あと一姫の度の過ぎたブラコンぶりも見所の一つではありますがw)

 ちなみには雄二の壮絶な過去は、5人のヒロインたちも知ることになります。  
 (面接用に下書きしシュレッダーで裁断したものを幸が復元w){/netabare}

★グリザイアの楽園
(サブタイトル:『カプリスの繭Ⅰ~IV』)
{netabare}【ストーリー】
 ここから『楽園』に入りますが事実上『迷宮』の続編で、人間らしさを失っ
 た少年・雄二は麻子の元で育てられながら、人間らしさを取り戻していく。
 そして雄二は麻子と同じ道を歩むべく、ライセンス取得のためにアメリカの
 海兵隊訓練校に入校~麻子との別れを描いています。

【評 価】
 『迷宮』と打って変わって、少年・雄二と麻子そしてJBとのやりとりが微笑
 しいです。
 麻子は軍人なのでまともに教えられるのは、やはり射撃といった戦闘技術が
 中心となります。しかし、オスロが”暗殺マシン”という道具として、雄二
 に教えたものは異なり、麻子のそれは”生きる指標”を与えるものです。
 『果実』では無双ぶりを発揮した雄二ですが、その高い戦闘力はこうして培
 れわたものだったのです。
 {netabare}そして麻子の死によって、雄二は生きる意味を見失います。しかし雄二には
 麻子との約束があるため、死ぬことはできません。
 「貴様は国民5人を救うまで、勝手に死ぬことを許さん!」
 雄二は旅に出て、そこで”青春”というキーワードに見つけ、「普通の学校
 に通いたい」という思いに至るのでした。
 後にここで出会い、救ったヒロインがちょうど5人という・・・
 本当によくできた構成で、特に麻子との別れのシーンは、この作品の見所の
 一つであるといえます。{/netabare}

 でも最後の最後に大きな仕掛けが待っていて、伏線を散りばめながらしっか
 り『ブランエールの種編』に繋げていくという、これも見事でした。{/netabare}

(サブタイトル:『ブランエールの種Ⅰ~VI』)
 {netabare}【ストーリー】
 ヒロインたちが雄二の過去を読み解いているところに、「テロの容疑者」と
 して雄二が逮捕されたとのニュースが・・・
 由美子は”情報屋・ジミー岡田”と接触、情報入手に成功する。
 そして同じ頃、美浜学園も廃校が決定。5人は雄二を救うべく立ち上がり、
 学園を後にする。
 すると今度は携帯電話を通して、”タナトス”と名乗る人物からの接触が。
 彼女の協力を得て、5人は「雄二救出作戦」の準備を進めていく。
 
【評 価】
 これまで雄二に守られていたヒロインたちが、今度は雄二救出のために大立
 ち回りを演じる様は、はっきりいえば荒唐無稽です。でもだからこそシリー
 ズ最高の輝きを放つのです!!
 特に入巣蒔は
 {netabare}「聞こえるか?私の砲声が!これが家族を奪われた女の悲鳴なのよさ!
  返せ!その男は私んだ!!」
 の名セリフとともに、ピンクの対戦車ライフルで装甲車をすべて撃ち抜くと
 いう離れ業をやってのけます。そしてその状況を確認し、由美子が
 「クソメイド(幸)、武力介入を開始!」{/netabare}
 までの一連の流れは、本当に何度観ても痺れます!!
 そして雄二奪還後の逃走劇は、もうお祭り騒ぎMAXです!!!!
 正直その後の”雄二 VS オスロの最終決戦”がかすむレベルですね(笑)
 『楽園』のタイトル回収も見事でした。{/netabare}

『果実』を視聴して、気に入ったのならば是非3部作を完走して頂きたいです。
(上述の通り『迷宮』がちと辛いところもありますが、『楽園』の後半でそれ
 をしっかり巻き返してくれます!)

投稿 : 2025/01/18
♥ : 13

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

エロゲ原作の問題作w

グリザイアの果実に続く、2期にあたる作品です。
迷宮と楽園と、風見雄二の過去から現在までを描いた内容です。

まあエロゲーが原作だけあって、表現に容赦はありませんw
Hシーンがカットされていても、けっこう衝撃的な内容が多いですね。
突っ込みどころも多いですけどw

18禁の制限の無いストーリーが、エロすぎずグロすぎず丁度いい処で
収まっている作品でした。
ゲームの方は、未プレイなので判りませんけどw

最後が本当にハーレムな楽園でしたw
エロゲ原作の中ではでは、かなりのお勧め作品です。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 22

56.5 2 2015年度のジョークアニメランキング2位
夕やけだん団(アニメ映画)

2015年4月1日
★★★★☆ 3.4 (19)
66人が棚に入れました
2015年4月1日より109シネマズ全館にて幕間上映がスタート。毎月1本新作が公開される。


JR日暮里駅からほど近い場所に存在する、夕焼けを堪能できる階段が舞台。

女子高生の七海と不思議な猫のコトブキがノスタルジックな雰囲気の中、毒舌を混ぜつつもどこかホッとするトークを繰り広げていくショートアニメシリーズとなる。

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

山ちゃん、器用…。

109シネマズで映画上映前に上映される『紙兎ロペ』的なポジションのショートアニメ。

メインキャラであるしゃべる猫のコトブキ(CV:山寺宏一)と女の子の七海(CV:柴紅音)の掛け合いを基本とした、江戸下町の風情みたいなものをテーマとした会話劇です。

稀に他のおじさんが出てきたり豆腐屋のラッパが鳴ったりしますが、そういうのは全部山寺さんが演じています。たまたま映画館で観る以外には観ないので区分を「未整理」にしていますが、私はけっこう好きですよ、これ…。

ちなみに公式サイト http://www.yuyake-dandan.jp/ で数話が期間限定配信されるほか、ビレッジヴァンガードでDVDを売っているらしいので、映画館以外でも観られるかも。

2017.4.19: 公式サイト情報を追加。

2017.1.16追記:
新作の発表も治まったようなので、鑑賞状況を「観終わった」に変更しました。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 22

66.8 3 2015年度のジョークアニメランキング3位
へヴィーオブジェクト(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (637)
3724人が棚に入れました
結局、戦争はなくならなかった。地球という惑星の隅々まで開発の手が及び、一部の権力者達が月面に別荘を建てるような時代になっても、人と人の心の隙間までは埋まらなかった。ただ変化はあった。くだらない殺し合いに夢中になる彼らにも、変化はあった。泥臭い兵隊達の運用は時代遅れとなり、各国の地球の支配権の奪い合いは、『クリーンな戦争』で決まる。そんな世界の、戦争の代名詞。それは――。

声優・キャラクター
花江夏樹、石川界人、鈴木絵理、伊藤静

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

なぜ面白いはずなのに面白くないか。

 このアニメ、ヘビーオブジェクトという兵器のSF設定といい、戦争のやり方が変わった世界観といい、ヒロインを初めとして登場キャラはなかなか魅力的で、結構ポテンシャルはあると思います。これだけ揃えられれば面白いはずなんです。

 実際1話1話のエピソードは面白いです。でも、全体として面白くないんですよね。なぜでしょうか。いくつか思い当たるポイントです。

 ワンパターン。日常場面、上官の無茶ぶりミッション、想定外の事象、戦闘、肉弾戦(たまに敵女性とのいろいろ)の繰り返しみたいな感じです。ゲストキャラはいますが、同じパターンです。

 エロさもまあ、ラノベ原作でうまいレベル感でギャグとして処理できる範囲なので良かったと思いますが、これもパターン化されてしまってます。パターン化が面白いこともあるんでしょうが、作画なのかキャラのせいなのかわかりませんが、エロさもギャグも中途半端で楽しみにするほどではなかったです。

 世界が進展しない。平和に向かうわけでもどこかと和平を結ぶわけでもない。解決すべき大きなテーマがない。主人公の成長とか人間関係の進展とかあれば、いいんですが、初めの話と最後以外はどの順番で見てもOKな感じです。

 バディものですが、2人の友情についてどうも感情移入できないというか共感がもてません。カッコつけすぎて上滑しているからでしょうか。エピソードで何の説明もないので、漫才コンビにしか見えません。

 ヒロインが人形。可愛くて主人公に惚れる戦闘人形です。都合のいい少女にしか見えません。愛情がストーリーの本題に絡まないということもあるでしょう。多少主人公が無茶をする動機にならなくはないですが、主人公は基本誰でも助けますので関係ありません。
 女上官も狂言回しなだけで、エロキャラ以外の役割がありません。

 初めの話は結構面白かったです。ヒロインの人間性の変化みたいなものがありました。これを継続したテーマにすればものすごく面白かったと思います。
 または本筋として進展する何かがあればなあと思います。解決すべき謎とか、最後は大きな敵を何か国かで叩きつぶすとか。または、ヘビーオブジェクトが否定される流れにしてもいいと思います。

 ラノベなら、数ヶ月に1度のお楽しみで進展しない話を読むのも楽しいでしょう。でもアニメでこのパターンだとちょっと辛いですね。おしい作品でした。
 
 前半のOPはなかなかカッコイイ映像でした。
 

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2

サカゼルガ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

隠れた良作です

「とある魔術の禁書目録」の作者と同じ人の作品です。

内容はハリウッドさながら、
絶対に倒せないような強大な敵の巨大兵器を、
ほぼ知恵と機転のみ用いて、
基本的に2人の歩兵のみで打ち倒していきます。


「正直結構無理あるだろこれ」
みたいな、冷静に考えると結構無茶な設定もありますが、
そういう細かいところを気にするよりも、
基本的に出てくる敵の兵器がすべてラスボス級なので、
一見不可能にしか見えない敵を打ち倒していくのが、
見ていてマジで気持ちいいです。

しかも兵器なんで、基本的に倒したとき爆発します。
めっちゃスッキリします、
「すげーーー!!」って


そういう意味では、敵がほぼ無敵クラスばかりの
とある魔術1期に近いと思います。


感じとしては、「金色のガッシュベル」とか好きな人にオススメです!

投稿 : 2025/01/18
♥ : 1
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ボール超かっけえ!

オブジェクトカッコイイですね!
予想以上に女の子が可愛かったのもポイント。
お話はこの原作者さんならジャイアントキリングな内容なのかな。

2話
{netabare}

オブジェクト同士の戦闘がポジション取り、武器の撃ち合いと少し面白味にかけたかなあ、来週はあの敵を倒す話だと思うので期待してます。

{/netabare}
3話
{netabare}
正攻法で倒すわけではないことは分かってはいる・・・のですが、あまり展開としては燃える展開かな?と思いました。ただ援軍が来たシーンは良かったと思います。
今の時代でもアメリカ等にはスパイ機関があるわけですから、破壊工作を想定した防御が何もないというのはちょっと頂けないかなと思いましたね。

{/netabare}


15話
戦闘良し、エロ良し、映像良し、話もそれなりに良しの良回でした。

意外と面白いんですよね。以前ジャイアントキリング系ロボットアニメがありましたが、私が見たかったのはこういうアニメです。あまりにストーリーにとらわれすぎると、武装や倒す方法が限られていくのだなあと、ヘヴィーオブジェクトの3話完結方式が良いのを見て、感心しました。

16話
戦闘シーンは多分今までで一番良かったですね、ヘイヴィアが敵が放棄したオブジェクトを見上げるシーンや、姫様の出撃シーンのオブジェクトのかっこよさも良い!
そして、謎歌を突っ込んできた今回の話は最高でした!

やっぱり2クール目に入ってから大分面白くなってるなあ。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 33
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