shino さんの感想・評価
3.8
ややこしいやつら
手塚プロダクション制作。
忍者は現在も日本に存在している。
しかし末端の忍者である雲隠九郎は、
職にあぶれニート同然の生活を送っていた。
そんな中、九郎は講談高校への潜入を、
任務として命じられ、活動を始める。
忍者が今でも秘密裏に活動している、
背後にある強大な組織は敵味方に分かれ、
その全貌を見せない、そんな世界の物語である。
これは期待していた以上に楽しい。
癖のある登場人物ばかりである。
才能なのか、計算され尽くしているのか、
演出やキャラ設定の品の無さが痛快である。
ネタバレレビューを読む
大きな絵を描く黒幕がきっと存在するのでしょう。
混乱から何が生じるのか、物語の着地が気になります。
今秋、楽しめた作品です。