ショートアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのショート成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月11日の時点で一番のショートアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

57.5 1 ショートアニメランキング1位
KAKURENBO [カクレンボ](OVA)

2005年6月30日
★★★★☆ 3.2 (120)
462人が棚に入れました
クリエイター集団「神風動画」の主力であった森田修平と桟敷大祐による映像製作ユニット・YAMATOWORKSによるホラーアニメ。行方不明の妹を探すヒコラら少年たちは、鬼と呼ばれる者たちとの遊戯「カクレンボ」に参加するが…。

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

オトコヨ様のお遊戯

30分の短編作品です。
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

◆この作品の内容は・・・
誰も近づかないような暗い街でお面をつけた8人の子供達がカクレンボという秘密の遊びをするお話。
その遊びは決してやってはいけない遊びなのに・・・。

◆カクレンボを行う場所は・・・
舞台は中国の九龍城砦のような街。
廃墟とかした建物がびっしりと詰まった暗いスラム街で子供達はカクレンボをしてしまいます。
ミステリアスな雰囲気を非常に感じるこの場所で怖い体験をしてみてください。

◆秘密の遊びのこと・・・
「あの遊びはすっごく面白いけどすっごく危険だって」、「あの場所には近づいてはいけないって」。
こんな噂があるのです。
いわゆる都市伝説ですね。
この遊びに参加する子供達はそれぞれ目的を持って参加します。
行方不明の妹を探す為、いるかどうかわからない鬼を捕まえる為など。
小さい頃の子供達は好奇心旺盛。
してはいけないと言われると余計にやりたくなるのが人間のサガ。
皆様もお気をつけくださいませ。

◆キャラ達は・・・
子供達はお面をかぶってカクレンボをします。
お面は始めからかぶっているので登場キャラ達の顔は一切わかりません。
なので、怖い体験をするキャラ達の表情を見る事はできない。
でもこのお面はとても良い演出だと思います。
顔が全くわからないという設定は、他にアニメにはない異質な雰囲気を十分に感じます。

◆カクレンボについて・・・
他のユーザーの方もおっしゃっている通り、この作品での遊びはカクレンボよりも鬼ゴッコと言った方が正しい。
冒頭に、「夜、隠れんぼをすると鬼に連れていかれる」と民族学者の一文が表示されます。
元々この一文は、神隠しや誘拐(人身売買)を恐れた意味で、日本では近代まで夕暮れ時以降の隠れんぼはタブーとされてきたらしいです。
小さいお子様がいる方はご注意を・・・。

◆総評・・・
誰も近づかない薄暗いスラム街で、顔がわからない子供達の、謎のお遊び。
ゾクっとする怖さではないけれど、異質な不気味さを十分に感じる作品でした。
それだけに、この作品が30分であることが残念でならないです。
2時間枠の劇場版で制作すればもっと深くて良い作品になったに違いないような気がしました。
もったいない・・・。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 15

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

KAKURENBO?ONIGOKKOの間違いでは?

この作品は、森田修平氏と桟敷大祐氏が制作した
ホラーOVAである。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
荒廃した町が舞台。そこでは、「オトコヨ様のお遊戯」と呼ばれる
いわば、「カクレンボ」の遊びが子供たちの間で話題になっていた。
しかも、誰も近づかないような暗い場所でないと遊ぶことができない。
危険であると知りつつも、それぞれの思惑を胸に7人の子どもは
カクレンボに挑もうとするが…。

世界観は好みの部類に入る。異様な空気を感じ取ることができる
雰囲気に仕上がっているので、その点は高評価。
また、30分以内に終わるということもあり手軽に見られるのは大きい。

言い換えると、それ以外の部分で魅力を感じとることはできなかった。
序盤で、カクレンボに関する説明があるが、周りの音が
遮っているため、とても聞き取りづらい。
音量を上げて、やっと聞き取れるといったところだ。

怖いと感じるシーンも多かったのだが、演出の仕方が
悪いのか呆気ないなと捉えることしかできなかった。
何人かの人物には、カクレンボに挑戦したいという動機が
あるのは分かったのだが、それ以外の人物はそういった説明が
一切ないため、感情移入できない。捨て駒の様な感覚で使用されるだけ。
他愛ない。それ以外でも、説明不足な点が非常に多いため
この作品にのめりこむことはできなかった。

落ちも自分はしっくりこなかった。これがやりたかっただけだろと
憤りを感じた視聴者も一定数いたに違いない。
勘がいい人ならすぐに気づくだろう。
60分近くに構成しなおすべきではないだろうか。
色々と勿体ない印象がぬぐえない。

ホラー物の登竜門として見るのはありかもしれないが、
対象年齢は小学生、良くても中学生くらいだろう。
ホラー好きが見ると、がっかりすること間違いなし。
幼少期に見ていればトラウマになりそうな気はする。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 10

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

かくれんぼってより

かなりハードな鬼ゴッコの様相。

小さい頃、母の田舎に帰った時の事が思い出されたわぁ
炭鉱町だったんだと思うけど廃墟ビルとか繁華街とか雰囲気同じの。

関係無い話だけど、病院の廃墟に肝だめしに行ったんだけど、従兄弟の姉さんと、おらとでの、弟たち相当ビンタしても起きなかったなぁ(笑
2人で家抜け出して、自転車で30分ぐらい走って到着して、ここって、でっかいワンパク公園みたいになってて
冬はスキー場で、スキー場の方に登っていくと
建物あるんだけど、もう見た目にこれわの建物で真っ暗
かなり危ない感じしたので姉さんに、やめよう!を
進言したんだけど、姉さんは昼間に2度ほど偵察してあるから、大丈夫と言って手引っ張られていきました。
建物側面の方の割れてる窓から小さい懐中電灯もって
入ったんだけど、怖いにも程があるの印象しか残ってない。
階段上って2階にベットみたいなもの置いてある部屋
あって、そこの部屋見たときに2人の懐中電灯が同時に
消えて真っ暗。おらこの時声聞いたんだ「ひぃ~」って
低い声を。もうおらはパニック状態もいいとこの、
姉さんにしがみ付きの、「落ち着け孝」ってのと「声だすな」って言葉は覚えてるなぁ。もっといっぱい話してた感じするけど覚えてないのと、姉さんも震えてたのは
はっきり覚えているなぁ。
何だかんだで外には出てきてて、どう出てきたかはまったく覚えてないけど、電気消えた時の心臓のバクバク
感も思い出され、いい思い出になってるのかなぁと。

親同士のイザコザでもう何十年も疎遠だけど元気かなと
考えてみたり。

そして何年か後に心霊スポット特集で放映されてるしの
幸美姉さん。(笑

投稿 : 2025/04/05
♥ : 9

79.3 2 ショートアニメランキング2位
機動戦士ガンダム 第08MS小隊(OVA)

1996年1月25日
★★★★☆ 3.9 (735)
3872人が棚に入れました
地球連邦軍パイロット シロー・アマダ少尉はアジア戦線に配属されることになったが、そこへ向かう途中に敵と遭遇し交戦、ジオン軍パイロット共々遭難してしまい、そのジオン軍パイロット アイナ・サハリンと生還のため協力することで彼女との間に交流が生まれる。救助されたのち配属されたアジア戦線では、アイナと敵味方と分かれて対峙することになる。そこに至ってシローは、人間性として当然の倫理を否定する戦場においても敵とわかり合うことも可能だと叫び、それを証明すべく戦うのだった…。
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

戦争とラブストーリー、そしてモビルスーツ・・・またまたロボ物:第5弾

ファーストガンダムは視聴済で本作品を視聴しました

主人公で地球連邦軍のモビルスーツパイロットの「シロー・アマダ」と
敵方ジオン公国軍の「アイナ・サハリン」のラブストーリー・・・

最初は宇宙でのシローとアイナの出会いが結構ドラマチックだったのでそのまま
ラブがメインのお話が展開されるのかと思ったのですが

とんでもなく本格的な「戦争モノ」でした

世界観はファーストと同じ宇宙世紀で
ファーストでのアムロくんと同じ一年戦争のとき

舞台は地球で
戦闘シーンの
ほとんどが地上戦です


印象的なのは各キャラのリアルな設定です

ほとんど突出したキャラがいません
人物もメカも
ヒーロー的な存在はなく
ガンダムなんかは何機もでてきて
普通に兵器として扱われています

シローも一応「08小隊」の「小隊長」さんなのですが
特殊な能力(ニュータイプとか)の持ち主でも
腕利きのパイロットでもありません

小隊の人たちもみんなひと癖ふた癖あるのですが
特別に抜きん出た能力を持った人はいません

でも
その分
小隊としての戦術や作戦なんかが
より際立っていて
いかにも「戦争してる」って感じがします


そして
シローの場合は
小隊長としては
むしろ「アマちゃん」と呼ばれているくらい(N○Kのドラマじゃないよ^^)
人間的には未熟のようで
ちょっとしたことで
ムキになったり
部下のいないところで
愚痴をこぼしたり
熱血で単純な性格丸出しなのです
なにより
恋愛についてはちょっと不器用なところも見せていて
なんだか
フツーすぎて逆に親近感が沸いてきます


さて
気になるお話のほうはというと
宇宙で出会ったシローとアイナが
地上で再開を果たすのですが
お互い敵同士という立場

最初はモビルスーツに搭乗していて
相手が誰だか分からず
戦闘状態の中での出会いとなります

でも
その後の展開の速さに驚きました

シローの単純な性格からなのか
{netabare}生死を分けるようなシーンでアイナに突然コクったり{/netabare}
貴族の家柄であるアイナの
世間知らずの人柄からなのか
{netabare}えっ・・・こんな所で?
って思うよな場面で突然シローに「ちゅー」したりで
イッキに恋が進展してしまいます{/netabare}

{netabare}しまいにはビームサーベルでお風呂まで沸かして準備万端~{/netabare}
なんて
ここまでしたなら最後までいってもよかったんですが・・・

さすがに「戦争」と「恋愛」を絡めたお話だけあって
ここから「ロミオとジュリエット」的展開がまっていたのです

戦争で敵同士になってしまった二人
いくつもの困難を乗り越え
最後は二人一緒に・・・
だったのですが

{netabare}最終的に
二人がどうなったのか
よく分かりませんでした{/netabare}

実はここで
個人的に重大なオチ(ミス)があったのです

この作品
11話の「震える山(後編)」が最終回だったんで
それを観終わってDVDを返却し
さ~感想文でも書こうかな~
その前に情報リサーチしよ~
なんて思いつつ
Wikiを見て
愕然としました

{netabare}まだ続きがあった・・・(ToT

{netabare}特別編「ラスト・リゾート」・・・(^^!
なんじゃこりゃ~!

{netabare}しかも最終回の11話と同じDVDに収録されているのに
すっかり見落としてました{/netabare}{/netabare}{/netabare}

もういっぺんDVD借りてきて
あらためて視聴し
大泣きしましたよ~
もちろんお話にですよ~


気を取り直して
最後に
モビルスーツについてですが

本作品
「ガンダム」と「ザク」がいっぱい出てました^^

地球連邦軍のメインは
「陸戦用ガンダムEz8」(イージーエイト)
なんかカッコイイんです
オリジナルのガンダムより^^

対する
ジオン公国軍は
「ザクⅡ」
こっちもカッコイイんです
なんかわかんないけど^^

ほかにもいろいろ知らないモビルスーツがでてきて
困っていたのですが

目立っていたのは
ジオン軍新兵器の
「アプサラス」というモビルアーマー?(ってなに)

ちょー大きくて
ちょー強力な武装をもっているのですが
あんまりかっこよくないんです
なんか亀みたいな形で^^

でも
このアプサラス
別の意味ですごかった

なにがすごかったかっていうと
{netabare}なんと「エアコン完備」なんです^^{/netabare}

この作品
{netabare}戦場は主に熱帯の密林や砂漠で
ガンダムに搭乗するシローたちはいつも暑さに悩まされていたのですが
アプサラスのアイナはいつも快適な様子でした{/netabare}

そのことについて語る
アイナとアイナのお兄さんの「ギニアス・サハリン」の
会話がもっとすごかった

そのときの会話が以下のとおり

{netabare}ちなみにシーンは
なにかのパーティの席
周りのオーディエンスたちが
アイナの美しさに見蕩れているなかでの兄妹の会話です

(ア:アイナ、ギ:ギニアス)
ギ:おおアイナ・・・
  今宵は一段と美しい
ア:お兄様・・・
ギ:本日の初飛行大儀であったな
ア:驚嘆の一語につきました
  ただ空調の調子がいまひとつ・・・
  汗をかきました・・・
  でも飲み物が美味しくいただけるのはうれしいことですわw
ギ:ご苦労だったな
  今夜は楽しむがいいw

そして宴は続く・・・(ナレーションは私が勝手に付けました)

高貴な方々のMS談でした~{/netabare}

投稿 : 2025/04/05
♥ : 23

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

個人的にはモビルスーツ戦が最も魅力的に描かれた作品

【レビューNo.53】(初回登録:2023/4/26)
ガンダム作品外伝となるOVAで1996ー1999年作品。全11話。
まあ画像にガンプラ使ってる位なので、ガンダム作品のひとつ位レビューしておこうかなっと。

(個人的なガンダム史)
・「初代ガンダム」ブームの真っ只中を過ごし、アニメにガンプラに夢中の日々を送る。
 ただ「Z」には馴染めず、ここでガンダムから一旦離脱。
・子供誕生を機におもちゃ売り場に通うようになり、ガンプラが劇的に進化してたことに感銘。
 再びガンプラに戻るとともに魅力的なモビルスーツ(以下MS)に惹かれ、本作他関連OVA作品
 等を視聴するようになる。(ここで「Z」だけは完走した)
・そのうち「SEED」が始まり、ストーリーの面白さ、MSデザインの秀逸さに心躍らせたが以降
 の作品が微妙で「00」で再び断念。(ガンプラも諸事情でやめた)
 以降MSデザインが好みな「ユニコーン」だけは観たが、アニメは好きになれなかったなと。
 だから「水星の魔女」なんかも視聴せず。って感じで結構観てない作品も多いですね。
 結局ガンダム作品が好きというより、MSのカッコよさが好きなだけなんだと思うw

(本作品の見どころ)
・MS戦の魅力が十分に引き出されている
 「初代ガンダム」も再び宇宙に戻ってからは、アムロが「ニュータイプ」に覚醒してチート野郎
 と化して、ジオン軍MSが雑魚キャラ扱いとなり一気に萎えたというか・・・
 「『ランバ・ラル』や『黒い三連星』のあの興奮を返せ!」って感じだったのですが、そのよき
 伝統が継承された作品といえます。ジオン派にとってはエースパイロット「ノリス・パッカード」
 が駆る「グフカスタム」の戦闘シーンはまさしく「ガンダムに求めていたのはこれだよ!!」と。
 チート能力ではなく、熟練したパイロット技術・経験に裏打ちされたその強さ。主人公・シロー
 を始めとする連邦軍パイロットも猛者揃いですが、それをたった一機で翻弄していくその様は、
 「これぞMS戦の醍醐味」という心躍るものがあります。
 本作は「初代ガンダム(通称1年戦争)」の外伝ということで、1年戦争になぞり本作でもジオン
 軍は劣勢を極め撤退を余儀なくされるのですが、その状況下で撤退作戦の殿を務め悲壮な覚悟で
 戦場に挑むノリスの姿に「漢の生き様」を見る、個人的にはそんな作品ですね。

・洋画の軍人のノリ?!「第08MS小隊」
 連邦軍にしろジオン軍にしろ、個人ではハミダシ者っぽい組織に反抗的な人物も描かれています
 が、両軍とも基本(組織としては)規律正しく統制された軍人イメージが強い中で、本作では
 「アメリカンナイズされた『ヒャッハー』な軍人たち」
 って開放的な感じで小隊が描かれており、ガンダムの世界観ではかなり異色な感じがあります。
 でもその「異質感」がこの作品には見事にマッチしており、本編にはない
 「こういう小隊があってもいいじゃない」
 という少しアウトローな感じが個人的には好きですね。 

・リアルなミニタリー感
 本作は基本地球の密林地帯での地上戦を描いたミニタリー色の強い作品になっています。ビーム
 ライフルより基本マシンガン等実弾火器での応酬や密林でのゲリラ戦を彷彿させる緊張感、また
 ガンダムの頭が吹っ飛ばされ、その代替品に部品不足からジム頭で急場を凌ぐ等こういう細かい
 描写が個人的にはツボですね(笑)

・恋愛要素や主人公はなんとも・・・
 本作では連邦軍シローとジオン軍アイナとの「禁断の恋」がひとつの見せ場になっていますが、
 いうても普段は両陣営にいて接触する機会もないし、所詮ガンダム作品の恋愛なんで・・・
 それに最後に隊をほっぽり出してアイナの救出に向かうシローにも、「隊長らしからぬ行動」と
 して批判の声も多いですが、まあ当初の「皆で生きて帰る」発言から青臭さや人間臭い主人公で
 はあったので(そのくせ自分は無謀な行動が多いという・・・)個人的には今更感が(笑)
 本編のガンダムシリーズの主人公が、戦争に関係ない民間人少年が騒ぎに巻き込まれる→何故か
 ガンダムを操縦して敵を撃破→そのままなし崩し的ガンダムパイロットに就任?!よりはリアリ
 ティがあり、凡人ながらも自分に正直に生きてていいんじゃないですかねw
  
個人的には「ガンダム」に求めるのは、やはりMS同士のかっこいい戦闘シーンですね。とはいえ
シリーズが進む度に兵器としてのMS性能が上がっていき、戦闘シーンがインフレしていくのもあ
まり好きじゃないんですよね。その点本作はその辺りのさじ加減が丁度いい。チートパイロットも
チートMSもいない「無骨なガチのMSバトル」これこそが本作の魅力ですね。

あと主人公シローの声優が檜山修之さんだったのは、今回初めて知ってビックリですね。
あれから約20年後には、あの「俺ガイル」の厨ニキャラ「材木座」を演じることになるとは・・・
まあ、ある意味どちらも「暑苦しい」という共通点はあるかもwww

(2023/9/30)
お気に入りへ追加。
まあガンダム作品でお気に入りへ入れたいのってこれ位だろうから、そうしようかなっと。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 13

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

檜山コマンドーバラライカ木村

通して見たのかなり前なんで、またレビュー用に早送りしつつ見てた
んだけど、結論から言えばこれキャラ用品じゃねーかな。

【垂れ目と髪の色と口紅の色が素敵な喜久子アイナを眺める作品】
服も色々着替えるんで、多分作ってる方もそのつもりじゃないかと。


ミリ好きなら楽しめるかも、みたいなレビューもあったんだけど、逆に
キツイ気がするなー。自分はちょっと好きくらいでその手の知識もほぼ無い
んだけど、それでも色々気になって話自体は楽しめない。

有名どころのアニメだとフルメタの二期に近いけど、「こんなのと比べて
くれんなよ?ああん!?」っつーミリタリーおたく様は多いと思う。


とりあえずオープニング

検索 The A team - OP (JP)


08小隊って略称だけど小隊は普通数十人で、基本的には4人が頑張る話
小隊の下の分隊(または班)が10人くらいで、更にその下の班(または組)
が4~5人。ミリで4人で思い出したのがこれだった。ってだけ。

あ、上の見れば分かるけどハルヒのキョンの例のネタ元は多分これね。

はいごめんなさい


検索 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 [嵐の中で輝いて] Full version

オープニングが印象的なんで、うっかり中味も見てしまう人は多そう。
170万再生は伊達じゃない

そして1話がさ・・良い出来過ぎるんだよね。いきなり超展開って訳じゃ
ないけど、後半の内容がもう、そりゃあ何度も使いまわすわな出来。
ドラマティック過ぎて、二人が病気になるのも仕方が無いのか・・

そんな幻想的な1話はさておき、他の話じゃスポットがあたってるのは
二人の頭の悪いイチャつきの他は一部の戦場の一部の部隊。


■いつ頃のどんな部隊なのか

初代ガンダムの一年戦争(ジオン独立戦争)がU.C.0079 - 0080
初代ガンダムはこの戦争後半の4ヶ月を描く作品 と、ウィキに書いてある。

【この作品0079】 ポケ戦が0080 ソロモンよ0083

他の人のレビューだと初代の裏話って書いてる人が多いっすね。

ポケ戦もだけど、戦争の中の一部のマイナーな戦場に限定した話なんで、
仮にこの話のメインキャラが全滅したところで歴史にはほぼ影響が無いし、
設定的にはこの手の戦場の潜入のプロの00の刹那やフルメタの宗助なんかが
空気読まずに介入してくると、1人で壊滅させてしまうような未熟集団。

だからこそリアルではあるものの、残念な事にそれ故に華が無い。

作品中で華があるのはアイナだけで、戦場に咲く一輪の花とか陳腐な事も
言いたくなる。・・強いて言えば敵の男のうち二人には華がある、かな。


■レビューのタイトルについて

アイナ以外のこの作品の見所、こいつは凄ぇ組み合わせだよ。

まず主人公の声が昨今声ネタの為にぶっ壊れ気味の役しかない檜山で、
後半はもう檜山全開のシーンも結構ある、こいつが隊長。
クレアーーーーーーーーー

そして何より部下(の声)が

・若き日の戦場を駆けるバラライカ(ブラックラグーンの姉御様)
・アーノルド・シュワルツェネッガー(なんとコマンドーが部下なんだよ)
・はじめの一歩の木村(こいつがソナーで索敵とかシュール過ぎて)

もうさ、画面から目を離すと声だけで楽しめる。
特にバラライカ+この手の戦場での指示とか・・もうそれだけでさ。

良いよもう。分かるやつには分かるんだよ、この感動が。


■アホ二人

えーとね、シロー23歳檜山とアイナ20歳喜久子ちゃん補正で17歳は、
戦争してる自覚が無いんで、ただ青春してるだけなんで、てかいい加減に
しろよこいつ等なんで、戦争を舐めるのも大概にしろよガキ共が

7話は酷かった。23歳男と20歳女でなんでそういう展開なんだよw
見てるこっちが恥ずかしいわwで、一気にどーんやってくれた方が恥ずかし
くない。あ、戦場の声に興味無いなら1話→7話→11話だけ見ても良いかも。

11話はもう、ジムスナイパーの操縦者さっさとあの病気の二人を射殺しろ、
アイナは持って帰るからできればシローだけ射殺しろ、状況も歳も弁えない
お花畑は撃ち殺して構わん!で、もうあれは無い。ありえんわ


・・ギニアス速水よ、お前の妹は幼少期に一体どーゆー育ち方したんだ、
そんな卑猥な兵器作ってるヒマあったら妹の教育に精を出すべきだったな。

「バカな!愛など~」の境地に到達できたお前が、お前こそが、その境地の
僅か1/100でもお花畑に教え込んでおくべきだっただろうに・・。


■あとは10話・・強いて言えば9話と、10話ね

このあたりはガンダムらしい楽しさ・・なんだけど、9話と10話だけを見て
楽しめるかは分からん。


■どーでも良いけど

ウィキ見てたら、バラライカの声優の小山茉美がアムロの古谷徹と一回結婚
してるっぽい。よ


以上。

投稿 : 2025/04/05
♥ : 5
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