サークルで高校生なおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのサークルで高校生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月04日の時点で一番のサークルで高校生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

86.9 1 サークルで高校生なアニメランキング1位
冴えない彼女の育てかた(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2881)
14938人が棚に入れました
春休み、アニメBD購入費用を得るためのアルバイト中のオタク・安芸倫也は、桜の舞う坂道で出会った少女に興味を抱き、その少女をメインヒロインのモデルにした同人ゲーム作成を思いつく。1ヶ月後、その少女が名前も知らないクラスメイトであることを知った。
それほどまでに印象が薄い加藤恵をメインヒロインにしたゲームは成立するのか? イラストもシナリオも書けない倫也は、同学年の美術部エース・澤村・スペンサー・英梨々と学年一位の優等生の先輩・霞ヶ丘詩羽を誘い、恵の協力のもと、なんとか同意をとりつけ、コミケ参加を念頭に、サークルとしてゲーム作りを始める。
合わないスケジュール、乏しい予算、仲が悪いメンバー、愛弟子・波島出海に絡んだ確執、その兄による引き抜き、オタクに無理解なバンド少女の従姉妹・氷堂美智留の途中加入、土壇場で見つかるシナリオの問題点… 数々の試練を乗り越えて、少しずつゲームが具体化していく。

声優・キャラクター
松岡禎丞、大西沙織、茅野愛衣、安野希世乃、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也
ネタバレ

ユキオウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

無難に楽しめる美少女系アニメ。(ノイタミナ保障)

全12話 ラノベ原作

■作品紹介
―ノイタミナの挑戦!
・正直舐めてましたけど良い意味での裏切り有です。
・話が進むにつれて主人公がじわじわ成長しカッコ良くなっていく感じなんです、つまりこのアニメは序盤で主人公が足引っ張ってます。(苦笑)
この主人公以外の要素が最初から非常にクオリティが高いのはさすがノイタミナ枠だなと言える作品。

―ギャルゲーやラノベ他美少女系2次元をこよなく愛する方にオススメ!
・女の子がとにかくかわいいです。(キャラデザ・声・しぐさ・心理描写)
・カメラワーク。(男心わかってます)

―話事体は典型的なハーレムアニメです。

■OP、ED評価
{netabare}
OP ☆4.5
♫君色シグナル/春奈るな
AメロからBメロにかけてのフェチズムをばっちり押さえたカメラアングル。(本編にも通じる要素だと思います。)
サビの作業風景などが頭に残る。
登場人物の爽やかな情景を描きぬるぬる動くアニメと曲とがマッチしていて素晴らしいです。

ED ☆4.5
♫カラフル。/沢井美空
ポップでかわいいタッチに彩色されたキャラが織り成すアニメ。
沢井美空さん作詞作曲の歌がOPに引けを取らずこの作品を上手く表現されていると思います。

OP、EDともこの作品のために作られた楽曲、作品に合った丁寧な画で飛ばさずに最後まで見てしまうので高評価。
{/netabare}

【第0話】
{netabare}
『愛と青春のサービス回』
ラノベ原作アニメのベタな展開ですが、キャラの長い説明台詞が炸裂。
主要キャラが最初から登場しますし一斉にしゃべり出すのでカオスな印象になりました。(良い意味でも悪い意味でも)

ストーリーはギャルゲーを制作するゲームサークル内で主人公が周囲の女の子との恋愛や絆を描く感じといったところなんでしょうか、期待は持てる内容だと思います。
☆3.0
{/netabare}

【第1話】
{netabare}
『間違いだらけのプロローグ』
原作未読なのでどこまでがアニメオリジナルの内容かわかりません。(原作ファンの方ごめんなさい)
王道のラブコメっぽいポイントが数多くありますが動きの少ない場面でも飽きずに見られる作画のクオリティが良いです。特に静と動のバランスが非常に良く取られている印象をうけました。

教室のシーンで主人公が親友との会話で最後に言った「3次元てのはなぁ、もっと面倒くさいんだよ。」に引っ掛かりました。
前後の会話からヒロインのことであるし、こういう主人公ってそういうの言うよなぁって想像もできます。(個人的に)
今後のヒロインの描写に対してハードル上げてないか?とドキドキしつつ先が気になります。
☆3.5 
{/netabare}

【第2話】
{netabare}
『フラグの立たない彼女』
Aパートは喫茶店にて倫也と加藤さんとの会話シーンからスタート(後に英梨々・霞ヶ丘先輩が合流)
倫也に一般人の常識を超えた言動などが目立ち、学校内の三大有名人に数えられる理由も頷ける。あれだけキモいし痛い行動を取っている倫也に対してここまで一緒にいられる加藤さんはなんて優しい人だ。

Bパートは倫也が自宅で加藤さんにひたすらギャルゲーを布教するといった内容です。
キモオタな倫也と一般人加藤さんによって進行するトークはさながら漫才かコントといったところでしょうか。
…でなんだかんだ次の日の朝までギャルゲーをプレイする二人でした。(Cパート)

ここまで見ていて主人公に慣れないといった心境です(苦笑)。
苦言になりますが主人公の描写が残念でなりません。
(ex.過剰なオタク演出の割にそれを補うプラスポイントがない)
今のところヒロイン達は何に惹かれて一緒にいるのかわかりません。
この先のどこかで彼のイケてるシーンがあるよう願います…

なんとなくこの作品の魅力は普段アニメ、漫画、ゲームに触れているとき、あのモブ子可愛いなぁ、ヒロインとして攻略したいなぁ…という思いを形にしてくれている気がします。
☆3.0
{/netabare}

【第3話】
{netabare}
『クライマックスはリテイクで』
GWに入る。倫也は合宿を計画するが電話で加藤さんが北海道へ家族旅行だと知る。
英梨々が倫也の家に勝手に上がりこむ。
玄関のチャイムが鳴る、霞ヶ丘先輩登場。
霞ヶ丘先輩は今のサークルメンバーを本気にさせなさいとアドバイス。
その日の夜、電話越しに加藤さんは自分の良いところは何かと倫也に尋ねる。
翌日、丸一日ラノベを読みネットサーフィンをして潰す倫也。
また翌日になり息詰まる倫也はあの坂道へ…
そこに加藤さんが登場!!(電話で事情は知っていたので早く帰宅していた。)
理想のヒロインを演じる加藤さん(衣装・英梨々、台本・霞ヶ丘先輩)
Cパートでばっさり企画を切られる倫也。

倫也の行動力に皆一目置いているのでしょうか、特に何事もなく集結する4名。
ヒロイン全員の好意が全面に出ているのでハーレムENDみたいに終わりそうです。
個人的には加藤さんがめちゃくちゃ良い子なので応援したくなる。
主人公メタ発言とかいいからそろそろカッコいいところ見せてくれよぉ…
☆4.0
{/netabare}

【第4話】
{netabare}
『予算と納期と新展開』
締切に追われる霞ヶ丘先輩は町田という編集からインタビューの催促をされご機嫌ななめ、しかし何かうまい話があるそうでびっくりして机に足の小指を打つ。
倫也から渡された霞ヶ丘先輩のラノベにハマる加藤さん。
場面が変わり霞ヶ丘先輩が執筆している作品の出版社。
インタビュアーは倫也だった。(副編集長の町田さんが倫也のホームページからオファー)
霞ヶ丘先輩の作品が売れたのは倫也のブログでのプッシュのおかげだった。
いつもの喫茶店でバイト中の倫也の前に男を連れて加藤さんが現れる。
次の日にその男が加藤さんのいとこだと知る。
週末加藤さんがいとこと行く予定だったショッピングモールの開店バーゲンに倫也が変わりに行くこととなる。
Cパートでぐずる倫也。

せっかく良いところがあったと思ったらキモ過ぎだよ倫也、ただのストーカー野郎だ…
☆3.5
{/netabare}

【第5話】
{netabare}
『すれ違いのデートイベント』
空き教室で作業するサークルの面々。
上手く表情が作れないという加藤さん、デートについて英梨々に質問する倫也、嫉妬する英梨々と霞ヶ丘先輩。
倫也はオタクに対して偏見のない加藤さんに一目置く。
プロットとキャラデザが仕上がる。
※内容は超展開です(加藤さん曰く、設定が凝っているとのこと)
先輩と倫也との意味深な回想。
デートしようと決意する倫也!
デート当日になり、いつもと違う環境に押される倫也&平常運転の加藤さん。
ここはコミケ会場と一緒なんだ!ホームだ!と意識を切り替え、フロアマップをチェックして誘導する倫也、ツイッターを駆使し情報収集するなどイケメンじゃねーか!
加藤さんの可愛すぎるシーン
倫也を駅で待つ先輩

神回でした。
ここまでネックだった倫也くんが遂に覚醒してくれて嬉しい展開です。
☆5.0
{/netabare}

【第6話】
{netabare}
『二人の夜の選択肢』
書店のサイン会で出会うファンの倫也とラノベ著者の霞ヶ丘先輩。(回想)
倫也は霞ヶ丘先輩に電話するが先輩は出ない。
ファミレスに入る倫也。(また回想入ります)
著書の参考にしたいから倫也の意見を聞きたいと言う先輩。(回想)
夜、雨が降り落ちる駅前で空を見上げる先輩。
雪が降っているなか倫也に最終巻の原稿を読んで欲しいと頼む霞ヶ丘先輩に対して大ファンだから読めないと拒む倫也。(回想)
ホテルの前で倫也に別れを告げる先輩。(回想)
ホテルで打合せする霞ヶ丘先輩と町田さん。
倫也がホテルに到着、ホテルに二人を置いて帰っていく町田さん。
倫也はプロット作りのためにやって来たのであった。(過去に囚われるストーリーの修正のため)
過去に囚われて何が悪いと霞ヶ丘先輩。
全てを否定するのではなくプラスアルファを求める倫也。
霞ヶ丘先輩のサービスシーン。
霞ヶ丘先輩にクリエーターとして認められる倫也。
Cパートに英梨々と加藤さんが登場、英梨々に倫也に置き去りにされたのだと言われムッとした表情の加藤さん。(かわいい)

倫也と霞ヶ丘先輩との馴れ初めがわかるとともに伏線も回収。
サークルの面々一人ひとりのギャルゲーキャラっぽさが増した回になりました。
倫也が優柔不断なのはともかく、彼は自分の日常がギャルゲーのようになっていることに気にはならないのでしょうか。
一から創作するよりもお前ら自身の話が面白いよと突っ込まざるおえない。
…というか、このアニメのギャルゲがあったら売れるんじゃないかと思います。
PSVita用ソフト「冴えない彼女の育てかた - blessing flowers - 」公式サイト
http://5pb.jp/games/saekano/index.php
2015年4月30日発売か…現実にあったよ…
☆4.0
{/netabare}

【第7話】
{netabare}
『敵か味方か新キャラか』
季節は夏になる、倫也は英梨々に呼び出され同人誌作りの手伝いをする。
あっという間に終業式。
倫也と加藤さん(ポニテ)がご都合主義な会話をしていたら…
新キャラ登場、波島出海ちゃん!!妹系後輩ヒロインである。
倫也は3年前に出海ちゃんをオタクの世界に勧誘する。(親が名古屋に転勤することになりしばらく会っていなかった)
出海ちゃんは夏コミに参加する旨を倫也に告げるのであった。
出海ちゃん兄も現れる、名前は伊織。
倫也と伊織は親友だったが、他人の力を利用しオタクの世界でのし上がるためだった。
その結果超大手サークルの代表になっていた伊織、こいつはできる男だ。
伊織は倫也達のサークルの活動を知っており、英梨々をヘッドハントしようと考えている。
倫也達と伊織との間に英梨々を争奪する戦いが始まる。
Cパート、小学生時代の倫也と英梨々(回想)

新キャラ登場回、出海ちゃんは妹系のテンプレのようなので次回以降に深い話が置いておきます。
伊織は倫也のライバルキャラということで重要な役回りです。設定がイケメンで成績優秀、モテモテで倫也と同じオタク趣味ですがクリエーターとしての意識が対極にある。(英梨々にツッコまれているので同じ?)
未だに英梨々メインの回がないのでまだ先なのかな…メインの役どころなのに不遇です。
☆3.5
{/netabare}

【第8話】
{netabare}
『当て馬トラウマ回想モード』
キャラデザの方向性を決めるため倫也の家に集まる面々。(霞ヶ丘先輩のみ欠席)
先輩ファンの方残念。(泣)
英梨々は夏コミの仕上げに苦戦中。
出海ちゃんの様子を見に行きたいと夏コミに参加決定の加藤さん!
リトラプ(乙女ゲー)をやり始める加藤さん!(プレイヤーの名が本名・選択が上級者向けキャラのセルビス)
加藤さんの成長が著しいです、絶賛ヒロイン力上昇中!
気を取られる英梨々。
英梨々にこれからどうしたいのか聞く倫也、それに対し今から倫也のサークルの柏木エリになると答える英梨々。
―夏コミ会場、出海ちゃん登場。
手伝いをする倫也と加藤さん。
出海ちゃんの同人誌を読み、完売させようと宣言する倫也。(宣伝用の看板を現地で制作したりとオタクスキル発動)
完売させることに成功!
英梨々が出海ちゃんの同人誌をこっそり購入。
英梨々を見つける倫也、涙ながら自分の作品の評価を問う英梨々に言い淀む倫也。
小学生時代の倫也と英梨々(回想)

出海ちゃんにも作家の才能があり倫也の目に止まりました、途中出場者だけあって他ヒロインに負けない魅力の持ち主ですね。
終盤の展開で長々溜めた英梨々と倫也のストーリーが展開していくのが楽しみ。
☆4.0
{/netabare}

【第9話】
{netabare}
『八年ぶりの個別ルート』
前回出番のなかった霞ヶ丘先輩が登場!
加藤さん当然ながら倫也の家に。
英梨々とのことを二人に相談する倫也。
倫也が頑張り、英梨々との幼馴染フラグを回収するという作戦になる。
夏コミ会場で伊織に協力を頼む倫也。(こいつらホント仲良いな)
英梨々のサービスシーン。
夜、リトラプのシーンを再現し英梨々を家から連れ出す倫也。
通っていた小学校へ向かった二人。
お前のことを恨んでいたと倫也、何があっても謝らないと英梨々。
作品の件で口論する倫也と英梨々。
「あんたの一番になる!」と宣言する英梨々。
英梨々を背負って帰る倫也。
サークルカット完成!
サークル名は“blessing software”、意訳すると“めぐみそふと”
―波島兄妹宅、柏木エリのサインを伊織から渡される出海ちゃん。
裏面に英梨々からメッセージが書いてあった。(笑)

ヤンデレ度が増す霞ヶ丘先輩、完全に倫也の嫁ポジションの加藤さん。
英梨々ファンお待たせの回になりました。
幼馴染なだけあって良いシナリオですね、意味のある引っ張り具合だと思いました。
回を重ねるごとに倫也の成長を感じます。
個々のイベントによってサークルとしてまとまっていく様子が伝わっているので
違和感もなく見られている印象。
☆5.0
{/netabare}

【第10話】
{netabare}
『思い出とテコ入れのメロディ』
音楽担当登場、氷堂美智留は倫也と同い年の従姉妹で、誕生日と病院も一緒という奇跡。
高校に入ってバンドをやるようになった彼女、そして痴女っぽい。
今回エロカメラワークが冴える。
作業が進むが音楽が足りないと考えるサークルの面々。
倫也スマホに美智留から送られたメールを見た面々。
倫也の部屋に自分の荷物を持ち入れる美智留。
美智留が倫也に無断でアンプで音を出しながらギターを弾く。
倫也のギャルゲの想像。(ピアノ、シンセの音も入る)
倫也は美智留に一緒にギャルゲを作らないかと相談。

美智留がようやく登場しました、0話から見て忘れかけてたよ…
残りの話数も考えて出番多め、サービスシーンもかなりありました。
この話の内容としてはだいぶ取って付けました感が。
☆3.5
{/netabare}

【第11話】
{netabare}
『伏線回収準備よし』
美智留をサークルの面々に紹介する倫也だが興味ないと言う美智留。
美智留でなくちゃダメなんだと倫也からの熱い勧誘。
オタクに対する尊さを熱く説明する霞ヶ丘先輩。
文化(オタクとバンド)が違うけど倫也は別だと評価している。
(一般人からしたら線引きはしたくなってしまうところですよね)
バンドの夢があって余裕がないと断る美智留、条件次第で親父は許すと言う。(ちゃんとしたマネージャーをつけることが条件)
俺が何とかすると言う倫也。(知り合いに掛け合う)
美智留は倫也に任せる気でいた。(ほぼ美智留の中では確定事項だった様子)
倫也のサークルは歪んでいると指摘。
他の子はいろいろあって参加していて私のバンドはみんな本気だと指摘。
親友のよしひこ…生きてた。(このメタ発言は好きです)
英梨々の家で徹夜して作業する英梨々と加藤さん。
霞ヶ丘先輩も自宅で頑張っているようだ。
―翌朝
電話する倫也と加藤さん。
倫也:本気でゲームを作っているのは俺だけか?と相談。
加藤さん:ご飯を食べようと喫茶店に誘う。
本気でゲームを作ろうとしていると言う加藤さん。
少しでも自分の力で頑張ろうとしていることをアピールする加藤さん。
加藤さんのかわいい犯行。(良い演出)
美智留の曲を聴いて本当にオタクと関係ないのか疑問を持つ加藤さん。
美智留のマネージャーになり、いきなりライブを取って来る倫也。(メンバーに承諾も取った)
サークルの面々に勝手なこと言ってごめんという倫也ではあるが何か策があるようだ。

オタク活動に否定的な美智留ですが彼女にはしっかりとした理由や信条(バンド活動に対する本気度、倫也に対する幼少期からの人望)があり、倫也の現状をよく把握していました。
ただの追加キャラではなく、後半の登場である意味が理解できました。
この時点で美智留は今まであったことは聞いていないみたいなので元からプロやセミプロが二人いる現状で加藤さんがキーパーソンかなと…
この話でテンポよく判明していますが加藤さんもガチでギャルゲーを作ろうと頑張っていましたね。
喫茶店での倫也と加藤さんのやりとりにはニヤニヤしてしまいました。
(これがメインヒロイン力)
美智留のマネージャーになり、持ち前のスキルで用件をクリアする倫也は
頼もしいです。
何か策があるみたいなので期待したい…て思ったら次回が最終回か!
☆5.0
{/netabare}

【第12話】
{netabare}
『波乱と激動の日常エンド』
―ライブハウス
美智留のバンド“icy tail”のライブ本番。
ライブハウスにやって来た霞ヶ丘先輩と加藤さん。
加藤さん、英梨々、霞ヶ丘先輩のやり取り。(二人の仲介役になる加藤さん)
実はアニソンのカバーをやっていた“icy tail”(こてこてのオタク集団だった)
知らない間に洗脳されていた美智留。(ご都合主義でもいいと思います)
互いにwinwinな関係になる。
倫也の熱い宣言。
―♪空色デイズ
盛り上がるライブ。(結構入ってる)
オリジナルソング“Cherish You”を最後に披露。
(歌詞が倫也のことを歌ってる)
お前が俺の夢を叶えてくれと言う倫也。
―契約成立
加藤さんと英梨々の帰り道の会話。(仲良くなって名前で呼び合う二人)
霞ヶ丘先輩のシナリオ…
ギャルゲーの導入部分(倫也によるナレーション)
1ルートだけ完成したのであった。
俺達の戦いは…

“icy tail”の真実はご都合主義とはいえ、現実でもありそうだし何より面白いから良かったです。
まとめ方は綺麗でした、1ルートだけとはいえゲームの完成を少しでも見れたのは嬉しい。
2期ありきの終わり方ですか…
DVD/BDの売上やゲームの売上次第ってことでいいんでしょうか?
☆5.0
{/netabare}

■総評
{netabare}
―ノイタミナ枠での挑戦!(上記とカブってごめんなさい)
・全話完走してみても改めてわからなかったのですがクオリティ(作画・音楽)はノイタミナにふさわしかったとは思います。

◆物語に関して
―内容は典型的な美少女系アニメなので意外性はなかった。
・0話からの4話まで個人的に主人公が嫌いだったので後半から盛り返してくれて好きになりました。
・話の内容では3話の加藤さんの件で盛り返してるかなと。

―明らかに今後のプロモーションを見据えた結末
・この終わり方をされると2期が来るまでの評価は残念ながら落ちるかと。
・TV放送終了時、次回作未定。関連商品の売り上げ次第ですね!

◆声優に関して
・安芸倫也役の松岡禎丞さん…感情表現がとにかく上手い、同じようなキャラをよく演じてますけど実力があるからなのだとこの作品を見てもわかります。
・加藤恵役の安野希世乃さん…棒演技からヒロインの見せ場まで完璧だったと思います。

◆キャラに関して
・ヒロインの見せ場は随所にあって良かったです。
・これも上記していますが出だしの主人公でつまづいてる。
・波島兄妹…2期待ってます。

◆作画に関して
・どの層がターゲットかよくわかってらっしゃる。

◆音楽に関して
・マッチしていたOPとED曲
・自然と本編と混じるBGMやSE
・健闘してるのはここのポイントだと思います、演出と合わさって素晴らしかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

属性も、フェチも、あるんだよ

原作ラノベ未読◆0話+12話◆

視聴のきっかけはキャラデザが自分好み
だったのとノイタミナ枠として注目度が
高かった事から観てみようかと。

【感想】
{netabare}
まず最初に,リアルなギャルゲー作り×ハーレムを
題材に扱ったストーリー設定は珍しく,着眼点が
斬新だと感じて興味を惹かれました。

そして,近年のラノベ特有のハーレム作品に多い
ファンタジー要素には一切頼らず,逆にリアルな
業界ネタとオタクあるあるネタをふんだんに
取り入れた会話劇とハーレム物の王道である
微エロだけを武器に勝負しているストーリーと
いう点においても目新しさがあって斬新でした。

ハーレムと言えば,
それぞれのシーンを彩るヒロイン達。
彼女達がまた魅力的なのです♪

彼女達の属性だけみてみると
ツンデレ,クーデレ,ステルス系,妹系,幼なじみなど
深夜アニメ作品では既出の使い古されたかのような
テンプレキャラではありますが,会話のやり取りの
仕方やフェチ要素をふんだんに取り入れたちょっぴり
エッチな体勢をちょっぴりエッチなアングルから
映したサービスカットにより新たな「萌え」を見出だせ
たのではないかと勝手ながら思っています。

シリーズ構成・脚本を務めた原作者の丸戸 史明さんは
ゲームシナリオライターの肩書きを合わせもつ業界でも
かなり有名な御仁。

ゲーム,アニメ,ラノベなど全てのオタク文化に
精通している方にしか創造する事ができない物語は
共感する事もあり,自分が今まで知らなかった分野や
新しい発見に驚いたりと,最後まできっちり楽しむ事
ができました。

第0話を最初に据えた手法も個人的にはアリ。
終盤に出てくるヒロインの美智留を先に視聴者に
お披露目しておく事で彼女のキャラ設定にも
理解が深まりましたし♪

ただ,当初の始まってからすぐのエロ描写に対しては
「もう少し王様ゲーム方式で徐々に小出しでエロを
出していった方が視聴者はついてくるのでは?」
と,少なからずの疑問がありました。

でもこれって見方を逆に変えれば
「この作品はこんな感じの作風だから好きな
やつだけ視聴ヨロシク!」と言う制作サイドからの
メッセージが込められていたのかもしれないと,
後になって気づきもしました。


中盤で出海ちゃん,終盤で美智留が
登場した事で全てのヒロインが揃いぶみ。
主要キャラが出揃った事でこれからどんどん
賑やかに,そしてどんどん面白くなって
きそうな所で惜しくも最終回。

せっかく恵の魅力にも
気付きかけてきたばかりのに…。

まだまだこの先の倫也と彼女達の
日常を眺めていたいものですね。

是非とも2期で続編を観てみたいです♪


【お気に入りシーン】

第9話 「八年ぶりの個別ルート」での一幕
過去の仲違いとなった原因と出海の同人誌を
選んだ事について英梨々と倫也がお互いの
気持ちを爆発させるシーン。

このお互い気持ちをぶつけ合って吐露していく
シーンは声優さんの熱演も相まって不覚にも
目頭を熱くさせられてしまいました。

そして最後に英梨々が倫也の胸に
拳をトンとつきながら…

『なる…! あたし、あんたの1番になってやる!
 それまでは絶対謝らない…』

胸がギュッと締め付けられる様な熱いセリフ。

このセリフの個人的解釈としては,
本来の意味合いとは全然違うのかもしれないけれど…
倫也もそれに気づいた様子は全然ないのだけれど…

これはもう,英梨々から倫也に対しての
「倫也と一緒にいたい!」と言う気持ちがイッパイに
込められた半分告白みたいなものだと感じました。

ここまでのくだりが
この作品イチお気に入りシーンです♪
第6話での詩羽先輩とのエピソードも彼女の
魅力がたっぷりと詰まっていて好きな話では
ありましたが,熱い想いをぶつけてくれた
英梨々との話の方に軍配が上がりました。

こういった,要所要所の大事なところで
起伏をきっちりと魅せてくれる作品は大好きです♪


個人的にハーレム作品はストーリーまたはキャラの
どちらかに魅力さえ感じれば俺得作品になってしまう
ぐらいに甘々な大好物ジャンルだったりします。
でも好きと嫌いは意外に表裏一体のもの。

他のハーレム作品によくありがちな
「何でこの娘達はこの主人公の事が好きになったの?」
とか
「何でこの主人公がこんなに意味なくモテまくるの?」
など,ハーレム作品の根幹を揺るがす様な本末転倒の
疑問を感じてしまうストーリーの作品には少々嫌悪感を
抱くぐらいに潔癖な所が自分にあったりもします。

要は,後付けでも何でも良いからキャラクター達の
心理描写に対する納得できるだけの理由が欲しいのです。
そうでなければ主人公やヒロイン達に感情移入が
できなくなってしまい,ハーレム作品の魅力が大幅に
削がれてしまいます。

ひいてはニヤニヤ&ブヒブヒに繋がらない←ここ重要!

その点をふまえて上記2つのエピソードを
改めて振り返ってみると「倫也の事が好き」という
理由(想い)がちゃんと伝わってきてすごく好印象の
作品でした(*´ω`*)♪

そして,そのエピソードを観た後に第1話から
観返したりしたら,そりゃあもう…グフフものですぜw


【お気に入りキャラ】

『霞ヶ丘 詩羽』

あれ? 英梨々じゃないのかって?

す、すいません。
あれほど英梨々エリリ言っておきながら..ねw

次点,というか超僅差で英梨々です。
本当に甲乙つけがたいぐらいに二人とも魅力的です。
そして対極的な二人でもありましたね。

普段ならツインテ,ツンデレ,ニーハイ,貧乳
このワード全てに該当するおにゃのコであれば
無条件でその作品イチのお気に入りキャラに
なるはずだったのですが...。
なるはずだったのですが...。

最近,凛としたお姉さんキャラに
めっぽう弱いのです(*/ω\*)♪

視聴当初は正直言って
あまり好きなキャラではありませんでした。
でも,回が進むにつれて意外と幼い女のコっぽい
一面があったり想い人である倫也の布団の匂いを
嗅いで悦に入ったりする変態的な一面も◎

僕自身,異性に自分の匂いを嗅がれるという行為は
恥ずかしい気持ちと同時に嬉しいという気持ちの方が
上回りますので♪(もちろん相手にもよりますけどw)
倫也に対してのデレた表情や,どこかクセのある
言い回しも可愛らしいです。

まったく,ギャップ萌えは最高だぜ!
ヒャッホォォォォウ!!!
(失礼,取り乱しましたw)

リアルでよく言われている
「美人は薄い黒のストッキングを穿く法則」
詩羽先輩もしっかりと薄めの黒ストでしたね。
この法則をも取り入れるなんて制作サイドの方々は
良い仕事してるなと,密かに驚いてしまいました。

まさに匠のお仕事!
本当にご馳走さ……もとい
ありがとうございました♪♪
{/netabare}

◆OP曲 「君色シグナル」 歌 : 春奈るな

爽やかな歌詞とメロディで冬アニメ一番の
お気に入り曲になりました。
サビの 君はいつだっていつだって~ の
フレーズを最近よく口ずさんでいます♪
A‑1 Pictures作品のOPは好きになる曲が
多くて毎回注目しまくりです。


◆ED曲 「カラフル。」 歌 : 沢井美空

恋する乙女心を綴ったかの様な歌詞を軽やかな
メロディに乗せた歌声がとても心地良いです♪
セピア調の作画も目を惹きました。



【ここからは超余談】

※この作品にまつわる個人的エピソードをネタバレと
下ネタを交えつつ,ノンフィクションでお送りします。
かなり長文になってしまったので色々とご理解と
ご興味がある方だけ読んでいって下さいまし。
{netabare}

 タイトル
『冴えてる3Dテレビの使いかた』


皆さんもご存知かとは思いますが,
3Dテレビっていう文明の利器があるじゃないですか。

そう,専用のメガネをかけると映像が飛び出て
見えたり角度を変えるとまた違った様に見えるアレ。

僕の部屋にも2年前のセール時に近所の
ヤ〇ダ電機で安く買い叩いたソレが1台あるのです。

購入した当初は3D対応の洋画BD等をよく視聴していた
ものなのですが,ここ最近はめっきり普通のテレビとしか
機能させていませんでした。
3Dテレビをお持ちの方で僕と同じような方って,
意外とおられるのではないでしょうか?


さて,ここからが本題

感想の方でも前述しましたが,
『冴えない彼女の育てかた』
この作品の魅力の一つとして可愛いヒロイン達の
ちょっぴりエッチな体勢をちょっぴりエッチな
アングル描写で楽しませるってのがあります。

ちょうど,自室で録画しておいた第10話を鑑賞していて
倫也とのやり取りをしている英梨々のスカートが際どい
アングルでパッと映った時にふと,脳裏にある言葉が
よぎってしまいました。

「これ,アレを使えば見えるんじゃないのか?」 と…
はい,俗にいう魔が差したというやつです。
察しのいい方ならもうお気付きですよね?

いや,いくらなんでも流石に
頭の中では分かってはいるんですよ?
3D放送でもないのに見えるわけが
ないって事ぐらいはちゃんと。

でも世の中には万が一の可能性って
ヤツがあるじゃないですか。
知らず知らずの内に深夜アニメの技術も
そこまで来ていたかもしれないし,
何も試さないで最初から否定的な考えで
入るのは僕の善しとする所ではない。


なぜなら...
諦めたらそこで変態紳士終了なのだからッ!
そうですよね? あ〇ざい先生?

うん♪

脳内であん〇い先生の許可をもらったところで
早速,行動に移す事に。。。

メガネ、メガネ……
必須アイテムの3Dメガネを探す事に。。。

どうしてこう,探し物は必要な時に限って
みつけにくかったりするものなのでしょうね。


♪探し物は何ですか? →3Dメガネだよ!
♪見つけにくいものですか? →そうだよ…てか,陽水か!

脳内で勝手に流れ出す某名曲に一人でノリツッコミ…

…マジ虚しい。

あ~ッ,もう! まったくもう!
まったくもうだよ,まったくもう!


「日頃から整理整頓できてる人ってスゲェよな
マジ尊敬だわ」と思いながら探す事10分弱。
デスクの三番目の引き出し最深部にてようやく
お目当ての物を発見する事ができました。

久しぶりだな、相棒!

心の中で軽く挨拶を交わし,意気揚々と装着。
まぁ,メガネとしても今の今までどこにしまってあったか
忘れてる様な奴に相棒呼ばわりされたくはないだろうが,
この時の僕にそんな事を考える余裕なんて無い。

この時既にテンションうなぎ登りなのだから。
いざ,英梨々のニーハイへ! 絶対領域のその先へ!!
この思いで頭がいっぱいなのだから。

再びテレビの前に戻って様々な角度から
英梨々を観てやりましたよ,ええww
そりゃあもう,もし電機屋のテレビコーナーに
こんな奴いたら通報待ったなしだろうなってぐらいに。


「ん~ッ,やっぱダメかぁ…」

最初から分かってはいたものの,
やっぱり残念な感じは否めません。

そんな風にテンション下がり気味で画面いっぱいに
映る英梨々を下斜め45度から見上げていると…


ガチャッ


自室の扉が開く音が……そして



『何やってんの?』


背後から今まで聞いた事がないような
冷たい声音が放たれました…。
どうやら相方が部屋に遊びに来てたようです,はい。

いきなりの事だったので
テンパッてフリーズする僕。
でもこのままではヤバイと
何とか言葉を紡ぎだし…

僕『何やってんのじゃねぇーし!
  てか,部屋に遊びに来んなら事前に
  連絡しろっていつも言ってんだろ』と,
  ややキレ気味に言葉を返す事に成功。


相方『えっ? 今日行くねってlineで
   メッセ送ってるはずだけど』

Oh…こちらの逆ギレが確定になった瞬間です。


相方『で、ココちゃんは一体何を
   やってたのかなぁ?かなぁ?』

追究の手を緩めない…だと!?
しかも,最近「ひぐらしのなく頃に」を一緒に
観てから妙に相方が調子ずいた時に発する
レナちゃん言葉のオプション付き。
もう後がないと思った僕は…


僕『あっ、いや…その…見えるかな、と…』

正直に話してしまいました…はい。


相方『見えるわけないじゃん,バカじゃないの?』

真顔で返されてしまいました…はい。
えっ、何このコ? 血が通った人間なの?
そんな風にさえ思える真顔…正直,少し怖い。


僕『ですよねぇ~…(超小声)』

この手厳しい発言に対して内心では
本当は分かっててわざと言わせてんだろ,このドSが!
と、悪態をつきそうになるのをグッと堪える。。。


相方『で、他に何か言い訳は?』

まだ言いやがりますか!?
そうですか,そうですか。
僕の心は既に…やめたげてよぉ!状態なのに。

このままではラチがあかないと思い,
スゥ~ッと深呼吸して自分を落ち着かせてから
精一杯の表情と声を作って…


僕『たしかにメッセを確認しなかったのは
  悪かったし,言い方もきつかった。本当にゴメン。
  それとテレビの件、あれは…うん、人間って奴は
  探求心と遊び心を失ったらそれまでと思うんだよね。
  僕はまだそういう人間にはなりたくないし,
  なるつもりもない (イケボ) 』


相方『そんな犯罪者の常套句みたいな事を…ぷぷっ(笑)』

どうやらその切り返しが妙にツボにはまったらしく
それ以降は口撃という名の追究はされずに事無きを
えました。

それから鼻歌混じりでリビングに向かう
相方を目で見送ってから一人思い馳せる。

フゥ~…こんなに焦ったのは何年ぶりだろうか?
中学生の頃,親にアレな本みつかった時よりかは
確実に上だな…。ふむ,だとしたらあの時以来か?
それとも大人になってからのあの時以来か?
それとも・・・ぶつぶつ・・・ぶつぶつ・・・

そんな風に過去の自分の恥ずかしい思い出の数々を
振り返るオチで一日の幕を閉じる事になるだなんて
当初は思いもしませんでした。

まったくもうだよ,まったくもう...orz


◆最後に一言◆

例え,世間の荒波や逆風にのみ込まれる事が
あったとしてもお互いにこれからも頑張って
いきましょうね♪


 そう、なぜなら…


『オレ達の聖戦(たたかい)は
 まだ始まったばかりなのだからッ‼ キリッ★』


 おっと,
 余計なフラグを立ててしまいましたねww



今回はこの作品に纏わるちょっとした
失敗談(?)をお話しさせて頂きました。
このレビューをお読み頂いている紳士淑女の
皆様方にもこういった恥ずかしいエピソードの
一つや二つお持ちではないでしょうか?
いつか機会があれば伺いたいものですw

そして,長々と綴った駄文に最後まで
お付き合い下さいました事に感謝申し上げます。
ご清聴ありがとうございました(*^_^*)♪



おわり
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 78
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不思議な感覚

原作未読者の勝手な想像がメインな感想。
【最終話まで見て を追加(6話まで感想微修正)】

【4話まで見て、何故に主人公は加藤ちゃんにキャラを押し付けるのだろうか?を押し付けてみる】
{netabare}見てて一番疑問に思うこと。
何故に主人公は加藤ちゃんに2次元ヒロインキャラを押し付けるのか?
いくつか候補を出して考えてみる。

1.ゲーム制作のためにヒロインキャラでいて欲しい
ゲーム制作と、加藤ちゃんが2次元的ヒロインアイコンキャラになる、は別問題。
勝手に脳内で、今まで読んできたラノベや、やってきたゲームのヒロイン像を元に、加藤ちゃんを理想のヒロインに仕立てあげたり置き換えたりすれば良いだけのことで、それを3次元反映する必要性は皆無。

2.俺色に染まって欲しい
やり方が完全に間違っている。
普通に告白して、普通に付き合って行けば、関係性深化と共に互いの色に染まっていく。

3.加藤ちゃんが2次元的ヒロインキャラで無いと困る
これが一番そうなのかなぁ、と思う。
普通に加藤ちゃんに惚れたんだけど、「いやいや、俺が惚れたのはそのシチュエーションに、であって、決して加藤本人、3次元の女に惚れたわけじゃないから」と言い訳をしている状況。


3がベースにあり、言い訳として1,2へ派生している状態ではないかと。


なんでそんな事になるのか、勝手に想像。
極普通に3次元の加藤ちゃんに惚れたんだが、無自覚にそれを否定。
惚れた事実に対する理由付けの補完が、出会いのシチュエーションが2次元ヒロインのようだった、から。あくまでも2次元への思い(ということにしたい)。
主人公にとっては、あくまでも2次元への思いなんだから、加藤ちゃんが2次元ヒロイン像からズレられては困ってしまう。ズレて加藤ちゃんがそのアイコンを失ったら、加藤ちゃんに惚れた思いの持って行き場が無くなるし、それと同時に3次元の加藤ちゃんに惚れた自分の思い=無自覚な3次元への希望や期待、を自覚してしまうから。
よって、加藤ちゃんに2次元ヒロイン像を押し付ける理由は、惚れた思いを捨てたくない願望と、3次元への願望を自覚をしたくない防衛本能。

そんな防衛本能が働いてしまうほどのトラウマを抱えている。
そのトラウマを与えたのが先輩。
先輩が主人公に拘る理由は贖罪。

金髪ちゃんから見れば、主人公は恋に恋する乙女。「泣きゲーみたいな恋がしたいの」と言ってるようにしか聞こえない。主人公と金髪ちゃんの思いは噛み合わない。

結局、主人公は傷つけられる3次元から心地良い2次元に逃避したヘタレ君。

ラストは、ありのままの加藤ちゃんにちゃんと告白して、フられる。加藤ちゃんにとって、主人公が普通の男になる=何かをくれそうな人ではなくなる、から。


現状、出ている3人のヒロイン像を見ると

主人公を振り向かせたい2人
・黒髪ロング黒ストッキングナイスバディ成績優秀小悪魔キャラ
・金髪ツインテ絶対領域ニーソハーフ天才絵描ツンデレキャラ
という2次元キャラのアイコン化したヒロイン。

で、主人公が無自覚に振り向いちゃったのが
・様々な項目がオール平均以上だが飛び抜けた項目がない
という2次元キャラのアイコン化してないヒロイン。

見様によっては
「お前ら、アイコン化されたアニメのキャラ見て萌え萌え喜んでんじゃねーぞ。
 現実見ろ、現実を。
 アイコン化されてない、極普通の女の子にもこんないい子がいるんだよ。
 平凡の中に幸せは十分に転がってんだよ。」
と、言われてるような気がしないでもない。{/netabare}

【6話まで見て 6話Aパートの電車に好感を持つ】
{netabare}加藤ちゃんデート回及び先輩過去話な5~6話。
上の感想、というか、シナリオ予想、というか、勝手な押し付けで
トラウマを与えたのが先輩
などと思ってみたが、もうちょい素直な見方のみで良かったようだ。

過去話をザックリ書くと
イマイチパッとした売り上げではない小説家の先輩。
その作品に対する情熱をぶつけてくる主人公。
それに答えるべく作品を書き上げる先輩。
すると、売り上げが上がっていき、ヒット作となった。
さらに、作品に対する情熱をぶつけてくる主人公。
さらに、それに答えるべく作品を書き上げる先輩。
そして、最終巻を書き上げた先輩は、原稿を主人公に渡して、読んで欲しいという。
しかし、主人公は「それは出来ない。何故なら先輩の大ファンだから」と拒否。


先輩からしてみれば、主人公は
イマイチ売れない自分の作品をヒット作へと導いてくれた恩人
自分の作品に情熱をぶつけてくれる人であり、それに熱い思いで応えたい人
な訳だ。
だが、主人公からしてみれば、先輩は
凄い面白い作品を書く凄い才能を持った作家
作品に対する我が儘な情熱を受け止めてくれる作家
な訳だ。

先輩からすれば渾身のラブレターとして最終巻を書き上げたのに
「いや、そんな、大先生の作品を商品化前に読むなんて、俺には無理っす」
って言われたら、そりゃ、傷つくわなぁ・・・・

だが、先輩は主人公とともに作品をつくり上げる快感を知ってしまっているから、作品制作に誘われたら断れない、と。
主人公のスペックを知っているから、お前の企画力はこんなもんじゃないだろう!、とダメ出しを出来る、と。


一方の加藤ちゃん。
特に何もない自分に何かをくれそうな人である主人公。
一緒に買物に行くも、オタク気質全開で、速攻に人酔いでヘバる。
と、思ったら、行動計画を立案し、手を引きながら店舗廻りを効率的にやってくれる。
あぁ、ギャップ萌えだね・・・
と、思ったら、
他の女に会いに行かなきゃだからじゃあねっ!
って、そりゃ、怒るわなぁ・・・・


話変わって1
6話Aパートは電車の往来が楽しい。
主人公と先輩の心の方向を電車を使って表現してるんだよね。
全てを描かなければならないアニメで、こういう風に、背景にちゃんと意味を持たせてくれるのは、見ているこちらからしても楽しい気付きになるんだよ。
こういう仕事を丁寧にやってるアニメって好感が持てる。
で、その内容は、
握手会後日の喫茶店(ファミレス?)では左右両方から電車が来て停まる。
先輩探して訪れた喫茶店(ファミレス?)では片側から電車が来て停まる。
最終話原稿を主人公に渡すときは片側から電車が走っていく。
でも、
電車は絶対にすれ違いなんだよね、
当たり前だけど・・・

話変わって2
ちょいと疑問なのが、6話の主人公の嘘。
先輩が和合市にいると経験と直感で気づいたのに、先輩には「親御さんに電話で居所を聞いた」と告げる。
なんで、この嘘をついたのか。
直感で気づいた、と告げると、先輩に気があるように誤解をさせてしまうから。
まぁ、そうなんだろう。
が、この気遣いが出来る主人公が、チョイチョイ見せる無神経さはなんなんだろうか。
わざと?演技?「え?なんだって?」と同じ類?
3次元の女との恋愛を否定し続ける理由に繋がるのかな。

どこまで話が進むか分からないが、キャラの根幹に軽くでも触れるエピソードを見せて欲しいなぁ。{/netabare}

【7話見て、サクッとした感想、加藤ちゃんのいじらしさ】
{netabare}5話のショッピングモールデートから何日経過してるのか知らないが、加藤ちゃんの髪型がポニテに。
アイコンキャラの先輩に負けた加藤ちゃん、意地のアイコン化。
頑張ってアイコン化したのに、キャラクターを変えるなっ、って主人公、酷い。
嫌味半分にキャラクター論を主人公にぶつけるも華麗に受け流される。
いじらしいのぅ、加藤ちゃん。

話変わって、新キャラ登場。
・お団子ヘアーロリ巨乳妹系キャラ
という、またまたベタなアイコンキャラが加わった。

こいつらにベタなアイコン化してない加藤ちゃんが勝つ物語。
やっぱ、現実見ろっ!って言われてる気分。{/netabare}

【8話を見て、ノイタミナという放送枠の狙い?】
{netabare}相変わらず主人公の性格が掴み難い。
だが、こんな訳の分からん主人公に振り回される加藤ちゃん達ヒロインの
「ムギギギ・・・・」
具合が楽しいから、まぁいいか、と、思えてくる。
しっかし、なんでこんなに掴みづらいキャラなのかなぁ、と。

真偽が分からないことを前提に書くが、ノイタミナ、というアニメ放送枠は、普段あまりアニメを見ないようなOLの方、専門的に言うとF1層(20歳から34歳の女性)を意識されているそうな。

これを踏まえて、このアニメのストーリー展開を振り返ると、
オタク趣味な彼氏を持ってしまった女の人の大変だよねあるある
をカリカチュアライズしている作品に見えてきた。
・彼女に気を配らない
・と、思ったら変なところで気を使ってくる
・オタク趣味が絡むと廻りに意識がいかない
・無駄に純情
・結果的にオタク彼氏はよく分からん
だから、わざと主人公の性格を見てても読み取れないようにしているのかな、と。


お話としても面白い8話。
金髪ちゃんが「主人公サークルに全力を尽くす」って言った直後に、主人公が他の女のサークル作品販売に全力を出しちゃう。
女としても振り向かれず、作家としても振り向かれず。
金髪ちゃん、ズタズタじゃん。

幼なじみが涙を流しながら横断歩道を渡って行き、そこには彼女が落とした帽子。
こんな有りがちなベタシチュエーションに、帽子を拾い上げた時に主人公は何を思うのか。{/netabare}

【最終話まで見て、面白かった】
{netabare}面白かった。うん。面白かった。
で、友人に
「正直、艦これ勧めてすまんかった。
 同じ木曜深夜ならノイタミナの冴えない彼女のほうが全然面白かった」
と、教えたら、質問された。
「そうなんか。で、どんな話なの?」
・・・ここで、ふと、困った。
オタクで我が儘な高校生の主人公が、幼なじみとかの才能ある女をかき集めて、全然特徴がないヤツをヒロインに据えたゲームをつくろうっていうハーレムアニメ
・・・なんだ、この物語。全然、面白そうじゃねぇ。
なんか知らんけど変にモテる主人公が訳の分からん部活つくってハーレムウッヒョーな
「あー、良くある系なアニメだね」
以上の説明が出来ぬ。

なんか不思議な感覚だ。
俺、何をそんなにコレを面白いと感じたんだろうか。

主人公の3次元への希望を必死に打ち消そうと足掻く姿。
先輩のあざといヤンデレっぽさと可愛さのギャップ。
幼なじみのエセっぷりと滑り台っぷり。
従姉妹の健康的エロ。

結局、アレだな。
加藤ちゃんの小悪魔っぷりだわ。色んな人格で書き分けてるけど、加藤ちゃん以外は、まぁ、一人と思っとけば良い。
「わたし、なんにもわかりませんよ~」
みたいなのを出しておいて、時には冷酷に、時にはオチャメに、時には熱を持って、振り回してくれる感じ。
ラスト近くの、
一生懸命勉強してスクリプト組んだ
で、感謝されてからの
ゲーム画面を確認させながら、従姉妹絡みのネタをズブズブ突き刺してくる
この感じ。
うん、加藤ちゃん、サイコー!


最後まで画や動きも良いよね。
ヒロイン達をエロく可愛く魅せることに成功したと思う。
そこが崩れたら終わりな作品でもあるとは思うけど。
ノイタミナ、枠が減るそうだが、続編つくって欲しいなぁ。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 23

88.7 2 サークルで高校生なアニメランキング2位
冴えない彼女の育てかた Fine(アニメ映画)

2019年10月26日
★★★★★ 4.3 (488)
2470人が棚に入れました
ある春の日、安芸倫也は桜舞う坂道で運命的に出会った少女・加藤恵をメインヒロインにした同人ゲームを制作することを思いつく。美術部に所属していながら、同人イラストレーターとして活動する澤村・スペンサー・英梨々と、学年一位の優等生でありながら、ライトノベル作家として活躍している霞ヶ丘詩羽を誘い、blessing software を結成。やっとのことで一作目を発表した――。英梨々と詩羽は大作ゲーム『フィールズ・クロニクル』を開発するために、人気クリエイターの紅坂朱音のもとへ。blessing software 代表の倫也はサークル活動を継続し、副代表の恵とともに新作の開発を開始した。イラストレーターに後輩・波島出海を起用、プロデューサーを出海の兄・伊織へ依頼し、氷堂美智留と彼女のバンド icy tail とともに新作の開発を進めるが……。英梨々と詩羽の大作はどうなるのか? 倫也と恵の関係に異変が? はたして blessing software の新作の行方は?

声優・キャラクター
松岡禎丞、安野希世乃、大西沙織、茅野愛衣、矢作紗友里、赤﨑千夏、柿原徹也
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

冴えまくり彼女に萌えそびれた私

ついにここまでやってきた!

1期2期を経て堂々完結の劇場版。fine(フィーネ)と言ってる以上終わるもんは終わるのです。
完パケしてるためこれからの方はパッケージで視聴検討されたらよいシリーズものかと思います。

 冴えないヒロインは育ったのでしょうか?

完結編で求められるはこの一点。恐らくダブルミーニングで

1.加藤恵の魅力はさらに増すだろうか?
2.渾身のギャルゲーは完成するだろうか?

しっかり育っての大団円だったと思いますが、どうなるかはもちろん自分の目で確かめて下さいね。


“お約束”を登場人物使ってとことんコケにしながらその“お約束”をありったけ投入し
“オタク”をさんざんをこき下ろしながらもその“オタク”へ注ぐ視線がこのうえなく温かい。
そして加藤恵という唯一無二ヒロインが異彩を放っている作品です。一言で言えば尖ってる。

いったんラブコメとラベリングし経過を辿ればこんな感じでもありました。
1期→ラブ2:コメ8
2期→ラブ5:コメ5
これが劇場版では

 劇場版→ラブ8:コメ2

くらいでしょうか。これまでを踏まえた流れに無理はないしきちっとラブはキュン死不可避でしょう。
なのでTVシリーズからのファンは迷う必要ありません。迷わず行けよ!行けばわかるさ!

ちなみに私はさほどこの劇場版では踊れませんでした。尖っておらず只のめちゃくちゃきゅんきゅんするラブストーリーだったことが理由。

自分の過去レビュー読み返してもみました。どうやらこの作品にはラブtheオンリーを期待してなかったみたいです。己の心の姿勢の問題。
過去の私の評価は1期(3.7)2期(4.1)です。面白いかどうかの分岐は4.0。つまらないかどうかの分岐は3.5として、クリエイターの産みの苦しみとラブコメが調和した2期を高く評価しました。なおシリーズ通して加藤恵に萌えてはいません。
唯一無二ヒロインについては『擬似三次元女子』と評し1期レビューにまとめております。平たく言えば現実には存在しないリアリティ無き女子です。存在に現実味がないため“ラブ”が深いところに刺さらない。響かない。
作品の柱ギャルゲ作りも産みの苦しみはどこかに消え作業ゲーになってました。障害はトモヤくんのサボりですもんね。これは比重をラブに置いた結果ですから仕方がありません。


あくまで私の心の姿勢の問題ですからね。シリーズの流れを逸脱しない自然な展開。劇場版ならではのグラフィック。きちっとタイトルを回収しながらの大団円。本来なら減点要素はない。どれも及第点だったけど自分には引っ掛かりの薄い佳作でした。



※ネタバレ所感

■遅らばせながら…

気づいたこともありました。遅せーよ!

{netabare}ストーリー展開がそもそもギャルゲーだったんですね。
加藤恵を模したヒロインでゲーム作ってるのに、お約束やフラグのギミックで遊んでいるって指摘してたのに、すこーんとこの観点が抜けておりました。

振り返ればエリリルートや詩羽先輩ルートを経てからのメインルートが劇場版の位置づけでした。
ギャルゲと思って1期から振り返ることは意義があるように思えます。{/netabare}


■高校生のスケジュール管理

納期より大事なものはあるっ!→いやそんなもんねーよ!
自由すぎるトップに翻弄されてた加藤恵が工程管理表を手にしていたのに驚いた。有能ですねこの子。

{netabare}項目を大中小分類に分けていて、分量(カット/差分)、月での区割り(上旬中旬下旬)のシンプルなやつ。

ええ一時停止してガン見しました。高校生にしてゴールから逆算して考える発想があることに驚き。
それでも人生の先輩ヅラしておせっかいを焼きたくなりましてちょっと失礼…

 {netabare}追加したほうがいい項目 → 担当者、予実、マイルストーンいやクリティカルパスかしら
 修正したほうがいい項目 → 区割りを日単位{/netabare}

自由人を縛れるかはまた別の話っす。{/netabare}


■エモかったとこ

もっとも胸を締めつけられたのはここ

{netabare}エリリが「トモヤがいても描ける」と淋しそうに目線を落としたところ

想い人との関係が深まるのと反比例しイラストが描けなくなってったエリリでした。クリエイター魂を優先し袂を分かった2期のクライマックス。整理すればエリリルートの終焉。
それが今は描ける。ちょっとしたボタンの掛け違いで別れる関係もある。今だったら素直に飛びこめるのに、でも今の自分があるのはあの時の別れがあったから。このジレンマがたまりませんでした。{/netabare}


■紅坂朱音(CV生天目仁美)のお仕事

ほんとにトモヤの…ひいては作品の魅力はこれでした。

{netabare}「クソみてぇなキモヲタの妄想を垂れ流せるのがお前の強みなんじゃねーか」{/netabare}

{netabare}「鳥肌が立って恥ずかしくなって目を背けたくなって…」
「それでも読めちまうのがお前のクソシナリオなんじゃねーか」{/netabare}

{netabare}「真のキモヲタは絶対お前についてくる」
「今は上手くなろうとするな」
「キモいまま突き進め」
「てめぇの妄想をそのまま垂れ流せ」{/netabare}

S.ジョブズの劣化版みたいなキモヲタ主人公のキモイ情熱をもっと見たかったのでした。
でもそれを望むのは酷なのかも。ヒロインと一緒に陰キャの代表選手みたいなキモヲタも人間的に成長したものと思うようにしました。

末永く爆は…いやなんでもありません。



※閑話休題

なんだったんだろう?

{netabare}題字協力 松岡禎丞 茅野愛衣{/netabare}



視聴時期:2020年10月 

-----

2020.10.28 初稿
2021.08.26 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 49
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

うん。。ヒロインもいいしエピソードも楽しい。ラブコメの名作と言っていいんじゃないかな。

 
終わったと思った『冴えカノ』の続編で劇場版。
fine(フィーネ)はイタリア語でendの意味。
DVDレンタルで視聴。

う~ん、TV版のラストをよく覚えていない・・
ま、いいかw

■エピソード

そっか、blessing softwareのメンバが刷新されたんだっけ。

~{netabare}
出だしは『icy tail』のバンド演奏・・
色んな要素を盛り込んでますね。
ガールズバンドものは好きだからいいけど。
その部分のエピソードが薄いのは仕方ないか。

2期での大ごとである、詩羽と倫也のキス・・
ドラマチックな展開でズルズル引きずるかと思ったら、
居酒屋で加藤がいるの目の前で、露呈。
しかも、あっさりコメディタッチでw
なんかドロドロしなくて個人的にはホッとしました。
ラブコメはこうでなくっちゃw

それなのに倫也にサンドイッチを作る加藤・・
それを食べ残す倫也も、おいおい、と思ったけど、その食べかけのサンドイッチを食う加藤。
せめてもの関節キッスと、詩羽にはできないことを密かにすることで自分の留飲下げる行為ってことかなw

オタクとはいえ倫也のヘタレ加減に辟易。

紅坂の入院によりマルズのゲーム製作が頓挫・・
倫也が交渉・・いいねこの先が読めない裏切り展開。

エリリと詩羽を助ける倫也・・
加藤、そこはスネるんだ。へー。
キスは流した風に見えて、実は不満がたまってたのかな。

加藤が倫也を呼んだセリフが無音・・
どう呼んだのか。「安芸クン」?「倫也クン」?
この口の動きはきっと・・

物語開始から1時間14分・・
blessing softwareに戻る倫也を送り出したエリリと詩羽。
と、突然、画面がブラックアウトしエリリと詩羽が倫也に助けを求めるかどうかを話し合うシーンに逆戻り。
え・・・タイムリープ?別ルート?ラブコメでこれは新鮮w

いや・・
違う・・のか。
これは、触れられなかった二人の会話。
倫也をメインヒロインルートへ戻してやろうという。
手法としては珍しくないけど、ジーンときた。

家の前で加藤と再会する倫也・・
住宅街の路地。憤懣やるかたない加藤。
 倫也:『それに、安芸クンに戻ってない』
・・やっぱそうか。
 加藤:『これだけ怒っているのに、他人行儀な怒り方、できないよ』
・・名ゼリフ。
遂に告白。
 加藤:『合格、だよ』

次は加藤の回想シーン・・
これまでのモヤモヤした気持ちも一気に解消する、
ヒロインの待ち望んだイベント。
 加藤:『違わないよ、倫也クン』・・
    『私の、望んだとおりだよ』
 二人:『いっせーの・・』
うん、ラブコメはこうでなくっちゃw

ええと、残り15分あるのにエンドロール・・・
そこに小田和正の『ラブストーリーは突然に』の文字が。
え?使ったっけ?

エンドロール後にエピソード・・・
なんだこれ・・
加藤は夢を追う倫也が好きだったの?
詩羽と再会・・

きた!『ラブストーリーは突然に』
・・そういうことかww

詩羽ルートは自分も望むところなので劇中での宣伝なのは残念ではある。

エリリや詩羽以外、例えば美智留や出海などの悲哀も、もう少しあっても良かったけど、ドロドロし過ぎず明るい作風とメインヒロイン推しを貫いた姿勢は好感が持てました。

モヤっと書きましたが、{netabare}俺ガイル{/netabare}と比べてしまってますw・・いい悪いではなくて。

それにしても・・
{/netabare}~

うう・・か、加藤、かわええw

展開とかセリフとか、やっぱ一味違う。

終わり方も自分好みで良かったw

やっぱラブコメはこうでなくちゃww
(しつこいですがw)

★エンドロールの後もお見逃しなく ^^


 原作:ラノベ
 キャラデザ:高瀬智章
  FGOも担当。原画や作画監督はTo LOVEる、
  WORKING、SAO、化物語なども。
 制作:CloverWorks
    A-1 Picturesの血統だけあって安定。
 封切:2019年秋
 視聴:2020年秋 レンタル

■キャスト
~{netabare}
松岡禎丞(倫也)
 さすがに演技は安定。
 ちょっとキリト感を感じてしまったけど
 視聴の邪魔になる程ではなかったかな。

安野希世乃(加藤 恵)
 別のレビューやBEST10でも触れていますが、
 かくしごと(ラスナ)も良かったし、今回も
 正統派ヒロインを堪能させていただきました ^^

大西沙織(澤村・スペンサー・英梨々)
 ダンまち(ヴァレンなにがし)とは
 違ったキャラも楽しませていただきました ^^

茅野愛衣(霞ヶ丘 詩羽)
 かやのん、もうホントにマジ天使 ><

矢作紗友里(氷堂 美智留)
 元気っ娘といえば矢作さん、的なw
 ハマリ役かと。

赤﨑千夏(波島 出海)
 段々メインヒロインが増えてきていますねー。
 今回も別ルートがあってもいいキャラかと。
 外伝求ムw

生天目仁美(紅坂 朱音)
 パワフルなキャラはさすが。
 一騎当千(関羽)、俺妹(沙織)、
 このすば(ちょむすけ)、
 宝石の国(スフェン)、
 エグゼロス(ニョタイカ蟲)・・・
 結構お世話になってます ^^;
{/netabare}~

冴えカノも、これにて終幕・・か。

シリーズ通して、名作と言っても過言ではないかと
 

投稿 : 2024/11/02
♥ : 26
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

誰もが悶絶するヒロインの描きかた

映画館でこんなに顔が火照った事はない!
萌えて悶え過ぎて顔がゆでダコのようになりました。

ヒロイン「加藤 恵」が可愛すぎる♪♪♪

ここまで徹底したあざとい可愛さは見事と言うしかない!

主人公が力説する「オタクにとっての理想的なヒロイン」

私も含めた2次元オタク男性が萌えて悶えて魅せられる「恋する女の子キャラ」を描き上げる為に構築されたアニメシリーズの最終章であり最高潮の仕上がり。

テレビドラマ2クールで、クリエーターとしての才能と尖った個性を持つヒロイン達を魅力的に描きつつ、唯一目立った才能が無い普通の女の子でありながら、抑えてきた感情のインパクトある露出によって存在感を示したメインヒロイン。
その彼女の清楚で可憐な魅力が劇場の大スクリーンで満開に花開きます。

本シリーズの脚本構成を担当されたのは丸戸史明氏。
恋愛物としては、同じ丸戸シナリオで個人的に傑作だと思う「WHITE ALBUM 2」に比べると、主人公の(CV松岡さんのイメージも手伝って)ハーレム的ご都合感は拭えませんが、ヒロイン達が主人公を好きになる要素は俺Tueee系より断然説得力があり、丸戸氏がゲームシナリオ作家として培ってきたノウハウを活かすゲーム仕立てのプロットで、ヒロイン達の切ない恋の進退をドラマチックに纏め上げてます。
(ちなみに丸戸氏のギャルゲーが原作の「WHITE ALBUM 2」は、楽曲を織り込んだストーリーと演出、中盤の盛り上げや鳥肌物のラストの脚本構成も合わせ1クールの恋愛アニメの中では神懸かった出来映えです!)

加えて、ゲーム作りに纏わる主人公やヒロイン達の言動には、ゲームシナリオ作家として歩んできた丸戸氏のクリエーターとしての情熱が伝わり見応えがあります。
{netabare}(倫也の書いたゲームシナリオを紅坂が豪快に笑い飛ばすとこなんて、青臭い頃の自分を振り返りつつ自分の道程を肯定的に受け止めている様でクリエーターとしての矜持を感じる。){/netabare}

また、登場人物にゲームシナリオを演じさせる様な客観的なセリフは、丸戸氏ならではの視聴者へ寄り添う遊び心があってユニークでした。

《作画》

テレビ版から背景も含め綺麗な作画で、挟まれるパステルチックなカットもお洒落。
そして本シリーズでは何と言っても、アイラインのカラーが特徴の女子キャラの描写に力が入ってます。
弾力感が伝わる肉感的な体のライン、あざと過ぎる可愛い仕草やエロいポーズをふんだんに描く事で萌えに徹してます。
かがんで見せるたわわな胸の谷間、テーブル下で絡み合う脚線美・・フェチなアングルも堪りません。
アニメと無縁の女性に鑑賞させたらセクハラになります♪

《音楽》

春奈るなさんの主題歌を初め、声優さん達の劇中歌も多く、ヒロイン達の恋心を盛り上げてます。
エンドロールの挿入歌に「ラブ・ストーリーは突然に」とあり、いつ流れた?と思ったら・・・オッサン世代へのサービス♪

《特筆声優さん》

今回の劇場版ではメインヒロイン役、安野希世乃さんの透明感のあるクリスタルボイスにキュンキュンさせられました。
安野さんは歌も上手いですね。今作の挿入歌も良かったし先日まで放送の「ソウナンですか?」のEDも好き♪

《キャラ》

よく泣く主人公は、女々しく感じ好きになれませんでした(同じオタクとしての妬みか^^;)が、ヒロイン達には制作スタッフの思惑どおりブヒブヒと鳴かせていただけました。

以下は萌えブタのネタバレ鳴き(見苦しいのでお許しを)
{netabare}
スカイプでの会話で「とっくにフラグは立ってる」(2期終盤の坂道での二人を見てる視聴者への完全表明)にまず、
ブヒー♪

ホームでただの手つなぎから恋人つなぎに!
ブヒブヒブヒー

誕生日デートの約束に「どうなっても、し~らないよ~♪」
ブヒブヒー

名前呼びを指摘されて
「それのどこが悪いの!」
倫也以外にも♭じゃない態度露出で、
ブヒブヒブヒー

2人の初めてのキスシーン
「タイミングがずれただけだよ」
ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒー
「「いっせーの!」」
ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒーヒーヒーヒーヒー

「私の事、好きだった~?!!」のエリリにも、ブヒブヒブヒブヒブヒー(泣)
(ちなみに1期では私、エリリ推しでした(^^;) エリリと詩羽先輩の、二人が居たからこその恋の引き際も、切なくも素晴らしい魅せ方でした!)

ラストのエンディング曲中
「あなたが望むメインヒロインになれたかな?」
ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒ悶絶ー

正直オマケパートは折角の余韻が冷める蛇足だと感じましたが、クールダウンしたのは良かったかも知れません。
あのまま直ぐ映画館を出てたらどんな顔をしてたやら
(*^^*)

「回収しとくね♪」のキスにも
ブヒブヒブヒブヒブヒブヒブヒー♪{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27

64.8 3 サークルで高校生なアニメランキング3位
アニメガタリズ(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (299)
1075人が棚に入れました
高校一年生の阿佐ヶ谷未乃愛(CV:本渡楓)は、同級生の上井草有栖(CV:千本木彩花)に誘われ、アニメ研究部を発足させることに。同級生の高円寺美子(CV:東城日沙子)やアニメ好きの先輩を出会い、未乃愛はどんどんアニメはまっていく。そしていつしか、世界を滅ぼす展開に!? 個性的なアニメ研究部員達の活躍と、アニメを熱く語るマシンガントークが炸裂する新感覚日常アニメです。

声優・キャラクター
本渡楓、千本木彩花、東城日沙子、寺島惇太、伊藤節生、伊波杏樹、高橋李依、西明日香、高森奈津美、高木美佑、花澤香菜、古川慎、丸山ナオミ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

2話までの感想
{netabare}前情報一切なしで1話見た限りでは前期やってたゲーマーズの後継?と思い警戒してしまいました。
(個人的にゲーマーズはなんか違うんだよねぇ、途中で切ったし)
で、2話見てみて、どうやらゲーマーズ系ではなくてチアフルーツ系っぽい?
ってことでひと安心。
一番笑ったのは「エスポワールの少女カイジ」かな。

とはいえ…ちょっと辛口言わせてもらうと…。
あんまりパロディに力入れ過ぎて、「元ネタわかるかなクイズ」状態になると逆に自分は興覚めしてしまいます。
某作品の感想で書いたことがあるけど、こういうのって突き詰めると内輪ネタに行き着くのでハタから見てる身としては「あーハイハイ」に陥りやすい。
またそれが続くとパロネタでなく真面目なシーンでも「これはなんか元ネタあるのかな?」って頭が働くようになってしまい、純粋に楽しめなくなる。
ってことであくまでパロはエッセンス止まりで「元ネタ知らなくても楽しめる作品作り」を失念しないで欲しいと願うばかり。

原作とアニメについての話だけど自分としては…まぁこれはナイツアンドマジックの感想で書いたからいいや。
名作の条件はテレビでたまにある「懐かしのアニメ名場面集100」みたいので繰り返し流されるものじゃないのん?(鼻ほじりながら
深夜アニメは全滅で良いんじゃないかな。
自分のスタンスとしては…斜に構えてるように見えちゃうかも知れないけど、あくまで下らないものに必死になってる自分をどこかでせせら笑ってる視点は忘れちゃいけないと思う。
本気でアニメ作品を「これは哲学だ・人生だ」言い出すのは怖いって。
かくいう自分が上井草のように「ひとまずこれは見ておけ」と作品を勧めることがあったら何を渡すかと言えば、本当はTVシリーズも全話見て欲しいと思いつつ“イデオン発動編”だし、それが受け入れられなくても「まぁ仕方ないか」と諦めちゃってるというか…。

ところで「○○は××のパロ」と喜んで列挙する人も居ると思うけど、ヘボットを見ずしてそれをやってるとマヌケに見えるので注意。


追記
そうそう、ゲロ吐く作品は名作と言ってたけどマヨイガは含まれるんですかね?
ガルパンネタやっておいてそっちは無かったこと扱いってのもあんまりのような…。

追記2
あれれ、あからさまに自分を攻撃する感想が書かれてるような?
特定の人物へ向けての感想は書いてない。
ってかロックして弁解の余地も与えずにそういうのをここで書くのはマナー違反かと…。
まぁ書き方悪かったか、パロネタ好きならヘボットも目を通した方がいいですよと言いたかった。
そんなケンカ腰は止めたほうが…{/netabare}

3話感想
{netabare}3話切りがどうこうって話は…そりゃあ「最後まで見てガッカリした作品」がこの世に存在してる以上仕方ないんじゃないかな、あと数が多すぎだし。
それこそ昔なら1年放送作品で3クール目から面白くなるとかあったけど、今それを望むのは酷でしょう。
活動の度に秋葉原出向いてたら小遣いもたない予感、上井草が毎度奢ってくれるってならまだしも。
「原作は素晴らしいのに…」って場合は、それをカットもしくは改変したアニメスタッフに批判の矛先は向くべきで「このアニメつまらん」と言った人に怒るのは見当違いのような?
ってか普通に意気投合してアニメ叩くと思うんだが、なんかヘイト先をスタッフには向けないようにしてその結果原作信者が悪く書かれてるように見えるのは気のせいだろうか。
改変容認派なので「面白いじゃん、え?改変してんの?じゃあ正解だね」「改変したから糞」って感じで意見が食い違うなら分かるんだけどねぇ。
部の存在を認めるかどうかでわざわざ生徒総会開いてくれるなんて、生徒会は傲慢ってよりもむしろ親切に思えたり。
武蔵境の主張、弱きを助け強きを挫く…お、おう。
その主張は間違ってはいないとは思うんだが、なんか最近見るアニメはそれには当てはまらない作品増えてないか?
権威を傘に自分よりも愚かな者(≒弱者)を跪かせる系。
自分自身それってどうなんかのう?と思ってる最中で、そういう意味では武蔵境の主張は古臭い気がしないでもない。
ブラッククローバーの大ファンで夕方アニメしか見てないってなら分かるけど。
まぁ主張の是非ではなくどっちを応援したくなるか、感情を誘導するのはどっちが長けてたかってことだろう、高校生だしね。
(まおゆうの演説って最低クラスだと思うのだが…)

ひとまず部は認められ、部室も使用できるようになったワケだけど…おや?ベレー帽の件はどうした?
ずっと前から生徒会はアニ研を目の敵にしてたらしいけど、ベレー帽はそれに関わりのあるアイテム…だよね?
3話切りを恐れるのなら関心を繋ぐ手段としてベレー帽出しといた方が良かったような?
学年ごとに学校(生徒会)について知ってる情報の差とかあると深みが出ると思うのだが、果たしてどうかのう。
だからといって鳥坂先輩みたいなOBがしゃしゃり出てきたら多分つまらなくなる、誰が主役だよ?って意味で。

とりあえず、だ。
その…異世界スマホやダイナミックコードの感想聞いてみたい、この作品のキャラ達の。
カドや18ifでもいいや、ついでに倒産の件も含めてsin七つの大罪も。
アニメ大好きなのは構わんが、悪い部分もあるだろ?と。
それもひっくるめて好きだと言うことでようやく「あ、こいつマジモンだ」と思えると思うんだ…これからなんかね?
現状綺麗事過ぎに感じてのう…そこら辺アウトブレイクカンパニーに遅れをとってるというか(自虐ネタではあるけど)。
それと上井草はクラウドファウンディングに出資したアニメとか無いのかな?
あー、もしあれば生徒会から「何も作ってない」って言われても言い返せた(広い意味で制作に関わってる)と思うので、無いか。
クラウドなんちゃらでなくともお嬢様設定なんだし「ウチの家スポンサーやってるんですが」ってのがあっても面白いと思うのだが。

なんか感想書いてたら文句みたいなのばっかりになっちゃったけど面白いですよ。{/netabare}

4話感想
{netabare}この学校の部費の取り扱いってよく分からないけど、35万の買い物を生徒会付けでしたってことかな?
そりゃひでぇw
駄目だった場合後から自費をポンと出せるとはいえ。
学園祭でもないのに演劇部の劇ってなんだい?生徒相手に定期的にやってるのか?
アイドルアニメってよく知らん、えり子とようこ位しか…その頃ってソロ主体だし本編中語られたのとは違うよね。
予告で昔は~みたいなことを言うがえり子は結構練習してなかったっけ?
ようこは…まぁうん、URAHARA系というか。
本編はどっちかっつーとバンド系って言った方が正しい気がする。
他の部の助っ人描写はもっと色々やって欲しかったな、序盤のキルラキルみたいに。
しっかし、こう何度も何度も名作と言って既存作品をモジったのが紹介されると、やっぱり「お前マジでそれを名作だと思ってるの!?」とギョっとするようなのをさり気なく忍ばせて欲しいなぁと思ってしまうのは贅沢だろうか。
ベタだけどGUN道とかヴァラノワールとかありすインサイバーランドとかアソボット戦記五九とか…見落としてるだけで仕込んであったりする?
それと円盤…資金回収の件、これはCMでよく耳にする「ブルーレイディスク発売決定」って表現に言及して欲しかった、決定も何も最初から決まってたでしょ?っていう。
自分が知ってるのは“ラブゲっCHUミラクル声優白書”くらいしか無いけど、深夜アニメなのに全話が円盤化されてないモノとか…あれは一体何なんだったんだろうってのは気になったり。{/netabare}

5話感想
{netabare}「海の方」って言うもんだからてっきり晴海かと思ったらビッグサイトだった。
んじゃあ山の方ってなんだ?幕張?
しっかしコミケもなぁ、オリンピックの件でどうなるんだろうね?
でもって本編はコミケといいつつ巡ったのは企業ブースのみ、まぁ無難…っていうかそれ以上の追及はしてはいけない。
とはいえ、企業ブースしか描かないのだったら別にコミケでなくても良かったのでは?と思ってしまったり。
一応大学サークルとのやり取でアニ研OBの噂をほのめかすことで必要性は満たした…かな?
入場で行列になって大変ってネタをやったため、帰りは早目に切り上げさせたのは正解。
あとは父親の謎の行動…OBの件と繋がるのか?まさかアニメ監督だったりして。

ところで今回買い求めてたグッズ、前の回でも登場してたSDキャラのキーホルダー?
自分はアニメグッズは丸っきり無知だけど、たまたまけもフレのファミマ限定のキラキラチャームでその存在は知ることができてました。
んで、その情報を辿っていくとペンギンパレードって企業のぺたん娘シリーズに行き着いたのだが…あるぇ?アニメガタリズ無いじゃないか。
じゃあ別会社で似た感じのを出してるのかな?と思ってアニメ公式見てみたら…やっぱり無いじゃないか!
というかSD化したキャラのデザイン画すら無い模様。
ひえええ、他作品のグッズを紹介しておきながら、自分の作品のそれは出してないだと?
そんな身を切るような放送してたのか…玩具メーカーがスポンサーだったらちと考えられない。
それとも今後商品に追加予定なのかな?
現段階で公式のグッズ紹介を見てみた限り、オリジナルアニメとしてはやけに消極的というか奥ゆかしい感じ。
作中で言ってた通り円盤が主力なのか?{/netabare}

6話感想
{netabare}合宿の件と並行してアニ研を通して何をしたいのか?の話。
全アニメ制覇って…死んでしまいますぞ?
「それって〇〇も見るつもりか!」と、〇〇に入る作品があれこれ出てきたけどさすがにそれは黙っとこう。
できれば円盤だけでは見られないCMやオンエアバージョンもチェックして欲しいところ…と思ったら宿にTVが無いとは。
理由は予算不足、60万以上使っちゃったからねー、仕方ないね。

謎の光についてはなぁ…そもそも発端はガールズブラボーじゃないっけ?
フジのプロデューサーが糞でどうたらこうたら…そこら辺の経緯はググってちょ。
「湯気スッキリ」は元々それをウリにするつもりはなくスタッフのやけっぱちだったというのは、今の状況見るとなんともかんとも。
てか円盤で乳首シーン追加も発端はMAZE爆熱時空だと思うのだが…それも当時(LD)大して宣伝はしていない。
面白いところでは桃華月譚の何話だっけ…西田氏がついつい筆が乗ってユーリカの股間まで描いてしまってOA時にボカシ処理されました。
もう一個思い出すのは美鳥の日々か。
本放送時はU局はまだ乳首OKで普通に乳首出してたんだけど、遅れてMXで放送されることになって、その時には謎の光…ではなくボカシだったか加筆だったかで乳首見えなくなってました。
「こんなのまで修正入れる必要ある?」ってのではテラフォーマーズ…ではなくゼーガペイン、いくら夕方とはいえあの程度(手の平をペンで貫く)でボカシ入れたのは今思い出しても笑ってしまう。
あと複数の作品で局ごとの修正比較のキャプ画を見たことがあるが、つまりは謎の光って局が決めてるの?ってのは自分知らなかったり。
とりあえず“修正”について語るならブルーシードとガールズブラボーと、それよりなによりポケモン(ショック)について語って欲しかったが…そういう作品じゃないか。

ところで、これも自分がおかしいのかな?
等身大パネルってたまに遭遇するけど、その度に「イメージより小さい」と驚いてしまいます。
これってアレかね、タレントがテレビで見るより小さいと感じるのと同じ?
特に女性キャラは小さくて…丁度1年前くらいの時期か、ファミマのおせちコーナーにウルトラの母(だよね、あれ)の等身大──なにが頭身大なのかよく分からんが──パネルがあって、それがめっちゃ小柄で「こんな可愛らしいの?」とビビった記憶があります。
設定的には正しいんだろうけど…少年少女が画面の中であれこれやってる際、こう見えて実は小さいんだぜと思いながら見るとまた違った趣があるかも(つい大人サイズで変換して見ちゃってる方は)。

と、なんか今回の感想は妙に自分語りしちゃった予感、我ながらめっちゃ早口で言ってそう。
そういうのを引き出すのが狙いの作品とは思うのでまんまと乗せられてるんだろうけど…ただ、モジってるとはいえ既存作品のタイトルを次々出すので、一つか二つくらい踏み込んで語ってくれてもいいのになぁ、と思ったり。{/netabare}

7話感想
{netabare}今まで既存の作品をモジってタイトルを出しはするものの、その扱いは褒める方向のみで…鼻に突くとまでは言わないけど「そんな良いことばっかりじゃないでしょ」とどうしても思わずには居られなかった。
そこら辺の感情を↑でダラダラ書いて来たのだけど、そうはいっても特定の作品をディスるような真似は無理なんかなぁと諦めの気持ちも抱いてたり。
が、そのノリも7話で確変キター!?
いきなりアニメ作る話になって思い切り段階すっ飛ばすなぁと思いながら見たら…ナルホド、特定作品じゃなくて、どの作品にでも当てはまる業界の“悪い例”(あるある話)ならどこに気を遣うことなく描けるってことか。
(といいつつ個人的には裏方がすったもんだで大変なことになった作品というとキスダムが真っ先に浮かんだが…チェックしてないだけでそういうのって結構あるもんなんだろうか)
特に各役割との衝突とか…特定の立場からの視野狭窄的な一方公的主張をするだけで対応に困る作品があり「いやいやそれぞれの立場にそれぞれの言い分あるでしょ」って思ってた真っ最中だったこともあり、本作7話は「やっぱりこうだよな」と強く頷かずには居られない。
よし、未乃愛はコンテ千本切りやってみようか。
それにしても、作られてた最中の絵は魔法少女くるみみたいに見えたが、ああいったフラッシュ系?またはMMDなんてのは手軽に出来そうな気がするがそうでもないんだろうか、よく知らん。
サウスパークも触れられてたような気がするが、ああいうのってそこらの30分アニメより高いセンスが要求されそう。
そして「キャラデザと絵が違う」…ああ、ギガンティックフォーミュラのEDで出てた子が最後まで本編に出なかった記憶が…うっ頭が…。
とはいえ、後半生徒会の妨害でピンチに見舞われ、作中作が放送されるかは不明、非常に見てみたいのう。{/netabare}

8話感想
{netabare}まさか放送で流すことはあるまいと思ってた作中作の放送…キター!!!
やったぜ、これを見たかった。
プロが作った素人再現作品、とでも言えばいいのかな?
スライド移動で原画の切れ端がフレームインするとか、左右反転でカット使い回しとか、ああもうタマラン。
声優が素人っぽく演技するのもポイントかも知れんが、カイカイは才能があるっぽい、ノリノリじゃーん。
ついでにカイカイ(の演じるキャラ)の展開した魔法陣はフリー素材?もしくはカイカイが自分の見せ場として職権乱用して気合い入れた?
2カットほど水彩風の止め絵が入ったが、恐らくその2カットが美術部に頼んでた部分だろうね。
高校生作品ってことで青年の主張みたいなクッサイ内容になる恐れもあったがそれもなく、普通にオチてたし未乃愛才能あるんじゃ?
「タニシ~」とか「水を漏らさぬ~」みたいなアイタタ感も無いし(FLASH系なので手癖が出にくいのかな)、さっすが中の人はプロや。
色指定ミスや滅茶苦茶拡大して解像度荒くなるってのは無かった気がする。
いくらなんでも色パカや光線を透過光にしてフィルムっぽく…なんてのは今の時代あったらそっちのほうが凄いか。
(といいつつクロックワークプラネットで色パカに限りなく近い現象見た記憶あるぞ)

一方残念だったのは親父がただのコミケスタッフだったこと。
残念といっても予想が外れたってだけでマイナスポイントじゃないけどね。
そしてEDは…え、らきすたなのか。
見てたハズなのに全然覚えてないや、今期放送してるしょびっちの方を連想してしまった。

なんだよー、ここ最近めっちゃ面白いじゃないか。
序盤の業界へのゴマすり的態度はどこ行った?{/netabare}

9話感想
{netabare}7・8話と面白くなってきてこれからどうなるのかな~と期待しての9話。
えええ、そっち方向に切り込むの!?
アニメのデタラメ知識でその道に精通してるかのようにアドバイス(=にわか仕込み)をし、それを真に受けて練習に取り組む他部員達(=虚構と現実の区別が云々)。
怖い怖い怖いって、ある意味ホラー回。
そのうちアニメ部のアドバイス受けた部員が大怪我をするんじゃないかと…特に棒高跳びのは不穏で不穏で仕方なかった(誉め言葉)。
もはやこれ集団催眠に近いような…。
アニメをマジに受け取って大事になる例としてパっと思い付くのはパーマンのエンディング、カバ夫がパーマンになった気になって高い所から飛び降りるシーンだけど、結構アレって洒落になってなくてリアルのポケモン飛び降り事件とか記憶に新しいかと。
または“ぼくたま”のフィクション宣言に至るあれこれが頭を過る。
いやいやいや、まさかそっち方向へは行かんよねぇ?6話まで業界おべっか的内容でなんか温いなぁと思ったら、今度は辛口過ぎる。
た、多分自分が危惧してるような方向へは行かずにイケメンの裏切りがどうこう~って展開になるとは思うんだけど、いやぁ今回はずっとヒヤヒヤドキッチョでした。
一歩間違えたらアニメ(に夢中になること)批判になりかねないし…最終回で「こんなあにめにまし゛になっちゃってと゛うするの」って〆たら神認定だけど…ないでしょー。
ってかアニメのデタラメ知識を否定すると3話の演説も否定することになってしまうような?
どうなるんだろうねぇ、この先。{/netabare}

10話感想
{netabare}なんだこのOPは、ゆまちんか!?
しかも本編でOPジャックをした小幡唯は出てこない…。
だから怖いって!!
アニメ由来の生兵法で大ケガして入院してるんじゃないか?と思ってしまう。
なんせ前回以上に生徒は狂気めいて来てるし、なにかウラがあるのは確実かと(それがOPと繋がってるかは不明だけど)。
というか10話の内容・展開自体が妙にフワグワしてて「嘘くせー」って感じがするし、夢オチか、どこかで分岐したIF世界って気がしてならない。
ネコが喋った時点でIFルート入ってたりして…え、そこまで遡る?
もっとシリアスで実は唯は死んでるとか、誰かの妄想で実在してないとかじゃないだろうなぁ…またはその逆で全ては唯の見た夢だったり…。
ん?、あれ?
唯…夢オチ…うっ頭が。
新沢基栄はそんなつもりはなかったと語ってたハズだけど、まさか無念を晴らすみたいな感じで「本当はこう伝えたかった(であろう)奇面組最終回」を目指してたりして?
OPを更にもっと無駄に深読みするとキャラの顔が「?」なのは「あれ?あの人どんな顔だったっけ?(夢の出来事でよく覚えてない)」って暗示だったりして。
因みに掲示板の日付が2016年で「ん?」と思ったが、4話の部費で買い込んだ円盤の領収書の日付を確認してみたら2016年だったので、これには深い意味は無いのかな。

ミノアの父親がアニメ監督なんじゃ?と思った時期もあったけど、理事長の方かーい!
1話で打ち切りのアニメ…TV作品でそういうのって何かあったっけ?
ミノアが幼い頃に放送してたことから時期的には10年くらい前の作品だよね、6HPは関係ないと思う。
自分が思い付くのはRGBアドベンチャーだけど、あれはGUN道でウケたのを受けてワザとクソアニメにしたものなので、高校生の生徒作品にダメ出しすることには繋がらないと思う。
ってか視聴者から非難されて打ち切りにしたのか、監督自ら出来が気に入らなくてお蔵入りにしたのか、どっちかよく分からない。
「あんなクソアニメになろうとは」と嘆いてるので、問題は現場であって視聴者からの批判は妥当として受け入れてる?
もしくは監督は悪くないって状況なのに批判が監督に殺到してアニメが嫌いになったってことかな?
そうであってもエタシンはクソアニメであると認めてるのなら、駆け付けたファンに声援送られてもあんまり嬉しくないような…。
イケメンはエタシンのプロデューサーか出資者だったりして…監督の一存で打ち切り決定できる気がしないし、委員会方式で一部の企業がアホやらかしてその煽りを食らって現場が大混乱になったとか。
まぁそれに関しては…

ヒット作作った監督が二期の制作から外された

ってのが最近リアルでありましてん。
こればっかりは時期が悪かったとしか言いようが無いけど、なんかもう監督業は進むも地獄返すも地獄って気が…。
しっかしこれ、雨の件といい先の展開が凄く気になりますね、ちゃんと畳んでくれることを願うばかり。
ベレー帽ェ…。

あそうそう、それとアイキャッチでSDキャラ絵出ましたね。
「自分トコでそういうグッズ出してないやん」と以前指摘したこともあり、「やっと(SDキャラの)グッズ出すのか」と思って公式見てみたら…“ふんどし”が目に。
…。
グ、グッズ展開ってこういうもんだっけ?{/netabare}

11話感想
{netabare}ひいい、9話が妙に不気味に感じて「ある意味ホラー回」と書いたが、今回は正真正銘ホラー回。
じわじわと侵食されて~、じゃなくて、じわじわと違和感に気付いてく系。
ってことで元々アニメ世界だったっぽい、1話で扉開けた時からか?
なんかミノアがどっち側の人間なんだかかも分からなくなってきた…。
あらいずみるいやことぶきつかさに何か恨みでもあるんだろうか、セイバーほにゃららがいづなよしつねじゃないことに憤慨した記憶が蘇る…また壁殴っちまいそうだぜ(殴ったことはない)。
とはいえ、8話の劇中劇(正確にはアニメ中アニメ中アニメってことになるんだろうか)の「高校生が作った素人作品っぽさ」と「昔のアニメのヤボったさ」の使い分けは見事。
8話の作中作を単に作画が崩れてるだけの内容にしてたら11話の「妙な感じ」は効果的に機能しなかったかと。
こうなったら思い切り黒い部分を暴露して欲しいと願っちゃうけど、それは無いよねーえ?(チラッチラッ{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

超展開は上手かったが...

ed曲(グッドラック ライラック)が好きで観始めました。サビ前のblackadderコード(イキスギコード)二連発が有名ですね。一つ目のblkコードはサブドミナントマイナー経由の分数コードらしい、ちゃんと理屈がある進行なのが脱帽です。それ以外の進行もかなりテクい。今回も田中秀和さんの曲です。やっぱりこの人のセンスは頭一つ抜けています、音楽面だけじゃなく実際に変態だったのが惜しい。アイマスも見始めようかなとも考えてます。(アイマスは全く齧ったことないので...)
↓グッドラック ライラック
https://youtu.be/xtOQVpXSDuQ?si=PGQovzloAPe2gg0k


あらすじ:
私立咲鐘湖(さかねこ)学園高校に入学した阿佐ヶ谷未乃愛。アニメ初心者にもかかわらず同級生の上井草有栖(ありす)に強引に誘われアニメ研究部を設立することに。同級生の高円寺美子(みこ)やアニメ好きの先輩たちとの出会いによって、未乃愛はどんどんアニメにはまっていく。アニ研部員は、生徒会の執拗な廃部勧告に立ち向かいながら、迫りくる世界の滅亡に気付くこともなく、今日も部室で、アキバで、聖地で、温泉で、アニメを語る。(https://www.animatetimes.comより引用)
{netabare} 11話にどんでん返しの超展開があり、今までの荒唐無稽なツッコミ所の理由付けになり、伏線回収は上手でした。ですが、序盤から中盤はタイトル通りキャラがアニメを語る、という内容で、メタ発言満載なのは好きですが、会話は半分ほどはあるあるネタやうんちくでアニメでする必要はあるか?という内容。面白ければ良いんですが、この作品は詰めが甘いという印象です。パロも中途半端でツッコミ役もいないw「げんしげん」などもこういう内容ですが、比べるとこの作品は面白くないです。それに加えてアニ研が生徒会に翻弄される胸糞悪い展開が続きます。上記で11話の超展開を褒めましたが、非常にごちゃごちゃしていて、ベレー帽の説明、アニメ世界と現実世界の説明だったり、曖昧な部分が多くよく分からない間に終わりました。また、序盤から中盤で生徒会長とアニ研部長の因縁を仄めかしておいて結局は明確にされず、これについては超展開で擁護出来ない汚点に思います。生徒会の製作陣は説明してるつもりでも視聴者側には上手く伝わない、こういう作品は苦手です。ですが、ED曲だけは明確にとても素晴らしいと感じる作品でした。{/netabare}


以下メモ&感想

{netabare}1話
アニメの話をしてたらお嬢様キャラ(アニオタ)に呼びされて、色々ありアニメ研究部を立ち上げ部員に
ベレー帽を持ったときの意味深な描写、猫も喋ってたり、ファンタジー要素ありかな?お嬢様が色んなジャンル網羅しているアニオタなのが良いですね。私も高校生の時は普段アニメの話を出来る人が身近にいなかったのでこのキャラには共感できます。次回予告の「1話で切るなよ」は笑いましたw ed曲最高!というかed映像のCG出来良いですね

2話
部員と顧問集め
アニメ先派と原作先派の対立と会話にちょくちょく入ってくる作品ネタがリアルwバニーガールのやつはハルヒかな?メガネキャラ(男の方)、中学の友達にいましたwとある好きないい奴でした。ed曲最高!

3話
アキバ観光、その後部室のことをなんとか。
生徒会長?とエリカ先輩でなんかあったと。毎度アニメ研究部は潰されていた。
今更ですが、この作品の世界とこの世界のアニメ(ラノベ)のキャラデザが一緒に見えます、差別化して欲しかった。それに加えて、さすがにあるあるネタが多いですね、タイトル通りなのは良いですが、あんまりアニメという媒体でする必要性のないネタなような。演説もそうはならんやろ。

4話
生徒会にいちゃもんをつけられ、一週間他の部活を援助することに。
生徒会長は裏で誰かと繋がっているのか。やっぱりあるあるというよりうんちく多い、色んな作品のパロも多いのでそういう作品のキメラみたいな、少し見方を変えれば凄くメタな作品。そういう作品だということで。なんかシリアスなのかギャグなのかよく分からない作品ですね。特に金髪のキャラとメガネ(女の子)のキャラが結構ギスギスしてます。生徒会も理由はまだよくわかりませんがアニメ研究部に嫌がらせばかりしていて少し胸糞悪いです。

5話
コミケ回、ほぼ日常回でした。
アニ研は元々凄かったらしい。父親は伏線じゃなかったのかw
私は九州住みなので、こういうイベントに殆ど参加できないから辛いです。東日本の聖地巡礼難易度高い。コラボカフェや○○展のイベントは大体東京圏な気がします。遠い!ニチアサの話はかなり共感できますね。ある程度上手い脚本であればキャラにも愛着沸きますし話も良く練れますし、やはり尺は全てを解決する。ですが製作陣、特に作画の人はキツいでしょうね。
甘々と横綱w元ネタはほぼ確実に「甘々と稲妻」、丁度最近最近観ました。父と娘のハートフル料理モノで、心温まる素晴らしい作品でした。こういうのに弱い私はほぼ毎話目頭が潤んでいました。

6話
聖地巡礼回。
なんか恋愛話始まったなーと思ったら早めに切り上げてくれて良かった。ついでにオチも面白かったです。金髪の人はエスパーなんか?あんまり良くない部分ばかりが気になっていましたが友情がしっかり描かれているのはいいですね。とはいえ今のところ内容の半分がアニメのあるあるネタやうんちくばかりで部活モノにした意味がよく分からないです。3話連続で中身なかったようなw
ガルパンの聖地、秋山殿っぽいキャラが絵馬に、 ユーリonライスとか隠す気ないなwやっぱりed曲が良すぎる、もはやed曲が視聴目的まである

7話
学園祭に向けて自主制作アニメ→ピンチ 脚本家の愚痴回ww
金髪のキャラ(男)は扉のこと知ってるのかな。ここで夢のアニメの話がまた、父親も伏線っぽい行動してるけど結局意味ない描写に終わりそう。アバンの脚ズームも謎。パロディも中途半端。やはり生徒会も単なる不快要素。めぐみんパロやってる声優さんがめぐみんw
でも今回制作の内部事情が描かれていて作品としては新鮮で、声優さんが声優素人のアニメキャラを演じるのが面白かったです。話は次回も続くそうですが、期待はしません。ed曲が最高です。

8話
前回の続き、学園祭
今回酷いです。8話は神回の法則が崩れる
お父さんの伏線は回収しましたが、やはり内容的にはどうでもいいwギスギスしなくなったのは良いですが、今のところ内容が生徒会に翻弄されてるだけに思います。急に部活アニメ語り、目的もよく分からない(結局部活アニメ語りは全く描かれず、ただただ謎)。一体何を見せられているんだ...(肝心の自作アニメがシンプルにつまらないです)そして何で盛り上がってるんだ、面白くねえよ!ついでに急に踊り出しました。練習してないやろ、あーもうめちゃくちゃだよ。曲が良いのが唯一の救い。edはらきすたパロ

9話
学園祭は無事成功、何故かアニメで他の部活にアドバイスすることに。
序盤から酷い、迷走してます。まずアニメを使ってアドバイスする展開が謎。他の部活が暴走する展開もいらない。
後半でまさかの!

10話
金髪が裏切ってアニ研廃部。監督の愚痴回?w
金髪には事情があって学園長の肩を持っていたと(多分嘘)。猫先輩の声がわかるように。昔の卒アルにオーロラ先輩が。今更ながら面白くなりそう。
ついにアニ研が宗教に...他部活は何でこんなにアニ研は持ち上げられてるんだ?逆さまにズッコケるとかギャグが古い。過去のアニ研とラフ画は一応伏線回収。
学園長が暴走して雨を降らせました。書いてるこっちにもよくわかりません。鍵を開けたい→情報を集めよう???どんな展開?
伏線回収は上手!でも展開が酷すぎます。

11話
どんでん返しの超展開!画面比が3:4!セバスが美人メイド!凄いメタな展開にw急にホラー、予想外過ぎます。今までの世界がアニメだったのかな?ラフになってしまったw
EDは普通に流すのか

12話
見た目が違うのも伏線だったのか。妹さえいればいい だけ名前そのまま?ごちゃごちゃしていてよく分からない...置いてけぼりです。企画段階w
なんかよく分からないです。ed曲を流せ!{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ヲタクにはものタリズ

アニメガタリズというよりもオタクガタリズ。

オタク臭さを精一杯表に出さないような作りは丁寧(出ていないとは言ってない)。
「アニメ」文化のいいところや現代オタクの身内ノリで楽しむ感じを描いている。

全体の流れがオタクなら知っているだろうという知識を追っていく作品。
ごった煮要素はアニメ、ラノベ、同人、コミケ、聖地巡礼、アニメ制作話、等々。
ある種、アニメ好きよりも一歩踏み込んでいて興味が無いとつまらない話もある。
(アニメ好き=制作過程、制作側、声優に興味がある とはかぎらないから)

アニメネタだけではなく、アニメを主軸にした派生ネタ盛りだくさん。
アニメネタは残念な印象だった。
もう少し踏み込んでパロディネタをして欲しかった。
(タイトルをもじって読み上げるのが大半、セリフパロもさらりとでるだけ。
アニメ媒体のパロディものである事をもうすこしいかせたはずだ)

タイトルから入って視聴すると少し残念に感じるだろう。
正直にいえば、アニメの話をもっとしてほしかった。

ストーリーのシリアス部分は正直いらなかった。
シリアスとのバランスの食い合わせの悪さが致命的だ。
コミカルで軽いパロディに明るさが売りのアニメ故、シリアスに割く時間が無駄に感じた。

特に後半の展開は残念ながら方向性を間違ってしまったとしか思えない。

全体を通して見れる作品であるものの、どこか欠けている。

アニメオタクに勧めるには少し物足りない内容。
アニメ初心者に勧めるには解説、パロディに丁寧さがない。

自分で辿り着いて、自分の責任で見届けるアニメ作品だと感じた。


自分用メモ

☆陸上部娘

#1 ミノア、アニメルーキー!
{netabare}
アニメネタはクスリとくるけどそれが=作品の面白さとは違う様な?
パロディにまで昇華出来ていればネタになるんだけど
作品名をもじって出してどやぁ!?はまぁ一話だから許される範囲

展開の不自然さは導入故に多少の強引さは許そう。
でも、猫いじめの件はキャラクターに”へど”しかつかない。

EDも含めてネタなんだろうけど力の入れ具合は好印象。

ファンタジー要素がどう絡んでくるのか期待。
{/netabare}
#2 ツドエ、アニメガタリズ
{netabare}
リアルタイム派は減った印象
⇒配信サイトの増加、録画派 視聴者層の高年齢化

ラノベネタ=アニメと相性がいい

相手の話は聞け、そして自分の好きな話に強引に……
⇒にわかよりも、まずヲタクに言い聞かせて欲しいよね。
{/netabare}
#3 エリカ、レイヤー×レイヤー
{netabare}
アニメ派生ネタ⇒コスプレ
もはやネタが無くなってしまったのか?

グッズ系は興味が無いと金銭的に余裕が有り余るよね

中二病くんは好きでネタでやってるから現実的なヲタクよりかな

三話切
⇒まぁ、好みの問題だからね でもそれを声を大にしていうのは違うと思う

あはぁ~ ⇒ 好き

まぁ、学生のノリなら設立に入れるわな、潰すメリットないし
{/netabare}
#4 ブシツ、ダイバクハツ!
{netabare}
アニメ研究部絶対潰すウーマン

アニメの裏側事情等々

ありきたりな悪意が一方的で展開が雑 不快
{/netabare}
#5 ベイベー、イケナイススメナイ
{netabare}
生々しいオタクネタは無いよねホント

コミケに来たけど企業ブース、グッズ主体の描写
(アニメガタリズだからまぁ同人誌、薄い本には触れないか)

この辺が中途半端なんだよなぁ
アニメ派生で流行ったりキャラの口調が違ったりとか
アニメオタクならネタにしようがいくらでもあるとおもうけどなぁ
{/netabare}
#6 カイカイ、ラブクライマックス
{netabare}
聖地巡礼、合宿お泊り

腐女子オチはもはやアニメネタ関係ないんだがね
{/netabare}
#7 ミコ、ダンピツセンゲン
{netabare}
廃部は物語を動かすためのネタ

ショートアニメ話

アニメガタリズ???
{/netabare}
#8 アリス、オカネガタリマセンワ
{netabare}
七話からの流れがやべーくらいつまらないぞ?

声優のセリフが聞けるだけでそれっぽくなるという声優のパワーを確認できる良アニメ

らき☆すた 10年以上前か
{/netabare}
#9 アニケン、ズットテング
{netabare}
スポーツものアニメネタ

009を知らない世代って出てくるのかな?
{/netabare}
#10 アニケン、ヤットハイブ
{netabare}
きっちり考察しているアンチはある意味ではファン。

俺は悪くねぇ!!

封印されしアニメ。
{/netabare}
#11 共ニ語リシ、光輝ノ裏切リ
{netabare}
あのさぁ、はぁ~(糞でかため息)

セバス(女性)

アニメの演出について語ってほしかった(切実)

アニメじゃない~、ほんとのこ~とさ

名作、良作、凡作、糞、どんなアニメでも平等さ。
{/netabare}
#12 ミノア、カタルシス
{netabare}
総集編に飲みこまれかけてるぞ!!

パロディされるアニメは名作の法則
{/netabare}
#「ユクトシ、クルトシ」
{netabare}
このテンポでワンクールどうぞ

初心者に勧めるアニメじゃないとわかるレベルには成長
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

68.6 4 サークルで高校生なアニメランキング4位
それでも歩は寄せてくる(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (186)
622人が棚に入れました
将棋初心者・田中歩は八乙女うるしに一目惚れして将棋部へ。「勝ったらセンパイに告白する!」と意気込むが実力は遠く及ばない。一方、歩の“攻めの姿勢”にうるしは内心タジタジで…2人しか部員のいない将棋部では今日も盤上と盤外の駆け引きが展開され…!?「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が仕掛けるムズきゅん“盤外戦”ラブコメディー!!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ごく平凡なラブコメ

{netabare}
高木さんの作者の作品。
この作者の作品で楽しめた試しがないけど、これは主人公ヒロインともキャラデザ好きだったし、将棋と言う題材もあって期待してたけど、やっぱり駄目でした。

完全に飽和状態のラブコメジャンルでこれもそのテンプレの一つでしかなかったかなと。将棋要素も大してないし本当に個性がないに等しかった。
1話時点からお互い惚れてて恋愛感情の進展とかも一切ないし、最初から最後までただただイチャイチャしているだけという完全に虚無アニメだった。
早く付き合えよって言いたくなる。
と言うかもう実質付き合っているようなもので...。

まあそういうところじゃなくてキャラ同士の絡みを楽しむアニメなんだろうけど、やはりこれ系のラブコメはどこかで見たようなありきたりな展開ばかりでつまらないです。
良い回は良かった印象があるけど、基本的に退屈。
2人のキャラは好きだったので、最初の方はキャラで楽しめてたけど、後半になっても基本的に二人の絡みばかりなのでさすがに飽きました。
まあ退屈だっただけで、日常アニメとしてここが悪いみたいな点はあまりなかったので、ノリが合う人なら楽しめるんだろうけど...。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
実質高木さんの逆バージョンかw いや、好きなんかいw 謎ダンスop
男で停めたらくノ一ツバキを髣髴とさせられるw 翻訳難しそうなアニメ。
可愛い。はよ付き合え。もうほぼ告白やんw もう告白してる定期。
これ弱いだろw にしてもここまで差があると将棋部楽しくなさそうだなw
お互い本心は噛み合ってるのにw
だからそれもう告白だろw 既にカップル成立してる。

2話 ☆8
この素のえっみたいな演技すこw 好きな人とか書かれてたら問題でしょw
たい焼きなのに乾杯とは。
硬い顔してる裏腹で実は惚れているという設定が面白いな。

3話 ☆8
角と竜ってなんか不釣り合いだな。催眠のやべーやつ。この子可愛い。
大胆な告白。もう告白しとるやんけ付き合えや。
それぐらい自分らでやれw 3つも食うんか。
話の筋、テーマが普通だから高木さんより好きだわ。
1番を教えてくださいとは。

4話 ☆7
なんだその驚き方w 逆に驚いてるし。1人で将棋部?
ベタすぎるセリフやめろw 学校にテレビとか。エロアニメかな?
6枚落ちじゃないとダメってかなり差あるのでは。
6枚落ち勝ちで告白は甘え。初詣にそんなこと言うなやw
てか時間経過早いな。

5話 ☆5
言うほどJK少女漫画読んでるか? すんすんすーん
クソ映画やんけ。クソ改変やめろ。

6話 ☆5
はよ渡せや。全員はよ付き合えや。プレゼント渡すぐらいでグダるな。

7話 ☆6
1クール中盤でクラス替えかよ。鈍感系主人公。
これ系で別クラスになる展開が見たい。
これで主人公以外の誰とも関わってなかったらさすがに気づけ。
あ、学年違うのねこの2人。ビビっとラブ 裏切られる友達。
これ系のラブコメでキャラ2人はきつかったから増えるのは嬉しい。
剣道で勝負するんかよw
将棋部入った意味は何だったのか。興味無い部活とか絶対苦痛だろ。

8話 ☆5
普通にうるし以外にはバレてて草。こいつら全員同じ思考なの草。
将棋要素うすすぎるのきついな。歩くんハーレム状態。眠い。

9話 ☆7
それ走るよりも汗かきそうだな。でこ 将棋要素…?
桂馬の癖に前にビーム出すな。これ入ってるのでは?
ゲーセンでお菓子って馬鹿だよな。

10話 ☆7
でっか。ラブコメでOPカットやめろ。結婚相談かよ。
いやいや平手で戦えやさすがに8枚はダサいやろ。草。
てかなんで話聞いてもらいたいんだっけ? 剣道で戦おう。
てか全然似てねえな。ロリ可愛い。うるしのせいやんけw 今回面白いな。
奈良に食べ物とは。はい2手差し。修学旅行でそういう水着着るのか…。
将棋ってそんなすぐに強くなれんがな。

11話 ☆5
胸がどうこういう会話ほんと嫌い。自分のことで願い事しろよ。
クソみたいな盤面で草。なんも無い回だな。
主人公もう教えられる立場になってて草。今回電話せんのかい。

12話 ☆4
ベタすぎるセリフで草。マジで凡作なラブコメって感じ…。
普通に見つかるわか。4枚落ちかよw
進展とかもないし絡みが特段面白かったということも。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

この想い、一手ずつ

この作品の原作は未読ですが、視聴を楽しみにしていた作品です。

作者は山本崇一朗先生…
これまで、「からかい上手の高木さん」や「くノ一ツバキの胸の内」などの作品を輩出している方と知ったら否が応でも視聴意欲爆上がりですよね。
まぁ、否が応でもというのは言葉のあやで、否という要素は微塵もありませんでしたけれど…


将棋初心者・田中 歩は
八乙女うるしに一目惚れして将棋部へ。

「勝ったらセンパイに告白する!」と意気込むが
実力は遠く及ばない。

一方、歩の“攻めの姿勢”にうるしは内心タジタジで…

2人しか部員のいない将棋部では
今日も盤上と盤外の駆け引きが展開され…!?

「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が仕掛ける
ムズきゅん“盤外戦”ラブコメディー!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
確かに、「からかい上手の高木さん」や「くノ一ツバキの胸の内」と笑いのポイントは似ていたように思います。

特徴は、どこか少しズレてるんだけど、一つのことに一生懸命、若しくはこだわるキャラと、そんなキャラに寄り添うヒロインがいるところかな…
ツバキは自身がヒロインを兼ねているので少し違いますけれど。

しかし、wikiをチラ見して思いましたが、主人公である歩と、ヒロインの八乙女うるしのCVが2019年8月CM、2021年1月CMと今回のアニメ化と3回の機会の全て異なっていたのにはビックリでした。

歩は、1回目のCMに安元洋貴さん、2回目のCVで細谷佳正さん、そして今回のアニメ化では阿座上洋平さんが起用されています。
一方、うるしのCVは、1回目のCMでいぐっちゃん、2回目のCMにココちゃん、そして今回のアニメ化では中村アンナさんが起用されていました。
確かに、ココちゃんのうるし役も見て見たかったような…

今回うるしのCVに抜擢された中村アンナさんは、本作が初のヒロイン役だったそうです。
あまり新人っぽい違和感は感じませんでしたけれど…
ローゼンメイデンで声優という存在を知り、声優を目指すようになったそうです。

そういえば、ローゼンメイデンの「アリスゲーム」の行方はどうなったんでしょうね。
思い返すと、私もアニメにハマったきっかけの作品が、深夜にたまたま目にしたローゼンメイデンだったので、ちょっと運命感じちゃいました^^;

物語の感想は、「うるしを愛でる作品」の一択で!
喜怒哀楽が大きかったり、後輩の前で少し背伸びをしてみたりと、普通に可愛らしい女子高生なので、この一択で完走できること間違いなしです。
展開は日常系なので、殆ど起伏はありません。
体育祭や修学旅行など、学校行事をちょいちょい挟むくらい…
それ以外の出来事も無い訳ではありませんが、そちらは是非本編で確認していたらければと思います。

それと、催眠術を駆使する御影桜子も良き感じでした。
CVが、着せ恋の乾心寿ちゃんを演じた羊宮妃那さんとの相性も抜群でしたし…

香菜ちゃんもうるしと同級生の女子生徒を演じているのですが、これまた良き感じでした。
やっぱ声優さんって凄い!

オープニングテーマは、香菜ちゃんによる「駆け引きはポーカーフェイス」
エンディングテーマは、八乙女うるし(中村カンナさん)による「50センチ」

1クール全12話の物語でした。
アニメーション制作も「SILVER LINK.」さんだったので終始安定感が感じられました。
作品とアニメーション制作会社との相性の大切さを改めて認識した気がします。
もし、続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。
「からかい上手の高木さん」だって第3期までのアニメ化に加えて劇場版まで上映されたので、続編の可能性は十分にあると思っています。
続編情報、期待していますね!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 12

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

将棋だけに一手一手、一歩一歩でしたねぇ。

なんだか素直気持ちで見ていられるラブコメ作品。
歩がド直球で攻め手を打ってくるからかもしれない。
それにしても将棋に勝つまで告白しないとは、面倒な決心をしたものだ。
どこかの恋愛頭脳戦とは別ベクトルで苦労しそうだね、これは。

そして、その「ド直球の攻め」を受ける側の八乙女うるしも、なかなかに面白かわいく、楽しかった。
とにかくいろいろと反撃も試みはするのだが、大抵の場合そのままド直球に押され負けしてしまったり、照れながらも素直に受け入れてしまう。
この辺は将棋とは勝手が違うみたいですな、そこが面白いんだけど。
特に私が気に入ったのは、歩のド直球ワードにいちいち見せるリアクションだった。

これは秀逸だったと思う。
もう「恋愛リアクション芸」と言ってもいいのでは。くらいの勢いで楽しませてもらっていた。
どこかの出川も顔負けだ。

原作マンガでも当然こういうシーンは何度も何度も登場するだが、間といい声のトーンといい(私にとっては)キャラのイメージどおりに仕上がっていたものでね。


この原作者さんの作品は「~高木さん」「くノ一」とみさせてもらっているけど、一番スッキリとみれた感じがした。

高木さんは高木さんでひねりが効いていて面白かったんだけど、恋愛と言う部分においては、ある意味では変化球の連発と言っても良かったと思う。

くのいちは私自身が主人公のツバキをちょっと苦手としていたという点がありまして・・・。

それでの今作。
ひねりや大きなイベント事、大きな感情の起伏やもつれはあまりない感じではありましたが、その分真っすぐに、ほっこりと落ち着いて観れた気がしました。
歩もどこかの風早君とは少々方向性は違いますが、ちょっと不器用で頑固で男気がある感じでした。
嫌味が無い感じで好印象でしたね。

あと、タケルと桜子の恋愛ラインも気になってしまいました。
こちらも徐々にですが、いい感じになっているようで羨ましい事です。
タケルもいい奴でしたし、桜子ちゃんもユニークな感じですが可愛らしかったですね。恋愛方面については、さすが女子!しっかりとうるしと歩の事も察していますし、タケルよりはよっぽどしっかりとしているかもしれません。


個人的には、いつもニコニコしているマキちゃんも割と気になったりしているのですが、またの機会に何かエピソードが披露されればいいと思っています。


私的には、この作品好きでしたねぇ。
前述したように、大きな波風が立たたない、いい人ばかりが出ている感じの作品なので、物足りないという方もおられるかもしれませんが、私的に逆に見ている側にストレスが無いので、何度もリピしながらキャラクタの表情を楽しんだりできそうな気がしています。

きっと、流し見、適当見なんかも含めると何度も観てしまう気がしています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
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