サンジゲンで戦闘なアニメ映画ランキング 1

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のサンジゲンで戦闘な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月26日の時点で一番のサンジゲンで戦闘なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.5 1 サンジゲンで戦闘なアニメランキング1位
009 RE:CYBORG(アニメ映画)

2012年10月27日
★★★★☆ 3.5 (152)
667人が棚に入れました
西暦2012年秋劇場公開される、神山健治監督最新作の製作が発表されました。タイトルは『009 RE:CYBORG(ゼロゼロナイン リ・サイボーグ)』です。日本SFマンガの金字塔であり、全てのサイボーグマンガ・アニメーションの原点である、石ノ森章太郎原作の『サイボーグ009』。『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズ、『精霊の守り人』、『東のエデン』の神山健治監督が自ら脚本・監督をてがけ、2013年という、リアルタイムな現代を舞台に、全く新しい物語を生み出します。

声優・キャラクター
宮野真守、杉山紀彰、吉野裕行、増岡太郎、丹沢晃之、大川透、斎藤千和、小野大輔、玉川砂記子

がぶりえる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

答えてもらいたい!神よ!

ごめんなさい。3度見てようやく良さが少しわかりました。

僕はサイボーグ009をあまり知らない世代なので(平成版をちょこっと見ただけです。)00いくつとか言われてもちょっと分からない。さすがに、ジェットとか島村ジョーとか名前で言われればわかるけど。

劇場で3Dにて鑑賞した際(ちなみに2度)は映像の迫力を重視して見てたのでちょっとなんだかなぁ…と思ってましたが、2Dで改めて、ストーリー重視で見た感想としては、なかなか面白かったです。

ゼロゼロナンバーサイボーグ全員集合!みたいな画はなかったけど(あの予告は詐欺だろwww)、まぁ9人全員分の良さを出すのは流石に映画では尺的に難しいですよね。この辺は良くまとまっていると思います。脚本も手がける神山監督さすがです。そしてピュンマさん速攻退場おつですw。

キャラデザはリアル志向で結構、格好良かったんじゃないかと。原作旧作品のファンからはそうじゃないと言われそうですが。
個人的にはジェット(特に前髪垂らした状態がイケメン)と、ジェロニモの剛力覚醒シーン(同じ石ノ森章太郎作品の仮面ライダー2号の顔の傷跡が浮き出るのを連想させるような感じでとても良かった!これって元々同じようなキャラデザなのね。)が特別、格好良かったです。
しかし、リアル寄りにするとゼロゼロナンバーサイボーグの制服(スーツ)?のデザインがちょっと浮いてたかなぁ…と。。。

ん~。後は、ジョーとフランソワーズのイチャラブシーンはどうなのよ?いる?あのシーン。

結末について。あれは何ですか?やっぱアレ?上部構造へシフトしちゃったってヤツ??

惜しむべきは、監督が押井から神山に委ねられた事。いや、別に神山が悪いってことではなく、押井好きとしては押井作品で見てみたかっただけです。
天使の化石なんてモチーフ。完全に押井の持ちネタじゃん!www

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ロールプレイングな問題提起に映画としては微妙な気がすんだけど、んなことよりゼロゼロナンバー達にまた遭えたことへの感動がオイラには無かった;

ソラピーのレビュが物語の本質を、素振りさんのレビュが技術的側面や原作との関連性を、それぞれ適切に書かれているのでオイラとしては特に書くことが無いですよwww










主人公達ゼロゼロナンバーの出生の秘密や能力の詳細といった導入的部分は本編では特に語られない
原作を全く知らない人は基本的に無視する方向に感じます
また、原作の「天使編」や「神々との闘い編」といった神話や宗教をモチーフとしたお話ののほどが中途半端に終わってしまっていることからなのか、これら『巨大過ぎた大作』達をかき集めて最終的に「地下帝国ヨミ編」に落とし込むってのはなかなか面白い試みだったと思います
(別にブラックゴーストとか出てきませんけど)


ってかw
キャッチコピーでも「石ノ森章太郎の未完の傑作」とかゆーてるけど、009って先生にとってのライフワークだったわけでしょ?
先生が亡くなられて、「未完」であることに違い無いのかもしんないけど、そう易々と未完、未完と言うもんじゃないよwww










まず例のオーバークロックのテストみたいな動きカクカクなしょっぺぇCG
日本のアニメの得意とするリミテッドアニメーションっぽさを3DCGに転用するために秒間フレーム数をあえて落したというのですけど、アレに関してはまだまだ違和感タップリで課題が残ったと思います
てかリミテッドアニメーションってもともとある程度の「手抜き」から生まれた技ですし、なによりリミテッドアニメって結局行き着く先は「溜め」と「貼り」な訳じゃないっすか?
それがなんで秒間フレーム落すって考え方にしたのか?
安直過ぎですよ、どうかしてるw


ただナンモカンモが失敗してるって訳ではなかったです
例えば【加速装置】の描写には素直に拍手ですよ
最近の映画だと、人が認知出来ないスピードで動く物体ってのは例えば「マトリックス」とか「リターナー」みたいに『ハイスピード撮影&スーパースローモーション』がベターなところですよね
それ以外ってなると「仮面ライダーカブト」辺りがやってた、あえての『早回し』で荒々しくてデタラメなスピード感の演出があります
後述は安っぽいけども迫力ある画作りには十分な技法やったんです
で!今のはどれも実写の話でしたけど、今作は後述の方の技術を用いて『リミテッドアニメーションっぽさ』を作ってましてコイツがなかなかカッコイイ
世界的主流のフルアニメーションCGに対する純国産っぽさ、ってのはまあまあ出せているのではないかと思います










で、お話の方なんですけど、オイラ個人としてはあまり心に響くモノは無かったです;
実際の史実で起きた戦争や事件との関連付けしたんですし、これって争いを繰り返す人類の醜さ、愚かさを素直に描けばよかったのではないでしょうか?
“主犯が超常現象”“目に見えない神が黒幕”ってのは納得がいく、いかないの問題ってよりちょっと遠回りし過ぎ
いたずらに争いの種を振りまく神、それに打ち勝つことこそが主人公達の目的地だ!って答えまで最後には提示しきっちゃてますけど?
じゃあサイボーグの彼等には出来て、人類には出来んのはなんでや?
サイボーグと人類の違いって何?
脳波通信?
そーじゃないでしょw
結局「RE:CYBORG」ってタイトルに込めたかったものってなんなの!
こーゆー複雑な問題はいくつかの正解を同時にチラつかせて、観た人自身に答えを決めてもらうような作りにした方が映画としてはgoodなんじゃないでしょうかね?;










まあ本音を言うとその辺が例え微妙でも、石ノ森キャラクター達への愛さえ感じれればそれでお腹イッパイになったのかもしれないんですけどw
その辺がなってないのよ、この映画はw
そりゃ、ジョーの詰襟萌えとかイワンを抱っこするジェロニモがお父さんしててニヤニヤとかあったよ!w
でもそーじゃないでしょ!w
それじゃネタでしょ!w
だってグレート・ブリテンとピュンマの雑魚っぷりなんすかあれ!?
キャスティングにも納得いかん!
なのに「赤い眼鏡」か「人狼」みたいなコンバットスーツの兵隊が出てくる原作無視っぷりはどーゆーことなの?w


あ~、正直ツマンナイってほどではないのです、エエところもまあ・・・
でも今作のキャッチコピー「終わらせなければ始まらない」って同日公開の「映画スマイルプリキュア」でもちゃんとした答え出して話の中に盛り込めてるしw
それと例のリミテッドアニメーションっぽさの追求って課題もどうもティム・バートンが「フランケンウィニー」で解決したっぽい?
(厳密にはストップモーションっぽさですが)
なにより、現時点での日本のアニメっぽいCGの最先端ってやっぱりプリキュアの東映CG班、あのレベルが今の水準でしょーよw
オイラの目には相対的にヨロシクナイ映画になっちまったと思いますた┐(´д`)┌


超余談ですがなかなかどうして秀逸な川井憲次による今作の劇伴
素振りさんは「イノセンス」っぽいと書き、ソラピーは「劇パト」っぽいって書いてましたけど、オイラにはタイトルバックのコーラス曲がドコとなく「アヴァロン」っぽいと直感的に感じました
三者三様に褒めてるのがウケますw
まあとにかく川井サントラの集大成的完成度だったということっすよ^q^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

☆甦る009

子ども向けのヒーロー色を排して、雰囲気が攻殻機動隊
の世界感でProduction l.Gとサンジゲンのフル3DCGが素晴らしい
です。

キャラクターデザインも攻殼ぽいです。008が考古学者なのが面白いです(*^^*)

内容はちょっと難解ですけど迫力ある出来映えです.:*:・'°☆

002がカッコいいです。


監督/神山健治

2012年10月27日公開

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4
ページの先頭へ