ゴミ捨て場TVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のゴミ捨て場成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月25日の時点で一番のゴミ捨て場TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.3 1 ゴミ捨て場アニメランキング1位
ちょびっツ(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (436)
2999人が棚に入れました
ヒト形の情報端末である、パソコンと呼ばれる機械の普及した東京。主人公の本須和秀樹(もとすわひでき)は大学受験に失敗した浪人生。北海道から上京した日、コンビニの帰り際に捨てられていたヒト形パソコンを拾い家まで持ち帰った。秀樹はそのパソコンに何を尋ねても「ちぃ」としか言わないので「ちぃ」と名づけることにした。その「ちぃ」はプログラムではなく感情に基づいて行動できる伝説のパソコン「Chobits」ではないかと言われる…。謎も多い「ちぃ」や、パソコンのことから勉強のことまで助けてくれる、予備校友だちの新保、その新保の元気のいい自作モバイルすももたちに囲まれて、本須和のにぎやかな浪人生活が始まる。

声優・キャラクター
田中理恵、杉田智和、関智一、くまいもとこ、桑島法子、折笠富美子、井上喜久子、柚木涼香、豊口めぐみ、うえだゆうじ、諏訪部順一、ゆかな、徳光由禾、千葉一伸

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ちぃちゃん 可愛すぎ!

人型パソコンのヒロイン「ちぃ」との、甘くてちょい切ない感動の恋愛ファンタジー。

主人公の本須和 秀樹は、北海道から上京してきた予備校生。
性格は、真面目で優しく、お人好し。

 ある日の夜、ゴミ捨て場に捨てられていたパソコン・ちぃを拾います。
持って帰って起動させたはいいが、「ちぃ」と言う言葉しか話せない。
パソコン音痴の秀樹は、予備校の友人 新保 弘に相談します。

段々と言葉等を覚えて行く ちぃ
ちぃは、主人である秀樹が好きで、一生懸命に尽くします。
秀樹の為に色々覚えたり、バイトしたり・・・
その姿は健気で愛くるしく、愛しいです。
男ならたまりません。

秀樹は、ちぃに対して家電製品として割り切ることができず、人間と同じ用に接します。
頭では家電であると分かっていても、徐々に好きになって行きます。

そりゃぁ あんだけ可愛けりゃ好きになりますよ~
秀樹の気持ちがよく解る。

最後は・・・観てのお楽しみで!

 もし現実に、あんなにリアルな人間そっくりなパソコンが出来たらますます少子化進みますよね~^^
まぁ、そんなリアルな人型パソコンなんて出来ないでしょうけど・・・

余談ですが、この「ちょびっツ」を、リアルタイムで観ていました。
もう一度観たくなって、レンタル屋さん13店探しましたが見つかりませんでした。(悲)
結局、DVDをネットで購入しました。(^^;

原作漫画 作者 CLAMP
掲載誌 週刊ヤングマガジン  巻数 全8巻
面白かったので、コミックも購入して読みました。
良かったです。

男子にはおすすめできる作品です。  ^^

投稿 : 2024/11/23
♥ : 49

月華蝶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

タイトルなし

★ジャンル
バイト ロボット 人間 恋愛

★感想
これは名作だと思います
近未来的なお話なのですが、
どうも近い未来
(とはいえ残念ながら俺が生きている間には無理そうなんですが・・・ね)
実際こういったことがあるような感じがして
人事とは思えませんでした

あまり詳しい内容はネタバレになってしまうので
控えさせていただきますが

最後にはハンカチなしでは見れませんでした;;
とてもうまく出来上がっているお話ですので
是非一度見てほしいなと思いました

俺の人生でこのアニメ「ちょびっツ」
に巡り会えたことに感謝しています
勿論
原作者や製作者の方々、その他大勢の関係者の方々には
感謝してもしきれません

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

《アタシだけのヒト》を求める物語

原作マンガは名作だと思っています(※個人評価で ★★ 4.7 くらい)。
でも、アニメの方は原作がまだ序盤の段階で企画が持ち上がったせいか、全体のプロット自体は共通しているのですが、一つ一つのエピソードが原作に比べるとかなり情感薄いし適当な感じです。
(原作マンガでは、{netabare}絵本のサブストーリー{/netabare}にも一貫性があるのですが、アニメはそこが意味不明にしか見えない、原作は最後が確り決まっていて感動できるがアニメは割とあやふやな終わり方になっているetc.)。

アニメ制作・放送時期が2002年ということで、作画・演出もちょっと残念な出来です。
でも、OPのノリは割と好きなので個人的な評価点数は贔屓目に高く付けてしまいました。

アンドロイドものが好きな人は第一話だけ取りあえず見てはどうでしょう?(注意*ラッキースケベシーン多め)


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      CLAMP(『週刊ヤングマガジン』2000年第43号-2002年第48号連載)
監督         浅香守生、田中洋之(助監督)
脚本         大川七瀬(第1話のみ)、金子弦二郎、大久保智康、玉井☆豪、植竹須美男、花田十輝、堀井明子
キャラクターデザイン 阿部恒
音楽         高浪敬太郎
アニメーション制作  マッドハウス{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

===================== ちょびっツ (2002年4月-9月) ==================

- - - - - - - - OP「Let Me Be With You」、ED「Raison d'être」 - - - - - -
{netabare}
第1話 ちぃ 目覚める ★ 本須和秀樹上京・下宿開始(千歳さん/新保君/すももとの出遭い)、パソコンを拾う、ちぃ起動
第2話 ちぃ 出かける ★ 自作パソコンの天才(国分寺稔・柚姫)への相談、伝説のパソコン?、稔の忠告
第3話 ちぃ おぼえる ☆ 予備校初日(多香子先生)、居酒屋「よろこんで」バイト開始(裕美との出遭い)
第4話 ちぃ おつかい ★ パンツお買い物回 ※面白いけど、ちょっとくどいかも?
第5話 ちぃ 見つける ★ ちぃに絵本を買ってあげる話 ※終盤シリアス展開への布石
第6話 ちぃ 弱る ★ ちぃが電気切れ寸前になる話
第7話 ちぃ 働く ★ ちぃのバイト志願、のぞき部屋ライブ配信 ※ラスト異変発生
第8話 ちぃ とまどう ★ ちぃ暴走・停止、ちぃ欧風菓子「チロル」でアルバイト開始
第9話 ちぃ 買う ★ ちぃからのプレゼント、ちぃに風呂の入り方を教える話、ちぃの写真?
第10話 ちぃ 出会う ★ 裕美と秀樹の初デート、もう一人のちぃ、国分寺の秘密(柚姫との関係)
第11話 ちぃ 確かめる ☆ 104号室の怪談 ※脚本がやや冗長は△
第12話 ちぃ 遊ぶ ☆ ちぃ達とネットゲームする話、ちぃのCPUはスパコン並み? ※同上
第13話 ちぃ 海いく ☆ 夏休み海辺バカンス回
第14話 ちぃ もてなす ☆ 多香子先生の不可解行動 ※展開が唐突過ぎる点は×{/netabare}

- - - - - -- - - - - OP(変わらず)、ED「ニンギョヒメ」 - - - - - - - - -
{netabare}
第15話 ちぃ 何もしない ☆ 新保と多香子先生の駆け落ち(パソコンに夢中になってしまった夫)
第16話 ちぃ まかなう ★★ 元気のない秀樹、予備校の模試、ちぃの手料理 ※秀樹の感情の発生が巧く描かれていて◎
第17話 ちぃ 手伝う ★ アパートの大掃除、ちぃの変化と千歳さんの謎行動、追跡者ジーマ&ディタ
第18話 ちぃ いなくなる ★ ちぃへの感情に戸惑う秀樹、ちぃ誘拐(天才ハッカー・ドラゴンフライ(小島良由起)、琴子登場)
第19話 ちぃ 待つ ☆ ちぃ捜索、チロル店長の過去話(パソコンとの結婚・故障) ※伏線が薄い点は残念△
第20話 ちぃ 求める ★★ ちぃのプロテクト解除操作(小島)、絵本の作者、ちぃの欲望が暴走、回復
第21話 ちぃ 答える ★ 国分寺家再訪、Chobits開発元データハッキング(柚姫)、国分寺と柚姫の絆、開発者・千歳
第22話 ちぃ 着てぬぐ ★ チロル店長と裕美のより戻し、迫る決断の時(ちぃ&秀樹) ※伏線不足でシナリオに無理多い点は△
第23話 ちぃ 決める ★ 続き、千歳の告白(フレイヤ&エルダ、フレイヤの恋と消滅、エルダ初期化)、ちぃの感情噴出 ※同上△ {/netabare}

- - - - - - -- - - - OP(変わらず)、ED「かたことの恋」 - - - - - - - - -
{netabare}
第24話 ちぃ だけの人 ★ ディタの干渉、ジーマの制止、フレイヤの告白、システム消去コマンド(千歳)、結ばれた二人 ※挿入歌「I hear you everywhere」{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)15、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1


================== ちょびっつ OVA&特別編 (2002年?) ================

OVA1 日比谷・琴子 語る  ※未視聴
OVA2 すもも・琴子 届ける ※未視聴

投稿 : 2024/11/23
♥ : 23

63.8 2 ゴミ捨て場アニメランキング2位
LISTENERS リスナーズ(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (179)
556人が棚に入れました
人類は「ミミナシ」と呼ばれる謎の生命体により、その生活を脅かされていた。ミミナシに対抗することができるのは、戦闘メカ「イクイップメント」を操ることができる能力者「祈手(プレイヤー)」のみ。スクラップの街「リバチェスタ」で暮らす少年・エコヲは、ミミナシとの大きな戦いで伝説を残した祈手・ジミを目撃して以来、密かに祈手に対して憧れを抱いていた。ある日、ゴミ山で採掘仕事に励んでいたエコヲは、記憶喪失の少女・ミュウと出会う。彼女もまた、祈手の一人だった。やがて二人は、謎多き人物・ジミを追う旅に出る──。

声優・キャラクター
村瀬歩、高橋李依、釘宮理恵、花澤香菜、諏訪部順一、上村祐翔、八代拓、上田麗奈、銀河万丈、下野紘、田中敦子、本名陽子、ゆかな、千葉繁、大原さやか、日笠陽子、黒沢ともよ、佐藤利奈、チョー、島袋美由利、中村悠一、大塚芳忠、水樹奈々、山寺宏一、福山潤

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

聞く者たちへ

序盤 ええと

中盤 ?

終盤 おお

この話は「耳なし」と「「プレイヤー」が存在する話
ジャンルは音楽・ロボット
いきなりファンタジー。序盤から展開が進みますが、ほとんど主人公語りの説明はなく、いきなりよくわからない用語や、世界線を叩きつけられますが物語が進むに連れてわかってきます。「耳なし」とは。「プレイヤー」とは。「言葉」とは。
序盤は明るい雰囲気で「音楽でロボットを動かす」というシンフォギア的な印象でしたが中盤では不穏な雰囲気が出てきます。ただこの時点では不穏な雰囲気というのだけで何がなんだかわかりませんでした。終盤では中盤の不穏さを生かしたシリアス展開となっています。ラストシーンはうまく着地でき、後味の良いものとなっています。
ラストシーンで作品の印象は変わるものです。終わりよければ全てよし、とまではいかないにしろ、うまく丸め込めることはできるはずなのです。
本作では終盤こそが要となっています。この終盤を気に入るか気に入らないかで評価は変わると思うのですが、私は結構気に入ってます。あの一軒一貫性の無い展開が突如終盤で繋がり、うまいこと展開がすすんでいくさまは見ていて気持ちよかったです。
そして本作に欠かせないのが「じん」さんの存在です。本作の音楽プロデュースを担当していると同時に脚本にも携わり、作品に大きく関わっている人物の一人となりました。各話ごとにEDが違い、作詞作曲ときには編曲も兼ねるという多忙さ。真面目なのか暇なのかという感じですが、じんさんは人造エネミーから好きなのでどっちみちじんさんの曲が多く聞けるのは嬉しいことです。サントラ買おうかなぁ
キャラは全員好印象です。キャラごとの思想があり、そのすべてが正しくすべてが間違っているような「人間らしさ」が見えとても好きです。本作では「音楽」というより「言葉」が重要になってきます。言葉は意志の具現であり、世界の根本です。言葉により事象が決まり、言葉により物事は確定します。阿吽の呼吸なんて理想論です。どんなに拙くてもどんなに親密であろうと言葉にしないと伝わりませんし、わかりあえません。聞く者たちへ誠心誠意をもって言葉を発しわかり合うことこそが話す者たちの役目であり使命なのかな、て思いました
そんな哲学じみたことを言っても聞く人は聞いてるし聞いてない人は聞いていないわけですから、私の行動はほとんど意味を成さないわけですが

監督は安藤裕章さん。亜人の監督をされた方ですね。確かに亜人風味。
シリーズ構成は佐藤大さん。エウレカセブンのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザはpomodorosa。
劇伴はL!th!umさん。じんさんじゃないんですね
アニメ制作はMAPPAさん。かつ神やドロヘドロを制作したところですね

作画は良かったです。ロボットは3DCGでしたが、動きも細かく丁寧で迫力のある作画となっていました
opはじんさん作詞曲、菅波栄純さんとじんさん編曲、ACCAMERさん歌唱の「Into the blue's」
edは各話違うので省きますが、すべてじんさんが手掛け、ミュウ役の高橋李依さん歌唱しています
声優さんは普通でした。合う人もいればいまいちな人も

総合評価 普通に面白かった

投稿 : 2024/11/23
♥ : 9

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

エフェクターみたいなもんすかね。

要するにギター⇒エフェクター⇒ギアンとこうなりますから
おそらくロボ ⇒女の子   ⇒ギアン

なので女の子はエフェクターみたいなもんなんすね。

でもってノイバウンテン(笑)と戦う。

しかしまあ絵はすごいですなあ。
OP。歌もカッコええし、映像もめっちゃカッコええやんか(字読まれへんけど)!

ほんでもって出てくるキャラはみんなどっかで聞いたことあるようなないようなアレでいちいち笑う。

プリンスはほとんど本人でしたが(笑)、それ以外はまあこれってアレかなって思ってたらやっぱそれかみたいなキャラですな。

ただジミストーンフリーがドロヘドロの能井みたいな人だったのはなんとなく納得できんぞ。やっぱそこは白人有色人種にかかわらず…

I saw your cool sad eyes, say something else♪

ってCharさんの歌にもありますがもっとクールな感じの人がよかったような。

ま、そこはあれか。感じ方は人それぞれか。


とか言ってあれこれ思いを巡らせて見ています。


次はだれが出てくるのかな~。


::::::::::::::::::::


と言ってる間になんだかよくわからんままに終わってしまいまして。

いやまあなるほどこれはこれでアレですかねってな感じでしたけども、もうちょっとわかりやすいってゆうか、シンプルなストーリーではだめやったんですかねぇ。

いかにも頭よさそうな人が作った感がにじみ出てってなんかヤな感じでした(笑)。
まあ、ボクがアホなのがいかんといえばいかんのですけども(汗)。

フツーにミュウとエコヲのロードムービー的な気楽に見れて、ほいでもってそこに懐かしいミュージシャンが出てきて…みたいなさ。

それじゃあつまんないのか。
そうか。

にしても最後までわからんかったのがザーさん演じるロズ。
ピンフロにこんな人いたかなあと思いつつウキペディアをみたらなんと!

全然似てへんやんけ(笑)。


・・・まま。いろいろ贅沢でとにかくずいぶん金かけたんだろうなぁと思わせるアニメだったですな。

こおゆうご時世なんでそれはそれでありかと。

思いました。


おわり。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

典型的なボーイミーツガール。面白いのは確かだけど…。

非常に典型的なボーイミーツガールですね。
こういうのは山程ありますけどね。
漫画の読み切り、オリジナルアニメのあれやこれ。枚挙にいとまがない。

でも、なかなか良かったと思います。山程あるのは王道だからで、王道は面白いから王道なのです。

ただキャラ絵的にはあまり可愛い、格好いい感じではない。
エンディングの原画は非常に綺麗なんですが、これをアニメ化するとこうなるのか…。
わかるような気もしますが、残念かなぁ…。
単純にキャラデザの良し悪しかなぁ。

昔のアニメならね。漫画の絵をそのままアニメ化できないから、ヘボいのが当たり前なんですが。今は漫画そのまま、あるいはそれ以上に美麗な場合すらあるので、ちょっと落差を感じるかな…。

決して悪くは無いんですけどね。でも特別面白いかと言われちゃうと、特別では無いかもしれません。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

66.0 3 ゴミ捨て場アニメランキング3位
最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (156)
427人が棚に入れました
スキル至上主義の異世界オートグズ。前世の記憶を持つ気弱で優しい魔物使い<テイマー>の少女・アイビー(5歳)は星なしの最弱ランクがために、故郷の村から追い出されてしまう。おまけに唯一テイムできたのはゴミを食べる最弱の魔物・崩れスライムのソラ。最弱同士の2人(匹)には魔物が蔓延る異世界は過酷……と思いきや、その道中は愛されまくりの可愛いがられまくりで幸せ!?ひたむきで愛らしい彼女に魅入られ、異世界住民たちの親切と寵愛をその身に受けるばかりか、可愛い魔物にも囲まれて癒しの日々が続いていく!更にはソラに病気や怪我を治す能力が開花し──!? 可愛い2人(匹)があなたの心を虜にする、ほのぼのサバイバルファンタジー開幕!

声優・キャラクター
アイビー:鈴木愛奈
ソラ:田村睦心

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

仲間がいるから乗り越えられる

この作品の原作は未読です。

あいにゃ、こと鈴木愛奈さんが出演すると知り視聴を決めた作品です。
あいにゃといえば、邪神ちゃんがパッと頭に浮かびますが、「ラブライブ!サンシャイン!!」の小原鞠莉役も同じくらい認知度があると思います。

そう言えば、あいにゃは歌唱力も高いですよね~^^
本作品のオープニングテーマを担当していましたが、メッチャ格好良い楽曲だったと思います。


その少女のスキルは、魔物を手懐ける『テイマー』。
ただしランクは、最弱の『星なし』。

最弱テイマーのアイビーは、不吉な子供として村から追われ、
『捨て場』のゴミを拾いながら冒険の旅を始めた。

か弱いレアスライムや、凶暴な魔物アダンダラと友達になったアイビーは、
魔物たちの特殊能力と、前世の記憶による大人顔負けの洞察力で、あらゆる困難をくぐり抜ける。

かわいい少女と、かわいい魔物による、ほのぼのサバイバルファンタジー。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

正直序盤は視聴するのが少々苦しく感じました。
主人公であるアイビーが神から授かったスキルはテイマー、である点はそれほどでも無いのですが、「星なし」というランクがアイビーの人生を一変させたと言っても過言ではありません。

中世の「魔女狩り」にも通ずるものがあると個人的には思っていますが、子供の生まれた境遇を否定してはダメだと思います。

だって、好きでそう生まれた訳ではありませんし、そもそも子は親を選ぶことができません。
しかも家族から見捨てられ、集落から追われては生きていく術を失ったのと同義だと思います。
アイビーは悪い事何もしていないんですよ。
それなのに不吉だから…など迷信的理由は人を迫害する理由にはならないと思うんです。

だからそこで倒れてしまっても決しておかしな状況では無かったと思います。
でも、心機一転、冒険の旅に出たことで、アイビーのもう一つの人生の輪が回り始めて物語が動いていきます。

旅先で出会う人は、必ずしも安心できる人ばかりではありませんでした。
中にはアイビーの心の傷を更に抉ろうとすることだって無かった訳ではありません。

ですが、自分の周りには頼れる人と居場所があって、自分は一人じゃ無いと思えた事こそがこれまで1クール分の冒険で得られた最大の成果だったのではないでしょうか。

そして星なしなのに、上位魔物が一緒に同行している点も凄いと思います。
これらを勘案すると、ただ単にこの世界の今の技術ではランクを測定することができないだけで、アイビーのランクは星4つ以上か、それ相当も実力を持っていると考えるのが妥当に思えてくるのですけれど…

まぁ、テイムしたのは最弱種の崩れスライムだけで、旅に同行している上位魔物をテイムしている訳ではありません。
ですが、それは今だけ…
いずれ上位魔物とも契約を交わすことになるのではないか…と勝手に思っています。

作画も綺麗だし、中盤以降は安定した面白さを感じられる作品だったのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、あいにゃによる「果てのない旅」
エンディングテーマは、丁さんによる「because」
圧倒的にオープニンブテーマが大好きだったのですが、レビューを書くためにwikiをチラ見して理由が分かりました。
作曲されたのは夢見クジラさんだったからです。

少し前に「七つの魔剣が支配する」という作品が放送されましたが、主題歌と作品の音楽を担当されたのは記憶に新しいと思います。
格好良さの半端無い楽曲だったのと、オープニングアニメとの合わせ技がしっかりと脳裏に焼き付いていますので…

1クール全12話の物語でした。
物語はきっとここから、もっともっと面白くなっていくんだろうなぁ…
うぅ、続編制作されないかなぁ。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 11

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

とりあえず「野ねずみ」で計算するのはやめようかw。

とても好きな作品になりました。

まずもって、主人公のアイヴィがお気に入り。
境遇はちょっと言い表せないほど悲惨なのですが・・・。
この境遇をしみじみ想像してみると、ちょっと生き残れないな、と。
あくまでも私に置き換えた場合のお話なのですがw。

ただ、1話からグッと主人公に引き込まれました。
萌えとか愛らしいとかとは少し違うベクトルで(いや、愛らしい面はあるのですが)、頑張っている感、と謙虚な所と、クレバーさも合いまった何とも言えない「応援したい気分」にさせられてしまいました。
悲惨な境遇なのですが、前向きで、明るく前進していくさまが素敵でした。
前進せざるを得ないという「哀しみ」も踏まえた上でです。

なんと言うか、昔あった「世界名作劇場」悲運のヒロイン系の作品の様です。

いつものように、あまり多くを語りませんが、
とても理不尽な理由、かつ数少ない支援者を失い、村を追われる形となり、旅に出たアイヴィ。
この序盤の境遇だけで、腹が立ちますし、想像するだけで絶望感、悲壮感に苛まれます。
めちゃめちゃ、応援したくなる。

でも頑張って旅を続けているうちに、モンスター、人含めて、良い出会いを積み重ねていく。
小さな出会いから、貴重な出会いまで。
それこそお店のおばちゃん、オジサンから、強力な支援者までだ。

真面目に、一生懸命に頑張っている人(キャラ)にはこうあって欲しいw。

なんだか、ほんのり心が温かくなって安心してしまう。
いい歳のオッサンが言うのははばかられるのだけれども、みていて気分がよくなる。
アニメの話なのに、世の中ってモンを信じてみたくなる。

ちょっと気持ち悪い?スミマセン・・・。
でもなんだか、雰囲気がよい作品との評価です。

最終盤は、ちょっと「裏切り」とか「悪人側」の人が多数、ほんとに多数登場して「ふーっ」とため息をつきたくなってしまい、残念な気持ちになってしまうのですが・・・。
それも、物語の起伏として受け止めるのが幸いでしょう。

そんな中でも、信頼できる仲間との関係性がキラリと光ります。
ここも、とても気分がよろしい。

アイヴィのキャラクタとしての個性が愛されるのは謙虚で正直で控えめだからでしょう。
この性格の大元となっているものが、幼少期の「傷」である可能性が高いのは本当に痛々しく、苦しい思いにもなったりするのですが、そこを乗り越えてきた「強さ」も兼ね備えています。

個人的には本当に好きなキャラクタのタイプです。
なんなら、自分自身もこうあれたらよかったのになぁ、なんて思ったりもします。


ちょっと、アイヴィというキャラへの思いばかりを書いてしまったような気もしますが、個人的にはとても気になるキャラクタで、このキャラクタの今後を見たい、見守りたいという思いが湧いたキャラクタです。

また、作品自体の雰囲気も序盤の悲壮感漂うところから始まって、どんどん「良い方向」へ進んでいくさまが心地よかったです。
こういった物語もまた王道と言えるかもしれません。

今後の物語は不明なのですが、きっとアイヴィの物語は、これからも続いてい行くのでしょうし、また、新たなな出会いもあるのでしょう。
そして、出会った人たちとの再会もきっとあるに違いありません。
その頃には9歳だったアイヴィはもっと成長し、きっと、もっと魅力的な「女性」に成長していくのでしょう。


だいぶ気持ちの悪い表現をしてしてしまったかもしれませんがw、私個人としては、アイヴィのこれからの物語もぜひ観てみたいと思った作品でした。
きっと、これからもたくさんの人と出会い、たくさんの人に助けてもらう事になるのかもしれません。
それは、観ているこちらもきっと心地よくなる物語になる事でしょう。


あ、そう言えば、どちらかと言えば地味であまり面白いと言われない「神達に拾われた男」シリーズに少しだけ雰囲気が似ているかもしれません。
私は、あちらもなんだか好きなんですよねぇ。

どちらも、少しお人好しかもしれませんが、人と人がつながって物語が動いていく作品です。
世知が無い世の中、こういった作品もいいじゃあないですか、どうです?


少し、主人公にフィーチャーしすぎかもしれませんが、アイヴィを応援したくなったらぜひ見てみて下さい。
作画もだいぶきれいですし、音楽も少し物悲しい感じもありますが、とても透明感があり、悲しみも喜びも幾年って感じがして雰囲気がいいです。


あ、一応、一言だけ苦言を言っておきますとw

作品タイトルの「最弱テイマーは」は特にフックにはなっていないですねw。
ゴミ拾いは、まぁ、しているかなw。
主にクズポーションだけどw。


少し地味にうつる作品かもしれませんが、アイヴィーを応援、見守りませんかー。
続きを作って欲しいなぁ・・・。

世界は広く、そして美しい・・・優しい人達は必ずいる。
それを信じることができる作品だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 18

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

プープ プップッ、プープ プップッ、プープ プップッ、プ〜

クリーピーナッツ風に乗せちゃってくださいな^ ^。

詳しいことは分からないのですが、第一話の作画クオリティと演出の素晴らしさ、そして何より最終回、それもCパートの感動は、絵本童話の世界から抜け出してきたかのようで、語らずとも訴えかけてくるスライムの思いに、思わず涙がこぼれそうに…。

そう、無理ゲーなんて概念は、“可愛い”の前では意味を為さないのです。
星なしテイマーと崩れスライムのお話は、今期の中でも特にお気に入りの作品となったわけでありまして…。
まあ、こんな可愛い子に、
一人になると 息が吸えるの♪
誰もいない世界にほっとした♪
…なんて言われて、胸ががキュッとしないおじさんはいないはず。
カル◯ス育ちなら尚のことではありますが…。

あと、丁さんが謳い上げるエンディングがまたイイ。

(独り言)
“最弱ゲーマー”の生きる道は、なんといっても“ゴミ拾い”、一見役立ちそうに無いものであっも拾っておくことであります。
前世者と言う役割を担い、ピンを鳴らして語りかけ、見守り続けるプレーヤーは私たち自身でありましょう。
(海外ドラマ的蛇足)
それでも、ヘクター・サラマンカ(演)のように、ベルを鳴らし続けてはいけません。
彼女は、決して“ブレイキング・バッド”に陥ることなく、あるいは“ベター・コール・アイビー”と、手元に置きたがる面々(調査兵団似?)に対しては、適度な距離を取ることのできる賢い子なのです。

演 - マーク・マーゴリスさん、昨年お亡くなりになっていたのですね(合掌)。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 16

58.9 4 ゴミ捨て場アニメランキング4位
魔界戦記ディスガイア(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (64)
390人が棚に入れました
魔族と人間のハーフの少年が、父亡き後魔王の座に就き、父を乗り越えるべく奮闘する。2年間何者かに眠らされていたラウールは、ある日父の死を知る。

声優・キャラクター
水橋かおり、笹本優子、半場友恵、鈴木千尋、間島淳司
ネタバレ

メア さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

趣味は夜更かしに火遊び高笑い、その名もラハール様!!

日本一ソフトさんの看板やり込み作業ゲーム、ディスガイアのアニメ化作品です。でした。

内容に関しては記憶に古いため部分部分と最後しか覚えておりません。申し訳ありません。またゲームのほうをやっているのである程度補正がかかっております。

作画は全く覚えていないので未評価。
そこまで……。

とある魔界の魔王様の息子、高笑いが趣味且つ特徴傍若無人悪逆非道悪の化身最強主人公ラハール様と、先代魔王様の家来サディスト野心家貧乳小悪魔エトナさんと、天界からのスパイで愛と戦隊マニア天然交じりの天使見習いフロンさん、その他一括りで送るコミカルでギャグありシリアスありのお話です。魔界天界人間界をまたにかけた壮絶なお話です。今のは嘘です。序盤のギャグからは想像しがたいですが割といいお話です。

{netabare} 敢えて最後をプリニーEND(恐らく一般的にはノーマルED)にしたことが自分としては高評価です。他にも(原作ゲームでは)いくつかの終わり方があり、流石にバッドエンドはないしグッドエンドになるのだろうと思っていた(気がする)のですがその予想を打ち破ってくれたのが嬉しかったのでしょう。 {/netabare}

歌はアニメで流れたのかは覚えておりませんが「戦友よ」「赤い月」「ラハール様の讃美歌」などなどと好きなものが多いので評価が上がっております。もちろんOff vocalにもいい曲はあります。(あ、そっちの方がアニメでは流れていそうな気が……。

最後に余談です。独り言なので無視してくださってかまいません。
{netabare}
最初の方に書いた通りこの作品の原作のゲームはひたすらやり込む、それも作業的にやり込むゲームです。たしか売り文句が『史上最凶やり込みSRPG』だったかな。形式上最高レベル9999ですが、転生システムなどがあり実際には総合10万越え程度は普通の、プレイ時間が3桁越えは普通のゲームです。未だやってない方は、根気がありSRPGが好きな方でしたらお勧めします。自分は初作、二作目のみやっております。2ではただひたすら強くもない盗賊を育ててました。フロンちゃんじゃないですが、

「愛よね!!」

それとタイトルはラハール様の讃美歌から拝借しました。
さらに関係ないですがビューティー男爵ナルシストで噛ませ役のようで実は大物な自称ライバルのちょっと残念さが滲み出てる中ボスさん大好きです。ラハール様やフロンちゃんエトナさんには及びませんが。
以上です。失礼しました。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

林檎´ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本一ソフトウェアの実力

この作品。もともとPS2ゲームソフトで発売され、今や知る人ぞ知る史上最凶やり込みシュミレーションRPGで有名。そんな作品がまさかまさかのアニメ化計画とは!気付かなかった・・・。アニメが制作されていただなんて!もう5、6年も気付かなかったとは; 

ディスガイアにはディスガイア特有のユニークさがあり、これが個人的にハマってしまった。ゲームやったらわかるけど、ここまで笑わせてくれるRPGは見たことない。ただ、アニメはだいぶ前の作品という事で、作画がイマイチに感じてしまう。まあ仕方ないんだけどね。

でもね、予告PVはその時代にしてはかなり頑張って作ってあるね。今流してもウケそうな作りだった。さすが日本一ソフトウェア。こだわりますなー。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

浩平 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラハール様が最高!!

日本一ソフトウェアの史上最凶のシュミレーションRPG「魔界戦記ディスガイア」をアニメ化した作品。

魔界を舞台に、悪魔、天使、人間の心の触れ合いを描いたドタバタコメディ。

11話と12話では親子の愛情をテーマに持ってきており、全話視聴すると全体を通しての脚本が意外としっかりしていることが分かります。
最初は特に気にも留めない台詞や、しぐさなどが実に上手い具合にストーリーに絡んでいて、楽しいです。

作画のクォリティの低さと、序盤の展開の悪さが非常に残念な作品であります。しかし、第11話~最終話はとてもよい纏め方をしたと思います。
また、作画がいまいちでも声優さんの演技が上手く、楽しいでの見ていて飽きません。作画のマイナス要素を補っていました(笑)。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7
ページの先頭へ