コメディでサーカスなおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのコメディでサーカスな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番のコメディでサーカスなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

57.6 1 コメディでサーカスなアニメランキング1位
絶滅危愚少女 Amazing Twins(OVA)

2014年4月1日
★★★★☆ 3.3 (108)
626人が棚に入れました
「“ISH”それは種も仕掛けもない、もともと誰もが持っていた力…そして絶滅しつつある力」町の高台にある公園。そこに設営された怪しいステージ。そこではパフォーマンスチーム「NOUGHT」による“超常力”マジックショーが開催されていた。お客の入りはまばらで、ステージで繰り広げられるパフォーマンスも派手さに欠ける微妙なものばかり…。お客からのブーイングを受けながらも、いつでも全力でショウを繰り広げる等々力あまね。「たとえ愚か者と言われても、私には叶えたい夢があるんだ!!」あまねが持っているI S H 能力はイメージしたことを現実化する力。ISH能力が素敵なものだと世の人たちに理解してもらうため、受け入れてもらうためにあまねはステージのアイドルを目指してがんばっていた。そんなあまねの前に突然現れた少女。彼女は人気パフォーマンス集団「I・A・M」の人気パフォーマーである仮面の少女アヤ。「ようこそ私のショーへ…」アヤは冷たく微笑む―。彼女の不思議なショウにすっかり魅了されるあまねだが、彼女もまたISHの持ち主なのだった―。そして、そこに現れた新たなI S H能力者は、残酷な笑みを浮かべるとあまねに襲いかかった。

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

厳しい言い方だけどアニメスタッフが適当に制作した作品という印象

「佐藤順一監督をはじめとするカレイドスターのスタッフが再集結して製作されたすごい、熱い、アニメ」みたいな番宣をしていたのでカレイドスターのファンの一員としてもの凄く期待して観ました。が…静止画のようなOP映像、OVA作品なのに作画が微妙、全2話じゃ収まりきれないようなシナリオと脚本などがっかりする点がもの凄く多い作品でした。もっと悪い言い方をするのであればカレイドスターを売り文句にしてアニメスタッフが適当に作った作品のように感じました。その根本的な原因として個人的に思ったのが心が温まるようなハートフルな作品を得意とする佐藤順一監督と憎しみ、妬み、悲しみなど人間のドロドロした部分を書くことを得意とする脚本の岡田麿里さんは相性が悪いということです。現在放送中の「M3」という作品を見ても(一話しか見ていないが)そのような印象です。僕にとってこの作品は名のある大物スタッフが集結しても相性が悪ければ良い作品が生まれないことを教えてくれた作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ツインズ

全2話 佐藤順一監督作品(カレイドスター、ARIA、たまゆら等)

マジックを行うパフォーマンス集団に所属する明るく元気で一度決めたら全力で突っ走る(愚少女)主人公で等々力 あまねが、特殊能力(思い浮かんだものを実体化する能力)を持ち、謎の組織の能力者たちと戦うお話です。

最初は飛んだり跳ねたりしながら和やかな感じで物語が進んで行きます。それからちょっと殺伐としたバトルがあり、過去のことなどで悲しいところもありましたが、全体的にはほのぼのとした感じです。

バトル中やパフォーマンスのときは、キャラがよく動きましたね~カレイドスターを意識している感じです。

2話という短い作品なのでテンポよくお話は進んで行きます。

作画もカラフルで可愛いですね。

切りのいいところで終わってますが、分からないことが多く内容は序章みたいな感じです。

テレビシリーズ化を狙っているとのことなので、実現してほしい作品ですね。

OP/ED 千菅春香さん(琴浦さんのED等)が歌ってます。

最後に、1話目が"愚"ver.(全力を出し切れていない不完全版 公式)と愚“直”ver.がありますので、愚“直”ver.の1話と2話を一気に観るとお話が分かりましたね^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28
ネタバレ

ゅず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一緒にいるから強くなれる。

【一言紹介】
マジシャンの少女とその妹や友達との繋がり、友情、熱い戦い!
って感じです

【評価的なもの】
サトジュンでカレイドスターの!
と言われて持ち上げるだけ持ち上げて、これなのか。。
と思った作品でした。
個人的にはキャラ設定やシナリオは好きなんだけどやっぱりOVAに詰め込みすぎで温まりきらず!みたいな?

【ゅずわーるど】
あまねるからリリアン視線+
【こんなにもそばにいる】
{netabare}
あの頃の私は本当に傷だらけで
あぶなかしかった。
だからみんな教えてくれた。

でも今は違う。
自分、気付いてたよ。
ちゃんと見ていたよ。

大丈夫だよ。


そばにいてくれる人がいるから
私は傷だらけになっても
頑張れるんだと思う。

逆に私は誰かがいないと
頑張れないんだと思う。

だからこれからもずっと一緒に
いられたらな って思うよ。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

65.7 2 コメディでサーカスなアニメランキング2位
ポピーザぱフォーマー(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (85)
401人が棚に入れました
キャラクターや背景が全て3DCGで描かれている、キャラクターのセリフや字幕が一切無い短編アニメーション。瑞鷹とキッズステーションが製作。ヴォルフサーカス団の見習いクラウンで、ピンクのウサ耳付きの被り物に、赤白ストライプ、三本指手袋と尻尾付きの全身タイツの「ポピー」と、ポピーの助手である仮面を被りトランクス一丁の青い謎の動物「ケダモノ」らが、時には爆弾を炸裂させる、やたらと凶器を振り回す、銃を乱射するなど、シュールでブラックユーモア満載の作品。あまりに過激な内容だったため、放送局によっては、放送を自粛した回が存在する。

ポロム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

シュールな超上級者向けトラウマアニメ

「ポピーザぱフォーマー」
検索してはいけない言葉に何故かランクインしています。

瑞鷹(ズイヨー)とキッズステーションが製作したCGアニメ
最終話を除きキャラクターボイスによる台詞や字幕は一切無いのが特徴
ブラックユーモアありのコメディです。
グロというより・・キャラに狂気がにじみ出ていますが、
Wiki見ると・・「子供向け」らしいですよ(困惑)\(^^)/

6歳の時、キッズステーションで真夜中に見ていました。
昼じゃ放送できなかったのでしょう・・
それでも、何故か好きなアニメでした。
今ではちょっと信じられませんがたまに見たくなる中毒性があり、
(一部(11話27話)放送を自粛の回があります。)
一応ニコ動等で全話見れますが、
ミュート&コメ無しでの視聴は心臓に悪いので注意です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

子供向けとは思えないほどに過激なサイレントアニメ

このアニメは、キッズステーションにて放送されていた
5分枠の短編アニメである。

大きな特徴は、これでもかと言わんばかりにブラックジョークや
残酷描写が満載な点だ。
チェーンソーや銃が出るのは日常茶飯事であり、
ほとんどの回で登場人物が死亡するのだ。
しかも、しまいには自殺をするような回も存在するなど
非常に刺激的な作風に仕上がっている。

そういった理由から、みんなのトラウマ、検索してはいけない言葉
の1つとして取り上げられる程有名な作品にもなっている。

最終話を除き、セリフは一切ないがキャラの心情、行動が
視聴者にすぐ伝わるように制作されているので
その面で心配することはないだろう。

最初の頃は、ポピーとケダモノの2人をメインに話が進んでいたのだが
途中で登場する主要人物、パピーが出てくるのを機に
不条理さに拍車をかける展開へと発展していく。
ポピーとケダモノも中々外道なことをするのだが、
パピーはそれの遥か上をいく。色んな意味で強烈な
キャラクター達である。

ちなみに、放送禁止回が存在する。(当たり前だが)
11話と27話だ。特にきついなと感じたのは11話だろうか。
27話も結構来るものがあるが、11話よりは
まだ見れたような気がする。(?)

どれも好きな話だが、あえて一つに絞るなら
「HYPNOTISM」(催眠術)だろうか。
最初は、パピーがケダモノ達に催眠術を仕掛けるだけだったが
途中からパピーとポピーの催眠術合戦へと発展していくのだ。
作中の中でも相当強い(?)2人なのでとても見ごたえがある。
催眠術にかかっても、とっさの判断力で催眠術を解こうとする
のは流石といったところか。最後の落ちもすごく好きだ。誠に感服した。

OPは非常に癖が強いが、中毒性が高いので一風変わった曲
をお探しの方には一度聞いてみることをお勧めする。
恐らくはまるはずだ。

好き嫌いがはっきりしているアニメなので、上級者向けの
作品であることに間違いないだろう。お勧めする際は、気を付けよう。
私はとても大好きな作品だ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

シュールギャグの隠れた名作

当初はこの作品、嫌いでした。
キッズステーション初のオリジナル。しかもオールGGで無声アニメ。
身の程知らずのCATVのチャンネルが、独自作が欲しくて背伸びして作ったショボイアニメなんだろう・・・と、バカにしてました。


でも、実際みたら目からウロコでした。
CGショボイ。声優もいない。金かかってない。萌えない。
だけど、すごい面白い!
シュールな笑いを表現するセンスが抜群にいいんです。

無声だから、このキモいCGキャラだから、ナンセンスギャグの世界にぴったり合ってます。


ぱっと見で敬遠する人も多いでしょうが、オススメです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

66.0 3 コメディでサーカスなアニメランキング3位
空中ブランコ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (270)
1412人が棚に入れました
不眠症を患うサーカスの空中ブランコ乗り・山下公平は、着ぐるみを着た謎の精神科医、伊良部(いらぶ)一郎の診察を受けた。
それからというもの往診と称し公平につきまとう伊良部だが、公平のもとを訪れるヘッピリ腰の区役所職員やスキーゴーグル着用のヤクザといった、ちょっと変な人々をおもしろがってばかりいた…。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、朴璐美、杉本有美、森川智之、三木眞一郎、浪川大輔、平田広明、入野自由、高橋広樹、岩田光央、羽多野渉、置鮎龍太郎、古谷徹

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

全てのカナリアの声を

全11話
オムニバス形式で心療内科の患者と
症状で構成されてるのだけど
面白い。

精神科や心療内科って、実際は白かったり落ち着いた雰囲気。
でも、この病院はとってもカラフル。
モノノ怪の監督とキャラデザの方がやってるからか
演出も構成も色使いも凝ってるんだよね。

人の心ってカラフルだから病院もカラフルなのかなって思ったり
モノトーンが病状醸し出してる感じだったり
病状も、一般的にかかりやすい病気を扱っていて
真面目に作ってる事が伺える。

伊良部先生が3パターンで登場して
パターン別に応答が違ってるのも見所だし
一話ずつ話数を重ねていくと
他の話の人がちらっとうつって
全部繋がっていたりして
上手いなぁって思った。

10話と11話が好きなんだけど

子供はみんなカナリアだよ
家族にとって
もっと見てよ
話してよって
思わず言いたくなっちゃった。
良い作品だと思うよ。
押し付けがましくもなく。

おしゃれにポップに作ってあるし
敬遠されがちかもしれないけど
それで判断してみないのは勿体ないなって思う。

行動療法・認知療法・暴露療法など
手軽にできる治療法をやってるのにも好感もてるし

普通の人が一番の下りは云々と思わず頷いてしまった。
大事な人のカナリアの声は
聞き逃さずにしたいものです。

OP・ED共に電気グルーヴで拘りがかんじられました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ヤブ医者なのか、名医なのか

少し変わった精神科医と様々な悩みを抱えた患者達が織りなす
一話完結のコメディ作品。 全11話です。

まず、この作品の最大の特徴でもある実写が入り混じった
アニメーションなんですが、自分は正直苦手でした。
いや... 気持ち悪くて嫌いだったかなw

見てるうちに慣れてくるけど、最初はとっつきにくかったし、
作品自体が既に独特というか奇抜なので、わざわざ実写混ぜて
さらに個性を出す必要があったのかな!?って思ってしまう。

まぁ内容としては、メンタルな病のお話なんですが、お堅い話でもないし、
重くもないので気楽に見れましたw
無邪気で能天気な伊良部のキャラのおかげでもあるのかなw

それに、患者の症状は多種多様なんですが、強迫神経症や携帯依存症など、
わりと身近な精神病を扱ってるので、「これに近い人周りにいるな~」とか
「こういう症状もあるんだ」とか、なかなか興味深くて楽しめましたw

あと、最終話もメンタルな部分を扱ったこの作品に相応しい話で
すごく良かったと思います。
『こういう患者じゃない、普通の人が一番厄介なんだよね』って
精神科医 伊良部の言葉がとても印象的でした。

まぁ絵柄は少し抵抗がありましたが、内容自体は結構面白かったですw
興味のある人は、1話見れば合うか合わないかは大体分かるので、
とりあえず、1話見て判断すれば良いと思います!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あるあるメンタルヘルス、悪趣味なハイブリッドアニメーション

精神科医、伊良部一郎と彼のもとに訪れる患者を描いた作品
実写とアニメーションを織り交ぜた「ハイブリッドアニメーション」なる作品らしい
好き嫌いがはっきりと分かれるのは確実です。

実写を使ったアニメーションには個人的にさほど抵抗はないのだけど
サイケデリックな色彩と独特な演出で、内容までも地味にえぐいため
見てたら脳が少々疲弊してくる・・・。
ここまで来たらスタイリッシュを通り越して悪趣味ですね。
評価が真っ二つに割れると言われるのも、頷けるアニメでありました。

個人的にこういった実験的アニメは好きなんですけど、
この作品はあまりにも癖が強すぎるので、最初はすんなりとは受け容れられなかった。
無駄と思われる過剰演出が目立つので、見ていてとにかく疲れる。
ただ全部見終えた感想としては、案外悪くなかったかもなぁ・・・・?

精神病患者の症状をコミカルかつリアルに描いてる点は結構面白かったです
携帯依存症やらパニック障害、強迫神経症、自己愛性パーソナリティ障害等々
そういった数々の症例というのは、現代人であるならば誰しも少なからず経験しうることなので
内容自体はなかなか興味深い。(詳しい人に言わせればツッコミどころはあるだろうけども)
一話完結方式ながらも、各話とリンクしながら話が進むのも非常に面白かった。
実写を使った演出や毒々しい色彩も、なかなかマッチしていた部分もあったと思う。

ただ、やはり意図がよく分からない演出は見る上ではストレス
特に福井アナウンサーがいちいち出てきて解説するのは、煩わしいとしか言いようがない
中盤までこぎつければ、そこそこ慣れてきて内容を楽しむことが出来るのだが・・・
ともあれ一長一短のある演出で、なかなか評価の難しい作品ではあると思うが
後味は悪くないアニメではあるし、ちゃんとメッセージ性も放つ良作ではあると思います

「モノノ怪」のように現実離れした話であるならば、奇抜な演出も効果的なのかも知れないけど
「空中ブランコ」はかなり現実感のある真っ当な内容なので
もっと演出を抑え気味にしても良かったんじゃないかなぁ・・・と思ってしまいますね

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

75.3 4 コメディでサーカスなアニメランキング4位
金色のガッシュベル!!(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (540)
3392人が棚に入れました
高嶺清麿は、普通の中学校に通う、見た目は普通の中学生。だが、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解してしまう頭脳の持ち主である。そんな彼はクラスにも馴染めず、不登校を繰り返し、鬱屈した日々を送っていた。
ある日、清麿の家に謎の少年ガッシュ・ベルが現れる。彼は清麿の父親から「息子の友達になってくれ」と頼まれ、はるばるイギリスからやってきた元気な男の子。退屈な日々は終わりを告げ、ガッシュとの騒々しい毎日の幕が開く。やがて清麿とガッシュの前に次々と敵が現れ、一つの事実が明らかになってくる。実はガッシュは千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに参加させられた、100人の魔物の子の一人だったのである。
次々と襲ってくる魔物たちとの戦いの中で、『やさしい王様』になるという志を抱くガッシュ。然し彼らの前にはさらに強力な魔物が…。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、大谷育江、秋谷智子、前田愛、釘宮理恵、折笠富美子、小嶋一成、高橋広樹、菊池正美、こおろぎさとみ、置鮎龍太郎、山崎和佳奈、山田きのこ、桑島法子

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

熱血好きが自信を持ってオススメする萌えならぬ燃えアニメ

原作は週刊少年サンデーで連載されて、2度の映画化も行われた人気作です!

一般的にも人気のある作品だと思います。


ジャンルは王道バトルもので、100年に1度、魔界の子供100人が人間界に送られて魔界の王様を決める為の戦いをする物語です。

王道ものでは1番熱くて感動できる作品だと自負しています。


あとギャグのセンスもピカいちです。

ほんとにほんとにオススメなんですけど、アニメだとやっぱし長いと思うんです。

しかも物語後半でいきなりガッシュの声優が変わったりして違和感が尋常じゃないです。


しかも終わり方もよくわかんないんですよね…

やっぱこの作品は漫画で読んだ本がいいのかも知れませんね。

終わり方がよく出来すぎていて感動が止まらなかったです。
今でも思い出しただけで涙腺が緩んじゃいます…

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まっすぐな意志と強き思いはやさしさから生まれる

電撃を吐く子どもと分厚い赤い本でおなじみの『金色のガッシュ!!』
すっごい好きです。なのでその良さについてだらだらと書いていきたいと思います。

天才が故に孤独を強いられてしまった中学二年生の高峰清麿。
そんな息子の状況を見たイギリスの大学教授である父から送られてきたのがガッシュだった。
バカみたいに正直でまっすぐなガッシュが清麿の卑屈になり深く埋まってしまった優しさを
泥まみれになりながらも心の中から掘り出す、友情を力強く語る情熱的な一話から始まり
多くの悲しみと苦しみと悪に立ち向かう小さな戦士たちの物語です。

100人の魔物の子どもの中から魔界の王を決める戦いに参加しながらお話は進んでいきます。
自分が許せない物事に関してはとことん前へ前へと突き進むガッシュやその仲間たちはかっこいいです。
でもまだまだ子どもな彼らにとってはキツイこともたくさんあるし、たくさん泣いてしまいます。
この作品の良いところはその涙を流しつつも、さらにはそれをもバネとし恐いものへ立ち向かっていく姿にあります。
グッときてしまうこともしばしば。
魔物は自分の本を燃やされてしまうと魔界へ帰ってしまうのですが、
そのパートナーとの別れも感動的だから涙腺の緩い僕は忙しかったですw

アニメは原作と違うところはすべて飛ばして観たのでそっちの方はわかりませんが
好きなキャラはガッシュ、ティオ、コルル、ダニー、レイラ、バリー、ロデュウ、ウォンレイ、フォルゴレです。

ガッシュ、ティオはもちろん好きです。
コルルに物語の中で非常に重要な役目を持たせたのはすごく良かったです。
彼女の思いがガッシュの意志となりちゃんと生き続け、振り返る度に不憫な目にあった彼女を思い出す構成は素晴らしいです。
ダニーはいいですね!ホント好きです。別れ際のじじいもキザだねえ!かっこいい!
レイラは単に可愛かったのもありますが、恐怖の中でも信念を突き通そうというその姿に感動しました。
バリー、ロデュウはあの別れのシーンにグッときてしまいました。いや、ホントはグッとどころかムチャクチャ泣きましたがw
バリーの読者への裏切りとも呼べる自己犠牲の行為とグスタフとの別れはとても涙を我慢できませんでた。
敵ながらロデュウも◎。強引にチータを引きずり回していたかと思えばすごく彼女のことを考え、励ます彼のギャップにやられました。
彼はやっと最後に自分を取り戻せましたね。よかった、よかった。
ビジュアルが一番かっこいいウォンレイとリイェンの関係は出番こそ少なかったけれどなかなか泣かせてくれました。
フォルゴレの病院コンサートは良かったです。あの背中は忘れられない。


今作の主人公は「こども」でした。
彼らは数多の作品で愚直なまでのまっすぐさと純真な心で、
成長するにつれて社会やルールに縛られ大事なものが見えなくなってしまった
「こども」ではない人々の心を洗い流し、今一度大事なものはなにか問いかけてくれています。
また、大きなところではピーターパンは幻想の国で永遠に生き続け、星の王子さまは希望を残し夭折しました。
そうやって彼らが社会の外れで存在することはわれわれにとって救いにも似た思いを馳せる場所であると思います。
杜にあるほこらのように、深海に生きる生物のように、地の底を這う地底人のように、
また『ハチクロ』の観覧車のように、腐海のように、ラピュタのように、はたまた全知全能の神のように。
それはどこにもないようで、われわれのすぐそばにあるとても尊いものです。

この作品はいつ観ても笑えますし、微弱ながらも励まされます。
アニメだと大谷育江さんのガッシュの声が聞けるのでなおのことです。
あの声は普段は王様口調と相まってすごくかわいいし、シリアスな部分でもとっても映える声です。

とっても好きな作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

Hawaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何気に良かった

設定とか秀逸でした。
ありがちなバトルアニメだったけど楽しかったです。
泣ける部分もあったし少年向けアニメとしては
良作だと思います。キャラも独特でみんな好きです。
王道感があっておすすめできますね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

67.4 5 コメディでサーカスなアニメランキング5位
ダンボ(アニメ映画)

1954年3月12日
★★★★☆ 3.8 (23)
162人が棚に入れました
スピルバーグが「1941」で、ロバート・スタック扮する厳格な大佐が本作を観て涙ぐむシーンを設け、オマージュを捧げている。完成度はともかく、最もシンプルにディズニーらしさを堪能できる漫画映画だ。陽気な“Casey Jr."を初めとする音楽もゴキゲン。ダンボが酒に酔ってサイケデリック・トリップをする、有名な“ピンクの象の夢"のシーンなど、表現にも先鋭的な部分がある。が、何より、サーカス団のオミソであるダンボが母親ゾウと引き離される場面は、先述の大佐のごとく涙してしまう。ネズミのティモシー(いい奴なんだ、これが)の助言で、大耳を使った素晴らしい才能を開花させる情景は、泣けない方がおかしい。YOU CAN FLY……宮崎駿ならずとも、漫画映画は飛ばずばなるまい。

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

見る時期で印象が変わった作品

幼いころに見た時はとにかくダンボが可愛らしかったこととピンクの象が怖かったくらいしかなかったが、今見るとけっこう重い話だったんだなと気づかされる。耳が大きいということだけでほかの仲間の象から差別的な扱いをされ、さらに子供の悪戯から守ろうとした母親のジャンボからも引き離されてしまうダンボがなんとも悲しくて仕方がないし、見ていてこれは人間にも当てはまることのように思え、子供向けではあるが、子供だましではなくちゃんと大人にも伝わるメッセージのある作品だと素直に感じられた。ほかの動物たちと違って主役であるダンボに一言もセリフがないのが印象的だが、それも映画としてなかなか効果をあげていたと思う。ダンボを励まし、支える存在となるティモシーが実に良く、たとえ自分と違っていても他人の気持ちを思いやることの大切さというものをダンボとティモシーの関係を通してうまく描いているし、この「自分と違う他人を認める」ということが本作のテーマではないかと感じた。ティモシーに促されてジャンボの檻の前に来たダンボがジャンボに子守唄を歌ってもらうシーンがとても感動的だ。そしてコンプレックスであった大きな耳を翼にして空を飛ぶクライマックスのダンボのなんとも嬉しそうな表情が忘れられない。まさにコンプレックスを最大の武器にした瞬間で見ていて思わず笑みがこぼれた。ちなみに幼いころに見て怖かったピンクの象のシーンはストーリーとほぼ無関係なのだが、今見てもなかなかインパクトがあり、幼いころに見て怖かったのも納得。でも、今見るとそれが逆にシュールで面白い。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4

emuuwaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

久しぶりに

久しぶりに。
動物たちの可愛らしさ。
ダンボへの意地悪。
そして、お酒を飲んでからのダンス。
レトロな雰囲気を、楽しく鑑賞しました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

トラウマ作品

ガキの頃見ていましたが、どちらかというと見させられたので、内容は面白いとは思わなかったですし、トラウマになるような演出がありましたので、こうゆう評価にしました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1

64.2 6 コメディでサーカスなアニメランキング6位
夜桜四重奏 ヨザクラカルテット ★ホシノウミ★(OVA)

2010年10月8日
★★★★☆ 3.8 (127)
711人が棚に入れました
小説『デュラララ!!』の挿絵や、ゲーム「デビルサバイバー」シリーズのキャラクターデザインなどを担当した人気イラストレーター・ヤスダスズヒト原作のコミックをOAD化。TVアニメ版もあるが、本作ではスタッフを一新。監督・総作画監督・キャラクターデザインを務めたのは「鉄腕バーディー DECODE」でキャラクターデザインを担当したりょーちも。本作が監督デビュー作となる。 妖怪と人間が混在する桜新町に現れた新たな敵は、死霊使いの狂巻ざくろ。秋名やヒメたちの友人である東鈴の元マスターだったざくろは、鈴を攫い、町を破壊しようとするが…!?

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キョンシー!

原作未読 全3話
夜桜四重奏~ハナノウタ~視聴済

本来はOADみたいですが、AT-Xで放送していたので観てみました。

人間と妖怪と半妖がいる町、桜新町に起こる事件を町長で高校生の槍桜 ヒメ(やりざくら ヒメ)、比泉生活相談事務所の所長の比泉 秋名(ひいずみ あきな)を中心に解決しようするお話です。

今回のストーリーは「夜桜四重奏~ハナノウタ~」の第8話から第9話の間にあったエピソードみたいですね~確かにハナウタ視聴中のとき、いきなりざくろちゃんが出て来て違和感があったのを覚えてます。

レギュラーメンバーのラーメン屋の住み込みのバイトで不死人の東 鈴(あずま りん)と死霊使いの狂巻 ざくろ(くるまき ざくろ)が中心のお話です。

本編(ハナノウタ)ようにバトルはよく動きますね~
ただ、OVAということでパンチラが多いですw

お話が本編より単純なので観やすかったです。最後はちょっとウルウルしましたね。

夜桜四重奏~ハナノウタ~を視聴してお気に入りの方にはオススメです^^

OPはハナノウタのOPと同じ方が歌ってますね。

最後に、この作品はキャラクターが多く色々な能力使いがいますが、私だったら五十音 ことは(いそね ことは)ちゃんの言霊使いの能力はほしいですw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

新作ラーメンのお味はいかが?

原作単行本第9巻、第10巻、第11巻の各限定版に

収録のOADです。Blu-ray版も発売されています。

各巻に一話で全3話で構成されています。


内容は「夜桜四重奏〜ハナノウタ〜」の第8話と第9話の

間の話で第9話のOPでそのダイジェストが流れます。


出だしは本当に八話のあとの話なのかなと思いましたが

徐々にその話の核が見えてくるときたきたと思える感じ

になっていました。上にも書きましたが「夜桜四重奏-ハナノウタ-」

の間の話なのでを最低でも8話までは見てないと面白さが

半減してしまうように思います。

(この中の話はこの三話できちんと解決しています。)

割と面白かった話だと思います。(あくまで個人的ですが)

余談

{netabare}この作品を視聴したのはニコ生で夜桜四重奏-ハナノウタ-

が再配信されていたのでそれを視聴していたところ、第8話の

コメの中に第9話を見る前にOVAを見たほうがいいという

のがあって探した次第です。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今秋から始まる〜ハナノウタ〜の視聴前に見て良かったと思えた作品でした^^

この作品は、『夜桜四重奏 〜ヨザクラカルテット〜』の続編に位置付けられている作品です。いきなりこの作品から視聴すると、少し説明不足感があると思いますので、1期を未視聴の方は是非そちらからの視聴をお薦めします。

1期では、桜真町という人間と妖怪が共存できる唯一の町と、「七郷」と呼ばれる7本の巨大な桜の木を守るため、夜桜四重奏の皆さんは大活躍でした。このOADでもしっかり活躍はするのですが、今回の主役はラーメン屋で住み込みのバイトをしている東 鈴(あずま りん)です。

働きモノで健気な鈴ちゃんは桜真町に移住してきて2年・・・ラーメン屋での住み込みの生活にも、町にもようやく慣れてきたところです。時間は要しましたが、彼女の歩んできた道程が決して易しいものでは無かったので、仕方無いのでしょうけれど・・・^^;

こうして、ようやく安住の地を手に入れた鈴ちゃんですが、突如鈴ちゃんの身の上にこれまで想定し得ない事態が起こり、物語は急展開を見せます。

そこで、鈴ちゃんにとって辛い選択を強いられるのです・・・
自分が一番大切なモノは何なのか・・・
何を大切だと思うべきなのか・・・

2年も同じ場所に住んでいると、自分の居場所ができています・・・自分の居場所というのは、自分が安心して帰れる場所ですが、居るべき人が居ないと周りの人が心配する場所でもあるんですよね・・・

このOADは全3話ですが、短い中で良く纏まっていたと思いますし、今秋から始まる夜桜四重奏 〜ハナノウタ〜への伏線もしっかり張られていました。

もちろん夜桜四重奏の活躍も堪能できますし、私が個人的に推している半妖のことはちゃん(CV:沢城みゆきさん)は、前作よりパワーアップしていたので、格好良さが増していたように思います^^

秋から始まる続編を楽しみに待っています♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 21
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