キリン さんの感想・評価
4.2
クラウド達にまた逢える
ファイナルファンタジーの最高傑作(と個人的に思っている)
Ⅶの続編
やはりFFⅦのゲームをクリアしてないと
観てもキビシイと思います。『その後』の話なんでね。
「おぉ~マリン成長してる」とか
「あいつら生きてたんだ」とか
ちょっとした感動が味わえなくなってしまいます。
冒頭に出てくるメッセージ
『かつて、この世界を愛し
この世界の仲間達と共に過ごした人々へ、』
ってとこが泣かすじゃありませんか。
ゲーム未プレイの方には
いきなり置いてけ感を喰らわされる事になりますが・・・
それにしてもCGの進化っぷりには驚かされます。
まだカクカクのポリゴンで
ポパイの腕みたいだったクラウドが
実になめらかに動きまわります。
私の友達なんか『スターフォックス』という
初期のポリゴンゲームで
気持ち悪くなってリバースした(高校生)ので
こんなの観たら死ぬんじゃないかと心配です。
ストーリーはゲームのスケールがでかすぎたせいか
それなりに凄い話の筈なのに
あまり心に響きませんでした。
どうしても当時のキャラに思い入れが強すぎて
今回の新参者の敵キャラを受け入れるには
時間が短すぎましたね。
音楽も、これまたゲームの音楽が大好きだったので
今回は印象が薄いです。
{netabare}
ただ『セフィロス』の曲『片翼の天使』が流れたときは
鳥肌でした。
いや、出ると思ってたよ。
思ってたけどいいもんなぁ。
鳥肌が立つと同時に、この曲を聴くと
どうしても
自称タレントの盗撮の神
吟遊詩人からシーフ最後はくすりしまで
けっこうマイナーなジョブをマスターされた
T代Mさしさんを思い出します。
彼は自分の調合した薬で自分にコンフュをかけるという
アクロバティックなアビリティで逮捕されましたが、
きっとまだ何かやってくれると信じています。
{/netabare}
こんな感じで懐かしい当時夢中になった
FFⅦが蘇る作品です。