ケモノ耳でラノベ原作なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

89.4 1 ケモノ耳でラノベ原作なアニメランキング1位
狼と香辛料II(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2979)
16156人が棚に入れました
旧作からキャラクターデザイン担当と制作会社を変更しつつ、続編として制作された電撃文庫の人気ライトノベル原作アニメ第二弾。ホロの故郷を探すロレンスとの旅は、いつ果てるともなく続く。そんな彼らは道中で若き商人アマーティと出会うが、彼は清楚な修道女の振りをしているホロに一目惚れしてしまい、ロレンスを相手に彼女を身請けするよう持ちかけてきた。そんな折、些細なことで仲違いしてしまったホロとロレンス。あろうことか、ホロはアマーティに知恵を貸しているらしい。楽しかった二人の旅もこの地が終着点になってしまうのか? 原作の長編2作を映像化。アニメシリーズの前作は活劇要素も多彩だったが、今回はより会話劇と商取引の駆け引きに特化した内容となっている。

声優・キャラクター
小清水亜美、福山潤、千葉紗子、小山力也、笹島かほる、渡辺明乃、朴璐美、内田夕夜、豊崎愛生

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

大人用の最強萌えアニメだと思います

前作同様、イチャイチャぶりを見て悶えるアニメです。


エピソードの本筋は商売の話が中心ですが、2エピソードしかなく、ちょっと説明不足というか急ぎ足すぎて頭脳戦の醍醐味が薄かった感じです。
ラストももう少し盛り上がりが欲しかった。
まぁ商売の話もラブラブのための肴なんですが。


それよりも、何よりも、やっぱり特筆すべきはホロの可愛さです。
動きがすっごく可愛い。
耳や尻尾での感情表現がとても丁寧に描かれていて、ちょっとウィットな会話中にも「あ、喜んでる」みたいなのが判ったりして魅力を引き立ててます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

内容が恋愛要素にシフト

狼と香辛料2期。原作は未読です。
1期のレビューはこちら→ http://www.anikore.jp/review/417633/


ストーリーは1期の続き。
1期と比べると、商売の要素が薄れ、ロレンスとホロの関係に焦点が当てられています。

……とはいっても、商売のネタは本格的。
こちらでは、競りや投資など、大勢が参加するお金のやりとりが描かれています。

ウィットに富んだロレンスとホロの会話のやりとりも健在。
{netabare}「立つ瀬はないが、腹は立つ(背と腹をかけている)」{/netabare}など、ロレンスとホロの会話は実にうまい。

ただ、1話目に比べるとインパクトが薄いことも否めません。
登場人物が多くて、一人一人の個性が出し切れていない感じがします。
それに、{netabare}肝心のホロが商品になっているため、出番が少なめなんですよね……。
一度も狼になっていませんし。{/netabare}

OPテーマ「蜜の夜明け」も1期のOPテーマ「旅の途中」に比べると印象に残らなかったです。
ラストは、{netabare}金よりホロを選ぶことで、はっきりと気持ちを伝えたロレンス。
しかし、そこにいたるまでの道のりが長すぎるのと、EDのあっさり感のため、余韻に浸れませんでした。{/netabare}

全体的に1期より魅力が落ちている気がします。
商売部分、ロレンスとホロの恋物語、ホロそのもの、どれに魅力を感じているかが評価のポイントでしょうか。


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わっちはヨイツの賢狼ホロでありんす。
主め、魅力が落ちたとはどこを見ておる、たわけが!

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ホロは好きです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 56

さとろー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

前作に続き劣化なし

なにげなくなく見始めたこのシリーズ。

とても見やすいアニメであるが、かと言って単純なストーリーなわけでもなく全体的に評価できるアニメだと思う。

普段私の持論として高い評価のアニメにレビューは必要ないと思っていた。
なぜなら、人は結局失敗しなければ満足できるのである。
低い評価(または普通の評価)をだしたものがレビューを書き、作品をダメだしし、そしてそれをみた人がそのレビューをもとに失敗しないよう吟味する。
そういうものであると考えている。

今回この作品にレビューしようと思ったのは、高い評価をだしつつもどうしてもダメだししたかったからである。
ひどく個人的な書き込みなので、特にこのレビューを見る価値はないかもしれない。
レビューを見るために使った時間を返せ!といわない心優しい紳士だけ続きを見ることを願う。

私が不満を持っているのはこの作品のラストである。
最後の最後だけ抜けているような、最終話一歩手前のような状況でこのアニメは終わりを迎える。
RPGに例えるなら、細かいストーリーは終わり、あとはラスボスを倒してハッピーエンドを迎えるだけだ!!!って所で「冒険の書1」が消えてしまうようなものである。

それがベストな終わり方でグダグダにならずすっきりしているという人もいると思うが、すっきりして眠りにつきたい私としてはなんともお預けをくらったようでおもしろくない。

でもこのアニメが私にとってとてもおもしろかったのは自分の満足感から変えようのない事実であるため評価は高くせざるを得なかった。

このアニメを見ようと思っている人はわっち、、、じゃなかった私のレビューではなく、他の人のレビューを見ることを推奨する。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

89.4 2 ケモノ耳でラノベ原作なアニメランキング2位
狼と香辛料(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (4757)
23417人が棚に入れました
旅から旅へ各地を巡り、物を売り歩く行商人として生きるクラフト・ロレンス。
収穫祭に沸くパスロエの村へ行商に訪れたロレンスはその帰り、自らの荷馬車にとんでもないモノが入り込んでいたのを見つけてしまう。パスロエで仕入れた麦束に混じって眠りこけていたのは、獣の耳と尻尾をそよがせる美しい少女だった。
自らを『ヨイツの賢狼』ホロと名乗り、長いことパスロエの麦を豊作にするため手を貸していたと嘯く少女。左前脚だけとは言え狼としての姿まで見せられたロレンスは、ホロの素性を訝りながらも「遙か北の故郷に帰りたい」と願う彼女を旅の道連れとすることになる。
賢狼と行商人の軽妙洒脱な掛け合いに彩られた、彼らの行商模様と道中での様々な事件を描く、「剣も魔法もない」ファンタジー・ストーリー。

声優・キャラクター
小清水亜美、福山潤、名塚佳織、中原麻衣

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

桃の蜂蜜漬け、実際に作ってみました♪

このアニメのキャッチフレーズは「剣も魔法もないファンタジー」という事で、まるで世界名作劇場のような情緒溢れる作品でした。

◆この作品の見どころは・・・
この作品の大きな見どころは主に次の3点です。
・中世ヨーロッパのような世界感
・商人である主人公ロレンスと賢狼ホロの行商の駆け引き
・ホロの可愛らしさ

◆見どころ①中世ヨーロッパの世界感・・・
昼間は草原を荷車で移動し町につくと行商・取引をし、夜になると酒場で酒を飲む。
町の建物や酒場の雰囲気、登場する食材やちょっとした小物まで、中世ヨーロッパの雰囲気がとてもよく描かれていて見ていて冒険心がくすぐられてしまいました。
作中に登場する「林檎や桃の蜂蜜漬け」は実際に食べてみたいと思うし、「樽のようなコップ」でお酒を飲んでみたいものです。
この作品には不思議と物語の中に入って行きたくなるような感覚を覚えてしまいました。

◆見どころ②行商駆け引き・・・
このアニメ最大の面白さは、行商の駆け引きだと私は思います。
商売の取引はうまくいく時もあれば大失敗する時もあります。
少し難しい内容ではありますが、商売の厳しさが顕著に描かれていて、とても見ごたえがありました。
また主人公のロレンス役は「コードギアスのルルーシュを演じた福山潤」なので「コードギアス」を視聴済みの人にとっては駆け引きをする商人役として申し分ないキャスティングではないでしょうか。

◆見どころ③ヒロインのホロについて・・・
このキャラがとても可愛い!
賢狼という風格を備えている半面、おねだりしたりテレたりふてくされたりするしぐさがたまらない魅力。
獣耳とフサフサした尻尾があり、尻尾を振り振り動かしている時は、思わず握ってみたくなる気持ちにさせられました。
それとホロの口調も独特で、江戸時代の頃にあった遊郭の遊女の口調である「花魁言葉」なので、他のアニメのヒロインにはない独特の可愛らしさを感じました。

◆桃の蜂蜜漬け・・・
私、第8話にロレンスが説明した桃の蜂蜜漬けを実際に作ってみました!
おぉ~""ハ(^▽^*)パチパチパチパチ♪
「桃を薄く切って樽の中につめ、いちじくやアーモンドを入れ、たっぷり蜂蜜を流し込み、最後に少量生姜を入れ、二ヶ月ほど漬け込む」
これがロレンスの語るレシピですが、私は単純に甘い桃を味わいたかったので、薄くスライスした桃だけをびっしりとビンに詰め蜂蜜に漬けこみました。
このレビューを書いた2011年7月30日に漬けたので、試食予定は9月30日頃となります。
こうご期待!(☆∇☆) キラッ!!
ちなみに、動画サイトにこの桃の蜂蜜漬けをアップしている方々が結構いたのですが、中には桃缶の桃を使っている人がいて、ついつい笑ってしまいました(笑)。
もともとシロップ漬けの桃にさらに蜂蜜漬けとは・・・。
その人達はきっと時期的に桃が手に入らなかったから桃缶使ったんでしょうけどね(笑)

◆桃の蜂蜜漬け、漬けてから5日後・・・
蜂蜜を吸った桃がかなり薄くなり上部に浮かび、ビンの中では上部に桃、下部に蜂蜜とニ層に分かれてしまいました。
従って、桃をもう1個ビンの中に追加。

◆桃の蜂蜜漬け試食・・・
本日10月5日試食致しました。
桃は傷み易いので、腐敗してるかもと恐る恐る・・・^^;
見た目 : 傷んでいるような黒ずんだ状態はなし。
匂い   : 微妙に酸ずっぱいような気がします^^; 桃の香りはあまりせず、漬けこんだ時の甘い蜂蜜の香りも微妙。
味    : はっきりいっておいしくない。甘すぎます。桃の味が完全に蜂蜜に負け、ただ甘いだけ。のど元にいつまでのキツイ甘さが残るだけ。3切れ食べてもう十分。生姜を入れなかったのが良くなかったのかな?甘さを抑える為に生姜の苦みが必要だったのかも・・・。

◆それから3日後・・・
その後も2~3切れ食べて、後はほっといて3日間経過。
すると・・・Σ(゚д゚;)オオオオオッッッ!?
桃を食べた分ビンの中には空気の隙間が出きますが、その空気に触れている部分から茶色い変色が!!
匂いも強烈な匂い・・・。
捨てちゃいました(゚ー゚;Aアセアセ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 62
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

まったり見れるけど、本格的な商売を扱ったアニメ。私とホロがレビューしてみます。

原作未読。
アニメ1期のみでのレビューです。


主人公のロレンスと狼の化身ホロのやりとり、そして行商人としての旅を描いたアニメ。
時代はルネサンス以前のヨーロッパという雰囲気です。

ロレンスは、能力が高く、経験も豊富だが、お人好しな面があります。
ホロは、商売の経験はないものの、非常に鋭い勘をもっていて、人の感情を操ることに長けています。
そして独特なしゃべり方。廓詞(くるわことば)と呼ばれる言葉と現代語の中間のような話し方をします。
何とも美しくて、不思議な魅力をもったキャラですね。

ロレンスもホロも頭の回転が速いです。
その二人が織りなすウィットに富んだ会話、そして距離感が大きな見所です。
ロレンスが前に出たり、ホロが前に出たり、並んで歩いてみたり。
ただ歩いているシーンにも、二人の心情が表れています。
ゆったりとした雰囲気のなか、徐々にキャラクターの魅力が伝わってきました。

作画は綺麗だと思います。
……というより、作画の雰囲気が好きなのかもしれません。
舞台は西洋風なのに、どことなく日本的な風情を感じさせてくれます。
のんきな旅路の風景を見ると、「夏目友人帳」のほのぼのとした空気感を思い出しました。

OPテーマ「旅の途中」も印象に残りました。
切なさの中にも暖かさ、そして雄大さを感じる歌です。
毎回聞き入ってました。


そして肝心のストーリー。

構成はしっかりしています。
伏線を張って、きちんと回収。
商売を通じ、ロレンスとホロを中心とした人間模様が変化する過程が描かれています。
おそらく「信頼」がテーマでしょう。

商売の部分は、けっこう本格的です。
ぼーっと見ていると理解できない部分があると思います。
私もそうでした……。

ホロがかわいいと思えればそんなこと気にせずに楽しめるのですがw


……ということで、難しいことは登場人物に任せることにしましょう。
レビュアーをホロさんに交代します。

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わっちは賢狼ホロでありんす。

アニメ内の商取引について、わっちが説いてあげんしょう。
分からない部分があった主様は、ぜひ見てくりゃれ。

{netabare}
【為替】
{netabare}
まずは、ロレンスとぶどう園の主人との会話で出てきた「為替」の話からしようかの。

①まず、Aという会社の系列の店に、麦を売る。
この時にはお金をやりとりをせず、「クラフト・ロレンスから銀貨○○枚分の麦を買った」という証明書だけを受け取るんじゃ。
②その後、ヨーレンツという町に到着したら、そこにあるA会社系列の店で、塩を買う。
その時は証明書を渡すだけで取引成立。
あとはA会社が勝手にやってくりゃれるわけじゃな。

こうすれば、ロレンスは、①と②の道中、証明書以外に何も持たなくても済むじゃろう?
現金がなければ、盗賊や傭兵も襲って来ない。
仮に証明書を奪ったところで、身分を明かさねば換金できぬ。
ロレンスが塩を手に入れられたのは、ロレンスの築き上げてきた信用のおかげでもある。
商売には商人の信用が関わってくることが分かるじゃろ?
これがロレンスの言った「為替」というシステムじゃ。

まあ、アニメ中では「会社」ではなく「商会」と呼んでおるがの。
信用でつながった、商人どもの集まりのことじゃな。
{/netabare}

【お金の価値】
{netabare}
わっちも覚えるのに苦労したが、特に必要なのは、「トレニー銀貨」と「リュミオーネ金貨」の価値じゃ。

慎ましく暮らせば、トレニー銀貨1枚で1週間は暮らせる金額。
まあ、トレニー銀貨1枚は、日本円で約1万円くらいだと思ってよいじゃろう。

さて、テンの毛皮は、1枚当たりトレニー銀貨3枚で売れた。
それが70枚。
つまり、銀貨210枚≒210万円以上で売れたわけじゃ。
本来なら、銀貨140枚≒140万円でも十分な利益が出るのに、りんごを使っただけでこの差じゃ。
香りが70万円に化けたことになる。
……長生きはするもんじゃの。

そして、リュミオーネ金貨の価値は、トレニー銀貨30~35枚ほど。
リュミオーネ金貨1枚≒33万円程度の価値があるわけじゃ。

さて、ノーラに頼んだ仕事の報酬は20リュミオーネ。
日本円にすると、660万円ほど。
何とも驚きの額でありんしょ?
……さすがにあの小娘も「これは危険な仕事だ」と感じ、悩んだわけじゃな。
{/netabare}

【ロレンスが大損した理由】
{netabare}
これはほとんど事故に近いが、胡椒の取引が一つの要因じゃの。
天秤の仕掛けを見破って、してやったりと思ったロレンス。
「経験は過信を生み、過信は時に命取りとなる」
わっちはそう言ったのじゃが、その通りになってしまった。
つまりは、武具の価値が下がる可能性を調べず、その場の成功の勢いで注文したことに問題があったわけじゃな。
まあ、その商人が値下がりの可能性に気付いておったかどうかは、わっちにはわかりんせん。
{/netabare}

【ロレンスの借金】
{netabare}
買った武具の値段は100リュミオーネ≒3300万円。
そのうち、47と4分の3リュミオーネ≒1500万円が信用貸し。
2日で約1500万円稼いで来いと言われたわけじゃ。
しかも手元にあるのはガラクタ。
これは、実に難しい問題じゃった。
ロレンスが精一杯借金して回って、1日で3リュミオーネ≒100万円。
「たった」とは言っておるが、それでもそれなりの金額は貸してもらえたんじゃ。
{/netabare}

【リーベルトの命乞い】
{netabare}
……まったく、やつはたわけものじゃった。
しかし、命乞いに300リュミオーネ≒1億円、600リュミオーネ≒2億円。
あれはもう、払うつもりなど毛頭ないと言っておるも同然じゃのう。
{/netabare}

【レメリオについて】
{netabare}
密輸に協力した、レメリオという目付きの悪い人間。
やつもロレンスと同様に、武具を買い集めておったが、価値の暴落で借金まみれになっておったのじゃ。
つまり、借金まみれ同士で密輸を行って、お互い何とかしようという交渉をしたわけじゃ。

しかし、レメリオが持っていた現金が少なく、密輸が成功しても自分の借金返済がやっと。
そこで、いくらか浮かせようと、わっちらを出し抜こうとしたわけじゃ。

まあ結局、わっちが一肌脱ぐことで、何とかなったがな。

手に入れた金塊の額は100リュミオーネ≒3300万円分。
持ち逃げすれば、ロレンスの腕なら10倍にすることもできたんじゃが、ロレンスはそうせんかった。
その金塊を、レメリオに500リュミオーネ≒2億円で買い取らせることにしたんじゃ。
ただ、ロレンス個人ではなく、ロレンスの所属する商会名義じゃ。
しかも、10年ローンで返済することにして、破産を免れさせた。
つまり、ペナルティは与えるがチャンスは奪わぬ。
まったく……どこまでもお人好しじゃな。
その証書を商会に持って行ったところ、130リュミオーネ≒4000万円ほどで買い取ってもらえて、わっちらは、当面の資金を得たわけじゃ。
{/netabare}


{netabare}なんだか「ロレンス」と呼びすぎて……わっちは妙な気分になったのじゃが{/netabare}……。

主様、話は理解できたかや?
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 97

Jacques さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ほのぼの、知的、ホロ超かわいい

ほのぼのとした、気持ちがほっこりする良作です。



売りは何か?と聞かれたら少し困りますが、

中世?ヨーロッパの世界観だったり、

主人公とヒロインの愛らしいやり取りだったり、

商人とはこういうものであったっていう知的な感じだったりと、
それら全部合わさって秀逸なほのぼの作品になったのかなと思います。



内容としては、基本ほのぼのですが、、

主人公が頼りなく商売上よく騙されたりして、

少しハラハラするので、そういう意味では、

若干のスリル感もあって、先が気になります。

なので、見始めると、一気に見ちゃいます。



また、よく経済を主眼に置いた作品として評価されますが、

経済というよりかは、当時の人間模様を

商人を中心に描いているように思います。

原作者は学術的に有名な史学者の著書に感化され、

このラノベを構想したらしく、

当時のヨーロッパってこんな感じだったのか~と

知ることができるという意味で知的な雰囲気があります。


あとは、ヒロインのホロがめっちゃかわいいです。

いわゆるツンデレとは少し違う気がしますが、

とても愛くるしいキャラで、親しみやすいかと。


あまり評価が高くない気もしますが、

あまり重くなく、

ほのぼのとアニメを楽しみたい方には、おすすめです。

第1期は全13話と短いのも、

だらだらとしないので、いいかもれません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18
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