2017年度のグロTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2017年度のグロ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月20日の時点で一番の2017年度のグロTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

92.7 1 2017年度のグロアニメランキング1位
メイドインアビス(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (2264)
9368人が棚に入れました
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?

声優・キャラクター
富田美憂、伊瀬茉莉也、井澤詩織、田村睦心、沼倉愛美、塙愛美、村田太志、坂本真綾
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ほのぼのキャラデザとは裏腹なシリアスな物語が絶品

原作未読。最終話まで視聴。

【はじめに】
ジブリ作品を思い起こさせる風景と街並み。
ほのぼのととしたキャラデザ。

1話当たりの視聴体感時間が短く感じる。
面白い作品である証。

最初はその程度の認識で視聴開始。

【物語】
物語が進めば進むほど、シリアス度が増してきますが、毎回、続きが気になる展開は、見事としか言いようがない。

グロい演出は有りますが、私はあまり気になりませんでした。
ほのぼのとしたキャラデザが功を奏したと思います。

最終回はとても良かった。
第2期を予感させる終わり方に、期待が膨らむ。

【作画】
完璧だったと思います。
動きも滑らかで、とても見やすかった。

【最後に】
第10話でネタバレレビューを読む

続編、期待して待ちたいと思います。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 152
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

最終話を観て・・・

<2017/9上旬 初投稿>

痛いシーンが見てる方も痛く感じるアニメって好きなんです。

行動が痛いとかそういうのではなくて。
ばっと斬られてばっと血が出て、でも全然痛そうに見えないアニメとかあるじゃないですか。
(そういうのでも面白いものは面白いんですが)

でも、やっぱり血が出たら見てる方も痛く感じてしまうアニメというのは迫力ありますね。

メイドインアビスはまさにそういう感じ。

主人公が考えなし過ぎてイラつくこともあります。
でも、そういう主人公だからこそ物語が進んでいくのも道理なわけで。

ファンシーなキャラと、セピア調のきれいな背景、容赦無く迫ってくる謎に満ち溢れた恐ろしい生き物達。
でも、そんな生き物たちも生存本能に従ってるだけなわけで。

いつの間にか夢中になってます。

<2017/9/21追記>
先々週、ナナチ初登場でしたね。
原作未読だったのでどんなんか興味しんしんでしたが、予想外に男前で笑い和みました。
ところで、なんで追記かというとネタバレレビューを読む

本当に絵柄に騙されちゃいけない、度し難いアニメ

<2017/9/23追記>12話目を観て
最後のナナチのセリフが重たい実写戦争映画みたいになってるんですけど。
なんつー引きだよ。
次回最終回は1時間スペシャルだよのテロップまでもはや、度し難い

<2017/9/31追記>
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 107

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「夢と冒険に溢れる。少年少女にオススメの作品ですよ」byボ郷

 みんなから愛される、「ナナチが嫌いな人なんていません!」なハートフルボッコファンタジーアニメの傑作。


 ファンタジー風な作品は粗製乱造されているが、ファンタジーに必要な要素を満たしている作品は殆どない。


 ファンタジーとは、陳腐やいい加減とは対極にあるものである。ファンタジーとは、異世界の圧倒的な構築によって驚異の念を生じさせるものであり、壮大な冒険のワクワク、かけがえのない出会いと別れを描くのが基本である。


 本作を一言で表するなら「夢」だろう。自分の外にある驚異に憧れを抱き、危険をものともせずに挑戦するという人類の永遠の夢が本作では息づいている。


 リコとレグ、二人の今時こんなに真っ直ぐで活力に溢れた少年少女はそういないってキャラが中心なのも、夢に溢れる少年少女の冒険活劇という伝統に繋がっているところがある。


 しかし、本作が現代に相応しいのは、夢には悪夢もあるってところを外してない点だろう(その点がガンソードに通じている)。人類の夢が悪夢の様相を見せたように、本作には対極の存在としてボ郷ことボンドルドがいるから素晴らしい。


 目的達成が全てより優先される、もはや夢を追うマシーンに自らを化してしまったボ郷。単なる悪を遥かに超えた、もはや善悪の彼岸の存在。


 こいつは絶対許さねぇ…って、唇を噛み締め拳を握り締めるほどに思わせるのが良い悪役の条件ならば彼は満点だろう。それだけでなく、劇場版も見れば彼の姿は哀しみすら覚える。


 損得も善悪も超えて、夢を追いかけるために愛ですらあんな形になってしまった男の成れ果て…。


 それにしても、彼のオプセッションが「祈り」なのが気になるところだ。彼の白笛も、彼のチームも「祈り手」、お祈り骸骨、2000年の夜明け、この辺が今後もキーワードになりそうだ。


 それにしても、本作は9話以降はハートフルボッコだが、そんなズタズタになった心を癒すにはラジオインアビスの富田飯、もとい探窟家料理のコーナーが最高である。


 料理を全くやらない富田さんが料理を作って井澤さんが食べるコーナーなのだが、完全にやらかした料理をナナチが食わされるコーナーと化していて爆笑必至。特に第二回の「臭ぇ!」、「空き地の味がする…」は奇跡を見た、と言いたい。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 67

93.8 2 2017年度のグロアニメランキング2位
進撃の巨人 Season2(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1304)
7328人が棚に入れました
超大型巨人の出現により人類の平和と幻想が破られたあの日から、エレン・イェーガーの果てしない戦いの日々は続く……。抵抗する術もなく巨人の餌となった母の最期を目の当たりにして、この世から巨人を一匹残らず駆逐することを誓ったエレン。しかし、過酷な戦いの中で彼自身が巨人の姿に変貌してしまう——。人類の自由を勝ち取るために巨人の力を振るうエレンは、ウォール・シーナのストヘス区において「女型の巨人」と激突。巨人同士の激しい戦闘は、辛くもエレンの勝利となった。それでもエレンに、そして人類に、休息の時は訪れない。次なる戦いは既に始まりを告げている。ウォール・ローゼに迫り来る巨人の大群に、人類はどう立ち向かう!?

声優・キャラクター
梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、谷山紀章、嶋村侑、小林ゆう、三上枝織、下野紘、細谷佳正、橋詰知久、藤田咲、神谷浩史、小野大輔、朴璐美、藤原啓治
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

史上最強?の第104期訓練兵団卒業生

原作既読


2013年1期全25話+OAD5話、2017年2期全12話。
私のような後追い組ならいざ知らず、リアタイ組には長い待ち時間だったでしょう。ちょいとクールダウンしちゃったか、はたまた期待値が上ブレしちゃったか、伝え聞くところで、「物事には適切なタイミングってあるよね」不遇な2期という噂です。

第2期1話が作中で“第26話”と扱われていることもありますが、前提は1期視聴済であること。第3期1話も“第38話”とルールは踏襲されていて、完結までは話数が上乗せされていくのでしょう。
おそらく70話以上を要するんじゃないでしょうか。
私たちは未だ巨人と人類を巡る一大叙事詩の途上にあるのです。

そんな途中経過の2期。
アニがアレしてこの後どうなるんだろう?からの続きになります。2期では1期での謎の一部が解明され、そして新たに謎が提示され、が並行するミステリの様相を呈してきます。

思えば1期は“圧倒的な力を持つ巨人”対“立ち向かう人類”というシンプルな二項対立。一枚岩ではない人類の描写が秀逸でもありました。圧倒的な力に蹂躙されるそんな“絶望的な世界で抗い続けることができる強い意志”を持った主人公エレンや調査兵団に共感や畏敬の念を抱きながらも心躍らせた傑作アニメです。

捕食した人間で胃が満たされたら吐き出すという生態は「食物連鎖とも関係ない。巨人の栄養にすらならない」ただ被殺戮対象としての人類という存在を浮かび上がらせ、戦慄を覚えたものです。

翻って2期はその巨人の謎が徐々に解明ネタバレレビューを読むされ、見えない恐怖が可視化されていきます。巨人の恐怖というものが物語の面白みを担保する屋台骨であった以上、そこにメスを入れたことでのデメリットもありました。

これは作品の魅力の軸がシフトしたことを意味します。擁護すると、スプラッタホラー味の対巨人バトルで押し通せば、巨人の絶滅orボスの討伐といった少年ジャ○プ的インフレ展開しか残されておらず、結局「1期で終わっときゃよかったのに」となったでしょう。そこはマガ○ンだったのでそんな選択は取らなかったのかもしれません(嘘)。
魅力の軸がシフトとはあくまで好意的な解釈で、当然ながらこれを作品のブレと捉える向きもゼロではなかったでしょうね。

ただしブレはブレでも2期で私が感じた“ブレ”とは、これとは違うもっと絶望的なもの


“心臓を捧げる先である人類への迷い”


絶対真理と思っていた憎しみの対象“巨人”という前提が揺らぎます。
さっそく第1話(26話)で私の大好きなウォール教の司祭(注:1期レビューでボロクソ書きました)がまたやらかしました。ネタバレレビューを読む人類への裏切りです。
人類の進撃の糧に!と心臓を捧げた兵士たち。折り合いつけるかつかないのか、九死一生に煩悶して任に着いた調査兵団の一員たるエレンですら話数を重ねる毎に「俺たちは何と闘ってるんだ?」という状況がやってくる。そんな2期でした。

そして、1期と比較し市井の人の出番がめっきり減ります。兵士たち(特に調査兵団)の話がほとんどとなり、より狭い空間での兵士たちの選択や葛藤を追っているというのも2期の特徴です。
中核はエレン・ミカサ・アルミンその他第104期訓練兵団卒業生たち。良きにつけ悪しきにつけ、彼ら彼女らが『進撃の巨人』という物語の中心であることがほぼ確定となりました。
ネタバレレビューを読む
1話分の引きがとても良いので次が気になりあっという間の全12話でした。今から視聴組は1期の勢いそのままに2期に突入できますね。ラッキー!


OPは1期に続いてLinked Horizonが担当。曲は「心臓を捧げよ!」

“捧げよ 捧げよ 心臓を捧げよ”

まるでそう言い聞かせないと正気を保てないような展開が兵士たちを待ち受けてました。
明確な敵設定できるうちはまだマシだったかもしれません。
そして謎がこれから徐々に明かされていく手前の物語序盤。


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手練れのミケ分隊長が発したセリフが意味するところを兵士たちも視聴者である私たちも、それが如何に困難な道程かを思い知ることになるのでしょう。

「諦めたらそこで・・・以下略」
言うは易し 行うは難し です。普段できてる気がまるでしません。


■オマケ
巨人の捕食シーンはヴァリエーションが増えてた気がする。

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視聴時期:2018年11月

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2019.11.08追記
《配点を修正》 +0.1

3期が終わりFinal seasonを残すのみ。
視聴当時は1期と比較しややパワーダウンの印象を受けたが、2期で開示された情報は物語上不可欠なものでありのちに回収されます。
物語構成の良さを評価し加点しときます。



2018.12.18 初稿
2019.11.08 追記/配点修正
2022.02.27 修正

投稿 : 2025/01/18
♥ : 67
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Ⅱ期も毎回予想を裏切る(上回る)展開!次期までまた我慢だ。

最後まで観ました。
相変わらず毎回の区切りが上手かった。
後半は巨人の謎がわかりネタバレレビューを読む
続きが観たいけれど、今回もがんばって我慢しますよー 2017/6/20


今期もⅠ期のような予想を裏切る(上回る)展開で毎回あっけにとられます
感想書いたらすぐネタバレになるほど内容が濃いです。
そして展開も早いです。

でも一番すごいと思うのはエンディングです。巨人が「なぜ生まれたか」のような映像ですが、「映像」と「音楽」両方合わせたところに絶望と悲壮感の中に希望を感じるところは凄いと感じます。
(申し訳ないですが「お気に入り曲」ではありませんけどね)2017.5.26

Ⅲ期は2018年8月放送。我慢しました。
次期2019年4月。我慢しますよ。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 62
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

やつらの足音のバラード

原作、諫山創。

圧倒的な巨人の描写で世界を席巻する。
驚異的なデッサン力で再現されている、
この不気味で得体の知れない巨人の姿こそ、
この作品の真髄であるのでしょう。

1期では超大型巨人による襲撃から、
シガンシナ地区没落まで。

2期では、
ネタバレレビューを読む

エンディング曲「夕暮れの鳥」、
神聖かまってちゃんを評価したい。
絵画のような映像と讃美歌のような楽曲、
世界観の構築に最高の形で一役かっている。

地平線のかなたよりやつらがやって来る。
次なる恐怖は、もうそこまで迫っている。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 60

78.6 3 2017年度のグロアニメランキング3位
いぬやしき(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (715)
3192人が棚に入れました
定年を間近に迎える冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎は会社や家庭から疎外された日々を送っていたが、ある日突然、医者から末期ガンによる余命宣告を受け自暴自棄になる。

その晩、突如飛来したUFOの墜落に巻き込まれ機械の体に生まれ変わった彼は人間を遥かに超越する力を手に入れることに。

一方、同じ事故に遭遇した高校生・獅子神皓は、手に入れた力を己の思うがままに行使し始めていた。

自分の意に背く人々をただただ傷付けていく獅子神と、獅子神によって傷付けられた人々を救い続ける犬屋敷。

人間の本質は善なのか、それとも悪なのか…?

強大な力を手に入れた2人が、いま、それぞれの想いで動き出す――。

声優・キャラクター
小日向文世、村上虹郎、本郷奏多、上坂すみれ、諸星すみれ

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

めっちゃ感動する。作画もすごい。原作が読みたい。

2017年秋アニメで、ノイタミナでやってたんですけど、全11話で短いように思えますが、めっちゃ物語は展開が早くて、引き込まれます。

監督は籔田修平さん。総監督がタイバニの さとうけいいち監督。
原作が「GANTZ」の奥浩哉先生。アニメ制作はMAPPA。
初老のサラリーマン「犬屋敷壱朗」と高校生「獅子神皓」が突然機械の体になって、戸惑いながらもそれぞれ別々に動いていく話です。

声優は犬屋敷が俳優「小日向文世」さん、獅子神皓は同じく俳優村上虹郎さん。獅子神皓の親友安堂直行は俳優本郷奏多さんで他犬屋敷壱朗の娘真理役上坂すみれさんなど出ています。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 22
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

残酷描写は嫌いだが最後は感涙した

冴えないおじさんが大活躍する作品。さえないおじさんが活躍する作品は自分の好みになることが多いかもしれないと思ったけど、主人公が冴えないおじさんの作品があまり思いつかない。実際、この作品すごく好き。おじさんかっこよすぎる。
ネタバレレビューを読む

同時期に機械の体になった獅子神は犬屋敷壱郎が人助けで生を実感するのとは対照的に人を殺すことで生を実感している。そのシーンを描いている2話がしんどかった。ネタバレレビューを読む

OP
My Hero 歌 MAN WITH A MISSION
映像がなんか色々凄い。泣いた顔とか。
ED
愛を教えてくれた君へ 歌 クアイフ
この曲は獅子神のほうに焦点を当てているように感じる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 犬屋敷壱郎
老人のような見た目の冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎。念願のマイホームを建てるも愛する家族に疎まれ、やるせない日々を送っていた。そんな犬屋敷を末期の胃がんという更なる悲劇が襲う。家族にもがんの事を言い出せず途方に暮れていた犬屋敷はその夜、突如飛来したUFOの墜落に巻き込まれ、兵器ユニットを搭載した機械の体に生まれ変わる。 「私は、私ではない…私は機械…」人間ではなくなってしまった犬屋敷。自分の存在に悩む犬屋敷は偶然、男性が少年たちに襲われそうな場面に遭遇する。勇気を振り絞り助けに入った犬屋敷を少年たちはバットで殴りつける。犬屋敷が意識を失ったその時、彼の体に眠る人智を超えた力が目覚めて…。

2. 獅子神皓
生まれ変わった機械の体で人を救っていくことに自身の存在意義を見出した犬屋敷。 一方、犬屋敷と同じく機械の体に生まれ変わった高校生・獅子神皓。獅子神は家族や親友以外の人間にはまるで思い入れを持たず、機械の体の力で無差別に殺人を繰り返していた。彼は犬屋敷とは逆に人の死を間近に感じることで、生の実感を得ていたのだ。 ある日の夕方、学校帰りの獅子神は軽い足取りで適当な民家に立ち入ると、そこに住む住人一家を機械の力で容赦なく皆殺しにする。獅子神の凶行を察知した犬屋敷は急いで民家へと向かう…。

3. 安堂直行
殺したはずの犬屋敷が無傷で立ち上がったことに獅子神は動揺すると、その場から飛び去った。その姿を見て、犬屋敷は獅子神が自分と同じ機械の体であることを確信する。その翌日から犬屋敷は飛行能力や治癒能力など新たな能力が使えることに気づくと、その能力を駆使して更に人助けを行っていく。一方、獅子神はなぜ犬屋敷を倒せなかったのか戸惑いながらも、親友である安堂直行をいじめの標的としていた不良グループと対峙する・・・。

4. 鮫島
全身に入れ墨をまとった極悪非道な暴力団員・鮫島は気に入った女性を見つけると拉致し、薬漬けにした上で乱暴することを繰り返していた。弁当屋で働くふみのは背は小さいが美人で、恋人の悟ちゃんからのプロポーズを受け、幸せな日々を思い描いていた。しかし、ある晩、ふみのは鮫島に目をつけられ、手下たちによって拉致されてしまう。ふみのは何とか鮫島の元から逃げ出して、悟の家に逃げ込むが、そこに鮫島たちが押し入ってくる。ふみのを守ろうと立ちはだかる悟の首に手をかける鮫島。その時、鮫島の凶行を察知した犬屋敷が駆け付けるが、鮫島に銃弾を撃ち込まれて昏倒してしまう…。

5. 獅子神優子
連続民家襲撃事件が大きく報道され、獅子神の犯行を唯一知る安堂は苦悩する。そんな安堂は偶然目にした「各地の病院で治療困難な患者が回復している」というニュースから、獅子神と同じ能力を持った人物がもう一人いるのではないかと仮説を立てる。安堂が助けを求めるウソの声を上げたところ、安堂の家を大慌てで犬屋敷が訪れた。犬屋敷がニュースで報じられていた重病人を回復させている人物である事を聞いた安堂は、犬屋敷を本物のヒーローだと称賛し、獅子神を止めて欲しいと懇願する。一方獅子神は、離婚して別居している父親の家から帰宅した獅子神は、最愛の母から末期のがんに侵されていることを告げられる…。

6. 2chの人たち
十人以上の警察から逃れた獅子神であったが、直後、連続民家襲撃事件の容疑者として全国に指名手配され、母との幸せな時間は終わりを告げた。行き場を無くした獅子神は、彼に好意を寄せるクラスメイト・渡辺しおんの家に身を寄せる。一方で犬屋敷は安堂のサポートを得て、機械の体の能力を使いこなしつつあった。そんな折、獅子神の母・優子がテレビで謝罪する姿を見た犬屋敷と安堂は、獅子神の動向に不安を感じる。 獅子神も優子の身を案じていてニュースをチェックしていたが、「連続民家襲撃事件 犯人の母親が自殺」と速報テロップが入る。獅子神は上空へと飛び出すと、終わらない慟哭を響き渡らせるのであった・・・。

7. 渡辺しおん
獅子神は自身の無実を信じるしおんに自分の体が機械になったこと、また生を実感するためにこれまで多くの人の命を奪ってきたことを告白する。「もっともっと人を殺す…この国の人間を全部…」しおんに無情な宣告をする獅子神。しかし、しおんはそれでも獅子神に置いていかないでほしいと懇願する。これまで獅子神が奪った人にも未来や大切な人がいたと泣き叫ぶしおんに獅子神はある提案をする・・・。

8. 犬屋敷麻理
侵入した特殊部隊から銃の乱射を受ける獅子神。獅子神は銃撃の巻き添えになり倒れたしおんとしおんの祖母を抱え、何とかその場を脱出する。気絶した2人を安全なところに避難させると、しおんとの幸せな生活に別れを告げ、涙を流し飛び去る。 別の日、獅子神や安堂のクラスメイトで犬屋敷の娘、麻理は偶然にも犬屋敷と安堂が一緒に病院に入るところを目撃し、彼らの後を追う。彼らが入っていった病室の様子を窺うと、そこでは麻理には信じられない出来事が起きていた。その後、犬屋敷が火災現場へと飛び立っていく姿を見て呆然とする麻理。同じ日の夜、深い絶望に打ちひしがれた獅子神は復讐を決意し、警察署を襲撃する・・・。

9. 新宿の人たち
獅子神による警察署襲撃事件が大きく報じられる中、獅子神は各地の街頭ビジョンをジャックし、日本に対し宣戦布告をするとともに「今から100人殺します」と宣言。手始めに新宿で無差別に殺人を開始する。獅子神が携帯電話を通して無差別殺人を行っていることに気づいた安堂は、犬屋敷の能力で携帯を使用しないよう緊急警報を発信し、人々を携帯から遠ざけることに成功する。携帯からの殺人を邪魔された獅子神だが、今度は街頭ビジョンを通して引き続き発砲を行い、100人を殺害すると「明日から1日1000人」殺害すると宣言し姿を消す。獅子神の凶行を止められず肩を落とす犬屋敷。あくる日、獅子神はまたも非情な行動に出る。

10. 東京の人たち
新宿での無差別殺人を行った翌日、より多くの人を殺害するために獅子神が取った行動は、都内に飛行機を次々と墜落させるという非情なものだった。安堂から連絡を受けた犬屋敷は墜落を阻止すべく、能力を駆使して何機もの飛行機を操り、ギリギリのところで無事に着陸させることに成功する。更に犬屋敷は、飛行機墜落による火災で高層ビルに閉じ込められている麻理の救出に向かおうとするが、そこに現れた獅子神から攻撃を受ける。一刻の猶予も無い中、必死で麻理のもとへ向かおうと飛ぶ犬屋敷とそれを追う獅子神。同じ機械の体を持つ者同士の戦いは熾烈を極めていく・・・。

11. 地球の人たち
新宿で多くの人を救い、自宅に戻る犬屋敷。犬屋敷は帰宅を待っていた家族に自身が機械の体である事を告げ、家族のもとを去ろうとする。しかし、家族は機械になった彼の存在を受け入れ、涙を流して抱き合う。一方、犬屋敷との戦いで両腕を失った獅子神は安堂のもとを訪れていた。安堂は獅子神の来訪に戸惑うが、獅子神を激しく断罪する。大切に思っていた親友に強く存在を否定された獅子神は、失意の中、安堂の前から姿を消す。犬屋敷は自分を受け入れてくれた家族と幸せな時間を過ごしていたが、巨大隕石が直撃する未曽有の危機が地球に迫っている事を知る。世界中が絶望に暮れる中、犬屋敷は家族を守るという決意とともに隕石に向けて飛び立つのだった・・・。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 13

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

かっこいいお父さん……

いい、かっこいい……
暑苦しく「信念」なんて語らずに、自分を貫いたお父さん、かっこいい。
原作未読
ああ、だけど、プロの声優さん使おうよ。
役者での評価は知らないけど、声優としてはド素人。
セリフ棒読み。
気弱なお父さん的な雰囲気を出そうとしてるんだろうけど、しらける。
原作知らないけど、アニメの脚本、演出はとても良かった。
1話見て胸糞悪くなったんで切る所だったけど、危なかった、最後まで見てよかった。
子供達の未来を繋いだお父さん、かっこいいじゃねぇか!
対照的に悪役になった若者……可哀そう……
そうだよね、自分の未来や可能性を失ったと思い込んだのか、「どうでもいいや」的な衝動に走る。
若い、若いねぇ……
若さゆえの過ちだね。
もう少し、自分が得た能力をどう使うか熟慮する事が出来たら……
根は優しい子なんだから、そんな気がしました。
でも、最後はやっぱり人の子だったんだな……
ベタな展開かもしれないけど、最後まで楽しく見れました。

合計点上げたいのに、どうしても声優の評価が低いために作画と音楽の評価に下駄を履かせました。
MP5のサイズ、シーンによって違うぞ!と、いろいろと乱れてましたね。
まぁ、娘は可愛かったけど……

投稿 : 2025/01/18
♥ : 3

66.7 4 2017年度のグロアニメランキング4位
CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (456)
2430人が棚に入れました
2015年、渋谷。

6年前に起きた大災害、渋谷地震から復興された街に新設された私立高校『碧朋学園』に通う青年宮代拓留は、自身が設立した新聞部の活動の一環として『ニュージェネレーションの狂気の再来』と称される連続殺人事件を追っていた。

情報強者を自称する拓留は持ち前の好奇心と行動力、そして周囲の手助けや偶然もあり、とうとう事件の第一発見者となる事が叶う。

真相の究明をする事で自身の有能さを知らしめる事ができると考えた拓留は、義理の姉を自称する来栖乃々の制止も聞かず、幼なじみの尾上世莉架や親友の伊藤真二と共に動く事となる。

やがてそれは、渋谷に生きる全ての人々を巻き込む狂気となって拓留に襲い掛かり、拓留もまた、自身の過去と向き合う事となって行く。

声優・キャラクター
松岡禎丞、上坂すみれ、ブリドカットセーラ恵美、三森すずこ、水瀬いのり、仲谷明香、真田アサミ、藤原祐規、阿部敦、原由実、菊池こころ、くじら、志村知幸、加藤将之
ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

西條拓巳に憧れた宮代拓留の皮肉な末路

第0話「CHAOS;HEAD」
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第1話「情報強者は事件を追う」
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第2話「事件が彼らを嘯く」
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第3話「彼らのお祭りのお話の言い分」
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第4話「お話の裏側が妄想を始める」
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第5話「妄想の住人が騒ぎ迫る」
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第6話「侵した過去に間に合うために」
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第7話
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第8話「錯綜する光と影に惑う思いは」
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第9話「錯綜する思惑の行き着くところ」
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第10話「迫りくる過去の記憶」
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第11話「彼の戦い」
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第12話「彼女の思惑」
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投稿 : 2025/01/18
♥ : 3
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

桃太郎のストーリーを140文字以内で述べよ

原作プレイ済み。

推理モノと妄想・超現実をかけ合わせた作品。
ショッキング・グロシーンが多いので、苦手な方は注意です。

CHAOS;HEAD(カオヘ、https://www.anikore.jp/anime/1267/)の続編にあたります。
続編と言っても、本編内で重要事項の解説があります。
カオヘは未視聴で問題なし。


問題なのはストーリーの密度の高さです。
シュタインズゲートの1.5倍という文量に対し、発表された話数は12話+α。
原作プレイヤーからは「尺が足りないだろう」と言われていました。


結果、尺が足りませんでした。

内容はほとんど原作通りであり、悪改変もありません。
しかし、尺が足りなすぎて、視聴者が単なる傍観者でしかなくなっています。

* 主人公の心理がわからない
* 日常がカットされているので、キャラに愛着がわかない
* 情報量が多く、眺めているだけでは置いていかれる
* 伏線設置が一瞬過ぎて記憶に残らない
* 演出が短いので感傷に浸れない

原作では、日常が壊れていく感じとか、疑心暗鬼になっていく感覚などの心理的効果が大きいです。
売りのひとつであるアフターエピソードも6月ですし、TV放送ではありません。
この時点で魅力は激減。


ただ、制作スタッフは頑張っていると思うんですよ。
限られたリソースを工夫して、ドラマチックに見せようとしているのが伝わってきます。
声優も美術も音楽も悪くないです。

正直言うとね、12話で泣きました。
気持ちを知っているし、気持ちがこもっているから。

でも、流し見してきた一見さんは12話でポカーンの可能性があります。


時間が足りないとどうなるか、名作「桃太郎」を例に出してみましょう。
Twitterの制限文字数で収めます。


「桃から生まれた桃太郎は犬、猿、雉を連れて鬼を倒し、財宝を持ち帰りました。」

ただの強盗殺人です。


「昔々の話。
桃から生まれた桃太郎は、鬼退治に向かうことにしました。
途中で犬、猿、雉をお供にし、鬼ヶ島へ到着しました。
鬼を退治した桃太郎は、財宝を手にしました。」

賞金稼ぎの桃。
こまけぇこたぁいいんだよ!!


「昔々、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃が流れてきました。
桃を割ると中から元気な赤ちゃんが生まれ、桃太郎と名付けられました。
成長した桃太郎は、きびだんごを手に、犬と猿と雉をお供にし、鬼ヶ島を目指しました。
鬼を退治した桃太郎は、金銀財宝を手に無事に家に帰りました。」

これで140文字です。


いやー、ストーリーを曲げず、なるべく多く語るのは難しいですね。
でも、肉付けは全然足りない。おじいさんいないし。。。


「情弱と情強の差」というのがストーリーに関わってくる本作。
骨組みは一緒でも、情報量によって大きく印象が変わる、というのをアニメ自ら実演してくれていますね。


原作を知っている人にとっては、「キャラが動いてる!」という感動はあります。
実際楽しめました。

知らない人にとっては、
「ショッキングだけど、結局なんだったの?」とか、
「なんとか理解したけど、気持ちがわからん」とか、
「何このネタバレレビューを読む」という感想が出そう。


販促としてはきつそうですし、ネタバレダイジェストをしている本作は、原作の驚きを低減させます。
ちょっと厳しい立ち位置にいるかもしれません。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 52

カミタマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

カオスヘッドの続編

カオスヘッドの続編だそうです。

アニメに限っての話ですが
「シュタインズゲート」は傑作。
「ロボティクスノーツ」もかなり面白かった。
で,カオスヘッドはというと,以前にレビューに,どうしても途中で寝てしまい話が断片的になってしまうため評価不能と書いたのですが・・・
今はっきりと書きますが,つまらなくて眠くなったのです(笑)

で,その続編です。正直言ってあまり期待はしていません。

が!1話で力士シールの設定が出てきます!ちょっと期待しちゃうってもんです!!
が,やはりカオスヘッドをひきずちゃっています,1話は拡大版で丁寧にカオスヘッドのおさらいまでしているくらいです。

あきらめかけてきた頃,8話の乃々の(←「の」×4^^;)告白でちょっと面白くなってきたかと思ったのですが,最終的にはタイトル通り,カオスの内に終わります。何が現実で何が妄想かさっぱり分かりません。言い換えると,何が起こって,何が起こらなかったのかすらよく分かりません。

それと,言葉の使い方に違和感を覚える場面がちょくちょくありました。
最も気になった例を挙げると,「AとBは共通の人物だと思われる。」って台詞です。この場合「AとBは同一の人物だと思われる。」が一般的な言い回しかと思います。ここまで極端では無いにしても,違和感を感じる台詞がちょいちょい出てくるのです。こう言うのって自分はちょっと気になっちゃうのです。(いや,このレビューの言葉の使い方も変だろうという突っ込みはご容赦下さいm(_ _)mこれは素人のお遊びなので^^;)

最終的な感想は,やっぱりカオスヘッドの続編だなーというものでした。妄想を設定の中心においているのでどうしてもわけが分からなくなってしまうのでは無いかと思います。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 5

56.8 5 2017年度のグロアニメランキング5位
王様ゲーム The Animation(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★☆☆ 2.6 (366)
1109人が棚に入れました
遠く離れた高校に転校してきた金沢伸明は、前の学校で経験したある出来事が原因で、クラスメイト達と親しくなることを恐れ、心を閉ざしていたが、体育祭でのクラス対抗リレーをきっかけに打ち解けはじめていた。
 そんな中、クラスメイト全員の携帯に「王様」と名乗るモノからの一通のメールが届く。単なるいたずらだと思って真面目に受け止めないクラスメイト達だったが、その意味を知る伸明だけは、これから始まる「死」のゲームに立ち向かおうと葛藤するのだった……。

声優・キャラクター
宮野真守、浜添伸也、松岡禎丞、辻美優、成澤卓、Pile、内田雄馬、牧野由依、落合福嗣、戸谷公人、福島亜美、結崎このみ、大坪由佳、菅沼久義、赤羽根健治、佐々木未来、柚木梨沙、立花慎之介、鈴木みのり、酒井広大、M・A・O、富田美憂、本多真梨子、鈴木美咲、森嶋秀太、天宮みや、永野由祐、佐々木祐輔、真田侑、藤田咲、堀之内仁、中島愛、堀内隼人、日野聡、鈴木達央、外崎友亮、花倉洸幸、高田誠、花房里枝、鈴木崚汰、打田マサシ、堀江由衣、尾崎由香、上原あかり、優木かな、木戸衣吹、荒浪和沙、木下鈴奈

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

最終話まで観ておいてこんなことを言うのもなんですが…

これ、原作も含めて商業作品として流通しているという事実に疑問を持つようなレベルで面白くありませんでした。

逆に、アニメ制作スタッフはもしかしたら良く頑張ったんじゃないかなと思いました。

ジャンル的にはホラーですかね。とりあえず王様の命令に服従しないと死ぬ。

そこは良いんですが、王様の「正体」に肩透かしを食らいました。それと王様が服従しない人を何で殺せるのかも納得できませんでしたしね…。

他をどう頑張っても、ストーリーがダメという感じでした。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 49

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

まず全員に秘密の番号を割り当てます。次にクジで王様が決まり、「〇と〇が〇〇をする」と命令。逆らったらお仕置き。

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 金沢伸明 監督 佐々木勅嘉 構成 古怒田健志 制作 セブン

原作はケータイ小説、モバゲータウンでは史上最高閲覧数だそうです。
こうなれば当然ですが、双葉社で書籍化、800万部のヒットだそうです。
2011年には連打一人によって漫画化(こっちが原作扱いかな)実写映画もあったそうです。
2017年テレビアニメ化というのは遅いくらいで、製作して当然とも思われます。

無印、終極、臨場、滅亡、起源、再生、煉獄、深遠

の8作品と番外編があって9冊出版されたようです。未読です。
このアニメ化は第二作の終極のみで、回想として無印の一部も映像化されました。

王様ゲーム 王様の言うことは絶対聞かなければならないという学生が好きそうなお茶目ゲーム。
普通は、手をつなぎなさいとか、タッチしなさいとか、ハードだとキス強要ですが、
本作品はグロホラーなのでデスゲームとなるようです。
ケータイ小説なのでインパクト勝負の出鱈目設定、人気さえ出ればどうでもいいと割り切った作品で、
シリーズの後半では、人類が滅亡しそうになったり、変な宗教が世界を覆ったりとやり放題のようです。

制作会社のセブンは30分枠としては初元請なので、生暖かく見守りましょう。

高校の1クラス全員に声優がついているようなのでベテランから新人まで大量です。
堀江由衣さん演じる「本田奈津子」が重要人物のようですね。

感想は、「毎週楽しみに見てました、終わり。」です。

似たタイプでPAのAnotherが思い出されますが、まあ格が違います。
あっちは原作、監督、キャラ原案、構成、作画監督が一流で、PAの社運を賭けた挑戦作。
こちらは素人のケータイ小説の人気に乗った初元請なので比べるのが可哀そうです。

バトルロワイヤルではなくデスゲームなので醜悪なだけの作品ですが、
人気が出ただけあって趣向が合えば楽しめることは楽しめます。
シリーズ物なのでこの作品での結末は気にするだけ無駄でしょう。

良識ある人にはお勧めできませんが、見ちゃダメと言われると見たくなる人にお勧めです。
ケータイ小説版もそんなノリで人気が出たんでしょう。

キニ
スル
ダケ
ムダ

を理解できる紳士淑女に。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 32
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

デスゲーム系は苦手ですが、好みと関係なく面白くなかったDEATH(笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
原作(小説)は超有名なタイトルですが、内容は、原作(漫画)を元にしたアニオリらしいですね。

しっかし、なぜこういう有名なタイトルは意外と作画が悪かったりするんでしょうね(苦笑)

感想としては、レビュータイトルに尽きます。まあ、もしかしたら、私はこの手の作品に疎く若葉マークなので、類似の作品をたくさん観てきた方なら気づける良さもあるのかもしれないので、高評価されている方のレビューを楽しみに待ちたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 38

66.7 6 2017年度のグロアニメランキング6位
UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (174)
820人が棚に入れました
平穏で退屈な田舎に暮らしている少年・近衛刀太の夢は、都へ行って一旗揚げること。
刀太は都へ行くため、育ての親であり優れた魔法の使い手である雪姫に挑戦する日々を送っていた。だが、戦いながらも仲良く暮らしていた2人の前に現れた賞金稼ぎによって、田舎での平穏な日々は終わりを告げる。

これは、ろくでもないモノになってしまった者達の物語。

声優・キャラクター
高倉有加、松岡由貴、広瀬ゆうき、佐藤利奈、茅野愛衣、小倉唯、白鳥由里、桑谷夏子、神田朱未、渡辺明乃、堀江由衣、佐久間未帆、能登麻美子、皆川純子、石田彰、原田彩楓、鬼頭明里、柿原徹也、咲野俊介、梶裕貴、小山力也、小野大輔

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「育った」エヴァンジェリン登場(笑)!?(ハイペースの原作消費でした…。)

週刊少年マガジン連載の同タイトルのマンガが原作。
(今は別冊少年マガジンに掲載誌を変更。)

タイトルの「UQ(ユーキュー)」は「悠久」と掛けられていて、作中には前作『魔法先生ネギま!』でもおなじみの吸血鬼エヴァンジェリンをはじめとして、いろいろなタイプの「不死者」が登場します。

一応世界観は継続しているものの、「ネギま!」よりは相当に未来であることもありとりあえず「ネギま!」を観ていなくても特に序盤はそれなりにお話にはついていけると思います。

かなりの長期連載ですが、アニメ化でどこらへんのお話までやるのかは、謎…。
== [以上、視聴前レビュー] ==

…ということで、第1話を観ました。原作だと初期は『魔法先生ネギま!』との関係性を強く押し出さずに始まったのですが、最近の原作の現状を考えて最初からネギま!を匂わせる方向なのですね。

第1回放送の前の特番でも、「これまでのネギま!」まとめみたいなノリでしたし。OP/EDに出てたキャラも考えると、序盤の修行パートとかはけっこうハイペースで進むのかな…?

2017.12.20追記:
全話視聴終了。とにかく「ネギま!2も名乗ったことだし、どんどんネギま!キャラを出してやるぜ」とでも言わんばかりに旧作キャラが目白押し。

女性キャラも巻きでバシバシと登場させて、早期にハーレムアニメっぽい雰囲気を作ってましたね。

前作のネギま!よりは修行とか戦闘パートが目立つ原作でしたが、特に修行に関しては大幅に尺カットで一気に原作を消費しました。

ネギま!自体はずっと原作を読んでいたこともあり、もちろんつまらなくはなかったんですが今後あえて人に薦めるほど面白かったかというとそんなこともないかなといった無難な作品に収まってしまった感があります。

OPを『ハッピー☆マテリアル』(前作OP)のカバー曲にしてしまったのも、無難といえば無難でしたがそこはちょっと冒険して欲しかった気がしました。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 29

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

赤松健が原作とは思えないほど「少年バトル」してる

赤松健といえば、ラブコメ、ハーレムといったオタク丸出しの作品が主なので、「ラブひな」のころからそこまで好きではなかったのですが、

今回の「ネギま2」は思っていた以上に王道の少年漫画で、ある意味驚かされました。こういったのも描けるのだなと。しかしやはりというか、登場人物がやたら女の子だらけなのとお色気要素が多いので根本的な部分は昔と変わらないのと、12話で詰め込みすぎてお話がなんだかわからない方向に向かってしまったのが残念。ちょっと改悪気味です。

作画も丁寧なところと、モブや背景が手抜きなところが多いのでそこまでスタッフの気合が見れなかったのも残念。

「魔法先生ネギま」の事実上続編らしいですが、そもそも「ネギま」自体あまり知らないのでついていけなかったのもあるかと思います。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「ネギま」は例外的な奇跡の作品であり、原作者であっても再現は難しい

[文量→大盛り・内容→余談が本論系]

※原作は最新巻まで読んでます。赤松先生大好きレビュアーとして、あえて厳しめのレビューです。ちなみに、自分で言うのもなんですが、私のレビューは思いが強くなり過ぎるとダメになる傾向があります(苦笑)

【総括】
ラブコメ作家の描くバトルもの。SF要素もあり、ある意味では、これまで赤松先生が作り上げてきたものの集大成と言えるのが、本作。

赤松先生の原作の中では、アニメでの作画は良い方かな。

グロい描写もありますが、グロがメインの作品ではないので、それだけで敬遠してもらいたくないな~というのが、赤松ファンとしてのお願いですm(_ _)m

まあ、タイトルから分かるように、完全に「ネギま」ファン向けに作られた、サービスアニメですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

【余談~ 勝手に赤松健の作品論w ~】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(原作ネタバレ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/18
♥ : 20
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