クローズドサークルでミステリーなTVアニメ動画ランキング 5

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のクローズドサークルでミステリーな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番のクローズドサークルでミステリーなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.3 1 クローズドサークルでミステリーなアニメランキング1位
ひぐらしのなく頃に(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (4995)
22078人が棚に入れました
舞台は、鹿骨(ししぼね)市にある雛見沢村と呼ばれる、人口2,000人に満たない寂れた村である。過去に、この村はダム建設による村の水没を、村民の団結した行動で阻止しており、村の連帯感は今も強固である。
ダム建設計画の無期限凍結から5年後の昭和58年、前原圭一はこの村に引っ越してくる。彼は、持ち前の性格と明るさで、新たな学校や友人に打ち解けていく。
しかし、そのまま楽しく平和に過ぎていくと思われた日常は、綿流しという祭りの日から、様相を変えていくことになる。
過去4年連続で、綿流しの日に起きたという怪死事件。そもそも、雛見沢村にはどんな秘密があるのか…。

声優・キャラクター
保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり、茶風林、大川透、伊藤美紀、折笠富美子、小林ゆう、関俊彦、かわむら拓央、鶴岡聡、松元惠、瀧本富士子、尾小平志津香、井上喜久子、廣田行生、こぶしのぶゆき、立木文彦、塚田正昭、樫井笙人、小野大輔、水野理紗、金田アキ、宝亀克寿、くじら、渡辺美佐、松本保典、松井菜桜子、中野元、須加みき

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

『ひぐらしのなく頃に粋』は、ラノベ約30冊分のテキストと全キャラフルボイスで送る完全版

◆プロローグ
昭和58年初夏。 例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。ここは都会から遠く離れた山奥にある寒村、通称“雛見沢村”。人口2千に満たないこの集落で、それは毎年起こる。

―― 雛見沢村連続怪死事件 ――
毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
隠蔽された怪事件、繰り返される惨劇。
陰謀か。偶然か。それとも――祟りか。
いるはずの人間が、いない。いないはずの人間が、いる。
昨夜出会った人間が、生きていない。そして死んだはずの人間が、生きている。
惨劇は不可避か。屈する他ないのか。
でも屈するな。
運命は、その手で切り開け。

■鬼隠し(おにかくし)編
都会から田舎の雛見沢に引っ越してきた前原圭一は、同級生の竜宮レナやクラス委員長の園崎魅音たちと賑やかな、楽しい毎日を過ごしていた。都会にはなかった、充実した時間を満喫する圭一。

――しかし、村の伝統祭である「綿流し」を目前にして、彼は村を訪れたカメラマンの富竹から村の過去について聞かされる。そして、仲間たちはなぜか、その事を秘密にしていることに気づく……。

■綿流し(わたながし)編
偶然入ったファミレスで圭一は、そこでバイトしている魅音とばったり出くわした。いつもの男勝りな彼女と違い、かわいらしい衣装に驚く圭一。しかしレナは、それが本来の魅音の姿なんだと言って、意味深な注意を投げかけた。

そして綿流しの日、圭一は意外な人物からの誘いを受けて、古手神社の祭具殿に忍び込むことになる。しかしそれは、村でも禁忌とされていた行為だったのだ……。

■祟殺し(たたりごろし)編
ちょっとした意地の張り合いで起こった勝負をきっかけにして、圭一は下級生の北条沙都子と仲良くなる。行方不明になった兄を気丈に待ち続ける彼女のことを知った圭一は、沙都子の兄代わりになろうと心に決めて世話を焼くことに。くすぐったいような、あたたかい日々。

しかしそんな安らぎの時間は、邪な闖入者――沙都子の叔父・北条鉄平によって無残にも打ち砕かれる。徐々に心が崩壊していく彼女を見かねた圭一は、ある決断を下した……。

■染伝し(そめうつし)編
夏美たち一家が興宮から垣内に引越してきてから、およそ一年が経った。はじめは慣れない都会の生活に戸惑っていた夏美も、今では仲良しの友達と一緒に遊びに出かけたり、アルバイトをしたりと楽しい毎日を送っていた。

そんなある日、夏美は憧れていた同級生の暁から告白される。有頂天になって喜ぶ夏美だったが、通りがかったTVのニュースで彼女は、郷里の雛見沢で起こった凶事を知る。それをきっかけに夏美の周囲には、不穏な影が落ちはじめていった……。

■暇潰し(ひまつぶし)編
昭和53年。警視庁公安の刑事・赤坂衛は、建設大臣の孫が誘拐された事件の捜査に駆り出される。そして、その犯人が潜伏している可能性のある場所のひとつ、雛見沢地区を訪れることとなった。

その集落は、数年後に建設されるダムによって水没することになっており、住まいを奪われる村人たちの反対運動が繰り広げられていた。そこで彼は老刑事の大石、そして不思議な少女「古手梨花」と出会う…。

■目明し(めあかし)編
昭和57年。全寮制の学校を抜け出した詩音は、生まれ故郷の雛見沢へと戻ってきた。本来ならば彼女は家の掟により、村で生活することを許されない立場であったが、生来の機転と周囲の人々の協力で興宮で新生活をスタートさせる。

そこで彼女は、とあることをきっかけに優しげな顔の少年、悟史と知り合う。詩音は彼に惹かれてゆくが、二人の間には厚い壁が立ち塞がっていた…。

■異本・昼壊し(ひるこわし)編
とある放課後。レナは圭一と一緒にゴミ山での宝探しを楽しんでいたが、ふと空を見上げた拍子に、空から降ってきた「何か」を飲み込んでしまう。心配して気遣う圭一だったが、特に異常もなく帰宅することに。

一方同じ頃、古手神社ではちょっとした事件が起こっていた。神社の秘宝「フワラズの勾玉」が封印を解かれて、消息不明になってしまったのだ。その行方を探す梨花と沙都子だったが、そのひとつの居場所を突き止めて仰天する。なんとそれは先日、レナが飲み込んだ「何か」だった…!

■影紡し(かげぼうし)編
昭和58年。悪夢のような雛見沢ガス災害発生から数日後、赤坂は旧知の老刑事、大石の訪問を受ける。そこで彼から、今回の災害に不審な点があることを聞かされて、二人は共同でその謎について調査を開始した。

そして、捜査先の垣内市の女警部、巴の協力を得て雛見沢の出身者へ聞き込みを行う赤坂たちだったが、その相手が次々と変死する事件に巻き込まれて、調査活動は予想外に難航することに。一方、雛見沢御三家の少女『公由夏美』もまた、今までの生活に黒い変化が訪れていた…。

■罪滅し(つみほろぼし)編
いつものように大騒ぎを繰り広げ、楽しい時間を過ごす部活メンバーたち。しかし、レナは自分の家庭に突如降り掛かった不幸に悩み、苦しんでいた。平和で幸せな日常を取り戻すため、ついにレナは悲しい決断をする。 そして、偶然その凶行を知ってしまった圭一たちは、仲間として力になると誓い合い、彼女に手を差し伸べる。

一度は圭一たちを信頼しようと思ったレナだったが、その後も罪の意識と身の回りに起きる不可解な現象に苛まれ続け、やがて…。

■皆殺し(みなごろし)編
雛見沢に引っ越してきて以来、圭一は持ち前の行動力と優しさで村でも評判の人気者(ひょうきん者?)になりつつあった。綿流しのお祭りでも大役を任され、張り切る圭一とそれを戸惑いながら見守る梨花。

ところがそんなある日、しばらく行方をくらましていた沙都子の叔父、北条鉄平が帰って来て、彼女を連れ帰ってしまった。その男が過去、沙都子にひどい仕打ちをしていたことを知る圭一と部活メンバーは、彼女を助けたい一心で奔走する。そして、梨花は…。

■宵越し(よいごし)編
昭和58年6月に発生した火山性ガスの噴出により、一夜にして住民の大半が死亡・行方不明となった雛見沢地区。その後、村の一帯は厳重に閉鎖されていたが時代は平成へ移り、20年余りを経てようやく閉鎖が解除された。

そして平成18年のある日、オカルトライターの荒川龍ノ介はとある女性フリーライターと同伴して取材のため、雛見沢地区を訪れた。雨の降りしきる中、彼らはそこで車を発見する。が、その中にいた人はみな死んでいた。急ぎ警察に連絡しようと村の集会所跡を訪れた荒川たちは、そこで…。

■解々し(ときほぐし)編
昭和57年、秋。南井巴は警察庁の準キャリアとして、垣内署に出向していた。ある日、以前の勤務地である茨城県警の管区内で起きた不可解な怪死事件を偶然知った巴は、顔なじみの少女尾崎渚に依頼されて捜査を開始する。そして、渚と被害者がとある学校内で起きた傷害事件に深く関わっていたことを受けて、その加害者である少女…竜宮礼奈の転校先、雛見沢地区を訪れた。

親交のある老刑事、大石の口から語られる雛見沢地区の謎と、「オヤシロさま」の存在。さらに彼女は、平穏に暮らしているはずの礼奈が隠し持つ「別の顔」を目の当たりにすることになる…。

■祭囃し(まつりばやし)編
祖父の夢を叶えることを願い続け、強い意志とともに努力を重ねてきた彼女は成長して、ついに運命をつかむ「力」を手に入れた。その、神をも恐れぬ彼女の覚悟を悟った「少女」は、ようやく傍観をやめて自ら舞台へと上がることを決意する。

そして新たな部活メンバーとして圭一たちの仲間に加わり、絶望的だった梨花の運命を切り開くために彼らに協力を求めるのだった。強固に閉ざされた、未来への扉。その先に待っていたのは希望と、そして…。

■澪尽し(みおつくし)編 表・裏
前の世界で、ついに敵の正体を突き止めた梨花。…しかし、かすかな希望を胸に秘めて目覚めた次の世界では、常にそばで支えてくれた「彼女」の姿がどこにも見当たらなかった…。

一方、その行動力と意気の良さで今や村中の人気者となった圭一は、魅音から委員長の座を譲られる。期待と信頼を込めてお祝いする部活メンバーたちだったが、なぜか梨花の様子がおかしいことに圭一は気づく。そんな彼の想いを知った梨花は、ある決心を固めてずっと隠し続けてきた秘密を打ち明けた…。

■賽殺し(さいころし)編
ようやく取り戻した平和な日常。だがそんなある日、部活メンバーとプールに出かけた梨花はその帰り道、交通事故に遭ってしまった。そして次に梨花が目覚めた世界は、今までとは全く違った事実で構成された異様な「雛見沢」だった。

死んだはずの両親が生きていて、仲間たちの様子もおかしい。なによりも、自分のそばに羽入がいないのだ。初めての体験に戸惑いと恐怖を覚えながら、梨花は元の世界に戻るための調査を開始する…。

■言祝し(ことほぐし)編
雛見沢が、鬼ヶ淵村と呼ばれていた遠い昔。「少女」は使命を帯びて剣を携え、人里に跋扈して暴威をふるう「鬼」を狩っていた。全ては自らの身体に流れる「血」に課せられた、一族の罪をあがなうため…。

そんな想いを胸に抱いてひとり悲壮な戦いに身を投じていたのだが、ある日彼女は人間の青年と出会い、恋に落ちる。そして子供を授かり、今まで想像もしなかった平和な日常を手に入れた。…だがその後、村に鬼が出没するという噂を聞きつけた彼女は、再び剣を取って立ち上がる。それが、全ての悲劇の始まりであった…。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

グロも怖も、萌えも笑いも…あなたしだい…|ョω・。)

◆原作ゲーム 全26話 原作未プレイ
◆ジャンル ホラー ミステリー 

ひぐらしのなき声が… 聞こえてくる―
古きから代々その土地の名残を残す、昔ながらの原風景
人里離れた 人々がひっそりと集を築き暮らす小さな村がある

そう…そんな平穏な村、ここ「雛見沢」にて”-それ-”は起こる…

古より村にまつわる因習「綿流し」
それに準えられた、忌まわしき謎の連続怪死・失踪事件…

この悲惨な事件、悲痛な運命から… あなたは目をそらさずにいられますか?



はじめに、
前々より気になっていた作品でしたが、
当サイト、レビュアー様より厚いご紹介を受け
この度視聴にこぎ着け、本作に出会えることができました
このサイトと、ご紹介頂いた、たくさんのレビュアー様に
心より深い御礼の気持ちをここに書き記させて頂きます (。-人-。)



まず参考までに本作視聴に挑んだ、私の属性を((Ф(・ω・`)カキカキ

グロ⇒〇 怖い⇒◎ 鬱⇒(*'σ∀'*)? 
貞子⇒好き 虫さん⇒嫌い コナン⇒Fun♪



さっそく、観てみると…
その異様なまでの”暗”や”鬱”といった雰囲気に
ものすごい恐怖感を覚えます((((;゚;Д;゚;))))ブルブルブルブル
OP曲とその画の雰囲気からして完全にやられてしまいます…

当然のことですが、普段、私がよく使う
”やられてしまう(ノ∀`◍)”とは全く持って別の意味合いになりますw※


ところが、本作、ビックリするほど”明”と”暗”が
くっきり分けられれおりまして、日常パートとでも言いますか、
ゆるゆるの萌え萌えなシーンが多々がありまして…


しかしながら、正しくそれらが巧妙に仕組まれた
本作の”恐怖”への増幅に繋がっているのでは?と私は思います!

そう、何かと日頃より、温厚でいつも笑っている様なヒトって
よくこんな風に言われがちではないでしょうかネ?

「あのヒト普段優しいけど… 怒らせたら、絶対怖いよねぇ~(*´ノд`) ゚Д゚)ヒソヒソ

を引き起こすアレである♪w


そう…、日頃の暖かい、明るい、笑顔… その表情が一変し、曇った瞬間…
それはとてつもない形相に変わっていて、((((;゚;Д;゚;))))カタカタ
本作ではその表情の移り変わりが
物の見事ににコチラに莫大な”恐怖”を生み出しているのであります!


人間の心の闇… 、妬み、怨み、憎しみ

そういった激しい憎悪がグサグサと伝わってくる描写と、
それに加え声優さんの迫真の演技が相まり、観てるコチラがもう…
しどろもどろになってしまうほど… 圧倒されました!!!



そして、なんといっても秀逸なのが毎話毎話の幕引き!!

次から次へと話しが広がり、謎が謎をよび、興味をひきたてられては
そ、そこで終わるのか━━(;゚Д゚)━━!! と続きが気になって仕方なく
途中で視聴を中断する隙を与えてくれません!!!

おかげで夜も眠れません( σω-)ヾ(・ω・`)イツモダヨネ

それどころか、仕事中も気になって、考えては、
早く家に帰らせてはくれまいかと…、
家に帰ってTVのスイッチをONにさせてはくれまいかと…
そんなことを悶々と思う日々を、つい一ヶ月程前に、私過ごしておりました

これもきっと○○○○候群の症例の一つだったのだと
考えれば全て合点がいくというものです|ョω・)ヾ(・ω・`)イヤカンケイナイヨネ?


しかし今後もし、今作を視聴される方がいらっしゃるのだとしたら
くれぐれも、先んじてお伝えさせていただきたい!!

本作、そして、二期の解、合わせてご視聴頂くのが”MUST”な
内容でして、一期、二期合わせて、全50話、時間にして約20時間!

それゆえ、わりかしまとまった視聴時間の確保! これは急務と思われます
中々1話1話ちょこちょこ、こまめに観るスタイルのできない作品と
存じますのでこの点についてはくれぐれもお気をつけ頂きたい!!

私の様に”寝不足”という名の病で心身を患われてしまわぬよう(´ぅω-)
もちろん、適度な休憩をはさむことも忘れずに!!

「警告は二度はない… 守らなかった時は… あなた次第… 」

正にその通りでありますぞ(`*・д・)ゞ



様々な波紋を呼んだ本作、緻密に練られたストーリー構成に
もはや何を書いてもネタバレになってしまいそうで
レビューの扱いも一際気を張ってしまいがちですネ_((Ф(・ω・`)

そんな訳で
ほとんどお話しの寛容については触れておりませんでしたが
1点だけどーにも書きたいシーン、私が一番印象に残ったシーン
それに対する私の想いを書いてしまいました… 。゚(゚´Д`゚)゚。グワァァ



{netabare} そう…それは【目明し編】にて

『詩音』たんが発狂ヾ(`Д´*)ノしとち狂い、
『沙都子』をはりつけにして、ナイフで”グサグサ”と滅多刺しにする
あのとてつもなく胸が…心が…えぐりとられるシーンであります!!

元より、私が『沙都子』と『梨花』ちゃまを一際、気にかけ視聴している
点については、今更語るまでもないと思いますが

そこでの『沙都子』の姿に思わず…私 。゚(゚´Д`゚)゚。崩壊



―まだ幼くして『沙都子』はとてつもない苦労をしいらてれきた…

両親や、親戚との境遇しかり村中の人々からも
蔑まれ、酷い、悲しい現実を送ってきた
それでも彼女は必死に前を向き”今”を生きていく

支えてくれる仲間、そしてなにより
心の拠り所となってくれている大好きな「にぃにぃ」がいてくれるから

何があっても、どんな時でも「にぃにぃ」だけは
『沙都子』の味方でいてくれる… 
彼女にとって、「にぃにぃ」 の存在は
はかりしれない程大きく…大切なモノであったに違いない…

彼女はその存在に甘えた―
うーんと甘えた… 嬉しかった…優しかった… 大好きだった…
もうすがりつくことをやめられなかった…

でも…彼女はそんな大切な存在まで奪われてしまう―
そんな現実から何度と目を背けたくなったことだろう…

それでも彼女は…今も、強く、強く信じている…
「にぃにぃ」は必ず帰ってくると…

そう…彼女は
自分が「にぃにぃ」を追い詰めてしまっていた…

そんな現実さえも気づいていた…
大好きな「にぃにぃ」を自分が苦しめてしまっていた―

そんな悲しい現実に気づいた時、彼女はどんな気持ちであっただあろう…

それでも、そんな現実さえも受け止め、 悔み… 
そしてもっと、もっと強くなる…と

こんな困難にも屈しない一人前になった姿を
帰ってきた「にぃにぃ」に見せてあげるのだと…

まだ幼い…こんなか弱い少女が、こんなにも強くあろと…

必死に、前を向いて生きているのです…


いいんだよ… いいんだよ…。゚(゚´Д`゚)゚。
幼い頃なんてみんなそう… いや大人になった今だって… 
誰だって、甘えたいし、甘えちゃう…
誰かに寄りかかってそうやって生きていくもの…

それなのに『沙都子』は… 『沙都子』は…

お願いだから… お願いだから『沙都子』だけは助けてあげてッ!!
それだけは… それだけは… と何度願った事でしょう…。゚(゚人Д`*゚)゚。


正に私は ”心がえぐりとられる”感覚を味あわされることとなり
そして私はここで決心するのであります―

例え『悟史』がもうこの世に生を授かっていなかったとしても…
もしそんな悲しい現実があったのだとしても… その時は

私が『沙都子』の「にぃにぃ」となりかわって、
彼女の笑顔を日々絶やさぬ様、一生支えていく事を…!!!

決意した瞬間なのでありました―



…ん!?  ちょ、真摯に拝読頂いてる そこのお方!!
若干引いておられやしませんか|ョω・)? 大丈夫でしょうか…!?w {/netabare}


という訳でご覧のように本作にどっぷりハマりこんでしまった
様子を書いてしまいましたが、私としてはまだ本シリーズについて
書きたいことの1/3も書いておりません!!

だってまだ本作のお約束名セリフの数々を私一言も発しておりませんもの(o´艸`)
いつものコーナーも先送りですネ(o*゚∀゚)o*ウズウズw



まとめて
何かとグロ描写に敬遠されてしまう方もいらっしゃると存じます…
もちろん、そういった描写が含まれ、
見るにたえないシーンがありますので苦手な方には断じてオススメできません!! 

ですが何より、本シリーズ通しての物語の巧さ、
その根底にある親密なテーマ、そしてその問いかけに気づき
全てが解決へと導かれたその暁には…
きっと素晴らしい高揚感を味わえることではないでしょうか?


グロ耐性に自信のある方にはぜひ一度は視聴に挑んで頂きたい!!
ホラーミステリー(萌)の傑作だと思っておりますヽ(*´∀`)ノ

投稿 : 2024/11/02
♥ : 67
ネタバレ

ココ吉 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

グロ怖なのに続きが気になるのですよ。にぱ~☆

原作ゲーム未プレイ◆全26話◆
あにこれユーザーの方にオススメして頂いた作品。

【前置き】

昭和58年6月、人口2千人弱の雛見沢村での
綿流しの祭り後に毎年起こる連続怪死・失踪事件
の顛末を描いたサスペンスホラー。

【感想】
{netabare}
まず最初に,この作品のレビュータイトルにもなって
いますが,「グロくて怖いけど続きが気になる作品」
これがこの作品の最大の魅力であり,最大の売りだと
思います。

まぁ,グロかろうが怖かろうがエロかろうが
視聴者に「続きが気になる!」と思わせられる事は
アニメ視聴継続においての重要なファクターであり
良作たる所以なんだな,と改めて感じました。

簡単にですが,どう魅力的なのかを語ると
疑心暗鬼に陥った時の人間の怖さ。
そして怨みやつらみ,妬みの感情を宿した人間の怖さを
キャラクター達に上手く表現できている所でしょうか。

そんな人間誰しもが人生経験を積んでいけば多少なりとも
経験する事(味わうと表現した方が適切かも?)があるで
あろう感情を古来からの風習の綿流し祭や風土病など,
あたかも「実際にありそう…」と思える様なイベントを
織り混ぜる事によって,より一層リアル感が増してくる
ストーリーは秀逸でした。


1期全エピソード
「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」
「暇潰し編」「目明し編」「罪滅し編」と,
パラレルワールド(並行世界)形式で様々な
バッドエンドを見せつけられるのでグロ&鬱耐性が
ないと厳しいかもしれません。
特に目明し編の爪剥ぎと拷問の描写はスンゴイ!

グロ耐性がそこそこあると思っていた自分も
『おぉ…ふ…』と
目を被いたくなってしまったのはナイショの話w
(ご飯を食べながらの視聴はオススメできません)

ですが,
1期を最後まで視聴された方には是非とも
2期(解)の最後まで観て欲しい作品。
解の最後まで観てみると,とても壮大な
ストーリーだったという事がよく分かります。

やっぱり,パラレル形式を取り入れた作品は
見応えがあってキャラの一人一人に感情移入が
し易いので個人的に好きだったりします。

この作品を1期だけで評価するのは少々難しい。。。
そんな風に思えた作品でした。



【お気に入りキャラ】

『竜宮 レナ』

好きになった理由?

そんなの…もちろん
ビクンビクンさせてもらったからです♪

とまぁ,冗談はさておきw

一番の理由は
彼女の心情や行動にある程度の共感を覚えた事。
普段はほんわかしていて「かぁいいもの」が大好きな可愛い
女のコなのですが,実際は頭が良くてとても仲間思い。
でも,スイッチが入ると……観る側をトラウマに陥れてし
まいそうになるぐらいのギャップが個人的にツボでした♪



◆OP曲 「ひぐらしのなく頃に」
歌:島みやえい子

◆ED曲 「why, or why not」
歌:片霧烈火

OP,EDともに作品の世界観に合っていました。
特にOPの歌詞を見ながらストーリーを振り返り
思い出していてゾクッとさせられた事もしばしば。
ただ,近年の2クール作品の主流
(前期,後期で曲がチェンジ)に慣れてしまってるせいか,
曲が1曲ずつしか用意されていないのが少々惜しく
感じられました。
{/netabare}


【ここからは余談】

※単なる聖地巡礼してきたよってだけのお話。
興味がある方だけ読んでいって下さいまし♪
{netabare}
今年の1月に雛見沢村のモデルになっていた
岐阜県大野群白川村に旅行で近くを通りかかったので
そのまま足をのばして行って来ました。

先ず到着して最初に思った事…。

『くっそ寒いッッ!!』

雪が積もった山間部の寒さ,半端ない!!
それもそのはず,作中の初夏(6月)とは違い
真冬なんだから当たり前の事ですよねw
でも,あたり一面に雪が積もった白銀の世界は
魅力的であり,それはそれは幻想的でした。

僕の住んでいる地域では雪が積もっている光景を
目の当たりにする事自体,とても珍しいのでしばしの間
(20分ぐらい)寒さと年齢を忘れて同行してくれた相方と
共に雪遊び(雪のかけあいっこ)に興じてしまいました。
そう,まるで真夏のビーチで恋人達がはしゃぎながら
やるお決まりのアレ,みたいなもの。
周りの目も気にせずにw

心の中で「フゥ…この辺にしといてやるぜ」と
ひと通り雪を堪能した所で探索を開始する事に。

作中に出てきた から葺き屋根の家や水車,入江診療所の
モデルになった建物などをアニメと同じアングルで見つ
けられた時の感動はひとしおでした♪
嬉しくてついついデジカメとスマホの二刀流で
パシャパシャと写真を撮りまくってしまう始末。

そして僕が一番見たかった古手神社のモデルに
なった白川八幡神社にたどり着きました。
一応形だけでもと思い,参拝を済ませてから
境内を見回る事に。

境内を歩いていると
梨花ちゃまの「にぱ~☆」や羽入の「あぅあぅ」が
どこからともなく聞こえてきそうなぐらいアニメと
まんま同じだったのでかるく鳥肌モノ。

制作スタッフのロケハン活動がいかに丁寧に
なされていたかがよく分かった瞬間でもありました。

その後に祭具殿(何か怖かったのでパッと見で済ますw)や
梨花ちゃまと沙都子が住んでいた家を見てからふと腕時計に目をやると帰る時間が差し迫っていました。

今回,少し残念だった事は…
雛見沢分校のモデルだった建物が既に取り壊されていた
事と時期的にひぐらしの鳴き声が聞けなかった事の二点
でしょうか。

『あぁ~あ,分校見たかったし鳴き声聞きたかったぁ…』
と,柄にもなく感慨深げに分校跡地を眺めていたら
いつもの妄想スイッチ(悪い癖?)が発動しました。

~~妄想中 その1~~

もしも,ひぐらしの鳴き声をBGMにして
レナちゃんに背後に立たれてから唐突に
『ねぇ,ココ吉君…ちょっといいかなぁ?かなぁ?』
なんて話しかけられた日にゃ……
きっと僕はもぅ…(;´Д`)ハァハァ

そんでもって『嘘だッ!!』まで頂いた日にゃ……
きっと僕はもぅ…(;´Д`)ハァハァ

このシチュ…,かなりビクンビクンできて完全に
ご褒美じゃんよ♡ 住民票移しちゃう勢いじゃんよ♡
雛見沢症候群レベル5発症しちゃうじゃんよ♡
ん~ッ♪♪ 堪らん!!

~~妄想中 その2~~

あと,レナちゃんに「おっ持ち帰りぃ~」される
シチュも魅力的……いや,待てよ?
ここは男として正々堂々と僕がレナちゃんを
お持ち帰りするべきなのかしら?・・・ぶつぶつ・・・。
はぅぅ~,鉈ブンブン丸ぅぅ♡・・・ぶつぶつ・・・。

↑なぁ~んて,俺得な妄想でブヒブヒしていたら
相方から『また一人の世界に入ってたでしょ…?』
と,ジト目でかるくツッコまれてしましたが,
表情はあくまでもCOOL。

そんなやり取りをしていると,既に帰りの
予定時刻をかるくオーバーしていました。
スケジュール的な都合で滞在時間を少しだけしか
とれなかったので全てを網羅する事は叶いませんでしたが
作中では描かれなかった「冬の雛見沢」をバッチリと堪能
する事ができた意味は大きかったと言えます。

もし,次に行く機会があれば作中と同じ
6月に馳せ参じて是非とも僕の淡い妄想の実現を
はかりたいものですね( ・`д・´)キリッ★


最後に

概ね満足のいく「行って良かった」と
心から思える聖地巡礼になりました。
ひぐらしファンなら機会があれば,一度足を運んで
みるのもアニメとはまた違った発見や新しい驚きに
出会えるかもしれません。

そんな風に思えた今回の寄り道(*´ω`*)♪

長々と綴った駄文に最後までお付き合い
下さいました紳士淑女の皆様方に感謝申し上げます。
ご清聴ありがとうございました。



おわり
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 61

77.7 2 クローズドサークルでミステリーなアニメランキング2位
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (2144)
11087人が棚に入れました
どこにでもいそうな平凡な少年・苗木誠は、「超高校級の才能」を持つ現役高校生しか入学出来ない羨望の象徴「希望ヶ峰学園」に「超高校級の幸運」として抽選で選ばれたことを機に、「卒業すれば人生の成功が約束される」というこの学園に入学することになる。
迎えた入学式の日、意気揚々と希望ヶ峰学園の中へ入っていこうとする苗木だったが、玄関ホールに入ったところで急激なめまいに襲われ意識を失ってしまう。
苗木が目を覚ますと、そこは既に学園校舎の教室内であった。しかし違和感はそれだけに留まらず、校舎の窓は鉄板で塞がれ監視カメラとテレビモニターが至るところに設置されて圧迫感に満ちており、校舎全体からも異様な雰囲気が漂っていた。
校舎の玄関ホールに戻ってきた苗木はそこに集っていた他の新入生達と出会うが、彼らもみな同様にめまいに襲われ意識を失っていたのだという。異常事態はそれだけではなく、玄関にはそれまでなかった鋼鉄の扉が設置され外界から完全に遮断されており、苗木達新入生は希望ヶ峰学園に幽閉されてしまったことに気付く。
困惑する面々を前に現れた謎のキャラクター「モノクマ」は苗木達を体育館に呼び出し、「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」という恐ろしいルールを告げる。
これが「コロシアイ学園生活」の始まりであった。
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

放たれた希望への弾丸

学園に監禁されそこから脱出するには誰かを殺さなければならないというルールの中
生存と脱出をかけたサバイバルのようです。

「あら?思っていたのと違うんだ…」というのが第一印象。
ゲームもやった事は無いですが裁判物だと思っていました。(^_^;)

映画などで散々観てきた監禁シチュエーションではありますが
ミステリーは好物なので楽しめそう。
…って思ってたのですが、絵が子供向けっぽいのと色々と雑に感じる所があり気になります。
不安を感じつつも観るつもりですけどね。

でもこれゲームやりたい人にはネタバレになっちゃいますよね。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。
ダンガンロンパは特に推理物なので次の話を観た後に前話の予想を覗く事をお勧めします。

※1話感想(ちょい批判的){netabare}
不安な点、気になる点を書いておきます。

まず入学案内の手紙は当選詐欺の手口でコレを信じて学校に来てしまう
主人公の推理力や想像力の無さでやや期待値ダウン。
今後色々論破していくなら推理入薦でいいんじゃないの!?
DVDにしろ加工を疑わない者ばかりではレベルの低い推理合戦になりそう。
観ている者の期待を高め心を掴んで欲しいのに…これから推理バトルやるんでしょ!?
無能な感じにしてしまっては説得力が無くなってしまいます。
優秀な者同士の論破バトルが観たいという思いが強すぎたのかもしれませんけど…。

監禁場所が学園というのも矛盾含みです。
希望や能力のある高校生を集めたかったのでしょうけど
この制度で今までどうやって運営されてきたのでしょうか?
一流高校ってその評判どこから来てるの?通学や卒業した人居るの?卒業生犯罪者なの?
脅迫して殺し合いさせるのに学園の必要性があるの?
…等々、機能していない(と思われる)学園を舞台にすることに疑問を感じています。

監禁にしてもファンタジーとリアルが混同しててすんなり飲めません。
モノクマの存在や意識を失わせる術に食べ物が自動補充されるというファンタジーがあるのに
鉄をふんだんに使った監禁がミスマッチです。
外に出たはずなのにまた中に戻っているとか
ファンタジーに統一した方が余計なことを考えず本筋に入り込めます。
おかげで鉄格子は研磨材と糸使えとか、鉄板のネジ回す事やらシャッター等の隙間やら
リアルに脱出する方法につい頭が行ってしまいました。

モノクマの言動も最初は不自由無くゆっくり過ごせそうな事を言っておきながら
わずか三日で脅しにかかるなど勝手が過ぎます。
殺し合いをしない選択肢を提示した意味が分かりません。
最初から殺し合いさせるのが目的ならそういえばいいのに。

苗木くんが学園に入った瞬間に意識を失ってましたけどコレも心配の一つ
【予想】{netabare}大オチ夢オチになったりしませんか!?{/netabare}

…等々、不満や不安が尽きませんがミステリー好きの性(さが)
たとえB級C級だろうと最後まで観てしまうと思います。
何か仕掛けがあって今の疑問点が飛ぶようになれば嬉しいのですが。

色々と不満を書いていますが折角のミステリー。推理して楽しみます。
【予想】全体像について{netabare}
以降、的外れかもしれませんが考えて遊んでみます。

推理の前に邪魔なファンタジーをとりあえず潰します。
ファンタジーが強すぎると何でもありになってしまい推論が成り立ちませんから。
それにこの作品はファンタジーが「ある」と思わせておいて「ない」作品だと推測しています。

「モノクマ」はロボット。クマ型ロボット。声がロボット。僕、ロ・ボ・ツ・ト~。
「苗木が学園に足を踏み入れた瞬間、意識を失った」のは薬品か何かのせい。
「密室のはずが食べ物が自動で補充される」は誰かが夜時間に補充しているから。
として置きます。

<舞台について>
第一印象では批判していますが
推論としてはここが学園だと思わせておいて学園ではないと思っています。
窓を鉄板で細工しているのは外を見せない為でもあると思います。
学園は学園で存在していて校門等で15人をさらい、
別の場所に監禁しているのではないかと思っています。

<黒幕について>
モノクマをロボットとするとそれを動かしている者が存在します。
クローズドサークルのセオリーでもありますが
実はこの15人の中に黒幕が居るのではないか?と疑っているので整理しておきます。
(現時点で怪しい者には印を付けておきます。◎○▲△ の順で怪しい。)
 苗木 主人公
◎サヤカ アイドル
△キョウコ ???
 ヤスヒロ 占い師
 ヒフミ 同人作家
 キヨタカ 風紀委員
 ジュンコ ギャル
○チヒロ プログラマー
▲セレスティア ギャンブラー
 モンド 暴走族
 レオン 野球選手
 アオイ スイマー
 サクラ 格闘家
 トウコ 文学少女
△ビャクヤ 御曹司
△この中にいない

◎のサヤカはいわゆる「犯人はヤス」のパターン。
関わりの薄い主人公を覚えていたり助手になると言い出したり心を読む発言も怪しい。
主人公が寝ている間に何かしてそうな気もします。
○のチヒロはプログラマーでモノクマを動かす仕掛けも作れそうなのと
「冷蔵庫でモノクマと会った」というのがどうも嘘くさいので。
▲のセレスティアはギャンブラーで心理を読むのが得意そうだし
仕掛けなどの技術もありそうだし夜は外出禁止という提案をしているので。
△のキョウコは如何にも怪しい謎の人物。
主人公とライバルにもなりそうですがやはり謎。
モノクマが爆弾だと気づいたのはグルで知っていた可能性もあります。
今後参加者たちをミスリードさせる存在かも。
ただ怪しすぎるので逆に△止まりです。
△のビャクヤはお金で物と人を動かすだけの力がありそうだから。
△のこの中にいないは国家や他の組織絡みの犯行もありそうなので。
政府公認の超特権的な学園って言ってますし。
一応、主人公が犯人説も疑いましたが(実は超高校級の嘘つきとか)今の段階では薄いです。

共犯や他の可能性ももちろんありますが第一印象ではこんなところです。
普通にモノクマが黒幕って事もあり考え損になるかもしれないですが。(^_^;)

<DVDについて>
どの人のDVDも画像加工だと思いますが、加工でも気分は悪いし不安にもなるでしょうね。
個人情報なども知られている訳ですし。
その人物の大事な物を傷つける内容になっていると推測できます。
苗木は家族でしたが他の人はまた違いそうです。
サヤカはスキャンダル的なもので公表されるとアイドルの道が絶たれる物でしょうか?
さすがにまだ具体的には読めませんが他メンバーの物もあわせて
今後、観進めながら絞り込んで行こうと思います。


来週からは一つ一つ事件が起きそうなので各個予想出来そうならば色々してみたいと思います。
30分の中で解決まで至る様なら予想は無理ですが、次週に続くパターンなら出来そうです。
{/netabare}
{/netabare}

※2話感想{netabare}
1話感想で無能な主人公が納得いかないって事を書きましたが
『幸運』というスキルを持っている様なのでこの点は腑に落ちてきました。
雑に感じた設定にも仕掛けがありそうで不安も和らいでは来ています。
ちょっと気絶体質なので後々ご都合あわされそうなのは心配ですけど。

{netabare}第一印象で黒幕かな?と思っていたサヤカちゃん{/netabare}が殺されちゃったのは意外でした。
考えすぎたかな?
キャラにまだ感情移入していないのとピンクの血とか演出面で怖くないので
あまりドキドキ出来なかったんですが万人が観られる(遊べる)様にしてるのだと思うので
仕方ないですかね。
個人的にはもう少し刺激が欲しいですけど。

今後も推理は出来そうな展開なので考えながら楽しんで観られそうです。

早速推理します(自分で推理したい人は解決後に開いてね)
【予想】{netabare}
被害者:マイゾノサヤカ
死亡時刻:午前一時半頃
発見場所:苗木の部屋のシャワー室
凶器:包丁
アイテム:Yシャツの燃えカス、ガラスの欠片、金箔の模造刀、「11037」のメッセージ

校則違反で処刑:エノシマジュンコ

とりあえずヒントや気になっている点を羅列し考察
(※)=メッセージにて情報提供いただいたものです。
・メンバー分け
 規則正しい=キヨタカ、チヒロ、サクラ、アオイ
 ややルーズ=モンド、ヒフミ、ジュンコ
 自己中マイペース=ヤスヒロ、セレスティア、レオン、トウコ、ビャクヤ
・部屋交換
 サヤカが部屋交換を申し出たことには疑念あり。
 最初、殴られ気を失った苗木を看病している時に
 部屋の鍵&プレートを自分のとすり替えたと推測したけど行き詰まりました。
 でも何か部屋に細工をしておいたのかも。建て付け悪くしたのサヤカかな?
 間取り同じなのも引っかかるんだけどな。
・部屋で争った痕
 どうやら大立ち回りしてますが物音とか悲鳴とか隣室でも気付かなかったのか?
 隣は苗木とキョウコ。
 (※ゲームでは防音は完璧という設定がある様です。)
 不自然な荒れ方なので後から犯人がつけたものかも。
・シャワー室は苗木の部屋だけ建て付けが悪い&女子部屋は鍵付き
 苗木とサヤカしかこの事実は知らないので
 サヤカを襲った犯人はシャワー室に鍵が掛かると思い込み
 慌てたりこの部屋を女子部屋だと勘違いした可能性はある。
・血痕はほぼシャワー室
 他の場所で殺されて遺体を持って来たわけでは無さそう。
 発見現場=殺害現場と考えて良さそう。
・朝、食堂に入って来たエノシマジュンコの印象が違う?
 ほぼ同じ目の色で色白のサヤカの変装を疑いましたがどっちにしろ死んでます。
 ただ犯行時入れ替わっていた可能性はあるかも。声色の矛盾はあるけど。
 また、元々ココに来ていたジュンコが本物ではなかった可能性もあります。
・朝、食堂に入って来たヤスヒロは玉を持っていなかった
 アイテムのガラスの欠片と関係があるのか?
 いつも持ち歩いて居るとも限らないが以降も登場していない。
・ダイイングメッセージ「11037」
 メモに書いて逆さにしてみたんですが
 「LEOII」二番目の1は逆にハネていてそれを考慮すると
 「LEON」に見えてきます。
・右手骨折&打撃痕
 右手が骨折しているのでダイイングメッセージは左手で書いています。
 壁を背にして書いていれば文字が逆さまでも自然。
 打撃はバットかアイテムを重視するとガラス玉をYシャツにくるみ殴打かな。
 工具の中にハンマーもあったけど刀相手だと厳しいかな。
・凶器包丁&Yシャツ燃えカス、ガラスの欠片、金箔の模造刀
 包丁はキッチンからか? 初日にチヒロが最初に入っているが誰でも利用可能。
 刀は各部屋なのか苗木の部屋のみか不明。
 (※ゲームでは体育館から持って来る様です。)
 苗木も凶器だと認識していて本物だと思ったがアイテム発見の時は模造刀となっている。
 Yシャツ着ていたのはビャクヤ、ヤスヒロ、ヒフミ。
 ガラスはヤスヒロの玉?
 Yシャツと玉はトラッシュルームで発見。
 トラッシュルーム=ゴミ処理&掃除用具部屋だと思われる。
・何故かプレートが交換されている
 プレートが着脱可能として
 苗木がサヤカの部屋に入る夜10時には確認して入ったハズなので
 そこから朝7時までに替えられている。
 第三者が替える必要性もないしサヤカが何らかの理由で交換したのかな?
 サヤカはプレートを交換し誰かを招き入れたのかも。
・キョウコが見たのはメモ帳?何を見た?
 切ってめくれるメモみたいです。何か書いた跡があったのかな?
 ドアを閉めたままだから誰かが訪ねてきた時
 ドアの隙間から誰かと手紙のやり取りでもしたのかな?
・苗木がゴミ箱に捨てた張り紙
 ゴミ入れが空では無かったことが何か気になる…。
・サヤカの部屋を開けようとした音や気配
 誰かがサヤカに揺さぶりをかけている?サヤカの狂言?
・ドアの施錠
 サヤカは絶対開けないと言っていた。どうやって開けさせたのか?
・夜時間は水道停止
 何故水だけ?夜時間はシャワー室を開けさせないため?
 タンクの水で一度は流せるけど下痢とかしたらトイレどうすんの?(^_^;)
・エノシマジュンコの死亡確認
 派手に死んでしまった様ですが誰かちゃんと確認したのかな?
 あまりにもファンタジックな死に方なのでにわかに信じられなくて。
 盾が槍で死ぬのも…意味ありげで。次回死体が消えたりしないですかね?
 (※ゲームでは間違いなく死んでいると表示される様です)
 ファンタジーも認めて行くしかないかな。

【最終推論】
うーん難しい。ダイイングメッセージでレオンが犯人だと分かりつつも
辻褄合わなくて参りました何度も更新してすいませんでした。
苗木とサヤカ鍵交換説、サヤカとジュンコ入れ替わり説、あえてのヤスヒロ犯人説等
全て迷宮入りしました。(ここにも一時書いてましたが見づらいので消しました)
紆余曲折、色々考えた結果一応こうなりました。

策謀してそうなのはサヤカ、実行はレオン、ガラス玉はヤスヒロの物として推理しています。

元々殺人を計画していたのはサヤカ。
部屋交換は疑いを苗木に向けるため。
夜時間にプレートを交換しヤスヒロの部屋の前へ。
「怖いので占いに来て」と相談しサヤカのプレートになった苗木の部屋に入る。
占いをした所サヤカの死が見え驚き何も言えずヤスヒロはそそくさと部屋に戻ってしまう。
隙を見て殺そうとしていたサヤカはタイミングを失う。
ヤスヒロは命拾いするがこの時に玉を持ち忘れる。
失敗したサヤカは次にレオンの部屋の前へ。
「怖いから一緒に寝て」とアイドルの色気も使い部屋に誘う。
部屋に入れ安心させ無防備になった所を刀で斬り掛かるが模造刀だったため致命傷にならず。
予備に用意した包丁で再度襲うが
レオンは部屋にあったガラス玉を投げつけ(剛速球)右手を骨折させ包丁を奪う。
サヤカは結局反撃されて瀕死でシャワー室に逃げ込む。
扉に鍵が掛かったと思ったレオンは開けるのに手間取る。
その間にサヤカはダイイングメッセージを書く。
扉が開いた時にはサヤカは絶命していた。
水が出なかったため返り血などは衣服で拭きトラッシュルームへ向かいシャツや玉を処分。
そして部屋に戻った。

補足:なぜターゲットがヤスヒロとレオンなのかというと
1話目のBパートで映った間取りと態度から推測。
プレートを取り替えても部屋の位置を覚えている者にはバレてしまうので
覚えていなさそうな者がターゲット。
部屋が遠いのはヒフミ、ヤスヒロ、レオン、サクラ。
(遠い順。少しだけ映った似顔絵で判断してるので違ったらすいません。)
ただしサクラは倒れた苗木を運び込んでいるので除外。
ヒフミはややルーズな性格の分類なのと
同人作家なので三次元アイドルには隙を見せないかも知れないので微妙。
ヤスヒロは1話目の探索の時雑誌を読んでいて真面目に探索していないので第一候補。
朝遅刻して「道に迷っただけだべ」と言うくらいですし。
同様の性格(自己中マイペース)のレオンが第二候補。
尚、サヤカが犯行に成功していればプレートは再度戻していたと思われます。

…ってな感じだと推理。ほぼ全部のヒント繋ぐとこんな感じ。
強引にこじつけてツッコミ所があるのは分かってます。(^。^;)
特にヤスヒロ関連がしっくり来てませんがもうコレじゃないと辻褄合わないし。
アニメもスローや停止使って観てこれ以上の推理は現時点では無理。(×_×;)
外れても推理しきった感があるので満足です。
書き足すうちにどんどん長文になってしまいましたが読んでくれた人はありがとう。
{/netabare}
{/netabare}

※3話感想{netabare}
裁判が始まりました。
時折ゲームっぽい感じを見せつつも
キョウコが冷静な進行役となり淀み無く淡々と流れていました。(内容は別記します)
犯人の動揺っぷりは少し滑稽でした。アホ何回言ったんだろうか?
そして処刑は想像力を掻き立てる描写で怖かったです。
公開処刑になっているので目の当たりにしたメンバーにも
かなりの恐怖が植え付けられたと思います。
この後のどうなるか楽しみです。

推理に関しては裁判をしながら組み上がる形なので
「犯人は○○」「トリックは○○」という部品、個々を推理して楽しむのが良さそうです。
でも個人的には点を線で結び推論を組み立てて遊ぶのが好きなので
今後もスタイルを変えずに推理します。

【自分の推理と事件を検証・考察】{netabare}
部分的にはかなり的中したと思いますが組み上がりが異なりました。
『凶器の包丁』は単に夜時間に取りに行ったと思っていたんですが
夜時間は調理場には入れないのかな?
それにしてもここは目撃されてはいけない所では?
『刀で斬りつけたが模造刀だった』というのはそこそこ自信のある推理だったので外れて残念。
苗木が「凶器」と言っていたので勝手にピンと来てしまいました。
この犯行が失敗したのはサヤカに何か誤算があったからだと思っていたのですが
計画通りなのに失敗しているのが謎で彼女に迷いがありすぎます。
『ヤスヒロの玉がなぜレオンに渡ったのか?』は、かなり引っかかっていて
私自身もサヤカが二人も招き入れる事には違和感がありつつもあんな推理になっています。
コレも今回の推理の要でしたので、サラッと流されているのが納得行きません。
『ダイイングメッセージ』は刺された後も暫く生きていたからこそ書けたんだと思ったので
刺された後にシャワー室に入ったと予想しましたが外れています。
どうも正解だとメッセージを残す暇が無いような気がするんですが…。
またレオンは工具を持ち歩いていたのでしょうか?
部屋に取りに帰ったのでしょうか? どちらにしろ不自然です。
ドライバーを使用した痕跡って分かる物なのかも疑問。
それにこの時点で立場は逆転していてレオンに脅威が差し迫っていません。
わざわざ殺害にまで至らなくとも良い気がします。
これでは殺意のある過剰防衛になっています。
『トラッシュルーム』は軽視してしまいました。
玉を投げる理由と場所が違っていました。
この点は完全に外れましたがヒントとしてもう少し描写して欲しかったです。
『なぜレオンを狙ったのか?』と言う説明も欲しかったです。
心の中で「部屋の位置を把握していない」&「アイドルの魅力に掛かりやすい」
人物だったとしておきます。
あと、『夜時間は水が出ない』というのは何だったでしょうか?
今後の事件への伏線なのかな?

正解自体、聞かされてもしっくり来ず微妙な所がありますし
私の推理も当たりか外れかは微妙ですが推理し尽くせた事で満足しています。
また次の事件も推理したいと思います。
{/netabare}
傾向としては
・無駄ゴマ無駄セリフは少な目、ヒントはちりばめられている。
・特に捜査開始~BGM中は細部までチェック。
・出てきたアイテムは全て消化する。
・超高校級○○の特徴は使う。
・メインのトリックや犯人ありきで細部はやや強引な所も見られる。
という感じでしょうか。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今度はチヒロちゃんが殺害されました。一番平和的でしたが容赦ないですね。

とりあえず推理します。(自分で推理する人は解決後に開いてね)
※【予想】{netabare}
被害者:フジサキチヒロ
死亡時刻:午前(午後)二時頃
 苗木は「午前」と言っているが手帳の表記は『午後』…どっちなんだ!?
発見場所:2F女子更衣室
凶器:鈍器による頭部への殴打。どうやらダンベルか?
アイテム:ダンベル、カーペットの血痕、図書館の延長コード、
 不二咲の電子生徒手帳、カーペットのシミ、グラビアアイドルのポスター、
 「ジャージを詰め込んだバッグを持って慌てていた」と言う証言、
 ジェノサイダー翔事件ファイル

【メンバー情報】
規則正しい
 キヨタカ 風紀委員 モンドと喧嘩後友情が芽生える
 サクラ 格闘家 アオイと仲良し初日から親しげ旧知の仲か
 アオイ スイマー サクラと行動も良く共にする仲
ややルーズ
 モンド 暴走族 喧嘩っ早い キヨタカとサウナ後マブダチ
 ヒフミ 同人作家 二次元好きオタク意外とみんなの雑用もこなしている
自己中マイペース
 ヤスヒロ 占い師 サボりも見られ思考も幼稚そう。玉もないので役立たず?
 セレスティア ギャンブラー 非情でSっぽい。順応しようとするタイプ。
 トウコ 文学少女 被害妄想が酷い。ビャクヤにヤンデレ気味。
 ビャクヤ 御曹司 非情で高慢。第一の事件から「ゲーム」と言っている。
 キョウコ ??? 謎の少女だがかなり鋭い観察力。
      正体は【予想】{netabare}潜入捜査官{/netabare}なのかなと予想しています。

【気になる点を羅列し考察】
・壊れたパソコン
 チヒロがパソコンを修理している。
 修理の時、延長コードを使用したのかも?
・学園長の手紙
 実際の学園は既に廃校の模様
・図書室が薄暗い
 事件後は明るいけどビャクヤの趣味で暗くしてたのか?
・サウナ勝負
 夜時間突入前にキヨタカなら手を引いたか痛み分けにしたはず。
 前日の夜時間寸前に何かあったのか?仲良くなったことに理由が隠れている?
・新ルール『電子生徒手帳の貸与禁止』
 貸借ではなく貸与。貸した方のみお仕置き?
・新しい動機「恥ずかしい過去」
 一般人では殺意が芽生えるまでは行かない。
 『ジェノサイダー翔』だと知られたら困る者か?
 公表までの猶予は24時間。
・キョウコがチヒロの遺体のスカートを見て何かに気付いた様子
 血の流れが服の内側なのが気になる。殺害後に着せたのか?
・チミドロフィーバーというメッセージ
 チヒロは即死なので犯人が書いている。
 独特のデザイン文字で他の文字が隠れていないか?
 「千三八占不心乙」んー漢字にしても意味分からないな。
・カーペットの血痕、シミ、ポスター
 男子更衣室の物と入れ替わっている?
 犯行場所は男子更衣室か?
 犯人を女だと思わせ自分容疑者から外させる為トリックかな?
・チヒロのバックの証言と行方は?
 ジャージが男物で慌てた?チヒロが男の娘だったとして、
 待ち合わせが男子更衣室ならチヒロが男だと知ってゆすっていた者がいる?
・壊れた電子手帳とサヤカとジュンコの手帳
 壊れた手帳はチヒロかレオンの物だと思われる。
 新ルールも踏まえサヤカ達の手帳を使えば男でも女子更衣室に入れるのかな?
 レオンの手帳は壊れていたので逆に女が男子更衣室に入る事は難しい。
 (事件後壊した可能性もあるが)
 チヒロの手帳だったとしても然り。
・目撃者三人で放送が流れる
 犯人は目撃者としてカウントされるのか?
 苗木とビャクヤとキヨタカは容疑者から外していいのかな?
・ジェノサイダー翔の事件簿
 凶器は『ハサミ』で『男』しか襲わない。人格障害の可能性あり。
 また磔は一般に知られていない。
 『男しか襲わない』ならチヒロは男と推測も可能のだが凶器の違いが謎。
 この事件簿に気付いたのはビャクヤで本物の手口と主張してるけど、
 他の者が読んでいたら偽装可能では?
・事件後のトウコの態度が変
 部屋に籠もったままなのになぜかジェノサイダー翔の事を知っている?
 約束とは?風呂は部屋にあるから入れるだろうし…。
 図書室以降もどこかでビャクヤと会って約束したのか?

【推論】
第一印象で怪しいのはトウコだけど、辻褄合わせようとすると犯人は男っぽい。
女なら部屋を入れ替えるトリックを使う意味が分からないし
死体を運ぶにも女手一つとは考えにくい。
ビャクヤが犯人だとジェノサイダーの話を持ち出して疑われるリスクが高いのが疑問。
ビャクヤならちゃんとハサミで殺していそう。
しかし他の男達がやってるとなると…特別相違点もないし判断できないです。

とりあえず現段階での推論では、
チヒロは男の娘。
トウコは二重人格者でジェノサイダー翔が本来の自分なのでこちらも実は男。
なので正確にはジェノサイダー翔が犯人。
プログラマーのチヒロが直したパソコンで色々と情報を引き出そうとしていて口封じの為殺害。
チヒロをマークする内に男だと分かり今回の犯行を計画実行。
男子更衣室に呼び出し犯行に及ぶ。
サヤカ達の手帳で女子更衣室に入り工作し部屋に戻る。
(死体でもガトリングガンが発動すると困るので一応二冊とも使用したはず)
自分の中のジェノサイダー翔を抑えきれなかったトウコは部屋に籠もり悩んでいた…。

ただこの推理だと問題点が多すぎる…。
男の娘が二人なのは無理ありすぎ。
部屋を入れ替えて女だと思わせるトリックを使う必要性がない。
凶器がハサミではない謎が解けていない。
どこでチヒロを男と認識したのか不明。
犯人には24時間というプレッシャーがありもっと短時間な犯行な気がする等。
違和感だらけなので多分書き直します…。
っと、色々考えても答えは出ず、実質ギブアップ。このままにしておきます。
{/netabare}
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回は裁判回。みんなテキパキ喋ります。
トウコはジェノサイダー翔だったようだけど、舌がなげー。
舌しまってから喋らないと本当に噛むよ。
今回の犯人には虎バターの刑。
童話か何かでそんな話があった気がしますがどんな話だったか覚えてません。
前回のノックの方が怖さがありました。
このお仕置き全人類への絶望にもなっている様でどういうことなのか謎が深まります。
カメラの映像、世間に流れているのかな?
モノクマのお茶の相手や16人目と共に気になります。

【自分の推理と事件を検証・考察】{netabare}
流石にこのヒントだけでは辿り着けませんでした。
もうちょっとヒントの描写がないと推理のしようも無い気もします。

殺人の動機としても納得いきません。
嫉妬と共に強い男と慕われるプレッシャーがウザいのもあるのでしょうけど…。
ビャクヤの偽装工作もゲームを楽しくするとはいえ理解し難いです。
死体発見現場を動かしちゃうのは人としても推理物としてもダメな気がする。
そもそも何故女子更衣室にある遺体を発見できたのだろうか?彼は変態なのか?
意味ありげに修理したパソコンも使われていないですしプログラマー要素も出番なし。
推理を楽しみながら観ている私にはモヤモヤする事件でした。
{/netabare}
{/netabare}

※6話感想{netabare}
パソコンのファイルやヒフミの証言でどうやらこのメンバーには
過去に接点があったようだけど、どういう事なんだろうか?
物語の核心部分も見え始めている様です。

今回も推理してみます。(自分で推理したい人は解決後に開いてね)
【予想】{netabare}
被害者:イシマルキヨタカ、ヤマダヒフミ
死亡時刻:キヨタカ不明、ヒフミ午前八時以降
発見場所:最終的に3F美術準備室の模様
凶器:ジャスティスハンマー?

【気になる点を羅列】
・卒業賞金100億円
 お金が動機になる者の犯行か?
・前日の夜時間前にアルターエゴが消える。
 ヒフミかキヨタカの場合は悲鳴が上がるはずだった。
 裏切り者の可能性がある。
・セレスティアが3F娯楽室で倒れていた※ハンマー1号
 ヒフミと共に襲われ部屋を出て左に連れ去ったと証言。
 因みに右は美術室、奥には物理室がある。
・2F図書室で出血したヒフミと会う。存命。※ハンマー2号
 ジャスティスロボにやられたと証言。
 娯楽室で襲われた写真もあるが遊んでいる様にも見える。撮影時刻も不明。
 ネーミングなどセンスを考えるとキヨタカが作った物かな?
 美術室での表情を見るとヒフミ作かな?
・3F下り階段前でセレスティアの悲鳴
 苗木、アオイ、サクラ、ビャクヤ、トウコが集まり、三人ずつ二手に分かれて行動。
 わざと呼び集めた感じも。
・1F保健室でヒフミの死体(?)発見※ハンマー3号
 目撃者三人のため放送が流れる
・ほぼ同時に3F物理準備室でキヨタカの死体発見※ハンマー4号
 こちらも目撃者三人なので一度目の放送はこちらに反応していたのかも。
・苗木が3Fに行っている間に保健室のヒフミの死体が消える。
 この時点で「全員殺されてしまいます『彼ら』の様に」と言ったセレスティアに疑念。
・キヨタカの死体も消え、後にヒフミと共に美術準備室で発見される
 キヨタカがシートに載っている。シートは物理室で見切れていたものと思われる。
・ヒフミは虫の息でみんなと会っていた事とヤス…ヒロと言う言葉を残し絶命。放送が流れる。
 最後の言葉は途中だったのかも。ヤスヒロは何処に?

【推論】
いくらヤスヒロが単純でもここまで短絡的に犯行はしないと思われる。
第一印象で怪しいのはセレスティア。
ヒフミとはロイヤルミルクティーの一件以降、主従関係が出来つつあった様子がある。
最近更に弱みを握る何かがあったのではないかな。
共犯とまでは行かずとも動かされていた可能性はある。

ジャスティスロボは美術工作でこれを着込んだキヨタカが夜間パトロール中に
娯楽室で遊んでいたヒフミとセレスティアを発見。
注意し部屋に連れ戻そうとしたが、ヒフミともみ合う内に弾みで事故死してしまう。
目撃したセレスティアはそれを秘密にする代わりに言うことを聞かせる。
(死体が見つからなければ事件発生とはならないので、
卒業する気のないセレスティアには従者が出来るメリットがある。)
…しかしキヨタカは発見されているしな…これだと迷宮入りかな。

でなければ、ちょっと行き過ぎな気もするけど
ヒフミはアルターエゴの為に命を捨て死ぬ覚悟で共犯になったのかな。
思い出した過去とも関係しているかも。
ヒフミの目的はアルターエゴがチヒロであり続けるためにキヨタカを殺すこと。
セレスティアはお金目当てというよりはこの危険な賭を楽しみたかったのだと推測。
お金はアルターエゴの為に使うと約束。
夜~朝の段階で共謀して物理準備室にてキヨタカを殺害。
犯人役にヤスヒロを監禁しロボを着せ2Fの何処かで眠っていて貰う。
写真は事前にセレスティアとヒフミで撮影しておいたもの。
後は1Fやら3Fまでみんなを誘導し移動させながらセレスティアのアリバイ作り。
死体移動も他に犯人が居ると思わせるため。
そして死体探しの時に鍵を掛けておいた美術準備室で合意の上ヒフミを瀕死にして
皆を呼び寄せる。
死ぬ間際のメッセージもほぼ予定通りでヤスヒロを犯人にする(同人作家の)筋書き。
その後キョウコ辺りがヤスヒロを発見するのではないかな。
ってな感じかな…あまり納得いく答えでもないけど今の時点ではコレ。
…どうも犯人を聞かれてヤスヒロと答えたのは
アルターエゴを取った犯人の事を指してる気がするんですがねー。
また案が思いついたら書き直します。
{/netabare}
{/netabare}

※7話感想{netabare}
捜査パートずれ込むと推理してる時間が無いですね。
アニメしか見ていない人もなるべく参加できる作りにして欲しいです。

ヤスヒロは異常なまでに達筆。硬筆習ってたのかな?
ジェノサイダーになると舌出してるから声が良く聞き取れない。
「コウガなら運べんじゃね?」って聞こえるけどコウガって誰? 葉隠→忍者→甲賀なのか?
モノクマは「真のクロは誰でしょう?」とか言って纏めて裁判に介入しちゃてないかい?
セレスティアはギャンブラーらしく最後までポーカーフェースを貫いて欲しかったな。
処刑は火炙り&消防車ドーン!息の根止めてくれるだけマシ。
火の処刑だとインモータルズ等に出てくる青銅の牛を思い出しちゃうんですよね…。
私にとってトラウマの処刑方法です。

ストーリーとしては全容のヒントが出てきて興味深くなって来ました。
そろそろ何のためのコロシアイ学園なのか推理していこうかな?
最後はモノクマとサクラがただならぬ雰囲気でしたがどうなるのでしょうか?
もしかして対戦してモノクマ壊す気!?

【今回の事件を検証…というかツッコミ】{netabare}
相変わらずスッキリしない解決。
ある程度の無茶は受け入れるつもりだったけどふたつみっつばかり飲めない。

二つの事件を起こして誤魔化せば二人脱出ってアリなのか?
個別に裁判になったら終わりだし、
同時でもクロとしての成功と指名の失敗が重なる気がしますが…。
ヒフミはこんな話に乗るほど怒ってたのでしょうか?

セレスティアは皆が死体捜索で動き回っている中で
誰にも見つからずに大きなハンマーで殺して凶器を洗うってのも無理があると思う。

ヒフミも意識朦朧とはいえ、もうチョット解りやすくヒント出してくれないと…
何でセレスティアの本名知ってたんだろう? 
みんなが知らない名前で呼ぶなよー。ダイイングメッセージにならないじゃん! 
私は外人さんかハーフか解らないけどセレスティアが本名だと思って疑いもしませんでした。
{/netabare}
{/netabare}

※8話感想{netabare}
前回「コウガって誰だよ」と思ってしまいましたが、どうやらオーガ。サクラの事のようです。
トウコはたいぶ人格盗まれちゃっててジェノサイダー比率がUPしてます。
キョウコは色々と感づいてきた様な言動が増えてきました。結末が近づいていそうです。

情報が少ないけど…(自分で推理したい人は解決後に見てね)
【予想】{netabare}
被害者:オオガミサクラ
死亡時刻:不明
発見場所:3F娯楽室
凶器:不明。頭部に2カ所の打撃痕&吐血
その他アイテム&ヒント:足に黄色い粉末、密室、モノクマボトル、モノクマフィギュア
 逆さの雑誌、雑誌棚前に血痕、呼び出された三人(ビャクヤ、トウコ、ヤスヒロ)

【気になる点を羅列】
・化学室に高級プロテインと毒薬
 今回の凶器は毒?毒薬瓶とモノクマボトルは似ているし黄色い粉末はこれかな?
・新ルール鍵の掛かったドアを壊すの禁止
 娯楽室にも鍵が掛かっていた。苗木が一部破壊したけどあの位ならセーフの模様。
・内通者はサクラだとモノクマが暴露
 人質はアオイなのかな? このせいて内輪揉め。サクラはケジメを付けると言っていた。
・娯楽室の状況
 密室の上にイスがつっかえている。後ろのロッカーが開いているのも気になる。
 逆さの雑誌、付録は等身大ポスターと書かれている。
 サクラが三人を呼び出した真意は何だろう?

【推論】
今回も推理して遊ぶには情報足りてない気がします。
16人目の犯行やアオイを守るために自殺の線もあるけどとりあえず軽視。
トウコならアオイを狙いそうだし、ジェノサイダーならハサミを使いそう。
密室という緻密なトリックを考えるとヤスヒロには無理っぽいのでまずはビャクヤが怪しい。
ただまた現場を動かしていたりヤスヒロを利用した可能性もあるので推理が難しいです。
何かしら推論は立てたいと思っているので思いつけば追記します。
{/netabare}

全体像について再考【予想】{netabare}
1話目で舞台、黒幕、DVDについて予想しましたが色々と思うところがあるのでここらで再考。
個々の事件よりもコチラの方に興味がシフトしてきました。

当初、ここの舞台は窓の外が見えないので学校と思わせて
別の場所だと思って書きましたがどうやら本当に学校の様です。
一時はノアの方船的な宇宙船かとも思っていたんですがね。w
皆の記憶がないのですが苗木が足を踏み入れてから数年経過して居るのではないでしょうか?
本来なら2,3年生で1年生の時に学友だったのだと思います。
写真やヒフミの言葉はその名残。
1年前に世界的に大きな事件があった様なのでその衝撃や影響を回避する為に
記憶を消され保護の目的で幽閉されているのではないかなと思っています。
DVDもあながち嘘ではなくもう世界はかなり壊れているのかも知れません。
「ここから出てはいけない」というメッセージはその暗示。
コロシアイをさせている点が謎ですが、
外の世界ではもっと凄惨な殺し合いになっているのではないでしょうか?
ウイルスか催眠術かが蔓延して自分の欲の為に相手を殺してしまう世界なのだと思います。
その状況に抗える若い才能のある人材に救世主になって貰う為に今の状況があるのかな?
というのが現在の予想です。

後、学園長は年齢的に誰かの父親の可能性がありそうです。
見つけ出すのに拘っていそうなキョウコ辺りかな。
{/netabare}
{/netabare}

※9話感想{netabare}
やはりどうも推理して楽しめない展開になってます。
その分全体のストーリー展開は面白くなってきたのでそちらにシフトです。

今回は自殺でした。
呼び出しも含め最良の解決方法なのか疑問もありますけど、
死んだ人にツッコミしても仕方ないですかね。
アルターエゴも処刑されてしまい情報の糸口が無くなって次回からどうなるのでしょうか?
{/netabare}

※10話感想{netabare}
いよいよ大詰めという感じになって来ました。
どうやら戦部むくろという16人目が殺されたようです。(多分)
超高校級の絶望って何でしょうか?犯罪者やテロリストって考えたら浅はかな気はしますが…。

学園生活が全国放送されていた様できっと視聴者は希望を寄せ観ていたのだと思うけど
ここまでは絶望的な展開が続いてしまっているのだと思います。
多分とんでもない物が賭けられたゲームなのだろうと予想しているけど真相はいかに!?
次回は核心に触れてきそうで楽しみです。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の裁判はフワフワし過ぎで元々ちゃんと被害者自体いるのか検証もしてないし
トリックも矢を束ねて鈍器にするとか、輸血パックがあるのに鳥の血を使うとか納得できん!
…なんて思ってたら結局ヤラセ裁判。
黒幕の目的は苗木達だけでなく、視聴者にも絶望させたいと予想しているのですが
ヤラセしちゃうと計画壊れてしまうのでは?
今回の事件の顛末は放送されていないのかな?
(他の事件と違い少なくとも苗木やキョウコの犯行を観てはいないので
犯人不明のまま裁判を視聴していたはず。)
色々とおかしい事に気付くと思うのだけれど…。
元々視聴者なんていないのか!?

多くの謎が渦巻いていますが
最後に大きな裁判が待っているのでそこでスッキリ決着が付くのでしょうか?
既に公平性が失われた土俵での戦いに不安も感じます。
とにかく次回を観ないと!

それと何時まで経っても特長が活かされないアオイのスイマー設定はどうなんでしょう…
優しさが目立つので超高校級の聖母とかにしておけば良かったのでは?
{/netabare}

※12話感想{netabare}
だんだんと真実が見えてきましたね。
黒幕はエノシマジュンコでしたか。
第一の事件の時どうも引っかかってはいたのですが成る程ここで現れる仕掛けとは。
キョウコの父親(学園長)は亡くなってしまったようだけど
皆にどんな希望を託していたのでしょうか?
ラストが楽しみです。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
ラストは絶望対希望の直接対決。
論破というより一人一人に希望を与える説得はなかなか良かったと思います。
もう少し感情移入できていれば心に響いたかもしれませんがね。

ジュンコの処刑は盛り合わせでしたがノックの時点で死ぬだろうに…。(^_^;)
そもそも自身も絶望する奴ならとっくに自殺しちゃってそうだし、
ましてや雑誌モデルなんてやらないだろうに。

他にも謎や疑問が山積みです。
結局絶望的事件が具体的に分からないし、
ジュンコの言い方だととても酷そうな汚染もどのレベルなのかも分からないし、
お金が掛かると前フリがあったテレビ中継もどうなってるのか
視聴者がいるのかどうかも不明。
記憶操作もきっちり二年消すってどうやったのか
皆で中からシェルター化したなら道具だって残ってるから出られると思うし
そんな中、学園長の骨を誰が何のために持ち込んだのかも謎。
…って考え出したらキリがなくなるのでこの辺にしますが消化不良が多すぎます。
もうちょっとスッキリさせて欲しかったです。

批判して終わるのも惜しいアニメなので最後は前向きに締めましょうか。
この学園を卒業できたメンバー扉の向こうでも希望をもって生きてくれるでしょう!
{/netabare}

【総評】
まず評価は置いて、前半は推理をしながら楽しめました。
詰めが甘かったり細かい点で納得できない所はありましたがとにかく楽しむ事が出来ました。
後半も推理が出来る構成であって欲しかったのですが
推理させる作りではなくなってしまい残念でした。
尺など都合があるのでしょうから仕方ないのでしょうね。

評価としては、うーん…。
全体のストーリーとして悪い内容では無いのですが
どうやらゲームのダイジェストの色が濃い様で色々と端折られてしまっているようです。
結局ゲームやれ!って事になるのでしょう。
悲しいけど販促要素が見え隠れ…いや隠れてないか。
ペースも速く掘り下げも浅いので推理のため繰り返し観た私でも感情移入は出来なかったです。
ラストも希望へ向かう良いエンドではありますが全ての謎が解けずモヤモヤが残ります。
ゲームをやればもう少しスッキリするのかも知れませんが…。

声優さん達は豪華でやはり上手いです。
特に沢城さんと豊口さんはダークとノーマルの使い分けを簡単そうにこなしてます。
改めて感心してしまいました。

作品としてはお勧めまでは行きませんでした。
原作ゲームやった事の無い私が原作の方が良いんだろうなと思ってしまう作品でした。
雰囲気は味わえるのでそれで納得出来る方や
わざわざゲームは面倒と考える方は観ても良いかと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 54
ネタバレ

ひろゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

打ち砕かれる希望!その先に待つのは絶望!?

超高校級の才能を持つ生徒しか入れない希望ヶ峰学園
ここを卒業すれば人生成功したも同然で、そんなすごい高校に入学することになった苗木誠。
この設定だと、何かのラノベが始まったみたいですが
絶対にそんなことはありません!
中身はもっと”わっくわくのどっきどき”です!

第一話{netabare}
ED以外のすべてが原作から持ってきたかのような忠実ぶり(笑)
展開の速さが気になりましたが、ワンクールでは仕方ないでしょう・・・

今回面白さが感じられなかった人、大丈夫です!
今はまだ日常編、非日常編、学級裁判編の中で言う日常編で、面白くなるのは非日常編から!と思います(笑)

いやあ、思ったほど動きませんね(-_-;)
でも舞薗さんの活躍は期待してます!
{/netabare}

第二話{netabare}
OP来ましたねーw
パパッパパッパ♪

やっぱ自由時間なかったですねぇ。初見の人にキャラの魅力が伝わるか不安です(-_-;)
あと捜査の展開がマッハ過ぎる(笑)

もう二人も死んじゃいましたねぇ・・・もっとしんみりするシーンにも時間が割けないとは
一気に女性が二人も亡くなったのでショックです

このアニメはゲームの魅力の半分くらいですねー(笑)
ネタバレ前にゲームをするのを勧めます!簡単だからやりやすいですよ♪

---今回の事件------------------------------
・トラッシュルームにシャツの燃えカスと割れたガラス玉
・入れ替わったプレート
・部屋はズタズタ
・浴室で死亡
・包丁が致命傷
・右手首を骨折
・手に何かが付着
・「11037」
{/netabare}

第三話{netabare}
待ってました、学級裁判編!
犯人の名ゼリフ「あほあほあほあほあほ・・・」はちゃんと再現してましたねぇ(笑)

今回の事件で最後のキーになった工具セットの説明が足りなかったので追記させていただくと、女子部屋には裁縫セットで、男子部屋には工具セットが給付されていました。

犯人は犯行現場を舞園さんの女子部屋だと思っていたため、苗木君の工具セットを使わず、鍵を壊すためにわざわざ自分の部屋に戻って工具を持ってきました。
このことにより、犯人が最後言っていた殺意の有無は分かるんですが、アニメではなかったため犯人に同情票が増えそうですね(笑)
{/netabare}

第四話{netabare}
OPwww
こんなに豪華にするならツークール分放送枠買って下さい、マジで(笑)

今回、ちーたん(天使)が死んじゃいましたねぇ
さくらちゃんがちーたんの死体をまさぐっちゃう名シーンがカットでしたが、ちーたんの秘密はもう視聴者の皆さんは第一話から気づいてると思うんですけどね〜

今回の事件の犯人を当てるのはほぼ不可能だと思います。
アニメに出ていない証拠も覚えてる限り列挙してみますんで推理の足しにしてみて下さい。
---今回の事件-------------------------------
・女子更衣室の死体
・カーペットのシミ{netabare}が男子更衣室に移る{/netabare}
・女子更衣室のグラビアポスター
・延長コードによる張り付けの死体
・チミドロフィーバーのメッセージ
・無くなった千尋の生徒手帳
・夜中にジャージを持っていた目撃証言
・玄関前の死亡者の生徒手帳二つと壊れた手帳一つ
・生徒手帳を他者に貸すのは校則違反
・腐川さんの「ジェノサイダー翔に人をもう殺させない」発言{netabare}
・ジェノサイダー翔は男しか狙わない
・延長コードは十神が読書用に使っていた
・ちーたんは男の娘(死後の調査で判明)
・生徒手帳は長時間熱すると壊れる(後に壊すことは校則違反となる)
まだヒントはあるんですけどここに書くのは露骨なので控えます(笑){/netabare}
{/netabare}

第五話{netabare}
なんとちーたんを殺したのは大和田くんでしたね~
いや~、これ分かる人いた?実は大和田くんとちーたんが仲良くなるイベントがカットされていたので気付けという方が無理ですよね(-_-;)

今回の動機は大和田の「兄殺し」のように見えますが、本当はこんなことがあったんです。
*******************************
ちーたんが秘密を打ち明ける
お「なんで俺なんかにそんな話を?」
ち「大和田くんって強くて憧れてるから。大和田くんが僕の理想なんだ。」
お(俺が強い、か・・・)
ち「僕なんかいつも男っぽくないって言われるのに耐えられなくて、女の子の格好をすることで陰口を言われないようにして逃げてばかりで、だから今が弱い僕から強く変われるチャンスだと思うんだ!」
お(いや、俺よりもこいつの方が強ぇ。俺はこんな秘密一つ守ろうと必死な弱ぇ奴だ・・・」
ち「あの時も僕を庇ってくれたし(ry
お(俺なんかより兄貴の方が・・・いや、俺の方が強いんだ。兄貴より強くなけりゃ総長として誰も認めねぇ。そうだ、俺は誰よりも強くなけりゃいけねぇんだ!)
ち「やっぱり大和田くんって強い!」
お「そうだ!俺は強いんだ!兄貴よりも!お前よりも!」ゴッ!!
*******************************
つまりちーたんが弱いのがコンプレックスだったように、大和田くんは強いことがコンプレックスだったんです。だから自分にできない秘密を打ち明けるという行為をして見せたちーたんに「強い」と言われることで追い詰められてしまったんです。弱さコンプと強さコンプは火に油ってことですかねぇ・・・でも、ある意味でブラコンも入ってますよね(笑)
あと、ちーたんの死体を女子更衣室に移したのは、ちーたんがみんなにはまだ知られたくなかったからです

ちなみに、今回のお仕置きは「ちびくろサンボ」という絵本をネタにしたお仕置きです。虎に追いかけられ、木の周りをグルグル回ると虎がバターになるんです(笑)4,50台の人は懐かしいんじゃないでしょうか?
僕としては手をアクセルに縛られたチキンレースとかの方が好きですけどね(笑)
{/netabare}

第六話{netabare}
今回見ていて、詰め込み過ぎと非難するより、よく二話で一つの事件出来るなぁと感心するようになりました。
スタッフお疲れ様です(-_-;)

今回の事件はネタが分かりずらいんですが、アニメでは結構分かりやすかったと思います。しかし犯人候補の無罪を確定させるのがなかなか難しかった気がします。また一通り書いてみます。

---今回の事件---------------------------------
・用意された動機は100億円
・消えたアルターエゴ(パソコン)
・セレス(娯楽室) ← ハンマー①
・一二三(図書室) ← ハンマー②
・一二三(保健室) ← ハンマー③
・石丸(物理準備室) ← ハンマー④
・ジャスティスロボが犯人
・消えた二人の死体
・朝日奈さんの天使の涙によって蘇った一二三が「犯人はヤス(ヒロ)」{netabare}
・ジャスティスロボの格好の葉隠が見つかる
・一度着ると一人では脱げない
・関節の曲がる範囲が狭い
・葉隠以外のメンバーにアリバイがある
{/netabare}
あとだんだん本当の事件の真相にも近づいてきています!
目の前の事件だけ見ているのは勿体ないのでパソコン内の写真や一二三の言葉etcを参考に考えていた方が真実が分かったとき楽しいですよ♪


まぁそんなことより、朝日奈さんやっぱかわいい♪それと前回言えなかったんで、千和さん結婚おめでとうございます!
ブラコンでも結婚できてよかったです~(笑)
{/netabare}

第七話{netabare}
なんと素晴らしいスピード感!
ほんとにこれツークールにして欲しいです~
あとゲームチックにするのは間違いでしたね~

今回の事件では、なんでこれ証拠(?)で出てきたの?と思える証拠を振り返ってみました。
「ジャスティスロボの腰の曲がらない」事。これは、意識のない葉隠君を一二三が担いでるにしてはこの体勢はおかしいという意見への反論でした。

あと備考ですが、どうして一二三はセレス様の本名を知っていたのでしょうか?この謎は・・・意外に重要だと思います(笑)
{/netabare}

第八話{netabare}
今回の見所はさくらちゃんと朝日奈さんの美しい友情と、霧切さんのデレ!
「苗木君のくせに生意気よ」なんてかわいらしいこといつから言っちゃうようになったんですかね(笑)

今回の事件は考えれば犯人当ては難しくはないと思いますが、全ての謎を解ききるのは難しいかなぁとも思います。
---今回の事件-------------------------------
・密室の中の死体
・頭部に二つの打撃痕
・口からも吐血
・一つだけ割れたモノクマボトル
・ひっくり返った雑誌
・その前の血痕
・足についた黄色い粉
・呼び出された三人{netabare}
・薬品棚の前に黄色い粉(プロテイン)が大量にまかれていた
・そこに足跡が
・入れ替えられたプロテインと毒物
・被害者は「プロテインは万能の薬」だと言っていた
・事件現場のロッカーに人が隠れていた跡
・霊長類最強のオーガをどうやって殺せるのか
{/netabare}

遂に物語もあと四話!
まだまだ謎もたくさんありますが、これを消化することはだきるのか!?ただ物語的にあと四話でちょうど終わるのでそこまで心配はしていませんがw

それにしてもアニメだけで評価すると、どうしてここまで来て十神が死なないのか不思議ですね(笑)
こいつ性格の悪いかませ犬にしか見えないw

そういえばダンガンロンパの1と2が一緒になったヤツが発売されるらしいですが、それを買えばこのゲームの世界観を楽しむことが出来るんじゃないかと宣伝しておきますw
{/netabare}

第九話{netabare}
まず始めに八話の証拠の足跡の部分が間違えていました。すみません。細かな記憶が・・・

今回、さくらちゃんを殺したのはなんとさくらちゃん自身!

ほんとさくらちゃんは天使ですね(笑)
朝日奈さんはモノクマの紙をよんで「さくらちゃんでも弱いことのある女の子なんだよ!」と言った後に真相がバレ、その後の霧切りさんの「彼女は強すぎたのよ。自分自身を犠牲にしてしまうほど強すぎたのよ。」
このセリフが好きです!

今回も十神君がひどいですね(笑)
アニメでは彼のかっこいいとこが見れないので悲しいです。

次回から黒幕編!
ネタバレくらってない人は驚くこと間違いなしです♪
{/netabare}

第十話{netabare}
今回まででまだ謎になっているとこはなんだろなということでまとめてみました。(覚えてるとこだけ笑)
・なんで閉じ込められたのか
・苗木君はここに残ることが目的だとか言ってたけどなぜ?
・一二三君の遺言(?)
・黒幕は誰?理事長じゃないの?
・戦場むくろとは
・人類史上最低最悪の絶望的事件
・なぜテレビ放送?その資金は?
・霧切さんの正体
このくらいですかねぇ
テレビ放送の所がインシテミルとか色んなのに似てるという意見がありますが、設定との兼ね合いはこっちの方がいいと思います。(偏見過多ですが)

いやぁ霧切さん遂に正妻ぶりを発揮しはじめましたねぇ♪
死亡フラグもかいくぐり!(笑)
この最後の事件では霧切さんを見捨てて夢落ちしてしまった僕ですが、アニメの苗木君にはそんな時間ないでしょうから安心ですね(笑)

今回の事件-------------------------------
・戦場むくろの右手のタトゥー
・仕掛けられた爆弾
・霧切さんのアリバイ
・動かなくなったモノクマ
・戦場に盗まれたナイフ(凶器?)
・情報処理室のモノクマ扉{netabare}
・生物室の死体安置所
・植物庭園の鶏の数が減ってる
・被害者の死因は体中の刺し傷
・戦場むくろは超高校級の軍人でフェンリルという軍隊にいた時でさえ一つの傷も負ったことがない
{/netabare}

さあこの物語の本髄が見えてきそうです!
なにが絶望なのか?今までの伏線が、おそらく最終話で一挙に明らかになると思います。

あと最後みんな揃ってましたね、むくろ以外は。
あの写真にもある意味があるんですが、それは上で書いた謎の一つから分かるかもしれません。
あのED、曲は評価したくないけど、とてもいい伏線で大好きです♪
{/netabare}



物語:ブラックめのストーリー
人類の希望である希望ヶ峰学園の生徒は無事脱出することができるのか!?
作画:原作に忠実なストーリーにぴったりな絵です♪動きは少なめ
声優:超最強の声優軍団です!完璧過ぎです(笑)
音楽:ツークールならアニメなんだからもうちょっと遊べたのかなぁ?BGMがそのままなのは感謝です!
キャラ:愛すべき超高校級の才能達です!みんなのプロフィール
{netabare}

苗木誠
「超高校級の幸運」の持ち主。好きなものは全て流行のもの。本作の主人公。

舞薗さやか
「超高校級のアイドル」で、国民的アイドルグループのメインボーカル。苗木くんとは同じ中学。エスパー要素あり。

石丸清多夏
「超高校級の風紀委員長」で、コロシアイ生活であっても規律にはとても厳しい。本人は並々ならない努力をして結果を残してきているので、努力をしない、またはバカにする人には厳しい。

霧切響子
学園に集められた生徒の中で唯一才能を明らかにしていない。クールでミステリアス。

十神白夜
「超高校級の御曹司」で、幼いころから帝王学を叩きこまれた根っからのエリート。全てにおいて完璧でとてもプライドが高い。本人だけで数十、数百億の資産を持つ。

朝日奈葵
「超高校級のスイマー」で運動とドーナッツが大好きで、明るい子。CVが斎藤千和に聞こえないorz

大和田紋土
「超高校級の暴走族」で、関東一円を統べる巨大暴走族の総長。義理や人情に熱い。

腐川冬子
「超高校級の文学少女」で、若手女流作家として名を馳せている。挙動不審気味で、卑屈。

桑田怜恩
「超高校級の野球少年」で全国大会常連校のエースで4番。ただし練習嫌いで、今の夢はミュージシャン。

大神さくら
「超高校級の格闘家」で、全女性の中で最強と言われている。朝日奈さんと仲良し。

山田一二三
「超高校級の同人作家」で、文化祭で一万部売り上げた強者。本人は二次元にしか興味がない。

セレスティア・ルーデンベルク
「超高校級のギャンブラー」で、嘘とポーカーフェイスが得意。本作のパロネタとしてアカギや秋山などのギャンブル漫画の主人公とおぼしき人物に勝利している。餃子好き。

葉隠康比呂
「超高校級の占い師」で、二、三割の確率で占いを当てる。ちなみに三回留年している。

不二咲千尋
「超高校級のプログラマー」で、ハッカーとしても並外れた才能を持つ。勇気がないのがコンプレックス。

江ノ島盾子
「超高校級のギャル」で、全国の女子のカリスマ的存在。雑誌では顔を編集しているなど、裏話を平気でする。とても強気。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

13週連続総集編!本編(ゲーム)を先にプレイすることを強くお勧め

PSP向けゲームが原作
ゲームのシステム的にはこれより少し前に流行した逆転裁判のパチモンですね
事件の手掛かりを集める捜査パートと
それをもとに舌戦を繰り広げる裁判パートに分かれているのはほとんど同じ
裁判パートにアクション要素が入っているのが売りのようでしたが
アクションミニゲームの出来がいまいちなのでテンポを損ねるだけでした
そのほかスキルなしで楽々クリアできるくらいやりこんで
初めて有用なスキルが手に入る残念なスキルシステム等
まぁゲームとしては問題が山積みでした
しかし破天荒なストーリーと個性的ななキャラクターたちに
それらのマイナス分を全部吹き飛ばせるだけのパワーがある作品なのは確かです

全体のストーリー展開は高く評価できると思うのですが
ミステリ作品としての評価ではないので
推理ゲームにそういうのを求めている人は合わないかも
捜査パートで手に入る情報だけでは真相にたどり着けず
裁判パートに入ってから出てくる新情報で
目まぐるしく風向きが変わっていくのは
ミステリの公平性という観点から見れば論外なんですが
まったく先の読めない展開は逆に新鮮で面白かったと思います
むしろどちらかというとヒントの提示等がオーソドックスで
実にフェアな形だった{netabare}3つ目の{/netabare}事件のほうが
捜査パート開始前に犯人もトリックも丸わかりで味気なかったですね

しかしこの展開をそのままアニメにすると
未プレイ者からは確実にに脱落者を出すと思うんですよね
真相にたどり着くのに必要な情報が
不完全な状態ではじまる推理パート自体も問題ですが
そもそもゲームの中で自分で苦労して探し回った情報と
アニメで流されたものを受動的に受け取った情報では
記憶の定着度合いもかなり変わってきます
初見ではいまいちよくわからず
真相がわかった状態からもう一度見返して初めて楽しめる
というような作品になってしまうのではないかと思います
そしてそれを裏付けるような主演の緒方恵美さんの
「ダンガンロンパをとりあえずアニメから入る」と考えている方へ。 普段は原作と映像なら、迷わず映像から…と言うオガタですが、この作品に限っては、ゲームをまずやった方が良いと思います。なぜなら、謎解きの面白さが半減してしまうから。。 ぜひ、ゲームから! オススメ」
というツイート
もうこれは新規客ではなく原作ファンに向けて作っているなと予想はできてました

まぁしかし出来上がったものは予想以上に歯抜けの状態
ゲームは序盤の方はともかく中盤以降は
裁判の中で新しい証言や物証がとびだしたり
いろいろな仮説が出てくる中それを後押ししたり否定したりで
二転三転しながら真相へと蛇行していくのが売りなのに
アニメの中の裁判はほぼ最短距離でまっすぐゴールに向かいます
なんとも味気ないですね
数時間分のゲームを2話分に詰め込んで圧縮しているので
1クールでこれをやる時点で無理があったと言わざるを得ないです
少し前にアニメ宇宙兄弟が放送時間変更で1か月くらい総集編をやっていましたが
こっちは3か月かけて全話分の総集編を行った感じですね
ゲーム組からするとアニメならではの「足し算」に期待していたわけですが
どちらかというとゲームからの「引き算」だけで構成されていました

アニメだけを見てこの作品を判断するのは
総集編だけしか見てないアニメの判断を下すようなもの
ゲームをやらずに不満をこぼしてる人を見ると
総集編だけ見てつまらないって騒いでもしょうがないんじゃない?
って思いますけどまぁその人たちはまだいいんです
どっちかというとアニメだけ見て面白かったって言ってる人たちが問題
あのアニメだけ見て楽しめたってことは
ゲームを先にやってれば絶対もっと楽しめてたはずなんですよね
ほんと凄い損してると思います
ラストの感じからして2もアニメ化されそうなので
2がアニメ化される前におさらいも兼ねて1→2とプレイしてみてはいかが?

以下視聴時雑感

2・3話補足
{netabare}2話視聴
捜査パート1分www
ゲームとしては裁判パートの倍くらいの時間を
捜査パートに費やさなければならないのですが
アニメにして面白みの薄い部分なのも確かですね
原作未プレイで2話まで見たという方に向けて
アニメでは軽く流されたりカットされたものの
原作通りならばこの時点で手に入っているはずの情報を
さらっとまとめておきます
できるだけネタバレを避けたいので
真相解明に絶対必要なものだけにとどめておきますが
裏を返せばこれらはノイズがのぞかれた確実に有益な情報
ゲーム内でさりげなく誘導されるよりずっと直接的なので
ご利用は自己責任で{netabare}

模造刀はチュートリアル的なイベントで
苗木と舞薗が体育準備室から持ってきたもの
(アニメではイベント自体なかったことに)
触っただけで金箔がついてしまう安っぽいしろもの

モノクマから暗殺をサポートするため(?)
男子には工具セット(未開封)
女子には裁縫セット(未開封)
が全員に支給されている
(ちらっと映ってたけど説明なし)

トラッシュルームにはカギがかかっており
掃除当番(今は山田)以外は入れなかった
大きなOnOffボタンのついた焼却炉のそばには
血痕の付いたシャツの焼け残りと割れた水晶玉
(映ってはいたものの最低限の説明なし)
{/netabare}

3話視聴
思ってた以上にゲームをそのまま持ってきた感じ
未プレイだとちょっとこの演出はついていけないんじゃないかね
しかもプレイ済みでも裁判シーンだけは
クリア後でも自由にプレイできるし
わざわざアニメでダイジェストを見る必要性は薄いです
捜査パートはボイスが断片的にしかついていないので
アニメで補完することができるのがアニメ版の魅力の一つですが
裁判パートはゲームの頃からフルボイスなので
声優目当ての原作組にも得るものの無い回でした
あっでも、おしおきシーンに関しては
巷で言われているほど悪くなかったです
むしろ不満があるのはその直前
{netabare}
レオン 
俺は仕方なく殺しただけなんだって
そうだ!正当防衛じゃね?
オレは自分の身を守るためにとっさに
セレス
あなたの行為のどこが正当防衛なのですか?
あなたはシャワールームのカギを壊す際
自分の工具セットを使ったのですよね?
つまり彼女がシャワールームに閉じこもった後
あなたはわざわざ自室に帰り…
そこから持ってきたドライバーで鍵を壊し
とどめをさしたのでしょう?
その間、何度も立ち止まるチャンスはあったはず
でも、あなたはそうしなかった
あなたに…明確な殺意があったからではないですか?
{/netabare}
これがあるかないかでオシオキの持つ意味がだいぶ変わっちゃうよね
どんなに尺が厳しくても削っちゃいけないところってあると思うんだ{/netabare}

4・5話補足
{netabare}チミドロフィーバー!
ということでついにジェノサイダー翔が登場です
しかし残念ながら2話分に一つの事件を押し込んだおかげで
原作以上に登場は短くセリフが少ないですね
今後の出番に関しても事件と大きく関係ないものは
おそらくほとんどカットされると思うので
アニメでの活躍はあまり期待できそうにないです

あと閃きアナグラムの演出がひどかった・・・
こんなとこに尺取れないのは分かるけど
スタッフはアナグラムという言葉を知らないの?
せめてバラバラになってる文字が整列するとか
そういう演出にできなかったのかな?

そして最後のオシオキに関してですが
世代によっては全く意味が分からなかったと思います
{netabare}バイクに書かれた痴美苦露の文字
高速でぐるぐる回る装置とトラの飾り
大和田バター(80kg)で食べるホットケーキ

これらは全てかつては知らないものがいなかった
世界的に有名な英国の童話「ちびくろサンボ」から来ています

サンボ少年がお母さんに買ってもらったばかりの服で森へ散歩にいくと
トラが現れて食べられそうになってしまいます
新品の服を一枚上げることで許してもらいますが
また別のトラが現れ・・・と繰り返すうちに
身ぐるみはがされてしまい途方にくれます
しかし、服を手に入れたトラたちは
戦利品の分配でケンカになり木の周りでぐるぐる追いかけっこ
ついには溶けてバターになってしまいました
服を回収した上バターを手に入れたサンボは
家に帰って家族と仲良くホットケーキを焼いて食べました
めでたしめでたし

「ぐりとぐら」や「ねないこだれだ」のような
だれでも知ってる幼児向けの定番絵本だった「ちびくろサンボ」ですが
ちびくろという表現は黒人蔑視に当たるとの理由で
20年ほど前に人権擁護団体が抗議した結果
出版社が一斉に自主規制することになったようです
今では復刻されてはいるものの発行部数は非常に少ない模様
一世紀近く世界中でたくさんの人に愛されてきた物語が
ある日突然人権侵害と判定されて消えてしまったこの事件
表現の自由と人権について議論する際によく出てくる題材ではありますが
このゲームとの関連性は・・・まったく見つからないですねw{/netabare}{/netabare}

6・7話補足
{netabare} 7話目に捜査パートがずれ込んだせいで
謎を提示⇒一週間おいて種明かしという作りにすらなっていません
もう完全に未プレイ者お断り状態です
本来なら今回の話はゲーム内の事件の中では最もフェアに
一番ミステリとしてしっかり作られていました
ただ教科書どおりに作られたようなありきたりで古典的なトリックに加え
犯人特定のためのセリフ(アニメと同様)があまりに露骨すぎたこともあり
そこから芋づる式に矛盾点が暴き出され
死体が出そろう前にほとんど真相にたどり着いてしまいました
つまり {netabare}セレスがあやしい⇒となると写真は捏造⇒ならば映ってる山田は共犯=山田殺害は狂言⇒あ、これ山田あとから殺されるパターンだわ{/netabare}ってな感じ
しかし、そんな中で提示されたヒントをうまく拾えなかった部分もありました
{netabare}山田の遺言となった犯人はヤス
・・・じゃなくてヤスヒロというもの{/netabare}
既に発言者を黒判定していたこともあって
発言自体をあまり重要視していなかったのですが
ゲーム内で真相にたどり着いた際には
ミステリー特有の綺麗にだまされる喜びを味わうことができました
しかしアニメ版ではその核心となる部分がなぜかカットされています
つまり{netabare}山田はいつも人の名前を呼ぶときに「苗字+氏」を使っていた
葉隠のことはハガクレ氏と呼ぶはずでヤスヒロは別の人間の苗字である{/netabare}
という論理展開
ここカットする意味が分からない
というよりスタッフがセリフのもつ意味を分かっていないとしか・・・
ほんと大丈夫かこのアニメ {/netabare}

8~12話補足
{netabare}
だんだん複雑になって長くなっていくはずの裁判が
むしろ簡略化されて短くなっているという
完全にアニメ参入組を無視した作りになっているので
未プレイ組に向けて事件の端折られた部分を解説するのにも
限界があるというか意義を感じないというか・・・
事件の細かい部分がわからないのは
素直にゲームやってくれというしかないので
代わりにストーリー展開に関して一部補足
ゲーム組以外は該当話を見てから開くことをお勧め

8話の霧切さんについて
{netabare} ゲーム開始時から周りと打ち解けようとしないクールな霧切さん
そんな彼女も苗木にだけは少し心を開くようになった・・・と思った矢先
苗木が大神の秘密をばらすことを拒否したことで
再び霧切りさんは態度を硬化させます
何とか関係修復を試みようとするも
話をしようと近づいても無言で立ち去ってしまうだけ
取りつく島もないとはこのことです
そんな状態がゲーム内時間で数日、プレイ時間でも数時間続いた後
ようやく苗木の隠していたものを知った霧切さんがデレ期に入るわけですが
アニメだとここまで10分程な上その10分も大神がメインで話が進んでいるので
霧切さんのおかんむりの様子はほとんど出てきません
初期の無関心状態もご立腹の霧切さんも一見大差ないように見えますが
よく「好きの反対は嫌いではなく無関心だ」なんて言うように
強い不満をあらわにするのは以前よりも心を開いている証
つまり一見後退したようにも見える二人の仲ですが
着実に進展しているわけなんですね
そのあたりの描写がごっそり抜けちゃうと和解シーンも魅力半減ですね・・・ {/netabare}

11話の裁判について
{netabare} 霧切さんはカギが無いので自分の部屋に入ることはできなかったと言い張り
殺人は苗木の犯行であると主張します
時間のない中でなし崩し的に苗木に票が集まり処刑が決定
だれも予期しなかったアルターエゴの助力によって窮地を救われますが
それは霧切さんも想定していなかったことなので
アニメだけをみていると苗木は霧切さんに嵌められたようしか見えません
しかし裁判の前に霧切さんは苗木にマスターキーのことを打ち明けています
カギのことを誰も知らないのであれば霧切さんのアリバイは鉄壁ですから
最初から苗木を生贄にして助かるつもりであれば黙っているでしょう
誰かが犠牲にならなければ収拾をつけられないと悟った霧切さんは
だれが犠牲になるかの審判を苗木の手に委ねたわけです
実際ゲームでは他の矛盾点を論破するとき同様に
自分の部屋に入れなかったという霧切さんの発言に
コトダマを打ち込んでアリバイ崩すことができます
その場合苗木ではなく霧切さんが処刑されることになり
苗木の場合とは違ってアルターエゴの介入はおこらずに刑が執行されます
そしてそれ以降殺人が起こることは無く
そのまま学園で一生を終えるアナザーエンドでゲームは幕を閉じます
また苗木の取った自己犠牲の行動は黒幕の計算を狂わせ
最終話でもそれがカギとなるはずなんですが・・・
アニメのあれは霧切さんをかばって処刑台に送られたとはとても言えません
この辺どううまく処理してくれるのかラストに注目です {/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 36

78.0 3 クローズドサークルでミステリーなアニメランキング3位
屍鬼[シキ](TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1461)
7825人が棚に入れました
人口1300人の小さな集落、外場村。外部とは国道1本でしかつながっていない隔絶された地ゆえ、いまだに土葬の習慣が残されていた。

ある日、村の山入地区で3人の死体が発見された。村で唯一の医者である尾崎敏夫はこの死を不審に思っていたが、事件性はないとされ、通常通りに取り扱われた。しかし、これ以降、村人が一人、また一人と死んでいくことに…。

声優・キャラクター
内山昂輝、大川透、興津和幸、戸松遥、悠木碧、高木渉、GACKT

woa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

限界集落という場所

2010年放送。全22話+未放送話2話。

三方を死に囲まれた限界集落に謎めいた一家が越してくると同時に、死者がよみがえる「起き上がり」という超常現象が起きるという話。ただしこの際よみがえることが出来るのは、起き上がり=屍鬼に吸血された人間に限る。

尾崎敏夫と結城夏野という二人の主人公がいるが、「小説家」の室井がこの作品に命名したように屍鬼と屍鬼と人間の分かちがたさや神に見放された人間(カインがアベルを殺さざる得なかった理由)がテーマとしてあるため、村人視点の群像劇として見るべきだろう。

この群像劇を通して知るのは、死というのは誰しも平等であるが故に恐ろしく、死をもたらすことで死を超越している存在にはより酷い死を与えたいという普遍的な人間心理なのである。

屍鬼において田舎とは反知性主義、反近代的合理主義の象徴なのだ。

未放送話で描かれた周辺人物の心理描写は、集団狂気以上に現実味があるがゆえに、恐ろしいものである。子育てに加え、舅姑の面倒を見なければならない女性が子育てに絶望した時、家に火を放つというのはこのような世の中だからこそとても生々しいのだ。

それは例えば1話では清水恵視点で「旧弊」な村を脱し、都会に出ていく象徴として夏野が描かれ、彼自身は恵に与えられた主人公としての役割に対し障子を閉めるという形で拒絶の意思を表すのである。

夏野は結果的に屍鬼ではなくその亜種である人狼になることによって、物語の表舞台から退いてしまうし、尾崎は尾崎で自ら率いた屍鬼狩りの結果(屍鬼を駆除することが村を守ることになったのか否か)については何も言わないのである。

尾崎の為したことが必然的に集団狂気(サディズム)に繋がってしまう一方、屍鬼である国広律子が取った餓死いう形での「選択」の方が屍鬼という存在、誰かを殺さねば生きていけないというルールへの批判としては徹が彼女と運命を伴にしたことから分かるように根源的批判であり、有効なアンチテーゼだと思う。

(勿論、彼女自身と彼女の犠牲に供された人物が旧知の看護師だった特殊な事情はあるにせよ)

尾崎によって真実が明らかになって以降、米屋の夫妻が米袋を運ぶように屍鬼の亡骸を運び、血液に塗れた素手で、まかないのおにぎりを食べる描写などには尾崎の嘆いた田舎の思考停止具合がよく表れている。

彼らは伝染病の危険性に対してなんらかの反応も自主的には行わないのだから。

また田舎の人情味の深さに憧れて越してきた人物の末路が示すように、田舎という、特に限界集落のような場所では相互に助け合う=監視しあわなければ生活できないという前提条件がまず最初にあるのである。

たとえば井戸端会議で親しく話しているような間柄でも都会の老人ホームがあけば、生活の不安がある現状など脱して仲間には何も告げずそちらへ行ってしまう。老人ホームとは井戸端会議とは無関係な現象だからである

このような田舎のある意味ドライな人間関係が如実に現れるのも、単純に田舎には人が少ないからに過ぎない。都会ほどの人口密度があれば、ある一つの関係性がどこにつながるかをすべて把握をするのは難しいため、ビジネスライクな形式としての関係を維持するメリットは勝さるのだ。

そして都会に憧れる清水恵が笑われていたのは、彼女が自分たち自身の心情をあまりに滑稽かつ如実に反映する存在だったからに他ならない。

砂子と室井の小説観に関しての会話に表れていることがこうした村の現状から浮世離れしており、それが故に砂子は最後の詰めで失敗するのであるが、その失敗も含めて辰巳がいう滅びの美学なのであり、室井の小説は未完に終わるだ。

最終的に桐敷沙子も求めていたものは、20世紀をさまよい続けた人としての感情の行き着く場所、それは外界から閉鎖されている洋館に表れているような「家」であり、切敷の家族であったのだが、死=滅びの上に成り立つその場所や関係性は、結局のところ滅ぶべくして滅ぶのである。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

のんのんびよりの後にコレ観るってのも、我ながら悪趣味

 20.5話と21.5話を後追いで視聴しました。
これって意図的に本編から外してたんですかね?
とすれば、作品の流れのテンポを崩さないようにと言う考えだったのでしょうから構成が巧いなと思いましたです。流石ベテラン監督と言うところでしょうか。
話の流れとしては本編で唐突に感じる部分を描いているので、あって然るべきエピソードですが、この作品の終盤の畳みかけるようなカタストロフィの一部としては流れを乱すから外したのかなと個人的には思いましたです。
個人的には20.5話はこの作品のエッセンスを凝縮した話としてとても良い出来だと思いました。
本編の一部として観るべきか、後追いで観るべきかに関しては私的にはですが後追いをお勧めしたいです。
////////////////////////////////////////////////
 予想より遥かに良かったです。
本放送の最終話を実は一部目にはしてたので、屍鬼達の凄惨な末路は知ってはいたんですけどね。
こんな複雑な余韻残すような作品とは思ってませんでした。
個人的には、ほんのちょっぴり遠藤周作の臭いする気がします。
まぁ私が無学であまり本読まないから、ちょっと宗教的な話となると遠藤周作思い出しちゃうだけなんでしょうけどねw
話しも複雑さは無いですし、全22話の中でも無駄回は無いんじゃないかなと。全体の作りもとてもバランスいいと思います。
もしかすると冷静に観ると話の筋として変なところ有るかもしれませんが、私は話にドップリ引き込まれて詮索する気はおきませんでした。

 正直、グロと言う点では近そうなテクノライズが観るのがツラくて視聴がナカナカ進まなかったのと違ってコレはサクサクと観れましたです。
テクノライズのイメージのグロと違って、コレのグロさはストレートに視覚に訴えますけど展開も含め頭で理解しやすいですし。

独自なキャラデザインで毛嫌いする方も居るかもしれませんが、コレだけの登場人物の多さですから、キャラの記号化と言う点で判り易いし結果的には良かったんではないかと。
この作品、絵を楽しむ作品では無いですしね。
まぁグロ描写とか凄惨な殺戮とかに関しては絵面的にも結構な代物でしたが(汗)

{netabare}
 終盤の室井と沙子の燃え落ちる教会での会話と恵の最期の一連の台詞がイイすよねぇ。
人を糧とする生き方しか出来なかった沙子も、神へ救いを求めるという結果的な信仰を持ち続けて生きてきた。でも、屍鬼となった時点で神の加護の範疇を逸脱する存在となってしまったのだから神は答えてくれないよ。
って会話の後で燃える教会の中での二人は死と得て救済されるのかなと思ってからのCパート。賛否両論でしょうね、コレw
私はむしろ残酷と言うか冷たい作品だなと思いましたです。
 恵も古い村社会から抜け出したいと願ってただけの女の子なのに起き上がりにされてしまって、しまいにゃあの殺され方ですしねぇ。
尾崎医師の村の存続の為に手段を選ばなかった姿と対象を為し、なんとも複雑な印象の作品だなと。
 この作品の他の方のレビュー読んでませんが、エルフェンリートでルーシーを気の毒に思えるタイプの人は好きな作品でょうが、嫌いな方はコレも受け入れがたい作品かなとは思います。なんだかんだ言っても屍鬼達は自分たちが生きる為とは言え人を散々殺してますしね。{/netabare}

私はこの作品好きですね。
グロ耐性のある方ならば、賛否は別として観といていいんじゃないかと。
ただ、え~この人もそうなっちゃうの?(汗)みたいな凄惨な作品なので、強くはお勧めは致しませんです。
//////////////////////////////////////////////////
本放送時に数話目にしてはいたので、ダークな村社会作品と言うのは知ってたんですが忘れてました。
のんのんびよりで田舎暮らしの美しさにウットリしてたのに(汗)

キャラデザインがクセ強いので若干抵抗ありますけど、数話観た感じはホラーとしてイイ感じですね。
それと何故か出てくる犬が妙にカワイイw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

死に善も悪もない。

数年ぶりに再視聴、2週目です。
いやー名作でした!そして凄くメッセージ性が強い。
2週目なのに終始集中して楽しんで観れました。
ジャンルはゾンビホラーと思われがちですが、サイコホラー(人の狂気を描いているので)です。

ホラーアニメ大好きな私は、名があるホラーアニメは全制覇しています。
(といってもここ10年で、ホラーアニメ10作品くらいしかないですけどね。笑)
需要あまり無いのかもだけど、もっとやって欲しい。

近い内にホラーアニメベスト10作る予定なのですが
屍鬼は自称ホラーアニメ専門官である、私のベスト10、上位に入れますね。


【あらすじ】
舞台は外場村という小さい村落。
村の周囲はモミの木(卒塔婆に使う木)に囲まれ、外界との交流も少なく
正に田舎の中の田舎って所。
そんな村には起き上がり(死人が蘇る)という古くからの言い伝えがあった。
物語は、こんな死に囲まれた場所で始まります。


【感想】
貴方は人殺しを悪いと思いますか?殺してはいけないと思いますか?
大半の人は悪いこと、いけないことだと言うでしょう。
何故ですか?誰が決めたのですか?
それは昔からの暗黙のルール、人が定めた罪の意識、法律があるからです。
ですが屍鬼では、そんなモノ(ルール、罪、法律)を改めて再認識させてくれる作品でした。


屍鬼(起き上がり)達は皆に自我があり、生きています。(肉体は死んでいるが)
彼等は生きる為に人を襲います。血を吸わないと死んでしまうから。
忘れがちだとは思いますが、私達ヒト(人間)も何かの命を奪って生きています。
普段は調理され、お店に並んでいる商品として接しているから気づかない。
けれど確実に命を糧として、奪い、殺し、生きています。
そう、屍鬼達も生きる為に襲っているだけなのです。
私達と何が違うのでしょうか?いいえ同じです。
寧ろ、ヒト(人間)の方が、動物、野菜、果物など、ありとあらゆる命を奪っています。
時には、理由もなく殺すこともする。
彼等(屍鬼)を悪と定めるなら、私達ヒト(人間)はそれ以上の悪であるということです。


それに何かしらの理由や、屁理屈をこねているのはヒト(人間)だけです。
ニュースとかで絶滅危惧種が、というニュースが流れれば
やれ可哀想、酷いだの何だのと騒ぎます。
じゃそれがヒト(人間)に危害を加える存在だったら?
やれ殺せ、居なくなれ何だのと騒ぎます。
実に見ていて愚かだと感じます。


【結論】
生きること、生命を全うすることにおいて、善も悪もない。
あるのは弱肉強食、食物連鎖だけです。
立場が変われば、見方が変わる。
そんなことを屍鬼は伝えたかった。
屍鬼からのメッセージだと感じました。



【豆知識・余談】
ヴァンパイア(吸血鬼)のモデルとなったのは、ワラキア公ヴラド3世(ヴラド・ツェペシュ)という
1431年頃に実在した人物です。
敵国、自国の民共に串刺しにしたことから、串刺し公という異名を持っています。

この方もそうですが、ヴァンパイアの設定によく使われる
日の光に弱いなどの設定は、先天性白皮症(アルビノ)という方達から取ったんだと思います。
髪の毛、皮膚、ありとあらゆる部分の色素がなく、真っ白です。
また紫外線を浴びると、焼け爛れてしまい。目もヴァンパイアみたく赤くなってしまう。
本当に珍しい奇病で希有です。


【PS:追記】
BGMのズンチャ!ズンチャ!ズンチャズンチャッチャッ!が凄く印象に残る(*´艸`*)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 36

68.2 4 クローズドサークルでミステリーなアニメランキング4位
うみねこのなく頃に(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (995)
5170人が棚に入れました
時は、1986年10月4日。舞台となるは、大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有する伊豆諸島の六軒島。年に一度の親族会議を行う為に、当家の親族達が集結しつつあった。一見和やかに、久しぶりの再会を楽しむ親族たち。

しかし、島で待っているのは「当主死亡後の財産分割問題」という、親族同士に暗雲を呼び込む議題。かつて当主が、島に隠れ住んでいるとされる魔女ベアトリーチェから、資金調達の担保の為に授けられたとされる10トンの金塊を巡って、長男の横領を疑う親族たち。それに対して、親族たちの困窮を見透かすかのように、反撃に出る長男。さらに余命の迫った当主は、自らの命だけでなく、親族郎党・資産のすべてを生贄として捧げ、最愛の魔女ベアトリーチェの復活を願っていた。

声優・キャラクター
小野大輔、井上麻里奈、堀江由衣、鈴村健一、釘宮理恵、小林ゆう、麦人、小杉十郎太、篠原恵美、伊藤美紀、広瀬正志、小山力也、田中敦子、小清水亜美、船木まひと、上別府仁資、羽鳥靖子、石住昭彦、佐藤利奈、遊佐浩二、茅原実里、大原さやか、田村ゆかり、緒乃冬華、井上喜久子、杉田智和、甲斐田ゆき、斉藤佑圭、米澤円、日笠陽子、吉田聖子、新名彩乃、山岡ゆり、豊崎愛生、喜多村英梨、水野マリコ、廣田詩夢
ネタバレ

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

謎の解答がなかったです。謎の答えが解ると驚きます。

ひぐらしと違って、答え合わせがない作品です。

知らない人がこのレビュー読んだら、(答え合わせって何?)となると思うので説明しますと
ひぐらしとうみねこはミステリーホラー(サイコホラー要素も含む)なので
作中で描かれる謎を登場人物達と共に解いていくことになります。

そして基本的に最後に犯人だったり、謎だったりが解るように作られるのですが
うみねこは最後でも明確な解答を視聴者に教えません。

なので観ている方としては(結局どうなったか教えろよ!)と思うのではないでしょうか?


かく言う私もそうでした。
ですので、私がネットを駆使し調べ、引用した解答をここに書きますね。


{netabare}六軒島連続殺人事件とは、魔法とかではなくて、全て人間が起こして行った事件です。

事の起こりは戦時中、右代宮戦人(主人公)の右代宮金蔵(祖父)が、六軒島で初代ベアトリーチェと出会い、二人の間に娘(二代目ベアトリーチェ)が出来ます。
初代ベアトリーチェは、産後の肥立ちが悪く死亡します。

金蔵は、生まれた二代目ベアトリーチェを死んだ初代ベアトリーチェの生まれ変わりだと信じ
二代目ベアトリーチェとの間にも子供を作ってしまいます。
これが安田紗代(三代目ベアトリーチェ【通称ヤス】)です。
二代目ベアトリーチェは、海岸で崖から落ちて死亡してしまいます。

ヤスは多重人格者で、紗音、ベアトリーチェなど複数の人格を持っています。
嘉音も、ヤスの人格の呼び名の一つです。

※これが【アニメを見ている私達視聴者には複数の人間に見えても、実際には一人の人間】
という叙述トリックになっており
一見人間に不可能に見える連続殺人を成立させています。

そして【ベアトリーチェ】という名称で登場する人物が、実際には三人います。

※これは【アニメを見ている私達視聴者には一人の人間に見えても、実際には複数の人間】
という叙述トリックになっており
一見人間に不可能に見える時系列などを読み解く鍵になっています。

※また、人格をカウントする際には、沙音、嘉音などはそれぞれ『1』にカウントされ
ベアトリーチェは魔女であるためにカウントされません。
物語の中で人数が出てくる場合に【人間の肉体の数】をカウントしているのか
【人格の数】をカウントしているのかが伏せられており
これも一見不条理に見える数字を読み解く鍵になっています。

ヤスは、金蔵が近親相姦の過ちを繰り返さない為に
出生の秘密を隠して右代宮家に使用人として連れてこられ育ちます。
金蔵は、86年の六軒島連続殺人のかなり前に死んでいますが
死ぬ前に碑文の謎を解いたヤスに右代宮家当主の地位や財産を相続しています。

ヤスは紗音の人格で、戦人に恋をします。
戦人はヤスに『白馬に乗って迎えに来る』という約束をしますが
翌年から家庭の事情で親族会議に来れなくなります。

紗音人格のヤスは、戦人がいつまでも迎えに来ない事に傷つき
戦人への恋心を自分の別の人格(ベアトリーチェ人格)に預け
別の恋を探します。

ヤスの紗音人格は、譲治と新しい恋をし、交際を進めます。

しかし、86年に数年ぶりに戦人が親族会議に帰って再会した為に
ヤスの中の2つの人格が、紗音は譲治に、ベアトリーチェは戦人に
別々に恋をしている状態になります。

ヤスは自身の恋に決着をつけるべく
①戦人と結ばれる。
②譲治と結ばれる。
③または誰とも結ばれない。
の三つの結果の可能性がある事件を起こそうとしますが、未遂に終わります。

なぜ未遂になったかというと、ヤスが事件を計画した前日に
戦人の両親ルドルフと霧江が、右代宮家の資産を我がものにせんと
他の親族を次々に殺し始めたからです。
譲治も殺されてしまいます。
ルドルフと霧江は、絵羽に返り討ちに会い死にます。

ヤスは戦人と逃亡しますが、ヤスは自分の恋に決着がつけられなかった事に絶望し
海に飛び込み自殺をしてしまいます。

結局事件の後には、戦人と絵羽の二人だけが生き残りました。

戦人はヤスを助けようとした際に、溺れて記憶と人格を失ってしまいます。
しかしその後、徐々に断片的な事件の記憶を取り戻し、『偽書』を書きます。

この偽書というのは、六軒島連続殺人事件をフィクションとして虚実をない交ぜて【戦人が書いた小説】であり

【私達視聴者が見ているうみねこの各エピソードは、この「戦人が書いた『偽書』という小説」である】

という事が真相であり、解答です。{/netabare}


この様に作中で答え合わせをしていたのなら、うみねこのなく頃にの評価も大分違ったと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

ARENO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

答えの明かされない推理小説

◇◆◇要素◇◆◇
嵐の孤島×洋館×そして誰もいなくなった×連続殺人事件×魔女×推理バトル×相当なグロ描写+まさかのモザイク描写


概要です!

有名作品「ひぐらしのなく頃に」の作者が贈る、最強のミステリ(ゲームが原作)
名作「そして誰もいなくなった」を根本に展開される殺人事件が
魔女によるものか、それとも人間の起こした事件であるのかを
証明していくというもの。
作者曰く、「同じ舞台を何回も巻きもどして繰り返していく、それらを重ねて見る事で一本のシナリオでは見えないものが見えてくる」という“多層世界的”なストーリーです!
最初に言っておきますと、ひぐらし視聴済みな方ならお分かりのとおり
残酷な描写、いわゆるグロシーンが大量に出てきます。
連続殺人が起きるたびに、目を覆いたくなるような惨状が描かれているので
免疫のない方は少々きつめかも。
まあ、あんまりにもなシーンにはモザイクかかってますが…
(モザイクを濫用するアニメも珍しいですね…汗)

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・・-・-・

その大量グロシーンに目を瞑っても納得できる面白さがあると私は
思います。一時期、ものすごくハマっていました!
正直、原作及び小説ファンな私としては、
アニメではなかなか満足いかないところも多いのですが…


何より、話が難しく何度か見直したくなるので、ちょっとアニメに
不向きだったかもです。
それ以前に、あんな残酷シーンは何度も観れたものではありません泣



先に書いた要素だけを見ると、ありがちなストーリーだとお思いに
なるかもしれませんが。
問題はストーリーではなく、物語の作り方及び、いち視聴者としての
この作品への向き合い方、というものでしょうか。


まず、物語中で起こる不可解な殺人事件。しかし、それがどう考えても
人間には不可能な事件であったとしたら。しかし、魔女の存在など
あるわけがない。人間の仕業としてきちんと説明がつく。
ならば、それはどのように説明できるのか。

ざっとこんな内容です。本来なら、作中の名探偵がこれを鮮やかに
解き明かし、一件落着となります。
でも、それじゃあくまで私たちは視聴者でしかないですよね。
ところがこの作品では、あらゆる考え方、ヒントは出ているのに
答えだけは明かされてないんです。


つまり、私たちが自分で考えた人だけがその真相にたどり着く
ことができるということ。(たどり着けなければ終わりですがww)


ちなみに、難易度はかなりのものです。
私も、友人と一緒に放課後を使って謎解きに挑みました。

結果、碑文一つ解けなかった…悔しい泣

このように、よくある推理小説に飽きてしまった方にはすごく
お薦めであります(*^_^*)


ちなみにですが、いままで推理な面だけを大きく取り上げて
きたのですが、もちろんきちんとしたお話が成り立っています。
特に、キャラクター一人一人にちゃんとしたストーリーが
あるんですね。

誰がどのキャラにどんな思いを抱いているか、など。

でもこれって、推理小説にとって大事な要素の一つです。
「動機」を考える上で重要な。
もちろん、うみねこでもこれは求められます。
だからますます、面倒くさい…ww

そうそう、実を言うとキャストって結構豪華でした。
主人公役・小野大輔そのほか、井上麻里奈、堀江由衣、釘宮理恵、小林ゆう
、鈴村健一、大原さやか、遊佐浩二、田村ゆかり、小清水亜美

うわー、書ききれない…でもそれだけ、本当にキャラの数が多いんです。


最後に…
志方あきこさんの歌うOP「片翼の鳥」は、独特の雰囲気によくあっていて、
一発で好きになりました。「うみねこのなく頃に」(曲名)も
お薦めなので、是非聴いてみることをお勧めします!

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・・-・-・

以上のように皆さんも、魔女の挑戦状たる謎に挑んでみてはいかがでしょうか。

あ、グロ描写が苦手な方は、本当にお気を付けください。
食事時および就寝直前は控えることをおすすめします。


それでは、長々と失礼しました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21
ネタバレ

やぎゃあ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

視聴前に本作の事情を知っておいた方が良い

2021年現在からすると、約12年前のアニメですね(私が視聴したのもその時期です)。現在放送中の「ひぐらし業/卒」の視聴を機に、竜騎士07氏原作つながりで うみねこ熱が再燃したので、当時を思い出しながら情報を書いていくことにします。

本作は事情を知らずに視聴すると、大半の方は憤りを感じたまま終わると思います。

それもそのはずで、「アニメのうみねこ」は未完のまま続編が制作されていません。アニメはEp.4で終わってしまいますが、実際はEp.8まであります(詳しい事情はわかりませんが、当時あまり評判が良くなかったのでまぁ・・・)。

アニメうみねこを アニメひぐらしで例えるなら、ひぐらし(解)が来ないまま ひぐらし(無印)だけで終わってしまったようなものです。

Ep.5以降も各Epごとに「魔女とのゲーム(対戦)」は続きますが、一応Ep.1〜4がいわゆる出題編、Ep.5〜8までが解答編にあたります。厳密にいうと、第5,6はヒントのためのゲームが続き、第7,8のゲームでこの世界の「核心」に迫ります。

また、聞いた話では原作のPCゲームもやや説明不足だったそうで、ストーリーの賛否が分かれたそうですが、マンガ版はいろんな情報を補完して良い状態で仕上がっているそうです。

なので、アニメうみねこは『この物語・この世界観の味見』のつもりで観ると良いと思います。

で、興味を持ったらマンガを読むか、ゲームをプレイして最後までストーリーを追ってみてください。コンシューマーゲームとしてもPS3,4,PSP,switchにて移植リメイクされているので、そちらであれば完全版?のストーリーを楽しめるはずです、たぶん(もしかしたらマンガ以上に情報が補完されていたり、追加エピソードがあるかもしれません)。

ちなみに私は原作は未プレイの、アニメ&マンガから同時に入った口で、完全版?ストーリーに関しては大大大満足しています。

少しだけ言っておくと、『これはファンタジーなのか ミステリーなのか』という命題の真相や、戦人(バトラ)および視聴者が最も混乱したであろう・・・ {netabare}魔法の演出、魔女や悪魔や家具の存在、黄金の蝶や碑文の謎{/netabare} などにどんな意味があったのかも、本当なら続編ですべて語られるはずでした(続編があればですが)。

また、「ファンタジーか ミステリーか」という命題はあくまで出題編における命題であって、解答編ではもっと「別の大事なこと」を伝えようと物語が展開します。ヒントは {netabare}小此木社長が縁寿に送ったアドバイス{/netabare} に関係があります。私はむしろ解答編で描かれるテーマの方が好きです。

アニメで興味を持った方は ぜひ最後までストーリーを追ってみてください。出題編に興味を持ったのなら、最後まで追って後悔はしないと思います。

ちなみに、魔法の描写をどう解釈したら良いかわからずに悶々とし、そこだけどうしても知りたいという方にヒントを残して終わります。

{netabare}あなたがこの物語をファンタジーだと疑っているなら、ありのままを受け入れれば良いです。あるいはミステリーだと疑っているなら、魔法が遂行されている「過程」を無視すれば良いです。

「事件の目撃者」がいないのなら、どちらの言い分も通ります。

大事なのは「事件の結果」を見て、あなたが魔法とトリックのどちらを信じて読み進めるかです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

66.3 5 クローズドサークルでミステリーなアニメランキング5位
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (806)
3511人が棚に入れました
森博嗣の『S&Mシリーズ』が原作。

映像化するのは、「エルフェンリート」の神戸守監督とA-1 Picturesのタッグ!


理系の女子大生の西之園萌絵と工学部建築学科准教授の犀川創平が難事件に挑むサイエンスミステリーとなる。

声優・キャラクター
加瀬康之、種﨑敦美、木戸衣吹
ネタバレ

カボチャはんたー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

F

作画がおやすみプンプンやソラニンでお馴染みの浅野いにお先生なので
すごい期待値です(´∀`)OPもEDもらしい曲で素晴らしいです☆ミ

1話 {netabare}

この物語のキーパーソンは真賀田四季
犀川先生とその教え子の西ノ園さんの恋路
色々が集約されFに帰結するんだろうな~

とりあえず犀川先生は優秀な人だけど
真賀田さんはそんな犀川先生でも及ばないほどの天才みたい

先生の目薬の指し方wwwwwwwwwww

大学の自室とファミレスで大体1話終わったような(笑)
{/netabare}

犀川 創平(さいかわ そうへい)
国立那古野大学建築学科の准教授。物事に対する興味の度合いが極端で、興味のないあことには一切関わろうとしない。恩師の娘で教え子の萌絵に好意を寄せられているが、本人はあまり気にする様子がない。抜群の頭脳を持つが浮世離れしたところがあり、ファッションには無頓着。タバコとコーヒーをこよなく愛し、スイカとあんこときなこが嫌い。

西之園 萌絵(にしのぞの もえ)
国立那古野大学工学部建築学科の1年生。誰もが振り返る美少女で、犀川に想いを寄せている。父親は犀川の恩師で、那古野大学元総長。おじは愛知県警部長で、おばは県知事婦人というスーパーお嬢様。優れた洞察力と観察力を持ち、驚異的な計算能力を有しているが、ときに思考が極端に飛躍するという特徴を持つ。好きなものは、車のエンジン音とミステリー小説。嫌いなものは乾燥椎茸。

2話{netabare}
結局ゼミの旅行先は島になったのね
西ノ園さんキャンプに執事もついてきます(沙*・ω・)ノ
あーついてはこないのか(沙*・ω・)
西ノ園さんお嬢様だなぁ(´∀`)
喜びの2乗3乗☆ミ

真賀田研究所は結構自由なところみたいだね
博士の引きこもりは隔離のせいみたいね
日間賀島は結構外界から剥離されてるのね

西ノ園さんお嬢様すぎるw(*´ω`*)w
ゼミ生キャラ濃いのが揃ってるなぁw

犀川先生は真賀田博士に夢中
西ノ園さんの恋路はなかなかだな
真賀田博士出かけてるみたい…?

真賀田研究所に用事があったわけじゃないのねw
先生もちょっと引いてるwww
デボラっていうサブシステムとかすげぇなw(沙*・ω・)w
最先端の研究所(´∀`)

真賀田博士に妹がいるのか
先生の安否を確認するために…
研究所で異変?

真賀田博士の人形?
怖いな~☆ミ
{/netabare}

真賀田 四季(まかた しき)
「人類のうちで最も神に近い」と言われる天才プログラマー。14歳の時に両親を殺した疑いで逮捕されたが、心神喪失状態であったことを認められて無罪になった。依頼、孤島・紀真賀島にある私立研究所で隔離された生活を送っている。

3話{netabare}
真賀田博士死亡?自殺?他殺?
両手両足がない?おっと謎が深まっていく…
電話もメールも通じない…おっとデボラが暴走
完全に遮断されちゃったみたいね

西ノ園さん先生の呼びかけに復活w
少し話しただけで相手の人となりを見抜くなんてね
さすが天才真賀田四季…死後数日

出入り口はひとつ…密室
所長が戻ってくるまで…あと30分
目薬シーンキタ━(゚∀゚)━!
この2人冷静だなぁ~

レッドマジック☆ミ
西ノ園のわくわく顔かわいい(*´`)
今日のシャツはパン(笑)

15年間の記録…ずっと出てこなかった記録
誰もエレベーターから出入りしてない
マリンバwwwww

ウエディングドレスの意味?
所長が到着するみたい(´∀`)
妹さんも到着…

犀川先生真賀田博士と話してみたかったのにな…

嫌いの反対は突き詰めると好きになるのかな
博士と西ノ園の対話…

所長まで殺された…
どんどん謎が深まっていくね…
{/netabare}

山根 幸宏(やまね ゆきひろ)
真賀田研究所の副署長。

4話{netabare}
西ノ園さんもさすがにパニックになるけど…
でも好奇心が勝ってるのかな?

博士の部屋に手がかりがないか探す…
寝室だけ鍵が…いたのはミチルというロボットだけが
部屋がきれいすぎる…?
腕もない?(ヾノ・∀・`)ナイナイダストシュート?
さて手がかりもなく閉じ込められてしまった☆ミ

真賀田四季は自殺?遺書?栗本しきお?
佐々木すま?真賀田博士には別人格があるみたい

西ノ園が言った…紫色?
博士の窓?どうして西ノ園と会った理由か?
犀川が気になってることは…すべてがFになるが気になってるみたい
西ノ園はウエディングドレスが気になってるみたい
人形が両親を殺した?
多重人格?7だけが孤独

真賀田四季が7…人形?操られる存在
多重人格って面白いね(沙*・ω・)

両親が死んだこと
そばにいた人のこと?
それが真賀田博士の知りたかったこと?
{/netabare}

弓木 富彦(ゆみき とみひこ)
真賀田研究所在住の医師。

水谷 主税(みずたに ちから)
真賀田研究所所員。研究創立時から在籍する数少ない所員の一人。

5話{netabare}
デリカシーのない質問…だけど繋がる紫色
優しさと愛情の違い…文字数が違う正解(笑)
人は何のために生きるのか?

所長は現場にいたのね
四季の両親殺害にも謎があるのね
きしお…亡くなった兄らしい
すま…アメリカで亡くなった家政婦さん
みちる…人形
四季は人格を作ることができるみたい

明日島に船が来るみたい
久しぶりにいい知らせ(´∀`)w

犯人はどうやって密室に入って出て行ったのか?
15年前の事件にこの殺しのキーが…
人形とは身体のこと?真賀田博士だけが7だった

人間には柵というものがある…
自由のために人を殺す…
モラルの価値観が違う…
四季さんは純粋
四季の人間性が豊か

おじさま=所長
四季とおじさまはそういう関係だった?

自由すぎると縛られるのが苦痛になるよな
{/netabare}

望月 俊樹(もちづき としき)
真賀田研究所の警備員。

長谷部 聡(はせべ さとし)
真賀田研究所の警備員。趣味はマリンバの演奏。

6話{netabare}
犀川先生はキャンプ場に戻るみたい
西ノ園は謎を解きたいみたい
でも帰るしかない…
あんなことがあって疲れました☆ミ

研究所のチームメイトはあんなにいるのね☆ミ
愛の告白したことになってる~
事件の真相はゼミ生にも
カレーライスってずるいよな(笑)
結局先生も気になってるのね(沙*・ω・)

あのメッセージは誰が書いたんだろう?ね?
出来すぎているメッセージ…
ノンアルコールで酔っ払ってる西ノ園さんwww

山根さんから犀川先生にお願い…(>人<;)
真賀田博士が死んだことを隠蔽する意向みたい
買収されることを否定する犀川…
今日のシャツはくじらwwwwwwww
西ノ園は将来酒乱wwwwww

西ノ園は真賀田博士が伝えたかったことが知りたい
だから残りたい…

犀川先生再び研究所に…
隠蔽を了承する代わりに調査をすることに

エレベーターが動いてる?
博士の部屋の本棚?全て15巻までしかない
15年…全てが15…15に…

四季さんやるーw
{/netabare}

新藤 清二(しんどう せいじ)
真賀田研究所の所長。四季のおじにあたる。ヘリコプターの操縦が趣味。

新藤 裕見子(しんどう ゆみこ)
新藤清二の妻。四季の幼少期を知る人物。お菓子作りが得意。

7話{netabare}
15巻までしかない謎?
博士テレビの修理とかもできるんだ!!
たこせんべいwwww

犀川先生探偵ポジションに…
水谷曰く犯人は人間業ではない
みきさんのバッグも消えたらしい

島田さんと犀川先生争い(沙*・ω・)
島田さん…そっちのけがあるみたい☆ミ
でもこの人メガネ取った方がいいw

四季博士開発のバーチャルゲームで遊ぶことに西ノ園さん
先生はみきさんと英語で会話(沙*・ω・)字幕プリーズ

西ノ園さんが見てる風景wwww
先生が生き生きしてる(笑)萌絵(笑)
おっと…四季さんと出会うことになるなんて
なんていうかルドラの秘宝思い出すわ

西ノ園の前に現れたみちる…
西ノ園さん目の前で…生き残ってしまったって…
大切な人を失ったのにどうやって生きてきたのか?
紫のドレスについた血は先生の…
犀川先生が支えてくれてたのかな?

この時には殺される覚悟をしていたのね四季
{/netabare}

島田 文子(しまだ あやこ)
真賀田研究所所員。プログラマ。

8話{netabare}
バーチャル世界の中で真賀田博士に会った…
この研究所にいる人なら誰でも参加できる…
新しい名前の登録…みちる
島田さんアピールw(沙*・ω・)w
西ノ園さん心の余裕がないみたい(笑)

みきさんは真賀田博士に似ているかと言われると似てるけど…
嘘のモラルの境界線…西ノ園さんの権力すげぇ~w
西ノ園さん忘れてた過去を思い出したみたい☆ミ

山根さんは最後の手段を…レッドマジックを止めるつもりみたい
トロイの木馬プログラムか…厄介だね
異常の原因はまだわかってないみたい…

先生随分ご機嫌♪
Fのことを考えるのが正しい道筋だと
レッドマジックついにストップ
真賀田博士なんで手袋を…?

完全になろうとする不完全さ…
犀川はたどり着いたのかな?
真相が少し見えたみたい

西ノ園が会ったのは真賀田博士じゃないみたい
ようやく外部と連絡がついたみたい

西ノ園は自分の力で真実に到達するつもりみたい
{/netabare}

真賀田 未来(まかた みらい)
四季の妹。アフリカの親戚のもとで暮らしている。

9話{netabare}
出た!!記者のお姉さんwww
大人はみんな甘い言葉で…
犀川先生は何もかも話すつもり…
もうどうしようもないね…

デボラも復旧したみたい☆
儀同さんとまさかの邂逅w
儀同さんと西ノ園さんは相性悪そうw

西ノ園さんのメンタルwwwwww
監視カメラのファイルは抜けていなかった…
つまり何の細工もなかった…

犯人が中に入った方法までわかってたのね
さすが先生…15年前は一人だったけれどあの部屋にはもう一人いた…
そういうことか…カボチャにもわかってきたぞ

真賀田さんの子供が犯人だけど…
入る方法はわかったけど出る方法が…
娘さんらしい…

犀川先生気づいたみたい☆ミ
時刻がずれてる…1分間のファイルがない
罵倒したいんだ(笑)(笑)(笑)
リセットによる停電で正確な時刻が届いたみたい
元々研究所の時刻がずれてたみたい

1分間のビデオ映像が消えている
犀川先生解いちゃったよ~(´∀`)

犯人の人間としてのプライドを刺激する
ついに犀川は真賀田博士とご対面
{/netabare}

儀同 世津子(ぎどう せつこ)
雑誌の記者。色白の美女。犀川があんこを嫌いなことを知っていたり、「創平君」と呼ぶなど、犀川とは親しい間柄。

10話{netabare}
真賀田博士ととっておきの場所で会うことに…
すごい光景の差異wwwwww尋問と対談wBとD
二人の人間を殺したのは…

まずはすべてがFになる
F=15
西ノ園が研究所で会ったのは博士の娘だった
16進法だと65535=FFFF、つまりは最大値
これが時限装置

四季はトロイの木馬?
正常な状態でウイルス的な働きを行う
全てはあらかじめ仕組まれていた

真賀田四季が真賀田博士を殺した理由
真実は…母親を殺した理由は?手足を斬った理由は?
西ノ園の質問によって両親を殺せなかった…
普通の女の子だった…

自由の定義…あらゆる柵から解き放たれて楽になりたかった
死んだのは娘だったのか…

犀川は博士に付き合うことに…
案外この二人は通じるものがあるのね
あなたは誰ですか?

もう真賀田四季は島から出て行ってしまったのね
真賀田みき=真賀田四季だったみたい
もう展開が頭良すぎてついていけないwww
{/netabare}

国枝 桃子(くにえだ ももこ)
国立那古野大学工学部建築学科で犀川の講座の助教。中性的な外見でストレートな発言から、学生からは怖がられている。

浜中 深志(はまなか ふかし)
国立那古野大学の学生。犀川研に所属。ゼミ旅行の幹事を任され、思いがけず真賀田研究所のある紀真賀島でキャンプすることに。

11話{netabare}
西ノ園あれからあんまし先生の部屋に行ってないみたい…
国枝さんここでいいこと言ってきたよw

犀川先生と真賀田博士突然の邂逅
場所変えて喫煙所wwww
真賀田博士は死ぬためにあれをしたみたい…
ほかの人に殺されたい願望があるみたい…

犀川と博士は似ているけど…違う…
つまり時に意味のないことが人を救うこともある…
今日のTシャツはなすwwwww

出た目薬シーンwwwwwwwwww
真賀田博士やり手だなぁ本当にwww
まるで勝てない相手(沙*・ω・)

愛情に決まった形などない…
西ノ園かわいいな(*´`)ノ
儀同さん妹wwwwwww

先生のTシャツはこれから西ノ園が担当することにw
干し椎茸騙されてたwwwwww

なんか小説読んでるみたいな気持ちになりました
最後までわからないこともあったけど
面白かったと思います(`・ω・´)
{/netabare}

諏訪野(すわの)
西之園家に長年仕える執事。萌絵の身の回りの世話をしている。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

酷評します

どんな結末で終わらせるのかなと思って期待し続けたけど、残念。

犀川がなんかもてているし、天才扱いされているけど、ただのニコチン中毒だし、天才的に事件を解決していない。見ていてイライラした。優しい一面もあるけど、基本的に気遣いできてないから優しいのか?

西之園も天才扱いされている感あるけど、ただ計算早いだけやん。恋のせいでポンコツなんか?

OP
talking 歌 KANA-BOON
ED
ナナヒツジ 歌 シナリオアート


事件の概要
{netabare}
犀川研究室の旅行で、愛知県にある妃真加島に向かった犀川創平と研究室の面々。犀川の恩師の娘である西之園萌絵も研究室の正式なメンバーではないが参加していた。妃真加島にはその所有者である真賀田家が設立した真賀田研究所があり、実は萌絵は愛知県知事夫人の叔母の縁故もあって研究所と多少の関わりがあった。
真賀田研究所には優秀な研究者が集い、彼らなりの論理・生活形態とそれを許容する環境の下で精力的に研究を進めている。その頂点に君臨するのが、真賀田四季博士。彼女は現存する最高の天才で、名実ともに研究所の活動の中心人物であったが、過去に犯した殺人によっても有名人物であり、研究所の一画に隔離されている存在でもあった。
研究所に訪れた犀川と萌絵は、研究所に勤める山根幸宏、水谷主税、島田文子、望月俊樹、長谷部聡と共に不可思議な死体を見る。死体は四季で、ウェディングドレスに身を包みP1ロボットに固定され手足が切断されていた。自殺が疑われたが、その場に現れた医師の弓永富彦は「遺体の状態から殺人である」との見解を示す。同時に、研究所独自のOSである“レッドマジック”や研究所のサブシステム・デボラは制御不能になり、メール・電話共に発信できないなど異常をきたしていた。その後、所長の進藤清二が四季の妹である真賀田未来を連れて研究所のヘリポートに到着し、進藤は警察に連絡すべく再び研究所を発つ。しかし、いくら待っても進藤が現れないことを訝しんだ犀川たちはヘリポートに向かい、停留していたヘリコプターの中から進藤の刺殺体を発見する。ヘリの無線は破壊されていたため警察への通報は不可能となった。
望月の提案により、犀川・弓永・望月・山根の4人は四季の部屋へ入室し、仕事部屋で発見したパソコンを起動させ、パソコン内のスケジュールカレンダーの中から「すべてがFになる」という一文を見つける。更に、<Read Me>という名のフォルダには四季と四季の中の別人格である栗本其志雄と佐々木栖麻とのやり取りが残されており、その中で交していた会話の通りにパソコンにはレッドマジックとコンパイラ以外残されていなかった。
その後も防犯カメラや、過去に四季の部屋に届いた荷物を調べても不審な点が見当たらず、不可解な点は解消されないままだった。翌日、この現状を打開するため、山根はOSをレッドマジックからUNIXに切り替えることを決断する。OSの切り替えは午前11時頃に行われ、切り替えが終わると外部への連絡手段も復活する。通報を受け、刑事の芝池や萌絵の叔父で愛知県警本部長の西之園捷輔をはじめとした総勢100人程度の捜査員が研究所に到着する。また、島田とのインタビューを約束していた女性誌記者の儀同世津子もやってくる。警察の捜査が進められて行く中、島田はシステム切り替え時より姿が見えなくなっていた山根を、山根の部屋のバスルームで発見する。山根は胸を刺され服を着たまま倒れていた。
犀川は防犯カメラに今日記録されたデータの中から、正午12時からの1分間だけデータが抜け落ちていることに気付き、犯人とレッドマジックの暴走原因も突き止める。レッドマジックにはタイムカウンターが付いており、稼働し始めたときからカウントダウンが始まり、16進法で使用可能な4乗の最大値65536より1つ小さい数で10進法で表した時の単精度型整数の最大値65535[注 2]、これを16進法に変換した時の値FFFFになるまでカウントされ、すべて桁がFになると黄色いドアを開かなくして既定の時刻で開くようにプログラムされていた。
やがてVRカート上に現れた四季は進藤と山根、そして進藤との間に身籠った名前のない娘の3人を殺害したことを認める。四季は部屋から出ることが無かったことから生まれた子供には名付けなかった。子供には15より大きな数字を教えず、人間は15年までしか生きられないことと、14歳になったら両親を殺すように言い聞かせていたが、娘がそれを実行しなかったため計画を変更して四季が娘を殺し、指紋を隠すために手足を切断する。死体をP1ロボットで部屋の外に出し、外で騒ぎになっている隙に部屋を抜け出して、所長室から「真賀田未来を連れて帰る」とメールを送った後、ヘリコプターの機内で進藤をナイフで刺す。その後、髪を短く切り真賀田未来を装っていた。所内では脱出方法を考える時間が確保され、プログラムリセットが行われないことと自身の死を隠すことは想定していたが、犀川と萌絵が関わってきたことが計算外の厄介な問題になり、更にはタイミング悪く山根がレッドマジックの仕組みに気付きOSを切り替えようとしたことで計画の妨げになることからやむを得ず殺害し、システムのリセット時刻を11時までに引き延ばす。リセット後、警察が到着する前に研究所を出て世津子と入れ替わる形で船に乗って妃真加島から脱した。
それからお盆の終わり頃の日曜日に犀川は大学の図書館で四季に出会う。四季と会話を交わした後、四季はその場に現れた男たちに連行された。
{/netabare}

第一章 白い面会
第二章 蒼色の邂逅
第三章 赤い魔法
第四章 虹色の過去
第五章 銀色の希望
第六章 真紅の決意
第七章 灰色の境界
第八章 紫色の夜明け
第九章 黄色の死角
第十章 紫苑色の真実
第十一章 無色の週末

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

空転するリアル

【2016/01/06追記】

一般的なアニメファンの美的感性を逆なでして、没入を押しとどめるようなキャラデザインやOP映像だ。

同期のアニメでも、いわゆるアニメ的文法を異化して新たな映像表現を展開するような作品は、ほかに2つほどある。

が、その内でも特に新房昭之作品がアニメ表現を「内部」から拡張するような印象を与えるものであるのに対し、実写ドラマや小劇場的な「外部」の雰囲気を感じさせることでアニメ的感性の異化を意図しているかのような本作の方向性は、視聴していて、なんというか、「しゃらくさい」印象を与えてくるものだ。

キャラデザインに加えて映像表現自体もアニメ特有の飛躍を排除したものだが、小劇場的にあえて美的に整っていないものを強調するような印象がわざとらしく感じられる結果、いわゆる萌えアニメが「オタク臭い」とすれば、本作には「サブカル臭い」臭気が漂っているようだ。

異常な環境で異常な犯罪が発生する本格ミステリーは、通常の意味でリアリティがあるとは言えない犯人や探偵が駆動する一種のゲーム空間に喩えられるが、ゲーム空間として形式化される作品世界は、写実的には描き出せない、現実的とは異なる特異な「リアル」を描出するために、敢えて選択されている人工的に整備された抽象的な空間と言える。

ある意味で非現実的なリアリティの無さを方法的に選択することで造り上げられなければならない「本格」空間に実写ドラマ的現実味を対置するのは、「リアリティ」というものに対する理解不足で、そのことが「サブカル臭」を感じさせるこれ見よがし感を生んでしまうと想像させる。

ただ、結果的にこの拒絶感は、映像や音声の全ての表現が伏線や仕掛けとなる本格ミステリー世界で、これらを「手掛かり」として、距離を置いて作品を観ることにつながる効果はあったようだ。


過去と連続しながら展開する不可解な密室殺人は、フェアに伏線や手掛かりも開示され、丁寧に論理的に解決される。
が、実写ドラマ的描写ですべてが映像化されているため、アニメ的な表現上の飛躍や独自性はなく、それこそ実写でやっても同じではないかという感じをもたらす。
特に「本格」の見せ場である、論理の飛躍と結合で真相へ到達する推理が、淡々と探偵のセリフで進行され、小説で文字を読んでいるのと大差ない印象しかない。

一般的な意味ではリアルでないと評されるだろう、登場人物が引き起こす怪事件の特異な「リアル」に拮抗させるために、敢えて現実的ではない形式性を選択する「本格ミステリー」というジャンルは、抽象化された「絵」で「リアル」を生み出そうとするアニメと親和性が高い筈だと思える。
が、セリフだけが上滑りするようなサブカル臭の拒絶感に阻まれ、{netabare}引きこもりを象徴する密室空間に重ねられた、自意識の球体に閉じ込められた自我という人間存在の呪縛とそこから脱出して世界に触れることの不可能性に、逃れようもなく強く引き寄せられている{/netabare}犯人や探偵の「リアル」に接近していくことができない。

実写的なものが現実感を与えるというのは単なる誤解で、本作では、映像作品という次元から小説に付属する挿絵という次元へ後退しているように感じる。
「アニメ的」に整ったキャラを用意すると、キャラ萌え的な視聴が構築性の高い「論理」へ到達することを妨げると判断したのかもしれないが、それはアニメ表現技術力の問題にすぎないだろう。
本作の目指す「リアリティ」は、「本格」の「世界」を膨らませるには有効ではなかったようだ。



それにしても「理系」ミステリと言われる本作だが、今一つ理系性が分らなかった。(原作は違うのだろうか?)

もともと知性に文理の区別があるのか疑問に思っているのだが、知は二つの登山口のある山のようなものではないだろうか。
どちらのルートであれ、真剣に取り組んで山の頂上へ近づくものからは、同じ山の頂上目指して2つのルートが伸びているのが眼下に見えるだろう。ルートに応じた登り方の技術が違うだけだということも。

麓付近でうろうろしているものだけが、「理系」だ「文系」だと入り口だけを見て、あちらには全く別の行き先があるようだと思考停止する。

頂上に立つほどのものであれば、理系的な論理の形式性にも、文系的な認識の根源の不透明性にも等しく敬意を払っているはずで、そうでなければ頂上に立てまい。

謎解きによって仮想的に頂上に立つことを仮構する「本格」ジャンルにおいて、どれほど意味のある分類なのだろうか。



【追記】
凡人には天才を理解することはできない、という事は無いだろう。凡人でも理解はできる。
本作の動機も、十分に理解可能だ。
ただ、「納得」や「実感」ができない、という事と区別がついていないだけだ。
本来は「実感」させる装置である筈の「本格」の非現実的「リアル」が、本作では機能不全に終わった、という事だろう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
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