カーアクションで怪盗なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのカーアクションで怪盗な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月14日の時点で一番のカーアクションで怪盗なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.4 1 カーアクションで怪盗なアニメランキング1位
ディメンションW(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (761)
4052人が棚に入れました
西暦2072年。第四の次元「W」から無限のエネルギーを取り出せる「コイル」により、人類は繁栄の極致にあった。しかしその裏では、正規外のルートから入手した「不正コイル」を使った犯罪が横行し、回収に懸賞金がかけられるようになった。腕利きの"回収屋"マブチ・キョーマは、ある依頼の中で謎の少女・ミラと出会う。かつてコイル事故ですべてを失ったキョーマと自分の出生の秘密を探るミラは、共に「コイル」の真実を追うことになるが……。

声優・キャラクター
小野大輔、上田麗奈、石田彰、中村悠一、鈴木絵理、斉藤貴美子、松岡禎丞、鳥海浩輔、山下大輝、土師孝也

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミラに救われた作品

キョーマもこの作品自体もミラの存在で救われたのかなと。

物語としては面白かったと思いますが・・・。

自分には最後まで『次元W』という言葉が都合よく使われていただけのようにしか感じられなかったというか・・・。
不可思議な部分の原因が全て『次元W』に押し付けられているような・・・。

まあ、そういう作品なんでしょうけど。

OP・ED曲も映像も綺麗で良かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

雰囲気アニメ(嫌いじゃないです)

マンガ原作は未読です。聞くところによると、アニメ化で原作をほとんど使い切ったようです。

ストーリーは、つまらないわけではないのですが冷静に考えると「次元W」と「コイル」の設定は意外とガバガバな気がします。でもこれは原作のせいでしょうから、アニメスタッフは悪くありません。

画はわりと良く動きますし、デッサン歪んだりパース狂ったりとかも感じません。ただ、立体感とかはあまりなくて彩色で手数を減らしている感じはします。まあ、アニメはそういう画でも良いんじゃないかな…。

主人公のキョーマ(苗字が「マブチ」なのはモーターの会社から取った…?)がトヨタ2000GTに乗ってますが、たぶんあの世界観だとガソリン車自体が貴重で、しかも有鉛ハイオクで走る自動車とか頭どうかしているレベルのはず。せめて無鉛ガソリンでも走れるように、バルブシートは交換してあるのかしらん…。

…ええと、脱線しました。そうそう、アンドロイドのミラ、カワイイ!

平均点以上の作品だと思いますけど、「他を差し置いてでも、どうしても見ろ」ってほどではない感じ…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラ&世界観は魅力的なのに、シナリオがインフレ起こしてて惜しい迷作

本作の中盤以降のシナリオは相当にトンデモですが、ともかくも全12話を見終われば、

{netabare}(1) 人間離れした身体能力をもつ法被(はっぴ)を羽織った顎ひげのオッサン(何やら傷心もちらしい・・・)と、
(2) ピコピコ動く耳なのか触覚なのかよく分からない装置を頭部につけ、ワイヤーみたいな尻尾を生やしたクリっとした瞳の感情豊かな美少女ロボット{/netabare}

の遭遇から信頼関係の発生までをじっくり堪能できて、個人的には好きな部類の作品となりました。

しかし、

{netabare}(1)敵キャラ(ハルカ・シーマイア)の描かれ方が安っぽかったのはかなりの減点要因で、
(2)また、本作のシナリオ構成を担当した方は、原作マンガの様々なエピソードを全12話のアニメ作品として上手く再構成しようと頑張られたのだとは思いますが、話数に対して盛り込んだ内容がインフレを起こしてしまった印象が強く{/netabare}、

多くの視聴者に本作の面白さが、序盤で期待された割には余り伝わらなかった感が残りました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============== Dimension W (2016年1-3月) ==============

{netabare}第1話 回収屋 ★★
第2話 ルーザー ★★ Wの具象化
第3話 ナンバーズを追え ★
第4話 八十神湖に潜む謎 ★ 面白いのだが作品世界を拡張し過ぎでは?
第5話 亡者の可能性 × 脚本がゴチャゴチャし過ぎで支離滅裂に見える
第6話 アフリカの風 ☆ サルバ王子&四阿屋姉妹
第7話 過去からの呼び声 ★ キョーマの過去話、イースター島へ
第8話 虚無に落ちた島 ★ 
第9話 アドラステアの鍵 ☆ ルーザー+キョーマの過去話、記憶の世界
第10話 蘇る悪夢 × 超展開で面白いけど脚本がポンコツ
第11話 消えたジェネシス × 同上
第12話 辿りついた未来 ★ 終わり方はまずまず{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)5、☆(並回)2、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.0

OP 「Genesis」
ED 「Contrast」


◆総評

上記の各話評価のとおり、本作は、
★★(優秀回)・★(良回)が計7回と見所が多い面白作だけれども、
×(脚本がダメな回)が3回もあって、
個人的には応援したいタイプの作品なのですが、本サイト等での評価が余り高くないのは仕方ないかな、と思いました。


◆本作をお勧めしたい人

①ソルティ・レイのソルティが好きな人
②蒼き鋼のアルペジオのイオナやタカオが好きな人
③TIGER&BUNNYの鏑木T.虎撤が好きな人
④ある程度のシナリオの粗を我慢できる人
⑤多少のグロ耐性がある人

・・・こんな感じかな。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

66.7 2 カーアクションで怪盗なアニメランキング2位
ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(OVA)

1994年7月29日
★★★★☆ 3.6 (84)
549人が棚に入れました
初代石川五右衛門没後四百年の歌舞伎を観賞する五ェ門。一方、歌舞伎に興味のないルパンと次元はゲームセンターで暇つぶし。ルパンはUFOキャッチャーに3000円も突っ込む始末。次元の制止に対しても、「狙った獲物は絶対に逃がさねぇってのがな、ルパン家のモットーなんだよ!」と制止を振り切るありさま…。歌舞伎鑑賞中の五ェ門はというと、先祖の最期に涙していた。すると、いきなり屋根裏から忍者軍団が姿を現し、五ェ門を襲ってきた。彼らの投げる手裏剣を五ェ門は斬鉄剣で斬りおとしていく。忍者軍団の追撃をうけながらも、五ェ門は応戦しながら逃走していく。その頃ルパンは、やっとの思いで景品をGETした矢先に、五ェ門と忍者軍団が目の前を走り去っていったためその後を追う。

声優・キャラクター
山田康雄、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗、増山江威子、滝口順平、銀河万丈、松井菜桜子
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

拙者に斬れぬものは・・女心と秋の空でござる!

ルパン、あんまり熱心に見てきた訳ではないのですがお勧めされて見ました!

五ェ門(変換がめんどくさいです)がメインのお話とのことで人情味あふれる、そしてちょっぴり物悲しさのあるストーリーでした。

ルパン一味と悪党のお宝の取り合い、銭形のとっつぁんが割り込んできて三つ巴・・と安定の三角関係。今回は銭形さん少し影が薄かったですが(笑)


悪役がベタな悪役(なんせ世界征服ですから!)なので、物語も勧善懲悪で見ていて安心します。
これ当時の視聴率も良かったようで、お茶の間でも受け入れられるくらいの内容ってことですね。
むか~しのダーティなルパンが好きなファンからすると複雑かもしれないですが、爽やかルパンも良いんじゃないでしょうか。


で、肝心の五ェ門ですが無鉄砲で女に弱くどこまでも純粋な日本男児ですよね。
「拙者の斬鉄剣に斬れぬものはない!」と、言い切る物言いがカッコいい。
{netabare}
ビルとかステルス機まで斬っちゃったのは驚きました!ビル、あんなに斬れるんだ・・(笑)
{/netabare}
今回ヒロインである彼の幼なじみの女性、忍の出身らしいですがやはり五ェ門とは結ばれない運命なのでしょうか・・。
二人の悲恋がラストまで心に残ります。
{netabare}
最後、落ちていく前に一言でいいから彼女の本心が聞きたかったですよ。本当は愛していた、だったら良かったのですが・・。心変わりしてしまったのかな。
{/netabare}


後で知りましたが山田さん演じる最後のルパンがこの作品だったとか。
全くそんな風に感じませんでした。役者の意地というものでしょう。凄みを感じます。
いつも通り飄々とした、伸びのある言葉遣いが健在で不二子との絡みだけじゃなくて次元とのコンビが良いですよね。
殺しても死なない、そんな魅力のあるルパンでした。



ちゃんと見たはずがなんかごちゃごちゃしてる(笑)
映画見たあとっていつもレビューがこんなんになるんですよね。うまく整理できてないっていうか。



今見ても声優陣にしろ作画クオリティにしろ満足できる出来であると思います。
明るく楽しいルパンに抵抗感がなければ楽しめるのではないでしょうか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
斬鉄剣でも切れない金属を巡るバトル。五右衛門に近づく女の影。

【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★☆☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル6作目(1994)、五右衛門中心

【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。バトル系ルパン。いろいろと節目の作品と思われるので、ルパンを語るなら見ておかないとお堅いファンにたぶん怒られる。

【あにこれ評価(おおよそ)】
65.5点。

【個人的評価】
普通に好きな作品。そして私にとってのルパンTV版低迷期における「雛形」と思しき作品。
『自分のお気に入り』『おすすめしたい作品』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}

 ルパン作品書き散らしてきましたが、ひとまずこれでラストです。
 私にとってはベスト10にギリギリ入るかというところの作品。
 そしてなぜか、1995年のこの作品と、2003年の「お宝返却大作戦」以降の作品が、私の中で非常にダブる。どこがどうとは言えませんが。

 そして調べてみると、なんとTVスペシャル版ではこれが歴代視聴率1位。さらに山田康雄さん(元祖ルパンの声の人)の遺作に当たるらしく、ひとつの節目の作品になっている。
 「低迷期の作品はこの作品をお手本にテンプレートに作ったんじゃないかなあ」というのは、さすがにわたしの深読みだと思うけど。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ルパン三世 燃えよ斬鉄剣 レビュー

ルパン一味が斬鉄剣にまつわるお宝をわたって五右衛門とも対立し大立ち回りするお話。

一言でいうと、ぶっ飛んでます。この作品。
ストーリーについてこんなん有りなのか!?っていう物理法則の破綻がドンドン入ってくる。
それが間違ってやったのではなく、意図的に入れているのが凄いというか。
それでもなぜかストーリーを許してしまう、ルパンという作品の世界の懐の大きさを感じました。
五右衛門のラブストーリーとか、富士子ちゃんとルパンのお決まりの裏切りと助け出す展開とかあるんですけど、
キャラクターに無茶苦茶やらせてる!というシーンがてんこ盛りで爆笑できる作品でした。

2019年8月16日~22日まで、youtubeの「TMSアニメ55周年公式チャンネル」にて無料公開していますので興味のある方は是非ご覧になられては。(広告が多少多いのが傷ですが・・・)

以下、おかしいだろ!って思ったギャグ・コメディシーンについて。
{netabare}

OP、いつもの曲が流れます。五右衛門を追っている忍者をルパン達が追い抜いて、五右衛門に追いついたら忍者と戦う。この一連の流れがおかしすぎます。その他にも物理法則無視の斬鉄剣に突っ込みどころ満載。

序盤、お決まりの銭形警部から逃走するシーンにて、銭形警部が大型UFOキャッチャーを使いルパンと次元を捕獲!そして上着を脱いで逃げるルパン達。誰でも思いつく方法で逃げられるという、銭形警部が阿呆すぎて笑ってしまう。

五右衛門、桔梗との過去を思い出すシーン。今の五右衛門では考えられないくらい明るく桔梗に話しかける五右衛門。キャラ崩壊。

中盤、深海の中で沈んだ艦に閉じ込められたルパン。
予備酸素が心もとない中、アレを使うしかないか、と取り出したのは、小型爆弾。耐圧服が爆弾の衝撃に耐えてくれと思うルパン、
スイッチを押して、3カウントで爆発。この時、爆弾はルパンの手の中で爆発。いや、なんでやねん!普通遠い所に投げたりするでしょ!
奇跡的にも耐圧服は無事。しかし深海探査機にたどり着く前に耐圧服は顔の部分のガラスが壊れてしまう。ルパンは息を吐き切って探査機の元まで必死で泳いで、何とか探査機の中にたどり着く。
いや、耐圧服が壊れたらさすがに息を吐くだけで無事なのはおかしい。

ルパン、煙幕の中敵ボスの陳珍忠(声 - 滝口順平)の後ろで物まねをして、陳に向かって敵の配下の銃撃を誤射させる。陳さん、やめてと言いながら、全弾避ける(笑)いや当たるって!これはルパンも結構やるよね。

作中最も衝撃的なシーン。海上でルパンの乗る船を取り囲んだ銭形警部。
5~6隻の船からライフルや重機関銃でルパンの船をハチの巣に。恐らく10秒くらいはずっと撃ち込むシーンが続く(笑)やりすぎという事を描写して笑いを取ってきたシーンでした。

後半、五右衛門は影縫いの術で動きを縛られる。影の中から敵キャラが出てくる。もう何でもありですねこの作品。


クライマックス、斬鉄剣と、斬鉄剣より強い合金で作られたステルスという爆撃機との闘い。

まずアメリカ空軍、戦闘機3機が来るも2機はステルス当たり細切れに。1機はステルス上空でターンして機銃を撃ちながら降下!しかし機銃は当たらない、そしてなぜかステルスに戦闘機が当たる。いったい何をしに来たんだお前は!

いよいよ五右衛門とステルスの戦い。五右衛門がステルスに斬鉄剣を突き立て、真っ二つに切る!
いや、斬鉄剣の長さ明らかにステルスの全高より短いのになんで真っ二つに切れるんだ!


・・・という、最後の斬鉄剣の活躍シーンがギャグである事、そもそもルパン三世という作品において斬鉄剣という存在がギャグなんじゃないかというメッセージを受け取った気がします。燃えよ斬鉄剣、これは確かに衝撃的な作品です。


{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
ページの先頭へ