2014年度のオリジナルアニメーションTVアニメ動画ランキング 18

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2014年度のオリジナルアニメーション成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月17日の時点で一番の2014年度のオリジナルアニメーションTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.2 1 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング1位
アルドノア・ゼロ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (2731)
14336人が棚に入れました
火星の騎士たちが空から降ってくる。鋼で作られた巨人を駆って。地球人類を職滅するために。監督・あおきえい、ストーリー・虚淵玄のタッグで制作されるオリジナルTVアニメ。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、雨宮天、三澤紗千香、小松未可子、村田太志、加隈亜衣、山谷祥生、大原さやか、中井和哉、鳥海浩輔、茅野愛衣、嶋村侑、水瀬いのり、速水奨、大川透、櫻井孝宏、安元洋貴、河西健吾、斉藤壮馬、古川慎
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

青い空と戦場の少年たち

TROYCA×A-1Pictures制作。
リアル志向のロボットアニメ。
分割2クールの全24話、まとめてこちらに。

アポロ計画により月面で発掘された、
古代火星文明の遺産「パイパーゲート」が、
人類に火星への移住と開拓の道を開く。
しかし火星の古代技術「アルドノア」を巡り、
対立/抗争に発展した。

舞台は2014年、日本/新芦原市。
火星の皇女アセイラム姫が和平の親善大使として、
地球に降り立つ所から始まる。
惑星間の緊張緩和と水面下で暗躍する者たちの、
それぞれの思惑が動き出した。

圧倒的な兵力を有するヴァース帝国の火星騎士に、
地球連合軍は量産機で戦略を駆使して戦う。
主人公伊奈帆がアイデアと冷静な対応で、
苦難をくぐりぬける様は気持ちが良いですね。
{netabare}リアル志向なだけに水蒸気爆発や分子運動解析、
ライデンフロスト現象など戦術は様々でした。{/netabare}
市街地での戦闘は風景も含め作画は圧巻です。
戦闘で流れるBGM「BREATHLESS」が素晴らしい。

終盤2期目は、
{netabare}新しい世界を創生するというスローガンで、
好敵手スレインの政治パートが続き、
やや単調に物語が進行するのが難点ですが、
火星の成熟していない政治レベルも確認でき、
必要不可欠な演出だったのではないでしょうか。{/netabare}
ラストには賛否があるのもわかります。

人類の歴史は闘争の歴史、人々の想いを胸に、
少年たちは明日へ架ける橋となれるのだろうか。

高い完成度を誇るSF作品だと思います。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 84

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

OP最後に姫様が泣きながら銃を向ける相手とは・・・?

とにかくバトル三昧でしたね!!
1日で観終わらしたのですが疲れたっw

でもバトルシーンすごかったです。
地球人VS火星人
徐々に強くなる敵が現れ毎回戦ってました。

個人的に火星騎士のもとに身を寄せている火星に暮らす地球人の
スレイン好きになったので(もはや大好き♡)
中盤あたりのクルーテオからも尋問攻撃が観てて辛かった。
もうやめてよー;;って思いました。

姫さまをあんなに大切にしていたスレインが
生きてるとわかり姫さまのもとに行こうとするが
なかなか姫さまに再び出会えいのが逆に意外でした。
もっと早く会ってよかった♡なんていう2人を観たかったんですが・・
でもでも・・伊奈帆も好きですので、そこらへんはまぁ・・(゚∀゚)

あの最終回に入ってやっとと思ったら
なんでしょう?バッドエンド^^;??
せっかくスレイン来たのに・・。
伊奈帆と姫さま死んでないよね?生きてるよね?
でも撃たれたよ。
死んでたらショックだな。
ただスレインが流した涙が綺麗だと思ったのは私だけでしょうか。


OPの絵でスレインのボタン?とめる時の首筋のシーンにドキッとしてしまう私・・
疲れてんのかなぁ・・っw
あと、OP最後、姫様が泣きながら銃を向ける相手は
伊奈帆なのかスレインなのか・・または・・。
2期で分かるかな〜。

読んでくださりありがとうございました!
スレインに感情移入してしまってましたがもちろん伊奈帆も好きです。
楽しめましたヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2024/09/14
♥ : 82

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

見応え◎のロボットものヾ(o´∀`o)

地球vs火星移住者の軋轢、戦争を題材にした
オリジナルストーリーのロボットもの。
全12話。 分割2クール作品の1クール目。


火星に派遣された調査団、彼らが発見した
古代火星文明『アルドノア』テクノロジー。
これを巡る争いを発端に繰り広げられる
地球、火星間の戦争ストーリー。

一見して、ロボットものにありがちな
世界観や設定と思いきや…侮るなかれ!

人物描写が細かくなされている事により
地球側、火星側においた2人の主人公と
ヒロインの魅力がより引き出されています。
この辺りは秀逸。
また、その他のメインキャラも個性的で
ググッと惹き付けられました(´ー`)♪

力を持つ者と持たざる者、地球と火星における
パワーバランスや思考・人間性の違いを丁寧かつ
リアルに表現している点も面白いと思います♪

バトルシーンの迫力、スピード感も問題なし。
落ち着いて視聴できるバランスの取れた声優陣
世界観を大事にしたOP・ED・BGM等の音楽と
トータルで高い評価ができる作品でした!


しっかり練られたストーリー、衝撃のラストと
久しぶりに内容の濃いロボットものでしたねw
2クール目も楽しんで視聴したいと思います。

特有の難しい専門用語も比較的少ないので
男女ともにオススメできる良作です(*´∀`)/″




《キャスト》
界塚 伊奈帆(CV.花江夏樹)
スレイン・トロイヤード(CV.小野賢章)
アセイラム・ヴァース・アリューシア(CV.雨宮天)
ライエ・アリアーシュ(CV.三澤紗千香)
網文 韻子(CV.小松未可子)
カーム・クラフトマン(CV.村田太志)
ニーナ・クライン(CV.加隈亜衣)
エデルリッゾ(CV.水瀬いのり)
界塚 ユキ(CV.大原さやか)
鞠戸 孝一郎(CV.中井和哉)
ダルザナ・マグバレッジ(CV.茅野愛衣)
クルーテオ(CV.速水奨)
ザーツバルム(CV.大川透)
トリルラン(CV.櫻井孝宏)




《主題歌》
OP
『heavenly blue』/Kalafina
ED
『A/Z』/SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki(第2.3.5.6.9話)
『aLIEz』/SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki(第4.7.8.10.11話)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 75

82.2 2 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング2位
残響のテロル(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (2160)
11396人が棚に入れました
ある夏の日──突然、東京を襲った大規模な爆弾テロ。平穏なこの国を眠りから覚ました事件の犯人は、たったふたりの少年だった──。〝スピンクス〟と名乗る犯人たちの、日本中を巻き込んだ壮大なゲームがいま、始まる。

声優・キャラクター
石川界人、斉藤壮馬、種﨑敦美、咲野俊介、潘めぐみ

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

希望

スカパーにて再放送してて2週目!

名前のない二人の少年がテロをおこすお話。
とある計画のために施設で育った少年たちは数字で呼ばれていた。
生き残った少年、ナインとツエルブ。

すごく頭がよくてとにかくすごいと思いました。
ナインとツエルブが爆弾作ったり設置したり
動画流したり
そんなシーンをもうちょっと観ていたかったですヾ(●´□`●)ノ

警察との戦い観てておもしろかった☆

途中もう1人の生き残ったハイヴの邪魔が入り
ハイヴvsナイン&ツエルブの戦いになって
もはや私は頭がついていかなかったです。
難しすぎる!!

そんな戦いも決着がつき
二人の最終計画もとげられる。
あの最終回のオーロラの様な光のシーンは本当に綺麗だった。

ヒロインのりさの存在は個人的にあんまり
好きにはなれなかったけどまぁ必要でしたね。

結末は悲しかったです(´;ω;`)
テロなんて問題なのは分かるけど悪魔でアニメの世界としての評価は
私は良かった作品だと思いました(*´ω`*)
OPはなんだか不思議で独特♪
有名な方がこの主題歌作られてますね。
作中使われるBGMも不思議な独特感でよかった!

結果悲しかったけど、おもしろかったです!
ツエルブが好きになりました。
あんな風に助けられたら好きになっちゃいます笑

彼等の最後のセリフと
VONの意味を知った時
彼等の生きてきた道が走馬灯のように頭に流れてきました。

忘れないよ。って言ってあげたいです。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 88

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『この世界に、引き金をひけ』(`・д・´)キリッ

ある“目的”を持ちテロ行為を起こす2人の少年と
それに巻き込まれた女子高生の姿を描いた作品。
オリジナルアニメーション。 全11話。


スピンクスを名乗るナインとツエルブ。
この2人の少年によって起こされる爆弾テロ。
予告される爆弾テロを巡り、繰り広げられる
スピンクスvs警察の頭脳戦が序盤の見所。

中盤以降の見所はスピンクスvs警察vsFBI。
まさに三つ巴の攻防戦。
更なる頭脳戦が展開されて行きます。


ストーリー、世界観や設定など
良く練られ、丁寧に作られた物語だと思います。
すっかり引き込まれてしまいました(´ー`)

ある“目的”の為にテロを起こす2人。
リアルで頻発する宗教問題や愉快犯の類いとは違い
関係のない一般人を巻き込むような事はしません。
物語中盤には一般人を守る為の行動さえ起こします。
2人の“目的”を強調する良い演出だったと思います。

頭脳戦も緻密に作り込まれた良質なもの。
悪く言ってしまえばご都合主義のような展開もありますが
序盤でこの物語にハマれば存分に楽しめると思います。

事件に巻き込まれた形のヒロイン・三島 リサ。
事件を掻き回す過去を知る女、ハイヴ。
2人の女性が良いアクセントとして組み込まれています。

作画やOP・ED、BGMなどの音楽も素晴らしい出来。
あにこれのアニメ成分にも記載されていますが
劇場版クォリティという印象を持ちました。


『もっと評価されるべき』倒叙ミステリーだと思います。
ナインとツエルブ、この2人の少年の想い、末路
そして物語の顛末をぜひ見届けて欲しいと思います。
ミステリーファンは必見の作品でございます(*´∀`*)/″




《キャスト》
ナイン(CV.石川界人)
ツエルブ(CV.斉藤壮馬)
三島 リサ(CV.種崎敦美)
柴崎 健次郎(CV.咲野俊介)
羽村(CV.逢笠恵祐)
六笠(CV.かぬか光明)
ハイヴ(CV.潘めぐみ)
クラレンス(CV.高橋大輔)



《主題歌》
OP
『Trigger』/Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)
ED
『誰か、海を。』/Aimer

投稿 : 2024/09/14
♥ : 73
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

夏の日のまぼろし

MAPPA制作、渡辺信一郎監督作品。

雪の青森、核燃料再処理施設から、
プルトニウムが強奪される。
半年後、夏の東京、
動画投稿サイトにアップされた、
スピンクスを名乗る2人の少年の犯行予告。
{netabare}突然、都庁を襲った爆破テロ。
爆弾には「VON」の文字、犯人の動機と目的は!?{/netabare}
テロを巡り水面下で行われる激しい攻防。
美麗な背景とキャラクターデザイン。
これはスリリングな犯罪推理活劇。

{netabare}元凶は厚生省が行ったとある計画。
具体的な内容には触れません。
全ての真実を白日の下に曝け出すための導火線。
誰にも握りつぶすことが出来ないように、
少年たちは生の痕跡を刻み戦い傷付く。
当事者たちに直接、手を下すことよりも、
社会的な汚名を背負わせ、記憶と記録に残す。{/netabare}

中盤以降、新キャラの登場で、
アニメ特有の「俗っぽさ」が加わり、
評価点を少し下げましたが、
全11話、見応えのある作品でした。

ここにあるのはテロリズムの原理や背景、
それに対する道徳や価値観以上に、
普遍的なヒロイズムがテーマなのでしょう。
彼らの目的は「生」を救い出すことなのだ。

夜空を彩るプルトニウムの花火、
夏に咲いた爆弾、あまりにも儚い。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 67

84.8 3 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング3位
PSYCHO-PASS サイコパス2(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (2436)
13692人が棚に入れました
システムが正義を下し、銃が人を裁く近未来。
銃の射手として犯罪者を追う刑事たち。
システムを逸脱する犯罪に直面したとき、果たして──

人間の心理状態や性格的傾向を計測し、数値化できるようになった近未来。人々はこの測定値を「PSYCHO-PASS (サイコパス)」の俗称で呼び、その数値を指標として「良き人生」をおくろうと躍起になっていた。

犯罪も数値によって対処される。厚生省公安局の刑事たちは、高い犯罪係数を持ち犯罪者の心理に迫る猟犬「執行官」と冷静な判断力で執行官を指揮するエリート「監視官」がチームを組み、包括的生涯福祉支援システム「シビュラシステム」によって解析された犯罪に関する数値「犯罪係数」をもとに、都市の治安を守る。彼らは、数値が規定値を超えた罪を犯す危険性のある犯罪者「潜在犯」を追い、「犯罪係数」を瞬時に測定し断罪する銃「ドミネーター」で執行するのである。

「犯罪係数」が正確に解析できない「免罪体質者」槙島聖護の事件を経て、刑事として成長し、シビュラシステムの真実を知るに至った監視官の常守朱は、人間性と法秩序を信じながらもシステムに従い、新たな刑事課一係を率いて日々犯罪に立ち向かっていた。

システムを揺るがす怪物が、すぐ目の前まで忍び寄っていることを知らずに──

声優・キャラクター
花澤香菜、野島健児、佐倉綾音、藤原啓治、櫻井孝宏、伊藤静、沢城みゆき、浅野真澄、井上麻里奈、木村良平

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

たくましくどこまでもクリアな常守朱

サイコパス2。
常守朱ちゃんたくましくなったヽ(*´∪`*)ノ"

が、やはり話が難しい。
私の頭には?だらけです。

私が1番好き(気になる)のが
サイコパス2の雛河翔くん★Vo櫻井孝宏さん
台詞少ないけど存在自体がタイプですっw

ついでに言うと、鹿矛囲桐斗★Vo木村良平さん
も見た目が結構タイプっw

でも、雛河くんて櫻井さんが担当ってことはなにか重要なキャラだったり
しないのかな〜とか勝手に毎週思ってます。(思ってました)
あと常守のことをお姉ちゃんて呼ぶのなんでだろ?


サイコパス2ではだいぶ血を流したなぁって思いました。
人がたくさん死んでしまいした。
なかなかグロイのでやはりグロ苦手な方にはオススメできません;;

10話で幻覚(?)の狡噛さんでてきて常守と会話後
負けるなよって常守の頭パシッてしたシーンよかったな♡
(妄想か幻覚の類いだけどっw)


正直1度じゃ私は内容がちゃんと理解できなかったけど
それでもサイコパスって作品は好きなので
劇場版も観ましたd(・ω・●)☆


相変わらず主題歌いいね♡お気に入りです!!

投稿 : 2024/09/14
♥ : 60
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

新生公安一係

人の個性、感情などを完全に数値化した世界で
執行官(犯罪計数が高く犯人逮捕にのみ世間と関われる者)と
監視官(執行官を監視するもの)がチームとなって事件を解決していくストーリー。
本作は1期から一年半後からのスタート。


今期のストーリー物の本命はコレ。
秋のラインナップを見る限り、他に奥深さを持つ対抗作品も無さそう…かな。
音楽も相変わらず良いし非常に楽しみな超期待作。

あれから一年半の歳月が過ぎ、朱は狡噛イズムを継承し更に成長しているようです。
凛然とし観察力&プロファイル力もUP。デコポン撃った後はかなり決まってました。
シビュラ頼りではなく自分で考えて行動する逞しさも持ち、今や公安のエースです。

王陵事件で親友を殺され涙した霜月ちゃんも立派な社会人。
あの後、色々と決意しここに至っている事が伺えます。
「先輩は間違っている!」
彼女なりの経験から導き出された正義が朱とぶつかっていきそうです。

他にも「訳」と「一癖」をもってそうな二人の新たな執行官が加わった
公安一係の活躍が楽しみです。


注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※1話感想{netabare}
「表」の事件は朱の判断もあり犯人確保で決着。
さり気なくドミネータの3形態を紹介していたり、
執行官を一係では人として扱い、二係では駒として扱い対比させたりして
導入としては上手い見せ方でした。
冒頭がクスリのCMでしたから今期は薬絡みなのかな?というのも予感させます。

そして成長した朱の裏の裏を突く新たな知能犯、鹿矛囲桐斗の登場で
物語に深みある期待感が漂っています。
どうやら数値以外も完全コピーするヘルメットの強化版の様なものを持っている様子。
うーん、強敵要素満載ですね。
公安一係との戦いを予想を交えながら観て行きたいと思います。
{/netabare}

【予想】メッセージ「VVC?」の第一印象{netabare}
パッと見てトイレ?とか思ったけどね。(笑)
反転や鏡面で見ても何も無さそうです。
最後の「私という色を問う私自身の戦い」
と言う台詞通り、色に関係してそうなんですけどね。
何色にも染まる白色「WhiteColor?」なのか、
WはどうもVが重なったような書き方なので「ViVid Color?」
お前の原色は何だ?と言う問いになってるとか、そういう感じかな。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
捜査を進める公安だが次第に深まる謎や違和感。
朧気に共犯者の影にも気付く朱達はホロに隠れた透明人間を見つけられるのか…?

しかし今回のトリックはヘルメット以上の難物ですね。
鹿矛囲はどうやって喜汰沢に近づきどうやって色相を戻したのか?
ホロコーティングで人やカメラの目を騙してよしんば侵入できたとしても
他人の色相変える能力は何だろう?催眠術くらいじゃ無理だろうし…。
またシビュラが欲しがりそうな人材ですね。

喜汰沢は折角前回助かったのに…いや助けてもらったのに結局エリミネーターの餌食。
鹿矛囲は必死に喜汰沢を逃がそうとして叶わず朱を恨んでたみたいだけど
逆恨みじゃん。
お前が余計な手を出さなきゃ少なくとも生きてたし
時間かかっても回復に向かっただろうに…。

今の所、鹿矛囲なりの正義の形が見えないのでこんな感想になってますが
1話の事件起こした時から既に色々あるんでしょうね。
彼の目的が見えてくればガラリと様相が変わりそうなので期待しています。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
悪魔の証明=『全く無い』事を証明するのは非常に困難の意。
朱たちは手掛かりを求め奔走するが未だ不明のまま鹿矛囲の存在だけが大きくなる。

鹿矛囲のマッドぶりが怖い。酒々井さんも可哀想に…。
青柳さんも含め今期序盤は二係にとっては試練ですね。
そのうち一係にも降ってきそうですが。

一期で逃亡した執行官は撃たれてたんですね。
公安の内情も知っているし、もう少し深く関わるかと予想してたんですが
意外とあっさり退場の様です。

雑賀さんは隠遁生活かと思ってたら変人施設に収容されてました。
でも意外と快適そうですが。
地味ですけど知的な言葉のやり取りは面白かっです。
自身への問いを敢えて投げかけ確かめている感じのする朱も
彼女らしくて聞き応えあるシーンでした。

鹿矛囲の目的が未だ判らず不気味さがじわじわと広がりを見せていて興味深い展開です。


予想の方は細かなヒントはあるもののまだ範囲が広く
『鹿矛囲は実は居ない(人じゃない)説』、『東金と繋がってる説』
等々、ぐるぐる巡っています。
『鹿矛囲=逃亡執行官説』もあったんですけど今回で可能性低くなりましたかね。
「WC?」=WhatColor?にも更に深い意味が隠されていそうな気もします。
もう少し整理がつき、絞れたらここにも書こうかなと思いますが
予断を許さぬ展開で隙がないんですよね。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
「監視官をドミネーターで裁けるのか?」を意図とした鹿矛囲の実験が成功。
まるで犯罪計数養成ゲージと成ったメンタルケア施設での結末は見るも無惨。

前半のドローンどうのこうのってのは中に酒々井さん入れて運んだって事かな?
別の用途もあるのかな?

直接描かれてはいないけど青柳さんと会話していた薬剤師くんが鹿矛囲のホロでしょう。
青柳さんが撃たれるのをしっかりとその目で確認した鹿矛囲の思うがままの事件。
何れは朱や公安、その先のシビュラにも牙が向きそうです。

でも、シビュラの意志(ドミネーターの判断)を無視してまで
市民を守り正義を執行しようとした青柳さんの刑事魂は天晴れでした。
結果として何一つ叶わなかったのが哀れで悔し過ぎますが…。
シビュラの判断のままその市民にまで引き金を引いた三係の執行と対照的で
どちらが正義なのか印象に残る事件でした。

その構図は一係の朱と霜月にも投影されていて、
何れはコチラも交錯しそうな匂いが強くなってきました。
霜月の銃口の向く先にも注目しないといけなくなりそうです。

1話の冒頭が『ラクーゼ』という薬のCMだったので今期は薬が絡むなとは思いましたが、
『Uストレス欠乏症』と言うのが物語の底にある様です。
自分の色を抑えてまでシビュラの社会に合わせる必要があるのか?
1期と似たような命題が突きつけられています。

※小メモ:鹿矛囲ホロの区別は雛河クンor水場近くでのノイズ
{/netabare}

※5話感想{netabare}
またしても鹿矛囲による公安を狙った罠が仕掛けられ
朱達が埠頭に集まった時、無人の軍事ドローンが暴走を始める。

雑賀さんがいつの間にやら分析官に召集されていました。
優秀で向いていそうなので活躍して行きそう。
おじさん不足だったし好きなキャラでもあるので結構嬉しい人事。

若さ故もあるんだろうけど霜月さんは相変わらずとんがっていて痛い。
禾生さんの「あれは食われるな」には即同意してしまいました。
近々やらかすでしょうね…。
1期からの流れを見ると買える所もあったはずなんだけど
一人空回りしてどんどん株が下がってしまってます。
公安への志望動機も王稜事件の後、正義に目覚めたんじゃないかと想像してたけど
六合塚さんへの憧れの方が強いのかも。

鹿矛囲の方はどうやらシビュラと昔関わりがあった模様。
正確にはシビュラの内の一人との関わりかな?
今回禾生さんに降りてきた人物とは旧知の仲な雰囲気でした。
個人的に引っかかっているのは
【予想】{netabare}ホロ元の少女(染水槇)が亡くなった15年前の飛行機事故。{/netabare}
ここで関わったんじゃないかと思っています。
埠頭にあった皮膚や臓器、手足も気になります。
ホロだけでなく人を作ろうとでもしてたのかな?
増田議員は作品なのかな?謎が深まります。

そして東金さん…朱の事を良く見てるな…とは思ったけどここまでとは。
犯罪係数レコードホルダーだっただけの事はありますねやはり普通じゃない。
写真は東金少年と祖母? 
赤ペンチェックしてたけど朱と目元口元とか似てるのかな? 
こちらの謎も深まります。

祖母といえば気がかりはのが朱の祖母。
朱の色相を濁らすのに利用され巻き込まれやしないかハラハラしています。
まぁ次回は朱本人がピンチなのですけどね。
{/netabare}

5話時点で色々と【予想】{netabare}
3話感想で少し触れましたが、
ここまでで私の中で出ている説や疑問を書き留めると共に簡単に紹介しておきます。

『鹿矛囲はいない(人じゃ無い)説』
鹿矛囲自体がホロや機械人形で犯人は別の所にいるのではないか?
という疑念があったのですが、涙や血の描写も出てきたので
少なくとも「中の人」はいる模様。
酒々井さんの眼を奪ったり埠頭に生体標本があったりするので
色々な人間のパーツの継ぎ接ぎで構成された者なのかも。

『鹿矛囲=逃亡執行官説』
公安の内情に明るいですし1期で逃亡した執行官が犯人なのかと疑いましたが、
3話で撃たれた事が判明し可能性は低くなりました。
青柳さんも鹿矛囲とグルって事は無さそうですし、
情をかけて引き金を引かずに逃がしたとなれば色相濁るのでそれも無さそうです。
あるとすれば青柳さんや検死、シビュラの目を完全に欺いたという事になるけど
ハードル高すぎる。

『鹿矛囲は東金と繋がってる説』
元セラピスト、親族が薬品会社経営、過去最高の犯罪係数と怪しさの三拍子が揃い、
5話では朱のストーカーなのも判明。
鹿矛囲の協力者や寧ろこちらが本当の黒幕の可能性もあります。
4話まではこの線が一番怪しく思えていました…が、
5話があからさまだっので直感的にはミスリードっぽく見えていて、
東金の本意は朱を守ろうとしている様に思えて来ています。
祖母か狡噛の絡みで『朱と繋がってる説』が生まれつつあります。
ただ「朔夜」という名前ですし月と太陽が表裏一体…つまりは二重人格で
裏の顔が鹿矛囲と繋がっている可能性はあると思います。

『飛行機事故怨恨説』
最初の事件のホロ元の少女(染水槇)が亡くなった15年前の事故が絡んでいる説。
鹿矛囲は事故の生き残り(顔の傷はその事故のものかも)または遺族で
飛行機を落とした犯人が今のシビュラを担う一人になっているとか、
乗客の中にシビュラのめぼしい人物がいて飛行機を落として手に入れようとして巻き込まれ
それに対して復讐しようとしている。
鹿矛囲が作るホロの元は全員乗客だった者かも。
怨恨ではなくとも
この事故が鹿矛囲、東金、シビュラの接点や引き金、起点の様なものになってはいそうです。

『名前から予想』
1期も「常守朱=サイコパスが平常を守りレッドゾーンに行かない」
「槙島(maximum:最大の)『聖護』」等、名前遊びがあった様に思うのでその観点から。
「鹿矛囲」にはシビュラの目をかい潜る神の衣、
「朔夜」には光と闇の二面性の意があるような気がしていますが他にも
今回、鹿矛囲の周りで目に付くのが『水』に関わる名前。
監視官の酒々井水絵やホロ元の染水、爆弾魔の喜汰沢も。
増田議員は無理あるけど「水増」や「水田」でなんとなく連想…。(笑)
今後、二係の蓮池クンや一係では雛河クンが鹿矛囲に関係してくるやも!?
『WC?』もWater Cleanup(水を浄化)みたいな意味もかかっているのかも。
公園にも増田の講演会場にも噴水があり、
メンタルケア施設にも池があり、下水道も埠頭も水場なんですよね。
強引な気はするけど無色透明なこの『水』をちょっと気にかけています。

『鹿矛囲複数説』
「鹿矛囲とは個人名ではなく神の衣(カムイ)を纏った者達の総称」なのでは?という考え。
鹿矛囲とは飛行機事故の被害者や遺族達が作った組織で有能な者が知識を共有する集団。
シビュラシステムに対して言うならカムイシステム。
シビュラの実行隊長が禾生さんならカムイは桐斗。セラピストや東金もカムイの一員。
ホロや生体移植、ハッキング、心理療法等を駆使してシビュラに対抗しようとしている。

今の所考えつくのはこんな感じかな。
まだ色々な可能性があってコレだ!っていう太い線は掴めてないです。
ちょいちょい掠っているとは思うんですが…。
何れにしても東金がどちらに転ぶかによって風景が大きく変わりそうです。
後は六合塚の親友リナやレジスタンスの動向が絡む余地があるのかな?って事と
朧気ながら朱がもう一人出て来そうな気がしてるんですけどね。
6話以降もどうなるのか楽しみつつまた何かあれば予想していこうと思います。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
三係に大きな犠牲を出しつつもチームワークと朱の活躍で生き残った一係。
鹿矛囲との対面を果たすが捕らえられず、未だ主導権は鹿矛囲に。

また死者が出るだろうな…と思っていましたが案の定。
三係はほぼ全滅。(パラライザで撃たれた奴は生きてる?)
前回に続き無能過ぎて流石に何しに出てきてんだよ!っと言いたくなります。
まがりなりにもシビュラ判定くぐってきた筈なんですけどね。
サブキャラが屑だと物語が安っぽくなってしまいます。

一係は須郷も含めそれぞれ活躍。特に朱のアクションヒロインぶりはスゴかった。
暗黒面が見えてきた東金と
雛河クンの「おねえちゃん」発言はちょっと引っかかりますけどまぁ無事で何より。
あ、言うまでもなく霜月ちゃんは安定の無能ぶりでした。
嫌いじゃないキャラだけど流石に良い所なさ過ぎ…
みんなに当てられて覚醒する気配も今の所無いし不憫な子。

しかしながらどれもこれも鹿矛囲の想定内。
エリアストレスも折り込み済みとは恐れ入ります。
みたらし(見たら死)ラーメンはキツイ皮肉でニヤッとしてしまいました。
甘じょっぱそうですが美味しいんでしょうか?
眼は移植してた様ですし、眼帯が似合う水絵ちゃんも完全に支配下。
躊躇無く元部下を抹殺して清々しい気分になるとはね…。
『WC?』にはWorldCreate=世界の創造って意味もあるのかな。
着々とドミネータを我が物としシビュラへの一撃を企てている様で次回も気になります。
(奪われたドミネータはOFFに出来ないの?って疑問はあるのですけどね。)
{/netabare}

鹿矛囲をドミネータが認識しない理由【予想】{netabare}
①『居ない者説』
鹿矛囲は飛行機事故で死亡扱いになった人物の可能性があり、
実際は命を取り留めましたが記録上では居ない(データに無い)事になっている。

②『ツギハギ説』
酒々井の眼だけでなく多くの者(Uストレス患者含む)の部位を繋ぎ合わせているので
「個人」として認識できない。

他にもハッキングや機械人形とか禾生さんの様な複数の人物の器だとか考えられたけど
どれも穴があって没りました。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
鹿矛囲の存在が確定しその正体に迫っていく一係。

朱のおばあちゃん登場…似てて可愛い。
ドローン暴走の報には流石の朱もやや取り乱し、大切な存在なのが伝わります。
『朱←→葵』補色の関係にもあるし色相を黒くするのに関係しそうでやはり気がかりです。
今期はキャラの扱い乱暴だけどおばあちゃんに関しては人質程度で死なないで欲しいな。

事件はやはり飛行機事故と大きく関わってきました。
シビュラも噛んでいそうですし、
東金も元執行官と判り15年前に犯罪計数跳ね上がった事とも関係していそう。
諸々の予想もなかなか良い所突いていて考察の甲斐が出てきて楽しめています。
ドミネータを集めた鹿矛囲の次の行動にも注目が集まります。
{/netabare}

[番外~2期の不満を少々]{netabare}
楽しみながらも1期に比べちゃうと色々と雑で安っぽく不満な所もある2期。
ここらで不満も纏めておきます。期待の裏返しでもありますが…。

・殺戮のインフレ
殺戮や暴力は衝撃的だけど要所要所で決めて欲しい。
折角1話では民間人を巻き込まない犯行だったのに段々と無差別に。
一歩譲ってストレスケア施設は仕方なかったとしても港は完全に無意味な民間人殺戮。
鹿矛囲の訴えの正当性も弱まってしまわないか?

・霜月ちゃん貶めすぎ
1期では学生ながら勘の良さと正義感を持ち、
そして軽率な言動で友達を失った後悔もある中で意を決して監視官の道を歩み始めた彼女。
良い返事&活きた眼をしていた彼女がこんな残念なキャラになるとは
信じられないし信じたくない。
そりゃ鼻っ柱は強かったけど良い娘だったんだよ!?
既に時遅しなんだけどそれでも覚醒して欲しいキャラです。

・二係、三係無能すぎ(青柳以外)
監視官も執行官もシビュラ判定で適正がないと成れない筈なんですが心身共に脆弱すぎる。
安物のアクション映画みたいになるので大概にして欲しい。
散るなら散るで気骨が見えないと意味がない。
1期はサブキャラも含め有能な者同士の凌ぎ合いでハラハラさせ
作品を高尚なものに引き上げてたのですけどね…。

・多くの臓器移植はサイコパス移植に等しい?
シビュラ判定は思考とその傾向から判定してる…つまり脳を見ているので
他の臓器は関係ない筈なんだけどね。
泉宮寺も全身機械に変わってたけど数値はちゃんと反映されていたし。
移植は一応自分でも予想してたけど、この辺の事は引っかかってて腑に落ちなかった点。
もう一押し説得力ある描写が欲しいです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ついに鹿矛囲の透明人間化の謎に到達、そしてシビュラと東金の関係も…。

鹿矛囲のツギハギには注目してたけど
まさか脳7人分、体をを184人分とは恐れ入りました。
医療の進歩と言っても生きているのが不思議で怖い。
でも多脳移植以外では辻褄合わないなと思っていたのでその点はまぁ納得。
それにしても増田達の替え玉が密入国した者ってのは、もの凄い裏技。
でも宜野座の言う通りなぜなんだろう?
鹿矛囲に心酔する要素が無いし日本語も堪能ではない筈なのに…。
脳の部位を用途に合わせて組み合わせて移植しているのかな?

5話で禾生さんに降臨したのが東金ママでしたか。
老けてるから祖母とか言っちゃってましたが…。
これで一気に繋がって来ました。
交通分野で成果を上げていたパノプティコンに取って代わる為に
シビュラが干渉し飛行機の墜落も巻き起こしていたのでしょうね。

霜月ちゃんは今回、彼女なりにいい仕事してたんですがね。
脳移植技術はシビュラの種の一つですから…パンドラの箱開けちゃいましたね。
次回は彼女が墜落してしまう様です…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
シビュラの秘密を受け入れた霜月。
霜月をも取り込んだシビュラとその申し子東金は
朱を黒く染めようと動き出す、鹿矛囲を葬るために。
一方、鹿矛囲は「地獄の季節」を黙認した役人達を粛正し、いよいよ対決の時が近づく。

東金は完全に暗黒化。出自の謎も大分明らかになってきました。
東金ママとは血縁関係では無い感じかな?生みの親なのは確かですが…。

そして、やはり気がかりだったおばあちゃんが…。
無事…とは言え無くなってしまいましたが解放を願ってやまない気持ちです。
親友を目の前で殺されても色相が変わらなかった朱が
この件で変わるのか疑問もありますが興味も高まってきました。
今回の拉致、東金が鹿矛囲側に情報リークして起こさせたと思いましたが
「朱を試したい」東金と桑島の共謀の様です。
鹿矛囲と桑島では朱に対する考えが違うようですが
桑島と通して間接的には東金も鹿矛囲と繋がりがある事が判り、もう一波乱ありそうです。

霜月ちゃん、色相が濁るかと思ったけど
良いのか悪いのか全てを受け入れ抵抗せず流されてしまいました。
シビュラの元で育った世代ですからね、ゆとりならぬシビュラ世代と言うことでしょうか。
ここまで自分の意志・自我を捨てられたら大した者かも。
感情的で尖った性格の割には…っと、オカシくも感じましたが
全てに於いてシビュラ絶対主義者なら言いなりもありえるのかな。
(1期の彼女の印象とは違ってきていますが…)
それでも朱のおばあちゃんを助けられる可能性があるとすれば彼女なので
覚醒を期待してしまいます。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
東金の魔の手により黒く染まり掛かる朱だったが
彼女の経験や信念、心で息吹く狡噛の存在により回避。
思考を巡らせ辿り着いた結論へ向かい歩み出す。

懸念だったおばあちゃんが…ううっ。
何かのトリックであって欲しいけどそれは無理な様子。
2期の殺伐とした雰囲気の中、ここだけはホッとした展開になって欲しかったんだけどな…。

そんな状況でも自分を保ち己で考え動く朱がカッコ良く
悟りを開いた全能感すら感じてしまいます。もう狡噛さん越えてる!?
全てを見通し独りでシビュラに問いかける存在にまで成長するとは!
…まぁ、やりすぎな気もするけどね。

朱、鹿矛囲、東金と三つ巴の状況で気になる佳境へ向かっています。
あぁ霜月ちゃんが蚊帳の外すぎる。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
いよいよ審判の時。
シュビラは集合体である鹿矛囲、そして己自身の存在を認識する事となる。

自分自身が消える事も含め鹿矛囲の計画通りという感じの幕引き。
184人の生きた証・生き様を感じる事もできましたが、
無駄な血が多く流れ過ぎていて大義が薄く同情は出来ないです。
「地獄の季節」の役人の粛正と公安の数名の犠牲は仕方ないとしても
一般人をターゲットにした殺戮は過剰。
これだけの計画遂行能力があるなら被害を少なくする事も出来た筈。
人の命を大切にする努力の跡や描写があれば彼の死にも感動でき
余韻に浸れた気がするだけに勿体無く思います。
殺戮の衝撃を入れたいあまり、人の心の琴線に触れるのを放棄してしまった様です。
感激より刺激を優先したツケが最後に回ってきたという所でしょうか。

また、鹿矛囲が東金美沙子を撃った所も少し違和感がありました。
ココで引き金を引けたのはシビュラ自身が「集合的サイコパス」を認めたからで
東金美沙子個人を裁いた訳ではない(個人は免罪体質者)のだけど、
「これがお前の色か、東金美沙子」など台詞や言動が個人を裁いた様に見えました。

東金に関しては自身も暗黒に染まり
知的で有能な部下から愚直なマザコン殺人鬼への墜ちぶりが衝撃と共に描けていたと思います。
憎たらしさ満点で許しがたい存在という役割を十二分に果たしていました。

朱は後半から特にスーパーウーマンぶりに拍車が掛かり過ぎていて
(考えて行動できる)人間代表というキャラの位置を飛び越え全能なる審判者の様に。
最終話でも全てお見通しで体術でも東金を圧倒(2話でその体術に朱自身が驚いた相手)
狡噛が居ない分、全てを背負わされてしまっておかしな事に。
アクションなら宜野座や六合塚、知識なら唐之杜や雑賀など一係のメンバーで
負担し合うべきだったと思います。
朱だけが打って投げて守って大活躍で他メンバーが外野で見せ場も無いのでは不満も残ります。
(唯一雑賀はキャッチャーしてましたが)
一期では素晴らしかったチームワークが薄れていたのは残念です。

(考えない人間代表の)霜月さんへの不満の詳細は既出なので省略しますが
一期には確かにあった意志や個性が見る影もなく…
彼女はシビュラに流されて公安を選んだ訳ではなく、己の意志でこの道を選んだ筈なのに。
最後にフラグめいたものも立ち【予想】{netabare}いずれは大好きな六合塚さんに殺されそう{/netabare}な気がします。

邪魔者が全て消え、後腐れのない終わりでしたので改めて3期を楽しみにしようと思います。
{/netabare}

【総評】
内容的なものは毎話感想に書いてしまったので割愛。
鹿矛囲の正体を中心に予想を絡め1クールで観られるサスペンスとしては楽しめましたが、
サイコパスのファンである自分としては不満も残る内容でした。

映像作品に関しては「2」は「1」を越えないのは宿命なのでしょうけど
もう少しやれた様に思いますし、
前作のキャラを過分にイジってしまうと(朱は昇華させ過ぎ、霜月貶め過ぎ)
前作にもキズが付くのでもう少し初期設定を大切にして欲しかったです。
まぁ、過剰に期待しなければ楽しめる出来ではありますが
サイコパスが好きなら期待してしまいますよね…。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 59
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

常守 朱 覚醒

全11話

PSYCHO-PASSの2期です。1期から観ることをオススメします。

シビラシステムという人々を数値化し管理するシステムが支配されている近未来、「犯罪係数」といわれる数値の規定値を超えたものを犯罪者として取り締まる公安刑事一課のメンバーを描く作品です。

1期で公安刑事一課の新人だった常守 朱が、この2期では独り立ちして、しっかりしていましたね。

1期もそうでしたが、2期でもこの世界の矛盾を突き詰めていくお話です。

映画版のつなぎような印象がありました。{netabare}(劇場版に出てくるか分かりませんが、狡噛 慎也が出ていない時点でそう思いました){/netabare}

でも、予想できない展開もあって面白かったですね。

話数も1期(22話)と違い1クール弱だったので速かった印象ですが、飽きることなく最後まで観れましたのでちょうど良かったのかもしれません。

1期と同様凄惨なシーンが多々ありますので苦手な方は注意して視聴してくださいね。

OP/ED は1期同様、凛として時雨・EGOISTが担当してます。この世界にピッタリの曲です。

最後に、声優の榊原良子さんが出演されています。私の大好きな作品の一つである銀河英雄伝説に出演されているので、キャラは全然違いますがw 嬉しいですね^^

投稿 : 2024/09/14
♥ : 55

68.1 4 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング4位
バディ・コンプレックス(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (719)
3739人が棚に入れました
何気ない日常を送っていた高校生・渡瀬青葉は夏休み明けの始業式の日に、隼鷹・ディオ・ウェインバーグという少年と出会う。2人の出会いは、世界の運命を大きく変えることに……。


声優・キャラクター
松岡禎丞、内山昂輝、早見沙織、速水奨、藤村歩、杉田智和、吉野裕行、佐藤利奈、花澤香菜、井上麻里奈、森川智之、櫻井孝宏、島﨑信長、田村睦心、内山夕実、木村良平、ランズベリー・アーサー、宮下栄治、白石稔、こぶしのぶゆき

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

1クールでは短いだろーに(・□・;)

とある出来事から未来へと時空を超える主人公・渡瀬 青葉。
2つの勢力による大戦が繰り返されている行き着いた未来では
もう1人の主人公が戦渦の真っ只中で闘っていた。
こんなストーリーで展開していくロボットものです。
全13話。


基本的には楽しめました(*´∀`)/″
ロボットもの好きだーって方にはオススメですw

が、個人的にロボットものは最低でも2クールで
じっくり練り上げ描いてもらいたいジャンルです。

この作品も1クール・13話では短かったように感じましたね。
主人公の成長、仲間との絆、ライバルとの闘い、
戦争の結末、人間模様、伏線etc.
これに主人公が2人という設定も加味し考えると
十分に描かれていたと評価する事ができませんでした。
その為か他作の良いところ取り感がハンパなかったです。
ここは非常に残念でしたねぇ( ノ Д `)

「カップリングシステム」この設定は面白かったですね♪
利用制限あり、男女限定ではなかった事が
物語にリアリティを持たせていたと思います。

作画、キャラデザは合格点。
バトルシーンは丁寧な出来だったと思います。
声優陣の豪華さには驚かされましたw
特に男性声優陣が良かったですよ!


青葉の行く末や青葉と雛の関係など気になりますw
今後、続編が決まっているよーなので
素晴らしいラストになる事を祈りつつ待つ事にします。


《キャスト》
渡瀬 青葉(CV.松岡禎丞)
準鷹・デュオ・ウェィンバーグ(CV.内山昴輝)
弓原 雛(CV.早見沙織)
リー・コンラッド(CV.杉田智和)
ヤール・ドゥラン(CV.吉野裕行)
フロム・ヴァンタレイ(CV.梶裕貴)
エルヴィラ・ヒル(CV.佐藤利奈)
奈須 まゆか(CV.花澤香菜)
アネッサ・ロセッティ(CV.井上麻里奈)
チュセ・フランボワ(CV.木村良平)
倉光 源吾(CV.速水奨)
レーネ・クラインベック(CV.藤村歩)
アルフリード・ガラント(CV.森川智之)
ビゾン・ジェラフィル(CV.櫻井孝宏)
タルジム・ヴァシリー(CV.島崎信長)
ラーシャ・ハッカライネン(CV.田村睦心)

《主題歌》
OP:『UNISONIA』/TRUE
ED:『あの空に還る未来で』/ChouCho
                           改NO,9

投稿 : 2024/09/14
♥ : 48
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

恋愛作品ではありませんw

全13話

お話は、主人公の渡瀬 青葉(わたせ あおば)の通う高校に突然飛来してきたロボットに何故か青葉が急襲されてしまいます。同級生の弓原雛(ゆみはら ひな)に助けられた先は‥‥ {netabare}この世界の未来でした。未来の{/netabare}戦いに巻き込まれる青葉と、もう一人の主人公の隼鷹・ディオ・ウェインバーグ(じゅんよう)と共に戦うロボットバトル作品です。

VVVやマジェプリのようなロボットではなく、普通のロボットデザインに見えました。

内容もロボットバトル中心のお話です。{netabare}新造戦艦だったり、憎み合ったものの同士が仲良くなったりして、{/netabare}王道ですね〜

タイトルに書きましたが、「カップリングシステム」や「ナイスカップリング」なんて言葉を耳にすると、どうしても恋愛方向の作品かなと思ってしまいますねw(他にもデカップリングなんて言葉もありました)

王道的な展開が進む中、最後はなかなか予想のつかない展開でした。{netabare}(タイムループとは、1話と繋がりましたね。){/netabare}
でも、このお話はまだ終わっていません。オリジナル作品なので、続きは「原作で!」というのがないであれば地上波で2期があればいいですね〜 劇場版やOVAで終わってほしくないです。

OP 疾走感のある曲です。
ED ChouChoさんが歌ってます。素敵なバラードですね。

最後に、キャラデザの目が非常に印象的でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 37

クッジー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ラストシーンで全てビゾン持っていった。

青葉とディオが少しずつバディになっていくのは良かったし、カップリングしたロボットの動きも良かった。雛の声優、早見沙織さんも合っていた。

ラストシーンで全てビゾン持っていった。

「バディ・コンプレックス 完結編 ―あの空に還る未来で―」が2014年秋 TV放送決定‼TVシリーズのその後を描く完全新作の「前後編」
TVシリーズの再放送も決定‼7月よりMX、テレビ愛知、BS11にて放送

キャスト
渡瀬青葉:松岡禎丞
隼鷹・ディオ・ウェインバーグ:内山昂輝
弓原 雛:早見沙織
倉光源吾:速水 奨
レーネ・クラインベック:藤村 歩
リー・コンラッド:杉田智和
ヤール・ドゥラン:吉野裕行
エルヴィラ・ヒル:佐藤利奈
奈須まゆか:花澤香菜
アネッサ・ロセッティ:井上麻里奈
アルフリード・ガラント:森川智之
ビゾン・ジェラフィル:櫻井孝宏
タルジム・ヴァシリー:島﨑信長
ラーシャ・ハッカライネン:田村睦心
マルガレタ・オキーフ:内山夕実
チュセ・フランボワ:木村良平
ガルシアン・バース:ランズベリー・アーサー
スハルト:宮下栄治
荻坂三郎太:白石稔
ドン・ナッハー:こぶしのぶゆき

テーマソング
OP:「UNISONIA」/歌:TRUE
ED:「あの空に還る未来で」/歌:ChouCho

投稿 : 2024/09/14
♥ : 35

67.0 5 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング5位
世界征服~謀略のズヴィズダー~(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (909)
4589人が棚に入れました
過去の指導者たちが思い描いた世界征服は、ただの妄想に過ぎなかった。世界征服とは―いまだかつて誰も為し遂げたことのない栄光。一人の幼女、星宮ケイトに為されるまでは、それがどれだけ恐ろしく輝かしい行いなのかを知る者は存在しなかった。「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

声優・キャラクター
久野美咲、花江夏樹、M・A・O、伊瀬茉莉也、花澤香菜、寿美菜子、鳥海浩輔、広田みのる、山崎エリイ

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

おおうっっふううう・・・・・・・・・・・ロリだ。

中学生の主人公、地紋明日汰は
父親が嫌いで逃げるように家出をしたが
路頭に迷ってしまう。

その途中で幼女を拾うが
彼女は世界征服をたくらむ組織のリーダーだった。

彼女らは小さなことから征服していき
やがて世界を・・・・
ってな感じなんですが
ちょっと変なアニメでしたね。



正直に言いますと、自分はロリ目的で見ていたのですが
あまり面白いと呼べるものではなかったです。


たばこの話でケイト(幼女)が喫煙者に
正論を叫ぶところは面白かったがそれ以外は本当に何とも。



どこのどいつがこの「漫画」か「ラノベ」を
アニメ化しようと思ったんだ?
と思っていたがオリジナルアニメーションらしいですね。
キリのいいところで終わっていたのが不幸中の幸いでした。


やっぱ演出って大事ですね。
この作品は戦闘シーンでもあまり湧かないのは
多分これが大きいでしょうね。
戦闘中の音楽が地味だったのか
なにも流していなかったのか
さっき見終わったはずなのに
覚えていないです。



まあつまり・・・・ケイトを愛でれる本家のロリコンでないかぎり
見ることはお勧めできないかもしれません。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 43
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

幼女と歩む世界征服

「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」
幼女:星宮ケイトと歩む世界征服への道のり。

幼女の戯れ言かと思いきや本当に世界征服を目指す組織の物語でした。

補助輪チャリだったりたどたどしい口調や動作だったりあどけないケイトですが
一度演説させると、その知識と信念とカリスマ性を強烈に感じさせてくれます。
このギャップは癖になってしまいそう。
観る前はチョット下らない系かな?なんて思っていましたが
意外と知的なストーリーが軸になりそうです。
まだ活躍はありませんがケイト以外のキャラも濃そうですし
それに他の組織(正義の組織!?)も絡んでこれからどう進むのか楽しみです。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
前回はバタバタしてたので改めてキャラ紹介回って所ですね。
ヴィニエイラ様(ケイト)、ドヴァー(明日汰)、プラーミャ様(逸華)、
ピェーペル将軍(吾郎)、アジーン(ヤス)、ウーム教授(ナターシャ)、ロボ子
皆、特徴的で楽しいメンバーではあります。
プラーミャとピェーペルは名字同じなので兄妹とかですかね?

後、どう見ても駒鳥さんはロビンなのだけど
コチラとはお約束通り恋が芽生えたりするのでしょうかね?

今の所、悪の組織視点ではあるけど王道を歩んでいます。
このまま無難にキャラものとして楽しめる作品になるのか、
シナリオ捻って勝負に出るのか。興味津々です。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
喫煙者死すべし! 喫煙者の方には痛い話だったかも知れません。
時代の流れからすると一見、善行にも見えますがやり方が過激でやはり悪の組織でした。
とはいえ、彼女たちは悪を成すと言うよりは自分達の欲求・欲望のために
全力でワガママを通す生き方をしていて痛快さを感じてしまいます。
その辺りがこの組織の魅力の様です。

メンバー同士の深い付き合いもちらりと垣間見られた今話でしたが
次回は更に掘り下げた過去が観られそうです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
ズヴィズダーのエネルギー源がウドだったとは…。
今回はその親株探索とナターシャ掘り下げ回でした。
暗闇の中ケイトはナターシャへ光を与え絆が生まれた事が分かったと同時に
ナターシャの両親の行方、ロボ子の正体、妖精とは何なのか等
多くの謎がバラ撒かれストーリーとしても楽しめそうです。
【予想】{netabare}
ズヴィズダーの他にも妖精を崇拝する別の悪の組織でもあるのかなという気もします。
ロビン達と共闘する展開もあるやも知れません。
{/netabare}{/netabare}

※5話感想{netabare}
明日汰と駒鳥さん互いの正体がバレそうでバレない
こういうアニメでのお約束の展開でした。
でもこれでは余りに王道過ぎて満足できないです。
5話までかかって使い過ぎに思いますが、
ここまでで各キャラ紹介が終わったので
次回からストーリー&ケイトのカリスマ性の復活に期待したいです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
全員で中学に潜入!というゴリ押しで来ましたが
やっとこの作品のらしさと言うか色が出て一話で感じた期待感が戻ってきました。
(3話以外は王道でやや不満がありましたので…)
幼女が世界征服という無茶を立ち上げたのですから
王道を歩むのではなくこういう道無き道を歩む痛快さ、無茶さが欲しかったのです。
スベるの必至状態での明日汰への無茶ぶりとか気の毒でしたがね…。
後はケイト中心に良く喋らせてテンポよく楽しませつつキャラを引き立て
そのカリスマ性を匂わせてくれれば成功する作品だと思います。

肝心の宝探しの方はどうやら白鷺さんやホワイトライトの罠の様です。
ズヴィズダーがどう切り抜けるのか後半が楽しみです。
…そしてロビンのドジっぷりも何気に楽しみです。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
頭が「?」まさかこんな展開になるとは!
まるで夢幻…このまま幼女が魔神化して世界征服を成す事となって行くのでしょうか?…

ケイトが意志を持ち、そのわがままを通していく事で征服していく展開を思い描き
また楽しみに期待していたのですが、
無意識の中、魔神化(巨大化)したケイトがまるでゴジラの如く暴れる意味不明な展開に
面食らい期待とのズレに困惑と不安を感じてしまいました。

が、しかし!終盤現れた都知事の存在で気持ちが一変。
今後の展開に含みを感じますし今までの言動も色々と伏線になっていた事を感じ
キャラ物に止まらず意外にちゃんとしたストーリーが楽しめる作品なのだと思い直し
当初の期待と別の期待が生まれつつあります。

今回単体で観ると意味不明な事が多いのですが将来的には色々繋がって
話としては纏まると思っています。

明日汰の家族について【考察と予想】{netabare}
今回終盤で色々ヒントと思われる描写が出ていますので
現状での考えや予想を書き留めておきます。

・1話冒頭で明日汰が言い合いをしていたのは父の都知事と判明
・その電話では「家に帰っても誰もいないだろ!」とか
 「世界征服でもしろ!」とか言っている
・家族写真には明日汰と共に妹らしき人物が写っているが眠っている様子

等から色々と推測して
今回プールで見た世界は明日汰の妹が見る夢の世界と繋がっているのだと思います。
ケイトと彼方の世界で話していたのも明日汰の妹で
きっと彼女はどこか別の所で眠り姫の様になっているのではないかなと思っています。
ケイトも明日汰の妹もぬいぐるみを抱いているので
これが精神をリンクさせるアイテムになっている模様。
二人は同一の可能性もありますが…。

都知事が電話していたのはナターシャの話(4話)にも出てきた謎の組織で
ナターシャの両親同様に子供を救おうと組織を手助けしているのでは?
今時、黒電話で話していたのも古風な組織の雰囲気を匂わせています。
都軍やこの組織との戦いは不可避になりそうです。

また、都知事が喫煙者である事も分かりますのでコチラも含みになっていそう。
謎の霧モヤとタバコの煙って因果関係がありそうです。
ついでに言うとドヴァーのガスマスクが途轍もないお役立ちアイテムになるのかも。
{/netabare}
現時点ではかなり想像力に頼った予想で確証はなく的中率低いかも知れませんが
予想と異なったとしても個人的にはストーリーとして期待できるかな
と思える根拠になっています。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ホワイトライト指令と鹿羽一家の悲しい因縁が見えた回。

一話完結にするのは勿体ない気のする内容でした。
ピエールの男気や香織の心境等もう少し背景をじっくり見せれば
緊張感や感動に繋がった気がするのですがやや即席だったかな。

ただ鹿羽一家と香織については次回以降更なる掘り下げは望めそうです。
何があって裏切り裏切られる事になったのか興味を惹かれます。

ケーキを美味しいと喜ぶ今回の締めは好きでした。
吾郎にとってピエールが作ったケーキの味は忘れられないでしょう…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
温泉でのんびり回と思いきや
ロビンがドヴァーやイーグレットの正体に気付く展開は勿論ですが
他にも
『温泉での底の方で繋がっていたのか発言』(ウド地下と掛けている?)
『ケイトのおねむの時間』~『破壊された街並』(この間に魔神が暴れてる?)
『指令の車の助手席にぬいぐるみ保持したヤス』(やはり繋がってたけど目的は?)
あと、細かいのだと『大量のみやげを買う指令』『日光を眩しがるケイト』
等、気になるカットや台詞が多く気が抜けませんでした。

かなりの伏線が残っていますが終盤に向けどのように展開するのか見物です。

色々な展開が予想出来るこの作品ですが、大きな鍵となっていそうなのは『夢』。
夢に焦点を当てて一つの仮説を考えてみます。
【考察】{netabare}
『この世界はケイトの夢で出来ている』という説が私の中で生まれています。
全部が夢とか、結局夢オチという訳ではなく、
夢の中に入り込んだ者達の群像劇になっているのかなと。

明日汰との出会いでも「夢を見せてやる」でスタートしていますし
他メンバーも何らかの不安を抱えてこの世界に入り込んでいるのではないでしょうか。
そしてホワイトライト(白光)の人達はそういった人を
起こそうとしている人達なのかなという気がします。(ヤスも多分そっち側)
駒鳥さんに関してはちょっと異質な気がしますのでケイトの分離体なのかも。
家族写真の明日汰の妹らしき人物はケイトに駒鳥さんを少し足した雰囲気でもありますし。

世界征服者=夢を見ている張本人と言う事ではないでしょうか。
皆が目覚め誰も居なくなれば自分だけの世界となり征服が達成されると言う事なのかも。
今回ケイトは眩しがっていましたので目覚めの時は近いのではないでしょうか。

伏線回収や説明がしきれない部分も多々ありますし
私自身も確証している段階ではないのであくまでも仮説の一つと言う事で。
現実を夢が浸食してる説とかもありますが、それは書かなくてもいいかな…。
{/netabare}{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
強者こそ正義と言わんばかりの都軍の侵攻。ズヴィズダーピンチ!
都知事が一気に支配欲に駆られ行動しているみたいでどうなってるんだ?
なんて思っていたら既に人ではない様子。
ラストスパートに入り、かなり無茶苦茶で展開が荒い気がするんですが
伏線やらも回収して上手く着地してくれるんだよね?…大丈夫だよね!?
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ドタバタと今まで征服してきたものも利用して都知事退治で締めくくり。
バラ撒いたはずの伏線には触れる事のないものも多数あり消化不良。
この終わりだと夢や巨大とか振り返るとやはり意味不明で道筋が繋がっておらず
シナリオが至る所でささくれ立っています。
もう少し洗練されたシナリオに期待していたのですがね…。
世界征服にしても皆と知り合いになると言う知名度的な意味が強く
そういう意味なら過去世界征服した人居るんじゃないか?とも思ってしまいます。

それとピエール生きてたのか!
{/netabare}

【総評】
可愛かったり味のあるキャラが多くドタバタコメディとしては楽しかったのですが
シナリオとしては意味深なシーンやカットがありながらもその殆どを放置してしまい
とても満足できる内容ではなかったです。
これなら下手に凝らずにキャラの魅力で押し切れば良いのにな…っと思わずには居られません。

毎週楽しんで期待も膨らんだんですがラスト3話でチープな着地に導いてしまい
印象を落としました。
これだとオススメっていう訳にはいかないですね…。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

小さなことからコツコツと

全12話

何だか物騒な世界、夜の町(西ウド川市)を徘徊していた主人公の地紋 明日汰(じもん あすた)は突如戒厳令を引かれて逃げ惑う中、一人の幼女に出会いました。それが星宮 ケイト、ズヴィズダーの総帥ヴィニエイラでした。それから何となくズヴィズダーの戦闘員(名前ドヴァー)にさせられ、日々世界征服の手伝いをすることになったというお話です。

最初は分からないうちにお話がどんどん進んでいきます。
また、世界征服といってもスケールが小さなことが多く、どうしてこんなので世界征服を目指すことが出来るのか不思議でしたが、コミカルなシーンが多く楽しく観ていました。

敵の策略に窮地に陥ることが多いですが、この作品の性格上、窮地のようで何となく打破している感じですね。

さすがに終盤はかなり窮地に陥りましたが、やっぱりよく分からないうちに終わってしまいましたね。 {netabare}(なにやらいきなり必殺技オンパレードでしたが、笑えなかったです){/netabare}

アニメだけ観てみると世界背景やズヴィズダーのこと、敵のことがオリジナル作品のはずなのに余り理解できませんでした。

キャラは可愛いデザインです。印象的なキャラは、明日汰の級友でヒロインの一人、駒鳥 蓮華(こまどり れんげ)ちゃんですね。一番まともなキャラでしたw

あまり深く考えずに観るといいかも知れません。内容重視の方にはオススメできませんね。

OP 坂本真綾さんが歌っています。テンポのある曲ですが、優しい歌声で好きな曲です。
ED 悠木碧さんが歌っています。曲も作画も可愛いですね。

最後に、OPをレンタルで借りようと思ったのですが、この期に坂本真綾さんはこの作品といなりこんこんEDと2つの作品の曲を歌っています。その2曲は1枚に入っていてラッキーと思いましたが、2バーションあって迷いましたw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 36

67.6 6 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング6位
スペース☆ダンディ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (604)
2671人が棚に入れました
スペース☆ダンディは、宇宙のダンディである。そして彼は、宇宙人ハンターである。見たこともない新しい宇宙人を発見して、新種の宇宙人と認められると報奨金がもらえるのだ。それは、早い者勝ちがルール。宇宙を旅して、誰よりも早く、誰も見たことのない宇宙人を見つけるのが使命。ダンディは、ポンコツロボのQT、途中で拾ったボンクラベテルギウス星人のミャウとともに、未知の星や異星人と出会う。宇宙の果てへの冒険。見たこともない宇宙人の発見。それが宇宙人ハンターの醍醐味なのだ!

声優・キャラクター
諏訪部順一、佐武宇綺、吉野裕行、石塚運昇、畠山航輔、銀河万丈、ゆりん、桑島法子、矢島正明、一城みゆ希、大川透、大木民夫、大塚明夫、小川真司、梶裕貴、金田朋子、クリス・ペプラー、小山力也、島本須美、竹達彩奈、龍田直樹、永井一郎、能登麻美子、花澤香菜、潘恵子、平野綾、宝亀克寿、麦人、山口勝平、山路和弘

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

宇宙のダンディ(≧∀≦)ノ

まだ見ぬ未知の宇宙人を探し求める『宇宙人ハンター』
主人公・ダンディを中心に描かれたSFコメディ作品。
全13話。


ダンディと旅を共にするのは掃除機ロボット・QTと
ネコ似のベテルギウス星人のミャウ。
ダンディ=バカ(B)
ミャウ=ボンクラ(B)
QT=ポンコツ(P)
3人揃って『BBP』と命名されちゃってますww

コメディが中心のストーリーは1話完結。
けど“完結”とは程遠い話ばかりですw
「えっ、これで終わり!?」「何それ…。」
みたいなオチが特徴的な作品になっていますw

そんなダンディワールド全開のストーリーの他にも
様々なところに“スタッフの遊び心”が垣間見れ
最初から最後まで楽しめる作品だと思います(o´∀`o)

もう1つ特徴的なのが作画です。
コメディ作品とは思えないクオリティ。
細部まで丁寧な仕上がりには驚きました。

各話のゲスト声優さんもなかなか豪華です!
今は亡き永井一郎さんも出演されていらっしゃいます。
銀河万丈さんと石塚運昇さんの渋い声でのコメディ的な
やり取りが面白かったですw


ダラダラしながら視聴したほうが堪能できると思いますw
グロやイヤらしいエロがないので誰にでもオススメできる
気軽に笑える1本になっています♪♪




《キャスト》
ダンディ(CV.諏訪部順一)
QT(CV.佐武宇綺(9nine))
ミャウ(CV.吉野裕行)
ゲル博士(CV.石塚運昇)
ビー(CV.畠山航輔)
ペリー提督(CV.銀河万丈)
ハニー(CV.ゆりん)
スカーレット(CV.桑島法子)


《主題歌》
OP
『ビバナミダ』/岡村靖幸
ED
『X次元へようこそ』/やくしまるえつこ
                           改NO,11

投稿 : 2024/09/14
♥ : 49

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

バカ(ダンディ)、ボンクラ(ミャウ)、ポンコツ(QT)のBBPがおくる愛すべき宇宙エンターテイメントショー

全13話 分割2クール(もう1クールは7月予定)

タイトルは、ナレーターさんが言った言葉をそのまま使用しました。決して私が言っているのではないですよw このナレーションを聞いたときツボにハマったみたいで笑いが止まりませんでした。

「カウボーイビバップ」を作ったスタッフの作品(未視聴)、コンセプトは「研ぎ澄まされた適当」、「磨き抜かれたいい加減」、まさにそんな作品でした。

宇宙人ハンターを生業としている地球人ダンディに、相棒の掃除機ロボットQT、ネコような宇宙人ミャウが、珍しい宇宙人を探し、しょうもないことで次々と騒動を巻き起こすコメディ作品です。

最初はあまりの馬鹿さ加減で視聴を観るのをやめようかと思いましたが、観ていくとだんだん癖になって心地よくなってきましたw

1話完結で次の話と繋がってないので、はっきり言って「なんでもあり」ですね。

話にムラがあり、癖のある作品なので好みが分かれるかと思います。オススメしませんが、1話観てクスと笑えたり、ちょっと感動したり、くだらなさを好きになったら続けて観れると思います。

OP 80年代に活躍された岡村康幸さんが歌ってます。独特ですね^^
ED 不思議な感じの曲と作画です。

最後に、色々なクリエーターが参加しているので「なんでもあり」なのかも知れませんねw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 30

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ダンディって何?

新種の宇宙人を探す宇宙人ハンターを仕事としているダンディ。
ロボットのQTとネコのような宇宙人であるミャウと共に今日も宇宙を流離うのであった。

ネットでダンディの意味を調べてみました。
結果は「男性の服装や振る舞いが洗練されている事」とありました。
本作品の主人公の名前はダンディでダンディを気取っていますが、ただの痛い人にしか思えません。
ブービーズというお姉さん目当てのお店に行きたいと常に言っている姿はダンディとは言えないです。
作品のタイトル詐欺と言われても仕方が無いでしょう。

本作品の良い所は起用している声優さんと音楽の豪華さ。
話数によって参加している声優さんがとても多いです。
特に2話目の永井一郎さんの晩節を汚さなければいいのですが^^;
OP曲では岡村靖幸さん・西寺豪太さんなどの日本で活躍しているアーティストやEDでは菅野よう子さん・やくしまるえつこさん等、アニメを見ている人達にとっては豪華と思える人達が参加しています。
この点はプラスポイントですね^^

基本的に1話完結の方法を取っているので好きな話だけを見たほうがいいと思いますが、全13話の中から探すのは大変かもしれません。
その上、そこまで作業をしなければいけない作品とは思えません。
もし、作品を途中断念するのであれば早目の決断がいいでしょう。
個人的には、2話・5話・10話あたりが好みでしたが、当たり外れの差が大きいです。

すでに2期目の制作が決定済み。
このままの路線だと大コケしそうなので、方向修正した作品になる事を願っています。
豪華なスタッフに期待をしすぎないように注意したほうがいいと思う作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 25

61.5 7 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング7位
Wake Up,Girls!(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (647)
2998人が棚に入れました
時はアイドル戦国時代。これは、この荒波を生き抜く7人の少女達「Wake Up, Girls!」の物語である。東北・仙台にある廃業寸前の弱小プロダクション、グリーンリーヴズ・エンタテインメント。かつては手品師、グラビアアイドル、占い師などが所属していたが、唯一活動していた最後のタレントもついに辞めてしまう。所属タレント“0(ゼロ)”という危機的状況の中、事務所社長・丹下の思い付きでアイドルユニットをプロデュースする事を決意する。傍若無人な社長の元、マネージャー松田は不満を持ちながらも、アイドルの原石を探しに街へ出る。そんな中、マネージャー松田は、ある少女と必然的な出会いを果たし・・・。がんばっぺ!Wake Up, Girls!

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ローカルアイドルの感動ストーリー

杜の都仙台を舞台とするローカルアイドル成長物語。
緑の美しい大都会をバックに、夢をいっぱい持った女の子たちの感動ストーリーです。
冒頭のパンチラデビューライブは衝撃的。
劇場版のドタバタ状態を観れば納得ライブですが、TV版だけだと面食らってしまいますね。
劇場版には結成経緯が描かれているので、これを観ないでは意味不明展開です。
今後視聴される方、劇場版→TV版は必須です。

主役は、トップアイドルI-1クラブ、元初代センターの島田真夢。
脱退時の事件やその時の複雑な感情を引きずり、なかなかメンバーに打ち解けることができません。
このアニメは、島田真夢が他メンバーとの交わりの中で、徐々に過去の夢を思い出してく様がメインとなります。
各メンバーもそれぞれの思い向かって葛藤、そして確実に成長。
気持ちのすれ違いを経ながら、徐々に相互理解、すばらしいグループへ。
その過程が、どれもこれも感動的でした。
まさしく、Wake Up, Girls! 、目覚めよ少女たち・・・ですね。

そもそも、この作品は東日本大震災の被災者に勇気と希望を与えることをコンセプトに製作されたように思います。
石巻の仮設住宅や気仙沼の更地風景。
大震災を扱ったアニメとしては初めてですね。
そんな殺伐とした風景の中での心の触れ合い。
やっぱり感動的ですね。

かなりの部分、真剣モードですが、ところどころ笑いもあります。
ホンワカした岡本未夕の「私って、~~じゃないですか。」
に、菊間夏夜の突き放したような「知らないわよー」
のやりとりがもっともツボでした。
また、片山実波のグルメレポート「うんめいにゅあー」は、しょうもなと思ってました。
が、徐々にハマってきて、なんだか好きになりました。

声優陣は良く考えられてましたね。
Wake Up, Girls!に新人声優さんを配置し、初々しさを演出。
I-1クラブに新進気鋭声優さんを起用し、プロ魂で対抗。
Twinkleに戸松・花澤御両名、お姉さん的立場でフォロー。
事務所スタッフにベテラン日高・浅沼の御両名、安定のコメディー感を醸造。
日高のり子さんは、頼りがいのある破天荒社長を完璧に演じられていました。
「あんた、昔、正真正銘の元アイドルだったでしょ。」というツッコミはナシですよ。

納得、爽やかなラストでしたね。
それにしても、中部代表、赤味噌オールスターズって、ベタすぎやしませんか。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 47

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

自分はこれからもこの作品を推していきたい。「少女たちよタチアガレ」

この作品は七人の少女たちの成長を
記録したアニメである。


1.)
弱小プロダクションの社長とプロデューサーは
新しい企画としてアイドルユニットを立ち上げる。

しかし社長は金をもって夜逃げして
企画はライブを一度やったきり断念となった。


2.)
ライブが終わった後、
プロデューサーはもう一度アイドル計画を進め、
ようやく小さな仕事を見つけ、
計画は再び始動する。



1.)は劇場版の内容で
2.)はテレビ放送の序盤の内容となっている。


正直、なぜ劇場版にしたのかは謎。
最悪「俺妹」みたくWEB配信をした方が良かったと思う。


自分も被害を受けた一人で
劇場版があると知らずに
テレビ放送を先に見てしまって
てんやわんやだった。




だがそのこと以外なら評価できる点が多々ある。


たとえばアイドルアニメとしてよく比べられる
ラブライブやアイマスと違うのは
練習描写などのリアルさ。展開も現実的。
萌え絵でもなく、まるでドラマを見ているみたい。


アイドルアニメとしては展開が本当に重いのだが
これがなかなか面白い。







実を言うとこのレビューを書き直すに至ったのは
声優たちを語りたいと思ったから。


当初、この作品に登場する7人のメインのアイドルたちの
声優は誰一人、名を聞いたことがなかった。


しかしこの作品のおかげなのかどうかはわからないが
数人、他のアニメでも聞くようになった。




「ハナヤマタ」では田中さんと奥野さん、
「異能バトルは日常系の中で」では山下さん、
ちょこっと高木さんも出ていた。
このメンツはかなりうれしかった。


今はスピンオフの
「Wake Up Girl zoo」を見ているのだが
やはり下手な声優と上手い声優がはっきりしているのがわかる。
「あいり」さんが一歩遅れているかな・・・?



しかし誰が考えたのか知らないが
次回予告で声優さんたち本人が登場・・・
これはいただけませんでした。

まず誰が誰かわからないと思うし
下手したら無意識に声優さんのイメージが崩れる。






キャラに話を移すが片山美波が放つ
「うんめぇにゃ~」もやられた。
グルメリポートで誰も何も浮かばなかったときに
出たこれを言えば丸くおさまる。
悪く言えば逃げている言葉なのだが
なぜだか自分は魅了された。


「許してにゃん^^」を周りが萎えるのも
気づかずにぶっ放つ某アイドルよりは
全然好きですね。



最初の方でも言ったがストーリー展開も面白いので
見て楽しめていただけたなら幸いです。



この作品はアニメとしては失敗したようだが
これを機に声優たちには頑張ってほしいです。


続編の劇場版もあるようなので
絶対見たいと思います。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 37

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

いくぞ!がんばっぺ! Wake Up,Girls!

Ordet×タツノコプロ制作の作品です。


12月24日のクリスマスライブから数日・・・


とまあ劇場版を見ていないといきなりどうなっているんだと

なってしまう感じの始まりでしたがそこからの展開はまあ普通に

壁にぶつかりながらも仲間と共に1つずつ乗り越えていく

感じでした。I-1クラブの力、その他の地方アイドルたちと

アイドルの祭典によってお互いに高め合うのは良かったです。


劇場版の時に感じたあの感覚は来ることはなかったのですが

ラストのアイドルの祭典の全国大会でのシーンは最後の最後まで

トラブルの絶えなかった状況でしたが気持ちを切り替えて

ステージに臨んでいく所は良かったです。


劇場版の二作目を2015年にやるみたいなので彼女らのこれからを

も見てみたいなと思います。

最後にワグナー下野のキャラが面白かったですw

◆個人的点数評価 80.244点

投稿 : 2024/09/14
♥ : 37

75.0 8 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング8位
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1026)
5130人が棚に入れました
サンライズ×キングレコードによる本格オリジナルTVアニメーションシリーズ。クリエイティブプロデューサーに福田己津央、監督に芦野芳晴を迎え、濃度の高いドラマを送り出す。

主人公アンジュ(CV水樹奈々)を軸に描かれる、戦う少女たちの群像劇。

高度に進化した情報技術「マナ」を手にした人類は、その魔法のごとき力で、戦争、飢餓、汚染など地球上のあらゆる問題を克服。ついに平和で何不自由ない理想郷を手に入れた。「ミスルギ皇国」の第一皇女・アンジュリーゼ。彼女もまた、何不自由なく、民から祝福を受け、冠を戴くはずだった。しかし、彼女は己が「ノーマ」であるという事実を突きつけられる。「ノーマ」――それはマナが使えないイレギュラー、反社会的な人ならざる「モノ」。全てを奪われた彼女は、僻地の離島に隔離される。そこで待ち受けていたのは、戦いしか知らないノーマの少女たちとの出会い。変形人型兵器「パラメイル」のライダーとして、次元を超えて侵攻してくる巨大攻性生物「ドラゴン」を狩る日々だった。名前を奪われ、兵士となった「アンジュ」が、戦いの果てに見るものとは。信じられるものは、何か。手にするものは、何か。一人の少女の不屈の物語がいま、始まる。

声優・キャラクター
水樹奈々、喜多村英梨、田村ゆかり、桑島法子、石原夏織、小清水亜美、小倉唯、上坂すみれ、宮野真守、堀江由衣、本田貴子、ゆかな、渕上舞、豊口めぐみ、玉川砂記子、根谷美智子、鳥海浩輔、東山奈央、伊瀬茉莉也、山寺宏一、林原めぐみ、辻あゆみ、茅原実里

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

やりきりました!スタンディングオベーションです‼︎

皆さん、闇鍋をご存知でしょうか?
或いは経験された方もいるかと思います。
この作品まさに「闇鍋」です。
何が入っているかわかりません。
取ったものは食べないといけません。
でも、完食した後の充実感…素晴らしいです。
美味しければ尚更。
ここまでお下品な作品に最後私は涙が出ました。
何の涙なのか、何の為に泣いてるのかわからない位に…

ブレる事なく最後まで貫いた製作者サイド、特に福田Pの
毎週懺悔を込めたTweetなど本当に闇鍋に対する愛を
感じました。
最初の数話で切った方も多いと思います。
もう一度我慢して最後まで見て欲しいです。
それでもダメなら私が闇鍋をご馳走します。
鹿児島に近い方なら…

世界中で蔓延っている差別、虐殺、異人種間または性別感
の偏見。
全てを打ち砕いて新しい世界を作り上げようとする1人の
ゲスで有りながら美しい姫がいます。
極限の状況で這い上がろうとする1人の強い女性がいます。

感じ方は人それぞれだけど私は世の男性を象徴してる
かのような鰤男にも同情します。
皆んながみんなそうではないと思いますけれど
あれだけ強大な力を持ちながら結局、男ってそこ?
みたいな…なんだか可愛いくも見えました。

とにかく製作者サイドの社会風刺を取り入れた遊び心
満載のストーリーを最後までやりきって頂いた心意気に
私は最終話で、本当に拍手が出ました。

この作品を最後まで見届けた自分と届けてくれたサンライズさんに…
スタンディングオベーションです(★´∀`ノノ ‘`゚チ’`゚チ

投稿 : 2024/09/14
♥ : 86

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

子供には見せられないけど面白かったです。

アニメーション制作:サンライズ
2014年10月 - 2015年3月に放映された全25話のTVアニメ。

 概要
マナと呼ばれる力の恩恵で、戦争や貧富の差を克服し平和と繁栄を手に入れた人類。
しかし、この一見美しく見える世界にも暗部が存在しています。
この世界の人間はマナを扱う能力を先天的に持って生まれてくることが当然であり、
マナを扱うことのできない者(全て女性)はノーマと呼ばれ忌み嫌われる存在であり、
人間として扱われず社会から迫害をされ、それどころか社会から隔離をされて、
いつ死んでもおかしくないような戦いの日々を強いられます。

そこでは女だけの軍隊が可変式ロボット兵器で天空を駆け抜けて、ドラゴンと戦います。

 感想
主人公は伝統あるミスルギ皇国の第一皇女アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ。
尊き血族に生まれ選民意識に凝り固まった最低な主人公アンジュが国民の見守る前で“忌むべき”ノーマだと発覚し、
母皇妃の生命も皇族としての身分も財産も権利も全て奪われて対ドラゴン用軍事基地に送られるまでの第1話。
そして、衝撃のラストシーンに絶句。これだけでも凄かったのですが、
2話、3話、4話と作品世界に漂うピンクな雰囲気とか女同士のイジメとか人が簡単に死にまくるところとか、
なかなかに見逃せない作りでした。

物語を通じて、嫉妬や裏切りなど人間の負の感情が描かれていて、
でも、愛と友情もしっかり描かれていて、
人間の喜怒哀楽の表現を好む人には嗜好がマッチするのではないか?と思いました。

本物のクズだったアンジュが様々な出会いと凄惨な戦いから成長をする。
これは、お飾りの薄っぺらい皇女だったアンジュが現実を受け入れて、
自分の足で立って戦って本物の気高さを手に入れる物語と言えるでしょう。

最初は、フライトシューティングゲームとエロゲを融合したような世界感のアニメというイメージだったのですが、
中盤でドラゴンの正体と世界の秘密が暴かれて話は二転三転、結末へと向かっていきます。
私がこのアニメで面白いと思ったのは、男性のキャラが立ってた事でしょうか?

 タスク
アンジュと出会う度にラッキースケベ発動で○○に顔を埋めては暴力で報復される青年。
アンジュを相手にするとコミカルで情けないシーンが目立つ彼ですが、
凄腕だったり決めるときは決めるかっこいい男だったりして、素直に応援したくなりました。
実はアンジュに影響を与えた物語の重要なキャラであり、勇敢さも優しさも持ち合わせていますしね。

 ラスボスの彼
この作品は彼なくしてはイマイチになってたでしょう。
どことなく、魔界塔士サガのシルクハットの男みたい。
黙ってれば知的なイケメンなのでしょうが、
OPでアンジュの服がビリビリに破けて全裸になっていく後ろでニヤける彼に大爆笑。
ついでに、作中で彼が歌い出すことにも笑いました!

登場人物がゲスいと評されることの多いこの作品ですが、
一番の邪悪とも言える彼の存在そのものが女の敵であり、
アンジュに対しての行動が直結厨?もしくは粘着ストーカー過ぎてて、
やることなすこと最悪なのに何故か彼を見てると笑えてきて、
彼の一挙手一投足にワクワクしてしまいました。

 結論
このアニメはハードさとエロスと、おバカ成分と群像劇を楽しむB級な作りですが、
笑いあり感動ありで娯楽作品として充分に面白いと思いました。

アンジュ(フェイト)やヒルダ(なのは)などなど、声優の名前を見ると二重に楽しめたりです。
石原夏織や小倉唯など女性の声優さんたちに普段と違う演技をさせていたのが、
とても印象深かったです。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 68
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Sexy系ファンタジー!!

アクションあり、ロマンスあり、謎解きあり、そして最後に・・セクシーありです!!
・・面白くないわけがない!!

今まで信じていた現実が、事実ではなかったとしたら…
謎が謎を呼ぶ、敵も味方も分からない…そんなダークでシリアスなストーリーに沢山のセクシーがプラスされています。冒頭から一気に引き込まれました。

この物語の主人公 アンジュリーゼ(アンジュ)は国の民から慕われている 第一皇女
ゆるやかに巻いたブロンドは上品でエレガント。そして優雅で品のある仕草が育ちのよさを物語っています。
身の回りの世話には侍女がいて何不自由ない生活を送っています。
そんなある日、アンジュは人間にとって忌むべき存在だということを知らされるのです。
第一皇女の立場から一転、地位も名誉も全てを失います。
運命に導かれるまま…
すべての謎を解き明かす戦いがはじまるのです。
{netabare}
彼女が運命を受け入れたとき
自らの足で今までと違う道へと歩き出す...

彼女の何者にも屈しない強い意志は、難に打ち勝つ度に、より確かなものになっていきます。
それは強い信念、穢れることのない心

キャラクターのビジュアルも印象的です。色とりどりのヘアカラーやヘアスタイルが画面を華やかに彩ります。

一番お気に入りキャラクターは「ヒルダ」
赤髪ツインテールでつり目、最初は口が悪く暴力的な部分しか見えませんでしたが、中盤からは違う一面が垣間見えます。強い意志を持っていて信頼した仲間を裏切ることは決してしない情に厚い女の子なんです。

二番目にお気に入りは「サラマンディーネ」
とても心優しい性格で民を一番に思っています。そして民は姫を誇りに思っています。「想えば想われる」そんな理想の国の姫。聡明、勇敢で情に厚くとても魅力的です。

三番目は「ジル」
総司令官、その言動などから一見すると非情で冷酷な性格に見えますが内に秘めた思いはそうではない。そんなところが…

映像、アクションシーンの見せ方はスピーディー、戦闘シーンは時に敵か味方か判別出来ない程速いです。残酷なシーンが多いのはマイナス点です。

また、セクシーが物語に沢山ちりばめられています。命をかけたバトルでの戦闘スーツも、ここぞとばかりにセクシーで露出度が高かったり、女性同士の夜の行為まで描かれています。

物語終盤のシーン…
アンジュとタスクのプラトニックな関係こそ精神的な繋がりを強くしていたはずです。
しかし、ついにお互いの愛を確かめ合う日が訪れます…
触りたい…
触れていたい…
繋がりたい…
二人が求める気持ちは止めることなどできない…
愛しあって 求めて与える…
アンジュはタスクが必要だったのでしょう…
いいえ、必要とされたかったのかもしれない…

男勝りのアンジュが愛する人にだけ見せる本来の女の子らしい部分はとてもかわいい。その気持ちは表情、指と指を絡めてつなぐ手から伝わってきます。
…指を絡ませる描写はとても好きです。

序盤から中盤にかけて評価は5点が見えていました。しかし終盤にかけては作品に関しての質やストーリーの粗、説明不足による強引さが気になりました。種族の存亡と、戦士の誇りを賭けた最終局面での戦いの際に発する性表現を伴う会話、残念さは否めません。
しかし最後までこの狂喜な世界観にハラハラドキドキ手に汗握りました。

絶望の中にあっても希望を見出すために戦う勇敢さは素晴らしく、どんな世界に生きようと諦めない気持ちが再生へと繋がっていていく。
この作品からそんな光が見えました!!
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 62

60.8 9 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング9位
ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (607)
2810人が棚に入れました
2018年、東京
人間と魔術使いが共存する世界。
社会秩序を守るのは警察。
魔術使いの被告を弁護するのは、弁魔士。

これは、最年少弁魔士・須藤セシルと、彼女を取り巻く仲間達の物語である。

声優・キャラクター
田辺留依、真堂圭、東地宏樹、竹達彩奈、荒川美穂、大久保瑠美、恒松あゆみ、高木渉、諏訪部順一、井上麻里奈、若本規夫
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

護られ続けたたセシル

弁魔士セシルが法と魔法で依頼人を救うお話。

繊細な作画と抜群の掴みで普通なら飛び付くのですが、
前期ガリレイドンナが納得行かない萎み方で裏切られましたので懐疑的になっています。
風呂敷広げるのが上手くても畳むの下手では何にもなりませんからね…。

1クールものだとしたら一話目から欲張り過ぎな気がします。
まず登場人物が多過ぎます。弁護士事務所四人位で良いんじゃないでしょうか?
キャラ持て余すこと必至。
あと解決法が「銃」「法」「魔法」と分散していて
広く浅いシナリオ展開になりそうな予感がします。
特に弁護士ものですから「弁」の部分に魂が籠もっていなければ
素晴らしい魔法やアクションがあってもにチープに感じる作品になってしまいます。
この監督さんと声優さんが私が期待する以上の
「弁」を持って来れるかが評価の鍵になりそうです。
この作品では良い意味で裏切って欲しいものです。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
まずまず期待を裏切らず頑張った2話だと思うけど、ちょっと強引過ぎる気もします。
この監督さん、自分が描きたい作画に合わせてストーリー作ってないですかね。

ここで描かれる魔法使い(ウド)と一般人が共存する世界観が危う過ぎます。
冷静に判断したらこのケース無罪は当然でしょう。危うく死刑って…。
有罪だったとしても検察の死刑求刑は行き過ぎだと思うのですが。
それに事件全容も見えてないし犯人グループも捕まっていない事件で
公判~刑執行が早計過ぎます。
犯人も何バカ正直に召喚されて喋っちゃてるのでしょうか?
あれだけ恨んでたら相手が不利(死刑)になる事を喋っても良い気がするんですがね。

あと上司の弁魔士の「新人の初陣だから勝たせてあげたい」ってノリで
助け船出したのもちょっと軽い気がします。
依頼人の状況を考えたら負けたけど残念では済まないんですけど…。

派手なアクションも良いですけど
心理描写がどうも下手というかズレているというか…もうちょっと頑張って欲しいです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
前回この危うい世界観に一言物申しましたが、思っていた以上に
魔法使い(ウド)にとっては偏見もあり世知辛い世の中に成っている様です。
人権も軽んじられ不公平な裁判に重い求刑がまかり通る世界観や設定の様です。
ここで引っかかると楽しめそうもないのでこの辺りは飲んで上げる事にします。

今回の裁判に関しては情状があってもあれだけ暴れちゃうと銃殺もやむなしでしょうね…。
「復讐とは虚しいもの」と言う事を序盤で意図的に見せて置いたではないでしょうか。

そして、どうやらセシルは魔導書365の予言とやらに深く関わっている様子。
予言が何なのか謎ですが物語全体に関わってきそうで
ヘッドハントの背景なんかもこの点が関わっていそうです。
ハチミツさんが目指す正義の行方も気になりますし少し楽しめる要素が増してきました。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
どう見ても怪しい弟、当てにならない精神鑑定、単独行動が過ぎるセシル、
ウドの人権を守ると言いつつ仕事を選ぶ事務所
「勝ち目のない裁判はしない主義」とか言い出す始末。
(1話では音尾の弁護を引き受け「損得でこの仕事やってない」と言っていたのに…)他
今回もツッコミ所が多かったです。
物語全体としては伏線が撒かれ風呂敷が広がり面白くなってきましたが
設定が統一されて居らず綻びがちらついてますし畳む方の信頼性が低いので心配です…
ほんと頑張って欲しい。
【予想】{netabare}
どうもセシルを泳がせ育てている組織があるようです。
刑事の静夢はこの組織の者で実はウドっぽいです。
バタフライではもよがセシルを監視するスパイで
記憶系の術か何かで紛れ込んでいるいっぽいです。
組織の目的は多分セシルを教祖・象徴としたウドによる人間支配。
一般人>ウドの立場をウド>一般人に転覆させたいのだと思います。
方法は…セシルの力を暴走させて金属だけでなく文明ごと消し去るとかかな?
うーん、強引か。まだ予想しきれないです。母の事件とも絡んでくるはずですし…。
もう少し観進めたらまた予想したいと思います。
{/netabare}{/netabare}

※5話感想{netabare}
おいおい…。何だいこの違和感だらけの事件。

<クジラ>
店長にマナー違反を咎められ殴られ怒るが同僚に止められ一旦矛を収める。
だが後々腹が収まらずレストランで食事後
単身ボーリング場に乗り込み魔術で裸踊りをさせ大笑いして再度レストランに戻る。
ボーリング場を出た直後に店長が殺害される。
<店長>
マナーの悪い客とトラブルになり殴りつける。
踊らされた後、我に返りクジラを追いかけるが殺害される。
<犯人>
ボーリング場のトイレでナイフを使いメッタ刺しにして店長を殺害。

これで起訴した訳で
何処もかしこもオカシイのですけど根本的に事件として成立してないです。
何で外に出たクジラを追った店長が場内のトイレで殺されてるの?
せめてボーリング場とレストランの間の裏路地とか公衆便所にしないとダメでしょ。
それに注目され人を集めたであろう裸踊りの直後、
誰にも目撃されず返り血を浴びる様な殺害方法での犯行にも大きな矛盾があります。
もっと普通にトラブル発生の数日後に惨殺されて
疑われる形で良かったんじゃないのかと思いますけど。

さらに細かく言うと
客に手(っか肘って!)を挙げる店長、時が経ちメシ食っても落ち着かないクジラ、
乗り込むクジラを止めない鮫岡、凶器を捨てるタイミングが悪く動機まで口走る犯人、
仮病でごまかせる裁判、実は二人は強盗犯だった。等々
まだまだ無数にツッコミ所が存在するむちゃくちゃさでした。

相変わらずキャラがどういう心理でどう行動するはずだとか考えない作品ですね。
キャラの設定や思考をキッチリ作り込んで命を与えていれば作品の中で自然に動き発言するので
作り手はそれを感じ取り導くことで物語を紡いだり感情移入させられる筈なのですが、
この作品の作り手は全くそれが出来ていないように思います。
この作品で生まれてしまったキャラが気の毒にすら感じています。

もう既に破綻していて半分バカにしつつ観ている気もしていますが
最後までやんや言いながら観るつもりです。

一応もう少し【予想】{netabare}
今回再登場の最高裁長官麻楠が多分セシルの本当の父親。
雰囲気が似ているので静夢と麻楠は兄弟かも。
セシルの母の事件と絡めてこの世界を恨む立ち位置なのかなと推測しています。
あとセシルは25才過ぎた辺りから急に太り出すタイプ。…って本当にどうでも良いか。
{/netabare}{/netabare}

※6話感想{netabare}
緊張感のない人質事件(裏に目的あったみたいだけどセシル撃っちゃうし)、
コスプレノープラン突入(もうアホとしか)、
殺されても子供たちにスルーされる先生(哀れすぎ)、
静夢の苦しい射殺の言い訳(突入部隊で倒せぬ相手を秒殺)…
辺りが主なツッコミ所でした。(小さいのだと携帯を家に忘れんなよ!とかもあるけど)

ただ静夢に関してはこれでクインが内々に疑う展開になると思われるので
後々に繋がりそうです。
…これでクインが感付いていなければ本当にどうしようもないシナリオです。
静夢に続き、やはりもよの雲行きも怪しくなってきて物語が大きくうねり出しそうです。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
ボストン行ったついでにカナダに帰るってなかなかアグレシッシブとは思うけど
今までセシルの事を快く思っていなかった夏菜と腹を割って話す機会となりました。
秘密を一つ打ち明けセシルが弁魔士になる動機を聞いた夏菜の心の変化は
今後注目なのですがこの作品の心理描写に一抹の不安も…。

また夏菜の想い人、楓の父、セシルの父といった中年男性の陰は
どうも重なって物語に絡んで来そうで気になっています。

それとウドの裁判は一審制で即刑執行な筈なのに
なぜセシルの母は死刑囚として生きているのが疑問のままなので説明が欲しいです。
このままだと矛盾点として残ってしまいます。
(それとも私が誤解していて1話目冒頭の音尾も死刑囚として生きているのでしょうか?)

終盤の強盗犯との遭遇は最早お約束。
ボストンから遠く離れても逃れられません。
散弾で「掠っただけ大丈夫」って台詞はレアですね。
鮫岡さん達との出会いは偶然にしては出来すぎていますから何か裏がありそうです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
色々と考えていましたがセシルの父親はカナダで普通に暮らしてましたね。
旅行したりお気楽な写真家家業なら日本に行って一緒に住んでも良さそうなんだけど…。

楓は親を信じてるなら立派な弁魔士に成って
出所した時に暖かく迎えてあげればいいのに方向間違ってます…。
親子共々犯罪に走ってしまう血なのかな?余り同情出来ませんでした。
それにカナダで故意にヒッチハイクして知り合いになってから襲うってのも不自然。
偶然セシルの内情を知るか
知った上で正体を隠さず堂々と襲うシナリオに出来なかったものですかね。

(命令を受けたと思われる)ダイアナがバタフライの面々を襲う意義が不明です。
邪魔?何が?? セシルの覚醒にも繋がらないし、何かを知られて口封じでも無し。
寧ろセシルがこのまま弁魔士として過ごした方が覚醒に繋がります。
まだ動く時ではないでしょうに…もし倒しちゃってたら困ったんじゃない!?
もうアクションシーンねじ込みたかっただけとしか思えません。

ここに来てなお風呂敷が広がり物語として楽しくもありますが
緻密さに欠けているの所が見えて気になります。

余り材料無いけど、ここらで【予想】{netabare}
箇条書きで細かい理由は省きますが、
・セシルの父親、お気楽写真家に見えるけど麻楠や魔導書関連の事を探っていそう。
・シャークナイトはセシルを付けてますね。父親が護衛の依頼をしているのかも。
・六年前の事件、魔力を使ったのはセシルで母親は庇って死刑囚になっていそう。
・セシルの初恋相手は亡くなっていてもよの弟または本人。
{/netabare}{/netabare}

※9話感想{netabare}
判決後に即刑執行だと思っていたのは勘違いでした。(^_^;)
判決時の映像の派手さと一話目の犯人・音尾のリアクションに
引っかかっちゃいました…お恥ずかしい。
でも、この紛らわしい表現にも改めてツッコみたいですけどね。

物語の方は本格的に現在と六年前の事件が重なってきました。
麻楠の方はもうやる気満々で動き出しましたが
静夢には迷いが生まれている様です。
セシルの護石の渡し方は伏線になっていて
ルシフェルを選ぶのかミカエルを選ぶのかに注目という感じでしょうか。

そしてついに夏菜がデレましたね。
まだ素直になった訳ではないですけど良き理解者になってくれた様子。
7話感想で心理描写への不安を口にしましたが
これに関してはなかなか良かったかなと思います。
{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
麻楠&静夢がセシルを拉致しルシフェル召還を行うが既に現世に降臨していた為に失敗。
麻楠は捕まり静夢は死亡。

もよ=ルシフェルだったとは。正確には乗り移ってるのかな?
詳細は次回へ持ち越し。
しかし人間界で弁魔士やったりしてある意味、働く魔王様?
かなり戯れていた様ですね。(^_^;

この作品ロボットアクション必要なんですかね?
魔法バトルで十分な気がするので蛇足な感じがします。
今回のバトルは上空の冷気で瓦解してましたが
こんな決着ではロボットアクション好きな人でも満足するとは思えないのですけど…。
それなら魔法アクション増やしたり凝ったり、
シナリオ補完に尺使った方が有効なのでは?と思ってしまいます。
まぁ、描きたかったのでしょうから栓なき事かな。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
麻楠の弁魔士を引き受けたセシル。
罠とはいえ弁魔士と検事の役割があべこべになってしまっているし
この裁判長も何時も何時もスグに流され過ぎだしもう勝手で無茶苦茶な審理。
証拠の魔導書も何故か石に隠されていたりと(静夢も複数魔術使えてるのか?)
流石に無理がありすぎに感じてしまいました。
証拠のこと細かく言うと怪しい服装で儀式をしていた信者の生き残りとか死体とかその経歴とか
あれだけ大がかりにやってたら叩けば幾らでもありそうなんですけどね。

ラストで事件解決に役立たさせると思っていたクインも不発で何の為に生き返らせたか不明だし
六年前の事件も何があったのか断片的でちゃんと語られていないし
初恋の男の子が何だったのかとかもよの正体も不明etcで中途半端な終わりで不完全燃焼。
いつも皆に護られているセシルがお母さんを守りきる所まで描いて欲しかったのですけど残念です。
死刑確定してるんだからいつ執行されても知らないよ!
2期やるんでしょうかね?予定無さそうなんですけど…。
{/netabare}

【総評】
やはりストーリーが畳みきれなかった様です。
広げ方や引きつけ方は良いんですけど
綻びや矛盾を強引に押し切ってしまっているので大味でした。
裁判シーンも見応えのある質疑応答もなくストーリーを成立させる為に
強引な結論が用意されていただけの様に映りました。
設定自体もしっかり作り込んでいない感じでブレているキャラもチラホラ。(この辺りの詳細は4話感想他読んでいただければ…。)
作品を通してセシルの成長が観たかったのですが最後まで変わらず護られた存在。
お母さんを守りきる所まで描かないから締まりが悪く感じてしまいました。

自慢の作画は序盤だけなら満点でも良かったんですが徐々に質の低下が見られ最終話は
うーむ…っと首を傾げる場面も。
作画に関してはOPが一番の見所なのかも。これに関しては曲も素晴らしく何度でも観たくなります。

キャラはやはり1クールにしては多すぎた印象。
個人的にはクインがもう少し活躍すると思っていたんですが影が薄かったです。

一話目だけ観ると期待が高まりそうですがまさに竜頭蛇尾に感じた作品。
オススメできる内容ではなかったです。
2期があって色々回収&解決するのなら再評価しますけど…無いだろうな。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 47
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

魔禁法第10条、テストに出ます!笑

魔術を使うと最高で死刑になる近未来の日本で、弁魔士として働くセシルのお話。

魔法の法廷モノ?かな^^

■第1話~第2話
{netabare}
1話・2話で弁魔士の仕事がどのようなものか描かれました。
今期中にお母さんを無罪にできるのでしょうか?
「疑わしくば罰せず」が適用されない、という背景も今後描かれるといいですね^^

セシルと同じく新人の穂樽夏菜はまだ活躍してませんけど、公式HPの人物紹介で2番目に出てるのでキーマンになるのでしょうか?^^
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 42

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

セシル、ディアボロイド、ゴー!

ウドと呼ばれる魔術師と人間が共存する独特の世界観。
ウドは差別され、魔禁法により厳しく管理されています。
ウドが法を犯すと魔法廷へ。
弁魔士と呼ばれるウド犯罪専門弁護士により弁護され、なんと1審で即判決です。

物語は最年少弁魔士セシルと母親に起こった6年前の事件を軸に進行します。
序盤から軽い伏線を散りばめながら、アメリカ研修後急展開。
でも、残念なことに最終的にはカオスチックになります。
というこか、そもそもシナリオが強引。
その他、法廷論争が雑とか。
犯罪シーンで大量の死人がでるとか。
ツッコミ所が山積です。
もっとも驚いたのは、ロボットの出現。
魔術師とロボットはミスマッチですね。

しかし、そんなことはどうでもいいのです。
セシルの純情さ・前向きさ・明るさ・健気さに勇気付けられ。
たまのエロシーンにドキッとし。
すさまじい破壊の嵐には興奮し。
と、見どころ満載です。
とくにセシルの使い魔セクハラカエルが良い仕事をしてました。
若本さんの粘着質な声も癖になります。

もっとも特筆すべきは、オープニングの出来です。
まず、曲が良い。
静かに始まり、2段階でテンポが変化、そして爽快なサビ。
サビはどこかで聞いたことがあり、どことなく懐かしさを感じました。
次に、歌詞がカッコいい。
意味不明だけど、旋律と完全フィットしています。
そして、Liaさんの歌声。
例えて言うならば、清流のキラメキです。
極めつけは、映像。
公共交通機関の大量破壊には呆気にとられました。
ザッパーン・シュパッ・ドッカーンって感じかな。
何回観ても聴いても飽きないなあ。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 38

65.6 10 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング10位
グラスリップ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (1164)
5336人が棚に入れました
ガラス工房を営む一家の娘・深水透子は、友人の家にあるカフェ「カゼミチ」を友人たちとの憩いの場所にしている。高校3年の夏休み、彼女たちの前に現れた転校生の少年・沖倉 駆は、透子に、自分には未来の声が聴こえると語りかける。もし、あらかじめ未来を知ることができるのなら、自分は何を望むのだろう? 感じたことのない動揺を覚えながらも、透子は胸の中に、放っておけない感情が生まれていることに気が付く...。

声優・キャラクター
深川芹亜、早見沙織、種田梨沙、逢坂良太、島﨑信長、山下大輝、東山奈央、茅野愛衣
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

確かに理解しがたい作品ではあった。

P.A.WORKSによるオリジナル作品です。

期待していたのにとか意味わからんとかいう

意見が多かったように思います。

そんなことより内容的なことを考えると

確かにわかりにくいのは事実であるのでは

ないかと思います。

ですがそのままにしても意味ないので自分なりの

考察を加えて見ました。(私の勝手な解釈で

出来たところだけなので気にしないでください。)

{netabare}まず、最初から何度も出てきた

未来のかけらと呼ばれたものについては

話数を追うごとに私は未来のかけら⇒世界のかけら

⇒心のかけらと解釈が変わって行きました。

最後の心のかけらですがこの心の欠片は

その名の通りの意味です。心の中に引っかかる

出来事が起きることで見えていた(正確には

感じ取っていたというところかな)ことで

心の埋め合わせ等の役割を出していたように

思います。つまり駆と透子には心の中に穴と

ひび割れがあったという描写の一種であると

思います。駆の欠片が見えなくなったのは

透子に会うことによって共有することで未来の欠片が

見える原因の心の穴とひび割れが修正されて

突然、見えなくなったということです。透子の欠片が

消えなかったのは心の欠片の原因が駆によって

だけでなく、おそらく幼馴染やニワトリにも

あるからだろうと思います。透子の心の欠片の

駆が落ちたり、やなぎが危ない目に

あったりの未来を予兆させるような欠片は

自分の中の分からない苦しみが目の前の対象に

添加された形で見えたからではないかと思います。

さらに雪景色のかけらの描写は上で言った自分の中

の欠片の原因が見えていないときの描写で

12話の雪景色の中の花火大会の様子の欠片は

ほかの幼馴染が透子のことをおいて行ってしまって

いる描写は心の欠片の原因がうっすらと暗示して

いる形だと思います。おそらく、幼馴染の関係が

変わり始めていることで自分の見られ方が変わって

いく事がわからなくなっていまうことを

示しているのではないかと思います。

ここまでの描写から13話の母親との会話を

考えるとあの短い会話ですが透子の心の欠片の

埋め合わせに必要なことを暗示しているかの

ようであると思います。単純に妄想だったという

結論だけではないと思います。これだけでは詳しいことを

考えるのは少しばかり難しく、わかりません。


次にニワトリについての考察ですが、まず5羽しか

いないのはこれも透子の心の欠片の一部であることを

示していると思います。ジョナサンが駆と例えられるの

はおそらく間違いないと思います。

それが駆と会うことによって心の穴の埋め合わせ

にならないことの理由の一つだと思います。

残りの4匹と名前の由来が違うのも駆≒ジョナサン

っていうことを示していると思います。


総称して考察すると欠片は実体がないが存在は

するものである。つまり心理描写の一種であり

そうではないということ。

未来と過去とのつながりを欠片が保っている

ということも考えられます。だから実体がないが

存在する、心理描写であってそうではない

ということにもつながると思います。伏線回収が

されているのかされていないのかはわかりにくく、

どっちの解釈でもつながりは途切れていない

と思います。(分かりやすく回収して欲しかった

ですけど。)

長々と書きましたが私個人の解釈なので

色々と思うことがあるかもしれません。

{/netabare}
まあ、難しかった作品だし、私の解釈は

個人の一つの意見でしかないものです。

私はいろいろ考えられた、わりとよかった作品だと思います。

(伏線の回収をあんまりしてるのかいないのかと思える

展開に見えたのはあんまり良くないとは思いますが・・・)

いろんな解釈で考えてみる一種の文学的な

思考で見てみると面白い作品なのかなと

思います。

10/17 星評価変更、追記

個人的点数評価 75.19点

余談(気にしなくていいです。)
{netabare}
この考察は13話視聴後2時間ちょっとかかって

過去のメモ等をまとめてできました。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 85

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

P.A.WORKSからの挑戦状(?∀?)

男女6人の高校生のひと夏を描いた青春もの。
P.A.WORKSによるオリジナル作品。
全13話。


アニメというより「文学作品」といった印象ですね。
ごく普通のアニメとして視聴を始めてしまうと
置いて行かれる事必至な作品です。
とにかく理解に苦しむシーンや表現が多かった(;´▽`)

テーマは“未来”という事になるんだと思います。
この年頃の情緒の不安定さや心の奥にある不安を
「未来の欠片」という特殊な現象を始めとする
独特な世界観で表現したかったんでしょうねぇ。

これに気付けたのは主人公の母も過去同じように
「未来の欠片」を経験した話を主人公に語った
シーンでした。 …もう後半、遅ッw

揺れ動く多感な高校生を描出するために声優陣も
若い声優さんを起用しているんでしょうね。
違和感なくストーリーに集中する事ができました。

福井県坂井市周辺をモデルに描かれている風景や
背景など作画はとても綺麗に仕上がっています。
OP曲は爽やかで彼らの青春にピッタリでしたよ♬


いやいや、理解にも評価にも苦しむ難しい作品でしたw
まるでP.A.WORKSからの挑戦状のような1本ですね。
そんでも、個人的にはそんなに嫌いではないです。

一様にオススメできる作品とは言い難いですが
文学作品を好んで読んでるよ!という方には
自信を持ってオススメできる作品ですね(・∀・)



《キャスト》
深水 透子(CV.深川芹亜)
沖倉 駆(CV.逢坂良太)
高山 やなぎ(CV.早見沙織)
永宮 幸(CV.種田梨沙)
井美 雪哉(CV.島崎信長)
白崎 祐(CV.山下大輝)
深水 陽菜(CV.東山奈央)
白崎 百(CV.茅野愛衣)



《主題歌》
OP:『夏の日と君の声』/ChouCho
ED:『透明な世界』/nano.RIPE

投稿 : 2024/09/14
♥ : 68

Nagi* さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

視聴者の知識を試すかのような挑戦的アニメ

“意味不明” “見る価値なし”
そう言われても仕方ないと思います。

凪あすに次ぐ、名作になるのでは?!
と、期待値も他作品に比べて大きかったために
その落差が激しく酷評の的に…

しかしアニメの実態は
 ▶ セリフ、設定、全てが理解できない
 ▶ True Tearsよりも謎。
 ▶ 主人公“透子”の声優が明らかに下手くそ
 ▶ 不自然に多用される止め絵
 ▶ ストーリー展開が謎。

まあ、つまり【謎】なんですね

私も思いましたよ。
なぜ最後まで視聴してしまったのかと…

きっと何かしらの謎解き展開が後半に待っている!
P.A Worksは、きっと何かやらかしてくれるんだ!
と待っていた人を奈落の底に突き落とすかのような最終話…

…と。酷評しようと思いました。

でもね?ひとつ気になることがあったんです

それは『幸が多用する文学作品の数々…』
その作品の内容が、もしかしたら意味あるのかも?と

調べましたよ。ええ。
グラスリップの解説を探しまくりました!!

そしたら、出会ってしまったんですね…
とあるサイトに。

すっきりしました
納得しました
あ、好きな作品に変わるわけではないですw

でも、みなさんに見ていただきたい\(^o^)/
きっと疑問を解決してくれることでしょう。

http://matome.naver.jp/odai/2141006607927765901


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、上記のサイトを見た上での再評価を少し。

1.ストーリー
 世の中にあふれてる“目で見る”アニメではなく
 “頭で考え心で感じる”アニメなのだとようやく理解。
 純文学的アニメなのですね…
 ん?そもそも“純文学”ってなんだ?
 ▶純文学=「娯楽性」より「芸術性」に重きを置くもの
 なるほど
  夏目漱石  『吾輩は猫である』
  芥川龍之介 『羅生門』
  川端康成  『伊豆の踊子』のような作品のことらしい…

2.未来の欠片
 この設定を、物語の中心に据えるのではなく
 あくまで若い時代の不安定な心理状態に
 少し色をつけるためのものなんですね。
 そう捉えると、未来の欠片ってあんまり気にならない!
 あれですよ。“中二病”が少しこじれた感じです(笑)

3.会話
 普通のアニメの会話の方がおかしいのだそうです。
 たしかに…リアリティを追及したからこその“意味不明”
 学生特有の言い回し、略語、仲間内でしか通じない言葉
 たくさんあるよね。
 それも含めて考え、感じてほしかったんでしょう

その他もろもろの疑問も、上記のサイトで解決したので
私としては満足です!!


▶これから視聴するひとにアドバイス。

アニメを見るのではなく
小説を読むかのように、現代文の問題を解読するかのように
この作品に触れて下さいっ!

ただ、批判するのではなく
いったん時間をおいて考えてみる。
そんなアニメの見方ができる人には
オススメできる作品ですね。

少しでも皆様の疑問が解決できますよう…

投稿 : 2024/09/14
♥ : 66

60.3 11 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング11位
キャプテン・アース(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (439)
2420人が棚に入れました
高校2年生の真夏ダイチは、夏休みが始まる前の晩にテレビで、種子島上空に突如として不思議な丸い虹が浮かぶのを目にする。「僕はあの虹を前に見たコトがある・・・ 」激しい胸騒ぎに突き動かされ、ひとり種子島へと向かうダイチ。父親の事故死の謎。幼き頃出会った不思議な少年少女との記憶。複雑な思いを胸に島に降り立ったダイチは、とある施設で鳴り響く警報の中、"アースエンジン" と出会う。「君はキャプテンか―」その力が問われるダイチ。天王星から襲来する、謎の完全機械生命体 "キルトガング"の目的とは。満天の星が輝くとき、彼らの戦いが今、幕を開ける―。

声優・キャラクター
入野自由、神谷浩史、茅野愛衣、日高里菜、小山力也、鈴村健一、坂本真綾、工藤晴香、内山昂輝、山本希望、潘めぐみ、豊永利行

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

夕方にやってもいいんじゃない(?▽?)

悪の襲来により滅亡の危機に瀕した地球を救う為
立ち上がった4人の少年少女の姿を描いたSF・ロボットもの。
2クール・全25話作品。


俗に言う勧善懲悪ものですね。
ストーリー的には非常に解りやすい作りになっており
男女問わず楽しめるかと思います。
が、やはり登場メカニックや専門用語が多く難解。
作中の補足説明だけでは理解しきれなかったです。
SF・ロボットものには付き物と言ってしまえば
それまでなんですけどねぇ( ´Д`)
この辺り万人向けとは程遠いかも知れません。

キャラは全体的に明るい感じがしました。
ロボットものによく見られる鬱のような展開は
ほとんどなくライトな気分で視聴できると思います。
敵キャラも含め豊富な登場人物は良かったですね。
特にストーリーの中心となる4人の少年少女の
青春群像劇は見ていて爽やかな気持ちになるほどw

作画やキャラデザはとても綺麗だったと思います。
ロボットの合体シーンなどは丁寧にダイナミックに
描かれていて本気度を伺わせます!

声優陣で驚いたのは鈴村健一・坂本真綾夫妻の共演。
しかもあんな親しい間柄の役とはw
家で仲良く台詞合わせとかやってたのかな?なんて
考えると思わず笑ってしまいましたw
メインキャラは実力のある若手声優が頑張っており
ゲストキャラの声優陣もなかなか豪華です♪

本作を視聴中にたびたび感じたんですが
もう低年齢層向けの作品じゃね?!って事です。
ストーリーや設定、作画はそのままでもいけると思います。
主人公らだけ中学生設定にし専門用語など簡単・簡略化
キャラの掘り下げやバトルシーンを増やせば…
52話の低年齢層向け夕方アニメの出来上がり♪♪
1年・52話かけて低年齢層狙った方が当たったかも
知れませんね( ´艸`) まぁ、今更ですねw


どうしてもオススメしたいというと作品ではありませんが
決して悪い作品ではありません。
ロボット好きな方には1度視聴してみてもらいたいですね。




《キャスト》
真夏 ダイチ(CV.入野自由)
嵐 テッペイ(CV.神谷浩史)
夢塔 ハナ(CV.茅野愛衣)
夜祭 アカリ(CV.日高里菜)
西久保 ツトム(CV.小山力也)
日野 リタ(CV.名塚佳織)
ピーター・ウエストビレッジ(CV.坂口候一)
夜祭 ツバキ(CV.沢海陽子)
アマラ(CV.鈴村健一)
モコ(CV.坂本真綾)
セツナ(CV.工藤晴香)
ジン(CV.内山昂輝)
アイ(CV.山本希望)
リン(CV.潘めぐみ)
バク(CV.豊永利行)
パック(CV.下和田ヒロキ)



《主題歌》
OP
『ビリーバーズ・ハイ』/flumpool(第2話ー第13話)
『TOKYO Dreamer』/NICO Touches the Walls(第14話ー第25話)
ED
『アメジスト』/HANA star. 茅野愛衣(第2話ー第13話)
『The Glory Days』/Tia(第14話ー第24話)
『夜明けのひとりごと』/HANA star. 茅野愛衣(第25話)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 39

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

誰を満足させたいんだ

歯車遊星装置のアバター、デザイナーズチャイルドがマシングッドフェローに搭乗し
オルゴンエネルギー=リビドーを充填しアブリアクションしてギグモード化し
エゴブロックと融合しキルトガングに成り地球に到達すると生命体が滅んでしまう。
それを阻止する為の組織globeのミッドナイトサマーのキャプテン真夏ダイチが
ライブラスターを手にアースエンジン・インパクターのパイロットとして
出撃するのであった…。

【途中評】
もはや病気である。

上記あらすじは作為的だがウソではない。作り手が本気で作っている。
何故これほどまでに複雑怪奇な用語&設定にするのか理解に苦しむ。
雰囲気的にはエウレカやラグりん等の匂いがし既視感があるが
この設定でオリジナルだと強調したいのだろうか?
何にしろやりすぎ。これではかなりの猛者でないとついていけないだろう。
脱落しても仕方ない。
個人的には自己陶酔している様にしか見えない。

そして用語に凝り壮大な設定にした割に中身が薄い。
と言うよりは小さな内容を幾つもの設定で大きく見せている感じ。
今の所、かなり昔(ガンダム以前)の地球を守るロボアニメの程度の内容に思う。
もちろん作画は綺麗だが…一周してこれが新しいのだろうか?
また余分な合体シーンやまどろっこしい戦いや言い回しで時間を浪費してしまっている。
シンプルな戦いにしていればもう1話分くらいの内容を詰め込めたと思う。

また敵味方共に人間模様が描写不足で感情移入できず、危機感も伝わってこない。
(これだけ危機的なのにglobeだけで対応しているのは無理があると思うし…。)
ミッドナイトサマーの面々にも悲壮感が無く余裕があり
どこかゲーム(スポーツの試合の様な)感覚な気がしてしまう。
状況を受け止めている多感な少年達の言動とは思えない。
鬱アニメにしろとは言わないが重圧や葛藤、悩み等を
もっとしっかり描いてくれないと現実味が無く作品に入り込めないです。

このままでは独りよがりの自己満足で終わり
誰の為に作ったのか判らない作品になってしまいそうだ。
個々のキャラ付けは出来ていて可愛く感じる者もいるので今からでも巻き返せる。…かな?
個人的には遊星歯車装置が限りある時間の中で生きている人間の価値に
気付く様な展開を希望している。
まぁとにかく設定に負けないくらいの濃い内容になれるよう
後半はアースエンジン全開でがんばって欲しい。


【総評】
2クールが長い…。
用語難解なので理解するの面倒だし、
中盤のマンネリ感に耐えられず二回程中断しながら何とか完走しました。
やはり古いロボットアニメや戦隊モノの様な展開と
お約束(歯車装置が到達より撃破を目的にしていたり、個々で堂々と向かってくる等)、
スポ根のチームの青い精神論みたいなノリに地球の命運を任せてしまってるのが
どうも好きになれなかったようです。

内容的には幼稚なので深夜アニメファンは満足できない方が多そうです。
用語を簡単にすれば日曜の朝に子供が楽しめそうな感じの作品なので
ターゲット層を間違っているのでは?と思ってしまいます。

ただそれでも最後の方の畳みかけは良く見所はあったのでそこまでキャラの魅力や
急転回などで引き込んでくれれば合格レベルには到達できた筈なので勿体無くもありました。
九回裏に満塁ホームラン打っても中盤の継投に失敗して
5点差以上付いていては負けなんですよね。

全25話というのは増長ですし、これではお勧めは出来ないです。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 34
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

愛は地球を救う

何処かで聞いたことがあるタイトルですがあまり気にしないでくださいw
全25話

キャプテンと聞くと、スポーツ選手や船乗りを想像しますが全然違いますねw
キルトガングという異星人が人類の生命を狙って地球へと接近します。大人たちの色々な策謀が渦巻く中でそれを阻止するために迎え撃つ少年少女の物語です。

4人のチーム名「ミッドサマーズナイツ」そのキャプテンが主人公の真夏 ダイチ(まなつ ダイチ)です。

簡単に書きましたが、結構難しい用語も多くよく分からない言葉が飛び交います。説明もあまりないので何となくこういう意味なのかな~という感じで観てました。

元は単純なのでそれを見失わずに観ていけば問題ないと思います。{netabare}(つまり異星人と戦って勝つということですw){/netabare}

また、主人公達のまわりには色々な組織がありますが中途半端な描写しかありません。

中盤に丁寧に色々なキャラを紹介しているのは分かりますが、キャラによってはちょっと長過ぎたところがありますね。

せっかくの合体ロボ、最初のままだとパターン化しやすかったし2クールは無理だったかも知れませんが、もう少し登場回数が多かった方が良かったです。

もっと4人をクローズアップするお話がもっとあると感情移入できたかも知れません。

お気に入りは超個性的な自称魔法少女(どこかで聞いたようなw)の夜祭 アカリ(よまつり アカリ)ちゃんです。わがまま放題の見えて実は一番みんなをフォローしてましたね。影のキャプテンといったところでしょうかw
{netabare}「たかが宇宙人ごときが、魔法少女をなめんるじゃねぇ!」はかっこよかったですね^^{/netabare}

2クールなのに終盤は結構畳み掛けてましたね〜 もう少しその後の話が観たかったです。(OVAなどであるかも知れませんね)

お話の内容に関しては結構長く感じたのでそれほどオススメしませんが、主人公の名字と同じ真夏の出来事、地球の命運を左右する4人がどう活躍するか興味があったら観てくださいね^^

ED 前半はヒロイン夢塔 ハナ役の茅野愛衣さんが歌ってます。後半はTiaさんが歌ってます。後半の歌が好きですね^^

最後に、「大人達もっとしっかりしなさいー!」とこの作品を観て思いましたw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 29

67.6 12 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング12位
スペース☆ダンディ シーズン2(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (342)
1609人が棚に入れました
スペース☆ダンディは、宇宙のダンディである。そして彼は、宇宙人ハンターである。 見たこともない新しい宇宙人を発見して、新種の宇宙人と認められると報奨金がもらえるのだ。それは、早い者勝ちがルール。宇宙を旅して、誰よりも早く、誰も見たことのない宇宙人を見つけるのが使命。 ダンディは、ポンコツロボのQT、途中で拾ったボンクラベテルギウス星人のミャウとともに、未知の星や異星人と出会う。宇宙の果てへの冒険。見たこともない宇宙人の発見。それが宇宙人ハンターの醍醐味なのだ!

声優・キャラクター
諏訪部順一、佐武宇綺、吉野裕行、石塚運昇、畠山航輔、銀河万丈、ゆりん、桑島法子、矢島正明、井上和彦、大原さやか、神谷浩史、家弓家正、北原沙弥香、木村良平、楠大典、KENN、小林星蘭、沢城みゆき、柴田秀勝、白石冬美、白川澄子、菅生隆之、関俊彦、辻親八、津田健次郎、津田匠子、冨永みーな、中井和哉、中尾隆聖、名塚佳織、浪川大輔、南里侑香、林原めぐみ、久川綾、古川登志夫、牧野由依、三ツ矢雄二、山寺宏一
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ダンディはいつでもどこでもダンディじゃんよ

全13話(分割2クールの2クール目)

今年冬にあった宇宙人ハンターダンディの2クール目です。各話数は1クールに引き継いでますので14~26話となってます。

相変わらずのBBP(バカ、ボンクラ、ポンコツ)メンバーw、この3人じゃないサブキャラのお話と、もちろん主役なので当たり前ですが、ダンディのお話が中心でしたね。

1話完結のお話になっているので観やすいです。

宇宙のお話なので基本なんでもありな展開が待ってますw

オチは基本的に明るい感じで終わるのですが、何話かはちょっと怖かったり、悲しいお話もありましたね。

{netabare}
好きな話は
第14話 オンリーワンになれないじゃんよ
平衡世界の色々なダンディが出てくるお話でした。
その中の一人でネクラなダンディが「もう‥死にたい」とつぶやいたのが印象的でした。あんなミャウやQTだったらネガティブになりますよね~

第17話
転校生はダンディじゃんよ
学校に潜入するお話、学生のミュージカル能力によってレベル分けされてその最下層のメンバーの一人滅茶苦茶地味なソバカスと特訓して上位のものと対決したりとハチャメチャですが面白かったですね~ 地味なキャラは眼鏡を取ると~っていう落ちも面白ったです。ちなみにそのソバカスの声は、ARIAのOPなどを歌っている牧野由依さんでした。

第20話「ロックンロール★ダンディじゃんよ」
居酒屋で遭遇したロックンローラーを夢見て帝国を抜け出してきた帝国の総帥ジョニーとダンディ、仲がいいのか悪いのか分からない2人の関係とオチが面白かったですね。

第23話「恋人たちはトレンディじゃんよ」
宇宙人登録センターの検査事務員のスカーレットが元カレにストーカーされているためダンディが偽恋人になるお話。スカーレットがダンディを少しずつ気になって、ヤキモチを焼くところが可愛かったですね~
{/netabare}

全般に音楽を絡めたお話が多かったように思えます。

話によって面白さの隔たりがありますが、想像つかない展開が多く斜め上のお話が多いので全然飽きませんでしたね。

もし観る機会があれば、頭を空っぽにして不思議な世界を堪能してみてくださいね。

OP 1クールと同じです。この曲がスタートするとダンディが始まると思うぐらい作品に合ってますね。

最後に、ダンディは名前なので全然ダンディじゃありませんw

投稿 : 2024/09/14
♥ : 34

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

BBPよ、永遠なれ(≧▽≦)

宇宙人ハンター・ダンディを中心としたSFコメディ。
分割2クールの第2期となる作品。 全13話。
BONESによるオリジナルアニメーション。


ダンディとQT、ミャウの旅の続編になります。
当然ですが、1期からの視聴をオススメします(*´∀`*)

今作もダンディワールドを堪能させて頂きました♪
笑いあり、涙あり、ラブストーリーありと
バラエティーに富んだ1話完結のストーリーは
どれも前作に劣らず見応え十分でした。
また今作は『ダンディの正体』に迫ります。
ダンディファン必見のお話ですよぉ(・∀・)/″

作画は前作同様でハイクオリティな完成度。
細部まで丁寧に仕上げられ、色彩も豊富。
分割2クールにも納得の仕事ぶりに感動ですw

こちらも前作同様でイメージにピタリと合った
レギュラー声優陣と豪華なゲスト声優にも注目。


この作品のようなオリジナルアニメーションは
今の時代貴重だと思いますね。
スタッフの遊び心がいっぱい詰まった良作でした♪
文才がないので大した事は書けませんでしたが
たくさんの方にこの作品を楽しんで欲しいですw




《キャスト》
ダンディ(CV.諏訪部順一)
QT(CV.佐武宇綺(9nine))
ミャウ(CV.吉野裕行)
ゲル博士(CV.石塚運昇)
ビー(CV.畠山航輔)
ペリー提督(CV.銀河万丈)
ハニー(CV.ゆりん)
スカーレット(CV.桑島法子)



《主題歌》
OP
『ビバナミダ』/岡村靖幸
ED
『X次元へようこそ』/やくしまるえつこ
『かんちがいロンリーナイト』/DROPKIX(第20話)
『WHITE HOUSE』(第21話)
『スペース☆ダンディ』/ZEN-LA-ROCK feat.嫁入りランド(第22話)
『Seaside Driving』(第23話
『All "the thing"s i am... worried』(第25話)
『SPACE FUN CLUB』/ZEN-LA-ROCK feat. ロボ宙 (第26話)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 28

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

また何事もなかったかのように3期をやってほしい

相変わらず何でもありの1話完結SFコメディ。
OPとEDが1期と同じだったのは嬉しかったです。
基本的なノリも1期と同じですが、2期はミュージカル回やロック回、ダンス回などがあり、EDも通常とは違う特殊EDが数回あったりと全体的に音楽に力が入っていて、そのあたりも見所だったと思います。
内容自体は1期のほうが好きな話は多かったですが、「急がば回るのがオレじゃんよ」「恋人たちはトレンディじゃんよ」の回などはとても好きでした。またストーリー以外の部分で、パロディなどの小ネタでクスっと笑えるところも結構ありました。個人的にはミャウとQTが好きなので、2人?が活躍する場面がもう少し多ければなお良かったです。
最終回はいちおう最終回っぽくなってるのですが、また何事もなかったかのように今までと同じノリの3期をやってくれたら嬉しいです。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 22

63.8 13 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング13位
てさぐれ!部活もの あんこーる(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (282)
1485人が棚に入れました
4月。ちょうど1年前、鈴木結愛(ゆあ部長)、佐藤陽菜(ひーな)、高橋葵(あおい)の3人に勧誘されて「てさぐり部」に入ることになった田中心春(こはるん)は、これまでの1年間を思い出していた。
4人でいろいろな部活を考えて挑戦し、てさぐりしてきた12ヶ月。
"ありきたりじゃない高校生活を送りたい"と願っていたこはるんの希望はてさぐり部に参加することによって、いつの間にか叶えられていた。
そして、3年生のゆあ、ひーなの卒業。
そんな大切な12ヶ月の思い出を胸に、今年も新入生を勧誘するべく1年前と同じ場所にテーブルを構えて勧誘活動をする、あおいとこはるん。
今年はどんな新入生が加入するのか?

声優・キャラクター
西明日香、明坂聡美、荻野可鈴、大橋彩香、上田麗奈
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

まさかのアンコールね^^

帰ってきました。てさぐり部^^
ゆあと、ひーなが卒業した後、一体だれが入部してくるのか・・・!

■BD
{netabare}
勢い余って?BD購入しました~^^
オーディオコメンタリーと、○○部ロングバージョンの
テンション高いです(笑)
三方背ボックスにこっそり先代部長がまぎれてます^^
{/netabare}


■第1話
{netabare}
新入生だれにするんだろう、と思ってましたけど
そうきたか・・・!
と言う感じです。

てさぐれ2期は、「メインキャラが年を取らないパティーン」でいくそうです^^

来週から本格始動かな。
{/netabare}

■第2話
{netabare}
「今日はできるだけ動かないようにしてね」
って言ったら本当に動かなくなった件(笑)

動かなくても紙芝居風で違和感なかったかもw
{/netabare}

■第3話
{netabare}
見事な手抜き回でした(笑)
でも、手抜き感が逆に面白かったですね。

これを見ると、普通のバージョンが見れなくなるかも^^
{/netabare}

■第4話~5話
{netabare}
ニコ生で毎週一挙放送やるようになった?のかな?
最近毎週一挙観てます^^

ラジオパートがいつもと違ったところで入ってくるように
なってますね。

バレー回では、「ナイスキー」の解釈で
ラジオパートが入ってきました^^

てさぐれも随分パワーアップしてきてますね♪

(西゜∀゜)アハハハハ八八ノヽノヽノヽノ\/\
{/netabare}

■第6話~第12話
{netabare}
ついに2期も最終回きちゃいましたね~
半年間、毎週楽しみにしていたアニメです^^
梅ベリッチとひーなのニコ生放送も面白かったです

「への誓い」が果たせる日を待ってます~^^
{/netabare}

投稿 : 2024/09/14
♥ : 59

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

まさかのアンコール・・・^^

1期の終盤で2期放送の発表がありました・・・
個人的にはこの独特の作画にも慣れ、楽しんで視聴していたので良かったのですが、1期の評価が賛否両論あったと記憶していたので、想像すらしていなかったのが正直なところです。

秋に1期目を放送し、連続して冬に2期を放送する・・・
アニメの作品って、相応の下準備が必要なんじゃないのかな・・・しかもプレスコだし・・・^^;
などと思いながら、2期の視聴を始めました^^

・・・この作品のスタッフは策士でした。
下準備の期間も十分に無いまま、放送に踏み切らざを得なかったのでしょう・・・
そこを逆手にとっているんですよね・・・この発想にはビックリです^^;
そのため、序盤はキャラの動きに規制があるのですが、それをネタに盛り上がります。
製作現場の大変さが伝わってくるようです・・・^^;
でも、個人的にはこの準備不足ネタにはしっかり笑わせて貰いました^^

てさぐり部のメンバーは以下の通りです。
鈴木 結愛(すずき ゆあ)
佐藤 陽菜(さとう ひな)
高橋 葵(たかはし あおい)
田中 心春(たなか こはる)

てさぐり部のOG
渡辺 美桜(わたなべ みお)

てさぐり部のお手伝い役
園田 萌舞子(そのた もぶこ)
↑親が3年連続六つ子を生んだ18人姉妹なんです(゚o゚;;

1期最終話では、結愛ちゃんと陽菜ちゃんの卒業式で涙しましたが、色々あって(?)今期も1期と同じメンバーで会話劇が進んでいきます^^;

会話劇の内容は、基本的には1期と大きく変わりませんが、声優さんも少しこの現場の雰囲気に慣れてきたのでしょう・・・
弾けっぷりは1期を大きく上回っています。
そして、今期は萌舞子ちゃんも大活躍です^^
彼女の大活躍ぶりにはメチャメチャ笑わせて貰いました^^

そして、もう一つ楽しみだったのがエンディングです。
1期では1つの曲をテーマに背景で踊るてさぐり部4人の踊りが少しづつ上手くなっていく・・・というモノでしたが、
2期ではほぼ毎回エンディングの曲が変わっていました^^
その中でも、私のお気に入りは10話のエンディングだった「Call Me "Lazy"」です。

格好良い曲調・・・なのですが、歌詞が物凄く特徴的なのです^^
初めて聴いた時にはビックリしちゃいました^^;

もし、続編があるなら必ず視聴したいと思います^^

投稿 : 2024/09/14
♥ : 23

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

連続2クールを制作するのが大変だと分かる作品

『てさぐれ部活もの』の2期目作品。
急遽、2期目の制作が決定したため始めのほうの話数では1期目の映像の使いまわしやキャラの動きが少なくなっています。
パラレルワールドという設定で、1期目で学校を卒業したはずの鈴木結愛・佐藤陽菜も登場。
違うネタ(部活)を扱っているという点以外は、1期目とほとんど変わっていません。

最初の方の話数ではキャラがぎこちなく動いたり色彩が淡白な箇所があるので、手抜きと言われても仕方がありません。
ただし、そのようになった事には理由があります。
1期目制作途中で2期目が決定していたそうです。
ただ、制作スタッフに2期目があると伝えるのは酷だと思い、一部の人しか知らない事に。
この記事を読んだだけでもアニメ制作の現場が過酷なのが分かります。
普段、何気なく見ている作品でも作り手側としては苦労の連続。
視聴者側は、毎クール頑張ってアニメを制作している現場の人達に感謝しなければいけませんね。
一番、手抜きされている放送回が第3話でしょうか。
視点を変えてみると、第3話を乗り越えられる事ができれば本作品を完走できると思います。

体育館を使った新しい部活を実践するパートが少なくなっているように思います。
新しい部活のネタを思いつかなかったのかどうかは分かりませんが、部室内での会話パートだけでも十分楽しめます。
内容にクセがあると思うので万人受けするかどうかは分かりませんが^^;

OP曲の歌詞は2番になっています。
その歌詞が始まる前のメロディーに乗せた言葉はアドリブなのかな。
自分は遊び心だと思って笑っていましたが、ふざけているように聞いている人もいるでしょう。
かなり自由度の高い歌になっているのですが、好き嫌いが分かれそうです。

本作品はツボにハマれば面白いのですが、そこまで行く人が多いとは思えません。
冷静に見れば楽屋ネタの女子トークが中心ですからね。
どうか温かい目で見てやって下さい。
1話が約10分なので、お茶請けみたいな感覚で見た方が楽しめると思える作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 22

66.9 14 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング14位
ハマトラ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (908)
5928人が棚に入れました
2014年横浜。ナイスとムラサキのコンビ探偵“ハマトラ”は、事務所としてテーブルを間借りしているカフェ・ノーウェアで仲間たちと一緒に今日も仕事の依頼を待っていた。そんな中、2人の元へと舞い込んだある依頼が、2人と旧知の間柄の警察官・アートが追いかける「連続殺人事件」と、奇妙な繋がりを見せる。その事件は、被害者が全員“能力者(ミニマムホルダー)”というものだった。ミニマムホルダーであるナイスとムラサキも、否応無しに事件の渦中へと巻き込まれて行く…。

声優・キャラクター
逢坂良太、羽多野渉、加藤英美里、神谷浩史、安野希世乃、喜多村英梨、中村悠一、福山潤、村瀬克輝、斧アツシ、秋元羊介、江口拓也、岡本信彦、大橋彩香
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

期待外れの二人のハマトラ

能力者(ミニマムホルダー)のコンビ探偵、ナイスとムラサキの活躍を追う異能アクション。

ジャンルとしては好きな部類なんですが、掴みの一話目は余り面白くなかったです。
人物紹介としても不十分で出演シーンも一緒くたで
一度普通に観たくらいではまだ誰が誰やら良く解らない。
誰が誰だかまた確認しないと…。

ミステリー部分に関しては、あれよという間で自己完結。
導入としてはハイペースだった気がします。
(二回目観たら納得出来ましたけども。)
大きな事件への渦が巻き始めてはいるので今後に期待して観ていこうと思います。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

【人物メモ】
<ナイス>探偵:ヘッドフォン付けて音速移動
<ムラサキ>探偵:メガネを外すと怪力
<バースディ>便利屋:蓄電すると強力放電
<レシオ>医者:眼帯外すとアナライズ&強化籠手
<はじめ>??:食べ物のことで頭一杯 アメ食べて風(衝撃波)使い
<アート>警視:ハマトラ理解者で事件解決に利用もする存在
<コネコ>仲介屋:メガネ&しっぽの仲介屋さん
<マオ>情報屋:中華街の情報屋さん
<ハニー>ボディガード:トラペロ(チョコ)食べて解析、10分後予知
<スリー>ボディガード:本を読んで獣人化
…あと、しまじろうみたいな奴が出てくるけど謎。

※2話感想{netabare}
何だろうコレ。
一回観るとよく分からないまま終わっちゃうんだけど、
二回目ちゃんと観るとおもしろい。
私が疲れていたり理解力が低いからなのかも知れないけど探偵ものとしては
ペースが速く人物紹介がサラッとしすぎで不親切な気もします。
分かると面白い作品なので次回からは一回目から気合いを入れて観てみたいと思います。

こういうのはちょっと予想しながら観ましょうか【予想】{netabare}
ナイスの出身施設の事と猟奇殺人犯とは
『ミニマムホルダーの研究』という点で後半繋がってきそうです。
ラスボス的なのは複数の能力を使いこなしてきそうです。

あと、ナイスの能力発動条件は指パッチンだけかも。
ヘッドフォン付けるのはダミーな気がしてきました。
他のキャラの発動条件も疑っておいた方が良いかも。
{/netabare}{/netabare}

※3話感想 {netabare}
能力格差。この世界がはらんでいる問題点が浮き彫りになりました。
持たざる者の願望を利用したモラルの暗躍・犯行との戦いが
軸となって来そうなのでかなり好みの展開かも。

今回はちょっと悲しい結末でしたが、
タカヒロくんは何故に安っぽいホイッスルをぶら下げていたんでしょうか?
せめて金属製にしてあげても良かったと思っちゃいました。

それとハマトラって、もの凄いコンビだと判明。
貧乏生活なのはお人好しなのかバカなのか…。
たぶん両方かな!?
{/netabare}

※4話感想{netabare}
アートと繋がりのあるボディガード二人組登場。
アートは上手くミニマムホルダーと付き合い
事件解決に役立てている事が伺い知れました。
ハマトラともそのうち協力しそうです。

モラルが挨拶代わりに軽く事件を起こしました。
(軽くと言っても死者出てますが。)
解りやすい動画の伏線で驚きは無く物足りなさも感じますが
動き出しとしてはこんなものでしょう。
こういう対決は好物なので次回以降とても楽しみです。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
温泉回って普通は女性キャラが癒してくれるのに…。
後発ミニマムホルダーが起こした事件でモラルが裏で動いていそうすがほぼギャグ回。
余り深く考えず気楽に観てしまいました。

しかしラストではガスケさんが裏切り!
ミニマムホルダーについて勉強していたのは自身も能力者に成る為でしょうか。
何か裏切った理由がありそうです。

後発ホルダーからは能力移植できないという分析結果が出た様ですが
鑑識官殺したって隠せない所か逆に怪しまれるんじゃないのかな?
裏切りを強調する為なのでしょうけど、殺した意味があるのか疑問です。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
バースディとレシオを掘り下げつつ誘拐事件を解決。
友情物語と協力攻撃が見所でした。

ただマネージャーの動機や計画が甘いので納得行かない所もありますが…
・説明聞いてもチユウをミスティに代えるメリットが低く
 事件を起こすリスクの方が高すぎ
・マネージャーの立場なのに社会的な経済効果を優先に考えているの?
 事件後ミスティのマネージャーになれると思ってんの?
・これミスティと共謀しとかなきゃバレるし色々ダメじゃん
・やるなら本決まりになる前に動いておけ
・チユウが創る良い作品を売り上げに繋げるのはそもそもお前の仕事だろ!?
とか色々思ってしまいます。硬化のミニマムで頭まで硬くなったのかな。

そしてアートの弟の死というのが新たな気がかりですね。
この弟がどうやらアートとナイス達を繋ぐ接点だったようです。
ミニマムホルダーだったのかな? コスモス置いたのは誰?

あと鑑識官の江戸川さん殺したのには意味ありましたね。
彼に成り代わってモラル動いてました…ツッコんでゴメン。
変身能力があるとなると何処で誰と入れ替わっているか分からないので
気を付けて見ておかないといけないかも。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
前回の事件モラルが圧力をかけ強力に糸を引いていた様でツッコミ過ぎましたかね。
頭まで硬化したとか言ってゴメンよ犯人。

アートとナイス達の接点が判明。
能力持たずに卒業した同級生だったとは恐れ入りました。
アートの弟らしき子供も映っていたので大きな事故
…というより研究機関の作為で犠牲になってしまったのでしょう。
物語の根幹に関わりそうですからそのうち明らかになってくるはずです。
【予想】{netabare}
標本になっていたのはこの子で盗まれた脳の持ち主の気がします。{/netabare}

持たざる者の悔しさと持つ者の孤独に上手く焦点を当てた構成でした。
努力し続けてもナイスが常に遙か上にいて友情との板挟みになっている
アートの心情はどれ程のものか…。

そしてラストは衝撃が走りました。
まさかまさかのアートの死。予想できない急展開で悲しみよりも驚きが勝っています。
もし変身できるのがその手に掛けた者ならばこの後アートを装ったり、
既にずっとガスケさんと入れ替わっていた可能性も出てきます。
モラルの変身ミニマムの発動条件(手を翳すだけ?)も含め
その動向がますます気になります。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
色々と酷い回。
元々作画には目を瞑っていたけど、この際言う。やはりヒドい。
人物崩れているし赤茶のシミフィルターみたいなのずっと気になってます。
(最初は意味あるのかもと思いましたが無いみたいだし…。)
能力発動シーンのセンスや気合いも足りなず手抜きに見えます。

沖縄の方言入れたかったのか?キャストも酷い。
緩い沖縄弁程度なら声優さんに任せればいいのに…。

おふざけ回としても今回のシナリオは酷い。
脈絡無く無理矢理沖縄にメンバー集結させるし競技もグダグダ。
あのシーンで寝てる奴に感動や勇気与えられるのが不思議すぎる。

…わざわざ沖縄ねじ込んで何してるんだか。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
スリーの過去背負った罪が明かされる回。
目の前で自分を慕う子供を殺してしまったんだからキツいですよね…。
でもどうしてあんな状況になったのか説明不足。
ハニーとの出会も含めてもう少し丁寧に描いて欲しかったです。
スリーがハニーの暖かな手に救われる場面は見所のハズですが
演出と描写不足でふいにしてしまっています。

事件に関してはスリーの名誉が回復されていないのでモヤモヤします。
子供達を命がけで助ける姿を生中継させるとかして欲しかったな。
「化け物だ!」と言って怯え驚くシーンではないと思うのですが…。
報道陣もカメラ回してなかったり裏口の軍用トラックに気づかなかったりと
ツッコミ所満載でした。

モラルとの戦いを描く全体のストーリーは好きなんですけど
1話1話の作りが雑でガッカリさせられる事が多いです。
次回からモラルがラストに向け本格始動するようなので良い着地を期待しています。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
ながーいこと引っ張ってきた割には雑な感じ。

鬱屈した人間に能力を与えミニマムの力を公にして混沌の幕を開いたけど
崇高な志があるように見えないしや緻密に計算された感じでもない
ここまで酷い状況になるには説得力に欠けます。
理性を失う人間が多すぎ。釘バットとか世紀末だよ。
コメンテイターは理由も良く分からず無惨だし。

まぁ来週明かされる様なのでこれ以上は控えておきましょうか。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
まずは力を欲する者にそれ与え救ってあげた…
そしてその者に対抗するため、また多くの人がミニマムホルダーの力を欲し
やがて世界は平等(欲する者は皆ミニマムホルダー)になる。
って、言うのがモラルの考えのようです。
…浅はかな。
全員が人間だろうとミニマムホルダーだろうと才能や努力や環境で差は出てくるし
平等じゃないって感じるのは結局その人の考え方次第だと思うんだけどね。
「結果平等」って「最高の不平等」だったりもするし。

自分の価値観で勝手に平等を押しつけている様にしか見えないです。
タカヒロ君の仇と共に次回はみんなで成敗かな!?

かなり知的な頭脳犯との戦いが描かれるのだと思ってたけど、それ程のモノではなかった印象。
一般人が愚かすぎるし作画の酷さも手伝い少し萎え気味です。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ナイスとモラルとの対話で多少は彼が知能犯ぽく見えたのは収穫だけど
やはり計画としては幼稚。
力を欲している人達はミニマムホルダーに成れれば何でも良いって訳ではないでしょう?
あんな爪貰っても幸せになれる訳ないから要らないと思う…。

あと超音波殺人ボイスのミニマムホルダーは取って付けた感じが酷い。
生きる上でなんの役にも立たない所かマイナス甚だしい能力で
スポーツ観戦なんかで思わず悲鳴上げたら大惨事になっちゃうし
もう通常生活送れず殺戮マシンとしてしか生きていけないよね。

モラル本人の能力は音速を超えるワープだったけど
どういう理屈か本気を出したナイスの方が上で意外とあっさりKO。
なんで?っていう疑問もあるからスッキリはしませんでした。
折角、発動条件という設定があるのだからそこを突いて欲しかった気もしますし
ムラサキも居たんだからせめてコンビネーションで倒して
『二人でハマトラ』を演出して欲しかったです。

そして最後は何故かアートが復活してモラルを殺害しナイスにも発砲した!?…ってところで終了。
伏線放置した上に謎をぶち撒けて二期に続くみたいだけどちゃんと締めくくりは付けて欲しかったです。
{/netabare}

【総評】
モラルが暗躍し対決に至る全体としてのストーリーは好みの部類だったんですが
能力、個性、発動条件と言った設定が全く生きておらず
各話ごとのストーリーが非常にチープに出来ていて不満が溜まりっぱなしでした。
おまけに作画は近年希にみる酷さでアクションもカクカク。
折角の異能バトルが全く生きてなかったです。
はじめちゃんやコネコやハニーといった可愛い処が
ちゃんと可愛いく描けて居ないのも無惨。
他キャラも含め魅力が引き出せていませんでした。
声優さんについては程々に豪華ではありますが
演技を魅せるシーンも殆ど無かったように思います。

本当に色々目を瞑って『全体のストーリー』を楽しんではいたんですが
結局は次期に丸投げするENDで落胆してしまいました。

二期を観てからではないとちゃんと評価は出来ませんが
一期単体だと最低クラスの評価をせざるを得ません。
まだ観てない人は時間の無駄になるやも知れませんので
二期の評判を聞いてからでの視聴をオススメします。
一見して好みの作風でついつい引き寄せられてしまいましたが今期の地雷アニメでした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 41

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

気軽に楽しめれば悪くないと思います(^^)

《異能の力=ミニマム》
その力を持つミニマムホルダー達の闘いを描いた
バトルアクション、サスペンス作品。 全12話。


横浜で探偵業を営むナイスとムラサキ。
2人がミニマムを駆使し事件を解決していく
王道のバトルストーリーになっています。

ストーリーは王道らしく分かりやすい仕上がり。
難しい用語も少なくスッと作品に入って行けるとかと。
逆にもう少し捻った内容にしてもらったほうが
話しに厚みが出たのでは??と思ったくらいですw
設定や世界観ももう少し凝ったものを
期待していただけに物足りなさが残りましたね(´▽`;)

個人的にオススメなのはキャラと声優陣ですかね♪
能力的にも人間的にも個性溢れるキャラが多数です。
それぞれにスポットを当てたお話も良かったと思います。
声優陣は安定して楽しめる実力派が揃ってました。
特に男性声優陣には大満足でしたね(*´∀`)/″

それにしてもラストシーンには驚かされました。
続編が決まっていないと許されない作りですよねw
二期でどんな結末を迎えるのか期待したいと思います!


良くも悪くも王道バトルものです。
分かりやすい内容で身構えず作品に入って行けるのは◎。
サスペンスやミステリーが好きな方には少し物足りないかも。
気軽に楽しんでもらいたい作品ですねw




《キャスト》
ナイス(CV.逢坂 良太)
ムラサキ(CV.羽多野 渉)
はじめ(CV.加藤 英美里)
アート(CV.神谷 浩史)
レシオ(CV.中村 悠一)
バースデイ(CV.福山 潤)
ハニー(CV.喜多村 英梨)
スリー(CV.村瀬 克輝)
セオ(CV.岡本 信彦)
レイ(CV.大橋彩香)
コネコ(CV.安野希世乃)
マスター(CV.斧アツシ)



《主題歌》
OP:『FLAT』/livetune adding Yuuki Ozaki
ED:『Hikari』/羽多野 渉
                        改No,10

投稿 : 2024/09/14
♥ : 39

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

能力者が迫害されてる中、探偵をやっています!

テレビアニメ・漫画を中心に展開するメディアミックス作品

でアニメ放送に先立って漫画が連載されていました。全12話。


ハマトラと略されるナイスとムラサキは探偵業をしていた。

超能力「ミニマム」を持ち、様々な依頼を受けていたのだ

った・・・。


超能力と探偵業ってどんな組み合わせになるのかなと

思って見ていましたが、探偵云々よりも能力バトルの色が

濃かったように思いました。

様々な事件や依頼の中で何か一つのことが裏を回っていて

嫌な感じがずっと続く展開でしたが、ラストのラストで

あんたはそうするんかいとなってコテっとなってしまいました。

ラストだけでなく様々な場面で二期があるような伏線も

あって、とりあえず次もまだ分かっていく場面があるように

感じるので続きもみようかなと思います。


あんまりストーリーに面白みは感じなかったのですが

バトルは良かったし、声優陣もかなり豪華でそのへんは

良かったと思います。

◆個人的点数評価 73.445点

投稿 : 2024/09/14
♥ : 34

63.8 15 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング15位
Re:␣ハマトラ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (489)
3186人が棚に入れました
多くの謎と衝撃に包まれた前シリーズの最終回。
横浜の街が大混乱に陥ったあの事件から三か月が経ち、カフェ・ノーウェアの面々にも日常に戻っていた。そんな中、ムラサキは、はじめとコンビを組み、再び探偵を始めていた。
まさかの再登場を遂げたと思えば、旧友のナイスに銃口を向けたアートの真意とは…!?アートとハマトラの関係は、どうなっていくのか…!?
アニメーション制作スタジオにLercheを迎え、ロゴも新たに生まれ変わった「Re:␣ ハマトラ」。
前シリーズで、悩みや葛藤を抱えたキャラクターたちが辿り着く応えリプライ、そして闇に包まれた謎が、遂に明らかになる!

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

解決編(・∀・)♪

横浜を舞台に「ミニマムホルダー」と呼ばれる超能力者達の
姿を描いたバトルアクション、サスペンス作品の第二期。
全12話。


続編なので簡単な感想だけ(*´ω`*)φ

衝撃的なラストで幕を閉じた前作から3ヶ月。
新たな事件を発端にストーリーが再び動き出します。
前作から変わらぬ面々の活躍ぶり。
ミニマムを使った派手なバトルアクションも健在。

一期では語られなかった部分や謎に新たな事件が絡み合い
サスペンス感の強いストーリーになっていると思います。
物足りなさが残った一期から比べると深みのある物語に
仕上がっていたと評価します(*´∀`)b

キャラはやはり魅力的、声優陣は変わらず豪華です。
今作の鍵を握る役所を演じる緒方恵美の存在感は流石。
喜多村英梨の幼女ボイス良かったですねw


一期が事件編、二期は解決編といった解釈で良いかと。
両作で1本、2クール作品として視聴すると楽しめると思います。
サスペンス・王道バトルものが好きな方にオススメ♪

評価の星も星なのであまり期待しないで下さいね(^^;)





《キャスト》
ナイス(CV.逢坂 良太)
ムラサキ(CV.羽多野 渉)
はじめ(CV.加藤 英美里)
アート(CV.神谷 浩史)
レシオ(CV.中村 悠一)
バースデイ(CV.福山 潤)
ハニー(CV.喜多村 英梨)
スリー(CV.村瀬 克輝)
セオ(CV.岡本 信彦)
レイ(CV.大橋彩香)
コネコ(CV.安野希世乃)
マスター(CV.斧アツシ)
石神俊一(CV.竹内良太)
スキル(CV.渕上舞)
最恐(CV.緒方恵美)



《主題歌》
OP
『千の翼』/ livetune adding Takuro Sugawara
ED
『Brand New World』/ ayami

投稿 : 2024/09/14
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

やっぱり合わないものは合わない

原作未読 12話

ハマトラの2期です。1期から観ることをオススメします。

オシャレな雰囲気とOP、オシャレな画面の切り替え方(途中からちょっとくどかったですが)、作画も前回より良くなっていますね。

前回観たときに私には合わないと思いましたが気になる終わり方だったので、伏線がどんなふうに回収されていくのか観たくなったからです。

伏線も回収されました。多少疑問はあるものの{netabare}(アートの最後の部分){/netabare}最後もスッキリと終わって良かったのですが、納得できない部分がありましたね。
{netabare}
その1
ノープランでただ敵に突っ込んでいく。
すぐに捕まったり、敵に罠に簡単にかかったり、とても探偵や警察がやることとは思えません。
特に警察は能力者相手に銃だけでは無理なのは分かっているのに対策をしていないのが不思議でした。

その2
敵キャラがあまりにも余裕がありすぎてちょっとイラッときました。特にモモカは自分勝手で最後までかなり苦手でしたね。(そうじゃないといけないのは分かっていますが)
{/netabare}
ハマトラのファン方すみません。最後まで観ましたが、私には合わなかったようです。シリアスな中にも楽しさもありましたが、ちょっと場違いな感じがしました。

最後に、OPはお洒落で曲も好きでしたね。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 36

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

2期になって一番強化されたのがレイさん

異能バトルギャグアニメです
1期より様々な点で面白くなったと思います

物語が大きく動き出し、展開を楽しめたこと
思ったより綺麗にまとまっていたこと
キャラの個性がより引き出されたこと


私個人としては3つ目がハマトラという作品においては
非常に嬉しいポイントです

まず、ムラサキがネタ要員にされてて笑いました
ハジメちゃんが可愛すぎることにも気付きました
ハニーやコネコも悪くないですけどね
そして何よりスーパーサイヤ人化したのがレイでした
かなりの毒舌家になっており、とても笑えました
1期からこんなキャラだっけ?
彼女の一言一言がいちいち面白かったです


音楽面でもパワーアップしていました
まぁこの点においては主観ですね
特にED曲が私好みの温かい曲で気に入ってます


ハマトラらしさ全開の2期でした
そういう意味では特に7話が最高でしたね

ストーリーもわりと好きなほうですが、
やはりハマトラはギャグアニメとして評価したい作品です

投稿 : 2024/09/14
♥ : 30

57.6 16 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング16位
M3 -ソノ黑キ鋼-(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (347)
1781人が棚に入れました
歪で、どこまでも濃い黒。黒が全てを飲み込み、全てを奪い去ったその場所は、無明領域(むみょうりょういき)と呼ばれるようになる。人間の絶望と混沌をそっくり引き写したかのような異形のものたち。彼らはこう呼ばれた。イマシメと。

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ストーリーが弱点なのではなかろーか( ̄△ ̄)

謎の空間の出現と共に目撃されるようになった怪異と
それを撃滅するロボットパイロットである少年少女の
戦いを描いた作品。 2クール・全24話。


大きな災害をもたらした異空間「無明領域」と「イマシメ」と
呼ばれる怪異の調査・撃滅がストーリーの中心。
この災害からの復興を目的とした企業により開発された
ロボット「マヴェス」で任務にあたる8人の少年少女。
この8人の織りなす群像劇が物語に大きな関わりを持ちます。

基本「マヴェス」と「イマシメ」のバトル中心ですが
ホラー要素も多分に含んでいるストーリーなので
鬱々とした雰囲気の中で話しが進んで行きます…。
個人的に鬱展開苦手なんですが今回はがんばりましたw

さすがに2クール、24話の作品という事もあり
設定や世界観などはしっかりと作り込まれている印象。
登場人物も少ない上に難しい用語も少ないの見易いです。
バトルシーンを中心に作画も丁寧に仕上げてあります♪

上記に比べると肝心のストーリーの脆弱さが欠点に
なってしまっているような気がしましたね( ´Д`)=3
話の核になる8人の少年少女を生かしきれてない部分や
インパクトに欠ける謎解きやその真相など勿体なく感じました。
あ、ラストだけは良かったですw 嬉しかったw

声優陣では夏入 サダミ役/飛田展男の演技が
1番光っていたと思いますw 安定のヨゴレ役w
逆にちょっと違和感を感じたのはヒロインを演じた小岩井ことり。
別に嫌いではないんですが今作に関してはイメージと違うかな?
まぁ、あくまでも個人的な意見ですw


2クール、24話のロボットものという事でかなり期待して
視聴しましたが…。う~ん、なんだろ…いまいち??(´▽`;)
どんと来い!鬱展開!って方にはオススメしてもいいかなw



《キャスト》
鷺沼 アカシ(CV.松岡禎丞)
破先 エミル(CV.日笠陽子)
出羽 ササメ(CV.小岩井ことり)
波戸 イワト(CV.前野智昭)
霞 ライカ(CV.矢作紗友里)
真木 ミナシ(CV.柿原徹也)
弓月 マアム(CV.福圓美里)
伊削 ヘイト(CV.村瀬歩)
阿倉 カサネ(CV.前田愛)
夏入 サダミ(CV.飛田展男)
ツグミ(CV.小岩井ことり)



《主題歌》
OP
『Re:REMEMBER』/May'n(第1話~第13話)
『レプリカ』/坂本真綾(第14話~第24話)
ED
『ego-izm』/la la larks(第1話~第13話)
『SABLE』/ナノ(第14話~第24話)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 35

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

罪と罰

全24話 佐藤順一監督作品(たまゆら、ARIA,カレイドスターなど)

東京に人が入れない領域が突如現れました。その領域は拡大しつづけ人類を脅かす存在となります。そこに潜む敵と戦いながらその謎を解き明かすお話です。

監督、路線を変えたのか作画も内容も終始暗く重いお話でした。しかもロボットが出てきますね。

視聴していて凄く長い感じがしました。長いというのは話数だけではなくて気持ち的に視聴しようと思うようになれなくて何度も中断しました。

特に序盤は先が見えないお話で、キャラもそれぞれに背負っているものが多く、丁寧にその背負っているお話を繰り返し行なうので気分が下降気味になります。

終盤にくると色々と謎が解き明かされてきて面白くなってきますが、そこまで行き着くのに遠かったですね。

佐藤順一監督の作品だと思って観ると今までの路線とは全然違いますので注意してくださね。明るい作品が好きな方にはオススメできません。

OP 前半はMay'nさん、後半は坂本真綾さんが歌ってます。
ED 後半はナノさん(蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-の主題歌)が歌ってます。

最後に、佐藤監督の作品は色々と観てきましたが、この作品で監督の明と暗の暗の部分を見たような気がしました。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 33
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

他人の心とは。それを知り信じ思うことは何を意味しており、繋がれる存在なのだろうか・・・

謎の空間である「無明領域」が現れ、それと共に

存在する「イマシメ」とそれらと戦う8人の少年

少女の物語を描いた作品です。

すべての始まりは10年前の事件をきっかけに

出会うことになった{netabare}9人の{/netabare}少年少女たちが

その出会いとその導かれた先にバラバラに

なってそして始まりを告げ、再び出会うことに

なった・・・という感じです。


ロボットものであり、さらに2クールだったので

(苦手なジャンルを長く見るのは辛いですから)

一度は敬遠した作品でしたが

(一話も見ずに決めるのは良くないと思っているのですが)

また機会が巡ってきたことも、最近ロボット系を

多く視聴するようになったこともあって

視聴することを決定した作品でした。


こういう主要となるキャラが多いものはいろいろと

考えがありますから、仲間内でさえ衝突は

するだろうと思っていましたが、やっぱりその通り

になっていてそこはそんなに好きとか嫌いとかは

ないのですが、その根拠が純粋すぎるとか

甘いとかでイマイチそうは確かに思えるというのが

なく、自分の主張だけを押しているそんな

印象を受けて、この作品に関しては少し残念でした。

でも1クール目はあまり深く入り込まず、まだ

何も分からないような雰囲気を出していたように

思いましたが後半の2クール目では物語が突然動き

出したかのようにあっちこっちに傾く感じがして

前半微妙だなと思っていたのが完全に覆されて

いつの間にか時間が経っていて気が付けばもう残り

2話かと思うほど本当に引き込まれる感じでした。


なので1クール目のOP、EDはあんまり印象に残って

いなかったです。(いつもは前半の方がよく印象に

残っていることが多いのですが)

それに比べて後半2クール目のOP、EDはなぜか

強烈な印象を与えていたように思いました。

OPはシリアスな描写が続きOPに入る直前も比較的

(というより確実に)シリアスな展開から入るのに

そして歌詞も彼ら彼女らの心情や信念をうまく書き

表しているように思うのですが、なぜか映像だけが

どうしてなんだと思う感じがしたので印象に強く

残ったのかなと思います。(その意味も{netabare}最後までみると、

ああそういうことだったのかと思います。多分ですが{/netabare})

EDの方はナノさんが歌っている曲なのですが

私はナノさんのファイ・ブレイン二期の「Now or Never」を

聞いて、この人はすごい人だと思って「Now or Never」を

お気に入りに入れていましたが、M3の曲も

ほぼ(たぶん全部が)英語で何を言っているのか

あんまりわからなかったのですが

何度も聞いているうちに結構いい曲じゃないか

と思うようになっていました。


そんな感じで全体としては後半がとても良かったの

ではと思います。ただキャラにはあんまり入り込める

人がいなかったので最後までそこを引きずったまま

だったのが少し残念かなと思いました。

長かったですが面白いと思います。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 26

50.5 17 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング17位
風雲維新ダイショーグン(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (144)
655人が棚に入れました
江戸後期、海外からやって来た黒船により未曾有の危機に立たされた日本。日本に古代から存在する巨大ロボット・オニガミにより、黒船は見事打ち払われ、攘夷は成されてしまう。維新の起こらなかった日本で、物語は始まる!

声優・キャラクター
柿原徹也、川澄綾子、田村ゆかり、荻原秀樹、沢城みゆき

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

cheap and nasty

作品世界の江戸時代には、鬼神(オニガミ)と呼ばれる巨大なロボットが存在したという、異色のロボットバトル作品です。

江戸時代の末期に黒船が来航した折に、鬼神であるタケミカヅキが撃退してしまったために明治維新は起こっておらず、主人公の徳川慶一郎(とくがわけいいちろう)は将軍の御落胤の身分を隠し、長崎の湯屋「桜湯」の女主人、お富の元で育てられていました。
慶一郎は徳川の印籠を使って鬼神スサノオを呼び出し搭乗できますが、童貞でないとダメというカオス設定で、スサノオは主人公が乗り込んだだけでは本来の力を発揮できず、一緒に搭乗する女性のパートナーによって形態が変化します。パートナーは、巨乳くノ一の霧子(きりこ)、ツルペタで人と妖狐のハーフのちはる、男装の女剣士兵庫(ひょうご)の3人で、湯屋が舞台となるため、無駄にサービスシーンが多いです。

中盤まではグダグダした、ただのエロアニメで、後半に入ってシリアスな場面が唐突に挿入されているような印象で、真剣勝負がジャンケンだったり、スサノオがいつも女湯を壊して現れるのがお約束のような作品ですので、こちらも真剣に視聴するには無理があります。主人公は勢いがあっても思いきった実行力に欠けていて魅力に乏しく、バトルパートの鬼神はデザインは悪くなくてもボール投げとにらめっこしてるだけで、ラストもかなり無責任な終わらせ方です。
低予算でも頑張るなら、それなりに作り手のこだわりが必要な事を痛感させられるような作品で、ロボットバトルや、おっぱいの揺れ方やらに異常な執着でも見せてくれれば、愛すべきB級作品として生まれ変われるような気もします。作画をわざとが動かさずに昔の作品の雰囲気を出そうとしたならともかく、大きめなおっぱいを眺められれば満足な方以外にはお薦めできない作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 27
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

日本の駄作ぜよ

維新の起こらなかった日本で、巨大ロボ・スサノオを駆り天下一をめざす男:慶一郎の物語。

【総評】
駄作の本格派。本当につまらない。

序盤は妖艶な和風エロスと主人公達の三枚目路線で「くだらなさ」を武器に関心を引き
後半は大真面目に
「力を求める重義に愛と義を持って立ち向かう」という構成にして
遊び心と義侠心を合わせ持つ慶一郎の生き様を描いているのだが
融合に失敗し上手くかみ合っていない。

序盤の時点でふざけ過ぎて既に誰も後半を真剣に捉え観ていない…そうさせてしまっている。
私自身は真剣路線は何かのギャグなのか?という嘲笑に似た気分で観てしまっていました。
三流なら三流として作品を全うすれば見所はあるのに余計な高見を目指してしまったようだ。

また幕末とロボットの融和も取れておらずその存在が浮いてしまっていている。
「カッコ悪い」という致命的な問題もあるが異質すぎて時代の雰囲気を壊してしまっている。
相手が宇宙生命体という設定ならば話は分かるのだが…。
もう少し日本らしいの文化も取り入れカラクリ風にできなかったものだろうか?
もっと言ってしまうとロボットを出す必要性すらあったのか疑問で人対人で描いた方が
人間関係を掘り下げられたと思ってしまう…。
折角竜馬やら新撰組も出ているのだし…。
まぁそれを言ってはこの作品全否定になってしまうか。

ラストも最終決戦かと思えば単なる前哨戦。
これ以上の発展性もなく続きをやる気もないくせに往生際が悪い。
それと霧子は{netabare}あれで何故生存してるのだろうか?{/netabare}
ご都合主義と言う言葉では片付けられない程の描き方だった。

バトルに関してもハッキリ言ってショボい。動きやアングルにも工夫がない。
恋愛にしても演出不足だし雑で魅力に欠けてしまっている。
何で好きになっているのか伝わらない。
百助とちはるのやりとりの方がまだマシだった。

良い点を挙げるとすれば沢城さんの妖艶ボイスと
丁髷リーゼント位かな…下らなくて良かったと思う。

本当に駄作らしい駄作で「駄作を観た~!」と堂々と言える作品。
駄作マニア垂涎かも知れません。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 25

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

また幕末か……もうどうでもいいや

巨大ロボが存在する江戸時代後期。
黒船が来航したのだが、巨大ロボがいたために明治維新が起こらなかった。
喧嘩ばかりをしていたら いつの間にか長崎を制圧してしまった徳川慶一郎(とくがわ けいいちろう)。
服部霧子(はっとり きりこ)という女性と出会い、最終的には殺人犯に仕立てられてしまう。
服部が犯人だと思った慶一郎だが、真犯人は法光院という女性。
徳川の血を引き童貞であるという条件によって巨大ロボ・スサノオを動かし戦うのであった。

まずオカシイ所は童貞でなければスサノオを動かせない事。
どういうからくりなのか理解できません。
将軍の血を引く人間しか動かせないのであれば、血を絶やさない為にHな行為はしているはずです。
それに大人になれば童貞も卒業しているはず。
いくら若者を主人公にした設定であっても無理があります。

黒船が来航しても明治維新にならなかったという設定ですが、これも少し違うように思います。
確かに巨大ロボがあれば外敵から日本を守る事ができるのかもしれません。
しかし、薩摩や長州などの力のある列藩がいるので政治の実権が変わる事は歴史の流れを考えても当然なのではないでしょうか。
幕府にしか巨大ロボがあるとは限らないですから。

個人的に魅力があるキャラは、ちはるという名前の妖狐の血を引く少女でしょうか。
九州弁の田村ゆかりさんの声は、「波打際のむろみさん」でも使われていますが、綺麗な方言を使っています。
胸の大きいキャラが好きな人には不人気なのでしょうが、性格が明るく声と容姿が上手く合っているように思えます。

あまり画を動かさずに声だけを合わせるのは新しい手法なのでしょうか。
確かにアニメの制作現場は過酷だと聞いたことがあります。
画の動きが変なのは仕方が無いのでしょう。
違和感を感じる作画なので、少し慣れが必要になりますね。

ストーリーと時代設定はメチャクチャ。
エロも中途半端。
無理をして視聴するような作品ではないです。
好きなキャラがいたら見てみようか、という軽いスタンスで見たほうがいい作品でした。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 22

66.7 18 2014年度のオリジナルアニメーションアニメランキング18位
selector spread WIXOSS(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (583)
2985人が棚に入れました
都会に引っ越してきてから、友人もなくただ日々を特に不満もなく過ごしていた女子中学生「小湊るう子」。
そんな「るう子」を気遣う祖母をみかねて、兄がるう子に買い与えたものは、中高生の男女を中心に人気のWIXOSS(ウィクロス)というカードゲームであった。
渡されたカードゲームを開け、中に入っていたある1枚のカードを見ると、カードの中に描かれた少女が突然動き出した。
不思議に思う「るう子」をよそに、その少女は「るう子」にバトルがしたいと言い続ける。その少女の事をタマと名付けつつ、
不思議な事態に困惑している彼女の前に、るう子の事をセレクターと呼ぶ、同級生の紅林遊月からカードバトルを挑まれる。
タマは一体何者なのか?セレクターとは?
希望、願望、欲望。それぞれの想いを胸に少女たちは危険なゲームの渦に飲み込まれていく──

声優・キャラクター
加隈亜衣、久野美咲、瀬戸麻沙美、佐倉綾音、茅野愛衣、赤﨑千夏、釘宮理恵、杜野まこ、新井里美、川澄綾子、小林裕介、石谷春貴、久保田民絵
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

その結末は…

制作はJ.C.STAFFのオリジナルアニメです。
ジャンルはダークファンタジー・TCGです。
全編シリアスなので、暗い話が苦手な方は注意です。


一期「selector infected WIXOSS」のレビュー。
http://www.anikore.jp/review/896050/


販促する気が全くないTCGアニメの分割二期。
一期では少女たちの残酷な戦い、そして絶望するような終焉で幕を下ろしましたw
二期では全体的に漂う雰囲気はそのまま、セレクターバトルの真相と黒幕に迫っていきます。
終わり方に関してはかなり綺麗に終わっているので、その点では安心を。
「終わり良ければ全て良し」です。
でも途中はMPが削られるかもねw


相変わらず上手いと思ったのは「引き」と「BGM」。
とにかく吸引力のあるストーリー展開でぐいぐい引き込まれ、不気味な音楽が盛り上げる。
キャラクターの狂気性も一期でお腹いっぱいかと思いきや、ぶっ壊れ具合がヤバい方が何人かいらっしゃいましたw

みんな大好き、あきらっきー。
前半は彼女の挙動を見ているだけで楽しかったですねw
ヤンデレの処理には注意を払わないといけませんよ…。
あと、たま。
彼女の曇った表情は、こう、加虐心をね、うんw



本作に苦言を呈するならば二点です。

一点目はストーリー構成。
本作は見ればわかりますけれど「点」では予想以上に面白い。
一話一話の面白さは素晴らしいと思うのですよ。
でも、「線」として見るとどうか、ということ。
徐々に設定が明らかになってストーリー自体が面白い、という感じではないのですよね。
本筋と関係ない所の方が面白い。
そういう回が多いから、終盤に怒涛の超展開になる。
でも、超展開になった割に最終回は綺麗にまとめていますからね。
{netabare}ご都合気味だけれども「みんな復活してよかったなあ~」って思えましたし。
るうるう・たま・ユキ、三人の百合感も当方は大満足ですよw{/netabare}

二点目は伏線。
{netabare}一番気になったのは「幼少期のるう子」ですね。
「何考えているか分からない」とかいうやつです。
この伏線はるう子が実は特別な存在だったことを表すのに、大変有用な伏線だったと思うのですが…。
放り投げられましたw
るう子はちょっと内気で優しい、普通の女の子でしたw{/netabare}


総括して、私は今期の主軸として十分に楽しめました。
物語面ではそこまで高評価は出来ないのですけれどもw

どうでもいいですが、やっぱりカードはバカ売れみたいです。
なにが販促になるか、全く分からんな。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 44

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シリアスな雰囲気を醸し出しただけで終わった作品

作画や演出はずっと良かったと思います。
しかし肝心のストーリーが色々と破綻していたのと、登場キャラクターひとりひとりへの感情移入が余り出来なかった(何気ない日常シーンの描写などが少なかったから?)のとで、当初の期待よりもだいぶ低い個人的評価となってしまいました。

決して面白くない作品ではなかったんですけどね(第1期の第8話まではかなり面白かった記憶がある・・・)。
ただ、シリアスな雰囲気をひたすら漂わせたものの、結局終わってみると中身が空っぽだった印象だけが残ってしまい、ちょっと残念。

心優しい少女たちが徐々に精神的に追い詰められていってしまう「まどマギ」的な作風のアニメだと本作と同時期に放送中の『結城友奈は勇者である』の方がずっとお勧めです。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 43

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

selector spread WIXOSSの雑感。

そもそも本作を観始めた当初、本作に期待していたことは、
物語の全容が明らかになったときに
「なるほど!そういうことだったのか!」という謎解きのカタルシス
だったんですけど、これはもう1期終了時点で諦めていました。

なんでかというと脚本が岡田麿里さんだからですw
この理由だと最初から期待してなかったみたいに聞こえますけど、
最初の方は期待していましたよ!w
けれども、設定の整合性だったりは1期の頃から破綻気味でしたし、
私がいくつか抱いた「何故?」という問いに対しても
「想いの力がなせる技」とかそんな答えが返ってくるんだろうなと
たかをくくっていました。

岡田麿里さんは「男子が本当の女子のことを知ったら多分引くと思うよ」
というようなドロっとした生々しい女性の感情だったり、
その感情的なやり取りだったりの描写はすごく上手いと思いますが、
理屈の構築についてはまるで期待できないという
イメージがすでに私の中で定着しておりまして・・・
なので私は2期である本作は、
伊緒奈の体を持ったウリスに対するアキラブリーの百合っぷりを楽しんだり、
アキラブリーの病みっぷりに期待したり、
ルリグとなったイオナの「こんなはずじゃなかった」感を堪能したりと
そういう楽しみ方をしていましたw
あとは「私の中に入ってくるぅぅ」みたいな狙ったようなエロい台詞とかねw

1期、2期と通して言えるのはアキラブリーを眺めているのが
一番楽しいということですw

ストーリーの本筋に関しては
なんとなく予想した通りになんとなく進行していっただけなんですけど、
すでに考察する気力もやる気もない状態だったので、なんとなく楽しんでいました。

なんか酷評みたいになってますけど、普通におもしろかったですよ。
ラストも良かったですし、終わりよければ的な感じでいいんじゃないですかね。
まぁおススメですと言うつもりは毛頭ないですけどね。

「魔法少女まどか★マギカ」の幻影を追って
期待値を上げ過ぎた方にとっては少々残念な出来だったかもしれませんが、
「WIXOSS -ウィクロス-」の販売促進という点で言えば100点の出来だと思います。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 42
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