エログロで戦闘なおすすめアニメランキング 2

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65.6 1 エログロで戦闘なアニメランキング1位
ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略(アニメ映画)

2012年6月23日
★★★★☆ 3.8 (169)
803人が棚に入れました
グリフィスの夢に取り込まれる自分に気づき、対等の友となるため鷹の団を離れる決意をするガッツ。同時に、ミッドランド王国より鷹の団に、難攻不落のドルドレイ要塞の攻略を託される。ミッドランド王国正規軍として栄光を手に入れたかに見えた鷹の団。だが、全ては破滅への序章にすぎなかった……。

声優・キャラクター
岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、梶裕貴、寿美菜子、藤原貴弘、松本ヨシロウ、矢尾一樹、豊崎愛生、小山力也、三宅健太

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

キャッチコピーは「訣別もまた、宿命。」

劇場版の第2作目です。この作品の特徴として内様が段々過激になっていくらしく、1作目はG指定でしたが、この作品はPG12指定になっています。
確かに、物語の核心に近づけば近づくほど描写が過激になっていると思います。

でも人間だから・・・その核心だからこそ過激になるんだと思います。
我々は通常理性で感情や思考をコントロールしています。
普通に生活する上において、感情や思考をコントロールできなくなる事はまずありません。
そこまで切羽詰った状況じゃないからなんですが、人間の核心に迫り理性という箍が外れた先に何が待っているか・・・
きっとこれまで抑え続けてきた欲求の爆発や反射による考え無しの言動なんじゃないかと思います。
そしてそれらは一切がオブラートに包まれることはないのでしょう・・・
だから核心に迫れば迫るほど過激になっていく・・・人間として当然の摂理なのだと思います。
また描写の過激さが増すことで、リアリティも向上していると思います。

今回の物語は、タイトル通りドルドレイという難攻不落の居城を攻略が中心となっています。
これまで何人たりとも寄せ付けず、既に多くの軍勢と共に戦意を失いかけようとしている中、「鷹の団」が立ち上がります。
この難攻不落にグリフィスやガッツがどう挑んでいくのか・・・この作品の見どころだと思います。

これだけだったら、タイトルとキャッチコむしピーとの間に何の繋がりもありません。
居城の襲撃と訣別との因果関係・・・むしろこちらの方が大きく心が揺り動かされると共に、過激な描写への一翼を担っていると思います。

全ては上手くいっていたと思います・・・
キャスカに訪れる絶対絶命の大ピンチ・・・でもちゃんと守ってくれました
華やかな晴れ舞台・・・雰囲気も決して悪くありませんでした。

それでも踏み出さずにはいられない・・・
何がそんなにせき立てるのか・・・

すべてが上手く機能していた歯車に入った亀裂がもたらすモノとは・・・?
これまで何より優先してきたモノを見失うほど打ちのめされ、行き場の無くなったその男の足が向かったのは・・・?
これまでと変わらない日常を過ごしている・・・何も知らないから・・・
それでも変化が急速に足元まで迫ってくる・・・それに気づいた時にとるべき行動は・・・

物語の中盤以降・・・片時も画面から目が離せませんでした。

3部作のうち2作品の視聴を終えました。
物語のラストに描かれていた眼・・・何を見据えていたのでしょう・・・
次が怒濤のクライマックスになると思うと期待もひとしおです。
引き続き、3作目を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんというRシネマっぷりwww

前作はユリウス暗殺後のガッツがグリフィスの語った「友とは対等な関係」という言葉を聞いて、彼の中の価値観が変化しかけたところまででした


今作では100年戦争の天王山となるドルトレイ要塞の戦いがメインに描かれます


特に見所となるのは鷹の団、唯一の女千人長たるキャスカの過去が明らかとなる場面
グリフィスとキャスカの出会い、グリフィスに拘るワケ・・・
さらに彼女がトラウマを乗り越えて成長、宿敵との決着を果たすまでが最大のカタルシス


てかキャスカってこんなに可愛かったか?w
(いや、千羽由利作画でみやむーvoiceのキャスカはくぁわいかったがw)
間違いなく今作のヒロインはキャスカ
彼女の魅力が存分に描かれた章だったと思います


さてさてw
前作でも大胆な殺戮シーンや全裸のシーンなど、多々大人向けな要素を惜しむことなく映像化してみせた「ベルセルク・サーガ プロジェクト」
今作のラストでは原作ファンの皆様ご存知、シャルロット姫との×××が超じっくり描かれますwww


そりゃもう^q^


もはやファンタジーがメインなのかこっちがメインなのかわからんwww
豊崎さんの演技もしゅごいwwwいや、しゅっごいwww


と、いうことでレーティングは【PG12】にこそなってますが、【絶対に子供に見せてはいけません】www


あと最近になって気付いたのは何気に舞踏会にセルピコとファルネーゼがいますね(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

Zel さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

訣別もまた、宿命。

2012年劇場公開作品

ただでさえ長編である黄金時代篇
劇場三部作、全部で4~5時間くらいに纏めるためにはカットするエピソードの選択やメインシーンに使う時間などかなり細かく計算しなければ原作の良さを出すのは大変だと思います

そのうえでなぜグリフィスとシャルロット姫のベッドシーン長時間使ったのか?
描写もあそこまで濃厚で赤裸々にする必要はあったのか?
個人的には必要性を感じず、それで興醒めしてしまった

このシーンに時間を取るなら他の戦闘シーンをクローズアップするなり、カットされたエピソードを映像化するなりして貰いたかった
グリフィスとガッツの一騎打ちなどは迫力があり素晴らしかっただけに残念だった

第一部、第二部と劇場で鑑賞したが今回の事を踏まえ第三部はDVDレンタルにします

シャルロット姫を演じるのは豊崎愛生さん
けいおんの唯や超電磁砲の初春など天然キャラが似合う声優さんです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

67.8 2 エログロで戦闘なアニメランキング2位
妖獣都市(OVA)

1987年4月25日
★★★★☆ 3.7 (55)
239人が棚に入れました
人間界と魔界の数百年に渡る凄絶な戦いは新しい局面を見せ、休戦協定の時を迎えようとしていた。要人の警護にあたった闇ガードの滝連三郎は、魔界の女・麻紀絵と共に、次々と襲い掛かる殺し屋たちと激しい戦いを繰り広げる──。原作は菊地秀行の同名小説。監督デビューとなる川尻善昭が、バイオレンス色の強いストーリーをスタイリッシュな映像美で描いてみせた。

声優・キャラクター
屋良有作、藤田淑子、永井一郎、青野武、横尾まり、大木民夫、戸谷公次、村松康雄、岸野一彦、安藤ありさ、向殿あさみ、沢木郁也、平野正人

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

魔界都市<新宿>よりバイオレンス度が増した作品

菊池秀行 原作(吸血鬼ハンターDなど)
川尻善昭 監督作品

原作未読 約82分 1987年作品

お話は人間界と魔界の共存を妨げる魔界の過激派と闘う人間界の闇ガード滝蓮三郎と魔界側の闇ガード 麻紀絵のお話です。

こちらは吸血鬼ハンターDよりおどろおどろしい魔物が出てきます。

魔界都市<新宿>と比べると大人向けですね~

ゴルゴ13みたいな、ハードボイルドな感じの作品です。

魔物との戦いが主なので、キャラもよく動き見応えはありましたね。

お話もシンプルである要人を守るために戦うのですが、最後まで観るとなるほど!と思うほど、冒頭から散りばめられた伏線を上手く回収しています。

過激な描写が多い作品ですが、菊池作品らしい怪しげな雰囲気がよく出ている作品でした。

吸血鬼ハンターDや魔界都市<新宿>を気に入った方は是非観てくださいね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

首都の闇に蠢く……菊池秀行氏のエロ、グロ、バイオレンス。

菊池秀行氏の原作小説『闇ガード』シリーズは未読。

とにかく情け容赦ない描写が特徴的な本作。
都市に蔓延る欲望、あやかしを思う存分描き切ろうという菊池氏の信念。
その良き理解者である盟友・川尻善昭監督がリミッター控え目で映像化。

美女がいれば陵辱せずにはいられず、
人体はパーツごとに分解して変形、怪物化させずにはいられず、
それらを爪で切り刻んだり、銃で吹っ飛ばしたりせずにはいられない。
さらに魔性としての女の魅惑(※著しく男性目線w)がスパイス。

吹き荒れる暴虐の表現が快楽主義の体現たる“魔”の存在に嫌というくらい説得力を持たせています。

ここまで表現を振り切りながら、シナリオがちゃんと展開し、
着地している所が、原作者の豪腕を感じる部分です。
少なくとも見終わったあと俺はエロ目当てで見たのではない。
このエロもちゃんと必要だったんだ。
と無理矢理開き直ることができる程度には、着地が決まっていますw


登場人物ではジュゼッペ・マイヤート(CV永井一郎=磯野波平)が印象的。
とにかくしょーもないエロじじぃで、{netabare}護衛してやる言うてるのに、
ホテルを抜け出して風俗に行きたいと駄々をこねるw {/netabare}
こやつに比べれば、亀仙人のパフパフなんて可愛いもんですw


菊池氏を信奉する表現者は多く、例えば虚淵玄さんもその一人。
虚淵氏の脚本作品にて、路地裏で魔法少女が殺し合ったりするのは、菊池氏の影響でもあるとかw

本作は現代にも連なる毒の系譜。その一端を垣間見ることができる快作。

あっ……ひっじょ~~~にアダルトなアニメなので、お子様は見ちゃダメだよんw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

激烈!スパイダーウーメンビッグインパクト

菊池秀行原作、川尻善昭監督作品。
人間界と魔界の古きに渡る闘いは新しい局面を見せ、休戦協定の時を迎えようとしていた。要人の警護にあたることになった主人公滝連三郎は、魔界の女・麻紀絵と共に次々と襲いかかる殺し屋たちと激しい戦闘を繰り広げる…。


監督の持ち味とも言えるハードボイルド且つエロティックな演出、摩天楼から漂う妖しさ、気味の悪いグロテスクな魔物、そういった雰囲気や作風は素晴らしい。
1987年製作なので、ちょっぴり古さを感じる所もありますが、暗い中に赤色を巧く取り入れたスタイリッシュな映像は格好良く、光と影の使い方がアニメならではですね。戦闘シーンの血肉湧き踊る激しいアクションも見所です。

物語は単純明快、魔物との戦闘に溢れるエロス、テンポよくポンポン進みます。
上記の通り映像表現に関しては美しさに浸れる確固たるものなのですが、その展開にはもどかしさを感じてしまいました。
この作品、物語には重点を置かず「エロス」を徹底に追求したような生々しい濡れ場が際立つのです。カッコいい戦闘→濡れ場の繰り返しなんですね。

主人公のパートナー、麻紀絵は魔界の女なのに人間を助けているので、同じ種族の魔物達からは裏切り者扱いされます。二つの種族から疎まれる立場であるキャラの苦悩は少なからずあるでしょうし、ワケありなドラマ性が今後語られるに違いない!と思ったら殆ど彼女の過去は語られないのはもったいないなあと。エロに時間かけるのもいいですが、キャラの生い立ちをピックアップして欲しかったですね。
いくらなんでも1日に麻紀絵さんを酷い目に合わせ過ぎです…。
{netabare} 終盤、滝と麻紀絵をくっ付ける為に全部計画していたとかぬかしたじじいの発言。じじいも合わせて上層部たる連中は、魔界の女とはいえ女性を駒としてしか見ていないんだろうか…なんて真面目に考えてしまった。{/netabare}


ファンの方には申し訳ないのですが…暴行シーンに嫌悪感が出てしまった為好きか嫌いかの視点で見ると個人的にはハマれなかった作品です。
しかし劇中登場する敵キャラ、特にクモ女には驚愕しました。ヌルヌル律儀に艶かしく動くその様はまさに蜘蛛そのもの!カサカサやってくるスパイダーウーメンのインパクトときたら、シリアスな場面なのにも関わらず噴飯してしまいました。

「妖獣都市」、川尻監督の演出美やエログロ等語られる方面は多々あると思いますが、私にはクモ女に全部持ってかれた印象です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13
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