とんでもないで自動車なおすすめアニメランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月23日の時点で一番のとんでもないで自動車なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.7 1 とんでもないで自動車なアニメランキング1位
あしたのジョー(TVアニメ動画)

1970年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (159)
772人が棚に入れました
東京・山谷のドヤ街に、ふらりと1人の少年が現われた。矢吹丈(ジョー)と名乗るその少年に一方的にたたきのめされたアル中の元ボクサー・丹下段平は、その動きから天性のボクシングセンスを見いだし、一流のボクサーに仕立て上げんと奮闘する。しかしジョーは、ドヤ街の子供たちを引き連れて乱行を繰り広げた揚げ句、自分に向けられる段平の情熱を利用して犯罪に手を染め、警察に逮捕されて鑑別所・少年院へと送られてしまった。ある日、少年鑑別所のジョーあてに、「あしたのために」の書き出しで始まる段平からのはがきが届く。その内容は、左ジャブの打ち方から始まるボクシング技術の講義であった。時間と体力を持て余していたジョーは、そのアドバイスに従ってボクシングの練習に身を入れるようになり、やがて自分のパンチの切れが、今までと比べ物にならないほど向上してゆくのを実感する。

声優・キャラクター
あおい輝彦、藤岡重慶、仲村秀生、西沢和子、西尾徳、小沢かおる、肝付兼太、広川太一郎、牛崎敬子、桑原たけし

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

☆昭和史上の名作

出崎統先生が26才でデビューしたアニメ史、社会文化史に
輝く名作の評価が定着してます。

おどろおどろしいテーマ曲が昭和~って感じです(*^^*)

出崎マジックといわれる大胆なオレンジの色調とハーモニー
当時のスラム街のリアルさ、対決場面のトラッキング手法

その後のアニメに与えた影響は計り知れないみたいです。


力石さんカッコいいです☆


1970.4.1-1971.9.29(全79話)


虫プロ、フジテレビ

投稿 : 2025/03/22
♥ : 11

みり仔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

力石かっこよすぎます・・・

ボクシング漫画の名作であり、すごい迫力のアニメです。
当時のアニメの作画でも指折の作品。
とにかく男同士かっこいい!もうアツい!
力石かっこよすぎます。
ジョー派が多いんですが、もう力石が!

力石のテーマは名曲です。
山P出演の同名の映画がありますが、みなくていいです。
ほんと力石のテーマ使ってない時点でくそ。
あのシーンでこのテーマ使わなくてどうすんの。
力石の名シーンはとっても多いです。
ジョーの敵キャラですが、彼に注目して見直すというのも新たな発見のある楽しみ方かも!

この漫画に影響されてボクシング始めた男性も多いでしょう。
原作ほしいです。買いなおしたいです。
再放送でみたんですけど、同年代の方にも勧めたいです。
現代のアニメでは物足りない、もっとアツいのくれ!っていう人には大プッシュ!!
ぜひ見てほしいです

投稿 : 2025/03/22
♥ : 5
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

原作はもはや文学作品

このアニメ作品語る前に、
(あしたのジョー)イコールスポ根物という評され方に、
物凄い嫌悪感をおぼえる、
同時期連載及びアニメ化された(巨人の星)こそスポ根ものだが、
(あしたのジョー)はこれらと全く対極に位置する、
スポ根という言葉の定義や各々の捉え方にも拠るが、
あしたのジョーをスポ根一言でかたずけられるのは悲しい、
{netabare}
主人公の丈だが、
出生孤児院孤立無縁唯一自由のみ求め幼少時孤児院脱走繰り返し、
物語始まったドヤ街に流れてきた頃(推定10台後半)になるまで、
どのような形にせよ我が身一つでサバイバルしてきた事は想像できる、

ヤクザ相手の大立ち回りドヤのガキ引き連れ詐欺所業も生きるため、
投獄されても自由を求め抗い続ける様は、
檻に捉えられた野生の獣と同じ、野獣である。

少年院脱走一歩手前で宿敵元プロボクサー力石と遭遇、
完膚なきまで叩きのめされる、
まさに憎いあんちくしょうで、
自由のみ求めてた丈に力石をぶっ倒すという情念が生まれる、

丈にとってのボクシングは同じ土俵で力石徹を叩き潰す手段であり、
以降必然的にボクシングに対峙してく訳だ、

高度成長期アメリカに追いつけ追い越せな国策的精神論、
時代に沿ったであろう根性で富を掴め的なものではない、
丈のそれはもっと根源的な本能、闘争本能というべきものである、

力石と対決する為のボクサーになる方法からして、
プロボクサーにケンカを売り、倒す事で既成事実を作り、、
プロテストでもレフリー構わず相手を叩きのめし、
プロになってからも野獣、野生的側面失わずそれを本質とし、
その戦い方は不可能を可能にする殺し屋、ケンカ屋と評される、
{/netabare}
何それしたいから何それになりたいから、
富や栄光がどうので「頑張る」ではなく、
内なる闘争本能根源とし闘いたいから闘ってる、
{netabare}
物語は一つの岐路を迎える、
力石を倒す一点のみ目的だった丈だが闘いの末力石が死ぬ、
目的失い放心しするも丈はリングに帰る、
顔面打てなくなりドサ廻りに落ちそれでも何故、
ボクシングにしがみ付くのか?
{/netabare}
「燃えているような充実感はいままでなんどもあじわってきたよ…
 血だらけのリング上でな
そこいらのれんちゅうみたいにブスブスとくすぶりながら不完全燃焼しているんじゃない
ほんの瞬間にせよまぶしいほどまっかに燃えあがるんだ
そして あとにはまっ白な灰だけがのこる…
 燃えかすなんかのこりやしない…
  まっ白な灰だけだ
そんな充実感は拳闘をやる前にはなかったよ
 負い目や義理だけで拳闘をやってるわけじゃない
 拳闘がすきなんだ
 死にものぐるいで噛みあいっこする充実感が
 わりと おれすきなんだ」

丈自らが語った有名な一節だ、
(おいらにゃ獣の血が騒ぐ、)尾藤歌う寺山修司の詩は、
こうしてみると丈の本質を見抜き実に的を得てる、

原作者はちばてつや氏と高森朝雄氏であり、
高森朝雄は梶原一騎の別名、
当時(巨人の星)(柔道一直線)等々で売れっ子原作者であり、
今もスポ根の代名詞的存在として認知される氏であるが、
あしたのジョー連載誌(少年マガジン)には巨人の星もあり、
変名には単一的イメージ回避な理由もあった、

加え梶原一騎物というのは語り口や説明事等氏独特の癖がある、
ただ丈以前も以降も幾多梶原作品は存在するが梶原節の顕著さで言えば、
(あしたのジョー)は物凄く薄い、いい意味で梶原物らしくない、

これは、もう一人の原作者ちばてつや氏の筆力構成力さることながら、
丈のみならず登場人物全般においての表現力のたまものであり、
本能情念のまま真っ赤に燃え上がり後には真っ白な灰だけが残る、
そんな最終回に至るまでの、
ちば氏の原作脚本改変(改善)に至っては有名な話である、

梶原一騎氏とちばてつや氏の融合による奇跡的化合物、
ここに漫画でも劇画でもない、
ある種文学とも称される作品としての原点がある、

主人公しかり作品の成り立ちしかり、
スポ根ものという概念から越脱したものがあきらかに存在する。

話をこのアニメに向けると、
当時虫プロによりアニメ化された(あしたのジョー)であるが、
デジタル技術満載の現代のアニメと簡単に比較すべきものではない、

総合監督は出崎統氏だが作画監督は杉野氏、荒木氏等数班体制、
それでもアフレコ毎回間に合わず、
夜中近所外注叩き起こし塗画頼んで廻らざるおえない等、
地獄的スケジュールの中手作り感満載であったらしい、
班違いからくる画の統合性欠如を修正する暇もなかった、
こんな事は容易に想像がつく、

まあ小学生だった当時は画の違い等さして気にもならなかったが、
後に何度も見返すうち、
比較的纏まった絵は杉野氏かな?
荒削りだが時として情念発露にも観えるのは荒木氏だろうか?
そんな妙な楽しみ方を見つけたりもした、
事実手書きでしかありえないとてもいい線や画もある(主観)、

ごく一例だが、
力石戦決着場面は50話ラストに描かれるが、
翌51話の始めにも同場面は流れる、
アッパーカット放つ事により決着するまでの、
ラストの攻防一連の描き方、
これが50話終と51話始点では同じ場面ながら、
演出から作画に至るまで全くの別物で、
纏まりで言えば51話の方が丁寧だが50話ラストのそれは、
作画どうのデッサンどうので一蹴できない、
ラフな中にも構図も演出も絵も情念発露な感じ抜群で、
丈自身の情念とシンクロする様な描写は個人的には大好きだ、

音楽については初期オープニングやエンディングのせいで、
ともすれば演歌的なイメージのみで語られるが、
BGMで数パターン後にボーカル入りも作られた数種の力石のテーマ、
ジャズやロックも加味された名曲だし、
ラテン的なカーロスのテーマも大好きだった、

後半になり絵も落ち着いてきてカーロス登場くらいから、
アニメが当時連載中だった原作に話が追いついてしまう事象が起きる、

雑誌連載同時アニメ放映な場合、
同じ週一でも数ページ連載な雑誌とCM込みでも30分枠のアニメとでは、
どうしてもアニメの方が進話が早いのは今も昔も変わらず、
話を膨らませたり流れの速さを調整したりというのは、
主に各話担当の脚本の妙に依る処大だがその点、
(巨人の星)の様にボール一球投げるのに数週間?
と揶揄される様な事もなく、
登場人物の人となりも壊さずおおむねうまく熟してる様に感じる、
がしかし追いついてしまった以上仕方なし、


アニメ版の丈はカーロス戦後ふらりと旅立つ訳だが、
「奴はまた帰ってくる、奴があしたのジョーであるかぎりな」
そんな丹下段平の言葉は一種願いにも感じた、

後に(あしたのジョー2)として段平の予言は実現するも、
1~2の間には10年以上の歳月が要される、

出崎氏と杉野氏の黄金コンビによりあしたのジョーが、
(あしたのジョー2)で帰って来れたのは、
(宇宙戦艦ヤマト)の再放送から発したアニメブームの到来、
アニメ雑誌や再放送或いはアニメ映画化の慣例化等、
ジョーファンのみならずアニメ文化としての、
一大ムーブメントがあったればこそだろう。

投稿 : 2025/03/22
♥ : 29

計測不能 2 とんでもないで自動車なアニメランキング2位
わんぱく探偵団(TVアニメ動画)

1968年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (8)
22人が棚に入れました
 江戸川乱歩の名著「少年探偵団シリーズ」を翻案して製作されたアニメ。犯行をする際に必ず事前に予告を発し、大胆不敵な手段で貴重な美術品を盗んでいく怪人二十面相。それを追うのが名探偵・明智小五郎と、正義感の強い小林少年、そして子供たちによって構成されたわんぱく探偵団だ。おてんば娘のおトコ、ちゃっかり屋のチビちん、学者肌のまめタン、食いしん坊のでぶとん、自動車を運転できるすてやん。小林少年を団長とする彼ら6人が、それぞれの得意分野を活かして二十面相に立ち向かっていく。変装の名手でもある二十面相は、時には関係者に化けてすぐ傍らに忍び寄っていることも。彼らはその正体を見破り、犯行を防ぐことが出来るのだろうか? 江戸川乱歩の小説では名もなきメンバーも含め大所帯の少年探偵団をここではすっきりとアレンジ。明智はあくまでサブに回り、子供たちの活躍をメインに描いている。

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

日本の歴史上、最大の小説作家・世界に誇る江戸川乱歩の作品

・有名な江戸川乱歩作品
名探偵コナンの主人公、江戸川コナンの名前の由来となっている作家である
さらにこのアニメのライバル、怪人20面相は
現実で、逮捕されれば余裕で1発死刑のとんでもない未解決事件を起こしている(検索してちょ)
色んな意味で有名な作品である

また、名探偵コナンの協力者、毛利小五郎は
このアニメの探偵、明智小五郎の名前が由来
ゲームのペルソナ5にも似たようなのがいる
というかいろんなアニメや漫画にこのわんぱく探偵団の影響を受けたキャラがいる
そういうレベルの作品

・ちなみに・・・
江戸川乱歩はこのアニメ放送時、まだ(ギリ)生存していた
通常アニメは放送になる何年か前に製作が始まっているので
原作の江戸川乱歩が監修として参加していてもおかしくない(記載はないが)
そう考えたら、とんでもない作品と言える

・さすが昭和!!!
第一話から
「イスラム教徒にしか見えない」風貌の「色が黒い」「インド人」が
「幼女を誘拐」するwww
これは今じゃ絶対無理なセッティングですな・・・

・キッズではない・・・
「わんぱく探偵団」と聞いたとき、自分の印象は「小学生の探偵集団の活躍か?」
と思ったんですが、年齢層はよくわからない・・
わんぱく探偵団のメンバーの一人は車を運転しているし
リーダで主人公の小林くんも小学生には見えず、高校生以上もありえる

少なくとも「小学生の探偵集団」ではない・・・と思うんだが
明智は「こどもたち」と呼んでいる
違和感・・・

◯よい

・わんぱく探偵団は愉快で楽しい!
サインは「∨」!!

リーダーで、空手柔道黒帯の「小林くん」、自動車免許所持で、アッシーの「すてやん」、
最年少でパチンコ飛ばしの名人「ちびちん」、存在理由がわからない「でぶとん」、
発明家の「まめたん」、明智探偵の姪「おトコ」(自分は妹だと思っていた)

ちなみに、ちびちんがおトコの弟だというのは
全話鑑賞後、wikiを見て初めて知った

この6人組で構成されている本格的な探偵団・・・「わんぱく探偵団」なのだが
探偵団というより、戦闘集団?
明智の私兵、明智の傭兵というイメージが強い
探偵の仕事や指示は主に明智が、明智の指示を受け調査したりするのはこのわんぱく探偵団って感じだが

意外にも彼らの活動のメインは武器の製造と戦闘
暗殺団からも命を狙われるレベル

・意外にもむっつりスケベな明智探偵
海にて、望遠鏡で美女の水着をじーーーーーっと観察する・・・
望遠鏡の部分(早い話が目の部分)だけが太陽に焼かれていないので
顔は目の部分以外日焼けしているという長時間の観察っぷりwww
その様子を見ていたオト子に肩を叩かれ気まずそうな顔をするなど
女などに興味はない完璧超人かと思いきや、意外にも人間味がある

・怪人20面相
元サーカス団の曲芸師出身
本名は遠藤平吉(えんどう へいきち)
かっこいいです
これぞ理想的な悪役、ライバルではないだろうか!?
決して殺人はしないというポリシーを持ち
さらにはお宝や金ではなく「明智と頭脳で決着をつけるために怪盗をやっている」と断言する
その証拠に、
少しでも明智や探偵団に「出し抜かれた」と判断した場合は
お宝を明け渡したり、返したりしている
自身の偽物が出現した場合はメンツにかけてこれを阻止、破壊する

また、絶体絶命の危機であっても
救出に来た警察や明智に「素顔を見られたくない」という理由から
燃え盛る屋敷の中、一人椅子に座りワインを飲みながら最後の瞬間を迎えるなど
まさに「怪盗」の姿そのものである

wikiより

「どんなに明るい場所で、どんなに近寄ってながめても、少しも変装とはわからない、
まるで違った人に見え、老人にも若者にも、富豪にも乞食にも、学者にも無頼漢にも、
いや、女にさえも、まったくその人になりきってしまうことが出来る」、
「彼自身、本当の顔を忘れてしまっているのかもしれない」
と書かれる大怪盗


◯わるい

・友達の後頭部をバットでフルスイングする小林くん
20面相を騙すため、同級生の後頭部をバットでぶん殴り気絶させる・・・
殺人未遂で逮捕すべき

また、おトコにビンタをかますなどこの時代特有の
DV気質が見え隠れるする・・・

・怪人20面相の都合のいい補正はちょっと・・・・
銭湯の煙突から飛び降りて普通に着地しちゃう、
監獄からも謎のパワーで脱獄する、
10人くらいの警察官が一斉に銃を乱射しているのになぜかこいつには一切当たらないなど、
こいつは頭脳で明智小五郎を出し抜くというより
この都合のいい超展開で出し抜いて逃げているため無敵である
もう「明智小五郎のライバル」とか「偉大な悪役」というか、
ただ「都合よくライバル補正を受けてるだけのおっさん」に見えることがある

・こんな20面相はイヤだ・・・
探偵団最年少の、下手すりゃ幼稚園児にすら見えるチビチンに
スリングショットで邪魔をされ
ブチ切れて追いかけ回し、ぜんぜん距離が縮まらない20面相は見たくなかった・・・

トイレで着替えているところを写真に撮られ、素顔がバレるwwwwwwwwwww
おまけに正体を撮られたフィルムを持つ子猿を2度も逃がす
ひどい・・・


◯the verdict

10/10
探偵団の活躍を刮目せい!!

楽しかった

リーダー小林くんは射撃の名人でもある
変なバッジを専用の銃で撃って相手をひるませる!

小林くん以外のメンバーもそれぞれ射撃が得意で
普段から戦闘訓練をしている本物の明智の「私兵」

ライバル、20面相との命をかけた熾烈な戦いはとても楽しかった!
おすすめのバトルものです!

投稿 : 2025/03/22
♥ : 0
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