栞織 さんの感想・評価
4.0
各話毎の感想になるか・・・?
今期は安価な視聴サービスでは見られる作品が少ないので、久しぶりに少女ものに手を出すことにしました。1話を見た限りでは、ほのぼのとした作品で、作画もまあまあよく、ストーリーも安定していると思います。この手の作品はほとんど見ない私ですが、また、時間があったら続けて見るかなと思います。星屑の魔女さんですが、後の話で何かラスボス的な再登場になったりしそうな気配です。あと母親は明らかに元魔女ですよねぇ。
また何話かしたら評価を書き加えていきます。
★第二話感想 {netabare}
思ったよりもシナリオがよかったので、ラストちょっとうるりんです。このヒロインのイレーナさん、キャラデザインの髪型がなんとなく「ダーカーザンブラック」の銀に似ているんですね。そんなところもあって、気に入って見ています。第一話から一足飛びに大人の雰囲気を漂わせたイレーナさん、弟子のようなサヤとのいきさつは、優しい物語で心温まりました。前回の話もそうでしたが、「グリム童話」などのおとぎ話的展開で話が進むので、懐かしいですし今のところ安心感があります。EDは曲が私の好きなザバタック的で、これもまた趣味にはまっています。たまには少女ものもと思って見始めましたが、ほっとするアニメで今期の掘り出しものです。作画も瞳の表現がいいですね。それではまた。 {/netabare}
★第三話感想 {netabare}
今回は二話収録の形式です。続きものでないような形になってきましたが、まあまあそれでも面白く?話がちょっとほんとにグリム童話にある小話風で、しかも教訓話(と話の中でも言っていたり・・・・。)みたいで、うーん今回はちょっとダルだったかな。でも面白かったです。起承転結もきちんとしていましたしね。二話目のキャラがVガンダムのウッソとシャクティを思い出したなあ。一話目は話の救済がなかったので、「そのまま行っちゃうのかー。」とも思いましたね。イレイナさんの立ち位置が、今回狂言回しに徹しすぎだったかな?ただ安定して見ていられる感じではあります。舞台がほんとにオランダとかドイツ風なのは、見ていていい感じではあります。メルヒェンだなぁー。 {/netabare}
★第四話 {netabare}
今回は一話収録。三話に引き続き問題のある家族を訪れるという話、ちょっと筒井先生の「家族八景」っぽくなってきました。あと私は見てないけど、昔の「ミンキーモモ」の話っぽい感じがしてきたなあ。ミンキーモモって確か夢の国フェナリナーサを探して旅をするって話じゃなかったっけ。その魔女が旅するという部分がこの「魔女の旅々」と共通点があると思う。ただこの「旅々」はもっと現代風で、現代の家庭問題みたいな話になっていましたね。この父親はひどかったけど、娘がそこまでしなくてもみたいな視聴者の感想を引き出すオチだったなあ。寓意的っていうのか。ただ婚約者を残酷に殺されても我慢しろというのはあれだし、そういう出口なしシリーズでこの先も進めていくのかと思います。作画などは安定していて今回もきれいでした。ドラゴンを魔法で攻撃する場面は、Fate風で今風でしたね。
{/netabare}
★第五話{netabare}
今回も一話収録。いきなり師匠のフラン先生の再登場、しかもどう見ても「ハリー・○ッター」の学園風です。うーん、そう来ましたか。いえイレイナの魔女帽子を見た時から、そう気づくべきでありました。ただなんとなくジブリ?の「メアリと魔女の花」風でありましたが。
魔法を使って生計を立てているというラストの話で、「好きだからそうしている」という話、フラン先生の言う事はもっともですが、世の中そう甘くないし・・・・。思わず前に見た「モリアーティ」の園庭の話を思い浮かべてしまいます。ま、「魔女の旅々」ではそんな重い話は出ないか・・・?今回は前回が重い話だったせいか、明るい話にまとめられていましたね。今後もこういうメリハリのついた展開に?それではまた。
{/netabare}
★第六話 {netabare}
一話収録、二話に出て来たサヤが再登場、イレイナとの結婚を夢見るという美少女ものにはよく出てくるギャグ要員、しかしまあかわいいので許す感じ。ラストのまたイレイナとの別離の場面はちょっとシリアスだった。
正直者の国ということで、言いたい事も言えないというあたり、これまた世間の歴史によくある言論統制の話で、今回もちょっと教条風。イレイナの国王への諭しのセリフはまあまあよかった。こういった教訓話とほのぼの話の分量が今のところ1対1ぐらいだけど、教訓話があまりに増えると、ちょっと嫌気がさすかなと思います。もう少しイレイナの家族の話とかも掘り下げてほしい気がします。 {/netabare}
★第七話{netabare}
今回は二話収録、前半は東西ドイツみたいな話で、なんとなくこのシリーズはヨーロッパからの要請で製作されているのではと思っているので、そんな感じの話でした。イレイナの家族の話があったらと前回書きましたが、今回どうもイレイナの母親らしい魔女がその壁のある街を訪れて、小説にそれを書いているっぽい話でしたね。話としてはわりとしかし軽めでした。最初「右と左に別れて」というナレーションが入ったので、つい構えましたが、そんなことはなかったです。狂言回しのサヤが相変わらずでした。今後も時々イレイナの旅先でニアミスが続くのかなと思います。
後半の話は完全にギャグ話、ぶどう踏み乙女の話で、農産物の産地偽装やアニメキャラでの販促の話など、今の世相を感じる話でした。明るくて楽しかったです。ラスト、ふどう踏み乙女が今は村長の妻に収まっているというラストはほのぼのとしました。イレイナさんのぶどう踏み乙女のコスプレは、ファンには評判がよかったのではないかと思いました。愛らしい設定でしたね。 {/netabare}
★第八話 {netabare}
人形師の魔女?の切り裂き魔の犯人をつかまえるまでのお話、イレイナさんが髪の毛を切られて、「ハウル」のソフィーのようになってしまいました。お風呂タイムなどの日常描写は、イレイナさん萌えの人たちにはうれしかっただろうと思います。新しく登場した金髪の魔女はこれからレギュラー化になるのでしょうか。ラスト、ちょっとMな人形師に天誅をくらわすサヤで終わりました。人形オークション会場がGガンダムの闘技場のようだった。どうもあのあたりの人たちが制作にかかわっているのではと思うのですが・・・・。 {/netabare}