ユニバーサルスタイル さんの感想・評価
4.8
愛の恵みで幸せ紡ぐ
プリキュアの映画、はじめて観ました。面白かったです。
おわり
・・・位で終わらせようかと思っていたのですがとんでもない!!
とっても面白かったです。ということでなが~く書きます(笑)
今回の映画は「人形」の持つポジティブなイメージとネガティブなイメージ両方が明示されていて、さながらトイストーリーのようにも感じられました。
人形は長年愛を注ぐことで命が宿る、なんて言われる通り持ち主の愛情の深さを表すと思います。
また逆に人形は無機質な印象、無気力な印象も与えます。操り人形なんかはこちらのイメージが強いように思います。
考えようによっては「人間的」にも「無機的」にも捉えられる人形。
分かりやすいようで、深いです。
人形を題材にしたのは上手いと思いました。話の構成を基盤としてしっかり支えていて、安定感がありました。
しかし!それだけじゃなくて、プリキュアとして、ハピネスチャージプリキュアとしてのテーマも追求されているのが素晴らしい。
『プリキュアは本当に誰にでも笑顔を取り戻す事ができるのか』
見ていくと、ハピネスチャージプリキュアはアンパンマンに近い存在なのではないかと思いましたね。
今回ヒロインのつむぎちゃん。
お姫様のような出で立ちでてっきりひめ(キュアプリンセス)と対になる存在かと思えば、めぐみ(キュアラブリー)との関係の方が深いです。
つむぎちゃんが現れたことで、めぐみは心を揺さぶられます。
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初めて出会う存在にめぐみはどうするのか?
・・・と、若干百合百合っぽく表現してますが、本編の描写から察するとこれは最早友情を超えたものであると確信してます(笑)
(ネタバレ注意)
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話を戻して、本編での彼女について。
つむぎちゃんの踊りは、その発する言葉と流れる音楽と相まって壮観でした。
作画的に踊りが凄いとかそんなことはないのですが、それでも目が離せない。
つむぎちゃん絡みのBGMは本当に秀逸です。
台詞ひとつ取ってもすごく感情が込められてるんです。
声優が堀江由衣さんだということ、中盤でやっと分かりました。いつもの演技のつもりで聴いていたら気付かなかったです。
特にこの台詞、聴いた瞬間鳥肌が・・・・。
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つむぎちゃんの心の叫びが痛いくらいに響いてきて、堀江さんいやほっちゃんすげえなあと改めて思いました。
プリキュアを務める若手勢に貫録を見せるような迫力でした。
ただ一つ、本来のターゲット層である子供にああいう苦悩や痛みが理解できるのか、とは思いました。
なんとなくプリキュアと妖怪ウォッチ好きは同じくらいの年齢層に思えるのですが、中学生くらいが見た方が共感できるような気がするのです。
となると、話を理解してもらうより絵で魅せる方が賢明です。
子供の頃見たアニメは内容自体は忘れてしまっても、印象的なシーンはいつまでも覚えているものだと思います。
おそらくこの辺りは印象的だったと思います。
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眺めているだけでも凄いと思える絵ばかりでした。特に後半は見所だらけ。
おそらくそれが作り手の狙いなのでしょうね。
見終わった後でごちゃごちゃしてしまったのでまた書き直そうかと思います。
いや、とにかく良い映画でした。恥ずかしさを忍んで観に行った甲斐ありました。こういうアニメに弱い!
そういえば、子供より大人が泣いている姿がチラホラ見られました。それがとても脳裏に焼き付いてます。
蛇足
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