黒猫で姉妹なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの黒猫で姉妹な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月09日の時点で一番の黒猫で姉妹なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.0 1 黒猫で姉妹なアニメランキング1位
寄宿学校のジュリエット(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (544)
2656人が棚に入れました
寄宿学校、ダリア学園。孤島に佇むこの名門校には、敵対する2つの国の生徒が通い、日々、争いを繰り返していた……。そんな状況の中、東和国寮の1年生リーダー、犬塚露壬雄と、ウェスト公国寮の1年生リーダー、ジュリエット・ペルシアは、実は秘密の恋人同士! 犬塚の告白ではじまったこの恋は、学園中の誰にも! 絶対!! 何があっても!!! バレちゃダメ!

声優・キャラクター
小野友樹、茅野愛衣、佐倉綾音、嶋村侑、日高里菜、小倉唯、神谷浩史、杉田智和、細谷佳正、下野紘、立花慎之介、喜多村英梨、興津和幸、上坂すみれ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アレンジされたロミオとジュリエット セミドンもあったよ

ダリアはウェストと東和の間に挟まれた島で両方の国から学生が来ている。平和を装っているが、裏で敵対しており、犬塚とペルシアは秘密の恋人。1話の告白シーンがすでにクライマックスでちょっと竜頭蛇尾気味な感じはあったかもしれない。なので、内容の評価は個人的にはそんなに高くはない。それでも、飽きずに最終話まで見ることができるくらい良いテンポであった。原作がまだ続いているので、もしかすると2期があるかも。アニメを見て原作を読みたい気持ちになった。

女の子のキャラクターはみんな可愛い。ペルシアを慕うスコットが完全にギャグキャラで扱いのひどさは面白い。

OPはfripSideのLove with You。1番と2番で歌詞の視点が変わるらしい。EDは飯田里穂のいつか世界が変わるまで。犬塚とペルシアが世界を変える決意を表している。どちらもアニメにしっかり寄り添った歌詞。

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。

寄宿学校、ダリア学園。孤島に佇むこの名門校には、敵対する2つの国の生徒が通い、日々、争いを繰り返していた……。 そんな状況の中、東和国寮の1年生リーダー、犬塚露壬雄と、ウェスト公国寮の1年生リーダー、ジュリエット・ペルシアは、実は秘密の恋人同士! 犬塚の告白ではじまったこの恋は、学園中の誰にも!絶対!!何があっても!!!バレちゃダメ!

1. 犬塚露壬雄とジュリエット・ペルシア
寄宿学校・ダリア学園には、2つの国の生徒が通っている。東和国とウェスト公国。隣り合う両国は敵対関係であり、学園においてもその関係は変わらない。そのせいで、東和国の1年生リーダー『犬塚露壬雄』は恋に悩んでいた。長年の想い人は……敵国ウェスト公国の1年生リーダー『ジュリエット・ペルシア』。悩みに悩んだ末、告白の決意を胸に犬塚が動き出す!

2. ロザリオとジュリエット
今日も今日とて対立しあう東和国・黒犬の寮(ブラックドギーハウス)の生徒と、ウェスト公国・白猫の寮(ホワイトキャッツハウス)の生徒。そんな中、犬塚とペルシアは初々しくも秘密の交際を続けていた。そして迎えた3か月に一度のダリア街への外出許可日。誰にもバレずにペルシアとデートをするため犬塚は秘策を考えていた。それはペルシアに黒犬寮中等部男子生徒の変装をさせること! ハプニング続出、綱渡りのデートが始まる!

3. 露壬雄とシャル姫
付き合って1か月の記念日を祝う約束をした犬塚とペルシア。その頃学園はある生徒の復学にざわついていた。その生徒の名は、ウェスト公国第一王女『シャルトリュー・ウェスティア』。白猫の生徒たちからの歓声を受け、悠然と赤絨毯の上を歩くシャル。その姿に反発する黒犬生徒を代表してシャルにつっかかろうとした犬塚を、予想だにしないシャルの言葉が襲う。「君、ペルシアと付き合ってるでしょ」。--秘密の恋、早くもバレる!?

4. 露壬雄と蓮季
迫る中間テストに向けて勉強合宿をはじめた黒犬の生徒たち。犬塚に頼まれたペルシアも、『ジュリ男』に変装して合宿に参加することに。合宿で教師役を務めるのは、犬塚の幼なじみの『狛井蓮季』。ひょんなことから犬塚は、その蓮季の献身が自分のためのものだと知ってしまう。ペルシアとの本当の関係を告げられない自分の不誠実さに思い悩んだ犬塚は、ある決心をして……。

5. 露壬雄と体育祭
体育祭が近づくダリア学園は、練習に励む生徒たちでいつもより賑やか。どうしても乗り気になれない犬塚の前に、白猫の少年・『アビ・シニア』と、彼を慕う少女・『ソマリ・ロングヘアード』の2人があらわれる。監督生(プリフェクト)を目指すアビは、白猫の寮内での人気を不動のものにするためにペルシアへ接近しようと試みる。当然、黙ってはいられない犬塚だったが……!?

6. ジュリエットと体育祭
ダリア学園の生徒たちが『MVP』を目指しそれぞれの闘志を燃やす中、ついに体育祭がはじまる。中でも「MVPを取ったらペルシアになんでもひとつ言うことを聞いてもらえる」という約束をした犬塚の気合いはものすごかった……。黒犬、白猫ともに一歩も譲らぬまま競技はすすみ、ついに同点のまま7種目目の「棒倒し」--「スティック・ダウン」を迎える。事件は、その時に起こった。

7. 露壬雄とジュリエットと体育祭
体育祭は最終競技「騎馬戦(キャバルリー・バトル)」での、犬塚対アビの対決によって決着したかのように思われた。そんな時、犬塚の挑発によって、前代未聞の延長戦が実現。満足な結果を出せないまま体育祭を終えようとしていたペルシアへの、犬塚の思いやりだった。しかし、勝負は勝負。お互いの気持ちを尊重しているからこそ手抜きはできない。全力でぶつかりあう2人の、そして体育祭の決着は、思わぬ形で訪れる!

8. 露壬雄と監督生
学園近くの湖岸で豊作祈願の祭りが行われることを知った犬塚は、いつものようにペルシアをデートに誘い、約束を取り付ける。祭りを前に浮かれる犬塚の前に現れたのは、『王 胡蝶』と『王 手李亞』の双子姉妹。見た目こそ幼い2人だが、実は14歳にして高等部2年にまで飛び級し、黒犬の寮の監督生(プリフェクト)をも務める天才児だった。2人に行動監視されながら、犬塚は無事にペルシアとデートできるのか!?

9. 露壬雄とシャルとプレゼント
ペルシアの誕生日を一週間後に控え、プレゼントの入手方法に悩んでいた犬塚は、双子のお使いでダリア街へ外出する許可を得る。しかし、勢いよく街に繰り出したものの、なかなかプレゼントを決められない。そんな時、街中で偶然シャルと遭遇。プレゼントのアドバイスをもらうために、しばらく一緒に行動することに。予想だにしなかった、犬塚とシャルの買い物デートはトラブルばかりで……!?

10. 露壬雄と藍瑠
シャルとの買い物を終えて部屋に戻ろうとした犬塚の前に立ちはだかったのは、黒犬の寮の監督生(プリフェクト)にして犬塚家当主、そして犬塚の兄である『犬塚藍瑠』だった。いくつかの不審な点を挙げ、犬塚が白猫と内通しているのではないかと疑う藍瑠。兄に対しては従うことしかできない犬塚は、一週間の監視生活を受け入れる。しかし、それはペルシアの誕生日と重なっていて……。

11. 露壬雄とジュリエットと誕生日
ペルシアの誕生日当日。前夜のことを挽回するため、なんとかしてペルシアと話そうとする犬塚だったが、犬塚の身を案じるペルシアから「今は会いたくない」と拒絶されてしまう。目に見えて落ち込み、完全に授業に出る気を失くしてしまった犬塚の姿を見かねたのは、蓮季だった。「授業、サボっちゃおっか?」。犬塚を元気づけるため、蓮季による楽しい学校めぐりがはじまる--!!

12. 露壬雄とジュリエット
白猫の寮に乗り込んでペルシアの誕生日を強引に祝おうとする犬塚。寮内でペルシアを探すうちに、白猫の寮の監督生(プリフェクト)代表『ケット・シィ』と遭遇してしまう。ペルシアに会うためにケットに立ち向かうが、まったく太刀打ちできない。監督生代表との力の差に打ちのめされながらも、犬塚は諦めず、猛然と窓に走りはじめる。その先に待つものは--。犬塚とペルシア、世界の壁を越えて、2人の手は繋がるのか--!?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

久々の正統派ラブコメ♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
クラシカルな良さの目立つラブコメでしたね。EDの90年代感からいっても、狙っているのかな?って思いました。

アニメの登場人物に萌えたのは、かなり久々かもしれません。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
むしろ犬塚が可愛い(笑)

いや、それはさておき、本作で一番好きだったのは蓮季かな。やはり、「報われないサブヒロイン好き」としては、ね(笑) 久々に、アニメのキャラに萌えましたw

さて。

ラブコメは、これで良いんだと、再確認しました。

捻った展開も必要ない。シリアス過ぎる展開もマストではない。

ちゃんとキャラクターが良くて、適当にラブラブコメコメしてればそれで良い。

あとはやっぱり、主人公(男)の魅力は大きいですね。基本、アニメの女の子なんて大抵可愛いく作られてるのでw、あとは、二人の仲を応援したくなる主人公かなんですよね、ラブコメの成否って。

サブキャラも、ちゃんとサブキャラらしい程よい立ち位置とキャラの強さ。特にマル君は良かったですね。最初はただの外道雑魚でしたが、次第に可愛くなっていきました(笑)

2期が楽しみな展開で終わりました。待ってますよ♪
{/netabare}

【余談~ 剣道通信簿(10話剣道シーン) ~】
{netabare}
「まあ、防具もつけないで剣道やるなよ」というのは今さらなので、それ以外の減点項目を。

①犬塚兄の袴の結び方、結び目が蝶々結びになってますが、小学生とかがやるダサい結び方です(-1点)。

②犬塚兄の竹刀、よく見ると鍔の上(刃部に近い方)に鍔止め(ゴム性の部品)がついてます。逆です(-2点)→次のコマでは正しくついてたけど。

③通常、竹刀の竹は4ピースで1本になりますが、作画を見る限る6ピースで1本になってます。ごくわずかに、素振り用でそういうのも見たことありますが、通常は使いません(-2点)。犬塚の中結いの位置が竹刀の真ん中辺りにありますが、規程上、全長の4分の1と決まっています(-1点)。

ということで、短いシーンでしたが、ほぼ良いところなし。5段階で1って感じですね。道着や袴の色合いや質感は悪くなかったです。加点はそこくらいかな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
どんな世界観? THEラブコメって感じだな。好きな娘にイジワルするとか、そんな感じだなw 恋愛要素もギャグ要素もバランスよく、なかなか良い感じだな。

2話目 ☆4
犬(スキスキしつこい犬塚)と猫(ツンデレペルシア)か。顔芸(笑) 匂い(笑) なんだろう? むしろ犬塚に萌えるw ラメーンw

3話目 ☆3
ペルシアの為に、従うか。本当に何があったの?(笑) シャル姫をいじめている時の犬塚、楽しそうだなw 嫉妬か、、、。友情なら、まあ良し。しっかし、蓮季は、「報われないサブヒロイン好き」としては、なかなか萌え度が高いかな♪

4話目 ☆5
蓮季、眼鏡っ子だったか♪ 勉強って、真面目か(笑) 子羊のおっぱいは笑ったw あれ、何次方程式のグラフだよ(笑)? 因数分解って、中学の範囲じゃねぇか(笑) 即バラすなよ(笑) 蓮季、好きだからこそ、だよな。泣き顔に萌えたw 犬塚の好感度が下がる回だったな(笑)

5話目 ☆4
不埒(笑) 犬塚は可愛いな~(笑) ペルシア、ダメダメだなw なんか、作画怪しい? 私の為に争わないで(笑) いや、好きな子(彼女)の料理なら、男はなんでも美味しいさ。ただ、嫁さんになって毎日ならキツいかもだけど(いや、未婚だが)w 蓮季、切ないな~。新キャラ? 頭踏んでたの忘れてたわ(笑) エヴァネタw こういう生真面目さと可愛さが、犬塚の良さだよな。

6話目 ☆4
しょう、らい(笑) 王女様の怖さ、好きだな。マルみたいな立ち位置も、好きだな♪ 死ぬぞ(笑)

7話目 ☆4
まあ、おっぱいクソ野郎、は、ラブコメ的には良いラインかな。剃毛しよっか(笑) まさかの盆踊りw お見舞イベント。定番ながら安定の萌え。

8話目 ☆3
新キャラのロリ双子。マルくんトリオ、可愛いな~。ロミジュリ、目立ち過ぎだろ。誰だよ、クソ返事おじさん(笑) ほっこり良い話。ペルシアさん、マジ天使w 兄貴なんだね。

9話目 ☆3
メガネパンツおじさんのフィギア(笑) いやいや、彼女いて、手を引く理由なんてないだろ。シャル、ドM?

10話目 ☆3
ブラで、即捨てられたw

【剣道通信簿】
「まあ、防具もつけないで剣道やるなよというのは今さらなので、それ以外の減点項目を。①犬塚兄の袴の結び方、結び目が蝶々結びになってますが、小学生とかがやるダサい結び方です(-1点)。②犬塚兄の竹刀、よく見ると鍔の上(刃部に近い方)に鍔止め(ゴム性の部品)がついてます。逆です(-2点)→次のコマでは正しくついてたけど。③通常、竹刀の竹は4ピースで1本になりますが、作画を見る限る6ピースで1本になってます。ごくわずかに、素振り用でそういうのも見たことありますが、通常は使いません(-2点)。犬塚の中結いの位置が竹刀の真ん中辺りにありますが、規程上、全長の4分の1と決まっています(-1点)。

ということで、短いシーンでしたが、ほぼ良いところなし。5段階で2って感じですね。道着や袴の色合いや質感は悪くなかったです。加点はそこくらいかな。」

負け前提の作戦は、なかなか熱いね。犬塚の場合、片想い期間が長いから、説得力も増すな。ロミオとジュリエットだからな~。

11話目 ☆4
作画怪しいかな? どんな壁ドンだよ(笑) 蓮季はかわいいな~。犬塚の高感度、下がるな~。アビ、変わりすぎだろ(笑) こんにちんちん、お坊っちゃま君かよw

12話目 ☆
ブラが証拠品だ(笑)! ガチ決闘。マジで死んでたらどうするって話だな。いやいや、ロザリオの防御力、半端ないだろ。揺れるし。なぜ赤ちゃん言葉w 2期、全然いけそうだな。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 31
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ギャグ満載のロミオとジュリエット

原作未読/※最新話視聴にあたり最下部に追記

私は昔から『週刊少年ジャンプ』や『週刊少年マガジン』などのラブコメ枠にある作品が大の苦手で、まともに最後まで観終えるほどに楽しめた作品があまりありませんでした。ともあって、この『寄宿学校のジュリエット』も少年マガジン連載中のラブコメ漫画をアニメ化したものとあって、あまり期待せずに視聴したところ…。

物語の簡単なあらすじから“犬塚の告白ではじまったこの恋は~”と事前に知っていたにも関わらず、第1話の告白シーンでちょっとうるっと来てしまったw 続けざまに第2話を視聴したところ、ベッタベタなネタながらも笑ってしまう自分がいたりと、どうやらこの作品は私でも楽しめるものとなっているようで、すでに結構ハマり始めている。

ヒロインのジュリエット・ペルシア(声:茅野愛衣)をはじめ狛井蓮季(声:佐倉綾音)など登場する女の子が可愛い点も良かったが、ペルシアの側近・スコット・フォールド(声:神谷浩史)や、悪っぽい空気を醸し出しているがどこか残念なキャラ・丸流千鶴(声:杉田智和)など脇を固める男どもがツボで、神谷さんと杉田さんの演技力も相成ってかなりお気に入りのキャラとなっている。

上記の声優さんに加えてナレーションは黒田崇矢さんだし、小野大輔さんや上坂すみれさん、喜多村英梨さん、小倉唯さんなどなど声優陣も豪華絢爛。

今期視聴中のアニメにおいて、私の中でダークホースとなった一作。


▼第1~11話
{netabare}このレビューをアップしたその足で続けて視聴したところ、最新話となる第9話まで一気に観終えてしまった。テンポがいいので止まりませんねこれ。少年漫画誌が原作ともあって、男心をくすぐるパンチラだったり適度なえっちさも好印象。

さて、前述に記したキャラに加え続々と新キャラが登場してきたわけですが、どのキャラも多種多様に個性的なものばかり。シャル姫はその王女気質で物語を盛り上げてくれます。百合的キャラかと思えばそうでもないようで。

体育祭で登場したアビやソマリはキャラが良くお気に入りコンビとなりそうだったけれど、それ以降登場せず。使い捨てってわけでもないんだろけれど、もう少し観たかった。

話としては、第8話・王姉妹とのお祭りエピソードが好きでした。先が読めてしまう王道展開だったけれど、期待を裏切らないやさしい結末に和まされました。

この作品はラブコメなので女の子の登場シーンが多いのは仕方ないし喜ばしいんだけれど、スコットと丸流が出てくるとやっぱ笑いが増えるのでもう少し出番を増やしてほしいw 特にスコットはいまのところほぼハズレなしで笑わせてくれる素敵なキャラなので現時点で一番のお気に入りとなってしまった。

ちなみにナレーションの黒田崇矢さんは、黒犬の寮の寮監だけでなく、モブキャラの警官としても登場してました。私の中ではどうしても龍が如くの桐生一馬をイメージしてしまうのだけれど、かなり桐生さんとは違った声質で警官を演じられていたのが新鮮で面白かったw

第9話では、シャル姫、ロミオに惚れちゃったかな? といった展開。最後にロミオの兄でお堅そうな藍瑠との対面で終了。険悪そうな空気が漂っていたがこの兄弟はどうやら因縁めいたものがありそうなので楽しみだ。

第10話、ペルシアの誕生日を祝いたいがために奔走するロミオ。そしてその二人を邪魔するためだけに登場したようなロミオ兄の藍瑠。物語上、弊害となるキャラが必要なのは分かっているけれど、キャラデザも良かったし演じているのが小野Dなので、ちょっと使い方が勿体ないなあなんて思ったり。

第11話、えっちネタ大目のおっぱい回だった印象。ビリヤードのキューでおっぱいを小突いたり、バター犬ならぬ餌ヒツジだったりと少年誌の連載モノに相応しい? えっちなものでした。またここに来て新キャラとして登場した残念なイケメン・ケットがなかなかに良かったのでもうちょい早めに登場して欲しかったなあなんて思ったりw M・ジャクソンの「ポゥー!」は笑ってしまったw{/netabare}

▼最終話&総評
{netabare}この作品は、ストーリーよりもギャグが私のツボとあっていたこともあり、ギャグアニメとして観ていたことや、上記のバレなしレビューで記したように登場するキャラに魅力ある人物が多かった点で、楽しませて頂きました。原作を読んでいないので詳細は分かりませんが、アニメ版の閉め方としては綺麗に終われたものかと思います。完全に私的見解だけれど欲を言うならば、私のツボキャラ・スコットをもっと観たかったw{/netabare}


▼キャスト
犬塚ロミオ:小野友樹
ジュリエット・ペルシア:茅野愛衣
狛井蓮季:佐倉綾音
シャル:嶋村侑
王胡蝶:日高里菜
王手李亞:小倉唯
スコット:神谷浩史
丸流:杉田智和
ソマリ:喜多村英梨
サイベル:上坂すみれ
ケット:興津和幸
藍瑠:小野大輔

▼制作
アニメーション制作:ライデンフィルム
原作:金田陽介/漫画:既刊11巻
監督:宅野誠起
助監督:臼井文明
シリーズ構成・脚本:吉岡たかを
キャラクターデザイン:森本由布希

▼主題歌
オープニングテーマ「Love with You」歌:fripSide
エンディングテーマ「いつか世界が変わるまで」歌:飯田里穂

投稿 : 2025/01/04
♥ : 32

63.9 2 黒猫で姉妹なアニメランキング2位
夏のあらし!(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (253)
1578人が棚に入れました
夏休みを利用して田舎の祖父の家に泊まりに来た八坂一。彼はたまたま涼みに入った喫茶店の従業員・あらしに一目惚れをしてしまう。
とあるきっかけであらしが一に触れた瞬間、2人の間に雷のような衝撃が走る。あらしは「通じた!」と声を漏らすと、驚いた一を外へ連れ出す。そのまま2人で裏山を駆け抜けると、目の前には現代の日本だとは思えない風景が広がっていた…。

声優・キャラクター
白石涼子、三瓶由布子、名塚佳織、小見川千明、杉田智和、生天目仁美、安元洋貴、野中藍、堀江由衣
ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

かなり オ・ト・ナ のアニメ(笑)

2021/03/08 投稿

この頃何を見ようか迷子なのです・・・

いっそ,自分の評価で,中で神アニメに当たるものを再度見ようかと考えて真っ先に浮かんだのが物語シリーズ!
でも相当なボリュームで敷居が高すぎ・・・

もっと手軽に1クールもので無いかな?

ハルヒ・・・2クール+2期+消失でやはり長いか・・・(エンドレスエイトはどうする問題もw)
シュタゲ・・・2クール+劇場版+Zero長いな・・・
ひぐらし・・・無印+解で50話と超長いし、見直すとしたらタイミング的には「業」終了後かな?
まどマギ・・・これだ!まどマギを見よう!!

いやまてよ・・・物語シリーズもまどマギも同じ新房昭之監督では無いか!

絶望先生と荒川は過去に挫折したけど,まだまだ新房作品にはスゴイ作品がありそうな予感!未視聴の新房作品を開拓しよう!

と言う流れで「夏のあらし!」です

見始めると

まず,OP曲が・・・

♪《前略》夏の扉が開いて 涙だけ(イントロはそこそこかっこよくボーカルが入ってからここまではまあ普通と思ったのですが・・・)

 (「~涙だけ」の続き)・・・{netabare}先走りね

 あたしにかけて いっぱいかけて
 罠をかけて ??(聞き取れません歌詞をみると「鼻に」耳に聞こえてくるのは「ほな?」)をかけて なさけををかけて
 あたしとかけて どこでもかけて
 時をかけて 生命かけて ※生死をかけて

 かけかけかけかけかけて
 あたしだけにかけて♪{/netabare}

汚れた大人の自分にはたいへんな歌詞に聞こえちゃうのですf^^;特に、※部分なんか違う漢字が頭の中に浮かびます・・・

映像もやよゐさんのカット【閲覧注意R-18】{netabare}(歌詞は「どこでも」のあたり)なんか脳内ではものすごい映像に変換されちゃいます…ゴメンナサイ...φ(..){/netabare}

キャラクターデザインは微妙・・・全体的に作成時期を考慮してもなお古くさい感じで、主人公の八坂一なんかは特にひどい,昭和の子供向けアニメの臭いがぷんぷんします・・・(意図的かも?)

1話は特に面白くも無く…と言うか訳分からない部類?
映像的には新房作品らしい演出も見られたものの1話で挫折しそうになりました・・・でも挿入歌「黒猫のタンゴ」やED曲(アニメーションの動きは不自然・・・)が良かったので

なんとか,勇気を振り絞って2話も見ました。冒頭は新房監督らしい演出,サブタイトル表示画面になんか既視感が・・・
あ!もしかしたらと思って検索すると中森明菜の「少女A」のジャケットでした,遡って1話を調べると山口百恵の「プレイバックPart2」のジャケット(以後全話タイトル曲のジャケットでした),挿入歌は「どうにも止まらない」ED後にはタイトルを忘れた話シリーズが追加。ここまで来ると視聴継続確定です!

3話ではEDにレコードジャケットの立方体が追加(「ひと夏の経験」と「ハイスクール ララバイ」以外ほとんど元ネタは分からないけど・・・w)

8話は神回

9話のタイムパラドックス論争もすごく面白かったです!

11話はストーリー上の山場!感動回。挿入歌の他の曲よりちょっと古い(大正の曲らしいです)「早春賦」も素晴らしいですし,ED曲もスペシャルです!

12話である程度伏線回収,Cパート(?)のタイトルを忘れたシリーズではなんとなくほろりときました。

13は1話のプレイバックPart2に対してのプレイバックPart1
{netabare}1話とほぼ同じ内容なのですが,1話で見たときよりもかなり好意的に見れました{/netabare}
ちなみにサクランボ爆弾を作ったときには洋楽のあの曲が挿入歌で出てくるのかと思ったのですが,著作権上の問題でしょうか・・・使われなくて残念でした。

尚,ウィキで調べたところ横浜大空襲について関連作品として記載されたいるのは意外なことに「夏のあらし!」だけでした。

総評としては,一定年齢以上のかなり大人には楽しめるのでは無いかと感じました。但し,一人で見た方がいろいろ気まずい思いをしなくてすむと思います。

で自分としては,何を見るか迷ったら新房作品という結論を得ました。(できたら,いろんな作品を見たいので何を見るか,困ったときに取っておきたいと思いますw)

OPアニメのジャケット風のカットの元ネタが全然分からず,エンディングの立方体も大部分は分からずいろいろ気になります^^;分かる方は教えて欲しいです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
ネタバレ

景禎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

し、塩ください

SF(タイムスリップ)+ホラー(幽霊)+ラブコメ要素を持つ、他に類のない独特の雰囲気のギャグアニメです。基本はあくまでもギャグです。
監督は、新房昭之さん。アニメ製作はシャフト。ギャグものとはいえ、アングル、背景、空間表現など、まどか☆マギカ、偽物語、最近ではささみさん@がんばらない、などと共通する斬新な雰囲気を持っています。それでいて、挿入歌には昭和40年代~50年代あたりの歌謡曲が使われており、キャラデザも昭和っぽいので、レトロな雰囲気も持ち合わせているのです。お話そのものは現代のお話です。
OPの曲も昭和っぽいのですが、かなり色(エロ)っぽいです。親といっしょに見ると気まずいかもしれませんので注意。
舞台は古くから続く喫茶店。常連さんが何人かいるワケですが、その人たちの声はすべて杉田智和さんが声色を変えて演じています。杉田さんの一言ボケ、これがまたいい味だしてます。し、塩ください。
{netabare}
主人公とヒロインは戦中(太平洋戦争)と現代をタイムスリップし、いろんな人を横浜大空襲から助けます。その助けられた人たちが仲間となって、仲間の輪が広がっていきます。
{/netabare}
テーマとして戦争を扱うということで、当然ながら表現される内容は深くて重いです。しかし、その重苦しさを、ギャグ要素でうまく中和させています。作品のメッセージ性は強いが、おしつけがましくない、という絶妙のバランスを保つのに成功していると思います。
{netabare}
タイムトラベルの原理は、シュタインズ・ゲートの他世界解釈ではなく、タイムトラベルしても過去を変えることはできない、という決定論です。なので、あちこちにタイムパラドックスと言われる矛盾が発生しちゃいます。この作品では、逆にその矛盾が狙いのように思います。これについては、最終話に人類の謎として扱われています。
{/netabare}
各話の構成ですが、まず1話は時系列からはずれているため、これだけを見ても、設定もキャラもなんもわからん・・ということになります。ただ、雰囲気だけは分かります。実際の時系列は2話から始まります。1話と最終話が純粋にギャグで、それ以外の回は「はじめバラバラだった登場人物たちが仲間になっていく」というストーリー要素が比較的つよくなっています。
{netabare}
CM前後やOP、EDの前後にはいる影絵風の小ネタに登場するやよいとかなこも、後ほどちゃんと仲間になります。彼女たちが仲間に加わったあとも、この小ネタは継続されますが、登場人物が異なったりします。
13話(最終話)は基本的には1話の繰り返しです。というか、1話で苺だったものがサクランボに置き換わった設定となっています。これは1話の平行世界なのでしょうか? そういうことだと、この作品で採用している決定論的な考え方である「タイムトラベルでは過去を変えることはできない」に反しているように思いますが・・・とにかく、1話と13話(最終話)が対になっていて、それらに挟まれたかたちで、時系列で進む2話から12話がある、というサンドイッチ構成になっています。
1話のリフレインと思われる最終話ですが、当然ながら苺がサクランボに変わる以外にもいろいろ違います。まず、登場人物の服装。なぜか、喫茶店での服装が皆さん水着になってます。お決まりの水着回ということでしょうか。つか、登場する毎に衣装が変わるんですが・・・。これも視聴者サービスの一環か?
{/netabare}
ギャグ好きのオレ的には、1話と最終話に加え、それと8話のギャグの要素がつよい回が好きです。
{netabare}
8話はテッパンネタの男女入れ替わりネタ。それも尾道転校生と同じく、八坂と上賀茂が階段を転げ落ちて入れ替わる。男女入れ替わりネタは、最近ではSKET DANCEやココロコネクトでも使われたが、どれもオレ的にはうけた。安易とはいえ、やっぱおもろいわ~。
{/netabare}
あまり知られていない作品(少なくとも私は知らなかった)ですが、かなりおもしろいです。シャフト作品としては、個人的には、偽物語やささみさんより好きですね。もっと評価されるべき作品だと思います。
にゃん^^さん(http://www.anikore.jp/users/profile/31098/)に紹介していただいた作品です。いい作品を紹介してくれてありがとう。
引き続き、2期分を視聴します。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13
ネタバレ

ざんば さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

嵐のような時間でした♪

スクールランブルの原作者、小林尽さんの漫画が原作。

1期と2期まとめてのレビューです。

次が見たくてしょうがないほど楽しめたのは
久しぶりだったのでまとめて観ちゃいましたw
早速、お気に入りの棚にいれなければ!

※この作品を観るときの注意点。
{netabare}この人の作品の絵は癖が結構ありますが
見た目だけで断念はしないでほしいですね。
それと1期の1話で困惑するかもしれません。
そこで切らずに2話、3話をみてほしいと思います
それだけの価値がある作品だと思ってます。{/netabare}


あらすじは
昭和20年の美少女、嵐山小夜子(通称:あらし)と
現代の中学生、八坂一を中心に
喫茶店"方舟"の従業員たちと巻き起こす
タイムスリップドタバタラブコメディーです。

この人のキャラは本当に魅力的だなあ~
特に男キャラが本当に素晴らしいです。
スクランの播磨のときもそうでしたが
抜けてるところはあるけど根っこはめちゃくちゃ良い奴だし
何より凄く応援したくなりますしね。
ラブコメ主人公はやっぱりこうでないとね。

もちろん、女の子たちも素晴らしかったですね。
どれも魅力的な女の子達ばかりですが
1番はやっぱりあらしさんですかね。
天真爛漫で人当たりがいいですし、
一が一目惚れしたのも大きく大きく頷けます♪


ストーリーは7割くらいドタバタラブコメですが
昭和20年(1945年)ということで戦時中の話が出てきます。

そういえば、アニメで現実の戦争の話は珍しいですよね
ドラマなどでは知っていたけれど
アニメで観るとまた違った戦争の怖い部分、嫌な部分が見えてきました。
いろいろと勉強になるところが多かったですし、
見てよかったと思えるものでした。


でもラブコメ部分はニヤニヤしっぱなしでしたし、
真面目なところはしっかり真面目に観れますので、
ギャグとシリアスのメリハリがあって
とてもバランスのいい作品だと思いました。

それとタイムスリップ物には付き物のタイムパラドックスについてですが
{netabare}"過去へ行って変えた歴史が現代の歴史"{/netabare}という設定には
納得できますし、なにより話をさらに面白くさせてくれましたね。

ややこしいですがストーリーに矛盾がなかったこともかなり好印象でした。

特に1期の1話、13話、2期の13話と3回に渡って続いた
激辛アイテム、キューティーちゃんを巡っての話は
本当に楽しかったです。
時系列を整理するのは大変でしたが、
納得したときの爽快感は最高でした♪

声優は主人公の一の三瓶さんが最高でした
今のところ少年の声なら三瓶さんが1番ですね!


そういえば、物語シリーズの監督として有名な新房監督と
シャフトなので演出が面白い面白い。
ただし・・・小ネタが圧倒的に古すぎるw
軽く調べたところ1980年代のものばかりでした。
分からなくても楽しめますが、やっぱり悔しい。
分かる人がただただ羨ましくなりました。
ということで80年代の漫画や音楽が詳しい人には特にオススメですね!


凄く楽しい時間でした。
1期2期、26話があっという間に見終わってしまいました。
というか評価されてなさ過ぎでしょう。
こんな面白いのに60点ぐらいなんてありえないですね。
もっと評価されてほしい!!

原作のほうも完結しているようなのでぜひぜひ読みたいですね♪
できれば残りの方もアニメ化してくれるといいなあ・・・


観終わって思ったことは
やっぱりこういったドタバタラブコメが
自分の肌に1番合うということでした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 26

67.0 3 黒猫で姉妹なアニメランキング3位
プリマドール(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (139)
433人が棚に入れました
喫茶・黒猫亭。 それは皇都五区の片隅に、ぽつんとある喫茶店。 そこで働くのは、技術の粋を結集した、自律式機械人形(オートマタ)の少女たち。 数年前に終結したばかりの大戦争。 そこで兵器として作られた彼女たち。 やがて迎えた戦後の平和。 新品同様に修復されて、ぴかぴかの着物に身を包んで、 新しい役目を探して、高らかに歌声を上げていく。 あなたも彼女達と素敵なひとときを過ごしてみませんか?
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

感動の安売り

{netabare}
key作品なのに全く話題になってなかったアニメ。
key苦手だけどキャラデザがめっちゃ好みだったのでワンチャンあるかと思ってたけど、ダメでした。

key作品特有の露骨なお涙頂戴。
全話にわたってここで泣け!!っていう圧が強すぎて気持ち悪かった。
人形設定だというのに(一応冷却液らしいが)これで泣いてくださいと言わんばかりに毎回キャラの泣き顔を映して...ほんときつい。
こういうので泣ける人もいるんだろうけど、さすがに単話の薄い話でめっちゃ泣かせ演出されても困惑するしかない。
こういうのをされると、ストーリーがすべて視聴者を泣かせるためだけに作られているように思えて、作品が安っぽく見える。
無理矢理泣かせようとしなくてもストーリーが良ければ自然と泣けるものです。自分がひねくれてるのかもしれないけど、露骨にお涙頂戴やられると自分は絶対に感動できなくなる。

話自体は完全に萌えアニメにしたvivyと言う感じ。
まあこれ系のジャンルはありふれてはいるけど、最近で言うなら。
vivyでもロボットが少し人間っぽいことが引っかかったけど、このアニメはもうそんな次元ではなく、完全に人間と同じで違和感しかなかった。
歌を歌うための人形と言うなら容姿を整えている理由もわかるんだけど、プリマドールの人形は元はと言えば兵器として作られているのに、なぜか美少女という。人形であることを隠すなら普通女にはしないよね。
おまけに泣く機能とか食事機能とか本当にロボットでやる意味あった?って感じ...。感動回()では、ロボットであるはずのキャラが普通の人間以上に感情的で感動よりも違和感の方が勝ってしまった。
プラメモ辺りもそうだけど、美少女ロボアニメのロボ設定はとりあえず可愛い女の子を使ってお涙頂戴することだけが目的になっているのが透けて見えて大嫌い。

あと、メモの方に書いてると思うのでここには書かないけど、設定だけでなく展開もガバガバでした。ナギが連れ去られる回やスパイの回など。
スパイの回や手紙の回など、人を綺麗に描きすぎていて違和感ある回も多かったかなと。
最後の展開も特段面白くなかった。
流石にノリなどを萌えアニメ寄りにしすぎていて、あそこまでのシリアスをやるにはそこまでの積み重ねが不足していた感がある。

2話、3話、4話と最後のED好き。
と言うか今期のどのアイドルアニメよりも良曲の多い作品だったと思う。
↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆5
クソアニメそう。寒いお涙頂戴枠。
取り敢えず可愛い子に可哀想な設定盛り込んで悲しませて感動演出すればいいだろうみたいな安直なw 戦争のために作られた人形ね。
この時点でもう設定がテキトー。
ストーリー全てが感動展開のために作られてるってのが見て取れる。
bgmうるせえ。これ系の機械設定作るならキャラの容姿整えてる理由がせめてほしいわ。共感できない。キャラデザ。
こういうメカでいいだろうになんで主人公たちだけ美少女なの?
AIなのに壊れるの? 処理限界か。機械廃止派との争い起こるか。
なんでメカなのに涙流すの?

2話 ☆6
狙われる危険冒してまで喫茶店?
ロボ設定ほんといらないよねこれ。
なんで第二世代だけ見た目が人間なの? 第3劣化してない?
けど日常パートは面白いね。兵器に笑う機能要らんだろ。
実質ルミナスウィッチーズ?
なんでロボが飯食べるように設計されてるんですか…。
はいはい可哀想可哀想 冷却液使ってまで泣く機能つけてるのなんでだよw
EDいいな。

3話 ☆2
声出ないのかな? いや、この仕事ロボットに任せる意味ある?
メインプログラムってこと?w シュール。
いや、歌なら尚更さ、ロボットよりも人間の方がいいよね?
だからなんで人形が泣くんだよwww
いや草、歌うために作られた人形が環境の影響で歌えなくなったらそれもうプログラムの欠陥だろwww
ほんとに人間でやれよこの話、まだ人間だったら共感出来たわ。
歌を歌うだけの人形に感謝を伝えるためにわざわざ個人宛で手紙書くとか、不自然すぎて感動もクソもない。
けどこれ主人公たちが人間だったら、お涙頂戴大嫌いとは言え悪い評価にはしなかったと思うわ。
ほんとにロボ設定どうせ最後に故障とかそんな展開でお涙頂戴したいだけだよね? ヴァイオレットの方がまだマシだな。
萌えアニメ寄りすぎて重い世界観と合ってない。ほんと曲はいいな。

4話 ☆3
感動の安売りアニメ。今回マシ?
すぐ泣くのほんと安っぽいからやめろ。しょうもな…。
なんで何かにつけてお涙頂戴しようとするかね。草、なんで剣なんだよw
おもんな。感動展開()しないといけないノルマでもあるの?
修復システムどうなってんすかねw 謎アニメすぎる誰が泣くんこれ?
ほんと曲だけはいいな。

5話 ☆2
白髪の子、このキャラデザでこれ系の声なのか。可愛い。
この日記もオチ読めて面白くないなあ。
何で任務と立場をペラペラと喋るんだよw ガバガバすぎやろ。
戦争のために作られたんなら機密事項ペラペラ喋んな。
金曜ほんとロクなのないわ。なんで戦争終わってんのに命令来るんだよw
しかも何日も放置状態だったんじゃないんかよ。
てか命令ってなんだよw 命令ないのに思いっきり戦っとるやんw
??? じゃあ勝手に死ねや。てかどこから持ってきたんだよこいつを。
ダウンした状態だったじゃん。
結局何が来たかったの? 命令に従って破壊工作したかった?
けど命令ないのに破壊工作してたよね。
それなら最初から命令の有無関係ないじゃん。
こんな自分好みなキャラデザなのにつまらなく感じるってもはや才能。
ほんとkeyってつまらんわ。

6話 ☆4
謎の百合。ガッツリエロあるのね。プリマドール 遊郭編
実質ラブドール 無理やり過去回想挟んでお涙頂戴しなくていいって。
眠い。薄着身悪い。
しょうもない感動シーン要らんから接客してるとこ移してくれ。
見た目人間じゃん。てか金髪のその腰の剣なんだよw
この時代に使い物になるのか?
どこが人形ならではのショーだよ。
まあ今回はそれほどお涙頂戴じゃないし、お仕事もの的な面白さも少しあったかな。

7話 ☆2
アイドルアニメかな? 最終回で出てきそうな絵日記
たしかに怪しいな。人形に緊張とかいう概念あるのか…。
ほんとに人形設定必要だった? 裏ありそうだなこいつら。
いっつも人形見つけてんな。なんのスパイだよ。
いやいや、さすがにスパイを全てが嘘じゃないとか言って美化するのは違うわw 都合良すぎて違和感ある、スパイはスパイだろ。
EDはいいんだよな。

8話 ☆5
なんで窓開けられる状況なんだよw 探しに行かんのか。
そんな都合よく拾われるか?w 身体で釣れ。
めっちゃ落ち着いてるな。ほんとに1人にすんなw
ガバガバかよ。なんでそう簡単に入り込めるw ちゃんと監視してるよな? 逃げても店割れてるじゃん。撃つよりも人質を取れ。ガバガバ軍隊。

9話 ☆6
ホントキャラデザ可愛いんだけどな。今回は日常回だから結構いい感じ? スリープ機能いる? 徘徊少女 ED固定されたな。

10話 ☆6
いや、あのスパイの件が綺麗話にされるのは違和感しかねえわ。
シリアスなのか日常なのか。いっつもなんか目覚めてんな。
キャラの掘り下げ回よりは本筋の方が面白い説。

11話 ☆2
OPカット クソアニメ感出てきたなw 今期の久野ちゃん 死んでて草。
自我とはw インスタント感動アニメ。vivyかな?
なんか話に乗り切れんわ。
ここまで完全な日常アニメだったし。これもう完全に人間じゃんw
これ何がおもろいん。いやなんか草。EDだけアニメ。

12話 ☆5
vivyかな?w 案外あっさりと解決した。記憶失った? 機械とは。
露骨な伏線だった日記w
こういうオチが機械設定とあまりかみ合ってない気がするな。
まあ雰囲気はいいのかなぁ。
こんなに感情的になってたら感動よりも違和感の方が勝ってしまうんだよな。

曲評価(好み)
OP「Tin Toy Melody」☆6
1話ED「薄花桜」☆4
2話ED「待宵月」☆8.5
3話ED「星導〜ホシシルベ~」☆9
4話ED「ツギハギ」☆8
5話ED「雨の迷い猫」☆6.5
6話ED「夢咲*ハレ舞台」☆6
7話以降ED「想歌灯」☆8.5
1話挿入曲「カミツレの歌」☆7
4話挿入曲「華羽織」☆7.5
5話挿入曲「月来香」☆8
8話挿入曲「祝彩歌」☆7.5
11話挿入曲「時のゆりかご」☆7
12話挿入曲「機械仕掛けの賛歌」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

良い要素を活かしきれない、温くて、緩くて、ボヤーッとした作品。

 設定と展開は悪くなかったと思います。まあ、想像通りといえば想像通りですけど。逆にいえばちゃんと王道はやれていました。設定上いい要素は沢山ありました。世界観やAIロボットの過去からの歴史みたいなものは引き付けるものがありました。伏線にちゃんと引っ掛かりもありましたし。

 ただ、圧倒的にテーマ性がなあ。AIと人間の共存の方法として戦争からエンターテイメントへ、という読み方もできますが、記憶云々が全く生きてない気が。
 戦争用AIの悲哀?桜花から灰桜に記憶を引き継いだわけですが、記憶を引き継ぐということは、使命か因縁を引き継がせてテーマ性をそこに置かないとストーリーにならない気が。焦点も伏線もそこにある程度あっただけに、惜しいなあ。もちろん過去の愛憎でもいいんですけど、薄いというか温いというか。

 マクロスFとVIVYという名作に「機巧少女は」を足して8で割ったくらいのヌルさのような気がします。Keyは作る作品作る作品が叩かれすぎて、もうとんがったのが作れなくなっちゃった?

 キャラデザインと戦闘や状況のギャップにまどマギみたいに震えるようなことも無いしなあ。キャラデザ通りのヌルさでしたね。作画もいいけど、感動するほどでもないし。

 丁寧につくったのはなんとなくわかりますけど、このヌルさは3、4話で良かったかな。まあ、不穏な感じが少しずつ増えて行くのは悪くないですけど。
 正直いえば5話くらいから流し見なので、深さを拾いきれてないかもしれませんが、視聴者をそういう状態にしないのもクリエータ側の責任です。

 ということで、いいんですけど、何もかもが温くて、緩くて、ぼやーッとして中途半端な印象の作品でした。評価は2点台はつけられないけど、3.5以上はつかないなあ。




以下 視聴時のレビューです。


1話 油断するとKEYだからなあ…灰桜って不穏過ぎる名前だし…

{netabare}  1話を見る限り能天気お花畑だけでなくちょっと不穏ですよね。涙のエピソードの積み重ねかという気もしますが、最後に現れた女性はどうなんでしょう。

 まほろまてぃっく、プラスティックメモリーズの方向(男抜き)なら、記憶か機能停止なんでしょう。あるいは特殊能力故に再び戦場へ、の可能性もあります。planetarianなら見てられないかもしれません。死にます。Keyですからバッドエンドしか想像できませんけど、そこに救いをどう入れるか、でしょうねえ。

 そういえばしゃべれないアンドロイドがいました。また記憶がないアンドロイドも。ということは脳機能に寿命があって、少しずつ機能が失われて、また1人という感じで…SAOのマザーズロザリオ?だとしたら地獄だなあ。

 冒頭の571年の時に出たアンドロイドと灰桜が同一の個体だとしたら、30年後かあ。壊れて違う機体に移されたのか…その関係で寿命があるとか、短いとか?幼くなっているし…あるいは思い出す系かなあ?

 灰桜って、色の名前ではありますけど色のサイトによると「散った桜の花びらが水面や地上で最後の美しさを見せるような色」だそうです。
 それに分解すると、はなさかじいさんですよね。死して灰になって花を咲かせる、じゃないでしょうね?それとも他人の死で咲かせる?
 何も考えずに付ける色=名前じゃないですよね?普通はクリエータはこの色の意味は良ーく考えると思いますので、何かあるでしょうねえ。逆になければずっこけですけど。

 なにせKEYだからなあ…1話目に桜が舞い散るアニメは、ラストも桜吹雪でしかし主人公は…が多い気がします。日本人の感性がそうなのだからしかたありません。

 dアニメのキービジュアルはぬるーい感じの日常系なんですけど、半分いかないとわからないでしょうね。KEYだから。

 それに本ページのキービジュアルの色合いなんですけど、左側が光ってますよね?左って時系列で進む方向です。アニメ、コミックで光に包まれるのは彼岸此岸でいえば彼岸ですからね。この5人は彼岸=死に向かっている?という風にも見えます。川の色も決して明るい色じゃないし。川の向こうが人々の生活だとするとこっち側が彼岸でしょうね。それでも、右の2人は右向き=生を向いているので助かるのかあなあ、左2人は駄目でしょうねえ。で、ヒロインは?という感じ…かなあ。

 あるいは、単に灰桜が他のロボットを操作できる機能を使って、エピソード毎のエモい話を展開するだけ、最終回で何かあるだけの気もしますが…やっぱりKEYだからなあ。甘いかなあ。


 AIの専門誌の表紙が女性型のメイドアンドロイドかななにかで物議をかもしたことがあります。家事は女性かというジェンダー論の視点からですね。
 人型ロボット、アンドロイドが女性型なのは不自然だという議論はありますけど、人間の心理、家庭用や諜報活動あとは性処理の話等々を考えると、むしろ汎用性という面では女性型が自然だという考えもあります。

 こういう作品でそこを語れればもうちょっと深みが増すと思うのですが、そういう理屈を考えるのもまたSFなので別に良いのかもしれません。

 視聴は流し見しておいて、展開あったら真剣にみるようにします。 {/netabare}



2話 画面やエピソード、演出からいろいろ考えるヒントがあって面白い。クリエータを信頼できる気がします。

{netabare} 桜花は第1世代かあ。なかなか仕掛けがありそうな仕込みですね。
 たぶん灰桜は…第1世代なんでしょうねえ。OPの歌詞が麻枝氏でしたね。「ブリキは軋み命を燃やす」かあ。不穏だなあ…やっぱり何となくですね。
 それとロゴの下の英文は心を理解し内なる声を持った人間のような金属の彫像となっていました。この辺りAIものとしては心を持っているのが前提という設定ですね。

 もらった新聞の裏面が一瞬映りますが「機械人形の暴走」についての記事ですね。皇都新聞の下が「この号外は本誌に再録しません」となっています。
 これはこの新聞はリアリティを持って作り込んでますよ、というクリエータ側のサインですから、これが社会状況の説明になるんでしょう。
(新海誠監督の「ほしのこえ」なども新聞記事を拾っておくかどうかでストーリーの深さが全然かわりますからね。本作は画面に出てきた文字は全部読んだ方が良さそうです)

 卵の話もあり経済が不穏になって人間からの迫害も始まりそうです。仕事の面でも問題になりそうですね。

 少女たちが暴走しないかどうか、ですね。その暴走を灰桜が抑える役割なのんでしょうか?2話の前半までで本作が結果的に「機械の暴走」「少女たちが壊れる」「灰桜がなんらかの役割を果たす」という伏線が張られているんでしょう。

 セリフで説明しちゃっている面もありますが、ストーリーや画面から読み取れる情報も結構散りばめられている気がしました。今の脚本、演出で世界感はかなり読み取れますので、あまり説明しなくていいと思います。謎も散りばめていそうですしね。

 で、最後にそれですか…いいですね。キャラに深みがでますし次回が気になります。やはり単なる少女人形の日常系ではないですね。{/netabare}

 この作品は信頼できる気がします。まあ、普通に視聴決定ですね。

3話 あー一応全キャラのエピソードやっぱりやるんですね。そりゃあそうか。ということは展開は6,7話以降?

{netabare}  となるとちょっといい話かもしれませんが、唐突感といか構成とかいろんな批判がくるかもしれません。私はシャーロットはOK派ですので、感情移入と結末しだいです。

 次のレビューは8話か10話かそれくらいにします。{/netabare}






 

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

歌と共に、世界は目覚める――

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。

この作品で描かれているのは、自律人形(オートマタ)の少女たちの物語です。
公式サイトのTOPページを見ると、オートマタとは思えないほど繊細で可憐な少女たちが佇んでいます。
その少女たちのキャラクターデザインには、複数のイラストレーターの原案が起用されており、この作品のキャラクターデザイン・総作画監督には、矢野茜さんが起用されています。

私の知る限り、KEYと矢野さんが手を組んだ作品はこれが最初だと思います。
この相乗効果…言葉で言い表せないくらい破壊力が半端ありませんね。
そして、監督はRewriteに引き続き天衝監督が務められました。

KEY×天衝監督×矢野茜さんという組み合わせだったからこそ、こんなにも素敵な作品が生まれたんだと思います。

そうそう、キャラデザや作画にばかり目が向いていましたが、少女達を演じる声優さんの顔ぶれも凄いんですよ^^

灰桜(はいざくら):CV-和氣あず未さん、原画-Na-Gaさん
鴉羽(からすば):CV-楠木ともりさん、原画-藤ちょこさん
月下(げっか):CV-とみたん、原画-原悠衣さん
箒星(ほうきぼし):CV-中島由貴さん、原画-森倉円さん
レーツェル:CV-あかりん、原画-lackさん

私はイラストレーターには疎いのですが、Na-Gaさんや森倉円さんは存じ上げております。
改めてみると、錚々たるメンバーが集まって制作されていたんですね。


喫茶・黒猫亭。
それは皇都五区の片隅に、ぽつんとある喫茶店。
そこで働くのは、技術の粋を結集した、自律人形(オートマタ)の少女たち。

数年前に終結したばかりの大戦争。
そこで兵器として作られた彼女たち。

やがて迎えた戦後の平和。
新品同様に修復されて、ぴかぴかの着物に身を包んで、
新しい役目を探して、高らかに歌声を上げていく。

あなたも彼女達と素敵なひとときを過ごしてみませんか?


Key × バイブリーアニメーションスタジオ。
少女人形が歌と奇跡を奏でる
オリジナルTVアニメーション、2022年開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返って思うこと…
いやぁ、久しぶりに涙腺にガツンとくる作品でした。
視聴した作品の順番にも問題があったのかもしれませんけれど…

この日は、最初に「planetarian~雪圏球(スノーグローブ)~」を視聴して、次に「リトルバスターズ!EX」を視聴した後に、この作品の最終回を視聴したんです。

別にKEY作品を立て続けに視聴しようと意図していた訳ではありません。
「かぎなど シーズン2」の視聴前に前の2作は視聴しておきたかったというくらいです。
その2作を見終わって涙腺が温まったというか、開き切っているというか…
そんな状態でこの作品の最終回を見たら、完全に涙腺が崩壊する以外の選択肢が私にはありませんでしたよ。

健気なほど直向きで…
過去に受けた恩恵を自身の誇りとして頑なに守り通して…
いつも忠実に実行してきた言われたことを優しさが邪魔して出来なかったり…
自分のことより相手の心配してばかりだったり…
ようやく心から落ち着ける居場所を見つけることが出来て…
そんなみんなが集まった新しい場所は黒猫亭でした。

戦争も終わったばかりで、オートマタにとっての安息の日々は遥か彼方です。
それでも、誰かのために役に立ちたいと強く願う彼女たち…

久々にKEYの真骨頂を見せて貰えた作品だったのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、メインキャラクターたちのユニット「シャノワール」による「Tin Toy Melody」
エンディングテーマは、各話ごとにメインキャラクターたちが入れ替わりながらオリジナルの楽曲が提供されていました。
「Tin Toy Melody」は初めて聞いた時からお気に入りだったのですが、Amazonの聞き放題では聴けなったんですよね。
それが唯一の心残りでした。

1クール全12話の物語でした。
物語も綺麗に纏まっているので構成も文句なしです。
ラストの展開は、視聴した人がその後を色々想像する終わり方も良かったと思います。
しっかり堪能させて頂きました。
作り手の皆さまに感謝です。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
ページの先頭へ