魔法少女で変身シーンなアニメ映画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

86.8 1 魔法少女で変身シーンなアニメランキング1位
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(アニメ映画)

2013年10月26日
★★★★★ 4.2 (1963)
9962人が棚に入れました
人気アニメーション「魔法少女まどか☆マギカ」の新作劇場版。TVシリーズを再構成した「前編 始まりの物語」「後編 永遠の物語」に続く新たな物語が描かれる。

声優・キャラクター
悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、野中藍、加藤英美里、阿澄佳奈
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ほむら、君の幸せはどこにあるんだろう?

 朗報です!私に朗報です。やっと、やっと入手いたしましたBD再生機器!拝受の儀以来2か月ぶりに完全生産限定盤BDを開封し、例によって厳かなる視聴の儀を執り行ったのち、初視聴と相成りました。
 いつでも好きなときにこれを視聴することができるのかと思うと、自分自身の身に余る幸福に戦慄すら覚えてしまいます。
 また、一部変更・加筆してます。私の戯言にお付き合いいただける寛大な方は是非お立ち寄りください。かなり、いや、完全に、ほむらに特化した内容ですので予めご了承ください。
 一回目(10/28)は来場者特典は品切れ、物語シリーズとのコラボマナー喚起は忍野扇(少し残念)。二回目(11/18)はフィルムゲット!しかも半月の下に佇むほむら!!神様ありがとう!!!しかもマナー喚起は戦場ヶ原ひたぎ!私的2大ヒロインそろい踏み!斉藤千和ありがとう!!!

 いろんな意味で裏切ってくれちゃってます!
 このラストは読み切れなかった!
 ますますほむほむへの愛が深まった!
 BDを買うことはもう決定した。
 泣けるんじゃないかと勝手に想像してハンカチを手にしていたのだが、ずっと握り締めていた。泣けるところもある・・・と思うのだが、私は泣けなかった。泣いている場合じゃなかった。泣くには衝撃が大き過ぎた。
 視聴からまる4日ぐらい脳のほてりがとれなかった。
 気が付くと反芻し考察していた。
 強烈な作品にぶつかったとき特有の何とも言えない虚無感・無力感に苛まれていた。

 ネタバレしないとこれ以上の感想書けないので、以降はネタバレ満載で行きます。
  {netabare} 本作は3つの部分に分けることができる。
 第一部 オープニングからほむらが秘密に気づくまで
 第二部 秘密に気づいてから円環の理に導かれるまで
 第三部 堕天し円環の理を改変し、そして・・・ {/netabare}
 オープニングから残酷である。 {netabare}TVシリーズのオープニングをほぼなぞらえたものであり、時間軸としてはTVシリーズのスタートよりも少し進んだところといった感じである。これだけで、この物語が誰かの妄想・願望・夢想であることを予感させる。 {/netabare}それでも、第一部は幸福感がある。予告編でも明かされていた新たな敵ナイトメアとの戦いでは、魔法少女5人(最初は4人)が共闘するシーンがあり、見所のひとつである。みんなが仲良くしているところを見られただけで幸せな気持ちになれる。 {netabare}正直に言って第一部は展開が遅めであり、なんともいえない違和感とヌルイ感覚があった。これも後半への大きな伏線であるのであろうが。 {/netabare}第一部後半では、これまた予告されていたほむらとマミのガチバトルが見られる。これも見所ですね。かっこよかったです!このあたりから物語が加速度的にその展開を早めていく。
  {netabare} この世界(見滝原市)が自らが作り出した結界であり、自身が魔女化しつつあることを知るほむら。その状態を厳重に管理し、円環の理の秘密を暴こうと観察を続けるインキュベーターの野郎ども!円環の理(まどか)を守るために、円環の理による救済を拒み、自ら魔女化を促進し、ついには完全に魔女となるほむら。そのほむらに円環の理による救済を与えるために戦うかつて魔女であった魔法少女「さやか」と「なぎさ」。ここでは初めての「魔女」対「魔女」の戦いが見られる。その戦いの果てに、ついにたどり着いた円環の理による救済、まどかとの再会。ほむらの魂にも真の安らぎ、真の救済が訪れる・・・ {/netabare}
 このシーンには心底驚いた!!落としどころをどこに持ってくるのか予測不能に陥っていたので。 でも、一晩考えてなんか納得した。むしろ当然の帰結と言えるかもしれない。うんうん、ほむらちゃん、君は間違っていないよ。それは人として当然の気持ちだ。そのせいで世界がどうなろうと、それは仕方がないことじゃないかな。
  {netabare} インキュベーターの想定を超えた存在となったほむら。希望よりも絶望よりもはるかに強い「愛」によって堕天したほむら。その力で円環の理となった「まどか」の一部を人に戻したほむら。その力によって「神」を人へと貶めた(少なくとも一部を)ほむら。新たに再構築されたこの世界はどうなっていくのか?ほむら自身が予言したように、まどかと敵対する時がくるのか? {/netabare}
 しかし、今は、まどかとの時間を、まどかのいる世界を楽しんでほしい。ほむら、君にはその資格がある。

 二回目の視聴を終えて
 {netabare}オープニングテーマのカラフルが心に突き刺さる。全てを知っている者には聴くに堪えない美しい歌詞、涙がこぼれる。これでもかと描かれる幸せな世界、ほむらが、みんながこうありたいと望んだ世界。完全な茶番、茶番の中の茶番。観るに堪えない。イライラが募り、むしろ怒りさえ湧いてくる。わかっている、わかっている、これは後半へ向けての伏線なのだ。マミとの戦闘までは苦痛であった。もはや苦行であった。こんな幻想はいらない!
 ここからは早かった。結末へ向けての伏線を確認しつつ、ストーリーに、ほむらの心に気持ちを合わせて突き進む。決断を下した後のほむらの美しさ!妖しさ!魅了される。私みたいな「ほむらバカ」にとっては、前半はなくていい。ナイトメアとの戦いなんていらない。マミも杏子もさやかもなぎさもいらない。ほむらとまどかだけでいい。
 ほむらに堕天を決意させたまどかの告白、あれは紛うことなき本心であろう。素のまどかの人としての正直な気持ち。それを真正面から受け止めてしまったほむら。やはり、彼女たちは少女なのである。私なら、大人である私なら、受け流せるかもしれない。あの時の、まどかの祈りもまた本心である、と理解できるから。まどかの祈りは、無理をしているかもしれないが、間違いなく心から出た真の願いである。彼女たちがもう少し大人であれば、違う結末を迎えることもできたのかもしない。とはいえ、大人だったらそもそも魔法少女にならないか。くそっ、インキュベーターの目の付け所には恐れ入る。こんな危うい年頃の少女を標的にするなんて!
 新たに改変された世界、ここは本当に君が望んだ世界なのかい?この世界の君はあまりに美しく、妖しく、そして痛々しい。君を救うにはどうすればいい、ほむら?私はこれからその答えを探すよ。 {/netabare}
 

 『劇場版公開記念 2時間でわかる!大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」』について(6/5)
  {netabare} 完全生産限定盤特典BDに収録。
 なんと、劇場版2作品「前編と後編」を再編集して2時間に圧縮した映像である。
 さすがに2時間では説明不足は否めず、これを補うために斉藤千和によるナレーションが適宜挿入されている。
 濃厚すぎる2時間である。
 エッセンスがぎっしり。常にクライマックス。
 TVシリーズ及び劇場版2作品を既に観た人間であれば楽しめる。
 省略されたシーンも脳内補正しながら観れてしまうのでつながりに違和感も感じない。
 そういう意味で既に2ループ程度済ました人であれば、時間が無い時のおさらいとして利用することが可能であろう。
 だが、初めて観る人には全くお勧めできない。
 むしろ、これを観ることを断固阻止しなければならない。
 ストーリーだけわかってキャラや世界観への想い入れが生まれないこと請け合いである。
 「魔法少女まどか☆マギカ」に初めて触れようという人には、出来ればTVシリーズから、それが叶わないのなら劇場版2作品を視聴することを強く勧める。
 間違ってもこの2時間圧縮バージョンから入ったりしてはいけない。
 ダメ!ゼッタイ! {/netabare}

 
 「カラフル」について(2/15微調整)
 {netabare}・・・これは、かつて魔法少女であったモノの夢の名残なのか?
 
 世間では「君の銀の庭」の評判が高いようである。確かに「君の銀の庭」は素晴らしい。聴く者の心を優しく包み込み内側から狂気で蝕むKalafinaの歌声と音楽は名曲と言っていい領域にまで達している。それは否定しない。それでも私は、「カラフル」を押したい。
 リスアニ!のインタビューで読んだのだが、「君の銀の庭」はシナリオに目を通したうえでの作品なのだが、「カラフル」はシナリオに目を通さないで作られた作品ということである。「コネクト」「ルミナス」と同様に、この条件下で奇跡のコラボレーションを期待された作品であった。
 果たして、「ルミナス」はもちろん「コネクト」すら凌駕する、まさに奇跡のコラボレーションとなったのが「カラフル」である。必ずフルコーラスで聴いて欲しい。劇中のオープニングバージョンでは魅力の半分しか伝わらない。
 
 これまでに過ごしてきたすべての時間軸において選択した行動とその結末。これまでに過ごしてきたすべての時間軸で選択しえたかもしれない行動とその結末。繰り返される時間軸の中で数えきれないほどした後悔。もはや、どの記憶が本当にあったことで、どの記憶が後悔の産物なのかさえ分からない。すべての可能性が存在し、かつ、なんの可能性も無いかもしれない世界。それでも、僅かな可能性を信じ、信じるふりをして、絶望の淵で彷徨いながら旅を続けた、そんな魔法少女が最後の瞬間に見た夢、走馬灯のように流れ去った儚い夢。ソウルジェムがカラフルに輝いた刹那にそんなことがあったのではないか・・・魔法少女としての一生を終えるその時に、彼女の脳裏をよぎったのではないか・・・それが、「カラフル」なのではないか、そう思えるのである。 {/netabare}
 
 まどかへの手紙
{netabare} あれは何回目の時間軸だったか、ワルプルギスを倒し力尽きた二人。グリーフシードもなく、このまま魔女になるのをなすすべなく待つ二人。このまま二人で魔女になって世界を滅茶苦茶にしちゃおうかという私のソウルジェムを浄化したあなた。ほむらちゃんにしかできないことをして欲しい、バカな私を救って欲しいと。それからどれだけの時間軸を超えてきたのか。あなたを救う、それだけを目的に旅を続けた。でも、出来なかった。救えなかった。私を救うため、過去・現在・未来の全ての魔法少女を救うために「円環の理=神」となったあなた。私の記憶以外の全てから抹消され、誰にも会うこともできない。それでもいいの?でも、それがあなたの望みというなら受け入れるわ。いつか必ずあなたに会えるというのなら。

 ・・・あなたがいない世界は私には辛すぎる。私の中にしかいないあなた。まどか、あなたは本当に存在したの?私にはもう耐えられない。もう戦えない。あなたはどこにいるの?

 ・・・それは、あなたの本当の望みではなかったの?誰にも会えなくなることは、耐えられないことだったの?そうだったの。あなたは救われてなかったのね。私はあの時の約束を守らなければ!そう、私にはまだやらねばならないことが残っていた。だから、あなたに救われるわけにはいかない。私があなたを救わなければならないのだから。 {/netabare}

 叛逆について①
{netabare}過去・現在・未来の全ての魔法少女を救うことを願ってなされた祈り、これはまさに「神の愛」、博愛といってもいいだろう。
 まどかを救うことを願ってのみなされた祈り、これは「人の愛」、あえて言うのなら偏愛ということになるのか?いや、これはもはや祈りですらない、願望、いや、欲望というべきなのか。
 欲望によって神の威光を傷つけること、これは、神への「叛逆」としか言いようがないのでは?しかし、神ならぬ私としては、この欲望のほうにこそ共感できるのである。
 愛とはかくも業深きものなり。 {/netabare}

 叛逆について②
{netabare}円環の理に支配される世界においては、魔法少女いう存在は神に従属する立場、神の御手先、すなわち「天使」ではないだろうか。そして、あまた存在する魔法少女の中にあって、神の正体を知る唯一の存在であるほむらは、かつての大天使長ルシファーに比類する存在ではないか。この観点からも「叛逆」の意味が解釈できると考える。 {/netabare}
 
 叛逆について③(11/30追加)
  {netabare}もう少し視野を広げて考えてみる。
 神の御業である「円環の理」の秘密を暴こうとするインキュベーターの行動、これも叛逆である。
 また、これまでのほむらの生き方そのものも、叛逆ととらえることが可能かもしれない。魔法少女となった動機そのものからして「まどかとの出会いをやり直したい」であり、その後の時間軸を超えた旅の全てが「まどかの運命を変えたい」であった。本作での堕天シーンも含めて、ほむらは一貫して運命を受け入れることを拒否している。この生き方そのものが、宇宙の摂理、若しくは、神とでも呼ぶべき存在への叛逆行為と言えるのではないだろうか。ほむらには「悪魔」というよりも「運命に抗うもの」という称号の方が相応しいのかもしれない。 {/netabare}

 円環の理について(11/30小幅追記あり、これで完成)
{netabare} TVシリーズ、劇場版前編・後編視聴時における私の理解では、絶望により魔女と化す魔法少女を魔女になる前に救済すること、つまり、魔法少女は魔女にならないというのが、「円環の理=まどかによる救済」であった。しかし、どうだろう?叛逆の物語で判明した事実に照らし合わせると、少し異なるようである。
 一つは美樹さやかと百江なぎさの存在である。彼女らは、暁美ほむら魔女化中の時点で既に「まどかによる救済=円環の理」を受けた身である。そして、彼女らは、まどかの存在を認識しており、実際、ほむらに「まどかによる救済=円環の理」を受けさせるために奔走している。しかも、魔女としても能力を有している!そのうえその力を正気を失うことなしに使いこなしているのである。
 二つ目は暁美ほむらの魔女化の過程である。インキュベーターによる厳重な監視のもとという特殊な環境にある影響もあるのであろうし、あくまで心の内面での出来事という事情もあるので現実世界との時間進行が全く異なるという可能性もある(ほむらの仮想世界の中での1日は現実世界の1秒よりも短いのかもしれない)が、それにしても、絶望してから「まどかによる救済=円環の理」に至るまでにある程度の時間がかかるようである。このタイムラグの間に仮想世界(絶望した魔法少女の心の内側)において魔女化が進行するようである。
 この二つの事実から、次の事が推測される。
魔法少女の魔女化のプロセス、
①絶望し内面において魔女化が始まる。
       ↓
②内面において完全に魔女となる。
       ↓
③魔女として現実世界に具現化する。
そして、「まどかによる救済=円環の理」は②と③の間において行われる。つまり、魔法少女はいったんは完全に魔女となって、そののち救済される。この救済によって絶望から解き放たれ、希望ある魔法少女としてこの世から消滅する。この際には
、魔女としての能力・今までの記憶も失わないようである。だから、美樹さやかと百江なぎさは魔法少女としての記憶も能力も有したままほむらの仮想世界に入り込めたのであろうし、魔女としての能力を使うこともできたのであろう。
 ー2回目視聴後の補足ー
 上記の仮説は本編において真っ向から否定されている。結界の内部において完全に魔女化してしまうと、「まどかによる救済=円環の理」を受けることができない、と。ただ、ほむらのケースが特殊であるがゆえの特例なのか、一般的に当てはまるものなのかは、判然としない。私自身としては、自身の仮説の方がより説得力があると考えるが。  
 ー3回目視聴後の補足ー
 はやり、ほむらのケースが特殊であることを確認。上記の「結界」とは、「インキュベーターによる結界」であることが判明したため。
 
 さらにもう一つ、実は、「まどかによる救済=円環の理」は絶望した魔法少女の側に選択権があるのではないか?絶望しきった魂への救済の要否を問う問いかけ、本来であれば形式的な、問われる前から答えの決まっている問いかけ、「汝、救われたいか?」の問いに唯一「否」と答えたのが暁美ほむらではあるまいか。
 この仮説はほぼ間違いないと意を強くした。インキュベーターが「円環の理に救いを求めよ」とほむらに促す場面を確認できた。 {/netabare}

 ほむらによる改変後の世界(1/3追記)
  {netabare} ほむらによる改変後の世界について語る前に、まず、まどかによる世界改変について確認しておきたい。
 まどかによる世界改変は、「改変」というよりもむしろ「書き換え」又は「上書き」という表現が相応しい。まどかは、インキューベーターが作り上げた魔法少女システム(希望から絶望への相転移からエネルギーを得る)をそもそもの最初から無かったことにした。よって、世界が書き換えられてしまったことを知っているのは、まどかのみである(唯一の例外がほむら)。あえて言い及んでおけば、まどかによる改変前の世界と改変後の世界は断絶している。
 ほむらによる改変後の世界をどう位置づけるか、類型を3つ提示してみる。
①まどかによる改変時と同様に、以前の世界を完全に書き換えたもの。
②まどかによる改変後の世界と同時に存在する平行世界(パラレルワールド)。
③まどかによる改変後の世界の内部に設けられたある種の閉鎖空間的な世界。
 そもそも、ほむらによる世界改変とはいったい何を改変したものなのか?もっとも重要かつ最大の改変は、言うまでもなく、切り取られた「まどか」が存在する世界への改変である。円環の理による救済を受け世界から消えたはずの「さやか」と「なぎさ」が存在していること、烏っぽい禍々しい生き物が存在していること、ほむらが強大な力を持っている(と思われる)こと、等も改変の産物であろう。逆に改変されなかったこととしては、インキュベーターの存在、魔獣の存在がある。まどかによる改変時との相違点としては、改変の事実を認識しているものが存在していること(インキュベーター・さやか)が挙げられる。
 以上の事実から推測するに類型③が最も有力ではないかと考える。①だと仮定すると、まどかの存在が怪しくなる。人としての部分を引き剥がした結果として存在する「まどか」は、引き剥がされる前の本体が存在しないと成り立たない。引き剥がされる前の本体が存在するということは、「円環の理」が有効に存在していることを意味し、これは、すなわち、まどかによる改変後の世界が、ほむらによる改変後にも存在していることに他ならない。つまり、①だと「まどか」が存在していることと矛盾が生じてしまう。
 ②ならどうか。平行世界であれば、まどかの存在に矛盾は生じない。しかし、平行世界間の干渉という側面から考えると、少し無理があるように思う。ほむらによる時間軸の旅は、まさしく、数多の平行世界を渡り歩くものであった。それぞれの平行世界においては、ほむら以外の人物は違う平行世界についての知識も認識もなく(インキュベーターでさえ!)、相互干渉は皆無であった。ほむらによる改変においては、インキュベーターとさやか(時間の経過とともに忘れていくようだ)が改変を認識しており、まどかは「円環の理」の力(少なくとも一部)を保持しているようである。異なる平行世界の間で、ここまで干渉があるというのは、無理があるのではないだろうか?
よって、③が最も有力となる。③であれば、上記で述べたことが全て矛盾なく成立する。{/netabare}
 
 ほむらの幸せのありか(12/1かなり加筆)
  {netabare}そもそもまどかと出会わなければ・・・という議論は未来永劫封印。
 魔法少女にならなければ・・・というのも、まどかと出会ってしまった以上、必然ととらえる以外あるまい。
 そうなると、私が考えるターニングポイントは三つ。
 一つは、まどかと二人でワルプルギスの夜を倒した後である。ほむらは、この時、まどかと一緒に魔女になってもよかった、または、死んでしまってもよかった。二人で一体の魔女になったりなんかしたら、それこそ本望だったんではないだろうか。なのに、まどかはほむらに過酷な運命を強いる。自分が魔法少女にならない未来をつくれ、しかも、魔女になるのは嫌だから殺せ、と。こうやって考えると、「まどか、我儘だぞ!お前のせいでほむらは何回時間軸を超えたと思っとるんじゃ!」と恨み言の一つでも言いたくなる。
 二つ目は、もちろん、本編のあのシーンである。おそらく、まどかがあの泣き言(本人は泣き言を言っているつもりはないだろうが)を言わなければ、ほむらは「まどかによる救済=円環の理」を素直に受け入れていたであろう。それは、本来ほむらが望んでいたことなのだから。
 もう一つある。それは、まどかによる宇宙再構築時である。あのとき、まどかはほむらを一緒に連れて行くべきであった。「こんな場所にまでついてきてくれた」ほむらの気持ち、「私のために頑張ってくれた」ほむらの気持ち、その真意を理解することができたのならば、ほむらを一人残していくべきではなかった。まどかの一部、若しくは、眷属として「円環の理」に取り込まれることを、ほむらが拒むであろうか?いや、これこそ、ほむらの至福であったろう。
 いずれにせよ、既に過ぎ去ったことである。では、この新たな世界における「ほむらの幸せ」とは?
 つまるところ、ほむらの幸せとは「まどかと共にあること」。生死も問わない、ただ共にあること。
 翻って、まどかの幸せとは?まどかは何を望むのか?少なくとも「ほむらと共にあること」ではないことは明らかであろう。
 この二人の愛情の間には大きな隔たりがある。まどかのほむらに対する愛情は、いうなれば「仲のいいお友達の一人」。どんなに好意的に解釈しても「お友達の中で一番仲のいい子」程度であろう。それは、まどかによる宇宙再構築時のおいて、神となったまどかが言い放った「あなたは最高の友達だったんだね。」に集約されている。全ての時間軸のおける全てのほむらの戦いを理解してなお、これである。万感の思いが込められているにしても、ほむらの行為に対する労いとして充分とは言えない。それに対して、ほむらのまどかに対する愛情は、自身の言葉にあった通り「この世でたった一人の私の友達」に対するもの。しかも、この気持ちは膨らむ一方である。超えた時間軸の数だけ、踏み越えたまどかの屍の数だけ大きくなる。いつしか「私の存在の全てをかけた愛」の対象へと昇華されていた。
 この隔たりはどこからくるのか。なぜ、ほむらはここまで「まどか」に執着するのか?なぜ、ほむらの心は孤独なのか?その秘密は、未だ謎のベールに包まれた「ほむらの過去」にあるのではないだろうか。「心臓の病気で長く入院していた」「どうも一人暮しをしているようだ」この二つのみが現時点で提示されていることである。
 ここで一度まどかへと視点を移してみよう。まどかは優しいパパと頼れるママに愛情をたっぷりと注がれて育った。タツヤの年齢からすると10歳ごろまでは一人っ子として育っている。また、鹿目家の朝の様子から、出勤前の「パパにちゅ、タツヤにちゅ、まどかとハイタッチ」は日課であろう。つまり、まどかは愛に慣れている。愛情を受け取ることにも、愛情を表現することにも慣れている。
 ほむらはどうか?ほむらは愛への耐性がないのではないか。愛情を受け取ることにすら躊躇を覚え、ましてや愛情を表現するなんてどうしていいやら皆目見当がつかぬ・・・。病院での長期入院、どうやらいないらしい両親・兄弟姉妹、そんなほむらにとって、まどかは初めてできた友達であった。その友達と過ごしたあまりに濃密は1カ月、そして、死という衝撃的は別れ。全てが、ほむらにとってまどかを唯一無二な存在にならしめている。
 つまり、まどかは普通の友達にするようにほむらに接しただけなのに、ほむらの方ではまどかのことを唯一無二の大親友と思っていた。この認識の違いは小さくない。
 さて、どうすればほむらは幸せになれる?
 魔法少女でなくなってしまった以上、円環の理による救済はもうありえない。神となったまどかの腕に抱かれる幸せはもう望めない。
 一緒に死ぬ?かたや神、かたや悪魔、その二人が心中?よしんば、悪魔の方でそれを望んだとしても、神の方では良しとはすまい。だったら、無理心中?あなたを殺して私も死ぬわ!もしかしたら、それはあるかもしれない。でも、そんな結末は見たくない。
 やはり、現状維持なのか。籠の中の鳥として「まどか」を飼いつづけることが幸せなのだろうか?もはや人ではない「ほむら」と「まどか」であれば永遠の時を過ごすことも不可能ではないであろう。これは、確かに一つの幸せの形なのかもしれない。ほむらにとっては理想郷ですらあるかもしれない。まどかを偽り続けることに耐えられるのであれば・・・
 ほむら、君の幸せはどこにあるんだろう。



 ・・・・・・・・・・・・・普通の、ただの少女として出会い、退屈とも言えるようなありふれた日常を過ごし、当たり前に年を取り、いつしか大人へと成長する二人、穏やかな、それでいて、親密な、変わらない友情で結ばれた二人、そんなありふれた光景こそが、君たちにはふさわしい。ほむら、君に、まどかとのこんな未来を贈りたい。
 さあ、インキュベーターよ、今こそ我に問え!
 「その魂を対価にして、何を願う?」
{/netabare}

インキュベーターのお仕事(2/23)
  {netabare}1.地球における効率的なエネルギーの回収
 2.前号に付随する一切の業務
 インキュベーターの目的はただ一つ「エネルギーの効率的な回収」のみである。この目的のために構築されたのが「魔法少女システム」といえよう。念のため、ここで魔法少女システムをおさらい。
 ①少女
   ↓
 ②願いを叶える
   ↓
 ③魔法少女
   ↓
 ④絶望する
   ↓
 ⑤魔女
 普通の少女(①)の願いを一つ叶える(②)ことによって魔法少女へと変換(③)そののち絶望(④)により魔女となる(⑤)。
 インキュベーターは②で何らかのエネルギーを投下することにより少女を魔法少女へと変え、④の際に放出されるエネルギー(主たる成分は感情)を何らかの方法で回収している。
 インキュベーターの言うところの「エントロピーを凌駕した」の真意は何とも掴み難いが、ここでは、「魔法少女を作るために必要なエネルギー < 「魔女化により回収されるエネルギー」ということと考えておく。つまり、②で投下されたエネルギーを超えるエネルギーを④で回収できるということを意味する。②で1のエネルギーを消費したとすると④で少なくとも1.1以上のエネルギーを回収できる見込みがあるということである。だが、単純に②<④でいいのかというとそうでもない。魔法少女が魔女になるまでのサポートにもエネルギーを消費するし、何よりも「ロス」が生じる可能性があることが大きい。
 魔法少女システムにおける「ロス」とは、魔法少女が魔女にならないで消滅することである。このロスは意外と多く発生しているのではないだろうか?我々が知るだけでも、マミ・杏子がこのロスに該当している。よって、インキュベーターはこのロスも込みでエネルギー回収効率を計算しているはずで、④で回収されるエネルギーは②の少なくとも数倍にはなるであろう。
 インキュベーターは予めその少女から回収できるエネルギーを推定することができる。あたかも石油の埋蔵量を推し量るように。現に暁美ほむらを魔法少女へと変換する際に、エントロピーを凌駕したので君の願いは聞き届けられました、という趣旨の発言をしている。つまり、ほむらの願いを叶えるために消費されるエネルギーを、ほむらが魔女になる際に回収されるであろうエネルギーが超えるということを、その時点で把握しているということである。
 しかし、そうだとすると、鹿目まどかのケースをどう考えればよいのだろうか?まどかの願いは、魔法少女システムを根底から覆すものであった。にもかかわらず願いが叶えられてしまうというのは、どういうことであろうか?単純に、願いを叶えるために消費するエネルギーを推定回収エネルギーが上回ったから機械的に発動してしまったのだろうか?これは、もう少し考察を進める必要がありそうである。
 魔法少女が魔女になるまでに要する期間の統計的な資料が手元にないので何とも言い難いが、「さやか」の例から推測するにおおむね1カ月以内というのが相場ではなかろうか。マミや杏子の例は異例なのではないかと思う。「さやか」のような例がバンバン発生するのだとしたら、魔法少女システムは効率的なシステムと言ってよいであろう。
 さて、有史以来(もしかしたら以前)人間(地球)を観察していたインキュベーターとて、「魔法少女システム」を構築するまでに紆余曲折があったことは間違いあるまい。おそらく、人間以外の生物、男性、女性、大人、老人、それこそ老若男女問わずいろいろ実験を重ね、その末に行きついたのが少女を標的とする「魔法少女システム」なのであろう。そして、我々が知るあの姿、何とも愛らしい愛玩動物のような外観をしているのも、少女を標的にするが故であろう。
 だが、奴らが人類に仕掛けた罠は「魔法少女システム」だけであろうか?感情をエネルギーに変換できる奴らにとって、効率的にエネルギーを回収しうる機会はたくさんある。
我々のまだ知らないそんな罠がこの世にはあるのかもしれない。
 それにしても、インキュベーターは何故にエネルギーの回収をしているのか?それは、宇宙の崩壊を一秒でも遅らせる為である。では、そのような使命を担っているのは何故なのか?そもそもインキュベーターとは何者なのか?この点については、機会を改めて論じてみたい。 {/netabare}
 
 史上初の魔法少女の末路(3/2)
 {netabare} 歴史上初の魔法少女が誰であったのかについての記録は既に失われている。しかし、歴史上初の魔法少女が歴史上初の魔女となったことは99.99%間違いのない事実である。
 魔法少女が魔女にならないということは、魔法少女が魔法少女として死ぬことを意味する。魔法少女として死ぬということはどういうことであろうか。魔法少女は「ソウルジェム」を破壊されることによって死を迎える。逆にいうと「ソウルジェム」を破壊されない限り死を迎えることは無い。歴史上初の魔法少女には戦うべき敵である魔女はいない。ということは、よほどのアクシデントでもない限りソウルジェムを破壊されることはありえない。
 ソウルジェムを破壊されることなく存在する魔法少女は必ず魔女になる。なぜなら、ソウルジェムの穢れを浄化する「グリーフシード」が存在しないからである。
 魔法少女はソウルジェムが穢れを規定量を超えてため込んだ時に魔女となる。では、「穢れ」とはなんなのか。
 「穢れ」は以下の理由によって蓄積されていく。
 ①魔力の消費
 ②希望の喪失
 ①については、魔法少女が魔法少女として存在しているだけで魔力を消費することになるので、日々確実に蓄積されることになる。②については、個々の魔法少女の心のありようであるので個体差が大きいが、これによる穢れの蓄積はかなり急速に進む傾向がある。
 いずれにせよ「グリーフシード」による浄化をしない限り「穢れ」を減少させることは不可能であるため、最初の魔法少女は間違いなく魔女になったはずである。{/netabare}

 「魔法少女は魔女になる」を考える(4/18)
  {netabare}3人の魔法少女を例に考えてみよう。
 ①美樹さやか
 まずは、美樹さやかの魔女化の過程を振り返ってみたい。
 グリーフシードの使用を拒否したこと、これがさやかの魔女化の決定的な要因である。グリーフシードを使用しないことには「穢れ」を浄化することが不可能である以上、至極当然の話である。では、さやかの急速な魔女化の要因はなんであろうか。一つは、魔力を浪費する戦い方の選択である。半ば自暴自棄になったさやかは肉体へのダメージを顧みない戦い方を自らに課す。感覚の遮断、ダメージの回復、いずれにも魔力を消費する。もう一つは、希望の喪失である。恭介と結ばれる希望・人間として生きる希望・友達と共に歩む希望、次々と潰えてゆく希望。最後に残された希望、善良な人々を守るために戦っているという希望(幻想)が打ち砕かれたとき、さやかは魔女となった。
 ②巴マミ
 巴マミは魔女になっていない。マミはどん底で契約を交わしている。自身の生死の間際で生きるために契約を交わした。おそらく、その際に親・兄弟を失ったのではないだろうか。人生のどん底から魔法少女としてのスタートを切っているのである。簡単に絶望なんてするわけがない。ただ、自身も魔女になるという受け入れがたい事実への嫌悪、強烈な拒否反応から希望を喪失するという可能性はある(実際にパニックから杏子を殺している)が、マミの場合自死を選ぶであろう。ソウルジェムが濁りきる前に自身で破壊することを選択するはずである。
 ③佐倉杏子
 佐倉杏子も魔女になっていない。が、これは俄かには信じ難いことである。佐倉杏子が自ら語った物語を思い出してほしい。杏子は父が多くの信者に慕われることを願って魔法少女となった。その願いはカラクリが父に露呈することによって崩壊する。この崩壊は家庭の崩壊をも導く。父は杏子を残し一家無理心中を遂げてしまう。世界に一人取り残された杏子。これで絶望しないとしたら、何で絶望するというのだ!これだけの経験をして、どうして魔法少女のままでいられるというのか!たとえ、グリーフシードを百個持っていたとしても追いつかない速度でソウルジェムは濁るのではないだろうか。杏子はどうやってこれを乗り切ったのであろう?私にはちょっと想像がつかない。
 魔法少女は絶望によって魔女になる。本当にそうなのだろうか?暁美ほむらの例に先立って、実はこんな特殊な先例が存在しているのである。インキュベーターの想定外の事例は思ったよりもあるのかもしれない。{/netabare}

 ホントの戯言(2/15)
  {netabare} ほむらが複数のインキュベーターによって監視されているシーンを観ていたら思い出した小説の一節があります。ダン・シモンズの傑作SFハイぺリオンシリーズの最終巻「エンディミオンの覚醒」におけるシーンです。
 磔刑に処され、ある行動をとることを期待されつつテクノコアに厳重な監視を受けているアイネイアー。このシーンとシュチュエーション似ているのです。もしかしたら、虚淵さんも意識していたのかもしれないな、と思ってみたり。{/netabare}

 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 103

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2016年春視聴。

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語
魔法少女は絶望から救われたのか――
“円環の理”に導かれて、少女たちの新たな物語がはじまる

鹿目まどか。かつて、幸せな日々をおくっていた平凡な一人の少女が、
その身を賭してすべての魔法少女たちを残酷な運命の連鎖から解き放った。
まどかへの想いを果たせぬままに取り残された魔法少女・暁美ほむらは、
彼女の残した世界でひとり戦い続ける。
「懐かしいあの笑顔と再びめぐり合うことを夢見て―-」

テレビシリーズをベースに製作された
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編/後編]』を経て、
満を持して送り出される『[新編] 叛逆の物語』。
総監督・新房昭之、脚本・虚淵玄(ニトロプラス)、
キャラクター原案・蒼樹うめ、アニメーション制作スタジオ・シャフト。
そして彼らを中心に多くのメインスタッフが再集結。
脚本・作画、全てが完全新作。

鹿目まどかは世界を変えた。
その後の世界で、魔法少女が見るのは、希望か、絶望か

オーディオコメンタリー
悠木碧、斎藤千和、喜多村英梨、水橋かおり、野中藍、加藤英美里
※悠木、斎藤→悠木、斎藤、水橋→悠木、斎藤、水橋、野中→喜多村→悠木、斎藤、加藤の順でリレー形式で進行する。

主題歌
オープニングテーマ「カラフル」
エンディングテーマ「君の銀の庭」
挿入歌「misterioso」

「本編 HOMURA 1st take version.」
終盤部のほむらの音声をリテイク前の物に差し替えたもの。

『劇場版公開記念 2時間でわかる! 大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」』
テレビ東京で2013年11月4日に公開記念番組『2時間でわかる! 魔法少女まどか☆マギカ』として前後編を再編集したダイジェスト版が放送された。
新編に至る内容を紹介したほか、公開を迎えた劇場からのリポートや新編の冒頭3分の映像テレビ初放送が行われた。
ナレーションはほむら役の斎藤千和が担当。


【アニメキャラの魅力】ひたむきなゆるふわ天然魔法少女「鹿目まどか」の魅力とは?
夢を叶えた代償として、魔法少女という過酷な運命を背負わされる、希望と絶望が織り成すSF作品『魔法少女まどか☆マギカ』。その主人公が今回ご紹介する「鹿目まどか(かなめまどか)」です。とことん天然で、同じ時間軸を何度とやり直され、その度に一味違う彼女を垣間見る事ができます。さぁ、このキャラクターの魅力に触れて行きましょう。

■天然少女
数あるアニメでも、このキャラクターは誰よりも「天然少女」を上手く表現したキャラクターだと思われます。ふわふわしたビジュアル、雰囲気、素直で優しい性格。そして、魔法少女としての願いが「魔法少女になって誰かの役に立つこと」というふわふわ加減・・・。

何とも子供らしい浅はかさを見せる彼女ですが、「誰かの役に立てたらそれはとっても嬉しいなって」を聞いてしまうと、有無を言わせず納得させられるのがこの少女のなんとも言えない魅力ではないでしょうか。

■ドジだけどひたむきです
4度にも渡って同じ時間軸をやり直し、幾度となく暁美ほむらの保護を受けたにも関わらず、結局騙されて魔法少女として契約し魔女化してしまうあたり、とことんドジで騙されやすいキャラクターであることがわかります。ほむらから、魔法少女がどういった運命を辿るのかを忠告され契約を思い留まるも、結局追い詰められた仲間の為に自ら契約し、不幸な運命を避けられないのが彼女。その浅はかなひたむきさに視聴者もつい涙してしまうのでしょう。

■カップリングの万能さ、いじられキャラ
作中の時間軸の中心人物であるため、カップリングで描かれる際にはどのキャラともマッチします。二次創作の間でも非常に人気の高いキャラクターなのです。また中の人の印象も強いためか、そのいじられ具合もかなりのものです。

■「強者」ではなく「救世主」として
「何の取り得も無い」がコンプレックスであり、そこから「誰かの役に立ちたい」を軸に、時間軸毎に違った願いで魔法少女になる彼女。数ある時間軸の中で苦悩するも、ドジで天然、ひたむきで優しい、筋の通った主人公らしい魅力を存分に発揮してくれます。彼女の持つポテンシャルとそのスケールの大きさ、そして成長。可愛らしいルックスも含め、その全てが「鹿目まどか」の魅力と言えるのではないでしょうか。


【アニメキャラの魅力】パーフェクトで美しい魔法少女「暁美ほむら」の魅力とは!?
今回ご紹介する「暁美ほむら」は、主人公「鹿目まどか」と同じ見滝原中学校に通う魔法少女です。容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能の完璧な黒髪美少女で、性格はクールで発言も謎が多いのですが、まどかのことを誰よりも愛しています。

■壊滅的なコミュニケーション能力
ほむらは人間関係の構築が苦手のようで、態度や発言にはトゲがあります。その容姿からもかなりツンツンしているように映りますが、実際はまどかを心配したり気にしたり、佐倉杏子と共闘をしようとしたりと、本当は優しくて気を遣えてみんなのことを思いやる、ただ勘違いされやすいだけのいい子なんです!ツンデレですね!最高です!

まどかには仲良くなりたいと思われているようですが、上記のように勘違いされやすい場面が多く、美樹さやかとはとても不仲です。特にCharlotteという強敵との戦いでは、巴マミの信用を得られなかったために拘束されていたのですが、マミの死の直後に現れ、グリーフシードを持ち去ったこともあり、かなり彼女にかなり疑われています。元々キュゥべえを襲撃していたところを見られていることや、まどかを見ているのをにらんでいるように思われて、さやかからはネガティブな印象を持たれているため、余計そう思われてしまったのでしょう。そして、唯一本当のことを知っているまどかも、ついにほむらの真相を言うことがなかったので、さやかからは“グリーフシード目当ての悪い魔法少女”と認識されています。かわいそうですけどそんなほむらも可愛いですね。

■未来を知っている
キュゥべえとは、キュゥべえ曰く「契約したともいえるし、そうでないともいえる関係」です。また、ほむらはキュゥべえにとって「イレギュラーな存在」であり、まどかに対してもほむらに関する警告をしており、ほむらの言動を気にしているようです。

この「契約したともいえるし、そうでないともいえる関係」というのが、未来のことをある程度知っていることにつながります。実は、ほむらとまどかは以前既に出会っているのです。2人が初めて出会った時間軸のまどかは既に魔法少女でした。ワルプルギスの夜にまどかの死に直面し、学校でできた初めての友達であるまどかを誰よりも大切に思うほむらは、キュゥべえと「彼女を守る私になりたい」と契約を交わしたのです。これによりほむらは、契約直前から病院を退院する日の朝まで時間を戻す力を手に入れました。

■まどかとの関係
前述のように、まどかはほむらにとってとても大切な存在であり、守りたい存在です。まどかもほむらとは仲良くなりたいと思っています。故に、ほむらの行動はまどかのための行動が多く、広く物事を見られていない気がします。更に勘違いされやすいため、他の魔法少女からは疑われたり、うまくコミュニケーションを取れない事が多いです。

全てまどかが魔法少女になった結果を知っているからこその行動なのですが、とにかくまどかのことが好きで好きでたまらないのでしょう。こっちが彼女を守りたくなります。最新劇場版ではまどかのことを唯一覚えている存在で、まどかの意志を継いで魔法少女として戦っていました。その健気さがとても勇敢で、そして愛らしいのです。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』でも活躍していたほむらですが、続編があるのであればとても楽しみです。期待して待っています!


【アニメキャラの魅力】まどマギ界の悲劇のヒロイン「美樹さやか」の魅力とは?
魔法少女まどか☆マギカにおいて、これほどまでに報われなかった魔法少女がかつていたのだろうか。

そう思わざるを得ないような彼女の生き様を、綴っていこうと思う。

■彼女が魔法少女になったわけ
さやかは幼馴染の上条恭介に片想いをしていた。

その上条にはバイオリン奏者になるという夢があるのだが、治療しても回復が不可能な怪我をしてしまい、バイオリンを弾くことが出来なくなってしまった。

そんな彼を救うため、魔法少女になる際に一つだけ叶えられる願いを、上条の腕を治すことと引き換えに使ったのだった。

■悲しみのなれの果て
契約する際に巴マミから、「他人のために自分の願いを使うこと」は自身の身を滅ぼすことだと忠告されていたにも関わらず上条のために使ってしまったため、のちにそのことで彼女は苦しむことになる。

腕が治り退院することとなった上条は学校にも通い始め、志筑仁美と一緒にいることが多くなったのが見受けられた頃、仁美から上条のことが好きだと言われ、さやかはその三角関係に惑う。

魔法少女になったこと、それは人間ではなくなってしまったことと同義であり、そんな自分は上条と付き合う資格などないと思い悩む。
上条の腕を治しても結局上条とうまくいくことが出来なくなったさやかは、まどかや杏子に強く当たってしまう。
そんな自分にも嫌気がさし、自暴自棄となってしまったさやかは無謀な戦闘を繰り返した果てにソウルジェムが穢れきってしまい魔女化してしまった。

■「あたしって、ほんとバカ」
さやかは、女性が共感しやすいキャラクターだと言われている。
好きな人のために尽くす姿や、自分のことが嫌い、自分なんてどうでもいいといったネガティブな感情で自滅していくからである。
同時に「悲劇のヒロイン」ともなってしまった彼女だが、その報われない様も、まどかという友達に救われたことも、全て他のキャラクターでは見られないリアリティ性があり、最も「女性らしい」キャラクターだと言えるだろう。

まどかやほむらに目がいきがちだが、ぜひさやかにも注目して見ていただきたいと思う。


【アニメキャラの魅力】魅力溢れる優雅なお姉さん「巴マミ」の魅力とは?
『魔法少女まどか☆マギカ』は、とある地方都市で魔女と戦いを繰り広げる魔法少女達を描いた作品です。魔法少女を題材としているためか、キャラクター全員が中学生という幼いメンバーの中、「巴マミ」は先輩魔法少女として、後輩である主人公達を大人の魅力(と言っても中学生3年生ですが・・・(笑))でまとめる素敵な女性です。

■戦闘時の華麗な立ち振る舞い
マミさんの愛称でファンから親しまれる彼女がどんな人物かといいますと、物腰の柔らかい優しく頼りになるお姉さん的な立場であり、ナイスバディで金髪縦ロールをツインテールにしているお嬢様のようなルックスです(脚本担当の虚淵氏曰く、キャラクターのモデルは「ひだまりスケッチ」のヒロさん)。

そんな容姿に違わず、魔女との戦闘時の戦い方も優雅そのものです。拘束や切断が可能なリボンを主軸に戦い、相手をリボンで拘束した後、リボンを変形させたマスケット銃で撃ちぬく戦闘スタイル。マスケット銃が単発であるため、複数のマスケット銃を踊るように持ち替えながら戦うその姿はまさに「舞っている」という表現が適切なものです。

また、戦闘終了後に紅茶を飲むという描写も、彼女が優雅なキャラと言われる理由と言えます。作中のBGMも相まってか笑顔で戦いながら(笑顔で魔女を倒していると考えると少し怖いですが(笑))魔女を倒すその姿は、正に大人の魅力溢れる素敵な女性です。また、彼女だけが必殺技に技名を付けており、ウインクしながら大砲をぶっ放すという姿も、頼れる大人の余裕を感じさせる要因の一つといえるでしょう。

■マミさんの反響
アニメ本編では第3話という非常に早い段階で敗北し、悲惨な最後を遂げたマミさんは、あまりにもインパクトの強すぎる死に方から、ネット上で「マミる」というネットスラングが出来るほど。その他にも、アニメ最萌トーナメント2011で優勝を果たすという快挙を成し遂げています。登場頻度の少なさに見合わず、少ない登場の中でも彼女の魅力が存分に凝縮されていますね。

そんな彼女の人気からか、スピンオフコミックである『魔法少女まどか☆マギカ~The different stoty~』では、マミさんを主役として彼女中心の物語が展開されます。アニメ本編からのIFストーリーではありますが、本編では語られることのなかった過去や内面の心理描写は勿論の事、人間関係の擦れ違い等、魔法少女達にとってマミさんがどれほどの存在であったかということが描かれている作品です。マミさんを愛する方にはぜひとも読んで欲しい作品です。


【アニメキャラの魅力】情熱トゲトゲ魔法少女「佐倉杏子」の魅力とは?
夢を叶えた代償として魔法少女という過酷な運命を背負わされる、希望と絶望が織り成すSF作品『魔法少女まどか☆マギカ』。そこに途中参戦する魔法少女こそ「佐倉杏子(さくらきょうこ)」です。

唯一、途中参戦のキャラクターなので影が薄いイメージがありましたが、『魔法少女まどか☆マギカ』において、このキャラクターの存在は欠かせないといっても過言ではありません!その理由をご紹介します。

■ツンツントゲトゲ
純粋で優しい、ほんわかなキャラクターばかりのこの作品において、初登場から美樹さやかに対して罵声を浴びせ叩きのめした、唯一のトゲトゲとしたキャラクターです。行動原理もとことん利己的で、他の魔法少女を否定し襲い掛かる、多くの視聴者がぞっとしたであろう恐るべき少女なのです!怖い女の子に度肝を抜かれたい、とことんトゲトゲした少女がタイプであれば、まさに彼女無くては語れないでしょう。

■最強の戦闘力
様々な武術を操る魔法少女の中でも、この少女は特に優雅で華麗な戦いを披露してくれます。多節棍である槍を操り、あらゆる変則的な攻撃や、槍に仕込んだ鎖を防壁のように張り巡らせたり、退路を断って魔女を倒したりと、目を釘付けにするような戦闘シーンを魅せつけてくれます。本作品である「魔法少女まどか☆マギカ」においては封印されている能力が多いのですが、他の派生作品等では更に多くの戦闘シーンが拝める事でしょう!

■性格の裏にある真っ直ぐな心
この少女の真の魅力は何処にあるのか。それはずばり、そのトゲトゲとした態度の先にある、他の魔法少女の不幸を止めるという真っ直ぐな思いが他のどの魔法少女よりも強かった所でしょう。

魔法少女の過酷な運命を食い止めるべく、暁美ほむらに手を貸したり、魔女化したさやかを救うべく生身で救出に向かう鹿目まどかに手を貸す姿を見ていくにつれ、彼女の真っ直ぐな心にどんどん惹かれていってしまいます。特に最後の、ライバルである美樹さやかを想い、心の救いとなるべく自分の身を捧げるシーンに、視聴者は心を打たれた事でしょう。ありきたりなツンデレとは違う、魅力にあふれた少女なのです。

■暗い過去の経験から他の魔法少女を救うひたむきさ
唯一の利己的な立ち振る舞いをする少女ですが、この少女も幼少期から他者の父親の為に魔法少女になったという、他人思いの少女なのです。

教会の神父である父を支えようと、杏子自ら魔法少女となり父の願いを叶えるのですが、それが原因で父は狂い不幸な出来事に襲われてしまいます。そういった悲しい過去の経験から、他者の願望を他者が特殊な力で叶えても誰も幸せにならない事を知っている彼女は、他者の願望を叶える為に魔法少女になった美樹さやかを命掛けで救おうとします。

考えが対立するさやかに、傷付きながらも必死で彼女の名前を叫ぶその姿とひたむきさには、思わず涙ぐんでしまいます。

なお、最もベテランであるこの少女は、他の派生作品にも多く登場します。彼女と作品に惹かれた方は、是非とも他の作品も見てみましょう!


【アニメキャラの魅力】可愛いマスコット?邪悪の概念を超えた恐怖「キュウべぇ」の魅力
ことごとく「魔女っ子モノ」の方程式をひっくり返してくれた名作『魔法少女まどか☆マギカ』。その最たるものが「キュウべぇ」ではないでしょうか。魔女っ子モノでは“平凡な”少女が不思議な力を持つ為には、その力をもたらす存在が必要です。それは通常主人公の肩に乗るくらいの愛らしい生き物。今回ご紹介する「キュウべぇ」も、やはりこの類だと誰もが思います。しかし、口を動かさずに喋るこのキャラの不気味さや恐怖に、「キュウべぇ」がどんな存在か判明してから、遡って気付く事になるのです。

■明かされる真相
最初は魔法少女たちに助言をし、友好的に振る舞っていた「キュウべぇ」ですが、「美樹さやか」が魔法少女となり、そのソウルジェムを巡る話あたりから、その怪しさに魔法少女たちも気付き始めます。それに対して「キュウべぇ」は、まったく悪びれる事もなく真相を話すのです。魔法少女達が「敵」として戦っている「魔女」は、実は魔法少女の絶望した成れの果ての姿であり、魔女に堕ちる際に放出される莫大なエネルギーを集める事が「キュウべぇ」たちの目的。つまり、魔法少女はエネルギーを生み出すための牧場で飼われている牛のような存在だったのです・・・。

■キュウべぇに学ぶ詐欺の手口?
このような取り返しのつかない「契約」をさせられてしまった少女たちですが、「キュウべぇ」の勧誘には、いわゆる“詐欺師”との共通点が見受けられます。重要事項を言わず、「聞きもしなかったじゃないか」という言い逃れ、相手が考える事が難しい状況(ほむらの危機を目の当たりにしたさやか、まどかとさやかが「お菓子の魔女」の前で危機に陥った時など)の中で、「僕と契約して、魔法少女になってよ!」と迫る、「君たちの意志は最大限尊重しているつもりだけど・・・」と相手への譲歩を装うなど、騙されたとは心外だと言わんばかりです(実際「心外だなあ」と言ってましたが)。

■悪意のない恐怖
ある人が言いました。「悪には限りがあるが、善には限りがない」と。「悪役」は悪意がある分、まだ救いがあります。「キュウべぇ」は条件を提示して平和的に同意を得たのだから、家畜に対する人間の態度よりもよほど紳士的であると信じています。むしろ、人類に文明等を提供してきた分、人類もその恩恵に浴しており、「一部の」犠牲は全体の発展に比べれば取るに足らないと言い切ります。しかし、その人類の末路などにはまったくの無関心・・・。とある並行世界で、まどかが世界を滅ぼす存在となった時には、「あとは君たち人類の問題だ」と言い放ちます・・・。無理解・無関心が邪悪よりも恐ろしい一例でしょう・・・。

悪意なき邪悪「キュウべぇ」。人によっては魅力と感じる一面も、ある人にとっては嫌悪しか感じないかもしれません。その愛らしい外見を可愛いと感じる人もいれば、ドライな内面とのギャップに恐怖を覚える人もいるでしょう。しかし、その全てが「キュウべぇ」の魅力と言えるのではないでしょうか?まだ観ていないという方は、是非ご自身の目でその不思議な魅力をお確かめ下さい。


『MADOGATARI展』大阪会場は、東京会場初日を超える動員数! 「まどか☆マギカ」新作短編映像は別バージョンを上映!?
「魔法少女まどか☆マギカ」や「〈物語〉シリーズ」など、数々のアニメーションの制作に携わってきた「シャフト」。その40周年を記念して開催されている「~シャフト40周年記念~MADOGATARI展」の大阪開催(会場:ハービスHALL)が、本日12月22日(火)より開幕しました!

11/27~12/2まで開催された東京会場では、15,000人を動員し「MADOGATARI展」ですが、大阪会場では東京会場の初日動員を上回る1,700人(東京:約1,300人 ※前売券販売実績)を記録し、好調なスタートを切りました。今回、会場の様子を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう♪

◆大阪会場の様子を大紹介!

★会場限定で公開されているのは、「魔法少女まどか☆マギカ」の新作へとつながるコンセプトムービーの上映や、劇団イヌカレープロデュースによる立体造形、「〈物語〉シリーズ」の西尾維新書き下ろし短編小説を元に制作した映像展示やプロジェクター3台を使用した特別映像上映、「魔法少女まどか☆マギカ」と「〈物語〉シリーズ」のキャラクターがコラボした会場限定オリジナルマナー映像、シャフト40年の歩みを体感できる原画や制作資料の展示、会場限定のイベントオリジナルグッズ販売などなど。「魔法少女まどか☆マギカ」ファン・「〈物語〉シリーズ」ファンはじめ、アニメファンを中心に多くの方の好評を得ています。

★大阪会場では「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」「〈物語〉シリーズ」より新たに100枚を超える生原画が追加され、本編でも未公開の原画も多数含まれています。

◆「魔法少女まどか☆マギカ」新作短編映像は“コンセプトムービー Type-B”を上映!
★また、「魔法少女まどか☆マギカ」ゾーンで上映する新作短編映像は、イメージボード部分を差し替えた、東京会場とは異なるバージョンの“コンセプトムービー Type-B”を上映!

主演キャストによる新録ボイスも収録! 『魔法少女まどか☆マギカ』新作コンセプトムービーの制作スタッフ&キャストが判明
この度、2015 年11 月27 日(金)~12 月2 日(火)、東京・アーツ千代田 3331 にて開催された『~シャフト40周年記念~MADOGATARI 展』内にて、「魔法少女まどか☆マギカ」の新作へとつながるコンセプトムービーが公開されました。

このコンセプトムービーは、総監督・新房昭之さんが自ら絵コンテを描き、劇場版の監督・宮本幸裕さんが演出を務め、異空間設計を担当した劇団イヌカレーや総作画監督・谷口淳一郎さんら作品のメインスタッフが制作に参加しております。加えてTVシリーズ・劇場版でも音楽を担当した梶浦由記さんが新たな楽曲を制作し、主演キャストによる新録ボイスも収録した約4 分の映像となっています。

『~シャフト40周年記念~MADOGATARI 展』東京会場は、入場時間指定制での開催となりましたが、入場券は前売販売で完売となり、開催期間が6 日間ながらも総来場者数が15000人を超える結果となりました。場内には、この展覧会が初公開となる『魔法少女まどか☆マギカ』のコンセプトムービーの上映のほか、劇団イヌカレープロデュースによる立体造形“アニメーションの魔女”の展示のほか、『魔法少女まどか☆マギカ』と『〈物語〉シリーズ』のキャラクターがコラボした会場限定オリジナルマナー映像の上映、原画や制作資料の展示、会場限定のイベントオリジナルグッズの販売など、『魔法少女まどか☆マギカ』ファンをはじめ、アニメファンを中心に多くの方に好評となっています。

<コンセプトムービー 制作STAFF&CAST>
【STAFF】
原作:Magica Quartet
総監督・絵コンテ:新房昭之
演出:宮本幸裕
異空間設計:劇団イヌカレー
作画監督:谷口淳一郎
音響監督:鶴岡陽太
音響制作:楽音舎
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト

【CAST】
鹿目まどか:悠木碧
暁美ほむら:斎藤千和
巴マミ:水橋かおり
美樹さやか:喜多村英梨
佐倉杏子:野中藍
キュゥべえ:加藤英美里
百江なぎさ:阿澄佳奈

「まどマギ新作?」――新たな物語へのヒントとなるコンセプトムービー「MADOGATARI展」で公開
11月27日から開催されている「~シャフト40周年記念~MADOGATARI展」で見られます。

11月27日よりアーツ千代田3331(東京都千代田区)で始まった「~シャフト40周年記念~MADOGATARI展」にて、「魔法少女まどか☆マギカ」の新たな物語へとつながる“コンセプトムービー”が上映されている。

コンセプトムービーは3分50秒ほどで、来場者は全員見ることができる。「魔法少女まどか☆マギカ」の新作へのヒントであって、これがそのまま新作というわけではない。主催者側に確認したが「新作発表ではなく、あくまでも(新作を作るとしたらという)コンセプトムービーです」とのこと。

新たな物語につながる映像が公開
人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の新たな物語につながるという“コンセプトムービー”が27日、「アーツ千代田 3331」(東京都千代田区)で開幕した企画展「~シャフト 40周年記念~MADOGATARI展」で公開された。「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」が2013年10月に公開された後、新房昭之監督や脚本の虚淵玄さん、キャラクター原案の蒼樹うめさん、アニメ制作会社「シャフト」は新作に向けて打ち合わせを続けてきたといい、コンセプトムービーは新作の基となる映像として制作され、新房監督が絵コンテを描いている。

公開されたコンセプトムービーは、劇場版を手がけた宮本幸裕監督が演出を担当し、“異空間”の設計を担当したデザイナーユニット「劇団イヌカレー」、総作画監督の谷口淳一郎さんら同作のメインスタッフが参加。梶浦由紀さんが新たに音楽を制作し、声優陣によるボイスも新たに収録されている。

「魔法少女まどか☆マギカ」は、過酷な運命を背負う魔法少女らの姿を描いた作品で、11年にテレビアニメが放送され、ほのぼのとしたタッチのキャラクターとは裏腹に、重厚な世界設定や、悲壮でドラマチックな展開が人気を集めた。

●悠木碧さんが、劇場版で演じていていちばん悲しかったのは……?
Q:『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』の中で、演じていていちばん熱くなったシーンは?
A:みんなと一緒に変身するシーンはすごく心躍りました。マミさんとほむらちゃんの銃撃シーンはカッコ良かったなあと思います。

Q:演じていていちばん楽しかったシーンは?
A:ほむらちゃんと訥々としゃべっているシーンはとてもまどからしさがあって楽しかったと思います。ほむらちゃんの解けちゃった髪を三つ編みに戻していくシーンは、ほむらちゃんにとっての理想のまどかが出ているシーンだとおもうのですが、演じていてとても感慨深かったです。

Q:演じていていちばん悲しかったシーンは?
A:ほむらちゃんが悪魔になってしまった後にまどかがアルティメット化しかけたときに、引き戻してきて「あなたはなにも考えなくていいのよ」と言われた後に、ほむらちゃんに対してまどかがつめたい表情をするのが印象的で……(笑)。まどかはとてもいい子で正義に敏感なんだけど、けっこう冷静に物事を見ているので、ほむらちゃんの実直さが変わってしまうと、まどかの反応が変わるのは当たり前なんだなと気付かされました。それまでの関係性が崩れていくのがとっても切ないなあと思いました。

Q:魔法少女になる前に叶えて欲しい願いは?
A:割と聞かれる質問なんですけど……そうだな……叶えてもらわないですね(笑)。魔法少女にはならない!(笑)。そのほうが賢明な気がします。まどかほどの大きな力があるわけではないと思うので、中途半端になるぐらいなら他の誰かに譲ります(笑)。

魔法少女5人をイメージしたかわいい長財布が限定販売!
大人気『魔法少女まどか☆マギカ』×SuperGroupiesとのコラボアイテムに長財布が堂々登場。2015年10月7日(水)~10月25日(日)までの期間限定で予約を受け付けています! コラボアイテムの長財布は全5種類で、鹿目まどか・暁美ほむら・巴マミ・美樹さやか・佐倉杏子の5人の魔法少女をイメージしたオシャレなデザイン! 価格は、各7,800円(税抜)となっています。

それぞれのキャラクターのイメージカラーのアッパーに変身後のソウルジェムのチャーム付きで、引き手にはソウルジェムをモチーフにしたチャームをさりげなくオン! バッグから取り出した瞬間に心が華やぐ、可愛らしいお財布です。

『ファントム オブ キル』×『魔法少女まどか☆マギカ』スペシャルコラボステージついに配信開始!
スマートフォン向けゲームアプリ『ファントム オブ キル』(以下『ファンキル』)において、ゲームの可能性をさらに広げるべく『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語』(以下『まどか☆マギカ』)とのスペシャルコラボレーションで実現したオリジナルステージの配信がついに8月28日(金)よりスタートしました!

また、オリジナルボイスと迫力ある描き下ろしムービーでお送りする新CMを全国7地区(関東・関西・中京・福岡・北海道・宮城・広島)にて9月13日までオンエア、新CMのウェブ限定版も同時公開いたします。

■いよいよ配信スタート!『ファントム オブ キル』×『魔法少女まどか☆マギカ』スペシャルコラボレーションステージ
本コラボでは、“戦い続ける運命”を背負った少女たちという『ファントム オブ キル』と『まどか☆マギカ』に共通するヒロイン達を軸に、3つの世界が複雑に絡み合う完全オリジナルストーリーを展開。『ファンキル』の高いゲーム性はそのままに、『まどか☆マギカ』のキャラクター達の新カットと録りおろしのフルボイスでさらにゲームを楽しめる、『ファンキル』ファン、『まどか☆マギカ』ファン必見のステージとなっています♪

■『まどか☆マギカ』の人気キャラも登場する新CMもオンエア開始!
「ファントム オブ キル×魔法少女まどか☆マギカ」のスペシャルコラボレーションステージの配信開始と同時に、新CM「鹿目まどか篇」も全国7地区にてオンエア、さらにウェブ限定CM「暁美ほむら篇」「キュゥべえ篇」も公開スタート!『ファントム オブ キル』の美しい天上世界を覆う絶望の暗い影の正体は…そして立ちつくすキル姫達の前に現れる魔法少女たちという、オリジナルストーリーを少しだけお見せする内容で、『まどか☆マギカ』でも特に人気の高いあのキャラが画面上を暴れまわります!

「絶対にほむらちゃんを笑顔にしてみせます」大人気アプリ『ファントム オブ キル』×『魔法少女まどか☆マギカ』スペシャルコラボレーションプロジェクト
株式会社Fuji&gumi Gamesは、同社が開発・運営を手掛けるスマートフォン向けゲームアプリ『ファントム オブ キル』(以下『ファンキル』)と、『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語』(以下『まどか☆マギカ』)とのスペシャルコラボレーションプロジェクトにおいて、『まどか☆マギカ』のファンとして知られる芸人NON STYLE井上裕介さんと、パンサー菅良太郎さんが出演するスペシャル動画を特設サイトにて公開いたしました。

■『魔法少女まどか☆マギカ』ファンのNON STYLE井上裕介さん、パンサー 菅良太郎さん他、著名人出演の動画が公開!
特設サイトのスペシャルコラボコンテンツでは、コラボ制作秘話が詰まった「ファントム オブ キル×魔法少女まどか☆マギカ 新章バイブル本」を読んでオリジナルのストーリーやキャラクターに驚く『まどか☆マギカ』のファン各界著名人からのメッセージを公開中!新たにアップされたのはNON STYLE井上裕介さん、パンサー菅良太郎さんからのメッセージ。『まどか☆マギカ』とのコラボーレーションステージを実際に体験して、今までのまどか☆マギカでは見たことがないコラボレーションの内容に、「おっ、すげー!」「興奮しすぎて汗が止まらない」「自分が『ファントム オブ  キル』『まどか☆マギカ』の世界に入れるというのが楽しみな部分ではありますね」など、その魅力を語ってくれる井上さんと菅さんの様子に、ゲームへの期待が更に高まる楽しい動画となっています。

■『ファントム オブ キル』×『魔法少女まどか☆マギカ』スペシャルコラボレーションプロジェクトとは
ユーザー数200万人(2015年6月17日時点)突破の本格シミュレーションRPG『ファントム オブ キル』が、ゲームの可能性をさらに広げるべく、海外でも高い評価を得るシャフト制作のオリジナルアニメーション『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語/[後編] 永遠の物語』とのスペシャルコラボレーションを行い、『ファンキル』ファンのみならず、『まどか☆マギカ』ファンも楽しめるステージを限定配信。

『家電少女』にて『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』とのコラボイベント開催が決定!
株式会社番町製作所は、スマートフォン向けアプリ『家電少女』にて『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』とのコラボイベントを開催することをお知らせ致します。

■開催期間
2015年6月30日(火)~7月23日(木)にて開催されます。

■コラボ内容
今回のコラボでは,「鹿目まどか」「暁美ほむら」「巴マミ」「美樹さやか」「佐倉杏子」「百江なぎさ」などの魔法少女が家電少女となって登場。

◆キャラクター紹介

■鹿目まどか 【ドラム式洗濯機】 CV: 悠木碧

洗濯機の家電少女となった鹿目まどか。魔法少女の姿に洗濯の機能が付加されている。基本的には縦型の洗濯機で、洗いから乾燥まで全部できる。家電少女になってしまったことに戸惑いつつも、身の回りの人達の役に立つことが出来るようになって、嬉しい気持もある。優しく洗い過ぎて、しっかり汚れが落ちない事もある。

■暁美ほむら 【デジタル一眼レフカメラ】 CV: 斎藤千和

デジタル一眼レフカメラの家電少女となった暁美ほむら。魔法少女の姿に撮影の機能が付加されている。写真は高画質で、夜の撮影も綺麗におさめることが出来る。特に時を止めて撮影する写真は、肉眼ではとらえる事の出来ない活き活きとした様子を見事に切り取ることが出来る。盾の中にズームや魚眼など取り換え用レンズを入れている。

■巴マミ 【掃除機】 CV: 水橋かおり

キャニスター掃除機の家電少女となった巴マミ。魔法少女の姿に掃除機の機能が付加されている。頼りがいのある性格は変わらず、黄色いリボンを操り家具をどかしたりしながらゴミを吸う。その機能性はズバ抜けており、絶好調のときであれば、どんなに汚い部屋であっても一瞬でチリ一つ残さず綺麗に掃除してしまう。

■美樹さやか 【液晶テレビ】 CV: 喜多村英梨

液晶テレビの家電少女となった美樹さやか。魔法少女の姿に液晶テレビの機能が付加されている。大型のディスプレイながらもLEDのバックライトで画素数が高く、かなりの高画質を誇る。明るくあっけらかんとした様子で映像を映し出すが、時折ディスプレイの画面に自分の闇の部分の姿が映し出され、暗い言葉を発する。

■佐倉杏子 【スチームアイロン】 CV: 野中藍
スチームアイロンの家電少女となった佐倉杏子。魔法少女の姿にスチームアイロンの機能が付加されている。突然家電少女になってしまった状況に苛立ちを感じつつも、そのシワ取りの能力は抜群。槍の様なアイロンを自由自在に操り、どんなに硬い折り目も一発で直し、ニットも柔らかく仕上げてしまう。仕上げのスピードもピカイチ。

■百江なぎさ 【ミキサー】 CV: 阿澄佳奈

ミキサーの家電少女となった百江なぎさ。魔法少女の姿にミキサーの機能が付加されている。チーズが好きで、高速回転のスクリューで色んなものとチーズを混ぜてスムージーを作ろうとする。特にお菓子と一緒に混ぜるのが好き。飛ばして遊んでいるシャボン玉が中に入ってしまい、爆発して真っ黒になってしまう事がたまにある。

世界的奏者が出演するアニメ音楽のフルオーケストラ演奏会 ~「進撃の巨人」「魔法少女まどか☆マギカ」などのオリジナルサウンドトラック収録楽曲を演奏~
2015年7月20日(月・祝)にBunkamura オーチャードホールで開催する第一回 アニメ音楽のフルオーケストラ演奏会「Anime Symphonia」が開催される!

■「Anime Symphonia」について
本公演は、「Anime Symphonia」と銘打ち、「ドラマティック / オペラティック / 交響叙事的」なイメージを音楽構成におけるコンセプトに据え、「進撃の巨人」「魔法少女まどか☆マギカ」「新世紀エヴァンゲリオン」といったアニメのオリジナルサウンドトラック収録作品をメインプログラムにアニメ音楽の名曲をフルオーケストラで演奏する本格的な音楽会です。若手からベテランまで異世代の奏者が一堂に会し、日本を代表するエンターテインメントとしてアニメの名曲群をアートとしての芸術音楽であるフルオーケストラで演奏する音楽会です。

「ぽっちゃり可愛い」アニメの女の子キャラクターランキング
柔らかいフォルムが癒されるぽっちゃりキャラ。現実でもぽっちゃりで人気を博している方は多いですが、アニメの世界にもぽっちゃりだからこそ愛されているキャラクターが多数存在します。中にはぽっちゃり系にはまっている人もいますよね。1位には、あの人気アニメのキャラクターがランク・インしました!

多くの人から可愛いと思われている「ぽっちゃり可愛い」キャラクターの1位になったのは《巴マミ/魔法少女まどか☆マギカ》でした!中学校3年生の魔法少女という《巴マミ/魔法少女まどか☆マギカ》は、金髪ヘアーに綺麗に巻いた巻き髪が印象的なキャラクター。中学3年生にも関わらず、ぽっちゃりの域を超えたグラマラスな体型も人気の秘訣なのかもしれません。

札幌雪まつりに“まどマギ”の「キュゥべえ」が雪像になって登場!
テレビ・映画と大ヒットしたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」が、2月5日より開催される「札幌雪まつり」に登場し、キャラクターの「キュゥべえ」が雪像で現れる。

札幌雪まつりで同じく行われる、人気ボーカロイド「初音ミク」のイベント、「SNOW MIKU 2015」と『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』がコラボレーションしたシャフト描き下ろしイラスト(原画・谷口淳一郎)もこのほど公開された。

また、1月30日から2月11日に札幌パルコ7階にて出展する「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ショップ もう一度あなたに逢いたい…」や、2月10、11日に札幌市教育文化会館で開催の「『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』オーケストラ・コンサート」もあり、札幌は“まどマギ”に染まりそうだ。

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』オーケストラ・コンサート
[総集編]コンサート 2015年2月10日(火) 開場17:00 / 開演18:00 / 終演予定20:30
司会・野中藍(佐倉杏子役)
[新編]コンサート 2015年2月11日(水・祝) 開場11:30 / 開演12:30 / 終演予定14:45
司会・水橋かおり(巴マミ役)

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ショップ もう一度あなたに逢いたい…』
開催日程:2015年1月30日(金)~2月11日(水・祝)
◆展示…「なぎさのスケールフィギュア」が登場
◆物販…イベント会場でしか買えない“イベント記念商品”をはじめ、「魔法少女まどか☆マギカ」の人気商品を取り揃える。

2015年公開、国内劇場アニメは昨年を上回る勢い
■ 劇場アニメも競争激化へ
上映本数の増加は、アニメの興行が好調とされることが大きな理由だ。
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の成功は、深夜アニメ発の劇場アニメの流れを加速化させた。

蒼樹うめ描く悪魔ほむら、きららマギカ付録に
「魔法少女まどか☆マギカ」のアンソロジー作品を収録した隔月刊誌・まんがタイムきらら☆マギカのVol.16(芳文社)が、10月10日に発売された。表紙はキャラクター原案を務めた蒼樹うめによる描き下ろしイラストが飾っている。

表紙イラストに描かれたのは「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」に登場した“悪魔ほむら”。今号のきらら☆マギカにはこのイラストを用いた、B5サイズのクリアファイルも付属している。妖艶かつ狂気じみた笑顔を浮かべるほむらを、自分のものにしたいファンは要チェックだ。

そのほか今号のきらら☆マギカにはゲストとして、「リメインズ・JC」のクマノイと、「箱庭ひなたぼっこ」のちろりが「まどか☆マギカ」を題材とした作品を執筆している。

虚淵玄、まどマギの続編に言及 米国AnimeExpo2014のトークイベントで
米国・ロサンゼルスのアニメエキスポ2014にて、7月4日、ニトロプラスとクリエイター虚淵玄さんのパネルイベントが行われた。
ニトロプラスからは虚淵玄さん、代表取締役の小坂崇氣さんが登壇した。さらにグッドスマイカンパニー代表取締役の安藝貴範さんもトークに参加した。

三人は現地ファンの熱烈な歓声とともに登場。まずは簡単な自己紹から始まった。その後に、ニトロプラスがどういった会社なのか小坂さんが説明した。
最初に「3分でわかるニトロプラス」と題されたムービーが流され、これまで同社が手がけた作品が矢継ぎ早に映しだされた。『魔法少女まどか☆マギカ』、『PSYCHO-PASS サイコパス』、『Fate/Zero』、『デモンベイン』、『咎狗の血』、『沙耶の唄』など人気作のビジュアルが登場する度に会場からは悲鳴にも近い歓声が上がった。ニトロプラスの作品が、西海岸のファンの心をがっちりと掴んでいる事がうかがえた。
ムービーの後はスライドを使用しニトロプラス社内の様子が投影された。「会議室は畳の部屋などを用意して快適な環境を作っています。『まどか☆マギカ』と『STEINS;GATE』の印税で会社が綺麗になりました(笑)」と小坂さんが話すと会場からは大きな笑いと拍手が起こっていた。

その後、小坂さんから虚淵さんに会社説明がバトンタッチされた。虚淵さんがこれまで担当した作品についての話に。
なかでも会場からは大きなざわめきが生まれたのは、『魔法少女まどか☆マギカ』だ。「勢いで作ったアニメだったんですけど、こんなに世界中で色々なお客さんに受けるとは思いもしませんでした。続きをどうしようかって悩んでいます。」と。続報に期待したいところだ。

9月1日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日)では、「漫画・アニメに規制は必要か? 徹底討論スペシャル」と題し、規制賛成派と反対派が激論を交わしたが、その内容がネットで大荒れしている。

暁美ほむらが自身の頭を拳銃で打ち抜くシーンを放送。

新千歳空港でアニメ映画祭 「まどマギ」オールナイト上映
新千歳空港ターミナルビルで10月31日~11月3日、「新千歳空港国際アニメーション映画祭2014」が開催される。
同空港は国内初の常設映画館を有する。映画祭では国際コンペティションをはじめ、国内外の話題作を公開する招待作品の上映、海外のアニメ映画祭と連携したプログラム、ゲストを招いてのイベントなどを予定している。
劇場版「魔法少女まどか☆マギカ」3作のオールナイト上映会(11月1日午後10時から)が決定している。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 65
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Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ほむほむ祭り★

■BD買いました~
{netabare}
ANIPLEX+で買って、前後編&新編収納BOXに早速
収めました^^
もちのろんで、ほむほむを正にして飾ってます♪

魔女化後の戦いがアツイ!

魔法少女まどか☆マギカ』×『〈物語〉シリーズセカンドシーズン』コラボレーション劇場マナー告知短編映像も面白かったです^^
{/netabare}



DVD発売まで、あと半月!
楽しみすぎる♪^^



DVD発売日が4月2日に決まりましたね~♪
「描き下ろし絵柄 【前後編&新編】収納BOX」付きの限定版を買おうかと思います^^
前後編も限定版を買ったのですが、専用の収納BOXがあったのでそれごとまるっと収まってくれるかな。。。
⇒ANIPLEX+のページを見たら、前後編を三方背BOXに入れた状態で収納できるっぽいですね!

まどまぎの劇場版をついに観てきました~ヽ(*´∀`)ノ

■劇場版
{netabare}
ほむほむが魔女化するシーンは圧巻です^^
そしてまどかシステムに則って、魔女化したほむほむを救済して完結かと思いきや、どす黒い百合的感情により、ほむほむ祭りが一気にボルテージマックスに!!

「だ・ま・り・な・さ・い」のシーンがお気に入りです^^

特典のフィルムですが、魔女が出てくるときのワンシーン(ちっちゃいのがちょこちょこ動いたり)でした^^
{/netabare}


■コミック版
3ヶ月連続でコミック版も発売されるとか^^
早速コミック版も買ってしまいました~
{netabare}
第1巻を買いました。
劇場版に忠実に台詞もほとんどそのままです。
第1巻は風見野に行けず、ほむほむが本格始動したところまで^^
続きが楽しみです。
{/netabare}


■初回限定パンフレット
遅ればせながら、初回限定パンフレット購入しました^^
{netabare}
初回限定版はこの表紙だけでも買う価値ありますね♪
とっても凝ってます。

インタビューが面白いです。SSでもネタになっていますが、
やっぱり、ピュエラ・マギ・ホーリークインテットのキメポーズや、「お茶会」は絶対マミさんの厨二特性に違いない、とインタビューでも言われています(笑)

マミさんの広い部屋できっと練習しているんでしょうね。
まどかがノートに描いて振付とか決めてたりして(笑)

個人的にはデビほむのイラストがもっと見たかったです。
それはまたの機会に、ということでしょうか^^
{/netabare}


■コミック版全巻買いました♪
{netabare}
コミック全巻買いました~
1巻以外は発売日に購入。今月で最終巻でした。

映画の再現度がぱないです!
ナイトメアにお菓子を上げるシーンも
魔女ほむ戦闘シーンも
QB解説シーンも
すごい細かく描かれています♪

そして絵もかわいい^^
1巻のメガほむイイネ♪

カバー絵裏のショートマンガも面白いです^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 126

68.2 2 魔法少女で変身シーンなアニメランキング2位
映画 ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ(アニメ映画)

2014年10月11日
★★★★★ 4.1 (21)
117人が棚に入れました
めぐみたちが保育園で人形劇を披露していたときのこと。突然その中にあったバレリーナの人形がしゃべりだし、「王国を救ってほしい」と告げる。つむぎというその人形の少女に連れられて、めぐみたちは人形たちが住むドール王国へと向かい、そこにいた王子のジークに招待され、城での舞踏会を楽しむことになる。そうしたなか、めぐみはつむぎの様子がおかしいことに気づき、何があったのか聞こうとする。一方ジークに一目惚れしたひめは、ジークとの恋の予感を感じていたのだが、その最中にサイアークが襲撃、謎の男・ブラックファングによってつむぎは囚われの身となってしまう。そして王国に隠された悲しい秘密を知っためぐみたちプリキュアはつむぎを、王国を救うためブラックファングに立ち向かう。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

【おまえ自身の手でこの国を守るんだ】これは幸せを勝ち取る映画です。一人じゃない、それこそが幸せへの鍵。【何も出来ない癖に簡単に助けるなんて言わないで!】

バレリーナ人形のつむぎに誘われて、人形の国『ドール王国』にやってきたハピネスチャージプリキュア達
しかしドール王国にも幻影帝国のサイアークが現れ、プリキュア達は戦闘を余儀なくされる
いつものコンビネーションでサイアークを追い詰めるが浄化寸前のところでサイアークが消滅
ただ事ならぬ事態に疑問を抱くも暫しドール王国の歓迎ムードに浸る一行
しかしドール王国の歓迎はプリキュアを倒すための罠であり、つむぎの正体は足が不自由になり二度とバレエを踊れない体になってしまった人間の少女だった
そしてつむぎの裏切りと彼女の身に起こった悲しみを知り困惑するキュアラブリー
さらにドール王国の影にはつむぎの悲しみを利用して幻影帝国の転覆と地球の支配を同時に企む、ブラックファングが暗躍していたのだった・・・


これまで『プリキュア』の映画と言えばシリーズ古参のベテラン監督か有望な新人演出家の登竜門として基本的にメインスタッフは東映アニメーション社内で構成されているのがお約束でした


ですが今回初めて『ひぐらしのなく頃に』シリーズや『ゴールデンタイム』の監督して著名な今千秋を起用
さらにキャラクターデザイン&作画監督には『ぱにぽにだっしゅ!』や『夏のあらし』のキャラデザ、またテレビシリーズでは“キュアハニーの変身バンク”を担当したことでプリキュアとも縁の深い大田和寛が担当
つまり東映のお家芸であったはずのプリキュアの映画において、メインスタッフが外部から雇われたフリーランスで構成されるという初の挑戦がなされているんです
こういった試みは近年ディズニーも取り入れています


外部スタッフとは言えど映画とテレビシリーズでキャラクターの性格が違う・・・などと言う所謂“足並みの不一致”は一切ありませんのでご安心を


ただし大田さんの作画をよく観てきた方なら判る通り、大田さんの作風の個性である“極太のアウトライン”“キラキラした瞳”“立体的な髪の毛”“長いまつ毛”が多用されるかなり個性的、そしてケレン味の強い作画なっております
(キュアフォーチュンもイケメンに?w)
ハッキリ言ってテレビシリーズとは全然違う、似ても似つかない作画なんですがここはオイラとしては【絶賛】せざるを得ない(笑)
実際に芝居、アクション、エフェクト、表情とまあどれを取ってもハイクオリティ



キャスティングにはほっちゃん、小野D、帝王森川さんがゲストに登場
つむぎちゃんのキャスティングはほっちゃんであることが前提としてあったらしく、それに合わせて可愛くキャラデザされたらしいっす


肝心のお話は『スマプリ 絵本の国』を観た方ならアレに近いものを感じるかもしれません


ただスマプリが笑顔をテーマにしていたのに対し、今作は【幸せ】をテーマにしてます
みんなを幸せにする、というハピプリの謳い文句へ
「プリキュアはみんなを幸せにするんでしよ?だったら私の足を直して!」
と、見事論破してくる辺りは心がえぐられる様な想いになりますね
こればかりはプリキュアにどうすることも出来ない、それを突き付けられるキュアラブリー


それに今作の黒幕であるブラックファングが力押し一手の幻影帝国の幹部とは思えんほどの策略家、精神攻撃の使い手、最強のマッチポンプ野郎、近年稀に見る大悪党として描かれておりプリキュア達をかつて無いほどに追い詰めます
(流石は元ゴーヤーン様やw)


さらにいたいけな少女、つむぎちゃんの悲痛な心の叫びに耐え切れずオイラはずっと号泣;;
つむぎちゃんの【不幸】があまりにも具体的なので正直中盤は悲惨過ぎる
悲しげな劇伴とか挿入歌のタイミングもすげぇ
あまりに暗い内容なので(毎年のことですが)劇場の子供の半分くらいが泣き出す
そしてけみかけも男泣きの大人泣きですよ


そして【不幸】しか見えなかったつむぎちゃんに対し、キュアラブリーが出す【幸せを見つける為の鍵】の答え
注目していただきたいですねb


ふなっしーも流石本人役としての出演だけあっていい仕事するし、それに良く動く(笑)
『絵本の国』から4作連続で素晴らしい映画が続いたので、流石にもう力尽きる頃かと思っていたのが正直なところでしたが、どうやら取り越し苦労だったようです
普段プリキュアとか観ない人も是非に!
そのために揃えたスタッフとキャストだと思います

投稿 : 2024/11/16
♥ : 11
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ねここ時計 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ハピネスパワーで救ってみせる

プリキュアは初期から(ふたりはプリキュアから)みているのと、
人形が大好きなので、この映画はとても期待して観に行きました。
おもしろかったです。

今回のプリキュアは、キャラデザ評価が低いようですが私はすきです。
特にこの映画では、少女らしいおちゃめな表情がとてもかわゆいです。
真剣な本気モードの表情も、とても良かったです。


人形をモチーフにしているので、感情移入しやすいです。
女の子なら、幼い頃に大好きなお人形さんがいたのではないかな?^^
表情は変わらないのに、自分が操ることで笑顔にみえたり、悲しくみえたり。
そんな人形をモチーフしたこの作品、とても深いものに仕上がっていました。

ヒロインつむぎちゃん
彼女の悲しい真実。
{netabare}
この世界でなら踊り続けることができる
誰も壊さないで 
誰にも 壊させない


この深い悲しみ。同時に助けて!とも聞こえました。
プリキュアがどうやって救うのだろうかと、ハラハラみていましたが
直球でしたね。{/netabare}

つむぎちゃん、人形たち、プリキュアたち
みんな真っ直ぐでピュアなんです。

心のド真ん中に直球でバンバン投げ込まれ
やさぐれまくっていた心が解けて、まっさらにされました。
そんな私の心に、登場人物たちの純粋な想いが入ってきて
感動してしまい涙しました。


女の子の「可愛い♪」と乙女心がたっぷり詰まった宝石箱みたいな映像たち。
繰り出される映像に、うわぁぁってなりました。

人形たちが動いておしゃべりしたり、
白馬の王子様と、かわいいフワフワドレス着てお姫様みたいにお城で踊ったり。

かなり夢見がちだけど、どんな女の子でも一度は「そんな風になりたいなぁ」
と思ったことがあるはず。
変身シーンもとてもかわいらしくて。お化粧するんです。


ひとりで行ったので、観にいくのに少しだけ勇気が入りました 笑
観に来ていた幼い女の子たちも
みんなプリキュアと同じくらいかわいらしくって、キラキラでした☆


ドレスライトをもって(映画館でもらえるのです)
みんなで光を灯してくれ {netabare}なっしー!w{/netabare}
言われたので {netabare}(まさかの場面でふなっしー登場){/netabare}
がんばれ、プリキュアー!って
一緒にピンクのライトを振ってしまうほど、物語に入り込んでしまいました。

こういう作品好きです。
心にどんどん入ってきて、知らないうちに感動してるっていう。
是非みなさんも観てほしいな。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14
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ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

愛の恵みで幸せ紡ぐ

プリキュアの映画、はじめて観ました。面白かったです。
                                                                 おわり



・・・位で終わらせようかと思っていたのですがとんでもない!!
とっても面白かったです。ということでなが~く書きます(笑)


今回の映画は「人形」の持つポジティブなイメージとネガティブなイメージ両方が明示されていて、さながらトイストーリーのようにも感じられました。

人形は長年愛を注ぐことで命が宿る、なんて言われる通り持ち主の愛情の深さを表すと思います。

また逆に人形は無機質な印象、無気力な印象も与えます。操り人形なんかはこちらのイメージが強いように思います。

考えようによっては「人間的」にも「無機的」にも捉えられる人形。
分かりやすいようで、深いです。

人形を題材にしたのは上手いと思いました。話の構成を基盤としてしっかり支えていて、安定感がありました。



しかし!それだけじゃなくて、プリキュアとして、ハピネスチャージプリキュアとしてのテーマも追求されているのが素晴らしい。

『プリキュアは本当に誰にでも笑顔を取り戻す事ができるのか』

見ていくと、ハピネスチャージプリキュアはアンパンマンに近い存在なのではないかと思いましたね。


今回ヒロインのつむぎちゃん。

お姫様のような出で立ちでてっきりひめ(キュアプリンセス)と対になる存在かと思えば、めぐみ(キュアラブリー)との関係の方が深いです。

つむぎちゃんが現れたことで、めぐみは心を揺さぶられます。
{netabare}
幸不幸、そしてプリキュアにできることできないこと・・・。
{/netabare}

初めて出会う存在にめぐみはどうするのか?

・・・と、若干百合百合っぽく表現してますが、本編の描写から察するとこれは最早友情を超えたものであると確信してます(笑)

(ネタバレ注意)
{netabare}
めぐみ達が幼稚園で行っている人形劇。
めぐみは不器用なため王子様とお姫様の大事なキスシーンで糸を絡ませてしまう。
そこで強引に糸を断ち切ってご満悦のめぐみ。キスシーンが台無し!と怒るひめ。

これがそのままその後の関係に直結してます。

それは、ひめがジークとキスをしようとしたらサイアークに邪魔されたシーン?そうではありません。
お姫様=ひめ 王子様=ジークというのは見せ掛け。

実際は終盤、不幸の糸に絡め取られて身動きの取れないつむぎを、ラブリーが糸を断ち切り救出するシーン!
お姫様=つむぎ 王子様=めぐみなのですよ。

そして最後の抱擁がキスの代わり、というかもうキスと変わらないですよね!

これは・・・ラブリーな二人のパワーを感じますわ!!
{/netabare}


話を戻して、本編での彼女について。

つむぎちゃんの踊りは、その発する言葉と流れる音楽と相まって壮観でした。
作画的に踊りが凄いとかそんなことはないのですが、それでも目が離せない。
つむぎちゃん絡みのBGMは本当に秀逸です。

台詞ひとつ取ってもすごく感情が込められてるんです。
声優が堀江由衣さんだということ、中盤でやっと分かりました。いつもの演技のつもりで聴いていたら気付かなかったです。

特にこの台詞、聴いた瞬間鳥肌が・・・・。
{netabare}
「みんな幸せハピネスにするんでしょ?だったら私の人形になって。」

幸福な相手を貶めようとする冷たさと、救いを求める悲痛さが籠った名台詞。
{/netabare}

つむぎちゃんの心の叫びが痛いくらいに響いてきて、堀江さんいやほっちゃんすげえなあと改めて思いました。
プリキュアを務める若手勢に貫録を見せるような迫力でした。


ただ一つ、本来のターゲット層である子供にああいう苦悩や痛みが理解できるのか、とは思いました。

なんとなくプリキュアと妖怪ウォッチ好きは同じくらいの年齢層に思えるのですが、中学生くらいが見た方が共感できるような気がするのです。

となると、話を理解してもらうより絵で魅せる方が賢明です。

子供の頃見たアニメは内容自体は忘れてしまっても、印象的なシーンはいつまでも覚えているものだと思います。

おそらくこの辺りは印象的だったと思います。
{netabare}
・誠司、リボンとぐらさんが人形にされてしまう。ブルーもその後人形の姿で登場する。

・つむぎがめぐみを、ジークがひめを裏切り攻撃してくる。

・自信を喪失したラブリーをプリンセスが激励する。「私の知ってるラブリーはそんなじゃない!」

・糸に呑み込まれ身動きの取れなくなるつむぎ。

・ブラックファングに単身立ち向かうジーク。あえなくやられ、消滅する。

・サイアーク、ブラックファングに特攻し消滅していく人形たち。

・つむぎの増幅させた不幸を源に世界中に不幸を拡散させるブラックファング。

・巨大化するブラックファング、それに立ち向かうラブリー達。

・圧倒的な力で敵を消滅させるラブリー。

・人形の国が消滅する直前に、ラブリーを抱きしめて感謝するつむぎ。
{/netabare}

眺めているだけでも凄いと思える絵ばかりでした。特に後半は見所だらけ。
おそらくそれが作り手の狙いなのでしょうね。



見終わった後でごちゃごちゃしてしまったのでまた書き直そうかと思います。
いや、とにかく良い映画でした。恥ずかしさを忍んで観に行った甲斐ありました。こういうアニメに弱い!
そういえば、子供より大人が泣いている姿がチラホラ見られました。それがとても脳裏に焼き付いてます。


蛇足
{netabare}
ふなっしーが人形じゃなくて着ぐるみで本当に良かったです。
人形の国にまで来られたらムードぶち壊しですから(笑)
でも好きですふなっしー。不思議と嫌いになれません。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 10
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