魔法使いでハーレムなTVアニメ動画ランキング 9

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早速見ていきましょう!

85.1 1 魔法使いでハーレムなアニメランキング1位
魔法科高校の劣等生(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (4579)
23511人が棚に入れました
魔法――。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀弱。国立魔法大学付属第一高校・通称「魔法科高校」に入学することとなった、ある欠陥を抱える兄・司波達也と、全てが完全無欠の妹・司波深雪。彼らがこの魔法科高校に入学した時から、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた――。

声優・キャラクター
中村悠一、早見沙織、内山夕実、寺島拓篤、佐藤聡美、田丸篤志、雨宮天、巽悠衣子、井上麻里奈、木村良平、諏訪部順一、花澤香菜、中原麻衣、小笠原早紀、戸松遥、杉田智和、松岡禎丞、村瀬歩
ネタバレ

オッス さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

優越感に浸っている者のが真の劣等生ではないか

優越感に浸っている人がより上の存在に出会すと、人一倍に劣等感を感じると思うですよね。優越感は劣等感の裏返しの存在なのだから。

この作品で例えるならば、森崎君は主人公に会うより前には一科生という地位に対して優越感に浸っていたが、二科生の主人公が活躍し始める(九校戦編)と、劣等感を感じていたのだから。

魔法科高校生の劣等感ならば少しは、タイトルに対する批判が少なかったでしょう。
作者は読者・視聴者の劣等感を刺激し過ぎたかなと思いました。

原作最新巻まで既読
漫画も入学4巻九校2巻横浜3巻追憶2巻既読
原作とアニメが相性悪すぎて、アニメだけ観ると説明不足でつまらないです
漫画(分かりやすく説明してる)や原作(4巻から面白い)の方が断然面白いです
原作を全部読んでから見ると面白さが倍以上に感じると思います
だから低評価と高評価で割れていると思います
あとアニメ終わったあとの次の原作8巻(追憶編)を読まないと、司波兄弟の印象が全然違うのも原因かな・・

3話{netabare}
主人公は日本語がとても苦手だけど英語がペラペラな外人だとしましょう。
日本の高校の英語の問題は日本語を完璧にできている前提のテストであり、主人公が日本語が苦手であれば他の人より不利で、主人公のテストの点数は他の人より落ちるはずだ。
本当の英語力は高校受験英語だけでは示せないよって事を言ってるわけです。
魔法科高校の試験は、「魔法発動速度」、「魔法式の規模」、「対象物の情報を書き換える強度」で評価されると言っています。
これは現実で高校受験英語で表すと、高校では「リスニング(聞く力)」、「リーディング(読む力)」、「ライティング(書く力)」で評価されるが、主人公の得意の「トーキング(話す力)」は評価されないって感じです
だから主人公は作中では"魔法科高校"の劣等生となっているわけです
{/netabare}
15話 {netabare}
幹比古は主人公のお陰でエリートだった昔よりも魔法使える様になるのですが、彼に自信がないわけです(主人公は信じれても、自分を信じていない)。要するに、力は戻っても、自信は戻っていないわけです。力があっても、信じて貰える人間が居ないと意味がないと思うですよね。他人に信じて貰うには、まず自分を信じる必要がある。自分を信じることができない人間は他人に信じて貰えることはないからね。
幹比古とエリカの富士山のシーンは幹比古が自信を取り戻すシーンです
{/netabare}
16話(原作で印象に残ったシーン){netabare}
決勝戦まで勝ち抜けたのも、間違いなく、達也の作戦のお陰だ。
このままでは、何もかもが、達也のお陰、になってしまう。
幹比古はそう考えて、自ら唇を噛み切ることでふらつく足に活を入れた。

――何もかもが、達也のお蔭なんて
――そんなことは、僕のプライドが許さない
――何としてでも、一矢を報いる
――自分を地べたに這いつくばらせた吉祥寺真紅郎を
――今度は僕が地面に引きずり倒してやる

あえて高慢に、驕慢に、傲慢に、幹比古は己に対して言い聞かせた。
達也は言った。
彼に、教えてくれた。
幹比古自身の力が足りないのではなく、術式に欠陥があるのだと。
ならば――
(達也、君の言葉を証明させてもらうよ!)

(魔法科高校の劣等生<4>九高戦編(下)325pより引用)
詳しい背景は原作を読んでください
アクションは良かったが、証明させてもらうよをカットしてるが残念
{/netabare}
魔法科の魅力{netabare}
緻密な設定(長所であり、短所)・・・魔法でなんでもできそうで、何かはできないという設定が魅力的というべきか。“死んだ人間”を生き返らせる(再成という魔法を持っている主人公でも無理、使っても綺麗な死体が返ってくるだけ)やドコデモドアはできないけど、色々とできるという夢のある設定。その設定がバトル物として魅力が引き立つ

魔法世界観が魅力的・・・厨二設定ながら社会問題を風刺している世界観が魅力的かと、
だから厨二病の黒歴史ノートという一言では片付けられない面白さは原作にあると感じますね(政治や差別問題を取り上げる黒歴史ノートありますか?)
主人公の存在と強さを除けば、今までラノベ読んだ中で1番リアリティが感じる

妹系・・・ヒロインは俺妹の意思を継いだというべきか、一応、親の都合の政略結婚で、主人公が妹END以外の可能性は十分にあるのでラブコメとしてはまあまあ。

ラノベ原作にしては、サブキャラでも彼女ができる・・・幹比古と美月、レオとエリカ、五十里と花音、壬生先輩と桐原などがある
どういうカップルができるかという予想を立ててくのが面白いかと
毎回ラノベアニメを色々と観たりしてラノベを色々と読んで思いますが、ラノベでは主人公以外にカップル作るのが駄目なルールでもあるですか?と思う
読者が主人公に自己投影してヒロイン全員を独り占めにするラノベは飽きた

登場人物が多い割に、キャラが魅力的・・・原作では主人公よりサブキャラの方が魅力的に感じる。原作はそこを生かしているから面白いですよね。あと一部のシーンがどうみても主人公が悪役にしか見えないですよねw
幹比古や一条とかの方が主人公に見える
主人公(達也)は強いし、禁書の上条さんみたいな綺麗事を言わないからストレスは溜まらず観える点では、悪くは無い
アニメではサブキャラのエピソードや心理描写結構カットしていますので、サブキャラがモブになってしまって、魅力激減で残念ですが

主人公が強すぎる・・・・爽快感があって面白いというべきか、凄過ぎて笑ってしまうみたいな。主人公が居る時は緊迫が無いとも言えるが、逆に言えば、世界観と設定は魅力的ですので、主人公が居ない時のサブキャラのバトルに緊迫感が出て原作は面白い。
主人公(達也)を主人公じゃないと思えば、俺TUEE嫌いでも普通に面白いと言いたい
ここ最近(最新巻読んで)は、主人公以外の人物が問題を解決して欲しいと思うこの頃。
幹比古君に期待
{/netabare}

何故、魔法科高校の劣等生と言うタイトルなのか?{netabare}
作中では、主人公が“魔法科高校”の劣等生という設定だからです。
主人公は小さい頃に人体実験で脳が改造されているため、得意な魔法(分解と再生)以外は上手く使えません。(詳しくは原作の8巻の追憶編で)
主人公が得意な魔法は、世間(一般)では魔法とは認められていないため、学校では劣等生(二科生)になってしまったのです。
具体的には、学校の評価基準では、再生を使わない事を前提に評価されていますし、分解は軍事機密で、殺傷性が高すぎて使えません。主人公はイレギュラーな存在で、学校では評価されないから劣等生なのです。因みに、親にも主人公の魔法は魔法とは認められていません(詳しくは原作の8巻の追憶編で)
因みに電撃オンラインからですが、

――『魔法科高校の劣等生』で佐島先生が描きたいものとは?
それから“劣等生”をテーマにした理由は、組織の評価と本人の価値は別物で、学生は学生だけの存在ではなく学生以外の顔も持っていることを書きたかったからです。主人公たちを高校生にしたのは、高校生ではまだ“高校生としての自分”を自分そのものと錯覚してしまう傾向があると思ったからです。「でも本当はそれだけではありませんよ」と言いたかったわけです。
(http://dengekionline.com/elem/000/000/920/920654/より)
{/netabare}

主人公の強さなどについて{netabare} 
少年漫画の主人公と違って劣等生の主人公は「強敵とやり合う」前に修行と準備をしておくタイプですので、原作を読んでない人からすると努力せずに無敵に見えるかもしれません
しかし、最新巻とか読めば分かるが、主人公の日頃の修練自体がもう狂気のレベルにまで達しています

主人公の強さは時代劇やスーパーマンみたいな作風だとお考えください。
まあ、どうせ最終的には、何故か運よく助かった主人公が覚醒して最強でしたパターンが多いので私は別に構わないと思いますが
無能な主人公を見てもストレス溜まるし、別に最初から最強な主人公でも悪くはないかと。
一応、アニメ終わってから主人公が少しは苦戦したり、ストレスを抱えたり、悩んだりはしますが。(原作13巻){/netabare}

主人公が強すぎて成長する要素なくないか? {netabare}
アニメではありませんが、アニメ終わった範囲だと少しあります
まず、主人公は全知全能ではないです。
全能は置くとして、全知にはほど遠いです。何故ならアニメ17話の小早川先輩の事故を防げなかったからだ。(詳しくは原作の11巻を読んでください)
その全知ではないから、アニメ1話の1年後に、会長(真由美さん)の出会いを通して、「自分のことは分かっているつもりでも本当の自分は分からない」と主人公は気付いたりします(詳しくは12巻)
アニメ14話では、十文字「甘えるな、司波」で主人公がちょっと動揺していましたよね
意見や考えが衝突する時はちゃんとあるんですよね、だから成長する要素はあるかと
今後の展開に期待と言った所か
{/netabare}

魔法科高校の人は普通に人を殺しますが・・、{netabare}
魔法師が公務員みたいなもので、そういう世界です
アニメ1話冒頭の設定の戦争が終わってないという設定で、さらに魔法科高校の生徒の半分の進路は軍隊や警察に入ります。一般人は魔法師を兵器として見ており、悪い印象を持っています。(原作5巻読むと分かります)魔法科高校に「一般人」は余り居ないと考えてください。(アニメ2話の雫の台詞で一般人は居ないと言っていました)
因みに横浜騒乱編だと、桐原君は人を殺す事に一番葛藤していますが、これもカットですね
アニメだけだと(原作の入学編だけだと)、桐原君は愉快な人殺ししか見えなくて残念。
{/netabare}

入学編{netabare}
1話は追憶編の一部の戦闘から始まりが良い出だしであった。
漫画をベースにしている分、アニメ写りは良かったと思う。
正直、原作の3巻まではつまらないと思ったので大健闘だったと思うが、今後の展開を考えると2~3話ぐらい圧縮するべき
{/netabare}

九校戦編{netabare}
OPEDが変わってから面白くなって来た感がある。
OPEDが変わる前は引きが弱いですが,変わった後は引きが上手くなっていると思いました。
原作では幹比古が成長していく心理描写が面白かったのですが、アニメではカットされて残念でした。
モノリスコード以外を機械的に1話ごと原作100ページぐらい進めりゃいいやって感じで、カットの仕方が下手に感じた。特に競技がいまひとつ理解しにくいので、モノリスコードとミラージ・バット以外の競技を原作13巻のスティープルチェース編みたいにもっと大胆にカットして良かったと思う。(原作の今後の展開に合わせた上で、この競技は誰が何位でしたみたいな感じのカットで)
九校戦編は漫画でもまだやっていない所でアニメ化するのが難しいかもしれません。

{/netabare}

夏休み編{netabare}
おそらくカットされるエピソード。
一般人が魔法師をどう見ているのかという事が書いてます。
もしアニメとしてみる機会があるとしたら特典でしょうね。
原作では森崎の活躍が見られるのでぜひとも。。。

{/netabare}

横浜騒乱編{netabare}
主人公がもっとも活躍する機会が与えられ、アニメ写りがいい一番派手な技を使います。
最後の2話が詰め込みすぎ
戦闘シーンの一部がターン制に見える
カットし過ぎて原作読んだ身からすると違和感があります。
入学編と九校編をもっとカットしてよかっただろうに・・・

{/netabare}

追憶編(アニメ1話の冒頭の所){netabare}
最初にちゃんとやっておくべきエピソードだと思いました
これをアニメ化していれば、アニメ組の評価は結構変わると私は思ってます
この原作を読まないと、主人公や妹に全く感情移入できないでしょうね
いやー、正直、追憶編を読む前は、司波兄弟はギャグキャラ的なノリで読んでいました
この追憶編を読んで感動したし、妹に対する評価が良い意味で一転して変わるエピソードなので、アニメ組の人は、是非これだけでも読んで欲しいですね
時系列は入学編の3年前であり、主人公の強さがまだ完成してなくて一番苦戦します。
一番、ネットの評価にギャップを感じたので、個人的には一番面白いと思っています。

{/netabare}

2期の期待と予想{netabare}
横浜騒乱編までは、編ごとの学校行事⇒テロリストが襲ってくるが、テロリストの規模は話が進む度に大きくなり、主人公の本気具合が話が進む度に変わって無双という単調な展開でした。因みに横浜騒乱編が主人公の無双が頂点(核兵器が簡単に使えないのと同じで、都合良くマテリアルバーストは使えません)。です。来訪者編あたりから敵が人間じゃなかったり、相性が悪い敵が来るので主人公が若干苦戦します。追億編と来訪者編は感動のシーンがあるので楽しみ(キャラの表情とかを確認したい)
アニメの1期の流れで進むと予想します
アニメの終了の仕方が追億編をやるオーラが出ていたので
追億編(4話)から始まり来訪者編(12話)で16話、ダブルセブン編とスティープルチェース編で10話、合計26話でちょうどという予想ですかね。

{/netabare}

主人公の魔法(分解魔法が説明不足に感じたので作りました)
{netabare}

分解魔法(ぶんかいまほう)は、分離魔法の亜種。系統魔法の収束、発散、吸収、放出の複合魔法 *1 。
最高難易度に数え上げられる、構造情報への直接干渉の魔法 *2 。
達也が使用する場合はただ「分解」と呼ばれることも多く、「再成」と対をなす魔法である。
物体であれば、その構造情報を物体が構成要素へ分解された状態に書き換え、情報体であれば、その構造それ自体を分解する *3 。
魔法式もサイオン情報体である以上、分解することが出来る *4 。

分解にはグレードの別があり、機械などを部品ごとにバラバラにする *5 、物質を細かな粉末状に分解する *6 、元素レベルの分子に分解する、物質の質量をエネルギーに分解する、の順に干渉の階層が深くなっていく。
この内、元素レベルの分解は雲散霧消、エネルギーレベルの分解はマテリアル・バーストという分解のバリエーションとして呼び分けられている *7 。
部品レベルの分解は銃器などの解体しやすく作られた品物ほど分解も容易く、それ以上の分解は素材が均一であるほど分解しやすい。
(魔法科高校の劣等生@wikiから)


因みにマテリアルバーストは1円玉で原爆並みの威力の爆発を起こせますw
しようと思えば地球を破壊できます・・・
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 71
ネタバレ

Key’s さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

面白いけど説明不足感はあるかな?

あらすじ

かつて「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力が
「魔法」という名前で体系化され、
強力な魔法技能師は国の力と見なされるようになった。
20年続いた第三次世界大戦が終結してから35年が経つ西暦2095年、
魔法技能師養成のための国策高等学校の一つ、
国立魔法大学付属第一高校に、
エリートとして将来を約束された「ブルーム」(花冠)の妹と、
その補欠である「ウィード」(雑草)の兄が入学した時から、
波乱の日々の幕が開く。



感想

タイトルにも書いてあるように
原作を読んでいる僕からすると
この作品は説明不足だと思った
ただでさえ専門用語が多く
わかりにくい設定が多いのに
これだとアニメ組はわからないと思う

まぁでも原作も好きだし
アニメ化も期待してただけに
バトルシーンなんかは
やっぱり見てて楽しい

作画も綺麗だし
設定や世界観は嫌いじゃないし
これからの展開も楽しみである

あとハーレムっぽい雰囲気出してるが
今後そういうのは少なくなる
詳しくはネタバレになるから書かないが
ほとんど全員主人公以外に好きな人ができる

だからハーレム展開が嫌いな人は安心してほしい
でも僕としてはハーレム好きだったんで
そこはちょっと残念です


ここからはアニメ組の人のために
とりあえず解説というか
わかりにくい所説明しておこうと思います
でも小説の説明を引用すると
かなり長くなるので隠しておこうと思います
{netabare} ~

司波 達也
通常の魔法を使えない生まれつきは、
現代魔法としては最高難度とされる「分解」と「再成」に
生来の魔法演算領域を完全に占有されていたためで、
現在でもこの二つ以外の魔法は全て
「人工魔法演算領域」でしか行使できない。
しかし魔法力の欠陥を補うように魔法関係の知識は豊富で、
魔法工学のエンジニアとして優れた才能があり、
開発者としての収入も得ている。
精神改造の副作用で直観像記憶と似た記憶力を持ち、
高校生離れした知識量はそれによる所がある。


達也が強いけど二科生の理由
基本的に学校の評価は魔法の発動速度や魔法の規模などで
評価されるので達也はそれが低いので二科生である
でもその分CADを自分に合わせ最適化して
発動速度をできるだけ速くなるようにしている
だから学校の規定されたCADを使うと発動にかなり時間が掛かる
それに起動式を読める記憶力や計算能力がずば抜けている
それに体術も九重 八雲に教わっており
体術のみで魔法の発動速度を超えており
魔法で強化した走りにも同等かそれ以上の速さをみせる
というわけで達也は学校では評価されないところばかりが
ずば抜けているのであそこまで強いのである


魔法学校
全国に九校設置されている、魔法技能師(魔法師)の養成を目的に
設立された国策高等学校・国立魔法大学付属高校を魔法科高校と呼ぶ。
各校の校名は略して、「第一高校」「一高」のように通称されている。

個別情報体(エイドス)
事象に付随する情報体を指す。
現代魔法学において魔法を使うということは、
エイドスの「定義」の改変によって、
現実世界における事象を改変することとされている。
エイドスはサイオン(想子)という非物質的な粒子で構成されており、
イデアと呼ばれる情報体次元に存在するとされる。
なお「エイドス」「イデア」という呼称は
ギリシア哲学の用語に由来するが、思想的には無関係である。
現代魔法の用語や理論は情報工学からの借用が多く、
エイドスはコンピュータでいうファイルに相当し、
定義の改変はそのファイルの属性の書き換えに当たる。

現代魔法
「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力の使用法を
「魔法式」として体系化し、素質ある者が使用できるようにしたもの。
魔法式を構築する行程を挟むため、
超能力が持っていたスピードをある程度犠牲にした代わりに
幅広い汎用性を得ているのが特徴である。
現代の魔法は社会的に認知されてから
約一世紀の時間をかけて理論化されており、
その中でも物質的な事象改変を起こすものは作用面から
〔加速・加重〕〔移動・振動〕〔収束・発散〕〔吸収・放出〕の四系統八種に分類され、系統魔法と呼ばれている。
八種の系統魔法は、更に正負の作用で16にも分類できる。

想子(サイオン)
心霊現象の次元に属する非物質粒子で、
認識や思考結果を記録する情報素子。
人間の体内にはサイオンが保有されており、
それを消費して魔法式は構築される。
イデアに存在するエイドスや、魔法師のサイオンを元に
CADから出力される起動式もサイオン情報体である。
よほどの連続使用でない限り魔法師のサイオン保有量の
大小は問題にならないが、飛行魔法などのループ・キャスト・システムを
利用した継続的な魔法は、短時間に繰り返し発動すると
サイオンの枯渇により体調を崩す恐れがある。

起動式
「魔法式」の設計図となるプログラム。
現代魔法では、魔法式を構築するための電子的データである起動式が
CADに圧縮して保存されている。
現代魔法を使用する魔法師は、CADにサイオンを送り込み、
CADが返したサイオンの信号を起動式として読み取り、
変数と共に魔法演算領域へ入力し、魔法式として出力する。

変数
魔法を使用する状況はその時々で常に異なるため、
起動式には対象の座標、事象改変強度、
魔法の終了条件若しくは持続時間等の要素が敢えて定義されていない。
これらの部分は魔法師が魔法を実際に行使する際に、
その都度状況に応じて言語や数式、映像等によって強くイメージして
追加入力する必要があり、この追加データを「変数」と呼ぶ。
魔法の用途によって、これらの数値の一部を定数として起動式に組み込み、多様性を犠牲にする代わりに魔法式の構築速度を上げる
テクニックも良く用いられている。
一般的に変数化された項目が少ない起動式ほど処理の負担が軽く、
後述の特化型CADの照準補助システムは、
魔法の発動対象のエイドスの座標情報を自動取得して
起動式に組み込むことで魔法師側の負担を軽減させ、
処理速度を早めるためのシステムである。

CAD(シーエーディー)
術式補助演算機(Casting Assistant Device)の略称。
デバイス、アシスタンスとも略される他、
ホウキ(法機)という異称もある。
サイオン信号と電気信号を相互変換可能な合成物質である「感応石」を
内蔵した、魔法の発動を補助する機械。
魔法の行使自体にCADは不要だが、
CAD抜きでは発動スピードが極端に低下してしまうため、
実質的には魔法師にとって必要不可欠なツールである。
なお、魔法科高校での実技試験も
CADを使用した結果を評価対象としている。
現代魔法の優位性を象徴する魔法発動補助具ではあるが、
使用者のサイオン波特性に合わせたチューニングを始めとして、
精密機械であるが故のこまめなメンテナンスを必要とする点で、
古式魔法の伝統的な補助具に劣っている。
そのためハード・ソフトの両面で使用者や使用用途に合わせて
カスタマイズできるエンジニアの需要が高い。
CADの形状は携帯端末型、腕輪型、指輪型、拳銃型など多様であるが、
大別して汎用型と特化型に分けられる。
汎用型CADは多くの起動式(魔法系統を問わず、
最大99種類)をインストール可能であり、
特化型CADは同一系統の魔法のみを最大9種類インストール可能で
魔法の発動速度に優れる。
特化型CADが拳銃形態の場合、
銃身にあたる部分には魔法式の照準補助システムが組み込まれており、
長い銃身であるほど機能が充実している。
特化型はその性質上、攻撃的な魔法がインストールされているものが多い。

武装一体型CAD
何らかの武器に特化型CADを接続し、
その武器本来の性能(貫通力、切断力など)を強化する魔法に
特化させたCAD全般がこう呼ばれる。
別称は「武装デバイス」。
作中では、千葉家の「秘剣・山津波」専用デバイス大蛇丸や
「迅雷斬鉄」専用デバイス雷丸(いかづちまる)などが代表的。
達也が設計した「小通連」もこれに属し、同名の魔法が組み込まれている。試作品はFLTの牛山が作成を担当。
形状は刀剣型で、刀身の半分以上から先を分離させ、
残った刀身との相対位置を硬化魔法で固定し、
遠隔攻撃を可能にするという仕組み。
見えない力場で刀身を延長するのと同じ効果がある。

シルバー・ホーン
達也が所有する、拳銃型特化型CADのモデル名。
「シルバーモデル」の俗称でも呼ばれている。

魔法力
魔法師の持つ才能である、魔法の「処理速度」
「演算規模(キャパシティ)」「干渉強度」の3種を総合して
評価したものが「魔法力」である。
魔法師にとって国際的な評価基準となる。
A級からE級のライセンス査定に用いられるだけでなく、
達也を始めとする二科生(ウィード)を
一科生(ブルーム)と分け隔てる物差しにもなっている。

魔法技能師
略称は「魔法師」。
魔法が実用レベルで使用できる人間を指す。
多くの国で魔法師はライセンス制によって管理されているが、
古式魔法の伝承者達の中には、自らを「魔法師」と称するのは避け、
「忍術使い」といった独自の呼び方を好むケースもある。
日本国内では、実用レベルの魔法を使用できる中高生は
年齢別の人口比でおよそ0.1%で、成人後も実用レベルを維持している者は
更にその10%以下(年齢別で10,000人につき1人以下)とごく僅かである。
中でも「実戦」レベルの魔法力を持っている者は更に少ない。
そのため、ライセンスを持った魔法師は
社会的ステータスが高いエリートとされる。
なお、日本で魔法を学んでいる高校生・大学生と
魔法を職業にした成人の合計数は現在30,000人程度と言われている。

魔法工学技師
魔法師の中でも、魔法機具の作成や調整等を行う技術者を特にそう呼ぶ。
略称は「魔工師」または「魔工技師」。
魔法技能師に比べて社会的なステータスは低いものの、
CADの調整一つ取っても魔工師の存在は不可欠であり、
一流の魔工師の収入は一流の魔法師をも凌ぐほどである。

剣術
日本の刀剣術と魔法を組み合わせた魔法戦闘技術。
特に、「剣の魔法師」と呼ばれる千葉家が体系化した技術を指す。
日本陸軍の歩兵部隊や、警察の機動隊に所属する魔法師の多くが
千葉一門の剣術を学んでいる。
魔法師の世界では「剣術」と「剣道」が区別されており、
魔法を併用するものを剣術と呼ぶ。
そのため、第一高校には「剣術部」と「剣道部」が別々に存在している。

一科生と二科生
魔法科高校は国から予算が交付されている国策学校であり、
一定の成果を求められている。
しかし魔法の才能は心理的な理由によって容易に失われてしまい、
思春期では特にその傾向が顕著である。
毎年それが原因で少なくない魔法科高校の生徒が
魔法力を失い退学してゆく。
そのための彼らの補欠要員が二科生であるとされている。
二科生は一科生とは違い、教師から魔法実技の個別指導を受けられない。
一科生は二科生よりも、平均的に見れば魔法の成績が優秀であり、
このような制度も相まって、一科生は二科生に対して
差別を行うケースがある(一科生全てがそうではなく、中には真由美や摩利、ほのかや雫のような例がある)。
ただし、一科生と二科生の区別はあくまでも実技の授業の都合上、
成績で分けているだけである。
その二科生制度自体も、実際は初期の魔法科高校において、
年度途中に追加募集された生徒を指導するための
十分な数の教師を確保できなかったことから、
苦肉の策として進級するまでは集中的に理論を教え、
実技を二年生以降から教えるという枠組だった筈が、
「補欠」だと誤解されたままになっているだけなのだが、
この事実を知る人間は極めて少ない。

ウィード
第一高校内での二科生への蔑称。
一科生の制服の胸と肩には八枚花弁のエンブレムがあるが、
二科生の制服は無地であるため、
一科生は自らを花の形から「ブルーム」と呼び、
二科生を花の開かない雑草と揶揄して「ウィード」と呼ぶ。
二科生に対する差別発言として、風紀委員の摘発対象である。
また「紋無し」という異称もあり、
こちらも禁止用語に抵触する可能性がある。
なお、この蔑称の由来となっているエンブレムが二科生の制服に無いのは、
年度途中から募集をかけて集められた追加の生徒用の制服が、
発注ミスによりエンブレムが無地の状態で用意されてしまったため。
これも知る者の少ない真相である。

数字付き(ナンバーズ)
日本では、優れた魔法的素質を持つ魔法師の家系は
慣例的に数字を含む名字を持っている。
そのため、数字を冠した姓を持った後述の「十師族」および
「師補十八家」、並びに「百家」の本流は総称して
「数字付き」の隠語で呼ばれている。
数字の大小が実力に直結する訳ではないが、
家名に数字が入るかどうかは、
血筋が大きくものを言う魔法師にとって
力量をある程度推測する目安となる。
ただし、数字付きの慣例とは無関係に、
偶然数字の入った名字を持つ魔法師の家も存在している。

十師族(じゅっしぞく)
日本で最強の魔法師集団。表立った権力を放棄する代わりに、
国家の裏で不可侵に等しい権力を手にしている。

{/netabare}

と今の所でも説明がこれだけあります
これからも多分増えると思います

投稿 : 2024/11/02
♥ : 69
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

第16話でようやく面白さ爆発!!【東アジア・タブーをブッ飛ばす快作】

こういう能力バトルものは敵方が強くないと全然面白くない、ということが本作を見ていてよく分かりました。
とにかく、第1話からずっと肩透かしの連続で、なかなか面白くならなかったのだけど、第16話でとうとう・・・・
これが「さすおに」の魅力だったんですね。本当に待たせやがって。

去年(※2014年)の放送時は九校戦の手前で視聴を断念してしまったのですが、本作の人気の高さはずっと気になっていて、きっとどこかに私の見落している魅力があるのだろうと考えて、再挑戦してみました。

その結果、第16話まで観て、ようやく「おお!」と叫び声を挙げたくなるような展開、そして続く第17話で初めて、「さすがお兄様!」という有名な決まり文句の本当の意味を知りました笑。

本作は、お兄様の格好良さにとことん痺れるのが、正しい鑑賞の仕方だったんですね笑。

そして第三部(横浜騒乱編)は、第1話冒頭ともつながる波乱の展開。
細かく考察すれば突っ込みどころは山ほどありますが、そんなの関係ない、まさに「さすがお兄様!!」の鬼神ぶりでした。

再挑戦して本当に良かった作品!続編を早く!!!!

※2018.10.2.追記
『劇場版 魔法科高校の劣等生-星を呼ぶ少女-』(2017年6月)は残念ながらイマイチの出来でした。


◆制作情報
{netabare}
原作ラノベ       佐島勤(『電撃文庫』2008年10月-刊行中)
監督           小野学
キャラクターデザイン 石田可奈
メカニックデザイン   ジミー・ストーン、出雲重機
音楽           岩崎琢
アニメーション制作  マッドハウス{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

================= 魔法科高校の劣等生 (2014年1-3月) ==============

 - - - - - - - - - - - - - - - 入学編 - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
  ~~~~~~~~~~ OP「Rising Hope」、ED「ミレナリオ」 ~~~~~~~~~~
第1話 入学編Ⅰ ★ 司波兄妹の第一高校入学、学内差別 ※冒頭に沖縄防衛戦
第2話 入学編Ⅱ ★ 生徒会からの誘い、模擬戦(達也vs.服部副会長)
第3話 入学編Ⅲ ☆ 達也の自己修復魔法、風紀委員の任務
第4話 入学編IV ★ 壬生先輩の不満、反魔法結社ブランシェの校内暗躍
第5話 入学編V ☆ 二科生(ウィード)の校内反乱、公開討論(生徒会長の決意表明)、テロリストの高校襲撃
第6話 入学編VI ★ 続き(美雪の冷却魔法&千葉エリカの剣術魔法発動回) ※ウィード自身の自己否定の問題を指摘したのは◎
第7話 入学編VII ☆ ブランシェ日本支部への極秘襲撃、十師族「四葉家」当主(真夜)登場{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - - 九高戦編 - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第8話 九校戦編Ⅰ ☆ 美雪の九校戦出場、達也のエンジニア着任、独立魔装大隊・風間少佐からの連絡
第9話 九校戦編II ★ お兄様の真の立場(トーラス・シルバーのリーダー、美雪のボディガード)、精霊魔法の使い手(吉田)、バス移動中の不審事故
第10話 九校戦編III ☆ 続き(市原の原則魔法・深雪の冷却魔法・十文字のファランクス・達也の術式解体)、九校戦懇親会 ※変なサウナ・シーンあり
第11話 九校戦編Ⅳ ☆ 九校戦開幕 ※達也モテモテ・・・
第12話 九校戦編V ☆ 大会中の不審事件(渡辺先輩の怪我、CADへの細工、深雪のMB代役出場)
第13話 九校戦編VI ★ エンジニア達也の実力、司波兄妹の目的(四葉の事情)、深雪のMB初戦

  ~~~~~~~~~~~~~~~ OP「grilletto」、ED「Mirror」 ~~~~~~~~~~~~~~

第14話 九校戦編VII ★ 三校(一条将輝&吉祥寺真紅郎)の挑発、深雪vs.北山雫(アイス・ピラーズ・ブレイク新人戦決勝)、モノリス新人戦選手の負傷、達也への出場依頼、達也の人選
第15話 九校戦編VIII ☆ 西条レオンハルト&吉田幹比古モノリス参戦
第16話 九校戦編IX ★★★ 対第三高校戦(草原ステージ、達也の自己修復術式発動)
第17話 九校戦編X ★★ ノーヘッドドラゴンの露骨な干渉、深雪装着用CADへの細工発覚、深雪の飛行魔法・MB優勝、ジェネレーター襲撃未遂事件
第18話 九校戦編XI ★ 戦略兵器・司波達也、ノーヘッドドラゴン東日本支部壊滅、大会終了(十師族の懸念){/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - 横浜騒乱編 - - - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第19話 横浜騒乱編I ★ 10月新生徒会発足、論文コンペ、司波小百合(義母)来宅、大亜連合のレリック略奪計画
第20話 横浜騒乱編II ☆ 大亜連合特殊部隊エース・呂剛虎(リュウ・カンフウ)
第21話 横浜騒乱編III ☆ 論文コンペのスパイ事件、狙われた達也
第22話 横浜騒乱編IV ★ 続き(ロボ研への侵入者、千葉兄vs.呂)
第23話 横浜騒乱編V ★ 呂再来襲・撃破、論文コンペ開会、敵襲・横浜騒乱開始 ※深雪が実は義妹(従妹)と知らないと微妙な展開だと思う・・・
第24話 横浜騒乱編VI ★★ 続き(軍人・達也の能力全開モードへ) ※「お兄様、ご存分に」「行ってくる」
第25話 横浜騒乱編VII ★ 敵の正体は大亜連合(*)特殊部隊、ラストの復元魔法は・・・どうみても反則でしょ笑
第26話 横浜騒乱編VIII ★ 対馬防衛作戦~鎮海軍港(**)の敵艦隊殲滅{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)13、☆(並回)10、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.4


◆以下、注釈メモ。

(*)大亜連合(The Great Union of Asia)は第1話冒頭シーンに登場する地図によれば、現在の中国・北朝鮮・韓国を併せた領域を持つ国家。

→同地図により、本作の世界には、大亜連合の他に、①Japan(日本)、②United States of North American Continent(北米大陸合衆国)、③The League of South-East Asian Nations(東南アジア諸国同盟)、④The Federation of India and PerSIA(インド・ペルシャ連邦)、⑤The League of Arabian Nations(アラブ諸国同盟)、⑥The Federal Republics of Soviet(ソヴィエト共和国連邦)、⑨East EU(東EU)、⑩West EU(西EU)などの国家が設定されている。

(**)鎮海軍港は、かって日本海海戦(1905年)当時、日本艦隊の出撃地となった朝鮮半島南部にある軍港で、現在も韓国海軍最大の軍港として使用されている。

→このように本作は、つい5-10年ほど前までは人気マンガやテレビアニメ等でも顕著だった「東アジア・タブー」(アメリカやロシアを連想させる国々を日本の敵国として描いても特に問題とされないが、東アジア諸国を連想させる国々をあからさまな敵国として描くことは忌避ないし抑圧された傾向のこと)を明確に突破し、なおかつ大人気を得た作品として注目できると考えます。

→逆にいうと、特に明確な理由もなく(例えば『コードギアス』は高評価しているのに)本作を著しく低く評価している方は、いまだに「東アジア・タブー」(そしてその根底にある“自虐史観”(戦前の日本は東アジアを侵略した悪の国である、とする戦後にマスコミ・日教組等が流布させた虚偽の疑いの濃い歴史の見方))に囚われている人である可能性が高いと思います。

→いずれにせよ、私個人としては、本作は、『攻殻機動隊』とか『残響のテロル』みたいな、シナリオ書いた人が如何にも70年代の全共闘世代(よど号ハイジャック事件起こして北朝鮮に逃亡したり日本赤軍を名乗って色々と世間様に迷惑をかけたヒトが多数輩出された世代)の捻じ曲がった思考を引き摺っているような作品よりも、ずっと面白いし評価されてしかるべきだ、と思っています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 76

75.2 2 魔法使いでハーレムなアニメランキング2位
六畳間の侵略者!?(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1175)
7098人が棚に入れました
高校入学から一人暮らしを始めることになった苦学生、里見孝太郎が見つけた家賃五千円の格安物件。その部屋“こころな荘一〇六号室”は…狙われていた!意外なところからつぎつぎ現れる可愛い侵略者たちと、孝太郎との壮絶な(?)闘いの火花が、たった六畳の空間に散りまくる!健速が紡ぐ急転直下のドタバトルラブコメ、ぎゅぎゅっと始まります。

声優・キャラクター
中村悠一、鈴木絵理、大森日雅、田澤茉純、長縄まりあ、鈴木達央、竹達彩奈、悠木碧、早見沙織、高本めぐみ、洲崎綾、田村ゆかり、鬼頭明里
ネタバレ

うち. さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

六畳間に集まる侵略者達!?

ヒロイン全員侵略者ではなく宇宙人と地底人が侵略者です。
ラブコメで時々シリアスという感じですかねー、一話は怒濤の展開、三話はマラソン回でしたがマラソンではなく障害物マラソンでした。
詳しく知りたい人はラノベを読む、大まかなな本筋を知りたい人はアニメを観るのがおすすめ。

ラノベの一巻を購入したのでお約束は出来ませんが感想を書くかもしれません。
一巻読んだ感想
大まかな違いを書きます。ここからはネタバレというより、違いを書きますが一応ご注意を。それが大丈夫という方はどうぞ…
{netabare} ゆりかの扱いが酷い(笑)陰の功労者なのですが誰も魔法少女と信じません。アニメ以上に不憫なキャラです。大家さんの掘り下げと桜庭先輩の掘り下げがラノベ版の方が充実しています、特に桜庭先輩は読んでおかないと何故孝太郎に好意を抱いているのか不透明だったのでその疑問が解消されました(されます)
侵略者メンバーで幽霊の早苗は一巻の時点で孝太郎に対する敵意がとあることで薄れています。 {/netabare}
ラノベ版を読むと桜庭先輩と早苗とゆりかの印象が変わります、そのかわりアニメのように展開が早いというわけではありません。アニメ一話がほぼ一巻の内容をざっくりとカットして映像化しているのでご注意。

九話感想
ゆりかが可愛い…だと!?
ラノベ読んだから知ってましたけどね
タイトルの解釈としては『陽だまりと虹』は孝太郎がゆりかに対するイメージであり、ゆりかが孝太郎に対するイメージかなと思いました。
 九話は孝太郎がゆりかをおんぶしているシーンがまさに孝太郎がゆりかにとっての『陽だまり』という感じが出てて良かったと感じました。

十話感想
早苗が孝太郎の身体に入って眠っていましたが、あれは早苗的に『暖かいから入っている』らしいからです。
孝太郎は最早、早苗に対しまったく敵意もなくなおかつ家族感覚なので暖かいみたいです。朝に寝起きの悪い孝太郎を起こしに来るルースはびっくりしています(尺の都合によりここの下りはカット)
ゆりかの馬の役はいじめとかではなく、ゆりかには馬の演技が上手いと評価されてまた馬役をしました。

十一話感想
キリハが左腕に付けていた篭手は雷と炎を操れる代物です。
キリハは障害物競走で完走寸前までいったので運動は得意な方なのでしょう、急進派のリーダーにはスタンガン的な衝撃を与えて昏倒させました。
急進派のリーダー、シジマ・タユマは騒動の後地底にて裁判にかけられます。シジマは所謂武家に当たる家で生まれ武力による侵略を提唱して一定の支持を得ています。地底の技術は確かに地上を圧倒していますが数は断然、地上の人間が多いですし対策も早いでしょう…サンレンジャーはその為の組織です。
今回サンレンジャーが遊園地まで出動しませんでしたが、ラノベ版だと遊園地に出動します。一瞬でやられますが、ゆりかの防御魔法で大事に至りませんでした。
サンレンジャーという組織は全国に居るらしいです(あやふや)あのスーツは一応戦える機能が備わっています。

キリハは可愛いのですが後々にならないと真価が発揮されないもったいないキャラですかね。

キリハの過去については…ラノベを買おう!
ここで言うのは止めておきます。
大家さん貴方は一体何者なんだ…

十二話感想と総評
クリスマス回&演劇回でした。
アニメの尺に合わせて一話並みの再構成がされました、ある意味原作越えをした回でした。
ヒロイン全員が可愛いと感じたのは久々なんじゃないかと感じました。どのヒロインも薄い印象ではなく色濃く記憶出来るアニメだったのはないでしょうか?(一話で切らなければ)
十二話は原作超えたと個人的な感想です。
本当に素晴らしいアレンジ、改変、再構成が光るアニメでした、スタッフの皆さんありがとうございました。

アニメは終わりましたが、ラノベはまだ続いているので気になる人はチェック!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

みんな可愛すぎんでしょおおおおおおお

 HJ文庫よりライトノベル原作、ハーレム気味ラブコメ作品。
幽霊に魔法少女に地底人に宇宙人に付き人に大家さんに先輩に……節操のないヒロインの種類と多さ。
1話の時点じゃ「あ、これ、がをられ枠か」もしくは「脳コメ枠か」とか感想を抱いても仕方ない。
だって全員一挙登場するんだもの……。

しかしながら1話の雑多感に反して、2話以降から丁寧なキャラクターの掘り下げが進行してゆく。
設定の無茶苦茶さはあるものの、内容は見せ場やメッセージ性がハッキリしてるので意外に観やすい。

1話は顔見せ、2話以降から各キャラが深く関わるエピソードがそれぞれ用意されている、
侵略戦争とは名ばかりで、そんなに駆け引きやバトル対決的な内容ではない、
といった辺りを念頭に置けば、方向性が分からず振り回されることなく、視聴できるかもしれない。
しかし特殊キャラたくさん出してきたのに、最も普通っぽい先輩が一番メインヒロインっぽいという。

■キャラクターを輝かせるエピソードの展開力
{netabare} この作品は実にキャラクターの魅力を引き出すための話作りが上手いと思う。
初めにいいなと思ったのは、第三話の部活対抗障害物マラソンの話。
この話で最も印象に残ったのが桜庭先輩とゆりかふぁいおーの助け合いシーン。
侵略者面々の中で一人抜けたポンコツぷりを発揮してたゆりかだけに、その健気さに胸を打たれる。
先輩の聖人っぷりも拍車をかけて、ゆりかに恵みあれといった気持ちにさせられた。

ハーレムモノで男キャラ不在の中でのキャラ掘り下げというのも新しく、
厳密にはハーレムモノというよりキャラによって別個のドラマがある作品という印象が強まった。
安易なラブコメに走らずに個性を描く方向に重点を置いたことで、結果魅力を高めているのではないか。

そんなこんなで全員それぞれが際立つエピソードが用意されているために、
観ていけば観ていくほどキャラの魅力が深まっていって、みんな可愛い……

早苗ちゃん:人懐っこさが可愛い どんなときでも味方になってくれそうな信頼感
ティア:反応がいちいち可愛い 小っちゃくて度々弄ばれるけど、案外懐が深くて頼もしい
ルースさん:誠実で可愛い 常識人的ポジションだけど最も暴れてた人
ゆりか:ポンコツ可愛い 泣いたり笑ったりオチ担当だったり面白い でも影の功労者だったりする
キリハさん:機転が利く可愛い 最初は読めない人だったけど、真意が明かされて好感を持てた
桜庭先輩:ヒロイン可愛い 完全に惚れちゃってるよね、という行動の端々が破壊力ありすぎる
大家さん:自由人可愛い 一人だけ別格な格闘家やってるあたり笑えつつ、いると安心感ある
ハニワも竹達と悠木碧だと思うと頭がとろけそうだった。

これほど全ヒロイン魅力的な作品もそうないな……。
そして主人公の孝太郎も終始明るい好青年で、いざというときは台詞も格好良くて好感度高かった。{/netabare}

☆総評
 展開自体はチープさもあったのだけど、キャラクターは本当ずば抜けて良い作品だった。
作画も安定感があり表情豊かで、ポーズも特徴的に決まってて良かった。
ちょっとした所作にどきっとさせられることもあり、可愛さがオーバーブレイクする。
1クールでこれらのキャラを一通り描ききっていて、満足感のある内容だと思う。
ただ方向性を掴むまでの出だしがネックか。まぁ総じて予想以上に良作のキャラ萌えアニメだった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

あしすと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

この作品は1クールアニメでは魅力が伝わらないタイプだったのではないかと

原作未読です。

最近たまたまこの作品の原作の良い評判を目にしたのですが、それに対して「でも自分はそんなにこのアニメに強い印象はなかったな~。原作はもっと面白いのかな~」と思ったわけで。

ただ、そのように思いを巡らせたことで一つ気付いたことがあるので、自分へのメモがてらレビューにしてみます。



このアニメに対する自分の印象は、
「ファンタジーハーレムときどきバトルで、決してつまらなくはないものの無難だったアニメ」
というものでした。

そこで今回あらためて「なぜ無難と感じたか」を突き詰めてみたのですが、それはアニメ範囲内では「設定が活かされてない」と無意識で感じていたからみたいなのですよね。


つまり、幽霊やら地底人やら宇宙人やら魔法少女やら、いろいろなキャラがいましたけど、それぞれが上手く絡むことなくエピソードがそれぞれが独立していた、というか…。

例えば幽霊早苗ちゃんメインのエピソードで、他のメンツが地底人やら宇宙人やら魔法少女である必然性があまりなかったように思えて、
その必然性のない状態が、全メンバーの人数分だけメインヒロインキャラを変えて繰り返されただけで、起伏のない状態のまま最終回までいってしまった、みたいな…。

なんか言葉が上手くないですね。伝わっていなければゴメンナサイ…(>_<)




ただ、最近目にした原作の良い評判というのは「伏線の回収の仕方が絶妙」というものでした。

それで思い出しました。
あー、言われてみればなんか伏線っぽい展開はあったな~。結局アニメ範囲内で回収されることはなかったから記憶に残ってなかったけど。


この原作って、20巻くらい出てるんですもんね。

もちろん原作者さんが魅力的な話を作り続けられるからそんなに続くのでしょうけど、それはそれとして、そりゃあ20巻も続いていればじっくりゆっくり伏線回収もできて面白いラノベになりますよね。


かたやアニメ。

何巻までアニメ化されたのかは知らないですけど、きっとこの作品って序盤はメインキャラの自己紹介巻が続いて、
序盤だけでの伏線回収とか、アニメ化された際に合わせた序盤の盛り上がり巻とか作らなかったのでは?


いや、ラノベはあくまでラノベですから、アニメ化を見越して12話24話でまとまりそうなポイントに合わせてメリハリのある盛り上がり回を作るというのは本来違うのかもしれないというのは分かるんですよ。

でも、自分は新しい漫画やラノベを積極的に発掘しようとするタイプではなく、アニメ化されたものの中からかなり気に入ったものだけ原作に進むタイプなので、アニメ12話の時点で強い印象がなければその先には行かないというのが事実なわけで。


例によって話が行ったり来たりしてしまいましたが、今回何を言いたかったのかをまとめますと、
そんなに伏線回収が巧みな原作なのだとしたら、それがまったく感じられなかったアニメ12話の構成(原作序盤の構成)はもったいなかったんじゃないかな~
…ということなのでした。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

79.2 3 魔法使いでハーレムなアニメランキング3位
極黒のブリュンヒルデ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1737)
9715人が棚に入れました
子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみの女の子のことが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束「宇宙人が存在することの証明」を果たすべく、天文部に在籍し毎日夜空を見上げ探し続けていた。ある日、良太の前にその幼なじみと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。しかし、彼女は自分を「魔法使い」だと語った…。「魔法使い」は研究所で手術や薬により肉体を改造され、様々な特殊能力を持つが、鎮死剤を毎日1錠飲まなければ死んでしまうという。「研究所」から逃げ出してきたという彼女を回収するため、次々と追跡者が差し向けられる。迫り来る高位の魔法使いと鎮死剤の枯渇、あらゆる死の恐怖が迫る中で彼女と良太が選んだことは・・・。

声優・キャラクター
逢坂良太、種田梨沙、洲崎綾、M・A・O、田所あずさ、東地宏樹、鈴木達央、沼倉愛美、内山夕実、能登麻美子
ネタバレ

NEOたちばな さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

笑顔の彼が流した涙は地面に深く突き刺さる@原作読破完了!物語評価上方修正

原作読破
ハーレム×ダークファンタジー×SF、学園要素は最初と途中にちょこっとだけ
グロ描写もあるが、これは設定の軸であり作品に重みを持たせるため必要な「グロ」だと理解
男性視聴者にはありがたいサービスショットも盛りだくさん、ありがてぇーです(ゲス顔)
{netabare}「たまたま」天文台の近くに温泉があるんだから、そら温泉にみんな入りたいよね!
がっつりカズミのおまんまん見てたのは、さすがにやりすぎw{/netabare}
1~9話までの物語構成は完璧、いや完璧すぎる
こんなに続きを待ち望むことが出来る物語性を有していながら、あの12話13話はもったいない本当に
特に最終回は超展開すぎて腑に落ちない点が多々ある。だが、その中においても{netabare}寧子が記憶を無くした状態で村上に「あなたは誰ですか?」「なんで泣いてるんですか?」って聞いたときに村上が流した涙、あれは深い。そして重い。
・無事だったことを喜ぶ安堵感
・覚醒状態を経て取り戻した記憶が無くなってしまった絶望感
・「幼馴染み」の寧子に告白されて両思いになれたのにまた失ってしまったという喪失感
無事だと思った最愛の幼馴染が赤の他人に・・・{/netabare}
この涙をみた瞬間、自分の感情はぐちゃぐちゃになった

-各話感想-
1話-きみを待ちながら-牡羊座
{netabare}幼馴染みにそっくり美少女、クロネコ
クロネコの目的はこの世を破滅から救うこと
未来予知しちゃう系ですね、なるほど
「あなた死ぬわ」デデーン
「わたし魔法使いなの」チラッ
「お前それ魔法じゃねーよ」ビシッ
掴みは完璧、続きみたくなる
{/netabare}
2話-魔法使い-牡牛座
{netabare}開幕の浮輪で双眼鏡
なんかいっぱい女の子が捕まってるよー!
寧子なんか歌ってる、これ当時はかなり話題になったらしいですね
魔法使いを作る研究、意味深
全身不随の佳奈ちゃん口悪すぎ
リセットボタンっぽいの押すのドロドロになっちゃう、イジェクトっていうのかね
魔法使いの研究所の呼称は「魔女」
佳奈ちゃんも泣けるんやね、感情豊かやね
ボコボコにされたような傷で血が出て学校に来ないend
おいおい、気になりすぎるだろ
{/netabare}
3話-鎮死剤-双子座
{netabare}鎮死剤を飲まないと死ぬ、鎮死剤の確保が物語の鍵っぽい?
主人公の特殊能力がカメラアイと判明
カズミは関西弁でがめつい
ボタンの名前はハーネストと判明
おっぱいの分だけホクロが動くという単純な理由を天才村上が見逃しているとは
寧子は魔力を使うと記憶の一部を失っちゃう
寧子がバラバラで死んでるのにまだ大丈夫だ!って、村上なにか秘策があるのか!?
{/netabare}
4話-失われた記憶-蟹座
{netabare}サオリのもうひとつは時間の操作が出来る能力
時間を戻したから脇の下のほくろは記憶として残らず...orz
なんか目がいっぱいの気持ち悪いやついたよ、ハーネストはher nest(彼女の巣)と推理
佳奈ちゃん動けるらしい、その代わりに…
お風呂混浴からのバッチリおっぱいとおまんまん凝視wからのもみもみ
ほくろ確認しとけよ笑!
性器代まけるってなんやw
いちじく所長ひどいおー、魔女溶けちゃってますけど…
爆乳おっぱいちゃんがAA+?
けど、OPでもEDにも出てきてるし仲間っぽいけど
ハーレム要素がポツポツと
{/netabare}
5話-天体観測-獅子座
{netabare}開幕はおっぱいツンツンからの乳首の色について
カズミしょびっちの件について
夏の大三角はネタにされすぎやな
小鳥白々しいワロタ
佳奈ちゃんもカズミも天体観測ハマりすぎワロタ、何事も一度は経験しないとねっ!
小鳥に殺される予知なんやろ、AA+に追われているということは小鳥は敵じゃない?
{/netabare}
6話-微笑の理由-乙女座
{netabare}開幕は寧子激情す
タイトルから小鳥の微笑の理由がが分かるっぽい、そして小鳥は超絶いい子だった…
転移魔法はやり方でめっちゃ強力に
悲しいときほど笑う…、誕生日おめでとうが悲しいね
水浴びいいねー、小鳥ノーブラいいねーたまらんねぇー
研究者小五郎の狂気ラスト
{/netabare}
7話-希望のかけら-天秤座
{netabare}魔女は人体改造された超能力者的な?
薬の合成・宇宙人の受精卵の解析を小五郎さんに依頼
「なんなのこれっ」寧子さんそれは恋ですよー
水着あざます、てか村上ホクロみろよっー!
1107は寧子?我々の大願とは、おっさんら誰やー
寧子は最終兵器らしい
カズミはドイツ語設定を無事に回収
今すぐ魔女を殺せとな
{/netabare}
8話-残された手がかり-蠍座
{netabare}なんやなんや、電源オンの場所に何か来てたよ
カズミの直接エッチしよう宣言、逆に清々しい
心配じゃなくて信用はいい言葉だね
本当に宇宙人の卵かもしれないとは…山口敏太郎先生の出番です
よく分からんけど記憶を吸いとる能力の魔女が登場?
{/netabare}
9話-模造の記憶-蛇座?
{netabare}奈波ちゃん糖分が必要…かわええ
記憶を作れるし覗けるとはすごい能力だの
研究所こわいよーが判明したっぽい
いやいや、村上くん赤ちゃんなっちゃったよw
カメラアイは記憶とは違うみたい
おっぱいで1000円って、売春するにもこれはヤバすぎる
脇の下でも1000円ってw
奈波ちゃん日誌みられたけど、どうなるの!?
{/netabare}
10話-生きている証-射手座
{netabare}えっ、ここにきてOP変更ですかい?
てことは、展開変わるんやなたぶん
忘れられることは怖いね、奈波ちゃん…ほんと不条理、ほんと理不尽
みんなが悲しくなるのを防ぐために記憶を消すなんて、なかなか出来ないこと。奈波は優しいね。
奈波が逃げ出す可能性があるのに付き添いの男はサングラスしか対策してないのはガバガバすぎるよね
勉強してこその高校生活、そしての寧子の歌が虚しすぎるw
またホクロを確認しない主人公に無能説
日常が幸せっていいことだね
なんかヴァルキュリアのラスボス感すげー
男子のモブキャラは梅原裕一郎がやってるんだね
{/netabare}
11話-突然の再会-山羊座
{netabare}ヴァルキュリアつえぇー、山壊したよw
なんか温泉回ふえたなー、ありがたく享受させていただきます
村上の男気に痺れる憧れるぅー、そんな惚れさせてどうするつもりや
そしていきなりキスするぅー
誰か1人しか生き残れないって…ここはドロドロしてないね、生に対する執着がないのはリアルさが無いね
諦められるってすごいよね、自分なら生にしがみつくな(汗)
とうとうホクロを確認!
けど、ヴァルキュリアきたよどうなるの(^^;)(;^^)アタフタ
{/netabare}
12話-魔女狩り-水瓶座
{netabare}1107番って小鳥のこと!?
村上死ぬ…のか?
いかにも魔法使いっぽいやつら来る→撃たれる→逃げられる=無能
はつなの死がスルー気味
ハーネストのなかのドラシルが成長する→孵卵して魔女の身体を食って化け物になる
なんか数千分の1の確率ですんごいやつが出てくる、それがグラーネ?
グラーネは完全なる生命体を作るために必要らしい、えっーと超展開なのだが
小鳥はレナに身体を貸してる?レナの意識が覚醒しない?
{/netabare}
13話-守りたいもの-魚座
{netabare}いきなり村上殴打でウワァー
組織の名前が高千穂とは、日本神話ね
ヴァルキュリアの妹が寧子とのこと
レナの意識戻ってた、いちじくの妹やったんか
それにしてもなんや変なやつ生えてたな、あれがグラーネっちゅうやつか
カズミ処女のまま逝く、報われないねー
寧子覚醒して記憶が戻る
いちじく謎の身代わりで蜂の巣、ヒトの心は分からないなー
告白のキスからのお別れ
アンチマターとマイクロブラックホール?ちょっと何言ってるかワカラナイデス
とにかく、いちじくと木が何かに吸い込まれたのは分かった
【悲報】寧子、記憶を失う
寧子の「私のこと忘れないでいてくれてありがとう」が染みる
薬は出来たっぽいけどね、予知の使えなくなったカナと記憶を無くした寧子が残った
けど、薬が出来てもいずれはドラシルが孵卵しちゃうんだよね
謎の組織「高千穂」の目論みはどうなるのか
様々な伏線が未回収のまま終わってしまった・・・
{/netabare}
-ザクッと総評-
{netabare}1-9話は本当に完璧
12話13話が急すぎる、物語に追い付けなかった
原作レイプ言われてる意味が分かった
急にドラシルとかグラーネ言われても分からんよ
ヴァルキュリアもイチジクもみんなぶっ飛びすぎやろw
んで、エンドロールでその後を推察しろというのは無茶です
予知できない佳奈ちゃんと記憶なくした寧子が残ったけど、薬できても結局はドラシルが孵卵したら終わりよね・・・
キャラはみんな可愛かった、小鳥は本当にええ子やなー( ;∀;)シミジミ
皆さん言われているように、本当にもったいない作品だと思った
自分は完璧だった1-9話の物語性を評価して物語に☆4.0をつけたい{/netabare}

-OP&ED考察-
OP曲その1「BRYNHILDR IN THE DARKNESS -Ver. EJECTED-」1-9話
OPは音楽だけって特徴的
歌詞がないだけでこんなに映像に集中してしっかり見れるんだね
というか映像を見せたいから歌詞がないのかな
血まみれの虚無の表情は怖いね、なんで血まみれなんだろう?って最初は思ったけど見ていったらすぐ理由がわかった
全部見終わってからOP映像を見返すとけっこうおもしろいね
OP曲その2「Virtue and Vice」10-13話
歌:Fear, and Loathing in Las Vegas
この曲単体で聴くと「ふぇッ( ゚Д゚)」ってなるw
世界観と合ってていいんじゃないでしょうか
2クールのOPとして観たかった・・・

ED曲「いちばん星」
歌: 黒羽寧子(種田梨沙)橘佳奈(洲崎綾)カズミ・シュリーレンツァウアー(M・A・O)鷹鳥小鳥(田所あずさ)
いやー、歌詞が深い
星がテーマというのがこれまた・・・ねっ?
-気になった歌詞-
{netabare}私は今恋に落ちた
一番星お願いした
どうか君と
いつも一緒にいれるように
私は今はじめて知る
恋は切ない
苦しくなる
でも愛はとっても
ホラ
あたたかいものなんだ{/netabare}
切ないね、やるせないね、ほんと虚しいね

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31
ネタバレ

雪だるま* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

守るために、戦え。

◎放送時期:2014年4月~6月(全13話+TV未放送1話)
◎ジャンル:SF、ファンタジー

●原作:岡本倫(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
●監督:今泉賢一 ●シリーズ構成:北島行徳
●キャラクターデザイン:烏宏明 ●制作:アームス

■あらすじ■
村上良太は「一度見聞きしたものは忘れない」という能力を持った高校生。
そんな彼のもとに、幼いころ事故で亡くした初恋の幼馴染・クロネコと
そっくりの少女・黒羽寧子が現れる。
しかし、彼女は「研究所」の人体実験により生み出された「魔法使い」であった。

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☆★感想★☆

※原作未読。

原作は「エルフェンリート」の作者で知られる岡本倫先生です。
エルフェンを観ていた時も思いましたが、この作者のセンスは凄まじいですね^^
なんというか、すごくエキセントリック。(もちろんいい意味でw)


ストーリーは基本的にダークで、そしてシリアスです。
でも、それでいて純愛も描いていて、切なくも温かい物語でした。

魔女たちの設定がかなり重いのもあり、危機迫る場面も多く、
残酷描写・グロ描写も結構あります。

でも、シリアスだと思っていたら いきなりギャグになったり、
悲しい場面なのにさらっとシュールなギャグが入ってきたりするので、
温度差に驚いてしまったり ついつい笑ってしまったりします/(^o^)\

{netabare}残り少ない鎮死剤を譲りあうシーンで『どうぞどうぞ』とダチョウコント
したり、ヴァルキュリアに斬られて死にかけている村上の隣に奈波ちゃん
が現れて『どうも。』とか言っちゃったりw{/netabare}

普段はシリアスの中にギャグ挟まれると萎えてしまうのですが、
この作品は不自然さや寒さがなかったので、すんなり受け入れられました^^

悲しい場面のはずなのになぜか笑ってしまう。
観ててこんなに混乱してしまった作品は初めてです。(もちろんいい意味でw)

それでも、絶望的な局面の中で 村上たちが一致団結して敵に立ち向かおうと
する流れは、とても熱い展開で見入りました^^

そして、お話の見せ方も上手いなぁと思いました。

{netabare}一度はホクロを確認して寧子ちゃんの正体を知った村上。しかし、
サオリに殺された寧子ちゃんを救うためにサオリの力を使って時間を戻し、
その結果 ホクロを見たことを忘れ、寧子ちゃんがクロネコだということも
忘れてしまう。

そして、真実を知るのは視聴者だけになる。…というところとかねw{/netabare}


エロもありますが、嫌らしさ度が低かったのでエロが苦手な私でも観れました^^
しかし、やたらと「おっぱい」発言やお風呂シーンが多いw
カズミちゃんの{netabare}「性器代」{/netabare}発言は衝撃でしたw


主人公の村上は非常に頭が良く 言うことも的確なので、ピンチの局面でも
『なんとかしてくれるだろう』という安心感を持てるキャラでした。

そして、魔女たちことを思って 命を懸けることを惜しまず 懸命に行動する
姿勢は自然と好感が持てました^^
それから、自分の欲望に正直なところもw

{netabare}『つべこべ言わずに脇の下を見せろ!』『黒羽のおっぱいが見たい』
などというド直球発言だったり、
裸で水遊びする女子達を背後で戸惑うことなくガン見していたり…

こういうスケベなところを敢えて隠さないのが逆に良かったですw{/netabare}

ハーレム主人公は 基本的に苦手なのですが、村上はわりと好きですねw


メインキャラの魔女たちもみんな いい子揃いで魅力的でした^^

死と隣り合わせの中で必死に、それでいて明るく生きようとする
ひたむきな姿勢と純粋で清らかな心を持った魔女たちには毎回心打たれ、
感動もさせられました。

限られた命だからこそ、その命をもっと大切にしようと思える。
好きな人、大切な人のために何かをしたいという思いも強くなる。
「生きていること」は当たり前なことじゃない。
でもそれと同時に、とても素敵なことなんだと 改めて思い知らされました^^


メインヒロインの寧子ちゃんの「ポンコツ可愛さ」ったらない!

{netabare}○1話の九九出来ない『ににんが→ももんが はちに→さされる はっぱ→青臭い』
○2話の漢字読めない『今→ヘラ 左右→ナエナロ』
○7話の勘違い『カラオケ→マラムケ』そして歌う曲は「荒城の月」ww

でも、このポンコツさは寧子ちゃんの魔法の代償で記憶を失うから
なんですよね…そう考えたらすごく切ない><


あとは、なにより謎の歌ですねw何回か聞くうちにすっかり中毒になりましたw

○ネコさんのテーマ
♪困った人を助けるぞぉ~(コマッタ!)
死んじゃう人を助けるぞぉ~(ギャー!)
颯爽、登場、ネコさんだ~ みんなの人気者~♪

○気にしな~いのテーマ
♪誰と誰が間接キスしようが気にしなぁ~い
間接キスなんてキスのうちには入らなぁ~い
全然気にしな~い 全然全く何も気にしなぁ~い♪

歌詞とメロディのセンスがツボです( ゚Д゚)
CVをされている種田梨沙さんの歌い方も可愛いですね^^

嫉妬した時に無意識でモノを壊してしまうところも可愛いw{/netabare}

でもただ可愛いだけでなく、正義感の強さだったり、仲間思いなところも
寧子ちゃんの魅力だなと思います。


しかし…皆さん ほぼ同意見かと思われますが、
序盤~中盤までの流れが非常に良かっただけに終盤の詰め込みが本当に
悔やまれますね><

OPが急に変わった10話あたりから徐々に作画も不安定になっていき、
ストーリーもまさに怒涛の展開。いきなり話が飛躍しすぎですw
(聞いたところによると10話~最終話は原作4、5巻分すっとばしたらしいですw)

最後も投げっぱなしっぽく終わってしまったのは残念でした^^;
少なからずとも2クールでやっていれば間違いなく良作の域だったかと思われます。

でも、それでも全体を通して楽しめたので私は満足してます^^
これだけ詰め込んでも面白さが伝わるということは、それだけ原作の
ストーリーがしっかり出来上がっているということでしょうしね。

アニメとしての出来はさておき、センスの面では間違いなくズバ抜けている
作品だと思います。

『原作を読みたい!』
と、観終わった後に素直に思えました^^
なので、これから原作を手に取ってみようと思います。

可能であれば、数年後に2クールでリメイクしてほしいです(`・ω・´)


●OP①:「BRYNHILDR IN THE DARKNESS -Ver. EJECTED-」
●OP②:「Virtue and Vice」/Fear, and loathing in Las Vegas
●ED:「いちばん星」/黒羽寧子(種田梨沙)、橘佳奈(洲崎綾)、
カズミ・シュリーレンツァウアー(M・A・O)、鷹鳥小鳥(田所あずさ)

OP①のインスト曲がかなり好きでした^^
ホラーやミステリー映画とかで流れそうな怪しげなサウンドが作品の雰囲気
ととてもマッチしていました。

今後も、こういうインスト曲を扱ったアニメ作品が増えるといいなぁ。


■好きなキャラ■
颯爽!登場!…寧子ちゃんです^^
理由は前述したとおりですw

でも、カズミちゃんもいいなぁ。
普段は強気だけど、中身は繊細で乙女なところとか*

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35
ネタバレ

westkage。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

序盤から中盤のストーリー展開の良さは秀逸の出来、しかし後半が残念な流れに・・・近年まれに見る惜しい作品

*このレビューには酷評を強く含みます。苦手な方は閲覧を控えて下さい。

本作は岡本倫の漫画を原作とした作品です。2014年4月-6月に全13話で放映されました。岡本倫といえばエルフィンリートがデビュー作で代表作の方ですが、私はアニメ版のエルフィンリートを見て「かなり苦手な作品だな」と思っていたのでつい最近まで視聴を控えていた作品です。

制作会社はエルフィンリートと同じ「アームス」が制作しています。
しかし制作に関わる主要メンバーは全く違うようですね。
キャラクターデザインも別の方が担当していますが、制作会社が同じなので作画の質はまんまエルフィンリートって感じですね。相変わらず少し安っぽいです。

あらすじ・・・主人公の高校生「村上良太」は幼いころに事故で幼馴染の少女「クロネコ」を死なせてしまっていた。ある日学校に「黒羽寧子(クロハネコ)」という女子高生が転校してくる。死んだはずの幼なじみである「クロネコ」に外見も名前もそっくりな彼女だが、主人公の事は知らないと拒絶されてしまう。部活の帰り道に良太は土石流に押しつぶされるところを寧子に助けてもらう事になるが、彼女は超能力のような‘物を壊す事の出来る不思議な能力’を持っている事を知ってしまう。そして彼女達を追いかけて抹殺しようとする組織との争いに巻き込まれていくことになる。…といった感じです。

総評として「序盤から中盤のストーリー展開の良さはまれにみる秀逸な出来、しかし後半は展開が早く視聴者おいてけぼり必死」といった感じでしょうか。正直エルフィンリートからは想像もつかないほど序盤から中盤にかけての展開が良かったです。ギャグ方面のネタも面白くシリアスな話に自然に溶け込んでいました。キャラクターへの感情移入もバッチリで「良く作りこまれているな」という印象でした。そして気づけば1話~9話を一気に視聴してしまい、9話を見終えた時点では「これは総合得点4点以上は堅いな!」と思っていました。

しかし問題はここからです。急にストーリーの運びが早くなり、無理な展開が続きます。キャラクターの心情を表現する描写が不足しがちになるので、急にキャラクターの行動や言動が安っぽく見えてしまうんですね。これは非常に惜しい!!と言わざるを得ません。近年まれに見る惜しい展開です。序盤の勢いを後半ここまで保てなかった作品を私は知りません。ここまでの制作陣の苦労が水の泡という表現がピッタリかもしれませんね。

後でどうしても気になったので調べてみました。どうやら9話までは丁寧に原作どおりに作られているみたいなのですが、諸事情があったのか10話からは原作から見てかなりハイペースで物語が展開しているようです。いわゆる原作レイプですね。視聴者からも批判や不満が殺到しているようで納得しました。

原作が続いている作品なので未完に終わるのであれば、別に綺麗な終わりかたを目指さずとも、もっと作りこみにこだわって変な所で終わってくれた方が気持ち良かったと思います。これは「監督の采配ミス」と言わざるを得ません。

最近はラノベや漫画を原作とする作品が非常に多いですが、やはり同じような采配ミスをしている作品が非常に多いと思います。原作がある作品は、ストーリーの作りこみに時間を割かなくて良い分、制作の負担も減るんでしょうが、制作陣の都合で物語を変えてしまう様な出来では視聴者も納得できません。もとより「人気のある作品」なればこそアニメ化の話も出るのでしょうから、制作陣は「既に人気のあるストーリー」を「自分たちの手でどうにか作りなおそう」などと思いあがる思想を控えて頂きたいものです。どうしても自分の手で何かを作りたいのであれば、自らが原作者となって世に打ち出すのが筋ではないでしょうか?と強く思います。

オープニングテーマですが前半と後半で曲が変わります。
まず前半の曲ですが非常に好みです。まさかの音楽のみで歌がありません。しかし作品の雰囲気をよく表現している音楽で好感が持てました。
そして後半の曲なんですが…これ「ハードコア」ですね。自分はこの曲がどうとか以前にパンク系の曲は苦手なので全く興味がないです。聞かないので曲としての評価は解りません。ついでに言うと今作にハードコアを合わせた制作側のセンスが理解不能です。

酷評が多くなりましたが、中盤までの評価はかなり良い作品でした。原作通りで進行している部分の評価が良いという事は、原作の漫画はきっと面白いのだと思います。あまりに良かったので今度原作を購入しようか検討してしまうほどの作品でした。

*以下ネタバレレビューにて注意です。
{netabare}
このネタバレレビューでは今作の魅力の一つである「ギャグシーン」においてコメントしたいと思います。ここまで酷評多めでしたからね、良さも伝えないと。ここで掲載したセリフは全て私が吹き出すほど面白かったセリフです。ホント良いセンスしてますw

1話
・つべこべいわずにとっとと脇を見せろ!
良太のセリフですね。
かつてここまでセクハラじみたセリフを言わされたシリアス系の主人公が居たでしょうか?普通に「脇の下にほくろは無いか?あれば俺の幼なじみと一緒なんだ!」で良いじゃないですかw

・ににんが!?・・・ももんが!!
良太の問いかけに寧子が答えるシーンですね。
九九をここまで面白く答えたのは「魁!男塾の田沢」くらいでしょうw

2話
・こまったひとをたすけるぞー、こまったぁ!
寧子の歌ですね。
こんな音痴キャラ中々居ないですね。そして歌を聞かれて赤くなる辺りが凄く可愛い寧子ちゃんでした。

4話
・おまえのおっぱいにそれだけの価値はn(ry
良太のセリフですね。
その後ブッ飛ばされる良太くんですが、これは仕方ないですねw

5話
・ど、どーしてハーネストのことをしってるんですかぁ!?
小鳥のセリフですね。
まあセリフ自体がどうというよりは、ここの展開が面白かったです。瞬間移動→即活動限界→つかえねぇ…の流れなんか特にw

6話
・捕まえたい相手と入れ替われば、簡単にハーネストを押すことができるんだ(これシリアスなセリフだけどw)
良太のセリフですね。
したり顔で言ってますけど、それ普通だろwというか真っ先にその使い方が頭をよぎるわw

9話
・ねぇ、おへそだといくら?・・・さっき見たから0円。
奈波のセリフですね。
もっと大事なものを見られてから何故おへそにシフトダウンしてるのか解らないですけど、このセリフに吹き出しましたw

10話
・全然全く何もきいてなぁーい♪♪
良太のセリフですね。
寧子に落ち着いてもらおうと曲調を真似て伝えようとする「気持ち」は解りますが、ソレ逆効果だろw

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 39

85.6 4 魔法使いでハーレムなアニメランキング4位
ゼロの使い魔(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (3286)
18477人が棚に入れました
平凡な高校生・平賀才人はある日突然、異世界ハルケギニアに召喚されてしまう。彼をこの世界に召喚したのは、トリステイン魔法学院の生徒でありながら魔法の才能がまるで無い「ゼロのルイズ」こと、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールだった。失敗とはいえ、召喚の儀式によって呼び出された才人は、「使い魔」としてルイズと契約のキスを交わす。すると、才人の左手には使い魔の証である契約のルーンが浮かび上がった。こうして、ルイズと「犬」扱いされる才人との奇妙な同居生活と冒険が始まった。

声優・キャラクター
釘宮理恵、日野聡、堀江由衣、櫻井孝宏、いのくちゆか、井上奈々子、川澄綾子、高橋美佳子

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

軽度釘宮病患者視点Ⅳ+α

正統な釘宮病患者用作品、同時に「最悪の釘宮ウィルスの発生源」でもある
俗に言われる「釘宮キャラ」を重視した作品の一つ

■釘宮キャラと呼ばれる為の条件は4つ
ツンデレ、貧乳、ロリ、※絶対領域

※絶対領域
スカートとオーバーニーソックスの間の素肌部分、詳しくは検索されたし。
[ミニスカートの丈] : [絶対領域] : [オーバーニーソックスの膝上部分] 
の比率が4:1:2.5 が黄金比とされ、許容範囲は±25%程度という見方が有力。
釘宮キャラ以外でこの領域を持つ有名キャラは初音ミク、戦場ヶ原ひたぎ等

■この作品の中身

対象年齢★★★☆☆ 釘宮以外の不純物★☆☆☆☆ 釘宮成分★★★★★

■この作品への見解

これは自分が釘宮ウィルスに感染した作品で、一言で言えば【最悪の出会い】
という事になる。こんな出会い方はしたくなかった。
自分の他レビューの毒っぷりを見れば分かると思うが、基本的にはドS傾向に
あり、性癖もそっちよりで、にもかかわらず俺のプロフィール欄には

◆萌え仕草、萌えシチュエーション
 知ったかぶり、赤面、寝癖、嫉妬
◆関係性萌え
 飼い主とペット、主人とドレイ

こんな馬鹿な話があって良いのか、どう考えても世界は間違っている。
俺が間違えているのではなくこの世界が間違っている、間違えているのだ。

釘宮を輩出した世界、ゼロの使い魔を排出した世界、自分はその世界を心底
憎まずにはいられない。一体何故、自分の棚には来年1月から放送予定の
「ゼロの使い魔F」が並んでいるのか、誰が何の目的でこんな事をしたのか。
世界が自分を貶めようとしている。この大いなる力に抗う術は無いのか・・。



で、まずは対象年齢についてだが、これは作品の話を理解するだけであれば
対象年齢★☆☆☆☆・・いやむしろ☆☆☆☆☆。多少4属性に絡むゲームでも
やってればいれば内容なんて小学校の高学年~中学校でも把握出来る。
ちなみに、話の内容は原作者が「三銃士が元ネタ」と明言している模様。

釘宮ウィルスへの抗体があった場合こんなしょーもない作品は中々無い。
よって、「釘宮病患者のみなさんに愛されるアニメとしてよろしいので」
については個人的には「間違い無いよ」としか言えない。

ただ、主人公の魅力は一概にそうとも言えないので、それは後で触れる。
小説は読んでないのだが、シリーズ累計450万部の裏には描かれている女達の
魅力の他に、この事が理由の一つにある気がしている。

あとは二期三期では方向性が変わってくるが、一期の場合は男女の距離感の
良さ、かな。それも後で触れるけど、結局は釘宮の功績が一番だと思う。
ルイズが釘宮じゃなかったら自分はこれには然程影響されなかった気がする。


次に移る。
病状が悪化していた時のニコMADの見過ぎで、記憶からの考察では成分量を
見誤る可能性があるので、レビューの為再度悪化を覚悟で最初から見たのだが
やはり「不純物★☆☆☆☆」「釘宮成分★★★★★」で何の問題も無かった。

不純物については、とりあえず1期は堀江のシエスタがやや絡んで来る程度。
程よい巨乳と、堀江の仕事、メイド、垂れ目、主人公との関係により二期以降
は川澄のアンリエッタ姫と共に相当数のファンを獲得する事になるのだが、
まあそれは先の話で、今作品ではやはり★☆☆☆☆程度の扱い

I~Ⅲレビューを読んでいる人なら気づいたと思うが、ストーリーが不純物に
ならない、というよりはルイズ(釘宮)と特殊プレイをするのが作品のメイン。
多分話の元ネタを堂々と明言してるのは、話なんてオマケだから。

だ、か、ら、この作品は危険なんだよ。

主題歌の歌詞に「~略~から始まる二人の恋の~」とあるが、とんでもない
始まるのは特殊なプレイであって恋なんぞ話と一緒でただのオマケに過ぎない。
ここを間違えないように、勘違いしないように。

自分のレビューではキャラ用品という言葉をよく使うが、まず間違いなく原作
そのものがキャラ用品。じゃなければ、脚本家が変態過ぎる。


釘宮成分★★★★★については、これはもう萌えという形を借りた特殊な交尾
に該当するもの。ツンとかデレとかエロとかそういう次元は超越してる。
仲の良過ぎる二人が、特殊なプレイを楽しみながらイチャついている。だけ

対象年齢★★★☆☆としたのは、実際はエロや交尾では無いものの、そういうの
より更に上位・・というよりマニアックな世界なんで、自分の性癖すら理解して
ない若いうちに踏み込むと、釘宮ウィルス抗体の有無によっては非常に危険。
って意味が一つ。18禁どころの騒ぎではない。


あとは特殊プレイに愛だの恋だのを関係させたがる思春期の若造や、すぐガーっ
となってガーっとやるのを求める発情期の動物ではプレイの趣を理解できない。
よって対象年齢★★★☆☆という事になる。んだよ。★5でも良い位

アホな精神学者が萌え=性癖って結び付けてたけど、萌えと性癖は完全に別物で、
相反するものでも成り立つ。一緒の人も多いっぽいですけどね。
このあたりはSとMに関する書物では・・まあいいや、そんな話はしたくない。


深く考えなきゃバカップルが視聴者相手に変態コントをやってる感じ。
ルイズ(釘宮)にネタをやらせる為の、そんな事をしたらどうなるか分かってる
だろwな主人公の行動と、あとはストーリーそのものがルイズに色々と萌え的な
行動をやらせる為に出来てる感じで、当然成分は濃くなる。

言ってしまえばお約束の場面が非常に多いのだが、釘宮の仕事のせいでお約束の
場面がここまで魅力的な作品というのを自分は知らない。
お約束を待ち望んでいる、つまりは既に調教されてしまっている訳だ。

・・以下はネタバレ完全に無しだと難しい気がするので、
まだ作品を見てない状態で読む人は注意。と言っても、ネタバレしても何の問題
も無い話なんで、てか話にはほぼ中身が無いんで、おそらく問題は無い。よ


■お約束部分(可愛い嫉妬&特殊プレイ&仲が良い二人)について

いちいちメソメソされたり、陰謀巡らされたり、ヤンデレられても実際は困るんで、
嫉妬をああいうプレイで解消してもらえると男としては非常に助かる訳でして、
主人公はその気は無くても、というか明らかにその気で「ルイズを怒らせてプレイ
を満喫している」。これは設定上の話じゃなく原作者&アニメ製作側&そういう
目線で見てる視聴者に共通する感覚ね。

あとはこのゼロ魔の影響で「釘宮が男をこの作品のように扱う事が増えた」んで、
そっちを見てれば分かるかな。それの原液。
まー、実際見た方が早い。通して見る気が無いなら2話の最初で状況が分かる。


で、見進めていくうち男女の距離感の良さに気づくんだけど、あんなに仲が良い
男女二人は見た事がない、よ?あれこそが至高のスキンシップってやつだな
よってこのアニメの最後の方はどうでも良くて、二期三期は一期が好きで釘宮が
いるから見たのであって、内容としては評価してない。

あっちは個人的には駄作。一番大事なところを完全に取り違えてる。
それでもFは見るけど・・、いや世界に貶められて見せられるんだけど


■ルイズコピペについて

・・あ、自分の場合は釘宮が好きなのであって、しかも所詮は軽度釘宮病だから
ルイズへの偏愛は無い。けど作品を語るにはあれが良いと思ってね。

ただ、流石にあの変態コピペは張りたく無いんで、


2chスレ【ルイズのコピペを超える気持ち悪いコピペって存在するの?】

4
ぶっちゃけルイズのは感動した
8
他のバカと違って下ネタ一切使ってないから評価できるよなルイズのコピペ
情熱を感じる
16
いわれてみればルイズだけは愛だけで構成されてんのなw
34
ルイズコピぺは気持ち悪くない
大自然を見たときのような感動を覚える
37
ルイズのコピペは全然キモくなんかない
人を好きになる事がどれ程素敵な事かがよく伝わってくる
いかにルイズが好きかを素直な気持ちで文にした物だからむしろカッコいい


作品の趣を理解してる人のはこーゆー人達ね。
他の奴等は二次元と三次元、現実と仮想(アニメ)を混同してたり、思春期の青さ
や動物的な衝動を押さえ切れないお子様。

って話が、例のコピペの内容と逆に聞こえる人は、まだ若い。
あのコピペを書いた奴がド変態なのは間違いないけど、現実との線引きって意味じゃ
キッチリ出来てる。出来てるからこそああいう事を書くんだよ。


何が言いたいかと言うと、あのコピペから「世間のイメージど真ん中のダメオタクを
想像するような人」は現実と仮想の区別が出来ず、アニメに踊らされるタイプ。

言ってしまえばゼロ魔もルイズ(釘宮)も、更には【例のコピペも作品】であって、
つまりはコピペ内容とコピペ書いた奴の現実の状況とはあまり関係が無い。

なんとなくだけど、自分が思い浮かべたのは「服装他にこだわってて、神経質気味で
そこそこモテるエリート会社員、既婚者で一児の父親 (隠れてゼロ魔読んでる変態)」
こいつはただの妄想ね


こーゆーのに嵌り込むのは欲求不満な人間よりも、現実で自分の欲求をある程度
満たした上で、それ以上の欲求を満たそうとして、更に上位の世界をを求める奴等。
普通のプレイでは満足できなくなった人間達の世界、SMクラブみたいなもんだな

で、今から主人公の魅力について書くけど、現実が終わってるダメオタクだと
主人公の性格や行動と正反対になるからあいつに好感を持てないんじゃないかな。と

ルイズはもう実際見た方が良いし、好みや釘宮ウィルス抗体の有無もあるだろうから、
・・強いて言えば見直した時に思ったのが、ルイズも含めた女キャラ全員の体の細さ
あとは指の長さに目がいった。顔が大きい目のロリ風なだけで、体は色っぽい


■主人公(平賀才人)の魅力、台詞のリアリティ

もうどう考えてもマニアックな変態か、人間観察好きか、好奇心あり過ぎな人か、
俺に似てる人しか読んでないはずだから、この作品とこの作品以外の色々な作品の
ネタバレもやや含めて本気で書くね。

- 才人の台詞 -

まずはネタバレ含めない台詞の方からだけど、真剣な台詞、臭い台詞、ネタ台詞
以外の部分、通常会話の才人の台詞が妙にリアル

平凡な高校生って設定っぽいけど、実際現実の平凡な高校生、自分&周囲にいた
連中の言葉遣いに凄く近い。粗暴・・って作中では表現されてるけど実際はそんな
もんじゃん、あの崩れてる言葉遣いがリアル。

才人と声優が同じのシャナの主人公、あの優男みたいなのはいない事はないけど、
リアルかと言えばリアルじゃない。根暗窓際系の少数な生き物


- 才人の行動 -

まずはハルヒのキョンとの比較。キョン君普通っぽいけど、結局受身な事が多くて、
基本的には草食系でガツガツはしてない。思考描写の方ではザ・男子高校生の脳内
軽くしたような内容もあるけど、やっぱり色々と受身。

で、平賀才人、いぬかみの主人公、とある魔術の上条、あらららぎ君、
あとは咄嗟には出てこないな。古いアニメだと割とあるけど、萌えを含むアニメの
主人公でこの手のタイプは少ない。ってのは「女の為に積極的に行動する男」
更にここから、あらららららぎさんと上条君を話から抜こうかな。


いぬかみの主人公と平賀才人は女に慣れてて、かつ女好きでフェミニストで、
才人最初ルイズの着替えで設定上あわわになるけど、その後の対応は慣れてるっしょ
えーと、設定上のあわわじゃなくて、ルイズや他の女との「通常会話の部分」ね。

その上で絶対に譲れない部分、心に芯を持ってて、ハードボイルドダンディの
予備軍とでも言おうか。やる時は激情を持って開き直りきっちりやる、魅せる男
何がハードボイルドでダンディかはよく分からんけど、分かれよ!


男>女ってか「男は女を守る」っていうのが先にあり、プレイとしてはルイズに
あんな事されて喜びながらも、男>女の部分は常に持ってるし、そーゆー事を特に
恥とも思ってない。やる時はやる自信と経験があるんだろうし、だからあーゆー
特殊プレイしてても余裕があるんだよw

話す女によって対応を変えるリアリティもあって、才人女で対応変えるっしょ
ルイズにはやや甘え弱音を吐きつつ怒らせて遊びつつ、シエスタには紳士で、肌黒
巨乳にも相応の対応。女じゃないけど、素敵キャラギーシュへの対応もね。


割と回る頭、行動力、格好のつけ方、最後の方の挫け方、立ち直り方とか、
そのあたりの主人公の内面、行動に同調できる人間が好む作品じゃないか。と
恥ずかしい事や臭い事は言っても男として格好悪い事は言わない、格好をつける。

だからさ、釘宮ばかりじゃなくて才人も見てやれ、良い男だぜ、と俺は言いたい。
ツンデレって意味じゃ才人も十分ルイズにはツンデレ、真の意味でのツンデレね
そして釘宮キャラの相方としては一番良い男、それだけは間違いない。

故に釘宮とあんな特殊プレイをしてても「お前なら良いよ」ってなる訳だ。


- 才人の周囲からの評価、モテ具合が妥当 -

とらドラのあの変な頭の奴なんて、もう物理法則を無視して完全に話の都合でモテて
るんで、その点才人はあれ実際にモテる系で、そーゆー点の違和感が無い。

ルイズ(釘宮)を掴むべくして掴んだ、他の女達からも好かれるべくして好かれた。
このリアリティがあるからこそ見ていておかしな感じが無い。


話の都合で変な男が何故か惚れられるとか、恋愛事に計算は通用しないっつっても
現実のそれは大体が客観的な妥当性ありきで「何故そーなったか」が理屈で理解できる
ものであって、そういうのを無視してるアニメが多過ぎる。

才人は一応特殊な力とそこそこイケメンを設定として与えられてはいるが、
それ以外(思考、決断、行動、性格、女への対応等)によって色々と手にしてるんで、
だから妥当性があるんですわ。内面部も設定と言えば設定なんだけど。


■まとめ

話の本筋、ストーリーは語るに及ばず、特殊プレイは釘宮への抗体があればただの
お馬鹿プレイなんで、他の点に注目するとしたら上記みたいな事になりますかね。



さ、3時間くらいかかったぜ・・。
もうこれ以上長いゼロ魔のレビューは誰も書かないだろ、うよ。

所詮は釘宮患者用品、特殊プレイ用のクソアニメ。


・・物語の評価は2か5のどっちかだな。明らかにストーリーがおまけでキャラ用品、
特殊プレイ用品として書かれてるから5・・なんだけど、ストーリーを評価して5付けた
みたいに思われるのも嫌だな。やはり2か

まあ、ルイズが釘宮じゃなかったら自分があの特殊プレイ部分をどう感じたかは謎。
釘宮のせいだと、・・思いたいね。数少ないエンディング飛ばさないアニメだし。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

第1期は楽しめるが、続編はマンネリ感キツイ『釘宮病』感染源の一角

西暦2000年代後半を席巻し、その主役声優に因(ちな)んで「釘宮病」という言葉まで生まれた ラノベ原作&J.C.STAFF制作のツンデレ・ヒロインものの一角で、本サイトでの評価も悪くない作品・・・ということなので、第1~4期まで視聴してみました。


◆(参考) 釘宮ツンデレ・ヒロイン作品 (J.C.STAFF制作) の個人評価

(1) 『とらドラ!』(2008年)       逢坂大河   ★★ 4.6
(2) 『灼眼のシャナ』(2004・5・11年)  シャナ     ★ 4.3
(3) 『緋弾のアリア』(2011年)      神埼 H.アリア ★ 4.1
(4) 『ゼロの使い魔』(2006・7・8・12年) ルイズ F.V.  ☆ 3.6

※この他に『ハヤテのごとく!!』(2009年制作の第2期)も、J.C.STAFF制作&釘宮ツンデレ・ヒロインの組合せ作品ですが、未視聴。

→以上のとおり、残念ながら同カテゴリーでは、本作の評価が一番低くなってしまいました。


◆(総評) 見所はあるが、マンネリズムを感じざるを得ない作品

(wikipediaより)
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マンネリズム (英: mannerism) は、文学・芸術・演技などの表現が型にはまっていることである。形式主義、様式主義。日本ではマンネリとも略し、「マンネリ化」といった使い方もされる。癖・礼儀作法・行儀といった意味の manner(マナー) と同じ語源である。
元は、近世ヨーロッパの美術様式で、日本ではフランス語風にマニエリスムともいう。
現在では否定的な意味合いにとられ「飽きの来る・飽きてきた」、「新鮮味がなく、やる前から結果が見える」、「新たな魅力性が弱いこと」、「毎度同じ単調でつまらない」、「ワンパターン」、「時代遅れ」、「ネタ切れ」などの意味合いを持つ。
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→ということで、下記のシリーズ別評価のとおり、第1期こそ設定の面白さに惹かれてなかなか見所のある作品と思って期待値を上げたものの、第2期以降の展開が、いわゆる「マンネリ」で、結局あまり高い評価にはなりませんでした。
(※『とらドラ!』の後半や、『灼眼のシャナ』の第3期が、こちらの期待値を上回る凄い展開で評価が尻上がりに高くなったのと全く逆のパターン)

→結論として、「釘宮理恵」という一世を風靡した大声優の演じるツンデレ・ヒロインものが好きな人なら、そこそこ楽しめる作品と思いますが、これからその手の作品の視聴を始めようと思っている人は、本作の視聴の優先順位や期待値を、予(あらかじ)め落としておいた方が賢明ではないか、と思います。

同じ釘宮ヒロインものでも、

<1> 『とらドラ!』、『灼眼のシャナ』の方は、シナリオ自体に見どころのある作品であるのに対して、
<2> 『緋弾のアリア』、『ゼロの使い魔』の方は、専らキャラクターや世界観の設定の面白さに頼っている作品、

という印象が強く、最初のうちはそうした面白さに惹かれていても、次第にいつまでたっても進展しないシナリオに飽きてきてしまうリスクが高い気がします。


◆シリーズ別評価

第1期(13話)     ★ 4.1
第2期(12話)     ☆ 3.6 
第3期(12話+OVA1話) × 3.3 
第4期(12話)     ☆ 3.6
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総合 (計49+1=50話) ☆ 3.6


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ ゼロの使い魔 (第1期) (2006年7-9月) ==============
{netabare}
第1話 ゼロのルイズ ☆ 異世界ハルケギニア、ルイーズの才人召喚 ※発想が奇抜だが、本当に面白くなるのか疑問
第2話 平民の使い魔 ★ 決闘 ※話は面白いが作画・演出はひと昔前のもの 
第3話 微熱の誘惑 ☆ 剣の購入(デルフリンガー)
第4話 メイドの危機 ★ シエスタ救出作戦
第5話 トリステインの姫君 ☆ アンリエッタ姫来訪、土塊(つちくれ)のフーケ
第6話 盗賊の正体 ★ 破壊の杖(ロケット・ランチャー)、ミス・ロングヴィル、才人の活躍
第7話 ルイズのアルバイト ☆ アンリエッタ姫の依頼、ホモ親父の酒場バイト回 
第8話 タバサの秘密 ★ タバサ(シャルロット)帰国(ガリア王国オリレアン公爵領)、五右衛門風呂、媚薬、勅命
第9話 ルイズの変心 ☆ モンモランシーの水の精霊召喚、精霊との約束
第10話 姫君の依頼 ★ 魔法衛士隊々長ワルド
第11話 ルイズの結婚 ★★ 浮遊大陸アルビオン渡航、ウェールズ王太子、婚礼
第12話 ゼロの秘宝 ★★ タルブの村、龍の羽衣(ゼロ戦)発見、新国家レコンキスタの宣戦布告
第13話 虚無のルイズ ★ レコンキスタとの戦い、虚無の魔法発動{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)6、☆(並回)5、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「First kiss」
ED 「ホントノキモチ」


======== ゼロの使い魔〜双月の騎士〜 (第2期) (2007年7-9月) ========
{netabare}
第1話 女王陛下のゼロ ☆ アンリエッタ女王即位、女王陛下からの依頼、女王誘拐
第2話 風と水の誓い ★ ウェールズ王太子の蘇生(アンドバリの指輪)、アンリエッタの恋心
第3話 聖職者の剣 ☆ ロマリアの神官(転校生ジュリオ・チェザーレ)、シェフィールド執政官の扇動
第4話 ヴァリエールの三姉妹 ★ エレオノール&カトレア両姉、ルイズ邸、湖畔の告白回
第5話 間諜の刻印 ☆ 恋の鞘当て(ルイズvs.シエスタ)、学院長襲撃事件、犯人捜し、王国の闇(ダングルテールの虐殺)
第6話 女王の休日 ★ ホモ親父の酒場回、女王護衛任務、高等法院長リシュモン反逆・誅滅
第7話 地底の秘密文書 ★ 開戦の詔書署名、アニエス銃士隊長の仇(かたき)捜し(極秘公文書館) ※セーラー服回
第8話 魔法学院の危機 ☆ アルビオン傭兵の学院強襲、ダングルテール虐殺の副官
第9話 炎の贖罪 ★ 続き、人質救出作戦、コルベール教師の過去(炎蛇)
第10話 雪嶺の敵 ★ トリステイン軍のアルビオン侵攻、雪中行、ヘンリ・スタッフォードとの出遭い、貴族の名誉
第11話 銀(しろがね)の降臨祭 ★ ホモ店長&シエスタ回、恋の鞘当て2、兵士の突然の反乱  
第12話 さよならの結婚式 × 撤退作戦、ルイズの求婚、殿(しんがり)任務、妖精登場 ※脚本稚拙{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)7、☆(並回)4、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「I SAY YES」
ED 「スキ? キライ!? スキ!!!」


======= ゼロの使い魔〜三美姫の輪舞〜 (第3期) (2008年7-9月) =======
{netabare}
第1話 使い魔の刻印 ☆ 戦争終結後の世界、刻印消滅、シェフィールド来襲 ※シナリオのマンネリ感が強まる
第2話 森の妖精 ☆ ティファニアとの再会、使い魔再召喚、もう一人の虚無の担い手 
第3話 英雄のおかえり ☆ ハーフエルフの魔法、才人シェバリエ(騎士)叙任、再度学院へ ※従兄弟設定は都合良過ぎ×
第4話 噂の編入生 × ティファニア魔法学院へ、砂漠の民、異端審問 ※脚本安直
第5話 魅惑の女子風呂 ☆ ルイズとの痴話喧嘩、お風呂回、人形の舞踏会 ※マンネリ感強いギャグ回×
第6話 禁断の魔法薬 ☆ シエスタ回、惚れ薬、ティファの忘却魔法 ※同上
第7話 スレイプニィルの舞踏会 × シェフィールドの策動 ※コルベール再登場は無理でしょ 
第8話 東方(オストラント)号の追跡 ☆ タバサの不審行動、ビダーシャルのタバサ拉致
第9話 タバサの妹 ☆ イルククゥ登場、タバサ救出差止め、アーハンブラ城の捕囚、韻竜シルフィード
第10話 国境の峠 ☆ タバサ救出&オストラント号奪還二正面作戦
第11話 アーハンブラの虜(とりこ) ☆ ガリア王国潜入、対ビダーシャル戦、タバサ救出
第12話 自由の翼 ☆ 対ヨルムンガンド戦 ※脚本が相変わらず安直×
OVA  誘惑の砂浜 ☆ 真夏の海水浴回{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)11、×(疑問回)2 ※個人評価 × 3.3 

OP 「YOU'RE THE ONE」
ED 「ゴメンネ♥」


================ ゼロの使い魔F (第4期) (2012年1-3月) =============
{netabare}
第1話 聖国のルイズ ☆ ロマリア連合皇国(ブリミル教総本山)、教皇ヴィットーリオ(聖アイジェス32世)、虚無の担い手の集結、ティファの使い魔召喚
第2話 水都市(アクイレイア)の巫女 ☆ 元素の兄弟、ルイズ誘拐、ガリア王ジョゼフのたくらみ
第3話 無能王の乱心 ★ 続き、ジョゼフ王&シェフィールドの最期、教皇への疑義  
第4話 女王陛下の恩賞 ☆ タバサのガリア女王即位決定、領地授与
第5話 ド・オルニエールの乙女たち ★ 領主館の新生活、アンリエッタ・タバサ・ルイズそれぞれの真情 
第6話 波乱の露天風呂 × 温泉回 ※脚本の陳腐化が著しい
第7話 砂漠のエルフ ☆ タバサ出発、元素の兄弟来襲(才人&ティファ拉致)
第8話 逃亡の地下水道 ★ テイファの召喚刻印、脱出行、ルイズとの再会
第9話 タバサの戴冠 ★ ガリア王都、虚無魔法(ワールド・ドア)、新女王即位 ※ルーブスラシル(生命を減らす力の増幅)の追加設定は唐突×
第10話 災厄の目覚め ★ ロマリア教皇からの帰還命令、伝説の古代竜暴走・アクイエリア壊滅、世界の危機、ティファの後悔、デルフの最期、教皇の決断
第11話 ルイズの選択 ★ ワールド・ドア(才人の元世界送り出し)、古代竜復活 
第12話 ゼロの使い魔 ★ 続き、才人帰還、最終攻撃、後日譚 ※色々と都合良過ぎな点は×{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)7、☆(並回)4、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「I'LL BE THERE FOR YOU」
ED 「キスシテ↑アゲナイ↓」


◆視聴メモ

【第1期視聴時の感想】
{netabare}
・登場キャラの描かれ方が表層的でラブコメとしてはイマイチだが、話そのものは意外と波乱に富んでいて面白い。
・魔法の適用範囲がどの規模までなのか?がはっきりしない点は気になる(浮遊大陸まで魔法船が運航している一方で、竜騎兵隊がゼロ戦一機に適わない等いろいろチグハグで中途半端)。{/netabare}

【第2期視聴時の感想】
{netabare}
・シナリオは面白いのだが、ルイズのツンデレ&暴力女設定がいい加減ウザくて邪魔で白けてくる。この設定はむしろ要らなかったのでは?
・第2期第4話(湖畔の恋の告白回)まで視聴した時点での感想として、やはりラブコメないし恋愛ものとしては余り高く評価できない(※吉田玲子氏や岡田磨里氏あたりの女性脚本家の書いたラブコメや恋愛ものと、本作を比べるのはそもそもの間違いとは思うけど)。
・第11話時点で、才人の発想が如何にも「戦後民主主義」的でちょっとなあ・・・と思っていたけど、第12話の彼の行動がそれと矛盾していてかなりチグハグな印象(※多分、原作者の思考のチグハグさが原因→本作全体のシナリオの限界を示唆)
・第12話終盤の才人の唐突な蘇生は前後の脈絡が無さ過ぎて脚本稚拙。{/netabare}

【第3期視聴時の感想】
{netabare}
・流石にここまで来ると、第1期から相変わらずのルイズのツンデレ&暴力女設定のウザさが目に余ってくる(マンネリ感)。
・また第3期で急に才人のハーレム・アニメ化が進行(ルイズ&シエスタに加えて、アンリエッタ女王、ティファ(ハーフエルフ)、タバサ(ガリア王族)まで才人にデレデレ・・・)。
・微エロ要素も強まって、まるで『そらのおとしもの』状態。
※但し、「そらおと」の方が最初は下らない微エロシーンが多く辟易していたところ、シナリオが進むにつれてシリアス展開に変化して楽しめたのに比べると、本作の場合は、最初はシリアス展開が多めだったのに、第3期で急に微エロ押し&ハーレム化してしまい、評価ダダ下がりとなってしまった。{/netabare}

【第4期視聴時の感想】
{netabare}
・第6話(温泉回)までの流れが如何にも陳腐。もはや才人のハーレムアニメになってしまった印象。
・第8話以降はようやく話を動かしてくるが、如何にも取って付けた風な設定後出しで余り感心しない。
・それでも、ルイス&才人それぞれの究極の選択場面は、長編作品にここまで何とか付き合ってきた視聴者には、それなりに感じる所のあるものになっていると思うので、その点は評価してあげたい。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 33

イシカワ(辻斬り) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

学園祭上演。演劇部・ファンタジー風ラブコメ

 記載されているレビューに対する反論・論戦を行いたい人は、メッセージ欄やメールで送りつけるのではなく、正しいと思う主張を自らのレビューに記載する形で行ってもらいたい。
 なおこれらのレビューは個人的推論に則ったものである。
個人的見解に過ぎない。言い切っているような台詞も、独自の解釈の一環であり、一方的な決め付け・断定をしているのではないものだと思ってもらいたい。
 微妙にネタばれしているが、ばれることが視聴に耐えないほどでないと判断し、敢えてネタばれではない、と仮定した。疑念を抱く方の中で、これから視聴される方は読むのを差し控えていただきたい。

『個人的推論に則った構造解析
 ゼロ魔はリアルなハイファンタジーを目指して始まったわけではない』
 ゼロ魔という要約の仕方を知ったのはあにこれにきてからだ。
 現代日本人の『学生』が『異世界』に飛ばされ、『活躍する』物語である。三つのくくりは非常に大きいファクターだ。

 なぜ『学生』なのか。
 これは何も難しくない。視聴者の投影である。大半の視聴者が塾帰りに夜食などを取りながら見ている、または夜寝静まったころに起き出して、親の居ぬ間にこっそりテレビをつけているからだ。蓋を開けてみると、学生の主人公が多いのはこの理由である。

 次に『異世界』
 これは日常とは違うところに行ってみたいという願望を表している。人は昔から旅行をしたがる生き物だ。別の場所で楽しみたいという欲求があった。ただ、アニメともなると単に観光するのではものたりなくなる。

 最後に『活躍する』
 これもまた単純である。冒険活劇を求めるのは、古くは英雄物語を読んで楽しむような古典的なものからはじまっている。それが他人ではなく視聴者に近い存在のほうが願望を投影できる。
 以上の骨組みをさらい出してみると、宝島のころから人間の精神はあまり変化がない。
 少し前にガンダムのレビューを書いたが、骨組みだけ確認すると、類似というよりほとんど同じであることがわかる。片方はファンタジーであり、片方はSFである。

 最新型のモビルスーツ・ガンダムに、新米パイロットが乗り込む。必ずといっていいほど、とんでもない適正があり、正式パイロットに昇格する。最後にはライバルと戦う。

 新米パイロットを『学生』に当てはめ『異世界』を『受験やテスト・塾に追われている現実の中で、一時的でも気分転換できる世界』に当てはめ『活躍する』というキーワードを投入すればよい。

 ゼロ魔とガンダムは同型の骨格、と前振りの説明もなく言い出せば、そんな訳がないと言い出す人は大勢いるだろう。特に、宇宙世紀ものの、戦争のリアリティや漢のロマンを求める人にとっては、同根だといわれたくないと思う。
 しかし、筆者からすると特に変わりはないのである。

 魔法で召還された学生、というキーワードを主軸にして、後から肉付けしていく思考ルーチンを辿れば、色々と見えてくるものがある。

 基本的にいえばドラゴンクエストとファイナルファンタジーの二大ゲームに影響されたRPG世代の取り込みだ。ゲームの世界に行けたらいいのにと思う人は大勢いただろう。ゼロ魔の視聴者たちが幼いころ、冒険者の一人となって活躍する夢を見たことがあるといっても筆者はまったく嘲笑しないし、夢見がちの人とも思わない。それだけ精神面を浸蝕するほど強い影響力があったのは確かなのだ。

 ゼロ魔にあるギミックはどんなものだったのか。
 海外旅行にでかける上で困ること。言葉が通じないことである。次に、身分として認知がされにくいためパスポートが欠かせないこと。金銭感覚が異なっていること。日本のように安全でないこと……
 とても乱暴な表現でいえば、異世界を海外旅行とくくって見ることで理解できるのだ。
 まず言葉の心配を解消するためにルイズの魔法契約があった。次に身分を証明できない、パスポートもない心配を解消するために魔法召還で呼び出された存在として確定されている。金銭感覚が異なっている。いわばカネの問題をルイズの大金持ち、大貴族として解消している。

 wikiから参照してみよう。
 冒険(ぼうけん)とは、日常とかけ離れた状況の中で、なんらかの目的のために危険に満ちた体験の中に身を置くことである。あるいはその体験の中で、稀有な出来事に遭遇することもいう。

 なぜ異世界にいっておいて追い詰められるような感覚がないのか。中東の紛争地帯のまっただ中で、言葉も通じないまま独りでいるような内容を想像してみてほしい。生き残ることに対して極限状態になってしまうはずだ。製作者はなんちゃって冒険風味を演出したかったのであって、リアリティを求めていたわけではないというのが筆者の見解である。その意図を理解すると、ハイファンタジーと思って視聴することそのものが誤りなのであろう。
 北欧の雄大な世界観に思いを馳せつつ、なぜか学園祭があり体育館でやっている演劇を見てしまう。ファンタジー系ラブコメを見て、

『ハイファンタジーとして失敗だ!』

 と叫んだら、観客たちが一斉に振りかっえて、首を傾げた。とまあ、なぜそういう疑問を投げかけるのかということになってしまう。なので、学園祭上演。演劇部・ファンタジー風ラブコメで、ハリボテがあちこちにあると思って視聴するといいだろう。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

65.2 5 魔法使いでハーレムなアニメランキング5位
聖剣使いの禁呪詠唱(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (827)
5385人が棚に入れました
どこからともなく現れる異形の怪物『異端者』を倒すことの出来る者たち<<救世主(セイヴァー)>>の育成のために、前世の記憶を持つ人間が集まる亜鐘学園。ここで二つの前世を持つ少年・灰村諸葉(はいむら もろは)が、前世で出会った少女達と再び出会う。


声優・キャラクター
石川界人、竹達彩奈、悠木碧、小倉唯、内田真礼、上田麗奈、Machico、小見川千明、大森日雅、佐倉綾音、皆口裕子、羽多野渉、中村悠一、小林ゆう、大川透、杉崎亮、石田彰、子安武人、釘宮理恵、緑川光、森沢芙美
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

綴る!

内容に関しては、ご都合主義だらけ、または唐突かつ謎な展開に何の説明もなく次から次へと出てくる専門用語、説明不足は当たり前でわかりづらい過去回想、至らない掘り下げ不足、イキリ具合が鼻につく思い出すだけでチート能力を得る主人公とストーリーはかなり酷く、真面目な話になるとほとんど面白くはなかったですが、私は1話から心を掴まれてしまいました。あまりにもシュールな詠唱シーン、誰にも起こされず1人佇む主人公、あまりにも早すぎる展開、バトルシーンのダサい動き、多すぎるツッコミ所とシュール過ぎる演出や絵面がギャグとしてこの作品の中では光っていました。個人的に特にツボだったのは主人公達が使う技「神足通」の動きと詠唱シーン。神足通については、無駄にぬるぬる動く高速移動と残像の安っぽさが面白いです。5話、主人公とサブヒロインが店内で駆け回るシーンは一分くらい笑いっぱなしでしたw これだけでも一見の価値はあると思うほどには面白く、狙って出してあると思われる製作陣(絵コンテ、演出の方)は凄いです。詠唱シーンについては、カッコいい派手な演出などはなく、ただ空中に文字を綴るだけ。腕だけぬるぬる動くシュールな絵面とダサいネーミングが笑いを誘います。それ以外の好きなところは、意外にも純愛ストーリーだったところです。この作品は無駄にハーレム物になってはいるものの、過去に連れ添ったヒロイン2人の深い愛情が感じ取れるシーンだけは悔しながらウルッときてしまいましたw


話毎に感想(というより実況?)
{netabare}1話
詠唱シーンめっちゃシュールwww 誰にも起こされない主人公wwwww 技の動きダサすぎるwww始まって3分くらいでこのツッコミ所の多さよ...

半年前???主人公死ぬの??展開早すぎない?メタフィジカル??専門用語多すぎて置いてけぼり。前世がなんたらで力を使えるらしい。
真面目に見ると展開はツッコミどころが多すぎるw でも掛け合いは面白いしツッコミどころと謎のダサさで笑えてくる。


2話
ストライカーズに入ることに(対メタフィジカルするらしい)メタフィジカルとは?なんでメタフィジカルが生まれるのか
主人公のというキャラの掘り下げ不足が目立つ。やはり展開作りも粗くて謎なシーンになってる。ご都合主義な設定もなんだかなあw

奨学金と言う名の給料、奨学金に釣られる主人公。奨学金って実質借金やろ...
後ろだと顔見えないはずなのに「見えてんだよ」は訳わからんw
詠唱シーンキターーー!!!シュールw


3話
詠唱キターーー!!!
ヒロインも面白い。でも真面目な話になると途端に面白く無くなるなあw 回想中に回想するな。しかも主人公のイキリっぷりがちょっとキモい!


4話
イイハナシダナー
過去回想がややこしすぎて話がわからりづらいしツッコミ所は多いけど、ラブコメとしては悪くないかも?
だいぶ可哀想だけども、主人公急にキレるやんw 早口詠唱と迅速通?やっぱり面白いわw 特に迅速通はヤバいwww そして定型分になりつつある「思い...出した!」


5話
高速移動キターーーーー!!!!俯瞰視点ヤバすぎるwwwwwww 作画も悪化、声は困ってる風なのに顔は笑ってるのがw しかもさりげに酷いこと言う主人公。
都合のいい台詞「思い出した」。よく話に出てくる"叔母さん"は誰なん?


6話
綴る!詠唱キターーーーー!!!!
隊長!?なにがわかった???急に焦点が当てられたせいで、隊長が粗を出しまくってますねww せっかく頑張ってるのに「急に暴れ出した」で現す先輩の性根の悪さよww そして今回も「思い...出した!」都合良いな!!粗が多すぎるので逆に観てて疲れないですねこれ


7話
半分流し見してます。真面目に観てると脳と目が疲れるだけなので、すみませんw

唐突!ロシア人なのに日本語を喋れるという。そういえばイギリスの人も普通に喋ってましたねw
綴る!詠唱どうしても笑ってしまうw
主人公中心の展開はツッコミどころ多いけど、ヒロイン側の展開や掘り下げは意外とまともで面白いかも


8話
めっちゃ普通に暴露するやん!アメリカの人急に裏切るやん!アメリカの人に関しては掘り下げが甘すぎる。そして都合の良い「思い...出した!」は安定。両親を救えなかった、とか言ってるけど両親に対する思い出とかなんも語られてないからあんまり響かない。弟がいる、は嘘ってことは気づかないものなのか?ラストなに?


9話
アバンから「思い出した!」と「綴る!」が繰り出されるとはw 急に日本語喋り出すロシア人、さっきまで母国語だったのにw 言ってることと行動が矛盾する主人公、、なんかイキリっぷりが気持ち悪いな...少なくとも好感は持てない。

今回詠唱多い!!!!絵面がシュール過ぎるんだよなあw ラストの迫真の演技も面白いww演技自体は上手なんだけどね


10話
やっぱり真面目になるとつまらないですね。バトルシーンやヒロイン同士の言い争いは面白いけど。

詠唱キターーーーーーー!!!綴る!!
戦い方DASEEEEEEEEwwwwwそして解説する敵www なんだこの都合の良過ぎる展開は!!こんなにあっさり裏切るの??他のやつあんなに忠誠心見せてたのに、あれはこういう国ですよ〜って説明じゃないんか?そして都合の良過ぎる「思い...出した!」。禁呪とか13回邸とか、なにがどう凄いのか説明されてないから「おお!!」とはならんw
悪役がマジでムカつくやつだったから初めて主人公に共感できた。「奪われたくないなら、奪うな...!」は当たり前のことすぎて笑ってしまったw


11話
ヒロインがアホすぎるwこの茶番感がたまらない。「ワ~オ」「オゥ」の効果音の使い所が謎(しかもフリー効果音)w
雷帝にはなんの戒めもしてないけど、そんなあっさり改心するの?
綴る!今更だけどネーミングセンスが厨二なんだよなあwたまに小学生並。
はよ戦え!ドラゴンは伏線だったんだろうけども他のところが酷すぎて全然気づかなかったw


12話
綴るだらけ!!無駄にぬるぬる動くのがまた面白いw腕だけCGかな?
ゴリ押し設定きた!都合良いなあ、再び綴る!ドラゴンと父母は何の関係があるのか
主人公発狂顔が面白いし、ヒロイン2人が思い出す展開は笑ったw
フランス支部長とかいう余り物を最後に出すな。おまけに1話の半年前の意味がわからないというw{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
ネタバレ

ゆう。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

色々思い出すアニメ

よくあるラノベ原作中二アニメ、今期はそれ系が多いかな。

1話感想
{netabare}
出だしを見ると完全な中二アニメかと思ったけどそうでもないみたいだった。

前世の記憶を持つものだけが通える学校で主人公が前世の記憶を失っている状態だったがあっさり取り戻した、展開があっさりしすぎかな。

1話目でこうもあっさりしてると続きはどうなるのかよく分からない。
{/netabare}

2話感想
{netabare}
1話目であっさり記憶を取り戻したが2話目にてまた記憶の一部を取り戻し戦闘にて技を繰り出した。

この話はこの展開がデフォなのか?

実戦部隊に入ったことによってピンチになることも多いだろうし同じような展開が来るのだろうか?
{/netabare}

3話感想
{netabare}
今回も記憶もを足り戻しましたね、やはりこれが設定なんですね。
今回出てきたシックスヘッドは後々敵対する存在になりそうな予感もします。

なんかここまで来ると若干ギャグのような感じもじてきました。
{/netabare}

4話感想
{netabare}
ストーリーはまあまあなんだけどやはり戦闘シーンがなぁ・・・と、思ってしまう。
よくもまぁあんなに長く詠唱していて攻撃されないなと、シックスヘッド相手だとやはり攻撃されたが記憶を取り戻した時最後の方で詠唱しながらよけましたね。

この調子でどこまで記憶を取り戻すんでしょうか?
{/netabare}

5話感想
{netabare}
今回は完全にギャグ回という印象、兄と組むためにサツキが頑張っていたシーンもあったが副長が全て持って行ってしまった感じ。
副長回といってもいいかもしれないですね。

あれだけセクハラを働きまくる副長だったけど実力の方はどうなんでしょうね?途中で軽く詠唱のようなものを発動させるシーンはありましたが本気の場面を見てみたいところ。
{/netabare}

6話感想
{netabare}
今回は特殊なタイプのメタフィジカルとの戦闘でしたが副長は相変わらずだね。

シックスヘッドが諸葉をSランク認定するか議論してる中実戦部隊が諸葉を中心にしてメタフィジカルを倒すが今回は独特の詠唱はなくただ派手な戦闘シーンといった印象。

今回のメタフィジカルを倒したことにより一応Sランクとは認められたがこれを良く思わない人もいるよう。
今後はメタフィジカルとの戦いもあるが一部のシックスヘッドとの戦闘となるのかな?もしかしたら全員とか?
{/netabare}

7話感想
{netabare}
ロシアからの転校生が来たがロシア支部からのさしがねのようで諸葉を暗殺しようと企んでいたよう。

諸葉の暗殺を企み諸葉の弱点に自らがなろうと諸葉と仲良くなろうとしてはいたが演技というより本当に日本での学園生活を楽しんでいるように見えました。

すぐに感づいていたようだった静乃はレーシャに決闘を申し込んでいましたがレーシャはかなり強かったようです。

見ていて話の内容がギャグメイン、たまにバトルや地味な恋愛のような気がしますね。
{/netabare}

8話感想
{netabare}
レーシャとの間に起きた問題は諸葉があっさり解決、ロシア支部との戦いへという形で終わりました。

色んな意味でやはりギャグアニメなんだなと感じる回でしたね。
{/netabare}

9話感想
{netabare}
ロシア支部ちょろすぎる。

諸葉はどんだけ強くなってるんでしょうか?
あっという間に敵をなぎ倒していってましたね。

今まで1話毎に1人のペースくらいだったのに今回はかなりの早さ。

普通だったらシリアスになると思うのに随分軽い話でした。
{/netabare}

10話感想
{netabare}
いきなりのおっぱい療養・・・
このアニメはこんなシーンが多いな。

ロシア支部との本格的な抗争的な回でしたが諸葉の仲間が駆けつけ、ロシア側のセイバーもこちら側についての雷帝との勝負となりました。

諸葉の能力がチートすぎるため雷帝はあっという間にやられました。

それにしても雷帝随分身勝手だなと思いましたね、自分だけ許しをこうとは。
{/netabare}

11話感想
{netabare}
なんだ今回もハーレム回か・・・と思いきや。

今回は諸葉の宿敵とも言えるエンシェントドラゴンの登場だった。

諸葉が生まれ変わるたびに大切なものを奪っていく宿敵に諸葉はどう立ち向かうのか?
{/netabare}

12話感想
{netabare}
エンシェントドラゴンど諸葉の戦いの回。

過去に起こったことがまた起こってしまい自分の大切な物が奪われていく。

怒り狂った諸葉は周りへの影響もお構いなしに敵を倒そうとするがそんな中サツキと静乃が思い出して諸葉を止めに入った。

まぁエンシェントドラゴンは倒すことができ無事解決はしたけれどエドワードが最後何か言ってたけどこれって続くの?

最後のシーンといいギャグ要素の強いアニメでしたね。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

綴る!「全ては水より始まっ・・・」“ウロボロス!”という禁呪が・・・

あわむら赤光によるライトノベルを原作とする作品です。

全12話、原作未読


異形の怪物「異端者」を倒すことの出来る存在である救世主と呼ばれる

者たちを育成するためにその力を持つことが出来る前世の記憶を持った

者たちが集まる亜鐘学園。自分の前世の事をほとんど覚えていない少年

灰村諸葉はその学園で前世で出会った少女と再び会うことになる・・・


とにかくツッコミ所の多い作品だったように思います。

ですが私個人としてはそれらの部分が特に何も思わず普通に楽しめたと

思います。色々言うとバトルシーン全般で動きがカクカクと妙に違和感

があるとか力尽きてしまったのだろうと安易に予測がつく例のシーンなど

問題だらけで世に送り出していく作品としては不十分な点が多いのだろう

と思います。でも私は様々な作品を毎週1話1話と見ていく中でこの作品

が1週間の中で1番楽しかったです。(大げさかもしれませんが・・・)

どんな名作良作、話が丁寧に作られている作品なんかよりもその見ている

瞬間が濃く感じました。


物語はそんなに面白いわけでもなく展開も飛び飛びで原作をかなり

掻い摘んで端折りながら作られているのだろうなぁと思う感じです。

その分キャラの一挙一動やバトルシーンにどんな形であっても何かアクセント

になるものを織り交ぜていると感じます。それが動かないとか制作が間に合わ

ないとかのような限られた事情の中でクオリティとか物語性とかキャラ立て

とかといった良さとは違う所に別の光を引き込んでいると思います。


OPはアリプロで今まで私が視聴した作品では記憶にはありませんが

癖になる感じで私は好きでした。


最後に私自身はこの作品を大いに楽しんで視聴しましたが、私自身の楽しさ

を感じる部分に当てはまっていたというだけの事であり、物語は私はあまり

面白くなかったと思っています。元々原作を掻い摘んでしか作れないわけで

それならこっちもそれに対応した形式を取るという形にしたまでであるだけ

です。(別にアニメを掻い摘んで見ているわけではありません)

とにかく私は楽しかったと感じたということです。

◆個人的点数評価 81.130点



余談(個人的点数評価について)

{netabare}
プロフにある程度は載せていますがその事を書いたのもだいぶ昔ですし

ちょっとばかり整理をという感じです。

(まあ大半の人はどうでもいいと思っているとは思いますが・・・)


文字通り私個人の感覚による点数評価です。大まかに言うと二つの部分に

分かれていて1つは作品としての出来、もう1つはその時間がどのくらい

良かったのかの二項目でできています。

作品としての出来というのはあにこれの星評価に私なりのアレンジを

加えたものです。いくつかの項目にそれぞれ点数をつけて合算するという

だけです。ただそれぞれの項目には基礎点があってその影響で最終的な

点数は60点は必ず、そして70点ほとんど場合で下回ることはありません。


もう1つはどのくらい良かったかであるがそれは楽しかった面白かった

などのアニメを視聴していた時の様々な感覚を総括して決めます。

これはデフォルトの値があり、そこから上下します。


点数の内部比率は前者が点数への直接的な影響力は後者の方が大きく

なっています。それは私がクオリティ等云々よりも楽しい時間を強く

求める傾向にあるからです。

まあこんなところかなと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31

74.0 6 魔法使いでハーレムなアニメランキング6位
鋼殻のレギオス(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1004)
7315人が棚に入れました
時の果てとも言うべき遠い未来。世界は“汚染物質”に覆われ、大地の実りから見捨てられていた。
人の住めない荒野には“汚染獣”と呼ばれる異形の怪物たちが闊歩し、人類は、それ自体が意識を持ち、歩行する自律型移動都市(レギオス)の中で暮らしていた。
互いの存亡を賭け、《都市》と《都市》の間で繰り広げられる戦い。そして天を覆い、地を埋め尽くす巨大モンスター“汚染獣”の群れ。数ある《移動都市(レギオス)》の1つ 「学園都市ツェルニ」にやってきた少年・レイフォンは、入学式で他生徒の起こしたトラブルに巻き込まれ、ツェルニを守る“第十七小隊”に入隊するはめになる。ところがそこは、とんでもない“落ちこぼれ部隊”だった!

隊長として小隊を率いる猪突猛進少女のニーナ、無口な少女フェリ、やる気のないナンパ男シャーニッドなど、個性的な“第十七小隊”のメンバーに囲まれた、レイフォンの新たなる学園生活。そして過去を語りたがらないレイフォン自身と、《移動都市》に隠された秘密とは……。

声優・キャラクター
岡本信彦、高垣彩陽、中原麻衣、谷山紀章、子安武人、阪口大助、高橋美佳子、大亀あすか、仙台エリ、緒乃冬華、飯島肇、小清水亜美、鳥海浩輔、鹿野優以、諏訪部順一、桐井大介、渡辺明乃
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

物語自体は面白かったぶん、なおさらもう少し説明が欲しかった

■話数
全24話

■ジャンル
ファンタジー、バトル、学園

■感想
◇簡単にまとめると…
主人公・レイフォンが汚染物質が充満した世界で仲間と共に戦い生きていく、お話です。
汚染獣と戦いよりも、レイフォンが所属する第十七小隊の仲間との成長がメインとなってます。


◇物語
全体的に物語と関係がないほのぼの話のようなものはあまりなく、すらすらと物語が進んでいきます。

内容はしっかりしていて面白かったのですが、説明不足な気が否めません。いろいろありますが、その代表例として、作中に出てくる英語の部分ですね。内容と関係がある事は分かるのですが、字幕なしなので、内容が殆ど分からない。英語が分かれば、理解できたのかも知れませんが…

原作が結構長いので、24話にまとめるのがそもそも難しいとは思いますし、また物語の進むリズム重視なのかもしれませんが、原作未読の人の配慮をもう少し欲しかったです。


◇キャラ
レイフォンとフェリの絡みは面白かったです!コメディパートでのフェリの拗ねたときの顔とか凄く好きです!
他のキャラもそれぞれ印象的で覚えやすかったです。


◇作画&声優&音楽
派手なバトルに、岡本さんの演技は相性抜群ですね!
作画は、キャラの顔の線がハッキリとしていますが抵抗はあまりありませんでした。背景も世界観としかっりあっていたと思います。

音楽は凄く良かったです。OP「 Brave your truth」、ED「ヤサシイウソ」「愛のツェルニ」の全て僕の好みでした。特に、EDのボーカルの声は普通にカッコイイのに、そこにヒロインとのデュエットもしてて言うこと無しですね!


↓↓↓各話の感想↓↓↓

{netabare}1話の感想 ★★★★☆ 4.5
{netabare}学園生活、スタート!

主人公は元々めちゃくちゃ強かったって感じなのかな?
いろいろといきなりだけど、先が分からないのはワクワクする!{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}小隊戦!

やっぱ、レイフォン強いね~
でも、力隠してたらチームメイトからすればあまりいい気はしないだろうね。{/netabare}

3話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}電子精霊がピンチ!

レイフォンの故郷にいる女の子は何者なのか??
それと、アグレッシブな女王も何者なのか?
気になることが減らないね~{/netabare}

4話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}フェリのバイト探し

フェリが笑ったけど…
不気味な笑いに感じるんだが…{/netabare}

5話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}襲撃!!

レイフォン、次元が違う強さだね!
作画もかっこよくていい!{/netabare}

6話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}レイフォン宛に手紙が…

今回は特に事件らしい事件は起きませんでした。
あえて言うなら、ニイナが悩んでる、ぐらいですかな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}激闘!

やっと17小隊が一つにまとまったって感じだね。
案外いいチームなんじゃないかな。{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}襲われた都市を調査!

レイフォンは過去に何かやらかしたらしい。
恐らく大事な人を守るためなんだろうけど…
{/netabare}

9話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}レイフォンの過去が明らかに!

確かに小隊のメンバーにとって、自分が生きるためには何でもするっていうのは見逃せないよね。
レイフォンはどうなってしまうのか?{/netabare}

10話の感想★★★☆ 3.5
{netabare}謎の黒幕現る。

レイフォンの、多くは語らず、ただ守る、っていう心情って男の理想の生き方だよね。 超かっこいいと思う。 女性からすればただの馬鹿なのかもしれないけど…
あの黒幕と精霊は一体…{/netabare}

11話の感想 ★★★ 3.0
{netabare}プール!!

閑話休題です。
結局、お兄さんのシスコンがあらわになっただけですね笑{/netabare}

12話の感想 ★★★☆3.5
{netabare}謎の剣士現る。

あの剣士はのちのちのキーキャラになるのだろう?? そして、10小隊で起こった出来事とは?{/netabare}

13話の感想 ★★★☆3.5
{netabare}廃貴族の正体がわかる

廃貴族って、あの獣の事だったのか~ てっきり、黒服の方かと思ってたわ。
次回、何かが起こりそう。{/netabare}

14話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}ディンはどうなる??

結局は色恋沙汰がいやだったから、辞めたってことなのかな?
最後はいい感じで終わったけどその辺がよく分からなかったから、イマイチ感動はできなかったなー{/netabare}

15話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}合宿!!

恋愛展開と思いきやあんな事故になるとは…
レイフォンは大丈夫なのか??{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}第1小隊との試合

レイフォンはニーナになんと伝言をしたのか?
そして、故郷であの女の子がレイフォンの元へと動き出す…
あれ?何か予告みたいになっちゃった笑笑{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}ニーナに異変が…

レイフォンはただ無謀なだけじゃなく、ちゃんとこれからのことを考えてるみたいだ。
それにしても、ニーナはどうなってしまったんだろうか??{/netabare}

18話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}ニーナの行方は…

フェリの最後の言葉の真意が良く分からない…
あれは、告白なのでしょうか??{/netabare}

19話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}ニーナは廃貴族を抑えらるのか?

感動の再会ですね。いつから、ニーナが正ヒロインなったのやら。僕的には、フェリ押しなんだけどなー{/netabare}

20話の感想 ★★★☆ 3.5
{netabare}フェリが拉致された!?

ついに、リーリンがゼルニに到着したしたね。 いつ、再開するのか楽しみだ!{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}フェリ、救出に。

レイフォンって、なかなか自分勝手だよな~(;´Д`)
団長の方がカッコよく見えてしまった…
ついに、リーリンと出会いましたね!ここから、修羅場になるのか!?{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}ゼルニ暴走!

最後のってどういうこと?? あの汚染獣とニーナがリンクしているのか??{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
{netabare}ニーナを救出に!

ニーナを救出したと思いきや、またさらわれてしまった… ニーナ、なかなかかわいそうな立場だよな…
リーリンはレイフォンに刀を渡すことができるのか!? てか、なぜ会ったときに渡さなかったんだーー!{/netabare}

24(最終)話の感想 ★★★★☆ 4.5
{netabare}決戦!!!

いい感じに終わったんだけど…
ニーナはどうなったの??? 廃貴族を抜かれちゃったから、廃人になっちゃったの??
また、レイフォンの天剣は取り上げられちゃったけど、リーリンからの刀はどうなったの??一緒に没収??
上手くまとめた様で分からないことが多過ぎ!
これは、「詳しくは原作をcheck!」ってことなのかな~{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

ゆっぴー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

フェリのかわいさにヤラレました!

原作はライトノベル。
原作は完結してます。
アニメは2クール作品で、原作の2部くらいまでのお話です。
原作は未読。
制作はzexcs
作画、背景美術、演出、声優陣は制作された頃では普通だと、思います。
最近はバトルものでも美麗な作品が多いので、それに見慣れている昨今では、ちょっと物足りないかもです。
音楽は浅倉大介氏!サンライズ系にちょくちょく出ていたとおもうのですが、この作品にも音楽を提供していたのは驚きでした。実際、音楽は良かったと思います。

さて、シナリオですが、
初めて観たとき、???になると思います。
それは3話目からなんですが…涙
突然、アメコミ風作画に字幕なしのフルイングリッシュの作品が挿入されます。
原作読んでないので、何がなんだか?でした。
そういったノリが終盤まで続きます。
これが、キツかった涙涙涙。
結局、某有名ゴルファーがCMしている英会話がCD聞いてるだけで上達する教材を聞いているような感じになり(もちろん意味わからず、英会話できるわけではない笑)、なんども切ろうとしました…が、否!
フェリ、いや、へり先輩がいたおかげで、なんとかコンプしました!
しかも、2周!
ヒロインは何人かいるのですが、実際どれが本ヒロインかは最後まで分からなかったのですが、銀髪たれ目のちびっ子ヒロインのへり先輩に心もってかれました。
よくある、ツンデレではなく、鬱系によくいるツンドラヒロインなんですが、いちいち仕草がかわいい。
演出もへり先輩にはよくデフォルメしていたので、制作サイドもよくわかっていらっしゃってましたって感じです。
自分はこの一点があるが故にコメントしたくなり書いている次第です。
きっと、へり先輩の良さがわかっている方が、まだまだたくさんいるはず!と思い、本作品プッシュさせていただきます!

ちなみに、2周みてもアメコミ作画のことがわからず、ウィキしたところ、本作品の前述談で、円盤には特典で和訳字幕あるそうです。
なぜ、オンエアで字幕なかったのかは理解に苦しみますが…。
ライトノベルのよくあるあるですが、最後は「俺たちの戦いはまだまだ続く」路線なのであしからず。
とにかく、へり先輩へり先輩へり先輩です笑
って、へり先輩ばかりでスミマセン。
一応、簡単に紹介すると、人としての心を持たない主人公が、あるきっかけで挫折し、新たな生き方を探しに慣れ親しんだ街をはなれ、別の街に行き、そこで出会った仲間たちと新たな生き方を見つけ、成長するお話です。
バトルものなんですが、敵は汚染獣と呼ばれるクリーチャーどもなんですが、時に敵がライバルであったり、陰謀めいたことで首謀者だったりで、バトルものの基本を抑えたものだと思います。
あと、最後に世界観も特徴的です。
風の⚪のナ⚪⚪カ的な感じかな。
ダンゴ虫的な生物が印象的です(よくでるからですが)。
また、設定が細かく、資料集は膨大だと思われます!

以上、長くなりましたが、
バトル、友情、恋愛、三角関係、ライバル、確執、成長、異世界あと最後に英語?が好きな方
おすすめします!

追記へり先輩は自分のヒロインランキングのトップ3です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

かたらぎ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ちょっとやそこらのクソアニメってレベルじゃない。

物語の核心には触れませんが、多少ストーリーに触れるのでネタバレになるかもしれません、ご注意下さい。







ーーーーーーーーーーーーー
まず、脚本が最悪と言っても過言ではありません。
自分は今まで結構アニメを見て来たという自負がありますが、
その中でも駄作度は上位に食い込みます。

世の中には支離滅裂な作品でもそれが売りになったり、笑いになったりと、意味の分からなさ、無駄な拘りなどが作品の魅力になり得ますが、この作品はそこに愛着など湧きません。
ただ、一言、本当に意味不明です。

一例として、世界観を上げますが
・世界は荒廃し、汚染獣なる生物が生息している。
・大半の人々は汚染獣に対抗できないので移動型都市で生活している。
・大気は汚染物質が蔓延しており、人はマスク無しに5分と活動できない。

という設定が出てきます。
何故、このような世界になったのかは説明がありません。
そして主人公は、ただでさえ人々が対抗できない汚染獣を1人で何百体と瞬殺します。俺TUEEE状態です。

脳内で思うわけです。
あぁ、人類は何かしら(核戦争等)地球を荒野にしてしまってその結果、汚染獣なる生物が出現して、主人公がやたら強いのはまぁ、何かしらと言い聞かせました。

作中、説明はありません。

挙げ句の果てに異次元から刺客らしき者があらわれるわ。
なんか最終的にただの食人生物と思ってた汚染獣も異次元から出現。

異次元って何?となります。正直そのシーンはぽかーんです。

説明はありません。そして汚染獣を倒して終わりぃ!

意味が分かりません。
凄い事に1話から最終話まで意味がわかりません。

ちなみに原作はラノベらしく、wikiで概要を見ました。
世界観の設定に関して言うと全て説明されています。
しかもwikiを読んだだけでももの凄く原作は面白いというのが分かります。
ただwikiを見るととんでもない情報量が詰め込まれてます。

最終的に言うとどう考えても24話で出来る内容では無かったと思うのです。

原作の評価は見た限りは非常に良かったので読んでみたいなと思います。

あと音楽は浅倉大介さんが担当していますが、全く合ってなかった気がします。個人的な意見ですが
ただ、EDが非常に良かったので高評価を出しておこうと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

60.8 7 魔法使いでハーレムなアニメランキング7位
祝福のカンパネラ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (302)
2116人が棚に入れました
舞台は海に囲まれた都市国家。
世界中から商人と冒険者が集う国。"世界の宝物庫"と呼ばれ、無限の可能性を秘めたこの町で多くの人々が夢を抱き、今日も生きている。
これは、ある冒険者と愉快な仲間たちによって繰りひろげられる、ちょっと不思議な物語。

声優・キャラクター
岡本信彦、門脇舞以、こやまきみこ、今井麻美、水橋かおり、結下みちる、柚原有里、後藤麻衣、藤原啓治、杉山紀彰、後藤邑子、壱智村小真、安元洋貴、高野直子、石丸博也、こおろぎさとみ、平田宏美、長谷川明子

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

双子漫才♪

原作はアダルトゲームの全年齢向けのアニメ化作品。

ナレーション聴くとロリ依存っぽい。
背景とか衣装とか冒険ファンタジー系RPG風の世界観。
何となく描写も音楽も緩めの和み系コメディ路線。

MOBは普通・メインの女性キャラは美少女(母も含む)
美少女系登場人物は全員イチャラブ系ハーレム要員。

流星群見学中にレスタの娘が降ってくる・・ロリだ・・
何処かで見たこと有る様なヒロイン系キャラを集めた
にやにやくすくすというシーンは多いかな?そういう
アニメなので、割りきってみると良いのかも?

モンスターとのバトル?と思ったら晶石モンスター?
常にズッコケバトルな感じでショートコント仕立て。
美少女が動けば萌える人向けで、そういう意味では
視たいと思う人向けに考えて作られているかな。
4話以降は梃入れでサービスカットも増えていく感じ。

隙あらば徹底的に小ネタを入れるというお笑い志向?
原作はこんな雰囲気ですよ。又はゲームキャラの魅力
補強的な要素を強く打ち出した感じ。一応物語も有る。
視ても不快指数は上がらない程度の総合バランスかな。

レスター 岡本信彦
冒険者クラン「Oasis」に所属するアイテム技師。

ミネット 門脇舞以
伝説の人形師アルトワーズの作ったオートマタ。

カリーナ こやまきみこ
エルタリアの公女で魔法少女。クラン「Oasis」のマスター。

チェルシー 今井麻美
神都"ラングバース"の神殿騎士。酷い方向音痴。

アニエス 水橋かおり
自称「世界一の人形師」。相棒は猫のオートマタのタンゴ。

ニナ     結本ミチル
「Oasis」の管理人。元々はカリーナ専属のメイド。

ニック     藤原啓治
「Oasis」所属の斧使い。いかつい風貌のみんなの兄貴分。

サルサ     柚原有里
「トルティアC」の副社長。双子の姉。某国出身王女。

リトス     後藤麻衣
「トルティアC」の社長。双子の妹。某国出身王女

アバディーン  杉山紀彰  アニエスの兄弟子。
アヴリル 後藤邑子  アバの傍にいる少女。
ミリアム 壱智村小真 アバディーンの妹。
ナーガン 安元洋貴  レスターの父。
シェリー 高野直子  レスターの母親。
ファビウス 石丸博也  カリーナの父。
ガーネット   長谷川明  子自称竜王の化身。
ゴーレム    安元洋貴  ゴーレム

フィオーレ   こおろぎさとみ
タンゴ     こおろぎさとみ
アルトワーズ  平田宏美
モンテッキア  平田宏美

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

微妙すぎて何てコメントすれば良いか困る… (^_^;A

まぁつまらなくは なかった。
…の一言で済ませてしまうのはあんまりなので一応書きます^^;

原作は「ういんどみる」の恋愛アドベンチャーゲーム。

ジャンルは…いろいろ混ざっています。
ヒロイン、コメディ、冒険、バトル、ファンタジー、魔法、(ほぼ)ハーレム、等々。

しかし、どの項目を取っても もう一つ足りない印象です。
どれかの項目が飛びぬけて良ければいいのだけれど、
本当に「どっちつかず」。

いや、魔法は都合の良いようにぶん回していたか?w


登場人物が多く、みんなカタカナ名でややこしかったです。
レスター、ミネット、カリーナ、チェルシー、アニエル、
ニナ、サルサ、リトス、シェリー、タンゴ…etc
と、1話からこんな感じで、その後もキャラが追加されます。

でもまぁ、キャラは個性的なのでキャラ同士のやり取りを
見ていて退屈はしなかったです。
サブキャラが多い中で、メイン級女性キャラたちには
きちんと出番が与えられています。


バトルはいつも非常にあっけなく終わります。
11話で少しだけ見応えのあるバトルシーンはありましたが、
和解し、連携してお互いにとってプラスとなる方法を探すことに。
逆に言えば「登場人物が絶対に死なない」と安心して観ていられました。


DVD版で聴いたスタッフコメントにて
『前半はほのぼの日常、後半はシリアス展開にしました』
的な事を言っていました。
私にとって、これこそが失敗だったと思います。
物語の結末は{netabare}「めでたしめでたし」{/netabare}ですが、
最後の3話になって、それまでほとんど進めていなかった物語を一気に展開させ、
短い(足りない)尺で強引にまとめてしまった印象です。


あとコメントするべき点は、肌色のシーンが多く、
おっ○い が{netabare}乳○び{/netabare}まで含めてモロに見えますw
何回もあるので、こういうのを楽しみたい方にはお勧めできるかも。
その割には、それほどのいやらしさは感じなかったので不思議なものです。
それでも よく放送倫理審査通ったなぁ( ̄□ ̄;)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

トルティア姉妹のみが見所<追記;「8話だよ全員集合」を再視聴、そしてさらに追記>

内容がほとんどないゆるい作品。
退屈なので、うっかり何回か寝てしまいました。

トルティア姉妹の漫才だけが楽しみでした。
とくにリトスの意地悪で冷静なボケが好きです。
8話のトルティア回だけは満点です。
8話のOP曲も良いですよ。

<追記;「8話だよ全員集合」を再視聴>
サブタイトルがかの有名な国民的バラエティー番組のパロディーってわかるかな。
まあそれはともかく、8話はトルティア姉妹回です。

オープニングからして、やる気満々。
かわいい曲調の萌えソング、時々ゴーレム。
トルティア姉妹のセクシーポーズとかあって、サービス全開です。

リトスがひたすらサルサをからかいまくる。
ゴーレムが天然にひっそりボケる。
それを凄い勢いでツッこみまくるサルサ。
サルサの頭の血管が何本か切れているのは確実です。

ラストも、リトスの確信犯的暴走。
サルサが不憫でなりません。
トルティア姉妹漫才ここに極まれりです。

あと、「恐怖のズンドコ」に笑いました。
これもパロディーってわかるかな。

<追記;再視聴、それもリトス登場シーンだけ>
我が愛するリトスだけを再視聴。
究極マニアックですねえ。

こいつ、取り乱すことが全くない。
取り乱すように見えるところはすべて演技です。

それにしてもサルサ、いじられ過ぎ。
サルサのキレキレツッコミ、楽し過ぎ。
声を出して笑ってたら、隣の部屋から嫁さんが、
「何笑ってるのよ」だって、危ない危ない。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

63.0 8 魔法使いでハーレムなアニメランキング8位
魔法先生ネギま!(TVアニメ動画)

2005年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (317)
2189人が棚に入れました
10歳でイギリス・ウェールズのメルディアナ魔法学校を首席で卒業したネギ・スプリングフィールドが、「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるための修行として与えられた課題は、日本の学校で先生をすることだった。麻帆良学園本校女子中等部にやってきたネギは教育実習生ながらいきなり2-Aの担任を任されることとなる。
生徒たちの中にも魔法の存在を知ることになる者や、実は前から知っていたという者が現われ、ネギは彼女たちに支えられながら、英雄的な魔法使いだった父の足跡を追って成長していく。

声優・キャラクター
佐藤利奈、白鳥由里、木村まどか、笹川亜矢奈、桑谷夏子、山川琴美、浅倉杏美、伊藤静、神田朱未、板東愛、渡辺明乃、出口茉美、Hazuki、野中藍、石毛佐和、小林ゆう、堀江由衣、大前茜、佐久間未帆、大沢千秋、白石涼子、小林美佐、こやまきみこ、狩野茉莉、門脇舞以、志村由美、松岡由貴、能登麻美子、相沢舞、皆川純子、井上直美、いのくちゆか

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

サウザンドマスターを目指して…

この作品の原作は未読ですが、有名な作品なので主人公は小さな男の子だということは知っていました。
もともと視聴する優先順位もそんなに高くはありませんでしたが、2017年秋アニメで「UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~」が放送される事を知り、それならシリーズの最初から視聴しようと思ったのがこの作品との出会いでした。

2005年に放送されたアニメなので作画には時代を感じましたが、視聴を続けるうちに気にならなくなりました。

この物語の主人公は、ネギ・スプリングフィールド…
彼は父親のような立派な魔法使いを目指しており、魔法学校の課題である「教師」になるために来日してきました。

彼が教師として赴任したのは麻帆良学園の2年A組…
31名の個性派揃いの女の子たちに囲まれて、ネギの魔法の修行は順調に…という訳には全然いきませんでした。
彼が魔法使いであることは生徒たちには秘密にしていなければいけませんでした。
もし、誰かに知られてしまうと故郷に強制送還されて魔法使いの資格を剥奪される上、動物の姿に変えられてしまうという厳しい掟があったからです。

だから人前で魔法を使うなんて以ての外…なのですが、そうも言っていられない事態に次々と巻き込まれてしまうんです。
こうしてネギと2年A組31名で紡ぐ物語が動いていきます。

物語の視聴を始めた序盤で気付いたこと…
それはネギ君がクラスの女生徒からめちゃくちゃモテるということ…

確かに容姿は可愛いし、学校も飛び級で卒業したから2年A組の生徒たちよりも年下というあり得ない設定が拍車をかけているのかもしれませんが、
クラスみんながみんな年下のお子ちゃま好き…は流石にありえないと思い…たいです。

でも、ネギ自身がトラブルに巻き込まれやすい体質なのですが、クラスのみんなを危険に晒さないようにと身を挺して守ろうとする姿は正直格好良いと思いました。

ですが、完走して振り返ってみるとネギがこのクラスの担任になったのは運命だったのかもしれません。
なぜなら、背負った十字架から生徒を開放するには魔法の力が不可欠だったから…

何かに縋りたい…
「助けて」って心が叫んでいるのにその一言が声にならない…
誰にも気付かれないように精一杯明るく振る舞って、いっぱい無理して…
体中の震えが止まらないのに、言えたのは「ありがとう」の気持ちだけ…
約束の期限は全然待ってくれなくて…

彼女のことを蔑ろにする…そんな薄情な人が2年A組にただの一人もいないことは私にだって分かります。
トレードマークだった髪飾りの鈴…その鈴が音色を奏でなくなるなんて…
まさか、この作品でボロ泣きするとは想像すらしていませんでしたが、メインヒロインである神楽坂明日菜の背負った十字架に私の涙腺は全く抵抗できませんでした。

他にも2年A組の様々な生徒を軸に物語が展開されるので、見応えは十分すぎるくらいでした。
生まれたときから背負った宿命…ゆっくり育んできた気持ち…
手を変え品を変え…というのはこういうことを言うんでしょうね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「ハッピー☆マテリアル」
エンディングテーマは、「輝く君へ」と「おしえてほしいぞぉ、師匠(マスター)」
どれも麻帆良学園中等部2-Aが歌っています。

2クール26話の物語でした。
正直こんなに面白い作品だとは知らなかったので完走してビックリしています。
でも2期の視聴に良い弾みが付きました。
引き続き2期を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

今では考えられない豪華声優のオンパレード

この作品ももう8年前になりますか。とにかく今考えると豪華な声優さんが勢ぞろいしていたなという印象が強いです。ネギ役でアニメ初主演を果たした佐藤利奈を筆頭に神田朱未、小林ゆう、白石涼子、堀江由衣、野中藍、能登麻美子、桑谷夏子、浅倉杏美(これがデビュー作です)、渡辺明乃、伊藤静、こやまきみこ、松岡由貴等等、今のアニメを支えている声優さんが多く登場しております。31人の女性キャラを登場させるのも衝撃的ではありました。ですが、今では当時配役された声優さんのほとんどが現役で人気を博している人が多いのが衝撃的ですね。衝撃といえば、このアニメの主題歌『ハッピーマテリアル』が複数バージョンで発売されていて、これをオリコン上位に食い込ませようとする某掲示板の変な後押しもあって、アニオタの間では当時話題になっていたりもしましたw 実は私全バージョン持ってるんです。若気の至りという事で笑ってやってください。

読んだ事ある人は分かると思うんですけど、赤松健の漫画って絵が凄く綺麗なんですよ。だからアニメの作画崩壊とも言われるクオリティの低さはそのせいで余計目立っていましたね。元々予算が潤沢でないアニメなのは、宮崎なぎささんを監督起用した時点でお察しというか。前述したハッピーマテリアル騒動と作画崩壊で監督途中降板の印象でどうにもネタアニメとしてのイメージを脱し切れていないのが、本作にとっては不幸だったなあと私は思っています。{netabare}原作が完結していないので、途中からアニメオリジナルエピソードになりますが、明日菜が皆の前からいなくなってしまうというのは、原作版でもその要素は受け継がれてはいましたので、元々アニメスタッフが赤松さんから設定を聞いていて、オリジナルで明日菜をそのようにしたのではないかなと思います。そう考えると、オリジナル展開もあれはあれでそこそこ見れたものだとは思います。ただ前半と空気がガラッと変わったので、バランスが極端だなと感じたのもまた事実です。{/netabare}

その後、ネギま!はメディアミックス展開を順調に展開してはいましたが、いまいち話題性には欠け(実写ドラマはある意味話題になりましたがw)OVAだったり、映画だったり、テレビシリーズもシャフトの自己満足で終わったりと、原作を丁寧になぞったアニメはついぞ作られなかった印象があります。私は原作全巻持っていますが、中だるみする箇所も多いものの、結構面白いんですよ。個人的には麻帆良祭編がイチオシなんで、そこをちゃんと映像化してくれなかったのがかなり不満ですw ネギま!ワールドもまだまだ展開する予定があるらしいので、どうせなら1からアニメ化してくれないかなとファンとしてはそう願わずにはいられません。

ラブコメとしては基本良く出来ていますので、作画をどこまで許せるか、煩いと言われる明日菜の性格をどこまで許容できるか、で大分評価が違う作品です。これらを気にしなければ、中々楽しめるかと思います。ただ、アニメよりかは原作漫画の方が遙かにオススメは出来ますねー。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 24

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

悪評高いアニメ化作品ではあるが…

イギリスの魔法学校を10歳で卒業したネギが
修業のために日本の女子中等部2-Aの担任をすることを課され、
魔法を使えることを隠しながら、
彼女たち/ネギとの付き合いを通して一人一人が日々成長していくもの。
31人の個性豊かな女の子たちと1人のちびっこ先生が紡ぐ物語です。



『ネギま』の3文字は以前から知っていたのですが、
シリーズが多いために何となく敬遠していた作品です。
気が向いたので全シリーズまとめて視聴してみました。
そして本作はその中での一期に当たるものです。

ネット上では『黒歴史』の3文字が目につきます。
そう、評判はあまりよろしくないようです。
その原因はやはり後半のオリジナル展開にあるでしょう。
私は原作は未読です。
なので、原作と比べたりは出来ないのですが、
あのラスト数話の展開はうーん(´-ω-`)でしたね。
無理矢理まとめた感アリアリで、展開に付いていけなかった方も多いのでは?
無論、私もその一人です。
ヒロインの○○は衝撃的でしたし。

作画の不安定さも要因の1つに挙がるかな?
キャラテザは2期よりもこっちの方が好きなんですけどね。


ここまでネガティブ面を挙げてきました。
が、私はこの作品が好きです。
2-Aに流れる雰囲気がとても好きでした。
流石に31+1のキャラ一人一人に焦点を当てるのは厳しいものがありますが、
この作品はそれでもそれぞれの魅力を十分に引き出していたと思います。
キャラ同士の繋がりも密接で仲の良さが伝わってきました。
それによって、クラスの団結感を感じ取ることができました。

単体では、
木乃香、のどか、夕映、エヴァンジェリン、まき絵
あたりがお気に入りです。
まき絵の扱いが素晴らしかった。笑
声優が適役だったことも大きいですね。


本作の魅力として個人的に挙げたいのは、笑いに関する点。
テンポの良いギャグが小刻みに挟まれるので、観てて飽きませんでした。

物語も中盤にかけてまではそれなりに楽しめましたし、
私のなかでは、比較的満足度の高い作品となりました。



OP「ハッピー☆マテリアル」
歌ー麻帆良学園中等部2-A
ED1「輝く君へ」
歌ー麻帆良学園中等部2-A かなかな組
ED2「おしえてほしいぞぉ、師匠」
歌ー麻帆良学園中等部2-A 師匠となやめるオトメ組

OP、素敵。
とても盛り上がります。
今度、カラオケで歌ってみたいなぁ。
EDも好みですし、2期やOVA含め、ネギまは良曲揃いですね。



評判は悪いです。
原作を知らぬが勝ちとでも言いましょうか、
原作ファンの多くの方々にはアウトだったようです。
(まぁ、未読の方にも不評ですが…)

しかし、私は十分に楽しめました。
友情に恋愛、戦闘…など、見所は少なくないはず。
特に友情に関しては、感じる所も多かったように思えます。
満足です。


最近ので例えれば、暗殺教室から暗殺を抜き取ったような感じです。
例えが下っ手くそですけれど。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31

59.8 9 魔法使いでハーレムなアニメランキング9位
ネギま!?(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (188)
1300人が棚に入れました
「サウザンド・マスター(千の呪文を操る魔法使い)」の異名を持つ英雄だった父親を持つ10歳の少年、ネギ・スプリングフィールド。
英ウェールズの魔法学校を卒業した彼が、「マギステル・マギ(立派な魔法使い)」になるための修行として与えられた課題は、「日本の学校で先生をすること」であった。
ひとり異国に渡り麻帆良学園都市にやって来たネギは、いきなり女子中等部2-A(後に進級して3-A)の担任を任されることとなる。31人の年上の女生徒相手に最初は戸惑いながらも、着任初日に魔法のバレた神楽坂明日菜をはじめ、様々なイベントや事件を通して女生徒達と強い信頼で結ばれていく。
ネギは彼女たちに支えられながら、父・ナギの足跡を追って成長していく。
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

シャフトの、ネギま用いたオリジナルアニメ。原作の先入観抜きにしても微妙。

週刊少年マガジンの人気漫画「魔法先生ネギま!」…を元にした、シャフト・新房監督による全26話。2期に当たります。
同じシャフト・新房作品の「ぱにぽに」に近い作風、深夜ではなく夕方アニメ。
終盤や一部以外は原作に忠実な1期に対し、2期はほぼ別物です。
(アイドルマスターとゼノグラシア…よりはまだ原作寄り)

…私は原作ファンの拘りはないので、完全オリジナルは良くも悪くも思わんのですが、どちらにせよ微妙でした。

{netabare}『物語』
女の子だけの中学生31人のクラスに、イギリスからやってきた10歳の子供先生ネギ・スプリングフィールドが担任に!実はネギ先生は魔法使いで魔法の修行の為云々…
は1期同様。
麦人さんのナレーション解説多用でコミカルに設定説明しつつ、魔法絡みのドタバタコメディーが主流でした。

コメディーの雰囲気は「ぱにぽに」っぽいのですが、全員満遍なく出番作る構成が、コメディーの面白味よりもキャラ紹介に注力。
キャラの可愛さや魅力に依存する作風で、各キャラの印象が広く薄い。
定番ネタの、いいんちょがまき絵に「あなたは佐々木まき絵失格です!」連呼はゆるふわ的に面白くない。
明日菜のチュパカブラへの執念はまぁまぁ面白いような。

中途半端にシリアスバトル多いのも難。
本作独自の「ネオ・パクティオーカード」(生徒それぞれがネギ先生と契約、3種類の変身できる)はバトル的にもコメディー的にも悪くはないギミックでした。
ランダムでスカを引くと戦力外、これにより、その回でスポット当たる子以外を戦力外にするご都合主義と、シリアス緩和するコメディーを両立。
コメディー寄りな作風ならば上手いです。ただ、シリアス路線だと、中途半端。
…大勢と落下中に契約キスするシーンは名場面ではありました。

中盤以降、クラス全員が異世界に閉じ込められる展開に。
それでも呑気に日常系コメディーな雰囲気は悪くは無いです。
ネタも、まき絵失格以外はまぁまぁ。タカミチとエヴァ主従のラーメン茶道とかは好きでした。
…終盤シリアスに、なんとなく解決して終わり。

総じて、コメディーの雰囲気はまぁまぁ良かったものの、まぁまぁ止まりでした。
シリアスは原作設定知っている人向け、予備知識が無い人には入り辛いのでは。
さりとて原作ファンだとキャラ設定の食い違いが目に付くと、どちらにせよ苦しい。
この路線ならいっそ、完全お気楽な魔法日常系でワイワイ楽しくやってくれていい。
あるいは、バトルを真面目にやるか。
…2クールという尺もマイナス。
異世界編が冗長過ぎる。ギャグにキレのあるタイプではない(それ自体は作風の持ち味なので悪い面ばかりではない)ので、2クールは飽きます。
本作のOVA短編は結構面白いのを見るに、続き物ではない短編連続の方が合っていた気がします。


『作画』
シャフト特有の演出多用でそこそこの面白味はありました。
作画は1期後半>2期>>>1期前半
ゆるいコメディーとしては十分ありなんですが、萌えは乏しい。
事あるごとにキャラ名表示するのは分かり易くてグッド。

『声優』
1期同様で豪華。麦人さんの解説が光った。
満遍なく出番ある構成上、好演された方も多いです。
ネギ父は子安さんの方が良かったなぁ。

『音楽』
良曲っぽいけれど作風に合っていないのは「みなみけ2期」と似ている。
特にマイナスは無し。


『キャラ』
…原作の先入観をなるべく抜いての所感。キャラ崩壊は別に良くも悪くも思わんです。
ネギ先生は魔法使いだけど、子供相応に頼りなかった印象。
コメディー面では可もなく不可もなく、シリアス面では微妙。

少女たちは満遍なく描かれる為、近年よくある「美少女たくさんで時々異能バトル」する系統(バトルガールハイスクール、ひなろじ等)…と思いきや「ハイスクール・フリート」の方に近い感じ、ただし個性的で尖ったキャラ多い反面、萌え的には微妙。
ぽっちゃり系の料理少女・四葉五月が地味に印象的でした。
吸血鬼主従、おっとりお嬢様と百合剣士、ネットアイドル辺りも。
この他満遍なく見せ場と個性はあるも、よく覚えてないです。
…いや、原作知っているので、主力キャラ全員かわいいのですけど。
1期で強い魅力を感じた宮崎のどか辺りは、2期では多少可愛い少女Aな感じ。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オープニングの「1000%SPARKING!」が最高過ぎるんですけど…

この作品は、「魔法先生ネギま!」の続編に位置する作品です。
続編に位置する作品ではあるのですが、物語は1期と同じネギが麻帆良学園の先生に就任するところから始まります。
あれ、時間軸が1期と一緒…と思ったら、この作品は完全オリジナルストーリーなのだそうです。
そのため、この作品から視聴しても内容は通ると思いますが、より深くこの作品を堪能した方は前期からの視聴をお勧めします。

でも1期とは正直「似て非なるもの」という表現が一番しっくりくるような気がします。
登場人物は一緒なのですが、作風が完全に別物なんです。
1期のアニメーション制作会社はXEBECさんですが、今期はシャフトさんなんです。
なので、序盤からシャフトさんらしさで溢れています。

まずキャラ設定が1期とはだいぶ違っていました。
1期では、生徒たちが辛く苦しい十字架を背負っていましたが、今期ではその設定は殆どなかったと思います。

もちろん痛みや苦しみが伴わない訳ではありません。
ですが、内部から…というよりむしろ外部からの痛みの方が強かった気がします。

そして、今期の設定で面白かったのが敵と遭遇して仮契約者の能力をネギが開放する際、能力を決定付ける3枚のカードがランダムに引かれるのですが、そのカードの内容が特徴的…
選ばれるのは「アーマーカード」「コスプレカード」「スカカード」のうちどれか1枚です。

アーマーカードはレアカードとも呼ばれる最強のカードで、このカードを引くと仮契約者の能力が最大限発揮されるのです。
このアーマーカードの効力があまりに凄いので、戦闘時に能力を開放する時は当然このカードの出現を期待してしまいます。

それがコスプレカードなら…まだましかも。
キャラが変身しただけで仮契約者の能力がそのまま発揮されるから…

でもスカカードは面白いのですが戦闘には全くいただけません…
このカードを引くとカードに描かれたきぐるみの姿に変身するだけでなく、2頭身・能力の大幅ダウンに精神まで幼児退行してしまうのですから…

ピンチに陥った時、
「先生…私を使って…!」
「分かりました…我に示せ、秘められた力を…契約発動っ」
球体の魔法陣の様なモノが仮契約者の胸の前で回りだしたその中から1枚のカードを引き出します。
関係者の期待の表情も相まって相当格好良いシーンに仕上がっています。

場面は最高潮に…というところでいきなり2頭身が出てきたら誰だってガックリくると思います。
仮契約者とはいえまだ中学生…怖いという気持ちも多分にあると思います。

それでも先生のために…とありったけの勇気を振り絞った結果がスカだったら生徒の気持ちに対しても失礼だと思います。
実はこれが相当面白いのですけどね。

今度もネギはたくさんのピンチに晒されます。
ネギにとって精神的にはきっと今期の方が辛かったと思いますが、幾度となく訪れるピンチを乗り越えられたのはクラス全員のおかげ…
今期彼の前に立ち塞がった困難とは…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングはクラスメイトが歌う「1000%SPARKING!」
シャフトさんならではの遊び心と、物語シリーズなどに続いている源泉が感じられます。
そしてこのオープニングアニメの格好良さが半端ありませんでした。
こんな言葉では表現し尽くせないほどの良さがありました。

1クールが終わって第13話からオープニング曲が新しくなったのですが、放送されたのはたった2話だけ…第15話からはまた「1000%SPARKING!」に戻っていました。
どういう大人の事情があったかは分かりませんが、それだけ人気が高かったのだと思います。

2クール全26話の物語でした。
他にもOVAなどが制作されたようですが、ソースを持っていないのでようやく「UQ HOLDER! ~魔法先生ネギま!2~」のお視聴に漕ぎ着ける事できました。
公式HPをチラ見したところ、これまでの登場人物も出てくるみたいなので視聴が楽しみです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

ぼん@百合人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

作画も、キャラも、OPもいい・・しかし物語はオススメできない。

タイトル通りです。
1期と比べると作画が飛躍的によくなり、また映像の表し方もシャフトっぽくて好きです。

また、キャラも多様でかわいく、OPの「1000%SPARKING!」もかっこいいですね。

ただし、物語は辛口でいわせてもらうと
あまり、何がしたかったのかよくわからないです。展開も読めていて、このアニメはネギまのキャラが大好きな人たちが見るもの、という感じでしょうか。

また、2期は
・仮契約のシステムが変更されていること
・戦闘シーンが少ないこと(しかも軽いです)
・各キャラの性格や趣味が改変されていること
・放送時間の都合上、お色気はほぼ全カット
等があげられます。

私的にですが、これらの変更点により一番残念だったのは、
アスナがただのオバカキャラになってしまったことです・・。原作や1期アニメでは見られたネギを支えるアスナの行動や心情がすっぽり抜けたように感じました。

とりあえず、原作好きはこれらの点に留意しておいてほしいです、がっかりしますよ。

ただし、作画は本当によくなったのでネギまキャラ達が動く姿を見たい方にはオススメします!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
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