駄作TVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の駄作成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月27日の時点で一番の駄作TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

61.1 1 駄作アニメランキング1位
ATRI My Dear Moments[アトリ](TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (151)
345人が棚に入れました
原因不明の海面上昇によって、地表の多くが海に沈んだ近未来。幼い頃の事故によって片足を失った少年・斑鳩夏生は、都市での暮らしに見切りを付け、海辺の田舎町へと移り住んだ。身よりのない彼に遺されたのは、海洋地質学者だった祖母の船と潜水艇、そして借金。夏生は“失った未来”を取り戻すため、祖母の遺産が眠るという海底の倉庫を目指して潜る。そこで見つけたのは、棺のような装置の中で眠る不思議な少女――アトリ。彼女は、人間と見紛うほどに精巧で感情豊かなロボットだった。海底からサルベージされたアトリは言う。「マスターが残した最後の命令を果たしたいんです。それまで、わたしが夏生さんの足になります!」

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

どうしてこんなに評価が低いのでしょうか?観る目がないのかな?

近未来で原因不明の海面上昇というのは、地球温暖化で海面上昇することは?必ずしもありうることなので,そういう設定はまあよしとします。

確かに最初の部分の通話見ただけではただのロリコン+学園もどきのアニメかもしれません。

3か月ほど前,NHKスペシャルで「性」あり方についての近未来のAIによる擬似ロボットの発達のテンポと普及と性のあり方の変化について取り上げていました。

すでに。2次元とか2.5次元の世界で。性の対象にしている人は世界にそこそこいるということがわかり驚きました。

それはAIが作ったバーチャルリアリティーのVR画像でもあるし,まだまだ不完全でもあるけれどもAIを組み込んだロボットのような人形を妻や夫と愛している人が現実にいるんだということがわかり、びっくりしました。

相変わらず。アニメーションの世界は,2024年夏のアニメでも。異世界もの,魔法だの,転生だの、ダンジョン。エルフ。ドワーフ,精霊,冒険物,剣士,中世世界風景のアニメがたくさん流行していて,特定の作品を除いては。もうお茶を濁して,飽き飽きとしてる私です。

10数年前ならこんな傾向のアニメーションはなかったと思いますが,Re.ゼロや転スラや,このすば,は,先駆として高く評価しているものの,あとは,多少のひねりや工夫はあれど,半年すれば忘れられるような作品が多くなって嘆いています。「葬送のフリーレン」は別格で,早く続きが観たいですが・・・


夏アニメにロボット,ヒューマノイドを題材にしたアニメーションが2つあってとても興味深く見ています。

アニプレックスの作品ということで,これまでの作品の評価は高かったのである程度期待はしていました。

しかし,人間関係など少し狭いし,世界観としても狭い空間の中を描いているて,前半の部分はATRIの独り舞台で,切ってしまった人の心情は分からないでもないですが,

後半になってATRIに「心」があるかないかという問題に踏み込んでいくところからが本題なのです。

人間も同じようにどこに「心」があるのかどうかは、わからないのに,ヒューマノイドにも「心」があってもおかしくはないというテーマは好きなところです。

狼に育てられた子の逸話がありますが、これは完全に作り話だと否定されています。知的障がいを持った自閉症の子2人連れてきて。写真を撮ったり、行動を観察しただけなんです。

しかしながら,どんな人であっても。他人の心がわかるようになったり,思いやりや優しさを学んだり、怒ったり,悲しんだりするのはおそらく小さい時からの体験と学習による積み重ねだと思います。

ヒューマノイドでも科学が発達すればそういうことができるようになるという設定なんですね。要は学習と体験の積み重ねが心の発達なんです。

さすがに最後は。泣かせて終わるという,このアニメーション会社の話の流れに入ったと思う結末へ進むようです。

アニプレックスにしては?ちょっとだるいアニメーションですが,見どころや抑えどころは,きちんとしているアニメーションだと思いますし,もっともっと評価されても良いと私は思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 3

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

主人公がバブーしてる

原作ゲームもやったものです。
アニメ化までするとは、驚き

感想
私のこの作品の楽しみ方は主人公が、かなりイジりがいがあるとこです。
アニメ版ではかなりカットされていますが、序盤の主人公たら、ともかくネガティブで、毎日から逃げるように海に潜り続けます。
そして、「ノイズをくれ」という、私の大好きなセリフをいいます。
そんな時に来てくれたのがアトリちゃん
主人公はアトリちゃんにすぐにオギャーります。
それがあまりにもキモくて笑えます。
そこを楽しんでした。
しかし、アニメ版では、主人公のネガティブな部分を協調しません。残念です。
さらにしかし、バブっているので満足です。
そして、細野さんの声最高

投稿 : 2024/11/23
♥ : 0

68.8 2 駄作アニメランキング2位
魔法のステージ ファンシーララ(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (31)
210人が棚に入れました
主人公・篠原みほは、漫画が好きで少し空想癖のある小学3年生の少女。ある日みほは、異世界「時間(とき)の記憶」にすむ妖精・ピグとモグに出会う。人間の世界に迷い込んでしまったピグとモグは、しばらくの間みほの家に匿われることになり、そのお礼としてみほに魔法のペンとスケッチブックを預ける。魔法の力により15歳くらいの姿に変身したみほは、ファッションモデルにスカウトされ、ファンシーララとしてデビューすることになる。

声優・キャラクター
大森玲子、安達忍、根谷美智子、榊原良子、星野亘、石村知子、山口勝平、南央美、石川英郎、草地章江、田中敦子、大林隆介

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

意外や意外、内容は大人も見れる良作

全26話で主人公は普通の小学3年生の女の子。
ちょっと妄想癖があるかな(笑)

これほどのアニメが、棚送り49人レビュー10件って・・・(2013.11.18現在)

ひょんなことから魔法が使えるようになり、ストーリーが始まります。
魔法と言っても、年齢が6~7歳くらい成長するだけ。
他の魔法少女もののような期待をせず、焦らずに見ていった方がよろしいかと思います。
前半はちょいとおこちゃま向けっぽくて退屈気味でしたが、つまらなくはなかった。

1話完結のような内容で、終盤まで本線の動きもゆっくりですが、終盤動き始めます。
中盤あたりからギヤーが上がり、大人向けとも思われる台詞や描写内容が多くなります。
ほろりとさせられた回もありましたよ。

あまり書くとネタバレになりそうなので控えますが、最終2話特にラストは心にかなり来ましたね。
ちょっと切ないですが、物語の収束が綺麗に未来へ繋がるいいアニメでした。

ただ、声優さんだけが残念でした。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 13

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

華麗なるせいちょー、魔法少女アニメの名作

少々古い作品なので時代を感じる部分も多々あると思いますが
作画もそこそこ綺麗で、内容もお子様向けと思いきやガッツリ楽しめるものだったと思います。
展開自体は少女の空想そのものでツッコミどころ満載ですが、
見ていて楽しいから全部許せちゃう愛すべきアニメ。

主人公・篠原みほは、漫画が好きで少し空想癖のある小学3年生の少女。
魔法の力により15歳くらいの姿に変身できるようになった主人公は
アイドル・ファンシーララとしてデビューすることになる。
という基本的には「魔法少女アニメ」に分類される作品ですが・・・

このアニメの「魔法」というのは、大人になれたり服を作れたりする程度のものなんですよね。
魔法少女アニメに類するアニメにも関わらず、大人になること以外「魔法」の見せ場はほとんどない。
アイドルとして華々しく活躍する事もほとんどない、尋常無いぐらい地味です。
それでも主人公・篠原みほ/ファンシーララと、バリエーションに富んだエピソードが実に魅力的。

ストーリーはアイドルの仕事・小学生の日常という二つの視点から一話一話が構成されています。
バリエーションに富んだエピソードなのだけど、どれも外れ無しで面白いのがこのアニメの凄いところ。
温かなエピソード、とんでもなくファンシーなエピソード、笑えるエピソード、泣けるエピソード
そして妙に現実的なエピソードもあったりして、夫婦・親子・姉妹といった
家族の在り方についての話がちりばめてあるのが印象的。

切なく締め付けられるようなラストですが、心染みる言葉の数々の中に救いがあり素晴らしい締め方。
打ち切りだったそうですが魔法少女アニメの良さが凝縮されている名作だと思います。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14
ページの先頭へ