関西弁で仲間なTVアニメ動画ランキング 8

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の関西弁で仲間な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番の関西弁で仲間なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.9 1 関西弁で仲間なアニメランキング1位
怪獣8号(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (232)
763人が棚に入れました
日常的に怪獣が人々をおびやかす世界。 怪獣を討伐する「日本防衛隊」への入隊を志していた日比野カフカは、いつしかその夢を諦め、怪獣専門清掃業で働いていた。 「二人で怪獣を全滅させよう」 かつてそう誓い合った幼馴染の第3部隊隊長・亜白ミナの活躍と、防衛隊を目指す後輩・市川レノとの出会いをきっかけに再び夢を追い始めるカフカ。 しかしその矢先、謎の小型怪獣によって強大な力をもつ“怪獣に変身”してしまう! 「怪獣8号」と名付けられ日本中から追われる存在になったカフカは、それでも防衛隊員への夢を諦めず、怪獣災害に立ち向かうのだった――。

声優・キャラクター
日比野カフカ/怪獣8号:福西勝也
市川レノ:加藤渉
亜白ミナ:瀬戸麻沙美
四ノ宮キコル:ファイルーズあい
保科宗四郎:河西健吾
古橋伊春:新祐樹
出雲ハルイチ:河本啓佑
神楽木葵:武内駿輔
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

怪獣大国、日本

ProductionI.G制作。

日常的に怪獣が人々をおびやかす世界、
主人公カフカは日本防衛隊への入隊を諦め、
今では夢破れ、怪獣専門清掃業で働いていた。
怪獣大国日本、その発生率は世界でも指折りで、
とある事件をきっかけに彼の生活は一変する。

職務を通じて描かれる正義感と夢への情熱、
ギャグ描写の数々も落差があってなかなか楽しい。

まだ序盤ですのでよくわかりませんが、
{netabare}挫折する大人が再起を目指して行動する、
その挑戦はいつだって尊いものだと思います。{/netabare}

怪獣たちの存在の謎に迫りながら、
基本は討伐が続いていくのでしょうか。

キャラクターが揃えば楽しくなる予感がします。

最終話視聴追記。
10話以降からが終盤の見せ場でしょう。
{netabare}知性を持つ大怪獣の立川基地襲撃があり、
激しい攻防の後で余獣殲滅のため、
ここで各隊員に正体を明かすカフカ。
正体がばれ身柄を拘束されることになる。{/netabare}

最終話は迫力あるものでした。
{netabare}人か、怪獣か、その狭間で心が揺れる。{/netabare}
時折演出される、激しく粗い映像がいい。

ここからの展開が気になります。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 35

よこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

怪獣との戦闘が熱い

令和で怪獣それだけで視聴したくなるタイトルですね。主人公カフカ32歳みんなから「おっさん」と呼ばれる。防衛軍の倒した怪獣の清掃業、怪獣がデカすぎて大変な仕事、血の量すごいし臓器もグロい。

漫画大好きたまにアニメ観る友人から「面白いで娘もめちゃハマってるわ」と勧められ視聴。ちなみに友人の娘は小6女子、何故ハマったのかめちゃくちゃ気になる!

脱線しましたが、ジャンプ系列王道のバトル、怪獣の大きさは様々ですが、戦闘シーンはさすが迫力ありますね。デカい怪獣相手はもう戦争レベルです。銃器やミサイルが主ですが、特殊な武器を扱う隊員も、防衛軍の隊員達のスーツの性能も面白いですね。

という風にキャラもよく動くし作画いいんですが、キャラ絵が2つ気になって。美少女キャラが好きな私ですが、このアニメ男性キャラが多いのに、ミナとキコルや他の女性キャラが可愛くないというか適当感を感じたのと、怪獣8号がイマイチ怪獣っぽくない。
原作漫画なんで見に行ったら炎上してたんですね(^^;
全体的にキャラ絵が男性キャラも含め残念な感じになってます。怪獣8号も動かすためスマートにしたから怪獣っぽくないのかなと思います。

せっかく面白いアニメですし、2期もあるようなのでぜひ改善してほしいです。
OP.ED曲もカッコいいし
まだ1期の1クールだけなんで謎も多く、評価控えめにしましたが、まだまだ化ける可能性あるのでは。

まずは視聴して欲しいなと思います。
お勧めですが、グロ苦手な方はご注意ください。

2024年8月17日

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

怪獣大国日本

原作未読 全12話

都市に怪獣が出没して人類を脅かす世界、特に日本は怪獣大国と呼ばれ発生率が高いと称される国です。

その怪獣を殲滅するための組織が日本防衛隊、主人公は防衛隊に何度も落ち、怪獣死体の解体清掃処理業者の社員となって燻っていました。

そこである人物との出会い、再び防衛隊へとある約束のために再度防衛隊へと試験を受け、怪獣を倒していくお話です。

また主人公は、あることで怪獣なることが出来るようになり防衛隊の仲間のピンチや人々を救うべく影で怪獣と戦っています。
{netabare}
キコルは、最初の印象が悪く余り好きではなかったのですが、でも後に仲間思いのとても良い人物と分かって好きなキャラになりました。

終盤でバレましたねw {/netabare}

怪獣は台風のようなナンバーリングをされていますね。

小型もいましたが、本体は怪獣ということだけあって大きいですねw

防衛隊との戦いのシーンも細かく描かれていて凄い迫力でした。(隊長のミナさんの武器は反則ですねw)

色々なタイプの怪獣が出てきて、戦いはこれからという感じで終わっています。

続編が決定しているとのことなので楽しみです。

OPはヤングブラッドさん、EDはONEREPUBLICさんが歌っています。どちらも外国の方ですが、洋楽で書き下ろしの新曲を提供するのは異例だそうです。どちらも好きな曲です。

最後に、お話の中でコミカルなシーンがあるのですが、怪獣の特性が描かれていて面白かったですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

76.8 2 関西弁で仲間なアニメランキング2位
K(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1509)
8631人が棚に入れました
葦中学園高校の屋上で、シロこと伊佐那社は1匹の仔猫と共に昼食をとっていた。昼食後、クラスメイトのククリから学園祭の買い出しを頼まれたシロは街へと向かうが…!?
現実とは異なった歴史を歩んだ現代日本が舞台。7人の「王」それぞれの確執と、巻き込まれる少年の運命を、異能者バトルと共に描く。


声優・キャラクター
浪川大輔、杉田智和、小松未可子、津田健次郎、小野大輔、宮野真守、沢城みゆき、堀江由衣、櫻井孝宏、福山潤、中村悠一、佐藤聡美、梶裕貴、柿原徹也、飯塚昭三
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

<最終話まで視聴完了> いろいろともったいなかった

登場人物、いわゆるイケメンだらけで女性少なめ。
声優陣は素晴らしく豪華。作画も細かくて綺麗。
街を行き交う人々の描写も、実写映像観てるようなリアル感。
だけど・・・
スピード感溢れるアクションシーンもそこそこ見応えはありながら
結局最後まで、物足りなさと説明不足を感じてしまってた。
自分の理解力が足りなかったんだろうか・・と公式サイトを確認したら、
「現実とは微妙に異なった歴史を歩んだ現代日本を舞台に」って書いてあった。
でも、1940年代の第二次世界大戦はチラッと出てきたよね。
っていうか、そこ・・けっこう大事だったんじゃなかったか。

キャラデザや作画、声だけでは引っ張れないものだなぁとつくづく思った。
どんなジャンルにおいても、物語の内容が肝心。
それに何より、いくらどれだけ脇役陣がカッコよかったとしても
主人公にある一定以上の魅力がないとね。
もしかしてその魅力を表現するシーンとして、ところどころコミカルな部分が
描かれていたようだけど、逆効果だったようにも感じずにはいられない。

何がしたいのかとか、人物関係は把握できたものの、
腑に落ちない部分がたくさんあって、なんとももったいない。
登場人物が多すぎたのかもしれないし、話があっちこっち飛びすぎて
元ネタは奥深そうで興味沸くのに、とても満足はできなかった。

男同士の愛憎に関しても、なんだか観てるとじれったいというか中途半端。
モヤがかかってスッキリしないし、そこはもう少しストレートに
表現しちゃったほうが納得もできた気がする。

とにかく、観る人の好き嫌いはハッキリ分かれそう。
なんと続編制作決定、とあったので、そちらのほうに期待すべきなのか。

音楽や声、キャラの顔つきなど、けっこう好みだったので
☆評価は高めになってしまったけれど
続編は物語をもう少し固めてくれるといいなぁ・・
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<8話の感想>

山盛りあんこ、やたらアピールされることが、解せぬ(笑)
なぜかヘリだけすごいリアルなCGで笑ってしまった。
納得できる終わり方になるのか、ちぃっと不安。
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<7話の感想>

んん?ついにか?って思ったら終わっちゃった(笑)
次回以降に期待。
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<6話までの感想>

事件のいきさつがようやくわかってきたものの、
まだ不透明なところが多い。そう、不透明さと透明、無色。
無色であるシロはいったい何者なのか?猫は何者なのか?
黒幕がまだ登場していないのだろうね。
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<4話の感想>

断片的にはクスっと笑えるけれど、なかなか本題にいかないし
いかないとしても、もう少し練られた伏線を投入して欲しい。
でないと惹き込まれないし、ダレてしまうよ。
アクションシーンとか、いい台詞とか見応えを感じるシーンがほとんどなく
いろいろとすでにミスリードされてるだけで、本当はきっと
すごく単純な話なのかもしれない・・と思えてきた。
この作品、最終回後に一気に観る方が良いかもしれないね。
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<3話までの感想>

原作のないオリジナルアニメということで、
毎週ごとに謎をかけられていくような気がしてきた。
反響ばかりを期待して内容が疎かにならないといいなぁ・・

部屋にある武士言葉を話す掃除機とか、食事シーンや
あっちこっちでの会話にコミカルな部分を配置してるだけでなく
今回、やや京都弁の草薙(櫻井孝宏)がマスターを勤める店で
スケボーくんの八田(福山潤)と太っちょ白パーカーサングラス男
釜本(中村悠一)が取っ組み合いの喧嘩をしてマスターに叱られるシーンが笑えた。
だってまんま『しろくまカフェ』のマスター(櫻井)とパンダ(福山)と
グリズリーベア(中村)だったから。
それに、最近は高校生や草食系青年役が多かった中村さんが久々に
ワイルドメンズな声(熊以外で)を出してくれているのが嬉しい。

で、今回は前回以上に {netabare} BLっぽいノリが随所に見て取れたので {/netabare}
やはり多くの人が感じたらしい第一印象は当たっていたのかも。
深夜枠とはいえTV放送なので、露骨な描写はないと思うけれど
今の段階で『咎狗の血』くらいな雰囲気はあるからねぇ。
個人的には全然OKなので、何でもどんどんやってくれと
楽しみにしているのだけど、軸はしっかり描いて欲しいなぁ。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 66

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

わーかりたい、わーからない、わーからーずーやー♪

各色の王様やその仲間達の異能バトルなお話ヽ(*´∪`*)ノ"

第一王権者 白銀の王  
第二王権者 黄金の王
第三王権者 赤の王  
第四王権者 青の王   
第七王権者 無色の王

アニメではこの5人の王様がでてきます。
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★(?)★メインの3人。
主人公シロ、
ヒロインのネコ
行動を共にして行く事になるクロ。
観てて癒されるバランスの良いチームって感じです♪

★赤★
個人的に思ったのは赤の王 周防尊(すおうみこと)が 率いる組織「吠舞羅」。
暖かくて、仲間思いで、笑いがたくさんの
すごく素敵なメンバーだと思いました☆
尊って見た目ちょっと怖いし、もの静かで話し方もだるそうな話し方
なんだけど、すごくいい人柄って感じで、心優しいから
ついていく仲間がたくさんいるんだろうなって思いましたヽ(´∀`*)ノ
あと、11歳の少女のアンナが可愛い♡
アンナに対する尊のさりげない優しさが好きです〜!

★青★
青の王でセプター4室長 宗像礼司(むなかたれいじ)。
公的機関である対能力者治安組織でまぁ、警察的な感じですかね。
一時は「吠舞羅」にいた伏見がセプター4へ。なかなか好きなキャラです。
セプター4になぜ行ってしまったのか・・「吠舞羅」の八田が絡んでます。
伏見と八田とはーーーーー。

印象に残る、赤と青について少々書いてみました。

ちなみに私的お気に入りキャラはクロと伏見ですね・・ですが・・
・・・うーん・・いいキャラいすぎて迷いますっw


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そしてもちろん忘れちゃいけないのが主人公シロの存在♪
シロの性格とても好きです。
どことなく可愛い少年ですが、終盤〜最終回はとてもかっこよかったですヾ(●´□`●)ノ

白銀の王とはいったい誰なのか?
黄金の王とはなにものなのか?
そして無色の王とはーーーー?

謎がたくさんのこのお話。
ぜひ観て欲しい作品(オススメ)の1つです。

とてもおもしろい作品で私は満足です★
泣くまではいかなかったけどジーンとしたシーンや特にシロが放つ台詞に
涙でそうになりました( -ω-。)

OP曲「KINGS」が大好きです♪テンション上がる!
ED曲「冷たい部屋、一人」は、OPとは対照的でゆったりしてて、こっちも結構好き♪
OPのサビの部分で背景月にクロの姿が一瞬映るんですが
とーってもかっこよくて何回もリピートしましたっw
EDのネコはもう美しい♡その一言ですヽ(@´з`@)ノ


映画観てないので観たいです!
あとは秋からの2期楽しみです〜♡

読んでくださりありがとうございました人´Д`*)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 45
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

映像めっちゃ綺麗!

オリジナルアニメ

全13話

2話までの感想

主人公の伊佐那 社(いさな やしろ) 声 - 浪川大輔
白髪で、「NO,6」の主人公を連想しました。^^
{netabare}
1話は、キャラがいっぱい出てきて、何が何やら訳分からんかった。
キャラデザは、みんな美男美女で、綺麗です。
背景も、青を基調にした色使いで、とても綺麗。

2話では、命を狙う 夜刀神 狗朗(やとがみ くろう)と、狙われる主人公 社との追いかけっこばかりだったので、理解不能な所がなくて面白かったです。
白い猫が、綺麗でスタイル良い人間の女の子に変身してたけど、これはポイント高い。
最後は、命を狙う者、狙われる者同士が、主人公の部屋でご飯食べるのには、「んなバカな!」でした。
あと、美男子のとくろうの顔に落書きされてて、笑った^^目をつむると、まぶたにも落書きされてて、また吹いた!
{/netabare}

2話でちょと回復した感じで、この後の展開が気になりました。
このまま楽しめる作品である事を願いつつ、視聴していきたいです。^^
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最終話まで見た感想
{netabare}
う~ん
何だかよう分からん作品だった。

キャラがいっぱい出てるので、一人一人が薄い。

イケメンばかりで、BL要素もちょっとあり・・・ε- (´ー`*)
イケメンキャラが、皆ナルシストに見えたのは自分だけかな?(^^;

各色の王には、インチキ臭い能力があって、強すぎ。

青の制服着た連中が、イチイチ名前を言って「〇〇抜刀」って言うのには吹いた。
(≧◇≦)ぶは!

結局、
何が見せたかったのか?
何が言いたかったのか?
何処を楽しめばいいのか?

私には魅力に欠ける作品でした。

唯一、ヒロインのネコが可愛かった。くらいかな?!(*^ー゜)b!

OP:「KINGS」 / 歌 - angela
この曲が良くて、好きでした。

CM見てたら、2期製作決定 らしいが、人気あるのだろうか・・・?
ちょっと疑問。
まぁ、やれば1期見たから続けて見ますけど。。。(*⌒∇⌒*)テヘ♪
{/netabare}
イケメンアニメが好きな方にはオススメかな~?(^^;

投稿 : 2024/11/09
♥ : 40

67.8 3 関西弁で仲間なアニメランキング3位
ゴーストハント(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (437)
2310人が棚に入れました
舞台は、主人公・谷山麻衣が通う都内の高校。
旧校舎で心霊現象が発生し、渋谷サイキックリサーチという心霊現象の調査事務所が調査にやってくる。事故で助手に怪我を負わせ、高価な機材を壊してしまった麻衣は、弁償する代わりに所長・渋谷一也の助手の代理をすることになるのだが…。

声優・キャラクター
名塚佳織、泰勇気、成田剣、浜田賢二、釘宮理恵、岡本信彦、鈴木真仁、岡野浩介

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

まあまあかな

原作は知りませんでしたので主人公の生い立ちとかマサコとの関係も
TV版では語られない部分もありましたが楽しめました

渋谷にオフィスを構える17才の通称「なる」と助手の無口な「リン」
初回で主人公?「まい」の居る学園に超常現象が起こる事を依頼されやって来る
ここから「まい」も仲間に加わり数々の依頼に応えていく

霊能者、巫女、坊さん、エクソシストなどが加わり何とも賑やかになっていくが
こなす事件は霊絡みの厄介事なので1事件に対して数話使って流れて行く

オカルト用語も多々出てくるので好きな人には面白いかも

ゴースト系が好きな人にオススメ出来る作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

心霊ホラーで一番怖い作品

心霊ホラーで一番怖い作品です。
実写のリングよりも怖かったです。
流石に呪怨ほどではありませんでしたが。笑


内容も実際に使われている神仏や経文、呪術など、またはそれに関係する用語や設定
作中登場する超能力とかも、PKとかESPなど、丁寧に解説したりもしていました。
また霊媒師、坊主、巫女など、様々な超能力者達が集まり事件を解決していくので
より恐怖を掻き立てている感じがしました。


上記で説明した様に細かく、丁寧な設定、そして用語説明をしているので
妙にリアル感(現実感)があり、それに加え、私はホラーは夜中にしか観ないのもあり
背筋がゾクゾク!ってなりました。
日本のホラー映画特有のビビらせ方ですね。
海外のホラー映画の意味が分かると怖い系ではなく、ビックリ系です。


自称ホラーアニメ専門官の私の舌を巻かせることが出来た作品でした。
ホラー苦手な人はまず無理な作品だと思いますので
視聴の際は気を付けて観て下さいね。笑
実はもう貴方の後ろに......

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

ほるん吹き さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

本格的なミステリーホラー

主人公の麻衣は、「渋谷サイキック・リサーチ(SPR)」という事務所でバイトをしている女子高生。所長は麻衣と同じくらいの年の少年・ナル。SPRでは依頼のあった心霊現象による様々な事件を、霊能者らと協力しながら調査している。

物語は全25話、大きく分けて8つの話があります。心霊現象による事件の内容はポルターガイストや呪い、祟り、超能力にまつわる話などなど。

この作品は、単に「心霊現象コワイ」といった恐怖の演出があるだけではありません。
この事件を起こしている亡霊の正体は○○だ!と確信して徐霊に踏み出すも、全く見当違いで逆に返り討ちに合うなどと、事件の真相には裏があったりして推理物の要素も強いです。さながら「心霊探偵」といったところ。犯人を亡霊に置き換えた「金田一少年の事件簿」のようでした(例えが若干古いですがw)。

心霊現象を調べていく手段として、高感度カメラや集音マイクといった精密機械を使って、科学的に分析していくのは斬新でした。怪現象が起きるとノイズやカメラの映像の乱れ、温度の急激な変化などがおこり、データとして記録されるので妙な説得力があります。それをもとに類似の例や過去の事件などと照らし合わせ、調査を進めていきます。

でもいざ亡霊に襲われた時や、徐霊・浄霊するときに活躍するのはやっぱり霊能者たち。その仲間たちは坊主、巫女、エクソシストなど様々。肩書きだけ聞くと何だか堅苦しいイメージの人々ですが、実際はもっとくだけた人たちです。



せっかくなので、簡単に主要キャラの紹介もしておきます。


谷山麻衣:
元気いっぱいの明るい性格で、困ってる人を放っておけない、まさに主人公気質の女の子。

ナル:
イケメンな所長。クールでナルシスト。プライドが高く毒舌だけど、心霊現象に関する知識は豊富。

リン:
ナルの片腕的存在。何考えてるか分からない長身で寡黙な中国人。中国呪術を使います。

滝川法生:
長身長髪で陽気なぼーさん。見た目はチャラいけどいざというときはすごく頼りになるみんなの兄貴分。お札や念仏などの法力で徐霊します。

松崎綾子:
ド派手な衣装と化粧をしてる、色々と騒がしいおばさ…お姉さんの巫女。いまいち能力を発揮できないけど、条件さえ揃えばその力は絶大。

ジョン・ブラウン:
悪魔祓いが得意なエクソシスト。なぜか怪しい関西弁をしゃべる、綺麗な顔した外人さん。温厚な性格。聖書や聖水などを使います。

原真砂子:
プライドの高いクールな着物少女。霊を自分に憑依させる、口寄せが出来る霊媒師。


ナルとリンさんはちょっと冷たい感じですが、普段は基本的にみんな仲が良く、キャラクター同士のやりとりもおもしろいです。
麻衣と真砂子はナルを巡って恋のライバル(?)といった関係で最初は仲が悪いですが、様々な事件でピンチの際に助け合ったり、互いの苦悩を理解しあったりしていくうちに仲良くなっていきます。デレた真砂子可愛い!
ちなみに、麻衣とナルは霊能力がないように見えて、実は色々あるんですがネタバレになりそうなのでここでは伏せておきます。



作中では多くの心霊現象や霊能術が出てきます。専門用語とか出てきてちょっと混乱しそうですが、ナルをはじめ専門家の方々が素人である麻衣に説明がてら、視聴者にも詳しく解説してくれるのでその点は心配ないと思います。色々盛りだくさんなので、ホラー好きの方はぜひチェックしてみて下さい!


長々と駄文を書き綴ってしまいました…。ここまで読んで下さった方々、ありがとうございましたm(_ _)m

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

69.3 4 関西弁で仲間なアニメランキング4位
学園アリス(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (295)
1844人が棚に入れました
小さな田舎町で育った蜜柑と蛍は大の親友。なのに蛍は突然、アリス学園に転校することになってしまった。蛍が転校したのは、潰れそうだった田舎の学校に学園からもらったお金を寄付して救い、蜜柑を悲しませないため。さらに、生徒たちの噂では、アリス学園は一度入ったら卒業するまで出られないという。それを知った蜜柑は、転校していった蛍を追いかけ単身東京へ。向かった蜜柑が辿り着いたのは、天賦の才能=アリスを持つ者のみが通える究極の一芸入学の学校、アリス学園であった。

声優・キャラクター
植田佳奈、釘宮理恵、朴璐美、安田美和、緒乃冬華、斎藤千和、石田彰、成瀬誠、鈴村健一、櫻井孝宏、野中藍、神田理江、松元惠、井上麻里奈、三木眞一郎、松本大、宮野真守、山田美穂

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アリス科学園の劣等生

泣けるとかじゃないですが感動しちゃいました
友達の存在のありがたみを感じれる作品でしたね
友情っていいなぁ


ジャンルは学園/異能/ファンタジー
『アリス』という特別な力を持つ者のみが通うアリス学園が主な舞台
この『アリス』、人それぞれ違う能力なのですが、
種類が豊富で楽しいです
例 『ダジャレで相手を必ず笑わせるアリス』
よくスベるから、ちと欲しいw


アリス学園には何か大人の事情がある様子
ここに入学したら最後、学園外には出られないのです
親との面会も禁止、手紙でのみの連絡
小さな生徒たちには辛いですね。。

このルールは物語の重要な部分を占めており、
設定としてもなかなか面白いなと思いました


見所はなんと言っても、
主人公(劣等生?)である蜜柑とその親友の蛍(優等生)の絶妙な駆け引き
蜜柑は蛍が大好きでいつも蛍~蛍~って感じですが、
蛍は蜜柑を鬱陶しく思っている?のか、見事な毒舌で対応
面白かったです。笑いました

ちなみに蛍は『発明のアリス』持ちで、
彼女の発明品には奇っ怪なものばかり
この発明品にも注目ですね

それと、この作品はただの日常系ではないです
まぁ異能が出てくる時点で日常からはかけ離れてますが。
ストーリー性がしっかりしているので、
話に起伏が生まれ、毎話退屈せずに楽しく観れました


OP「ピカピカの太陽」 歌ー佐倉蜜柑(植田佳奈)
ED「幸せの虹」 歌ー佐倉蜜柑(植田佳奈)/今井蛍(釘宮理恵)

蛍って釘宮さんだったのぉぉ
観てるとき、全く気付きませんでした

それとOPのダンス、何だあれは!
あんなのやられたら草不可避じゃないか


てなわけで、笑いアリ感動アリの素敵な作品です

アリス学園という鳥かごのなかで彼女たちはどう過ごしているのか。
はたまた、彼女たちは楽しく羽ばたいているのか。
彼女たちとの面会は禁止されてますが、
画面を通してその様子を確認するのなら問題ないはず!
友情ものの作品が観たいときにおすすめです

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

NoName さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

色々な要素があり面白い

少女漫画原作。序盤こそ王道だが後の展開は伏線が増え始め魅力的な内容になっていく。少女漫画にしては設定が複雑な能力系物語と特殊。アニメは原作が途中だったからか中途半端な終わり方だったが十分面白く思えた。原作は長く未だ続いており、現在も愛読中で双方お気に入りの作品。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

karinchaco さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

10年以上たっても色あせない。主人公の成長と友情を描いた物語。

漫画原作のNHKで放送されたアニメ。

主人公佐倉蜜柑が親友今井蛍の突然の転校を受けて、蛍の転校先の学校「アリス学園」に押しかけ自分もアリス学園の生徒になる。そのアリス学園は超能力者たちが集まる学校だったというプロローグから始まります。
蜜柑は天真爛漫な性格で、「めげへん」「くじけへん」をモットーにしている美少女。アリス学園に転校直後はクラスのボス棗と対立したため厳しい(いじめられる)立場に追い込まれ、親友蛍からも距離を置かれるなど四面楚歌の状態だったが、持ち前の明るい性格で徐々にクラスのみんなからも信用されるようになります。

放映当時は原作が未完だったとみえ、非常に半端なところで終わっていますが、作品のメインテーマである「友情」の物語はたっぷりと描かれています。また、主人公が関西弁の明るいキャラクターということもあってところどころでギャグ要素が織り交ざっています。
その他にも、主人公の成長物語という要素もあって、いろんな意味で非常に中身の詰まった内容のある物語といえるでしょう。

放送から10年以上たっていますが、今見ても古さは全く感じません。色々な要素が詰まった傑作だと思います。機会があればぜひとも見ていただきたい作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

69.6 5 関西弁で仲間なアニメランキング5位
おジャ魔女どれみ(TVアニメ動画)

1999年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (244)
1723人が棚に入れました
ドジで妹からもバカにされる自称「世界一不幸な美少女」の小学3年生・春風どれみ。魔女に憧れ、好きな人に告白する勇気を魔法で手に入れたいと思っていた彼女は、ひょんなことから本物の魔女・マジョリカと出会う。魔女ガエルに変えてしまったマジョリカを元の姿に戻すため、どれみは仲間の藤原はづき、妹尾あいこ(後にはどれみの妹春風ぽっぷも)と共に魔女見習いとしての修行に励んでいく。魔女見習いとしての修行を続けていた3人は、偶然にも人間界に潜む「バッドアイテム」というものを見つける。これは、かつて魔女界に封印されていた「バッドカード」がとりついたものであり、持ち主の願いと正反対の不幸をもたらす。3人は魔女界の女王様からバッドカードの回収を依頼される。

声優・キャラクター
千葉千恵巳、秋谷智子、松岡由貴、宍戸留美、永澤菜教、高村めぐみ

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ハッピー! ラッキー! みんなにとーどけ!

多分ほとんどの人が知ってるであろう作品。
当時朝のアニメ人気に拍車をかけた作品であることは確か。だって普段、少女アニメを馬鹿にしていた男子なんかまで見ている有様で、おんぷちゃん登場でさらに火が付いたのは遠い記憶の中で結構、鮮烈に記憶してます。おんぷちゃん好きでしたのでw

はてさて、物語ですが、途中から+1人増えて4人の魔法少女もの。ただ、本作は敵を倒すとか攻撃的な魔法を使わない所がウケておりました。そっと解決を手伝うと言った作風がおジャ魔女。逆に魔法の禁忌を犯すと容赦ないペナルティをくらうのも特徴で、ここら辺も良かったのかもしれない。
そんな感じで日常回を多くしていたり、魔法はあくまでも最後の手段として使用。家族、友情など、心情面を大切に描かれていて、魔法少女よりも、いち少女としての成長が優先されている点、戦う魔法少女ものと違った路線なのかもしれない。

見ている中で印象的だったのは、キャッチーなセリフと、カラフルな絵柄。変身ではなく着替えで、スポッンと上から被るように着替えるのですが、キャラデザ自体が手足が細い事もあって、この着替えが何とも気持ちがいい。もしかしたら計算されたキャラデザなのかもしれません。魔法を唱える際や、お決まりのセリフは魔法少女ものとして鉄板ですが、なんか耳に残る感じですかね。

不登校や、思春期の悩みなど、結構生々しい内容もあるので老若男女楽しめる作品だと思われます。
ハッピー! ラッキー! みんなにとーどけ!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 31

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

アニメ界の木下恵介、佐藤順一監督の世界。「優しさとひたむきさ」こそ最高の魔法。

皆さん、木下恵介という映画監督をご存知だろうか?。


かつては世界の黒澤と並ぶ実力者と讃えられ、代表作である「二十四の瞳」は、当時のキネ旬ランキングにおいてあの傑作「七人の侍」より上位につけるほどに評価されていた男である。


松竹らしいホームドラマを軸にありとあらゆる作品を撮り、商業性と作家性を両立させられる稀有な監督でもあった。


しかし、彼の名は廃れてしまった。時代と共にその「地の塩」と言っていい人々の善意を信じる作風は古臭いと見なされ、黒澤や小津のような海外でのネームバリューを得ることもできなかった。


だか、時代を置いて冷静になれる現在見てみれば、彼の誠実さと確かな技量は決して他の巨匠たちに劣らないことがわかる。本当に偉大な物は時間という波に洗われも、決してその輝きを失わぬものなのだ。


前置きが長くなったが、本作を始めとする多くの国民的な大ヒット作品を産み出し、かつマニアにも評価される独創的な作品も産み出せる佐藤順一監督こそ、アニメ界の木下恵介ではないだろうか?。


残念ながら他の巨匠に比べてネームバリューが弱いという部分も残念ながら近いように思える。


佐藤順一、略してサトジュン監督は作風も木下恵介に近い。まず、彼の作品は明るく親しみやすい。女性主人公が多く、ユーモアに富んでいて重くなりすぎない。なにより、彼の作品は人間の誠実さを信じている。


彼の作品は、ハッピーエンドが多いが、決して麩菓子のごとくフワフワでスカスカな甘ったるい物ではない。彼の作品には子供向け作品でも悲しみがあり、苦しみを無いことにしない誠実さがある。


しかし、彼の作品ではそれ以上に人の心の持つ力が強い!と納得させてくれる力がある。人が人に感動するのは、そのスペックでは決してない。その人がどれだけ誠を尽くせるかなのだ。


真っ当さ、直向きさ、共感、そして優しさ。こういった古臭いとされそうな価値こそ、時代を超えて一番大切な、そして一番実現させるのは難しい理想として生き残り続けるだろう。


最後に本作を、またはサトジュン監督作品を象徴していると思われる最終回のマジョリカとララの台詞を


「あいつらは優しさ過ぎる、魔女には向いておらん。まぁ、そこがあいつらの良いところでもあるが…。」


「マジョリカもね…。」

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

魔女旅に出る さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

王道の魔法少女物語

小学生の女の子が魔法を使っていろいろな人を助けるお話です。だが、人の気持ちを変えることや、怪我や病気を治す魔法は禁止、一般の人に魔法少女だという事がバレれば魔女ガエルになってしまうなど沢山のルールがあります。このような多くの条件がある中で3人の魔法少女がどのように人々を手助けするのか?そこが見所です!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18

56.6 6 関西弁で仲間なアニメランキング6位
聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (194)
1048人が棚に入れました
剣と魔法が支配するクナアーン大陸。そこには協力な三つの国が存在していた。聖アモリア王国、イシルフェン王国、ヴァンロディス王国の強力な三国である。三国の力は均衡状態にあり、いずれか一国で変事が起これば、大陸全土に戦火が広がるのは目に見えている。クナアーン大陸には、各地に出没し大地を焼き、破壊をほしいままにしていた邪竜と恐れられるダガンゾートが存在していた。10年前、ヒイロの両親バイロとキスミテーテをはじめ魔導士たちはダガンゾートを封印しようと魔法の儀式を行ったが、何者かによって邪魔が入り、封印に失敗した。のちにこれは「バルバゴアの惨劇」と呼ばれる。幼いヒイロはギルーに助け出され、両親の仇を討つために剣の修行に励む。そして10年後、16 歳になったヒイロは、邪竜退治の旅に出ると勝手に家を出るヒイロ。そんなヒイロにギルーはしかたなくついていくしかなかった。邪竜ダガンゾートを探し出す旅の道中で、ヒイロは様々な種族の人々と出会い、いつしか仲間となってダガンゾート討伐を目指すのだったが…。果たしてヒイロは、自らが負った宿命に打ち勝ち、ダガンゾートを倒すことができるのだろうか…?!

声優・キャラクター
松岡禎丞、M・A・O、内田真礼、楠大典、小笠原亜里沙、咲野俊介、伊瀬茉莉也、沼倉愛美
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ギャグアニメならまぁ分かるが、どういう意図の作品なのだろうか?

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
剣と魔法の世界。対立する王国。所謂ハイファンタジー。ジャンルとしては、(個人的には)スペースオペラ、ラブコメと並び好きなジャンルです。ですがぁ、、、。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
しっかし、コテコテですね。強いて言えば特徴的なのは主人公のヒイロが弱いってところですね。しかも、ガチにw

弱い系の主人公×異世界バトル というのは確かにジャンルとしては成立してて、古くは私が愛する「ロードス島戦記」もそうだったし、最近では「灰と幻想のグリムガル」なんか、成功例ですね。

グリムガルのハルヒロは、弱いことに苦悩しながらも、身の丈にあった戦い方を模索しました。

ロードスのパーンは、弱いことを認めつつ、長い年月をかけて大陸有数の騎士になりました。

ケルベロスのヒイロは、弱いことに気付かずにいたら、なんか仲間達が助けてくれましたw

まっ、そんかところですね(笑) あまり肩肘張らず、気軽に眺めるの程度が吉かと。半分以上はギャグアニメなので。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品・・・原作はゲームだったんですか^^;?

この作品の原作は未プレイです。事前情報は声優さんだけ・・・松岡さん、M・A・Oさん、内田真礼さん、伊瀬茉莉也さんが出演される事を知り、殆ど条件反射的に視聴を決めた作品です。
何も考えず脊髄で行動するから、毎期の視聴数がとんでも無い事になっている自覚はありますが、一度視聴スタイルが定着してしまうと、中々変えられないんです。
特に期の変わり目は未視聴作品が一気に溜まってしまっていますが、レビューを書きながら気長に視聴していきたいと思っています^^;

この物語の舞台はクナアーン大陸・・・この大陸は聖アモリア王国、イシルフェン王国、ヴァンロディス王国という3国・・・
そして何とか3つの王国の危うい均衡が保たれていました。

この大陸には最悪の災いが・・・それは邪竜と呼ばれるダガンゾートが村や街に猛威を奮っていたのです。
その事態を重くみた魔導師たちはダガンゾート封印しようと試みますが、妨害を受けて作戦は失敗・・・
その場に居合わせた殆どの魔導師が生命を落としてしまったのです。
その魔導師の中には、この物語の主人公でるヒイロの両親も含まれていました。
作戦当時は年端のいかない子供だったヒイロ・・・そして月日な流れ、両親の仇討ちのためヒイロが立ち上がり・・・物語が動いていきます。

松岡さんが主人公であるヒイロ役を演じられていたので、主人公無双系なのかな・・・と思いきや全然そんな事はありませんでした。
それどころか、自らを「剣士」という割に腕前はどちらかというと残念系だったような・・・^^;

そんなヒイロの仇討ちの旅に同行する華がサラート(CV:M・A・Oさん)と、エリン(内田真礼さん)です。
サラートは長く青い髪に青い瞳をした謎の美少女で、ヒイロの事が気に入ったようで、良く行動を共にしています。
感情を表現するのが苦手なサラートですが、ヒイロ達との旅の中で変わっていく彼女を見るのもこの作品を堪能する上でのポイントになっているかと思います。

そしてエリンの同行する理由は・・・こちらは物語の中で明らかになっていきます。
一癖ありそうな彼女ですが、根は優しい女の子なんだと思って視聴していました。
なんといっても演じてるのが内田さんですし・・・(//∇//)

でもこの旅の中で一番変化を遂げたのは、何といってもヒイロだったでしょう・・・
本人は一流の剣士を目指して日々の鍛錬にも耐えてきました。
それでも、剣術の腕が一向に上がらないんです。
どんなに下手な人でも毎日必死に練習すれば、それなりに上達すると思います。
でもヒイロはどんなに頑張っても上達しないんです・・・
一体それは何故なんでしょうか・・・
剣術のセンスが無い・・・確かにそうかもしれません。
でも実際にはセンスなどという言葉では表し尽くせない位の業が存在しており、感想して振り返ってみると、物語の核となる部分だったように思います。

ヒイロの背負った業とは・・・気になる方は是非本編でご確認下さい。
色んな事に納得できる物語の構成だったと思います。

でも物語終盤の展開・・・流石にこれには胸が痛みました。
きっと一番知りたくなかった事だったのかもしれません。
そして絶対に見たく無かった場面だったように思います。
紆余曲折を経た事の顛末は如何に・・・?

オープニングテーマは、内田真礼さんの「Resonant Heart」
エンディングテーマは、三森すずこさんの「Xenotopia」
どちらも文句無しに格好良い曲で優劣は付けられません。
この曲の発売前に内田さんの満面の笑みがネットの情報っとして流れたのが
印象的でした。
先日のカラオケでオープニングを歌ったので、今度はエンディングにチャレンジしてみたいと思います。

1クール13話の物語でした。中盤まで「もしかしたら1クールでは終わらないかも」と思っていましたが、物語的には一区切りついたところまで描かれていて良かったと思います。
でも、物語は未だ続くようです。
彼らの旅がこの先どうなっていくのか・・・もしそんな続編があるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

クソ、クソ、アンドクソ

なんじゃこりゃ。。。

行動の動機が希薄
まったく主人公に感情移入できません。

すべてがご都合主義的に進む。そして終わる。
紋切り型の悪役、ラスボス。
ナンブーコが大物感ない。
作画もひどい。


シャリシャルーだけが唯一の希望。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

70.7 7 関西弁で仲間なアニメランキング7位
メジャーセカンド第2シリーズ(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (98)
399人が棚に入れました
主人公・茂野大吾は、かつてメジャーリーグでも活躍した茂野吾郎を父に持ち、同じくメジャーリーガー佐藤寿也を父に持つ佐藤光や、佐倉睦子と共に少年野球チーム・三船ドルフィンズで快進撃の一翼を担った。そして時は流れ、大吾は私立風林学園中等部に進学。中学2年生になった大吾をキャプテンとして新生・風林中野球部が始動!どこまでも熱い王道野球物語…いよいよ「中学生編」開幕!!

声優・キャラクター
藤原夏海、花澤香菜、山下大輝、佐倉綾音、河瀬茉希

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

舞台は違えど想いは同じ

入間くん後番組でEテレ夕方枠なので、子供向けで注目はされて無いけど。


登場人物

風林学園中等部
茂野大悟/捕手、外野手:藤原夏海
佐倉睦子/投手、外野手(ヒロイン):花澤香菜
沢弥生/二塁手、投手:河瀬茉希
相楽太鳳/遊撃手:佐倉綾音
関鳥星蘭/三塁手:高垣彩陽
丹波広夢/一塁手:杉田智和
仁科明/投手、外野手:山下大輝
藤井千里/中堅手、投手(藤井の次女):上坂すみれ
椛島アニータ/捕手、外野手:村川梨衣

眉村道塁/投手、外野手:堀江由衣
(睦子恋のライバルか?)
眉村渉/投手、捕手:福島潤
(大悟ライバル)


茂野吾郎の熱い男臭いアニメから突如、第2シーズンの中学編になってハーレム化…

大悟、野球の才能は無いけどハーレム能力は父親より優秀?

登場人物みて分かる用に一番から九番まで豪華声優打線です。

あと百合要素は無いけど、作画の良さや睦子ちゃんや藤井の娘さんの可愛さは、今期の球詠や昨年度のあだち充アニメを凌駕してます。

野球の展開もだけど、大悟と睦子ちゃんの恋の進展はあるのか?も注目。

コロナで選抜中止やプロ野球も延期だけどアニメで野球楽しみたいですね。



視聴完了
作画の良さと豪華声優陣による安定がベースにあるので凄く見易い仕上がりだったと思います。
ガチガチの勝負にこだわったメジャーと違って中学部活の、野球が上手くなりたい、楽しい気持ちが描かれて良かった。

原作まだ中学野球編が続いてるから大悟がメジャーリーガーになるのは…
はじめの一歩、幕の内一歩が現役復帰する以上に可能性無いかな。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

無情に立ちはだかる『性』の壁

僕が大学時代に知り合った、ある女の子の話。

その子は高校時代、軟式テニスで県のベスト4までいったそうです。
で、キャンパスで一緒に歩いてるとき、
ふつうに感心して「すごいね」と言ったら、

  ん~、でもまあ『負けて終わった』ことには変わりないしね。
  結局さ、『勝って終わり』たかったら、一番になるしかないんだよ。
  負けて終わったら価値がない、なんて言うつもりはないよ、もちろん。
  でもさ、やっぱやる限りは、勝って終わりたいんだよ。
  少なくともわたしはそう思ってやってきた。勝手な言い草だけどさ。

なんてことを言われました。
ちっこくて可愛い顔してるくせに、すげえやつだなあ、と。
照れくさそうにそんなことを語る横顔が、とても眩しく見えました。

卒業して何年かたち、久々に再会して彼女にその話をすると、
  わたし、そんな偉そうなこと言ったっけ?
なんて、OLさんらしい、少し疲れた顔で笑っていました。

  言ったんだよ。
  俺、猛烈に憧れたんだよ。
  だから、そんな何かをあきらめたような顔で笑わないでくれ。


閑話休題。

本作はあの大ヒット作『メジャー』の新シリーズで、
最初のシリーズで登場したキャラの息子さんだの娘さんだのが、
ごちゃごちゃ悩みながら青春する野球アニメです。

第一期は小学生編でしたが、
第二期にあたる本作からは中学生編となり、
女子が大勢を占める男女混成野球部の悪戦苦闘ぶりが描かれています。

そしてその『男女混成』であることが、
この第二期からのキモ的な位置づけになっています。

女子野球をモチ-フにしたアニメはこれまで何本も制作されていますが、
僕的な感想としては、ろくなものがありません。
  ど素人の寄せ集めが、あたりまえ程度の練習をしただけで強豪とタメ。
  運動部とは思えないキャッキャウフフのオンパレード。
  仲間・友情ワ-ドのたたきうり。
  少年野球レベルの考察・戦術がなぜかどハマり。
などなど、野球なめとんか展開がてんこもりなんですもの。

要するに、これまで女子野球というのは『色モノ枠』だったんです。

その点において本作は、
男女混成チ-ムでありながらも過剰な『萌え』に走らず、
生理学的ハンディにめげず野球に取り組もうとする女の子の姿が、
おおむね真面目に描かれています。

その『生理学的なハンディ』については、
長くなりすぎるのでネタバレで隠しておきますね。
興味のある方だけ、どうぞ。

{netabare}
女の子と言っても、小学生までは男子とそんなに性差ありません。
少年野球でも女子エ-スだの四番だのをたまに見かけますし、
うちのバカ息子が三振とられたこともあります。

チ-ム内で太鳳、弥生、アニータ、千里の四人は、
名門のリトルチ-ムでレギュラー格だった設定になっています。
それって、小学生時代は並みの男子より遥かにうまかった、ということなんです。

ですが、第二次性徴がはじまると男子は筋肉が大きく発達し、
生理学的に大きなハンディがついてしまいます。

  男子の第二次性徴が始まるのは平均で11歳6か月ですから、
  小学校五、六年生あたりですね。
  ただし、筋肉の発達は12段階ある性徴の9番目ですから、
  もちろん個人差はあるものの、
  やっぱり中学生時代というのが性差のつく分水嶺になります。

作中で太鳳が「シンデレラの魔法は解けちゃってる」と言いますが、
そう自虐的になってもおかしくないぐらい、
体力・筋力に差がついてしまうのがこの頃なんです。

技術力や経験値で並程度の男子チ-ムには勝てても、
ガチでやっている男子チ-ムにはボコボコにされてしまいます。

  ちなみに、日本女子プロ野球選手の遠投平均は72mちょいぐらいです。
  中学男子だと下位チ-ムでも80m以上投げるのが普通にいますし、
  強豪チームだと90m投げても「おっ、いい肩してるね」程度の評価。
  女同士の戦いに置き換えると、
  たとえ地域の二~三回戦程度であっても、
  身体能力的には中学生がプロ野球チームと試合するようなものなんです。

しかも、強い男子チ-ムにはしっかりした指導者がいて、
理論的にも強度的にも充分すぎるほどの練習を重ねていますから、
技術的にも相手の方が上、というのがほとんどです。
{/netabare}

対戦する相手チームも、
こちらの先発に女子が六人もいることから、
最初はなめきって試合に臨みます。

そこをひっくり返して勝つところが「ざま~みろ」なのですが、
強豪相手にはそう上手くいきません。
{netabare}
  リトル出身者が四人(うち一人は女子)いる大尾中学には逆転負け、
  名門と言われる辻堂中学が相手ともなると、
  10点ものハンディをもらいながら逆にコールド負け。
{/netabare}
そのあたり、女子が男子と混成でやるリアルな姿が描かれています。
ガチな男子チ-ムに10年に一人の天才女子がぽつんと混じる、
という構成なら話は別ですが、
先発の6~7人が女子のチ-ムなら、それでも「よくやっている」方なわけで。


物語は、いまのところ、
そうした『男女の壁』に悩みながらも部活に励む、
思春期男女の群像劇として進行しています。

チ-ム内女子の考え方も一枚岩ではなく、
  負けたくない、絶対に勝ちたい、というアニータ、
  男子には勝てないけど同じ女子には負けたくない、という弥生、
  『適当でいいじゃん』と『熱血』の間をふらふらしている太鳳、
  あまり深く考えてないけど一所懸命、のその他、
など、まさにバラバラという感じですね。

さらに、彼女たちを引っ張るキャプテンの大吾が、
あの滋野吾郎の息子とは思えないぐらいメンタル弱いです。

ふだんはわりといいこと言ってるのですが、
いったん躓くと、すぐ自分の殻に入ってヒッキ-化してしまいます。
部活の先輩が一斉退部でキャプテン指名された時も、
いきなり猛練習はじめて一部の部員からそっぽ向かれた時も、
しっかりせいよおいこら的な。

最悪なのは辻堂戦で光と再会したとき。
{netabare}
光が後遺症でピッチャーができないと聞かされて上ずってしまい、
  凡フライをピッチャーとお見合い、
  リ-ドが小さいだけで初見の相手の盗塁ノ-マ-ク、
  ショ-トからの牽制サイン見落とし、
  肩に力入りまくりのピッチャーに声掛けもなし、
  楽々ダブルスチール決められ、送球も甘々。
というていたらく。

光が「まあ女子会がんばって」などと突き放すような皮肉を言ったのは、
チ-ム全体を揶揄したのではなく、
再会を楽しみにしていたのに甘々プレイ連続の大吾個人に言ったのですが、
伝わるわけもなく、またまたヒッキ-化。
しっかりせいよおいこら。
{/netabare}

そうしたメンバーが「とりあえず頑張ろう」と一致団結したところで、
第二シリーズは終わります。
原作はまだまだ続いているので、長期作品になりそうですね。


おすすめ度といたしましては、
テ-マに共感・関心が抱ける方にはAランク、
ガチ野球アニメが好きな方や、逆に萌え萌え野球大好きっこにはBランク、
野球なにそれおいしいのという方にはB~Cランクといった感じです。

映像はけっこうきれいで、野球の動作フォ-ムもそれなりです。

監督は映画『ドラえもん』で有名な渡辺歩さん。
この方は『グラゼニ』の監督やったりもしているのですが、
いまいち野球には詳しくないようです。
{netabare}
  完全補給してからゆっくり腰上げても二盗なんか刺せね~よ。
  その角度で上がって中学生の外野ポジションならフェンス際は背走キャッチだよね。
  全投手に対して同じグリップ同じスイングってなに。

みたく、思わずツッコミたくなる演出が散見されます。
心情を深く描くため原作にないエピソードを色々と追加しすぎて、
物語の進展にドライブ感が薄かったりもしますし。

最悪なのが前半ク-ルのED映像で、
そんなのどこで売ってんだと言いたくなるようなワンピースを女子が着て、
お花畑のなかで楽しく『球遊び』。
べちょっとしたボーカル曲がそれに重なって、痛いことこの上ありません。

もはや『色モノ扱い』以外の何ものでもなく、
このEDを見て、
  あ、要するにこれってそういうアニメなのね
と判断した方が少なくないと思います。
{/netabare}

というわけでいろいろと難ありの本作ですが、
僕は個人的に応援しています。
こんな難しいテ-マをどう転がすのか、ぜひ、続きが見てみたい。

野球というのはすごいバッテリーがいて縦の守備がしっかりしていれば、
ある程度は何とかなる、という側面があります。
だから、女子が多いからといって、
最初から『絶対』あきらめなきゃいけないという決まりはありません。

  そしてなにより、
  同じ球技で彼女たちが本気で男子と張り合えるパーティは、
  これが本当の『ラストダンス』なんです。

大人になった彼女たちはこの時のことを思い出し、
  いや~、あの頃は若かったねえほんと
なんて、照れくさそうな苦笑いをすることでしょう。

本気で笑い、泣き、汗を流して挑めるのって、この時しかないんです。
だから目一杯がんばって欲しい。
たとえ未来の自分がどんな言葉を語るようになるのだとしても。

  そして、結果に関わらず、
  胸をはって笑って生きて欲しい。

それだけが、偉そうで恐縮ですが、僕の身勝手な、切なる願いであります。

  この作品に対しても、
  いま何かにがんばっている、すべての方々に対しても。
  

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

キミとまた、野球がしたいんだ!

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版の第1シリーズは視聴済です。
物語の内容に繋がりがあるので、第1シリーズ未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

個人的に、この作品の前作に位置付けられる茂野吾郎を主人公とした「MAJOR」を完走していないのが気にかかっています。
しかも視聴したのは最初の方の少しだけなので、ほぼ未視聴に等しいかもしれません。
「MAJOR」を視聴してからの方がもっと作品にのめり込めるとは思うのですが、6クール全154話という壁に阻まれどうしても手が出せませんでした。
いずれ攻略したいとは思いますけど…


「いつか必ず、2人で最強のバッテリーを組もう!」
光との再会を誓い、風林学園中等部に進学した大吾。

大吾がキャプテンを務める野球部は、上級生が抜け睦子をはじめとした女子ばかり。
クセのある新入生を迎え、新生・風林中野球部始動!

野球女子の実力やいかに!?
どこまでも熱い王道野球物語、「中学生編」開幕!!


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

そう、風林中学の野球部の男子部員は3名で、そのほかは全部女子なんです。
でも女子だからと言って侮ってはいけません。
小学校の頃からリトルリーグで徹底的に自分を磨いてきた猛者が女子の過半を占めているのですから…
そして三船ドルフィンズ時代から一緒に頑張ってきた睦子も一緒ですし…

そして、この作品のもう一つの醍醐味…それは起用されている声優さんが超が付くほど豪華なことです。
女子部員が多いということは必然的に女性の声優さんが多く起用されることに直結します。
顔ぶれ…凄いですよ^^

こちらが風林中学女子野球部員です。
佐倉 睦子(CV:香菜ちゃん)制球力バツグンのエースピッチャー
相楽 太鳳(CV:あやねる)鉄壁の守備力を誇る俊足のショート
沢 弥生(CV:河瀬茉希さん)攻守バランス抜群のクールビューティー
椛島 アニータ(CV:りえしょん)猪突猛進関西弁キャッチャー
藤井 千里(CV:すみぺ)風林中学校の切り込み隊長
関鳥 星蘭(CV:高垣彩陽さん)謎のサウスポーキラー
藤井 千代(CV:渡部紗弓さん)風林ナインを支える恋するマネージャー

そしてライバル校にも頑張っている女子部員がいます。
眉村 道塁(CV:ほっちゃん)

どうです、この顔ぶれ…毎週耳が喜ぶのも仕方無いですよね^^;

第1シーズンの三船ドルフィンズの時には香菜ちゃん演じる睦子一択でしたが、第2シーズンでは、すみぺ演じる藤井千里が、完全に頭一つ抜きん出ていました。

千里一択になったきっかけもはっきり覚えています。
睦子の牽制練習の時、ランナーは俊足の千里だったのですが、実際に千里が盗塁した時の言っていた「ズサー」の破壊力が半端無いんです。
たった一言の台詞なのに「ズサー」に色々と持って行かれてしまいましたよ…^^;
今年の夏から始めた「お気に入りヒロインBEST10」にどう絡んでくるかが楽しみです。

物語は、規定人数ギリギリの部員しかなく満足な指導者も不在という、高みを目指すにはお世辞にも有利とは言えない状況の中、それでも試合で勝ち進むことを望んで野球漬けの日々を送る…という王道のストーリーが分かりやすく、そして物凄く険しい道であることも同時に分かってしまう、そんな展開でした。

順風満帆なんかであるはずがなく、少し進んでは躓き、迷って立ち止まって、それでも試合に負けたらやっぱり悔しくて…
彼らの成長を気持ちよく見ていられる作品だったのではないでしょうか。
みんなには「逃げる」という選択肢がありましたが、導き出した答えは「茨の道を突き進む」でした。
これからまだまだ面白くなっていくと思います。

オープニングテーマは、家入レオさんの「Answer」と、上白石萌音さんの「白い泥」
エンディングテーマは、SHE'Sさんの「One」と、雨のパレードさんの「IDENTITY」

2クール全25話の物語でした。
尺と原作のストックの関係上、物語としては一旦終わりましたが、NHKの番組ですし原作のストックが貯まったらきっと続編を制作して貰えると信じています。
しっかり堪能させて頂きました!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 10

61.6 8 関西弁で仲間なアニメランキング8位
ブルバスター(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (74)
151人が棚に入れました
若き技術者・沖野鉄郎は、自ら開発した新型ロボット・ブルバスターを携え、害獣駆除会社の波止工業に出向。田島が社長を務める波止が対峙しているのは“巨獣” と名付けられた謎の生物だった!
さらに万年金欠の零細企業とあって、波止には常に経済的な問題がつきまとう……。
ロボットの燃料費、パイロットの人件費、もちろん弾一発の無駄さえ許されない。巨獣を退治するという「理想」と、コストという「現実」の狭間で、波止に未来は訪れるのか!?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ドルバスター

ロボとか重機とか苦手でロボアニメとしてどうかはわかんないですが、絵は綺麗

メカの良さがわからないので置いといて、お金なくて現実は厳しい系のしんきくさい話
ストーリーは良くて最後の締め方もいい展開だったけど、いろいろと設定に無理があると思うのと、金がないからあんまり弾撃つなとかバトルの爽快感がなくなるようなことがあって、ロボアニメでやらなくても良かったんじゃないかなー?って思った

投稿 : 2024/11/09
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

無能な企業、無能な従業員、無能な行政機関…。危機的状況に対応出来そうも無いのは現代日本のカリカチュアなの?意味不明です。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.30

 巨獣の発生原因は分かりましたが、島で繁殖してましたって…。一体巨獣は何を食べているんでしょ?これ、海に進出して魚とか食べてますよね?

 もう、塩田化学が島を領有して巨獣ファームにしようとかそういうレベルを超えたバイオハザード進行中じゃん!どうするのよ?周辺住民既に何人か食われてるでしょ!?

 波止工業も、そんなに簡単に巨獣駆除出来んなら最初からやれよ!バカなの?

 結局、巨獣が脅威だけど金になるなら、塩田、波止、島民、行政が一丸となって対応しなきゃ駄目でしょ。もっと上手い方法がありそうです。

 後、ブルバスター要らんです。巨獣退治だけなら、トヨタのバンに重機関銃でも乗せた方が戦力になります。イスラムゲリラのお墨付きですよ!?信用と実績が…。

 何となく、零細企業の波止工業の勝利的な感じで終わりましたが、常に後手後手で不手際連発だったのに、島民の信頼を得られるの?島民の頭はお花畑ですね。

 警察とか自衛隊が出てきて業務終了でしょ。これから何をするんですか?これからも島のインフラメンテナンス独占出来ると思ってるの?

 なんか、根本的な部分が解決出来て無いんですが、無理矢理ハッピーエンドにした感じが強いです。

 制作は頑張っているようですが、物語がおかしいので、面白く無くなってしまったのがとても残念です。
……………………………………………………………………… 

 10話まで観ました。2023.12.10

 いや…、そうはならんやろー!本社に吸収されそうなので、意趣返ししたれや〜!で、主人公達はSNSを活用します。

 今までの話は何だったんでしょう?公害の原因を隠している大企業の内幕を協力会社が正義感から暴露したみたいな流れになっていますが、巨獣と公害は違います。

 公害は、政府や大企業が原因を隠したりして、被害が拡大しますが、巨獣は取り敢えず討伐すれば、島民も帰還できます。原因は解明は後でよろし!

 そもそも論として、なんで波止工業が巨獣退治請け負ってんだって話に戻ります。ブルバスターはこの世界では一般的なロボらしいし、零細企業で大した技術も人材も無い会社ですよ!?

 細かいツッコミは「てぶくろ」さんのレビューに譲るとして、脚本のアタオカ振りにびっくりです。下倉バイオさんの脚本かな?違う様です。

 酷いオチになりそうですが、ここまで観たので、むしろワクワクします。東京24区並のヤバさを感じます。
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 7話まで観ました。2023.11.16

 新人の鉛さんが仲間として覚醒した7話でした。アル美とシロの別れなど、泣かせるエピソードモリモリで盛り上がってきました…。

 と、素直に言えないのが本作品です。何だか分からん巨獣相手に無能な人達が中途半端にか関わるから起こる悲喜劇です。

 パニック映画でキャラがやってはいかんことを敢えてしてピンチの連続になる様なイライラ感があります。

 危機管理が出来てない、戦う組織のクセに金も人員も足りない、無謀なカミカゼ攻撃で結構なんとかなるなど、大人がやってるお仕事物語とは思えません。

 ちいかわ達が、なんとかなれ〜!と、己の命と勇気を賭けて、でかこわと戦うのとは訳が違います。アホが何をやってもアホだな〜としか思えません。

 オチへ向けて、頑張って欲しいです。道化の主人公や経理のハゲより、アル美と鉛を活かした方が良い気はします。

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 6話まで観ました。2023.11.09

 新キャラの鉛さん、高学歴で頭が良いけど、空気を読ないで正論を吐くアスペみたないやつでしょ?(笑)として、制作側は登場させたのかも知れませんが、世界観を破壊しかねない真っ当な正論でツッコミを入れてきます。

 主人公達の会社自体が巨獣と真面目に戦う体勢の組織では無く、場当たり的なカミカゼ職場なので、鉛の正論が物語の急所を突いてきます。

 今回も謎の成分が入っているガスの中、生身でガスマスクだけつけて行動したりしますが、ボンベ付じゃない、吸収缶方式程度のマスクで、謎のガス防げるわけないだろ?化学舐めてるの?

 ブルバスター自体、有人機である必然性がありません。巨獣は島の生物由来らしいので、罠猟で取り敢えず生物を駆除してから活動すれば良いのでは?

 コストをかけてブルバスターを運用する意味が不明で、それを新キャラの鉛に指摘させてはいけません。

 馬鹿しか居ない世界に、ツッコミキャラを登場させる理由が不明です。破綻した物語の言い訳か?なにはともあれ新キャラ鉛氏の活躍に期待大です。

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 5話まで観ました。2023.11.06

 新キャラ登場!野郎なので別に気にもなりません。これでキービジュアルのキャラは全部揃った様です。

 しかし…、ブルバスターの性能悪いですねぇ…。二足歩行する意味が問われる5話でした。

 今回巨獣が出てこなかったから良かったですが、相変わらず謎の有毒ガスの中、平気で活動します。自殺行為手当でも支給されてるのかな?。いつか死にますよ?

 もうちょい、登場人物達には危機感をもって行動してほしいものです。

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 4話まで観ました。2023.10.26

 今回は、主人公やロボも活躍し、巨獣の謎に迫る中々面白いお話でした。

 経理のハゲやピンク髪の二階堂アル美(ヒデー名だな!)も良い味出していました。

 ただ、やはり企業の在り方としては疑問を感じます。重要な作戦が従業員や他の会社の自腹やボランティア頼みだったりするのは、どう考えてもブラック企業の所業です。

 また、島民からの委託で巨獣退治をしているというのも、どうかと思います。

 熊や鹿だって泳いで他の地域に渡り、生息域を広げたりします。生態不明の巨獣も、泳げるのがいるという描写がありましたが、島から出て、他の地域で暴れたら誰が責任をとるんでしょう?

 島は謎の有毒ガスも出ている様ですが、主人公達は別に防護服とか着ないで軽装で活動しています。また、YouTuberや他の一般人も簡単に上陸してきます。この人達に被害があったらどうするの?

 結局、零細企業の手に負える案件じゃないんですよね。島から巨獣が逃げないようにしたり、一般人の上陸阻止とか、法的根拠と警備する人員が無ければ無理です。

 公的機関の権力や大学等の調査力無しで何をするんですか?無能企業が事態を悪化させているようにしか見えません。

 行政機関が出てこないのは、行政も無能なんでしょう。この世界、まともな組織が軍隊しかないという、後進国並に衰退した日本が舞台のブラックコメディなのかもしれません。

 何か観ていて、気分が落ち込みそうです。
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 3話まで観ました。2023.10.19

 世界観が何かおかしいです。巨獣について、公的な組織が出てくると島に住人が帰還出来なくなるから、民間会社が対応してるって…。

 正体も分からず、島民を容赦なく捕食する化け物ですよ?世間に公表して国家的に対応すべきでしょ。なんで、下請けで予算もないような会社がやってんの?

 主人公、親会社と島民の板挟みになったりします。会社の業務がイリーガルなので、経営に苦労しますが、当たり前じゃね?

 こんな業務でどうやって利潤出すの?巨獣の死体が金になるような、異世界ものなら分かりますが、ロボを動かすだけで赤字でしょう。

 何か、巨獣を殲滅すれば良い様な流れになっていますが、だったら島を絨毯爆撃でもしろよ…。クソみたいなロボで場当たり的に上陸して駆除出来るわけ無いだろ!

 リアルな会社モノっぽいのですが、根本的に世界観がおかしいので、色々空回りしています。そのうち、社員に死者が出そうです。
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 1話観ました。2023.10.07

 土建屋風組織がモンスターと戦う話の様です。で、もって他のレビューアー様も書かれていますが、初っ端から演出が下手すぎます。

 この組織、ものすごく無能です。構成員も中卒っぽいガテン系しかいませんし、事務能力も低いです。武藤の資格、労務管理も出来ていません。

 こんな組織が対応しているようでは、モンスターの脅威も大したこと無さそうです。

 エブァンゲリオンのネルフは、正規軍もお手上げの人類の驚異に対応出来る、超スゴイ組織だ!という効果的な演出がありましたし、パトレイバーなら、特車二課は独立愚連隊っぽかったけど、実は有能で大活躍というカタルシスがありました。

 リアル寄りにしたつもりかも知れませんが、いきなり組織の官僚主義的非効率を見せつけられて、視聴者はどう反応すれば良いのですか?

 無能組織が危機に対応出来ずに末端の兵士や構成員が死でもって贖うなんて、歴史上にいくらでも実例がありますが、そういう系統のお話なの?

 どちらにしても、敵がそもそも大したこと無いか、危機に対応出来なくて胸糞展開かご都合主義になるしかありません。

 1話から視聴者の興味を喪失させる演出に驚きを隠さません。多分つまらんでしょうが、クソアニメ成分高めなので気にはなります。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 6
ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

日曜劇場みたいなことがやりたかったんだけどなぁ…

 キャラに魅力がない、世界観にワクワクしない、フィクションとリアルが上手に混ざり合っているわけでもない、毎話毎話 不愉快な展開が多い……こんなのがやりたかった事なのか?
 
 どうしてこうも主人公は自ら嫌われようとしているんでしょうね。
 ただでさえ、現状6話に来てもまだアル美さんや経理のハゲ相手に空回っているのに、高学歴研修生とも衝突するんだもんなぁ。
 明るいバカ ってだけなら親しみも持てるのに、学歴コンプレックスを持っていて隠そうともしないですし。

 会社のしがらみとか金の問題も、ただただ面倒くさいだけでプラスに働いていない。
 ここを面白く描けないなら、この作品をやる意味って何だろうと 考えてしまいます。

 第10話まで視聴しました。
 {netabare} とりあえず、第7話から第10話まで視聴して抱いた感想は、「あぁ、日曜劇場みたいなことがやりたかったのね」です。
 大企業相手に零細企業が頑張るぞ、的なやつですか、ですが残念ながらそれを目指すには話の厚みが欠けてしまっているように感じます。

 まず、第7話ですが これまでさんざん擦ってきたアル美さんの犬の話に決着がつきました。
 ケリがついたことに安堵しつつも、ここまで擦るような内容だったかなと首を捻りたくもなります。
 アル美さん、犬笛を頼りに単騎特攻って蛮勇が過ぎるぜ…。
 ていうか、あの研究所のおっさんはどういう扱いにしたいんでしょうね。
 携帯を拾おうとして、ネットにかかるってくだり必要でしたでしょうか? 別にあの巨獣が引きちぎるとかでもよくないか?
 鉛くんの正論パンチや四角四面すぎる行動に対して、主人公や武藤さんの肩を持ちたくもなりますが、正直この二人の心証が悪いので何とも言えない気持ちになります。
 で、その鉛くんはというと、1人で島民にアンケートとったりクラウドファンディングの準備をしていたようです。
 うん…まぁいいと思いますけど、資金繰りとかが大きいテーマとしてあるこの作品で、7話まできて今さらクラファンをドヤ顔で出されてもなという気がします。
 島民アンケートも、今まで守秘義務が諸々のネックだったのにアンケートとったら実は良かったですであっさり流してしまうのも釈然としません。

 研究所で巨獣から逃げるときのカット割りはすごい迫力があって良かったと思います。


 第8話は、冒頭の鉛くんの巨獣駆除の手腕や業務改善をくらった主人公が、そのモヤモヤを武藤さんを扱き下ろすことで発散しようとしています。
      マジでコイツなんなんだ…。
 オリジナルアニメは度々なんの魅力もない主人公が登場したりしてしまいますが、コイツはその中でもなかなか抜きん出ていますね。

 その後、武藤さんは武藤さんで粗暴な言動をしながら、巨獣駆除を脳筋的無茶をすることで視聴者からさらに嫌われに行きます。
 脳筋というだけならまだ好印象を持てるかもしれませんが、重役がいるとわかったら取り繕うとする卑しさも見せてしまったのが致命的ですね。
 しかもトドメとばかりにその後、酔って若者に絡むという姿も見せてくれます。
 ここでしっかりと嫌われると後に活躍したところで、マイナスが0になるだけなんですけどね。


 第9話は会社が塩田に吸収されることになり、その際武藤さんが現場を退けなければいけないことが分かります。
 このとき、なんか武藤さんが被害者みたいになっていますが、前話のことを踏まえると塩田の考えに納得しかありません。

 その後、塩田が不穏な動きを匂わせていることがわかります。
 ですが、この辺り主人公が、ロボは俺のモンだ とかいう訳のわからん視点の話を持ってきてギャーギャー騒ぎそれを鉛さんにド正論で返されたりしているので非常にブレます。
 巨獣の発生理由にしても、社外秘だから取り戻せって言われたデータを興味深い内容だからみんなで見てみましょう、となったのには驚きました。いや見んなよ。
 主人公から被害妄想のバイアスがかかった考えでスパイ扱いされる鉛くんやまともな事を言っているのに邪魔者扱いされる専務が不憫でなりません。
 この作品はまともな人がひたすら可哀想なアニメですね。

  
 第10話はこの作品の大きな転換点であり、また私個人としては大きく道を外してしまったような話だと思っています。
 今話で社長は現状を世間に公表することで支援や公的な機関の協力について言及していましたが、正直この考えは視聴者からすると第1話の頃からずっと感じていたことです。
 何故そうしないのかは守秘義務があるからとのことでしたが、鉛くんのアンケートで実はそんなことなかったですとあっさり解決してしまいましたしね。
 しかも、事態が好転するかは賭けです、とか言われてはなんとも締まりません。

 一方、社員たちは業務を配信することで、塩田の闇を暴露し世論を味方にして収益化しようという、暴露系youtuberみたいな事をするそうです。
 クラファンとか配信とか、大学生が考えそうな企業改善案で非常に素敵ですね。
 先ほども書きましたが、ドヤ顔で出すようなもんじゃないでしょ。
 
 不条理に対して、時にルールを破る方法でもって現状を打破するというのは、漫画・アニメにおいて様式美だとは思うんですが、この作品では絶対にとってはいけなかった手段だと思います。
 この作品はイントロダクションや放映時の煽り文句でも、「現実」というものに言及し注力しているのがわかります。
 これまでも人件費や弾代などのコストの話、船舶免許を持っているかや会社のしがらみなどを描いてきました。
 現状、悪役である塩田は現実的な手法で波止を封殺してこようとしています。
 それを主人公陣営が、『こんなルールやら規則なんか関係あるかい!バーンっと世間に公表したったらええねや!もう10万人見とるわ!今さら止められるかい!巨獣ぶっ殺したるわヒャッハー!』という行き当たりばったりな手法をとってしまっては、もう理想と現実という根本のテーマからも逸脱してしまったように思います。
 
 さらに何とも残念な点とすれば、この作品はノリと勢いが重要視されているわけではなく、キチンと鉛くんのようなキャラがいたのにも関わらずこのような手法がとられたことです。
 基本的にド正論やマジレスに対しての返しが弱すぎるんだよなこの作品。
 
 残りの話数で挽回できるのか期待です。

 {/netabare}

 第11話視聴しました。
 {netabare} うーん…なんというか、順当に残念な方向へと向かっていますね。
 打ち切り漫画の最後のまとめ方というか、敗戦処理をしているというか…。
 
 序盤、湖の調査をしていたら巨獣が出て、取り敢えずな感じでアル美さんが怪我をしました。
 なんかもう最終話にてアル美さんが駆けつけるっていう感動を演出するためだけにこうしましたよね? 安いんだよなぁ…。
 

 その後病院にて自分たちの動画が炎上していることを知ります。

 うん、まぁ 塩田のやり方の汚さを演出したり、アンチコメ等に対する脚本の言いたいこととかはわかるんですが、これをそのまんま事務員の子に言わせてるのがなんだかなぁ…。 
 それだけ炎上について詳しいなら、今回の件がどういうことになるか事前に想像つきそうなもんですけどね。

 
 後半は、豪気な関西弁のおじさんがハゲネタを引っさげてビジネスの話をしに来てくれました。
 島の固有種のウミキノコには新発見の発毛成分があるんですって。

 研究所の人がやってきて、巨獣の新情報をくれます。巨獣には未知の神経伝達物質があるんですって。

 物語の最終盤になってから、こうして未知のなんたらとか言い出しているのを見ると、話の収拾のつけ方がもうどうにもならないんだな、としみじみと思い至ります。

 それでも最後はどう締めるのか楽しみです。
 {/netabare}

 最終話視聴しました。
 {netabare} 最終回ということもあって、画面が中々派手で盛り上がってる感じが演出できていて良かったと思います。

 ただ、まぁ内容についてはこれまで感じていた不安な部分をそのまま内包したまま、とりあえずなんとか気合いと熱血で誤魔化し乗り切った、そんな印象です。

 巨獣との戦闘は、良く言えば「テンポが良い」ですが、印象としてはピンチを演出した割にやけにサックリといった感じです。
 あの大型巨獣をがっつり終盤のメインに据えても良かったんじゃ?と思います。
 
 沖野くんの気合いのシーンは、ヒーローという単語から序盤との繋がりを感じられるものでしたが、沖野くん…後半はめちゃくちゃ空気でしたよね笑
 アル美さんについても、まだ犬のこと擦っていて笑いました。
 社長の熱い啖呵も良かったのですが、その後の典型的な「俺たた」endのことを考えると、波止を見くびるな!波止をナメるな!と言われても熱さしか残りません。


 まとめ
 
 こういう作品の作風、テーマで面白いもの良いものを作ろうとするならば、最も重要なのは事前段階で どれだけ設定を深堀れているか、どれだけ話を練れているかにかかっていると思います。
 
 本作品は「重機的なロボットが活躍する」というコンセプトの方が先に立ってしまい、ストーリーやテーマが疎かになってしまいました。
 この作品においてロボットとはあくまで表現方法のはずです。

 よく、オリジナルアニメではもっと尺があればな と思うことがありますが、この作品に限って言えば例え2クールあったところでたいしてオチは変わらなかったように思います。

 これは個人的妄想なんですが、鉛くんの登場は第1話からで良かったのではないかと思います。
 第1話の頃から沖野くんと鉛くんの関係性を深めれていれば、「理想」と「現実」の対比をもっと見応えのあるものにできたり、会社の人間関係も深めることができたのではと考えてしまいます。


       {/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 4
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