長編おすすめアニメランキング 1

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69.8 1 長編アニメランキング1位
とつくにの少女(OAD)

2022年3月10日
★★★★☆ 3.8 (24)
126人が棚に入れました
昔々、遠く遥けき地に二つの国ありて――。
世界は「内」と「外」に分断、
呪いをもたらす異形が棲まう地は“外つ国”と呼ばれ、
人々から恐れられていた。

ある日、人住まう地“内つ国”との国境で
一体の異形が打ち捨てられた 死体の中から一人の少女を拾う。
少女は自らを「シーヴァ」と名乗り、
自身を拾った異形を「せんせ」と慕った。

相容れぬ者同士が出会ったのち紡がれる、
密やかな調べ――。




これは朝と夜、その宵に佇む、ふたりの為の物語。

声優・キャラクター
福山潤、高橋李依
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

n番煎じ

漫画原作でクラウドファンディングによって資金を募って制作されたアニメ。
制作はWIT STUDIO。

視聴した経緯は、書店で見かけた漫画の表紙の雰囲気がいいなと思って、気になっていたからなのだが、せんせやシーヴァのしゃべり方やネガティブな行動が鼻につくのが気になって、雰囲気以外のものはかなり薄いという印象を受けた。というか、設定の既視感がすごい。面白ければいいのだが、このアニメは分かりづらくて解決したのかどうかもわからない。何も物語が動いてないようにも思えてしまう。
結末に関しては{netabare}シーヴァが呪いにかかったとわかる前と呪いの解き方を教えてもらいに行った後でせんせのシーヴァに対する扱いが変わらなかったから、シーヴァの呪いは解けたのかな。
あ、でも呪いの解き方を教えてもらいに行く道中も扱い変わってなかったから、呪いは接触関係なくせんせが触られたくないだけなのかも。
それに原作でもぼかされている部分で、原作の意図通りにしてる説もある。{/netabare}

作画は鉛筆タッチや水彩筆のような絵作りを終始2枚ブレで動かせ続ける独特な作風で描かれている。
その手法が面白いなと思ったのは一瞬で、まあでも意外と見るし見づらいなと思ってしまった。
背景がきれいだったので、もう少し背景をみせるかっとがあると良かったかなと思う。

声優の評価に関しては正直よくわからない。
あえてぎこちなく抑揚を抑えたしゃべり方にしているのはわかるのだが、その必要があったのか。{netabare}演出としては、おそらく、呪いが人としての魂がなくなり木や植物に変わるものという意図でやられているのはわかるのだが、三人称視点での物語ではないし、呪いに抗う登場人物の心情描写の多い作品なので{/netabare}もう少し情感ある喋りでも良かったのでは?
とはいえ、既視感のすごい設定だったからこそ、違和感があるのは良かったとも思える。

総じて、よくわからない、良くも悪くもクラファンクオリティのアニメだったなと思った。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

ひとり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

刺さる人には刺さる上品な作品

派手な作画、音楽、ストーリーの作品というわけでなく。
絵本のような芸術作品のような作画、引き込まれる会話のテンポや音楽で上品に、かつその世界に魅了されるような作品。
制作スタッフの愛を感じるような仕上がりになっていると思う。

お話が何処かで聞いたことがあるかもしれない内容になっているので、新鮮さを求めている人にはもしかしたら刺さらないのかもしれない。

漫画は完結したのでTVシリーズでのアニメ化に期待!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 1

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

原作を読んだ人向け

どちらかと言うと原作を読んでる人向けに作られているアニメでした。
私は原作を途中まで読んでいたので、記憶を頼りに観ていましたが結構ないシーンがちらほらありました。
結局、少女が受けた呪いはなんなのかとか、お母さんと呼ばれるモノはなんなのかとか、細々とした部分は語られないのでアニメだけではストーリーを理解できないです。

雰囲気はとてもよかったです。原作の童話感をよく出してくれたなと感激しました。
もし原作を知らずに観た方で、好きだと感じたなら是非漫画も読んでみてください。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2
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