運動会で幼馴染なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの運動会で幼馴染な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の運動会で幼馴染なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.0 1 運動会で幼馴染なアニメランキング1位
迷い猫オーバーラン!(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1880)
11272人が棚に入れました
血の繋がらない姉・乙女と二人暮らしをしている都築巧は、2人で潰れかけの洋菓子店(パティスリー)「ストレイキャッツ」を経営している。店長である乙女はお人好しで不器用なドジッ子なので、店は巧が幼なじみ・芹沢文乃の手を借りて何とか維持する日々。\nしかし、ある日乙女が大胆なものを拾ってきてしまう。

声優・キャラクター
伊藤かな恵、井口裕香、竹達彩奈、佐藤聡美、岡本信彦、堀江由衣、田村ゆかり、吉野裕行、間島淳司、佐藤利奈、新井里美

アリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ツンデレ娘の嵐っ!

このアニメは主人公「都築 巧」(つづき たくみ)と、孤児院にいた巧を引き取った「都築 乙女」(つづき おとめ)が営む潰れかけの洋菓子専門店ストレイキャッツや、学園生活を軸に展開するアニメ。
ここまでは一見、普通のアニメに見えるがそうではなかった。・・・・・・・
そこには3人のツンデレっ娘の存在があります。
とびきりの美少女だが暴言をはきまくる巧の幼馴染でもある「芹沢 文乃」(せりざわ ふみの)
学園理事長の娘であり、たいそうなワガママでありロリな体つきをしていて、巧を下僕として扱う「梅ノ森 千世
」(うめのもり ちせ)
とっても物知りで器用なクーデレ少女「霧谷 希」(きりや のぞみ)
この3人が巻き起こす笑いアリ・涙アリのラブコメとなっております。
ツンデレ美少女が好きな人はこのタイトルでキマリっ!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

【早くしろ】竹達ボイスは破壊力抜群

まず初めに思ったこと…
{netabare}

文乃の「2回死ね!」ってセリフがとても嫌い。


{netabare}普段こういう作品で使われる"シネ"って、あくまで条件反射的なチョイスであって、特に深い意味は無いじゃないですか。

でも、"2回死ね"って、言葉を発する前に、一度冷静になっている気がするんですよね。
"死ね"という言葉選びに明確な意思が込もっているようで、なんかすごくイヤな感じです。

というか、"2回"に理由があるのはわかるけど、わざわざそこで使う必要あったかな?
キャッチフレーズにでもしたかったのかしら?
とか思ってしまいました。

主人公をぶっ飛ばす際のセリフは、単に「シネ!」、ないし「アホ!」「変態!」「バカ犬!」「駄犬!」で十分。

ともかく、"シネ"に意味を持たせているのが気に食わなかったです。


{netabare}さて、多くの方のレビューを読む限り、悪いところはだいたい書かれ切っているみたいなので、イイと思ったところを書きましょうか。


・OPが可愛い。
・希がただひらすらに可愛い。
・12話(最終話)がそこそこ面白かった。
・『咲』パロ回の次回予告{netabare}「ソロソロマゼロヨ。」{/netabare}


…以上。{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あれ?あれ?普通に面白いと思うのですけど、やっぱり私は変なのかな~??

ラノベ原作みたいですね~。私、全然原作を知りません。
なんでも原作派の方からは、あんまり評判宜しくないとか・・・。あ、でも私ツボっちゃいましたよ!登場する女の子はとっても可愛いし、笑いあり、ホロッとする要素有りで普通に楽しめちゃいました! そんな私って変なのですかね~??


お話は12話から構成されます。で、1話完結ストーリーとなっていますから、割合気軽に観れちゃう作品だと思いますよ♪ 
内容は孤児院育ちの主人公”都築 巧”君と、同じく孤児院育ちで幼なじみのヒロイン”芹沢 文乃”さんを中心に、彼らが通う私立梅ノ森学園での日常を面白おかしく描いた学園ストーリーとなっています。


孤児院育ちの”巧”君は、洋菓子店”ストレイキャッツ”を経営する”都築 乙女”さんに拾われた過去があるんだって。だから乙女さんは義理のお姉さんって事になり、乙女さんと一緒にストレイキャッツを切り盛りしています。

そうそう、”乙女さん”。困っている人を放っておけない人なんですって。だから世界中色々な国に出かけて困っている人を手伝いに行ってしまいます。そこで、幼なじみの”文乃さん”がお店を手伝ってくれているって言う訳。

文乃さんがまた可愛いんだよね~。ツインテールに大きな赤いリボン。そして八重歯がチャームポイントのスーパー美少女!そんでもって自分の気持ちを素直に口に出せないツンデレときています。うん、王道の萌え萌えヒロインキャラだね!


本作には文乃さんの他に2人のヒロインが登場します。巧君と同じ様に乙女さんに拾われた美少女”霧谷 希”さん。なんだか髪の毛が猫の耳みたいですよ~。お話する時は招き猫の様に手を曲げて、語尾に”にゃ~!”付け。ウム、こちらも定番萌え萌えキャラで抜かりなし。そしてスーパーお金持ちで超絶ワガママお嬢様。で、体型は完全幼女体型という”梅ノ森 千世”さん。うは、ロリまでカバーとは・・・。なんという贅沢ヒロインづくしのアニメなんでしょう。


そうそう、ヒロインのみんなはね、”巧君”の事が好きなんです。だから巧君は、いわゆるハーレム状態かな~。も~モテモテな訳です。でも王道のハーレム物と違うのは、巧君に好感が持てるって事かな。デレデレで節操無いとかそう言うキャラでは無く、ちゃんとヒロイン一人一人の事をしっかりと見て大切にしているの。だから、観ていても嫌味に感じないんですよね。この点、すごく好感を持てました!


物語はね、内容は正直あんまり評価は出来ないかな・・・。まぁ基本ドタバタラブコメディーって事で♪ だからストーリーを楽しむ作品では無く、自分のお気に入りキャラを見つけて、その子を応援するって言うのかな、そういう見方が良いんじゃないかなって思います。


そうそう、この作品。1話毎に監督さんが変わっているんです。なので観る回によっては、好き嫌いがはっきりと分かれちゃうかも知れません。私的に驚いたのは7話かな。あれ?これ別の作品を間違って再生しちゃたのかと勘違いしてしまう程。あ、でもばかばかしい(ありゃりゃ、失礼)事をすごく真面目に作っています。スタッフを見ると、ホント~に全力を出しているなと、つくづく関心してしまいます。
あ、ちなみに個人的には好きな回でしたよ! あまりの完成度に、結構真面目に見入ってしまいましたから(笑)


全体を通して感じるのは、この作品は観ている人を楽しませたいんだなって言う事。
監督が毎回変わると言う事で、伝え方、表現方法も毎回変わるので、人によってはやっぱり違和感を感じたり、好みに合わなくて面白くなかったりするんだろうな~って気はします。でも、各話共通の思いは一つで、”見ている人を楽しませたい、喜んで貰いたい”って気持ちなんだと思います。

それを感じたからなのかな、私の場合は、”さむ~いギャグ”も、”ベタベタの展開”も、”空回りしてしまいそうなほどの話の展開”もなんだか全部許せちゃいました(笑)


ヒロインのみんながとっても可愛くて、ドタバタだけど笑いあり、そしてドタバタコメディーの裏には、ちゃんとテーマとして”家族愛”が描かれている本作品。個人的には結構好きになってしまいましたヨ♪



~さいごに~
スーパーお嬢様の”梅ノ森 千世”さんの付き人である佐藤さんと鈴木さん。その鈴木さんのCVって”新井里美さん”なのですね!私、この方の大フアンですので、声を聞いた瞬間に一人で萌え苦しんでおりました(笑)。終盤登場の”村雨 四摩子さん”はCVが”能登麻美子”様! あれれ他にも有名どころが沢山!!。うは、どんだけおふざけに全力で取り組んでいる作品なんでしょう。等と観終わってから改めて感じたのでした。






投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

67.3 2 運動会で幼馴染なアニメランキング2位
To Heart [トゥーハート](TVアニメ動画)

1999年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (181)
1039人が棚に入れました
 クセのある可愛いキャラクターと純愛を描いたシナリオで大ブームを巻き起こし、コンシューマ移植もされたパソコンのノベルゲームを全年齢対象でTV化。キャラクターの交流と日常生活を丹念に描いて好評を博した。高校2年生の藤田浩之は、今日も幼なじみの神岸あかりと登校中。無愛想でぶっきらぼうな浩之だが、文句を言いつつも困っている人は見捨てておけない優しさがある。そんな浩之を、密かにあかりは思っているのだが、鈍感な浩之は気づく気配もなかった。

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

個人的に、思い入れある作品です

深夜、何気なくTVのチャンネルを変えたらやっていたこのアニメ。
深夜にアニメなんて放送してるのかと驚いて、そのまま何となく見続けてたら見入ってしまいました。
自身がアニオタになるきっかけとなった作品です。
もしこのアニメに出会わなかったら、今とは全く違う人生を歩んでいた・・・って言い過ぎかな。
まあ、そんなわけで非常に思い入れある作品です。

ジャンルは学園ラブコメディー。
かつて一世を風靡した美少女ゲームが原作。原作未プレイです。
自分にとって、ToHeratと言ったら真っ先に思い浮かぶのはこのアニメ版。

作風は、他の美少女ゲーム原作と比べて非常に落ち着いた雰囲気で、恋愛色は薄め。
エロも皆無だし、媚びた萌えもなし。
OPで描かれるセピア色に彩られた教室、廊下、玄関、プールなどの学園内の背景。
本編の学園生活を中心とした何気ない日常描写。
これ程までにノスタルジーな気分に浸らせてくれる作品はないですね。

主人公が各ヒロインの抱える悩みを一緒になって解決し、仲良くなるというのが基本的な流れ。
どのヒロインも記号的な部分に頼らない人間味のあるキャラで魅力的。
主人公の浩之も面倒くさがりな性格で、普段はテンション低いのですが
困っている人を放っておけない優しさがあり、いざって時に頼りになるカッコいい男です。

作監はプラネテスやコードギアス等でお馴染みの千羽由利子。
キャラデザがふんわりしていて可愛らしく、表情豊かに描かれています。
水彩チックな背景絵も作風と絶妙にマッチ。
全話崩れることなく安定した、セル画による暖かみのある作画は素晴らしいの一言です。
また、デジタル音でなくアコースティックなBGMも秀逸。
ピアノ、ストリングス、オカリナ等による楽曲群はとても美しく、耳障りが良く、心地良い。

所謂雰囲気アニメで、特別なことは何も起こらない、平坦な日常アニメです。
なのでドラマチックな展開や、刺激を求める方には退屈で物足りないと思いますが
落ち着いた雰囲気が好みだったり、ノスタルジーな気分に浸りたい方にはお勧めです。
また、美少女ゲーム原作が苦手という方も上の条件に当てはまるなら、一度見て欲しいですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 58

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

学園ラプソディ

夏休み明けの新学期、
秋の気配を感じるにはまだ早いと言わんばかりの照りつける陽光の下で、
藤田浩之(ふじたひろゆき)は気怠そうな表情で欠伸をしている。

そんな浩之を毎朝起こしに行き、一緒に登校しているのは、
浩之の幼馴染の神岸あかり(かみぎしあかり)。
浩之のあまりにやる気のない態度に「も~浩之ちゃんはしょうがないな~」と
呆れながらも、次の瞬間にはどこか嬉しさを帯びた表情を見せている。

「おはよう」
屈託のない笑顔で二人に声を掛けたのは、浩之やあかりの幼馴染である
佐藤雅史(さとうまさし)。人当たりがよく、男女共に人気がある。
サッカー部に所属していて練習も大変らしい。

校門をくぐるとけたたましい声が響き渡る。
「ちょっと~!聞いた!聞いた!例の噂! 志保ちゃん情報によると・・・」
彼女の名前は長岡志保(ながおかしほ)。浩之たちとは中学の時からの付き合い。
非常に活発で、噂話に敏感なムードメーカー。
彼女は浩之のことをどう思っているのだろう?好意を寄せているようにも見えるが?
「私がヒロを好き~~!? ないない!この志保ちゃんに限ってそんなことは断じてないわ!」
なんて答えが返ってくるだろうけど、
時折浩之の姿を目で追っている表情はどこか憂いを含んでいる。

学校での1日なんて漫画やアニメみたいに劇的なことなんてそうそう起こらない。
暗号のような名前をノートに書き写す世界史の授業。
誰かの朗読を聞いてるだけで眠たくなる古典の授業。
教科書を立てて、突っ伏して寝ているとふいにコツンと何かが頭を小突く。
くしゃくしゃに丸められたメモ帳。どうやら前の席の奴に渡しそびれたらしい。

昼休み。
購買部の争奪戦を見事勝ち抜き、目当てのパンを頬張る。
買ったばっかりのコーヒー牛乳のパックからは早くも無数の水滴が滴っている。
どうやらもうしばらくこの暑さと付き合わなきゃいけないらしい。

昼休み過ぎから放課後までは異様に長く感じる。
眠気が一気に襲ってくるからだ。
ペン回しをしながらなんとか気を紛らわそうとするものの、
一瞬意識を失ってしまう。 頭を振りながら意識を保とうとするので精一杯だ。

ようやく放課後。
吹部の合奏や運動部の掛け声だったりが、
帰宅部の俺にとっては高校生活の1日の終わりを告げるエンディング曲のようなものだ。
ふと目が止まる校門の前の人だかり。
「話を聞いてください~!ちょっとだけでもいいですから~!」
一人の少女がビラを配りながら困惑した表情で何かを訴えている。
どこか気まずさを感じながらも目を伏せて少女を通り抜けていく。
その刹那、俺の背中越しに浩之の声が聞こえた。
「あれ~朝もビラ配ってたよな~ 一体何やってんだ~?」
それからすぐにあかりの声が重ねられる。
「もう~浩之ちゃんったら歩くのはやいよ。あれ?どうかしたの?」
やれやれ、こいつらのお節介焼きはどうやら筋金入りらしい。
「まっ俺には関係ないわな・・・」
声にもならない声でそっと呟き、俺は雀荘へと歩を進めた。


さて、今回はいつもと違った感じのレビューを書いてみましたw
このレビューで私が伝えたかったのは、些か古臭さを感じる高校生活の素朴さですかね。
99年放送の本作はまさにそのような作品なんですよね。
エロゲ原作のハーレムアニメなんてエロ、ドタバタギャグ等、
本来ならもっとギラギラ、ガツガツしてますw
しかし、本作に限ってはエロゲ原作とかハーレムアニメとかの先入観は持たないで下さい。
エロなんて皆無のノスタルジックな心地良さを感じるアニメでした。
味のあるセル画を含めて、癒やしアニメと言いたい位の良質な作品です。

原作は97年にLeafから発売された学園ラブコメビジュアルノベルで、
時代を作ったとも評されるくらい一世を風靡した作品です。
私がプレーしたのは、発売されてからもうちょっと後なんですけど、
私のルーツとなる作品で、思い入れは非常に強いです。
アニメ版である本作に何気なく店内のBGMとして使われている「Brand-new Heart(原作OP)」を
聴いた時には泣きそうになりましたw それだけ私にとって「To Heart」は特別なんです。
それ故にこれまでなかなかアニメ視聴に踏み出せなかったのです。
同じくらい思い入れのある「WHITE ALBUM」のように裏切られるのが怖かったからw
でも本作においてはそんなことは杞憂でした。
原作とは些か趣を違えますが、観ればきっとあなたも「To Heart」を好きになってくれる。
自信をもってそう言えます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 33

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作に比べるとがっかり

このアニメの原作(ゲーム版)はものすごく感動して特にロボットのマルチのエピソードは涙が止まらないほど素晴らしい内容でした。
まさに恋愛ゲームの代表格とも言える作品だったのですが、それだけにこのアニメ化の出来栄えにはがっかり・・・。
まず主人公の声がまるでやる気なし、聞いていて不快を感じまくり。
恋愛アニメのはずが、ドキドキするような恋愛の絡みがほとんどない。
各ヒロイン達のエピソードがゲーム版に比べてかなり浅い。
そしてなにより原作で涙溢れたマルチのエピソードが全く感動物に出来ていない。
「各ヒロインごとにエンディングを迎えるゲーム版を特に工夫なくアニメ化にするとこうなる」みたいな感じです。
とはいえ、原作を知っている人にとっては物足りない内容ですが、原作を知らない人にはそれなりに楽しめる内容だと思います。
アニメ化の出来が良くなくても原作そのものは素晴らしい内容なので・・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

77.4 3 運動会で幼馴染なアニメランキング3位
DOG DAYS ドッグデイズ(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1237)
7555人が棚に入れました
隣国・ガレット獅子団領国からの侵略戦争を受けるビスコッティ共和国。ガレット獅子団領国の頭首・レオンミシェリ姫が続ける苛烈な侵攻に、敗北を重ねるビスコッティ騎士団。そんな国の現状に心を痛めたビスコッティ共和国の姫・ミルヒオーレは、意を決して「国を救う勇者」を異世界から召喚する事にする。ミルヒオーレ姫が勇者に選んだのは、地球は日本・紀乃川市に暮らす少年『シンク・イズミ』。中学1年生の春休みを控えた終業式の日、シンクはフロニャルドに召喚されてしまう。異世界フロニャルドで待ち受けるのは、ある変わったルールの元で行われる「戦」の日々。ガレット獅子団領国の領主・レオ姫やガウル王子をはじめとする好敵手達との戦いや、ミルヒオーレやビスコッティの人々との交流。サーカスアクションとアスレチック競技が大好きな少年シンクは、『勇者』として、ビスコッティとミルヒを救う事ができるだろうか?
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

贅沢な2期への伏線?(75点)

アニメオリジナル
全13話。

個人的満足点:75点
アニメ系統:冒険ファンタジー

本作は一言で言えば冒険ファンタジー。
舞台設定・世界観などは斬新だった。

第一印象はこうだ

{netabare}

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『俺は剣と魔法の冒険ファンタジーだと思っていたら、
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        剣と魔法のファンタジー運動会だった』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    SASUKEとかオリンピックとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

{/netabare}

国vs国で運動会やっちゃいました的内容。
剣や魔法でのバトルもするのではあるが、死人の出ない安心の内容。
後半に若干のシリアス展開を見せはするのだが
それもつかの間、やはりほのぼのした話で終わって行く。

個人的にはシリアス系が好みなのではあるが、これはこれで悪くない。
終始なごみムードで今一盛り上がりに欠けるものの何故か最後まで観てしまう。
さらには不覚にも最終話で少しぐっときた。

声優陣はかなり豪華。
よくもまあこれだけの声優集めたなって感じ。
ただ、これだけの豪華声優を揃えたのだが1クールではキャラが多すぎで正直、全員覚えられない。
キャラと声優の無駄遣いといった印象をうけた。

OPED曲はかなりお勧め。
OPに水樹さん「SCARLET KNIGHT」
EDに堀江さん「PRESENTER」
両曲とも個人的にはお気に入り。

キャラデザも可愛く描かれていて、萌え要素もてんこ盛り。
お気に入りのキャラに萌えるのもいいだろう。

しかし、これだけの物をもっていて、何故この程度の作品になってしまったのか?
どこをどうとっても勿体無い。

以下、視聴後に書いた内容
-----------------------------------------------------
このアニメにはもしかしたら何かあるのかもしれないとそう思わずにはいられない。
そう、それは2期があるんじゃないか?ということ。

あくまでも2期への序章という位置づけ。
何故かそう思わずにはいられない。

何なんだろうこの感覚は・・・・
決して「これ面白い」と、どっぷりはまる感じではないのに
もっと続きを見てみたい。
何故か今はそう思っている自分がいる。
-----------------------------------------------------

なんて書いていたら2期きたよw
1期で消化不良だった分、がんばって欲しいところ。


とまあ色々描いてきたが
何が言いたいかというと

最後の最後でリコに惚れましたw
また、リコに会えるんですね。


-----------------------------------------------------

以下、これまでの各話後の感想。
ネタバレ含みの場合があるかもなので
未視聴の方はスルー推奨。

-----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
ファンタジー物かと思ったら、SASUKEだったという印象。
今後化けるのか、それとも・・・
しばらく様子見といったところ。

2話視聴。
戦闘で死なないのが、いまいち緊張感にかける。
相手国とも敵というよりは、競技相手といった感じ。
なんか運動会といった感じ。
最後に今後どうなるんだといった引きを見せてくれたので
引き続き様子見したい。

3話視聴。
今回は説明回&お風呂回(笑)
物語の舞台がだんだん分かってきた。
少し面白くなってきた感じ。
切る寸前だったが持ち返した(笑)
引き続き視聴。

6話視聴。
ラストなんだ?
急展開きたか?
毎週惰性で見てたのだが
来週楽しみになってきたんだがw

7話視聴。
シンクと姫様のじゃれ合いは吹いた。
姫様まさに犬でした。
6話の引きに期待が高まっていたのだが
いたってのほほんとした展開だった。
まあ、まだわからんが。
来週にもちこし。

8話視聴。
レオ様かわいい。
今までとちょっと印象変わった。
ストーリーの方も盛り上がってまいりました。
ってもう後半に突入だからね。

9話視聴。
リコッタのサービスカットいただきましたw
これは歓喜する人が出そうw
ストーリーはいよいよほのぼのから
シリアスになってきた感じ。
いよいよボス登場か?
来週も楽しみ。

10話視聴。
姫サービスショットご馳走様でした。
意外な展開だった。
しかし、このままな気がしない。
何かあるんじゃないかと来週も期待。

11話視聴。
何かあるのか?
何も無いのか?
残りあと2話。
どういう結末になるのだろう?

12話視聴。
何か今週はよかった。
ここに来ていい話。
ある意味もったいない。
正直今までで1番短く感じた。
えっもう終わりって感じ。
いよいよ来週最終回。
さて、どうなるのか。
もしかしたら来週泣いちゃうかもしれない。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 41

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

はたして星の示す未来は避けられないのであろうか?

ちょっと終わり方は気に入らなかったけど、なかなかに面白かったです。


内容

僅かにシリアスのような感じになることがありましたが、基本的にはほのぼのに近い作品です。戦争と言っても向こうのセカイでは一種のスポーツであって、死んだりすることなんてまずない設定ですから。
ただ、レオ様視点で見ると少し変わりますかね。
ずっとレオ様はいろいろと抱えて堪えて決断してきたのです。
そこあたりを考えると、ほのぼのなんて言ってしまうのはちょっと悪い気がします・・・。




OP水樹さん・ED堀江さんと有名な2方による歌です。
この2人のファンも多そうで。
さゆはOPがそこそこ好きでした、かな。


作画

キャラデザは置いてい置いて。
作画は素晴らしかったと思います、さゆは。
なんといっても表情の動きがすごかったんです。
コマ送りにしてみるとほんとにうまくできているなと感じました。
後半はそういった場面が減るんですけどね・・・・・・。


キャラ

まあ、あれだけいるんですしいろいろといてよかったです。
ただベッキーがどうにも好きになれなかった・・・・・・。


声優

言うまでもなく。
有名どころがたくさん出てきています。
よくもまぁこれだけ引っ張った、と。
おかげで声でも楽しめる点が増えたかと。



結局さゆは好きなキャラも多かったですし、話も嫌いではなかったから楽しめました^^
ガメルの声はFTのナツにしか聞こえないゾ?
ただ、もしこれで2期を制作するとなると間違いなくベッキー出ますよね?
師匠はともかく、ベッキーは嫌いなんで2期には期待が薄いです。
話は盛り上がりそうなんだけど、ちょいベッキーとの絡みがうっとおしくてイライラしそう。


 


スタッフ
 企画・製作     : PROJECT DD
 原作・脚本     : 都築真紀
 監督         : 草川啓造
 キャラクターデザイン : 坂田 理
 サブデザイン     : 太田恵子
 武器デザイン     : 大塚あきら
 クリーチャーデザイン : 小田裕康
 プロップデザイン : 益田賢治
 グラフィックデザイン : 榎本めぐみ
 カラーデザイン : 篠原愛子
 美術監督・設定 : 片平真司
 撮影監督    : 北岡正
 編集       : 関一彦
 CGリードアニメーター : 石川真平
 音響監督     : 亀山俊樹
 音響効果     : 山谷尚人
 録音エンジニア : 小原吉男
 音楽      : 一色由比 井内舞子 夏目 晋
 サウンドプロデュース : I've sound
 オープニングテーマアーティスト : 水樹奈々「SCARLET KNIGHT」(キングレコード)
 エンディングテーマアーティスト : 堀江由衣「PRESENTER」(スターチャイルドレコード)
 アニメーション制作 : セブン・アークス

キャスト
 シンク・イズミ         : 宮野真守
 ミルヒオーレ・F・ビスコッティ : 堀江由衣  
 エクレール・マルティノッジ     : 竹達彩奈
 リコッタ・エルマール       : 水樹奈々
 ロラン・マルティノッジ      : 子安武人
 ブリオッシュ・ダルキアン     : 日笠陽子
 ユキカゼ・パネトーネ         : 阿澄佳奈
 レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ : 小清水亜美
 ガウル・ガレット・デ・ロワ     : 柿原徹也
 レベッカ・アンダーソン     : 高橋美佳子
 ゴドウィン将軍         : 若本規夫
 バナード将軍             : 小野大輔
 フランボワーズ・シャルレー     : 櫻井孝宏
 ノワール             : 花澤香菜
 ジョーヌ             : 永田依子
 ベール             : 寿美奈子
 ビオレ             : 丹下桜
 アメリタ・トランペ         : 瀬戸麻沙美
 ルージュ             : 寺本來可

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

登場人物に『なのはシリーズ』の面影残る…。

『DOG DAYS』はオリジナルアニメ、1クール(全13話)のファンタジー&アクションアニメです。


この『DOG DAYS』は何処の製作会社が手掛けているのか知らずに、とりあえず第1話を視聴してみました、が、このアニメ内の登場人物たちの顔を見て直ぐに何処か分かりました。
特に、ミルヒオーレ姫を見て「ああ、なのはstrikersのキャロにそっくりだなぁ…。」と思ってずっと見ていました。 皆さんはどうでしょうか?

しかし、そんなセブン・アークスさんの作画はなのはシリーズ時代から大好きです♪
今回の作品の作画(登場人物や魔方陣らしきもの)もなのはを思い出させてくれました。


このアニメで注目すべき点の一つは戦闘シーン。 なのはシリーズ同様、戦闘シーンにそれなりの迫力があります。戦闘中の人物の動きも早いですし、戦闘シーンに力をいれているのが分かります。

そして、このアニメの声優陣もとても豪華で、ここも注目すべき点です。 声優>アニメといっても過言じゃないかもしれません。

しかし、一番注目すべきはキャラが可愛らしいという事かもしれません。と言うかきっとそうです。
キャラの可愛らしさを求める人には必見のアニメだと思います。ネコ耳のねこキャラではなく、可愛いワンちゃんキャラというところがまた良いものですw(〃д〃)



内容については簡単に言えば、『筋肉番付(現:SASUKE?)』の要素を織り込み、そこにアクションバトルを入れて可愛らしくしたようなものです。
中盤からだんだん面白くなってきたので、このまま終盤で最高の展開を迎えてくれるような良作アニメになるのではないかと思ってました…が。


OPを歌うのはなのはシリーズでも全OPを担当していた水樹奈々さんです。
そして今回水樹奈々さんが歌った『SCARLET KNIGHT』はリズミカルで元気溢れるとても良い曲でした。毎週のOPでは勝手にテンションを上げて聞いていました♪ ヾ(≧▽≦)ノヒァッホーイ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

55.1 4 運動会で幼馴染なアニメランキング4位
つよきす Cool×Sweet(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (167)
1084人が棚に入れました
竜鳴館に転校して早々、素奈緒は大好きな演劇をやりたくて演劇部の設立を生徒会に申請。生徒会会長・霧夜エリカ(中原麻衣)の挑発に乗って、講堂で芝居を披露することになるが…。第2話「生徒会なんて、大キライ!!」生徒会が演劇部設立を認めてくれないのならと、素奈緒は校内パフォーマンスで生徒たちにアピールしようとするが、生徒会主催のファッションショーと日時が重なり、しかも近隣の不良たちが現れて…!?

声優・キャラクター
水樹奈々、井ノ上奈々、藤田咲、中原麻衣、小林ゆう、佐久間紅美、おみむらまゆこ、有島モユ、南條愛乃、金田朋子、豊永利行、矢部雅史、子安武人、若本規夫、織田圭祐、中國卓郎

テキトー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

あれだけいい原作の題材があるのに・・

タイトルと同じことを思われた方はすぐに切ったか、耐えて見続けたかのどちらかでしょう。自分は耐えて見続けました。
1つ目:シナリオが・・・
他の方が書いてあったように当時、アニメ製作陣が原作をやっていないということで原作シナリオ担当のタカヒロ氏が怒ったというのは有名な話。
そりゃこんな作品になるわw
萌えない。

2つ目:絵が原作キャラに比べると明らかにグレードダウンしている。
見てのとおりがっかりです。。
萌えない。

3つ目:声優陣の入れ替え
そのまま使って欲しかった。。カニのまひるちんをはじめ、当時(というか今でも)エロゲ界では豪華声優陣だったのに。男性陣は表の世界では超有名声優。ある程度一緒だったのは評価できるがべジータ様は何としても使って欲しかったな・・
萌えない。

4つ目:(超個人的意見ですが)主題歌はKOTOKOで通して欲しかった
mighty heartにしても2学期のswift loveにしても、KOTOKOさんならではのあのエロゲの電波的雰囲気を醸してくれる主題歌がもしアニメ版にあったらと思うと・・・残念でなりません。。

5つ目:原作との落差
原作厨と言われるかもしれませんがこれはほんとそれ以前の問題w
何も言いませんのでただ原作をやってくださいとしか・・・

とにかくアニメ好きな方が「つよきす」をアニメだけで評価されるのが悔しくて仕方ないので・・

きゃんでぃソフトの延命なのかはさておき、つよきすが全年齢版としてPS2、PSP版と展開され、WEBラジオは今でも続いているところからもやはりその人気がいかほどであったかということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

余談ですが原作のつよきすが気に入られた方にはタカヒロ氏が手がけた「君が執事で・・・」「真剣で・・・」もお勧めしておきます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

セメント さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

すきよつ

にぎやかでいいんじゃないかい?
きゃんでぃそふと原作は未プレイです

えーと。。。スタッフが原作をやっていないという暴挙ェ・・・
PS2版から登場した正規ヒロインではない近衛素奈緒を主人公にするという愚行ェ・・・
キャラデザが原作ともはや別のものになるというテロ行為
原作派の人は相当これ批判してるみたいですね

ヒロインみんなツンデレ?をキャッチコピーに売り出されたアニメですが
ん~、「名前ネタはNG!」って素奈緒の台詞くらいしか思い出されない
かにちゃんとフカヒレの絡みは面白かったです
あと最終回のOPも良かった、あの自己主張の激しいOP
なんとなく原作やってから見たかったかも

「つよきすのアニメ化なんてなかったんや」と巷で言われていますが、これに限らず
ギャルゲのアニメ化って失敗作が多い気がするなあ
もち、今日兄が作れば別だけど
ルート分岐をアニメで表しちゃうとどうしても主人公が女ったらしになるからなぁ、、、
オムニバスという形でその壁を超えた、アマガミやヨスガはアバンギャルドですね

はい、声優は、水樹奈々、藤田咲、中原麻衣、小林ゆう、金田朋子
そしてメインは豊永利行さんです、デュラの霧が峰くんだ
演技力には定評があると思います
この布陣

OP、ED、個人的には微ヒットくらいです
7話と8話で流れてた奈々様の挿入歌だけど
いやぁ、奈々様はキャラソン歌えませんねぇ・・・
キャラ完全無視のガチ曲が日常シーンで流れます



ある意味有名ですので
見ておくと何かの時使えるかも?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

ichinana さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

♫どMどもが集ま~って~。ピーキャーピーキャー騒いでる♫

原作はきゃんでぃそふと制作のエロゲー。
日本に一大ツンデレブームを巻き起こした伝説的ゲーム・・・・のはずなのだが、本作はその魅力を全く伝えられない非常に残念な結果となってしまいました。本レビューの評価は辛口になってしまいましたが、ここでは原作の魅力を伝えようかと。

エロゲの方は本当にHitしたんです!
"ツンデレとはかくあるべき"というまさに教科書的な作りで、どれだけのどM信者がひれ伏したことか。当時まだ学生だった私は、オープニングの乙女姉さんの「軟弱ものが・・・」に一発KO・・・・。なんだ!?このドキドキは・・・・・。あれっ!? 俺ってSじゃなかったっけ?? おかしいな・・・・
「お前がS?? 何言ってんだよ・・・どう見たってどMじゃん」
どうやら友人たちには私の本性が伝わっていたようです。意外と人間、自分のことは分からないものですね。

タカヒロ氏らしい軽快でテンポの良い会話。その辺はアニメでも多少見られた気がします。白猫参謀氏のキャラデザは本当にきゃんでぃ(現みなと)の作風とよく合います。アニメが酷評される原因の一つは、かけ離れすぎたキャラデザに起因していると思います。

デレに移行したヒロイン(特になごみん)の可愛さはマジパネェ・・・・やっぱツンばっかじゃダメです。きちんと移行デレを見せないと、ツンデレとは言えないですよね。

原作OP、KOTOKOさんの「Mighty Heart 〜ある日のケンカ、いつもの恋心〜」は彼女の隠れた名曲。あ~っ またやったな~ から始まるアップテンポな曲と歌詞はつよきすの世界によく合います。う~ん。なかなかカラオケに入らないな~。マイナーな曲だもんな~

というわけで、原作ファンは本作回避推奨。
逆にアニメ組は原作(エロゲ一作目の方ね)をガチ推奨!!!!!

さぁ諸君!!!いざ来たれ!!!!!どMの世界へ!!!!!!!!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

60.8 5 運動会で幼馴染なアニメランキング5位
お前はまだグンマを知らない(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (109)
459人が棚に入れました
新潮社のWebマンガサイト・くらげバンチにて連載されている「お前はまだグンマを知らない」は、北カントウ地方西部に位置する謎多き土地・グンマのご当地ネタを題材にしたコメディ。チバ県から転校してきた男子高校生・神月紀の視点から、グンマ独特の文化や、異常にグンマ愛の強い住民の行動をシリアスなタッチで描いていく。

声優・キャラクター
梶原岳人、笠間淳、内田彩、小倉唯、杉田智和、バッキー木場

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

たしかに上毛かるたを語る時の群馬人は熱を帯びる

原作既読


郷土をディスりそして愛でる。魔夜峰央先生『翔んで埼玉』から30年余。原作はご当地パロディの力作です。
5分枠のショートアニメとなりますが、CMやらなんやらで本編は実質2,3分といったところでしょうか。週に一度の一発芸を堪能しました。

親の転勤でチバからグンマへ転学となる高校生神月紀(かみつきのりと読むらしい)が主人公。グンマ在住の幼馴染にメッセで挨拶したところ、返ってきた反応が、

 「……来るな」「グンマに来て……生きて帰った者はいない」

どんなところ?グンマって(笑)
表のおどろおどろしさが笑いに消化されていて、ギャグに笑うというより群馬に限らない地方あるあるに共感するようなエピソードが多かった気がします。
絵や音は期待できません。日曜朝の戦隊もの見慣れた後にご当地戦隊ものを見るようなチープな感じは出ちゃってますね。

・群馬県に所縁のある方はもちろん
・『翔んで埼玉』『秘密のケンミンSHOW』などご当地パロディが好きな方
・え!? 2,3分ならサクッと観るわ~な方

こんな方にお勧めです。ストーリーはあるようでない。一話毎に群馬の名産品や観光名所そして風習などにまつわる群馬あるあるを「んなわけあるかーい!」というくらい過剰にパロディ化したその潔さに敬意を表すべき作品です。


「2時間くらいで東京に着くんですよ。高崎、すごくないですか?」by内田彩

私は他県出身ですが、うっちーのこの感覚わかるわかる。
地方と東京。憧れと拒絶。地元を愛すること。でも自信がなかったり。ことさら地元愛を強調したり。隣の県には負けないと思ってたり。地方在住ないし地方出身者なら共感できる部分は多いはず。


なおこの作品。原作読んでた私は2018年春アニメのラインナップにこの作品があってちょっとばかりアガったのも束の間、放送局が群馬テレビのみだったような気がします。自分の居住地ではNET配信だったらって感じでした。どこまでグンマ愛貫くつもりなのか、けっこう粋なことするなぁと感心した記憶があります。
遅れて半年後。今度は永遠のライバル!?栃木県のローカル局とちぎテレビでの放送開始と殴り込みをかける仕掛け。近隣諸国を制圧してから満を持しての2019年1月に上きょ…いや東京進出を果たしました。
キャストの内田彩さん小倉唯さんらが群馬出身で、しかも群馬至上主義軍団の構成員役だったりします。聞けばスタッフも同県出身者が多いとのこと。
本編の内容とは関係ありませんが、こうした遊び心をこちらも感じながら堪能したい一品でしょう。


さてさて群馬県。
10年以上前になりますが、勤め先で同期(高崎)・後輩(太田)・上司(前橋)とグンマーに囲まれたことがあります。この組み合わせでよく飲みにいってた時に「上毛かるた」の存在を知りました。
目の前で、お互いの土地をディスった挙句、夜が更ける頃には県民同士結束する。同郷ってやはりいいものですね。

そして現在。同じく群馬出身の方に「『お前はまだグンマを知らない』って知ってます?」と問う。答えて曰く、
「もちろん知ってます。」とニヤリ。


峠の釜めしでも食べに行こうかしら…



-----
2019.08.19追記
《配点を修正》-0.1

視聴時期:2019年1~3月



2019.03.31 初稿
2019.08.19 配点修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

いぬわん! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

リビングのテレビで、アニマックスが見れるようになっていた。契約した覚えはないのだが・・・

 原作未読です。TVドラマや実写映画の存在も、このアニメ見て初めて知りました。

 『おまえはまだグンマを知らない』って、「あにこれ」のユーザーさんは皆、『よりもい』で、地域限定ではありますが、知っちゃたよね?

 群馬県民しか知らない事実を作中に散りばめていますが、県民からクレームは来ないのでしょうか?風評被害、出ている気がするんですけど・・・


 EDクレジットを見て驚愕しました。信じられなかったので、見直して確認しました。湖川友謙さんがキャラデザと総作画監督を務めています。何か嬉しいです。

 夏に円盤発売の告知もありました。悩みます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38

四文字屋 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

群馬をPRしたいのに地上波放送局が群馬テレビだけってどうなんだ。

せっかくの、「群馬あるある」を、
ケンミンショーみたいに紹介しようというなら、
放送展開に真面目に取り組まなきゃいかんでしょ。
群馬テレビの他は、
CSのアニマックスと、WEB配信だけって・・・

首都圏の旧UHF各局同士は最近距離を詰めてるのに。
営業努力が足りなさすぎ。
怠慢ですよこれは。
それで高崎市長とか出演させてオナってる。
ああそうか、県外へのアピールは棄てて、
群馬県人を繋ぎ止め、群馬出身者のUターン気運醸成を企図して云々なのか。
ケッ。


中身は・・・
うすいぞ1回目から。
JRネタのみで出し惜しみ。HPをキープしたのか?

あるあるネタが豊富な県だし、
コンテンツだけでも、もっと攻めなきゃ。


しかしまずその前に!!!!!!
作画とか動画とか、ちゃんとしようよ。
これは予算の問題じゃない。
ショートアニメで、1回目からこの出来は酷すぎる。


予想完視聴確率:3%
クール内BEST10到達予測:0.1%以下
予想涙腺刺激度数:0%
平均エロチックメーター指数:0%

投稿 : 2024/12/21
♥ : 12
ページの先頭へ