2019年度の近未来TVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2019年度の近未来成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月20日の時点で一番の2019年度の近未来TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

60.2 1 2019年度の近未来アニメランキング1位
消滅都市(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (165)
663人が棚に入れました
ある日、ひとつの都市が消滅した――。一匹狼の運び屋の男タクヤと、消滅から唯一生還したと言われる少女ユキ。ふたりは、消息を絶ったと思われていたユキの父親からのメッセージを頼りに消滅都市へと向かうことになる。しかし、そんなふたりの前に思わぬ障害が立ちはだかる。それはユキにとって、あまりに衝撃的な現実で――。残された人の想い、暗躍する謎の組織、そして隠された陰謀。タクヤとユキ、全くの他人だったふたりは、旅の中で絆を深めつつ、消滅都市の謎へと迫ってゆく。

声優・キャラクター
花澤香菜、杉田智和、中村悠一、朝井彩加、新垣樽助、愛美、西村太佑、中恵光城、高橋信、高橋英則、今井麻美、佐倉綾音、松岡禎丞、島﨑信長、KENN、日岡なつみ、黒沢ともよ、鈴木崚汰、てらそままさき、山谷祥生、社本悠、岩井映美里、直田姫奈、大西亜玖璃、園山ひかり、玄田哲章、津田健次郎
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

90年代後半の歌姫マジ最強説

ゲームはしてないがCMで流れてたエキサイトバイクみたいなのは面白そう


ラクーナ・ケミカル社の企業城下町ラクーナシティ・・・
平和な町は一瞬にして恐怖に包まれた。町の一部が突如として消失し、エリアにいた人々を飲みこんでしまったのだ。
誰もが彼らの生存を絶望視していたその時! 彼らは帰還を果たす。生ける屍と変わり果てた姿で…


すいませんm(__)m 大嘘です。
ラクーナ・ケミカル社は作中出てきますが、ラクーンシティもアンブレラもゾンビも出てきません。ちょっとだけT-ウィルスに侵されてるんじゃないか説が流れているというのはあくまで個人の感想です。
※注 バイオ・ハザード参照


『消滅都市』。タイトル買いです。ネーミングでそそられたのが視聴動機。ゲームは続編出たりとしょぼくはない模様ですがアニメはイマイチでした。


 ちぐはぐ


としか言いようがない作品です。
その最たるものはEDだったと思ってます。あらすじは割愛して、、、
とある事故発生を機にいろんなものを失った者たちの顛末とその事故の真相を追う物語です。

そのエンディング、、、
「Swallowtail Butterfly」1996年CHARAというか映画『スワロウテイル』の劇中バンド「YEN TOWN BAND」の曲をヒロイン役の花澤香菜さんがカバーしてました。
『スワロウテイル』は“居場所をなくした者たちの物語”。本作のストーリーラインとも合っていそうに見えましたが、{netabare}第3話からと{/netabare}早々にアニメに出てきたアイドルグループ「SPR5」のキャラソンに変更ししばらく経過。彼女らが作品の鍵になっているかといえばそんなこともなく、{netabare}ほぼ捨てキャラ扱いで登場期会もほぼないまま、{/netabare}EDだけは彼女らの曲が流れ続けてました。

「Hello, Again」1995年 My Little Loverのをこれまたざーさんがカバーしてました。
大切な人との別れを受け止め前を向いて歩いていくといった歌詞も同じく本作のその回の内容と合っていそうに見えましたが、翌週EDで「SPR5」が華麗に復活(苦笑)

なお噂のED曲「With Your Breath」はシリアスさとは真逆の喜びの唄。サビの歌詞に含まれてるピアチェーレは“好き”の意だったりします。どうも本編と乖離し過ぎていてついていけません。
実はこれまでの流れを見事に断ち切って消滅させるというタイトル回収に忠実な神EDということなのかしら。


ツッコミどころはこの際置いときます。全てが唐突。
・その原付売ってくれと言いたい程の高性能スクーターも、
・低予算JOJOと思しき似非スタンドバトルも、
・レボリューションしちゃったタマシイの存在も、
{netabare}・モンスター化しちゃったタイヨウ所長も、{/netabare}
B級作品愛好家には嗜好の品となっていたでしょうに、そこまで至らない。

前後が繋がらないためストーリーが入ってきません。ちょっと良さげなエピソードも右から左へ流れていきます。

{netabare}並行世界はどんなだったろう?(第9話)
あっちの世界の数百万人を救うためこっちの世界に穴をあける、って緊急避難してきたあっちの連中とこっちの同一人物との処理はどうするのか。あれだけ干渉を避けることに神経質になってたのに。
50年の時を経た男女3人の白骨死体もよくわからんかったです。というより考えるのを止めました。
8話以降の展開は悪くない。雰囲気だけで乗り切りたかったな~、が本音です。{/netabare}


お薦めはしません。こういったシリアス(にしたい)作品は説明が不足すると緊張感が保てず低質の喜劇に成り果てます。
{netabare}天むすとポテチを一緒に食べたら美味いんだろうか? それがちょっと気になるくらいで、{/netabare}
恐らく数か月もしたら誰にも見向きされずに忘却の彼方へと去っていく残念アニメとなるに違いありません。


口直しに小林武史繋がりでカラオケでミスチルかしら?
主役がYUKIとTAKUYAだけにあっちかな? 
あー再結成とかないんだろうなー 消滅しちゃったしなー



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2020.01.28
《配点を修正》-0.1


視聴時期:2019年4月~6月


2019.06.28 初稿
2019.07.18 修正
2020.01.28 配点修正/レビュータイトル変更

投稿 : 2024/09/14
♥ : 45

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なぜか完走しました!(基本設定はそんなに悪くないような…? でもそんなに面白くはないかも(笑)。)

花澤香菜さん(本人)が実写で出てくる謎のCM(ゲーム『消滅都市 ~ After Lost』)を挟んだり謎のアイドルユニットSPR5(シュプリーム・ファイブ)がEDを歌っていたり作中にも出てきたりする、ややおかしなテイストを感じるなんちゃってSF作品です。

作中で「ロスト」と呼ばれる時空特異点が発生して半径何十キロだかの都市の一角が消滅してしまい、その現象の中で唯一の生き残りとされる「ユキ」という少女にまつわるお話でした。

「ロスト」という名称はさておきそういった時空特異点やパラレルワールドなどが設定に含まれる話はありきたりといえばありきたりですが、手堅く作ればそれなりのストーリーができるとは思います。

その意味では本作も惜しいといえばいえなくもないですがこれといった決め手はなくて、視聴者が良くわからないうちに魂によるジョジョでいうところの「スタンド・バトル」的なものが始まってしまい、「想いの力の強い者が勝つ」とかなんだかなあなことを言われてとくにカタルシスもないまま終わるという残念な作品になってしまいました。

作画もあんまり良くはないですし、頑張って観なくても良いかなあという感じですね。お勧めはあんまりしません。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 31

元毛玉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

どうしてこうなった系都市

原作未プレイ

ゲームは割と名前を良く耳にしていたので
面白いのかな?と期待度をかなりあげて視聴

お話のざっくり概要
ロストと呼ばれる現象で空間が丸ごと消える世界
中でお父さんが呼んでるから行くという
メインヒロインのユキと
それをなぜか助ける運び屋のタクヤ
二人をメインに据えたよく分からないストーリー
ってな感じ

んーと、なんかキャラの動機がいまいち
理解できない。そういうストーリーだから行動してる感

戦闘は概ねジョジョのスタンドバトル
戦闘は絵が動かな過ぎて草が生えるレベルです。

なんていうかこの内容なら、最終話の方を
各話に少しずつ入れて、時系列を少しまばらに構成して
そうなるのは分かるんだけど、どういった経緯で?
どういった動機があって、今に至ってるの?
ってそういった視聴側のモチベーションのもってきかた
の方がもう少し評価上がった気がします。

今の構成だと、まぁそうなるんだろうなーと思いつつ
特に続きを見たいというモチベーションも無く
「1話みたいなネタまたあるかな?」ぐらいの
感覚で見てる次第…
ゲーム原作系は展開やラストが予想しやすいので
その分、導入や道中での惹きつけを工夫が必要と思います

なんで今更レビュー書いてるのかって?
酷評になりそうだから書くつもりなかったんですけど
チャットで完走したのなら書いてくださいよ
と言われて、仕方が無い期待に応えてネタレビュー書くか
と一念発起した次第っす。

多くの人がツッコむであろう
スクーターのダイナミック着地とか
走っているスピードが異常とか
唐突すぎるアイドル成分とか色々あるけど
CMのはなざーさんがモノクロで
年齢が誤魔化せない感じで
「おば…いやベテランになったなぁ(しみじみ)」
と思ったっすw というか正直夢をみせて欲しいので
カラーで修正バリバリでお願いします!w

繋ぎなくCMにすっと入るたびに
物凄く現実に引き戻されました(苦笑)
時の流れは残酷だ…

作品の評価としては
低予算なのか作画は動かない事が多くて残念

声優は合ってない気がしました。
特にユキ。母親役はちょうど良かったけど
あの年齢をやるには声がもう低すぎるかなぁと
思春期特有の自分勝手さや必死さも出せてないし
タクヤが叫ぶとなんかギャグになっちゃうんだよなぁ
もうそれは仕方が無いと諦めるしかないけどw

あと、B級力はかなり高いです。
今年のB級ランカーの中でもかなりの上位B級力

キャラの動機、突然のアイドル要素、謎のスクーター
とってつけたようなスタンド能力、向こう側の世界観
劣化ダルとそのキャラ付けやこだわりポイント
父親と母親の馴れ初めとグリーンピース

あと、この作品の存在意義…すべてが「Why?How happen?」
な感じなのでかなりのB級力です。
そもそも二人しかキャラの名前覚えなくて大丈夫な時点で
他のキャラの存在価値…(ホロリ)

まぁ、それでもちゃんと完走した事は評価したいです。
ゲーム原作だと色々と縛りも多くて
思ったように作れなかったんでしょう。
予算も少なくて動画にも手が回せなかったのでしょう。

…でもまぁ面白いものを提供して下さいよw
これじゃ公式の原作ネガキャンですよ~(´;ω;`)
アニメ見終わったらゲームやろうかなと考えてて
ゲームをプレイする事は一生無くなった作品の一つです。

ま、それでもそれを酒のつまみにして楽しんでましたw
「えーwwこんなんあるわけないっしょーwなんでぇw」
って感じで。何回か( ゚д゚)ポカーンも合ったけど
総じてはまぁB級として楽しんでましたw

でも、ほんとどうしてこうなった??

投稿 : 2024/09/14
♥ : 27

62.8 2 2019年度の近未来アニメランキング2位
サークレット・プリンセス(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (105)
356人が棚に入れました
AR技術の発展によるMR-ミックスド・リアリティ-システムを応用したインフラが普及した社会。MR技術を応用し、女子高生を中心とした新しいスポーツ、その名もサークレット・バウト。人気スポーツとなったサークレット・バウトは学園だけでなく、地域を巻き込んだエンターテイメントに急成長し、スター選手は国民的人気者になるほど盛り上がりを見せていた。一方、今や部の存続すら危うい弱小チームと化したかつての強豪校、聖ユニオン学園に一人の転校生が現れた。サークレット・バウトに魅せられ和歌山の山奥からやってきた、彼女の名前は佐々木優佳! 果たして、優佳は聖ユニオン学園の救世主になれるのか!?

声優・キャラクター
長妻樹里、中島沙樹、生天目仁美、水橋かおり、後藤麻衣、種﨑敦美、平井祥恵、相川奈都姫、立石めぐみ、谷口夢奈、近村望実、丸山有香、藤田彩、櫻井浩美、湯浅かえで

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

変に世界の平和とかを背負っていなさそうなのが良い。

DMMがリリース予定のゲームと同じ世界観を持ったアニメらしい(アニメ放送がゲームのリリースに先行)です。

適当に観ているだけなのですがとりあえず近未来のお話で、VR(バーチャル・リアリティ)技術の延長上にあるMR(ミクスト・リアリティ: Mixed Reality)技術で実現された「サークレット・バウト」という武器使用型の近接格闘タイプのスポーツ(?)が成立しているようです。

主人公の佐々木優佳はスポーツ部活物にありがちの「経験はないが才能はある」タイプのようですが、見たところストーリーの骨格としては弱小校が勝ち上がっていくタイプの定型的な高校スポーツ部活物の体裁なので、突飛さはないように思います。

目標となる高みにいる選手(藤村千景)がいたり、実力を測る目安になるライバル校(鷹森学園)が出てきたりと王道中の王道を行く感じなので、目新しさもないですが大失敗もしないだろうという感じでキャラクターの良さが出てくればある程度伸びる感じの作品だと思います。

女子高生が戦っていてゲームが関わっているというと『バトルガールハイスクール』や『スクールガールストライカーズ』などもあるのですが、これらは人間じゃないものと闘う特命女子高生(笑)みたいな感じなので、人間同士がスポーツとして戦う本作の方が気楽に観られるという感じはあります。

おまけ: 同じ聖ユニオン学園の黒田さんの使用武器が「槍」っていうのはやっぱり狙ってやってるんですかね、「黒田」だけに…。
おまけその2: 設定として「応援が力になる」が入っているんですね。支持する観客数が多いと攻撃の威力も増すみたいです…。

2019.3.28追記:
「型通り」という言葉がふさわしい競技系の部活物の王道展開でした。MRに関して物理フィードバックとかどんな風に実現しているんだろうとか、素朴な疑問を感じつつもストーリー的には良くも悪くも特筆すべき点は無く無難に終わった感じです。

相沢親子の関係も、この手のストーリーでの科学者ないしは技術者にありがちな感じでしたしね。

競技時に身に付けているボディースーツみたいな奴を見ていて、『アイドルメモリーズ』のVRステージに入るときのスーツを思い出しました。そういえばあれは観客にだけ衣装が見えていたのか、本人たちにも見えていたのかが謎だな…。

ギャラリーを味方に付けて人気がある方が有利になるあるという競技設定は面白いですね。これはゲームでも実装されているんでしょうか?

ということで、つまらなくはありませんでしたが特にお勧めはしません。

投稿 : 2024/09/14
♥ : 29
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

謎スポーツアニメ

OP曲は冬クールで一番好きだった。

「サークレット・バウト」という未来スポーツで覇を争う部活ものなんだけど、最後まで観ても勝敗基準がわからない…。
{netabare}中でも最後の千景戦は超次元すぎた。{/netabare}
そして、肝心の試合シーンに迫力が無さすぎてなんだか哀しい気持ちになってくる。

ストーリーはゲームに繋がってるのかな?
ゲームにR18版があるということで、CVを務める声優さんは私の知らない方ばかりだったので、キャラクターの声が新鮮に感じた。良い意味で。
歩ちゃんの喋り方が可愛かった。

他には、鷹森の「えらそうな人」と「こわい人」がお気に入り。


[4/30追記]
4/18にゲームがリリースされましたが、意外と面白かったのでまったり続けてみようと思います。
ただ、アニメの内容で積み上げてきたものが完全にリセットされていたのと、キャラクターの性格や過去が微妙に違っていたのはちょっとガッカリでした。
そして、鷹森のキャラがまだ実装されていない(怒)

投稿 : 2024/09/14
♥ : 19
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ボイスコマンドの戦闘民族AI?

1話は期待せずにみたら、割と面白かった。

お話のざっくり概要
なんか未来のスポーツでMR技術を使ったサークレットバウトってのが
流行っている世界らしい。
どのアニメでもその題材の奴は流行ってる設定だよね。
(ミニ四駆しかり、ガンプラしかり、カードゲームしかり、麻雀しかり)

武器選択の原理は全く分からないけど、
人によって合う武器が支給されるのかな?
それを使って戦うスポーツみたいで、アクション多めなら楽しめそうかも

ただ、1話だけで尻すぼみになるかもと
これまたあまり期待せずに2話観たら
謎の美少女… まさかのCV堀川亮!!!!!
おい、戦闘民族の王子さん何やってんの!?www
(戦闘力やばかったんだけど、腹筋が一発で持ってかれた。9000以上だ!)

続きが気になって仕方なくなったから視聴決定だよー
あ、でも私、B級グルメハンターだからそんな感じですw

堀川さん喋るたびに面白いっす!こいつは掘り出し物ですよ。
そうそう名前がつきました。{netabare}「ジーク」
ジークなんて俗な名だ、だがキルヒアイスという性はいいな{/netabare}
ってあんた違うw それ言った側w

2019.04.21
見終わって

映像としては1話が最高でどんどん右肩下がりかな。
一応真面目にレビューすると、あんまり女の子に魅力が無いのが痛いかな
{netabare}
梅干し5人で掲げる所とか、某アニメの●ン●ン●ーナッツのオマージュかな?(黒丸部分には同じ単語が入ります)
なんていうか女子力…どこかに置き忘れたのかしら
しょっぱくて酸っぱい青春ナノネー
{/netabare}

あと、サークレットバウト自体にはかなり謎が多い
{netabare}
金突っ込んだ方が強いって…それなんてスマホゲー?
最終的に殴り合いになってまうw
殴り合いなら最初から最後までそれで描いた方が良かったかな
{/netabare}

結局、最大にして唯一の見どころは堀川亮の演技に始まり、その演技に終わる感じでした!
堀川亮さんの演技面白かった~w

投稿 : 2024/09/14
♥ : 18
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