超能力で超人なTVアニメ動画ランキング 9

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の超能力で超人な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番の超能力で超人なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

80.7 1 超能力で超人なアニメランキング1位
ワンパンマン(第2期)(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (628)
3415人が棚に入れました
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れ、あらゆる敵を一撃(ワンパン)で倒すヒーローである。ひょんなことから弟子となったジェノスと共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を開始する。 怪人発生率が異常に高くなる中、大預言者シババワが遺した「地球がヤバい」災害の可能性があると対策に乗り出そうとするヒーロー協会。そこに怪人に憧れるガロウが現れる。

声優・キャラクター
古川慎、石川界人、梶裕貴、安元洋貴、早見沙織、緑川光、松風雅也
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

伝家の宝刀は、抜いたら終わり。抜くまでが勝負。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
とにかく、最後まで観て。それから、「ワンパンマンか否か」を判断してほしい。

1期に比べればそりゃそうだが、全然悪いアニメには思えなかった。私的には、ギリギリで、ワンパンマンです(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤こそ、劣化ワンパンマンだったが、終盤に取り返し、なんとかカタチになった。

とにかく作画力に(1期との)差があり、微妙だった序盤。だけでなく、ギャグの切れ味も悪く、サイタマのワンパンの敷居が低くなり、その価値を下げてしまった序盤。そのまま終わってしまっていれば、制作会社は死ぬほど叩かれただろう。私もそのつもりだった。

しかし、中盤の天下一武道会wでやや取り返した。サブキャラを用いて熱い展開を演出し、どうしようもなくなったところで、「先生」が登場するのが、ワンパンマンの王道パターン。そこは上手くやれていた。

終盤は、圧巻。

ガトリング達VS牙狼のバトルは、ほどほどに魅力があったが、なにより、牙狼の格好良さ。

イジメが怪人を生み、怪人によるヒーロー退治を通して、「ヒーローアニメのくせにヒーローを否定する」あたりは、いかにもONE先生っぽいシナリオ。牙狼の魅力がグッと高まった。

そして、対ムカデ長老編。熱かった。

ジェノスやファング、キングでがっちり演出しといての、満を持してのサイタマのワンパンチ。これこそ、「ワンパンマン」。

とにかくこのアニメは、「ワンパンで終わる」ことは視聴者全員が分かっているので、それまでにどれだけの下処理をするかに全てが懸かっている。

正に、伝家の宝刀。簡単に抜いてはならない。

最終の2話に関しては、何の文句もない。素晴らしい。

ただし、1期はこのクオリティが12話を通して観られた。また、ギャグの切れはあきらかに、2話になって低下している。

そういうことで、1期より☆を1つ落とさせてもらったが、それでも十分に面白いアニメだった。まあ、同期のレベルの低さに助けられた感もあるけど。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
サイタマにワンパンは食らいたくないんで、一期に引き続き、各話感想を全て20字以内でまとめてみました(笑)

{netabare}
1話目 ☆3
新展開。全ては前フリだがw

2話目 ☆3
作画落ちたな。止め絵は綺麗でも動かない。

3話目 ☆3
ハゲマントの、ワンチョップ(笑)

4話目 ☆3
サブキャラで、繋ぐだけでは無理がある。

5話目 ☆3
恋人が来ていない、セーフは笑ったw

6話目 ☆3
S級の、強さがイマイチ、わからない。

7話目 ☆4
武術とは、なんか動きが格好良い(笑)

8話目 ☆4
これがワンパンマン。ワンパンまでの盛り上げ。

9話目 ☆4
最強ではなく最高のヒーローに。

10話目 ☆3
連携バトルも、なかなか面白い!

11話目 ☆5
もう、ガロウが主人公でいいやん(笑)

12話目 ☆5
イジメから、怪人に。ワンパン、キターー!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大事ヲ成スニ志ナカリセバ 煩悩ニ澱ミテ 毒林檎食ラフベシ

原作さわりだけ


息子の中学で流行ってたらしく、思春期の息子と一緒にゲラゲラ笑いながら観ることが出来ました。という極めて私的な理由で高得点。シンプルに楽しめる良作です。
OPの作詞が森雪之丞氏だったりJAMだったりで胸アツなのとサイタマ役の古川慎さん歌ウメェ~のEDだったりと主題歌が極めて優秀でございました。

全12話。作中では1期から継続しての13話~24話の扱いです。1期見逃したところで途中からでもついていける仕様だと思います。

肝心の中身は、1期と変わらずというかよくキープできたなという印象。
なぜなら宇宙最強を倒し、パワー系でインフレするなら自ずと限界が訪れると危惧していたからです。
2期ではそうならず、サイタマやジェノス中心だった物語から、別のヒーローたちの各々の立ち位置やお悩みといった視点から見るサイタマ像へと変化を加えてきました。
1人称から3人称への変化とでもいうべきでしょうか。
・ヒーローでもS級A級B級C級といったクラスの違いによる意識の差
・武道家/剣士といった協会所属してない猛者たちの思惑
・怪人を名乗る人間{netabare}。ガロウ(CV緑川光)良かったっす。{/netabare}
これまた個性的な面々で退屈しないのとモブに近いキャラすら一癖あったりでした。中心軸は怪人らで結成された“怪人協会”とヒーローを中心とする人間たち“ヒーロー協会”との闘いです。やや群像劇の装いで、深みといいますか拡がりが出たのではないかと思います。


ただし拡がりは諸刃の剣。あらためて1期の自分のレビューを読み返してどこに着目してたのかおさらいしてみました。見どころは概ね以下2点としてたみたいです。

1.事前の煽りにクスクスしよう
2.ワンパンを見逃さない

世間的には2.で名を馳せた名作と言われています。バトル作画の迫力に魅せられる、ということ。
ややふんわりとした群像劇ならばサイタマの登場機会は減るわけなのであります。それはワンパン数の減少と同義。制作会社の変更の影響は言わずもがな、前作ファンが本作に期待するところとのズレはどうしても生じてしまいます。このへんのさじ加減は本当に難しいことが理解できる2期でした。
さて、世間的には…としたのは自分が重きを置いてたのが1.だったから。思いの外影響は軽微だったのが幸い。
{netabare}前口上は前作以上。前座を務めたゴウケツ(CV乃村健次)戦でのスイリュー(CV松風雅也)。もはやプロ前座といえる大怪蟲ムカデ長老(坂東尚樹)戦でのジェノス(CV石川界人)。今回も楽しませてもらいました。{/netabare}


もう一つ1期レビューからの引用。本作のテーマについて

 “ヒーローってなんだろう?”

“夢”ではなく“志”の不足が気になってた1期です。「ヒーローになってサイタマはなにを成したいのか?」
今回出番少なめのサイタマは、その答えを探している描写が多かった。そして周辺キャラにも多くを語らせます。志無き者はアダムの林檎{netabare}(怪人細胞){/netabare}を手にしてしまうのです。ここを見逃すともったいない。林檎を手にした者はいってみれば「ヒーローになりたいだけ」の面々でした。

{netabare}志については奇しくも第18話で蛇咬拳スネック(CV三木眞一郎)がスイリューに語りかけます。
「お前のようなたいして志ももってなさそうなやつに!」
・・・巡り巡ってスネックらの志の高さにスイリューも感ずるものがあったようですね。良いシーンでした。{/netabare}


原作も続いているようですしなんとも中途半端な終わり方ではありましたが、私自身の中断は無くなりました。
“サイタマがヒーローになってなにを成したいのか?”を見届けたくなった2期です。



※オマケ
■気になったところ
{netabare}「オ兄チャン 名前ヲ決メテ!」
脳内再生けっこうな量に(笑)
結局キングは『どきどきシスターズ』をプレイできたのだろうか?{/netabare}

{netabare}腹こわしてしまった“音速のソニック”は怪人になり損ねてましたね。こういう小ネタがいちいち面白い。
お仲間の“疾風のウィンド”“業火のフレイム”なにげに里の命名規則を遵守しております。{/netabare}


■兄だけではなく
「S級ヒーローの小学生みたいな人、コナン君の声に似てない?」
と娘からの指摘。その通りだ、わが娘よ。もしかすると声豚属性があるのかもしれない。
そして小学生みたいな人のヒーローネームについては・・・言葉にするのはさすがに憚られました。


視聴時期:2019年4月~6月

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2019.07.07 初稿
2019.07.27 修正
2020.02.02 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 52

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ジェノス「先生、俺に足りないものは何だと思いますか?」

サイタマ「え?パワーじゃね?(適当)」
ジェノス「ありがとうございます!!」

キング「(ああ、駄目だよ~!多分サイタマ氏を参考にしちゃあ・・・ジェノス氏~~~~!!)」



2019.07.11
せっかく打込んだコメントフォームが見事キレイさっぱり消えて落ち込んでますが再度挑戦!(泣泣)

ワンパンマン2期目。制作もマッドハウスからJ.C.STAFFに変わり、重箱の隅を突かないかぎり良く出来た方だと思います。
1期から続き。相変わらずサイタマはヒーロー活動において、
・打てば(ワンパンチ)で相手は『爆砕』。ダメージは「全く受け付けない』冗談みたいな体。
・軽くワンパンで済む戦いに、高揚感・充実感・充足感、命の駈け引きの緊張感も無く、ただただ虚しい日々。
・生活はいたって地味なマンション住まい。
・ハゲ頭に覇気の無い虚ろな瞳と態度。ダサいコスチュームという容貌もあり、「最強」でありながらもスグ敵を倒してしまうので目撃者も無く、大衆やヒーロー協会からも認知・認識が無い状態。
・風評、評価を気にすることなくサイタマは今日もヒーローを続ける。

今期はサイタマが出張ると話がスグに終わるので(笑)、彼の周りで起こっている状況・人物たちの群像劇。
正義の大義はどこへやら。ただの「パワータレント」組織の「ヒーロー協会」。数多の所属ヒーローたちは、保身と人気(ランキング)の固執をしてばかり。S級に至っては独善。傲慢・我儘マイペースと協調性無し。
そんな折、人間怪人「ガロウ(格闘家)」が名乗りを挙げ「ヒーロー狩り」を始め出し、被害もままならぬ事態に。
さらに、サイキック怪人・ギョロギョロが仕切る「怪人協会」が同時多発ゲリラ攻撃を仕掛けて街は大混乱。
その頃サイタマは・・・ヒーロー狩りのガロウが格闘家と聞いて武術にチョット興味を示し武闘大会に(ヒマつぶし&チャランコの代理で)出場という呑気ぶり。
なるべくサイタマとラスボス級をマッチングさせないようなストーリー仕立てでした。


特筆すべきはやはり「ガロウ」でしょう。
幼少時の屈辱、
・怪人推しの所為で同年代のクラスメイトからイジメを受ける
・『ヒーロー(正義)勝利>怪人(悪)敗北』という社会認知されてる絶対的常識に、怪人はいくら努力しても「絶対勝てない」という理不尽さに憤慨。
ならば自ら強くなり、怪人として名乗りをあげ、常識を覆そうと奮闘する姿は正にダークヒーロー。
終盤、複数のヒーロー相手に気を失いそうなダメージながらも孤軍奮闘する姿は主人公級。戦国末期の『剣聖(二天一流の)』みたいに思えます。
[どうでもいい余談]
半世紀近く続く「スーパー戦隊」シリーズも水面下では一時期疑問視されたことがあったのではなかろうか?
理念(普通に観て良い面)としては、
・人々を脅かす巨大な「悪」を、一人一人の小さな「正義」が結束して悪を撃ち滅ぼす。
・そして育まれる仲間との友情・絆・愛(優しさ)。
というものですが、スポンサーの為に毎回スーパーチートウエポン&ロボで戦う姿を「捻くれて」観ると、
・複数で単体怪人をボコりまくる。(イジメを助長するサブリミナル?)
・まるで最新装備で害虫駆除(人種迫害)をしているように見えなくはないか?
という見方もできます。
東映企画室の「八手三郎」も波風たたないように気は使ってるかもしれませんが・・・


で、堅物ジェノスも毎度毎度の通りクセーノ博士によりパワーアップしてはズタボロになり、またパワーアップしてはズタボロになり、周りの被害を考えない全力攻撃、でもやっぱりズタボロになる見事な「咬ませ犬」でした。(笑)

キャラ数が多く個別の活躍も多く入り、今期(12話)で収まりきらず、伏線バラまいて中途な終わり方になりました。
・「進化の家」の残党・アーマードゴリラを尾行するS級ヒーロー・ゾンビマン。
・怪人協会に誘拐されたヒーロー協会最高顧問・ナリンキの息子、ワガンマ(クソガキ)の大規模救出作戦。
・怪人化したソニックの同郷忍者、「疾風のウィンド」と「業火のフレイム」。
・怪人・フェニックス男に連れられたガロウの運命は?
・きっとまだ出番はあるぞ、不細工な子供・タレオ(笑)
などなど、続きが気になるトコロ。


3期まで時間がかかりそうですが品質落とさないように願って気長に待ちます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

86.1 2 超能力で超人なアニメランキング2位
ワンパンマン(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2089)
11633人が棚に入れました
「ワンパンマン」は、強くなりすぎたためにどんな怪人も一撃で倒してしまうヒーロー・サイタマが主人公のアクションもの。

声優・キャラクター
古川慎、石川界人、梶裕貴、悠木碧、山路和弘、津田健次郎、高山みなみ、玄田哲章、安元洋貴、櫻井孝宏、上田燿司、浪川大輔、日野聡、うえだゆうじ、鳥海浩輔、小西克幸、羽多野渉、小野坂昌也、宮野真守、早見沙織、中村悠一

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

フランスやアメリカでは人気

いわゆるアニメ調の絵でアメコミっぽいことをやっているおかげで、欧州や北米ではとっつきやすいのか、日本以上に人気が高い。

最近は「NARUTO」や「ONEPIECE」についで、「進撃の巨人」とこの「ワンパンマン」が西洋圏ではウケがいい。

やはり「忍者」とか「ヒーロー」というものに慣れ親しんだ文化だけあって許容されているのだろう。

日本食の次はやはりアニメ、漫画が日本文化として人気が高い。

秋葉原に行くとほぼ外人だらけだしね~(笑)

恐らくは欧州からだろう。北米はまだアメコミが人気だ。

漫画も読みました。恐らくすべてフルデジタルでしか描けない作画でした。キャラクターの造形も原作がついているおかげでかなり楽になっていると思います。
原作ウェブ漫画をうまく利用して読み易くわかり易くしていますね。
話の展開やキャラクター造詣がガモウひろしの「ラッキーマン」にそっくりだと思ったのは僕だけじゃないはずです。笑

ギャグも冴えてるので2期が楽しみ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

lostmemory さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ギャグっぽく見えて実はかなり深い作品

ギャグ成分多めで思わず本質が薄れがちだが、この作品はかなり深いテーマを扱っていると思う。

そもそもヒーローとは何なのか?

個々によって理想のヒーロー像は違う。強ければ良いという人もいれば、弱さも必要という人もいる。単にかっこよければ良いと言う人もいるだろう。

そう考えるとサイタマの何気ない悩みにも重みが出てくる
「自分が強すぎる」「知名度が低い」「見た目のせいで人気が出ない」

ヒーローが強すぎて何が悪いのか?
誰にも知られてない者はどんなに活躍してもヒーローではないのか?
男ならイケメンじゃないとヒーローではないのか?

この作品は色んなタイプのヒーローを登場させることで、上記に書いたヒーローとは何なのかを視聴者に問いかけてくる。

ヒーローは特に男性なら子供の頃から憧れの存在だろう。仮面ライダーとか。
だがヒーローとは何か?具体的に説明出来る人はいるだろうか?
今作はそんなヒーローというタブーに深く切り込んだ作品なのだ。

※追記
見終わりました。最後まで良い作画だった。ただ進撃の巨人もそうなん
だけど原作が完結してからアニメ化して欲しかった作品だなあ…

※追記 2017/02/12
円盤の売上も十分良くて2期も余裕で行けますね。ただ上記に書いた
ようにやるなら完結してからにして欲しいなあ

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

腕立て・スクワット万能説

原作さわりだけ


2期を控えた地上波再放送を機に初視聴。
もともとは某国民的コンテンツをもじった言葉遊びから生まれた代物だったでしょうに、ここまで成長するとはたいしたもんだ。
あらすじは省略。そのまんま名は体を表しております。

 「どうせワンパンで倒しちゃうんでしょ?」

その通りです。
「なんだかんだ結局勝っちゃうよね」 ではなく、勝利が前提の大筋に異論の余地はありません。観てて清々しさを感じるまでに主人公最強に振り切っちゃってる潔さは白眉ものです。
だからこそ、見どころは2つ。

1.事前の煽りにクスクスしよう
2.ワンパンを見逃さない

敵味方関係なくあれやこれやの前フリが面白いのです。そしてワンパン一閃の凝ったバトル作画。
主人公が拳を抜けば全てが決まるため、それまでに敵 (怪人) がどれだけ強いか絵に音に言葉に、と煽りマシマシ詰め込んできます。前座・・・もとい敵とそして対峙する味方もしっかり場を温めます{netabare} (もちろんジェノスのことですよん) 。{/netabare}
そうやってボルテージが上がりまくったところで待ってました!の以下同文。

“大立ち回りの後に格さんが印籠を出す”
“好きなように喋らせた後に金さんが桜吹雪をお披露目する”

諦めようが諦めまいがそこで試合は終了、です。
シンプルにして琴線に触れる構成であるため、馬鹿馬鹿しくもくだらないくらいの豪快なバトル演出だけでも鑑賞に価する作品でしょう。自分も好きです。


ここに物語が絡めば良かったんですけどね。本作の不満足ポイントです。全12話終わってみて物語性には乏しいと感じましたので、よりバトルアニメとしての見方を強めていった私です。

 “ヒーローってなんだろう?”

{netabare}この世に敵なし、となったサイタマの心持ちはシニカルなギャグとして消化できてました。ここはOK!
しかし、無敵だからこそヒーローの再定義をしてほしかった。第1話からわりとはっきりテーマのように提示されてたものには結論が出なかったように思えます。 {/netabare}

 「趣味でヒーローをやっている者だ」

{netabare}バトル系ギャグに隠れて、ヒーロー像を模索してはいました。
・もともとサイタマは皆に憧れられるヒーローになりたかったし
・サイタマは知名度人気度を気にしてたし
・それに合わせて途中からヒーロー協会というランク付け組織が出てきた
・最強=ヒーローではないという描写多数

趣味で・・・なんてサイタマの謙遜というより自信のなさの表れだったんじゃないかと思います。おおっぴらにヒーローを名乗るのは忍びない、、、的ななにか。{/netabare}


■夢と志
端的に、パティシエになりたい(夢)とケーキで人々を笑顔にしたい(志)、ワールドカップで優勝したい(夢)と優勝して勇気を届けたい(志)、との違いでしょうか?よく言われるのは夢は自分のため、志は社会のため。
似て非なるものだったりしますが、サイタマの場合、ヒーローになりたい(夢)が動機付けだったとしても“志”が無いんですよね。しかも本人のヒーロー像が定まってないので迷走する。間違いなく『強い=ヒーロー』のイメージからのスタートだったでしょうから、思ったほどそうでもない現状に悶々とする。

 “ヒーローになってあなたはなにを成すのか?”

サイタマが自覚して行動に移した時、みどころのバトルに加えて胸熱な展開が待ってるかもしれません。
{netabare}2期やるといっても宇宙最強を倒した以上、敵能力のインフレだけではマンネリになるのでは?{/netabare}
2期でもしあればサイタマの葛藤あたりにも注目してみたいです。今からとても楽しみです。



※オマケ
■だったらやってやんよ
{netabare}「腕立て伏せ・上体起こし・スクワット各100回とランニング10kmを体調に異変があっても毎日やる」
「朝はバナナでもいいから毎日三食欠かさず食べる」
「精神を鍛えるため夏冬問わずエアコンの使用厳禁」

なわけないじゃーん!のツッコミ待ちではある。
が、コツコツまじめにやってきたとしても先述の“志”や“目的意識”がないと宝の持ち腐れなんだよということを意味しているのかもしれない(妄想)。{/netabare}



視聴時期:2019年1月~3月(再放送)

-----
2020.02.02追記

録画映像をスマホにリンクさせての視聴だったのが初。
TVをモニターにしたら当たり前ですけどこっちが良いですね。



2019.03.23 初稿
2019.07.27 修正
2020.02.02 追記/タイトル修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 65

82.1 3 超能力で超人なアニメランキング3位
僕のヒーローアカデミア(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1068)
5959人が棚に入れました
「架空」は「現実」に!
これは、僕が最高のヒーローになるまでの物語だ。

ことの始まりは中国・軽慶市から発信された、「発光する赤児」が生まれたというニュース。
以後各地で「超常」が発見され、原因も判然としないまま時は流れる――。
世界総人口の八割が何らかの特異体質である超人社会となった現在。生まれ持った超常的な力”個性”を悪用する犯罪者・ヴィランが増加の一途をたどる中、同じく”個性”を持つものたちが”ヒーロー”としてヴィランや災害に立ち向かい、人々を救ける社会が確立されていた。
かつて誰もが空想し憧れた”ヒーロー”。それが現実となった世界で、一人の少年・緑谷出久(みどりやいずく/通称 デク)もヒーローになることを目標に、名立たるヒーローを多く輩出する雄英高校への入学を目指していた。しかし、デクは総人口の二割にあたる、何の特異体質も持たない”無個性”な落ちこぼれだった…。
ある日、デクは自身が憧れてやまないあるヒーローと出会い、それを機に運命を大きく変えていくことになる。友、師匠、ライバル、そしてヴィラン…。さまざまな人物、多くの試練と向き合いながら、デクは最高のヒーローになるべく成長していく。
新世代の熱きヒーローストーリーが、始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、三宅健太、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、悠木碧、広橋涼、井上麻里奈、細谷佳正、増田俊樹、畠中祐、梶裕貴、桑野晃輔、真堂圭、喜多村英梨、西田雅一

zeroone01 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

もう何回観たか分からない

 アニメ4期まで視聴済みでの感想。

 予告を見てはじめは、どうせ小学生好みのギャグ強めのアクションアニメなんでしょ?とか思って軽い気持ちで視聴しました。

が、ふたを開けてビックリ。

 面白い。

 よくあるダメ主人公が実はすごい能力の持ち主だったとかでは無くて、人口の約8割がなんらかの「個性」を持った超人社会の中で「無個性」だった主人公が個性を譲渡され、その個性をうまく扱えないのを考え、奮闘しながら少しずつ成長し、悪に立ち向かうストーリー。

 この「少しずつ」がたまらなく良い。素直に頑張れっ!て応援したくなる。頑張っている姿がとにかくカッコいい。
 1期ではまだ深く語られないが、同様に他の1年A組メンバーの成長もたまらなく良い。

 超人社会の設定自体がかなりおおざっぱで、たまにつまらんギャグが入ったり登場人物の名前がいかにも少年誌っぽい所はあるが、それは少年誌に掲載のアニメなので許せる。面白いから許せる。

 この1期はまだまだ準備段階。2期、3期、4期とどんどん面白くなって行く。
4期まで観てまた最初からを、もう何回繰り返したか分からない。
とにかく大好き。

 3月27日に第5期がスタートします。今度は今まであまり出番の無かったB組メンバーも大暴れします!そしてヒーロー科になれなかったあの人も!
楽しみです。

(2021/2/3 追記)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ジャンプ漫画アニメ化 能力系バトルもの

 誰もがなんらかの超能力を持つようになった日本。能力を犯罪に使うヴィランに対抗して「ヒーロー」という職業が生まれた。能力を持たない「無個性」の主人公は、それでもヒーロー育成の名門高校を目指していた……。

 ジャンプの王道系ですが、どこか新しさを感じる漫画。私にとってのジャンプ二大巨塔「ハイキュー!」と「ワールドトリガー」を猛追する、ニューカマー的漫画で、注目してたんですが、早くも(?)アニメ化されましたね!
 漫画を知らなかった人はなかなか楽しめるバトルもの、成長ものだと思います。このアニメは「主人公は無力に見えてたけど、実はすごい力を持ってた」っていうのじゃなくて、「主人公は無力だったけど、ある人に心意気を認められて、力を与えられる」っていう話なので、主人公TUEE感が無くて好きです。師弟の絆っぽい感じも最近のアニメにはあんまりないものなので、逆に新鮮です。

 でも、個人的な感想としては、原作を読んだ時ほどの感動とか衝撃はなかったですね……。まあ「上手にアニメ化したな」って感じ。2期からは見たり見なかったりになりそうです(笑)

 飯田君好きだわー。2期後半くらいから飯田君注目ですよ!多分!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

展開は王道だけど、熱いアニメ。

1期13話をとりあえず見終わったのでこの時点で評価をしてみます。
まず感想はとても熱い展開で、だれることなく最後まで(といっても2期があるけど)見続けることができました。

あらすじは人口の殆どに"個性"(特殊能力みたいなもの)が発現してその能力を使って犯罪を犯す敵(ヴィラン)を取り締まるヒーローを職業にしている者もいるなかでプロヒーローの一人「オールマイト」に憧れる主人公で無個性の「緑谷出久」(みどりやいづく)通称「デク」がヒーロー養成校「雄英高校」のヒーロー科へ入学してあることから個性を手に入れることからいろいろな試練を乗り越えてヒーローを目指す物語です。

物語はジャンプの王道のストーリーですが、とても熱い展開で手に汗握りました。2期もあるので2期も観ていこうと思います。
色々ヒーローが出てくるのでその点も面白いですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

82.8 4 超能力で超人なアニメランキング4位
僕のヒーローアカデミア(第2期)(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (571)
3511人が棚に入れました
ある事件をきっかけにNo.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。出久はオールマイトの厳しい訓練を経て雄英高校に見事入学し、爆豪勝己や麗日お茶子らヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと互いを高め合う切磋琢磨の毎日を過ごしていた。そんな中、日本全国から注目されるビッグイベント「雄英高校体育祭」の開催が迫る!ただトップだけを見据える爆豪、家族を想って強い意志で挑むお茶子と飯田天哉、そして、ある男を“否定する”ために優勝を狙う轟焦凍。さらにヒーロー科1-Bをはじめとする新たな顔ぶれも…。雄英生徒の全員が闘志を燃やす中、出久も決意を新たにする。「僕も本気で獲りに行く!」最高のヒーローを目指す彼らの“個性”と力、そしてプライドがぶつかり合う戦いが始まる!!

声優・キャラクター
山下大輝、岡本信彦、佐倉綾音、石川界人、梶裕貴、悠木碧、広橋涼、増田俊樹、井上麻里奈、細谷佳正、畠中祐、諏訪部順一、吉野裕行、小桜エツコ、犬山イヌコ、高戸靖広、稲田徹、三宅健太、桑野晃輔、真堂圭、喜多村英梨、西田雅一、三好晃祐、古島清孝、名塚佳織、奈良徹、内山昂輝、藤原貴弘、大塚明夫、天崎滉平、小笠原早紀、沖野晃司、真坂美帆、桜あず、羽多野渉
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

いつまでも弱者じゃいられない! 生徒達が成長する物語

0話の感想 ★★★ 3.0
1期のまとめ
{netabare}
1期のまとめなんで見なくても良かったんだが、面白いから最後まで見ちゃった!
やっぱ、熱いわこの作品は。
王道が1番!!{/netabare}

1話の感想 ★★★★ 4.0
うららかさんの目標
{netabare}
お金のためであっても、親を楽させるためなら凄く立派だよな
そろそろ出久も強くなっていってほしいな{/netabare}

2話の感想 ★★★★ 4.0
体育祭、開催!!
{netabare}
轟くんが強いね!!
個性も明らかにチート級だしな!
爆豪も昔とは心持ちが違うねー
いやー、既に熱い!!{/netabare}

3話の感想 ★★★★ 4.0
第一種目の行方は…
{netabare}
出久は本当に運がいいね。流石、主人公!
個性を見せないのはアピールとしてはダメだけど。
でも、一応は目立てたからオッケーなのかな?{/netabare}

4話の感想 ★★★ 3.0
第二種目、開始!
{netabare}
現状、周りのメンバーに助けられてるって感じか。
それにしても、出久は能力全く使わんな〜笑
出し惜しみしすぎじゃない??笑{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
第二種目、決着!!
{netabare}
ようやく出久が個性を使ったね〜
ただ、今回は決着の割には盛り上がりに欠けていて淡々と終わった印象があった。
個人的にはもっともっと熱い展開を期待!{/netabare}

6話の感想 ★★★☆ 3.5
轟くんの背景
{netabare}
轟くんと出久の環境の違いようが凄いな!
轟にくらべれば出久は全てにおいて運がいいな。
そして、開始早々罠に引っかかるなんて。
これで無策ならもう終わりだな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★☆ 4.5
個性に恵まれなくても…
{netabare}
めっちゃ感動した!!!
心操くんの能力はどう考えても悪役だし、嫌われる能力。だけど、正義のヒーローに憧れる。
雰囲気はクールだけど、心はピュアで熱い!
こういう展開は泣ける!{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
対戦、対戦、対戦!
{netabare}
今回は対戦がいっぱいだったね。
その中でも、八百万さんは可哀想だった。
推薦で実力者なのに何も出来ずに敗退なんて…
それと、次回の爆轟と麗日さんの試合がワンサイドゲームになりそうで心配…{/netabare}

9話の感想 ★★★★☆ 4.5
麗日 vs 爆豪
{netabare}
いい試合だった。
爆豪をヒヤッとさせれたお茶子凄いよ!
圧倒的に不利な能力なのに。
父との電話は泣ける。
次は、大本命!
轟くんとの戦いだ!!{/netabare}

10話の感想 ★★★★★ 5.0
緑谷 vs 轟
{netabare}
超かっこよかった!!
どの試合よりも迫力があった。
緑谷、あんなに強くなってたんだな。
轟に右手を使わせれたし、ヒーローって意味では轟に勝ってたな。
轟の能力は本当にチートだよ。{/netabare}

11話の感想 ★★★★ 4.0
準決勝と動き出す闇
{netabare}
爆豪も強いね〜
強い能力に勝つための努力。
強いやつが努力したら、追いつけないよ。
そして、飯田くんのお兄さんがヒーロー殺しにやられた。
ヒーロー殺し、言動から無個性な気がするな。{/netabare}

12話の感想 ★★★★☆ 4.5
轟 vs 爆豪
{netabare}
迫力ある戦いだった。
しかし、轟は悩んでいたせいか全力を出し切れなかった。
だけど、最後にはけじめをつけるために動き出すことが出来た。
また、緑谷も新たな戦い方を模索するきっかけとなった。
2人は凄く良い日になったな。
飯田くんのシーンは泣けたよ…
お兄さん、かっこいいな。{/netabare}

13話の感想 ★★★★ 4.0
体育祭後
{netabare}
一躍、ときのひとになっな〜
まぁ、テレビで放送されてたらそうなるか。
勘違いする奴とか出てきそう。
コードネームを決めることになるが、デクって…
オールマイトと比べると、見劣りするしゴロが微妙。
職場体験も決まり、次に進む感じがする。{/netabare}

14話の感想 ★★★★ 4.0
オールマイトの先生
{netabare}
持たざるが故にその力を特別視しちゃってたんだな。
普通は生まれ持った個性だからそこまで特別感がないからな。
でも、緑の閃光を纏ったかっこいい姿に!
飯田くんが少し心配だか、安全に職場体験を終わることができるのか!!
……たぶん無理だよねー{/netabare}

15話の感想 ★★★★ 4.0
次のステップへ
{netabare}
1日でものにするとは、緑谷の成長速度すげー!
これが主人公になれる器か。
次はヴィランとの実戦形式!
東京へと飛ぶつもりが巻き込まれてしまった。
しかし、職場体験2日目でもう事件とは早くない?{/netabare}

16話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しとの戦い
{netabare}
緑谷、めちゃくちゃ強くなってるやん!
たった少し、コツを教えて貰っただけなのにここまで強くなるのか。
轟くんも変わったな。
吹っ切れたって感じだ。
あとは飯田の目が覚めれば最高なのに。{/netabare}

17話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しとの決着
{netabare}
飯田くんも復活し、見事に捕まえる事ができた。
出来たんだが…
ヒーロー殺しは純粋な犯罪者というよりも、社会のために行う改革犯だった。
悪者だが惹かれる魅力があった。
1本の芯があった。{/netabare}

18話の感想 ★★★★ 4.0
ヒーロー殺しの影響
{netabare}
確かにカリスマ性はあった。
前回、私も同じことを考えてしまったから。
しかし、それが今後の火種になるとは…
ヴァラン連合のトップは頭いいな。{/netabare}

19話の感想 ★★★☆ 3.5
みんなの職場体験
{netabare}
みんなに焦点が当てられた話だった。
メインはフロッピーかな。
1番、ヒーローに近づいたんじゃないか?
おそらく、声がかかるだろうし就職確定か?
{/netabare}

20話の感想 ★★★★ 4.0
ワンフォーオールの成り立ち
{netabare}
そういう過去があったんだな〜
本当のチート野郎はそのオールフォーワンを持つ男か。
そいつ強すぎやろ。
オールマイトは自分のことについて語れなかったがその事を緑谷が気づくのはいつになるだろうか。
そして、次は林間合宿?{/netabare}

21話の感想 ★★★★ 4.0
期末テスト
{netabare}
林間合宿の前、期末テスト!
今回はその中の筆記試験がメインだった。
爆豪、意外と頭いいのな。
努力してるのか元々頭がいいのか。
でも、何とかなったぽいな。
次は実技だ!{/netabare}

22話の感想 ★★★★ 4.0
実技試験
{netabare}
ロボットじゃなかったな。
自分の苦手な相手との戦い。
難しそうだ…
でも、轟くんのチーム、ケロちゃんチーム、飯田くんのチームはやってのけた。
この流れに乗れるのか!!{/netabare}

23話の感想 ★★★★ 4.0
実技試験、後半戦
{netabare}
みんな頑張ってるな〜
意外とクリアしてる人が多い中、落ちた人は凹むだろうな…
次はいよいよ、緑谷の番!{/netabare}

24話の感想 ★★★★ 4.0
オールマイトの試練
{netabare}
仲悪いな〜、2人とも。
幼馴染なんだから、もうちょっと仲良くできないもんかな。
オールマイトはほかのどの先生よりも暴力的というか本気というか…
めちゃくちゃするな〜
怒られてもしゃーないよ。{/netabare}

25(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
林間合宿にむけて
{netabare}
まさかヴィランとデパートで会うとは、ついてないな〜
しかし、緑谷は敵にまたしても塩を送ってしまった。
敵まで救わなくてもいいのに。
今回はこれで終わり!
3期からはヴィランの攻撃が激化しそうだ。
最後に、芦田さん意外とかわいい。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

トロロ~サンキュー~ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おせっかいはヒーローの本質

始めはそんな面白いと思わず見始めたんだけど不思議な魅力ではまりだしましたね。

いまとなってはジャンプの看板になりつつあり、ジャンプの努力・友情・勝利を忠実におさえている。
王道っちゃ王道なんだけど見応えはあるアニメ。
弱くてダメダメな主人公がだんだんとたくましく強くなって、ヒーローになる夢をおいかける物語。
同じクラスの友達たちにもよく物語の焦点があてられていて、活躍や成長がわかります。
敵も魅力的で、3期が待てない展開です。
徹底した世界観、個性の使い方、相性。そこらへんも織り混ぜて私はこの作品はなかなかに面白いと思います。
3期があるらしいのでそちらに期待!
opは人気沸騰中の米津玄師とamazarashiです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16
ネタバレ

▒▒▒ ⇒ムフ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

キャラがエロいのです(*´д`*)ハァハァ

何故かワタスの性癖をくすぐられるキャラが多い(*´д`*)ハァハァ
推しメンは蛙吹梅雨ちゃん♪
エロガエルなワタスにはたまらない(*´д`*)ハァハァ

出久を見てると「キャプテン」の谷口君を思い出してしまう。
このアニメは今時じゃない熱血アニメだと思う。


OPは大好きなAMAZARASHI( *´艸`)
BONESがいつか使いそうだったけど、ヒーローアカデミアに あってるのかな?!


ステインや死柄木弔の発言に今の現実社会やネット社会で考えさせられる事がある
{netabare}
ステインの思想はだいたい
「ヒーローとは見返りを求めず、自己犠牲をもって得られる称号でなくてはならない。現代のヒーローは英雄を語る偽物が多いため粛清を行う。」だが……

若い時に選挙の手伝いをやってて思ったのが、政治家も最初は理念や思想があったけど、自分の事しか考えない市民の話を多く聞いてると、嫌気がさして私利私欲になってしまうかと思った。

政治家がヒーローとは言えないけど、自己犠牲でやってる人はなかなかいないと思う。

嫌な政治家を粛清したいとステインみたいに思うけど、愚民の方がなぁ……と思ってしまう。

これは政治家だけじゃなく学校の先生、医者、企業のトップにも多くあてはまる。

モンスターペアレント、クレーマー患者、だらけた社員を守る労働組合やクレーマーなどが力が強い世の中……

私はこういった愚民の方が腹が立つ!
もし、信念を持って自己犠牲でやってる人がいたら何か力になれたらと思う!

愚民どもを片付けるかww

わたし自身が愚民なのだけども(ヽ´ω`)トホホ・・


次に最終話の死柄木弔が出久に
「見てみろよこいつら、いつ誰が個性を振りかざしてもおかしくないのに、なんで笑って群れている?法やルールってつまるところ個々人のモラルが前提だ。
するわけねぇと思い込んでるのさww」

私は以前やってたコミュで同じような事があった。
無限増に増やせる垢のために、アク禁になっても蘇ることができるコミュだったのです!
さらにブロック機能が約立たずだった。

結果、イカれた奴はイカれたままに、やばいエゴを持ってた奴は理性を失いエゴをだしまくり、いつもコミュは荒れてしまっていた。

運営に何度訴えても、個人の責任として何も対処もせず、コミュを無理やり閉鎖して逃げた。

私のフレもモラルがない奴は…と嘆いていたが、無法地帯ではモラルは意味が無いと思った。

こういった公なコミュの場では、ある程度運営がしっかりしないと、理性が無くなった人は歯止めが効かなくなる。

あにこれも複数垢が作れそうだが、ここまで使いにくいと荒れにくいかもしれないww
知らないところで起きてるかもしれないが……

6年前からアニコレを見てるけど、ほとんど仕様が変わってないんだよなぁww

もう、どっかに身売りすればいいのにと思ってしまう( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
{/netabare}

こんな長文アップできるんだ!
語り過ぎてしもたなぁww

見られると恥ずかしいので、見ないでぇ∑(´□`;) ヤメテー!!

念の為にフォロワーへの通知はオフにしておこう( 。・ω・。)ノ 凸ポチッ

初期投稿:2017.12.03

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

63.6 5 超能力で超人なアニメランキング5位
ブレイク ブレイド(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (462)
2783人が棚に入れました
化石燃料が採れないクルゾン大陸では、人々は石英に命令を与えることで動力源や熱源にしてて暮らしていた。この力は「魔力」と呼ばれほとんどの人々が持っていたが、ライガット・アローは生まれつき魔力を持っていなかった。そのため、能なしと呼ばれ続けてきたが、あるとき、地中から発掘されたゴゥレム(魔動巨兵)「デルフィング」は魔力を持たないライガットでなければ動かすことができなかった。折しも、ライガットの暮らすクリシュナは隣国アテネスとの戦争に臨んでおり、親友であり国王のホズル、同じく旧友で王妃のシギュンを助けるため、ライガットはデルフィングを駆り、戦いに身を投じることになる。

声優・キャラクター
保志総一朗、斎藤千和、中村悠一、神谷浩史、花澤香菜、井上麻里奈、鳥海浩輔、白石稔、河相智哉、菅原正志、緒方賢一、葛城七穂、柳沢真由美、浅野真澄、中井和哉、寺島拓篤、白石涼子、土師孝也、喜多村英梨、林和良、宝亀克寿、ささきのぞみ、井上喜久子

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

勿体ない

原作:漫画 未読

全12話

ジャンル:ロボットアクションファンタジー

劇場版:第一章~第六章まで 未視聴


感想

作画は奇麗ですね。

戦闘シーンは、凄くリアルで迫力ありました。
結構死人がでるので、手に汗握る緊張感もあります。
けど、なんだろう?
キャラに感情移入しにくい。

原作読んでる知人に聴いたら、9巻分だったかな?(違ってたらすみません)
それを12話に詰め込んでるから、端折り過ぎてて見せられてる感じ。
主要部分をダイジェストで纏めてる感じかな~。
場面がころころ変わり過ぎだし、展開早すぎる。

キャラ同志の関係性や、立場、過去の出来事等が理解できないまま進むし、重要人物とか簡単に死んでるし・・・(これから!って言うキャラとかが)
正直ついていけない。

これ、2クール×2クールの48話で製作してくれたら、すっごく良い作品になるんじゃないかな~?
って思いました。

もしかしたらこのTV版って、原作紹介アニメなのかもね。
面白く感じたらコミック買ってね!みたいな ^^;
それか、原作ファン向け的な作品なのかな?
まぁ、そんな事ないと思うけど、こんな風に思わせる作品、最近多いですよね!
(2期あるのか解らない、投げっぱなしの作品とか!)

自分としては、ここ数年、毎期放送されるアニメ作品の数が多くなってて、全部観たいけど、現実 時間がなくて観れないから、切らなくちゃいけない訳で・・・
なので、できればアニメ化する作品は、人気がある原作が、終わりそうになったらしてくれればいいな~っと思います。

それか、せめて原作が10巻くらいまで出て、ちゃんと原作通りに製作して、上手く奇麗に〆て欲しいです。

だから、この「ブレイク ブレイド」勿体なかった気がします。


原作ファンならいいかもですが、知らない人にはあまりおススメできないですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 55

たにぐー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

久々に、熱くなったよ、、、

1話を観た感じは、なんかありきたりなお話になりそうで特に面白くなるとも思わなかったし、とりあえず全然ワケわかんなかった。
でも、見続けてたら、俺、こういうロボットアニメ好きだなって思いました。

とある拍子に、今まで田畑を耕すしかしてこなかった主人公ライガットが古代のロボットデルフィングに乗ることになります。
そうすると、当然ロボットなんか動かしたことのないライガットの操縦はかなり大雑把な感じになってしまいます。
なので、動きはでたらめです。でも、そのでたらめな動きが個人的にはかなり好みでした!

もちろん、実践経験もないど素人なので、戦場にでても計算して戦うことが出来ず、とりあえず、敵を倒せばいいんだろ的な感じで後先考えず突っ込みます。それがいいんです!
その、ライガットのでたらめな操縦と、デルフィングのこの世界ではありえない機能性がマッチして、久々にロボットアニメでこんなにも熱くなれました。

とある話で、デルフィングに乗ったライガットが敵に向かって一直線に突進するシーンがあったんですが、そこが一番興奮しましたね。
デルフィングに向かってプレスガンを連射する敵、それでも止まらないデルフィング、そして衝突し吹き飛ぶ敵、飛び散る破片、、、ヤバイです!興奮しすぎて鳥肌がたちました!

終わってみればけっこう面白かったです!
ジルグもかっこ良かった!
クレオには驚いたな、、、あれでそれはなしでしょさすがにw
作画もきれいだったと思います!
ストーリーは正直理解できていない部分もありましたが個人的には良作です!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

折れたのはストーリー

石英を動かす力で成り立っている世界でその力を持たず
無能の烙印を押された主人公ライガットが
誰一人動かすことの出来なかった古代のゴーレムを駆り
葛藤しつつも戦場で活躍してゆくストーリー。


無能だと思われ続けていた者が友情をキッカケに立ち上がり、
結果として自身を蔑んできた世間や国を助ける事になってゆく
ありがちなストーリーのロボットものですが
己が信じる正義を貫き、人としての優しさも感じさせる姿勢には共感できますし
無骨な戦いながら無双する強さには爽快感と憧れを感じます。
使い回されてはいますがやはり人気の既定路線という感じで
「ロボ格闘モノ」として割り切って観れば楽しめる要素はあります。
ただし途中までは…ですが。(後述)

ロボットものでも良くあるビーム等の近未来的な武器兵器が無く、
単発式のブレスガンや槍・大剣で戦う設定には
いわば「ロボット戦争」ではなく「ロボット合戦」の趣を感じ一目の価値はありそうで
戦術戦略を含めどのような戦いになるのか楽しみにしつつ観ては居たのですが
個人の技量に頼った戦闘の結果が即戦争の優位性に結びついていて
大局的に観ると非常に荒く感じてしまいました。
(小隊や個人の勝利=戦争の勝利な感じになっている。)

細かく注文を付けると、
編成がゴーレムか歩兵それと一応の偵察用バイクというのも極端で違和感があります。
陸戦メインならちゃんと車両兵器や補給車、砦には固定砲台なんかも描いてくれれば
「戦争」としてのリアリティは大分増したと思います。

また背景が描かれていないので作中の情報を頼りに考察すると
ボルキュス隊のクリシュナ進軍は電撃作戦だったのだと思わざる得ないのですが
常勝を計算に入れた進軍は傲慢で相手を過小評価していますし
国境の要塞陥落に時間が掛かった事を鑑みても
首都に兵力を集結させているクリシュナ軍対して取る作戦として無謀に感じ疑問でした。
{netabare}実際敗戦し一時アテネスまで引き返す憂き目にあうのですが
前線基地や補給路があれば一度の侵攻で無理せずとも
数回で落とせたんじゃないかなと思ってしまう訳です。{/netabare}
ついでに言うと迂回して村を襲った行動も謎のまま…。
ボルキュス将軍ってちょっと壊れていそうなのでその表現の一環だったんでしょうか?
ボルキュスが優秀な指揮官だったとは到底思えないんですよね…。
この点も「戦争」ではなく「戦闘」に見えてしまう一因です。

クレオ達が敵国を蛮族だと教育されていたりして、
この作品で描きたい物は「戦争」の筈なのに
結局「戦争や合戦」を描き切れず「戦闘や格闘」を描いたものになって
しまっているのがとても残念です。

更に更にそれにも増して残念なのがブッツリとした終わり方。
最初の方の感想通り期待感は確かにあったのですが…。
ライガットとその友人の運命や現実を知ったクレオのその後の行動、
それにアンダーゴーレム建造の謎など投げっぱなしにも程があります。
TV版ならもう少し描いた形になっている可能性もほんの少しあるかも知れませんが、
観終わってガックリ&モヤモヤしてしまうのはまず間違いないでしょう。
(追記:やはりガックリエンドでした。)
劇場で6度に渡りお金を出してご覧になった方は気の毒だったかも知れません。

とにかく続きをやらない限り二進も三進も行かない作品。
作画は良いのでその場その場の無骨なロボアクションを楽しむ位しか見所はないです。
それなりに熱さは秘めてはいるのですけどね。

※後半にかけて劇場版と違う所があるので追記しておきます。
{netabare}
10話で登場する「ステルタ部隊」はTV版用で
ジルグの活躍を演出する為の新たなカットになっている模様。
ジルグの死に様も劇場版では戦闘中だったものがTV版では捕虜の後射殺となっている。

またTV版ではバデスが戦死しニケは生き残っている様だが
劇場版ではニケが戦死しバデスは存命。
これによりラストの首都攻防戦でバデスVSバルドの堂々たる戦いがTV版では観られなくなる。
ただしニケが生存なら新たなシーンはあるかも。
個人的には「憎しみに捕らわれたままのニケ」と「事実を知り憎しみから解放されたクレオ」
の対比に期待したいところだが時間的に無理かな…。
なんて思ってたけど結局ニケ全く出て来ず。ぇー。(^_^;)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

76.6 6 超能力で超人なアニメランキング6位
Dr.STONE(第2期)(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (404)
1715人が棚に入れました
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。文明が滅んだ石の世界(ルビ:ストーンワールド)を前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。新たな仲間を集め『科学王国』をつくりあげる。火、鉄、電気、ガラス、ケータイ……石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる千空たち。しかし、そこへ霊長類最強の高校生・獅子王司が率いる『武力帝国』が立ちはだかる。人類浄化を目指す司は、強大な武力によって、科学の発展を阻止しようとするのだったーSTONE WARS、いざ開戦!

声優・キャラクター
小林裕介、古川慎、市ノ瀬加那、沼倉愛美、佐藤元、前野智昭、村瀬歩、上田麗奈、高橋花林、河西健吾、麦人、中村悠一、石田彰、豊崎愛生、小野賢章、中島ヨシキ、種﨑敦美

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

科学 VS 武力、いざ開戦

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版第1期は視聴済です。
第1期は2019年の夏から2クールで放送されました。
私の2019年秋アニメのBEST10において第5位を獲得しました。

本当に面白かったので、本来であればもう少し順位が上でもおかしくない作品なのですが、放送されたタイミングに難があったと個人的には思っています。
何故なら、上位にはそれだけ素晴らしい作品がひしめき合っていましたから…

因みに私の2019年BEST10のうち、第1位~第4位は以下の通りです。
第1位:この音とまれ! 第2クール
第2位:慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~
第3位:ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld
第4位:ハイスコアガール II

やっぱり振り返ってみても、どれもその順位に相応しい作品ばかり…
だから第1期の準備を第5位にしたことに後悔はありませんが、この第2期を視聴してより一層この作品が好きになった気がします。


全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年——。
超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。

文明が滅んだ石の世界を前に、
千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。

新たな仲間を集め『科学王国』をつくりあげる。
火、鉄、電気、ガラス、ケータイ……
石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がる千空たち。

しかし、そこへ霊長類最強の高校生・獅子王司が率いる『武力帝国』が立ちはだかる。

人類浄化を目指す司は、強大な武力によって、科学の発展を阻止しようとするのだったー

STONE WARS、いざ開戦!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。


番組の最後に「この物語はフィクションですが、登場する動植物や物質、製造方法などは実在するものに基づいています。
個人の判断による採取や製造は大変危険であり、また法律に触れる恐れがありますので、決して安易にマネをしないでください。」という注意書きが表示されています。

まぁ、マネをする人はそうそう居ないと思いますが、科学文明が一歩ずつ前進している様には大きなロマンが感じられるんです。
それを物語っているのが千空の会話に登場する数値の単位なのではないでしょうか。
「100億パーセント」とか「1億倍」とか…
なんか想像を絶する単位に最初は戸惑ったものの、最近は全く気にならなくなりました。
改めて人間の順応性の高さにビックリです^^;

今期はレビューのタイトル通り科学王国と武力帝国の真っ向勝負が描かれています。
拠り所とする力、思想に至るまで全てが真逆の科学王国と武力帝国には正直接点が見い出せませんでした。
ただし物語の中盤まで…ですけど。

完走して思ったこと…
科学には思想を捻じ曲げる力があると痛感しました。
「捻じ曲げる」というのは悪い意味ではありません。

思考領域を限りなく広げられる…
限りなく広がられたその先の着地点を選択できるという意味での捻じ曲げるです。
人間が実行に伴って思考する際、思考の枠内には限界が設けられるのではないでしょうか。
自身の遂行能力に対する限界や、周辺状況や物資の有無などによる限界などが挙げられると思います。
ですが、科学の力は限界を限りなく押し広げてくれる可能性があるんですよね。
この作品は、その可能性を如実に感じさせてくれました。

この作品のタイトルである「Dr.STONE」の意味は、ストーンワールドにおける科学力のことだと思っていました。
ですが第2期を完走すると、もう一つの可能性が浮かび上がってきた気がしてなりません。
ネタバレ要素を多分に含むので記載は割愛しますけれど…
今後の展望に大きく寄与する可能性なんじゃないかと個人的には思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、フジファブリックさんの「楽園」
エンディングテーマは、はてなさんの「声?」

1クール全11話の物語でした。
この作品も尺の短さを感じましたが、続編の制作が発表されたので文句なしです。
乗りかかった船です。
原作は未だ連載中のようですが、最後までお付き合いさせて頂きたいと思っています。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

獅子王は何王になりたいのだろう?

原作未読 続きもの第2期

下仁田ネギを擬人化したら大槻ケンヂだった件の続き。
もとい…全人類が石化しちゃって早幾年。大方の説明は省略しますがちょうどよいところで2クール終了したこともあって続きが楽しみだった作品の第2期11話です。うーん…コンパクト。
連載中の作品の場合、初出の1期においてはアニオリで畳むか続きを匂わせるかの2択となりますが本作は後者。さらにそれを受けての2期でも1期同様匂わせエンドであったため、踊り場の2期という位置づけになります。
そうなりますと本作に限らず経験則上評価は下がる傾向に。「終わってないじゃん」が最たる理由なのは当然として、継続前提の2クールならよっぽどでない限り“尺不足(説明不足)”とは無縁なわけですし、初物ならではの目新しさに引っ張られ満足しちゃう1期の存在がハードルとなってしまうからです。
そして高くなった期待値というハンデに加え、目新しさだけでの牽引力は賞味期限を迎え、と作るほうはたまったもんじゃなかろうというのが実情ですよね、と。

本作においての評価も自分の場合は4.2点を献上した1期からは下がります。
たぶん作品どうこうは今後にかかっているので暫定評価ですね。某『進撃の巨人』みたいに2期で目先を変えたらネガティブ評も目立っちゃったけどその後の展開で再評価された作品もありますので今後も見届けたいと思います。


…ってと自分に必死に言い聞かせてます。どういうことか?
食い気味で視聴した1期ほどの熱量が自分になかったんだなぁこれが('◇')ゞ
本作のコア部分の魅力は崩れてないため総じて低くない評価だったとは前置きしつつ、そのへん1期のレビューで書いちゃったし、じゃあ差分を書こうとするとネガティブになっちゃうという現在地。
よって

 ちょっと失速したかしらん?

差分を備忘に留めて置いとくかぐらいの心持ちで以下

1.ドラえもん化
ゼロからのモノ作りがおもしろおかしい魅力だった1期。2期ではプロセスを省いて“テッテレー”と文明の利器が登場するイメージ。
当然、最初に作ったものを利用して二次制作するなど初期段階から変わっていくのは仕方ないですけど、慣れたのか飽きたのかゼロベースのモノづくりで唸る場面はなくなりました。


2.敵役の矮小化

“霊長類最強の高校生”
このワードにツッコミ入れてない方が継続視聴されてるかと思います。原始共同体ならそりゃ軋轢は血なまぐさいものになるわなと許容範囲の1期。2期ではとある変遷{netabare}“獅子王司の良い人化”{/netabare}をどう評価するかが鍵なのかと思われます。
良くも悪くもジャンプらしい展開でした。こういう物言いする時は良く思ってない時なんですけどね。

{netabare}世迷い言。司ってゴールポスト動かすし知識階級(汚い大人ってくくりでしたが…)粛清するしポルポトみたいだねって放言した1期レビュー。ついでにコップの中で粛清始まるぞとも言いました。
案の定、反乱分子が出てきて路線対立していって、との流れは悪くないんだけど、バラモスの次はゾーマだ!みたいな流れができちゃったので今後インフレしていくしかないなこりゃと諦観してます。まさにTHEジャンプなのです。

さはさりながら“踊り場”2期で新敵役はさわりだけだったことは情状酌量の余地あり。千空と対立する理由が不透明のため煮え切らないのですが徐々に明らかになるにつれて物語は締まってくるでしょう。{/netabare}


3.野性味はどこへ?

象徴的なのがOP。1期のOPって土臭かったでしょ?
あれ好きだったのに、文明の夜明け的なノリが薄まっちゃったかしら。


3期は決定してるらしく要経過観察な2期になるのだと思います。
先のネガティブポイント3点も単純に飽きてきただけなのかもしれませんが今のところ自分でもよくわかりません。
追い打ちかけるように私が面白いと感じた部分が薄まったことで蓋をしてたことも悪い意味で顔を出してきとります。
例えば千空くんの「○○億なんちゃら」「超絶なんちゃら」「そそるぜ」等のイキリワード連発がしんどくなってきたとかね。科学の申し子設定だったらこんな非合理的な修飾語を連発しないだろうに…等々。いやあ不安です。


※余談

■どうせ実力あるんだから

様式美ってあると思うんです。
それがわかってくる醍醐味は重々承知していて、趣味なんてだいたいそんなもん。今回は声優さん。

子安さんが出てくれば「あ、変態だな」
杉田さんが出てくれば「あ、むっつり系の変態だな」
松岡さんが出てくれば「あ、女の子寄ってくるな」

{netabare}石田彰さんが出てくれば「あ、敵ね」{/netabare}

爪痕残しまくるせいかその役の印象が強いってのもありますけど想定の範囲内で終わってしまうことが寂しい気もしてます。



視聴時期:2021年1月~2021年3月 リアタイ  

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2021.04.17 初稿
2022.01.30 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 37
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ジャポニカ学習帳

トムス・エンタテインメント制作。

人類の石化から一人目覚めた千空。
科学の知識でライフラインを復旧させ、
石化を解く薬を完成させるも、
人類の浄化を目論む一派との戦闘が始まる。
石化そのものの謎は未だ解けてはいない。

世界は樹木が生い茂り景色は風化している。
現代からおよそ3700年経過している。
大胆な世界設定とこの世界を生き抜く、
少年たちのサバイバル術が見所である。

戦闘、和解、生きるための知恵、
あまり類するものを知らないこともあり、
不思議な視聴体験がまずまず楽しい。
そもそもなぜ石化現象は起こったのか!?
世界の謎に少年たちは挑もうとしている。

お気に入りは愛嬌のあるスイカ。
最後まで気楽に見ていければと思います。

最終話視聴追記。
総合評価では1期に分があるも、
こちらもまた娯楽作品として楽しめます。
{netabare}最終話は印象深く、爽快な大団円で終幕を迎える。
そして大航海へと、冒険は進む。{/netabare}

今後に期待の持てる展開でしょう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 44

63.3 7 超能力で超人なアニメランキング7位
INGRESS(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (126)
524人が棚に入れました
2013年、スイスの原子核研究機構『CERN』──。ヒッグス粒子発見の影で、ある秘密プロジェクトが発足した。そのプロジェクトの名前は『ナイアンティック計画』。その目的は人間の精神に干渉する未知の物質を研究することにあった。 『エキゾチック・マター(XM)』と呼ばれる事になるその物質は、古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史にさえ大きな影響を与えてきたのだった。世界各国の機関が、秘密裏にその研究に取り組んだ。XMは、人類の希望または脅威とされ、 大国や巨大企業による争奪戦が巻き起こってゆく。XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする『エンライテンド』。XMを脅威と見なし、コントロールしようとする『レジスタンス』。世界はふたつの陣営に別れ、今も争い続けている。この世界で起きている争いの背後には、XMの存在があったのだ。そして、2018年──。東京、そして世界を舞台に、XMをめぐる新たな戦いが幕をあける。アニメーション、オンライン位置情報ゲーム、そして現実がリンクする、かつて体験したことのない新たな「拡張現実エンターテインメント」が、始まる。

声優・キャラクター
中島ヨシキ、上田麗奈、喜山茂雄、新垣樽助、鳥海浩輔、利根健太朗、佐々木啓夫、緒方恵美

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

作画はTVアニメと思えない高品質さ。でもそれだけ。

フジテレビ肝いり深夜アニメ枠「+Ultra」の第一作ということで、全話録り貯めて一気に視聴。
→画が綺麗だったこと以外何も爪痕を残してくれなかった。ストーリーも設定もキャラも展開も演出も音楽も、キレイにまとまっていて悪くはないのだが突き出たものがなく、どれもどこかで見かけたような手垢まみれのテンプレを組み替えて用語をすり替えただけに見える来映えだった。

故に最終回で続編を匂わす終わり方をしてたが、その後の展開が容易に読めすぎて全く観る気が起きない。

画力と声優の演技以外の、全ての要素が2000年代初頭アニメの域を出れてない。

この作品の制作を指揮したクリエーター達はアニメ制作の技術はあっても、物語を創る感性が20年ばかり遅れたまま停まってると思う。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キャッチコピーは、「The world around you is not what it seems.」(あなたの周りの世界は、見たままのものとは限らない)

この作品の原作はオンラインゲームだったんですね。
完走してwikiをチラ見するまで全く分かりませんでした。

それと我々にとって朗報が一つ…
この作品はNetflixと地上波で放送されましたが、地上波でじゃフジテレビ「+Ultra」の枠第1弾作品として放送されました。
深夜のアニメ枠が増えるのは嬉しい事です。
これでフジテレビの深夜アニメ枠は、これまでの「ノイタミナ」枠に加え2枠となった訳です。
但し、「+Ultra」のwikiを見ると、本枠での放送は日本と海外を意識すると記載されていました。

元々IngressはGoogle発のオンラインゲームで、アニメの原作もGoogleから独立した「Niantic, Inc.」というアメリカの企業が作成しています。
海外原作の作品・ゲームを日本人スタッフによってアニメ化する…
これも海外を強く意識した展開と位置付けるなら、アニメ化される作品のジャンルが増えそうですね。

この物語の舞台は2018年の地球…
2013年からスイスで極秘裏に「エキゾチック・マター(XM)」という物質に関する研究が進められていました。
XMは古来より人々の精神・能力に感応し、人類の歴史に大きな影響を与えてきた物質なんだとか…
やがて研究は全世界規模に拡大するのですが、XMに対する見方で世界が二つに分かれてしまったんです。

XMの力を受け入れ、人類の進化に利用しようとする「エンライテンド」
XMを脅威と見なし、コントロールしようとする「レジスタンス」
そして2018年…この作品の主人公である翠川誠は、幼い頃から特殊な能力を持っていました。
それは触れたモノの記憶を読み取る能力…
警察の特殊捜査官である彼は、普段からその能力は行使できないため、能力を隠しながら任務に従事していました。
ところが、とあるXMの研究所の爆発事故現場に赴いた際、奇妙な記憶と遭遇するんです。
爆発事故唯一の生存者である記憶喪失のサラと、指輪に残された奇妙な記憶…
これに巨大企業が絡み始めた上、XMにより特殊な能力を発揮する男まで現れ…一気に物語が動いていきます。

壮大な物語のスケール、CGを駆使した緻密な作画…
迫力も満点で見応えのある作品だったと思います。

アニメーション制作はCRAFTAR。
聞いたことない会社だと思ってググってみると、博報堂グループが2016年に新設したアニメーションスタジオなんだそうです。
日本のアニメ技術の海外流出に一石を投じる施策であると思います。
これからのMade in Japanの商品に求められるモノ…
コスト面だけなら、人材単価面で海外の方が有利かもしれません。
だからコストが合わないなら同じステージで勝負する必要は無いと思います。

どの産業分野でも共通して我々が強みを発揮できるのは、ありきたりですが「付加価値」だと思います。
日本発のアニメには他国の追従を許さない品質に対する付加価値があれば、十分世界でも勝負できると思います。
現在、CRAFTARではアカデミー賞にノミネートされたアニメーションスタジオと組んで世界規模のプロジェクトを複数本進行させているそうです。
徹底的に品質で勝負する…こういうスタンスも期待できるのではないでしょうか。

レビューから思い切り逸れてしまいました^^;
原作は「エンライテンド」と「レジスタンス」に分かれた陣取りゲームなのだそうですが、アニメの方は内容に捻りが加えられています。
単なる陣取りゲームだけでは物語にならないので…。

第3勢力の存在…
そしてみんながサラを手中に入れようと躍起になって追いかけてくるのですが、その理由も物語の進展と共に明らかになっていきます。
サラの声優さんは上田麗奈さんなので、安定感抜群の演技を期待して良いと思います。
主人公の翠川誠役は中島ヨシキさん…「ヒナまつり」の新田と言ったらピンと来る方もいらっしゃるのでは?

原作がゲームという事もあり、物語の重厚さと言う面では及第点かと思いますが、作画やS.E.の面は日本発の作品として世界に売り出すには相応のクオリティだったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「Tessellate」
エンディングテーマは「In Cold Blood」
どちらも、alt-Jさんの楽曲です。

1クール11話の物語でした。
ラストテロップに「To be continued…」と書かれていたので、素直に続編を期待しています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ポケモンGOの元となったやつでしょ?

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:なんかゲーム中のムービーCGを見ているみたい。あのゲームを無理やりアニメ化するとこうなるのか。。。という印象。擬人化の得意な日本人ならでは?まぁ、見ますけど。
期待度:★★★

期待していたよりまともだったけど、あの世界観をアニメ化するとそうなるよねーって印象は最初から変わらず。ゲームがあってストーリーと設定を無理矢理ねじ込んだ感。
2期とかないよね?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

59.3 8 超能力で超人なアニメランキング8位
THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (89)
225人が棚に入れました
全国の高校生が集う異種格闘大会「ゴッド・オブ・ハイスクール」。幼い頃、祖父・テジンと離れ一人暮らしてきた主人公のジン・モリは、その地区予選会場へ向かう途中、ひったくり犯を追うことになり、そこで同じく予選に参加するハン・デイとユ・ミラと出会う。賭けるのは己のプライド!信じるモノは己の拳!望む願いはなんでも叶う!それが神の力!アリーナに集結した各地の猛者たちとの生き残りを賭けたバトルロイヤルがはじまる――

声優・キャラクター
橘龍丸、熊谷健太郎、大橋彩香、浪川大輔、杉田智和、甲斐田ゆき、田野アサミ、浜田賢二、小林親弘、関智一
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

滲み出る国民性、またそれを分かって見る分には…

1話感想{netabare}
うわぁい、“神之塔”の外伝かと思った。
というか“神之塔”の方の感想で書き忘れてたことがあったのを思い出した、そしてそれはこっちで抱いた「疑問」と同じ。
あっちでは第一試験で400人居た選別者を200人まで減らす(まで殺し合いをする)ってことをやったのだが、結局それ、出場者を選ぶヘドンが最初から200人に抑えときゃ良かっただけじゃん、節穴かよ、というツッコミ。
こっちは一応観客の居る見世物ってことではあるけど…敗退者に対して「なんでこんなヤツ選んだん?」と思う結果が待ってそうな予感が…。
というか最強の高校生って何だろう?

しっかし主人公の瞳が“うる星”の水乃小路だったり、ヒロイン?が眼鏡外すと「3」になったり、もはや古典ネタだと思うのだがこれが今韓国では流行ってるのだろうか。
引ったくりを追いかけてのドタバタも古典っぽいよなぁ、ジャキーチェーンの映画であったような無かったような。
確か韓流ドラマが流行った頃も「懐かしい懐かしい」言われてた気がするが、アニメもそういう路線なのかね?

あそうだ、冒頭の「大統領候補がスキャンダルを抱えている」ってのは爆笑した。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
あれ?
ジンモリはさながらJOJOのスタンドの矢で貫かれたが如く仙桃食ったことで秘めた力に目覚めたって話だと思ったら、5話では目覚めてないハズのハンデイと互角の戦闘をやってて「?」。
スタンドはどうした?仙桃食ったのは何だったんだ?ハンデイも密かに桃食ってた?
そもそもお前らいつからそんなに親しくなったの?大会の中継(特にハンデイの出場)は一般人には知られてないの?結婚すると大会出場を辞退しないといけない理由もよく分からない。
と、そんな感じで5分前の設定も覚えてないような作りなのは中韓アニメのお約束。

1話感想で爆笑したと書いたが、政治家のスキャンダルやそれを隠蔽してるってネタは中国アニメでは描けないんじゃない?
ということでそんな感じの攻めた作りを期待してるのだが、今のところいつも通りの中韓アニメって感じ。{/netabare}

7話までの感想{netabare}
大会を運営してる組織があって、そのライバル組織にノックスといものがあるらしい。
大会はノックスに対抗できる人材を探すのが目的って感じなのかな?
で、ついにノックスがちょっかいかけ始めてきただか何だか、とりあえずレフリー殺されちゃったよー、と。

スタンドの理屈は神だか英霊だかを降臨?憑依?させることらしい。
なんか“悪偶”っぽいなーと思ってたら「老子」が出てきて更にそれっぽくなった。
ってか老子出るのか、いつものって感じだなぁ。
日本産だったら多分そのポジションはロリババァになるんじゃないかな?なんてことを思ったり。

──って感じで6話までボケーっと見てたのだけど、7話…ナニコレ?
韓国には定時制高校が無いのかな?とかそんなチャチなモンじゃない、おかしい。
いやでもひょっとしたら意図的……………………なのかなぁ?

試合会場で当たり前の様にスタンドを使ってバトル、え、観客には見えるの?驚かないの?
世間でスタンドの存在は当たり前のことだと認知されてるのだとしたら、これまでと色々矛盾が…。
スタンドが認知されてるのなら、そんな大会に出場できるハンデイにそもそも不良は絡まないでしょー。
ってか1話のバカンス島を襲ったのは誰の仕業かすぐバレるんじゃない?

また同じ頃、大会のオフィスでもスタンドバトルが繰り広げられ、こっちは出来はともかく設定としては違和感は無い。
人知れずこういう戦いをしてる連中が居るって体なので。
まぁだからこそ、なおさら、大会会場の戦闘の奇妙さが引き立つことになっていて、ワザとなのかなぁとさえ穿って見てしまう。
また、財閥の息子がスタンド攻撃されて、グチャグチャの肉塊になっててもおかしくないような演出をしておいて実は軽傷で、見てるこっちが混乱する、これもワザと?

えっとねぇ、思い出してきたぞ?“一人之下”のラテンタイショウ、あれも一般人には秘匿してるハズの異人の力を使っての大会で、だけどちゃんと観客は異人のみ・中継も異人にしか見れないって設定じゃなかったっけ?
同じようなことをしようとして重要な設定がスポンと抜けてる?
抜けてるといえば仙桃食ったのは何だったん?他の連中はもうとっくに食い終わってたってこと?ハンマーを練成してたあのドカチンも??

前の感想で「5分前の設定も覚えてない」と書いたけど、冗談じゃなくて本気でそういう性質なの?
あんまり右だ左だ嫌韓だ考えたくないのにどうしても思っちゃいますよ。
補償は済ませたと言ってるのに、そのことをスポーンと無かったことにして金の無心してくるアレみたいだと。


スタンドの扱いとは別にキャラの態度もいい加減不愉快さが限界に近いかも。
6話終盤のジンモリの態度は、日本産だったら「不安でしょうがないのを誤魔化すためにカラ元気をしている」って場合の演出じゃね?
いわゆる躁鬱の躁状態、その後「大丈夫、落ち着いて」と制止されるレベルのものだと思うのだけどそうじゃなかったらしい。
そして7話、同じくジンモリは手を抜いて負けたクセに反省の色も無く茶化すだけ、しまいにはユミラの試合を「信用してるから」って理由でマジメに応援しない。
やるべきことが他にあって、どっちかを優先しなきゃならないって時に「信用してるから」で片方をおざなりにするのなら分かるが、そんなものは無かったように見える。
…。
病気かな?もしくはハイになるクスリをキメてるみたい。
今後の展開への前振りだったら良いのだけど期待できそうには…。

でもってそんな7話の脚本は金田一明でした、ああ、“爆丸”でよく見る人だ。
爆丸での仕事っぷりはどうだったかなぁ~、犬飼や伊藤からは一歩劣るって印象だけど、ここまでヘンテコではなかった気が。
この作品の原作知らないけど、大会とオフィスのバトルを同時進行させたのがアニオリだとしたら、作ってる人もこの作品嫌いなんだなってむしろホっとできるのだが…。{/netabare}

8話感想{netabare}
なんだこれ。
前回肉塊になってそうな描写しといてピンピンしてた御曹司が反撃しようとしたら返り討ちに会ってメイドと共にどうなる?ってところで「引き」だったハズなのに、今回結局勝敗は決まってたってことらしく物凄く肩透かし。
「どうせ一週間前の内容なんて誰も覚えてないだろ」と言わんばかりの視聴者を舐め腐った態度に感じるが…韓国だとこれがデフォなんだろう、きっと。
そしてジンモリは審判員に呼び出されて祖父ジンテジン絡みの事件(※)の話を聞かされてから素っ気無い態度になって、ハンデイとユミラが心配して云々。
いや単に躁鬱の鬱モードに入っただけだよ、心配するなら前回やっとけよと思わざるを得ない。
ついでにジンテジンを恩人と仰ぐパクイルピョが接近してきてどうこう、いやそこはもっと前から意味あり気に出てたペクスンチョルとかにしようよ。

と、文句ばかり書いてしまったけど今回1箇所だけ褒める?ところを発見。
※印のシンデジン絡みの事件だけど、カンウォンドで爆発があって報道では北方からの攻撃扱いということで処理されたらしい。
それで世間は納得するんだw
これは韓国ならではだねー、日本が舞台だったら出来ないネタかと(戦中の不発弾とか?)。
1話の大統領候補のスキャンダルとか、いい意味で韓国らしいネタがたまーに出るのがニクい、切りたいんだけどなかなか切れないじゃないか。{/netabare}

総評{netabare}
<良かった点>
・1話冒頭、次期大統領候補なる者がスキャンダルを抱えてて、それをネタにゆすりをかけようとしたジャーナリスト?を“謎の力”で口封じしてしまう
→私はこれを見て「おっ?」と思って視聴継続を決めたのだけど、大統領絡みには何か隠し事があるってのはいかにも向こうさんらしい。
というかこういうネタやって良いんだ、ほほう。

・政府が秘匿したい事件が起きた時、世間には「北の工作によるもの」と発表して事実を隠蔽
→これは素晴らしい、舞台が日本だったら出来ないネタかと。
けどこんなネタやっちゃって大丈夫なん?

・主人公の祖父は昔、北の工作部隊を蹴散らしたスゲー奴だと説明
→えっそれ良いんだ。
どこまで北を挑発するような内容を書いて良いのか不明だけど、これが許されるってのは素直に驚き。
…けどちょっと待った、まさか原作(原本)では北じゃなくて日本になってるってことは…無いよね?(確認する気力ナシ)

・ソウル壊滅
→出来るんだ!
もしこれが中国産だったら同じこと出来るかな?
香港壊滅ならイケそうな気がするけど、紫禁城爆破とか多分無理だよね。
まぁそれ言ったら日本も…国会議事堂焼くのは平気だけど、多分皇居がどうこうなるのは難しいか。

表現規制って視点で見ると結構攻めたネタがあって、中国産とは違うなぁというのは強く感じた。
が、何かおかしい。
何がおかしいんだろう?と明確なモノが出てこなくてモヤモヤしてたのだけど、時間を置いてやっと分かったかも?
ということで以下悪かった点、ディスりまくりなので注意。

<悪かった点>{netabare}
全体的にそうなのだけど、分かり易い一例としてこんなエピソードがあります。

『行方不明中の主人公の祖父がなにかヤバいことに係わってるらしく、ゴッドオブハイスクールという高校生格闘大会を運営する委員会がその情報を何か掴んでるらしい。
祖父がどうなってるのか知りたい主人公に対し、委員会は「知ってしまったら引き返せないヤバい世界の話なので今のお前には話せない。お前が強ければ言ってもいいのだが…そうだなぁ、ゴッドオブハイスクールで優勝したら教えてあげよう」と伝える。
が、大会最中、委員会と敵対してる組織の活動によってソウル市内がしっちゃかめっちゃかに。
そこで委員会トップは宣言する「ゴッドオブハイスクールは中止する」』

…。
ん~、ちょっと待って?
おいそれと中止しちゃうのは…確かに大会真っ最中で優勝が確定したワケではないし、ホントに開催継続するのが困難だったのかも知れないけど、それでも頭のどこかで「約束破ることになって悪いなぁ」と思うモンじゃない?
作中そういう素振りが、一切無い。
国産だったらそこは「ヤツとの約束を守るために意地でも大会を続行するぞ」と頑張るトコロだと思うのだが…結果的に無理だったとしてもさ。
そもそも約束したと思ってない?

他の例としては、幼い頃主人公の祖父に世話になり「ウチの孫(つまりは主人公)のことをよろしく頼む」と言われた九尾の生まれ変わりが甲斐甲斐しく面倒を見るのだけど、それは報われない。
一応最後ドラゴンボールのナメック星での願いよろしく全て丸く収まったけど、大会中身を挺して師事したことは何も生かされなかったような?あくまでマイナスがゼロになっただけ。
まるで「一度隷属したら末代まで傅(かしず)くべし・奉仕すべし」といわんばかり…考えすぎ?

これらは分かり易い例として挙げただけで、こんな感じが全体から滲み出てる。
「一度交わした約束は守るべき」ではなく「約束は都合の良い様に発動するもので、むしろ破ることこそ美徳」みたいな。
よくよく考えると、これは“ゴッドオブハイスクール”の前にやってた“神之塔”も含まれるのだけど──
『創作物で提示した設定(=視聴者との約束といってもいいだろう)は「よっぽどのことが無い限り」ホイホイとひっくり返してはいけない』と思うのだけど、どうにも韓国産はこれが曖昧みたい。
人が自由に空飛べようが水中で呼吸できようが動物が喋ろうが、それがその作品内の設定であるなら受け入れられるけど、それが簡単にひっくり返されると「え、なんで?」となる。
逆説的に、最初にどんなに詳細に設定を語ろうが、その後簡単にひっくり返せる程度のモノは頭に入らないし、所詮どうとでもひっくり返せる程度の設定しか語られてない。
これは“神之塔”の方がより顕著だったけど「5分前に自分が言ったことを覚えてないみたい」って感覚に陥る。
聞いてもない設定が突然飛び出すのもそう。
物語の後半はいわゆる超展開の連続になるのだけど、果たして「前に言った設定を反故にしてるだけ」なのを超展開と称して許容できるかというと…ちょっと疑問。

ただこれは悪いってことではなくて…。
例えとして出して良いのかワカランけど、インド映画見てちっとも面白く感じなくて、けどそれがインドでは大人気って言われたら「へー」ってだけで何も悪くは言わないでしょう。
せいぜい「インド人ってダンス好きなんだなぁ」と思う程度で。
同様に、これが韓国の国民性なのねーと思うだけ、海外作品を見る視点で考えたらまぁこんなもんなんじゃない?と。
むしろよ~く国民性が出てると思う、嫌韓だなんだと考えずにアニメは見たいトコロだけど、嫌韓の人ほどこれは面白く感じるのではなかろうか?

非常によくそこら辺が描けてる例としては──
普通に観客も居る一般の格闘大会の試合で、試合終了直後負けた側が負け惜しみを吐いたら、勝った側が「お前ナマイキだ」と“試合が終わった直後の会場の舞台上で”敗者を再起不能にボコるシーンがあったり。
えっ審判止めないの?観客からブーイング来ないの?と不思議だったのだけど、韓国じゃこれが普通と言われたらナルホドと納得。

そもそも格闘大会ゴッドブハイスクールの出場権利自体が無茶苦茶。
いい歳した中卒ドカチンでも改めて高校に入れば出場権は認められるらしい、年齢制限ではなくあくまで高校に在籍が重要みたい。
日本の感覚では何言ってるのか分からないけど、韓国じゃこれが普通と言われたらナルホドと納得。{/netabare}

<総評>
あくまで海外の作品としてカルチャーギャップを楽しむ目線で見るのが良い。
日本のアニメだと思って見るとヘンテコだらけで面食らうと思う。
特に「設定(約束)はその時の都合に合わせて出したり引っ込めたりできる」という価値観を念頭に置いておかないと意味が分からなくなる。
逆に言えばよくここまで独自性?を出した作品を作れたなぁ、とも、方向性は置いといて。
パクりまくった要素をぐちゃぐちゃかき混ぜて「最後に味の調整をしてないもの」をハイどうぞと雑に出されただけな気もするけど、そういうのを好む国民性なのだろう。
良い悪いの話じゃなくてね…皮肉や嫌味に聞こえたならすいません。
同期やってた中国アニメ“異常生物見聞録”と見比べると、表現規制がなんかおかしい中国製、倫理観がなんかおかしい韓国製と、結構分かり易く特徴が別れててそれはそれで楽しめた…のかな?{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

みゃー(プロ欄追記) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話まで視聴して

韓国漫画原作。
前の期にも神之塔という韓国漫画原作のアニメが
放送してましたが、んー、韓国の方はこーいう系が
好きなんですかね??
正直どちらも面白いとは思えないです。

ドラマやk-popなんかはやはり魅力があるからこそ
受け入れられてるのでしょう。

豪華声優陣が名を連ねているので見てみましたが、
これはMAPPAと声優陣の無駄遣いにしかならないと
思います。

視聴断念の為☆は未評価扱いですが、
口頭で伝えるなら
物語1.5、キャラ2、声優4、作画4、音楽3
といったところでしょうか。

[追記]
みんな思ったことでしょうけど
鼻と耳を赤くする必要はあったんですかね...

{netabare}あと最終回チラ見したけど
如意棒やら筋斗雲出てたけどどゆこと?w {/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

<50> 韓国産の高校生バトル。

5 話まで。
悪いわけじゃないけど、少しとりとめがなくて、コレじゃなきゃってのも無いかな。

<55> 韓国産の高校生バトル。初回、特に A パートはコミカルでスピーディ。
1 話視聴。
韓国産の高校生バトル。
初回、特に A パートはコミカルでスピーディ。タッチの粗い絵も作風には合ってて悪くない。
異種格闘技と言いながら得物が自由だったり、お話自体は薄っぺらい高校生のバトルものなんで先行きは不安。(三話消化時点のみんなの評価が低いのも不安。)でも初回は割と好きかな。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1

61.3 9 超能力で超人なアニメランキング9位
三つ目がとおる(TVアニメ動画)

1990年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (28)
210人が棚に入れました
「週刊少年マガジン」に連載された手塚治虫の伝奇SFコミックが原作。アニメ化にあたっては学園中心のエピソードを多くするなど、対象年齢はいくぶん低めに設定された。いつも学校のみんなからいじめられている少年・写楽保介、実はその正体こそ超能力を持った三つ目一族の末裔だった。そうと知らない級友の美少女・和登千代子は写楽を連れて博物館へ赴いたのを機に、写楽は額のばんそうこうに隠された三つ目を解き、古代の超パワーを発揮させる。

声優・キャラクター
伊倉一恵、松井菜桜子、嶋俊介、緒方賢一、田野めぐみ、速水奨

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ギャグアニメでした

・なんか・・・戦うのかなぁと思ったけど・・・
ギャグアニメでした
戦うことも多いけど
ギャグ7にたいして、バトル3って感じ

・手塚治虫
あの手塚先生の作品です
まず最初に思ったのは
エロい!!
「ワンサくん」でも思ったけど手塚先生の作品ってどこかエロいんですよね
女キャラの体の線というか・・・
ちなみにヒロインの和登(わと)さんは2回パンチラする(コマ送りにしてやっと確認できるレベルだが)

・筋は通っているので安心する
実はこのアニメの視聴直前に
「カブトボーグ」を見終えたばかりだったんです(レビューもあるよ!)
あれは支離滅裂、筋もクソもない
死人は理由もなく復活するわ、急にわけのわからんおっさんが主人公の親友になるわ、
次の回でそいつは消えるわ、いきなり世界征服がはじまるわ、
悪の組織の拠点に乗り込んだと思ったら次の回で日常回になるわ・・・
めちゃくちゃなストーリーだったので
このアニメみたいにギャグとはいえ、ちゃんと筋が通ってるアニメは安心するwww
まぁカブトボーグはカブトボーグで面白かったけどね~

・変身ヒーローものです
主人公の写楽くんのこと
絆創膏付き→5歳くらいのバカ
絆創膏を外す→IQ300で凶悪なバケモンになる
早い話が変身ヒーローものです
絆創膏状態時にやられたことを覚えているようで、自分にいじわるした連中を根に持ち報復したりするwww
だがあまり強くはない
絆創膏を外す三つ目状態であってもめちゃくちゃに力を使うだけで別に強くない
ただの手品師のおっさんに2回も負けるwww

・絆創膏状態の写楽はただのバカ
第1話から「おはよう!」を30回くらい連呼して頭のおかしさはすぐわかったが
自分の宝物をなぜか工事現場に隠し、次の日コンクリートに埋められブチギレ工事のおっちゃんを殴りまくる、
美女の裸を見てもなんの反応もない、
考古学者に遺物を見せろと頼まれても「ヤだよ!べ~~~~」と拒否したり
精神年齢は本当に5歳前後だと思われる

実際は中2の14歳で
誰とでも仲良くなれる人懐っこい性格
良くも悪くも「純粋」という言葉がしっくりくる裏表がまったくない少年
悪意のかけらもない

・異様な世界
一般人が戦闘ヘリをそのへんで飛ばし普通に機関銃掃射したり
サブマシンガンくらいふつーーに流通している
わけのわからない科学者がいっぱいいてやべー殺人兵器がたくさん開発されている
悪人どもは容赦なく、無手の中学生相手にマシンガン乱射www
催眠ガスで武装した遺跡あらし、超能力者、幻術使いなどなんでもあり
異常な治安の悪さ

・三つ目写楽は弱い
超能力を使いこなし、赤い槍を召喚し町を破壊し尽くす三つ目族
めちゃくちゃな力を持つ、が
なぜかよくやられる
手品師のおっさん一人にやられるwww
怪盗一人にもやられるwww
弱い

写楽は三つ目一族が復活したら世界を簡単に征服できる、とか言っているが
このザマではとても無理だwww

「しょせんお前たち二つ目の人間が、僕に敵うわけがない」とどや顔するが
その数回前の回で手品師のおっさんや怪盗ごときに手もなくやられたばかり
しかも手品師にやられた回は、写楽は普段以上のパワーが出せるイケイケ状態でやられていた

・三つ目写楽は弱い2
こいつが余裕なのは「オーラ」とかいうバリアを張って銃弾や敵の攻撃を無効化できることがその理由
しかし、どうもこのオーラ、敵組織に解明されているようで
「この銃はオーラを貫通するw」と敵に告げられると余裕の写楽の顔が一瞬で困り顔になるwwww
実際写楽も和登さんもこの敵組織に殺されかけるが
たまたま知り合った別の超能力者に助けられるという醜態を晒す
しかもこのたまたま知り合った別の超能力者、明らかに写楽より強いwww
後半、三つ目族の同族の女の子「もえぎ」にも負けるwww

・世界を滅ぼすwwww
途中三つ目写楽は世界を滅ぼす機械をご先祖様の遺した文書をもとに造りだし
世界を滅ぼそうとする
まぁ色々あってこれは実行前に阻止されるわけだが
このザマじゃあ、実行したってちゃんと作動してたか怪しいもんだ・・・

ちなみに三つ目の王子で、三つ目最強の能力を持つゴダル王子も超絶バカwwww
猫1匹にボコられ、失言から三つ目写楽に返り討ちにされるwww
こいつら一族はバカしかいないのか・・・IQ300(笑)

◯よい

・ハチャメチャな騒動を三つ目の力で解決していく
なかなかに面白い!
次はどんなアホな騒動が起きるんだろう、と、期待できた!

・くそうざい和登さんは後半らへんから大人しくなる
和登さんにはずっとイライラさせられていたが
後半から大人しくなるので、安心したwww

◯わるい

・写楽くんは凶悪
主人公で、最後の三つ目族である写楽保介(ほうすけ)
デコの絆創膏を剥がすと人格が変わり、戦闘力が大幅にアップし性格が凶悪になる
また、ただのバカからIQ300になる
その力を利用し人を助けたり騒動を解決したり、ピンチを切り抜けたりする

性格は変わっても、まぁ、なんだかんだでいいヤツであることには変わりはないのかな、と思ったが・・・
そのウラでは、物体を蒸発させるやべー銃を開発し、文明崩壊を目論んだり
夜な夜な町へ繰り出し女を誘い、死亡必至の人体実験しようとする・・・
この女は悪人だとかそういうものでは一切なく本当に一般人
他にも犬を生物実験し自分と同じ三つ目を埋め込んだり、異常な性格

こいつ、隠れてけっこうな犠牲者を出してそう・・・
ガチのやべーやつ

唯一の理解者である和登さんですら
自分の意に反する行動を取ろうとすると和登さんの親父ごと殺そうとする
凶悪
身勝手な行動にイライラすることも少なくない

・バカすぎる
上の方にも書いた三つ目族最強の王子、ゴダル
絆創膏写楽を壺の中に入れるという超簡単な仕事を何度も何度も何度も何度も失敗する
こいつじゃなかったら成功してる
俺でも成功する
写楽が強いよいうより、こいつの敵があまりにもバカすぎるのでは

最強の三つ目族!?
三つ目王子ゴダル復活!?
写楽とどんな死闘をするんだーーー!!・・・っとワクワクしていた俺がバカみてー
ゴダルは「二つ目の奴らは頭が悪い」と散々煽っているが、俺は三つ目族の頭の悪さにびっくりしていた・・・

・和登さんの存在
和登千代子
これ読める?
自分は全然読めなかった、写楽が名前を呼んでもわかんなかったwww
「わと」さん、です
お寺のお嬢さん

しゃしゃり出るバカ女
様々なやべー事件を起こし少なくない犠牲者を出している写楽の三つ目ですが
ある回で写楽の父親代わりの犬持(けんもち)教授が「三つ目を取ってしまう」という
当たり前の提案をすると、
このバカ女、写楽が巻き起こした数々の大事件を「ただイタズラしてるだけ」と言い放ち、
取るのに大反対しおおはしゃぎwww
しかもこの直後こいつは三つ目写楽に殺されかけるwwwwww

どういうわけかストーカーのように写楽の周辺をウロウロし夜中まで写楽の家にいる
頼みもしないのに写楽の母親代わりを勝手に自覚する
(写楽は絆創膏が付いている状態では5歳前後になるため)
こいつは自宅謹慎の写楽に会いに家に侵入し不気味な笑顔で窓を叩く恐怖のストーカー
さらに写楽を言葉巧みに誘拐しかける
犬持教授が「人の家庭に首を突っ込むな」と一言言えば全てが終わる・・・

こいつは「三つ目を取る騒動」のとき
三つ目写楽がこれまでに起こした町の破壊行為や殺人未遂、生物実験みたいな残虐行為など
数々の大事件を「イタズラ」したことにし、
これらの「イタズラ」に比べたら小さなしょーもない手柄を紹介し、
バカ教授もなぜか納得し三つ目を取らない選択をしてしまう・・・

まぁこいつと知り合って1番死にかけているのは和登さん本人だけどね
三つ目写楽がどこにいても真後ろにテレポートして絆創膏を貼る

写楽とは結婚の約束をしているが、
や恋人というより、母親という感じで、本人もそう認識している
その証拠にころっとその辺のイケメンに惚れるwww

犬持教授が遺跡の解読を三つ目写楽に頼もうとしたら
なぜか和登さんもノコノコくっついてきて、なぜかこれをブチギレで阻止
「都合のいいときだけ三つ目の力を借りるなんて許さない!」と激怒wwww

自分も危なくなったら絆創膏を剥がして三つ目の力を借りるなどこれまで散々してきたくせに
完全に私物化し、他人が三つ目の力に触れることに異様なほどに嫌悪感を抱く
犬持教授と写楽からしたらこいつはただのストーカーの赤の他人

しかもすぐ次の回で
自分たちが発掘した遺物の文字を解読しようと
ふつ~~~~~~~~~~~に写楽の絆創膏を取ろうとする
クズ女
美術品をパクるクズ怪盗をなぜか嘘ついて警察からかばったり、まったく意味がわからない
支離滅裂
このアニメの警察は超絶バカなので、和登さんの言うことをあっさり聞き入れこの怪盗を逃がすwww
もはや怪盗側の人間wwww

頭が痛くなる「ワギイイイィイイヤアアアキィイイイイイイイ!!!」という凄まじい叫び声を毎回出す
耳栓が欲しくなる

・三つ目写楽は場に慣れない
こいつは決して慣れない
絆創膏写楽を父親代わりで育ててきた犬持教授、教授がいないときに
大変世話になるヒゲオヤジさん
つまりそれは三つ目写楽も世話になっているというわけだが・・・

三つ目写楽になったとたん、こいつらを殺そうとするwwww
絆創膏写楽時にも三つ目写楽と記憶を共有している(その逆はない)ので
どれほど世話になっているかわかっているはずなのだが

・和登さんにすら容赦はない
自分の道を阻むものはすべて破壊する
相手が和登さんであっても容赦はなく、何度殺されかけたことか・・・
和登さんマゾなんじゃねーのか

・都合が良すぎる
「人間と文明だけが滅ぶオーラ」ってなんだよ・・・
都合良すぎ
しかもその機械を半日くらい作ってたし、めちゃくちゃ

・ゴミみたいな警察
猿集団 ∨S 警官隊で、1匹も捕らえられず警官隊壊滅wwww
猿は別に特殊な能力を持っているわけではなく、ふつーの猿
バカかこいつら・・・

頭のおかしい対応をして囚人大脱獄の原因を作ったり、和登さんにころっと騙されて怪盗を逃がす
ベートーベンそっくりの「運命警部」、この無能警察のトップ
恐ろしいほどの無能なくせにG8サミットの要人警護の責任者になる・・・
日本の治安大丈夫か・・・
このアニメは警察と密接に関わるが、ことごとく無能であまりの無能っぷりにイライラする

・猿に見えない
途中「人語を喋る猿」が登場する
おっぱい丸出しの猿
みんな「猿が喋ってる・・・」とひっくり返るほど驚くが、ぜんっぜん猿に見えない
ただの小さな女の子にしか見えない
大丈夫かこのアニメ

◯THE VERDICT

「我とともに来たり!我とともに、滅ぶべしーーーーーーーーーーーー!!!!!」

9/10

・ギャグアニメだということを忘れると間違いなく楽しめない
絶対に「ギャグアニメ」ということを忘れぬこと
カブトボーグと同じ現象
「ギャグアニメ」だからしょーがねーかwww
と流せないとだめ

・和登さんがしゃしゃり出なくなった後半からおもしろくなる
すでに上にも書いてあるけど、
和登さんは後半らへんから大人しくなる
それからが本編と言っていい

・和登さんは別に三つ目写楽は好きではない
三つ目写楽の一番の理解者であり、唯一心許せる和登さんではあるが
三つ目写楽に一番殺されかけているのも和登さんという、非常に奇妙な関係

写楽と結婚を約束してはいるが、
和登さんが気に入っているのはあくまで、絆創膏写楽「だけ」である
「気に入っている」というのは、好きとかそういうことではなくシンプルに母親代わりを気取っている
ということ
三つ目写楽に対してはそのへんの男子と対して変わらない反応だと思う
「三つ目取ってしまおう騒動」のとき大反対していた和登さん
一応三つ目写楽に同情していたが、同情以上の感情はなかった・・・
むしろ絆創膏写楽が嫌がっていたから、反対していただけのようにも見える

・和登さんに終始イライラ
三つ目の力を私物化しおおはしゃぎ、なぜか写楽がどこに行っても勝手についてくる
明らかな犯罪者でも自分が気に入れば嘘をついて警察から逃がし、イケメンがいればコロっと一目惚れ
頭が痛くなる悲鳴を毎回聞かされ、夜中に写楽を連れ回し
イヤがる写楽を無理やり宝探しに連れて行く
絆創膏写楽を宝探しに連れて行ってもクソの役にも立たないのは明白
最初から三つ目写楽の力目当て
クッソイライラする

でしゃばりすぎなんですよね、こいつはヒロインっていう立ち位置だと思うんですが
主人公以上に目立つべきではない
「女性はおしとやかであるべき」という言葉をよく聞きますが
このバカ女を見てると、「本当にそうだわ!」と思う・・・

・和登さん、三つ目写楽にレ◯プされかけるwwww
爆笑したわwww
三つ目写楽は三つ目族復興のため、和登さんと結婚して子供を100人くらい産ませるという
イカれた計画を持っているが、当然和登さんはそんなこと承知するはずもなく・・・

三つ目写楽、何を思ったか
自分に従順な人間の魂を和登さんの体に乗り移らせて
その和登さんに子供を産ませる計画を立て、即実行wwww
その足で旅館の寝室にご案内wwww
やばすぎるだろこいつwww

・三つ目を取らない判断は明らかに大失敗
上にも書いたが、三つ目写楽は和登さんであっても自分の野望のため道具にする
和登さんが「三つ目を取る騒動」のときおおはしゃぎして写楽を守ったわけだが
そのせいで何回も三つ目写楽とその悪友に町を破壊される・・・明らかに大失敗!!
和登さんもそのことに強く後悔し自殺を図るwwwwwwww
バカかこいつら・・・

悪友と悪さしたり、刑務所を襲撃し囚人を解放したり
どう考えても精神病院に入れるか三つ目を取るべき
それを阻止した和登さんは間違いなくクソ
三つ目排除反対騒動以降、写楽が起こした全ての大事件は和登さんの責任

しかもどういうわけか、
世界中にこの和登さんに瓜二つの人間がいっぱいいるwww
まーたそっくりさんかよ・・・と呆れる

・三つ目族の王国をつくるなんて思っていない(笑
あまりの写楽の暴れん坊ぶりに、ヒゲおやじさんが写楽にぶち切れるわけですが
和登さんは「写楽くんは人間を労働力にして三つ目族の王国をつくるなんて本気では思っていない!」
と叫ぶわけですが、こいつは今までなにを見てきたんだ?

今まで三つ目写楽が町を破壊しまくりどれだけ犠牲者が出てきてるのか
よくもまぁ、そんな言葉が出るやらwww

間 違 い な く 本 気 で す わ こ い つ


・最終話は圧巻・・・
最終話のエピソードはどこの映画だ?ってくらい圧巻だった
この最終話付近だけ見てもいい
いや、見るべきだ
なるほど、人気な理由がわかる

・まとめ
では最後に最終まとめ
今までの全ての三つ目写楽の横柄の態度や地球を滅ぼす行動は最終話でのすべての伏線だったと言ってもいい
そう考えたらなんだか悪くない気がする
藤子不二雄作品みたいな少し不思議なストーリー
非常によかった!!
和登さんにはイライラさせられるが、まぁこの人の活躍なくしてあの素晴らしい最終話もなかったしね
とにかく「最終話のエピソード」で大きく株を上げた作品

なんかディスが多いけど、思い出深いいい作品だった!

投稿 : 2024/12/21
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