警視庁で怪盗なアニメ映画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月06日の時点で一番の警視庁で怪盗なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.0 1 警視庁で怪盗なアニメランキング1位
名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌 (レクイエム)(アニメ映画)

2006年4月15日
★★★★☆ 3.7 (250)
1554人が棚に入れました
ある人物から調査依頼を受けた小五郎は、コナン・蘭・少年探偵団とともに、横浜に新しくできたテーマパーク「ミラクルランド」を訪れた。その敷地内にある「レッドキャッスルホテル」に着いた一行は、高田と名乗る依頼人の秘書からスイートルームに案内され、ミラクルランドの腕時計型フリーパスIDを配られる。全員がそれを腕に装着し、コナンは大喜びの少年探偵団や蘭たちとミラクルランドに向かおうとするが、高田に部屋に残るように言われる。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、茶風林
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

目暮警部や阿笠博士を筆頭に…各キャラに見せ場がある記念すべき劇場版10作目

登場キャラは、コナン、蘭、毛利小五郎、平次、和葉、園子、阿笠博士、灰原哀、歩美、光彦、元太、目暮警部、白鳥警部、佐藤刑事、高木刑事、千葉刑事、妃英理、遠山銀司郎、大滝悟郎、横溝重悟、中森銀三、白馬、怪盗キッド…etc.

 記念すべき劇場版10作目ということで、本当に多くのキャラクターを登場させています。結果、内容はやや薄味になってしまっているのですが、各キャラクターに見せ場をできるだけ多く作ってあげようという努力が感じられて、個人的にはお気に入りの作品です。

 やっぱり平次&和葉やキッドが出るとテンション上がりますし、私の大好きな石田彰が声を担当する白馬の出演もうれしい…。メインのゲストキャラの声が古谷徹と平野文とか…豪華ですし、やっぱり演技が巧くて安心して観てられるゲスト声優の方が良いですね。

 内容としましても、犯人の目的が不明で、謎が謎を呼ぶ展開…最近のコナン映画と比べると地味なのは否定できませんが、こういう推理していくコナンが好きな私には大満足です。
 推理するコナン映画がまた観たいなぁ…。

以下、ネタバレ付き感想。
{netabare}
 先ず、小五郎も妙に格好良かった気がします…弱気になるところも、さりげなく状況を目暮警部に伝えるところも…。(またキッドが化けてるわけではないかとやや疑いました。)
 また、平次やキッドの主役級の活躍。ファンとして嬉しいです。

 でも個人的にこの映画で最も格好いいと思ったのは、阿笠博士と目暮警部だったりします…。
 少年探偵団が爆弾によって最後を迎えるかもしれない瞬間に迷いもせず「子供達だけにしとくわけにはいきませんからな」っていう阿笠博士に「そうだな」と答える目暮警部…渋すぎる…泣きそうになりました。黒幕だなんて噂もあった博士ですが、子供たちへの愛は間違いなく本物ですね…。
 実際、時間が残りわずかになってから、二人は他の若者たちを追っ払って子供たちのところに向かいます。明るく「今日は楽しかったかい?」と子供たちに聞く阿笠博士…渋すぎる…。他に唯一事情を知っている白鳥警部も指示に逆らって子供たちの元へ…出世したのも納得の彼の人情の厚さを感じさせます。ここら辺のシーンが特に好きだったなぁ…。

 ただ、肝心の事件については、コナン・平次・白馬(キッド)という豪華三人組が解くには簡単すぎるもので、事実警察が既に見当を付けていた「探偵のいらない事件」でした。麗子が西尾を殺したという警察の見解が愛する麗子を死に追いやったと考えた伊東は、無能と感じる警察にではなく、優秀な探偵達に自分が西尾を殺したことを証明してもらおうと考えました。
 結果的には警察の見解である「西尾殺しは麗子によるもの」という判断が正しかったという皮肉なオチです。
 こういうオチとかは大好きなんですが、伊東の最愛の人が自分であるというのは正直違和感が…。こんなに手間をかけて調べさせてることから、「麗子への強い執着」ってものをヒシヒシと感じられるのに…それを上回る自己愛の持ち主だったとは…。確かに自分の計画が崩れただけで仲間を殺そうとしたんだしなぁ…。古谷徹の好演もあってなかなか面白い犯人だった気がします。

 最後に、白馬がキッドだと終盤まで気付かなくて、そこも面白かったです。園子がIDを無くしていたのがフラグだったとは…。白馬が付けていたIDは爆弾のついていない園子の普通のIDだったのですね!(ペンキで気づいた。)なかなかうまくできてる作品だと思います。
 B'zの曲も良いですし、あまり良い評判ではない気もしますが、個人的にはコナン映画で屈指の力作の一つだと思っています!観ていない方は是非阿笠博士の渋さを目当てにでも観てみてください!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

探偵が集まります

本作は記念すべき第十作で、原作者の要望もあり、全レギュラー出演のオールスター作品となっている。
また、活躍は小五郎、コナン、平次などがメインで、蘭や少年探偵団は活躍しないと言っても過言ではない。
また、円谷光彦役の大谷育江が休業したため代役として折笠愛が光彦の声を演じている。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
ある人物から調査依頼を受けた小五郎は、コナン・蘭・少年探偵団とともに、横浜に新しくできたテーマパーク「ミラクルランド」を訪れた。その敷地内にある「レッドキャッスルホテル」に着いた一行は、高田と名乗る依頼人の秘書からスイートルームに案内され、ミラクルランドの腕時計型フリーパスIDを配られる。全員がそれを腕に装着し、コナンは大喜びの蘭や少年探偵団たちとミラクルランドに向かおうとするが、高田に部屋に残るように言われる。

部屋にはコナンと小五郎だけが残った。高田がリモコンを操作すると、顔を隠した依頼人がモニターに映し出された。依頼人はコナンと小五郎に「私が出すヒントを元に、今から12時間以内にある事件を解決してもらいたい。もしできなかったら、全員のフリーパスIDを爆破する。」と迫る。先ほど配られたフリーパスIDにはプラスチック爆弾が仕掛けられていたのだ。さらに、無理やりはずしたり、一度ミラクルランドに入り再び出ようとすると爆発する仕掛けになっているという。見せしめとして、小五郎の顔なじみの竜阿茶の爆死シーンがモニターに映し出される。依頼人から第一のヒントを受け取ったコナンと小五郎は、レッドキャッスルホテルを飛び出した。

捜査の過程で、コナンは服部平次、白馬探、怪盗キッドらに遭遇する。平次と白馬もまた、爆弾付のIDを付けられてしまったのだ。さらに、怪盗キッドは最近何者かに命を狙われており、その関係で中森警部ら警視庁捜査二課の他に、横溝重悟ら神奈川県警捜査一課も動いていた。

依頼人の正体とその目的、依頼人が解決を迫る事件の真相、怪盗キッドの命を狙って暗躍する怪しい影。様々な謎が絡み合う事件に、探偵たちが一丸となって挑む!!果たして探偵たちは、制限時間内に事件を解決して大切な人たちを救うことができるのか!?
{/netabare}

本作は推理よりもサスペンス要素の強い作品だったが、探偵たちが協力して捜査している点は良かった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

意外な活躍にビックリでした!

☆映画10作品目☆
PCにて試写です♪
あらすじは省略しますm(__)m

小説を前に読んでていたので、結末は分かっていたんですが...
タイムリミット ということであり、いつもとは違ったハラハラドキドキ感を感じました!


今回、怪盗キッドはあんまり出てきませんでしたが、最後まで見ててやっと分かりました!
{netabare}
怪盗キッドって実は白鳥に化けてたんですね!かなりビックリでした!コナンが最後に言ってくれるまで全く気づきませんでした
服についたペンキ、あれがキッドだと分かったカギでしたね
ってか最後にパスを持ってって花火にしたり...カッコよく登場してコナンたちを助けたり…
と、いいとこ取りでしたね(笑)
{/netabare}
ですが、今回はあくまでコナンと平次の推理がメインであったため、キッドは控えめだったんですね!
でも、ピンチの時にはヒントをくれたり、助けたりしてくれたのでよかったです!!


~感想~
{netabare}
コナンや平次、おっちゃんまでもが、蘭や子供たちの命のために必死に事件を解いていました
唯一知っている灰を原さんも色々苦労して列の後ろに並び直したり熱中症になったり...
ですがそれを知らない(特に)子供たちがすごくのんきで、苦労してる灰原さんが可哀想に思えました...
でも、灰原さんが苦労して守ってくれたお陰で一応?最後まで無事でしたね!よかったです♪

園子、すごいですね(笑)それであゆみちゃんも助かったし(笑)何気すごい園子でした

そして、光彦くん!小学生にして行列の待ち時間を計算しちゃうなんて、すごいなぁと思いました☆

人質にとられた女の人、なんと佐藤刑事でしたね(笑)カッコよかったですが、高木と遊びに来てるってシチュが笑えました

また、10作品目でもあるのか、蘭のお母さんも出てきてくれてキャストも盛りだくさんでよかったです!

~最後に~
コナンのことを工藤新一、と言っていた時はとても驚きました!ですが、それは指紋で工藤新一だと認識したんですね♪途中それに気づいてコナンは変声期で話してたんですね!納得!!
まあ実際にはバレていないということで...安心です♪
{/netabare}

今回の作品は今から10年前のもので古い作品ではありましたが、絵が今風にキレイで、とても見やすかったです!

ぜひ他の過去作品も見たいなと思いました!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

65.1 2 警視庁で怪盗なアニメランキング2位
名探偵コナン 銀翼の奇術師 (マジシャン)(アニメ映画)

2004年4月17日
★★★★☆ 3.6 (241)
1468人が棚に入れました
舞台女優・牧樹里の元に、怪盗キッドから「Romeo Juliet Victor Brabo! 26の文字が飛び交う中 "運命の宝石"をいただきに参上する」という予告状が送り付けられた。彼女は狙われたスター・サファイア「運命の宝石」をキッドから守るよう小五郎に依頼。予告状の暗号から、小五郎は彼女が主演している劇「ジョゼフィーヌ」公演中の舞台上でキッドが宝石を奪うと推理。当日、劇場でコナンはキッドを見つけ、追跡するも取り逃がす。
その翌日、宝石を死守したお礼として函館の牧の別荘に招待されたコナン達。しかし函館へ向かう機中で殺人事件が発生。さらに機長・副操縦士も意識不明の重体に…。

声優・キャラクター
高山みなみ、山口勝平、山崎和佳奈、神谷明
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

推理要素よりアクション要素の方が強い?

本作は監督がこだま兼嗣から山本泰一郎に代わった作品で、以前の作品に比べると作風の変化が見られる。
本作は以前の作品に比べて推理要素が少なく、劇場版にしては、死者が少ない(別に多くして欲しいわけではないが)。
また、事件解決後の後半は超絶アクションとなっており、アクション要素の方が強くなっている。
また、本作は「世紀末の魔術師」から2作目のキッド登場作品で、彼は本作のメインキャラの一人である。
英語でmagicianは魔術師、奇術師(手品師)の両方の意味があり、今回はルビをマジシャンにしている。
なお、毎回登場する警視庁捜査一課の刑事らは最後にしか登場しない。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。

{netabare}
舞台女優・牧樹里の元に、怪盗キッドから「Romeo Juliet Victor Bravo! 26の文字が飛び交う中 "運命の宝石"をいただきに参上する」という予告状が送り付けられた。彼女は狙われたスター・サファイア「運命の宝石」をキッドから守るよう小五郎に依頼。予告状の暗号から、小五郎は彼女が主演している舞台「ジョゼフィーヌ」の公演中にキッドは宝石を奪うと推理。一方のコナンは小五郎の推理に引っかかるところがあり、独自に捜査を開始する。そして公演当日、キッド専任の中森警部も捜査に参加する中、キッドは大胆にも新一に変装しコナンを動揺させる。そしてキッドを追跡するも、寸前のところで取り逃がしてしまう。

その翌日、宝石を死守したお礼として函館にある樹里の別荘に招待されたコナン一行。しかし、今度は機内で殺人事件が発生。さらに機長・副操縦士も意識不明の重体となる。
{/netabare}

本作はコナンとキッドの絡みが面白かったが、推理アニメとしてはあまり楽しめなかったと思う。しかし、後半のアクションはスリルがあって、子供向けには良かったのではないかと思った。キャッチコピーになっていた新一と蘭の絡みは、
あまり回収出来ていないが、前作よりは良かった。また、キッドのキザさが中々良かったと思う。
EDの愛内里菜のDream×Dreamは良い曲だった。
しかし、本作は他作以上に疑問点が多く、{netabare}壊れたドアの近くに居ても吹き飛ばされなかったり、女子高生が飛行機の操縦をしたり、キッドがパトカーで滑走路を照らしたりと{/netabare}より"非現実味"が増した。最後は事件よりも事故の要素が強い。

名探偵コナンの映画としては稚拙な要素が多く、疑問点が多い作品だった。構成を上手くすればもう少しマシになったのではないか。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

今回は簡単!推理は‼︎

 丁寧な作り込みですよねぇ
 コナン君の独白が多いため、犯人を当てるのは初見でいける人はいけるでしょう。また、コナン視点の描写が異常に多いため、トリックまでいけると思います。それよりもコナン君が普段どうでもいいことを観察しまくっているんだなぁというイメージが私の中でつきました。
 今回は推理よりもメインはアクションみたいですがテーマを『空』にしてしまったため、アクションも微妙なもんになってしまいました。
 個人的にはヒントの出し方をなんとかすれば面白いものになったかもしれません。テーマを『空』にするといろいろ制約がかかりたいへんなんだなと感じました。

追加
なるべく、意識しないように見ていましたが『水平線上の陰謀』まで、見て確信しました。
監督が変わったことで面白くなくなったんだなぁ
上で書いた丁寧な作りと言いましたが、丁寧すぎる作りだと思います。今回、ヒントの出し方がコナンの独白で新鮮でした。しかし、推理ショー中にも同じカットを見せられて退屈になってしまいました。
独白か、推理ショー中にこのカットを入れる程度で良かったと思います。
 ただ、この作品にはテンポが悪く退屈になってしまうというデメリットがあります。しかし、本当に僕の憶測でしかないんですが、本格ミステリーを映像化しようと監督が努力した結果だと思います。誰が見ても納得できるような物を目指したそんな作品なんです。
 また、本格ミステリーを映像化しようとするには『空』というテーマも悪かった。本格ミステリーを映像化しようと考えた場合、一つの見せ場として考えられるのは主人公もしくは警察が手がかりを集める場面です。普通住人と小粋なトークを交えながら情報を集めるのですが、今回は飛行機の中、主人公が怪しいと思った部分を見せるしかなく、楽しませる部分がなくなったのが退屈にさせてしまいました。
 私の結論としてはテーマ『空』にされた時点で今回は本格ミステリーにする部分を捨てて、キッドと共闘もしくは追いかけっこしとくのが無難かなと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

まさかのフライトパニックアクション

シリーズ8作目。
{netabare}
今回はキッドとコナンの対決を主軸に、キッドが狙う宝石に絡んだ舞台俳優たちの中で起きる殺人事件を推理し、最後には操縦不能になった飛行機の着陸を試みるという、とんでもストーリー。

前半は大胆にも工藤新一に化けたキッドとの戦いが描かれる。その際にコナンが最初からパラグライダーを用意し、かつ少年が大都会を滑空する画はなかなかシュールで面白かった。

中盤は航空機の中で起こる殺人事件の推理。これがまたとんでもなくスケールの小さな事件で、この程度ならいつものTV放映レベル。動機からしても手口からしても劇場版シリーズ中ワーストの事件。

後半はとばっちりで毒を盛られたパイロットが(コックピットに民間人を入れたのはなんだそれって感じだけど)操縦不能に。嵐の中、燃料もない状態でキッドとコナン(素人)で着陸を試みるという超展開。あれ?このアニメは推理ものだよね?みんな飛行機に関する情報に詳しすぎるし、起こることすべてがあまりに現実離れしている。もはや完全にフライトパニックアクション映画になってた。
まー、元々変声機とかキック力増強シューズとか現実離れアイテムもあるわけだからいちいちツッコむのもナンセンスなんだろうけど。でもこれをやるにしてもメインにアクションを持って来ちゃダメだよなぁ。あくまでもコナンはミステリーなんだから。

小五郎がいつもに増してバカなのもちょっと残念。やっぱ小五郎はかっこよくないと。キッドも何も盗まないし。なんじゃこりゃ、という作品。

蘭が新一に対して素直な胸の内を明かすシーン、そこだけは良かった。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5
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