花札TVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の花札成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月17日の時点で一番の花札TVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

54.2 1 花札アニメランキング1位
遊☆戯☆王 ARC-V(アーク・ファイブ)(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (71)
243人が棚に入れました
海岸沿いにある舞網市には赤馬零児が社長を務めるレオ・コーポレーションがあり、デュエル技術が突出して進歩していた。子どもたちはプロデュエリストに憧れ、デュエル塾に通っては召喚法やデュエルスタイルを学んでいる。中学2年生の榊遊矢も、幼なじみ・柊柚子の父が経営する「遊勝塾」に通い、柚子と一緒にアクション・デュエルの腕を磨いていた。遊矢の夢は、父のように人々を笑顔にする「エンターテインメント・デュエリスト」。ある日、遊矢はプロデュエル界の現役チャンピオンとエキシビジョンマッチで戦うことになる。
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

卒業できない、したくないっ!(>_<)  2017年4月9日全話観終えての感想を追記

カードゲームの勝敗で全てが決まるのはいいが「こうなりゃ正真正銘のダイレクトアタックだ!」
なんて迷セリフに代表されるようにちょいちょいデュエルでなく力ずくで物事を決める場面があり
作中内でのリアリティがガバガバだし敵対する勢力なり味方なりの組織の規模というものが全然見えてこないし
世界の命運をかけたデュエルが毎度毎度起こるためもう何回目だよ・・・と変な意味でもう慣れてしまったし。
{netabare}
現シリーズの主人公榊遊矢が目指す誰もが笑顔になれる
「エンタメデュエル」
素晴らしい志だと思うが今回の主人公が豆腐メンタルならぬ振り子メンタルなので度々立ち止まる。
しかも世相を反映してか現在は格差問題も取り入れてあってそんな中でみんなが笑顔になれるという目標は
遠大すぎて消化不良を起こすんじゃないかとひやひやしたりおまけにそんな遊矢には
別の次元のそっくりさんが三人いてたまに遊矢に彼らが乗り移ったりして、
子供受けしそうな設定を盛り込みすぎて収集つかないことになってる。
さらに最近はいろんな場面が同時進行しすぎて混乱するしモンスターの召喚シーンとか
迫力あって見せ場作りたいのはわかるが一デュエルに時間かけすぎて週またぐこともしょっちゅうなのでデュエルの
全体像が把握しずらい(GXの頃が懐かしいよ・・・)

とまぁパッと思いついた粗を羅列したわけですがしかしこの作品はあくまでカード促販も兼ねた子供向けアニメ、
アニメ文化も周知され始めいくらアニメを楽しむ平均年齢層が上がってるといっても子供の領分的なアニメも確実に
あるわけで遊戯王がまさにそれ、例えばドラえもんのひみつどうぐにそんなのありえねー非科学的だなんて
文句つける大人がいないようにドラえもんが出したひみつどうぐが巻き起こす日常の揺らぎから
それが戻った時に感じる教訓を子供たちが自分のものとできればしめたものでその前段階にある
ご都合やお約束が辛くなったら卒業すればいいのです。

ドラえもんはさておき遊戯王も低年齢層に合わせたアニメなわけでいつまでもうだうだ言ってないで
いい加減卒業しなくちゃとちらと頭によぎることもあるのですがやっぱりなんだかんだ
文句つけながら未だに毎週ついつい、いや結構楽しみで卒業できない、したくない。

穴だらけの設定や彼らの主張の整合性は置いといて少なくとも彼らは真剣に何かを変えようと行動していて
それが時々設定とや世界観のちぐはぐと合わさりシリアスな笑いや迷シーン迷セリフになることもあるが
とにかくそんな彼らを見ていると長い間忘れていた感情が呼び起こされるし
厨二病患者の黒歴史ノートからそのまま引っ張り出したような設定のごった煮感あふれるキャラたちは裏を返せば
若干こっぱずかしいがやっぱり万人が感じるかっこいい設定の集合体ということだし偉大な漫画家高橋和希さんが
裾野となり今も受け継がれている個性豊かなキャラクターやモンスターデザイン、さらにデュエルディスクなどの
かっちょいい小道具やカードをセットしたらパァッとモンスターが躍動するカードゲームアニメそのものの演出含め
そこには自分が子供の頃ランドセルを背負い急いで走って帰りテレビをつけていた頃と
変わらない「かっけぇ」が詰まっとるんですよ!
「かっけぇ」モンスターやキャラクターやシュチュエーションが未だに自分の子供心を
くすぐり続けるわけで遊戯王にはそんな「かっけえ」がおもちゃ箱のように詰め込まれていて
ある意味それを追求しているアニメなのかなと思ったり。

ARC-V単体のレビューに戻りますと本作はまさに集大成といった感じで遊矢達のいる
「スタンダード」(ペンジュラム)を基本としそれに加えて
「融合」「シンクロ」「エクシーズ」次元があり
遊戯王OCGの召喚方法とそれを主眼とした各歴代シリーズとリンクしており、自分は残念ながら
OCGは卒業しちゃったんですが壊れカードを次々刷っては規制するKONAMIのマッチポンプ的商法を複雑な思いで
横目で伺いながらでも移り変わりの早いエンタメ業界で誕生から20年を経た今でも動きがあること自体に感慨を
感じないでもなくしかもその歴史を共に歩んできた各召喚方法が勢揃いするとあってはそれも一入。
そんな四つの召喚方法が代表となる各次元のせめぎあい。

さらに懐かしい歴代キャラがゲストとして各次元に登場するなど古参の人たちへのファンサービスもぬかりなく
遊矢がそんな彼らと出会い各次元の召喚方法を身につけながら彼らの考えを吸収し悩み遊矢の目指す
「エンタメデュエル」の実現に向かって歩を進める、今は振り子メンタルですが遊矢の
成長譚としても期待できる内容になってます。

自分はこのアニメニコニコ動画でコメント付きで見るのも好きで
結構突っ込みどころあるので設定の穴がコメントで面白さに昇華されてるし
OPなどの協調性ありすぎる弾幕の団結力を見るにつけ
こいつら絶対いい歳してるだろうなんて画面の奥にいる
同じく卒業できない決闘者(デュエリスト)を想像しダメな安心感を抱きながら
画面に向かっている間だけは童心に還るのであります。

ARC-Vお気に入り主題歌
第二期OP「Burn!」
さわやかで疾走感あふれ愉快な弾幕付きで見ると最高に上がります。
それ以上踏み込むとスカしたダサさが出そうなギリギリのところで踏みとどまる感じがまさに
自分が持っている遊戯王というイメージとぴたりでいいマッチングだと思います。

第三期OP「ハテナ」
最初はどうなの?とちょっと思ったが曲と映像のかみ合い加減が素晴らしいスルメ曲

第三期ED「ARC of Smile!」
いろんなロケーション+思い思いに仮想したランサーズ、曲調もあいまりお祭り気分にさせてくれます。

第四期ED「Speaking」
敵味方関係なく寝転がる姿は遊矢が描く理想の未来か、曲調も最高にクール
いい曲だと思います。
{/netabare}





以下全話観終えての感想
{netabare}はい…ということで2014年4月からこの前2017年3月末まであしかけ約3年話数にして148話
DM、GX、5D's、ZEXAL、に続いての遊戯王アニメシリーズ5作目にあたる本作がついこの間完結したわけですが
某動画サイトで最新話が一週間限定で無料で見れることを知りかねてからこのアニメは
コメント付きで見ると面白さが増す類のアニメだと確信していたので喜び勇んで視聴開始
昔愛着を持って視聴していたシリーズなのでいい意味での変わらないノリで(序盤までは)自分の中で
遊戯王熱が再燃し思いのほかはまって今に至るわけですが

このアニメを見ている人でなくとも複数のアフィブログで取り上げられたりして悪い意味で話題になって
しまったのでご存知の方も多いと思いますが全話観た自分の今の感想としては只々悲しいです…
それは作品内で悲しい出来事があったわけではなくどうしてこんなことになってしまったのかという意味で…


アフィブログに取り上げられるきっかけとなった公式生放送後のアンケートでの件ですが
取り上げられた後はインターネットの悪い所割れ窓の理論で愉快犯的な炎上目的の人も混じって
あまり真に受けるべきではないと思いますが取り上げられる前、つまり煽動や愉快犯的に
そういった行為をする人がいない状態でこのような結果が起こりだからこそ悪い意味で話題になって
しまったアンケートの結果というのは遊戯王視聴者の総意としてある程度は妥当性を持っていると思います。
かくいう自分もシンクロ次元の後半あたりから大会も身内ばっかだしこの次元の話やたら引き延ばすなーと思い
エクシーズ次元に入ってから歴代キャラの性格改変におや?と眉を顰めBB(バトルビースト)登場あたりで
長期クールアニメの大詰め、それは物語が収斂し世界の秘密が解き明かされたり、とにかくそれまでの
伏線が回収されこれまで積み上げてきたものが実を結ぶ集大成なわけですよ、それをほっぽって何をいまさら
本筋にさほど関係ない定型的な戦闘狂キャラの戦いに何週も費やしてんだと視聴モチベががっつり落ちました…
元々シリアスな笑いだったり超展開も含めて遊戯王を愛していた自分としても今回はさすがに、というか
今回は問題の質そのものが大きく違うと思います。



どうしてこうなってしまったのか、いくつか要因が思い浮かびますがやっぱり最初に思いつくのが
「乱入デュエル」の乱用これはライフポイントを2000つまり半分支払えばいつでもどんなタイミングでも
それまで行っているデュエルに途中から参加できるというもので1年目のバトルロワイヤルから
そのルールは導入されていてエクシーズ次元に入ってから頻発するようになりました
しかし問題があるのは明らかでまず単純にアドバンテージの問題、乱入するには2000ライフを払わなければならない
というのは裏を返せば2000ライフを払えばいつでもどんなタイミングでも乱入してもよいということで
NARUTOの中忍試験ではないですが2000ライフを払うが免罪符代わりに使われちょっとでも遊戯王かじった人なら
わかると思いますがそれまでのデュエルの途中から手札6枚で自分のターンからデュエルを
始められるというというのはたとえライフを半分支払うというペナルティを甘んじて受けてもお釣りが出るほどの
「アド差」で今更実際のデュエルっぽくしろなんて野暮なこと言う気はありませんがいくらなんでも…ねぇ

それから乱入デュエルが続くようになって気づいたんですがやっぱり遊戯王の魅力ってかっちょいいモンスターや
小道具仲間との友情などいろいろあると思いますがやっぱり一番の魅力って漢と漢の魂のぶつかり合い、は
言い過ぎにしてもガキ同士の意地の張り合い、互いが夢や目標、譲れないもののために死力を尽くす
それが視聴者の心を打つんですよ、だが乱入デュエルの頻発によってその要素が
著しく薄まってしまった、たまのライバルとの共闘は燃えるけど乱用だけはしてはいけなかった、絶対に。
それに乱入デュエル自体後半は味方側ばかりが割り込んできてデュエルの公平性が瓦解してしまっていたし
味方側だけが有利な問題でいうとアクションカードの存在も後半は目に余りました。



自分は最初アクションデュエルに付随するアクションカードの存在を知った時すごくいい発想だなと思いました。
手札消費の激しい融合デッキを使うGXの十代を筆頭に遊星は墓地利用がしやすいジャンド使いということで
いくらかましになったが実際あるカードゲームを下敷きにしてる以上まるっきりデュエルの体裁を無視するわけにもいかず
手札枚数とデュエルの折り合いのつけ方は初代のころからの悩みの種だったと思います、しかしアクションカードによって
ピンチの時はそれでしのぎ浮いた手札のぶんエースモンスターや
そのサポートに回せるのでより見せ場が作りやすくなると思っていたんですが
まさかここまでアクションカードにおんぶにだっことはorz
それに後半は例によってスタンダード次元の人間やジャック、味方側の人間しかアクションカードを活用しておらず
自分に有利なルールで一方的に試合を始めるというのは悪役の常套手段ですがまさかそれを味方側が
それも長期にわたってやろうとは思わなんだ…それにこれも反面教師として実感したんですけど
最終的に予定調和として主人公側が勝つんですけどその過程で主人公たちがどうピンチを切り抜けていくか
それを今までのデュエルの材料から予想することでによりわくわくしたりするんですが
(例:主人公の場にはもう伏せカードがない絶体絶命だ~
それはどうかな?実はあの時俺はあのカードを墓地に送っていたのさ、な…なんだと)
アクションカードの出現によってどうせアクションカードで切り抜けるんだろとどうしても頭に浮かんでしまい
(アクションカードが予めどれくらいの枚数フィールドに用意されているのか結局最後まで
明示されずますますご都合感を強くしてしまう結果となってしまった)
詰将棋でいうなら解いてる途中で新しい駒を追加するようなもんでデュエルの緊張感を削ぐ要因となってしまい
つくづくもったいないと感じました。



それからこれも触れておかなくてはならない過去キャラの性格改変
GX世代の自分としましては融合次元がまるっきり悪役なのは物語の都合上まぁ仕方ないとして
アンティークギアが悪行の象徴だしなにより一匹狼キャラでGXの中でピリッとした緊張感を与えてくれた
エドが180度性格が変わって情緒不安定キャラになっていたのは大いに落胆しました…
最初はこのアニメに過去シリーズのキャラが出てくると聞いて回顧厨の自分としてもうれしかったです
ああ嬉しかったさ、ただね物語の整合性を保つために過去キャラの性格を改変して引っ張り出すぐらいだったら
最初からいらないですよ、そんなもん。


過去作のキャラを出すというのも考えてみると難しくカレーに例えるとそれぞれの食材が個性は強いが
性格の違うことによって調和がとれ一つの料理として成立してるようにホビーアニメでも主役がいて
それに対立するようなライバルがいて解説役がいてヒロインがいてとそれでバランスをとってるのに
過去作から似た役割を持っているが性格が違うキャラを投入するとなるとそりゃあ味は濁るだろうなと
だからといってつじつまを合わせるために性格を捻じ曲げるのはやめてくれ(´;ω;`)
いろいろ事情はあると思いますが公式のメアリースーはやめてくれ…ホント

しかもそれでつじつまが合っているならまだしもシンクロ次元編の間延びが尾を引いてるのか
ランサーズの描写遊矢と柚子の分身たちの関係も希薄(てゆーかほぼ初対面だったんじゃね
OP,EDの映像ほうが絡み多かったんじゃね)
なぜ4つの次元に世界は分かれているのかそれに関係する遊矢と柚子の分身たちの秘密も
散々引っ張った割にラスボスの坊主の人(名前を失念)に半ば事務的に説明されたときは
さすがに口あんぐりでした

過去キャラや何週にも跨いで繰り広げられるデュエルを削って遊矢シリーズたちの絡みそれに
最初一枚岩ではないランサーズがVS各次元のキャラたちの戦っていくうちに遊矢のエンタメデュエルにより
絆が徐々に深まっていくなんて展開もあっただろうに
(そのような展開の種みたいなものもあったが最後のほうだったのでもう後の祭り
てゆーか全体的に尺の使い方、割り振り方がおかしいんだよこのアニメ
まさか最終回の大団円の全員集合にもなってあれ?このキャラ主人公と関わりあった?
いつ仲良くなった?なんて疑問が頻発するなんて思わなかったよ_| ̄|○)
こうなってくると歴代キャラの起用は完全に裏目と言わざるえず返す返す残念。



肝心の主役遊矢も物語の展開によってメンタルが左右されるのは相変わらずで成長していく主人公というのは
うまくできればそれは見事な出来になるだろうけど物語の展開という軸と個人の成長という軸2つを
同時にうまく展開させていかなければならないので長期クールだとなおさら並大抵のことではなく
5D'sやZEXALの主人公のようにある程度完成したメンタルのほうが物語は作りやすいのかなーと改めて実感
それにエンタメデュエル自体それまでの積み重ねや説得力といったものが薄いのに敵側が一方的に
遊矢マンセーし始めるのでこれだと洗脳だ宗教だのと揶揄されんのは仕方なく
(関係ないけど主役の遊矢が使うデッキのテーマEM『エンタメイト』は
実際のOCG環境でも規制されるまで猛威を振るったらしく
聞いた話だと大会などはそれはひどかったらしく入賞者ほぼ全員がEMem『エンタメイトエンタメイジ』
しかもその戦術というのがEMの効果によってモンスターをリクルート
特殊召喚しまくり汎用性が高く強力な効果を持ったランク4エクシーズにつなぐというもの
簡単に言うと人海戦術、多勢に無勢という感じでおよそ主人公にふさわしいとは言えない戦術で
主役のデッキが強いに越したことはないが逆に強すぎんのも考えものですね
やっぱりジャンドぐらいの強さがちょうどいいのかな)


1年目あたりの黒咲VS素良からのバトルロワイアルから遊矢VS零児のデュエルを経て遊矢が
柚子を救いに行くことを決意するあたりまではわくわくが止まらず過去キャラも出るらしいし
これからまだ見ぬ次元にはどんな冒険が待っているんだと
これまでの集大成にして最高傑作になるんじゃねなんて思っていたのが今となっては懐かしい…
所詮他人事だしというか娯楽なんですが自分にとって遊戯王は世間というのがぼんやりと見え始め
自分の思い通りだけにはいかないというのも頭では理解しつつ肥大する自我との折り合いがつかない
いわば思春期に罹る病「厨二病」とは少し違ういわばその一歩手前、男の子が無条件にヒーローに憧れ
真似するように自分に原初的かっこよさを教えてくれたコンテンツで人や世代によって
それはガンダムだったりfateだったり各人によって違うと思いますが自分にとってはそれが「遊戯王」で
そのコンテンツが形を変えてるにせよ今でも続いてるというのは素直に嬉しくだからこそ今回の件は悲しい
だから文句を言いたくて言ってるのではないし批判のための批判をしてるわけじゃないです、マジで

それに悪いところだけではなく例えば作画、自分は長期シリーズのアニメでは作画はあまり気にしない
ことにしていますが今作は最後まで崩れずことによってはおおっ!となるシーンも1度や2度ではなかったし
一目でそれとわかる遊戯王特有としか言いようのないオリジナリティ溢れた
キャラクターデザイン、要所要所を盛り上げるホビーアニメっぽいキラキラしたBGM
これらは歴代シリーズを作り上げてきたなかで築き上げられてきた人脈であったり
とにかく一朝一夕ではないこのシリーズだけの財産だと思います。
(ついでに言えば設定もそれだけ聞けばいい意味で子供っぽくていい
だからこそ脚本、話の運びの支離滅裂さが浮き彫りになってしまった…)


さて今まであーだこーだぶーたれてきたわけですが先に書いたように本作は今までのアニメシリーズ
及びocgの集大成的要素が盛り込まれていて遊戯王アニメシリーズは今作でいったん終止符なのかなと一抹の
不安があったわけですがocgの新たなルールとともに(またすぐインフレすると思いますが)アニメシリーズの
新作も発表され一安心、いろいろ不安はありますが一つだけ確かなことはガノタの皆さんが
ガンダムシリーズの新作があるたび今回は駄作だとか富野節がどーだとか言いつつしっかり全話観ているように
自分も彼らと同じでたぶん新作もあーだこーだ言うと思いますけどただ自分の中で
決闘者(デュエリスト)である以上「観ない」という
選択肢はあり得ないんでだから、というわけではないですが新作では前述した財産を活かし
もう自分のような古参のファンサービスとかはありがたいんですが遊戯王の醍醐味って
やっぱりそこじゃないと今回で痛感したんで
次こそはガキっぽさの本道を歩むようなアニメが見たいですね。

と、いうことで「遊戯王VRAINS」期待してます!


参考資料
ニコニコ大百科より「遊☆戯☆王アーク・ファイブ炎上問題」
http://dic.nicovideo.jp/a/%E9%81%8A%E2%98%86%E6%88%AF%E2%98%86%E7%8E%8B%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%96%E7%82%8E%E4%B8%8A%E5%95%8F%E9%A1%8C
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 24

紅鍵 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

これを超えるクソアニメは生まれないと思う

ニコニコのアンケートは悪のりで1のよくなかったに入れまくった結果などではなく正当な評価と思うレベル。「最初はちょっと面白いと思ったけど、だんだん腹がたってきた」というアニメ中のユーリのセリフがこのアニメをよく表しています。結局風呂敷を広げた結果畳みきれない典型。また、主人公が成長するものと思っていたから最初は見れたが何も変わらなかった。榊遊矢というキャラ単体でこのアニメの全てのヘイトをまとめるレベル。また、アクションデュエル自体は最初は肯定的に受け止めていたのですが、他の次元にも取り入れる必要があったのか非常に疑問。アクションデュエルを認知していないものには圧倒的に不利で結局主人公サイドしか扱いきれていない。乱入も酷かった。そりゃ途中から入ってきたらそりゃ仲間増えた方が有利になるからキャラ単体の強さが伝わりにくい。
このアニメは遊戯王シリーズに留まらず、今までのクソアニメを全て過去にするレベルのクソアニメだった。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

ロンギリの米倉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメの歴史に名を残した史上最高の糞アニメ

いいですか。このアニメに物語なんてありません。
二年目から主人公がヒロインの柚子を助けに行くために次元の彼方へ旅に出ますが、この後のシナリオの酷さです。あまりにも長いシンクロ次元...その割にはほとんど話は進まず。このころからデュエルの演出、質がひどいものが多発。乱入デュエルは当たり前。過去キャラも適当に扱い、柚子を見つけてもまたすぐさようなら...結局主人公の成長がいまいち感じられない、何がしたかったのかわからないままエクシーズ次元へ。
しかしエクシーズ次元はなんと三か月で終了。本当に記憶に残ってるお話があまりありません。
残る話数は全て融合次元へそそがれました。しかしその次元でのお話、デュエルも非常にお粗末。主人公は見ていられないほどに悪化。ネタにしたくても笑えません。不快極まりない主人公になり果てました。ところどころいいデュエルはありましたが、数えるほど(2、3個かな)しかない...結局最終回になってやっと柚子が助かり終了。

ARC-Vの小野監督は、本当は5D'sでの功績が、遊戯王に長く居ずわっていた吉田さんの脚本によって守られていたことが今作で判明してしまいました。しかし、本作での脚本担当が前作(ZEXAL)で不評だった上代務へ変更。この方はシリーズ構成も担当していたようです。
小野と上代。史上最悪のコンビによって出来上がってしまった今作。本気でニコ動にでるなりして謝罪してください。ただの糞アニメではなく、史上最高に不快なアニメを作ったことを謝罪してください。
おかげで次作であるVRAINSを安心して視聴出来ない状態です。
楽しんで買っていたARC-V発のカードも不快になってほとんど売りさばいてしまいました。そんなことするつもりはなかったのですが、仕方ありません。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

50.5 2 花札アニメランキング2位
こいこい7(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★☆☆ 2.8 (63)
423人が棚に入れました
五光学園所属の美少女戦隊6人組「こいこい7」は、地球の平和と未来、そしてダメ高校生の田中哲朗を守るため、日夜戦い続ける。

そして、「こいこい7」の生みの親でもある哲朗の父・田中翔との世界の命運をかけた戦いが始まる。

声優・キャラクター
儀武ゆう子、こやまきみこ、後藤沙緒里、伊藤亜矢子、川瀬晶子、稲村優奈、音宮つばさ、中島沙樹、秦勇気、木村亜希子、阿部留美、二宮圭美、正木香奈、水樹奈々

あんと萬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

蔑まれてますが自分にとってはとっても大事な作品!

この作品を知ったのはネットでクソアニメの一角として存在感を放つアニメがあるらしいというのを聞いたのがきっかけでした。
アニメの第一話を見たときはあまりの異質さに正直「は?」と開いた口が塞がらなかったのを覚えています。意味不明な展開、紹介されない世界観、一話の時点で低品質な作画、キャラ付けが強引すぎるキャラ達。こういった基礎的な下地の質は確かに深夜アニメの中でも下の方です。作画はこの時期によくあった夕方の子供向けのアニメに雰囲気がよく似てます(これ以上は誤解を招くかも……)
クソアニメ愛好家を自負する自分が本能的に開始3分で吐き気を催しました。これはこれでこのアニメの狂気を象徴する凄いことです。これで制作者が真面目にアニメを作ろうとしてたら、単純にどこにでもある2005年というアキバ文化の一般層への浸透し始めた中でのアニメ高度成長期の波に呑まれた一駄作として1話切りされて終わっていたでしょう。
しかしそこで終わらなかったのがこのアニメの真価(もとい悪夢の始まり)。制作側が明らかにふざけまくっています笑。どう見たってあの狂気を狙って作れるわけはないですよねw
こうして一話、二話と続けて観ているうちに次第に自分の中に不思議な面白さとこの作品に対する愛着が生まれていくのを感じました。よく聞いてほしいんですが、このアニメ全体的に低品質なのは認めますが、絶望的にきついのは個人的には1話と2話と5話だけなんですよ!他結構普通に観れるし良い話もちょくちょくあるんですね。勘違いしないでね!まあ、やっぱりもうちょっと面白くできるかな………

アニメを見進めて気づいたこの作品の一番の魅力は何といっても『キャラクター達の面白さ』!というか100%これだけで引っ張ってないか?
1話では各キャラが掘り下げられていなかったのが原因でいまいち世界が掴めなかったが、3話以降各キャラに焦点を当てたお話で急速に魅力に深みが出てきます。自分が最初に好きになったのはアキヲ、その次にミヤビ、そして個人的№1面白さだった6話でサクヤの大ファンになってしまいました。そうしてトントンと話を詰めていくと最終的にこいこい7のメンバー全員が好きになっていくように上手く構成されています。ライバルの五光会の面々も毎度毎度飽きねーな―!笑。 こうしたアニメのキャラクターたちを視聴者を引き込んで近い距離間で魅せてくれる、なんだか分からないけど気づいたらキャラと一緒に自分も楽しんでいたみたいな作り方は90年代から00年代のアニメにかけての、お話の中でキャラクターの在り方を大切にするという考え方から来ているのでしょう。最近のアニメはキャラクターの動かし方を作り手の都合で自由に操作できるという考え方を感じ、これがおざなりになってきているような気がします……。

また他の方にも評価が高いですが、opがとても良いです。opと対比するように寂しげなedへの引きも素晴らしい。

これを書いている時は残り1話です。こんなアニメだからこそか全話観終わるのはとても寂しい気持ちになりますね。辛い時に見るととても元気の貰えるアニメでした。それは多くの人が言っています。opも何度も聞きたいです。ヤヨイ、哲郎、サクヤ、アキヲ、ヒフミ、ミヤビ、オトメ、ミヤ様始め屁糞蔓和子洋子中子、ガンタイちゃんetc……最初は覚えられなかった名前が今で作中のキャラのアホ面(失礼)と一緒に鮮明に覚えています。つまりこのアニメの魅力ってそういうどこまでもゆる~~く馬鹿馬鹿しいところだと思います。はは。
では最後に
春には春の花が咲き、秋には秋の花が咲く。
花が咲いても人は泣き、助けを求める声がする。
月は東に、日は西に
この世に悪がある限り、優しさだけでは生きてはゆけぬ。咲かせてみせよう恋の花。命短し恋せよ乙女---

6人だけど、人呼んで!こいこい7!!呼ばれなくても即参上!!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

頭を空っぽにして楽しめるこういう作品も必要だよね

「あかほり外道アワーらぶげ」に続き、昔から気になっていた荒唐無稽なギャグアニメ「こいこい7」を、dアニメで視聴しました。
あにこれに限らず他の評価サイトを見ても散々な評価になっていますが、私は十分に楽しめました。

本作もあかほり同様にパロディーが多く、特にガンダムネタが多いです。
あとやたらとパンチラがありますが、イヤらしい感じは全くしないので女性でも抵抗が少ないかと思います。
物語性重視の人には全くお勧めできないですが、バカアニメが好きな人にならお勧めできる、ノリと勢いで突っ走るタイプの作品です。
ちなみに物語は原作とは異なるアニメオリジナルらしいのですが、アニメだと分かりずらい部分があったので、これから視聴しようとする人は、視聴前にウィキなどで設定を理解してからの方が良いでしょう。
特に最終回は前話から途中経過を省かれたような唐突な展開で、ウィキを見て初めて意味が分かりました。
この作品で最も印象に残ったものと言えば、やはり「メガロ☆メガラヴ Ready to Flight~」で始まるOPですね。
私的にはかなり中毒性のある曲で、通勤中や勤務中等に何かの拍子で思い出してしまうと、しばらく頭の中で「メガロ」が鳴り響いていました。
今更ではありますが、すっかりお気に入りの一曲です。

改めてこういう作品が好きなことを認識しました。
妻には頭の中が子供だからと言われましたが、全く否定できません(笑)。
機会があれば同じ原作者の花右京メイド隊も観たいと思います。

最後になりましたが、原作者のもりしげさんが6月30日にお亡くなりになられたとのことで、ご冥福をお祈り申し上げます。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

67.8 3 花札アニメランキング3位
邪神ちゃんドロップキックX(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (144)
461人が棚に入れました
2018年にTVアニメ第1期が放送され、2020年より第2期が放送。2020年10月、アニメ第3期に向けたクラウドファンディングを開始し、目標金額を2日間で2000万円の目標を達成し製作を決定した。 クラウドファンディング、ふるさと納税など既存のアニメビジネスの枠内にとらわれないコラボを積極的に行う異色のIPとして注目されている。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

作品愛と遊び心満載のギャグアニメ

【紹介】
これは3期ですが、ギャグアニメなのでいきなり見ても楽しさは伝わるかな?
今期はふるさと納税で目標金額がたまったらその町をテーマにした話を制作するという取組を混ぜつつ制作されました
YouTube公式チャンネルでの悪ふざけ・・・じゃなくてファンサービスなど全力で盛り上げようとする製作陣の熱意がすごくて愛にあふれた作品

【感想】
ストーリーは特に見どころはないけど安定して面白いギャグアニメ、私はすごく好きです!
ご当地回はやっぱり自治体に気を使っているのかいつもの勢いが少し落ちてる感じはしましたが、それでもやっぱり面白くて
定期的に見たくなるファンに愛されるアニメだと思ってます

不条理系のファンタジーギャグアニメで一期からずっと同じ調子なのにマンネリ感がなくて賑やかで楽しい!
いつも遊び心にあふれていて作品愛が感じられて、制作チームに恵まれた幸せな作品だと思います

ずっと邪神ちゃん達を見ていたいので4期制作待ってます!

【キャラクター】
イチオシは邪神ちゃん
いつもゆりねに制裁されて痛い目に合う邪神ちゃんのしゅんとしてる姿がたまらなく可愛い

他にはいつもかわいそうなぺこら様と遊佐浩二が好きです!
どっちの遊佐浩二かって? もちろんどっちもです!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

味方を認識し、振り切ってきたのかも・・・。

小耳に挟んだところによると、クラウドファンディングで資金を調達し、製作をされたそうで・・・。

私は、そこまでの思い入れが無かったもので・・・、出来上がったものを見させてもらうだけですので、少々申し訳ない気持ちもしたり、しなかったりですのw


さて相変わらずの邪神ちゃんのクズっぷりは言うまでもないが、大分キャラ数のインフレも進んできてはいるのに、ちゃんと見れているのは頑張っているなーと思って観ました。


内容はあるようで無いようで・・・。


ナンセンスでブラックでスラプスティックでメンヘラで可愛くて面白くてちょっと不快でやや愉快でクズでゲスで観ていてイタイくて少し苦しくてゴスロリで世の中の世知が無さが実感できて人のあったかさもやんわり感じられることもあったり無かったりでキャラが立っていてキャラのタレントが豊富でそしてたまにイライラして病みや闇を醸し出しつつもムラや無駄をたっぷりと内包しドロップキックかましたくなる様な混沌とした作品でした。
(あえて混沌さを文章で表現してみましたw)



相変わらず、私的には若干、好みに合わない表現、不快な表現は多々あるものの、そんな私の好みに合った作品がそうそう作られるわけもなく、資金も出していない人間の希望を誰が叶えてくれるか、という当たり前の現実。

「嫌なら見なければいいんだし」というある意味真実のパワーワードをちゃんと心得ている私は、自分のモノサシで視聴をしていましたw。


ただ、今作は今までの2作品よりは少しマイルドになっていたかな、と言う所感も持ちました。


前述したように、キャラのタレントは大変豊富で、好き嫌いはあるかもしれませんし、昨今「正義の味方」からウダウダ言われそうなキライはあるのですが、かわいらしく観ていて楽しいキャラも多くいます。
何なら邪神ちゃんだって、ちゃんとポイントポイントでは可愛らしく見えたり、美しく見えたり、綺麗に見えたりするんですw。


皆さんの感想を拝見していると、今作の旅行回的な部分をあまり楽しく感じなかったという方の方が多そうな気配でしたが、私的には割と楽しかった気がしました。
ただ、初音ミクとのコラボはあまり効果的では無かったとは思いました(※個人の感想です)


あとは・・・これも前述しましたが、イタイ系は少しマイルドにはなりましたが、ブラック的な部分は相変わらずの様でw。


クラウドファンディングで作品の資金を調達できた≒「ファンがいる、味方がいる」と言う成功体験、実感は「観たい人がいるんだから、観たい人の為に」というエネルギーやモチベーション、そして自信につながりそうです。
これは、大きな力にはなりそうですよね。


ただw邪神ちゃんのようなタイプの作品は、この味方の力を基に暴走、突っ走る可能性も捨てきれないかもですねw。


無理矢理見せられるような事でもない限りは、映像作品は「嫌なら見るな」がある意味真実です。

「俺らが作った作品が嫌なら見なければいーじゃーん、俺らは応援してくれる人がいるから作っているんですけどーーー何かぁありますぅ^_^」的なw驕りというか独善と言うか。

まぁ、私個人としては、ギリギリまで突っ走って、振り切れ具合を観てみたい気もするのですが・・・
そんな気にもさせてくれるぐらいの混沌とした魅力を持つ作品なのかもしれせん。

実際は世の中そう簡単なものでは無いですけどね。
ちゃんとした大人な皆さんがいろいろ調整して形にしているのでしょうから。


個人的にはですが、せっかくいいキャラクタをそろえているのですから、キャラが活き活きとした楽しい作品にして欲しいと、金は出さないが口は出すw的な視聴者の甘々な感想で終わりたいと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

さすらいの邪神ちゃん

漫画が原作の『邪神ちゃんドロップキック』アニメ3期目です。

花園ゆりねに召喚された悪魔である邪神ちゃんと、その他の悪魔や天使などが登場する人外キャラ日常系作品です。

ギャグ的な描写で流されていますが、不死身の邪神ちゃんは作中でしょっちゅう切り刻まれたりすり潰されたり、単なる流血どころではすまない大変な目にあっているので、そういうのが苦手な向きにはお勧めはできないです。

また死にかけるのは邪神ちゃんくらいではあるのですが、ブラックバイトや貧困による空腹に苦しむぺこらもかわいそうといえばかわいそうなので、そういうのが苦手な人もダメかもしれないです。

なお、アニメオリジナル要素としてはこの3期での初音ミクとのコラボがあります。原作にはミクは出てきません…。

2期目の'(ダッシュ)だの3期目のXだのはゲームのストリートファイターシリーズが元ネタなんでしょうか。ちなみにテレビ放送中のCMでも言っていた通り今年2022年は原作漫画連載開始(2012年4月開始)から10周年にあたるそうです。

召喚の経緯やなんで邪神ちゃんが魔界に還っていないのかなどの事情は前々作や前作を観ていなくても今作中でも説明されるので、まあ今作から観るというのもアリといえばアリかもしれないです。

私が原作を読み始めたのはアニメ1作目開始(2018年7月)の頃からです。


さて、「さすらいの邪神ちゃん」ですが、2期目の千歳編に引き続き地方自治体とのコラボ企画として、第6~9話の計4話は日本各地での旅行編となっています。制作資金獲得の関係などあったのかもしれませんが、アニメとして見るとこの4話は他の回に比べて低調で本作のストーリーの評価を下げる結果になっています。

2期目ではキョンシーのキョンキョンとランラン、そして千歳編SPでは神リエール様が追加キャラとして登場していますが、この3期目では邪神ちゃんの魔界時代の恩師ペルセポネ、吸血鬼アトレとエキュートが新規のキャラクターとして登場します。

キャラが増えるにつれて各キャラに割り当てられる尺が減っていく宿命にあり、キャラによっては目に見えて登場回数が減ってきています。ただ、なんとなくですがメデューサはアニメスタッフに、そして金蔓として邪神ちゃんにも愛されているので登場回数は多めになっている気はしますね。

原作からしてブラックなところは多々あるので、どうしよもなく本作は合わないという人はそれなりの数はいそうです。

ただ、私は4期目があってもおそらく観るとは思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 16
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