聖遺物で災害なおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの聖遺物で災害な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月23日の時点で一番の聖遺物で災害なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.4 1 聖遺物で災害なアニメランキング1位
戦姫絶唱シンフォギア(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1024)
5032人が棚に入れました
――『それ』は、有史以来、世界の各地にてたびたび観測されてきたものであったが、その年の国連総会にて正式に議題として取り上げられ、限りなく未知に近い既知の存在として、公式に認定されることで一致した。国際平和維持のため、各国が協調し対処にあたるべき認定特異災害『ノイズ』。ノイズはヒトを襲い、ヒトに接触することで、炭素の塊へと変えて分解してしまう。対して、ヒトの行使する通常物理法則にのっとった破壊力は、いかに最新・先鋭を誇っていようと、ノイズには微々たる効果しか発揮できず、ヒトは往々にして、ただノイズが通り過ぎ、姿を消すのを待つだけでしかなかった。ある者は、そんなノイズを「まさに災害だ」と評し、またある者は、ヒトだけを襲い、炭素の塊へと変え、やがてノイズ自身も炭素の塊と崩れ落ちるその様に、「他人を巻き込む自殺願望そのものだな」と吐き捨てるのであった。物語の舞台は、近未来の日本。東京。日本政府は、公に出来ない暴力装置をいくつかかかえている。特異災害対策機動部二課は、第二次世界大戦時に旧陸軍が組織した特務室『風鳴機関』を前身としており、一般に周知されている対策機動部一課と同様、特異災害ノイズに対する、被害拡大の阻止と事態収拾を担っているのだが、決定的に異なる点がひとつあった。『シンフォギアシステム』――天敵ノイズの駆逐のため、人類が備えうる、唯一絶対の切り札の保有と、その行使である。シンフォギアシステムを身に纏ったものだけが、ノイズに対して効率的・有効な攻撃手段を備え、撃退することを可能とする。だが、既存の技術体系とは一線を画す、異端技術の結晶でもあるシンフォギアは、同時にノイズを殲滅せしめる強力な武装でもあるため、米国との安全保障条約や、周辺諸外国に対する影響も鑑みられ、現在の政府与党判断によって、完全に秘匿されている状態でもある。誰に知られることなくノイズと戦い、ヒトの暮らしを守る防人たちが年端もいかぬ少女たちであることを――その正体が、当代トップのボーカルユニットである『ツヴァイウィング』の2人、天羽 奏と風鳴 翼であることを知る者は、ごく僅かに限定されている。立花 響と小日向 未来は、この春より、私立リディアン音楽院高等科に通うこととなった。憧憬の対象である、アーティスト・風鳴 翼が通うことでも知られるリディアン音楽院に通うことは、響と未来にとって、望外の喜びである。しかし――そのことが大きな運命の転換になろうとは、まだ気付いてはいない。『覚醒の鼓動』は、すぐそこにまで迫りつつあった。

声優・キャラクター
水樹奈々、高山みなみ、悠木碧、井口裕香、高垣彩陽、石川英郎、沢城みゆき、保志総一朗、赤羽根健治、瀬戸麻沙美、小松未可子、東山奈央、赤﨑千夏

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

面白いんです!これでいいーんですs(・`ヘ´・;)ゞ..byカビラ

■戦姫絶唱シンフォギアってこんなアニメだよ♪o(^0^o)♭o(^-^)o♬(o^0^)o♮
舞台背景は近未来の日本、人類を脅かす「ノイズ」という化物が侵攻して来ている世界なのです!
通常兵器は全く寄せ付けず、唯一「ノイズ」に対抗しうる武器は「シンフォギアシステム」といわれる物でした(* ̄- ̄)フーン
「シンフォギアシステム」とは、「聖遺物」って言われる超古代文明の技術の結晶を『歌』の力で膨大なエネルギーに還元することで驚異的な戦闘力を発揮する兵器なんですね♪

2年前のある日、シンフォギアの使い手でもあった天羽 奏[amou kanade]は「ノイズ」に襲われた立花 響[tachibana hibiki]を自らの命の危険を顧みず彼女を救おうとするのでした!
意識朦朧とする中、響の目に写った光景とは…
『歌』を武器に人類の脅威に立ち向う、少女達を描いた物語なのです!


■戦姫絶唱シンフォギアと出逢った日の日記o( 〃゚O゚〃)ゝ♪♪♪♪♪♪♪
キャラデザや作画に関しては近年急速に映像技術がアップしているアニメ界の平均水準と比べちゃうと見劣りしてしまう印象を受けました!
意図的にこの水準にしているとは考え辛い内容と作風なので中途半端さは否めませんね♪
でもストーリーの方は決して悪くはないと思います♪
確かに各種設定は安直でありきたりなのですけど、ストーリーの芯はしっかり通ってそうな気がします♪
最近の作品に例えるならば…「セイクリッドセブン」の様な位置づけの作品っていえるかもw
決して名作にはなれない良作って感じの作品になるような気がしますヾ(;´▽`A``
突っ込みどころ満載ですけど、突っ込む事を楽しみに変換できますし、王道のストーリー構成で押さえどころさえ間違えなければ最後まで楽しく見れそうです♪
どんなに辛い過酷な現実も、熱い想いがあればなんでも乗り越えられるって展開だと思いましけど、感動の場面に出逢えることを期待したいですね♪


■総評
全部観終わってのσ( ̄∇ ̄*)アタシの評価は期待以上の出来でした。
色んなトコで滅茶苦茶なんですけど、メチャクチャ楽しかったので大満足ですc(>ω<)ゞ イヤァ~♪
やっぱりメインヒロインの心情変化を丁寧に描写出来ているのが一番のポイントだったのかなぁ☆彡

物語の前半では、自分を押し殺して苦しみながら生きる翼に対して、自分らしく生きることに不安を抱いている響が描かれていましたね♪
とっても対照的で噛み合わなかった二人なんですけど、次第に打ち解けあっていく描写はとっても清々しかったです(*^▽^*)
この二人の関係を大いに盛り上げてくれたのが、1話で衝撃的な登場をした奏の存在と、未来の存在だったと思います♪
奏はグレンラガンのカミナを思い出しちゃうくらい、大事なところで翼の支えになってましたね(o^-')b グッ!
未来の方も複雑な心境を見事に描いてました♪
普段明るいキャラを演じることの多い井口裕香さんですけど、未来みたいな真面目で正義感の強い役柄も新鮮でさすがだなぁって思ってました(^ー^* )フフ♪
後半はなんといってもクリスの存在が物語を盛り上げてくれましたね♪
裏切られて行くあてのないクリスが、街の子供との触れ合い、未来や弦十郎との出逢いなど、徐々に心を癒していく様子もよく描かれてました!
とにかく「喜怒哀楽」色んな表情を見せてくれる彼女達の変化に注目しながらこの作品を観てもらいたいですね♪

バトルシーンについては『歌』を歌いながらなので、歯を食いしばって真剣に戦う表情が乏しくなっちゃって、戦いにくそうなうえに滑稽に感じちゃったりもしました…でもこれ否定しちゃうと…ねw
それとバンク(同じ動画の使い回し)がちょっと目立ちすぎちゃっていたような気がしまました…
それ以外はスピード感溢れる熱いバトルが展開されているので迫力はあったと思います♪

恋愛要素を完全排除して仲間との絆に焦点を当ててきたことは評価できました。
1クールを無駄なく作りこんだシナリオ構成はアニメの楽しさを充分伝える作りになっていたと思います♪
アニメらしい行き過ぎた演出も笑って許せてしまうのが「戦姫絶唱シンフォギア」の魅力なのかもしれませんね(╹◡╹❀)


■MUSIC♫
上松範康を中心に音楽集団「Elements Garden」の面々が楽曲を提供しているためどの曲も基本的に和のテイストが効いた軽快なデジタルサウンドが特徴的です。
作品で使われた楽曲が多い中、水樹奈々ちゃん歌唱力の高さと、曲によって声色を変えていた高垣彩陽ちゃんの器用さが特に目立ってましたね♪
楽曲では『魔弓・イチイバル』が一番のお気に入りです♪
重厚でヘヴィで切れの良いサウンドと彩陽ちゃんの甘い声が妙にアンバランスなんですけど、とっても新鮮で癖になちゃうんですよね♪

OP曲『Synchrogazer』
 【作詞・歌】水樹奈々

ED曲『Meteor Light』
 【歌】高垣彩陽
 
挿入歌『逆光のフリューゲル』
   『ORBITAL BEAT』
 【歌】ツヴァイウィング(風鳴翼〈水樹奈々〉、天羽奏〈高山みなみ〉)

挿入歌『君ト云ウ 音奏デ 尽キルマデ』
 【歌】天羽奏(高山みなみ)

挿入歌『絶刀・天羽々斬』
   『恋の桶狭間』
 【歌】風鳴翼(水樹奈々)

挿入歌『撃槍・ガングニール』
   『私ト云ウ 音響キ ソノ先ニ』
 【歌】立花響(悠木碧)

挿入歌『魔弓・イチイバル』
   『繋いだ手だけが紡ぐもの』
 【歌】高垣彩陽

挿入歌『FIRST LOVE SONG』
 【歌】立花響(悠木碧)、風鳴翼(水樹奈々)、雪音クリス(高垣彩陽)

挿入歌『私立リディアン音楽院校歌』
 【歌】私立リディアン音楽院生徒一同
 歌詞は短いですけど、とっても素敵な校歌ですね♪

 .:♪*:・'゚♭.:*・♪'゚。.*#:・'゚.:*♪:・'.:♪*:・
 仰ぎ見よ太陽を よろずの愛を学べ
 朝な夕なに声高く 調べと共に強く生きよ
 遥かな未来の果て 例え涙をしても
 誉れ胸を張る乙女よ 信ず夢を唄にして
 .:♪*:・'゚♭.:*・♪'゚。.*#:・'゚.:*♪:・'.:♪*:・



2012.01.21・第一の手記
2012.08.19・第二の手記

投稿 : 2024/12/21
♥ : 54

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

貴方は適合者になれるか?(87点)

全13話。
オリジナルアニメ。

個人的満足点:87点
アニメ系統:SFバトルアクション

正直なところ意味不明で切る気満々だったのでレビュー書いていなかったのだが、
いつの間にかはまっていた。

設定は歌を歌って変身し、歌で力を出して変な生物と戦う。

序盤は劣化マク●スかと思わせる雰囲気をかもしだして、さらには意味不明の超展開。
展開スピードもかなり早いのでほぼついていけない。

しかし、中盤にさしかかるころになると、なんとなく面白くなってきた。
序盤の超展開で頭に全然入ってこなかったキーワードを
もう1度序盤から見直す必要が出てきた感じ。

どこがどう面白いか説明が難しいのではあるが、
あまり難しく考えずに勢いで押し切るといったところか。
突っ込みどころも結構あるんだけれども、そんなのどうだっていいってなってくる。

心境はこうだ

             /)
           ///)
          /,.=゙''"/   
   /     i f ,.r='"-‐'つ____こまけぇこたぁいいんだよ!!
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /


なぜか分からないが超楽しいw

初見でもそんな感じで面白かったのだが、
再視聴では色々設定分かってきていて1話から普通に面白い。
俺どんだけ伏線見落としてるんだw
さすが序盤のわけ分からなさによる流し見w
挙句の果てには最後泣いてたw

最後まで見て、なんか分からんが面白いと思った方は1話から見直してみて。
新しい発見があるはず。

そして音楽を前面に出しているだけあってOPED作中の曲はなかなかいい。
全体的にはテクノ系の曲が多いかな。
一番すきなのは高垣彩陽さんの歌うエンディングテーマ「Meteor Light」。
水樹奈々さんのオープニングテーマ「Synchrogazer」も結構好き。
それぞれのキャラにもキャラクターソングがあり、これがまた良いできなのである。

全てにおいてシンフォギアの魅力に完全にはまってしまった。
2期も是非作って欲しいところ。

ただ、このアニメはお勧めかと聞かれても分からない。
かなり好き嫌いが分かれる作りではある。
しかし、合う人にはとことん合いそう。
貴方も適合者になれるかもしれない。


と、まあ、今までにありえないレビューにはなったのではあるが
つまり、何が言いたいかと言うと

勢いって大事だぜ(`・ω・´)キリ


■ちょいネタ追記
http://www.symphogear.com/key40.html

このページの「世界から完全喪失となった。」の文章の後をドラッグしてみてね(・∀・)ニヤニヤ

■2期決定
http://www.symphogear.com/

\(^O^)/

投稿 : 2024/12/21
♥ : 64
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

――少女の歌には、血が流れている。 誰よりも熱く 誰よりも強く 抱きしめるよ~♪ 翼さんはフェイトと同じ境遇だった

奈々さんはこの2年後ノーマ(黒いSAKIMORI)に...
その前身である蒼いSAKIMORIとしての覚悟を見届けろ!

初盤であった一言
{netabare}響に対しての翼「私と戦いましょう」
ああ、これは燃えるわ...
理由があってもなくても「いいだろう...」
って答えたくなる。普通は戸惑うけどね
だがしかし、この後乱入者が...{/netabare}

戦闘中の技のカットインが冴え渡る作品であり、豪華声優も使用している良作品だと思う。でも英語だと文字が変わっていて読めない・・・(まどマギの魔女達と同じ)

それと戦闘と歌が綺麗にマッチしているところがいい!!
とてもカッコイイし、時折声がデッカくなるんだもん!
他のアニメでも歌って戦闘してください...
それと描写は一時的に濃くなる部分がある。
響(まどか)よデュランダルの闇を打ち砕け!

4話
{netabare}響の動きを止める際、謎の白い液体を使いやがった...別な方法無かったのか!触手使え!触手!
響の特訓において、形から入るんだな(イメージよりいいかも)
回を追うごとに戦闘できるようになったからね{/netabare}

7話
{netabare}ここで未来(雲雀)と正体を明かすんだったな...
「友達でいられない...」
守るものがあるから犠牲や失うものもあるのだろうか

先にクリスのターンだ!!の後に翼さんだからね
何だこの豪勢なターンの交代は...
とりあえずラスボスは服を着ることを覚えましょう...
何でクリスを痛めつけているとき服脱ぐんだ?お前はアーケードのユダ様か?{/netabare}

8話
{netabare}ここで未来は傷ついたクリスを見つける
同時に正体をバッチリ見られることになる
例え力が無くてもできることをやればいい
例え無茶だとしても、人を信じればいいから
友達なら簡単なことだから...{/netabare}

9話
{netabare}窓からStylishに逃げたクリス...それでも牛乳はちゃんと飲むww、普通に逃げればいいのに...
ここで組織の秘密を知ることとなった未来
で、翼とデートすることに
奈々さん演歌上手いなあ
津軽海峡冬景色を思い出したwww{/netabare}

11話
{netabare}クリスうううううううううううう!!{/netabare}

12話
{netabare}ブチ切れてダークモードになった響...だが憎しみでは駄目なんだ!この世界では...
翼さあああああああああああん!!

ガングニールに精神・肉体を奪われれば人としてなくなる
それを利用していたラスボス

救ってくれたのは学園の校歌だった
人がいるからこそ戦えるんだから
そして、散ったかと思われた2人帰ってきた
少年よ、これがシンフォギアだああああああああああああああああ!!
叫びの核弾頭が狼煙を揚げた姿だった{/netabare}

13話 ファイトの果て Synchrogazer詠唱完了
{netabare}「歌は生命だ」
その一言に尽きるlast party
先ほどの破壊衝動という欲望を乗り越えたダーク響
皆がいるから戦える世界だったんだ
最後はSynchrogazer!!

これで終わったフィーネ...
だが全てが終わってもノイズが尽きることは無い
それは人が造ったものだから...
最後、彼女は足掻き、月を動かして散った...{/netabare}
その後は次のシーズンのレビューで

Synchrogazerが最新のjubeatに入りました!!
非常にうれしいです!

中の人的にブロッサムとダークプリキュアが協力しているなんて驚きだな
でも最初でダークさん他界してるし・・・でもそれが響に受け継がれるんだから

jubeatの成績
BASIC Lv.3 SSS
ADVANCED Lv.7 SSS
EXTREME Lv.9 SS
尚、全てno miss

EXTREME Lv.9でSS、Lv.10でSを取れれば十分だと思っています
それとno miss達成は目指すだけ現金を損しますので止めておいてください(それを分かっていて目指す人は異常者です)

それと近況ではBeat Streamにも入ったぜ!!
尚、Beastは10・・・www
もう笑うしかねえwww
そしてNight mareも...

投稿 : 2024/12/21
♥ : 26

67.2 2 聖遺物で災害なアニメランキング2位
戦姫絶唱シンフォギアAXZ (第4期)(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (155)
832人が棚に入れました
後日、「魔法少女事変」と称される、
錬金術師キャロルの世界解剖計画を阻止してから数週間後。

立花 響は最大最強の敵を相手に格闘し、為すがままに組み伏せられようとしていた。

対する脅威――その名は「夏休みの宿題」。

学生の本分という、避けられない運命はどうしようもなく過酷であり、
抗いようもなく無慈悲である。

どうして、こうなったのか?

押し潰されそうな心のままに振り返ってみる響。

海にも行った。
山にも行った。

新しくできた友達との約束だからと理由をつけて、
あちこちの夏祭りを満喫し、夜はバカみたいに口を開けて花火を見上げた。

お盆には学生寮を出て、千葉の実家に戻った。
久しぶりの家族水いらず。

「家族が揃ったら、やっぱり鍋だろうッ!」

真夏だというのに、
何年かぶりに顔を合わせた父親は、
何年か前と変わらず浅薄・短慮を惜しげもなく披露し、
そして響もまた、そんな父親のC調に同調して、
母親と祖母の眉毛の形を見事なくらい「ハ」の字に変えさせた。

少し前に――
シンフォギアを身に纏わなければならない超常の事件も発生したが、
結果、ちょっぴり世界史に詳しくなったような気になる響。
担任から、自分の書く字はまるでヒエログラフと言われ続けてきたが、
それがどんなものかようやく知り、さすがにそれはないとも理解した。

かつてないほどに満ち足りた日々。

クラスメイトのひとりは、
「あんたの日常も、ようやく深夜のアニメみたいになってきたわね」と評してくれた。
言ってることはよくわからなかったが、
口ぶりからそれが悪い事ではないと伝わって嬉しかった。

こんな毎日が、永遠に続けば……と願う響。

――そう……
あんなにもきらびやかな毎日を続けてしまったがためのツケは、
いつか払わなければならない。

夏休み後半、登校日。

立花 響の新たな戦いの幕は、ここに切って落とされるのであった。

声優・キャラクター
悠木碧、水樹奈々、高垣彩陽、日笠陽子、南條愛乃、茅野愛衣、井口裕香、久野美咲、石川英郎、保志総一朗、赤羽根健治、瀬戸麻沙美、寿美菜子、蒼井翔太、日高里菜

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アダム:「マンネリなのだよ、シンフォギアは!」 響:「…だとしても!」

ということで、シンフォギアです。これまでのシンフォギアを観ていないで観るには向いていない作品です。全部とはいいませんが、せめてGXは観てから本作を観ることをお勧めします。

第4期だった本作に続いて、もう第5期がアナウンスされています。ということで今期の構成は事実上「分割2クール」という感じなのでしょうか。

2017年夏アニメ7月末終了時点で私的ランキングトップ10入りさせなかった本作ですが、結局毎週楽しく観てしまいました。ということで、私はたぶんシンフォギアというシリーズが好きなのでしょう。

第3期目のGXから「錬金術」という要素が加わり、今回はG(第2期)で名前のみ出てきていた「パヴァリア光明結社」が実体のある敵として登場しました。

GXのキャロル同様に「ファウストローブ」を纏う結社の錬金術師3人と結社の統制局長アダム、そしてオートスコアラー(自動人形)であるティキが本作での新キャラクターでした。

敵となる新キャラと戦う→敵の戦う目的が見えてくる→神レベル超パワーで大災害に→ビッキー闇落ち→未来(みく)さんのおかげで復活→ビッキーの「つなぐ力」で大勝利!

…いつものシンフォギアでした。本当にありがとうございました(笑)。

ですが、そんなシンフォギアが私は好きです。今回はいろんな作品の歴代サンジェルマン(あるいはサンジェルミ)さんの中でも好きだった本作のサンジェルマンさんとか、巨大けん玉で戦うプレラーティさんとか、「女の勘」って言いたいだけだろなカリオストロさんとか錬金術師3人組がとても良かったです。

アダムさんが敵側のヘイトをまとめて引き受けてくれたおかげもあるかもしれませんが。あ、ティキはネタ要員でしたね。

…ところで4期目まで観てきて改めて思いますが、フィーネさんって強かったですよね(笑)。

シンフォギアシリーズをテレビで観ていると毎回Blu-ray&DVDのCMが本編内容と絡んでいて面白いのですが、それは本作でも健在。こちらも面白かったです。

いやあ、最終回のCMは第5期に向けてメッチャ不穏だったなあ(笑)。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

違う、そうじゃない感

2019年の7月に5期が放映されるらしいけど、期待はしない方がいいだろうか?
と思える程、この4期は酷かった。
しかももう1つの売りである『歌』も、どこか1期2期と似たようなリズム、メロディーになっているので、斬新さが見当たらない。

個人的に点数を付けるなら、
1期=80点
2期=87点
3期=40点
4期=25点

{netabare}
vs錬金術師2期みたいな感じ。
敵は良く分からない組織だったんだけど、やっぱり錬金術師が出て来た。
しかも物語の内容も、ややこしくなるだけで、全く頭に入って来ない。
シンフォニアという装備?を強化したりもしたけど、強くなってる感じが全くしないし、成長していないという点から、キャラの魅力は下がり気味。

そして最大の売りである『熱い』というものも無く、今までは最後は主人公の響に頼る形みたいになっていたところが、他のキャラにもスポットライトを当てまくって「誰が出ても同じように」的な感じが、主人公の良さを消してしまっている感じ。

なぜこうなった…。
変に脇道それず、王道を貫けば良かったと思うのは、自分だけでは無いはず。

5期もまた錬金術師だったら、とてつもなく嫌だ。
裸シーンを増やせばいいというものではないのだよ!!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

一にして全なるモノが死を灯す。

この作品はシリーズ4作目の作品となります。
物語としての繋がりはあまりありませんが、登場人物やキャラ設定、そして
現在置かれている状況などの説明は一切ないので、この作品本来の面白さを思い切り堪能するなら前期からの視聴をお勧めします。

響たちシンフォギア奏者の前に立ちはだかる今回の敵は錬金術師…
錬金術師というキーワードは3期からチラホラ聞こえてきていましたが、今度の敵の強さは前期以上…

こういうバトル系の作品って前回より弱い敵って殆ど出てきませんよね。
途方もない戦いを繰り返してきた響たち…
時には貧弱な敵が出てきても良さそうなものですが…
こんな事が頭の中をよぎる位、今度の敵は半端無かったと思います。

錬金術師で構成されたパヴァリア光明結社…
その結社の核となるのがアダム・ヴァイスハウプト
そして以下の3人の幹部で構成されています。
サンジェルマン(CV:寿美菜子さん)
カリオストロ(CV:蒼井翔太さん)
プレラーティ(CV:日高里菜さん)

勧善懲悪を物語の軸に据えるこの作品ですが、なぜか女幹部の3人は憎めませんでした。
そう…彼女たちはただの悪ではないのです。
自らの信念と正義を貫きながら理想を追い求めるサンジェルマンと彼女に付き従う二人の女幹部…
そして追い求める理想に一番近い存在だと思ったからアダムと手を組んだ…

正義の形は一つではありません。
ある側面から見た時に正義に見えても、切り口を変えてみると真逆だったり…
決して無くならない戦争が良い例です。
みんな自らの正義を信じて武器を手にしているのです。

サンジェルマンと響たち…
振りかざす正義の形が違うから交われない…
お互いが自らの正義を真摯に受け止めているから…

だから3人の女幹部は決して長い物には巻かれた訳でも、朱に染まった訳でもないんです。
自分たちなりの筋が彼女たちの行動原理に感じられる…
だから自分たちの道は自分たちで切り開くことを選択した彼女たち…
きっと「格好良い」ってこういう事を言うんだろうなぁ…とお手本とも思えるくらい、ストイックだった彼女たちの雄姿…
是非目に焼き付けて頂けたら…と思います。

それと、このレビューを書く段階で初めて知ったのですが、カリオストロの声優さん…蒼井さんだったんですね。
物語に登場する彼女は色っぽさを兼ね備えた普通の女性だったのですが、まさか声優が男性だとは思いもよりませんでした。
全然違和感を感じませんでしたから…
まぁ、蒼井さんだからできた配役なのかもしれませんが…

激しい戦闘中とシャウトする歌が同時並行で流れていくこの作品…
声優さんにとって演じるのが大変な作品だと思いますが、代わりに半端ない熱量と躍動感が感じられます。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、水樹奈々さんの「TESTAMENT」
エンディングテーマは、高垣彩陽さんの「Futurism」
1期から変わらないこの組み合わせはもう鉄板ですね。

1クール13話の物語でした。
回を重ねるごとに激アツの度合いが増していく作品です。
そして嬉しいことに、既に5期の制作も決定しています。
4期と一緒に5期まで制作を発表するのは珍しいケースだと思いますが、5期に向けて視界良好…
あとは放送を楽しみに待つばかりです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13
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