聖剣で戦いなTVアニメ動画ランキング 4

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の聖剣で戦いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月16日の時点で一番の聖剣で戦いなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.4 1 聖剣で戦いなアニメランキング1位
魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (120)
374人が棚に入れました
「もしかして、これが恋ってやつなのかっ!!!」 孤独な魔術師は一人の少女に恋をした 悪の魔術師として人々に恐れられているザガン。 不器用で口の悪い彼は、今日も魔術の研究をしながら領内の賊をぶちのめしていた。 ザガンは、悪友のバルバロスに誘われて参加した闇のオークション会場で、魔王の遺品として出品された白い髪のエルフの少女ネフィと運命的な出会いを果たす。 全財産をはたいて、ネフィを自身の城へ連れ帰ったが、これまで人付き合いをすることのなかった口下手なザガンは、ネフィにどう接していいかわからないまま、まともな会話も出来ず狼狽えるばかり。 これからはじまる二人の共同生活の行方は如何に―。 口下手な魔術師と美少女エルフのじわキュンラブコメディ。

声優・キャラクター
ザガン:小林裕介
ネフェリア(ネフィ):市ノ瀬加那
シャスティル・リルクヴィスト:菱川花菜
バルバロス:谷山紀章
フォル:美坂朱音
ラーファエル・ヒュランデル:稲田徹
マニュエラ:伊藤彩沙
ナレーション:森川智之
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

コミュ障の魔術師を日常介護するエルフを生暖く見守るお話。

手島史詞(原作)、COMTA(イラスト)による原作小説は、HJ文庫(ホビージャパン)にて書籍化(既刊18巻、原作未読)。
板垣ハコ(作画)によるコミカライズ版は、ウェブサイト『コミックファイア』(ホビージャパン)で連載中(既刊11巻、コミカライズ版途中まで既読)。
アニメは、全12話(2024年)。監督は、『発明BOYカニパン』シリーズ、『人造昆虫カブトボーグ V×V』などの石踊宏。制作は、『虚構推理(1、2期)』、『夏目友人帳』シリーズなどのブレインズ・ベース。
(2024.6.20まとめ)

【あらすじ】
剣と魔法のファンタジー世界で、若くして「魔術師の王」たる「魔王」として世間から恐れられることになる魔術師ザガン(CV.小林祐介)は、ある日、オークションに奴隷として出品されていた白髪のエルフ・ネフェリア(愛称「ネフィ」:CV.市ノ瀬加那)に一目惚れ。そして、彼女を嫁にするため大金を出して落札した後、自分の城で一緒に生活を始めるのだった。
しかし、ザガンは、極度のコミュ障であったため、その愛情をネフィに素直に伝えられず、出てくる言葉は、その気持ちと裏腹なものばかり…
(→『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』)
そんなザガンを初めは怖がっていたネフィであったが、次第にザガンの優しさに気づき、お互いに惹かれていくという『美女と野獣』的なお話。
(ただし、ザガンはイケメンだし、いうほどコミュ障でもない(笑))。


【コミュ障の魔術師と彼を日常介護するエルフを生暖く見守るお話】
本作の見処は、互いに不幸な境遇を抱えて出会った二人が、不器用で時にすれ違いながらも、互いの優しさに気づいて次第に惹かれ合い愛を育んでいくというところ。色々あるけど、二人がイチャイチャするか愛が深まる結果に収束していくというのが基本的な流れ。それを深刻になりすぎず基本的にコミカルに描いたラブコメ作品。

簡単にいえば、コミュ障の魔術師と彼を日常介護するエルフを生暖く見守るお話です(笑)


なお、「コミュ障の魔術師を日常介護」するネフィは、声優が同じ市ノ瀬加那さんや癒し系キャラということもあり、『葬送のフリーレン』のフェルンを彷彿とさせます(※声優の評価だけ高い理由)。
ということで、波及効果としては、特にフェルンロスというニッチな喪失感をお持ちの方にオススメの作品にもなっております(笑)


【感想(※ネタバレ有り)】
{netabare}11話からの展開が、正直、うーんって感じ…

本来、魔術師となかよくやりたい人のはずの聖騎士ラーファエル(CV.稲田徹)が、これまで魔術師をたくさんぬっころしてきた理由がねえ…
確かに顔は怖いし態度も威圧的だけど、向こうがビビって勝手に襲ってきたは、流石にちょっとキツイ…。原作漫画を途中でやめていたので、そんな展開になっているとは露知らず…

ただ、原作漫画を読んでいたときから、ザガンとネフィの関係性がいいと思ってたんですよ。それだけでも観る価値はあったと思います。

あとは、とにかく竜の少女ウォルフォレ(CV.美坂朱音)とネフィがかわいかったです(小並感)。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

強い変人DTが自己評価の低い美少女(処女)をゲットするいつものやつ

 最終話(12話)まで観ました。2024.06.24

 どんな酷い物語になるのかと思ったら、幸せ疑似家族になって楽しく暮らしましたとさ…。オシマイケル!

 これが家族の価値なのだ!と言うのをこれでもかと見せつけられた感じです。嫁、持家、子供!ついでに執事もゲットだぜ!コミ障魔王として恐れられていたザガンも地域社会に受け入れられた様です。

 結局、地域社会のメンバーとして認められるには、家族がいて、持家じゃないといけません。今だに個人としてではなく、〇〇家のメンバーという地位の方が重要なのです。

 最初に予想した様に、観ていて毒にも薬にもならない、既視感ありアニメでしたが、結局、世の中の価値観に媚びた予定調和的な内容こそ完走出来るアニメの条件なのだ!と言うことが再認識出来て良かったと思います。
 
 ロリドラゴンとネフィの可愛さに全振りアニメだったので、まぁ最後まで視聴して後悔はありませんでした。ただ…、奴隷を買うという最初の方の設定必要だった?

 最初に書いた様に、奴隷制度の存在する社会を上手く表現出来ていない様な…。

 近所の住人も奴隷上がりのネフィに対して、何も思って無い様ですが、下卑た目で見てくる位の演出はあっても良かったですね。

 ほとんどの日本人が、かつて奴隷に等しい身分の下人や水呑百姓だったのに、すっかり奴隷制度の残酷さを忘れて、物語として消費しているのは、思い上がりも甚だしいとしか思えませんね。
……………………………………………………………………… 

 8話まで観ました。2024.05.27

 凄く強くて恐れられている魔王達、魔王と敵対する聖剣持った聖騎士、魔王ポジションを狙う魔術師…。力は戦って奪え!の殺伐とした世界っぽかったですが…。

 何となく、仲間が増えたことにより、主人公に優しいヌルい世界になって来ました。まぁ、奴隷エルフに惚れられてイャチャラブする物語が、コメディ路線にならない訳がありません。

 奴隷エルフをどんなに虐待しても反抗してきり、屍を越えて行け的な戦いをしてくる交渉の余地のない頑迷な敵対勢力と延々消耗戦やるみたいな疲れる話はアニメ化されません。

 そんなの現実だけで充分ですね。後、コメディにしないと、そもそも処女で美人の奴隷女を購入出来る世界観が非道すぎます。

 美処女が買えるなら、一般女性はもっと安く簡単に買えるはずです。岡場所で一杯の掛け蕎麦くらいの値段で夜鷹が買えるけど、みんな性病の江戸時代みたいな世界になってしまいます。現代的な価値観だと地獄ですね。

 結局、この手の話はユルユルコメディ路線に集約しないと観るに耐えない様です。
………………………………………………………………………
 初回観てのレビューです。2024.04.10

 以前放映していたイケナイ…と同じ様なお話です。仕方無いですね。エロゲーの定番、弱った美少女につけ込む系の話にオリジナリティなんて求めてはいけません。

 世の中の殿方達の嫌がるメンヘラではなく、普通の感覚を持ちつつも自己評価の低い美処女なんて、誰が考えてもそんなにレパートリーはありません。

 男の方も、単なる強男だと嫌味過ぎるので、変人陰キャ設定にすると、みんな似てしまいますね。変人が棲息している変な社会なので、世間体も気にしなくてOK!世界観も似てしまいます。

 想像以上のことは起こらないギャグアニメになりそうなので、視聴の優先度は低くなりそうです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

陰キャ主人公が面白い。ヒロインも可愛い

さて、作画はほどほど。まあ悪くはないですね。

主人公は気に入りました。
なろう系には変にスカした主人公が多くて気に食わないことも多いのですが、きっちりヒロインを大好きなところは微笑ましく気に入りました。
性格も陰キャで面白いですね。まあタイトル通りの内容ですが、微笑ましく応援したくなりました。

ヒロインも可愛いですね。
しかしまあ、私は普段は声優はあまり云々しないのですが、ちょっとヒロインの声優さんがあまりに旬なもんで、つい意識しちゃいましたね。
ヒロインがフェルンだ! と…。
雰囲気も似ていて、ついつい思い出しちゃいますね。

優れた魔術師が魔王と呼ばれるようですが、主人公はまだ魔王では無いのですね。タイトルと違いますがまあ些細な問題ですね。
そこはヒロインと共に成り上がっていくのでしょうか。
楽しみですね。

というわけでこれは気に入りました。視聴継続です。

全話感想
なかなか楽しく見られました。
ヒロインが可愛く主人公も良いですし、脇キャラもなかなか魅力的で隙がないですね。
まあ基本的にはイチャイチャしているだけなんですが、魔族の存在とかテーマもちゃんとあって。
良かったと思います。

しかしタイトル、改めて考えると割とキモいですねw
いや全然良いですが。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

84.0 2 聖剣で戦いなアニメランキング2位
慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (876)
3547人が棚に入れました
超ハードモードな世界の救済を担当することになった女神リスタ。チート級ステータスを持つ勇者・聖哉の召喚に成功したが、彼はありえないほど慎重で......?「鎧を三つ貰おう。着る用。スぺア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」異常なまでのストック確保だけに留まらず、レベルMAX になるまで自室に篭もり筋トレをし、スライム相手にも全力で挑むほど用心深かった!そんな勇者と彼に振り回されまくる女神の異世界救済劇、はじまる!

声優・キャラクター
梅原裕一郎、豊崎愛生

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

11話で評価が一気に変わる作品

原作未読。最終話まで視聴。

このレビューのタイトル、ず~っと、『豊崎愛生劇場』にしようと思っていたんですよ。
豊崎愛生さんの”怪演”がとても印象的な作品だったから。

11話を視聴するまでは・・・ね。

何なんですか!
一瞬、違う作品を視聴しているのかと思うほどの急展開。
ドタバタコメディから質の高いシリアス展開へ。
爆笑から心地良い感涙へ。
喜怒哀楽の感情が滅茶苦茶になっちゃう作品。

気になる方は、視聴する価値アリな作品だと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 71
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シドーで絶望した僕もゾーマの頃には心の準備はできていた

原作未読


2周しました。2019年秋期の新作では初。完走し見落としが気になる良品のみ振り返ることがあります。
“慎重”というワードでふと思い出されるお話。

今からおよそ30年ちょっと前。イケイケな小学生の私が『ドラゴンクエスト』を嗜んでたあの時。
自分で言うのもアレですがなかなかセンス有りだったのでサクサク進み、レベルはイマイチだったけど杖を手にした人型りゅうおうを撃破。ただし満身創痍で・・・
それ以来レベル上げに勤しむようになりました。

ロールプレイングゲームをする時に

 :前のめりイケイケどんどんですか?
 :レベル上げして安心安全で進みますか?

私は後者にモデルチェンジしました。そんな他愛のない昔話を思い出します。
本作はそれを拗らせた男の物語。キャラ付けは極端ながら気持ちはわからんでもないという共感。
なお、前者タイプの方はこの主人公に共感できないかもしれません(適当)。

『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』

後者タイプの方だったら、キャラ付けの想像しやすいタイトルと共に、許容しやすい。
プランAがダメだった時のプランBやらCを想定し、即断即決する主人公には自分の嗜好との相性の良さを感じました。

キャストも妄想の捗るメンツです。
慎重勇者である竜宮院聖哉役には梅原裕一郎さん。在りし日の原体験から拗らせて黙々とPDCAを回すさまは某『ゴブリンスレイヤー』を彷彿とさせます。
神界最強ヴァルキュレを演じるファイールーズあいさん。「ナイスバルク!」と我々に言わせたいんでしょうか。
矢をぶすぶす射抜かれても神なので平気なミティス役の重鎮三石琴乃さん。その不死身っぷりから“伝説の山田たえ”とシンクロして妄想膨らんだのは私だけでしょうか。

あにこれ始めて間もない頃。未視聴作品を例にした他のレビュアーさんの文章を横目に「それ知らねーよ」と己の初心者ぶりを嘆きつつ、事例に別作品を持ってくるのをぼやいてたのが、まるっきり同じ過ちを犯している今日この頃です。

いやてゆーかここまでそれしかやってません。初期DQなんて若い方は知らないだろうし、『ダンベル何キロ…』『ゾンサガ』知ってる前提で語るこの傲慢さ。お詫び申し上げます。さーせん。


なお本作のMVPはリスタルテ(CV豊崎愛生)で異論はないかと。
無粋な主人公の横で徹底して道化役を買ってでてます。これまた『けいおん』を2019年に通しで視聴済と記憶に新しかったこともあり感慨深かったです。
対照的な主人公とヒロインの配置は物語のけん引役として大きな核となりました。

MVPの意味合いとして、単に好感度低そうな主人公の対極でバランスを保ったというだけでなく、なにより表情豊かで会話のテンポや間が良い。早ゼリフも自然に画に合わせコメディとして面白い。
『このすば』のアクア様と比較する声が多いのも頷ける好演ぶりでした。そういえばゆんゆん役で向こうのにも参加してましたね。

{netabare}※視聴者にこの作品をコメディだとミスリードさせる役割を充分果たしたし、なにより面白かった。{/netabare}豊崎さんの駄女神よかったですね。



ちなみにこれも“異世界転生”もの。世界観の説明は第1話Aパートでほぼ片付きますので親切です。
あとは見事な後半超展開型。序盤から中盤しんどければしゃあないですができれば最後までご覧いただきたいです。吉本新喜劇の人情ものみたいな感じのお話でした。笑って泣いて、と。


 笑いができる人は泣かすことは比較的容易


『踊る!』のいかりや長介さんみたいな感じ。個人的には紅白(2019年)での「浅草キッド」熱唱のビートたけしも良かったなぁ。
全12話でどのように組み立てるかは自由だし構成も好みはあるでしょう。予想できない展開はもちろん好物な私です。
序盤中盤の意味がなさそうな行動があとあとから効いてきたみたいな伏線や、そりゃちょっとヒクわ~的な行動に実は意味があったとか、そんなことを発見するのが楽しみな物語でした。



■視聴メモ
{netabare}・Ristarte(リスタルテ)
:ラテン語系の素養があるとピンと来ますね{/netabare}

{netabare}・“プロパティ”に記載されてたもの↓
:慎重に、慎重にも慎重に。
 疎まれようが嫌われようがそれを貫こう。
 そして世界と仲間と大切な人を
 必ず救ってみせる。ー今度こそー{/netabare}

{netabare}・3話聖哉と初対面の折アリアが動揺して紅茶落としてたね
:すかさず精神と時の部屋の便宜を図ってたが単にご都合ではなかった
:向こうに記憶がないからこそのアリアの抑制された対応{/netabare}

{netabare}・モンスター討伐後の後片付けにご執心
:難度Bイクスフォリアの魔王でやらかしてるから{/netabare}

{netabare}・カンスト隠してたよね
:龍の里でフェイクかましてたり、ヴァルキュレの一言だったり{/netabare}



※{netabare}ギャグに全振りしているようにみせて、四天王など魔王軍勢との闘いではシビアなものしかありませんでした。シリアス展開の芽は最初からあったのです。{/netabare}

思えば“俺TUEEE”がどこまで本気なのかかすかな不安を感じながらの進行をしてたと思います。そんなことも含めて見せ方が巧みな作品でした。
タイトルが難ですが、女の子とイチャコラしながら俺TUEEEしといて、サブイベントを繰り返して12話終了!みたいなのとは一線を画すと思いますよ。


{netabare}「この女の作ったものしか食わん」{/netabare}

全てわかってから聞くとアツいものを感じます。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

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2020.01.15 初稿
2020.07.13 修正

投稿 : 2024/11/16
♥ : 71

World さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

面白くない

設定だけの出オチ。
そもそも慎重すぎるという設定が弱すぎる。目新しく無い。軸にできる程面白くない。
そして、そんなありきたりな設定を自らイジっている節があるのが最悪。1番寒い。やめてくれ。

ギャグパートの質も最悪。展開が読める。想像の域を出ない。
ギャグで予想できるとか最悪。ギャップと裏切り、これが無いギャグなんぞ何も面白くない。

緊張と緩和のバランスもぐちゃぐちゃ。
人が死んで1分後にヘラヘラしていたり、逆に安い変顔の1分後にはマジなトーンで語っていたりする。意味不明。
シリアスとギャグの繋ぎ目が不自然過ぎて、全てが安っぽい。薄い。つまらない。1話完結にしないなら、せめて筋を通してくれ。勇者が慎重すぎるという要素は筋ではない。そこを守ったからといって物語として成立すると思ったら大間違い。


ギャグつまらなくて、物語として成立してないなら、楽しむ要素は1つも無い。残念。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

59.3 3 聖剣で戦いなアニメランキング3位
人間不信の冒険者たちが世界を救うようです(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (154)
528人が棚に入れました
ディネーズ聖王国に属する都市、テラネ。 一攫千金を狙う冒険者に目端が利く商人、歌い踊る吟遊詩人、貴族に神官、獣人族……。 職業と人種のるつぼ、都市そのものがまるで迷宮であるかのようなその街を人は”迷宮都市”と呼んでいた。冒険者パーティ【武芸百般】を追い出され、恋人にも騙され失意の軽戦士ニックもまた、この街の住人だった。全てに嫌気がさして立ち寄った酒場。不味い飯、周りの楽しげな冒険者たち、相席のパッとしない連中……。うんざりする一切合切を、叩きつけるようにぬるい酒で流し込む……! 「「「「人間なんて信用出来るか!」」」」 思わず、苛立ちや不満は口をついて出た。自分だけの思いのはずが、その声は4人分だった──。 それぞれに傷を持つ彼らの、これが冒険の幕開けだ!!

声優・キャラクター
ニック:小林裕介
ティアーナ:渡部紗弓
カラン:菊池紗矢香
ゼム:土岐隼一
キズナ:小松未可子
アゲート:石原夏織

あらにぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

どこにでもいる普通の冒険者達がなんかを世界を救うようです

まず タイトルの人間不信が誇張しすぎている
たしかに 人間不信ではあるが 
度強く不信に陥っているわけではない
ので過度な期待をしてはいけない
(実際特殊スキルユニオンの発動基準のハードルが余り高くなさそうだなぁと思ったし)

世界を救う=目立つ偉業ではない
小さな善行の積み重ねが 結果なにかを
救っている という感じがします
原作未読 漫画版 1~7話程度

アニメ版一話目は正直微妙でした
漫画版だと 始めは人間不信のきっかけ
を分かりやすく重めに描き
不信感のトンネルを少しずつ
歩き抜けていく感じで描いてましたが
アニメ版は シリアスの暗明のバランスが悪く
なんかキャラ達がどうでも良い理由で悩んでそうだなぁと感じた

漫画版だとキャラの深掘りができてるのに
なぜアニメでは?みたいになってて残念

二話目以降から面白く感じました

おまりハデな演出ではないので
作画のほうは 期待してませんが

3話
個人的にはもう少し話をすすめてから
やって欲しい ような内容でした
まあ別にいいけど

今のところ漫画版の方がアニメより面白いけど
さあ どうなるか

5話目
萎えポエムと主人公のしたたかさが
わかる話 
まあ育て親のあるがす?がいうように
単独で商人と金銭取引できるくらい
交渉技能と会話力がある
キャラなのでこの程度は 
普通にイナできるのは
まあわかります

6話
算数ベアナックル??? 意味不明

7話
相変わらず 薄味のアニメ 
キャラは悪くないのに  
 
10話
とりあえずストーリーの醸し出す空気が好き

サブキャラクター達の回想から
世界内での 一般的な 考え方がもう少し
なにか読み取れる構成ならいいのに

武芸百般のメンバーのように
ここでしか生きていけない奴らの価値観や
貴族の基本的な価値観がわかりにくい...

12
前話の引きをスルーして
またポエムが始まって なんか終わった

見終わった後の私の最後の言葉
「はぁ?」

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

月刊レムリア、それ無理や…

糞アニメは当たり前のように量産され続けます。

糞アニメの定義は人それぞれなのでしょうが、 {netabare}視聴者置いてけぼりだったり
全く意図不明な展開なものなど、見終わった後に「???」となる感じのタイプは
糞アニメの範疇に当てはまると言っていいでしょう。

「何故アイドル?」「何故算数ベアナックル?」
その疑問は真っ当であると思えますが、結論は簡単です。

アニメとはそもそも視聴者のために作られるのではなく、出資者様の意向に沿い
作られるため、一般視聴者が見ても全く意味不明なことになるのが宿命なのであります。

運が良ければ自分の好みに合う作品に偶然出会うこともありますが、
糞作品当たり前のなろう系、そして異世界転生やファンタジー作品の類は
その傾向が著しく強いので期待しない方がいいでしょう。

この手の糞作品を理解するのには裏設定の理解が必須であり、これを知らずに見ても
ただの時間の無駄とも言えるような数々の謎展開に当惑するだけでしょう。

裏設定の例を一つ挙げますとまさに【アイドル】であります。

これのルーツは【女神信仰】でございまして、【イナンナスター】が示す
【女神様】は大変尊いということで、これをルーツとする【アイドル信仰】
の描写により、暗示的に女神様の威光を世に知らしめたいという意図が働いている
からこそ【アイドル】という存在が強調されるというわけあります。

「何を言っているのか意味がわからない」そう思った方々…
まともな感性をお持ちであると思います。

しかしながら出資者様にしてもアニメ業界のお偉いさんにしても、残念ながら
まともな感性は持ち合わせていませんので、まともな感性が理解不能な糞作品の類は
今後も大量生産されるのであります。

とは言え、資本主義経済の仕組みを知るならば、
{/netabare}それが必然的帰結であると認めざるを得なくなるでしょう。



個人的に良かったと思う点は、いつもの冒険者ギルドもののワンパターン
でなかったことであります。

異世界転生でありがちな魔物を狩ってスキルを上げるようなゲーム実況動画には辟易しています。

{netabare}回想多めでテンポが悪いのは許容しつつも、全く世界を救ってないことにはフォローできません。

一般論で言えばかなり微妙な作品ということになりそうですが、
何故かそれなりに興味が惹かれたので全体の印象は悪くもないという感じであります。{/netabare}

●【錬金術】師が惑わす世界

なんとなく異世界ファンタジーの冒険者物語のような雰囲気を醸し出しておいて
実は全然そういうのじゃないというのが本作が目指すところのようであります。

タイトルにある人間不信の冒険者ですが、 {netabare}それは主人公のパーティーに限ったことではなく
恰も群像劇のように様々な人間不信の冒険者の状況を描いているようでありまして
そういう事情で回想シーンが多くなりますが、それにはそれぞれの過去の人間関係の失敗談
や人間不信に陥ったエピソードを描く必要性があるというのが背景にあるのでしょう。

回想シーンが多すぎて冒険者が世界を救うという話になかなか繋がらないような
側面もないわけではあませんが、いつもの冒険者ものとは違う斬新な展開をしている
ことには興味が惹かれます。

いつもの冒険者ものを期待している人には残念な話になりますが、「絆の迷宮」では特に
顕著であったように現代的と言いますか、異世界ファンタジーの世界観とは不釣り合いな
超文明的な禁断のテクノロジーの類が出てきたら、それは「スチームパンク」を示している
ということになります。

サイバーパンクは科学的思考で理解可能ですが、スチームパンクは錬金術など非科学的で
仕組みが理解不能な動力機関が当たり前のように登場し、視聴者を困惑させます。

これには超古代の文明が関わっているのですが、それではファンタジーの世界観ですべて
理解できるのか?というとそれがさっぱり見当がつかないからとても厄介であります。

要は自分調べるなりして理解しろということで不親切な作りが特徴的であるとも言えます。

そういう不親切さにもかかわらずそれでも個人的には悪くないと思いますが、
一般論で言えば意味不明過ぎて微妙ということになるのかもしれません。

「絆の剣」を媒介にユニオンというフュージョンみたいなことをしますが、これは
「アルスの巨獣」のカンナギとナギモリが融合するのと全く同じものであります。

これは2柱の神、例えばイザナギとイザナミを表しそれが融合したことにより生まれる
「3柱目の神」を「剣」や「槍」などの先の尖ったもので暗示しているものであります。

このような柱と同じような意味合いがあるのが【オベリスク】であります。

●算数ベアナックルの怪奇

「算数ベアナックル」、これまた斬新な決闘スタイルであります。
狙いとしては仲間との信頼関係やそれを前提とした役割分担を描こうとしている
ようであり、その点ではこの不思議な決闘方式にも意味はそれなりにあるようにも思います。

しかしながら、普通の戦闘方式では仲間同士の信頼関係について描写できないのか
と言えばそういうこともなく、実は「算数ベアナックル」って必然性が無いよね
というのが正論なのかもしれません。

昔々ピタゴラス学派の偉い先生がいましたが、恐らく理由はその学派といいますか
その宗教教団の発想と一緒ではないかと思います。

広い世の中には「数字」に特別な思い入れがある種族がおりまして、そういう都合で数字を
自然に表現できる「算数ベアナックル」という奇妙な決闘方式が選ばれたわけであります。

竜戦士カランによる最初の算数模試の得点は【18】点でありました。
【18】=6+6+6→【666】

「竜神族」だから【666】という数字なんですよと表現するのに算数テストは有効である
という話であります。

本番の算数試験問題は以下の通りになります。
(1) 1+1=
(2) 2+6=
(3) 5+8=
(4) 7+6=
(5) 9+3=

ピタゴラス教団を意識した答えを導いてみます。

(1) 1+1=11…ゲート、2本柱を表します
(2) 2+6=8…金星と女神を表します。
(3) 5+8=13…8と5同様に金星を表します。
(4) 7+6=13…同上
(5) 9+3=12=6+6…土星を表します。

第1問目の得点はクロディーヌ①98点、②カラン86点でした。
①9+8=17→1+7=8

カランの「86」点は「エイティーシックス」であのアニメと同じです。
ということであのアニメタイトル同様に「86」には【シンメトリー】が隠されています。
「86」を反転させると「98」もしくは「89」になります。
「86」と「98」2桁の数字をそれぞれたし算してみます。

8+6=14→1+4=5
9+8=17→1+7=8
ちなみに5と8を足すと13になります。

つまり【8】と【5】と【13】の法則です

これらは金星に関する惑星の公転周期運動を表す数字です。
地球が8回公転する間に金星は13回公転し、その間に互いが5回接する
というものであります。

金星と地球が(一直線に並び)接する5点と周回運動の中心点を線で結んで形成された
ものが【☆】=【五芒星】であります。

ちなみに、魔術師ティアーナの帽子には【八芒星】=【イナンナスター】が付いており
更に太陽騎士団の甲冑にも【八芒星】を表す光輪が記されています。

数字に熱烈な思いがある人にはこういう数字遊びがとても重要ということで
「算数ベアナックル」という奇妙な方法が採用されたということであります。

●何故アイドル?

ファンタジー系作品にアイドルはミスマッチ感があるようにも思えますが、実は
【アイドル】のルーツは「ピタゴラス教団」みたいなところにあり、ファンタジーとは
相性は抜群だったりします。

アイドルファンのことを「信者」と言いますが、それは正しい表現ということになります。
しかもアイドルの本名が【ベル】というわけですから、原作者は全部わかっている確信犯
でありまして、虎人族という「野獣と美女」のベル、そして【アイドル】という
この関係性に秘密が隠されているということになります。

「【ベル】の第1法則」は死亡フラグでありますが、カジノでの一件では怪我人が出るも
死人は出ませんでしたのでこの法則は当てはまらなかったようですが、怪我人が多数出た
というで「【ベル】の第3法則」=災いの発動を暗示していたのだということになります。

●オカルトの暗示

月刊「レムリア」の記者が登場しますが、レムリアと言えばレムリア文明であり
要するに「ムー大陸」のことを指しているわけであります。

つまりオカルト雑誌「ムー」を暗示しており、それで何を言い表したいのかというと
恐らくは【アトランティス文明】なんでしょうということになります。

一説によればピタゴラス教団の教祖そしてイデア論のプラトンは、アトランティスの子孫
とかいう話がありまして、「ふしぎの海のナディア」の「ネオ・アトランティス」や
もしかしたら「大雪海カイナ」の「アトランド」も関係があるのではないのかと
個人的にはそのように予測いたします。{/netabare}

●アイドル(の本質)を探せ!?

当方は熱心なアイドル信者と言うわけでなく、むしろ {netabare} アンチ言うべき立ち位置であるのが
真実でありますが、本作の【アイドル】描写には漠然とではありつつも密かに注目しておりました。

結論から言いますと【アイドル】には実は秘密が仕込まれているという話でございます。

本作に登場する【アイドル】の名はお見事なまでに【ベル】であります。
またしても!?ここでも!?【ベル】であります。

「リリ【ベル】」に「ブラック【ベル】」とか、いい加減にしろ!
と言いたいくなるくらいにまたしても【ベル】を繰り返す馬鹿の一つ覚えであります。

【ベル】のごり押しに違和感持てた感性の持ち主は勝ち組であると確信いたしますが
圧倒的多数のアニメファンは【ベル】の繰り返しを目の当たりにしても、
不感症全開という大変残念な結果になるのでありましょう。

作画が凄いとかいうことだけは必死な反面、何が描かれているかという物語の本質については
まるで興味が無いようにも思えてしまうのは気のせいでしょうか?

本作の評価はどうあれ、【ベル】という名の【アイドル】が描かれているという現実は
どんな屁理屈こねても否定できない事実であります。

そして今後も【ベル】という名が様々なところでしつこいくらいに繰り返されるのは
必然であると確信いたします。

結論から言えばほとんどすべてのアニメファンには「裏設定」というものが見えておらず
自己満足的に作品を楽しむことはできても、アニメで表現されている本質には {/netabare}
どうやってもたどり着けないように思えて仕方がありません。



初っ端から「アイドル降臨」には…リアクション困ってしまいますが
狙いとしては人間関係に難がある落ちこぼれ系主人公とその仲間たちの物語を
描こうということなのでありましょう。

「俺百」的な匂いを大いに感じますが、経験値を積んでレベルを上げる、つまり
人間的に成長するということがメインとなる物語であるように見えますので
個人的には期待が持てそうに感じました。

キャラ的には真面目な貴族魔導士の残念な有様などに興味を惹かれますが、
ただパーティー組んでモンスターを狩るだけの展開ではなく、
パーティーの面々の絡み合いに注目できそうなように思います。

「俺百」自体あまり評価されているわけではありませんが、
引き籠り的な残念人間たちの人間模様が上手く描けるならば
それなりの水準にはなるように思いますので
今後の展開に期待したいところであります。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 4

しゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

タイトルなし

【物語の評価】
コミカライズ版も読みましたが、この作品をポップに明るめに受け取るか、ダーティ?に暗めに受け取るかでこの作品の評価が変わると思う。個人的にはもうちょっと暗めにしても良かったと思う。まぁ暗すぎたらそれはそれでいやなのだが・・・・・・・・
【作画の評価】
作画がめちゃくちゃ崩れている回が何回か多くあった。ありゃ良くないレベルで悪かった。
【声優の評価】
【音楽の評価】
【キャラの評価】
サバイバーズのパーティーの4人が好き。
【感想】

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2

63.8 4 聖剣で戦いなアニメランキング4位
勇者が死んだ!(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (128)
436人が棚に入れました
剣と魔法、そして人類の敵として悪魔が息づく世界。 ちょっとスケベな農夫の少年トウカは、ある日自作の落とし穴に勇者シオンを落とし、殺してしまう! その事実を隠すため勇者の死体を埋めたが、翌朝トウカの体に異変が…!!? 落とし穴からはじまる、村人と美少女たちのちょっとエッチな冒険ファンタジー開幕!

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

緊張感が死んだ!

死んだ勇者の設定が斬新な男性向けB級ファンタジーアニメ
いい意味でも悪い意味でもB級って感じで、狙って作っているんだと思うけど、アニメの質までB級にする必要はないと思う・・・

女の子の顔は可愛いけど、作者の趣味で胸が不自然に強調されているからバランスが悪く感じます
美少女に変態なことやらせることが最後まで合わなくて、やめろーって何度も心の中で叫びました

OPテーマは100点!さすがオーイシさん、アニメの雰囲気にあったいい曲ですねー、EDは変な曲だけどこのアニメに合ってると思う

そこそこ面白かったんだけど、変態シーンや下品なギャグが多くて変態性癖がかなり気持ち悪い・・・
でも笑える人なら楽しい作品なんでしょうねー

話はシリアスなんだけど、弱い主人公が悪知恵を働かせて戦うバトルシーンや、ニーソ好きな変態行動、仲間の変な行動によってシリアスシーンが何度も何度もギャグで台無しにされちゃうB級感を楽しむ作品
ギャグアニメなんだけど、決めるべきところでちゃんとシリアスに決めつつ、ちゃっかりギャグで落としてくるところは好きです
シナリオは設定が斬新なだけでけっこう王道で普通の話かな?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 18

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

太もも設定が活かせず。エロ・ギャグ・本筋のどれも中途半端。

1話 爆炎に期待してたんですけど、乗れずに断念。変わりはこれかなあと。設定が面白いのと、ギャグのテンポは全般的に軽快で見やすいし、お色気が萌えというよりギャグになっているのがいいです。「このすば1期」と「慎重勇者」の中間みたいな感覚です。くだらないのが面白い、でもストーリー性もキャラ性もあるよ、という感じです。
 変な展開で失敗すると「俺だけ入れる隠しダンジョン」ですけど、今のところ面白いです。

 ちなみにDアニメの1話のサムネの艶々の太ももは、一瞬だけだしあのクオリティーの作画はそのシーンだけです。他のサブスクは違うサムネなので見事に釣られました。


多分3話くらいから見てませんでした。

 なんというか中途半端です。エロさは「異世界迷宮でハーレムを」に負けるし、ギャグは「このすば」に負けるし、組み合わせても「不徳のギルド」に負けています。

 太ももとセリフでは連呼していましたが、そこをネクロマンスとか勇者復活と絡めるか魔力不足を太ももの何かで補うとかしないと、テーマ性?が中途半端になっていました。

 正直言えば作画…というか裸体の止め画は丁寧かもしれませんが、少年誌レベルです。ギャグかエロが何らかの意味を持つ設定に結びつけないと成立しないでしょう。

 ひょっとしたら、真面目な部分を追って行けば面白いのかなあ、と思ったりもしましたが、少なくとも3話終了時点ではその方向の面白さは出せていない気がします。

 お姫様的な少女との恋愛でなんとかなるかもしれませんが、興味が持続しませんでした。そうそう姫のデブになるギャグでがっかりした気が…アイデアはいいんですけど、もうちょっと面白くできなかったのかなあ。

 出落ち…かなあ。惜しい気がします。アニメ化のチューニングの問題で、ひょっとしたら原作はという気もしますが、少なくともそこまで確認する気にはなれず。断念します。


 

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

太ももフェチな主人公のおバカな珍道中

単なる農夫だった主人公。それが村を訪れた勇者が主人公がモンスター用に仕掛けた落とし穴に落ちて死んでしまったことにより、勇者の代わりとして旅をすることに。

ノリが海外のB級コメディー映画っぽいチープな感じながら次から次へとドタバタな展開が繰り広げられます。声優陣は主要キャラがなかなか豪華で安定感があります。

ただ、王道から外れたファンタジーものゆえにクセが強く、観る人を選びそうですが、コメディーと捉えられるなら肩肘張らずに楽しめる作品ではないかなと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6
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